小川勝也

おがわかつや



当選回数回

小川勝也の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○小川勝也君 民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  来週には予算も成立をする、その前には、二十七日、証人喚問も決まったようであります。今日から参議院農林水産委員会、本格的な論戦がスタートいたします。幾つもの法案がありますので何度も質問に立たせていただく予定でございますが、...全文を見る
○小川勝也君 率直な御答弁、ありがとうございます。  本来であれば政治もしっかり信頼をされてしかるべきでありますけれども、政治は時々において国民の信頼をなくす。しかし、それを常にカバーしていただいたのが、国民から信頼されるべき霞が関の官庁でありました。財務省が信頼されないと国が...全文を見る
○小川勝也君 これはイチゴに限ったことではないというふうに拝察をいたします。ほかの果樹やほかの品目についてはどういう情報が集まっているでしょうか。
○小川勝也君 この大臣の所信の中にも輸出が大変重要であると、私どももこのことは認めておりますので、やはり価値のある品種や手間暇が掛かってきた品種ほど狙われやすいということでありますので、今回のことを契機にしっかりと対応をしていただくようにお願いをしたいというふうに思っております。...全文を見る
○小川勝也君 全国の農業関係都道府県は大変重大な関心を持っておるわけでありますけれども、事北海道は、米、麦類、大豆の作付けが圧倒的に面積的には大きいわけでございまして、北海道庁も大きな関心を示しています。  三月二十日、おとといの日本農業新聞にも出ておりましたけれども、北海道は...全文を見る
○小川勝也君 私どもも重大な関心を持ち続けざるを得ないというふうに思っております。これからどういうふうになっていくのか、まだまだ情報も足りないようでありますので、もし万が一廃止ではどうしようもないということであれば、また再法制というのか立法が必要であるということも含めてしっかりと...全文を見る
○小川勝也君 それでは、種苗法の話題について質問させていただきます。  私もちょっと不勉強だったんですけれども、愛読書のこの「現代農業」というのがありまして、これ毎月楽しみに夜寝る前に読んでいるんですけれども、この二月号にこういうゆるがせにできない記事が出ておりました。トマトの...全文を見る
○小川勝也君 自家採種は農家の命などという言葉もあります。それから、私も主要先進国がこの自家増殖にどういう扱いをしているのかということを全く知らないわけではありません。日本の事情も勘案しながら、少しずつ近づいていくということであれば、細心の注意を払って、現農業経営者の利害が損なわ...全文を見る
○小川勝也君 私は、大臣が御就任をされる前からこの農林水産委員会で再三同じことを申し上げてきて、与党の先生方にも御迷惑をお掛けしております。それは何かといいますと、私も北海道の北部の田舎の出身でありまして、実家の家業は鍛冶屋であります。最盛期の人口が一万二千人を超えていた町で、今...全文を見る
○小川勝也君 大臣も今苦しい答弁だと思いますけれども、やはり農業関係者は納得できないと思います。農業関係者も自分たちだけ幸せであればいいなんて誰も言っていません。輸出や自動車やいろんなことを勘案して政治家が苦悩していることも理解してくれています。  しかし、あのTPPのときも、...全文を見る
○小川勝也君 大臣の御苦労もよく分かりますが、今日の日本農業新聞、「森友問題で政権支持率急落」、「農政力学変化の兆し」と、こうあります。御案内のとおり、安倍総理の総体的な力が強かったので、国内政策もTPPも御案内のとおりになりました。しかし、政治は生き物でありますので、これからど...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
04月03日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○小川勝也君 おはようございます。民進党・新緑風会の小川勝也でございます。今日は一般質疑ということで五十分時間をいただきました。よろしくお願いしたいと思います。  前々から思っていたことを、自分だけの思いなのか、ほかの委員にも共感をいただけるのか、あるいは農林水産大臣の見識はい...全文を見る
○小川勝也君 森ゆうこ委員から今不規則な発言がありましたけれども、私もそのとおりだと思います。やっぱり意図して隠しているという文化が昨今の内閣、政治に芽生えているのではないかと。私たち野党議員だけが思っているのではなくて、国民全体が政治や行政に不信感を抱かせるようなことがあると、...全文を見る
○小川勝也君 まあ、設置法がありますので、そういうお答えになるんだと思います。  今日、お手元に資料を配付させていただきました。私の、この農業政策はどういう観点から発動させるべきなのかということの頭の体操を、参議院の農林水産調査室に表にしていただいたものであります。これは必ずし...全文を見る
○小川勝也君 それで、私の原体験については先日もお話をさせていただきました。純農村地域でうちは村の鍛冶屋でありまして、どんどんどんどん農業者が離農していく、それに付随をして一戸当たりの経営面積がどんどん大きくなっていくという歴史を私はまざまざと見てきたわけであります。  昨今、...全文を見る
○小川勝也君 ある程度御理解をいただいているなという思いもあるんですけれども、すっと落ちないんですね。やはり、稼げるとか収入、この価値がやっぱり高いのかなというふうに思っています。  私は、農業の持つ多面的機能の中に、これを言ったら怒られるかもしれませんけれども、所得と幸福度の...全文を見る
○小川勝也君 私も農村に育ちましたので、都会のストレスフルな環境、いろんな方がこの東京でお仕事を持って働いておられて、それは私のふるさとで農業に従事しておられる方よりも所得が多いかもしれない。しかし、私はやはり農業に従事しておられる方は誇りを持って国民の皆さんの食料生産をするとい...全文を見る
○小川勝也君 大体思ったような結果だと思います。例えば、農外からの稲作につきましても、例えば無農薬栽培とか天日干しにこだわって特別な飲食店に販売を目的にするとか、いわゆる新しい分野を模索しての方が結構おられるのではないかというふうに思っています。  何を申し上げたいかといいます...全文を見る
○小川勝也君 このままでいうと、農業改革のいわゆる議論のスタートが農業者の高齢化というデータがありました。これをどう読むかというのはいろいろあるわけでありますけれども、どんどんやはり農業従事者が減っていって、先ほど来申し上げておりますけれども、区画の大きな農地は対応が可能でありま...全文を見る
○小川勝也君 関心のない国民はもういないと思うんです。  あと、これはつらい言い方になりますけれども、日本国民は今までのところ、日本の国の政府を信頼していたんだと思うんです。ですから、ああ、日本の国が許可しているんだから大丈夫だろうなというふうに国民が安心しているんだと思います...全文を見る
○小川勝也君 そういうそっけない答弁は想定内であります。  それで、先ほど申し上げました、私は、ダイオキシンから勉強させていただいて、次に環境ホルモン、これは環境ホルモンと肥育ホルモンと同じで、そうじゃない使い方も、たまにホルモンを食べたりしますので、大変難しい使い分けなんです...全文を見る
○小川勝也君 日本は日本独自で科学的な知見を求めるということで、私も日本は立派な国だと思っておりますので、日本の行政も科学者も立派だと思って信じておりますけれども。  ちなみに、今申し上げたように、アメリカでもヨーロッパでも認められていないのに日本だけが認めているものについては...全文を見る
○小川勝也君 時間がなくなってきましたので今日ここまでだと思いますけれども、飽和脂肪酸の話も含めて日本でもいろんな基準を作ってまいりました。しかし、そのときの食生活はどうだったのかなというふうに考えると、例えば農業が機械化で大きく変わってきたように、食生活も大きく変わっているんで...全文を見る
04月16日第196回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○小川勝也君 民進党・新緑風会の小川勝也でございます。浜口委員に引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  もう与党も野党もなく、もう御案内だと思いますけれども、昨年の衆議院予算委員会の時期から、森友学園、加計学園の問題、さんざん議論してまいりました。国会は国民の代表とい...全文を見る
