小川勝也

おがわかつや



当選回数回

小川勝也の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。レンポウではありません。  早速、豚コレラの問題からお伺いをしたいと思います。  池田局長、来ているんですか、今日。宮崎で共に口蹄疫と戦った戦友であります。  あのとき宮崎県が支払った、あるいは我々が支払った...全文を見る
○小川勝也君 私も国内産の牛肉、豚肉、鳥肉をこよなく愛する消費者の一人として、国内で畜産を行っていただくことに敬意を表させていただきます。しかし、高い当たり前の飼養衛生基準を守れない経営者にはその業を営んでほしくはありません。  あるいは、後に触れますけれども、アニマルウエルフ...全文を見る
○小川勝也君 申し上げたかったのは、利益を追求する農業、これが蔓延をいたしますと、更なる高みを目指す農業技術や、あるいは種子、種苗が開発されます。聞くところによりますと、一粒のトマトの種からまさに十メートルを超す枝が伸びて、通年いわゆる収穫ができるというような施設があるやにも伺っ...全文を見る
○小川勝也君 平場のいわゆる耕地農業については合理的な手法を求めていくベクトルに私も異存はありません。平らなところの水田は一区画を大きくして、それこそGPS管理や無人トラクターで様々な作業をする。北海道農業もかなり大規模化しておりますので、露地の作物はしっかりとそれで賄っていく。...全文を見る
○小川勝也君 そこで、そういう新しいシステムを利用して効率的な農業を営む分野は、そこは仕方ないと思います。しかし、それを補う政策が足りないから、私が思うような険しい未来が訪れるんだろうというふうに思います。  これまで地域コミュニティーを守ってきたのは兼業農家の方々であります。...全文を見る
○小川勝也君 またゆっくり聞きますけれども、今局長から正直な御答弁がありました。有機畜産物は、有機栽培で生産された餌を与えるというのが基本でありますので、日本にはその概念がほとんどありません。それから、アニマルウエルフェアにつきましては後進国そのものであります、私たちの国は。 ...全文を見る
○小川勝也君 よろしくお願いします。  それから、最近イスラム圏からの観光客も増えているようでありますけれども、彼らに安心、安全の食事を提供するということもおもてなしの大切なキーワードだろうというふうに思います。これも進んでいるようでなかなか進んでいない。いろんな流儀や宗派や国...全文を見る
○小川勝也君 なかなか国がお墨付きを与える認証マークというところまで進まないようでありまして、これからやはり商売を目指す方々が基準に満たないのにもいろんなマークを付けてお客さんを誘うなどということも懸念材料でありますので、できる限りそういった日本の信頼が損なわれないような努力を政...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  自由民主党会派の先生方が質問を放棄されましたので、久々のトップバッターということで、気持ちよく質問をさせていただきたいと思います。  予算の概要を今御説明をいただきました。時代が移り変わってきておりますので...全文を見る
○小川勝也君 加えまして、やはり中山間については一言問いをさせていただかなければいけないというふうに思っています。  平地につきましては、中間管理機構の問題提起、あるいは、この後法律案の審議もあるようでありますのでしっかり問題を提起させていただきたいと思いますけれども、さほど心...全文を見る
○小川勝也君 全て納得したわけではありませんけれども、問題を提起させていただきましたので、御配慮をいただけるものと信じたいと思います。  次に移らせていただきます。  私も北海道選挙区で活動させていただいて、北海道農業の規模の大きさ、人手不足、これから大変だろうなというふうに...全文を見る
○小川勝也君 細部については、行政でしっかりとおまとめをいただくこと以外にないというふうに思います。  再三申し上げますけれども、事故がないように、そして、事故があるリスクを冒してまでも目標の百万ヘクタールに近づけることはナンセンスであります。適切なドローンの使用で我が国の農業...全文を見る
○小川勝也君 アメリカは訴訟国家でありますので、弁護士さんの売名行為でいろんな訴訟が行われるということも存じ上げております。ですけど、警鐘が発せられたのも事実であります。一つのニュースが起きたから、何らかのことがそのことによって行われるということは適切ではありませんので、総合的に...全文を見る
○小川勝也君 もうこれは何回も聞いている話であります。  先ほどのグリホサートをめぐっては、三十数か国で使用禁止にしています。私たちの国では、例えばこの除草剤を製造している会社がいわゆる関係各位に、アメリカで裁判は起きているけれども、私たちの国の当局からは何も言われていないので...全文を見る
○小川勝也君 当然、これ残留農薬基準をクリアしないと市場に出荷できないということになりますので、この基準に合わせて農薬の使い方などを多分マニュアルを作って、農家の皆さんに指導する紙ができ上がるんだというふうに思います。  ですので、吉川大臣、いいですか、農林水産省はこの委員会で...全文を見る
○小川勝也君 追い打ちを掛けるわけではありませんけれども、ネオニコチノイド系農薬については、蜂、蜜蜂の大量死、蜂群崩壊と関連付けて議論をさせていただいてまいりましたけれども、実はもうフェーズが変わっておりまして、人の発達障害、神経毒性というフェーズに移っています。このこともあえて...全文を見る
○小川勝也君 今、全業種、全業態で人手不足でありますので、いわゆる搾乳ロボットの代理店のメンテナンス要員だけが豊富に人材が足りているということにはならないというふうに思います。要員の基礎的な知識、技術、これは大変つらいものがあるというふうに農林水産省も御認識をいただいておるものと...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
04月08日第198回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也です。  省庁別審査ということで、少し総花にはなりますけれども、ふだんから考えていることを幾つか質問させていただきたいと思います。  今日は私も朝からどちらかというと機嫌がよろしくない朝を迎えまして、まあお向かいに座っておら...全文を見る
○小川勝也君 私も確固たる自分の立ち位置をはっきりして大臣に問いをしたわけではありませんので、後ほど財務大臣に、最後、私の思いを述べさせていただきたいと思います。  今、一つ問題になっているのは、ここ二十年という区切りを一つ付けさせていただくとすれば、世界はリーマン・ショックを...全文を見る
