小川勝也

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開催日 会議名 発言
03月03日第186回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○小川勝也君 民主党の小川勝也でございます。櫻井政調会長に引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  総理、連日お疲れさまでございます。クリミア半島の情勢も緊迫しておりますし、周辺諸国が日本海にミサイルを発射するということで、内閣総理大臣の重要な責務、そして極めて高い緊張...全文を見る
○小川勝也君 大筋合意からはかなり遠いという理解でよろしいでしょうか。
○小川勝也君 私どもの国が国会で決議をした、いわゆる農産品の関税を守るということと、いわゆるそのまま日本がTPPに参加をするということがかなり遠いんじゃないかと理解をしているところであります。  これ、あれですか、日米がいわゆるバイで並行協議を続けながら、いわゆるその他の部分で...全文を見る
○小川勝也君 TPPは後で議論しますけれども、情報が国民や我々に開示されないという特殊性があります。そんな中で、限りある報道の中の事実をこの前提として議論することになろうかと思いますけれども、関税分野で日本が納得できる状況にないということが分かるわけであります。  冒頭、我々も...全文を見る
○小川勝也君 そうしますと、ここまでのところで、日本が望む高い関税のまま日本がTPPに加入することについてアメリカの理解が得られていないということでよろしいでしょうか。
○小川勝也君 一ミリとか一センチとかいう議論があります。そんな中で、総理の靖国参拝の後、日米関係を懸念する様々な雑誌や書籍の見出しが躍っています。週刊誌を材料に予算委員会で質問するわけにはいきませんけれども、大変ビハインドがあるのではないかというふうに思っています。  この交渉...全文を見る
○小川勝也君 甘利大臣はアメリカからシンガポールと飛ばれたわけでありますけれども、アメリカもタフだと思います。外交交渉を担当して、アメリカはシビアでしょうか。
○小川勝也君 たまたまここに見出しがあって、「キレるアメリカ、ビビる日本」。こういう状況の中で国益を懸けてTPP交渉をするのは、時間というか、季節柄どうなのかなと私は思うわけであります。  安倍総理、いかがでしょうか。
○小川勝也君 国益を追求することに異論を挟むつもりはありませんが、今、パネルで掲示をさせていただいております。(資料提示)TPPを推進しますということで政権を獲得されたわけではないことを肝に銘じていただいて、このポスターを見てやむにやまれず自民党に投票した方々もたくさんいるという...全文を見る
○小川勝也君 農業分野が心配をしているということで今日は質問をさせていただきますが、実はTPP交渉というのは農業とか関税の分野だけではありません。二十一の作業分野というふうにパネルを掲げさせていただいておりますけれども、この二十一項目という内容がどういうものであるのか、そして国民...全文を見る
○小川勝也君 例えば情報公開の話でありますけれども、これは決議の中にも当然書いてある内容であります。たまたま情報に接したわけでありますけれども、マレーシアの方々から様々な情報が提供されるケースが多いと思っております。  マレーシアのカウンターパートでありますムスタパ大臣は情報公...全文を見る
○小川勝也君 アメリカ合衆国ではどういう状況でしょうか。
○小川勝也君 マレーシアでは国会に情報を提供したり、合衆国ではいわゆる多国籍企業の利益を共有するいわゆる営利企業の責任者には開示をするという情報もあります。これは虚偽の情報でしょうか。
○小川勝也君 衆議院、参議院で決議をしたわけでありますが、参議院の決議の第七番目に情報公開について国会で決議をしているわけであります。  大筋合意から終結に向けてどういう道筋があるのか、私でさえ全く分かっておりませんけれども、情報公開からいわゆる批准までどういうスケジュール感あ...全文を見る
○小川勝也君 日本ではほとんど情報開示、公開がなされておりませんので、国民の理解も全く進んでいないと思います。今後の大きな課題だと御認識をいただきたいと思います。  林大臣、このいわゆる聖域、農業分野、もう耳にたこができるほどアクセスされておられると思いますけれども、国会がなぜ...全文を見る
○小川勝也君 大臣、御理解いただいていますけれども、やはりこれは食料安全保障ということなんですよね。独立国を維持するために、やっぱり食料を自給するということが非常に大事なわけであります。ですから、この五項目というのが聖域化されているわけであります。  次に、私の選挙区北海道であ...全文を見る
○小川勝也君 御説明をいただきましたけれども、この図の中で、例えば小麦、砂糖、乳製品のうちいわゆるバター、脱粉、チーズなどという、あるいは業務用はほとんど競争力がないわけであります。米の一部であればブランド米ということで消費者に棚から選んでもらえる、こういう分野があるわけでありま...全文を見る
○小川勝也君 まあ五十点ですね。  いわゆる酪農から肉に回される母牛もいますけれども、いわゆるところの、生まれたときに牛乳を搾れない雄も生まれるわけですから、その雄も牛肉になります。黒毛和種というのはA5、A4というランクの高い牛肉で、日本でしか生産できないというわけではありま...全文を見る
○小川勝也君 御答弁をいただきました。  この決議のところには具体的に文言が入っておられませんけれども、私のところにも具体的にいろいろな心配の声が寄せられています。米国などで使われています牛の成長ホルモンについてであります。通告がちょっとしておりませんでしたけれども、森大臣から...全文を見る
○小川勝也君 この五品目が守られないということになりますと、いわゆる独自基準で私たちの国で食の安心、安全、子供たちと未来をしっかり守っていきたいという政策が行使しにくくなるという懸念があるわけであります。  ですから、食料の安全保障、そして主権、未来の国、これが大事なTPPに係...全文を見る
○小川勝也君 甘利大臣にお尋ねをいたします。  アメリカ合衆国が日本の農産物の関税等で妥協をしてこないという情報が大変強まっています。ということは、いわゆるTPPに加入するハードルが極めて高いという私は理解でありますけれども、そのとおりでよろしいでしょうか。
○小川勝也君 自民党の皆さんも同じ思いだと思いますので、この聖域を守るという前提ではない交渉の妥結あるいはTPPへの参加はないということで御確認をさせていただきたいと思います。  次の質問に入ります。  このTPPを意識して、農政の政策は大分転換するようであります。TPPをに...全文を見る
○小川勝也君 今答弁にもありましたけれども、官邸からも様々な圧力が来ております。産業競争力会議、あるいは民主党政権時代の農業者戸別所得補償政策が良かったという農家の方々に大変大きな不安が今渦巻いています。米のいわゆる岩盤部分が一万五千円から七万五千円になり、なくなっていく……(発...全文を見る
