佐藤正久

さとうまさひさ

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

佐藤正久の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号
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○佐藤正久君 今日は、目加田参考人、そして片山参考人、本当にありがとうございました。  私の質問は、片山参考人のペーパーの方にもありました、これからの質的な向上の分野でNGOもどんどん活躍していくべきだと、特にコンサルティング型とかキャパシティービルディング型の支援というものに...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。
○佐藤正久君 二点だけお願いします。  二番目にNGOと政府との連携と書いてあるんですけれども、今日の参考人の方から指摘があったように、NGOと政治との連携というのが非常に遠いと。政府とは、多分外務省の方が所掌していますのでいろいろやってはいると思うんですけれども、NGOと政治...全文を見る
03月19日第171回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。よろしくお願いいたします。  まずは、自衛隊の海外任務についてお伺いいたします。  先週の土曜日、三月十四日、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」と「さざなみ」が広島県の呉港から海賊対処のためにソマリア沖・アデン湾の方に向け、海上保安官八名と...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  やはり、派遣された隊員は、当然目の前で苦しんでいる人のためになっているというのも源になります。使命感の源になります。でも、やっぱり一番大事なのは、これは国益のためだ、お国のためだというところはどこかにやっぱりあると、これが軸だと思っていま...全文を見る
○佐藤正久君 やはり政党がしっかりとした安全保障政策を持っていなければ、国民が不安になりますし、現場の自衛隊員もやっぱり結果を出しづらいというふうに思います。  国を預かる政府あるいは政党にとっては、安全保障政策は基本だと思います。当然、国民の生活の安定も、これも大事です。しか...全文を見る
○佐藤正久君 力強い明確な御答弁ありがとうございました。私も自民党にいていいなとつくづく感じておる次第であります。  自衛隊の海外任務というものは、やはり国益に基づいて、それを守るために、あるいは達成するための一つの手段としてあるべきだと思います。  資料の一番を御覧いただき...全文を見る
○佐藤正久君 今後とも正面から取り組んで議論をして、あるべき姿と、さすが自民党だと言われるような政策をつくっていきたいなというふうに思います。  次に、海賊対処に参加している海上自衛隊員の手当についてお伺いいたします。  今回派遣されるアデン湾、これは補給支援特措法の対象地域...全文を見る
○佐藤正久君 どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、海賊対処法の武器使用について、現場の迷いを払拭する観点からお伺いしたいと思います。これが第六条に書いてあります武器使用要領の抜粋であります。今回、正当防衛、緊急避難を超えて、停船のための任務遂行の武器使用を法律に記載...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。前例としないという明確な答弁、ありがとうございます。  次に、北朝鮮の人工衛星の打ち上げについてお伺いいたします。  国民の視点からするとやっぱり非常にいろんな面では不安があると、その不安を払拭しないといけないと思います。実は、警報伝達につ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。今言われましたのは、Jアラートというものがございます。これについて要望だけお伝えして、私の質問を終わります。  これは、自治体が持っている防災無線等を、衛星を使いまして自動的にスイッチをオンにして警報を流すというものであります。  ただ、政...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず最初に、防衛省の方にお伺いしたいと思います。最初は中国の軍備の増強、近代化についてお伺いいたします。  防衛大臣、本当、連休間、中国の方へ訪問されて多大な成果を上げていただきありがとうございます。その中でも、恐らく軍備の近代化と...全文を見る
○佐藤正久君 恐らく、大臣レベルの会談で正式に空母を中国が持つと明言したのは今回の会談が初めてだったと思います。そういう意味で、今後しっかりとやっぱりこの件についてはフォローしないといけないと思いますし、仮に向こうが持った場合、中台の軍事バランスとか、あるいはアメリカとの関係でも...全文を見る
○佐藤正久君 やはり北朝鮮の特殊部隊というのは非常に使い勝手がいいと一般には言われる部隊ではありますので、我が国の安全保障、特にこれだけ長い海岸線を北朝鮮に面している日本ですから、是非その辺の防衛体制の整備というのは非常に大事だと私は認識しています。  また、北朝鮮関係で藤田委...全文を見る
○佐藤正久君 次に、FXの話に移ります。  二十一年度は今防衛力中期整備計画の最終年度となります。しかしながら、主要な装備でも装備漏れというものが計画と比べるとやっぱりあります。とりわけFX、次期主力戦闘機というものがやっぱり一つの大きな目玉だったわけですけれども、それが結果と...全文を見る
○佐藤正久君 二十一年度は取りあえず先送りということになったわけですけれども、今後の議論として、じゃ、二十二年度、二十三年度はどうするんだという議論が当然出てくると思います。周辺国の装備の近代化という動きをにらんだ上で、例えば何年ぐらい先までFXの整備を待てるというふうに認識をし...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱりFXの選定というのは非常に大事な、日本の空の守りという観点で非常に大事な要素だと思います。今後とも精力的に情報収集をしていただいて、できるだけF4の運用の方に負担を掛けずにしっかりと国民の安全を守れる体制で整備をお願いしたいと思います。  次に、防衛生産あ...全文を見る
○佐藤正久君 是非お願いしたいと思います。  とりわけ、下請、孫請の方で本当に歯を食いしばって頑張っている現場と、もうこれがなければ、本当オンリーワン企業もございますので、そういう面ではお願いしたいと。実際に、この一社が、この会社が、工場が撤退してしまったら、もう国産ではできな...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり引き続き継続支援というのは大事だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  私も、派遣された当時、多くのほかの国の復興支援のプロの人から言われたのは、継続性が大事だと、途中でやめるならもう初めからやらない方がいいと言われました。大きなグランドデザイ...全文を見る
○佐藤正久君 これは例えば、バグダッド周辺、空港周辺辺りに日本企業の進出拠点を設けるような、そういうアイデアというのを含めてやっていくのはどうかなという一提案でございますので、答弁は結構でございます。  次に、ミャンマーに対する復旧支援の継続についてお伺いします。  昨年の五...全文を見る
○佐藤正久君 時間がありませんので、最後にグアム移転の件だけ確認させていただきます。  今回、在沖海兵隊のグアム移転に係る協定というものを、クリントン国務長官が訪日時に大臣にもサインをいただきました。今回そのポイントは、真水部分の二十八億ドルを上限とする拠出を日本の方に求め、ア...全文を見る
○佐藤正久君 終わります。
04月15日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第6号
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○佐藤正久君 ありがとうございます。  私も現場の人間として、今、福山委員の方から質問があったように、非常に現場でいつも混乱するのは、支援の競争になってしまうんですよね。支援の競争になってしまっていて、それが計画性を持って、さっきの浅野参考人が言われたように、緊急の段階から、あ...全文を見る
○佐藤正久君 NGOも入るんですか、そこに。
○佐藤正久君 それで、この前、ガザの紛争の後の緊急援助物資輸送、緊急援助をやったんですけれども、停戦後、これはPKO協力法なんです。でも、実際的には同じように迅速性が必要なんですよね。だから、そういう面ではやっぱり、現場を見るといろんなそごはあるので、その辺の辺りはしっかりと現場...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  先ほどもちょっと述べたんですけれども、これは緊急援助という観点で、自然災害と、ああいう紛争災害とかあるいは政治災害を分けています、日本政府は。さっき言ったように、スピードが全然違ってきます。自然災害ではすごくスピードが速いんですけれども、...全文を見る
04月21日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。  最初に、在沖海兵隊のグアム移転関連から御質問したいと思います。  今回のグアム移転は大きな在日米軍再編の一環で、一つとして行われると。その目的は、先ほど出ていますように沖縄の負担軽減というもののほかに、やはり抑止、対処という部分があろう...全文を見る
○佐藤正久君 要は、大きなⅢMEFと言われる部分の司令部、その下の師団の司令部、その下の連隊の司令部、後方支援連隊の司令部、そして航空兵団の司令部と、司令部機能の部分が移動するというロードマップにおける理解だと思いますけれども、ということはやっぱり、昨日の実は委員会での視察におい...全文を見る
○佐藤正久君 この部分はやっぱりしっかり国民に説明しないといけないと私は思います。先ほど小池委員からの質問にあったように、中国の軍備の増強というのは、二十一年連続、前年度比、国防費が発表ベースでも二けたが二十一年、北朝鮮も伸びているという中で沖縄の米軍が小さくなる、司令部機能がほ...全文を見る