○小川勝也君 いろいろな理由がこれあるんだと思うんですけれども、単純な比較はできませんけれども、例えば高度経済成長時代は、豊富な消費欲求、これが経済の好循環を招いてきたというふうに考えられると思います。働いて給料が増える、欲しいものがたくさんある、家電製品も欲しい、車も欲しい、家...全文を見る
○小川勝也君 例えば、今、貧富の差が拡大をしたというふうに言われています。まさに兆の資産を持つ方も相当出てきた。あるいは数千億円、数百億円という方もおられます。成功した方が所得が増えるのは、これは当然のことでありますし、ただ、悔しい言い方をすれば、どんなに立派な方でもネクタイは一...全文を見る
○小川勝也君 やっぱり十月が相当心配だからこういう施策を取っているんだというふうに思います。  景気減退のリスクもさることながら、いわゆる軽減税率を始めとする、外食と内食はどうなんだというような議論も進んでおるようではありますけれども、混乱のリスクはどの程度あるというふうに財務...全文を見る
○小川勝也君 具体的なプランは申し上げませんけれども、先ほど論じましたように、いわゆる将来不安をなくす、社会保障の充実によって消費を喚起するという視点は非常に大事だと思います。  この点については、財務大臣はどういうお考えを持っておられますでしょうか。
○小川勝也君 ありがとうございます。  先ほど藤木委員がアフリカ豚コレラの話をされました。私は、日本農業新聞の一面と三面、資料に付けさせていただいております。これは実は後で質問をさせていただきたいと思います。  最後の資料を見てください。「ガス業界も三千九百万円」と。これは何...全文を見る
○小川勝也君 今日はそれ以上突っ込むつもりなかったので持ってこなかったですけれども、別な審議会では、あの先生には注射を打ってあるので大丈夫だなんという発言も生々しく出てきていますので、引き続き勉強したいというふうに思います。  ガスつながりで、是非知っておいていただきたいと思っ...全文を見る
○小川勝也君 現実にあるから今日わざわざ発表しているんですね。  それで、あと、この審査に当たって我が参議院の調査室が、会計検査院が各省に対してどういうことを指摘しているかというのを分かりやすく冊子でまとめてくれているのがあります。そんな中で私が見付けたのは、再生可能エネルギー...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
04月09日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  ふだん温厚な上月理事がここまで厳しいトーンでやられましたので、私は森ゆうこ先生を見習ってもっと激しく厳しくやっていかなきゃいけないというふうに思います。不快に感じる方がいらっしゃるとすれば謝罪をさせていただき...全文を見る
○小川勝也君 生産者の方の思いはよく分かります。これは生産者のせいではありません。国の指導が足りないからです。しっかり経験と知見を有しているのに、きちっと我々の国の畜産をここまで持続発展することができなかったのは農林水産省の責任だというふうに言わざるを得ないというふうに思っていま...全文を見る
○小川勝也君 農林水産省がやってきたことは、ソーセージを作るときに全く煮沸していないわけじゃないんですよ、ところが、煮沸が足りないことがあって生きたウイルスがあった、この生のまま持ち込まれたソーセージと同じことを行政がやってきたということです。  一つ一つ詰めていきます。  ...全文を見る
○小川勝也君 改めて確認をさせていただきますけれども、非常に嫌な言い方をしています。今私が確認したことは、防疫官もいる、探知犬もいる、そして、豚コレラやアフリカ豚コレラのウイルスを付着させた方やあるいは生煮えのソーセージを持っている人は、たまたま防疫官のいる空港に来てほしい、持っ...全文を見る
○小川勝也君 今、与党席からやっぱり生ぬるいという声が出ました。九万件もあるんですよ。ということは、開けただけで九万件なので、開けていないのも入っているからこうなっているんですよ。ですので、まずは持ってこさせないことを考えなきゃいけないので、厳罰化とか、持っている人は空港から日本...全文を見る
○小川勝也君 重ねてになりますけれども、やっぱり甘いですよね。たまたま防疫官のいるところ、たまたま犬のいるところに持っている人は来てくれという、こんなことで本当にいいんですか。私は、この豚コレラを封じ込められない国、私たちの国にアフリカ豚コレラが入ってくれば、畜産、酪農、全てもう...全文を見る
○小川勝也君 一々反論するつもりはありませんけれども、さっき確認したとおり、中国からの直行便が届く空港が二十三か所、ベトナムからの空港が四か所、こういうところを中心に配置しているということです。しかし、ここに書いてあるとおり、韓国、台湾、フィリピン、その他、どこの国から来る方が持...全文を見る
○小川勝也君 大臣から力強い思いを答弁いただきましたので、安心をいたしました。  今の大臣の答弁を受けて、長官からも補足と思いをお伺いしたいわけでありますけれども、あわせて、いわゆる林業の形態が機械化に伴って少しずつ変化してまいりますので、いわゆる労働安全衛生の基準やあるいは仕...全文を見る
○小川勝也君 重ねてでありますけれども、いわゆる林業、冬の時代がずっと続きました。今やっと伐期を迎えて、国産材に対する需要も伸びています。切る能力もあるわけで、運ぶ能力も厳しくなってきましたけれどもないわけではありません。このままで行くと、切っただけ、植えられないという状況が来る...全文を見る
04月11日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也です。  今、藤木先生の質問で確認をいただきましたけれども、牛肉、オレンジの輸入解禁が契機となって作られた法律案だというふうに理解をしております。  牛肉、オレンジのときには私は当然議員ではありませんでしたけれども、日本国中...全文を見る
○小川勝也君 冒頭申し上げましたとおり、農産物を農村エリアでいわゆる生育、販売するだけでは地域の人口が確保できないというその状況がもう目に浮かんできております。ですから、いわゆる農産物の収穫だけではなく、加工して販売、そこにいわゆる雇用と、いわゆる農村集落に人がいる、あるいは付加...全文を見る
○小川勝也君 改めてでありますが、藤木委員から、これは恒久法化しないのかというような問いがありました。私も同じ問いを考えていたわけでありますけれども、今回五年の延長ということで提案をされておられるようであります。  今後の五年間はこの法律にとってどんな五年間になりそうなのか、お...全文を見る