○小川勝也君 農業者の人口があれほど減少し、高齢化が進んで後継者がいないという不安、それは共通理解であります。しかし、今回、私が今申し上げたような農政の転換や、次に議論いたしますけれども、飼料米を作れという政策がまさに農業者の将来展望を打ち砕いて離農を促進をするんじゃないかと、こ...全文を見る
○小川勝也君 餌は食料安全保障の面で大事な役割を果たしていますので、しっかりと政策転換ができればいいんですけれども、大変早急で、現場の混乱が予想されます。委員会でもしっかり議論をさせていただきたいと思います。  林大臣にはちょっと通告しておりませんけれども、予期せぬ場所で豪雪の...全文を見る
○小川勝也君 どうぞよろしくお願いいたします。  資料の十一ページを御覧いただきたいんですが、先ほどの櫻井委員とほぼ同様の話であります。経常収支の中で貿易の部分がマイナスになっているということであります。今、林大臣から餌をたくさん輸入しているのでこれを国産に置き換えようという話...全文を見る
○小川勝也君 民主党政権のときに森林・林業再生プラン、これは民主党の手柄にしたいわけでありますけれども、実は木の伐期ということがちょうど巡ってきていますので、必然だと謙虚に申し上げたいと思います。しっかりと林大臣と国交太田大臣と提携をしていただいて、その後をしっかり受け継いでいた...全文を見る
○小川勝也君 今日は持ってきませんでしたけれども、今までキャタピラーの付いた車両が多かったんですが、これはヨーロッパのやつはタイヤなんですね。だから、タイヤの付いたもので速い速度で山の上まで上がっていくというのがいわゆるこの高性能林業機械の登場の基盤でありますし、効率化の要であり...全文を見る
○小川勝也君 今、現政権でも大変力を入れていただいていますCLTという、クロス・ラミネーティッド・ティンバー、こういう言い方ですけれども、ちょっとどういうことなのか、御説明をいただきたいと思います。
○小川勝也君 私は決して西洋かぶれではありませんけれども、いいところは見習った方がいいと思っているんですね。ですから、林業機械はドイツ、オーストリー、そして建築なんかは、これはオーストリー、スイス、イギリスの例も書かれております。  今日わざと持ってきたのはこの上の二件、これは...全文を見る
○小川勝也君 今日、私は山村振興のためにわざわざ嫌な数字を持ってまいりました。国立社会保障・人口問題研究所の二〇四〇年の人口推計です。総理の地元であります下関市が十九万七千人、長門市が二万二千人ということになっております。いわゆる二〇一〇年から三十年間で長門市においては五七%にな...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。  風下のハウスメーカーでも、国産材を供給されるのであれば使いたいという声がたくさんあります。しかし、今いわゆる川上の話をさせていただきました。路網を整備して高性能林業機械で効率よく材を供給していただくとして、まだまだいわゆるユーザーまで届...全文を見る
○小川勝也君 サステーナブルディベロップメントという言葉がありまして、いわゆる持続可能ということであります。木材というのは大変有り難いものでありまして、切っても植えればまた生えてくるということでありますので、六十年で成長するとすれば六十分の一を毎年切ってもいいということになります...全文を見る
○小川勝也君 これはいろいろと論争が衆議院でもあったはずであります。原子力発電施設が止まっているから、化石燃料の輸入が増えた分はゼロではありません。しかし、おおむね八十円から百円になったという為替の関係で、いわゆる輸入の数字が増えているはずであります。総理、そこまでは間違いないで...全文を見る
○小川勝也君 余り議論をしたくないわけでありますけれども、化石燃料をたくさん輸入して発電をしているわけでありますので、いわゆる為替レートが円安に振れれば、その額が多くなるのは間違いないことだと思います。  アベノミクスでいわゆるデフレからの脱却をするということに反対はいたしませ...全文を見る
○小川勝也君 この断熱の性能の中に、壁とサッシがあるわけであります。パネルでもお示しをさせていただきますけれども、ドイツが先進事例であります。前任の国土交通技監がこのいわゆるドイツにおいてのフェアに参加をして情報を持ってきてくださったようでありますので、大臣にも御報告が行っている...全文を見る
○小川勝也君 今資料の十番でお示しをしておりますとおり、家庭用のいわゆる冷房、一九八〇年からは家庭用で七倍、業務用で四・五倍、大変冷房を常態化して使うような国になりました。例えば、自動ドアで冷房、冷気が逃げるということも含めて、もっともっとエネルギーに配慮した建築とか設備にすべき...全文を見る
○小川勝也君 先ほど持続可能という言葉も使わせていただきました。化石燃料を輸入しなければならないのは我々の国の宿命だろうというふうに思います。これから円安になるのか円高になるのか分かりませんけれども、今すぐ効果は発揮できなくとも、省エネルギーというのは我々の国の重要な産業だと思い...全文を見る
○小川勝也君 資料の中に、日米の住宅資産の比較というのを載せさせていただきました。これはいい数字がありませんでしたので、早稲田大学の小松先生からお借りをしたものであります。  御案内のとおり、日本のサラリーマンは住宅を買うために大変な過酷な働き方を余儀なくされます。もっと言うと...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
03月13日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小川勝也君 午前中に引き続きまして、民主党・新緑風会小川勝也でございます。  前回の六年間の任期ではほとんど質問しませんでしたので罰が当たったのか、今日と来週の月曜日、質問の機会をいただくことになりました。また、先週でしたか、予算委員会でも林大臣と若干の議論をさせていただくこ...全文を見る
○小川勝也君 引き続き、深刻な被害と。まあ漁師さんの気持ちはよく分かるんですね、網は破られる、漁獲物は食われる、おいしいところだけ持っていかれる。さんざん横山政務官も御理解をいただいておりますので、引き続き、大変御苦労いただいておるのは承知しておりますけれども、しっかりとした対策...全文を見る
○小川勝也君 政務官はもう百も御承知だと思います。徳永議員も現地に行かれましたし、私も現地の漁協関係者を連れて環境省に行って道を開いたうちの一人であります。  これはやはり政務が動かなきゃ駄目だと思います。大臣、副大臣、政務官、しっかり環境省との間で、高レベルで現状の話、科学的...全文を見る