○小川勝也君 理財局長の答弁は前任者の証人喚問のあの答弁を受けての答弁なので、国民にどれだけ信頼されるかされないか、もう分かっていると思います。そして今、前質問者の答弁にもありましたとおり、捜査がある、メンタルがある。どこまで捜査が及んでいるのかは分かりませんし、職員がどれほど追...全文を見る
○小川勝也君 じゃ、カウンターパートの国交省にお伺いをいたします。  昨年の参議院予算委員会で、佐川理財局長、そして佐藤航空局長に様々な委員が質問をいたしました。もし新聞報道が事実だとすれば、佐藤局長は余りにもかわいそうな被害者であります。  現在までのところ、国交省航空局は...全文を見る
○小川勝也君 大体、世界一優秀な人たちが、それぞれのセクションで仕事して、文書もデータも管理しているわけであります。調査中なんていうことは実はないんですよ。あるものはある、ないものはない。出すか出さないか決めているだけなんじゃないですか。  じゃ、航空局にお伺いいたします。深度...全文を見る
○小川勝也君 これは、誰かが一つうそをつけば、そのうそに合わせてカウンターパートもうそをつくという連鎖の中で、昨年から今年にかけての霞が関と国会は、国民に対して取り返しの付かないことをしてきた一年数か月だったろうというふうに思います。どこかでこの悪い連鎖を断ち切らなければ大変なこ...全文を見る
○小川勝也君 では、もう一つの、加計学園の問題についてお伺いをいたします。  愛媛県庁からいわゆる面会の文書が出てまいりました。これも、防衛省の日報の問題が予算が成立してから出てきて怪しいなと思っておりましたら、今度、愛媛県の文書は、出てきたことは本当にうれしいんですけれども、...全文を見る
○小川勝也君 これは、いわゆる担当者の前任者がたまたま持っていたものを引継ぎのときに渡して、その引継ぎを受けた人がたまたま見付けたということなんです。  これ、あれですよね、齋藤大臣も、農林水産委員会で森ゆうこ議員がさんざん内閣官房、内閣府、様々な質問をしていたのは御存じであり...全文を見る
○小川勝也君 それでは、文部科学省にお伺いいたします。  同様の文書が私はあるはずだと思います。なぜならば、この出てきた文書のところにこう書いてあります。「四国の獣医大学の空白地帯が解消されることは、鳥インフル対策や公衆衛生獣医師確保の観点から、農水省・厚労省も歓迎する方向。」...全文を見る
○小川勝也君 同様の話になりますのでもう言うことはいたしませんが、調査中などということはもうないんですよ。あるかないか分からなかったら、役人辞めろということですよ。  では、申し上げます。農水大臣、森ゆうこ議員の質問を私も議席で聞いていました。大臣も、何回も何回も聞いていたはず...全文を見る
○小川勝也君 その柳瀬総括審議官、来週にも証人喚問が衆参の国会で実現するかもしれませんが、そのとき、多分、今各社にコメントしていることと同じお答えをするかもしれないというふうに私は思っています。記憶の限りでは会っていない。これは大臣、我々農林水産委員会で一緒に聞いた答弁だったんじ...全文を見る
○小川勝也君 実は、柳瀬総理秘書官は麻生総理大臣にもお仕えをしておりました。ここは御答弁をいただくのは大変苦しいと私も思いますけれども、麻生財務大臣、もし佐川さんに引き続いて柳瀬さんも国会に呼ばれて苦しい答弁をすることになるとすれば、どんな思いでその喚問を受け止めることになるんで...全文を見る
○小川勝也君 元総理の思いで結構です。
○小川勝也君 財務省というのは、当然、いわゆる国家予算、そして出であります予算の使われ方が本当にしっかりなされたのかということも併せて聞いていただいて次の予算編成に資していただくということでいうと、大変な思いで日々仕事をしていただいているわけであります。  そして、国家の未来を...全文を見る
○小川勝也君 毎日来るならば、昨日も来たのかもしれませんし、今日も来たのかもしれません。  麻生副総理、残念ながら、一回上がった支持率がまた下がっちゃいました。NNNは二六・七%、朝日は三一%まで下がりました。そして、大変つらい内容があります。それはやはり、今議題といたしました...全文を見る
○小川勝也君 先ほど申し上げましたように、この問題で大変不信感を持たれている総理が米国で首脳会談を行う、これは仕方のないことだと思いますけれども、報道によりますと、またトランプ大統領とゴルフをするということが言われています。  私ども野党も、様々な場面で、首脳会談をするために国...全文を見る
○小川勝也君 齋藤大臣、TPP11に関しても、我々は相当の思いを委員会等で申し上げてまいりました。日本にとって国益に近い形で交渉されたのかどうか、いささか疑念が残るTPP11の交渉結果だろうというふうに言わざるを得ません。  しかしながら、それに加えまして、アメリカ・トランプ大...全文を見る
○小川勝也君 最後に、麻生財務大臣にお伺いをいたします。  設置法に基づいて、いい予算を組む、そして決算の審査をしっかり把握する、本来業務ではない、いわゆる文書を改ざんしたり書き換えたり、あるいは有り難くもない余計な業務をもって国民の大事な血税を無駄遣いしているかもしれない財務...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
04月19日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○小川勝也君 民進党・新緑風会の小川勝也でございます。  今日は我が会派から三名の質問者が質問をさせていただきまして、後ろ二人が本物の質問者でございまして、今日、私は大体好き勝手なことを言わせていただこうと思って質問時間をいただきました。  農地の在り方についても大変重大な意...全文を見る
○小川勝也君 そして、所有者不明土地がどんどん増え、そして耕作放棄地が増え、耕作放棄地の合計の面積が何県に匹敵するというのが、まさに年を追うごとにどんどんどんどん大きな面積の県に置き換わっているという現実であります。それから、人口も減っているわけでありますので、農地の価値が減って...全文を見る
○小川勝也君 先ほども議題にのりました二〇〇九年の農地法改正のときにも質問もいたしましたし、意見も申し述べました。私の中ではずっとしっくりいかない部分がずっと残っています。農地解放、耕作者主義、そして現代、誰が何のために農地を所有しているのか。  そして、農地にはたくさんの法律...全文を見る
○小川勝也君 一点、この所有者不明農地の利活用の新しい制度、もうこれは一歩踏み出していただいたので、高く評価をいたします。農地所有者にも責務を課していると。それで、農地所有者、これはあなたが所有している農地ですかというふうに手紙を出したけれども、それに答えがないというのは責務を果...全文を見る
○小川勝也君 そこで、何を申し上げたいかというと、農地にもいろんな農地がある、そして農業にもいろんな農業があるというふうに先日大臣と議論させていただきました。  それで、今、安倍政権が掲げる農政というのは、もうける、所得を上げる、輸出するということであります。これは誰も否定いた...全文を見る
○小川勝也君 局長の説明は審議官から何回も聞いているんで。  それで、皆さんの考え方は立派なんだけれども、私が再三申し上げているんだけど、時間軸に対する想像力が足りないと思うんですね。それは、立派なハウス建てました、コンクリ張りました、立派な植物工場できました。ところが、今問題...全文を見る
○小川勝也君 ここは、もうけるだけが農業じゃありませんので、しっかりとお支えをいただきたいというふうに思います。  今、農業分野は深刻な人手不足に悩まされています。これは、全国、全業種だろうというふうに思っています。  この人手不足の現状を農林水産省はどのように把握をしている...全文を見る
○小川勝也君 これは、相当数の経営体の方々から関心を持って、この技能実習制度の昨年の法改正にも着目しておられるようでありましたけれども。  農水省に確認をさせていただいたんですけれども、いわゆる子牛価格が高騰いたしました。繁殖現場含めて肉用牛の現場も人手不足が甚だしいと聞いてい...全文を見る
○小川勝也君 苦しい内容はよく分かりました。  最後、大臣にお伺いして質問を終わりますが、与党の先生方の中にも今回のコンクリに対しては数々の懸念がありますし、株式会社が来たらどうだ、後で撤退したらどうだという議論もこれ尽きないわけであります。ですので、当委員会の質疑をしっかり見...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月17日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○小川勝也君 新たに誕生いたしました立憲民主党・民友会という会派から代表して質問させていただきます。北海道選挙区選出の小川勝也でございます。よろしくお願いします。  藤木委員と田名部委員から東北地方農政局をめぐる談合の問題のお話がありました。私は、この問題に関して、北海道のある...全文を見る
