佐藤正久

さとうまさひさ

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

佐藤正久の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第174回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  本日は、鳩山総理がよく言われるきずなと、よく聞きますけれども、それとは同じような意味かもしれませんけれども、恐らく好きな言葉、信頼というものをテーマにいろいろと質問をさせていただきます。  よく信なくば立たずという言葉があります。鳩...全文を見る
○佐藤正久君 国民との思いを共有することが大事だと言われました。鳩山総理は、就任されてから約半年がもう過ぎようとしていますけれども、この間に来年度予算案も衆議院の方を通過させました。いろいろ頑張っていると思われますけれども、鳩山総理の国のリーダーとしての国民との信頼関係、この半年...全文を見る
○佐藤正久君 努力をされていると、そう私も思います。ただ、昨年の総選挙のときに、自民党には不満があると、民主党には不安だという声がありました。ただ、安全保障分野につきましては、ここに来てやっぱり国民の不安というのが広がっているような気がします。  特に、私は総理の施政方針演説を...全文を見る
○佐藤正久君 是非ともその強い思いを政策として、あるいは言葉としてもやっぱり伝えていただきたいというふうに思います。  さらに、リーダーというのは強い信念が絶対必要ですから、そういう意味で、命を守るという観点でいうと、守りたいというのはやっぱり弱いですよ。命を守るとか守り切ると...全文を見る
○佐藤正久君 嘉手納町なんですよ。嘉手納基地のある嘉手納町にあります。  なぜ今防衛局が嘉手納町にあるか、大臣は御存じですか。
○佐藤正久君 何か今の答弁聞くと十分分かっていないような気がいたします。  元々那覇にあったんですよ。嘉手納町というのは面積が十五平方キロメートルです。非常に小さな町です。そのうちの八三%が嘉手納基地なんですよ。残りの一七%に約一万四千人の住民の方が住まわれていると。新しい工場...全文を見る
○佐藤正久君 そこだけじゃないんですよ。それは、日本には朝鮮戦争における国連軍というものが配置されて、地位協定もあるんですよ、総理。勉強してください。まだ朝鮮戦争は終わっていないんですよ、まだ休戦状態ですから。今、日本の七か所に後方司令部なり国連の基地があるわけです。その一つが普...全文を見る
○佐藤正久君 そこも分からなくて普天間基地の移設、これはちょっとおかしいと思いますよ。行かれたら、ちゃんと日本の国旗とアメリカの国旗と国連旗が立っていますよ。それを分からずに移転云々する。日本の安全とか、今抑止力、東アジアと言われたばかりなのに、そこをやっぱり総理以下は分かった上...全文を見る
○佐藤正久君 でも、今まさにその朝鮮戦争の国連軍の基地が普天間にあるんですよ。それをグアムに移転しようという話も福島党首は言われているわけですよ。だったら、朝鮮戦争の国連軍、これはあるわけですから、朝鮮戦争は北朝鮮による侵略かどうか、これを認識を聞いているわけですよ。正直に答えて...全文を見る
○佐藤正久君 朝鮮戦争ではやはり多くの方が亡くなっているわけですよ。実際にその国連の軍を受け入れているわけですよ、日本には。福島大臣は閣僚の一員ですから、そこは認識をやっぱり国民の皆様に示すと。あいまいなままだとそれはいけないと思いますよ。
○佐藤正久君 それでは、日本に国連軍がいること、これについては賛成ですか、反対ですか。
○佐藤正久君 それでは、今地位協定があるわけですよ。なぜ、今国連軍が日本にいる、どのように思われますか。その理由をお聞かせください。
○佐藤正久君 国連の認定では、国連の認定では北朝鮮が侵略というふうに言っていると思います。それをどういうふうに感じますか。
○佐藤正久君 日本はやっぱり国連の加盟国なんですよ。そういう中において、さらに国連の常任理事国を目指そうという政府の意思もあるわけですよ。それについて閣僚の一人がそこを明確にしない、これはまたおかしいと思います。  総理、いかがですか。
○佐藤正久君 でも、実際に国連軍の方が日本に来て調整もしているんですよ。事実があるんですよ。そこは官房長官、勉強してください。  じゃ、さらに、その国連軍の基地がある普天間基地をグアムに移すということになると、そこも朝鮮戦争の関係も考えないといけない。それは当たり前のことだと思...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり三日掛かるんです、約。距離も約二千三百キロ弱なんです。そういうことも考えながらやはり普天間基地の移設も考えないといけない。  じゃ、さらに、なぜ、今朝鮮戦争がまだ休戦中という状況ですけれども、海兵隊が韓国の方に駐留していないのか、それは防衛大臣、御存じです...全文を見る
○佐藤正久君 それはちょっと違うと思いますね。海兵隊の運用からいって、通常のパターンであれば余り第一線近くに置いたら海兵隊の奇襲効果がなくなるんですよ。一般論ですけれども、朝鮮半島があって、それ東から使うか西から使うか、それは一斉にやったら難しいわけです。いろんなことを考えて沖縄...全文を見る
○佐藤正久君 今、韓国と台湾と調整するという、そういう場合は調整するという話だと思いますけれども、台湾とどうやって調整するんですか。
○佐藤正久君 自後の質問は、昼休み終わってからにいたします。
○佐藤正久君 午前中の質疑を聞いて、やっぱり不安になりました。普天間基地がこれだけ盛り上がって大事だとみんな言っているときに、普天間基地に国連の基地があるということも総理も御存じない、また防衛大臣も沖縄防衛局が嘉手納町にあるということを秘書官から聞かないと分からない。やっぱり不安...全文を見る
○佐藤正久君 総理はいかがでしょうか。
○佐藤正久君 これ、ジャングル・ウオー・トレーニング・センターと言いまして、北部訓練場にあるんですよ。ここで普天間基地のヘリコプター部隊と地上部隊が、そこでジャングル戦訓練を海兵隊やっているわけですよ。それをどこかに移転するといったときは、その訓練上の観点も考えないといけない。い...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱりうそをついたり、その思いを踏みにじるというのは信頼関係という観点では非常にまずいと思います。  資料一を御覧ください。(資料提示)一番上が鳩山当時の影の外務大臣として国会の代表質問でやったもので、本当、福島党首が喜びそうな発言をされています。普天間基地の国...全文を見る
○佐藤正久君 当てもなく言うというのはやはりどうかなと。思いだけじゃ駄目だと思いますよ。  さらに総理は、一月に実施されました名護市長選挙の結果を見てみたい、思いを聞いてみたいとも言われました。結果、移設反対派の候補が勝利をいたしました。総理が移設先を先送りして名護市民の意見を...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱりそれならば責任があると思いますよ。やっぱりそれだけ期待を持たせて、それで結果として、また沖縄だ、ましてやシュワブ陸上案だということになったら、名護市民からしてみたら、これは公約違反だ、うそをつかれたというふうに思うかもしれません。本当にある意味、名護市民の怒...全文を見る
○佐藤正久君 であれば、もっと分かりやすい言葉を言わないと、やっぱり信頼関係という観点では誤解を受けますよ。せいぜい半年、そんなに甘いものではないというふうに一般に思います。  五月末までに地元の合意を取り付けると言われました。地元って何でしょうか。知事でしょうか、県議会でしょ...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、首長、知事あるいは基礎自治体の長だけであって、議会とか住民は関係ないということでよろしいでしょうか。
○佐藤正久君 今重大な認識を私も理解いたしました。地元というのは、じゃ知事とか基礎自治体の長ということだと。自後、その観点でまた、じゃ私も質問させていただきます。  二月二十四日、沖縄県議会は、自民党から民主党まで含めて全会一致で県内移設の反対、県外、国外移転を求める決議をされ...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり知事だけではなく、住民から選ばれた議会という意見も本当大事だと思いますよ。  また、地元の合意ということありますけれども、沖縄の民主党県連も県内移設反対しています。これが仮に県内移設ということになった場合、まず地元というよりも民主党の沖縄県連、これを説得す...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、この問題に関して与野党の協議機関を設置する御意向はございますか、総理。
○佐藤正久君 さらに今、辺野古の近くの、近辺の三区の区長さんたちもやはり今反対というふうに意見書をまとめているという報道もございます。また、沖縄の四十一の市町村の首長すべてが県内移設反対というアンケート結果も出ていると。これは非常に重たいものだと思います。幾ら安全保障のことが国の...全文を見る
○佐藤正久君 今褒めたんですけれども、ちょっとがっかりしました。亀井大臣は、外国人地方参政権について、もしもこれが反対であれば筋を通すと、連立を離脱すると言われました。であれば、やっぱり筋を通すということも私は大事だと思います。  さらに、この住民との説明という面では、やっぱり...全文を見る
○佐藤正久君 だれもそう思っていませんよ。多くの国民はやはりばらばら発言と、整っていないというふうに思っているから不安になっているんですよ。そこの部分はやっぱりしっかりやってもらわないと不信感が広がる。  結果的に、東富士演習場の使用協定、今やっている最中ですけれども、そこの御...全文を見る
○佐藤正久君 でも、当初この会談は極秘であったと。それがこういう形で記者の質問に総理が答えて認めてしまったり、やっぱりそれはアメリカが、私が知っている人からもちょっと困惑したと、やっぱりそういう部分はしっかり、情報というのは統制なら統制して守り守らないと、本当に信頼というのはアメ...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、信頼してくれという言葉だけで同盟は維持できるとお考えでしょうか。
○佐藤正久君 総理、ところが、今総理がそれだけでは不十分だと言った現場の連隊長が処分されたんですよ。日米共同訓練の開始式で、厳しい訓練を通じて汗を流して相互の能力を高めましょうと言った隊員が処分されました。これは、アメリカの将兵たちも聞いていて感動したと、アメリカの国防省の高官も...全文を見る
03月12日第174回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。防衛政策について質問させていただきます。  福島大臣、三月一日の予算委員会におきまして、自衛隊が合憲か違憲か、これについて社民党の見解を述べられております。覚えておられますか。
○佐藤正久君 自衛隊は合憲か違憲か、まだ社民党は結論を出していないと言われました。思い出されましたか。
○佐藤正久君 自衛隊が合憲かどうか、政党としての基本的な考え方を持たなくて、本当に政党政治ができるんですか。今この瞬間も、自衛隊員は陸に海に空に、国内に国外に、防衛大臣の命令の下、体を張って国を守っているんですよ。与党の社民党が自衛隊が合憲、言わなくてどうするんですか。大問題だと...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり鳩山丸は泥船だというふうに多くの国民が思いますよ。与党の一員であってもそういうことを今でも言われている。国民は不安になりますよ。ほかの国から見ても異常です。国を守れずしてどうして命を守れるんですかと、そういう議論になりますよ。  福島大臣、社民党はまだ決め...全文を見る
○佐藤正久君 閣僚の意見を言わなくてどうして予算がこれは組めるんですか。もう一度お願いします。
○佐藤正久君 ということは、自衛隊を合憲と認めるということでいいですね。明確に御答弁をお願いします。
○佐藤正久君 福島大臣は自衛隊を合憲として認めたということでいいですね。お願いします。
○佐藤正久君 はっきり答えてくださいよ。違憲じゃない、違憲じゃない、だけど、合憲と言っていないじゃないですか。明確にお願いしますよ。
○佐藤正久君 自衛隊は合憲ですか。福島大臣、もう一度お願いします。
○佐藤正久君 副総理、自衛隊は合憲ですか。
○佐藤正久君 福島大臣、内閣の方針は自衛隊は合憲だということで、福島大臣も合憲と認めるということでいいですね。イエスかノーかでお願いします。
○佐藤正久君 初めからそう言えばいいんですよ。この防衛予算というのは内閣全体で決めた意思でしょう。自分もサインしたんでしょう。それで、今この瞬間もハイチの方にも海外で隊員は行っているんですよ。何でここまで時間掛かるんですか。おかしいと思いますよ。  防衛大臣、今のやり取りを聞い...全文を見る
○佐藤正久君 よく分からなかったんですけれども、防衛大臣、防衛大臣は指揮官なんですよ。このあいまいなままで防衛予算を作ったと。信じられませんよ。今この瞬間も隊員は動いているんですよ。その与党が合憲かどうか閣僚がなかなか言えない。大問題だと思いますよ。私も、ゴラン高原、イラクに隊員...全文を見る
○佐藤正久君 やはり、そこは防衛大臣として、国の安全を預かる所掌大臣ですから、そこは福島大臣と同じ閣僚の仲間として話し合うべきだと思いますよ。  防衛大臣、社民党のマニフェストで国防とか自衛隊、どういうふうに書いてあるか御存じですか。
○佐藤正久君 福島大臣、マニフェストに自衛隊、どういうふうに書かれていましたか。
○佐藤正久君 全然答えてないですよ。  マニフェストに、自分が作ったマニフェストでしょう、何て書いてあるか、もう一度お願いします。
○佐藤正久君 そうなんですよ。自衛隊を縮小すると書いてあるんです。それを防衛大臣は知らないということは私はおかしいと思いますよ、同じにやってて。  それで、じゃ、防衛大臣、連立を組んだ三党合意に自衛隊、国防、どう書かれていますか。
○佐藤正久君 自社さ政権のときは、その後しっかりと話し合って合憲というふうになったんですよ。  それで、書いてないんですよ。三党合意に書いてないんです、国防とか自衛隊が。本来は書くべきなんです、本来は。  それで、書いてない。片や連立の社民党が自衛隊は違憲状態にあるという宣言...全文を見る
○佐藤正久君 社民党は社民党宣言で、日本は非武装、そして在日米軍の基地の撤去と書いているんですよ、社民党宣言では。  そして、じゃ、福島大臣、閣僚としてお伺いします。日米安保に賛成ですか。
○佐藤正久君 マニフェストには日米同盟はどう書いてあるかと。沖縄の米軍の基地撤去となっている、マニフェストでは。普天間だけじゃないんですよ。  防衛大臣、そういう連立政権なんですよ。だから、私は、やっぱり防衛大臣として日ごろから福島大臣と話をしていただきたいと、それは先ほどから...全文を見る
○佐藤正久君 武力攻撃事態。
○佐藤正久君 全然閣議との関係をまだ了解していないようですけれども。  福島大臣、同じ質問です。武力攻撃事態の一連の手続がありますけれども、そのときに閣議とどういう関係があるか、お答え願います。
○佐藤正久君 これは、総理が対処の基本方針の案を作って、それを今度は、恐らくこの場合は与党三党の基本政策閣僚委員会、その合意を経て、そして安保会議に諮問をして、それから閣議にかけて承認を得てから国会の方に上程して承認を受けると、その後に今度は対策本部の設置で閣議をやるんですよ。 ...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問は、周辺事態が認定された後の話を聞いているんですよ。周辺事態が認定された後、閣議で自衛隊の出動についてサインをしますかと。
○佐藤正久君 何でこんな時間が掛かるんですか。今、朝鮮半島の方で、防衛省だって今、朝鮮半島を気にしているじゃないですか。  それで、周辺事態があるときに、周辺事態の認定はそれは内閣でやるんですよ。認定した後、自衛隊の行動が後方地域捜索活動とか後方地域支援のときにまたやるんですよ...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣、亀井大臣は、有事の際にアメリカ軍の核の持込み等については柔軟に対応すべきだという考えを述べられておられますが、防衛大臣はどのようなお考えをお持ちですか。
○佐藤正久君 それでは、武器輸出三原則について伺います。  福島大臣、武器輸出三原則は、それは堅持しますか。
○佐藤正久君 防衛大臣は、武器輸出三原則等の見直しとか運用について、もう少し柔軟に議論してもいいんじゃないかということを述べられています。ただ、福島大臣は、持たず、作らず、持ち込ませずの非核三原則、これは堅持すると。武器輸出三原則も堅持すべきとの意見です。  じゃ、そもそも武器...全文を見る
○佐藤正久君 なぜ私が非核三原則とか武器三原則を今これ一例で聞いているかというと、今年は防衛計画の大綱を作る大事な年なんです。大臣も非常にそこは心を砕いているところだと思いますけれども、そういうときに、それぞれ連立与党ですから、やはり社民党の考え方といろいろ違うところがあるという...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、PKO協力は認めている、だけれども、自衛隊の海外派遣は認めていないと。ということは、PKO協力法では文民だけを認めているという解釈でいいんですか。
○佐藤正久君 PKOで自衛隊を派遣するのは、社民党はもうそれは認めているということでいいですか。
○佐藤正久君 ということは、社民党宣言が変わったというふうに認識していいんですね。社民党宣言では、非軍事、文民、民生を基本とする積極的な国際貢献を目指すということになっていますから、じゃ、社民党宣言からは変わったということでいいですね。
○佐藤正久君 じゃ、PKO以外の分野で確認します。  今、アデン湾の方に海上自衛隊が海賊対処の方で動いております。これについては、社民党は反対ですか。
○佐藤正久君 よくその辺が、もう少しやっぱりあいまいなんですよ。PKOはいいけれども、PKO以外については、社民党のマニフェストだとそこの部分は明確にされていないんです、防衛大臣。  これからいろんなことがあるかもしれません。民主党の方が出されたアフガニスタンにおけるテロ根絶法...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣、防衛大臣はアフガニスタンにおけるテロ根絶法、いわゆる民主党が出されたもの、これは参議院を通過、今していますけれども、これについて今後どういうふうに取り扱おうというふうに考えられていますか。
○佐藤正久君 ここを、今防衛大臣も自分たちの党が出されたものをなかなかここで言うのは適切でないということは、やっぱり国民にとっては不安なんですよ。でも、アフガニスタンにとって、民主党の方々は今でもあのテロ根絶法、あれは通すべきだと思っている方もいるんですよ。今、民主党が政権与党の...全文を見る
○佐藤正久君 あるいは迷走、この一因になっていると思います。今後、しっかりとそういう部分をやっていただきたいということを指摘させていただいて、私の質問を終わります。  それと、最後に、副総理に自衛隊についての内閣としての統一見解を求めます。(発言する者あり)  以上で質問を終...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。大臣所信について御質問をさせていただきます。  まず最初に、普天間移設について質問をさせていただきます。  二〇〇五年、岡田代表当時、民主党の沖縄ビジョンには普天間基地の県外あるいは国外移設が明記されて、それが二〇〇八年まで続いていまし...全文を見る
○佐藤正久君 昨年においては多分そうだと思います。二〇〇五年から二〇〇八年当時は、明確に書いていたというときはやっぱりもう少し思いが強かったんではないかなと思います。  実際に、昨年同じような質問を記者の方に聞かれた直嶋当時政調会長ですかはこのように答えているんですよね。県外移...全文を見る
○佐藤正久君 同じ質問を外務大臣にお尋ねします。
○佐藤正久君 できるだけ、時間がないので質問に簡潔に、委員長、答弁するように言ってください。  私の質問は、なぜ現行案が駄目なのか、経緯を聞いているわけではなくて、鳩山総理は現行案以外のものを探しなさいと、いろいろ言われているんですけれども、現行案がどこが問題があるのかというの...全文を見る
○佐藤正久君 分かりました。  じゃ、両大臣の今の見解としては、現行案の課題としては、沖縄県民の辺野古に対する反対の思いが一つと、それと、埋立てを行った場合かなりの妨害活動があるという二点。これ、じゃ、明確になったと。これは、自後の多分交渉の中でこの二点というのは非常に大きいと...全文を見る
○佐藤正久君 そのほかに予算のことを言われているんですね、記者会見で。予算のこともあるからできるだけ年内合意というのを目指したいと大臣は明確に言われた。私は、そこは非常に同じ思いなんですよ。やっぱり年内合意すべきだったと私も思っていますし、外務大臣も一生懸命そこは年内合意こだわっ...全文を見る
○佐藤正久君 私は、最初の議論の中でやっぱりちょっとおかしいなと思ったのは、限られた時間の中でやらないといけないと盛んに言われました、その理由は余り言われなかったんですけれども。なぜ限られた日数の中だと県外、国外が難しいのかと。年内合意という中で、北澤防衛大臣は現行案というもの以...全文を見る
○佐藤正久君 全然私の聞いた質問とかみ合っていないんですよ。私は現行案の話を言っているのではなくて、なぜ県外、国外の案が、県外、国外という検討が、時間がないと、年内合意を目指すのであれば県外、国外は難しいというふうに思われるんですか。その要因を聞いたわけです。外務大臣、お願いしま...全文を見る
○佐藤正久君 そういう部分の説明がもっと私必要だと思うんですよ。年内、二、三か月の間に県外、国外となると、そこでまた地元の同意の取付けとか、あるいは連立の社民党さんの国外という観点とか、連立の関係とかいろいろ理由があるんだと、だから二、三か月は無理なんだと。  また、今外務大臣...全文を見る
○佐藤正久君 私が尺度とこだわっているのはなぜかというと、五月末ってあともう二か月ちょっとしかないんですよ。私、一国民としても安全保障をやっていた人間として心配しているのは、仮に万が一これがまたうまくいかなくて先送りされたら、本当、日米関係大変なことになると思うんですよ。またおれ...全文を見る
○佐藤正久君 これはいずれ情報開示請求か何かの委員会の方で、また時期が来たら、五月末以降かもしれませんけれども、これは明らかにすべきだと。せっかくそれは各党が持ち寄った案で、それに軍事的な有用性が書いているか書いていないか。これはやっぱり政権与党の話ですから、それはしっかり明確に...全文を見る
○佐藤正久君 よく外務大臣が言われるように、やっぱり核と通常戦力に分けて考えるべきだと思うんですね、抑止力。当然核については米軍の傘、よく言われているように。通常戦力においても、やはり日本は長いやりを持っていませんから、いろんな面で、そういう通常戦力でも持っていない部分があります...全文を見る