○佐藤正久君 それで、今予定されております沖縄における自衛隊の改編、これの予定についてお聞かせください。
○佐藤正久君 今後の改編について特に今説明があったのは、陸上部隊を三百名程度人員的には増強し、装備的には軽装甲機動車とかそういうものを増強すると、それで対応するということなんですけれども、中国とかあるいは北朝鮮の軍備増強、あるいは沖縄の米軍の司令部機能の移転あるいは八千人の削減と...全文を見る
○佐藤正久君 沖縄本島から約五百キロです。東京から千九百キロもあります。空挺部隊が習志野から仮に与那国を守るために行こうと思っても、千九百キロ強、これを飛ばないといけない。沖縄本島からも五百キロあると。沖縄本島より西の方には、今部隊の配置は、陸上部隊等はありません。  やっぱり...全文を見る
○佐藤正久君 南西諸島に住まわれている方々のやっぱり不安というものを除去して、いざというときでもしっかりと守るという体制を日米体制で取るということがやっぱり基本だと思います。とりわけ与那国島の場合は、台湾から百十キロしか離れておりませんので非常に近いと。中国の軍備増強も意識されて...全文を見る
○佐藤正久君 私、今年の一月にグアムの方に行かせていただきまして、いろいろ説明を聞いてきました。やはり、今回のグアムの再編を日本側の予算だけではなく米側の予算もかなり投入して一つの改編を行うということですから、これはできるだけ早く国民にこういう形になるんですよということをしっかり...全文を見る
○佐藤正久君 今グアムの協定のことで審議をやっているわけですけれども、この根本はやっぱり米軍再編だというふうに思います。議論の中でやや薄れてしまうのが何のためと、大きな絵を正々堂々とやっぱり訴えるというのが筋で、そのうちの一つがグアムの移転ですから、そういう面で、沖縄における今度...全文を見る
○佐藤正久君 給油量をお聞かせください。
○佐藤正久君 千百キロリットルと。三月にCTF150の方に給油したのが九百二十という状況のように聞いています。補給艦の能力からするとまだ余裕はあるのかなという何か印象を持ちますけれども、ほかの国の海賊対処をやっている艦船から給油の要請、要望というものはこれまであったでしょうか。
○佐藤正久君 今言われたように、補給艦が随伴していた方が多分いいには決まっていますけれども、それはいろんな、隻数とかいろんな関係で制約があって随伴していない国も多々あるというのが現状で、新聞報道等でもそういう給油の要請が海賊対処の艦船からもあったということも記憶はしておりますが、...全文を見る
○佐藤正久君 仮に、海賊対処を今やっている艦船の編成に補給艦を入れることができたという場合、それでほかの国の海賊対処をやっている船に給油をやる。有料、無料、いろんな場合があると思いますけれども、こういう場合はどのような法的枠組みが必要になるのか。まあ検討はしていないでしょうけれど...全文を見る
○佐藤正久君 御説明ありがとうございます。ということは、今、海上警備行動の枠組みで今派遣をしていますけれども、海上警備行動という中では他国に給油を行うことはできないという理解でよろしいですか。
○佐藤正久君 現時点にはということはどういうことですか。これ、将来、海上警備行動の中でもできる可能性はあるということですか。
○佐藤正久君 海上警備行動の枠内では他国の艦船には給油できないということだと思います。  それでは、今衆議院の方で審議されています海賊対処法というものが仮に成立した場合、この枠組みでは他国の艦船に補給、給油ということは可能でしょうか。
○佐藤正久君 今回の海賊対処法で、じゃ規定を盛り込めば可能だという今の答弁でしょうか。
○佐藤正久君 今の枠組みではできないと、法案のままではできないと。法の中を仮に修正すればできるという認識でよろしいですか。
○佐藤正久君 はい、分かりました。  ただ、やっぱりほかの国に対する給油というのが国際協力の面でもニーズが高いということがあれば、これは将来の検討課題の一つではないかなというふうに私は考えます。また、独自の活動という面においても、やはり補給艦が随伴した方が活動の幅、融通性が広が...全文を見る
○佐藤正久君 私が聞いたのは、今やっている範囲を聞いたのではなくて、今回の命令におけるソマリア沖・アデン湾の範囲というのはどこですかと聞いているんです。
○佐藤正久君 今は能力あるいは活動の実態としてアデン湾ということの答弁だと思いますけれども、最近、海賊の発生場所がアデン湾からソマリアの東の方にも移っているという報道があります。P3Cの派遣ということを考えた場合、当然船よりは行動範囲が広いわけで、日本関連の商船のためのいろいろ哨...全文を見る
○佐藤正久君 整理しますと、海上警備行動でP3Cを派遣する場合、ソマリア・アデン湾の定義が変わると、広がる可能性もゼロではないというふうに理解してよろしいですか。
○佐藤正久君 単純に質問します。じゃ、今その辺りという表現されましたけれども、その辺りには将来はソマリアの東方沖が含まれる可能性はゼロではないということでよろしいですか。端的に答えてください。
○佐藤正久君 じゃ次に、質問に移ります。  今回の今政府の方が検討している補正予算で海賊対策もその中に入っていると、検討中というふうに聞いておりますけれども、航空自衛隊のイラクへの支援のように、クウェートで航空機のための整備あるいはその関連の要員含めて、プレハブというものを造っ...全文を見る
○佐藤正久君 是非ともお願いいたします。もう日本とは違いかなり暑いところでの勤務あるいは整備になりますので、やはりプレハブ等の整備を含めてしっかりした体制を取っていただきたいというふうに思います。  その関連ですけれども、今度P3Cの派遣に当たって、パイロットとか、あるいは整備...全文を見る
○佐藤正久君 是非ともお願いいたします。ここも、手当の額というよりも、やっぱりこれは派遣される隊員にとっての士気の高揚とかやっぱり誇りというものにも直結する分野ですので、派遣されている船の隊員と同様、P3Cの派遣関連の隊員にも是非ともよろしくお願いいたします。  それでは、P3...全文を見る
○佐藤正久君 実際にそのジブチ空港には、ジブチ空軍だけではなく、米軍やあるいはフランス軍、一部EUの軍隊というものもいると思います。その所在している米軍とかフランス軍も当然武装した警備要員というものを配置しております。今回駐機したP3Cとか、あるいはその地域を警備するという場合、...全文を見る
○佐藤正久君 武器等防護の概念で警備するという今答弁でしたけれども、ほかのフランス軍とかあるいは米軍はそれとは違う可能性もあるんではないかなと、通常の基地警備の概念で武器を同じような地区にて使用するという可能性もあるんではないかなと思います。これについては、今後とも新しい法律の下...全文を見る
○佐藤正久君 要は、北朝鮮によるミサイル発射とか核実験、テロとの戦い等々の背景を踏まえて、今までよりも技術的な側面から規制を掛けましょうというのが今回の法の改正の趣旨だというように思います。さらに、今度は第三国経由における技術の流出というものも阻止しましょうというのが今回の趣旨だ...全文を見る
○佐藤正久君 非常にこれは意志が強くなければ実効性を担保するのは難しいと思います。仮に私が第三国経由でUSBにあるいはフロッピーにデータを持ち込んで出るというときに、申告しなければもう分からないわけですから。企業に対してはいろんな形で規制を掛けることはできても、今回の法律は個人も...全文を見る
○佐藤正久君 是非よろしくお願いします。  結果的に技術が向上してしまったということは、深刻にやっぱり政府としても受け止めるべきだと私は思います。  さらに、この法律の施行の時期なんですが、先ほど内閣府の方から説明があった送金等の経済制裁、追加制裁は五月の中旬ごろという開始の...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  じゃ、PAC3についてはなぜ二十二年度は実施しないんでしょうか。
○佐藤正久君 二十二年度は予算要求はこれからだと思いますけれども、やはり継続していかないと、しっかりと自信を持って国民を守るということはできないと思います。一回撃ったらもうそれでいいというものではなくて、隊員はどんどん替わるわけで、実際に「ちょうかい」の場合は、いろんな不具合があ...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○佐藤正久君 私は、防衛省設置法等の一部改正する法案に絞って質問をいたします。  私の質問通告は北村防衛副大臣以下ですので、防衛大臣におかれましては席を外されても結構でございます。  時間の関係もありますので簡潔にお答えをいただければと思います。  資料の方をお配りしており...全文を見る
○佐藤正久君 いろんな観点があろうかと思いますけれども、大事なのは非常に大臣を、やっぱり大臣が決定する基本的な方針について補佐するというのが一番だと思いますので、そういう観点でも今後とも検討の方をよろしくお願いしたいと思います。  また、大臣補佐官というのは防衛大臣の任命ですの...全文を見る
○佐藤正久君 二十一年度は非常勤ということなんでしょうけれども、法的には常勤も排除されておりませんので、当然大臣が一番やりやすい形で補佐官を任命するという形を今後とも追求していただきたいと思います。  また、この法案によりますと、防衛大臣補佐官は防衛会議の委員というふうに指定さ...全文を見る
○佐藤正久君 基本的に全部の会議に参加ということであれば、やはり基本的には常勤というのが望ましいのかなというふうに改めて感ずる次第です。  特に、防衛会議の中で、運用にかかわる事項についても防衛会議で一応審議をするということであればあるほど、やはりそのメンバーというのは即応性を...全文を見る
○佐藤正久君 これから細部の運用を決められると思いますけれども、是非ともよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、防衛補佐官につきましては、自衛隊法の服務に関する秘密遵守の義務とか、あるいは罰則等いろいろ準用されるようですけれども、この自衛隊法の第五十三条に規定されている...全文を見る
○佐藤正久君 その趣旨は私も分かるような気がしますけれども、ただ気持ち的には、みんなと一緒だという気持ちが本当は実際非常に大事な分野で、そこがやはり自衛隊であるゆえんだと、防衛省・自衛隊のゆえんだと思います。やっぱり気持ちが一つじゃないと、いざというときに国民の負託にこたえること...全文を見る
○佐藤正久君 非常にこれはこれからの改革の中で大事な分野だと思っていますので、防衛省設置法の改正に合わせて、またこの点について検討を深化していただきたいというふうに思います。  次に、自衛隊の生徒制度について御質問をさせてもらいます。  今回の設置法の中にも陸上自衛隊の生徒の...全文を見る
