小川勝也

おがわかつや



当選回数回

小川勝也の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第190回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也です。  昨日の郡司会長の質問に引き続き、会派を代表し、安倍総理並びに関係大臣に質問いたします。  質問に入る前に、甘利大臣に伺います。  本日、会見をなさるそうですが、金銭の受取を否定できないまま潔白を主張する、その神経に国民の多く...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○小川勝也君 午後一番の質問をさせていただきます民主党・新緑風会の小川勝也です。  大臣所信に対する質疑ということでございますけれども、我々の抱えている課題は山積をしておりまして、特にTPPに関する課題、そして、TPPに備えたであろう農地の集積に関する中間管理の法律の後どうなっ...全文を見る
○小川勝也君 持続ということでの御評価もいただいたわけであります。  それから、攻めの農業でいいますと、いわゆる輸出が成功した農産物について記述が総理の答弁書にもよく出てまいります。輸出を否定するわけではありませんけれども、これはまさに点であります。私は、農業にとって大事なのは...全文を見る
○小川勝也君 今のは農産物の輸入でございます。  次に、農薬については、農林水産省から厚生労働省へとリレーというような手続がなされるように伺いました。農林水産省、厚生労働省の順で答弁をお願いしたいと思います。
○小川勝也君 ということで、特定の農薬を指すということではなく、一般論としてお伺いをいたしました。  冒頭申し上げましたとおり、蜜蜂との関係において、EUなどでは様々規制をしているような薬品が増えている、あるいは、お隣の国、韓国などでも規制を強化しているというふうにも伺っており...全文を見る
○小川勝也君 うまく通告がなされなかったかもしれませんけれども、今局長から御答弁いただいたとおりであります。  アメリカ合衆国では禁止されました。禁止される前にアメリカ合衆国でその農薬がもし使われたとすれば、アメリカによって生産された農産物が、我が国に輸出したいという希望を持っ...全文を見る
○小川勝也君 わざわざ御足労いただいてまどろっこしい言い方をさせていただいて、御答弁をいただいております。  すなわち、アメリカで使用したいと思ったスルホキサフロルについて、日本に輸出を前提に許可をお願いをしていたけれども、アメリカ合衆国自体で使用禁止になったので、そのこと自体...全文を見る
○小川勝也君 今言われた話は、前の委員会でのやり取りでも私は聞きました。カメムシの防除に一番多く使われているので、カメムシの防除をするときには養蜂家に近くに寄らないでくれというふうに宣伝をすると。やらないよりはいいかと思いますけれども、非常に消極的であります。一つは、使用中止に向...全文を見る
○小川勝也君 ここの私が持っている数字で言いますと、耕種農業生産額五兆七千億円の約八・三%、四千七百億円が送粉貢献、蜂などの昆虫によってもたらされている価値だというふうに言われています。これはこれで蜂を大事にしていただきたいということが一点。  今少し答弁半分していただきました...全文を見る
○小川勝也君 今のは、先ほども評価いたしましたけれども、蜂には二種類います。それは、野生の蜂といわゆる飼われている蜂であります。今農林水産省が答弁したのは飼われている蜂であります。そして、環境省にも来ていただいて先ほど御答弁いただきました。  額にするのは私は好きではないという...全文を見る
○小川勝也君 まだ捨てたものじゃないんですよ、この国は。いい法律があるんです。  今御答弁をいただいたように、農林水産大臣の権限で、当該農薬を使用するときは、使用に際し、危険防止方法を講じた場合においてもなお人畜に危険を及ぼすおそれがあるときに、保留をしたり品質の改良を指示する...全文を見る
○小川勝也君 蜜蜂の担当は生産局の畜産部でしょう。だから、人畜の畜の中に蜜蜂が含まれますかと聞いているんです。
○小川勝也君 だから、先ほど申し上げましたように、アメリカ合衆国でもう禁止したものを日本で使ってどうだと言っています。残念ながら、私たちの国は、アメリカ合衆国以上に蜜蜂に対する影響を審査、研究、あるいは成果として出す能力がありません。アメリカで使っているから日本も使えというなら百...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。  大臣の所管は大変広くて、いろんなことを勉強していただかなきゃいけないので大変だと思いますけれども、責任も権限も重大であるということをしっかり御認識をいただきたいと思います。  また、次に、余り御関心があるのか知見があるのか分かりませんけ...全文を見る
○小川勝也君 これを機に意識を高めていただければと思います。  OIEの福祉基準では、しっかりと水を飲む自由を与えて屠畜に向かわせろという基準を作っています。残念ながら、今の日本の現状では、牛の屠畜現場で水を飲めない牛の割合が約五〇%、豚においては八六%が水を飲めないというふう...全文を見る
○小川勝也君 今大臣から前向きな答弁をいただきました。  生産局長、OIEの指針はしっかり和訳されていますでしょうか。それから、牛について、豚について、鶏についてしっかりと指導がなされていますでしょうか。御答弁お願いします。
○小川勝也君 僣越ですけど、一気にヨーロッパと同じになれるわけがありません。ですから、ヨーロッパではこうしている、日本なりにそれをいわゆる加工して日本なりの基準を作っていかなければならない。それから、全部の経営者がそれをやれるかどうかは別問題なので、いろいろな考え方があろうかと思...全文を見る
○小川勝也君 大臣から前向きな御答弁もいただきました。  いわゆる酪農における牛を大事にしてほしいというのは私も何度もここでお願いをしている話であります。また、今日はアニマルウエルフェアについて大臣にも御認識を聞かせていただきました。日本というすばらしい農業国でありますので、誰...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  今日は予算案に対する委嘱審査ということでありますけれども、たまたま三月十日、前回の委員会で農薬について質問をさせていただきましたところ、関係する実験結果が環境省関係の研究所から出ました。そのことについてまず確認をさせてい...全文を見る
○小川勝也君 トンボについては後でもう一問質問をさせていただきますけれども、今回の実験結果と、いわゆる蜜蜂についての知見は何か発表できることがございますでしょうか。
○小川勝也君 今回の実験の主眼はトンボ類でありました。私などが子供の頃は、トンボだらけの夏の終わりから秋だったと思います。これは多分、森山大臣も同じ記憶だったと思いますけれども、大変トンボが減っているというのは、北海道内のいろんな農家さんに聞いても同じことを聞くわけでありまして、...全文を見る