○小川勝也君 種の保存等に無関心なわけではありませんけれども、我々も野党の立場で万般の後押しをいたしますので、横山政務官のまさに使命ですので、しっかり仕事をしていただきたいと思います。  それと、これは、林大臣は、衆議院の議事録を読みますと、大好物はウナギだそうで、平均の日本人...全文を見る
○小川勝也君 これは、ウナギの生態というのは解明の途上であって、なかなか、万般分かっているわけじゃありませんけれども、今年回復したからもう大丈夫だということにはならないんだと思います。  一昨年から昨年にかけて大変危機的な状況にあって、少しその危機的な状況を脱したということは誠...全文を見る
○小川勝也君 養殖、あるいは完全養殖確立に向けて大変いいところまで来ているというふうに伺っています。  せっかくいいところまで来たわけでありますので、研究費を予算化するとか、様々な工夫をしながらあと一押ししていただければと思いますけれども、研究の分野はどうでしょうか。
○小川勝也君 引き続き重要な分野だと思いますので、よろしくお願いをいたします。  今日は時間をいただいて、森林・林業・木材産業の話をさせていただきたいと思います。  先日の予算委員会でも林大臣にいろいろな御答弁もいただきました。これはいわゆる、そのときも申し上げましたけれども...全文を見る
○小川勝也君 もう釈迦に説法ですけれども、この路網は大切な社会資本になります。それから、持続と循環で、この道が木を植えるときにも利用されますし、搬出のときにも利用されます。そのことによって、その場所に働く場所が未来永劫そこにできるということであります。  ですから、私たちの国は...全文を見る
○小川勝也君 何か従来と同じような答弁ですよ、これ。やっぱり今、これ爆発的に自給率を高めるチャンスなので、農林水産省の予算もいわゆる硬直化した予算配分をずっと続けてきましたけれども、ここは、林大臣、成長分野ですから、これは今やるときだと思う。  長官も全部分かっていますけれども...全文を見る
○小川勝也君 認識にやっぱり相当温度差がありまして、私らも地元で関係者を鼓舞して回るんですけれども、まだ丸太が売れて喜んでいる関係者やチップが取引されたということでほくほくだと言っている業者さんもいます。当然、小径木や間伐材をチップに利用していただくというのは大変大事なことであり...全文を見る
○小川勝也君 改めて御答弁いただきました。  CLTの議論もいろいろさせていただきましたけれども、いわゆる中高層となりますとそういう形になっていくんだと思いますけれども、やはり身近な個人住宅あるいは低層階は、もっと別な木材の利用の仕方になっていくんだと思います。無垢によっての使...全文を見る
○小川勝也君 かつて、木を切るというのは非常に悪いイメージを持ったキーワードでもありました。しかし、今私は逆に、木を切らないことが駄目だと思います。これはもう有識者の方は御案内だと思いますけれども、いわゆるCO2の吸収というのがありますけれども、木にも人間と同じように働き盛りとい...全文を見る
○小川勝也君 成長分野としての木材産業、林大臣、頑張っていただきたい、一言いただきたいと思います。郡司さんも私たちも応援しますので、一言。
03月17日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  ただいま、水産に関わる金子先生の発言を、あるいは質問を大変興味深く聞いておりました。大臣のいわゆる予算に関わる説明、そして予算額も少ないという、そういうお話でございましたけれども、実は、私も長年参議院の農林水産委員会に所...全文を見る
○小川勝也君 日本国内では使用されていないということでありますけれども、米国では使用されているということになります。そうしますと、米国産の牛肉等が輸入されるわけでありますので、あるいは米国産の牛肉あるいは乳製品ということで、日本国民が成長ホルモンを含んだ食品を食べるケースはあると...全文を見る
○小川勝也君 私は、アメリカ産の牛肉が一概に悪いと言っているわけではありません。そして、薬事法というのはしっかり国民の安心、安全を守ってくれているというふうに確信をする次第でありますけれども、いわゆる科学技術がどこまで進歩していくのか、そして資本主義がどこまでいわゆるビジネスを加...全文を見る
○小川勝也君 この遺伝子組換え食品の問題も、いわゆるTPP交渉の中ではどういう議論がなされているか分かりませんけれども、科学的知見に基づいてということで、いろんな議論が水面下でなされているのかと拝察します。特に今申し上げましたように、遺伝子組換えによらないもので食を満たすことがで...全文を見る
○小川勝也君 やはり、今御答弁の中にもありましたとおり、日本の食文化を世界の人に広めよう、理解していただこうというときに、日本の食文化をつかさどる大豆が輸入大豆だと、これはしゃれになりませんので、やっぱり自給率は高めていくべきだと思いますし、また、数年前からアマゾンの開発で大豆を...全文を見る
○小川勝也君 引き続き、可能性がある分野であれば、しっかりと対応していくべきだと思っています。  もう一つの家畜ふん尿の方はどうでしょうか。
○小川勝也君 副大臣から御答弁をいただきましたとおり、これ畜産といわゆる排せつ物は切っても切れない関係でありますし、これは様々な悩みを抱えておられる方が全国におられると思います。牛にかかわらず、豚を飼育しておられるところにつきましても大変大きな悩みであります。そして、その悩みは全...全文を見る
○小川勝也君 これはまだ実用段階の相当手前だと認識をしておりますけれども、各府省が、今、副大臣から御答弁をいただきましたようにバイオマスに関わっていただいております。すなわち、農林水産省だけが家畜排せつ物をバイオマス利用するという関係ではありませんので、私はそういう省庁の連関から...全文を見る
○小川勝也君 ちょっと副大臣に難しい質問をさせていただきたいと思いますが、鋭意御努力いただいてここまで来たのは十分承知をしています。数字でお答えをいただくというのは大変難しいと思うんですけれども、いわゆるあるべき完成形、ゴールを一〇〇としたときに、現在までのところ何%ぐらいまで進...全文を見る
○小川勝也君 ここでちょっと大臣にお伺いをいたしますけれども、というか、お答えと決意だけいただきたいと思いますが、大変な三年を経て、今、吉川副大臣から御答弁をいただいたように、少しずつ明るい兆しが見えてきています。そして、本当に木を切って出荷したかった方々もその仕事ができませんで...全文を見る
○小川勝也君 続いて、酪農、畜産や耕地農業についてもお伺いをしたいと思います。  センセーショナルに報道もされたので多くの委員の皆さんも御承知おきだと思いますけれども、汚染された稲わら、堆肥、牧草の処理が全然進みませんでした。私たちも政権をお預かりしていたときでありますので、様...全文を見る
○小川勝也君 これは福島の原子力発電所事故に遭った大変な地域だけではなく、宮城県においても、あるいは岩手県においても復旧復興が思ったように進んでいないと私は思っています。しかし、一生懸命やっていただいているのは分かっておりますので、いたずらに進んでいないじゃないかというふうに批判...全文を見る