○小川勝也君 この質問の準備をさせていただく際に、農林水産省から平成二十四年度特定農産加工資金融資先三十三事業者の内訳という資料をいただきました。これは調査室で作っていただいた資料にも載っております。  それによりますと、事業実施前が売上高二千三百五十六億で、五年後にそれが三千...全文を見る
○小川勝也君 融資要件が三百人以下の従業員ということなんです。それで、特定の三十三事業者ということで、計算するとこれ九千人ですよね、一万人になるのに、従業員が一万九千人になっているんですね。  私どもにとりましては、経済産業省が分類する中小企業と我々が農村エリアで考える農産加工...全文を見る
○小川勝也君 これは深刻な悩みが国全体で今直面しているわけでありまして、農林水産省の優秀な役所の皆さんが手を差し伸べれば何とかできるという事柄ではないということは重々承知をいたしておりますけれども、やはり地域に与える影響が非常に大きいということが一つ言えます。  それから、農作...全文を見る
○小川勝也君 先般、この委員会で、いわゆるトマトの生産方法が高度化しているという話をさせていただきました。いわゆる高度なハウスで栽培をし、いわゆる温度、湿度、二酸化炭素量などをしっかり把握し、コンピューター、AIと連動させて必要な栄養素を適時投入するということであります。それで品...全文を見る
○小川勝也君 あわせまして、ヨーロッパはチーズの先進国でありました。フランス、スイス、イタリアから大変おいしいチーズが輸入しやすくなるわけであります。先日もあるレストランでお話をさせていただきましたら、伊勢丹等で購入する小売価格は結構高かったわけでありますけれども、関税撤廃によっ...全文を見る
○小川勝也君 先般、畜安法の改正も行われました。それから、生産局の畜産関係の皆さんとも様々議論させていただいてまいりました。これは省内の連携を密にしていただいて、力強いチーズの未来についてお取り計らいをいただければというふうに思います。  さらに、私が特定農産加工というふうに議...全文を見る
○小川勝也君 他府省とも連携をして可能性をしっかり模索をしていただければというふうに思います。  その先にもっと理想があります。その農場やあるいは加工場にいろいろな障害を持った方々にも参加をしていただいて、いわゆる農福連携という形で加工品を製造するということであります。ここも高...全文を見る
○小川勝也君 今、過不足なく御答弁をいただきました。霞が関エリアでは障害者雇用でうそ八百を並べたようでありますけれども、この農業と農産加工の分野は、まさに今政務官から御紹介がありましたように、本当に夢と希望と生きがいを発揮できる職場をいわゆるつくれる大変重要な分野だというふうに思...全文を見る
○小川勝也君 最後に、大臣に二言いただいて終わりにします。  一つは、先ほど、この業界に詳しい藤木委員からも、この制度はよく分からなかったという話がございます。もっともっと周知をしていただきたいと思います。地域が元気になるチャレンジをしていただきたいということから、全国にこの制...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
04月15日第198回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  今日は、先ほど小野田委員からも固有名詞が出ておりましたけれども、東京福祉大学の留学生、研究生が失踪している問題から端を発し、出入国在留管理の在り方及び文部科学省における大学、専門学校、日本語学校に対する様々な...全文を見る
○小川勝也君 そこから先は聞いておりません。  この方は、元法務省広島入国管理局長を歴任をした後、東日本入国管理センターの所長をやっておられた方であります。どういうことを彼が法務省に果たしたかは、私は聞くつもりもありません。しかしながら、学生を集めにいわゆる諸外国にPRに行くと...全文を見る
○小川勝也君 風間委員のまねをするつもりじゃありませんけれども、柴山大臣、次の問いには答弁書を読まないでお答えをいただきたいと思います。  わざわざ遠くからいろんなことを日本で学びに来ようとするときに、例えば銭湯の二階にクラスルーム、教室がある、アパートの一室が教室であると、こ...全文を見る
○小川勝也君 この東京福祉大学は、いわゆる日本人の入学生がどんどんどんどん減っていく、その減った分を留学生で補って何とか経営を維持しているという大学であります。  佐々木長官にもお伺いをしたいと思いますが、柴山大臣は妥当な御答弁をいただきました。この留学生の方々は働きたいがため...全文を見る
○小川勝也君 私は、こういう状況を放置したまま、四月一日からの新たな入国管理制度、在留資格の導入は余りにも早過ぎたというふうに思っています。まず今までの問題をきれいにしてからやってほしいと、こうずっと思っていたわけであります。  しかし、四月一日からスタートしたやつを元に戻せと...全文を見る
○小川勝也君 一部報道で、いろいろとその在留資格とか期間とかあって、今度はきれいに留学生を学ばせている大学とそうじゃないところと分けていくのではないかという報道もあります。私は、これは一つの考え方だろうというふうに思っています。  ですから、結局、留学ビザで来る方は留学のところ...全文を見る
○小川勝也君 氷山の一角、これは数字が突出していますので非常に目立つわけでありますけれども、先ほども議論されておりましたとおり、ほかの大学や専門学校でも似たようなことが起こっているはずであります。ここは、ここまで大きく報じられたということを奇貨として、しっかりとあるべき姿に戻るこ...全文を見る
○小川勝也君 学んでいる学生が泣かないようにお願いをしたいというふうに思います。  そして、先ほど申し上げた、留学生の資格でアルバイトをしている人たちが退学をした途端、不法滞在になります。そして、お金を幾ら持って帰るか分かりませんけれども、不法滞在として追われる立場で働いて本国...全文を見る
04月16日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○小川勝也君 委員会の皆さん、おはようございます。立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  前の質問の間にちょっと準備をしようと思っておりましたら、今日は一番バッターでございましたので、心の準備ができないままマイクの前に立たせていただいております。  今日は与党...全文を見る