○小川勝也君 今御答弁いただきましたように、まだ速報の段階ですので、私のところに手元にグラフはありますけれども、まだ今日は参考資料として添付させていただきませんでした。  環境省の方からの正式な発表がありましたら、今回の実験結果などを数値に表した顕著なグラフもありますので、議論...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。  トンボがピンチということもあるんですけれども、実はこの後議論させていただきます二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック、これもいろんなピンチがあるようであります。一つはエンブレムの問題がありました。そして、次に話題となりましたのは聖火...全文を見る
○小川勝也君 後でまた聞きますけれども、次のリオ五輪に向けてはどういう努力をされているというふうに伺っておりますでしょうか。
○小川勝也君 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、いわゆる食事、食べ物については、現在までのところ、どういう方針が政府等の中で決定されておられますでしょうか。
○小川勝也君 これから決めることがまだまだあるんだろうというふうに思っています。  ここで私の意見ですけれども、役所の方だけで物事が決められるということは余りいいことではありませんので、国際的な基準に詳しい方、諸外国の事情に詳しい方々、あるいは日本国内において消費者団体等、食品...全文を見る
○小川勝也君 このことについて、やはり農産物を生産する者については監督官庁が農林水産省でありますので、森山大臣にも大変高い関心を持っていただいて、遅れているところは追い越していただきたいし、特に私は自慢したいのは、日本の農産物は、野菜も果物も安心、安全でおいしいと、これをやっぱり...全文を見る
○小川勝也君 その分野はしっかり対応していただきたいと思います。  それ以外でも、実は大変だろうなというふうに思っています。二〇一二年のロンドンでさえ、様々な形で食べ物の指針、フードビジョンを策定されたということを先ほど伺いました。一、食の安全と衛生。食品の衛生管理基準とトレー...全文を見る
○小川勝也君 また議論の機会もあろうかと思いますのでこの程度にとどめますけれども、例えば、牛乳なんかは北海道が産地でありますので、おいしい牛乳を飲んでいただきたいと思います。しかし、世界の中では日本のように高温で殺菌している牛乳を好まない方々がたくさんおられるというふうに伺ってい...全文を見る
○小川勝也君 今答弁いただきましたように、抜本解決には大変大きな力が必要です。これは農林水産大臣というよりも、内閣、国全体で取り組まなければいけませんので、森山大臣には課題の認識だけお願いをさせていただきたいと思います。また、現場が混乱を来さないように、少しでも合理的な施業や運営...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○小川勝也君 おはようございます。民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  今日は水産等の質疑ということで、大変楽しみにしてまいりました。ここ二十年くらい、参議院農林水産委員会においての議事録の中で水産に関する記述が少なくなったということで、私も度々理事を務めさせていただいて...全文を見る
○小川勝也君 ただいま御報告をいただきました。取りあえず全部撃って殺してしまえというわけにはまいりません。まさに共存ではありますけれども、個体数管理とか科学的知見とか、いろいろ御相談をいただきながら今お取組をいただいておるという報告をいただきましたけれども、新しい手法を見出したり...全文を見る
○小川勝也君 これまでも御努力をいただいてまいりました。  漁師さんにお伺いをいたしますと、例えば水産庁の方々や北海道庁の方々にはいろんな物言いがしやすいんですけれども、いわゆるこのゼニガタアザラシが特定希少野生鳥獣なんだというふうに環境省の役人に言われると漁師さんの舌も滑らか...全文を見る
○小川勝也君 いずれにいたしましても、両省にお願いをいたします。地元の声をしっかり聞いていただきたいというふうに思います。  様々な問題があるわけですけれども、水産業というのはまさに世界と伍して業をやっているということも含めて、いろんなところで外国の方々との接触があるわけであり...全文を見る
○小川勝也君 引き続き御努力をお願いを申し上げます。  その中で一番激震が走りましたのはサケ・マスの流し網漁、これは科学的な知見に基づいてロシア政府が決めたということになっております。とりわけ根室から釧路にかけての漁業関係者は大変な苦悩を抱えたわけであります。その苦悩を抱えた中...全文を見る
○小川勝也君 その幾つかの代替策の中で、サンマ漁に参入をするという話がございます。これもサンマも、大変聞けば聞くほど苦悩が深まってくるわけであります。いろいろな利害関係の方々がサンマに関係しておられるので、新しい参入の方を必ずしも優しく受け入れられるという環境ではないというふうに...全文を見る
○小川勝也君 サンマもいろいろあって、冷凍サンマの質の悪いもので時期がずれますと、最低になりますと、三匹百円まで値段が下がります。旬の、はしりのサンマで形のいいものは、おいしい料理屋さんで食べますと、一匹千二百円から千五百円まで取れます。これは、大黒さんまなどという本当にブランド...全文を見る
○小川勝也君 大臣から御答弁をいただきました。  それぞれ地域をどうしていくのかというのは、その集落の住んでおられる方々が一義的に役割を果たしていかなければなりません。そして、基礎的な自治体、間に都道府県があって、水産庁、農林水産省があるわけであります。地元を主体として、地元の...全文を見る
○小川勝也君 引き続きよろしくお願いしたいと思います。  説明を受けたときに、漁港は水産庁、農林水産省の所管ですけれども、港湾一般は国土交通省の所管のものがあります。しかし、魚や海藻にとってはこれは何省の港だというのは関係ないわけであります。ですから、一層連携を密にして、海岸政...全文を見る
○小川勝也君 引き続き御努力よろしくお願いしたいと思います。  私たちの国は、先進国なんという言葉もありました。私はこの委員会でも、先進国の日本にあっても遅れている分野が多々ありましたということも指摘もさせていただきました。実は水産物の衛生管理、この分野も大変遅れが指摘されてい...全文を見る
○小川勝也君 それと併せて、養殖漁業のいわゆる環境問題についてお伺いをしたいと思います。  これは、念のために申し上げますけれども、北海道の事案ではありませんけれども、いわゆる一定の生けすの中で魚を飼養するということで、魚の量が多く、あるいは餌を多投することによっていわゆる生産...全文を見る