○小川勝也君 決まりやルールがあることは百も承知でございます。しかし、農地整備、特に水の利用や排水に係る工事を発注する者は極めて限られておりますし、受注できる業者も限られておりますので、だからこそ、より神経質に取り組まなければならないということは言うまでもないことだというふうに思...全文を見る
○小川勝也君 多分、今日この場で委員会の採決がなされ、近々に開かれます参議院本会議でこの一部改正の法案が成立するんだろうというふうに思います。まあ、成立をしてから、そして、なおかつ施行の日から大変事業運営が煩雑になることが予想されます。このことについて、まさに事業主体の方々も様々...全文を見る
○小川勝也君 幾つか廃止とか統合という経験を国全体で持っているはずでありますので、事務の煩雑がいわゆる事務的に働いておられる方の大変な長時間の残業であるとか精神的に支障を来すようなことがないように、農林水産省もしっかりチェックをする体制を整えていただきたいというふうに思っています...全文を見る
○小川勝也君 これ、最後の一人まで見付かればいいわけでありますけれども、相当苦労することが予想されますし、そして、まあ変な言い方ですけれども、最後の最後まで努力をしている姿を見せ続けなきゃならないんだというふうに思っています。しかし、どこかの時点で打切りというのか、やめるというこ...全文を見る
○小川勝也君 ここは私の立場から申し上げることではありませんけれども、最後の段階はかなり弾力的に応用の利く形で、いわゆる社会の使命に応える体制を取っていただければというふうに思います。  それで、最後、事務がどこかで打ち切られる場合にも当該職員の方々の雇用の問題が発生をするとい...全文を見る
○小川勝也君 ここは私も団体にしっかり確認をさせていただいておりますけれども、農林水産省も責任を持ってそのことが履行されますようにお願いをさせていただきたいと思います。  それで、平成九年一月一日からこの制度が大きく変わりました。三階建て部分がいつかなくなるという前提で掛金を掛...全文を見る
○小川勝也君 この年金の三階部分がなくなるということと同じように集落もなくなっていくという現実をしっかり受け止めて、できるだけ早く準備をスタートさせていただくことを望みたいと思います。  以上で質問を終わります。
05月22日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  貴重な時間ですけれども、私の立場も冒頭説明させていただいてから質問をさせていただきたいと思います。  北海道の選出で、国有林の多いところでありますけれども、私、昭和三十八年生まれですが、午前中に平野先生からもお話があ...全文を見る
○小川勝也君 私が申し上げた趣旨は、公共建築物が適切に地元材を選べということではなくて、価格競争力がなければ国産材は使われないということなんです。ですから、国産材の競争力を高めるためには、道を付けて、高性能林業機械を入れて、搬出するトラックの積載トン数を大きくしなければならないと...全文を見る
○小川勝也君 松岡参考人にお伺いをしたいと思います。  ある部分は本当にいい山を、あるいはいい樹種を育てておられる方も大事にしたいと私も思いますけれども、基本的には効率のいい伐採から搬出が必要だというふうに思います。  その中で、先ほども申し上げましたけれども、ハウスメーカー...全文を見る
○小川勝也君 私は、先ほど申し上げましたように、六十年後の利益を当てにして植林をするというモデルは今やもう成り立たないというふうに思っております。それから、かつては自分の利益や子孫のために頑張って植えたというこのインセンティブがもうありませんので、もっともっと効率的な植林、いわゆ...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。終わります。
05月24日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  大臣がハワイで回顧録を書かれるということでありますけれども、この間、テレビの報道を見ますと、公文書はしっかり保存すべきだという御主張をされておられたようであります。優秀な官僚、役人の皆さんの優れたところは何かというと、...全文を見る
○小川勝也君 財務省にしろ防衛省にしろ、後から出てくるということでありますので、将来の農林水産委員会に提出されることにならなければいいなというふうに思います。  この法案につきましては、私も二十数年来、森林・林業に関わってきてもどかしい思いをずっとしておりましたので、とにかく経...全文を見る
○小川勝也君 それで、日本の山から切られた木で家が建っていないんですよね。これが私は、この国が森林・林業に関する一番近くにある目標だと思うわけであります。  先日の参考人にもお伺いをいたしましたけれども、先ほど川田委員がお話しされました、超高級材で寺社仏閣を建てるとか和風旅館を...全文を見る
○小川勝也君 先ほど徳永委員から懸念もありました。需要がないのにばかばか切られたら、材価がただでさえなくなる寸前なのに混乱をいたします。まず需要をしっかり確保して、切るものを切る。私は、これはやはり住宅材、いわゆる一般住宅に使われるように工場である程度部材になった建築材をこれは様...全文を見る
○小川勝也君 そういう山と私たちが懸念している山とは全く違うわけであります。まあ早い話が、全然、木、素材の価値が対価としてお金を受け取れないので、もっともっと効率的に材を搬出しないと外材と対抗できないということであります。先日も申し上げました。カナダは、いわゆる平らなところで木材...全文を見る
○小川勝也君 私は、かつてオーストリアやドイツの林業を学んでこられた方と一緒に仕事をした経験がありまして、その方と林野庁の幹部の方と意見交換もさせていただいたことがあります。その方も私もでありますけれども、相当きつい言葉で林野庁の関係者にお話をさせていただきました。それは、日本は...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月28日第196回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  まずは、通告をしておりません質問を文部科学大臣にさせていただきたいと思います。  御案内のとおり、今日午前中参議院、午後衆議院と集中審議がなされております。愛媛文書なる文書が出てまいりまして、これが総理の反応に呼応す...全文を見る
○小川勝也君 全然お答えいただいていないんですね。  学生を教育する教育機関が、まさにあり得もしない事実を県や市に捏造をしつつ、それを物語って設置を有利にしようとする、運ぶ、その行為は設置された後でも私は許されない行為だと思います。そのことを、文部科学省として、大臣としてどのよ...全文を見る
○小川勝也君 全然お答えいただいていないんですが。  相撲には猫だましとかけたぐりとかいう技はあります。しかし、大学を設置しようとするときに虚偽の報告を県や市にするということは、教育機関の設置としては私はあり得ないと思います。  調査するお考えはありますか。
○小川勝也君 うそで固めた報告書やネゴシエーションを重ねて大学を設置していいということなんですか。あり得もしないシチュエーションを県や市に語って一緒に内閣府に要請をしてもらって、設置にこぎ着けているんです。大学を設置しようと思っている大学はほかにもたくさんあります。そういううそに...全文を見る
○小川勝也君 一言で終わるつもりだったんですけれども、そんなうそをつきながら申請をした大学設置でいいということなんですね。  私は、じゃ、次の質問に移ります。  それで、今日申し上げる第一番目の質問は、保育士不足が大変いろんなところにハレーションをもたらしているということであ...全文を見る
○小川勝也君 御案内のとおり、待機児童ゼロ作戦から、いわゆる保育園落ちた、大きな騒ぎとなりました。  実は、私の秘書も今産休明けで復帰を希望しておるんですけれども、四月からずうっと毎日毎日保活をしているんですけれども、まだ議員会館に復帰できない状況にあります。ですので、いわゆる...全文を見る
○小川勝也君 これから質を確保したいということなんですけれども、今七割という数字が挙がりました。大変な現状だろうというふうに思います。  時間がありませんので、全てをやり取りするつもりはありません。  今、私が持っているニュースは、横浜の市内で保育園の職員が一気に十一人辞めて...全文を見る