○小川勝也君 結局、生産が再開しているところもありまして、当然、放射性物質は基準検知以下なんですけれども、思ったほど値段が他産地と同じだけ取れないという、こういう悩みがある。共通だと思います。  そんな中で、地元からの要望も多分あると思います。いろいろな取組が必要だと思います。...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。  何でもかんでもやればいいというものではありませんので、やはり実証試験をしていただくについても可能性の高いものをやっていただくのがこれ当然筋だと思います。しかし、大臣からもお話がありましたように、除染に効果があるという話もいろいろ有象無象あ...全文を見る
03月27日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○小川勝也君 私は、ただいま可決されました特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特定農産加工業経営改善臨...全文を見る
04月03日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  徳永委員の方から頭出しがありましたとおり、いわゆる捕鯨に関するハーグからのニュースに愕然といたしました。この判決内容が七十ページにもわたる膨大な内容であり、外務省が精査をし、水産庁が分析をし、今後の対策を練っていくという...全文を見る
○小川勝也君 徳永委員の方からあえて厳しくという指摘がありましたので、こういうスタートにさせていただきました。  今大臣から答弁があったとおり、冷静に分析をして、やれることをやってきて、やられたらやり返すで巻き返しを図っていく、これに尽きることだと思います。  まず、外務省に...全文を見る
○小川勝也君 大きなショックと動揺があったのは事実でありますけれども、るるやり取りがありましたとおり、我が国の捕鯨文化そして鯨食文化をしっかり守るべく、外務省と協力をしながら、しっかりと体制を立て直してまた頑張っていくという決意を林大臣、お答えをいただければと思います。
○小川勝也君 私のところにも情報がたくさん来ているわけではありませんけれども、詳しい関係者からも解説も伺いました。また、新聞などを見させていただきますと、大きな新聞社のコメントも同じ方がコメントをされているようでありまして、いわゆる専門家がかなり少ない分野なのかなというふうに拝察...全文を見る
○小川勝也君 調査なのか商業なのかというところが諸外国から大変見えにくいシステムだと思っています。私たちも、いわゆるナローな道を先輩たちが模索しながら、何とか調査と文化を守るために仕方ないというふうに考えておりました。これからはいろいろと対策を練っていくわけでありますけれども、し...全文を見る
○小川勝也君 調査といいながら、余りにもその捕獲、捕殺が多過ぎるのではないかというようないわゆる関係国からの指摘もあります。真摯に耳を傾けて、やはり調査、調査、研究、研究、こういった論拠も正しく整えるべきだと思います。  そして、まさかだとは思いますけれども、朝日新聞の編集委員...全文を見る
○小川勝也君 あの報告の中には、日本が届け出たいわゆる調査頭数に達していないという批判もあります。これは御案内のとおり、今長官から御答弁がありました妨害をするグループがいて、そのことによって我々が目標数に至らなかったというファクトがあります。そんな中で、大変、今回の判決についてそ...全文を見る
○小川勝也君 妨害をしたということじゃなくて、我々の調査を妨害したおかげで捕るべく計画を立てた頭数に至らなかったということが裁判官から批判をされたということに関して、因果関係はあるかというふうに問うているんです。もう一度御答弁をお願いします。
○小川勝也君 そちらの席からは御答弁しにくいでしょうから、私があえて申し上げます。  国際司法裁判所、これは、我々の国も法治国家でありますし、国連中心主義や国際主義を掲げる国でありますので、この判決については大変大きな信頼を置かざるを得ない立場を取っています。  しかし、その...全文を見る
○小川勝也君 事実、今回のこの調査捕鯨も大変苦しい台所事情やあるいは様々な事情を抱えてこの判決に至りました。それは幾つかのつらい状況があります。それは、思った頭数の捕獲ができないのでいわゆる金銭的に苦労が絶えないということ。そしてまた、その鯨の肉が幾らで売れるのかということを含め...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。  冒頭、しっかりと判決を分析をし、あるいは今回の判決に至るまでの間に諸外国の裁判官等がどういう判断基準を基に判断をしたのかということなど、様々研究をし、次の出発をしなければならないというふうに思っています。  まだ分析が緒に就いたばかりで...全文を見る
○小川勝也君 最後に、徳永委員からも指摘がありましたとおり、調査捕鯨に係る会社、乗組員の皆さんも大変動揺を余儀なくされていますし、いわゆる経済的にも大変な御苦労をされるというふうに思います。  それから、国の関与についても先ほど質問をさせていただきました。調査捕鯨に関わってこら...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。  ちょっと次の質問に入るんですけど、時間が多分中途半端になろうかと思います。  予算委員会のときも、林大臣にも閣僚席にお座りをいただいたときに、安倍総理に、この国立社会保障・人口問題研究所の地域別将来推計人口の統計を基に質問をさせていた...全文を見る
○小川勝也君 今国会はたくさん質問の機会をいただけそうでありますので、次々回以降、また大臣と議論させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月08日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  ふだん温厚な私が前回捕鯨の問題で厳しい質問を余儀なくされましたけれども、今日もまた隣の紙理事と同じように怒りをあらわにして林大臣に立ち向かっていかなければならないことになりました。  様々な新聞が報じています。関税下げ...全文を見る
○小川勝也君 古賀委員からも質問がありましたけれども、私からもあえて聞かせていただきます。国会決議との整合性であります。  大臣は先ほど古賀委員の質問に対して微妙な答えをされましたけれども、国会決議との整合性、衆議院の決議、参議院の決議を尊重していると言えるかどうか、ストレート...全文を見る
○小川勝也君 日本語の読み方というのは幾つかあるんですけれども、除外か再協議を求めているんですね。これは何遍もこの委員会でも議論になっていますけれども、除外でもない、再協議でもないということは明らかな国会決議違反だと私は考えます。  与党の先生方、いかがですか。これで国会決議と...全文を見る