○佐藤正久君 質問に答えてください。その理由を聞いているんです。ただ条約上こうではなくて、今外務大臣が在日米軍の抑止力お答えになりました。それで、在日米軍から沖縄の海兵隊、これがいなくなった場合、これは抑止力として機能しますかと。しないと思うんであればその理由をお答えくださいと言...全文を見る
○佐藤正久君 今私が聞いたのは、八千人をなぜのかすんだという話ではなくて、純粋に在沖海兵隊のその意義を実は聞きたくてこう言ったわけです。やはり在日米軍における陸上戦力は海兵隊だけなんです。陸軍はほとんどおりませんから。やはり自衛隊が持っていない外に向けての陸上打撃力、これはやっぱ...全文を見る
○佐藤正久君 そういう朝鮮半島におられる日本人の、邦人の輸送と救出ということはあるんですけれども、なぜグアムに行ったら駄目かと。やっぱり距離の問題、この前言われたように距離の問題もあると思います。  では、防衛大臣、なぜアメリカ軍が日本において北海道にいないという理由分かります...全文を見る
○佐藤正久君 自衛隊の配備の話はまた別に議論させてもらいたいんですけれども、これはソ連との冷戦構造真っただ中のときも北海道にはいないんですよ。これは、一つの理由として遠からず近からずという人がいます。余りにも近いところにいると、ややもすると不測事態が間違って起きてしまうかもしれな...全文を見る
○佐藤正久君 それは当たり前の話であって、まさにそうなんですよ。そんなの初めから分かっているわけで、今この段階に来たら、まさにあと二か月ちょっとの中で本当に交渉は大事な場面に来ていると私は思います。  どういう形でこれを、交渉を持っていくかと。アメリカ側、多分私がアメリカの立場...全文を見る
○佐藤正久君 多分外務大臣はお忙しくて、この前、二月に出されたQDR、まだ十分御覧になっていないと思いますけれども、QDRにも明確にグアムの価値について、これはこれからの地域の安全保障の活動の拠点と、これに代わっていくんだというふうに書いてあるんです。  非常に地理的に見てもハ...全文を見る
○佐藤正久君 しっかり、グアムにおける米軍再編とちゃんと通告していますから、米軍再編どうなんだという概要ぐらいやっぱり押さえていただきたいと思います。  私が調べた限りにおいては、今六千四百人ぐらいいる米軍が、現役がですね、それが約一万九千名ほどになると。約一万二千五百名増える...全文を見る
○佐藤正久君 それは沖縄の海兵隊に係る分だけであって、米軍再編全体でいうと、今言われているのは百三十億ドル以上と言われているんです。百三十億ドル以上のうちのその百三億ドルを、グアム移転協定で議論したように、その百三十億ドルの百三億ドルを日米でシェアしましょうと、そのうちの二十八億...全文を見る
○佐藤正久君 質問に全く答えていません。日本と違うんですよ、アメリカは。アメリカは予算は議会がやるんです。議会がやるんですよ。今言っているのは、政府の方が予算教書でやっているだけで、これを今度審議するかどうかと、これは議会の方がノーと言ったら付かないんですよ。  だから、今回、...全文を見る
○佐藤正久君 今外務大臣から答弁ありましたけど、そういう場合は日本も執行しないと。今計上はしているけれども、それは執行しないと。これは、グアム協定の第九条の二項の、多分後で御覧になると分かると思いますが、二項を見ると、私もそうなのかなと。外務大臣が明確に今、日本は払わないという答...全文を見る
○佐藤正久君 七月。
○佐藤正久君 グアム協定によりますと、払い込んだその月から合衆国の財務省勘定を日本側に毎月送付するというふうになっています。防衛省の方にこれを見せてくださいと、全然回答がないんですよ。これはまさに北澤大臣が委員長のときにそういうのが全然駄目だと言っていたことを今防衛省の方がやって...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、毎月のその向こうから来たものを見せてくださいよ。約束お願いできますか。
○佐藤正久君 なぜこんなことを聞くかというと、今入札の方で質問しても明確な回答がないんですよ。金がどういうふうに動いているかと。  今お配りした資料一、資料二というものを見てほしいんですけれども、これは防衛省が二十一年度に、今言われた三百四十六億円の真水の予算です。防衛省の説明...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問はそれが悪いというのではなくて、この資料一から、何をもってその消防署とか下士官用隊舎、その港湾運用司令部庁舎のこれが入札だというのが分かるんですかと言っているんですよ。これだと全然分からないですよ。そういう日本の方からもらったお金を、設計のこれは入札経緯書、...全文を見る
○佐藤正久君 当時、グアム移転協定、非常にあいまいな部分が多いと。まさに大臣も反対されたように非常にあいまいな部分が多いと言われました。  だから、今言っているのは、これじゃ分からないんですよ。このペーパーだけでその三つの隊舎の設計をやったかどうか。それ協議をしているのは分かり...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  本日は、白石先生そして志方先生、どうもありがとうございます。  お二人のお話の中で、やはり安全保障というものを考えるときに、長いスパンで考えないといけない、長期的な趨勢というものを見ないといけないと、まさにそのとおりだなという感じが...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  今お二人の方から、防衛力整備という観点とあと防衛力を運用するという観点の、二つの観点でいろいろお話があったと思います。  次に、この大綱を作るときに、私のこれは考えなんですけれども、当然脅威というものもやっぱり認識しないといけない。新た...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  今、どちらかというと長めの話を今までしてきましたけれども、ただ、他方、目先のやっぱり問題にも対応しないと安全保障は駄目だと。その一つの例が普天間基地移設問題だと思います。  鳩山首相が年内合意を十二月の十五日に先送りして、五月末までにこ...全文を見る
○佐藤正久君 先生が新聞に書かれておりますように、それぞれの各党の移設先の案の軍事的な優位性、これが提出資料に書いてあったかどうか、今日、別な委員会で確認したんですけれども、防衛大臣も外務大臣も見ていないので分からないと。非常に不安を感じたと。まさにこういう観点が大事だというふう...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  在日米軍再編についてまずお伺いいたします。  今回の在沖海兵隊の再編というものは、単に普天間基地の移設というものに焦点を当てるだけではなく、やっぱり在沖海兵隊の存在意義とか、あるいは再編後に生起するかもしれない安全保障環境の変化、こ...全文を見る
○佐藤正久君 そのとおりです。ここの地域というのは、やはり再編を考える上で日本の自衛隊の防衛体制をどうするかということと合わせて考えないといけないということで、実は地上部隊は沖縄本島までしかいないと。今言われたように、レーダーサイトは宮古の方にあるんですけれども、そういう地域にな...全文を見る
○佐藤正久君 実は石垣市なんですよ、石垣市。石垣市には自衛隊はございません、そこには募集事務所があるだけで。実は、そこに尖閣諸島がありまして、そこの仮に中山市長が自分の石垣市の尖閣諸島に行きたいと思っても、それは海上保安庁に止められます。捕まえると言っていますから。そういう状況に...全文を見る
○佐藤正久君 よろしくお願いします。  その視察をされたり意見交換をした上で、また大綱議論の方に反映していただきたいというふうに思います。  また、米軍との連携という中で大事なものが共同訓練というものがあります。資料の第二をごらんください。ここには、まさに言われた第一列島線と...全文を見る
○佐藤正久君 今行っているのは航空自衛隊だけなんですよね。航空自衛隊だけがコープ・ノース・グアムという演習をやっています。でも、コープ・ノース・グアム、グアムなのに何でコープ・ノースと、防衛大臣、何か不思議な感じを持ちはしませんか。
○佐藤正久君 これは、元々アラスカでやっていたんですよね。アラスカでやっていた流れを今度グアムに持ってきたと。なぜかと、いろんな要因があるんですけれども、やっぱり訓練空域が全然違うんですよ。訓練空域が日本と。訓練空域あるいは訓練海域あるいは電波障害の関係でも全然違うということを考...全文を見る
○佐藤正久君 今のお話は、恐らく石原都知事が聞いたら多分激怒するんじゃないかなと思いますけれども、もう沖ノ鳥島について物すごい思いを持って、何とか守ると、これは東京都だけの問題ではないと、日本のためだという思いがありますから、そこは中国配慮というのはあるんでしょうけれども、やはり...全文を見る
○佐藤正久君 私は記事がどうのこうのと言っているんじゃなくて、事実を確認しただけなんですよ。今までも、大臣が委員長のときもそういう記事の確認とか新聞記事はありましたよ、事実として。だから聞いたのは、今この大事な時期にこういう記事が出るということは、本当は残念なんですよ。やはり本当...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、この単純延長しないということとアフガニスタンにおける民生支援分野を強化するということは、これは関係はしていないという認識でよろしいですか。
○佐藤正久君 これについてはまた別の機会でやりたいと思うんですけれども、やはりこの海賊対策を含めてこの海域、あるいはこのアフガニスタン、イラク含めてこの辺の地域というのは、スーダンまで含めてもう日本外交にとって、あるいはアメリカ外交にとっても非常に大事なのが今年から来年と。スーダ...全文を見る
○佐藤正久君 できれば調べていただいて、またこの委員会の方に報告をお願いしたいと。  やはり、日本に結構頼ってきた海軍であって、またパキスタン海軍というのは向こうでは優等生の海軍であって、パキスタン海軍に同じ湾岸諸国の海軍の士官とかが留学していたわけですよ。そういう意味で、日本...全文を見る
○佐藤正久君 そのとおりなんですよ。だから、実際は七十億ドルではなくて、そこにまだ二十億ドルの未消化分、未消化と言うと失礼ですけれども、まだ実施していなかった部分、それは財務省との調整の中でもうカットされたと。これはこれで私は無駄遣いしないという点でも意義はあると思いますけれども...全文を見る
○佐藤正久君 聞いていません。
○佐藤正久君 まだこれからなんですよね。予算に計上はしていますけれども、細部の事業化はこれからと。特に、技術協力の分野なんかはまさにこれからだと思いますけれども、この辺り、でもその三百億円って物すごい額ですから、普通に考えても、ここは本当に治安という状況を考えながらやっていただか...全文を見る
○佐藤正久君 大使館の中で勤務をするわけですから、一緒に。そういう別にフィールドの方にもう頻繁に行くというわけではないので、ここは日本の税金を有効に使うという観点では非常に大事だと思います。  なぜならば、今回、今先ほど言われた百二億円も実際バイではなくてほとんど国際機関へみん...全文を見る
○佐藤正久君 それは、副大臣間違っていますよ。これは、再統合のための基金というのはこれからつくります。でも、実際に再統合のための事業は行っているわけで、そのための今回は資金も付けているわけです、補正予算でもう既に、事業化で。また、例えばUNハビタットで国家連携プログラムという職業...全文を見る
○佐藤正久君 そのとおりで、やっぱりこれ本当にきめ細かなアプローチがないと、この再統合というのは本当に難しいんですよ。私も十月に行ったときに、マクリスタル司令官と、あるいはその補佐官とかいろいろ話をしましたけれども、イラクの経験も意見交換させてもらいました。  再統合というのは...全文を見る
○佐藤正久君 実は、これも今年度予算に関係しているんですよね。今年度予算で、このうち基金の方に、幾らになるか分かりませんけれども、二十二年度予算から拠出するということになっています。  そういう面では、アフガニスタン政府からすると、自分のところでそれは管理したいと言うに決まって...全文を見る
○佐藤正久君 その認識は全く逆で、なぜアフガンになくてイラクにあるかと。イラクの方が治安が悪いからグリーンゾーンを造ったんです、先に。治安が安定してからグリーンゾーンを造るというのは全く逆の発想で、治安が悪いからこそグリーンゾーンを造るんですよ。そこだけは誤解なきように。アメリカ...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。  早速ですが、総理、国防においてはあいまいさというのが時として致命傷になります。それが普天間移設、あるいは非核三原則もそうだと思います。総理は、三月九日、日本は、鳩山政権は非核三原則を堅持すると、他方、アメリカの核を含む抑止力、これも日米安...全文を見る
○佐藤正久君 では、総理、非核三原則を守ると。例えば、ロシアや中国の艦船が核を持ち込んで日本の領海を通過しないという担保をどうやって取るという覚悟でしょうか。──いや、総理です、総理、総理に聞いているんですよ、総理に。時間ないんだから……(発言する者あり)
○佐藤正久君 本当、これが鳩山内閣のずるさなんですよ。総理に聞いている。総理は、想定外の質問だから答えられない。いいですか、危機管理というのは、考えられないことを考えておく、これが大事なんですよ。想定内、想定外とあったら、いかに想定内のものを広げていくか、これが危機管理の基本です...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、今、総理から明確に中国やロシアに対しても要求するという答弁をいただきました。しっかりやってください。  特に、私はリーダーというのは非核四原則が本当は大事だと思っているんです。持たず、つくらず、持ち込ませず、そして撃ち込ませずなんですよ。撃ち込ませない、これ...全文を見る
○佐藤正久君 質問に答えていないんですよ。  鳩山内閣は、核の抑止力が大事だと言っているんですよ。今の発言は、社民党の党首としての発言なんですか、閣僚としての発言なんですか、どちらですか。
○佐藤正久君 この前と全く同じなんですよ、あいまいなままなんですよ、総理。社民党としては違うけれども閣僚としてはこうなんだと。自衛隊は合憲だ、だけれども社民党としては違う。これ、あいまいなんです、すべて。国民の皆さん、これのあいまいさというのは、やっぱり安全保障においては非常に問...全文を見る
○佐藤正久君 総理、これは安全保障の話とそれ以外の話というのはちょっと違うと私は思っているんですよ。特に安全保障、国防は基本でしょう。基本的なことについて合意しない、これはおかしいですよ。  資料二を見てください。社民党は、社民党は自衛隊を合憲か違憲かまだ決めていないと言ってい...全文を見る
○佐藤正久君 総理、聞いていませんから。合憲か違憲かだけ……
○佐藤正久君 総理、お言葉ですけれども、自社さ政権のときも、三党合意は当初なくても、それから村山総理は自衛隊合憲というふうに決めたんですよ。  それで、福島大臣、総理は、内閣は合憲と言いました。自衛隊、合憲ですよね。明確に答弁をお願いします。閣僚としての答弁をお願いします。
○佐藤正久君 何で、合憲か違憲か聞いているのに、合憲ですよねと、何にも答えていないじゃないですか。だから逃げているんですよ。自衛隊は合憲か違憲か、閣僚として簡潔に答弁をお願いします。
○佐藤正久君 鳩山総理、今この状況を国民が見て、何でこんな基本的なことも決めないんだというふうに思いますよ。  だから、やはりこのあいまいなまま、これは三党合意で、自衛隊の部分どうするか、あるいは核について、核抑止力どうするかということを決めるということを国民の皆様の前でここで...全文を見る
○佐藤正久君 それでは総理、お伺いしますけれども、日本有事、武力事態が起きたときの政府の対応、閣議はどういうふうに関係するか、その流れを簡潔に答弁をお願いします。
○佐藤正久君 本当に分かっているのかという気がしますよ。  今、社民党は合憲か違憲か決めていないんですよ。で、福島党首は閣僚としては違う意見を言う。今の流れの中でどうやってこれを、閣議決めるんですか。罷免しないといけなくなるかもしれないんですよ、場合によっては。しかも、閣僚委員...全文を見る
○佐藤正久君 今の総理の話を聞いたら、沖縄県民は不安になりますよ。ということは、今のゼロベースの検討の中には、普天間の航空部隊がどこかに行ったとしても基地は残るということを認めたということなんですよ。そうですよ、だって、それはゼロベースの中に入っているという話ですもの。  それ...全文を見る
○佐藤正久君 だから、そういうゼロベース、ゼロベースと言っても、その前提事項が何なのか、ゼロは何なのかを明確にしていないからみんな不安になっているんですよ。  今の話を聞いたらもう明快ですよ。基地は残る、これはゼロベースの検討の中に入っているという。これは沖縄県民にとっては大き...全文を見る
○佐藤正久君 だから、与野党での協議をやりましょうということを最後に申し上げて、私の質問を終わります。
03月25日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。  本日は、在外公館の名称位置・給与改正法案の前に、説明責任と外務省の海外広報用の生け花カレンダーについて議論をさせていただいた後、本来の法案について議論をさせていただきます。  まず最初に、説明責任ということですけれども、最初に在日米軍再...全文を見る
○佐藤正久君 外務大臣、それでは、二〇一四年は前提事項だと。  それでは、普天間の移設先ということはいろいろ言われておりますけれども、県外移設の場合、あらゆる可能性を今検討しているというふうにも言われています、総理は。そのあらゆる可能性の中に、例えば佐世保基地とかあるいは岩国基...全文を見る
○佐藤正久君 でも、ある程度のゼロベース検討というときに、前提事項を明らかにしないとやっぱり住民は不安になるというところもあると思うんですよね。  外務大臣は、今、基本的には県外移設、あらゆる可能性はあるけれども個別のことについては答えは差し控えるという答弁をされました。しかし...全文を見る
○佐藤正久君 あるときはそこは個別のことについては答えない、あるときはこれは岩国は関係ありません、あるいは、この前の東富士の演習場の使用協定で予算委員会でも議論がありましたけれども、あのときも、それについては場合によっては、地元選出の、よく分かりませんけれども、榛葉副大臣が言った...全文を見る
○佐藤正久君 外務大臣はそう言われる。だけど、防衛大臣、防衛副大臣はもしかしたら違うことを言っているかもしれない。少なくとも防衛大臣は、岩国の方では、それは全くありませんよと言われた。副大臣は、東富士の方では、そこは真偽は分かりませんけれども、言った言わないの話がいろいろこの前の...全文を見る
○佐藤正久君 今言われた四つが基礎自治体で、上に山口県があるんですよ。今回、いろんな報道が出る。また、非常に説明が不十分だということもあり、県議会と四つの市町議会集まって、もう議員レベルで基地問題の対策連絡協議会というのまででき上がったと。多分、ここぐらいですよ、そういう県と基礎...全文を見る
○佐藤正久君 それだけじゃないはずですよ。もう一度説明をお願いします。
○佐藤正久君 今この模様を見た岩国市民は不安になったと思いますよ。これはインターネット中継等で岩国の方も見ています。防衛大臣が再編の概要をやっぱりうまく答えられないと、これは不安ですよ、説明責任以前の問題で。  今言われたように、厚木から空母艦載機などが五十九機来ます。と同時に...全文を見る
○佐藤正久君 詳しい説明はもっとロードマップ読んだらいっぱいありますよ。私は、概要で、主要な、私が説明したのは、ヘリコプターが動くとか、最低限のKC130の話とか、そういう話を。だから、副大臣がそれをフォローされたというふうに私は思います。  実は、硫黄島でやる前に厚木の方でも...全文を見る
○佐藤正久君 三月です。今月です。
○佐藤正久君 これは、今月開かれました山口の県議会における知事の発言です。議事録からそのまま取りました。そういう認識なんです、私が言いたいことは。非常に、今まで説明がなくいきなり決まったという認識を知事もお持ちだと。これは別にいじっていませんから、そのまま抜粋したものです。だから...全文を見る
○佐藤正久君 私は別に外務大臣をばかにしているわけでも全くなくて、新政権になったときに見直しの方向で進むというものがあって、地元の国会議員は選挙で、艦載機が来ないということも含めてこれは見直しの方向だというふうに言っているんですよ。言っているんですよ。その後、副大臣も行かれて、そ...全文を見る
○佐藤正久君 大臣がやっぱりいろんなずれがあったということを踏まえて二月二十日に行ったのは私は評価しているんですよ。行っていただかないと、やっぱりそのギャップはなかなか埋まらない。ましてや、平岡議員が、立場もあるんでしょう、今までの経緯もあるんでしょう、いろいろ発言をされている。...全文を見る
○佐藤正久君 それについては、恐らく陳情の仕方の特別なルールができたということもあっていろいろずれがあったという話も、実際私も山口の方でも確認しました。いろんな要素があるんですよ。  さらに、防衛大臣、今言われませんでしたけれども、当然、施設整備も大事です。同時に、ロードマップ...全文を見る
○佐藤正久君 二年半ないし、今の時点ではもう三年近く、まだ回答がありませんから三年ぐらい掛かっているんですよ。  やっぱり新しいところを見付ける、それが新たに環境影響評価をしないといけないところであれば、やっぱり三年ないし、場合によっては海だともっと掛かるかもしれません、沖合で...全文を見る
○佐藤正久君 今言われたように情報部隊なんですよ。これが前の政権のときからまだ議論が継続中の案件で、日米合意を見直してもこれは残すべきかあるいは移転すべきか、いろんな議論が継続中だった案件です。  北朝鮮のことを考えた場合あるいは朝鮮半島のことを考えた場合、そういうこの手の情報...全文を見る
○佐藤正久君 確かにパッケージの中ですけれども、この海上自衛隊の部隊というのは、それによって芋づる式にほかが影響するというような、先ほどのCH53Dのとはちょっと違いますから、そこは冷静に見ていただいて、本当に国民の声を、更に重たいという発言もやっぱり岩国市民の前でされたと。もう...全文を見る
○佐藤正久君 アフガニスタンにおける四千六百億円も大事ですけれども、この八百万円も相当な価値があると思っています、私は。本当に現場で頑張っている方々、このカレンダーを持っていって情報を取るって物すごい効果がありますから、ある意味では外交的なツールだと思っています。是非ともそこは検...全文を見る
○佐藤正久君 今いるこの岡田委員も実際現場の方に行かれております。非常にホテルの小さな部屋でもう少ない館員でやっていると。実際上はエチオピアの出先というところから始まっていたんですけれども、やはりそこは今、肩書はもう大使なんですよ。大使という肩書でジブチの方におられる。となると、...全文を見る