○小川勝也君 考えていること、現状認識はほとんど同じだろうというふうに思っています。私が世界のマーケットを論ずる資格があるかないかは別にいたしまして、例えば大きく地球儀を俯瞰をしたときに、いわゆる南北アメリカ大陸、それからアフリカに関係を非常に深く持っているヨーロッパ、そしてもう...全文を見る
○小川勝也君 これは釈迦に説法ですけれども、野生鳥獣は実は人間のことを怖がっています。ですから、かつて中山間エリアにたくさんの人が住んで、そこで耕作あるいは林業を含めて生活をしておられたときには、なかなか彼らも出てこられなかったんですね。ですから、寂しいかな、我々の国はそういう奥...全文を見る
○小川勝也君 有効な答弁をいただいたと思います。  我々が大事にしなきゃならないのは、その議論を現状ということを前提にするのではなくて、これからどんどんどんどん農村集落が寂しくなるんだ、人が少なくなるんだという前提で施策を先回りして考えていかなきゃならないということを申し添えさ...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月09日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  昨日の日本農業新聞の見出しに吉川大臣がG20、新潟で行われる会合に向けてのインタビューの記事が出ておりました。持続可能な農業を探る、農業・食品分野の持続可能に向けてをテーマとする農林水産大臣会合では、技術発展...全文を見る
○小川勝也君 農業者が減っていくということについて、あらがえないことであるということは百も承知であります。  しかし、私ども北海道、今日はここに並んでおりますけれども、特に鉢呂委員と私、小川勝也は農村地域の生まれであります。にぎやかな頃の農村をよく知っている者として、どんどんど...全文を見る
○小川勝也君 現在の姿をお伺いをいたしました。  AIもドローンも最先端の技術も私は否定いたしません。令和に突入をいたしましたけれども、持続可能な我が国の農業、吉川大臣が理想としている農業に向けて施策を実行していくと、私たちの国における農業者人口はどのぐらいになるというふうに大...全文を見る
○小川勝也君 今日の本題ではありませんけれども、私たちは農業者戸別所得補償あるいは直接支払、こういう言い方をさせていただいておりますけれども、一定の歯止めがなければ際限なく農業者が減ってしまうおそれがあるということを常々訴えてまいりました。  特に、私ども北海道をベースとする酪...全文を見る
○小川勝也君 今の大臣の決意を事務方に補足をしていただきたいんですが、私は今、前田振興課補佐が書いた畜産コンサルタントの文章を持っています。浄化処理等に関する研究開発を進めている、そして、ALICと共催で窒素の規制強化に対応した汚水処理の推進ということで、様々な研究も進めているん...全文を見る
○小川勝也君 小さな農家を守ってほしいというのが本分ですけれども、大きな経営体にはきれいに、正しく、安全に、おいしくやっていただきたいし、できることは国に応援してもらいたいという気持ちは皆さんと同じであります。ですので、世界からどなたが来ていただいても、ああ、きれいな環境でお肉を...全文を見る
○小川勝也君 今、お肉も高いし、副産物も高いし、その分、子牛価格も母牛価格も高くて大変なんですけれども、経営者の皆さんも非常に意欲的に今投資をしようとされていますので、あわせて、これを機にきれいな酪畜にしていただければというふうに思います。  時間なくなったわけでありますけれど...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月13日第198回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  今日は二十分の時間でありますので、少ない質問数でありますけれども、内容が非常にマニアックな内容でありますので、少し前置きで説明をさせていただいて、多くの委員に御理解をいただけるように補足をさせていただきながら...全文を見る
○小川勝也君 何倍から何倍に変えましたかというふうに聞いています。  小麦と、併せて、その他の穀類の前にあるソバについてもお答えをいただきたいと思います。
○小川勝也君 世界が厳しくする流れの中で、この例えばグリホサートは中国なんかでも非常に厳しくしていると聞いています。日本だけが逆行しているんですね。  私が申し上げたいのは、しっかりと機敏に対応してほしいということであります。  冒頭、一枚目の資料に付けましたこの日本の基準決...全文を見る
○小川勝也君 この答弁だけでもうお分かりいただけると思うんですが、農林水産省が出してくるんだと、農林水産省は厚生労働省が決めるんだと、いつもこの水掛けばっかりしているんですね。  それで、多くの衆参の同志がこのことに非常に憂えています。ですので、衆議院の同志がいわゆる質問主意書...全文を見る
○小川勝也君 この質問主意書の答弁書は閣議決定ですよ、皆さん。担当している両大臣がこれなんだ。  三枚目のペーパー見てください、資料を。  先ほど、ネオニコチノイド系農薬は何で有名になったのか。これは、蜂に影響するというふうに言われたから有名になったと言われています。しかし、...全文を見る
○小川勝也君 やれることをやってください。それから、農林水産大臣には農林水産委員会でしっかりお願いをしてありますので、三大臣で連携をして、やれるべき再調査、あるいは前倒しでやっていただければというふうに思います。  ちなみに、国がやらないことを埼玉県がやってくれています。ネオニ...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月14日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  北海道選挙区の選出でございまして、北海道は御案内のとおり大規模化が進んで、担い手への集積が先行しております。また、農地については売買が主ということで、府県とかなり風習と現状が違うものですから、変な質問をするか...全文を見る
○小川勝也君 私も同じ見立てをしています。もし狙いがあるとすれば、後にコンクリート農地などという法案も審議させていただきましたけれども、首都圏や大規模消費地に近いところの府県域の平らなインターの近くは引き続き狙われているのかなという感想を持っています。  今日、佐藤参考人から秋...全文を見る
○小川勝也君 安藤先生の言葉を借りれば、結構無理やり押し付けられた制度の中で、多分秋田県の皆さんは真面目な方が多いので、本当に努力をされたんだろうというふうに思います。  また、面と向かっておべっかを使うわけじゃありませんけれども、やはり北海道で学ばれて、県庁の農政を担当されて...全文を見る