○小川勝也君 ここは質問通告をしているわけじゃありませんけれども、査察をしたり改善命令を出したりする権限はどこにあるんでしょうか。
○小川勝也君 都道府県と連携をして、食の安心、安全がより図られるように推進をいただければと思います。  数年前に、シラスウナギが不漁でウナギ屋さんが多数廃業が出るなど大変なニュースになりました。森山大臣の地元もウナギの生産で大変有名な地域であります。これ、ウナギを食べないとやは...全文を見る
○小川勝也君 その報道のときに組織的な密漁についても取り沙汰されておりました。これは正式に確認されたんでしょうか。
○小川勝也君 引き続き、警察等と連携をして、密漁等が行われないように取締りをお願いをしたいというふうに思っています。  次に、東日本大震災から五年が経過をいたしました。福島第一原子力発電所の災害によりまして、水産業もたくさんの被害を受けております。また、現在も大変つらい思いをさ...全文を見る
○小川勝也君 これは御答弁いただけないかもしれませんけれども、一部解除になる魚種があったり地域があったりするんですけれども、川魚がなかなか解除されないというのはどういうことなのかなというふうに思うわけです。様々な科学的な知見を私が有しているわけではありませんけれども、川から流れて...全文を見る
○小川勝也君 いずれにしても、定期的に調査をして数値を見て、数値がある一定程度に下がれば出荷制限が解除されたりということが行われているんだろうというふうに思いますけれども、これはいわゆる県をまたいで、あるいは流域をまたいで細やかに調査をされているということでよろしいんでしょうか。
○小川勝也君 お取組に感謝を申し上げます。  何でもいいから出荷しろというわけにはこれはまいりませんので、きちっと科学的に調査をしていただいて、基準を満たしたものから出荷解除をしていただく、この取組が重要なんだろうというふうに思っております。  今日は北海道にこだわって質問を...全文を見る
○小川勝也君 今、日本の家庭でも、昆布をしいて、あるいはカツオを混ぜていわゆる一番だしを取るという、この手間暇掛ける御家庭は大分減っているんだというふうに思います。幸いにして今、顆粒の昆布だしというのは非常に優秀でございまして、これはおいしい。これは二〇二〇年、たくさんの方々が日...全文を見る
○小川勝也君 今日はいろんな課題について幅広く質問をさせていただく機会に恵まれました。この分野は基本的に応援団です。一緒にやはり前進をさせていただきたいという分野ばかりでありますので、しっかり応援をさせていただきますので、しっかり取り組んでください。  ありがとうございました。
04月05日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○小川勝也君 引き続き質問をさせていただきます、民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  漁船損害等補償制度と漁業災害補償制度の二つの補償制度の改善を図るのが本法律案の趣旨だというふうに伺っております。提案理由の説明の中にもありました。  また、先月、三月十一日、私たちも、...全文を見る
○小川勝也君 後ほどその漁船保険の統合の問題点などについてもお伺いをさせていただきますが、被災地におけるいわゆる漁業あるいは関係業種の重要性については共通認識だろうというふうに思っています。そんな中で、誰のせいにもできないわけでありますけれども、なかなか復旧が進まない、復興が進ま...全文を見る
○小川勝也君 今、漁港の復旧率を伺いました。また、漁獲につきましては前回の質疑でもさせていただきました。特に福島県では、漁獲と放射性物質との関係から、なかなかこの数値が上がらないということも把握をさせていただいているところであります。  特に、三陸海岸は暖流と寒流のいわゆる合流...全文を見る
○小川勝也君 一番の課題は、やはり人材の確保だろうというふうに思います。特に、復旧復興に関しては、いわゆる水産、水産加工以外の他業種でもたくさんの人材を欲しているということから、想像に難くないわけであります。また、人材確保は、私の地元であります北海道も含めて、他産業も全産業も、あ...全文を見る
○小川勝也君 まとまった答弁をいただいたと思います。最終的に御答弁をいただいたのは、やっぱり地域によって違うんだろうというふうに思います。  また、これは農林水産省の所管ではありませんけれども、今回、東日本大震災で得た教訓の中にはかなりつらいものがあります。すなわち、防災無線で...全文を見る
○小川勝也君 全ての法案審議について私はずっと戒めのように思っていたことがあります。それは、法律を審議するのに精いっぱいで、成立してしまった後になかなか後追いで検証ができないという反省であります。  今回、統合された後、様々なユーザーの方々から不満とかあるいはこうなってしまった...全文を見る
○小川勝也君 この法律案の改正の資料を見ていますと、大変物騒な言葉が出てまいります。拿捕、抑留はもとより、戦争という言葉も出てまいります。元々、船の保険というのは全ての保険の始まりだということも聞いたことがございますし、また、積荷を取られるなどということから様々な民間保険が出たと...全文を見る
○小川勝也君 百トン未満が国庫負担の対象ですので、八千トンはまさにそのらち外であります。  調査捕鯨は船団でやりますので、まさに母船以外は民間の保険にも加入しますけれども、この制度に二割程度入っているという報告もいただいているわけであります。そのことも踏まえて、八千トンはまさに...全文を見る
○小川勝也君 もうこれ大事なところなので、大臣からも一言いただきたいところですね。
○小川勝也君 一般の漁船に比べまして海賊等からのいわゆる攻撃を受けやすいということでありますので、しっかり対処をお願いをしたいと思います。  漁災法の方の質問をさせていただきますけれども、今回全員加入の廃止ということで、大変メリットが浜に大きいというふうに把握をしております。そ...全文を見る
○小川勝也君 御答弁、ありがとうございました。  日数とか金額とか、全国一律ではない、しゃくし定規にならないようにしっかりといい政令を作っていただければというふうに思いますし、今御答弁の中にありましたように、やっぱり都道府県や浜の意見をしっかり聞いていただいて、なるべく加入者が...全文を見る
○小川勝也君 同様に、漁獲共済についても政令等で同様に措置すると考えてよろしいでしょうか。
○小川勝也君 先ほども申し上げましたけれども、日数掛ける金額というようなしゃくし定規にとらわれることなく、全国一律ではなく、それぞれの地域や浜の実情に配慮した弾力的な運営をお願いをしたいと思います。  実は今、イクラ、すじこが大変高いというふうに言われています。これは、伊東副大...全文を見る