○小川勝也君 これは一見、保育士さんで、東京その他いわゆる待機児童が多くて施策を充実させたいというところで働きたいという方にとっては大変いい制度だと思います。補助率は、国が二分の一、市町村四分の一、事業者四分の一であります。  このことで私はあることを思い出すわけであります。い...全文を見る
○小川勝也君 御案内のとおり、働くお母さんは子供を園に預けた後、働きに行くわけでありますので、自分の居住地から最寄り駅、そして降りる駅、勤務先という動線が非常に重要視されるわけであります。そういう、いわゆる駅の近くに今預かってもらえる場所がないだろうか、保育園がないだろうかという...全文を見る
○小川勝也君 是非、フル活用をお願いをしたいと思います。  次の質問に移ります。  オリパラ担当大臣、お疲れさまでございます。応援の意味で、食材の調達の準備について中間報告をいただければと思います。  関心を持っておりました私は、かねてより何度となく質問をさせていただいてま...全文を見る
○小川勝也君 最近はスーパーにも有機農産物のコーナーができておりまして、大変身近だと思いますけれども、林大臣の方がお詳しいかと思うんですけれども、畜産物の餌が有機というのは大変レアでありますので、もっともっと御苦労があるのではないかと拝察をいたします。  それから、イスラム圏か...全文を見る
○小川勝也君 特段のステップアップをお願いしたいと思います。  総務大臣、時間切れで申し訳ありませんでした。  終わります。
05月29日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  お約束ですので、私からも大臣に通告をしていない質問を。  昨日の参衆の予算委員会でいろいろと加計学園の問題、森友学園の問題、議論されました。加計学園側から面会はなかったという発表がありまして、愛媛県知事が大変御立腹で...全文を見る
○小川勝也君 まあ、ぎりぎりの御発言だというふうに思います。  しかし、このもやもや感を国民全体で共有しながら、立法府もそして行政府も何事もなかったように日々の仕事を過ごしていくというわけには私はまいらないのではないかと思っております。真実を明らかにする必要性があると思いますし...全文を見る
○小川勝也君 大変なんで海洋に投棄されるプラスチックの量を減らしていきましょうという取組をするのは、これは当たり前だと思いますけれども、事は大変重要だというふうにも言われています。  二〇一七年のダボス会議では、二〇五〇年までに海の魚よりプラスチックの方が多くなるという警鐘が発...全文を見る
○小川勝也君 私のところにいわゆる魚の胃袋の中にかなり大きなプラスチックが含まれていたという写真があるわけでありますけれども、一説によると、いろんな食べ方はありますけれども、内臓は取り除いて食べるのでいいじゃないかということもございますけれども、例えば目刺し、あるいはシシャモ、あ...全文を見る
○小川勝也君 毎年調査を続けているということでよろしいでしょうか。
○小川勝也君 それで、調査をしていただいていろんなことが分かってきたわけでありますけれども、いろいろつらいお話があります、話は飛ばしますけれども。  様々な毒性がありますけれども、まあ私とか山田俊男先生はそういう毒には結構強いと思います、長年生きてきましたから。それに毒も吐いて...全文を見る
○小川勝也君 浸透毒性という言い方があります。それで、洗剤で洗ったら落ちるという農薬ではありません。農薬を使えば、根からその農薬の物質を入れて、いわゆる植物なら植物の間に、中にしっかり入っちゃうということであります。  ネオニコチノイド系というぐらいですから、たばこのニコチンに...全文を見る
○小川勝也君 減農薬という言葉があります。これ、私は全て把握して言っているわけではありませんけれども、今まで、ネオニコが登場する前に比べて、ネオニコはパワーが強いので農薬をまく回数が少なくて済む、だから減農薬という使い方が横行していると。これじゃ勘弁してほしいということになります...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月31日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。心なしか出番が多いなというふうに感じておりますけれども、お付き合いをいただければと思います。  吉例に従いまして、大臣には通告のない質問をさせていただきます。  昨日、久しぶりに党首討論が開かれまして、私は現場には行けま...全文を見る
○小川勝也君 齋藤総理が実現したら、私も党首になれるように頑張りたいと思います。  さて、法案の審議に移らせていただきたいと思いますけれども、先ほど来お話がございました。御案内のように、我が国の水利施設は、これは世界最高水準。平野先生や、同じ誕生日の進藤先生におべっかを使うわけ...全文を見る
○小川勝也君 上から強引に合併を指導するということは当然反対でありますけれども、後に触れますけれども、それぞれの土地改良区がしっかりと意思決定をする能力を有するということは非常に大事なことだろうというふうに思います。  今回、准組合員の制度化については、おおむね賛成をさせていた...全文を見る
○小川勝也君 答弁は結構でございますが、せっかくいただいた答弁ですので、田名部委員のようにちょっと脇道に一個それることをお許しをいただくとすれば、全国一律の政策の中で北海道が迷惑を被る例が本当に多いんです。ここは、それぞれの地域によっていろいろ違うということを御理解をいただけると...全文を見る
○小川勝也君 この際ですから、農家の方々からいただいた御意見、一つだけ申し添えたいと思います。  かつてみんな田んぼつくっていたんですけれども、間の方がいわゆる畑作に転換したと。そうすることになりますと、水路は通っているわけでありまして、農家の方と農家の方が、水田をつくっている...全文を見る
○小川勝也君 前の改正のときにそのことが盛り込まれました。そのことも踏まえて今日は環境省にも来ていただいています。どういう調査をしていただいて、そして現在までのところどういう成果が上がっているのか、おまとめをいただければと思います。
○小川勝也君 今ちょっと聞き取りにくかったと思いますけど、大臣、ドジョウがレッドデータブックにリストとして上ってくるということであります。  私たちが子供の頃は、私は年、若いんで、家の周りにまだドジョウがいたという時代ではありませんけれども、どんどんどんどん人間の欲望で減らして...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
06月04日第196回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  今日は、国土交通大臣、そして国土交通省の方と幾つかの議論をさせていただきたいと思います。  まず、通告はしておりませんけれども、石井大臣、御就任されてから北海道には何度ぐらい来ていただいたでしょうか。
○小川勝也君 そういう答えが来るとは思いませんでした。  台風災害の復旧復興もございまして、足を運んでいただきました。そして、大変つらい思いをいたしましたJR北海道問題にも高い関心を持っていただいて、いわゆる厳しい路線の視察もいただいたと思います。  まず、JR北海道問題につ...全文を見る
○小川勝也君 私は、石井大臣は二十数年前から存じ上げておりまして、最も尊敬をする議員の一人でございましたけれども、今の答弁は本当に冷たい答弁だと思います、役人が書いた答弁書をそのまま読んで。  四国や北海道がつらいことになっているんです。そして、そういうところを犠牲にするから、...全文を見る
○小川勝也君 答弁書を読み上げるだけで、正直がっかりしました。せっかく質問をしたんですけれども、そういう答弁であれば仕方ないというふうに思います。  冒頭申し上げましたとおり、切実な声です。もう例えば北海道に来ていただいても、石井大臣、札幌だけ来たわけではありません。選挙の応援...全文を見る
○小川勝也君 どうぞよろしくお願いをいたします。信じておりますので、よろしくお願いします。  次に、国の大きな責務の一つであります航空保安についてお伺いをいたします。  資料を用意させていただいておりますので、御覧をいただければと思います。  これが、いわゆる航空保安に対し...全文を見る
○小川勝也君 様々な配慮をしていただいていることは承知をいたしております。しかし、そのセキュリティーに航空事業者が責務の一端を持っているということでありますと、そこに係る費用はいわゆる経営全体の費用から捻出をされます。航空事業者は、顧客を獲得する、あるいは株主に配当するなど、様々...全文を見る