○佐藤正久君 やはり是非とも、アデン湾あるいは紅海における非常な戦略的な要衝とも言われる国でありますから、また、エチオピアもあのAU関係のいろんな連合の拠点もありますから、エチオピアとジブチ、できればスーダンまで、あの辺りを行っていただいて、現場がどうなっているのかと特にアフリカ...全文を見る
03月29日第174回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  中井大臣は防災担当大臣あるいは国家公安委員長のほかにも拉致担当大臣もされておられる。この週末は新潟の方に行かれまして横田めぐみさんの拉致現場の方も視察されたと。本当にありがとうございます。  今日は拉致関係ではなくて災害ですので、危...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、六時半に映画館を出られたと。その間は携帯電話を一応胸の方に置きながら態勢を取っていたということを確認しました。  ただ、大臣の記者会見によりますと、地震発生してから二分後ぐらいに秘書官から電話を受けたというふうに聞いていますけれども、これは間違いないですか。
○佐藤正久君 地震が発生したのは五時八分ごろというふうに言われています。大臣も記者会見ではやっぱり二分後ぐらいに受けたということですけれども、それから六時半まで、映画館を出るまではその後は連絡はなかったというふうな認識でよろしいでしょうか。
○佐藤正久君 大臣、危機管理の観点からいいますと、地震が五時八分ごろに発生したと、その後一分後か二分後に来るのは通常第一報と言われるもので、第一報では被害が分からないんですよ、普通は。先ほど大臣は被害の状況、報告を受けたと言われましたけれども、多分その段階においては、どこで地震が...全文を見る
○佐藤正久君 通常どう考えても、すぐ一分後に被害状況が分かるというのは、大臣も危機管理をずっとやっておられましたから、そこはおかしいなと通常思うはずだと思うんですよ。それは二報、三報って非常に、私がそういう危機管理に対応していましたけれども、やっぱり気になるのは、二報、三報が物す...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣は多分分かっていると思うんですけど、震度五弱があった場合、五弱以上の場合はやっぱり大規模地震という範疇に入れて、都道府県知事からの要請がなくても情報収集活動をやるんですよ。また、各自治体、都道府県、震度五弱以上のときはやっぱり情報室を立ち上げるんです、大概の...全文を見る
○佐藤正久君 大臣は野党時代から非常に危機管理体制については関心を持たれて、国会質問においても、やっぱり最初役人が対応するのはそれは仕方ないかもしれないけれども、できるだけ政治家が関与すべきだということを言われている。今の答弁の、ちょっと違ったなという感じがしました。前の答弁だと...全文を見る
○佐藤正久君 よろしくお願いします。  それでは、その三月十四日、福島沖地震の日、これは日曜日で、俗に言うホワイトデーといわれるときです。その映画を見ていた際、これはSPは付いていたのでしょうか。
○佐藤正久君 これは新聞記事に、実はこれを書いた記者によると、SPは付いていなかったと書いてあったものですから、そこを今確認したと。  要は、やっぱり国家公安委員長であり防災担当大臣、何か大きな地震が発生したときは非常に、もう総理を直接支える立場だというふうに私は思います。しか...全文を見る
○佐藤正久君 もうほとんど答弁は、予想してはいたんですけれども、ほとんど答弁されていない。拒否をされるというんですけれども、やはり私は個人的には、ほかの閣僚と危機管理を主に行う閣僚とはやっぱり警護の仕方が違うと思います。  じゃ、一般論で結構ですけれども、そういう面について警護...全文を見る
○佐藤正久君 私は、今の状況というのは、やっぱり防災担当大臣だけではなく国家公安委員長という職務、またいろんな報道ベースでも、韓国から金賢姫さんとかいろんな人を招聘するとの報道が、分かりません、あるという状況においては、やっぱり警護というのは強化すべきだというふうに思います。 ...全文を見る
○佐藤正久君 記憶がない。そこは非常にわきを締めるべきだと思うんですよね。今回の報道、これが事実かどうか、それは分かりませんけれども、やっぱりこういうことというのは、今の状況を考えても、やっぱり警護官との信頼関係ということからいってもそういうことはあってはいけないわけで、ましてや...全文を見る
○佐藤正久君 それは、行動予定はやっぱり出していただかないと、警護の方も、あるいは秘書官の方も例えば連絡取れないと。当然、三役の中でそういう体制をつくる、これは当たり前だと思います。防衛省の場合も、政務三役以外にも幕僚長クラスは、すべてもう公私の別なく行動予定というのは全部出して...全文を見る
○佐藤正久君 今言われたように、二十八日の朝八時三十分に情報連絡室を対策室の方に変えたということですよね。それから、その官邸の対策室を中心にいろいろ対応を、政府の方は特に防災、内閣の方と連携しながらやっていくというふうな感じだというふうに思います。  それで危機管理監にお伺いし...全文を見る
○佐藤正久君 中井大臣、二十八日に総理にはいつごろどこでお会いになりましたか。
○佐藤正久君 なぜ中井大臣に質問をしたかといいますと、当日の総理の動静の中に中井防災担当大臣の名前が出てこないんですよ。出てこないんですよ。だから、それで、どこで総理にお会いしたのかなと見ると、今の話だと午後から、官邸で一時ごろ、総理は一時二十分ごろですかね、官邸の方へ入られてい...全文を見る
○佐藤正久君 この地震の発生というのは前日の二十七日午後三時三十四分でございますから、当然津波というのは前の日から予想はされて、どういう対応をするかということだと思うんですけれども、防災担当大臣が役所なりあるいは官邸の方に入るのが対策室を立ち上げたかなり後だということがちょっと不...全文を見る
○佐藤正久君 どう考えても私は納得いかないのは、別に、赤坂宿舎でしょう、おられたのは。であれば、赤坂宿舎じゃなくて、やっぱりいろんな情報が集まる、しかもいろんな機器がある、テレビ会議もできる、そういう機能を備えた官邸のそういう対策室なり内閣府の方にいた方が通常いいわけで、もう分か...全文を見る
○佐藤正久君 それはまだまだ認識が甘いと思いますよ。大臣、どれだけ各県とかあるいは消防、自衛隊含めて日曜日の朝から動いているか知らないんですか。時間がある、でもそのためにはやっぱり準備というものがあって、住民の避難までとなるとやっぱりかなり時間が掛かるんですよ。指示も必要だ。もう...全文を見る
○佐藤正久君 これで質問終わりますけれども、私は、マニュアルの中で防災担当大臣、副大臣、政務官が全然関係なくても動くと、そういう対策室を立ち上げるときにそこにいなくていいというマニュアルになっているとは到底思えないので、もうそれはそういうふうになっていると言われましたので、そのマ...全文を見る
○佐藤正久君 そんなのは分かっているんです。でも、本当にそれがいいのかと。マニュアル上、もう一度私も確認しますけれども、防災担当の三役が全然関係しなくていいというのはどうかなと思います。私もこれは検討させてもらいます。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございます。
04月05日第174回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  今日は、沖縄が抱える課題について官房長官と議論をしたいと思います。  平成二十年度におきましても、沖縄の抱えている環境あるいは特性に基づきまして、内閣府といたしましても沖縄振興を行い、また内閣官房が主導して作りました防衛計画の大綱に...全文を見る
○佐藤正久君 そうなんですよ。やっぱり官房長官は、取りまとめ役である以上はその意図を体して同じ認識でやっていると、そういう観点でこれからいろいろ質問をさせていただきます。  それでなければ、それでなくても普天間が今迷走していると言われています。でも、ある有識者はまだ迷走もしてい...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、官房長官の覚悟とはどういうことでしょうか。
○佐藤正久君 努力をするでは駄目なんですよ、命懸けということは。ここで、総理が五月末までに必ずやりますと、今、官房長官の発言は努力をしますと、やっぱり違いますよね。発言が違うと、やっぱり国民は不安になってしまうんです。総理は必ず命懸けでやるんだと、それで官房長官はここで五月末まで...全文を見る
○佐藤正久君 はっきり約束できないんですか。五月末までにやりますと何で言えないんですか。総理は言っているんですよ。それで、官房長官は努力します、これでは、官房長官、女房役としては私はいかがかと思いますけれども、何でここで約束できないんですか、五月末までにやりますとどうして官房長官...全文を見る
○佐藤正久君 そのやっぱり覚悟というのは非常に政治家にとって大事だと思うんですね。国民新党の下地議員は、御存じのように、五月末までにこの結論が出なかったら議員を辞職するという覚悟があるんだということを言われました。総理も命懸けで覚悟を持ってやると何回も言われました。じゃ、その際は...全文を見る
○佐藤正久君 いや、それは当然ですよ。当然、補佐役というのは、総理の意図を体して全力でやると、当たり前です。でも、そのときにやはり政治家としての覚悟もあるわけで、下地議員は、そういう意味で、もう議員辞職ということを覚悟をみんなの前で言って、それで全力を尽くすと。全力を尽くすのはだ...全文を見る
○佐藤正久君 総理は、党首討論におきまして、腹案という言葉をいきなり持ち出しました。今、前半で官房長官言われた三党での合意をしたもの、これが政府案なんですか。政府案と腹案の違い、これはどういうことですか。
○佐藤正久君 ということは、まだ政府案はできていないと、腹案に基づいて今閣僚が動いている状況であって、まだ政府案はできていないということを今答弁されたという認識でいいですね。
○佐藤正久君 今初めて政府側の方からまだ政府案できていないという明確な答弁がありました。政府案はまだこれからだと。  ただ、総理自身はこう言われているんですよ。三月二十六日に総理自身が政府案を三月末までに作る、政府案が一つでなかったら交渉にならないと。政府案という言葉を使って、...全文を見る
○佐藤正久君 みんな迷うんですよ。やっぱり総理は、そういう思いを言うのであれば、数日という、大したことないと、使うべきではないですよ、であれば。みんな数日を待っている。  言葉が、選挙のときに、普天間移設先、国外、最低でも県外と言われたとみんな知ってますよ。ところが、最近になっ...全文を見る
○佐藤正久君 そこが違うんですよ。  党首討論、官房長官も聞かれていたと思います。総理は明確に住民の理解と言ったんですよ、地元。これは、今まで官房長官はずっと予防線を張ってきた部分をいきなり総理が上書きしてしまったんです。地元の合意、今言った県知事あるいは市町村長さんあるいは議...全文を見る
○佐藤正久君 その辺があいまいなんですよ。はっきり言わない。だから、議会はどうするんだと。  官房長官の思いとしては、やっぱり一義的には首長だと言われました。この前の予算委員会でも、全会一致の議会の反対決議は意味は重く受け止めるが、議会ではなく一義的には首長さんだと、明確に議事...全文を見る
○佐藤正久君 質問に答えてください。今聞いたのは、特措法を使うということは、これは考えてはいないですよねと、イエスかノーかだけでいいんですよ。特措法を使うと、ないと言えばいいじゃないですか。
○佐藤正久君 今言われたように、特措法を使わないと、しっかり住民の方にも説明をすると言われました。総理もそういうふうに言われました。じゃ、あと二か月です。地元の方々に大体いつぐらい、今月中とか来月とか、いつぐらいに地元の方々に政府案を説明される予定ですか。
○佐藤正久君 別に相手を言えと言っているわけじゃなくて、説明する時期ですよね、聞いたのは。中身は当然言えないに決まっています。大体、住民に説明をすると総理が言われました。僕が直接行ってやると言われました。あれ約束ですからね、もう国民に対しての。みんな見ていますから。  じゃ、そ...全文を見る
○佐藤正久君 明言、ありがとうございます。もうスケジュールはあるんだと、初めて政府側から、五月末までのいろいろの交渉の地元説明、あるいは国民への説明のスケジュールがもうあるということを明言していただきました。少し国民も安心されると思います。本当大丈夫かなと、またうそつかれるんでは...全文を見る
○佐藤正久君 おかしいですよ、それは。なぜかというと、北澤防衛大臣は既に嘉手納町の宮城町長に二十三日、嘉手納案はもうないと言っているんですよ。ここでまた官房長官がそれをひっくり返してしまったら、また嘉手納町民、沖縄県民、何だと、全然政府に対する信頼がなくなってしまう。  もう嘉...全文を見る
○佐藤正久君 またこれ沖縄の明日の朝刊、みんな迷っちゃいますよ、官房長官、嘉手納統合案を明確に否定せずと。国民新党の案には報道ベースでは、分かりませんけれども、まだ残っているというふうに伝えられております、嘉手納統合案も。本当かどうか分かりません、私も、見たわけじゃありませんから...全文を見る
○佐藤正久君 私はしていませんよ。我々は現行案がいいと思ってここまで来たわけですから。  それでは、官房長官、種子島も否定していないと、できないという状況だと、また腹案という状況においても。じゃ、現行案は腹案には入っていないということでいいですよね。
○佐藤正久君 現行案もそれは前提事項は否定しないと、今まで閣僚の言っていることと違ってきてしまうんですよ。防衛大臣も沖縄の方で、もう現行案本当考えなくていいよと言われていて、総理自身がですよ、総理自身が三十一日の党首討論において、私の腹案というのは現行案と少なくとも同等、それ以上...全文を見る
○佐藤正久君 だから国民は不安になってしまうんですよ。  一番最初に私聞いたのは、総理と官房長官は認識が一緒ですかと聞いたでしょう。そうしたら、官房長官はそうだと言ったんですよ。総理はこう言っている、僕はそうは言えない。官房長官、女房役がサポートできなくてどうするんですか。総理...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問は、沖縄以外の島に移した場合の課題とかクリアすべき問題点は何ですかと聞いたんです。クリアするのは当たり前ですよ。
○佐藤正久君 無責任な発言ですよ。官房長官が取りまとめしているんでしょう。それは防衛大臣に聞けという話ではなくて、しかも、官房長官が地元と説明するという窓口になっているという報道もあるんですよ。なのに、それを、説明はできないような、それは防衛大臣に聞いてくれ、こういうことを官房長...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、普天間基地に関して聞きます。普天間基地は二〇一四年までに完全返還すると、これが現行案です。それよりもいいということでいいですね。確認します。
○佐藤正久君 現行案でいくと、もう環境影響評価がほぼ終わって、今年からもう工事が始まるという段階だったんですよ。それは冷静に現行案と比べて、この新しい腹案、政府案なるものが、総理は明確に言ったわけですから、抑止力の維持の観点でも、危険性の除去の観点でも、時期という観点でも、同等、...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  日・アイルランド社会保障協定、日・マカオ航空協定に関して質問する前に、幾つか質問してから最後に聞きたいと思います。  まず最初に、核安全保障サミットについてお伺いいたします。  報道によりますと、十二日からアメリカのワシントンDC...全文を見る
○佐藤正久君 これは報道ベースですけれども、昨日、首相の会見の中で、記者の方から、今回日米首脳会談がないんですね、見送られましたねということに対して、総理は、これは米国の判断ですからと。ただ、会議の中で様々な意見を伝えることはできますからと、何かそっけなく答えたと。  その映像...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  大臣自ら今率直に残念だという気持ちもあると、それは当然だと思いますよ。今回、日米同盟といえば、当然、普天間の問題だけではなく、いろんなものがある。でも、やはり日米の首脳が会って話すということは多くの国民も期待していますし、その意義は高いと...全文を見る
○佐藤正久君 是非ともお願いします。普天間の問題だけではなく、やっぱり日米はいろんな懸案があります。その中でもやっぱり優先順位を付けていただいて、立ち話というレベルではなくて、立ち話と首脳会談の間ぐらいでもいいと思いますよ。何かそういう辺りを引き続き努力していただきたいというふう...全文を見る
○佐藤正久君 時間は当然それは違いますけれども、十三年というほどは掛かっていません、合意までは。  ただ、今回の大きな違いは、現行案というのは日米両政府で作ってきた案なんです、一緒に。それは時間はある程度掛けながらも、日米の両政府で一緒に作ってきたのが今の現行案なんです。オバマ...全文を見る
○佐藤正久君 それは当然アメリカとの交渉もやらないといけないでしょうけれども、比重はやっぱり地元とか、日本政府が案を作るのであれば日本国内の方をやっぱりある程度、半歩ぐらいは前に進めないと、それはなかなか交渉というのはうまくいかないというふうに思います。  そういう上においては...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣に認識をお伺いします。  ゼロベースでいろいろ検討してきました。それで、総理は腹案があると言われた。四月二日の関係閣僚の会議でもそこは認識の統一を図って、今関係閣僚の方々がいろんなことを調整しているというふうに総理は言われました。  ゼロベースからこう来...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問は、まだ政府案はできていないという認識でいいですかという質問です。
○佐藤正久君 だから、今はまだないということですよね。  外務大臣にお伺いします。  じゃ、まだ腹案はあっても政府案はないと。政府案を作る前には関係閣僚の基本政策委員会も開かないといけないし、そういう、まだできていないと、政府案はまだないという認識でいいですね。
○佐藤正久君 そういう意味でいいますと、やっぱり政府案というのを定義を最初にしないと、非常に言葉があっち行ったりこっち行ったりしてしまう。なぜかといいますと、政府案という言葉を使ったのは国民じゃないんですよ。鳩山総理自らが使われたんです。  三月二十六日に、三月末までに政府案と...全文を見る
○佐藤正久君 やはりコンクリートの案にはなっていないけれども、ある程度幅を持って認識は一致しているというんであれば、そこは、政府案は先だとしても、もっと一生懸命やらないと、もう二か月ないわけですから。やっぱり日米交渉、ボールが日本側にあると外務大臣もお認めになったわけですから、地...全文を見る
○佐藤正久君 経験があるというふうな今発言をなされました。あと二か月ありません。地元交渉、自信はございますか。
○佐藤正久君 そのとおりだと思いますよ。やっぱり覚悟が大事だと思います。総理もだから、覚悟を持って命懸けで体当たりで行動するという言葉を言われたと思うんですよ。そういう意味で防衛大臣の覚悟、お聞かせください。
○佐藤正久君 やはり政治家が物事を成す、ある程度覚悟というのは大事だと、まさに防衛大臣が言われたことだと思います。  でも、そういう上において、国民新党の下地議員、五月末までにこの普天間の移設先について合意がなければ議員辞職するということまで言われている。総理も、命懸けでやる、...全文を見る
○佐藤正久君 だから、私が聞いたのは、覚悟を持ってもっと現場の方に行くべきじゃないかと。私は辞めろなんか言っていませんよ、全然。これ、大臣自ら覚悟を持ってやると、そうして今回地元交渉は大変だと、自分もある程度の経験はあると。だったら、もう週末はほぼやっぱり受入先の方に行って説明を...全文を見る
○佐藤正久君 私は別にその日程を明らかにしろなんか言ってないんですよ。もっともっと現場の方に、いつ行くか分かりませんよ、行って、国会の日程もあるでしょうけれども、行って説明しないと。頭越しに決めるようなことは一切しないというふうに仲井眞知事に言われたのは防衛大臣なんですよ、頭越し...全文を見る
○佐藤正久君 当然、地元の交渉、大事です。中身を明らかにしろという思いはありませんけれども、ただ、今大臣の方から、もういろんなチャンネルを使ってやっているんだ、信じてくれという言葉がありましたので、それは信じます。  ただ、それは防衛省がやっぱり一義的に、官邸もそうかもしれませ...全文を見る
○佐藤正久君 やはり地元の合意、これもまた定義に戻るんですけれども、それが人によって違ってしまうとやっぱりこれは問題だと。  先月の予算委員会におきまして、官房長官は、それは一義的には首長さんだと言われました。議会のいろんな意見書、これはあるけれども、議会よりも一義的には首長さ...全文を見る
○佐藤正久君 私の今の質問は、法的権限に基づいた首長の同意ということではないですよねという質問です。
○佐藤正久君 安心しました。もうある程度、埋立てとか環境アセスとか、そういう首長が持っている権限というものだけをもって同意といったら大変だなと思いましたけれども、今の大臣の発言でそうではないと。非常に安心しました。  また、万が一反対に遭っても、当然それであれば特措法を使うとい...全文を見る
○佐藤正久君 なぜ聞いたかというと、官房長官は特措法は想定してないと言ったんです、四月五日に、官房長官は。だから同じ認識かなと思ったら、そこはちょっとまた違った発言をされたと。官房長官は四月五日に明確にもう特措法は想定してないと。総理があれほど住民とのひざ詰め談判と言われましたか...全文を見る
○佐藤正久君 当然大臣は御存じのとおり、知事は明確にまだ態度を表明されておりませんけれども、名護市長はもう反対と、名護の方へ行くのは反対と。議会の方は、現行案には触れてませんけれども、陸上案は反対というものを大臣の方にも意見書が行っていると思います。うるま市の方も議会の方は反対と...全文を見る
○佐藤正久君 今の報道ベースではいろいろ出ていると。報道も、じゃ今どういう形で、報道とか、あるいは大臣の方にもう意見書来ていますよね。これは別に隠す話じゃなくて、鹿児島県議会の方から意見書が大臣にも届いていると思います。これはどういう内容だか、御答弁ください。
○佐藤正久君 じゃ、昼休みの間に確認してください、大臣あてに意見書が来ていますから。それは、現状どうだというのは認識しないと、やはり防衛省としてはいけないと思います。  先ほど、沖縄には沖縄局がありますけれども、当然ほかの地域も全部の地方局が米軍基地あるいは自衛隊の施設について...全文を見る
○佐藤正久君 でも、総理は、腹案というのは現行案と少なくとも同等かそれ以上だと言っているんです。これはだれが見ても、だれが聞いても、腹案と現行案は違うと。腹案は現行案と少なくとも同等あるいはそれ以上だと。これを聞いて、腹案の中に現行案が入っていると言う人はほとんどいないと思います...全文を見る