○小川勝也君 共済の加入率を高める、あるいはその他の施策も含めていろいろと御検討をいただければというふうに思っているところであります。  様々御検討いただいている中で、水産庁の仕事としては積立ぷらすの評価がやっぱり一番高いです。浜の皆さんは、文句を言うことは多くて、政府の施策に...全文を見る
○小川勝也君 引き続きよろしくお願いいたします。  先日の委員会で、二〇二〇年オリンピック・パラリンピックに向けて食の安心、安全の表示等について質問をさせていただきました。実は遅れているというふうに決め付けて質問をさせていただいたところでありますが、遅れているという言葉だけで言...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。  この法律の改正は、時宜を得た正しい方向性だろうというふうに認識をさせていただきます。前回の質問からも申し上げておりますけれども、急激な人口減少社会にあって、いわゆる漁業につきましては、特に水産加工も含めてでありますけれども、人材不足が非...全文を見る
○小川勝也君 私は、ただいま可決されました漁業経営に関する補償制度の改善のための漁船損害等補償法及び漁業災害補償法の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、日本共産党及びおおさか維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読...全文を見る
04月18日第190回国会 参議院 決算委員会 第6号
議事録を見る
○小川勝也君 民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  まず、黙祷させていただきましたけれども、冒頭、熊本県を中心とする大変大規模で広範でそして深刻な震災被害に遭われた皆様方に、お亡くなりになられました方には哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方と避難されておられる方々に...全文を見る
○小川勝也君 当然のことながら、累次の災害において出動する自衛隊員あるいは部隊には蓄積されたノウハウがあろうかと思いますので、被災された方に少しでも寄り添えるような細やかな配慮を指示をいただければというふうに思います。  質問に入らせていただきますが、今日、私、実はこの順番の質...全文を見る
○小川勝也君 説明も受けました。特にこういう言い方をいたします、大臣官房等のいわゆる省庁が組織立って再就職をあっせんすることが天下りであると。そうしますと、退職された高級官僚の方々が自身で就職活動をするのか、あるいは会社側からお願いをされるのかして社外取締役に就任をするということ...全文を見る
○小川勝也君 私の今の問題提起に関して、内閣府の再就職監視委員会ではどういう仕事をしていますか。
○小川勝也君 それでは、法務省が、法務省「あかれんが」という広報誌にしっかり社外取締役制度ができましたと広報をしています。当然、企業の不祥事だとかコンプライアンスだとか、社外取締役の方の監視で企業が有為に経済活動をしていただければそれにこしたことはないわけでありますが、今お答えを...全文を見る
○小川勝也君 国民の皆さんから見ると、世の中で最も頭のいい方々がやっているんですよね。それで、大臣官房等であっせんをするのが駄目だということになれば、そういうことをするはずがないんですよ。そうじゃないやり方を編み出して巧妙にこういうことをやっていく、このことは、今申し上げた組織の...全文を見る
○小川勝也君 次に、外務大臣にもお伺いをいたします。  週刊誌にはこう書いてありました。かつて外務省は、当然特命全権大使になるいわゆる幹部職員が多いので、天下りをがつがつとあさらなくてよかったと、こういう話がありました。しかし、今は御多分に漏れず、元何々大使という方々は、これ、...全文を見る
○小川勝也君 これ、週刊誌ですからこう書いてあるんですね、月一度一時間程度の取締役会、年十二回で一千数百万円の報酬を受け取ると時給百万円だと、こう書いてあるんです。これはどういうふうに会社の取締役として活躍をしておられるか、私はつぶさに分かりません。しかし、特命全権大使を務めた方...全文を見る
○小川勝也君 今、弁護士になった方、どういう収入なのかというふうに法務省に問合せをいたしましたら、二〇一二年の資料で、法曹になって六年後、ほぼ平均が一千万円になるという資料が私のところに届けられました。  しかし、日本弁護士会が独自に調査をした弁護士センサスによりますと、二〇一...全文を見る
○小川勝也君 大臣から答弁いただきましたが、更にもう一言だけいただきたいと思います。  弁護士さんの収入は、先ほど平均を申し上げました。例えば、国際的な仕事をする、特許の仕事をする、大変収入の多い仕事をされる弁護士さんもおられます。しかし、私が特に札幌でお付き合いをしているよう...全文を見る
○小川勝也君 一度失敗をしたというふうに私は受け止めていいのではないかと思っています。司法制度改革のある一部分は失敗いたしました。ですので、高い志の志願者が法曹になりやすく、あるいは目指しやすい社会に変えていくべく、引き続き努力もお願いをしたいと思います。  自衛隊が熊本を中心...全文を見る
○小川勝也君 引き続き、国民の血税で購入をするわけでありますので、コストが最小になるように努力をお続けいただければと思います。  そして、巨額の予算です。一番怖いのは不祥事です。これは大臣が一番御存じだと思いますけれども、一度不祥事が起きると信頼回復までの年数が計り知れません。...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月09日第190回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○小川勝也君 おはようございます。民進党・新緑風会の小川勝也でございます。三十五分間ではありますが、両大臣にお付き合いを願いたいと存じます。  まずは、質問通告はないんですけれども、麻生大臣、連休中も御出張お疲れさまでございました。今、原油安を中心に世界同時不況というふうに言わ...全文を見る
○小川勝也君 連休中、大臣もいろいろ御関心があったかと思います。それは為替レートだったというふうに思います。日本は大型連休ということでありますが、世界のマーケットは動いておりますので、日本のいわゆる旗日でも、いわゆる海外のマーケットのいろんな値動きが入ってきます。  特に、日本...全文を見る
○小川勝也君 これ、答弁も苦しいと思いますけど、質問する方も結構苦しいんですよね、微妙な中身が含まれていますので。  それで、日本が不当な政策を取っていないということも事実だろうというふうに思いますが、アメリカが、大統領選挙もありますのでドル安に誘導したいという思惑があるのも事...全文を見る