○小川勝也君 これは何かあってからでは遅いというふうに思いますし、私は諸外国に責務を国が負うという重大なメッセージを発するべきではないかというふうに考えております。また機会があれば質問させていただきたいと思います。  そして、現実の問題であります。  インバウンドが好調である...全文を見る
○小川勝也君 まだ時間がございますので、しっかりと重ねた対応をお願いをしたいと思います。  時間もなくなってまいりましたけれども、空港を防災拠点としてしっかり整備してほしいという質問をさせていただきます。  私は、あの東日本大震災のときに防衛省で仕事をさせていただいておりまし...全文を見る
○小川勝也君 引き続き、安心、安全の備えをお願いをしたいと思います。  次に、木造建築についてお伺いをしたいと思います。  私は、CLT建築の推進のために少し頑張ってきた自負があります。国土交通省の兵庫県にあります実験施設にも参りまして、阪神・淡路大震災と同じ震度でCLT建築...全文を見る
○小川勝也君 今、私たちの国の森林の状況は、大変つらい時代をずっと過ごしてきたわけでありますけれども、伐期を迎えた森林が多いということで、新たな法改正もあり、どんどんどんどん木材が市場に出てくることとなろうかと思います。  建築に利用していただいて、その端っこや余りがバイオマス...全文を見る
06月07日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  私が疑い深いのか、変な法案ばっかり出てくるのか、私も田名部委員と同じように法案を裏から透かして見たり疑って掛かる癖が身に付いてしまいました。今いろいろと確認をしていただいたのと、私も少し読ませていただいて、今回の法案に...全文を見る
○小川勝也君 その方向性でお願いをしたいというふうに思います。特に、OECDでいろいろな基準が決められたり、あるいは改正されたときになるべく早くキャッチアップしていただくと、そういったお願いもさせていただきたいと思います。  資料を三枚用意させていただきました。特別支援教育の現...全文を見る
○小川勝也君 答弁を前向きに受け止めさせていただきたいと思います。その方向性でやっと動きがなされたということがこの法案の提出につながったものと解釈をさせていただきます。  すぐ中止をという思いはありますけれども、それはなされないということも重々承知しておりますので、必要な試験を...全文を見る
○小川勝也君 余談ではありますけれども、一位の座をキープしておりました韓国では今、天然農薬が流行しているようであります。JADAMという組織があって、六万人近い会員がいて、今三万五千戸がこの有機農業、天然農薬を使った農業にアクセスしているということであります。  日本だけが世界...全文を見る
○小川勝也君 今、この農薬取締法においても、しっかりと新しい情報に基づいて変えていくという審議がなされているわけであります。食品の安全基準、残留農薬の基準も適切に見直していっていただきたいと思います。ここで審議官を責めてもしようがありません。  妊婦の方にとっておいしい安全な野...全文を見る
○小川勝也君 検討に委ねますけれども、生産段階で色選、そして流通段階で色彩選別機、これ二回あるわけでありますので、実需者、消費者からのいわゆる苦情、被害はあり得ません。それはもう一回しっかり検討をしていただきたいと思います。  そして、今何を訴えなきゃいけないかということであり...全文を見る
06月08日第196回国会 参議院 本会議 第27号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  ただいま議題となりました卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案に対し、会派を代表し、質問いたします。  昨年から今年にかけて、国会では森友、加計問題が注目され、いよいよ安倍総理の進退の段階まで来ました。世...全文を見る
06月12日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  私も菅原参考人とほぼ同意見でございまして、考え方を少し整理してから質問をさせていただきたいと思います。  元々、もう釈迦に説法ですけれども、これは廃止を提言にして、そこから加工されて法律案が作られました。自由民主党、...全文を見る
○小川勝也君 三國先生が、豊洲市場と築地市場はどこが違うのかと、これは建築ジャーナルという本に寄稿されておりました。これは川田委員から見せていただきました。  実は、築地市場の移転問題から豊洲の市場の設計図が書かれたのは今からずうっとかなり前であります。しかし、この設計図、図面...全文を見る
○小川勝也君 この先生の文章には、築地はやはり仲卸文化で、特にマグロ屋さんが大物業会といいましてこれ花形なんですけれども、私も三十年ほど前にこの仲卸の皆さんにいろいろ教えていただきました。間口が狭くなって、マグロを仲卸さんのお店で解体できなくなっていると、これが豊洲の設計図だそう...全文を見る
○小川勝也君 私も、想像力を強くして、国の関与が明らかに少なくなっていく、それから廃止を迫られて今回の改正になっている、五年後の見直しには廃止まで行くのではないかというふうに心配をしておられる方もいます。それから、地方自治体が開設しづらくなって、民間の方が助け船を持ってきてくれれ...全文を見る
○小川勝也君 三人の参考人の皆様には、本当にためになる御意見をいただいて、ありがとうございました。  本会議でも申し述べましたけれども、日本全国どこに住んでいても、暮らしていても、公平公正なルールの下によって適正な価格で安心、安全な食料を手に入れられるというのは国民の権利ですし...全文を見る
06月14日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。本会議でも質問させていただきましたけれども、引き続き質問させていただきたいと思います。  私は最後にこう申し上げました。想像力をたくましくして議論いたしましょうということであります。書かれていること、行間ににじむこと、なぜ...全文を見る
○小川勝也君 役所の人たちにとっては、法案あるいは法律こそが権力の源泉であります。そして、法律があるから卸売市場や地方自治体にいろいろな関与をする権限を持つわけであります。そして、その法律があるから予算を獲得するわけでございます。  その法律が、こんなもの要らないじゃないかと言...全文を見る
○小川勝也君 現場の声ではなくて、法律を所管する省庁として、自分たちの宝物である法律がどれだけ大事だということをしっかりと省内で理論構築して、規制改革会議の皆さんに反論してひっくり返す努力をするのが役人の務めだと私は考えます。  それで、彼らは彼らでビジネスの立場から目をドルに...全文を見る
○小川勝也君 私らは名前のごとく野党ですから、勝手な言い方をいたしました。規制改革推進会議から廃止という高めのボールが投げられてきたので、その廃止を回避したことで満足してしまったのではないかというふうに類推をいたしました。  質問を変えます。  与党関係者も我々と同じ思いでこ...全文を見る
○小川勝也君 詳細まで分かるわけではありませんけれども、想像どおりですよね。廃止という高めのボールを投げられたので、廃止じゃなかったことで満足をしたということであります。そして、認可制が認定制になったということで、事実上骨抜きに近づいたというのが私たちの解釈であります。  それ...全文を見る
○小川勝也君 事実関係をおさらいをしたいと思います。  もう既に八次の計画から九次の計画にかけていろいろ形態を変えたり再編がなされたりして、中央、地方卸売市場の経営が全国で万々歳という状況ではありませんでした。  そして、この法案の提案理由にも書かれておりますとおり、国民の食...全文を見る
○小川勝也君 口で言うのは簡単なんですよ、活性化。活性化するために何が必要かというと、物が必要なんですよ。物がどんどんどんどん減っていくのに、どうやって活性化するんですか。  そして、今までのトレンドもそうだったように、指定管理者制度とかPFIとか第三セクターとか、今までの法律...全文を見る
○小川勝也君 いわゆる施設の補助については再三勉強させていただきました。民設にするという選択肢もある、いわゆる公設の市場が、地方公共団体が設立している市場がこのまま公設でやりたいんだと、そしてこのままのいわゆる設備に対する補助制度は知悉しているけれども、何とか民間に任せないで公設...全文を見る
○小川勝也君 先ほども議論になりましたけれども、民設の認定市場も誕生いたします。これまでも認可という中で農林水産大臣がしっかりその市場をチェックするという法律の立て付けでありましたし、認定の卸売市場に対しては公設、民設を問わずしっかりとチェックをするということであります。  し...全文を見る