○小川勝也君 重ねて佐藤参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  先祖伝来の土地、農地という言い方があります。農家に生まれた方々は多分、じいさんの代から作ってきた畑はあそことあそこ、田んぼはこことここというふうに覚えておられて、それで、できれば親が介護が必要になってきたら...全文を見る
○小川勝也君 私の印象が間違っていたら申し訳ないんですが、兄弟の中で誰か帰って作らなきゃいけないなと思っていたところを、機構に借りてもらって誰かがやってくれてほっとしたと、女房も自分の実家に帰るなんて言ったら賛成もしなかったけど、説得しなくて済んで助かったという方がいるんじゃない...全文を見る
○小川勝也君 想像するに、例えば水田地帯の畦畔除去をして大きな一枚にするというような集積のメリットは、中山間の果樹などについては大変小さいんだろうというふうに思います。  そんな中で、ちょっと先の話になるのかもしれませんけれども、ほかの果樹の果樹地帯で、本当に戸数が少なくなれば...全文を見る
○小川勝也君 時間がなくなりましたので、もう一問しようと思ったんですけど諦めます。  五年前の登場のときと勢いが少し変わって、目的も少し変わってきたのかなというのを、最初の安藤先生に対する質問で分かってきました。それから、あるものはしようがないので、何とかこの集積をするというこ...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  本題に入る前に、二つのテーマについて質問させていただきたいと思います。  まず、一点目は、政務三役の在京当番についてであります。  御案内のとおり、文部科学省の政務官が在京当番にもかかわらず地元にいて、問...全文を見る
○小川勝也君 まともに対応している省庁はそうしていて当たり前でありますので、別に褒めもいたしませんし、拍手も送りません。  次の質問をいたします。ネオニコチノイド系農薬及びいわゆる小麦等に使われます除草剤グリホサートについてであります。  前の委員会でも大臣にいろいろと質問を...全文を見る
○小川勝也君 世界でがんの発生は増えていますけれども、我々の国は世界に冠たるがん大国であります。国民の健康を守りたいという閣僚であるならば、国民のがんの発生率をどうやって減らしていこうかというふうに考えるのが、これ当たり前のことであります。世界一商売のしやすい国にしたいという政権...全文を見る
○小川勝也君 文字どおりの官僚答弁ですね。  私たちの国は、何回も何回もいろんな面で痛い目に遭っています。例えば、カネミ油症問題、イタイイタイ病、それから予防注射を原因とした肝炎の蔓延、あるいは建築関係でいうとアスベスト被害、疑われたり心配していたのにもかかわらず、止まるのが、...全文を見る
○小川勝也君 これもまた、その審議会はネオニコチノイド系農薬の専門家がそろっている審議会であるわけがありませんので、今回、私の指摘を踏まえて、再度御確認をいただければというふうに思います。  残留農薬はどのぐらい食べればという議論でありますけれども、ペットのノミ取り剤、これをい...全文を見る
○小川勝也君 五年間で血のにじむような努力をされてきた地域があることは拝察をいたします。しかし、我々に言わせれば、出だしがよこしまだったわけでありますので、いつまでたってもきれいな軌道には戻らないんじゃないかというふうに思っております。  先ほど、進藤委員から有意義なお話を伺い...全文を見る
○小川勝也君 机の上で幾ら議論しても結論の出ない大変厳しい問題だろうというふうに思います。中山間の小さい農地をブルドーザーでいわゆる凸凹の大きな畑にしても生産性が上がるわけではありませんので、本当に悩ましい問題だろうというふうに思います。  そして、先ほども議論させていただきま...全文を見る
○小川勝也君 現場と遠いところの議論でありますので、どこまで把握をしていただいているのか、当然、クエスチョンマークが付きます。  秋田県からは、非常にこの集約率の高いマップを見せていただきました。それは、やはりこの地域で出さないのはおまえさんだけだぞというふうに三人に囲まれて出...全文を見る
○小川勝也君 私は、この面的集積という物理的なことよりも、今御答弁をいただきました、あるいは私からも提案をさせていただきましたけれども、ソフト面、この集約された大きな農地を誰がやるかというよりも、そこをサポートする、それ以外の農地で地域の集落の収益をどう上げていくのかということが...全文を見る
○小川勝也君 先ほども問題点指摘させていただきましたけれども、現行民法は権利が強くて責務が小さいというふうに言われています。農地というのは、地目いろいろありますけれども、我々国民にとっては最も大事な地目でありますので、その責務がしっかりと確保されないで、今後どんどんどんどん年代が...全文を見る
○小川勝也君 冒頭申し上げましたように、北海道では売買が主だったので、この法案の意図を五年前もなかなか理解することができませんでした。それから、安藤参考人から指摘がありましたように、県一つというのはなかなか農村の現状、集落の現状まで配慮が行き届かないんじゃないかという懸念をずっと...全文を見る
05月22日第198回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  私は、今日は、動物愛護の関係と野生鳥獣と森林の関係と、二つのテーマについてお伺いをしたいと思います。  今まさに、動物愛護法の議員立法をまとめるべく、衆参与野党で様々な詰めの議論をしているところであります。...全文を見る
○小川勝也君 その大臣の思いも含めて、議員立法がうまくまとまればいいなと、我々も、決算委員会も、そして環境省も応援していただければという思いで今日は質問をさせていただきます。  まずは犬猫の殺処分の件数でありますけれども、環境省事務方から最近の数字をお伺いをしたいと思います。
○小川勝也君 見せていただいて、すばらしい数字だろうというふうに思います。今御紹介がございましたように、環境省からいただいた数字を見ますと、平成十六年現在で三十九万四千頭余りの殺処分数、それを平成二十九年度、四万三千二百十六頭というところまで縮減をしていただいております。  次...全文を見る
○小川勝也君 これもいただいた数字で分かっております。各都道府県、各政令市、各中核市ごとに殺処分数がきちっとまとめられております。  ですけれども、当然のことながら、それぞれの自治体で、市民の皆さんの後押しを得ながら、それぞれの自治体で殺処分をなくしていこうという努力をしている...全文を見る