○小川勝也君 当然、この監視リストに入ったことをいわゆる学者やアナリストもそれぞれ幅を持って受け止めておられますので、今大臣の整理がどの程度役に立ったのか分かりませんけれども、それぞれ、アメリカが監視リストに入れたということは、ドル安に誘導したいということなので、日本もあからさま...全文を見る
○小川勝也君 新聞の受け売りですけれども、円高が加速すれば上場企業の利益が消えてなくなる、こう書いてありますので、これは私よりも皆様の方がよく分かっていることだと思います。  それで、更に答弁しにくい問題だと思いますけれども、もし円高が進めば何らかの経済政策、財政出動が必要であ...全文を見る
○小川勝也君 併せてお伺いをしたいと思いますけれども、今回の為替の変動あるいは株安がいわゆるマイナス金利政策に対する厳しい評価と受け止める向きもありますけれども、財務省、日銀、どちらかからお答えをいただければと思います。
○小川勝也君 ありがとうございました。  次の質問に移ります。  お手元に北海道の地図を配らせていただいております。夢のある地図でありますので、妄想を膨らませていただいて、飛行機で行くもよし、新幹線も函館まで開通いたしました、函館を起点としても千歳空港を起点としても、お好きな...全文を見る
○小川勝也君 廃線というのは、今、地図を見ていただければ有り難いんですが、JRの新しい地図でいいますと、深川から左上に延びております留萌から増毛が廃線になることが決まりました。もう一枚の国鉄時代の線路を見ていただければ分かるとおり、大幅に支線が廃止されました。鉄路に対する思い入れ...全文を見る
○小川勝也君 少し言及がありましたけれども、そして、なぜこの特急を諦めることになったんでしょうか。
○小川勝也君 ぎりぎりの経営の努力をしながら、少ない人員でこの広い国土の長い線路を管理しつつ頑張ってきたのがJR北海道です。  JR北海道の路線の中で黒字の路線は何線でしょうか。
○小川勝也君 株式会社です。利益を上げるために存続するのが株式会社。全ての路線が赤字ということでいうと、どうやってビジネスモデルが成り立つんだと。  結局、JR九州もそうです。JR北海道もそうです。鉄道本業以外で何とかしのいでいるんですよ。九州さんは、不動産開発とかそういうので...全文を見る
○小川勝也君 基本的に、いわゆる鉄道周辺にも解説をされる評論家の方がおられます。実質スクラップになると、こう言っているんです。北海道や国土交通省は更なる使用方法を考えると、こういう状況です。  JR北海道がなぜこんなに厳しい経営になってきたのかということの一つに、基金問題が挙げ...全文を見る
○小川勝也君 その後、御案内のとおり、低金利時代になりました。何回か御支援をいただけたと思いますけれども、どういう支援を国はJR北海道にしてくれましたか。
○小川勝也君 どう見ても足りないんですよね。これが普通の民間会社であればいいけれども、我々の国のやはり国土の一部の大事な社会資本であります。  そして、石井大臣は今、国土交通大臣でありますけれども、国土交通省というのは何省と何省が一緒になってできたんですか。
○小川勝也君 大臣は建設省の御出身です。よく存じ上げております。  国土庁と北海道開発庁は国土交通省になったんです。ですから、その思いは、国土は、離島も北海道も本州も全部我々のかけがえのない国土だと思いますし、北海道開発庁は特に、後から開発した地域でまさに様々なビハインドを負っ...全文を見る
○小川勝也君 もう一つ、鉄道局長にお答えをいただきたいんですが、これは通告をしていません。  先ほど御答弁をいただいた、性能は非常に高く評価されている試作車であります。本州各社と違うところは、電化されている部分が少ないので、ディーゼル車両という意味でいうと、北海道はディーゼルに...全文を見る
○小川勝也君 先ほど、この二枚の線路を見比べていただきました。たくさんの廃線があって、その廃線のところの人口は著しく減少しています。本線の走っているところも人口減少しています。平成になって、北海道では公立高校が六十校廃校になりました。  今、大変つらいことに、JRの利便性が低く...全文を見る
○小川勝也君 それで、皮肉なことに、高校がどんどん廃止されて、公共交通の利便性が低下をするということになると、いわゆる高校通学者の足の確保が困難になっています。私らの時代ではちょっと考えにくかったんですけれども、今、途中までを含め、送り迎えをしてもらっている高校生が北海道は非常に...全文を見る
○小川勝也君 予定した質問ができずに時間を迎えたんですけど、最後に一点だけ。  猛禽類の鉛中毒、私は環境委員会に所属していたときに、北海道の鹿撃ちに鉛を使い、その鹿の死骸を食べる猛禽類が鉛中毒で死ぬということから、鉛弾の規制に参画をいたしました。しかし近年、また猛禽類に非常に被...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月10日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○小川勝也君 民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  私の方からも、この度の熊本県を中心とする大規模地震でお亡くなりになられた皆様に哀悼の意を表すと同時に、被災されました皆様にお見舞いを申し上げたいというふうに思っています。  そして今、馬場委員の方から切実なる訴えがあり...全文を見る
○小川勝也君 再三の発言になりますけれども、先ほど馬場委員の方から産地廃棄という言葉がありました。北海道の酪農家でも何度となく産地廃棄を経験しています。それから、平成三、四年の後の、いわゆるバター、脱粉が大幅に在庫が積み上がった後、この後バター不足が起きていますし、また、大幅に減...全文を見る
○小川勝也君 テレビを見ていましたら、ケーキ屋さんにインタビューが入って、バター不足で困ります、これから書き入れ時なのにと。テレビ局側は、政府のやり方がまずい、そして農業協同組合の人たちが悪いというふうに消費者にメッセージを植え付ける。こういう番組を見た私は本当にがっかりするわけ...全文を見る
○小川勝也君 よろしくお願いいたします。  もし自由に生乳を集められることになると、近くて効率のいいところだけ集めれば、いわゆる経費が安く済むんですね。遠いところの人は、これはもう廃業を迫られるということになります。これは、今の制度が全て万全だとは申し上げませんけれども、知恵の...全文を見る
○小川勝也君 それに加えて、いわゆる銘柄の例えば淡路島だとか但馬だとかいうのはもう八十万超えだというふうに伺っています。なかなか買えない価格にこれ到達をしています。  そんな中で、肉牛も欲しい、それからF1も売れる、ホルスタインのいわゆるお母さん牛も早くつくりたいということにな...全文を見る
○小川勝也君 今、効率優先と言っています。私は効率優先の全てを否定するわけではありませんけれども、行き着く先まで行ってしまうことに対するおそれをたくさん持っている人の一人であります。  これは肉牛の世界も、立派な肉質のいい雄の精液を流通させて次の肉を生産いたします。母牛となる牛...全文を見る