○小川勝也君 本会議でも質問させていただきました。五月二十四日の井上局長の大串委員に対する答弁の中で、認可の制度の下では認可を受けない中央、地方卸売市場は存在し得なかったが、認定になれば認定を受けない卸売市場が誕生すると、しかし認定を受けない卸売市場は中央、地方の名称は使えないん...全文を見る
○小川勝也君 想像力が強過ぎるのかもしれませんけれども、この法改正の中で認定を受けない卸売市場が誕生するという可能性ができたということがやはり大きいんだろうというふうに思っています。中央という名前を使わなくても、地方という名前を使わなくても、本当に卸売市場の業務をやろうとすれば、...全文を見る
○小川勝也君 有識者は、今の答弁を聞いてしっかり内容を把握されたと思います。  監督権限がないんですね。ですから、公取にお知らせをするだけなんです。だから、法律こそが役所の源泉だとすれば、この非認定の卸売市場については監督権限を放棄するということになります。そして、監督官庁から...全文を見る
○小川勝也君 大型小売店の力が強くなったのはそのとおりでありますけれども、これも別な機会に議論しなければなりませんけれども、大型小売店あるいは小売チェーン店も、一軒、一社ではありませんので、何とかしっかり独占禁止法には対応できているというふうに思いますけれども、御案内のとおり、中...全文を見る
○小川勝也君 全く理解できないですね。  今までのやり方でどこが悪かったのかと。全国の中央卸売市場を国がやっていたわけじゃないんですよ。地方公共団体がやっていて、これまでもやりたいというふうに意欲を示しているのに、なぜそんなリスクをわざわざテークするのか。  それと似たような...全文を見る
○小川勝也君 冒頭申し上げましたとおり、どんどんどんどん中央、地方の卸売市場の経営は厳しくなっていくんです。ですから、五年後、我々が黙っていれば事実上の廃止に持っていかれることは間違いありませんので、蜂起をしなければなりません。  最後にこのことを申し上げて、質問をさせていただ...全文を見る
○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  私は、会派を代表して、両案に反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、この法案の提出が、消費者、生産者、市場関係者のニーズからなされたものではなく、規制改革会議、未来投資会議の廃止を含む提案からなされたものだから...全文を見る
○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  TPP特別委員会というのがかつて参議院にありまして、いつだったのかなというふうに思い出してみたら、去年でしたね。私は、当時、野党側の筆頭理事をやっておりまして、御案内のとおり条約は三十日ルールがありましたので、とにかく審議を尽...全文を見る
○小川勝也君 答弁不十分ですけれども、前に進めるしかないと思います。  それは決まったことだからというのは、得るものが小さくなったのに払うものは同じだということなんです。大きいまんじゅうを買うために三百円用意したけれども、まんじゅうが小さくなって、本来百五十円でよかったのに三百...全文を見る
○小川勝也君 とても満足のいく答弁ではありませんけれども、それが限界だということも知悉して答えをいただいております。  何もホルモンを使っていたら全て輸入禁止にしろと言っているのではなくて、科学的知見を求めて少しでも減らす努力をした方がいいのではないかというふうに言っているわけ...全文を見る
○小川勝也君 私たちも、TPP特別委員会で発言した人も、全く安全なことに質問するばかはいないんですよ。それをそういう答弁ばっかりしてもらうのは余り結構なことではないかと思います。後で触れます。  そして、肝腎の関心事に質問を移りますけれども、徳永委員に引き続いて、私も北海道であ...全文を見る
○小川勝也君 普通の農作物は、普通、一年一産でありますので、その年ごとに方針を決めればいろいろ転換が可能です。酪畜の場合はそうではありません。もし搾るための牛が足りないと思っても、すぐ搾乳のための牛はできないわけであります。牛乳が足りないといっても、工業製品ではありませんので、す...全文を見る
○小川勝也君 生乳につきましては、本州の生産体制がどうなるのかという変数がありまして、ここは微妙なところだと思います。  そして、先ほどの徳永委員とのやり取りの中でも明らかにはなったと思うんですが、牛肉の生産能力におのずから限界があるというのが今の私たちの国の姿だろうというふう...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。  次に、また食の安全についてお伺いをしたいというふうに思います。  残留農薬の問題とか添加物の問題とか、いろいろやってまいりました。週刊新潮は、今日発売日でありましたけれども、また取り上げているようであります。  今まで何と何が取り上げ...全文を見る
○小川勝也君 大臣、こんな答弁を本当にまともに聞いちゃ駄目ですよ。  和食とか、うまみとか昆布だし、カツオだし、いりこだし、シイタケだし、本当に日本はすばらしい食文化なんです。ところが、今、外食や中食ばっかり、そして冷凍食品あるいはレトルト食品、こういうものばっかりしか食べられ...全文を見る
○小川勝也君 思いは分かりますけれども、大甘です。私と山田俊男先生でベトナムとオーストラリアにTPPの視察に行かせていただきました。オーストラリアは輸出にすごい積極的で、肉と米、そしてベトナムも物すごくこのTPPを機に日本に輸出を頑張ろうとしています。例えば、資本を集めて、ベトナ...全文を見る
06月18日第196回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  私は、会派を代表し、平成二十八年度決算の是認に反対、平成二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、平成二十八年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に反対、内閣に対する警告に賛成の立場で討論を行います。  第一の反...全文を見る
11月15日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也でございます。  まずは吉川大臣、御就任おめでとうございます。  四十七都道府県それぞれ第一次産業は重要でありますけれども、我々北海道はその思いを人一倍強く持っているというふうに自負をいたしております。  かつては中川昭一先生や武部...全文を見る
○小川勝也君 お考えをいただきました。申し上げたいことはたくさんあるわけでありますけれども、一点確認をさせていただきたいと思います。  この委員会でも審議をし、採決をされてしまった主要農作物種子法であります。生産現場の方も余り理解がないまま成立してしまったという、そんな感想もあ...全文を見る
○小川勝也君 大臣から最後御確認をいただきましたけれども、今だけ、金だけ、自分だけではなくて、私たちの国では、未来永劫、この国で生産した米、麦、大豆を食してずっと繁栄をしていかなければならないということ、そして、そのためには良質で安心、安全の種子の供給が不可欠であることを、吉川大...全文を見る
○小川勝也君 重ねてお伺いをいたします。  里見委員からも指摘がありましたとおり、つい先頃、新しい在留資格による受入れ見込み数というのが政府から発表されました。農業分野、漁業分野、それぞれ数字が記載されております。  初年度、農業分野で三千六百人から七千三百人、五年目までの累...全文を見る
○小川勝也君 つい先頃発表されたものですから、例えば閣議決定当時にはこの数字は発表されておりませんでした。ですので、今回の法案審議に対して慎重な勢力、すなわち我々からは、生煮えじゃないかとか審議の材料が乏しいと、いろんな批判があったわけであります。ですから、この積み重ねの数字がど...全文を見る
○小川勝也君 あと、今後それぞれの分野で審議がなされるかと思いますけれども、いわゆる単純労働あるいは熟練技能、こういうキーワードが大変重要になってきているわけでありますけれども、農林水産分野における様々な仕事について、その単純労働や熟練技能の定義はどの程度進捗されているでしょうか...全文を見る
○小川勝也君 私といたしましては、今議論が始まった法案でありますので、この短い臨時国会において参議院に来ることはよもやないだろうとは思いますけれども、私たち農業分野も非常に関心を持っておりますので、もし万が一参議院に来るようなことがあれば、我々農林水産委員会としても連合審査を求め...全文を見る