○佐藤正久君 今回の生徒制度の見直しの背景には、今御指摘なかったんですけれども、やはり総人件費改革の影響というのも実際あるというふうに私は思っています。一般の任期制隊員の場合は高校を卒業した以降の話ですので、いろんな形でやっぱり中学卒業生に対する受皿で、実際これだけの仕事をしてき...全文を見る
○佐藤正久君 南西諸島の防衛というのは今後の大綱についても重要なテーマだと思っていますので、引き続き党の方でも議論をさせていただきたいと思います。  ただ、南西諸島防衛を論ずる際に、必ず地元の要望、仲井眞知事からも来ていますけれども、与那国島の上空を通過する防空識別圏の見直しが...全文を見る
○佐藤正久君 これは地元の要望は非常に強いものがございますので、やはり与那国島以外については恐らくこのような日本の領土の上を防空識別圏が通っているということはないと思います。そういう意味で、また今後とも、台湾との関係もあろうかと思いますけれども、外務省と連携をしながらもこの点につ...全文を見る
05月28日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○佐藤正久君 海賊対処法の審議に入る前に、北朝鮮の核実験に関する件で幾つか質問をさせていただきたいと思います。  今回の核実験を受けまして、今国連の安保理の方では決議を採択するためにいろいろな動きがありますけれども、国連の動きとは別に、関係する国においてもそれぞれ独自の今制裁を...全文を見る
○佐藤正久君 総合的に判断して対応すると、それは当然だと思いますけれども、意思決定してから実行に移すにはやっぱりいろんな手続とか時間が掛かるというのは当然だと思いますので、やはり並行して検討すべきだと思います。  今回の核実験を受けて、衆参両院本会議の方で全会一致で強い非難のメ...全文を見る
○佐藤正久君 今、日本が置かれている環境ということを考えると、やはりこのSUA条約の発効に向けてリーダーシップを取っていくということが非常に大事だと思います。今回の海賊対処法のようにその条約を受けて法律をやっぱり整備するというやり方もあるでしょうし、また、新たな国連決議というもの...全文を見る
○佐藤正久君 続けて、海上保安庁の方にお伺いします。  仮にSUA条約の規定している範囲であれば、これは海上保安庁の主な仕事になると考えますか。
○佐藤正久君 いずれにせよ、今国連決議の方で船舶検査をやるべきだと日本が言っても、日本が実際今の法的な枠組みでは実際にそれに対応できない、後ろの方で油を補給することも今のままではできないということを考えると、やはり今欠落している法的な部分というのを私は早急に検討すべきだというふう...全文を見る
○佐藤正久君 実際に、米軍とかあるいはイギリスの方も、沖縄の方にそういう観測するための航空機をもう持ってきていると。もうイギリスも非常に今回の実験には関心を持っているというふうに報道ベースではありますけれども、米軍の集じん活動やっているWC135Cというものありますけれども、米軍...全文を見る
○佐藤正久君 今回の航空自衛隊の集じん飛行というのは、官邸の放射能対策連絡会議の要請を受けて行っているというふうに私も説明を受けました。  そこで、私は、そういうやり方もいいんですけれども、防衛、警備に関する情報収集という任務がございますから、そういう自衛隊本来の任務の中で自ら...全文を見る
○佐藤正久君 この情報収集あるいはその評価というのは、政府の事後の判断とか国民に対する警告という面でも非常に大事ですので、今言われたように、兆候が出た段階からシームレスで継続的に、効率的に、効果的にやっていただきたいというふうにお願いいたします。  それでは、海賊対処について何...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり今まで答弁がありましたように、本国からの距離というものも多分あるんだと思います。かなり、コーストガードというのは基本的に自分の国の周りの治安維持とか警察機能が主ですから、それだけ自分の国から遠く離れた自分の国の大事な海上交通路を守るのは、どちらかというとやっ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  PKO協力法というものにおいては、協力本部、その事務局があっていろいろやっているわけですけれども、この場合は関係する省庁、これが多くあると。個人派遣で農林水産省とかあるいは国土交通省、いろんな形を寄せ集めでつくったり、選挙活動とかいろんな...全文を見る
○佐藤正久君 P3Cと護衛艦に乗っているヘリコプターの大きな違いというのは、同じ情報収集、監視でも、やっぱりその範囲が全然違うと、できる可能な範囲が全然違うという部分があると思います。  法的には、アデン湾だけではなく、ソマリアの東沖という部分もこの法の対象だというふうに認識し...全文を見る
06月02日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず最初に、北朝鮮関連について御質問をさせていただきます。  まず最初に、情勢認識、評価について外務大臣にお伺いしたいと思います。  韓国政府は北朝鮮の一連の動きに合わせまして、警戒レベルを五段階のうち三から二、上から二番目に引き...全文を見る
○佐藤正久君 二〇〇六年当時と今回のミサイル核実験とを比較して、日本の平和と独立とか国民の安全という観点から脅威認識は高まっているというふうに思われますか。
○佐藤正久君 その脅威の評って一番私は大事だと思っています。それが日米で共同でいろいろな対処をする、あるいは国連決議における日本の動きというものにも、多分一番の根本認識は脅威をどういうふうに認識するかということだと思っています。そういう脅威認識の下、日本政府の、外務省の方も含めて...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  非常に今大事な点について合意ができた、認識が共有できたと。是非ともこのいろんな点を国民に分かりやすくポイントを絞って説明していただければというふうに思います。  そういう認識の一致の下、今後、安保理決議とかその後の対処行動ということに移...全文を見る
○佐藤正久君 日本政府としては、一七一八に基づいてやっているということだと思います。  それでは、今後の話としてまた質問させていただきます。  韓国政府は、今回の核実験を受けてPSIの参加を決定いたしました。また、米国政府も核、ミサイル拡散防止の観点から、北朝鮮の貨物検査に積...全文を見る
○佐藤正久君 確かに安保理決議の今調整をしていますから非常に難しいと思いますけれども、やはり今後の対応をいろいろシミュレーションする上では、現在と今後と何が違うのかという非常に大事な分野ですので、今後とも、私の方もいろんな勉強を通じて深めていきたいなと思います。  ただ、今まで...全文を見る
○佐藤正久君 今後、仮に船舶検査を強化するという場合のプレーヤーとしては、やっぱり海上保安庁と海上自衛隊というものが考えられると思いますけれども、海上保安庁もこれまでPSI訓練もいろいろ参加されておられるということからすると、いろんな面でこれから活躍が期待されるのかなという感じも...全文を見る
○佐藤正久君 今、私は北朝鮮と言ったわけではなくて、一般的な話として、現行法制下で、海上自衛隊等の航空機が哨戒を行ってその情報を、船舶検査を行っている、例えば安保理決議一七一八でやっているような船舶検査を行っているほかの艦船に伝えることは可能でしょうかという質問です。
○佐藤正久君 今後とも、しっかりと検討を深化していただきたいなと思います。  それでは、海賊対処関連について質問をさせていただきます。  まず、国土交通省の方にお伺いいたします。  海上自衛隊の護衛が開始されて以降、アデン湾を航行する日本関連船舶の約何割が日本の海上自衛隊の...全文を見る
○佐藤正久君 約四分の一が日本の海上自衛隊の護衛を受けているということだと思います。これはやっぱり、一般には商船というのは目的地への到着が遅れれば当然費用もかさみますし、そういう観点から、護衛艦の航行日程に合わない場合はやはりほかの国の護衛に入ったりあるいは単独ということになるの...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  浜田防衛大臣は、中国を訪問された際に、中国の軍艦と海上自衛隊との連携というものについての協議がなされたという報道がございました。そういう観点からしますと、これまでどのような連携を行ったのか、あるいはこれからであればどのような連携を今考えて...全文を見る
○佐藤正久君 一千キロもアデン湾というのはあるわけですから、その大きさということをやっぱり考えた場合、いろんな国との情報交換というのは日本船舶を護衛するという観点で非常に私は大事だと思います。今後とも、そういう面で連携というものを中国のみならずほかの国とも行っていただきたいなと思...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、まだ優先順位は、日本船舶とほかの国の船舶の優先順位についてはまだ決めていないということでいいんですか、もう一度。
○佐藤正久君 私は、個人的にはやはり日本関連船舶というのが第一優先だと思います。私も、いろんな国の人と話したときも、当然、自分の国がやっぱり優先だと、私は国際的にもこれは通じるものだと思いますけれども、今後ともいろんな観点からその優先順位というものを決めていただきたいなと思います...全文を見る
○佐藤正久君 今後のことについてはもう今後だと、これからだということですので、もうこれ以上質問はいたしませんが、やはり新法施行後できるだけ速やかに、いい形で日本の国益を守りながらほかの国への貢献というものをやっていただくように検討を進めていただきたいと思います。  以上で私の質...全文を見る
06月09日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  最初に、クラスター弾関連の条約について質問をさせていただきます。  クラスター弾の今回の条約につきましては、人道上の配慮と、それと安全保障の観点と、二つの観点からのいろいろな議論がなされた結果として今回の条約の署名、締結ということに...全文を見る
○佐藤正久君 東アジアのみで。