○小川勝也君 結論の出ない大変難しい問題だと思いますので、御認識だけいただければ幸いです。  それで次に、規制改革会議は、バター不足で指定団体制度を破壊しようとしてきました。農村破壊は何を契機にしようとしたかというと、農業を営む人たちの平均年齢が高いじゃないかと、こう言うんです...全文を見る
○小川勝也君 そうなんです。人がいないと、幾ら何ヘクタールの立派な圃場があっても、輸出で幾らもうけても、その農村コミュニティーはなくなるんですよ。  ここで北海道の酪農の歴史を御紹介をさせていただきたいと思います。  酪農は四頭、六頭からスタートいたしました。当然手搾りです。...全文を見る
○小川勝也君 今、私、誰がこの絵写真を描いているのかなというふうに思いますと、今この国会でもテーマになりました、介護人材と保育人材が足りない。それは、首都圏に人が集まり過ぎているんです。これがアンバランスなんです。  それから、もっとこれからは人手不足が顕著になります。物すごい...全文を見る
○小川勝也君 ちょっとしつこいですけれども、農業というのは競争じゃないんですよ、連帯なんですね。なので、ここまで成り立ってきているんです。野菜工場や大規模畜産をやるのはなぜか、効率が良くて競争力が高くなるからなんです。競争力が高くなるからということは、他者を置いてきぼりにできる実...全文を見る
○小川勝也君 これも教えていただきたいんですけれども、その種子と、種子に合う肥料や種子に合う農薬と抱き合わせ、セットのような形で販売、戦略上されているようなものも把握されておられますでしょうか。
○小川勝也君 農業政策の中で一番大事なのは食料安全保障だと、これは間違いないことだと思います。そんな中で、今、米、麦、大豆は安心をいたします。一番やばいのは、皆さん御承知のとおり、自給率が低いのは農業機械のエネルギーですね。これ、昔の人は稲を手で植えましたけれども、今植えられる人...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。期待をした答弁だったと思います。  私も家庭菜園をやって今農業に進出する準備をしているんですけれども、もう流通の観点から、多分日本全国で数限りない野菜の種類があったと想像されるものがどんどんどんどん集約されてきて統合されてきています。例えば...全文を見る
○小川勝也君 魚道の整備、開発を含めて、併せて農林水産省から答弁をいただきたいと思います。
○小川勝也君 そういった活動が、校外学習でもいわゆる正課の中でもいいんですけれども、子供たちと一緒にそういった実験に向けての準備や取組をするということはまさに教育的な効果も非常に絶大だというふうに思いますし、今そういった自然保護団体や協力をしていただけるNPOなども多分あるはずで...全文を見る
○小川勝也君 報道が規制されてそういう書物や声が抹殺される国には絶対なってはならないというふうに思うんですけれども、これ、例えばもう一回調べたいというようなことで再度調べたり実験をしたりというようなルートはあるんですか。
○小川勝也君 余り脅かしても気分のいい話ではありませんけれども、ある人工甘味料は防蟻剤として使われている物質と性質が同一であるというものがあったり、ラットを使った実験で明らかに神経毒性が発露されるというようなものも認められているように認識をさせていただいております。  こういう...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○小川勝也君 民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  今回の森林法等の一部を改正する法律案の概要を読ませていただいて、おおむね時宜を得た内容であるというふうに思っております。しかし、幾つか指摘をさせていただかなければならないことを申し上げながら質問に移らせていただきたいと思...全文を見る
○小川勝也君 今の若い世代はゲーム世代でありますので、いわゆる重機の操縦が大変上手であります。私も度々林業機械展などお邪魔をさせていただきますけれども、グラップルをスティック操作をしてまさに上手につかんでフォワーダーに乗せる、あるいはデモンストレーションで最後、先にほうきを付けて...全文を見る
○小川勝也君 林業スーツあるいはブーツ、夏と冬、あるいは通気、保温、様々な技術革新も進んでおられるようでありますので、アップ・ツー・デートにも腐心をしていただきたいというふうに思っています。  そういう魅力的な職場をつくっていただいても人が足りなくなる、これはもう間違いのないこ...全文を見る
○小川勝也君 今、長官が言われたこの研修制度の意義については、誰も口を挟む人はいないと思います。しかし、いわゆるその書いてある文言と実態がいかに懸け離れているかということを、ここにいる委員もみんな知っているわけであります。そういったあやふやな状況の中で、安易ないわゆる受入れを拡大...全文を見る
○小川勝也君 長官から御答弁いただいたとおりであります。  私の地元、ふるさとの近くにあります下川町というところが有名でありまして、ここが役場や近隣の公共施設の熱源に利用している。言うまでもなく、寒い地域の方がこの小規模バイオマスの利用がメリットがあるわけであります。私も見に行...全文を見る
○小川勝也君 今御答弁がございましたように、伝統建築、和風建築もあります。そういうのに細やかに応えていくことも大事でありますけれども、一つは、やはりコストを下げるハウスメーカーに寄り添っていくことが大事だろうというふうに思っています。    〔委員長退席、理事山田修路君着席〕 ...全文を見る
○小川勝也君 さらに、いわゆる国等の建築物、もっと言うと、林野庁の関係にも森林管理署等の施設があるわけであります。農林水産省にも農政事務所等の施設があるわけであります。あるいは、さらには国所管の様々な事業所があるわけでありまして、老朽化して建て替えるときにはCLTを含む国産材を使...全文を見る
○小川勝也君 しっかり取り組んでいただければというふうに思っています。  今回の森林・林業基本計画の中で私がもう一つ評価をさせていただいたのは、針広混交林をきっちり評価していることであります。いずれにいたしても、花粉症患者の言葉をまつまでもなく、全ての森、林が杉だけ、あるいは北...全文を見る
○小川勝也君 さらに、深刻な鳥獣被害、この理由の一つに、やはり全国の針葉樹化によるものであるというふうな研究成果もあるようであります。ですから、先ほど施業しやすい人工林の奥に針広混交林を配置することによって鳥獣被害が減少するのではないかという研究もあるわけであります。専門家としっ...全文を見る