○小川勝也君 前の質問者が4G、5Gという情報伝達速度の話もしていただいたようであります。ですので、今ドイツでどういう行政が行われているのか、イギリスでどういういわゆる動物の保護行政が行われているのか、瞬時に情報を得ることができるわけでありますので、最新の事例を常に把握しながら次...全文を見る
○小川勝也君 全ての事例を申し上げるつもりはありませんけれども、いわゆる多頭飼育で大変な劣悪な状況で業が営まれているというニュースも散見されますので、期待をさせていただきたいと思います。  次のテーマに入ります。  今日午前中、国有林野の管理経営に関する法律の本会議質問をさせ...全文を見る
○小川勝也君 国有林、すなわち林野庁は、どの木を植えればどういうふうに成長するということに対して知見はそろっていますけれども、野生鳥獣との関係については全て万能ではないかというふうに思います。私が今申し上げましたように、地域によっても、樹種によっても、そこに暮らす野生動物の種類に...全文を見る
○小川勝也君 先ほど私の考え方も申し上げましたけれども、かつて林野庁でもコリドーなどという政策を非常に宣伝をしておりましたけれども、最近はなかなかホームページも更新されておらないようでありますけれども、国有林が伐期を迎えて、この後また造林をしていくわけであります。  野生鳥獣に...全文を見る
○小川勝也君 国有林の法律は未来投資会議がもっともっと木を切ってもうけようという法律でありますけれども、それ以外にも大事な概念がたくさんあるということを申し添えさせていただいて、今答弁をいただきましたように、環境省としっかり調整の上、野生鳥獣にも優しい国有林にしていただければと思...全文を見る
05月22日第198回国会 参議院 本会議 第19号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也です。  ただいま議題となりました国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、会派を代表し、農林水産大臣に質問いたします。  JR北海道の路線維持問題はまだ議論の真っ最中ですが、北海道開拓は、新しい大地であ...全文を見る
05月28日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。堀川林業のある北海道の選出でございます。  二十四年間国会議員をやらせていただいておりまして、様々な法案の審議に参加をしてまいりました。反対のときには血相を変えて反対をすることもあるわけでありますが、今回の法案は...全文を見る
○小川勝也君 この流れで鮫島参考人にお伺いをしたいと思いますが、今御答弁をいただいた高篠参考人はやはり林学の基礎がしっかりしている経営者でありますので、風であるとか地形、傾斜、あるいは、最近は北海道にも集中豪雨が来ます、ですので、災害に強い伐採、施業の仕方もしっかり考慮に入れなけ...全文を見る
○小川勝也君 ですから、自然災害とその場所に応じた施業の仕方、ここは五ヘクタールなんか当然無理だ、ここは皆伐に適さないというようなゾーニングの仕方を、林野庁、業者、林政審などでしっかりグリップを掛けるような法律の運用は可能だとお考えですか。
○小川勝也君 さらに、高篠参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  やはり効率的な施業だけではなくて、流通面もしっかりコストをカットして、川下そして消費者、ユーザーに効率的に材を提供することが私は大事だと思っています。私は個人的に、外材で建っているいわゆる戸建て住宅、これ...全文を見る
○小川勝也君 私は、この法律のあるなしにかかわらず、植林、造林の担い手がいないということが最大のネックだろうというふうに思っています。有為な人材がいても、やっぱり地ごしらえと植林の作業は筆舌を尽くし難い作業でありますので、木が高く売れても人は集まらないというふうに思います。その点...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
05月30日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也です。  詰めなければならない点が本当にたくさんあるので、早口で質問をしなければならないというふうに覚悟をしておりましたところ、両筆頭の配慮で来週も少しの時間ではありますけれども質疑ができるということでありますので、平野先生か...全文を見る
○小川勝也君 安倍総理とトランプ大統領の関係性や、あるいは日本とアメリカとの関係、あるいは河野大臣や茂木大臣がどういう方向性なのかというのはみんな分かっているんです。八月、参議院選挙が終わった後発表されてからでは遅いので、吉川大臣は体を張って、全国の農業者及び関係者の思いを体して...全文を見る
○小川勝也君 方針を確認させていただきました。  目標というのが多分あるはずであります。そして、お役所でありますので、目標を達成したくなる気持ちはよく分かります。しかし、時代は移り変わる、そして山は生き物、天候に左右される場所であります。しっかりと立ち止まる勇気や、あるいはバッ...全文を見る
○小川勝也君 かつては、特別会計の時代は、旧大蔵省、財務省から利息を入れろ、もっと木を切って金返せということで、切りたくもない山を切らされてきた、そのつらい時期もよく分かっています。しかし今、これからは、豊富な森林資源の中からどこを切ったら安心、安全なのか、搬出しやすいのかという...全文を見る
○小川勝也君 これは当然のことでありますけれども、国有林とはいえ全国一律ではありません。その地域の生態系というのが非常に大事なわけであります。環境省にも、残念ながら、たくさんの豊富なというわけにはまいりませんけれども、全国に自然保護に関係する職員が散らばっておりますので、連携を密...全文を見る
○小川勝也君 意気込みは分かっているんです。ですから、私が申し上げましたように、これから素材生産業者は、国有林も従来のシステム販売もあります、それから民有林の仕事もあります、そういう人たちは切りやすい人工林を搬出するのに手いっぱい。  そして、今言われた混交林や広葉樹林にする場...全文を見る
○小川勝也君 物理的資源が限られているということはみんな熟知しているわけでありまして、どう綱渡りするのかというふうに冷や冷や見ているわけでありますけれども、ここで一言申し添えなければいけないのは、やっぱり世の中の風潮、特に安倍総理大臣がいる官邸辺りですけれども、とにかく金のことば...全文を見る