○佐藤正久君 東南アジアまで入れると今言った数になるのかもしれませんけれども、東アジアと言われる分野だとやっぱり日本しかなくて、とりわけ日本の隣国である北朝鮮や韓国、ロシア、中国はオスロ・プロセスに参加していないというふうに承知しています。そういう中で、安全保障上の担保を取りなが...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  多くの国々がクラスター弾の規制の必要性は感じながらも、今御答弁にありましたように、安全保障上の観点から、今、CCWの方に参加しながらも、交渉途上だということだと思います。オスロ・プロセスに参加している国々の状況を見ても、やはり欧州正面とア...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問は、そういうものが認められた理由は何かと。状況は私も承知しています。なぜそういう特定の条件を持ったクラスター弾については認められたのかと、その理由をお伺いしています。
○佐藤正久君 じゃ、聞きます。  では、どうしてそのクリアしたものを認めたのかと。その条件を付けて、条件を満たせばそれはオーケーですよというふうに認めた理由をお聞かせください。
○佐藤正久君 なかなかはっきり答弁されないんですけれども、これは前から言っているように、人道上と安全保障上の観点から議論されたわけで、安全保障上の観点からこの程度の規制を付けたものはやはり必要だという意見の結果としてこれはまとまったと。これは安全保障上の観点からの理由じゃないんで...全文を見る
○佐藤正久君 今、安全保障上の観点で、私は多分、そういう議論の中で、こういう規制を受けて、人道的な観点も考慮しながら、規制を掛けながら、こういう種類のクラスター弾については必要だということの意思表示ではないかなと思うんですけれども。  じゃ、実際にオスロ・プロセスで認められてい...全文を見る
○佐藤正久君 あと、今、防衛省の方からお答えがありましたように、オスロ・プロセスで認められている範囲のクラスター弾というのはフランスやドイツは持っているということを私も承知しております。要は、そういう安全保障上の観点から規制はあるものの、そういう配慮をした上でこういう形のものは必...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  大事なのは、いかに敵の武力事態から国民の安全を守るかという部分が一番ポイントだと思いますので、そういう安全保障上の観点、それとあと人道上の観点、これをうまく配慮をしながら御検討をいただければというふうに思います。  次に、米国のコンウェ...全文を見る
○佐藤正久君 コスト面という部分も結構我々にとっては大きなインパクトがあるのかなと思います。確かに、今回のグアムの再編は、日本側だけではなくアメリカ政府の方もやっぱりお金を、予算の手当てをして、それで再編を行うということだと思いますけれども、今国会においても在沖海兵隊のグアム移転...全文を見る
○佐藤正久君 よろしくお願いしたいと思います。  中曽根外務大臣も今年の二月にクリントン国務長官とロードマップについては着実に進めると合意もされておりますし、麻生総理とオバマ大統領の間でも確認取られているという認識しておりますので、基本路線というものをしっかり維持した上で前に進...全文を見る
○佐藤正久君 新聞報道によりますと、金融制裁の分野とか、あるいは貨物検査の義務化あるいは武器の輸出の規制等、いろいろ論点があろうかと思いますけれども、是非とも国際社会全体として強いメッセージを出していただきたいなと思います。  とりわけ、最近の報道でも、貨物検査を公海上でどうや...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず最初に、北朝鮮関連について御質問をさせていただきます。  五月二十五日の北朝鮮の核実験を受けまして、国連安保理の方ではその決議案が日韓と常任理事国の七か国の間で最終合意ができたという報道がございます。  ついては、早期の採択が...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。是非とも速やかな対応をお願いしたいというふうに思います。  また、報道によりますと、今回の最終合意の中身として、前回の一七一八号の武器の禁輸の内容を強化するとか新たな金融制裁、公海上での船舶検査というものが盛り込まれたというふうになっておりま...全文を見る
○佐藤正久君 大臣から実効性上がるように対応したいという御答弁をいただきました。ありがとうございます。  報道によりますと、北朝鮮はミサイルの発射もまた準備を継続しているというものがございます。その発射の意思を覆して発射を止めるためには、やはり対話の道は開けておくということと同...全文を見る
○佐藤正久君 日本の平和を守って、国民の生命、財産を守るという責務は与党も野党も関係ないと思います。北朝鮮の核弾頭の小型化とかあるいはミサイル搭載技術、その確立というのは絶対に阻止しないといけないと思います。よって、もう政府の関係の方におかれましては速やかな対応を取っていただいて...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  やはり、海上自衛隊による今の海賊対処だけではなく、やはり長い目で見て、ソマリアの国内の安定化、あるいは周辺国の海賊対策能力の向上、あるいはアジア諸国の情報共有の強化と、非常に大事な分野だと思いますので、今後とも継続的に施策を進めていただき...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、逮捕した後に、いろいろこれからの法的手続を行うために、通訳というものを確保するような準備というのはなされているんでしょうか。
○佐藤正久君 通訳というのは非常に大事な分野ですので、中には外務省の方もいらっしゃいますし、現地の方にもフランス語とアラビア語を話せる方もいろいろいらっしゃると思いますので、いろんな形でしっかりした対応を取っていただきたいというふうに思います。  次に、我が国の関連船舶を護衛中...全文を見る
○佐藤正久君 各国の状況をお伺いしたいと思います。  じゃ、アメリカ、イギリス、フランスの場合、海賊を逮捕した後の処置はどのようになっているんでしょうか。外務省の方にお伺いします。
○佐藤正久君 それぞれの国ごとに国内法等に基づいて対応しているということだと思います。  それでは、今審議をしています新法成立後は、今度は、日本関連船舶だけではなくほかの国の国籍の船舶を護衛できるというような形になります。仮に、ほかの国の船から救援要請があり、それの救助に向かっ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  新法成立した場合は対応の幅がまた広がる、被害を受けた国あるいはその被害を受けた人が所属する国というものの対応まで考えないといけないということだと確認できました。  次に、緊急医療体制についてお伺いします。  海賊対処の護衛任務中に、あ...全文を見る
○佐藤正久君 是非とも、緊急患者輸送体制というものはしっかり取っていただきたいと思います。そういう面でも、ヘリコプターの必要性というのは、海賊対処だけではなく隊員の医療体制という関係でも大事だということを確認できました。また、アメリカやフランスの医療施設というところとの連携もしっ...全文を見る
06月17日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第7号
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○佐藤正久君 この紙のまとめ方については、私も川口先生に同意したいと思います。  ぱっと見て、これが本当に温暖化対策の現状であって、それがその方向性なのかなというと、ちょっと違うような気がします。であれば、温暖化対策の現状というものを言うんであれば、総論と個別に分けるときに、個...全文を見る
06月18日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。小池委員の質問を少し深掘りさせていただきます。  まず最初に、北朝鮮に対する経済制裁について総理にお伺いいたします。  日本のリーダーシップの下、安保理決議が採択されました。しかし、安保理決議は一つの手段でしかないと思います。今後は、決...全文を見る
○佐藤正久君 国内法の整備は非常に当然だと思います。さらに、各国に働きかけをして、多くの国がその制裁に移す、実行するということが非常に大事ですので、外交努力、これから非常に大事だと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  次に、海賊対処についてお伺いいたします。  先...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  ヨーロッパからはいろんな家具とか、あるいは服とか靴のブランド品もこのアデン湾を通過して参ります。これがなかなか入ってこなくなると、やっぱり品不足とかあるいは買占めという問題も発生するかと思います。そういう意味でも、この海上交通路の確保、非...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり本当に現場の海域で危険にさらされているということを考えると、非常に現実的で切実な内容だと思います。  私も、三月十四日に呉基地から出航した護衛艦、あるいは五月二十八日に厚木基地から出発した哨戒機の見送り行事に参加させていただきました。その際、日本船主協会の...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  やっぱり、現場の隊員が実際的に効果的に対応するという観点からこの今回の法案というのは物すごく私は大事だと思いますので、そういう意味で、我々国会議員全員が、やはり日本の国益を守り、そしてほかの国々の人々の命を守って、一緒に海賊を対処するんだ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  また、身分をわざわざ自衛官や海上保安官ではなく海賊対処隊員に変えるというのもどうかなと思います。やはり身分というのは非常に大事で重く、隊員あるいは海上保安官の誇りという観点でも私は望ましくないと思います。自衛官あるいは海上保安官という身分...全文を見る
○佐藤正久君 終わります。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案に賛成の立場から討論を行います。  貿易の約九九%を海上輸送に依存する我が国にとり重要な海上輸送路を阻まれることは、貿易が止まり、エネルギ...全文を見る