○佐藤正久君 なぜ聞いたかというと、宮城町長との会談でもう統合案はないというふうに大臣が言われたというふうに伝えられているので、確認したんです。またここで防衛大臣がそれを否定しないと、また沖縄の人たちは、えっ、前言った話と違うんじゃないかと。だから、そういう一貫性、認識というのは...全文を見る
○佐藤正久君 私の認識だと、我が国の労災保険というのは事業所単位なんです。向こうの方に、アイルランドに派遣される駐在員の方についてはその適用がないわけです。事業所単位ですから、国内の労災保険は。アイルランドの方は年金とか健康保険、雇用保険、労災保険が一体となるという形で運用されて...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、日本の駐在員がアイルランドの方に行って両方の保険に加入できないということはないと断言できますか。どちらかの方にも入らない、両方にも加入しないということはないと断言できますか。
○佐藤正久君 労災保険。
○佐藤正久君 だから問題だと言っているんですよ。日本の労災保険は事業所単位なんですよ。だから、それは駐在員が海外に行ったら、そこは適用されないんですよ。アイルランドに行ったら、これは一体で運用されていますから、ほかの保険と。そうすると、日本の駐在員は、アイルランドに行った場合、両...全文を見る
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  午前中かなり積み残しましたので、続きまして普天間移設というものからまず質問をしていきたいと思います。  三十一日の党首討論におきまして、鳩山総理は、腹案というものは、現行案と比べても、抑止力の維持の観点でも、あるいは危険の除去の観点...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問は、アメリカ海兵隊にとってオペレーション上の観点から沖縄の地政学的価値です、地政学的な価値をお伺いしたんです。
○佐藤正久君 地政学的価値を聞いているんです。真っすぐ答えてください。
○佐藤正久君 それを最初から言ってほしいんですよ。これから議論する上において、まず地政学的な価値というものを聞いている。地政学的な価値をまず考えた上で、じゃそこに海兵隊がいるとなるとどういうふうな意義があるんですかと。通常、こうとんとんとんとんと抑止力って考えるんですよ。最初に、...全文を見る
○佐藤正久君 これはやっぱり役所の方もしっかり支えてくださいよ。今言われたことは、今一番、第三海兵師団と言われたでしょう。その隷下部隊も一緒に言っているんですよ。私は主な部隊を言ってくださいと。第三海兵師団なら第三海兵師団に偵察大隊でもみんな入っちゃうんですよ。そうでしょう、御存...全文を見る
○佐藤正久君 普天間にいるのは、第三六海兵航空群、これは航空部隊です。それと一八航空管制群、これは管制する部隊です。それと一七二海兵航空支援中隊、これは兵たん部隊、支援部隊です。航空部隊と管制と兵たんがいる。これを今動かそうとしているんです、大きな中で。  じゃ、よく今新聞等で...全文を見る
○佐藤正久君 今、いろいろこれから普天間の移設を考えると。当然、報道等でも御存じのように、機能分散移転とか訓練分散移転というものが報道で出ていると。それは当然御存じだと思います。  そういう上において、一般論で機能分散移転、訓練分散移転、この定義を聞いているんです。一般論の話。
○佐藤正久君 機能移転というのは、まさに普天間にある今言った航空部隊あるいは管制部隊あるいは兵たん部隊、こういう機能を動かすということなんです。もちろん分散が入ればそれを分けるということなんです。  訓練というのは、今言ったようにそれぞれの部隊を組み合わせて、それを訓練をどこか...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣、全く分かっていないですよ。さっき言ったでしょう、普天間には航空部隊と管制部隊と兵たん部隊があるんだと。今言われたKC130、これは航空部隊ですよ。ヘリコプター部隊も航空部隊ですよ。それを動かすと管制も分かれるんです、兵たんも分かれると、そのことを言っている...全文を見る
○佐藤正久君 細かい数字でなくて、これはみんな、我々も行って説明受けていますよ。それは秘密文書でも何でもないですよ。普天間に行って説明受けたじゃないですか、みんなで、委員会で行って。それは行ったんですよ、行って説明受けている。  これを議論するときに、例えば中型のヘリコプター部...全文を見る
○佐藤正久君 我々が普天間に行って説明受けた範疇でお答えくださいと。  三一MEUは……(発言する者あり)いや、それは議論をしているんですよ。なぜかというと、即応態勢、抑止力と、これが非常にアメリカがこだわっているものであり、我々の防衛にも関係する分野なんです。  数字は、そ...全文を見る
○佐藤正久君 そうなんですよ。今度部隊が入ってくる。それでミサイル防衛の部隊が来る。  部隊防護というのは、やはりこれが、どういう脅威からその部隊を守るべきものを守るかという観点で、どこかに動かすときは脅威に応じてそれをつくらないといけないんです、部隊防護、フォースプロテクショ...全文を見る
○佐藤正久君 一般論として、普天間の部隊をどこかの島に移すというときに、フォースプロテクションの観点から防空部隊というのは当然必要でしょう。もう一つ主要な部隊として、部隊防護の観点から必要な部隊があると一般には言われています。どういう部隊が必要でしょうか。
○佐藤正久君 別に専門家でなくても、そこは当然議論をしているはずなんですよ。  どこかに島に移すときには、部隊防護の観点からは、やっぱり地上脅威もあるわけですよ。さっきは、防空部隊は空からの脅威ですよ。同時に、海からのあるいは地上からの脅威にいかに守るか。だから地上部隊、守るた...全文を見る
○佐藤正久君 そのとおりなんです。  だから、こういう今いろいろ移設先を考えるというときに、それは部隊防護の観点で非常に重要なんです。単なる抑止力の維持と運用だけではなく、どうやって部隊をその脅威から守るかと。そのための部隊もありますし、じゃ、その方策もある。こういうことをぎり...全文を見る
○佐藤正久君 二〇一四年までの話ですよ。それも言えない。本当ですか。  じゃ、現行案を確認します。現行案では二〇一四年までに何を完成するというふうに認識をされていますか。
○佐藤正久君 ロードマップによりますと、ちょっと違うんですよ。普天間の代替施設を完成する、それと八千人の海兵隊員をグアムの方に持っていく、これは二〇一四年になります。その返還については運用上の態勢が整ってからとなっている。そこは二〇一四年と書いてない、返還そのものは。ただ、二〇一...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、場合によっては、現在のロードマップの合意というものよりもある部分については後ろに行く可能性も否定できないという認識でいいですか。
○佐藤正久君 であれば、やっぱり総理の発言は修正すべきだと思います。それより前ならいいですよ。同等若しくはそれ以上とあそこまで断言をする、しかも党首討論で。であれば、今大臣がそう言われたようなことを言えばいいんですよ。我々はそれを目標としている、状況によってはそれより早くなる可能...全文を見る
○佐藤正久君 要は、どこかに、県外に移したとしても、県外の方がまた危険性が増したり、その地域の騒音が増えては困るわけで、そういうことも全部考えながら、この移設先、現行案よりも同等若しくはそれ以上と党首討論で明言された。重たいと思います。そこは総理の意図に基づいてそれを具現化する、...全文を見る
○佐藤正久君 そういう、まず隗より始めよじゃありませんけれども、やはりこれから沖縄に行くのかどこへ行くのか分かりませんけれども、少なくとも沖縄は普天間基地を今抱えている自治体です。そういう上においては、やはり政府・与党三党と地元の県連というものはもっと対話をして同じ方向を向かない...全文を見る
○佐藤正久君 午前中の質疑の中で、非常に分かりやすかったのは、地元との合意、これは当然首長さんと議会、あとは住民というのもあると。総理自身が、もう住民とのひざ詰め談判をやると言われましたから、それはもう否定しようがない分野ですけれども、さらに、首長の同意というのは、単なる受入れ同...全文を見る
○佐藤正久君 何言っているんですか。違いますよ、これ。  当然我々は、自民党として現行案というものをアメリカと合意をしてきたと。ただ、これは政府案ができてくる。それを、政府案、前の腹案の段階でも、総理が言ったんだから、腹案は現行案よりも同等それ以上だと。その抑止力の観点とか、あ...全文を見る
○佐藤正久君 これはオスプレーの配備や、これ報道ベースでそういうことも考えているというのを載せたものであって、正式にはありませんけれども、ただ、前原国土交通大臣もこの陸上案については六百メーターであればオスプレーについては難しいねという話もされています。だから、そういう議論がある...全文を見る
04月12日第174回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず最初に、北澤大臣の方に在日米軍の再編関連、この経費についてお伺いいたします。  平成二十年度のいわゆる再編交付金の決算額は、防衛省の資料によりますと約百十五億円となっています。このうち沖縄の名護市にはどのぐらい交付されているか、...全文を見る
○佐藤正久君 はい。
○佐藤正久君 今の約十四億円というのは、実は十九年度と併せて交付されています。十九年度分と二十年度分、この理由は、名護市については十九年十月時点では対象から外されています。二十年三月末にやっとこれが対象になって、十九年度に続いて二十年度も交付されたというふうに聞いています。これは...全文を見る
○佐藤正久君 もう少し具体的に、なぜ今まで、名護市の方は現行案の受入れというのは大筋で了解しています。なぜ十九年の十月時点では対象にならずに、二十年三月時点でなったのか。何が変わったんでしょうか。
○佐藤正久君 もう少しその経緯は調べた方がいいと思います、私が前説明を受けたときとはちょっと違う感じですので。これは防衛大臣が指定するんですよ。防衛大臣が再編交付金で、自治体に対してこれを交付するかどうか防衛大臣が決める。これは四段階で決めるというふうなことを言われていますけれど...全文を見る
○佐藤正久君 在沖縄米軍の再編関係、通告していますよ。
○佐藤正久君 沖縄に関する米軍再編関連経費というのは、再編のための事業と再編関連交付金の二つしかないんですよ。二つしかないんですよ。要は、いっぱいあるわけではなくて、事業の経費と再編の交付金、二つしかない。今二十二年度、これは鳩山政権が作られた予算で、防衛省が作られた予算です。二...全文を見る
○佐藤正久君 これはやっぱり大事な問題で、地元にとっては、検討はしていただかないと、言う言わないは別にしまして。この再編交付金というのはこれは事業をつくっているんですよ、御存じのとおり。  もう大臣は自治体の行政お詳しいでしょうから分かるように、いただいたお金を基金とかいうもの...全文を見る
○佐藤正久君 来年度事業ではもう今年度なんです。今大臣は来年度と言われましたが、今年度もう始まっていますから。  そういう面において、名護市長は継続事業については要求したいと、ただ新規事業についてはそれはお断りするというふうなことも言っています。この辺りはしっかりと継続性という...全文を見る
○佐藤正久君 でも、これは、今現行案というものについてこだわりましたけれども、実はもう平野官房長官が県外を軸として今検討しているんだというふうに明言されているんですよ、今日。今日の午前中の段階でまた違う段階に入ったんですよ。今までは、総理は少なくとも県外と、これは去年の夏の話です...全文を見る
○佐藤正久君 でも、そういう言い方をずっとしているから、閣内で全然、官房長官がこう言う、あるいは外務大臣はまたいつまでもずっとゼロベースのようなことを言われる、総理は少なくとも現行案よりも同等若しくはそれ以上と言われる。みんな混乱しますよ。全部答弁拒否。何ですか、これは。決算委員...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、一般論でお伺いします、一般論で。  仮に、今まで現行案で来ていたと。その現行案を修正するなり違うものになった場合、この環境影響評価とかあるいは再編のための事業というのは当然追加措置が必要だし、あるいは期間も延びると、こういう認識はいいですか。一般論です。
○佐藤正久君 オスプレーもそうかもしれませんけれども、場所が変わったら環境影響評価も当然、これは一般論ですけれども、場所が変わったら当然環境影響評価もやり直さないといけないという認識はお持ちですよね。
○佐藤正久君 今の御答弁の中で、国が環境影響評価をやらなくていい場合というのはどういう場合ですか。
○佐藤正久君 その法に定められていない分野というような答弁ですけれども、これは法というのは当然、環境影響評価法、国の法律と県の条例、二つあります。当然、条例というものを含んだ上での法に該当しない分野という認識でよろしいですか、一般論で。
○佐藤正久君 一般論ですけれども、やはり現行案と違う形になれば環境影響評価もやり直さないといけない場合もあるし、期間も延びると。それだとやっぱりお金が掛かるんですよ、当然。予算措置、予算組みもしないといけないかもしれない。  環境影響評価書を私も分厚いやつ三冊読ませていただきま...全文を見る
○佐藤正久君 報道ベースだと、食事の席でアメリカのオバマ大統領と鳩山首相が隣同士になるという報道がなされて、その場でいろいろ議論がなされるのではないかという報道がありますけれども、これは間違いと、あるいは言えない、どちらですか。
○佐藤正久君 ただ、鳩山首相は結構意欲的なようで、今日出発前の記者等に対して、これまでの普天間の我々の検討状況の経過というものも説明したいし、また五月末までに結論を出すための協力をお互いにしていこうという呼びかけもしたいということを言われて日本を離れたと。やっぱり鳩山首相、五月末...全文を見る
○佐藤正久君 八日の外交防衛委員会におきましても外務大臣の方から、現時点というのは、実務者、実務家同士でやっているレベルであって、外務大臣ベース、ましてや首脳レベルでやるような段階ではないというふうな答弁がございました。覚えておられると思います。外務大臣ベース、ましてや首脳レベル...全文を見る
○佐藤正久君 となると、八日の答弁で外務大臣は、議事録によりますと、今実務家で議論を始めていると言われました。今の答弁だと、まだ実務家で始める前に、またルース大使と外務大臣の間で詰めないといけないという答弁と、ちょっと何か後退したような感じがします。  また、十日の日、横須賀で...全文を見る
○佐藤正久君 この進め方なんですけれども、先ほど藤田委員からもございました、日米で進める分野と、あと日本側の地元調整を進める分野と。これは同時並行的にやるという案もありますけれども、やはりアメリカ側、私がアメリカ側だったら、それはやはり日本側の方を一歩ぐらい先んじて進めてほしいと...全文を見る
○佐藤正久君 ここで防衛大臣にお伺いします。  地元調整、防衛大臣は八日の委員会におきまして、大臣が地元に行かなくても、防衛省の役人、官邸サイドの人間、間に立つ人間がいろんなルートで調整しているんだと明確に答弁されました。  防衛省や官邸以外の間に立つ人間、これがやっていると...全文を見る
○佐藤正久君 多分この週末もそういういろんな、大臣の答弁によりますと、防衛省や官邸のサイドの人間とかも多分地元調整含めていろいろやっているというふうに思いますけれども、大臣は今週末は地元の方に帰られると思いますけれども、地元の方に帰られても、しっかり電話等でそういう調整している人...全文を見る
○佐藤正久君 まさに今から聞こうとしていたところなんですけれども、九日の日に徳之島にいました。そこで伊仙町の町長から怒りを持って言われたのが、防衛省の地方協力局長が総務省の人間を介して会いたいと、鹿児島でもいいというアポの申入れをしてきたと。私は断ったと。まだ知事から何にも聞いて...全文を見る
○佐藤正久君 私の経験だと全く逆で、やっぱり地元対応というのは誠実に時間を掛けてやるものであって、短時間で裏技でやるという問題ではないと思います。自衛隊のヘリコプター部隊の移設一つ取っても、もう十年以上掛けてやっているという経過もあります。いろんなパターンがある。  という中で...全文を見る
○佐藤正久君 終わりますから。  やっぱり結果ですから。地元交渉、五月末まであと五十日切りました。そういうやり方で結果を出すという自信がおありの答弁ですから、その結果を私も期待したいと思います。  ただ、部下が勝手に地元の首長さんと会っていると、そういうのを報告もないし聞いて...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  最初に、鳩山首相のツイッターについて質問をいたします。  今配付しています資料、これを御覧いただきたいと思います。これは四月十一日にポーランド大統領の飛行機が墜落した事故というものを受けて、鳩山首相がつぶやかれたものであります。この...全文を見る
○佐藤正久君 まさに、こういうものは多分、普通に考えても行政文書だと思います。これは、別に文書であろうが、電子情報であろうが、画像であろうが、この三要件に該当すれば行政文書ということだと思います。  昨日の決算委員会におきまして北澤防衛大臣は、私の質問に対しまして、九日、私が徳...全文を見る
○佐藤正久君 では、内閣官房にお伺いいたします。  鳩山首相のツイッター、これは総理のツイッターによりますと、総理が起案をしてメールで秘書官付に送って、ツイッターへの送信はその人からやってもらっているというふうにツイッターに書かれています。この資料のツイッターは、四月十一日の午...全文を見る
○佐藤正久君 公用のものとして扱っているという認識がありました。  じゃ、総務省にお伺いいたします。  鳩山首相は総理大臣として組織的に情報を発信しようとしています。しかも、官用のそういう媒体を使って、秘書官付という方を介して、職員を通じて発信をしているとなると、このツイッタ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  これは行政文書というような判断を総務省の方は下されているということを確認いたしました。  となると、当然行政文書ですから、内閣官房におきましては、内閣官房の文書管理規則というものに基づいて、これは保管あるいは処置をしないといけないという...全文を見る
○佐藤正久君 行政文書という答弁が明確にありました。  それでは、外務省にお伺いします。  アメリカにおきまして、ホワイトハウスにおける要人のツイッター、これはどういうふうな扱いになっていますか。
○佐藤正久君 やはりそうなんですよ。総理大臣として、あるいは閣内の要職の人が組織的に自分の職務上のことを発信すると行政文書だと思います。であれば、場合によっては、総務大臣もツイッターをされていると、内容によってはそれに該当するかもしれない。これは内閣の方でまた検討していただきたい...全文を見る
○佐藤正久君 私は誤解を招くと言ったんですよ。この強い思いが悲劇をもたらしたと、やっぱりここは、その背景とかいろんなことが分かる人はそうかもしれません、そういう、大臣のように取られる方もおられるかもしれませんけれども、これをぱっと見たら、そういうふうに、そこに無理やり行ったのが悪...全文を見る
○佐藤正久君 私が言いたいのは、やっぱり内容で、ツイッターをやめろという話ではなくて、内容的に、特に外交という問題、あるいはそういう死というものがかかわったものについては十分配慮をしないといけないと。ましてや、メールというのは御存じのようにやっぱり短くやりますから、誤解を招きやす...全文を見る
○佐藤正久君 そうなんですよ。自分の立場を利用して公務員にそういう自分の都合がいいように事を強制してはいけないし、ましてやその任命権というものを使ってはいけないということが書かれているわけです。  防衛大臣にお伺いします。この規範に違反するようなことは着任以来したことはないとい...全文を見る
○佐藤正久君 なぜこういうふうに聞いたかというと、何か所からあるこういう情報を聞きました。特定の候補予定者の部隊等の行事への参加、また特定政党の特定国会議員の部隊行事等におけるあいさつ、紹介等については、大臣自らがそれをさせないように指示したとされています。これが本当であれば、政...全文を見る
○佐藤正久君 質問できません。(発言する者あり)
○佐藤正久君 では、防衛省の官房長にお伺いいたします。  先ほど私が得た情報というものも含めて、大臣等から大臣規範に抵触するようなことを要求あるいは指示されたことはありますか。
○佐藤正久君 今、ないということを国会の場で確認させていただきました。あってはいけないし、これからもあってはいけないというふうに私も思います。  それでは、人事院にお伺いいたします。  公務員の政治的中立性、人事院規則では、一般公務員は、特定の政党その他の政治団体を支持し又は...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、防衛省の官房長にお伺いいたします。  自衛隊員は一般公務員じゃありませんけれども、自衛隊員も政治的中立、地位利用の制限は一般公務員と同じという認識でよろしいですか。
○佐藤正久君 ということは、官房長、自衛隊員も、一般論として、与党の参議院選挙立候補予定者と野党の立候補予定者とに対応で差を付けるということはあってはいけないわけで、仮にこれが差を付けるということになると、施行令八十六条に違反するというふうな認識でよろしいですか。
○佐藤正久君 私は別に国会議員の話を聞いたわけでなくて、今聞いたのは、参議院選挙立候補予定者と、予定者と言ったんですよ、あと野党の立候補予定者で対応に差を付けるのはおかしいと、公平であるべきだ、公平でなければこれは八十六条に違反するということもあり得ますねという質問ですよ。もう一...全文を見る
○佐藤正久君 官房長、続いてお伺いします。  当然、立候補予定者が自衛隊の中に入って選挙運動、一票入れてくださいと、そういうのは当然駄目ですけれども、選挙運動をするわけでもないのに、一般論として、与党のあるいは特定の参議院選挙立候補予定者を自衛隊施設に入れないと、特定のそういう...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。そういうことを組織として指示をしていたらそれは抵触すると官房長から明確な答弁をいただきました。  では、じゃこれは大臣にお伺いします。  大臣も政権交代以降、自衛隊の施設に特定の立候補予定者を入れるなという指示を自衛隊の組織で出したという情...全文を見る
○佐藤正久君 私は今そこまで聞いていないんですけれども、それはまた次の方でいろいろ聞こうと思ったんですけれども。  ただ、今私が聞いたのは、特定の立候補予定者を組織として入れないと。当然、中に入ってそういう選挙運動をやったら当然駄目ですよ。ただ、政治活動というのはだれでもできる...全文を見る
○佐藤正久君 何で答弁を拒否するのか分かりません。具体的に今言ったじゃないですか。民主党の公認候補者は自衛隊の施設に入って記念日行事に参加しています、事実として。という事実がありながら、野党の立候補予定者を施設に入れないということが、それが組織としてやっているんだったら、これは法...全文を見る