○小川勝也君 それで、今回のいわゆる入管法の改正が拙速だ、生煮えだという議論はたくさんあるわけでありますけれども、それは、ここにおられる委員はもう既に全ての方が御承知おきだと思いますけれども、今までの実習生制度との関係はどうなのか、実習生制度の反省点はないのか、現状はどうなのか、...全文を見る
○小川勝也君 是非ともお願いをしたいと思います。  多分、我々の委員会視察もそうでありますけれども、大臣が御視察される場所を選ぶときには、多分、農林水産省の事務方はそこそこいいところ、きれいなところに案内をするでありましょう。ですから、そこは大臣も機転を利かせて、待遇が悪そうな...全文を見る
○小川勝也君 私は、北海道選挙区の選出でありますので、この閉会中もいろんな地域を回らせていただきました。選挙も四回やらせていただいておりますので、それぞれの地域、十二年前はこうだったな、初めて足を踏み入れたときはこういう感じだったなということで、どんどんどんどん変化していく農村を...全文を見る
○小川勝也君 北海道はこのところ、先ほど申し上げましたように、酪農も好調でありましたし、それ以外の水田、畑作分野も好調でありました。しかし、今年は大変な不作であります。ですので、いわゆる家督を次の世代に譲った先輩たちは、息子にとってはいい薬になったろうと、ずっと右肩上がりで思って...全文を見る
○小川勝也君 終わります。     ─────────────
11月27日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  この委員会の皆さんとともに、八月二十七日でしたか、広島県、岡山県の災害視察に行きました。非常にタイトな日程でしたけれども、いろんな勉強をさせていただいて、地元北海道に戻ることになりました。  いろんな経緯はあるんですけれども...全文を見る
○小川勝也君 よろしくお願いします。  私が現地にお伺いしたのが八月三十一日、そして、その後、風台風があって、九月六日、地震の発災になるわけであります。大変、未曽有の停電ということで生活も大変でありますし、札幌も、もう全域停電でありましたので仕事にならないわけであります。道庁に...全文を見る
○小川勝也君 あわせて、私が先ほど申し上げましたように、全国一律にリスクがあるということではないわけであります。儀間先生お帰りになられましたけれども、北海道と沖縄だけが、いわゆるほかの電力会社との連系線が沖縄の場合はない、北海道の場合は容量が小さいということで、リスクがあるわけで...全文を見る
○小川勝也君 是非よろしくお願いします。  それから、先ほども、いわゆる胆振東部地震の被災地が二次補正に様々な要望を盛り込んでいただいているということでございますので、後ほど吉川大臣からは、第二次補正、総理からどんな指示があって、どのような今内容で進捗しているのかお伺いをしたい...全文を見る
○小川勝也君 前回の質問に引き続いて、米対策について質問したいと思います。  自由民主党の内部機関では二十九日に対策が決着すると新聞に書いてありました。米の需要減が十万トンと予測するということであります。転作の強化が求められるという内容でありますけれども、私はここで二つのことに...全文を見る
○小川勝也君 これ以上は聞けないわけでありますので、何とか来年の出来秋が悲惨な状況にならないように、結果にコミットしていただきたいと思います。  今日は聞き慣れない用語を駆使して質問をしたいと思います。  薬用植物資源研究センターというのがあります。薬の原材料には植物を利用し...全文を見る
○小川勝也君 今、副大臣から中山間地という御指摘がございましたけれども、北海道では夕張市が大変積極的に薬用植物の生産を頑張ろうとしているところであります。  先ほど申し上げました研究センターはつくばに本拠地がありまして、北は北海道名寄市、南は種子島にあるわけであります。それぞれ...全文を見る
○小川勝也君 ここに、要望には種苗保存施設の建設とか、いわゆる増殖技術等を開発目的とした研究施設の整備とかいろいろ出ております。私たちは主要農作物種子法を廃止するという大変な歴史的な敗北も経験しているわけでありますので、こういった研究施設の中で重要なものがなくなって途切れることが...全文を見る
11月30日第197回国会 参議院 本会議 第6号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  会派を代表して、ただいま議題となりました漁業法等の改正案に対し質問をいたします。  今回の漁業法の改正は、七十年ぶりの大改正と言われています。先人たちは、戦後の民主化の下、三年の歳月を掛けてこの漁業法を作ったと聞いています。...全文を見る
12月04日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  もう既に本会議で登壇もさせていただきましたけれども、今回の漁業法の改正の質疑をする、晴れ晴れとした気持ちからはかなり遠い状況で今、マイクの前に立っています。またこんな法案の審議をしなきゃならないのかというのが正直な思いでありま...全文を見る
○小川勝也君 役所から、この法案が提出されるまでの規制改革会議の中での議論、あるいは水産ワーキングチームの中での議論、あるいは水産庁での議論という時系列的にいただいた資料をいただいております。  そんな中で、御案内のとおり、平成二十九年は、農林水産省、水産庁の中で、水産政策審議...全文を見る
○小川勝也君 いみじくも今その他というふうに言われたんですけれども、これだけの憲法改正に匹敵する大改正があったのに主たる議題にならず、その他でちょろっとやられたという報告が来ているんです。私たちのところにも様々なその審議会に出席した方から情報が来ているんです。  政務官も一応、...全文を見る
○小川勝也君 全く聞いていないことだったんですけれども、基本的に、今回は異例のスピードで水政審やあるいは部会、分科会の議論を飛ばして法案が提出されています。そして、本会議でも複数の質問者が触れていますけれども、これだけの大改正をいわゆる臨時国会、会期の短い臨時国会に出すなんという...全文を見る
○小川勝也君 北海道の関係者が聞いたのは、北海道は稠密に海面を使っているので、すぐさまは関係ありませんと。すなわち、北海道には関係ない法律ですから余り改正の中身知らなくていいですよというようなことを言われて、のほほんと過ごしてきたというのがこれ多分実態だろうというふうに思うわけで...全文を見る
○小川勝也君 一々突っかかる必要はありませんけれども、政省令を決めるのはここではありません。そして、ここはいわゆる国権の最高機関であって、唯一の立法機関であります。ですので、ワーキングチームから出た案、そして農林水産省を猛スピードで通過をし、そして国会に提出されたわけであります。...全文を見る
○小川勝也君 大臣にもお伺いをしたいと思います。  例えば、農業者の生きがいとか幸せ、浜を守ってきた漁師さんの矜持というのは、いわゆる成長産業とか収入の多寡だけでは測れないんじゃないかと思います。ですから、規制改革ワーキングチームの思いをそのまま法律にするのではなく、そのことを...全文を見る
○小川勝也君 疑念が多い内容ですので、やり取りが大変とんがって暗いものになるおそれがありますので、途中でみんながにこにこする話題に転換をしたいと思います。  資料を一枚用意しましたので、居住性に富むアイスランドのトロール漁船という資料を見てください。これは、私も全日海の皆さんか...全文を見る
○小川勝也君 この船は多分トルコで造られたんだというふうに思います、出典がそうなので。  それで、我々の国もいわゆる造船大国でございました。そして今、今回私は少し懐疑的に質問をさせていただきますけれども、いわゆる漁船の大型化やあるいはその制限の変更、これは大変厳しい見方をしてお...全文を見る
○小川勝也君 それから、いわゆる魚の消費の問題が度々議論になります。子供たちは骨の付いた魚を食べるのが大変苦手になっているというのも事実だろうというふうに思っています。  あと、消費の性向、動向も非常に格差があると思いますけれども、ざくっと、魚価がどうなっていくのか、あるいは国...全文を見る
○小川勝也君 資源管理と科学的根拠、もうこれは大変難しいことだろうというふうに容易に想像できるわけであります。  魚は、水槽の中で見ていれば分かるんですけれども、魚は移動が自由ですから、いろんなところに行ったりします。それから、水温も変わる、気温も変わる、海流も変わる。これは、...全文を見る