○小川勝也君 そんなことばっかり言っていたんじゃ、いわゆる農政の現場においての政治不信がどんどん大きくなっていく、そのことを一番懸念しているわけであります。  お答えいただけるかどうか分かりませんけれども、今日の新聞で見たばかりですので、私もどこまで情報が入っているかというと少...全文を見る
○小川勝也君 あと、国内影響を徹底検証をという生産者団体からの強い要望があると思いますけれども、当然のことながら、交渉の途中からいろいろな影響を計算しているはずだと思います。今日、この委員会で公表できる影響調査の結果を御報告いただきたいと思います。
○小川勝也君 様々新聞報道がありますが、私がなぜ声を荒げるか。いろいろな立場の方がおられます。消費者には期待感、外食産業の関係者についても、いろいろなメニューを開発したり、キャンペーンやフェアの可能性が広がる、おおむね歓迎であります。松阪牛の産地では、コメントが朝日新聞に出ていま...全文を見る
○小川勝也君 例えば、農業に新規参入、たくさんの方々に入っていただきたいと思います。私もそんな意欲を持っている一人かもしれません。例えば、府県でハウスを数棟から始めたい、軟弱野菜やトマトで勝負をするぞ、こういう方々はどんどん入っていただきたいと思います。  しかし、酪農がどれだ...全文を見る
○小川勝也君 御案内のとおり、この保険ですけれども、加入者がどんどん減少しております。せっかくの法改正でありますので、もし意義のある保険だというのであれば加入率が向上しなければならないと思います。どうやって加入率を上昇させようとお考えでしょうか。
○小川勝也君 私は提案をさせていただきたいと思います。  先ほどの古賀委員も示唆に富むやり取りを答弁席としていただきました。木材の利用が大事なのか、あるいは森林環境をしっかり整備することが大事なのか、歴史的ないきさつから導入をいただきました。  かつて、我々、子供のときに、ま...全文を見る
○小川勝也君 先ほど、いわゆる林地残材の搬出が困難な場所がある、これはもう当たり前なんですよ、道がないんですから。だから、この道は急いで整備しなきゃならないから、路網、作業道の予算確保をお願いします。  それから、森林が自然災害によって被害を被るということもありますけれども、我...全文を見る
○小川勝也君 今まさに御答弁をいただきましたように、好循環の中にあって木材の価値がしっかりと共通認識となり、搬出をし、利用をする、植える、保全をする、整備をする、この循環の中で、私は確固たるものを、まさに切って五十年ほっぽっておくということではなくて、未来永劫切って植えて利用する...全文を見る
○小川勝也君 特に今、体を使うハードな仕事や寒い仕事やきつい仕事、汚い仕事に若い人たちが就きたくないという傾向があるようであります。林業分野は大変ハードな仕事でありますけれども、それを少しでも機械化によって低減をしていくという努力が必要かと思います。やはり、チェーンソーで木を切る...全文を見る
○小川勝也君 様々新しい事例が出てくると同時に、建築に利用されるということになりますと、様々な基準と法律をクリアしなければなりません。いわゆるおおとよ製材の社員寮のCLTは、国土交通大臣の大臣特認という形でスタートをいたしました。汎用のいわゆる商業施設や住宅や建築物が、新しい技術...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
○小川勝也君 私は、ただいま可決されました森林国営保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     森林国営保険法等の一部を改正する法律案に...全文を見る
04月22日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○小川勝也君 続きまして、民主党・新緑風会、北海道選出の小川勝也でございます。  順次お尋ねをしてまいりたいというふうに思っております。  冒頭、馬場委員から質疑がありました鳥インフルから導入をさせていただきたいと思いますが、民主党にも鳥インフルエンザ対策本部が設置されており...全文を見る
○小川勝也君 この経験をやはり次に生かしていくということが大事だというふうに思います。授業料という言葉がありますけれども、かつてBSE、口蹄疫、そして数次にわたる鳥インフルエンザ、本当に高い授業料を払い続けているわけでありますので、今後、この熊本県での事例も生かしながら、全国でい...全文を見る
○小川勝也君 しっかりと未来につなげていただきたいというふうにお願いをする次第でありますが、そのことに比べまして最も情けないのが、先ほど来御質疑にあります、豚の流行性の下痢の症候群であります。  当委員会の理事会で報告を受けたときには、当然のことながら私の地元には発生をしており...全文を見る
○小川勝也君 北海道で事例が出ましたのは渡島管内の森町というところであります。そして、本日の情報でありますけれども、少し離れた場所で疑わしき事例が出てきているという報告を受けています。  これはまだ検査結果が出ておらないわけでありまして、確固たる御判断をいただけないというのは承...全文を見る
○小川勝也君 どうも、先ほど来、徳永委員もいわゆる生産現場の苦悩について何週にもわたってこの委員会で披瀝をしています。まさに、日豪のEPAからTPPに、この流れの中で、いわゆる酪農分野での投資が激減をしています。これから本当に搾れるのだろうか、いつまでも続けていていいのだろうかと...全文を見る
○小川勝也君 再三提案もさせていただいております。どんどんどんどんトーナメントで隣の経営体を駆逐して離農に追い込んで規模拡大を余儀なくされてきたのが北海道の農業経営であります。酪農についても、最初は三頭、四頭、六頭のいわゆる手搾りからスタートをしてどんどん大きくなってまいります。...全文を見る
05月15日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  昨日の本会議からスタートをいたしました両法案の審議、今日からいよいよ委員会、長丁場でございます。いろいろ調べてみますと、衆議院では、地方公聴会を含めて三十時間を超える審議で、対政府質疑だけ数えましても二十四時間になんなん...全文を見る
○小川勝也君 今次事務レベル会合においてですけれども、重要な案件を話し合ってきたとされております我が国の大江次席とカトラー氏との会談は、今事務レベル会合では行われたんでしょうか。
○小川勝也君 情報が少ない中、いろいろ誤報などでも御苦労されているという話を先日の委員会でも承りました。  もし、この大江さんとカトラーさんとの話がない中、もし閣僚で、もし大きな進展あるいは大筋合意などということがあれば、東京で何か決まっていたということになるわけであります。 ...全文を見る