○小川勝也君 私の考えはここで述べてもしようがないわけでありますけれども、昨日も林野庁の皆さんと意見交換をさせていただきました。時代によって価格、需要、あるいは為替レート、いろいろ変わってまいりますので、しゃくし定規に考える必要はありませんけれども、おおむねこの波がありつつも、極...全文を見る
○小川勝也君 この樹木採取権の期間でありますけれども、一年刻みよりも複数年の方がいいということはよく理解をいたします。すなわち、投資をする、人を採用し、そして機械を買う、そして、その後どのぐらいの期間仕事があるのかなというふうに考えたときに、今年いっぱいで仕事が終わるんではなくて...全文を見る
○小川勝也君 じゃ、全国の素材生産業者の中で誰が要望したか、後で教えてください。  これはないんですよ、こういう数字は。地元の素材生産業者からはこの数字は出てこないんですよ。なのに何で林野庁に出てくるの。これはあり得ない。そして納得がいきません。  そして、樹木採取権実施契約...全文を見る
○小川勝也君 だから、五年ごとの契約で、最長十年で何の問題もないんです、何の問題もないんです。  林野庁が今この法律を作った方針をずっと持ち続けて、我々が再三確認をさせていただいているとおり、今まで国有林に関係した地元の業者さんにしっかりと技術を、そして機械化を進めてもらいたい...全文を見る
○小川勝也君 是非、ツーバイフォーやツーバイシックス、あるいは新たな需要開拓やっていただきたいと思います。そうすると、今我々が問題にしている切り刻んでチップにするというのは新たな需要じゃありませんので、ここに入らないということでよろしいですか。
○小川勝也君 いわゆる製材工場から出るチップはオーケーです。それから、今長官が答弁をいただきましたいわゆる材にならない樹木、それから余り表現は美しくありませんけれども腐ったやつ、こういったやつはどんどんチップにしていただきたいんですが、私は、三十センチを超えている丸太がチップにな...全文を見る
○小川勝也君 ここ、ちょっと大事なところなんで、後でまた触れます。  そして、樹木採取区の決定については、この部分も後で触れるわけでありますけれども、林野庁の職員が少な過ぎる。ですので、大変なオーバーワークにもなっていますし、知見がどこまでいわゆる伝承されているのかというのも心...全文を見る
○小川勝也君 ここも大事なところで、後で他の委員も詰めますけれども、樹木採取権はみなし物権として、売買等によって権利が移転するということになっています。これは、だから、いろんな人がいわゆる権利を後で手に入れることが可能でありますので、その後の権利の行使に様々な歯止めがないと心配で...全文を見る
○小川勝也君 もし怪しい案件があれば後にすぐ権利を失うように、これはよろしくお願いをしたいというふうに思います。  今回の国有林の法案、あるいは林業全体を包み込む最大の課題について質問いたします。それは人材不足、人手不足であります。  後に、いわゆる植林、造林をする者が足りな...全文を見る
○小川勝也君 応援します。  時代が移り変わるに従って、そろばんから計算機、計算機からパソコン、そして今はエクセルと、事務量が相当軽減されているセクションもあります。そして、ドローンもAIもどんどん活用していただきたいけれども、やっぱり林野庁の職員の方は、山を歩いてもらわなきゃ...全文を見る
○小川勝也君 これもしっかり現実のものにしていただきたいし、していただかないと、この国の林業は終わると思います。しっかり取り組んでいただきたいと思います。  最後、国交省にも来ていただきました。木を切ればいいというものではありません。切ったらチップにして燃せばいいというものでは...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
06月03日第198回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  今日が准総括質疑ということで、開会に先立っての理事会で翌週の総括質疑の日程までフィックスされました。この間、しっかりとした責任感を持って審議日程の確保に御尽力をされました与野党の筆頭理事に心から敬意を表させて...全文を見る
○小川勝也君 参考になりました。ありがとうございます。  実は、この東京への人口の増加の問題というのは、昭和の時代から、我が国にとって好ましくないことであるということで国会でもいろんな議論がなされておりました。  私の記憶によりますと、国会等の移転に関する特別委員会というのが...全文を見る
○小川勝也君 お取組は多といたしますけれども、必ずしも功を奏しているとは言い難い状況だろうというふうに思います。  今大臣から災害という言葉がありました。先日も東南海地震のリスクの発表がございましたけれども、東海、東南海、首都直下型地震、これは、ありていに言うと、必ず来るとも言...全文を見る
○小川勝也君 釈迦に説法ですけれども、国土管理、国土経営、そこに人がいないと本当にコスト的にも計算が合わないという時代になってまいりました。すなわち、農業分野でいうと、本当に集落に人がいないと野生鳥獣の天下になってしまいます。ですので、例えば社会資本の管理、メンテナンス、それを含...全文を見る
○小川勝也君 これは恒常的に人を集めるという仕組みになっております。  それと、私がずっと考えておったのは、やはり東京一極集中を加速させたのは、再開発のラッシュも一つの原因になったのではないかというふうに思っています。記憶に新しいんですけれども、六本木、汐留、丸の内、品川、旧防...全文を見る
○小川勝也君 思いはよく分かるんですけれども、保育士さんの有効求人倍率は全国平均で三・二ということになっています。そして、そのパイを奪い合う、首都圏で、先ほど申し上げましたように、いわゆる二十歳前後の保育士を目指す方でありますので、全国一律のいわゆるプロフェッショナルのライセンス...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
06月04日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○小川勝也君 おはようございます。立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  衆議院の審議時間を加味いたしますと、この火曜日の少ない時間ではありますけれども、今日の質疑時間は、まさに参議院農林水産委員会の与野党の筆頭理事の英知によってつくり出された貴重な時間だろうと...全文を見る
○小川勝也君 アメリカも国益を懸けていろいろないわゆるカードを、あるいはボールを投げてくるんだと思います。日本はもう方針決まっていますので、確固たる決意ではね返していただきたいと存じます。  それでは、法案の質疑に入ります。  いろんな方がこの法案を心配しています。先ほども申...全文を見る