06月24日第171回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。本日は、過疎対策、次いで離島対策について質問をしたいと思います。  まず過疎対策ですけれども、過疎あるいは中山間地域は、豊かな森そして水を守り、伝統文化を継承するなど、美しい国土と環境を未来に継承するかけがえのない地域であり、また、都市部...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  やっぱり現状評価をどういう形で分析し事後の政策に持っていくかと、これは非常に大事なところですので、できるだけ霞が関からやっぱり実際の現場の方に出て生の声を、痛みを自分の肌で感ずるということが大事だと思います。今言われたほかにも、実際には伝...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  大臣の地元でも、やっぱり過疎地域の市町村からはいろんな要望が来ていると思います。  うちの福島県の市町村のアンケートの結果として、新しい過疎法というものの中で新たな支援策に入れてほしい、過疎債が使えるものとしてほしいというものの回答の一...全文を見る
○佐藤正久君 百二十二円対二百十円、これが現状です。さらに、東京都で更にもっと南の小笠原諸島の母島に行きますと二百七十円です。こういう中でやっぱり生活している方がいらっしゃる。  また、そのほかにもいろんな面でハンディというものがございまして、特に普通の離島ではない国境離島とい...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  離島振興法についてやっているのは私も承知しています。国境離島というその特性に基づいての施策というのは、多分まだこれからの分野が多いのかなというふうに思います。  国境離島と言われる対馬、これは長崎県でございますけれども、私も昨年十二月に...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  約千六百人。これ、一番多いときは、町の統計見ますと、約六千人いたと。これが今千六百人。多いときは百人近くも減っていると。  尖閣諸島に魚釣島というものがございます。これ、一番多いときは、仕事の関係もありますけれども、九十九の家があって二...全文を見る
○佐藤正久君 警察官が二名、島の方々はけん銃二丁で守られているということを言われておりました。確かに周囲約二十八キロの小さな島ですが、やっぱり国境ですから、非常に警察官の方には一生懸命頑張ってもらっているなということを私も現地の方で認識しました。  次に、消防なんですけれども、...全文を見る
○佐藤正久君 これがやっぱり実態です。  資料二を御覧ください。これが今言われた消防団が保有している二台の消防車なんですけれども、右側の下の方のものが前使っていたやつ。もうさびています。だけど、これでも現役なんです。プレートがあって、しっかりとこれはまだ一応走るのは走ると、さび...全文を見る
○佐藤正久君 私も行って陳情を受けてきたんですが、非常にごみは大きな問題になっていて、どうしても一つの島だけで処理っていうのはもうかなり難しいですから。普通のまた福島県の場合でもなかなか一つの町だけで処理するというのも難しくて、いろんな地域と連携しながらやっていると。ただ、島の場...全文を見る
○佐藤正久君 非常に、専門医というのがいないために、どうしても何か大きな病気になったりすると総合病院、島外に行かないといけないと。出産の場合も前後一か月ぐらいは沖縄本島か石垣の方に行かないといけない。そうなると、普通のちょっとした病気にかかってしまったら、治療費だけではなく交通費...全文を見る
○佐藤正久君 資料三を御覧ください。ここに防空識別圏と飛行情報区というのがございます。今どうして、わざわざ一回東の方に戻ってUターンをして台湾の方に行かないといけない理由は、この飛行情報区というものが一つの原因かと思います。まず、防空識別圏が与那国の真上を通っている、飛行情報区が...全文を見る
○佐藤正久君 よろしくお願いします。  終わります。
07月01日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第9号
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○佐藤正久君 ガバナンスとか格差という表現があるんですけれども、やっぱりどうしても中東とかアフリカというと、腐敗とか貧困とか格差ってどうしてもあると思うんですよ。  相手国政府のそういう腐敗防止等も含めたガバナンスの改善というのは、言うのは簡単なんですけれども、実はアジアもそう...全文を見る
07月02日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  四条約については賛成の立場であります。条約に入る前に、北朝鮮、ミャンマー関連、あるいはイラク関連について質問した後、条約の方に移らせていただきます。  最近、報道ベースですけれども、北朝鮮とミャンマー関係の報道が多くなされていると。...全文を見る
○佐藤正久君 今回の逮捕された容疑者の一人に、朝鮮籍の李さんという方が社長を務める東興貿易というものがございます。また、報道ベースですけれども、今回、その東興貿易というものは、香港に本社がある東新国際貿易公司というところからの指示で今回の不正輸出をやったという報道もございます。こ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  その十五団体、個人というのは、そういうものを政府が指定してからもう二年九か月も経過しております。アメリカ政府も六月三十日に、北朝鮮の核、ミサイル開発等拡散活動に関与したとして、新たにイランに拠点を置くホンコン・エレクトロニクス、あるいは北...全文を見る
○佐藤正久君 是非とも、迂回輸出、非常に大事な問題だとやっぱり私も認識していますので、今後とも、取締りの方、よろしくお願いしたいと思います。  先ほど触れました東新貿易公司、この本社が香港にあるというふうに言われております。香港というのは、やはりどうしても金融拠点という関係もあ...全文を見る
○佐藤正久君 日本側の方にやっぱりメリットが多いという答弁であったと思いますし、ということは、やっぱり我が国が北朝鮮対応をこれから行うという場合においても、この香港、位置付けを考えれば非常に有意義だというふうに理解いたしました。  次に、イラク人道復興支援について御質問いたしま...全文を見る
○佐藤正久君 今回のイラク人道復興支援というのは、やっぱり日本人も含めて多くの尊い犠牲の上に成り立っているというふうに思います。特に最初のころに、外務省の奥大使あるいは井ノ上一等書記官も、本当にあのような形で志半ばで命を奪われてしまったと。そのほかにも、私の派遣中にもいろんな方が...全文を見る
○佐藤正久君 是非とも、恐らく国会に報告される部分というのは要約部分、まとめた部分だけだと思いますので、その下にはいろんな多分汗と血が入っておりますので、しっかりとそこは分析をして次に備えていただきたいなと思います。  やはり、どうしても日本というのは、アメリカと比べて言われる...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。是非ともよろしくお願いいたします。  本当、多くの犠牲の上に成り立っての今回のイラク人道復興支援活動ですので、そういう御霊に報いるためにも是非とも検討をよろしくお願いしたいと思います。  最後に、日中領事協定について一問だけ質問をさせていた...全文を見る
○佐藤正久君 日本人保護は非常に有り難いんですけれども、やはり中国の方が日本でそういう勾留された場合に、場合によっては政治的な関係、人権の関係もありますので、その辺についてもうまく対応しながらやっていただきたいなというふうに要望し、私の質問を終わります。
07月07日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  今回の四つの協定については賛成の立場です。その協定に関する質疑に入る前に、北朝鮮のミサイル発射問題と、PKOの国連待機制度についてまずお伺いをしたいと思います。  先ほど、白委員の方からもミサイル発射問題いろいろございました。四日に...全文を見る
○佐藤正久君 是非とも、今外交交渉が非常に大事な場面だと思いますので、特に中国ということを見据えた上でやっていただきたいなと思います。と同時に、やはり国防という部分の備え、あるいは国民保護という観点も非常に大事だというふうに思っております。  二〇〇六年の七月五日にも七発ミサイ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  日本のほとんどの地域を射程に収めることができるノドンミサイル、弾道ミサイルが二百ないし三百発以上あると。これは非常に、日本の防衛にとっても国民の安全という観点でも非常に大きな脅威というふうに認識すべきだと私は思います。しかも精度も、二〇〇...全文を見る
○佐藤正久君 テポドンのように発射台から撃たれるという場合については非常に情報という観点では兆候を見付けやすいと思いますけれども、どうしても移動式になるとそれ以上のやっぱり情報収集能力を持たないとなかなかそれが見付けにくいと。しかも、その移動式なものが二百発、三百発あるというふう...全文を見る
○佐藤正久君 現実の問題として、六分ないし七分ぐらいで日本に届くミサイルを持つ国が近くにある、しかも日本に対してもいろんな厳しいメッセージを出している国がある、それも二百発、三百発というものを持っているということを考えると、やはり今回の有識者懇の中でもその実態というものをしっかり...全文を見る
○佐藤正久君 そういう利点というのは当然あると思います。だから、今まで、ここまで政府の方の検討がやっぱりいろいろ時間が掛かったということは、登録することによる利点と不利点というものもあるんだろうなと。だから、その不利点をこういう形で克服しますということの協議が調ったというふうなこ...全文を見る
○佐藤正久君 今回の日本の登録の中身を見ますと、参加自衛隊員の上限を二千名、また主な参加分野を後方支援分野というふうになっております。今回、文民警察官を登録しなかった理由はどういうものでしょうか。
○佐藤正久君 じゃ、現在、国連PKOに参加している国の数と国連待機制度に加入している国の数を教えてください。  もう座っていてもらっていいですよ。
○佐藤正久君 日本のPKO参加隊員数と百十七か国における数的な順番、これはどうなっているでしょうか。