○小川勝也君 いろいろ伺ってまいりましたけれども、冒頭申し上げましたとおり、今、主伐期を迎えていますので、六十年、百年を見据えた森林・林業元年と言っても私は過言ではない時期に今来ているんだろうというふうに思っています。ですので、いわゆるコスト削減の山元、そして効率的な流通を確保す...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
○小川勝也君 私は、ただいま可決されました森林法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党及びおおさか維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     森林法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
05月24日第190回国会 参議院 内閣委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○小川勝也君 おはようございます。民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  今日は、連合審査会、実現をいたしました。これは農林水産委員会から内閣委員会にお願いをしたことでございまして、元はといえば、野党側が農林水産委員会として議決を求め、そして農林水産委員会から内閣委員会に申...全文を見る
○小川勝也君 今まで、例えばタクシーの台数を増やそうじゃないかというふうに提言をされた方がリース会社で利益を得る立場にあったり、あるいは薬のインターネット販売を解禁しようじゃないかというふうに提案をした人が自社でそういう業を営んでいたりということは、我々日本人の感性からすると、ア...全文を見る
○小川勝也君 先ほども二種兼業農家について言及されました。私は、議員になる前から石破大臣に御指導いただく立場にありました。鳥取県の選挙区で、特に中山間地の農業や兼業農家の政策については大変詳しい先生でありました。  今、安倍総理がおっしゃっていることは、岩盤をドリルで穴を空ける...全文を見る
○小川勝也君 もう一点だけ確認をさせていただきたいと思います。  今、やはり規制緩和を求める企業の立場としては、当然のことながら、安倍総理が成長というふうに言っているわけでありますけれども、成長というのは、企業に置き換えるとこれは利益を上げたいということであろうかと思います。利...全文を見る
○小川勝也君 私は農林水産委員でありますので、一義的には農地の所有の話をメーンにさせていただきますけれども、道路運送関係も若干質問させていただきたいと思います。  農地の特区が養父市が申請をさせていただいているということだろうというふうに思いますけれども、今回の道路運送関係は京...全文を見る
○小川勝也君 そうしますと、全国の中でもいわゆるタクシーがいなくて困る地域ではないというふうに私は認識をするわけでありますが、その辺はいかがでしょうか。
○小川勝也君 最初タクシーがあって、自家用有償旅客運送制度があって、新しい特区に基づいた制度があって、これ三種類あるわけですけれども、その三種類目の新しい制度を運用したいとしたこの地域が、全国の中で最もその前二者のサービスが受けられない地域ではなくなったという認識でよろしいでしょ...全文を見る
○小川勝也君 私の実家のある町は、合併はしていませんけれども、人口三千七百人を割りました。タクシーは、駅前に営業所があって一台です。一台ということはどういうことかというと、一台が出払っているとサービスにアクセスできないということです。そういう地域は、この京丹後市だけではなくて全国...全文を見る
○小川勝也君 今、住民の足を運ぶにはNPOができた、今回の特区はあくまでも観光客の交通手段を提供するんだという答弁がありました。私も、実はレクに来ていただいたときにこの部分を確かめました。提案理由の説明にあります。第一に、道路運送法の特例として、観光客の交通手段を提供する、主たる...全文を見る
○小川勝也君 というように、スタート時点は観光をということですけれども、事実上、その三種の行政の仕組みが分かれた車両が併在をするということになろうかと思っています。  言うまでもなく、ツアーバスの事故が起きた後でもありますし、いわゆる安心、安全の確保というのは大変重要なことであ...全文を見る
○小川勝也君 大臣がそう言っても疑念が拭えないですね。二階建ての制度があるにもかかわらず、またつくっていく。これは、後ほど申し上げますけれども、農地の部分も同じです。信なくば立たずというのが政治の世界の格言だとすれば、まさに国民に信頼されないようなことをどんどんどんどんやろうとし...全文を見る
○小川勝也君 それは、政府自らがやった法改正をまさに信用していないというばかな帰結になりますよ。  さきの議論で行われたばかりで、農地のリースは五十年までに今改正されたばかりです。北海道辺りでは、いわゆる農地は売買のシステムができ上がっておりまして、先祖伝来の土地を守るというこ...全文を見る
○小川勝也君 安いところで三十万、高いところで百五十万ということです。  今、普通の農家も農業生産法人も、いわゆる農地に対する償還金や、あるいは支払をせずとも経営が楽だという話は聞いたことがありません。農地を高額なお値段で購入して、さらにそのビジネスモデルを立ち上げて農業をやっ...全文を見る
○小川勝也君 農林水産省は、農地法の改正をして盤石の体制をつくったはずであります。  今回、この会議体からこのような特区の案を突き付けられたときには様々な抵抗がなされたはずであります。どういった抵抗をしてどういった改善がなされたのか、農林水産省からお伺いをしたいと思います。
○小川勝也君 森山大臣にもお伺いをしたいと思います。  大臣がこだわった点、そしてさらに、現在この法案が提出されて審議をされているその最中にも心配な点があるはずです。森山大臣から御答弁をいただきたいと思います。
○小川勝也君 大臣からも、今苦しい胸のうちが吐露されました。どこにそれが分かったかといいますと、安倍総理から言われたということなんですよ。安倍総理から言われたから、残念ながらこういうふうになってきたということであります。  それをなぜ分かるかというと、農林水産省自ら農地所有適格...全文を見る
○小川勝也君 自治体の不安あるいは自治体のリスクを軽減するためにどういう努力を重ねてまいりましたか。
○小川勝也君 もう一度、企業はなぜもうからない農業に参入するのかという問いをさせていただきたいと思います。  先ほど、消極的な理由をお伺いをいたしました。基本的に、今、高い金額で農地を取得して、初期投資をして農業に参入して、もうかる確率は非常に低いというふうに思います。そんな中...全文を見る
○小川勝也君 当然のことながら、希代の悪法とまでは言いませんけれども、大変問題のある内容が共有されているこの委員会室だと思いますけれども、多分、数の力で通ることになるんだというふうに思っています。  そんな中で、関係している与党の皆さんを別にけなすわけではありませんけれども、国...全文を見る