○佐藤正久君 であれば、最初からそういうふうに言っていただければいいと思いますよ。  そういうもしも事実があればそれは調べるというのも監察の、防衛監察でやるか、各それより下の監察でやるかは別ですけれども、そういうものがあるのであればそれは監察として、せっかく法の施行をしっかりや...全文を見る
○佐藤正久君 でも、あるんですよ。後で来ていただければ教えますから、そういうのはやっぱり調べていただきたいというふうに思います。  また、民主党の現職国会議員の方が公認候補予定者を祝賀会食で来賓等に紹介をされていました。私は、これは別に票をお願いしますというわけでなければ問題な...全文を見る
○佐藤正久君 私は悪いと言っているんじゃないですよ。事実を聞いただけの話であって、私はさっきから言っているように、それは別に選挙運動をしないのであればいいと思っているんですよ。私も、だからまさに私が連隊長を駐屯地でやっているときに、福山議員の秘書の方が当然遠からず立候補すると、当...全文を見る
○佐藤正久君 今、全国民の代表たる国会議員は差がないという答弁をいただきました。国民の代表であるという点で同じであれば、議員が衆参の別とか選挙区あるいは比例区の別なく、あるいは与野党の別なく公平に自衛隊は対応すべきだというふうに思います。  官房長の見解をお伺いします。
○佐藤正久君 私はまだそこまで聞いていませんよ、今。ただ、今はそういう公平というだけの話であって、具体的なことは何にも聞いていないのに、官房長自らそういうことを言われると。何か不思議な感じがします。具体的なことは何にもまだ聞いていないんですよ、今は。  衆参とか、選挙区、比例区...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、浜田衆議院議員が質問主意書を出されております。これは、自衛隊の基地、駐屯地における行事又は自衛隊協力団体等の会合に、国会議員の招待範囲というものについて防衛省の方が文書を出しているかと、あるいはそういう文書が存在するのであればその内容を示していただきたいと...全文を見る
○佐藤正久君 当然、内閣の方で閣議決定していますから、それはないというふうに私も思いますけれども、であれば、こういう文書が防衛省の施設内で出回っているということはこれはおかしいですよね。問題だと思いますよ、そういうものがあるというのであれば。  防衛監察監、もしも今、防衛省の方...全文を見る
○佐藤正久君 実際、この書かれているような文書の内容に従って招待者の選定あるいは招待状の発出が行われているという状況もあるようです。あえて今日この場ではその細部は言いませんけれども、言おうと思えば幾らでもあります。それは必要があれば、後で防衛監察監、私の方に来ていただければ、それ...全文を見る
○佐藤正久君 いろんな課題があるとしても、私が言いたい一番のポイントは、公務員というのは政治的な中立性が求められているという中において、そういう、ややもするとそれが誤解を招くような文書が流れていたり、それで政治的な中立性が担保できないような状況になるとそれは問題だと。当然、そうい...全文を見る
○佐藤正久君 それは、大臣、勘違いしていますよ。十二月十三日の話です。十二月十三日の航空自衛隊の那覇基地ですよ。大臣が今言われたのは、この前の陸上自衛隊の那覇駐屯地。これは全然違いますから。ちょっと混乱されているんじゃないかと思いますよ。  それで、私、政治的な中立性の話を今日...全文を見る
○佐藤正久君 記憶はないという答弁でした。否定はしていないと、記憶はないと。  この件につきまして、浜田前大臣とお話をされたことはありませんか。
○佐藤正久君 今官房長から、十二月十三日の那覇基地におけるあいさつについて、だれをあいさつさせるか、これを浜田前大臣とは話したことはないという答弁でした。浜田大臣は二度ぐらい官房長と話をされたというふうに言われています。そばにいた人もおります。まだ記憶はよみがえりませんか。
○佐藤正久君 またこの件については、そばにいた人がもう録音していたかどうか含めて確認したいと思いますけれども、非常にこれは政治的な中立性、私は、駐屯地に行って、あるいは基地に行って、それは別に悪い話じゃないと思うんですよ。当然、その記念日、行事の目的というのは、自衛隊の日ごろの活...全文を見る
04月19日第174回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  前原大臣との質疑は多分これが初めてだと思いますけれども、本来であれば安全保障関係でがんがんやりたかったんですけれども、今日は国土交通省の所掌関係でいろいろ議論を進めたいと思います。  最初に、風評被害、これについて質問をいたします。...全文を見る
○佐藤正久君 大方がそうなんですよ、福知山線脱線事故。ところが、朝日新聞と神戸新聞、あとサンテレビというんですかね、地元のテレビだと思いますけれども、それはJR宝塚線脱線事故という表現を使っているんですよ、朝日新聞とか含めて。  ここはやっぱり福知山線脱線事故と宝塚線脱線事故だ...全文を見る
○佐藤正久君 私もそのように理解しています。  JR西日本は、通称というか愛称を結構付けているんですよね。あの現場、尼崎の現場に行くと、多くの方はやっぱり宝塚線というような表現ぶりを使っている。ただし、正式名称は福知山線になってしまうと、かなり離れた京都北部の福知山の方が風評被...全文を見る
○佐藤正久君 そういうふうに持たれる方は多分少ないと思うんですよ。沿岸と内陸という使い分けの方が通常は多くて、やっぱり内陸というと沿岸ではないと。岩手、宮城の内陸部分というようなイメージがやっぱり多い。岩手・宮城県境地震であれば恐らく大臣のような発言になると思うんですけれども、岩...全文を見る
○佐藤正久君 当初、この地震の場合の命名というのは気象庁なんです。大臣の所管のところの省庁なんです。そこが付けた名称によって同じ所管の観光庁が影響が出るという構図がやっぱり事実としてあるわけです。  このネーミングって物すごく実は観光に影響を与えまして、国土交通省からいただいた...全文を見る
○佐藤正久君 それは気象庁の方の多分判断基準でこう決めていると。別に法令で決まっているわけでもなくて、多分そういう形で今までのをパターン化してやっているということだと思います。ただ、現実問題として、名前一つで風評被害というものが発生しやすいという事実がこれまでの、我々の政権でも反...全文を見る
○佐藤正久君 私も、インターネットを通じまして過去の命名についてもちょっと調べてみました。そうすると、いろんなパターンがあるようで、平成十九年七月十六日に発生しました新潟県の中越沖地震、あの柏崎刈羽のあのかいわいで起きた地震ですけれども、この名前も気象庁が付けています。この場合は...全文を見る
○佐藤正久君 当然、地震とか大きな災害の場合、より早く正確に、しかも分かりやすく伝えるというのが大事なんですけれども、反省点の一つとして、やっぱりいまいち分かりやすくない、範囲が広過ぎる、やっぱり風評被害という観点からするとイメージが広がってしまうと。しかも、上中越沖と言われるの...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり新潟県と入ったために、佐渡島も、あるいは、この新潟って結構長いんですよね、秋田の近くの方の村上の瀬波温泉の方までもうキャンセルが行ってしまったと。  その新潟県とか、さっきの宮城もありましたけれども、宮城とか岩手とか、ああいう県というのは入れる必要があるん...全文を見る
○佐藤正久君 ここは結構、県というのは非常に大きな一つのポイントだと私は思っています。被害地域を限定するしないという観点で、上に幾ら栗駒山震央という仮に付けたとしても、前に県の名前が付いているとやっぱり広がってしまう。このイメージの広がりというのが風評被害の一つの私は原因だと思っ...全文を見る
○佐藤正久君 気象庁が使っている名前は、ネーミングは、兵庫県南部地震なんです。兵庫県南部地震を気象庁が使っていて、政府は阪神・淡路大震災と。これは、気象庁の方はやっぱり地震というものに着目してこういう名前を使っていて、政府の方は被害という部分に着目をしてこういう名前を別に使ってい...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。是非ともよろしくお願いします。  じゃ、次の議題の方に移らせていただきます。  次は、社会資本整備、これについて議論を進めます。特に危機管理の観点からの社会資本整備ということについて質問をいたします。  今、国土交通省の方が特に中心になっ...全文を見る
○佐藤正久君 国土交通省。
○佐藤正久君 昨日、国土交通省の方からメンバーの一覧をいただきました。これに基づいてこの社会資本整備の重点計画を作り、それを政府の方が承認する、まあキャッチボールのようなものをやっているというふうに伺いました。でも、これを見ると、危機管理の専門家っていないんですよ、ここに。他方、...全文を見る
○佐藤正久君 前原大臣、安全保障の専門家だと思いますので、前原大臣が持っている知識の中で、ほかの国の例で、安全保障や危機管理の観点から社会資本整備を進めているという例、何個か御存じだと思いますけれども、分かる範囲で、こういう安全保障や危機管理の観点から社会資本を整備していると、具...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、思い出されましたか。
○佐藤正久君 済みません、いきなりの質問で。  やっぱりそういう観点がありまして、今、榛葉副大臣が言われたハワイに行かれますと、国道三号線ですか、あれの一番北は、そのままずっと乗っていくと海兵隊のカネオヘベイのゲートに行っちゃうんですよ。いろんなことを考えながら造っているという...全文を見る
○佐藤正久君 多分それはフォールアウトとか何か、そういう漏れたような場合はそうかもしれませんけれども、何か大きな事故があった場合はやはり大きな町であり病院があるという観点、あるいは道路素質を考えると舞鶴の方にやはり多くの人が行きやすいと。  実際に京都府と福井県の合同の防災訓練...全文を見る
○佐藤正久君 でも、政策立案の観点からすると、やっぱり防衛政策局のどこかに置かないと、運用企画局はまた別な観点ですから、運用の観点ですから、これ政策面になると、宇宙政策や海洋政策というものが防衛政策であるならば、国土政策も結構海洋と連接する部分があります。港もそうなんです。  ...全文を見る
○佐藤正久君 前原大臣、由比に行かれたことはありますか。
○佐藤正久君 今、榛葉副大臣が非常に危機感を持たれた形で答弁をされました。是非一度行っていただきたいと。本当にあそこの地域に全部が集約しているんですよ。  東海地震でそこが寸断されたら、被害を受けたら、もう警察も消防の地上部隊は静岡の方に行けない。非常にネックの状態になっていま...全文を見る
○佐藤正久君 終わります。
04月20日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  普天間移設の問題に入る前に、前回に続きまして、自衛隊員の政治的中立性、これについて議論をしたいと思います。  昨年の十二月、ある部隊の記念行事で、国会議員の祝辞の後に国会議員の代理が紹介されたそうです。ところが、一名だけ、野党議員の...全文を見る
○佐藤正久君 全然答えてないですよ。  国会議員の方が祝辞をされて、その後代理の方が紹介された、祝辞に。ところが一名だけ紹介しないと。変でしょう。それを問いただしたら、上からの指示だと。これがもしも事実であればおかしい。  さらに、前回の私の質問の後に、官房長、私の部屋に来ら...全文を見る
○佐藤正久君 私は、過去の話を聞いているんではなくて、今現在、大臣が知らないところでこういう、検討中であれそういうペーパーが作られたと、それは問題だと思う。しかも、ここを官房長自ら、この一文の文はこれは問題だと。前回、国会法でしっかり押さえたでしょう。国会議員、別に参議院、衆議院...全文を見る
○佐藤正久君 どう見ても官房長が関与しているような感じがしてならない。であれば、やはり第三者的な防衛監察監が私は内部の調査をすべきだというふうに思います。  最後に、防衛大臣の現在の御見解、当然調査をする、漏えいしたことだけ調査をして、実際の、本来の、本元の部分は調査しないとい...全文を見る
○佐藤正久君 それはもう議論のすり替えで、問題の本質を、じゃ今のままそういう実際現場の方で間違ったことが行われていても、それは全然不問にするという認識だというふうに私は今の答弁を取りました。それは本当に防衛大臣としての正しい選択なのか、非常に疑問を感じます。この問題については、ま...全文を見る
○佐藤正久君 甘いですよ。地元調整を行う主務の大臣としてはやっぱりもっと詰めないといけないと思います。  徳之島の三月一日現在の人口というのは二万五千四百三十三人なんです。実際、高校生は島から出て就職なり大学に行っているかもしれない。実際、四月の人口はそれよりも減っているという...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、十八日の十一時から十三時弱まで集会は開かれましたけれども、その際、防衛大臣はどちらにおられましたか。
○佐藤正久君 じゃ、長野の方にいながらこの参加状況を報告受けたと。その受けた手段は、これは電話ですか、メールですか。
○佐藤正久君 やはり非常に大事な時期だと思うんですよ。ここはもう長野に本当にいた方がいいのかどうか私は疑問を感じますけれども、本当に命懸けで総理は体当たりで行動する。大臣もこの前の委員会の答弁で私も覚悟を持ってやるということを明確に言われた。非常に徳之島のこの動きというのは、やは...全文を見る
○佐藤正久君 何でこんなことを聞くかというと、やっぱり住民は不安なんですよ。徳之島もそう。政府から正式な申入れがない、知事のところにもない、首長のところにもないという傍ら、民主党の議員の方が島の方に訪れていろいろ動かれている。その協力者も明確に発言をしている。また、防衛省の局長が...全文を見る
○佐藤正久君 やはり今官邸の方が中心で地元対応をやると、それを防衛大臣が支えるというときに、しっかりサポートしてくださいよ。一つの民意、これが出た瞬間、徳之島、どういう反応か知っていますか。島の人からすると、あれだけやったと、気持ち的には絶対的な民意だと言っているんですよ。絶対的...全文を見る
○佐藤正久君 今の答弁は当然、じゃ地元調整のスケジュールを共有しているというふうに取りました。それは当然ですよ。あれだけ総理も、五閣僚で共有している、地元調整スケジュールはあるんだと、ただ今は出せない。それは当然だと思いますよ、五月末というふうに自ら言ったわけですから、総理が。そ...全文を見る
○佐藤正久君 二十五日を想定していないと、これは多分間違いですよ。当然、地元調整スケジュールを組むのであれば、どこにどういう大会がある、そんなの押さえるのは当たり前じゃないですか。それを想定した上で地元調整のスケジュール、段取りを作ると、当たり前のことですよ。二十五日のやつを想定...全文を見る
○佐藤正久君 でもこれは、今日大きな発表があったら、これは五閣僚本当に集まって対応するぐらいの大きなものです。  官房副長官にお伺いします。  今日の夕方、関係閣僚が集まって普天間問題を話し合うという報道がなされていますけれども、これは事実ですか、それともまだ何も決まっていな...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、次に、徳之島の方に戻りますけれども、総理が四月二十九日に徳之島の方に訪れるといううわさがあります。官房副長官、これはないと断言できますか。
○佐藤正久君 四月の二十九といううわさが流れているんですよ、今。それは本当かどうか分かりません、私は、そこは。ただ、そういうのが流れている。  今、四月十八日で徳之島でああいう反対運動があった。防衛大臣、当然、総理がそういう地元調整に入る、総理は党首討論でも明言されました、住民...全文を見る
○佐藤正久君 今、明確に適切に対応しますという答弁がございました。適切に対応しないといけないんですよ。いろんなことをシミュレーションしないといけない。そこで総理がどういう発言をするか、これが次の地元調整に大きな影響を及ぼします。  同時に、ましてや島の方に行くとなると、反対運動...全文を見る
○佐藤正久君 地元調整を担当する防衛大臣が知らない、これは役人の方々も全然報告していないんでしょうか。  じゃ、榛葉防衛副大臣、このマニフェスト、あるいは長島防衛大臣政務官、このマニフェスト、知っていますか。順次お答えください。
○佐藤正久君 これは、参議院の予算委員会でも取り上げられました。衆議院の方でも取り上げられています。これを、地元調整をやる上においては物すごく大きなインパクトがあるんですよ。  どういうことを書いてあるかと、もう一回主要なものだけ言います。一番目、奄美振興予算は絶対に減らしませ...全文を見る
○佐藤正久君 いや、民主党の大臣からこれがうそだと言われたら、多分これは民主党の鹿児島県連の方はひっくり返ってしまうと思いますよ。これは民主党鹿児島県総支部連合会の方が出しているもので、これに基づいて、あの議員は打越議員ですかね、選挙区は、あそこは。(発言する者あり)打越議員です...全文を見る
○佐藤正久君 いや、質問は官房副長官が承知をしているか、していないかです。イエスかノーかでお答えください。
○佐藤正久君 官房副長官は記憶をされていると。当然副総理も記憶していますよ。予算委員会で、少なくとも参議院の方では予算委員会でこれが取り上げられたわけですから。  三月の十二日の予算委員会、自由民主党・改革クラブの野村議員が質問しました。衆議院の方でも徳田議員が質問をされていま...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣、ここは国会なんですよ。私が今聞いたのは、徳之島と言ったわけじゃなくて一般論の議論をすると、普天間の施設を、機能をどこかに動かすと、さっきも大臣も言われました。ある島に、別に離島ですよ、ある島にそれを動かす場合、そういう場合の運用上あるいは訓練上の課題、こう...全文を見る
○佐藤正久君 今、副大臣は地上部隊とかあるいは兵たん部隊あるいは訓練場の話をされました。では、その一部を、普天間基地の一部を離島に移す場合、あるいは部隊編成上、更に考慮する事項はございますか。
○佐藤正久君 実は前回の委員会でもこれは議論をして、私は認識は共有できたと思っていたんですけれども、一部をどこかの離島に移す場合、当然、ヘリコプター部隊だけではなくて、普天間にある航空管制部隊もある程度処置をしないといけない、部隊編成上。気象部隊もそう、あるいは兵たん部隊もそう。...全文を見る
○佐藤正久君 ジャングルトレーニングのセンターなんです。JWTCといいますけれども、それは沖縄でしかできないんですよ。それは沖縄でしかやっていない。海兵隊が持っている唯一のジャングル訓練施設が北部訓練場にあって、そこで地上部隊とヘリ部隊が連携をしながら対応している。  また、仮...全文を見る
○佐藤正久君 外務大臣にお伺いします。  これは当然、米軍の方もこれは監視しているという認識でよろしいですか。
○佐藤正久君 今ここにペーパーでお配りしたように、四月七日から九日の間、東シナ海の中部海域で訓練をしたと。その後、十日の日に沖縄本島と宮古島の間を抜けて、太平洋の方に行ったと。今言われたように、沖ノ鳥島の、どちらか忘れましたけれども、西の方でまだ活動している。それを自衛隊の方も今...全文を見る
○佐藤正久君 そのとおりなんですよ。常識から考えると、潜水艦が沖縄とか宮古島のああいうところを浮上しながら航行するってありません。普通であれば、これは完璧な示威行為というふうに取る評論家も多いかと思います。わざわざ潜水艦が、通常は、港から出る、帰るときは当然浮上して行きますけれど...全文を見る
○佐藤正久君 全く理解できないですね。  もう外務省の方はできるだけ早く申入れをしたいと動いているんですよ。防衛省の方はもう八日の段階で申入れをお願いしていると。防衛省は八日の段階で申入れをお願いしているんですよ、もう既に。外務省は、それでアポ取りとかいろいろやって、今日の説明...全文を見る
○佐藤正久君 実は、今日午前中、朝に自民党の方で外交・国防部会がありました。この事案が取り上げられました。そのときに事態対処課長は、今言われた、政務官が言われたその時間、言えませんと言ったんです。なぜ言えないんですかと聞いたら、これは防衛省としての結論で言えないと、事柄の性格上、...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣の意向でこの場で明らかにしたと、それは当然だと思いますよ。だから、午前中の部会の段階では防衛大臣の指示で出さないと、何か変な感じがしました。そういうふうに明確に言ったんですよ、防衛省のこれは意向ですと、出さないと。全然今までと言っていることが違うなと思いまし...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  条約に関する質問に入ります前に、まず普天間基地移設の問題について質問をさせていただきます。  今週の日曜日、二十五日に沖縄では普天間移設の県内移設等に関する集会が開かれるというふうに聞いております。防衛大臣、この集会については存じて...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣は地元調整担当の大臣の一人であり、また沖縄の防衛局も抱えている。やっぱり関心がなければ絶対いけないはずだと思います。  じゃ、その二十五日の大会の開催の時期、場所、そして名称、これ目的に関係していますので、これを御答弁いただきたいと思います。
○佐藤正久君 これ、本当大きな、沖縄県民にとっては、この前も委員会でも指摘させていただきましたけれども、本当に皆さん一生懸命になってこの準備をしているんですよ。当然、沖縄の防衛局、大臣の部下の方たちもいろんな面で情報収集をされている。この委員会にも沖縄出身の委員の方もおられる。非...全文を見る
○佐藤正久君 これ非常に大きな大会で、十万人を目指しているという報道もございます。事後のやっぱり沖縄の方の痛み、思いを共感するという意味では、ここをどういう形でその情報を収集しながら当たるかと。非常に大事な大会だと思いますので、しっかりと対応していただきたいというふうに思います。...全文を見る
○佐藤正久君 今、そういう報道があるんですね。事実だと、これが仮に本当に平野官房長官が参加をしてほしくない、自粛してほしいということを言っていたとしたら、これは大変なことですから。集会の自由はだれにも認められているわけですから。実際、平野官房長官は電話をしたということは認められて...全文を見る
○佐藤正久君 松野官房副長官は事実だと言ったんですよ。(発言する者あり)承知をしていないということですね。でも、これは先ほど通告しているんですよ、これを質問するから答えてくださいと。だったら、やっぱり官房長官が来ないと駄目だ。通告しているのに来ない、本当に。(発言する者あり)それ...全文を見る