○小川勝也君 御答弁いただける範囲で確認をさせていただきたいんですが、あの誤報の中にも様々な数字が出ておりました。我々は体が震えるような数字でありましたけれども、逆にアメリカ合衆国では、こんな数字ではのめないぞというような国内のいろんな団体の方々の発言もあるやに聞いています。その...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。全て信頼をしているというふうにまで情報をいただいておりませんので言い切れませんけれども、私どもにとっても大変厳しい数字であると同時に、合衆国側からも遠い数字であるということだけは確認できたかと思っています。  次の質問に変えさせていただきます...全文を見る
○小川勝也君 御答弁ありがとうございました。  私どもも関心がないわけではありません。会合等に野党を呼ばないなど、改革の余地があるというふうに思ってはおりますけれども、少なくとも農家の方々が不利益を被らないような改革にしなければならないということだけ申し上げておきたいというふう...全文を見る
○小川勝也君 これは、お母さん豚がウイルスを持っていると子豚にずっと感染し続けるということなんだそうでありますので、どこかでウイルスをゼロにしたいというふうに皆さんも私たちも思っているはずでありますので、この際、やはり消毒防疫体制がしっかりなされるべきだと存じます。  そんなと...全文を見る
○小川勝也君 この際ですので、全国の養豚場で、私は、やっぱりお母さん豚を含めてウイルスをなくしていくことが大事なのではないかなというふうに思っています。当然、私は素人でありますので、獣医さんを始めとする専門家にしっかり話をしていただいて、やれるべきことをやはり重要な点からしっかり...全文を見る
○小川勝也君 大臣からいい御答弁をいただきましたので、一つだけ余計な話を追加したいと思います。  なぜこんな苦しんでいるのかというと、人口減少は少子化の連続から派生をいたしました。戦後のすぐの事象というのはまあ普通の現象ではありませんでしたけれども、いわゆるベビーブームから含め...全文を見る
○小川勝也君 言うまでもなく、様々な国際連携の中で、セーフガードという措置は多分あるんでしょうけれども、しっかりと国内においての牛肉の生産、豚肉の生産、鳥肉の生産、鶏卵の生産、そして乳製品の生産、これにはしっかりと価値を見出して、役割を果たしていただくということを確認をしたかった...全文を見る
○小川勝也君 是非しっかりと進めていただきたいと存じます。  かつて、年貢を逃れるために人々に見付からないところに開墾したなどという農地も府県には結構あるようでございます。未来志向で守るべき農地、そしてこれからは、農業においても言うまでもなく人材不足であります。ですから、人が開...全文を見る
○小川勝也君 是非お願いいたします。本法案の審議は数次にわたりますので、この話はまたさせていただきたいと存じます。  そして、農地中間管理の法案から今次法案までいろいろと議論はあるんですけれども、一番やっぱり不安なのは、中山間地と条件不利地であります。いろんなところに視察に行っ...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月22日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。貴重な参考人の四名の皆様の御意見、本当にありがとうございました。  大変限られた貴重な時間ではありますけれども、質問させていただく前に、私どもの考え方、そして私のいわゆる経歴などを若干説明をさせていただいてから質問をさせてい...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。  私は、ちょっとエキセントリックな言い方をいたしますと、規模拡大をどうやめるか、これが農政の課題だと思っています。北海道は先んじて規模拡大をして、勝部参考人が耕作している八十五ヘクタールをいわゆる家族経営でやっておられる農家も多数います。...全文を見る
○小川勝也君 私も、例えば水田を中心とした経営体でありますと、例えば二ヘクタールとか四ヘクタールが最も効率のいい経営体だとは思っていません。しかし、北海道は少し規模拡大が先に進んでいますので、話は若干違うんだというふうに認識をしています。特に、今水田の面積の話がありましたけれども...全文を見る
○小川勝也君 さらに、山居参考人にてん菜についてお伺いしたいと思います。  野村委員長はサトウキビの専門家でありますが、てん菜のことについて知悉をしている委員は多分少ないと思います。私たちは、てん菜の作付けは畑作の輪作体系の中で重要だと思っていますし、山居参考人のお住まいになっ...全文を見る
○小川勝也君 村田参考人には、直接所得補償制度の良さについてお尋ねをしたかったんですが、ちょっと時間がなくなりました。  私たちは、先ほど申し上げましたように、集落を維持する、そして適切な規模に維持して営農を続けていただくことと希望を持っていただくためには、やはり農家の方々に直...全文を見る
06月03日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○小川勝也君 民主党の小川勝也です。  五月十四日、本会議からスタートしたこの二法ですけれども、重要広範議案ということで、与党の山田筆頭にも御協力をいただいて、今日で政府質疑四回目ということであります。途中、参考人質疑も入れさせていただきましたし、出雲の方に視察に行かせていただ...全文を見る
○小川勝也君 目指している世界は同じだと思います。  新規就農者って五万六千人、平成二十四年いるというふうに書いてあります。しかし、何度か御答弁もいただきましたけれども、例えば北海道で畑作農家に新規就農するということはもう不可能です。酪農も不可能です。水田も不可能です。それは、...全文を見る
○小川勝也君 先ほど申し上げました、酪農ヘルパーを含めて、いわゆる農の雇用、いわゆるサラリーマン的という、就職先に農業及び法人を選んだ方々にしっかりとしたワークルールそして待遇が保障されるように、今大臣からお話がありましたように、厚生労働省と適時適切にすり合わせをしながら、時代に...全文を見る
○小川勝也君 私たちは、農業者戸別所得補償政策で、いわゆる農業の未来に少しでも希望を多く持っていただいて、自分でやり続ける人、次の世代が戻ってくる、あるいは新しい人、農業に従事してもらう人が増えればいいな、こう思っておりました。そして、後継者がいないところがどんどん離農するに当た...全文を見る
○小川勝也君 ひきょうにも時間の関係で私が最後言いっ放しで終わるタイミングになります。  今大臣が言われたところは、議事録をコピーして徳永さんと私は農家に持ってまいります。いかに事情を分かっていないか。北海道は餌米の好適米がありません。ですから、餌米を作ると思っていない人はまだ...全文を見る
06月13日第186回国会 参議院 本会議 第31号