○小川勝也君 農地所有しなくても営業できるから言っているんです。所有しなくても法人がいわゆる従業員の方と力を合わせて利益を上げることが可能だから、私は無駄な特区だというふうに申し上げているわけであります。  最後に二点ばかりお伺いをしたいというふうに思っています。  これと同...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
10月21日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○小川勝也君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月14日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○小川勝也君 おはようございます。民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  いよいよ今日から委員会質疑がスタートいたしました。今日、与党の二人の質問者、大変格調高い、すばらしい、参議院らしい質疑、スタートしたというふうに思っています。  私はこの委員会の理事を務めさせていた...全文を見る
○小川勝也君 昨週金曜日の本会議質疑やあるいは報道などで、総理が次期大統領に承認を求めていくという姿勢を知ることとなりました。そのことについて一定の評価はいたしますけれども、客観的に考えますと、米国が批准をしていわゆるTPPが発効する可能性は世間的には大幅に低下したと見るのが正し...全文を見る
○小川勝也君 せっかくの機会ですので、傷口に塩を塗るような質問になるかもしれませんけれども、期待は二つに分かれるんだと思います。一つは、現オバマ大統領政権下においての議会、そしてもう一つは、新しい次期トランプ大統領が就任して以降のことになります。  報道によりますと、どうやらオ...全文を見る
○小川勝也君 そうしますと、しつこい質問になりますけれども、オバマ大統領政権下、片仮名の失礼な言い方はいたしません、その期間においての期待と新しい大統領が就任した後の期待は何対何ぐらいと捉えたらよろしいでしょうか。
○小川勝也君 まず発効の可能性は低いけれども、今、日本政府として旗を下ろすわけにはいかないので頑張っているというふうに私は伺ってしまいます。世間は、もう駄目なのに何やっているんだろうというのが正直なのだろうというふうに思います。  岸田大臣にお伺いをしますが、ほかの国はどういう...全文を見る
○小川勝也君 総理は、十七日、トランプ次期大統領にお会いをするようでありますけれども、当然のことながら、TPPに承認を与えるように、あるいは参加するように促すということでございますので、そのいわゆる次期大統領のお答えについて多分持って帰ってこられるんだと思いますけれども、しっかり...全文を見る
○小川勝也君 外交は政府の専権事項であることは重々承知しております。しかし一方、この参議院の特別委員会は、もう国権の最高機関であります。マスコミが報道してTPPはなくなったと言っているのになぜ審議しているのかと我々責められるんです。ですから、きちっとした報告を受けて、我々の委員会...全文を見る
○小川勝也君 企業団が推進をしています。それで、お金の話で恐縮ですけれども、大変多額のお金がTPPを推進する企業団から下院、上院の議員にもたらされています。  ちなみに、金額の多寡を比較するために、大変失礼ですけれども、山本農林水産大臣が談合疑惑の会社から献金を受けたという報道...全文を見る
○小川勝也君 大変な金額ですが、私が今から申し上げる数字は桁が違います。  アメリカの政治資金情報を調査するNGO、マップライト、これが政府からの公表した資料を基にまとめた金額がここにあります。下院には二年間で二百四十五億円、上院議員には六年間で二百七十億円。上院議員は百人しか...全文を見る
○小川勝也君 総理が消費税を上げるタイミングを先延ばしするときにいわゆる講話をいただいたスティグリッツ博士、これ有名な方でありますけれども、TPPには米国政府は入らないだろうというふうに断言しておられました。それから、いわゆる所得格差がどんどん広がっていることについて、いわゆる調...全文を見る
○小川勝也君 残念ながらここは安倍総理の独演会じゃありませんので、質問をさせていただきたいと思います。その話はもう何回も聞いたので付き合うつもりはありません。  石原大臣にお伺いをいたします。  TPPがうまく批准された場合、どのくらいの経済効果があるというふうに算出しておら...全文を見る
○小川勝也君 さっき私の前の質問者のときに十三・数兆円という資料がありましたけど、それはどういう数字でしょうか。
○小川勝也君 皮肉で申し上げますけれども、総理を尊敬しております。  それはなぜかといいますと、総理は、我々が例えばアベノミクスが全然駄目じゃないかとか政策の中身がないじゃないかというふうに言うと、いや、それでも民進党よりましだというふうにおっしゃる。なぜかというと、我々も反省...全文を見る
○小川勝也君 これもまた失礼な質問ですけれども、先ほど、十三・数兆円の期待感があって、支持を受けておりました。今、世の中の人たちはTPPはもう駄目なんだろうというふうに思っています。もしそうなったら、私もそうなることを望まないわけではありませんけれども、景気、経済の波及効果が十三...全文を見る
○小川勝也君 じゃ、ここまで熱心に、その期待感を維持するために巨額の費用をTPP交渉に重ねてまいりました。いわゆる内閣府、外務省その他、合わせて政府でどれだけの支出を重ねてきたでしょうか。
○小川勝也君 私は残念ながら一回も現地に行っておりませんけれども、同僚からお伺いすると、諸外国の事務方に比べて日本は破格の大人数、そして高級なホテルで会合等が行われていたということであります。  更に驚くべきことに、日本はTPP推進なので、アメリカも何とかしなければならないとい...全文を見る
○小川勝也君 これは事実もう使ってしまったお金です。それで、日本は、国民がまだ理解していない、批准を望まない中で、そしてこのTPP交渉がいわゆる成立に向かうかどうかも分からない中で、そういうお金の使い方をする国なんですね。これはしっかりと全国の皆さんが認識をいただけるんだというふ...全文を見る
○小川勝也君 問題点を聞いたわけじゃないんですよ。重要性についてお伺いしたんです。  基本的に農業協同組合は、法律に基づいて組合員の意思で運営、運用がなされています。それを規制改革会議という横から茶々が入るというのは非常に不自然であります。これは相当大変なことになろうかと思って...全文を見る
○小川勝也君 私は、先日の本会議の総理の、ISDで日本が訴えられることはないと断言されたので、青ざめました。ということは、訴えられるような措置を放棄するということなんです。国民の健康が危うくなるような事象はこれからもいろいろいろいろ指摘され、出てくるんです。しかし、そのことが科学...全文を見る