○佐藤正久君 じゃ、今回の登録制度についてもそうなんですけれども、PKO協力法においてPKOに提供する自衛隊の総数の上限が二千名となっております。今回の登録でも二千名を超えることがないとしています。この二千名、上限の理由は何なんでしょうか。
○佐藤正久君 二千名というのは、国の防衛という観点である程度の枠をはめたわけではなくて、各国の今までの実績というものを踏まえて二千名としたというふうな理解でよろしいんですか。
○佐藤正久君 仮に二千名としても、現在参加している隊員数が五十四名と。かなり数的には、八十一位ということもあり、少ないという評価をする方もおられます。上限二千名に対して現在五十四名となっている主な理由は何でしょうか。
○佐藤正久君 今、五原則の話が出ました。最近のPKOの主体はもう七章型のPKOというのが非常に増えているということを考えると、やっぱり五原則という観点でも非常に慎重な検討が必要だというふうに一般に言われています。  文民の専門家とか、あるいは人道復興支援というものに参加したり、...全文を見る
○佐藤正久君 あともう一つ、よく検討課題で言われるのが武器の使用問題です。武器の使用を、例えば任務遂行の武器使用とかあるいは警護などの武器使用など、今よりも国際標準により近い形にすべきだと、そうすると参加の数も増えるのではないかという指摘もございます。これも一つの今後の検討課題だ...全文を見る
○佐藤正久君 今回の防衛力整備あるいは防衛計画の大綱等をやっぱり考える際に、この国際協力任務をどういうふうに位置付けるかというのは非常に大きなテーマであり、恐らく有識者懇談会の方でも議論されているというふうには思います。ただその際に、国連PKOと、それとそれ以外の国際協力というも...全文を見る
○佐藤正久君 今後、そういう考え方を整理しておくことが必要であるという答弁でしたけれども、やっぱり必要だと思いますよ。これだけ国連PKOとか特措法とか、あるいは海上警備行動、あるいは海賊対処と、いろんなものがいろんな法的な根拠に基づいて自衛隊が派遣されると。非常にやっぱり分かりに...全文を見る
○佐藤正久君 是非ともこれについては、野党の方々の方にも整備すべきだという方もいらっしゃいますから、やっぱりこの議論というのはどんどん政治も政府の方も活性化して、しっかりとしたものを作るということが非常に大事だというふうに思います。  続いて、社会保障協定についてお伺いいたしま...全文を見る
○佐藤正久君 社会保障というのは年金だけじゃありませんから、今言われたようにやっぱり保険というものもございますので、海外で働く日本人が不利益にならないように、しっかりとまた協定の交渉というものを進めていただきたいと思います。  あと、東南アジアの方を見ますと、フィリピン、タイ、...全文を見る
○佐藤正久君 是非とも、多くの日本人が東南アジアで働いているわけですので、その整備の方をよろしくお願いしたいと思います。  次に、ウズベキスタンとの投資協定についてお伺いしたいと思います。  これまでも日本企業とウズベキスタン政府の間で交わした契約がうまく履行されていないとい...全文を見る
○佐藤正久君 最後に、ペルーとの投資協定についてお伺いします。  今回、日本とペルーの間ではEPAではなくて投資協定を優先させた、先行させた理由は何なんでしょうか。また、今後ほかの中南米諸国との投資協定の締結を今考えておられるのかどうか、これも外務省の方にお伺いしたいと思います...全文を見る
○佐藤正久君 終わります。
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  国民の中に不安が広がっている安全保障政策についてお伺いいたします。  昨日、インド洋へ向けて海上自衛隊の艦艇が日本を離れました。横須賀では見送り行事が行われましたけれども、参加された一般の国会議員、自由民主党は四人、与党はゼロ、舞鶴...全文を見る
○佐藤正久君 福島大臣も一応国務大臣の一人であり……(発言する者あり)そういう意味で私は聞いたわけです。  総理大臣、お伺いします。昨日派遣されるという事実を事前に知っていましたか。
○佐藤正久君 昨日のインド洋へ向けて海上自衛隊の艦艇が派遣された事実を事前に知っていましたか。
○佐藤正久君 いつ承知しましたか。
○佐藤正久君 総理は、この委員会の場で現場の隊員には感謝をしているというふうに明言されました。であれば、与党の国会議員あれほどいるわけですから、だれかを参観するように命ずるとか。あるいは祝電も全然ないと。これは全然言動不一致だと私は思いますけれども、総理の見解をお伺いいたします。
○佐藤正久君 派遣するたぐいのものではなかったと。現場ではどういう家族の方々の思いで見送ったか。全然、政務官の訓示とは全く逆の発言だと私は思います。何が友愛なんですか。私は、そういう現場のことを思うのであれば行動を示していただきたいと思います。  では、北澤防衛大臣に確認します...全文を見る
○佐藤正久君 今活動している船の名前を承知していない、私はこれは大問題だと思いますよ。それを知らないと、これは私はおかしいと思います。防衛大臣は指揮官ですよ。  それでは、昨日出発した船の名前を教えてください。
○佐藤正久君 防衛大臣、自衛隊員の数は今何万人ですか。
○佐藤正久君 約二十七万人です。  私が言いたいことは、防衛大臣は指揮官です。一番大事な指揮の要訣というのは、指揮下部隊をまず掌握をして、明確な企図の下に適時適切に命令を与えて、そして行動を律すると、これが指揮官だと思いますよ。それができていない。そういうことを私は最初に確認し...全文を見る
○佐藤正久君 いや、自衛隊員と言ったんです。
○佐藤正久君 自衛隊の最高指揮官が総理大臣、これはどの根拠で規定されていますか。
○佐藤正久君 大事なことですよ、これは。
○佐藤正久君 そのほかにはありませんか。
○佐藤正久君 内閣の法制局の長官に聞きます。  自衛隊の最高指揮官は総理大臣、この根拠は何ですか。
○佐藤正久君 憲法や内閣法にはございませんか。同じ質問です。
○佐藤正久君 憲法第七十二条と内閣法六条、これに規定があると思いますが、いかがですか。
○佐藤正久君 要は、自衛隊法の第七条はただの単なる確認規定なんですよ。防衛大臣の上には実質内閣があって、その代表が総理大臣と。要は、海上保安庁とか警察に対しても内閣総理大臣が代表して指揮監督をすると、これだけなんですよ。だから内閣の一員の方々も非常に大事なわけですよ。だから質問し...全文を見る
○佐藤正久君 どこが明らかな違憲、明らかなと、そこを聞いています。
○佐藤正久君 今のは憲法違反かどうかという中のくだりの中で明らかなです。全然答えになっていません。もう一度お願いします。どこが憲法違反なんですか。どこが憲法違反かと、明らかな。
○佐藤正久君 じゃ、憲法第九条のどこの部分に自衛隊が違憲状態であり、またイラク派遣が違憲なのか、そこを具体的にお聞かせください。
○佐藤正久君 鳩山総理、イラクにおいては戦闘地、非戦闘地が明確でないと、そういうお考えでしょうか。
○佐藤正久君 それについては後ほど話を進めますけれども。やっぱり内閣としていざというときに意思決定をしないといけない、そういう中において考え方が違うと。特に防衛出動、いろんなことがあると思います。ここは閣内の方でもっと議論をすると。この問題についてはまた改めて取り上げさせていただ...全文を見る
○佐藤正久君 服務の宣誓が一番違うと私は思いますよ。ほかの公務員と違って自衛隊に入るときに、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務めて任務を完遂すると、そこがほかの公務員とは違って、サインをしてから入るんですよ。そこが違うんですよ。最高指揮官として、総理、ここは、深刻...全文を見る
○佐藤正久君 死に生きる観です、観るです。
○佐藤正久君 自衛隊員は、総理大臣あるいは防衛大臣の命令で時には命を懸けて任務を遂行するんですよ。その最高指揮官と、鳩山総理、防衛大臣、これは、やはり死生観、一般的な死生観ではなくて、最高指揮官、防衛大臣としての死生観、これはやっぱり多くの隊員が聞きたいと思いますよ。もう一度お願...全文を見る
○佐藤正久君 真剣に質問しています。非常に大事なことだと思います。防衛大臣と総理大臣の命令で隊員は危険な任務を遂行するために行くんですよ。当然、警察も海上保安庁もみんなそうです、内閣総理大臣が内閣を代表して指揮監督するわけですから。やっぱりそこはしっかりと軸足を持たないといけない...全文を見る
○佐藤正久君 鳩山総理にお伺いします。  もう一度その真意を御説明願いたいと思います。
○佐藤正久君 私は、総理にはそういう意味であれば足手まといという発言は、この委員会でも言われたあの発言は取り消していただきたい。衆議院の予算委員会で石破政調会長の質問に対して足手まといと明確に言われていました。それはやはり現場をしっかり見た上で、あるいは情報を精査した上で言うなら...全文を見る
○佐藤正久君 私は当事者でしたけれども、オランダ軍が我々の活動をそばで警護あるいは警備するという状態はほとんどありませんでした。そういう事実をもう一度防衛大臣の方から説明を受けていただいて、本当に実態はどうだったのかということを検証しないと、アフガニスタンにおける自衛隊の活動とい...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、インド洋についてお伺いします。  防衛大臣は記者会見の中で、インド洋での活動は評価が限定的だと、評価が低いというふうに言われました。その根拠を教えてください。
○佐藤正久君 インド洋については、今補給回数が少なくなったから評価が低いというようなことを言われたと思います。じゃ、回数が増えたら評価が高いということなんですか。
○佐藤正久君 海上阻止活動というのは抑止なんですよ、パトロールなんですよ。じゃ、回数が少なくなったら、パトロールをやめたらそれで任務が達成できるかと。私は違うと思います。  ほかの国に対してその評価について大臣は確認されましたか。
○佐藤正久君 その集約された情報、それをお聞かせください。
○佐藤正久君 評価が低いと言ってやめるんでしょう。なのに、それで明らかにできない、ほかの国からの要望もどうかも言えない、それはおかしいと思いますよ。さらに、先ほどゲーツ国防長官がアメリカはもはや受益国ではないと言われたと。この事実関係をもう一度、いつどこで言われたか、明確にしてく...全文を見る
○佐藤正久君 ゲーツ国防長官についてもう一度お願いします。(発言する者あり)
○佐藤正久君 ゲーツ国防長官が米国はもはや受益国ではないと言われたと発言されました。いつどこの会談でそれがなされたのか、明確にしてください。