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○小川勝也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案、農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の両案に反対の立場から討論を行います。  信なくば立たず、これは論語に出てくる孔子の有名な言葉であ...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○小川勝也君 引き続きまして、民主党の小川勝也でございます。  地理的表示を利用して攻めの農政を展開し、農村地域や農家の方々の所得を増やしていく、その理念については賛成であります。考え方の一部違いなども含めて後ほど質問させていただきますが、今日はいきなり珍しい話題から質問させて...全文を見る
○小川勝也君 続いて、環境省に来ていただきました。私が冒頭申し上げましたように、このネオニコチノイド系農薬が使われるようになってから生態系に変化があったのではないかという市民団体や様々なグループからの警告があるやに私は承知をしております。環境省としてはどのように把握しておられるで...全文を見る
○小川勝也君 後に触れますけれども、私たちの国の例えば農産物を輸出頑張りましょうということでございます。なぜ高価な私たちの国の農産品を求めるかといいますと、おいしくて美しいというのはあるんですけれども、一番大事なのは安心ということでありますので、生態系に影響を及ぼすような農薬の使...全文を見る
○小川勝也君 生産性を上げるということは大事ですけれども、農薬の使用については世界で最もナーバスな国を目指したいと私は思っておりますが、大臣の見解はいかがでしょうか。
○小川勝也君 しっかりとお取組をお願いをしたいと思います。  さて、本法案でありますが、いきなり提案理由のところから私は提起をしたいと思います。我が国の農林水産業、農山漁村を取り巻く環境は厳しさを増しており、これを克服し、本来の活力を取り戻すために攻めの農林水産業を展開すること...全文を見る
○小川勝也君 さて、この特定の名称の届出でありますけれども、徳永委員からも指摘がありましたけれども、いまいちぴんとこない部分があります。例えば、諸外国で商標登録を乱発をして日本の地名を、その国の中ではありますけれども、がっつり登録をしたような国があります。その国は多分WTOに加盟...全文を見る
○小川勝也君 できてみなければ分からない部分もたくさんあるんだと思いますけれども。  裏話で、この法案を作るまでの間にいわゆる担当の皆さんが大変御苦労されたという話を伺っております。大変御苦労いただいて、多分この後この法案が成立する運びになろうかと思いますけれども、一体どのくら...全文を見る
○小川勝也君 徳永委員も私も北海道で、北海道はやはり名前そのものが相当ブランドが強くなってきていると思いまして、我々も、今法案でロゴマークもいただき、ブランドが強くなって輸出促進などに期待をするものでありますけれども、例えば北海道ではどんな登録申請のイメージをお持ちなのか、重ねて...全文を見る
○小川勝也君 余り答弁になっていなかったけれどもね。  それで、輸出は、これは我々が政権だったときも一生懸命やったつもりであります。  それで、お伺いしたいんですけれども、先日も総理が当委員会にお見えいただいたときに、第一次安倍政権で米の輸出で一俵八万円で売れたと言いました。...全文を見る
○小川勝也君 総理大臣が、攻めの農業だとか輸出だとか、いわゆる大所高所からどんどん言えばいいと、これはいいんですよ。それはやっぱり、必要な施策をしっかり政府、内閣一体となってやっていかないと、総理大臣に恥かかせることになりますよ。攻めの農業だ、輸出だと言っていて、お題目だけ唱えて...全文を見る
○小川勝也君 今、商談会という言葉がありました。これ、輸出入は一義的には民間の取引になろうかと思います。しかし、取引には当然リスクが付き物でありますので、リスクが余りにも大きくてメリットが小さいと、輸出戦略も絵に描いた餅になっていくわけであります。交渉の途中までは、やはり政府対政...全文を見る
○小川勝也君 御努力をしていただいていることもよく承知をいたしております。  大変多くの話題がこの委員会を取り巻いておりましたので、多くの話題というのは、先ほど来議論になっております規制改革の話、それから何といっても一番大きいのはTPPの話であります。しかし、実は日豪EPAの話...全文を見る
○小川勝也君 冒頭申し上げましたように、多様な農業を大事にしつつ、攻めの農業も応援をしたいというふうに思っています。しっかりと農家の所得が増えるように、政府として必要な施策を打っていただきたいと存じます。そんな中で、冒頭申し上げましたように、諸外国に輸出するに当たっては、私たちの...全文を見る
○小川勝也君 私は、ただいま可決されました特定農林水産物等の名称の保護に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特定農林水産物...全文を見る
10月02日第187回国会 参議院 国家基本政策委員会 第1号
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○委員長(小川勝也君) ただいまから国家基本政策委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  去る九月二十九日の本会議におきまして国家基本政策委員長に選任されました小川勝也でございます。  本委員会は、衆議院の委員会と合同審査会を開会し、党首討論を...全文を見る
○委員長(小川勝也君) まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか...全文を見る
○委員長(小川勝也君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に松山政司君、林久美子君及び水野賢一君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(小川勝也君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家の基本政策に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小川勝也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(小川勝也君) 合同審査会に関する件についてお諮りいたします。  国家の基本政策に関する調査について、衆議院の国家基本政策委員会と合同審査会を開会することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小川勝也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十一分散会