○小川勝也君 失礼な言い方しますけれども、気合はよく伝わってまいります。しかし、物事にはキャパシティーというのがあります。  私は、今回の大きな流れの中で、二つのボトルネックを指摘をさせていただきます。一つは植林の人手、もう一つは搬出のドライバー不足であります。  これはもう...全文を見る
○小川勝也君 だから、その政務官の気合の答弁もよく分かります。  これ、大臣、ちょっと確認、答弁をお願いします。  私が申し上げたのは、いわゆる切ったけど植えられないというような事象が発生したときに、切りたいんだけれども切らないという選択肢を林野庁は国有林は取らなきゃいけない...全文を見る
○小川勝也君 御確認いただきたいのは、切った後植えないということはないということであります。だから、すなわち植えられなければ切らないということの確認です。大臣、もう一度お願いします。
○小川勝也君 ですので、民有林も伐期ですし、そして国有林も今方向性を示されているとおりでありますので、やはり、機械化も進めなきゃいけないけれども、この林業分野への人材確保が一番大事だろうというふうに思います。  この前も議論をいたしましたけれども、いわゆる日給ですよ、日給。これ...全文を見る
○小川勝也君 今長官から御答弁いただきました。  新しい人材が入るときに付き物なのはけがです。緑の雇用のときにもたくさんの若者が山に入ってくれましたけれども、さんざんな報告もいただきました。残念ながら、こらえ性のない若い衆も増えたという嘆きも聞きましたけれども、三日で山を下りる...全文を見る
○小川勝也君 搬出された木材の利用について私見を申し上げます。  一番悪い例としては、この前審議をさせていただく中で質問をさせていただきました、使える材であるにもかかわらず、切り刻まれてチップになって大規模バイオマス発電施設で燃やされること、この使われ方は駄目です。それから、付...全文を見る
○小川勝也君 多分、最後になります。  国有林は国民共有の財産であります。民間に伐採を委ねるとしても、どの分野をどういう契約で委ねるのか、あるいはどの国有林を広葉樹林化するのか、これは国民にしっかりと情報を提供するということが大事だと思うし、そして国民の側からも意見を出せるよう...全文を見る
○小川勝也君 国有林は国民の財産で、多面的機能をしっかり果たしてもらうのが第一義の役割です。そして、伐期が来て、無理のない範囲で正しく利用させていただく、これが正しい考え方であることを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○小川勝也君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也です。  私は、会派を代表して、平成二十九年度決算の是認に反対、平成二十九年度国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、平成二十九年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に反対、内閣に対する警告案及び措置要求決議案に賛成の立場...全文を見る
06月11日第198回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○小川勝也君 おはようございます。立憲民主党・民友会・希望の会の小川勝也でございます。  二十五分の一般質疑でございまして、今日、実は、朝の立憲民主党の部会でいわゆる官民ファンドの説明を受けました。後の質問者を妨害する意図は全くありませんけれども、私の思いだけ一点、大臣に確認を...全文を見る
○小川勝也君 御答弁いただきました。  大臣おっしゃるとおりでありまして、反省すべき点はしっかり反省をしていただく中で、私どもの日本列島にある農地から産出される食材、まだまだ発展、未来があるものでありますので、適切に指導していただければ、その農地を含む地域は潤うということであり...全文を見る
○小川勝也君 私どもは、複数の関係者から、複数の施設でいわゆるC材、あるいは曲がり、いわゆる利用できない材以外も燃されているという証言をたくさん得ています。ですので、もっと改善をしろというふうに言いたいわけでありますけれども、すなわちA材、B材は絶対燃してはいけないという思いは林...全文を見る
○小川勝也君 続いて、丸太の輸出について確認をさせていただきます。  当然のことながら、丸太、原木で出すということは、付加価値を相手側に取られるということでありますので、貿易の在り方としては芳しくないということが共通理解になっております。  これから世界は様々な形で木材の利用...全文を見る
○小川勝也君 海外の富裕層には、この木造の建築のほかに、いわゆる木を使った内装などもこれからマーケットが広がっていく可能性が高いというふうに思っておりますので、広い範囲で日本の中に付加価値をどういうふうに高めていくのかという施策の推進もお願いをさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○小川勝也君 是非、新しい概念を学びやに送るとすれば早い方がいいので、しっかり連携を取っていただければというふうに思います。  それから、今回の審議の中で気になった点があります。  全体的に人手不足であります。ですから、私が申し上げたのは、材をたくさん出すためには植える人とい...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。  ちょっと時間がなくなってきましたけれども、今日の二つ目のテーマ、質問をさせていただきたいと思います。  主要農作物種子法が廃止され、それから種苗法をめぐって世界のトレンド、あるいは自家播種ができなくなるのではないかなどと様々な懸念あるい...全文を見る
○小川勝也君 この点で農林水産省の担当者といろんな議論をさせていただきました。懸念は当然私も持っています。世界の種子は、バイエル、モンサント、シンジェンタ、あるいはダウ・デュポン、その中で中国のもう超大手と手を取り合っているような企業もありますので、いわゆる囲い込みが恐ろしいと思...全文を見る
○小川勝也君 今、国内にも、私も利用していますけれども、たくさんの種苗、種会社があります。今、これぐらいグローバルな世の中になりましたものですから、いわゆるMアンドAで買われる心配はゼロではありません。しかし、今、国内を中心に頑張っている日本の企業をしっかり守っていただきたいとい...全文を見る
○小川勝也君 終わります。