○佐藤正久君 じゃ、それではその議事録を公表してください。大臣、いかがですか。
○佐藤正久君 もう一度、今ここで発言されました自分の発言に対して責任を取って、今ここでもう一度聞きます。いつどこの場所でどういう形で発言されたのか、そしてその議事録を公表できないのか。その部分だけでも公表すべきだと私は思いますよ。いかがですか。
○佐藤正久君 これは議事録の公表について理事会の方での協議を求めます。
○佐藤正久君 自後の情勢の見積りについてお伺いします。  今回、インド洋での給油支援をやめるという前提の中に、今後給油の可能性が増える増えないという話があると思います。今後増える可能性が少ないという判断の下に今回の補給をやめるという判断なんでしょうか。防衛大臣、お願いします。
○佐藤正久君 やっぱり政府は国益を考えながら必要があれば法律を作り、自衛隊を派遣するわけですよ。それは人ごとですよ、今、大臣の発言は。  今先ほど、評価が低い、回数が少なくなった、だからやめるようなことを言われた。であれば、それを今後どういう見積りの下に少なくなるのか大きくなる...全文を見る
○佐藤正久君 総理、延長する考えはありませんか。
○佐藤正久君 今あの地域を大きく見ますと、やはりアルカイダやタリバンの動きあるいはアルシャバブの動き等が活発化していると私は思います。そういう中でISAFの司令官は四万人の増派を要請している。そういう中で、どうして今後テロリストの活動が海を含めて低下するかというふうに判断されたの...全文を見る
○佐藤正久君 補給回数が少なくなったと言われました。今資料を配付しました。そこにインド洋での給油の活動場所というものがあると思います。そこで、なぜ減っているのかと。今補給している場所が北部の方なんです。違いますか。南の方のアデン湾地域で補給していますか、防衛大臣。
○佐藤正久君 補給対象のCTF150という船は、今アデン湾の方に大きく集中しているというように聞いています。ただ、そこの場合は海賊対策ということも併せてやっているという部分もありますので、なかなかそちらの方には、補給の目的からいって、また油の転用問題の可能性もあるということで、な...全文を見る
○佐藤正久君 では、防衛大臣に確認します。今回これをやめることによって得る国益と失う国益、これについて考えをお聞かせください。
○佐藤正久君 全然質問に答えていません。私が聞いたのは、やめることによって得る国益と失う国益、これについて聞いたんです。
○佐藤正久君 防衛大臣にお伺いします。  インド洋の給油をやめることによって得る国益と失う国益、これについて具体的な中身を聞かせてください。
○佐藤正久君 同じ質問を総理大臣にします。
○佐藤正久君 今総理が言われた失われる国益というのは何ですか。
○佐藤正久君 私は、そのほかにも、国連、国際社会に対する信用の問題とか、あるいは日本の海上交通の安全確保、これは反射的効果ですけれども、現実問題として、日本のタンカーTAKASUZUがテロの攻撃に遭ったときに、アメリカの海兵隊と若者三名が体を張って防いでくれました。そのときのコメ...全文を見る
○佐藤正久君 インド洋の給油の中止に関して集中審議を求めます。
○佐藤正久君 アフガニスタン支援についてお伺いします。  外務大臣はテレビの中で、自衛隊は若葉マークだからアフガニスタンの方には派遣することはできないと言われました。若葉マークは、岡田大臣、あなたの方が私は若葉マークだと思いますよ。何をもってその若葉マークというふうに評価をした...全文を見る
○佐藤正久君 それが何で若葉マークなんですか。それは単に制約の話だけじゃないですか。違いますか。
○佐藤正久君 どれだけの隊員や家族がその若葉マークで傷つけられたか。全然、友愛の精神とか現場の隊員を尊重すると、全く言動不一致だと思いますよ。その後方支援分野については自衛隊はほかの軍隊と遜色ないぐらいの私はレベルにはあると思いますよ。  確かに武器の制約はあります。それをもっ...全文を見る
○佐藤正久君 分かりました。若葉マークは外務大臣としては取り下げるつもりはないと。  防衛大臣、この若葉マーク発言についての所見をお伺いします。
○佐藤正久君 明確な答えを求めたいと思います。もう一度お願いします。
○佐藤正久君 今の発言は結構多くの隊員は失望したと思いますよ。防衛大臣はそこは否定してほしかったと思う隊員が多いと思いますよ。  じゃ、防衛大臣、お伺いします。アフガニスタンには非戦闘地域はあると思いますか。
○佐藤正久君 防衛大臣は、アフガニスタンへの自衛隊の派遣を一応検討を指示されたというふうに報道されています。ということは、アフガニスタンにおける非戦闘地域ということがあるのかどうかについても検討をされたはずです。  もう一度聞きます。アフガニスタンにおいて非戦闘地域がありますか...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣は、アフガニスタンへの自衛隊の派遣の検討を指示されました。勉強かもしれません。アフガニスタンに非戦闘地域はありますか。
○佐藤正久君 防衛大臣にお伺いします。  タリバンやアルカイダは国に準ずる組織ですか。
○佐藤正久君 防衛大臣の今発言を確認しますと、アルカイダ又はタリバンは国又は国に準ずる組織ではないということでよろしいですね。
○佐藤正久君 今のは極めて大事な発言であって、九条の武力の行使と武器の使用の関係で、国又は国に準ずる組織か、あるいはそれは非戦闘地域、大きくかかわってくるわけですよ。それを否定されたと。ということは、タリバンやアルカイダは国又は国に準ずる組織ではないということでいいですね。
○佐藤正久君 これについては、また委員会の方で議論をしたいと思います。  アフガニスタンの方でこの民生支援を今度増やしていくと。今、インド洋での一年間の給油の燃料代、これが幾らか分かりますか、大臣。
○佐藤正久君 要は、私の意見としては、インド洋での給油を継続しながらアフガニスタンの民生支援を強化するというのが私は国益に合致していると思います。二十億弱の油代、これをやめて、評価が高い、周りの国がいっぱいやってほしいと言っている、今度はそれをやめて、五千億の支援をアフガニスタン...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  私は元自衛官ですので、恐らく山本委員よりも声が大きいかもしれませんけれども、それは御容赦いただきたいと思います。  十一月十日の予算委員会におきまして野党として初めて外交防衛について質問をさせていただきました。結構肩に力が入っていた...全文を見る
○佐藤正久君 今度の、さきの衆議院選挙の民主党のマニフェストにおきましては、在日米軍の再編等については見直しの方向というふうに書いてあります、見直しの方向と。この見直しの意味はどういう意味ですか。防衛大臣、お願いします。
○佐藤正久君 ということは、選挙においては、今までの前政権の合意事項である普天間基地を辺野古の沖に移設ということではない方向で見直すという意味だったというふうに理解してよろしいですか。
○佐藤正久君 ちょっと今驚いた発言、答弁だったんですけれども。今の答弁を聞いてもう沖縄県民は、ええっと。ここに島尻先生とか喜納委員もおられますけれども。選挙のときだからいいと。  もう一回確認します。選挙のときの公約は、見直しの方向と書いています。その見直しは前政権がやったもの...全文を見る
○佐藤正久君 質問に答えてください。このばらばら感、これが抑止力を弱めているという指摘がありますけれども、これについてどういうふうにお考えになりますかという質問なんです。
○佐藤正久君 民主党で当選されて今衆議院議長の横路議長の講演の中で、閣内の閣僚の発言がこの問題でばらばらだと懸念を示されたという報道があります。また、インド洋の給油の継続問題につきましては、防衛省の中で、長島政務官が講演の方で質問に答えて、事前承認というもの、あったらそれはそれで...全文を見る
○佐藤正久君 聞いていることと全然違う。ただ言い訳をされているようにしか聞こえないんですけれども。であれば、長島政務官が発言したことについて注意する必要なんか全くないわけで、みんなそれぞれの思いを新しいスタイルでやるんだと言ったら、それぞれが自分の思いでどんどん発言してどんどん意...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、普天間基地移設について言います。普天間基地移設問題についての防衛大臣と外務大臣の役割分担、これについてお伺いいたします。
○佐藤正久君 じゃ、その今の役割分担、それは何に基づいてそういうような役割分担になっているか、その根拠法規を教えてください。
○佐藤正久君 外務省設置法と防衛省設置法、それぞれに役割分担が書いてあるんですよ。外務大臣の役割というのは、日本を代表して外国政府との交渉、協力に関する政務処理なんです。防衛大臣の所掌は、条約に基づいて、日本国にある外国軍隊の使用に供する施設・区域の決定や取得・提供、これは防衛大...全文を見る
○佐藤正久君 それは一政治家ではなくて、今、北澤参議院議員は防衛大臣なんですよ。閣内、行政のトップでもあるんですよ。  それで、やっぱり方向性を、内閣でやるなら方向性、ベクトルを示すと。そこにみんな力を合わせる、そういうときにやっぱり基本の所掌事務というのはあるわけですよ。一人...全文を見る
○佐藤正久君 私が質問しているんですよ、発言中ですよ、委員長。
○佐藤正久君 そういう中で発言されたことによって、先ほど山本委員からもありましたように、やっぱりどうしても沖縄の県民の方から見ると非常に混乱を来す、そういう部分がどうしてもあると思いますよ。  この前、私も沖縄の方に行きまして、やっぱり知事から、政府がまだ考え方を整理していない...全文を見る
○佐藤正久君 質問に答えてください。  国の、国政にかかわる、あるいは安全保障の重要な事項を、例えば、鳩山総理が言われたように、名護市長の選挙後などに先送りすると、こういうことを沖縄県民の方に聞いてみたいということについて防衛大臣のお考えを聞きたいという話です。
○佐藤正久君 名護市民に申し訳ないと思いませんか、防衛大臣。
○佐藤正久君 防衛大臣、岡田外務大臣はやっぱりストレートな方ですよ。岡田外務大臣は名護の方に行かれて、名護市長に対して、国政上の問題を市民の皆さんの判断にゆだねるような格好になっていることは申し訳ありませんと岡田外務大臣は言われているんですよ。私は、それは非常に政治家としても、外...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、具体的に聞きます。できるだけ早くというのは年内をまたぐということではないというふうな認識でよろしいですか、防衛大臣。