10月16日第187回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  西川大臣、御就任おめでとうございます。西川大臣とは論戦を交わしたことがありませんので、今日は楽しみにさせていただいております。メンバーの皆さんにつきましてはまた同じ話かということになろうかと思いますけれども、御容赦いただ...全文を見る
○小川勝也君 今、農地の法案から、通常国会で審議した法律、陰口では離農促進法という言い方もされておりました。その方々が、本当にその地域で六次産業化の加工、流通、販売を担って、その地域コミュニティーが守られれば、私は、それは一つの方策だと思います。しかし、今の流れですと、そうはうま...全文を見る
○小川勝也君 金山町ですね。その隣の新庄で林業機械展をやっていましたけれども、御覧になられましたでしょうか。
○小川勝也君 私は見させていただきました。率直、つらい話ですけれども、国産の林業機械は大分水を空けられています。それは率直に日本の林業政策が、欧州と全く同じ政策を取ればいいとは私は思っていませんけれども、遅れていた部分があるんじゃないかと思いますが、大臣はどういう御感想をお持ちで...全文を見る
○小川勝也君 言い換えれば、林業機械の導入が遅れたからコストを下げるに至らず、いわゆる高コスト構造のまま林業が推移したと言えなくもないと思います。  私は、今、例えば森林を、木質バイオマスなどという言葉があります。それから木質バイオマス発電などという言葉があります。これは使わな...全文を見る
○小川勝也君 家具は後でまた別なときに議論しますから。  それで、資料を配らせていただきました。やっぱり路網密度ですよね。これがやっぱりオーストリア、ドイツ、ヨーロッパと違います。かつて林野庁は、日本の山は急峻だから機械化になじまない、こういう言い訳をしていましたけれども、私は...全文を見る
○小川勝也君 効率的な施業と搬出をするためには大変高いんですね。これは、だから、林野庁も歴代様々な補助事業とかやっていただいて、大変助かります。  それで、今言われた例えば八輪フォワーダーを運ぶためには専用の運搬車を私の知り合いは購入されました。これは性能がいいということで、ボ...全文を見る
11月06日第187回国会 参議院 外交防衛委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  まずは、連合審査の場を設定をいただいた理事始め、御尽力いただいた皆様に感謝を申し上げたいと思います。  まず、民主党の立場をさらっと御説明をさせていただきたいと存じます。  今、山田委員からもお話がございましたように...全文を見る
○小川勝也君 この日豪のEPAから拍車が掛かっていろんな国と様々な貿易ルールを拡大をする中で、日本の農業あるいは食料自給に大きな影響が与えることに対しては大きな懸念を持っておりますので、併せて表明をさせていただきたいと思います。  そしてまた、今回、日豪EPAは、大臣御案内のT...全文を見る
○小川勝也君 しっかり予算を正しく付けていただきたいと思います。  北海道の酪農あるいは畜産についてお伺いする前に、大臣にお尋ねをしなければならない点がございます。  十月二十四日、四国、愛媛県松山に行かれましたでしょうか。
○小川勝也君 何の目的で行かれましたでしょうか。
○小川勝也君 何の集会でしょうか。
○小川勝也君 これは言うまでもなく公式な肩書を持って行かれたというふうに認識をいたしますけれども、いかがでしょうか。
○小川勝也君 ここで、いわゆる松山市長選挙という大変激戦の選挙が十六日、今度の十六日が投票日だそうであります。ここに西川大臣が出席をしてこういうふうに述べたというふうに情報がございます。  候補者を必ず当選させてくださいますように、これがなかったら農林水産業の予算付きにくいから...全文を見る
○小川勝也君 後付けの解釈を聞いているわけじゃないんです。必ず当選をさせてください、そうすれば予算が付く、そうじゃなければ予算は付きにくいと、こう申し上げたんでしょう。認めてくださいよ。
○小川勝也君 今のは全然フォローになっていないよ。  それで、結局、投票日直前の候補者の集会に行って、この候補者は熱心で、この候補者が勝てば予算付きやすいですよ、ほかの候補者になれば付きにくいですよと、こういうふうに公的な立場で言ったのが西川大臣です。これは認めなさいよ。
○小川勝也君 じゃ、これ、十六日の結果は分かりませんけれども、大臣が応援に行かれた候補がもし市長にならなかったら、松山、どうするんですか。
○小川勝也君 じゃ、誰でも同じじゃないですか。そんないいかげんなことばかり言ってちゃもたないですよ。  これ、大臣、農林水産省というところは大変短く大臣を失った過去を持っています。平成十九年から二十年にかけて、大変短い在任期間でお辞めになられた大臣が四名おられます。そのときも私...全文を見る
○小川勝也君 これは新聞ですから、私がその場にいたわけではありません。仲井眞知事候補を支援する水産業関係者らの大会と、こういうことになっております。自由に使って、これは相当なキーワードだと私は思います。  仲井眞知事候補が敗れてほかの知事になったとき、基金はどうするんですか。
○小川勝也君 午前から、政治資金の問題、それから政策担当秘書、御子息の勤務実態の問題、あるいは政治資金からの支出に家族、親族企業への支出が多いという問題などなど、大変な議論が農林水産委員会からこの連合審査で時間が費やされているわけであります。我々も好きこのんでこういう質問をさせて...全文を見る
○小川勝也君 今、前後いたしますけれども、いただいた資料がいわゆる平成十七年からの資料であります。いわゆる乳用牛を肥育する、飼育している酪農家と呼ばれる数字は二万七千戸から十年で一万八千戸に、そして頭数は百六十五万頭から百三十九万頭に減っているわけであります。そして、乳量は、私が...全文を見る
○小川勝也君 これは牛だけではありません。豚あるいは鶏、順次提案をさせていただきたいと思います。  牛については幾つかの問題点があります。先ほど申し上げましたように、生産性を重視する余りに、牛の体格が良くなってきています。既存の牛舎に牛が入るときに、まさに手狭になってきているわ...全文を見る
○小川勝也君 北海道は、その特性から、加工原料乳に回す、飲用とはまた別に取引をされるという形態を余儀なくされているわけであります。ですから、もし仮に、この日豪EPAを契機に、いわゆるホルスタイン肉種、ホル雄の肉や廃用牛の価格が下がったときには、加工原料乳補給金単価等の調整で酪農家...全文を見る
○小川勝也君 時間になりましたので、まとめます。  大規模化もいいんですけれども、今いる酪農家が離農しないようにしっかり対策をお願いすると同時に、私は大臣に厳しい質問をいたしましたけれども、牛に罪はありませんので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。