○小川勝也君 ここは今回の漁業法の改正の中でも最も心配する肝の部分でもありまして、これはほかの委員からも質問がたくさん出るんじゃないかというふうに思います。  すなわち、IQからITQになって、いわゆるマネーゲームの対象になる可能性があったり、資本主義社会ですので、お金を持って...全文を見る
○小川勝也君 これも、例えば畜産クラスター事業における牛舎の建築みたいに、政策が変わって一気に混雑するようなことがあるときついなという思いもしているところであります。  それから、トン数制限の廃止と資源をどう守っていくのかということは、これはちょっと深い議論が必要だと思いますの...全文を見る
○小川勝也君 さっき子供たちの魚食文化も偏りがあるというふうに申し上げたんですけれども、多分、回転ずし等でもマグロとサーモンはこれ両横綱ですので、需要は堅調なんじゃないかなというふうに聞いておりました。  御案内のとおり、西日本の養殖については詳しくはありませんけれども、ブリや...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。  長官といえども、科学的知見で将来の漁獲量や魚価までは予測できないのは、これ当然のことだろうというふうに思います。  また、今改正案の肝の部分についてお伺いをしたいというふうに思います。  海区漁業調整委員会の公選制が任命制になります。...全文を見る
○小川勝也君 そうしたら、技術的助言なんて削ればいいじゃないですか。これがあるから怪しいんじゃないですか。  だから、あと、今そういう答弁を大臣が残すということは、もし万が一、将来、ある県の知事がある企業を、そこに漁業権を認めたときに、これは多分官邸からの指令があったんではない...全文を見る
○小川勝也君 私たちも様々学習の機会をいただいて、農業協同組合法をやっぱり審議したときに、結局、農協は邪魔だったんですよ。なぜかというと、いわゆる資本主義社会でも買えないものがあります。それは地方自治体と協同組合。これは札びらでたたいても買えないから、いわゆる資本主義社会を謳歌し...全文を見る
○小川勝也君 二つの漁協のうち一つは、近くに公認会計士さんがいないところですね。まあ、それはいいでしょう。  それと、あとまた、漁業のことは素人ですがというような人が作ったと言わざるを得ないのが、組合法の、販売のプロを役員に入れろという話です。これもまあ片腹痛いと言わざるを得な...全文を見る
12月06日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○小川勝也君 同僚の鉢呂委員からバトンを受け取りました参議院議員小川勝也でございます。  いいバトンが来ました。ここまでいい議論になりましたので、何とかこのいい議論を来年の通常国会にも持ち越して、もっといい形にして漁業法を成立させたいと、そんな思いでいっぱいであります。  長...全文を見る
○小川勝也君 そうとしか答弁できないのはよく分かっています。  それで、企業を参入させるためにあれもこれもというふうにいろいろと押し込んできているはずであります。しかし、水産庁も、浜の現場あるいは流れからして、ここまでは譲ったとしても、ここはどうしても譲ることはできないというこ...全文を見る
○小川勝也君 確認をしておきます。  企業が参入するときに、いわゆる漁業協同組合やその近い場所で漁業を営む漁業者等との話合いのルール作り、これを水産庁が進めているということでよろしいでしょうか。
○小川勝也君 後で質問をいたしますけれども、トラブルが予想される、混乱が予想されるということは参考人からもるるお話があったところであります。適切かつ有効というキーワードは、衆議院の委員会、当委員会等で再三議題に上る、今改正案の中で一番重要なところであります。  短いお答えで結構...全文を見る
○小川勝也君 山田先生から今日午前中にお話がございました、農協改革と非常に似ているわけであります。これ、農協改革の主眼は何か。まさに企業が参入しやすいようにということであります。そして、そのお題目は、農業者の平均年齢が六十ウン歳だから、どんどん担い手がいなくなるからというお話であ...全文を見る
○小川勝也君 浜には一軒しかないわけじゃありませんので、そんな外から参入しなければならないほどのすばらしい漁場が空くということは、これはあり得ないんです。  ですから、いわゆるさっき農地の例を出させていただきました。使いにくい、生産性が上がらない中山間地域は、どんどんどんどん耕...全文を見る
○小川勝也君 岸会長は、自民党の部会に行って法改正の中身について問われると、まずは概算要求の三千億円ありがとうございますと、そこから始まっているんですよ。ですから、いわゆる先ほどの参考人とのやり取りで分かったと思います。全漁連は、三千億円の予算が付いたからかどうか分かりませんけれ...全文を見る
○小川勝也君 もう既に企業形態が漁業に深く参入していることは常識となっています。企業が参入することに真っ向から反対しているわけではありません。その趣旨は、漁業によって得られた益は、なるべくというか、ほとんどというか、全てやっぱり浜にあるべきだと考えます。いわゆる捕った魚でもうけた...全文を見る
12月07日第197回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  採決になるとは思っておりませんでしたので、当然、原稿がございません。数ある漁業法の問題点については、後の討論者がしっかりと述べてくれることを期待をいたします。  私からは、まずこの参議院の役割について、皆さんの前に御確認をさ...全文を見る
12月11日第197回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会の小川勝也です。  畜産物価格等に関して質問をさせていただきます。  毎年一回はこのチャンスがあるわけで、毎年、その時々に関連するトピック、ニュースと関連して畜産あるいは酪農について質問ができる、この日は本当に大事な日だと思っております。かつて...全文を見る
○小川勝也君 広くあまねく集乳をしていただくということがこの法律改正のときにも肝だった。ですので、トラブルが起こらないように祈らせていただきたいと思います。  まず、毎年同じ話をさせていただきますけれども、酪農の規模が大きくなり過ぎているという話であります。  平成二十年と三...全文を見る
○小川勝也君 このままでいくと、どんどんどんどん規模拡大といわゆる過剰投資が続いていくんだろうというふうに思います。  先日、この委員会に資料を提出させていただきました日農新聞の記事は、百七十頭から二百七十頭に規模拡大をするときに、いわゆる自己負担の投資額が二億円だという世界で...全文を見る
○小川勝也君 大臣からも披瀝がありましたけれども、過剰投資、これ以上は投資したくないけれども酪農を続けたいと、この人たちを離農させないことが一番大事だろうというふうに思いますので、標準経営モデル、安心して酪農を営むことができる、そういった社会をつくっていただければというふうに思い...全文を見る
○小川勝也君 よろしくお願いします。現場の声を聞かないで政策をつくるということは、これはもうあり得ないというふうに思うわけであります。  それで、クラスター事業について御質問をさせていただきたいと思います。  これは、藤木委員からもお話がございましたし、北海道のユーザーからも...全文を見る
○小川勝也君 今私が申し上げたことに留意して、施策をブラッシュアップしていただければと思います。  どんどんどんどん規模拡大をしていく中で、規模拡大と同時に経営リスクも大きくなってまいります。北海道では、地震、停電を経験をいたしました。ブラックアウトでいわゆる停電になって、搾れ...全文を見る
○小川勝也君 それはただ、御社が用意しているメニューがあるという話じゃないですか。ですから、金の掛かるところには投資したいんですよ。金を掛けても一円も入ってこないところには投資したくないんですよ。ですから、いわゆる牛舎を造る、牛を入れる、そういうところに優先するに決まっているじゃ...全文を見る
○小川勝也君 御答弁ありがとうございます。  いわゆるクラスター事業でいわゆる充実したシステムを導入する、これはいわゆる正面です。それの、今部長から御答弁をいただいたのは、後方支援で、メンテナンスとか保守とか、あるいは非常時に来てくれるとか、要員のいわゆる充実までお話をいただき...全文を見る
○小川勝也君 今、その副産物価格が酪農家にとっても大変な収入源になっているのは事実であります。  そして、みんながみんな大きな投資をして大きな経営を求めたいわけではありません。本当に今の頭数で家族で持続可能な経営を続けたいという酪農家を大事にしていただきたい、そのことをお願いを...全文を見る