○佐藤正久君 岡田外務大臣はちょっとまた違った発言をされているんですよね。もしかしたら年内をまたいでしまうかもしれないという質問に対して、私が勝手に決める話ではありません、相手もある話ですから、それは明確にと、もう答えていないと。思いはあるんでしょうけれども、そこは答えていない。...全文を見る
○佐藤正久君 これは物すごい大事な話なんですよ。総理の発言を外務省の方が通訳をされて伝えている。それを受けて、じゃ今度、今、年内なのか年をまたぐのか、物すごい大きな議論になっているわけじゃないですか、今。  アズ・クイック・アズ・ポッシブル、このクイックという部分を普通に考える...全文を見る
○佐藤正久君 承知していなかったということですけれども、今沖縄の方では、この前の衆議院選挙におけるいろいろ民主党の方々の発言あるいは候補者の発言、県外移設、国外移設ということから、結構県外移設に対する要望が高まっています。行かれて分かったと思いますけれども、高まっています。しかも...全文を見る
○佐藤正久君 でも、検討はしないと対応できないんですよ。部隊というのは、海上保安庁もそうですけど、いろんなことを想定しながら準備しないといけないわけですよ。当然、担当の副大臣としてそういう検討を今後命ずるというお考えはありますか。
○佐藤正久君 辻元副大臣は、普天間基地の辺野古移設については賛成ですか、反対ですか。
○佐藤正久君 じゃ、今後この問題というのは多分大きな問題になると私は考えています。そういうことも考えながら、今度の作業グループ、反対派の動きというのはかなり盛り上がっていると。現場に行ったら分かりますよ。相当な動きがあるということも多分あろうかと思います。そういうことを指摘してお...全文を見る
○佐藤正久君 私は防衛大臣が反対されたかどうかと聞いたんです。防衛大臣は反対票を投じましたか、どうですか。
○佐藤正久君 北澤防衛大臣はグアム協定に反対の票を投じられたということを確認しました。  それでは、今はグアムの移転協定について賛成ですか、反対ですか。
○佐藤正久君 できればしっかり、横との話、榛葉副大臣、そこ、やめてください、邪魔は。  もう一度聞きます。今、北澤防衛大臣、現在、グアム移転協定について反対ですか、賛成ですか、お考えをお聞かせください。
○佐藤正久君 ということは、グアムの移転協定まで踏まえた今ワーキンググループで議論をしているという認識でよろしいですね、防衛大臣。
○佐藤正久君 やはり今、政府の大臣で非常に大事な安全保障ということを所掌する大臣ですから、やはり自分の主義主張はあっても、そこはしっかりと日米というものを考えながら対応していただきたいというふうに私も思います。  ただ、今の米議会の方の動きを見ますと、このグアムの移転協定に関す...全文を見る
○佐藤正久君 それは違いますよ、下院の方の話で。今上院の話をしたんです。もう一度お願いします。
○佐藤正久君 七月じゃないでしょう。
○佐藤正久君 やはり両方の国がグアムの移転協定で合意をして、お金を出して米軍再編を行うということですから、やはりお互いにお金を出し合うという以上は、同じ歩調を取っていくというところが私は大事だと思っています。これについてはまた次の機会にまた議論をしたいと思います。  次に、ソマ...全文を見る
○佐藤正久君 もう一度聞きます。  今、海上自衛隊が現行法にのっとってアデン湾の方に派遣されている、その船の上に海上保安庁の方が乗っていると。海上自衛隊が今派遣されているということについて辻元国土交通副大臣のお考えを聞きたいと思います。
○佐藤正久君 今は海賊対処法の方の派遣ですけれども、当初は自衛隊法第八十二条における海上警備行動の適用、すなわち公海上における人命、財産の保護又は治安維持のための海上警備行動でした。このような海上警備行動という枠組みで自衛隊の船がアデン湾の方に派遣されるということについてのお考え...全文を見る
○佐藤正久君 自衛隊法の第八十二条の海上警備行動で行きました。その船には海上保安庁の海上保安官の方も乗っておられます。そういう公海上における海上警備行動ということはこれからも考えられます。考えられます、法的には。法的に考えられます。そういうことに、海上自衛隊の海上警備行動、公海で...全文を見る
○佐藤正久君 やはりこの部分というのは、これから北朝鮮の貨物検査法をいろいろ議論する上においても、やっぱり海上保安庁と海上自衛隊、特に公海上における海上警備行動という部分についての議論については、これは避けて通れない分野だと思います。  公海上における海上警備行動、これは海上自...全文を見る
○佐藤正久君 その点については後ほど質問します。  ちょっと観点を変えます。  自衛隊法第八十条によって、防衛出動や命令による治安出動発動時に、必要があれば海上保安庁の全部又は一部を防衛大臣の統制下に入れる、防衛大臣の指揮を受けるということになっておりますが、当然、担当の副大...全文を見る
○佐藤正久君 また、今度違った観点の質問をさせていただきます。  こういう共同声明があります。ソマリア沖に海上自衛艦を出すな。海賊問題に名を借りた海外派兵新法に反対する。  辻元副大臣、この共同声明を聞いたことがありますか。
○佐藤正久君 これはある市民団体が自衛隊の海賊対策派遣に反対した際に出した共同声明で、これにはNGOのピースボート、これも賛同者になっております。  ピースボートというのは、辻元副大臣が創設者の一人というふうに聞いています。そういう関係もあって、その所管の方が今海上保安庁を担当...全文を見る
○佐藤正久君 この前の答弁と変わったような感じがいたします。この前はほとんど非戦闘地域はないと答弁されておりました。  まだ政府として検討したことがないと。防衛省も政府の一つの組織ですよ。明確に記者会見で、これ防衛省の発表の記者発表ですよ、検討を指示したと。これは政府が検討した...全文を見る
○佐藤正久君 であれば、政府として検討していないという先ほどの答弁は取り消していただきたいというふうに思います。
○佐藤正久君 でも、この前の答弁におきまして、大臣は明確にタリバンやアルカイダは国又は国に準ずる組織ではないと明言されました。これはまさに戦闘地域、非戦闘地域の検討の前提要件と、この今の発言と矛盾されませんか。
○佐藤正久君 じゃ、もう一度聞きます。  タリバンやアルカイダ、これは国に準ずる組織ですか、違いますか。
○佐藤正久君 ということは、戦闘地域要件に、これは国準でなければ、国準組織でなければ戦闘地域要件に該当しないというふうに認識していいですか。
○佐藤正久君 そういう話を聞いているのではなくて、タリバンあるいはアルカイダが国に準ずる組織ではないというんであれば、戦闘地域、非戦闘地域ということの議論とかみ合わないんじゃないんですかと言っているんです。私だってそんな野方図に自衛隊員をアフガニスタンに行かせたいなどと思っていま...全文を見る
○佐藤正久君 全然答えになっていないと思う。  判断ができなくては、検討も何もできないじゃないですか。どうしてそれを派遣が、初めからそれは検討しようがないじゃないですか。おかしいと思いませんか。
○佐藤正久君 全然答えになっていない、その辺の解釈が十分できていないんじゃないかと思います。  防衛大臣は御自身のブログの中で、自衛隊はイラクに憲法をねじ曲げて派遣されたと書かれています。自衛隊はイラクに憲法をねじ曲げて派遣されたと書かれています。この憲法をねじ曲げてというのは...全文を見る
○佐藤正久君 これは防衛大臣、今海上自衛隊の方も今インド洋に行っているんですよ、補給支援特措法に基づいて。戦闘地域、非戦闘地域を議論の上で、法律上で行っているんですよ。  それで今、十分、そういう、当時はねじ曲げたと思ったと。どこの部分がねじ曲げられたのか、これを明確にしてくだ...全文を見る
○佐藤正久君 でも、テロ特措法も、戦闘地域、非戦闘地域、概念の議論をしたわけですよ。補給支援特措法も同じですよ。そこで、戦闘地域、非戦闘地域、これは同じ特措法の中で、特措法、当然もう法律は違いますけれども、議論の中では同じテロとの戦いの中でやったわけですよ。  そういう観点で、...全文を見る
○佐藤正久君 当時の野党であろうがなかろうが、ここは、どこの部分がねじ曲げられたんですかと聞いているんですよ。思ったんじゃなきゃ、どこの部分がねじ曲げられたんですかと。これは非常に、防衛大臣は指揮官ですから、指揮官なんですよ、二十七万人の。どこの部分がねじ曲げられたか、そこを聞い...全文を見る
○佐藤正久君 答えてないんです。どこがねじ曲げているんですか。
○佐藤正久君 もう時間がなくなりました。この議論については後ほどまたやりたいと思います。  アフガニスタンの方だけちょっと聞きたいと思います。  アフガニスタン、この民生支援を強化されると。私の立場は、インド洋での給油支援をやりながら民生支援を更に強化していくのがいいというの...全文を見る
○佐藤正久君 今年の一月一日からなんですよ。今何月ですか、十一月でしょう。そういう中において一千億付き、で、中身の積み上げもない。これは、これから先のことについては先ほどの外務大臣の説明はいいかもしれません。今、後ろの官僚の方に聞いて今年からと分かる。そもそも詰めが甘い、その証拠...全文を見る
○佐藤正久君 一年間に一千億をめどと発表しているんじゃないんですか。
○佐藤正久君 それでは、八百億円、今年の内訳をこの委員会の方に提出することを望みます。委員長、お願いします。
○佐藤正久君 今後、民生支援を強化されるということなんですけれども、今までOEF、ISAFの兵士は約千五百名亡くなられています。〇八年のアフガニスタンの文民の犠牲者は二千百名を超えています。昨年、〇八年の援助関係者の犠牲者は、殺害が三十八名、誘拐百四十七名と聞いています。これほど...全文を見る
○佐藤正久君 これは国会の場で追及すると、明らかにしてください、これは私もその場で言いました。そういうふうに、あえて今人数は言いませんけれども、日本のODAの事業で現地の雇った方がテロの攻撃で亡くなっているんですよ。実際に文民が、日本の文民は行けない、代わりに現地の人間を契約して...全文を見る
11月25日第173回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号
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○佐藤正久君 三人の参考人の方、どうも御説明ありがとうございました。  私は影山参考人にだけ質問いたします。二点質問します。  一点目は、クリーンコールテクノロジーというんですか、説明いただきましたけれども、二十ページですね、これについてもう少し教えていただきたいと思います。...全文を見る