○佐藤正久君 だから、官房長官の方に確認してください、事務方いるんですから、委員会終わるまでに。じゃ、官房長官に、官房長官に聞いてくださいよ。官房長官が電話してないということですか、今、意味は。官房長官が電話をしたかどうか、そしてどういう内容か、確認できるじゃないですか、まだ時間...全文を見る
○佐藤正久君 私は、通告したのは、平野官房長官が二十五日の知事の参加について電話したかどうかと、これを通告していますよ。それについて代表して答えるって言ったじゃない、理事会で。それを承知して……。どうですか。おかしいじゃないですか。官房長官に代わって答えるって。おかしいじゃないで...全文を見る
○佐藤正久君 先ほど、官房長官は記者会見で認めたというメモが入っております。よく分かりません。言っていることが全然違いますよ。官房長官は電話したと午前中の記者会見でそう認めたというメモも入っているんですよ、詳しく分かりませんけれども。  だから、その辺りも全然閣内で、官房長官の...全文を見る
○佐藤正久君 一昨日の山本委員への答弁だと、非常に地元との調整はいろいろ難しいということも言われて、その結果として五月末の決着の解釈も、総理とは違って、こういう方向で調整するというのを決めるのも一つの決着だということまで言われた。かなり発言がぶれているような気がしないでもない。 ...全文を見る
○佐藤正久君 本当に、地元の調整とかアメリカの調整、本当に時間が足らないと、普通みんなそう思うと思いますよ。命懸けでやると総理まで言われた。国会というのは連休期間はありません。聞くところによりますと、防衛大臣はインドの方に外遊をされる、外務大臣は八日間アフリカの方に行かれるという...全文を見る
○佐藤正久君 外遊の定義は別にしても、そういう非常に大事なときにアメリカ担当の外務大臣と地元対応の防衛大臣が日本を離れる。それはやっぱり普通の国民からすると、とりわけ不安を感じている、受入先かもしれないと言われる人たちは非常に心が痛むと思いますよ。私はそれが普通の感覚だと思います...全文を見る
○佐藤正久君 私は外遊するのが悪いとは一言も言っていませんよ。言っていませんよ。(発言する者あり)言っていませんって。ただ、こういうのがあると。だから、こういう場合、優先順位、当然考えると。  それで、やり方としては、本当に今五月末までに命懸けでやるという状況の中で、そこは当然...全文を見る
○佐藤正久君 私が九日の日に三町長とお会いしたときのその話の中で、十八日に決めた理由の一つとして、防衛省の地方協力局長から総務省の方を通じて会いたいという打診があったと。あっ、これはやっぱり腹案というのは徳之島の可能性があると、これが大きな判断の一つだと言われていました。  地...全文を見る
○佐藤正久君 では、町長たちは間違った情報に基づいて十八日の方に変更したという認識でよろしいですか。地方協力局長はそういうお願いをしたことはないと明確にここで否定すると。いいですか。
○佐藤正久君 もう一回聞きます。  じゃ、井上協力局長が総務省の方を通じて町長の方に会いたいという事実はないと明確に否定するということですか。
○佐藤正久君 これは非常に大事なポイントで、大臣が知らないところでそういうことがもしも行われていて、結果として十八日の大会が行われたと。これはもしかすると物すごく大きな、普天間基地の移設交渉において大きな影響を与えたかもしれない。  是非確認してください。確認の上で、再度この委...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、再度確認をして、この委員会で報告を、答弁をしていただきたいというように思います。  非常にこれは大きなポイントで、十八日の集会がもしかしたら五月だったかもしれない。それは腹案が徳之島かどうか分かりませんよ。でも、それが徳之島であるという状況になっていくとした...全文を見る
○佐藤正久君 その一定とはどのぐらいの範囲ですか。
○佐藤正久君 報道ベースでは、アメリカの方は六十五海里、地上部隊とヘリ部隊の距離は六十五海里ということを提示しているという報道ありますけれども、これは事実ですか、防衛大臣。
○佐藤正久君 全部の流れがですが、どう考えても徳之島と。先ほど山本委員が言われましたけれども、抑止力の観点から沖縄から遠く離れることはできない、明確に徳之島案を否定しない、瀧野官房副長官が電話をしている、そしてまた、平野官房長官も記者会見で徳之島入りも否定しない色気を見せている。...全文を見る
○佐藤正久君 やはりある意味、危機管理が本当危ないんじゃないかというふうに感じてしまいますよ。今、地元調整、非常に微妙なのに。相当なプレス入っているんですよ、昨日の党首討論のときも各町長のところにテレビカメラがあるぐらいですから。そういうことを分かった上でやらないと。みんな不安な...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、この二回目が行われたと。どういう認識をお持ちですか。
○佐藤正久君 今回の、私は、二回もされる、ある意味、それまでのいろんな流れ、潜水艦が浮上して沖縄本島と宮古島の間を通る、そういうのを含めましても、やっぱりある意味、示威行為という的な判断もできるのではないかと。  それに比べて、政府側の対応が遅く、抗議も弱い。前回の四回の申入れ...全文を見る
○佐藤正久君 今の、外務大臣は全然危機管理の問題はなかったという答弁だったというふうに感じます。本当ですか。でも、外務委員会の、衆議院の方ではそれは危機管理意識が薄かったというふうな答弁をされているのに、今度は参議院の方ではまた違うことを言われる。  だって、八日の日に防衛省か...全文を見る
○佐藤正久君 全く理解できません。九日の日にはせずに、二十一日は発表しているじゃないですか。だから九日に発表して、隊員の命と外務省の調整、どっちが大事なんですか。危険な行為なんですよ。こういうことをやはり中国側に伝えるためにも、やっぱり二十一日と同じように九日の日に発表する。当た...全文を見る
○佐藤正久君 防衛省の方は、事態対処課長は、いろいろそのやり取りをして調べるのにやっぱり数時間掛かったと。だから、それを調べてから大臣に報告をして外務省に申入れしたと言うんですよ、八日中に。だったら隊員の命を考えたら、九日にやってくださいと何でアプローチしないんですか。おかしいで...全文を見る
○佐藤正久君 全く私は理解できません。実際、外務大臣は、衆議院の方では危機管理上問題があったと発言しているじゃないですか。何で答弁が変わるんですか。実際、外務省の職員から外務大臣が報告を受けたのは四日後でしょう。これだって普通ですか。それをもって、私はもっと連携すべきだと。防衛省...全文を見る
○佐藤正久君 今回の事案、いろんなことを考えても、日本の対応の遅さ、弱さ、中国への過度の配慮という部分がいろんな形で中国の動きを増長しているという危惧がぬぐえません。これについてはまた部門会議の方でも引き続き調査をしていきたいというふうに思います。  以上で質問を終わります。
04月27日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず最初に、四か国との租税協定、条約の改正議定書について御質問いたします。  今回、租税条約の締結交渉先についてなんですが、中近東あるいはアフリカ、中南米といった国々との租税条約を締結しているその数がやっぱり少ない、我が国は非常に少...全文を見る
○佐藤正久君 何か福山副大臣とは思えないぐらい淡々としたそっけない答弁だなと。これを聞いた多分中近東、アフリカあるいは中南米の大使の方なんか、がっかりすると思いますよ。もっと心がこもった答弁をお願いしたいと思います。  また、タックスヘイブンについても先ほど山本委員からいろいろ...全文を見る
○佐藤正久君 やはり我が国は、タックスヘイブン側との取決めというのは遅いと一般に言われています。先ほど言われたように、日・バミューダが初めての今回の条約であり、そういう面におきましては、今後更にこのタックスヘイブン側との交渉というのは、いろいろOECDの動きもあり、強化していくべ...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問に真っすぐ答えてください。  昨年の十二月に国連本部の方に訪れた際に、国連本部の方から、具体的に言うとUNMISにヘリコプター部隊の参加を、UNIFILにフリゲート艦の参加を要望されたということを大臣は承知していますかという質問です。
○佐藤正久君 なかなか明確に言えないとしても、これは非常に、ヘリコプター部隊の派遣というのは多分初めてのことになりますから、これは防衛省の中の方でも、外務省の依頼を受けたとしてもいろんな面で検討しないといけない大きな課題だと思います。明言できなくても、やはり具体的にUNMISとい...全文を見る
○佐藤正久君 長島政務官とは思えないぐらいにあいまいな今答弁だったと思います。  武力の行使というのは憲法で規定されております国際紛争解決の手段としての武力の行使であって、それは、対象は国又は国に準ずる場合、それに解決手段として武器を使う場合、これは憲法が禁ずる武器の使用であっ...全文を見る
○佐藤正久君 外務大臣、余計な答弁しないでください。私は、最初に言ったのは、国際協力活動におけるヘリコプター部隊の派遣について議論すると言ったんですよ。その中の一つとして、後でまた国連の話はやります、国連以外の場合の話を今議論しているんです。(発言する者あり)スーダンはそういう記...全文を見る
○佐藤正久君 今までも白紙的な検討はもう何回もされていると、それはもう長島政務官も存じ上げている話だと思います。今、仮に、今から別にアフガニスタンに派遣するという場合ではなくて、そういうイラクとかアフガニスタンにヘリコプター部隊を派遣した場合の法的な整理、これはもうずっとやってい...全文を見る
○佐藤正久君 これは一般論の話として、これ、国会ですから、法的な、PKO協力法においてヘリコプターが仮に何か撃たれて緊急着陸をしたという場合、それを救出に行けるかどうかと、これは法的な問題の話ですよ。答えをお願いします。
○佐藤正久君 そのとおりなんですよ。救出に行くことは可能です。ただ、救出のために武器を使うとなると、そこが任務遂行の武器使用、先ほど長島政務官が言われた自己保存というものを超える、今の法的な武器使用の基準だと超えてしまうという部分がやっぱり出てきます。  よって、非常にヘリコプ...全文を見る
○佐藤正久君 それはやっぱりごまかしですよ。  やはり県外ということはやっぱり公約なんですよ。しかも、そして年内合意と。私、そこで行くのかなと思ったら更に先送りした、名護市民の意見を聞いてみたいと。これは本当大きな私は総理の年内合意の先送りであって、結果として稲嶺候補が勝った。...全文を見る
○佐藤正久君 何か今、何で実際問題なんですか、これが。それは、あたかも現行の修正案を認めたかのような発言に、今、何で実際的なんですかね。一般論の話をしているだけであって……(発言する者あり)微妙な時期だと。でも、現行案と関係なければ別にくい打ち工法関係ないわけでありまして、何か今...全文を見る
○佐藤正久君 以前、政府側は検討しているんですよね、これはSACO合意のころに。あのころはやっぱり大体二千本弱と、千八百メーターぐらいでも、あのときはですね。昔の話です、今の話じゃないですからね。そのぐらい物すごく打つんですよ、くい打ち工法といっても。そのくいというのも埋めるわけ...全文を見る
○佐藤正久君 ここは委員会ですよ。別に辺野古の浅瀬案の話を何も言っているわけでなくて、海上航空基地をくい打ち工法で造る場合という話をしているだけで、別に辺野古なんか何も言っていませんよ。一般論として、海上航空基地をくい打ち工法で造るといった場合、一般論としてテロに対してどういう問...全文を見る
○佐藤正久君 これは正式に通告しているものであって……(発言する者あり)通告してますよ。通告してますよ、くい打ち工法の問題点というのは。昨日通告してますから、明確に。それは、質問通告はペーパーを出した後やってますから、これに答えられないと、おかしいですよ、一般論として。  確か...全文を見る
○佐藤正久君 わざと今環境の問題を避けて通られましたけれども、環境上も結構あるんですよ、これは。  じゃ、環境アセスメントについて聞きます。  この海上航空基地、こういうものを仮に造る場合、海上航空基地を沿岸部なり沖合の方に造る場合、これはもう一度環境アセスメント、これをやり...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、環境アセスメント、今まで行った状況で、方法書というものがあります、方法書。方法書を作る前にやっぱりいろんな準備行為をやっています。どういう準備行為をされてどのぐらいの期間が掛かっているか、御答弁願います。
○佐藤正久君 今、方法書を作る前の準備段階で二年という認識でいいんですね。
○佐藤正久君 しっかり質問聞いてください。  方法書を作る前の、前段階の準備でどのぐらい掛かっているんですかという質問です。
○佐藤正久君 やっぱり環境影響評価やるときに方法書と準備書、評価書と大きく三段階あるんですけれども、その方法書を作る前段階としても一年ぐらい掛かるんですよ。一年間、作るときに現行の場合でもどういうことをやったか。もう海上自衛隊の掃海母艦まで出して、それがサンゴの着床状況がどうなん...全文を見る
○佐藤正久君 住民が意見を言えるのは、方法書と準備書の二回しかないんですよ。住民が環境アセスに対して意見を言える、そういう意味において、方法書という中で意見をもらって次の実際の評価のやり方を決めていくわけですから、非常に、どういう住民に対しての意見を求めたらいいんだと、本当は地元...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、その環境評価に時間が掛かるということを理解された上で、鳩山総理は谷垣総裁に対して、持っている腹案というのは現行案同等若しくはそれ以上ぐらい早くこれがいくというふうなことだというふうに理解をいたしました。  これは本当に大きな話で、本当に危険性の除去と...全文を見る
○佐藤正久君 なかなか連休間ということについて真っすぐ答えていただけませんでしたけれども、やはり沖縄の方々、あるいは本当、それ以外のうわさになっている受入先の方々も、あと一か月、非常に関心を持っています。  とりわけ、沖縄の読谷村の九万人の人々の思い、外務大臣は重く受け止めると...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱりすとんと入ってこないですね、分かりにくい。やっぱり沖縄の方々、本当にもう鳩山政権に公約を守ってほしいと。沖縄の方々にもっと分かりやすくやっぱり説明していただかないと、もう外務省には優秀な外務副大臣が二人もおられます。福山副大臣も武正副大臣もおられます。場合に...全文を見る
○佐藤正久君 今は未定と。これから行く可能性もあるという認識でいいですか。
○佐藤正久君 これはもう確かに報道ベースですけれども、総理も官房長官も連休間もう日本の方に滞在をすると、その一つの理由はやっぱり普天間だという話もあります。当然ゼロではないと思います。  もしも連休間に日本の総理大臣が海外に出張せずに日本にいる、普通であれば総理大臣が海外出張さ...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、官房副長官にお伺いします。  今、徳之島の三町長、官房長官に会うことを拒否しています。鹿児島県知事も同じです。単独で会うつもりはないと言っています。そういう状況において、官房長官あるいは官房副長官等が、そういう首長ではなくて、徳之島の受入れ容認派とか、あ...全文を見る
○佐藤正久君 びっくりしましたよ。否定されるのかなと思いましたら否定しない。通常、徳之島の三町長や鹿児島県知事というものを通さずに、いきなり地元の容認派の方々と政府の官房長官とか官房副長官が会うということは普通はないですよ。もしもそれをやってしまったら、本当に分かっていないなとい...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、松野官房副長官個人の見解をお聞きしたいと思います、議員として。  普通、こういうもしも知事や三町長に会わずにいきなり地元の一部の受入れ派の方と官房長官が会う、これは普通だと思いますか。個人的な見解をお願いします。
○佐藤正久君 非常にあいまいですね。そういうことを本当やるんじゃないかというやっぱり疑心暗鬼がどうしても出てしまいます。これは普通じゃないですよ。  徳之島の地元対策のために官房機密費のようなそういうものをこれまで使った、これから使うという予定はございますか。
○佐藤正久君 いずれその使途は明らかにするという話もありますから、今言えなくても後でそれを明らかにするという可能性はあると思いますけれども、やはり、この地元交渉というのは非常に大事なものであって、それを正式ルートを使わずにまた頭ごなしに変なことをやってしまったら、それはやっぱり反...全文を見る
05月13日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  今日は、大きな枠組みの話と個別の政策について質問をさせていただきます。  昨年の総選挙におきまして、民主党は国民の生活が第一と主張し、政権交代を成し遂げられました。防衛大臣はこの夏の参議院選挙に立候補予定というふうに伺っておりますけ...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、国民の安全は何番目ですか。
○佐藤正久君 これは、なぜこういう質問をしたかといいますと、私は先週の木曜日に民主党の議員とともにあるテレビ番組に出ています。そこで、普天間問題の話題になったときに、テレビを見ていた視聴者からの質問として、民主党は国民の生活が第一と言っているけれども、国民の安全、これは何番目です...全文を見る
○佐藤正久君 でも私は、総理が、浅かったと、抑止力を十分分からなかったと。これは非常に国民に関しては不安だと思いますよ。国民の安全、当然大事ですよ。国民の安全あって初めて生活が第一、私もそういうふうに思いますよ。だけれども、そういうことを、総理が抑止力を分からなかったと、それはみ...全文を見る
○佐藤正久君 もう外務大臣答えないでください。質問の邪魔ですよ。私が聞いた質問、防衛大臣忘れちゃったじゃないですか。私が聞いたのは、首相の不勉強、抑止力を知らなかったということが、この周辺環境許すと思いますかと聞いたんです。全然答えなくなっちゃった。  これは、委員長、強く申し...全文を見る
○佐藤正久君 今の周辺環境を考えたら、中国海軍の度重なるヘリの接近事案とか、韓国の竹島におけるヘリポートの構築事案、ついこの間は海上保安庁の調査しているときに中国の船から妨害される、いろんなことがある。そういうときに、抑止力、しかも沖縄にいる海兵隊の抑止力を十分知らなかったと総理...全文を見る
○佐藤正久君 私、質問しているんですよ。(発言する者あり)
○佐藤正久君 しているかしていないか聞いただけであって、それは次またやり取りするんです。していないならしていないで理由を聞きますよ、当然。  自衛隊に訓示をしていない、釈明文書していないと。なぜかというと、総理は自衛隊の最高指揮官ですよ。自衛隊の最高指揮官が抑止力を十分勉強して...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣、もう一回この防衛省が出している大臣の概要を御覧ください。これ見ても、だれが見てもそうは思えませんよ。  もう一度、これ防衛省が発行している、責任を持ってやっているものですから、大臣の説明とこの記者の問いと答え、全く違いますよ。だれが見ても、これはだれでも...全文を見る
○佐藤正久君 書いてないんですよ。インデックス私も持っていますけれども、ここに外交部分はかなり書いています。民主党の防衛政策、防衛戦略、書いてないんですよ、インデックスにも。マニフェストはほとんど書いてない。ミサイル防衛とかそういうものは書いていますよ。自衛権の行使は専守防衛に限...全文を見る
○佐藤正久君 それは、多分、今の答弁、一つ間違っているのは、沖縄の負担の軽減という項目で書いているのではなくて、外交の中で書いてあるんですよ。  そこで、やっぱりここで書いてないということが、私も、外務大臣の答弁のとおり、これは当たり前のこととして書いてないというふうな認識でい...全文を見る
○佐藤正久君 今の答弁は多分多くの国民は納得できないと思います。今までだって嘉手納の戦闘機、あるいは岩国とかあるいは三沢もありますけれども、訓練分散はある程度はやっています。それはやっていないというのは全くの間違い、防衛大臣としてそれは言うことは間違っていると思いますし、今回、県...全文を見る
○佐藤正久君 しっかり質問を聞いて答えてください。私は在日米軍の抑止力を聞いたんではなくて、抑止力の定義を聞いたんですよ。官僚の方が準備された違う答弁書を読まれたからそうなってしまったと思いますけれども、私が聞いたのは、それは議論の前提として抑止力の定義を聞いたんです。簡潔にお答...全文を見る
○佐藤正久君 先回りをされたという、それは、余り理解不可能ですけれども、どういうふうな先回りか分かりませんけれども。  じゃ、在沖海兵隊を除いた在日米軍、これは極東の安全と平和を保つ抑止力としては不十分でしょうか。防衛大臣、お願いします。──防衛大臣、しゃべってるからじゃないで...全文を見る
○佐藤正久君 もう一度質問します。多分質問が、聞いてなかったからこうなると思うので、しっかりと聞いておいてください。もう一回言いますよ。  在沖海兵隊を除いた在日米軍では極東の、日本じゃないですよ、極東の安全と平和を保つ抑止力としては不十分ですかという質問です。
○佐藤正久君 なぜこの沖縄の海兵隊を除いた在日米軍で抑止力が機能できるかどうか聞いたかというと、まさに今、普天間基地の移設というのは在沖海兵隊の一部なんですよ。そういう大きな概念から議論をしてこないと、あたかも迷惑施設をどこかに持っていくような話ではないと。今まさに長島政務官が言...全文を見る
○佐藤正久君 まさにそのとおりで、これは、地域抑止というのは前から私もこれはあったと先ほど質問の中で言いましたけれども、今回、そのQDRの十四ページの中で、地域の安全保障環境というものを踏まえた上で新しくいろいろテーラーメードするんだ、つくり直すんだと。それで、地域抑止のこの構造...全文を見る
○佐藤正久君 当然、ここではその数字を言ったら多分大変なことになりますよ。それは秘密事項ですから、当然。  ただ、大事なことは、日本政府としてその数は当然我々に言えなくても承知していますか。防衛大臣が承知しているかしていないか、これだけをお答えください。数字は要りません。
○佐藤正久君 今言われた前方プレゼンス、通常戦力、核抑止の部分を防衛大臣が知らない。本当にこれから地域抑止、この米軍の前方プレゼンスも米軍再編もやるというときに、その核の部分がよく分からなくて本当に大丈夫かと、やっぱり不安になりますよ。  そこで、やっぱりそういうことを考えると...全文を見る
○佐藤正久君 長島政務官ありがとうございました。  今までずっと山本委員が防衛大臣に聞いても全然答えてくれなかった、やっぱり再編で沖縄にいないといけないと、今初めてこの委員会で政府の方から明言された。ありがとうございます。考えていくとそうなるんですよ、沖縄中心に考えざるを得ない...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣の答弁は、この国会の議事録を見てください、そこは明確に載っていますから。  当然、日本の国は自分で守る、それは基本だと思います。足らざる部分を米軍というのが本来だと思いますけれども、その辺の議論も本当は大事。やっぱり、沖縄の海兵隊、日本あるいは極東を守るた...全文を見る
○佐藤正久君 そこは非常に大事なポイントで、当然五月末までにそれは目指す、頑張っておられる。と同時に、やっぱりここは、そこまで移設が決まらなかった場合、アメリカの議会の予算の審議の状況、この対応も考えるのも当然安全保障、さっきの抑止力の観点からも大事なわけで、今回の移転というのは...全文を見る
○佐藤正久君 その場合は、やはり軍事的な観点からは、じゃ代替施設をどうするんだという部分が議論になると思います。その辺りも併せて検討していただきたいと。  また、同じその射爆場の一つに赤尾嶼、黄尾嶼あります。これは昭和五十四年から使用されておりません。  防衛大臣、今回の負担...全文を見る
○佐藤正久君 これは、赤尾嶼、黄尾嶼は尖閣諸島の島です。返還をもしも協議にのっける場合、じゃ、そこをどうやって守るかという議論も必要になってくると思います。  防衛大臣、尖閣諸島は安保条約の対象になりますか。
○佐藤正久君 それでは、沖ノ鳥島はどうですか。
○佐藤正久君 それは米政府に確認されましたか。
○佐藤正久君 尖閣諸島については確認しているんですよ。それは当然、尖閣諸島も同じように日本の施政権が及ぶ範囲だと。ただ中国は、それは認めていない。沖ノ鳥島も、日本は島だと言っています。だけど、中国は岩だと言っている、認めていない。しかも、沖ノ鳥島の近くで三月も四月も訓練をやってい...全文を見る
○佐藤正久君 今のは、タイショウトウではなくてタイショウジマです、タイショウジマ。あと、クバジマです。というふうに私は聞いています。  それで、要は中国名を使っていると。これは日本名に直す必要があるというふうに思いませんか。
○佐藤正久君 これは、日本の施政権が及ぶというんであればやっぱり日本名を使うべきであって、防衛省の資料で中国名を使っている、これはやっぱりおかしい。これは前政権の問題もあると思いますけれども、ここはしっかりと直していただきたいと本当思いますよ。これは日本の日米安保条約の適用範囲と...全文を見る
○佐藤正久君 前回のアフガニスタンへの政府調査団のときも、当時の強力な外交防衛委員長の力で、一回だけではなく、二回目、もう少し詳しいものが出てきましたので、そういうことも考えながら、この委員会に、非常に大事な話ですから、隊員の命がかかわる、提出をお願いしたいと思います。  これ...全文を見る
○佐藤正久君 最後に、四月二十日に宮崎県の川南町で発生しました口蹄疫、これ被害がどんどんどんどん広がっています。この初動対処というものはやっぱり問題だと、いろんな今話が出ています。  その中で、防衛省・自衛隊、五月一日に派遣要請を宮崎県知事から受けまして、今派遣をされている。本...全文を見る
○佐藤正久君 そこは、川南町は扇状地でありまして、掘るとすぐ水が出る。海岸の近くでは三メーター掘ると水が出る。五メーター、三十メーター、深さ五メーターぐらいの穴を掘っても、そこに牛であれば五頭しか埋設できない。非常に土地探しの問題や苦労をしている。だから、いかにそれを押さえ込むか...全文を見る
05月18日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  条約や協定に入る前に、幾つか外交、防衛に関して質問をしたいと思います。  一番最初に、口蹄疫の災害対策あるいはその汚染の拡大防止に関しまして要望と苦言を最初に言いたいと思います。  もうついに百十例を超えまして、殺処分の対象も牛、...全文を見る
○佐藤正久君 なかなか言えない、議論をしている最中と。どんどん議論をしていただきたいと思います。  ただ、今回の在日米軍再編、普天間基地の移設の問題もこれと無関係ではないと。これは、長島政務官とのこの前の議論でもあったように、無関係ではないんですよ。アメリカはやっぱり同盟国と協...全文を見る
○佐藤正久君 長島政務官が言うのはもっともなんですけれども、ただ、前の枠組み、現在の役割分担を変えないでやろうとしていたのは前政権の話であって、それを見直すと言って選挙を戦ったのは民主党自身なんですよ。だから聞いているんですよ。見直すと言ったのは、民主党さんがそこをマニフェストに...全文を見る
○佐藤正久君 ただ、大臣、連立与党の党首そしてまた閣内の大臣の福島大臣は公言してはばからないという状況です。やっぱり抑止力という部分について十分認識が足らないのではないかというふうに思います。地上打撃力の一部を構成しているのが普天間の航空部隊ですよ。  防衛大臣、抑止力について...全文を見る
○佐藤正久君 そこが問題だと思うんですよ。先ほど来、負担の軽減、危険性の除去、これは話はしても、抑止力という部分を話さない。なぜ沖縄に海兵隊がいるんですかという部分をやっぱり同じ閣内の大臣に防衛大臣が説明しないでだれが説明するんですか。防衛大臣は抑止力という観点で、軍事的な観点で...全文を見る
○佐藤正久君 全部先送りなんですよ、嫌なことは。  じゃ、確認しますけれども、次、総理が沖縄に行かれるときは、ある程度の方向性、できれば政府案というのを示す段階だと思いますよ。それがなくて、また、一国の総理大臣が沖縄に行かれて、まだアイデアとか構想とか分からない、そんなことを知...全文を見る
○佐藤正久君 当たり前の話ですよ、普通に考えて。それをもしもここで官房副長官が否定したら、本当笑われると思いましたよ。それは当たり前に考えて、連立与党といえども話し合うことが悪いわけじゃありませんから、是非話し合って方向性を決めて、正々堂々と、沖縄県民や、あるいはそれ以外の受入れ...全文を見る
○佐藤正久君 そのとおりであって、簡単に言うと、我が国に対する防衛と、朝鮮半島なりあるいは中台海峡なり、事態が我が国に波及することのやっぱり予防と、あと最後に言われたアジア太平洋地域への貢献、それは災害派遣であったり訓練と、大きく三つ簡単に言うとあると思います。  だから、その...全文を見る
○佐藤正久君 ちょっと質問と多分答弁がかみ合っていないと思います。  私が聞いたのは、今役割を聞きました、日米同盟における。そのうちの一つの我が国の防衛というものに対する役割は、一つは、やはり海兵隊が、ⅢMEFが空母戦闘群と連携をしながら時間を稼ぐと、一つは。自衛隊が作戦地域に...全文を見る
○佐藤正久君 例えば尖閣諸島がありますけれども、南西諸島の一つに。尖閣諸島、これがある国に先に取られた場合、自衛隊だけでこれを奪還する力はございますか。
○佐藤正久君 いろんなパターンがあるでしょう。自衛隊だけで対応できる場合もあれば、やっぱり共同でやらないといけない場合、いろんなパターンがあると思います。ただ、強襲上陸作戦能力はやっぱり自衛隊は限定されているということは、これは明らかになると思います。強襲上陸作戦能力は限定されて...全文を見る
○佐藤正久君 当然、ヘリ部隊と地上部隊の連携の話もあります。  ヘリコプターの訓練を移転させるというとき、ヘリコプター自身のやっぱり課題もあるんですよ。ヘリコプター、仮に二十機あるとします。二十機あるとして、二十機全部が稼働状態にある、普通ありませんよ。二十機全部が稼働状態にあ...全文を見る
○佐藤正久君 本当に分かった上で今の答弁だったらいいんですけれども、政務官が実際中身を分からずに今の答弁されたとしたら大問題なんです。やっぱり、もっと訓練移転をやるなら実務的に考えないとそれはアメリカに説明できないし、今ボールは日本側にあるわけですから。  ヘリコプターだけ移し...全文を見る
○佐藤正久君 質問にまっすぐ答えてください。今私は、言ったのは、例えば大村、鹿屋、新田原の近くに演習場はありますかという質問です。
○佐藤正久君 近隣にないんですよ。離れないとない。今言われた日出生台とか大矢野原、あるいは大野原、あるいは霧島演習場、隣接にはないんですよ。  そうなると、ヘリコプターをあるいは移動したとしても、そこは、基地は単なる宿泊施設とか兵たん施設しかなり得ない。訓練する場所はどこかの空...全文を見る
○佐藤正久君 私は実務者だったので、経験から申しますと、本当に騒音の問題もあります、牛が乳が出なくなったとか、あるいは豚が妊娠しなくなった、ひよこが死んだ。海兵隊が怖いと街灯をいっぱい付けましたよ、町は。子供の学校の送り迎え、バスですよ。中には自分で九十万円お金を払ってタクシーで...全文を見る
○佐藤正久君 そのほかにもいっぱいあるんですよ。  例えば、仮に普天間から大村の方に移動する場合、薩南諸島か奄美諸島のどこかで一回ヘリ自体も給油しないといけません。カエル跳びで行きます。そうなると、そこの薩南諸島や奄美諸島のどこかにもそういうアメリカの部隊を展開させないといけな...全文を見る
○佐藤正久君 そのほかに、展開、撤収支援も一部しているんですよ。はっきり言えば輸送ですよ、支援もする、宿泊もそうです。一緒に訓練をやるといっても、やっぱり自衛隊の訓練は影響受けますよ。当然、米軍が来るわけですから、訓練空域や部分も自衛隊の方は制限受けます。  一〇四号線越えの砲...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱりないんですよ。一番の理由はやっぱり脆弱性なんですよ、脆弱性。  じゃ、仮にこの滑走路がミサイル攻撃で撃たれて穴が空いたとします。どうやって修復するんでしょうか、防衛大臣。
○佐藤正久君 今、日米実務者協議でいろんな工法について検討していると思いますけれども、やっぱりそういう部分においては本当ミリミリした部分が大事だと。  前回、防衛省が、当時防衛庁でしたけれども、この桟橋方式も検討しました。当時の国防省の担当の方どなたか、防衛大臣御存じですか。
○佐藤正久君 当時、くい打ち桟橋方式を駄目だと言ったのがキャンベル国防次官補、グレグソン・アジア部長ですよ。やっぱり前回も、このくい打ち桟橋方式は脆弱だ、どうやってこれを修復するんだ、あるんですよ。  航空自衛隊には航空施設という部隊があります。どういう役割か御存じでしょうか。
○佐藤正久君 航空施設、当然いろんな基地の維持管理のための建設部隊もやります。でも、一番有事の場合は滑走路の維持補修ですよ。埋立方式ならかなりレベルがあって、それは修復もできます。桟橋方式、無理です。あるいは、潜水艦からミサイルを撃たれたとしても、遠くから撃たれたとしても、もう場...全文を見る
○佐藤正久君 非常にそこのやっぱり邦人保護、本当真剣に外務省は今対応されているというふうに思います。  一部報道で大使館があたかも閉鎖されて違うところに移ったという情報がありますけれども、私も外務省の経験がありますけれども、絶対そんなことはあり得ませんから。いろんな観点から、細...全文を見る
○佐藤正久君 是非とも、今後、状況がどうなるか分かりませんので、邦人の安全確保、しっかり対応していただきたいと思います。  それでは、日・クウェート租税条約に関して質問をさせていただきます。  クウェート投資庁というものがございます。これはクウェート政府系のファンドで、非常に...全文を見る
○佐藤正久君 終わります。
05月27日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず最初に、防衛大臣、アメリカ訪問、どうもお疲れさまでございました。本当に広い意味で、まさに防衛外務大臣的な今回の活躍ではなかったかなと思います。  ただ、残念なのは、防衛大臣がアメリカに行かれる傍ら、福島大臣が沖縄の方に行って全く...全文を見る
○佐藤正久君 なかなか、残念と言うだけでは私は済まないと思います。やはり、鳩山内閣、正直言いまして、この安全保障の問題については力不足、知識不足、経験不足だというふうに思います。学べば学ぶにつけ自民党案に近づいてくる。国民の多くも、移設先が辺野古周辺になったということは、自民党案...全文を見る
○佐藤正久君 委員会だけではやっぱり足らないんですよ。なかなか開いてくれないというところもありますし、やっぱりそういう与野党協議の場というのは別に委員会だけではありませんから、そこはもう一つ検討していただきたいというふうに思います。  繰り返しますけれども、政治は結果責任で、特...全文を見る
○佐藤正久君 そこは、やっぱりこの時期に及んで、やはり五月末決着、当初のイメージと全然違うというんであればやっぱり率直に反省というのは私はすべきだと思いますよ。でなければ、やっぱりこれからの協議を進めるときに、まず反省がなければそれは進まないと私は思います。  さらに、その時期...全文を見る
○佐藤正久君 一点やっぱり認識が違うのは、内閣として方針が決まっていないと言われましたけれども、三月末、これに政府の方針を決めると言ったのは鳩山総理なんです。三月末と、これはもう明確に言われています。そこはやっぱり閣内の一員として認識を持っていただかないといけないと、それが今、考...全文を見る
○佐藤正久君 そこが非常に大事なポイントだと思うんですよ。やっぱり五月末と言うなら何らかの理由がある。でなければ、いつも言うように、段取りが作れないし、どこがポイントになって、これを解決するのにやっぱり半年ぐらい掛かると、これが普通の感覚であって、それも何にも課題というものを分析...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、総理が五月四日に初めて沖縄の方に言ったと、それは時間が、言うのが遅かったと、五月末までに一か月ないと、そういう時間的なことですか。言うのが遅かったから五月末までに合意ができなかったというのが防衛大臣の御認識ですか。
○佐藤正久君 それは全く責任問題そのものに直結するような話ですよ。当てもなく国外、最低でも県外、そしてまた計画性もなく半年ぐらい、これは余りにも安全保障というものをつかさどる一国の総理大臣としては私は不適切、大きなこれは責任問題だと思いますよ。  防衛大臣、地元調整の所掌の防衛...全文を見る
○佐藤正久君 でも、模索した結果として沖縄県民の気持ちを愚弄したということなんですよ。先ほどから言っているように、政治は結果責任です。そこは深刻に受け止めていただきたい。でなければ、事後の、じゃ、どうやって地元調整をこれからやっていくんだという部分が、反省がなければ、教訓事項がな...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、今答弁で、十一月のオバマ大統領の訪日までに最大限の努力をするという答弁を今いただきました。  ただ、大臣、地元調整というのは何が一番大事か。うそをつかない、信頼関係、これが基本。これは、また大臣も前の答弁で言われたように、これは私もそう思いますよ。うそをつか...全文を見る
○佐藤正久君 当然、我々はまだその合意案、合意文書って見ていませんから分かりませんけれども、当然そういういろんな沖縄からの要望というものを対応するというのは大事でしょうけれども、今まで鳩山内閣が言ってきたのは、一番の一丁目一番地は普天間基地の危険性の除去と言っているんですよ。それ...全文を見る
○佐藤正久君 ちょっとよく分からなかったんです。  私の質問は、普天間基地の辺野古移設が遅れた場合、厚木の艦載機五十九機が岩国に移転するということに影響は出ませんかという質問です。
○佐藤正久君 そこはちょっとロードマップをもう一度大臣御確認されたらいいと思うんですけれども、普天間基地の移設、これが終わって、司令部の今八千人、これがグアムの方に行きますと、このロードマップにもありますけれども、それが終わってから岩国のあるCH53Dが動くというふうに、みんなこ...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、総理は朝鮮半島情勢を挙げて抑止力の維持の必要性を知事に説明されました。じゃ、在日米軍の抑止力、これはどこを想定したものでしょうか。
○佐藤正久君 私もそう思います。  なぜこう聞いたかというと、鳩山首相が言っちゃったんですよ。鳩山首相が、地域の安定と言うだけではなく、わざわざ一歩踏み込んで、沖縄の海兵隊を辺野古に持っていくその理由として、わざわざ、韓国の哨戒艦沈没事件が頭にあったのか分かりませんけれども、わ...全文を見る
○佐藤正久君 それでは防衛大臣、お伺いします。  台湾海峡の安定というために、在日米軍の抑止力、沖縄の海兵隊の抑止力、これは必要でしょうか。
○佐藤正久君 今、長島政務官の方から、朝鮮半島情勢の安定のためにも、あるいは台湾海峡の安定のためにも在日米軍の抑止力が必要だと言われました。その辺りをやっぱり今まであいまいにしたまま議論が進んできたような気がして仕方がないんですよ。  あたかも迷惑施設をどこかに持っていくような...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり今の閣内の分裂状況、これは日本が周辺国に与えるメッセージとしても、今大臣言われたように良くないですよ。本当に危機管理上大丈夫かと、意思決定できるのかというふうに見られてしまうと思いますよ。  外務大臣、率直に今の内閣のこの状況、どういうふうに思われますか。
○佐藤正久君 今、やっぱりどうしても、国民もそうですけれども、見えるのは、首相のリーダーシップが欠如していると。全然説得できない。自分の指名した大臣が全く違うことを言っている、しかも、閣議でサインをしないとわざと公言をしている。これはやっぱりおかしい。普通は罷免です。  意思決...全文を見る
○佐藤正久君 政務ということは党首ということですね。ということは、旅行届、これ官邸の方に届けておられますか。
○佐藤正久君 じゃ、福島党首の二十五日の沖縄訪問、これいつごろ決まったんでしょうか。
○佐藤正久君 じゃ、政府参考人にお伺いします。  もう一度同じ質問で、二十五日の沖縄訪問はいつごろ決まって、当初、大臣としての予定、これはどうなっていたのか。当初の予定、これについて答弁をお願いします。
○佐藤正久君 非常に今聞いて驚いたんですけれども、大臣ってそんなに暇なんですか。今、国会開催中において、大臣として閣議に出て、記者会見終わったら何にもないと。これは普通の大臣としては非常に不思議な感じがするんですけれども、通常、福島大臣はこのぐらい暇なんでしょうか。政府参考人、お...全文を見る
○佐藤正久君 非常に、今の話を聞いていても、そんなに、国会が開催しているにもかかわらずそういう余裕があるというのは非常に不思議な感じがします。またこれについてはちょっと調べてみたいと思います。  次に、辺野古の方に普天間基地を移設するということについて、今、閣議決定あるいは閣議...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、外務大臣にお伺いします。  事柄の性格上、これは閣議決定が筋だというふうに思われませんか。
○佐藤正久君 何か岡田大臣の発言としては若干がっかりしました。今まで民主党の党首もされ、また外務大臣という立場で安全保障という部分の中心におられる方であれば、普通に考えれば、この案件は閣議決定だと。別にほかの役所のことをやるという閣議了解の案件でもなく、だれが考えても閣議決定案件...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官等と相談するときに是非発言をしていただきたいと。期待していますから。エールを送りたいと思います。よろしくお願いします。  また、首相は沖縄の方で、辺野古は辺野古でも現行案とは違うと言われています。よく意味が分からないんですよ。環境や住民の安全に配慮するから...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、現行案とは違って、環境とかあるいは安全に配慮するものを造るという意味でしょうか。
○佐藤正久君 現在のロードマップにも同じことが書いてあるんですよ。これは御存じでしょうか。  今のを読み上げますと、この辺野古へのV字滑走路という部分においても、運用上の能力を確保するとともに、安全性、騒音及び環境への影響という問題にも対処すると明確に書いてあるんですよ。要は同...全文を見る
○佐藤正久君 やはり、今ここまで福島大臣がこの辺野古の問題についても異を唱えておられる。いざということが起きてから議論をしては、それでは遅いんですよ、危機管理上。  周辺事態認定、これはやっぱり閣議決定が必要になります。周辺事態認定、いろんなケースがあります。これを認定するとい...全文を見る
○佐藤正久君 そのいこじがどうのはどうでもいいんですよ。大事なことは、国民の安全を守るという部分が大事で、そういう観点で、今、普天間の問題で説得に来たかと思われるから行くのはそれは差し控えた方がいい、そういう話ではないと思うんですよ。やっぱり、今の朝鮮半島の状況を考えたら、今から...全文を見る
○佐藤正久君 法的に確認します。  国連軍という立場と米軍という立場、ダブルキャップを、デュアルハットをかぶるときはあるかもしれません。それは、じゃデュアルハットであっても国連軍に参加している米軍には後方支援はできるという認識でよろしいですか。
○佐藤正久君 これは法的な話を聞いていて、できますかと聞いているんです。(発言する者あり)
○佐藤正久君 さっきと答弁が変わっているんですよ。だから、そういう武力行使を伴わない形であれば参加の可能性はあると今大臣は答えられました。言っていることがもう全然違うと。大事なことですから、これ法的に。今詰めておくということが非常に大事だと思います。  それで、もう時間がないの...全文を見る
○佐藤正久君 終わります。
05月27日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  前原大臣に質問をしますのは、これで二回目ということになります。前原大臣が国土交通大臣、また非常にいいポストに就かれたなと。特に安全保障の分野が分からないと、この国土交通大臣というのはやっぱり非常に私はいけないと思っています。海上保安庁...全文を見る
○佐藤正久君 今回、北朝鮮の事案というものを受けて、やっぱりこれ一般法を議論するいい契機だと思います。我が自由民主党は、今回、自衛隊の海外における派遣というものも踏まえまして一般法、これを出させていただきました。その中にも船舶検査を入れさせてもらっています。  やはり、大臣、政...全文を見る
○佐藤正久君 全くそのとおりで、今回のこの法律ではなぜ中途半端かといいますと、国連決議に限ったものしかできないと。今まさに韓国の哨戒艦の撃沈事件を受けて、またこれからいろんな動きがあるかもしれない。まさに安保理の方で、場合によったら新たな決議が出るかもしれない。それで、また違う形...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、大臣の御認識をお伺いします。  じゃ、周辺事態が認定された後、政府が周辺事態下における船舶検査法、これを発動したという場合、この法案における海上保安庁の運用と自衛隊の船舶検査の運用、どういうような形で切り分けをするという御認識でいらっしゃいますか。
○佐藤正久君 今話を聞いても非常にあいまいなんですよ。だから、今六類型もあって、その場合に周辺事態に認定されると言われました。じゃ、その場合におけるその実施区域というのは周辺事態法の方では認定されています。この法案においては実施区域のようなものは認定されておりません。  だから...全文を見る
○佐藤正久君 私の質問は、そういうことでいろんなケースについてシミュレーションをやったんですかと言っている。それはいろんなパターンがあるのは私も分かります。だから、場合によっては、今言われたように、海上自衛隊の実施区域というのは、恐らくこの周辺事態法においては領海に近い恐らく公海...全文を見る
○佐藤正久君 なかなか質問に答えていただけないようですけれども、シミュレーションをやっているかどうかということを聞いているだけなんです。過去のやつはいいんですよ。  今法案において特に大事なものは、平時から周辺事態が認定されたと、シームレスで動くって非常に大事で、そこにそごがあ...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、具体的にお伺いします。  じゃ、今回、海上自衛隊が海上警備行動を発令をして、海上保安庁がこの法案に基づいて動いているという形で連携をする、まあ特例なケースかもしれませんけれども、どういう対応が考えられますか。
○佐藤正久君 ちょっと認識が違うかもしれませんけれども、今、海上警備行動が発令されたら海上自衛隊がやるというふうに言われましたけれども、防衛副大臣、海上自衛隊はこの海警行動において、特定貨物の検査、これはできますか。私はできないと思っているんですけれども。
○佐藤正久君 できないんですよ。海上自衛隊は今回の法案にあるような貨物検査はできないんです。じゃ、海上警備行動が発令されたときに海上自衛隊はどういうふうな支援をやるということを想定されているかということを今問うているわけで、そこは前原大臣のイメージが違うとやっぱり現場の方が混乱し...全文を見る
○佐藤正久君 簡潔に。
○佐藤正久君 自衛隊、自衛隊の支援を聞いているだけなんです。自衛隊の支援はどうなりますかということを聞いているんです。
○佐藤正久君 じゃ、もう一つ具体的に聞きますけれども、そういう貨物検査をやるときにそういう海上保安庁の能力を超えるというような抵抗があったというときに、海上自衛隊が護衛をしながら、護衛をしながら貨物検査をするということは、これは法的に可能でしょうか。防衛副大臣、お願いします。
○佐藤正久君 だから、非常にそこの部分が、今回自衛隊の項目を削ったことによって、やっぱり日ごろからそれは、さっき言ったシミュレーションというのはそういうところなんです。今回、前政権のときに出したところから自衛隊の項目は削除したという部分において、あとは海上警備行動で対応しますとい...全文を見る
○佐藤正久君 心配あるんですよ。それは全く認識、副大臣、間違っています。今までそういうことがあったからこそ、私が承知している範囲でも、迅速な閣議決定手続というのがまずあって、それは電話であったり持ち回りでもやったりするということもあるんです。  さらに、あらかじめ考えるような事...全文を見る
○佐藤正久君 確認規定なのは分かっていますよ。  これは、できないと言っているんじゃなくて、自衛隊というのが削除されたことによってその分の意識が少なくなってしまうと、いざというときに対応できないと。まさに副大臣が今その閣議決定の仕方を明確に答弁されなかったということに、一つの多...全文を見る
○佐藤正久君 一応法的には可能だというふうに言われました。ただ、海上保安庁の船というのは海上自衛隊と比べるとやっぱりそこの長期間の活動という面で劣るのは大臣承知のとおりだと思います。ただ、そこで水とか補給をもらってしまう、部隊からもらってしまうということになると、いつもの議論にな...全文を見る
06月01日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  私も普天間問題を中心として官房長官にお伺いいたします。外務大臣、防衛大臣にはお伺いいたしませんので、ゆったりして構えていただければいいと思います。  官房長官、鳩山政権はうそつきだ、ペテンだ、沖縄差別だ、裏切りと、怒りの声が沖縄県で...全文を見る
○佐藤正久君 もう現状認識も甚だしいですよ。今回、私が聞いたのは、普天間基地の辺野古移設ですよ。負担の軽減とごっちゃにしないでください。普天間基地の辺野古移設、全然進展していないじゃないですか。私は、逆だと思いますよ。これで、官房長官がそういう、前進しているという認識だったら、間...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官、本当そこの現状認識をしっかりしないと沖縄と交渉なんかできませんよ。だれが考えても、振出しどころかマイナスですよ、今。(発言する者あり)
○佐藤正久君 八月と比べて、振出しどころかマイナスですよ。最低でも県外、何度も首相は言われました。結局、県内、辺野古。二十三日の沖縄訪問の際も、今度は言葉を換えて、最低でも県外ではなく、できるだけ県外と。これまたごまかし。  いいですか。最低でも県外ということは、県外は下限なん...全文を見る
○佐藤正久君 これは、本人分かっていて答えていないと思うんですけれども、うそをつくことなんですよ、地元調整で。信頼関係というのが地元調整の基本であって、これだけうそをつかれた。で、沖縄の人は怒っているんですよ。鳩山政権がどう思おうが、沖縄の方々は、うそをつかれた、裏切られたと思っ...全文を見る
○佐藤正久君 それで、もう一個言わせていただきますと、これはマニフェスト違反でもあると私は思っています。多分、多くの沖縄県民も思っていますよ。あのマニフェスト、負担の軽減の観点から基地の在り方を見直すと言っているのに、結果的に見直しでなく、ほとんど現行案じゃないですか。何が見直し...全文を見る
○佐藤正久君 どこが、じゃマニフェスト違反じゃないんですか。全然見直しになっていないじゃないですか。現行案と同じじゃないですか。
○佐藤正久君 どこが見直しになっているんですか、移設が。国外、最低でも県外と選挙で党首が公約をして、そのマニフェストに、見直しの方向で臨む。だれが見たって、だれが見たってそれは公約違反でありマニフェスト違反じゃないですか。沖縄の方々が、だれが民主党や社民党の候補の方、国民新党の方...全文を見る
○佐藤正久君 それでは、官房長官、お伺いします。  一月の名護市の選挙で、なぜ与党は移設反対派を掲げていた稲嶺候補を応援したんでしょうか。
○佐藤正久君 そんなこと、だれも思っていませんよ。  実際、社民党の方も国民新党の連立与党の方も応援しているじゃないですか。実際、沖縄の民主党県連も応援しているじゃないですか。結果として、マニフェストにのっとった方向でみんな応援しているんですよ。国外、最低でも県外、基地の在り方...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官に聞いているんです、私は。官房長官です。同じ質問ですよ。時間がもったいない。官房長官に聞いたんですよ、今。(発言する者あり)
○佐藤正久君 だから、理屈が通らないんですよ。実際、沖縄県連だけではなく、民主党の国会議員も応援に行っているじゃないですか。連立与党の社民党も応援に行っていますよ、国民新党も。それで容認派を抑えておいて、それで今度はまた辺野古。だれが考えたって理屈通りませんよ。これが不信なんです...全文を見る
○佐藤正久君 何で八月なんですか。
○佐藤正久君 ということは、官房長官、地元調整担当の官房長官、じゃ八月末までには地元の調整はそれは想定していないというふうに、今の発言、取っていいですか。──官房長官に聞いているんだ、地元調整の話聞いているんですから。官房長官に、地元調整の話ですから。
○佐藤正久君 じゃ、今の、八月末までに日米の当事者、専門家同士でいろんな工法とか配置を決める、その過程においても地元と調整すると、今明確な答弁をいただきました。絶対やってくださいよ。  じゃ、次に訓練移転について伺います。  沖縄の米軍の訓練移転について、なぜ、官房長官、徳之...全文を見る
○佐藤正久君 だから、それは分かっていますよ、そんな。邪魔しないでください、何回も。何回も邪魔するんですよ、岡田外務大臣は、聞いてもいないのに。
○佐藤正久君 だから、これは、聞いたのは、そんなのは読めば分かりますよ。だから、私聞いたのは、専門家同士でやると、併せて地元調整もやると言われたから、やるんですねと。地元調整完了するなんか一言も言っていませんよ、私。併せて地元調整もやると、やると言ったから、やるんですねと言っただ...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官、だから不思議なんですよ。全国知事会において鳩山首相は頭を下げたんですよ、どこでもいいから受け入れてくださいと。個別具体的に、どういう訓練をやるから、どこでお願いしますと言ったわけでもなく、どこでもいいからお願いしますと、手を挙げてくださいということを言われ...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官、自分で言って、論理矛盾しているの分からないんですか。基地の機能を移転するんではなくて、訓練移転なんですよ。  じゃ、今の言うことが正しければ、徳之島より北には行けないじゃないですか、そうしたら。基地の機能移転じゃなくて、訓練移転が今の課題では徳之島でその...全文を見る
○佐藤正久君 今のこの合意文書、これは訓練移転で入っているんですよ、項目が。  じゃ、今のは、基地機能も移転する、運用も考えているという今発言ですよ。言っていることが全然違います。これは訓練移転で徳之島がここに出てきているんです、徳之島が。──まだ、質問中ですよ。岡田外務大臣、...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官、本当、言っていることが訳分からないですよ。訓練で徳之島、百七十キロ、自分で言っておいて、そうしたら、これ北に離すと、全然おかしいじゃないですか。じゃ、徳之島はよくて、ほかが駄目になりますよ。しかも、それも訓練以外のやつ、基地機能。本当ですか、それ。書いてな...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、基地機能移転もまだ入っているということですね。ということは、この徳之島以外の地域についてもトレーニングリロケーションで入っていますから、ということは、徳之島以外のものについてもそういう機能移転ということも考えていると。  何か特に全然分からないんです...全文を見る
○佐藤正久君 聞いたのは、大阪の建設業者の会社の経営者という人が、この前、徳之島の賛成派の島民と官房長官会われた中に入っていたということは、じゃ事実ということでいいですね。
○佐藤正久君 要は、大阪の建設業者の代表者、建設業の会社の経営者という方が大阪におられて、それがわざわざ鹿児島の方まで行って官房長官と会われたということですか。
○佐藤正久君 じゃ、官房長官はなぜその方が大阪の建設業者って分かったんですか。
○佐藤正久君 何かまだよく分かりませんけれども、徳之島がここにぽこって出てくるのが非常に違和感があるんですよ。徳之島の島民も反対、町長も反対、そういう中で訓練移転で徳之島だけ入ってきている。しかも、片や全国の知事の方にはお願いします。  この合意文書の中身がもっと問題点はいっぱ...全文を見る
○佐藤正久君 しっかりその辺また追及していきたいと思います。地元に説明、基地機能移転まで入っている、説明していないと思いますよ。しっかりやっていただきたい、本当に責任問題だということを最後に指摘させていただきまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月15日第174回国会 参議院 本会議 第28号
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○佐藤正久君 私は、自由民主党、元自衛官の佐藤正久です。  まずは、総理、御就任おめでとうございます。ただ、過去の反省なしに前進はありません。もし答弁が不明確、不十分であれば、再質問、再々質問を行うことをあらかじめ申し上げておきます。  今、菅総理に対する国民の大いなる懸念と...全文を見る
○佐藤正久君(続) 最後に、総理、普天間問題や口蹄疫問題、経済対策等、これだけ大事な問題が山積みです。なぜ予算委員会を開かないのか。小沢さんより選挙第一が菅直人の本性ですか。決して逃げたり責任逃れしない、それが菅直人という政治家のはずです。まずは、今ここで私の質問に逃げずに正面か...全文を見る
○佐藤正久君(続) 予算委員会を開いて菅直人のその考えを国民に示して、そして選挙に臨む、これが筋です。  最後にそう訴え、私の質問を終わります。(拍手)    〔内閣総理大臣菅直人君登壇、拍手〕
09月07日第175回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第1号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  海保ヘリの墜落事故についてお伺いいたします。  今回亡くなられた五名の方々の御遺志を無駄にしないためにも、原因の早期究明と再発防止というものを通じて、海保に対する信頼感の再構築ということについて私自身も努力してまいりたいと思います。...全文を見る
○佐藤正久君 意識。士気じゃなくて意識。
○佐藤正久君 私が聞いたのは、大臣自身の反省点を含めて何か感ずるところがあればお伺いしたいといった質問でした。  今の答弁を聞いていると、当然そういう事故原因、いろいろあります。業務改善とかあるいは装備改善、それも当然大事です。でも、一番今回で大事だというのは意識の問題だと思っ...全文を見る
○佐藤正久君 今、法務省から確認したように、今回のヘリコプターのデモというもの、あるいは特にローパスという部分について、検察庁からの要望ではなく海上保安庁の方からの提示で今回研修がなされたということが確認できました。普通に考えても、ヘリコプターがいろいろ捜査に協力するということは...全文を見る
○佐藤正久君 私も陸幕で訓練班長をやりましたけれども、私の経験上もありません。  今回、やっぱり現場は大変なんですよ。少ない人数、少ない機数でいろんな任務をやらないといけない。現場は大変です。だけど、だからといってある程度の負荷を掛けてしまう。ましてや、機長の訓練時にいろんなも...全文を見る
○佐藤正久君 大臣のリーダーシップ、政治主導でできる分野もかなりあると思います。この辺の業務改善とか装備改善、そこはよろしくお願いしたいと思います。  だけど、やっぱり大事なのは、その前提となる意識改革は、やはり海上保安庁だけではなく、特に政治主導と言われるんであれば政務三役の...全文を見る
○佐藤正久君 で、どのような指示をされたんですか。
○佐藤正久君 大臣は事故発生から一時間後ぐらいに秘書官からそういう報告を受けたと。これ、私も海上保安庁の方から聞いたところ、これメールで秘書官の方に送ったということを聞いています。  メールは行政文書ですから、その中身について当委員会に提出することを要望いたします。
○佐藤正久君 今の大臣の答弁だと、四時十分ごろそういう報告を受けたけれども、そのときに何か指示らしい指示はしていないような感じを受けました。十八時三十五分ごろに海上保安庁長官から報告を受けて、その際にはいろいろ指示をされたようですけれども、第一報の四時十分のときには指示をされなか...全文を見る
○佐藤正久君 海上保安庁の方は四時前にそれなりの対策の委員会等を立ち上げてやっているんですよ。大臣に報告されているのはそれ以降に行っているわけで、海上保安庁のヘリだということはほぼ分かっていたと。場合によっては、私は、そこが意識の問題だと私は言っているんですよ。  ほかの組織と...全文を見る
○佐藤正久君 いいです、求めていませんから、答弁。私が質問者です。
○佐藤正久君 大臣、私が聞いたのは、なぜ副大臣とか政務官と連絡取らなかったのかということも聞いたんです。しかも、しかも海上保安庁の方に連絡を取りながら、帰る必要があるかどうか聞いて、必要がないと言われたと。でも、大臣、四人の方が亡くなっているというのが分かっている段階で本当にそれ...全文を見る
○佐藤正久君 要は、直接していないということを今お認めになったということだと思います。  じゃ、そのレセプション会場で、大臣は当然自分は飲まなかったと思いますけれども、国土交通省の官僚の方々にもアルコール類は飲まないように指示をされましたか。
○佐藤正久君 大臣もアルコールを飲んだんですか。じゃ、ほかの国土交通省の仲間の官僚の方々にはお酒飲むなという指示は出していないということですか。
○佐藤正久君 この辺の意識がやっぱりおかしいんですよ。四人の方が亡くなって、一名の方がまだ分からないと。そういうときに鹿児島から種子島まで行ってレセプションに参加する。それは大臣のいろいろ関係で判断された。でも、そこにアルコール類があって、それに口を付ける、それはちょっとおかしい...全文を見る
○佐藤正久君 レセプションが終わってから、八時十五分ごろから場所を移して意見交換会に参加していませんか。
○佐藤正久君 そこはまた私も確認しますけれども、私が聞いている話では、早めにレセプションを退席をされたというような情報も得ている。これは私もまた確認をしてみたいと思います。  ただし、翌日、今大臣も言われたように、八時半から本来は開会式があったんですね、野球の。その後、何ですか...全文を見る
○佐藤正久君 そこで、やっぱり意識がまだまだ弱いと言わざるを得ないと思いますよ。だったら前の日帰るべきですよ。素直にそういうのを反省は反省として認めると、それは当然だと思いますよ。  それでは、肝心の、じゃ東京にいた副大臣、政務官は、事故の第一報をどこでどのように受け、どのよう...全文を見る
○佐藤正久君 そこが不思議なんですよ。どうして副大臣と政務官は本庁に戻らなかったんですか。五名の部下の命よりも民主党の部門会議の方が大事なんですか。しかも、大臣がいないんですよ。大臣がいなかったら副大臣は代わりに対応する、当たり前じゃないですか。そこが、五名の命が失われたときに、...全文を見る
○佐藤正久君 そこは、やはり私はこれからの検討対象にもなると思いますよ。  防衛省にお伺いします。  昨年の十月二十七日、十九時五十六分ごろ、護衛艦「くらま」とカリナ・スター号が関門海峡で衝突しました。相手船舶には負傷者はありませんでした。「くらま」の乗員一名が負傷、乗員三名...全文を見る
○佐藤正久君 皆さん、このように対応が違うんですよ。片や死亡事故、片や死亡事故でなくても、やはり同じ実力集団なんですよ。普通の組織とは違う特別な権限と装備を与えられたそういう集団なんですよ。場合によっては事故があって大きな被害が出るかもしれない、関係自治体にもある、なぜこうも違う...全文を見る
○佐藤正久君 いろいろ言われましたけれども、やっぱり初動遅いですよ。  今もう四十日たっていますけれども、二回目の委員会まだ開かれていないんですよ、副大臣。もうタンカーは坂出港を出発してシンガポールに向かっているんですよ。すべてが、私は言いたいことは、やっぱり意識の問題なんです...全文を見る
○佐藤正久君 政務三役のどなたが行かれたんですか。
○佐藤正久君 前原大臣、五人は公務でお亡くなりになりました。今後、墓参り等に行く予定はございますか。
○佐藤正久君 公葬は当然公葬ですけれども、やっぱり今もう一か月近くたとうとしているんですよね。だから、その前に、やっぱり大臣は公葬、参加されるかもしれませんけれども、その前に政務三役の方が行かれる。代表選挙でいろんな議員回りをしている余裕があったら、まず命というものを大事にする、...全文を見る
○佐藤正久君 私も聞いた限りないんですよ。今回、極めて異例なんですよ。今までも五名も亡くなったこともあります。公葬の前に執行者がいなくなる。やっぱり現場はその本部長の命令で場合によっては危険な任務を行う、そういう団結を大事にする組織なんですよ。私も今まで部下を公務で亡くして、部隊...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり頭をよぎらないわけはないと思いますよ。本当苦渋の選択と思いますけれども、もしかしたら政治主導の名の下に言えなかったのではないかなと。海上保安庁長官、大臣に公葬が終わるまで待ってくださいということを意見具申しようとはしませんでしたか。
○佐藤正久君 ここは意見が分かれるところかもしれませんけれども、ややもすると、マスコミに対しての情報の提供の仕方が二転三転したと。でも、これと、やっぱり自後の立て直しのときの体制で本当に今人事交代をしていいのかという部分はやっぱり海上保安庁長官も悩まれたと思います。でも、その辺り...全文を見る
○佐藤正久君 結局、最後まで国民に対する真摯な謝罪を聞くことはできなかった。遺憾というのは、やはり真摯な謝罪とは取れませんよ。しかも、自分の責任問題については一言も触れない。本当に政権担当能力があるのかと疑問を最後に提示をして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
09月09日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず、防衛大臣に感謝申し上げます。  今年の富士総合火力演習におきまして、多くの来場者を得て成功裏のうちに終了しましたが、その事前訓練で九〇式戦車の砲身破裂事故が発生しました。事故の原因の速やかな究明と再発防止策が講じられ、二十八日...全文を見る
○佐藤正久君 これは残念というレベルの問題では私はないと思いますよ。多分前代未聞のことだと思います。これまで委員長が犯罪者となり収監されるということはなかったと思います。しかも、民主党が推して鈴木氏は外務委員長になられたと思います。  岡田外務大臣も、その委員長就任に際して起立...全文を見る
○佐藤正久君 今の外務大臣から率直な言葉があったと思いますけれども、党が決めたと。まさに民主党が推したんですよ。自民党はやっぱり鈴木議員の外務委員長就任に反対していました。やっぱり鈴木議員は刑事被告人であり、状況によってはこのような状態になるということは容易に予測できたわけですよ...全文を見る
○佐藤正久君 ただ、まだ途中で替えるチャンスはあったと思うんですよ。鳩山政権から菅政権に移りますと、そのときに脱小沢路線ということも言われておりました。まさにそのときに、やはり脱小沢というイメージを、さらに今言われたような犯罪者になる可能性がある方をそのまま外務委員長でいいのかと...全文を見る
○佐藤正久君 やはりこの問題は党の問題というよりも党の体質に私はあるような感じがしますよ。やはりある権力者に対して物が言えなかった、それにみんな倣ってしまった。今それが出ているのが今の代表選挙じゃないんですか。まさに党内の考え方が違う方が今出て議論をしていると、まさにその象徴が今...全文を見る
○佐藤正久君 この場だから代表選についてコメントしないというのはやっぱりおかしな話であって、外交問題あるいは防衛問題、非常に大きな関心を国民も海外も寄せている。大臣自らも閣議後の記者会見でやっぱりいろいろコメントされておられます。やはり改めて話し合うんだと、再交渉と、これは非常に...全文を見る
○佐藤正久君 誤解があるかどうか私は分かりませんけれども、やっぱり大きな問題発言だと思いますよ。そのまま聞いたら、一体小沢代表と民主党の閣僚の方々、本当に意思疎通が取れているのかという感じすらします。  特に鳩山前首相は、五月になってですよ、五月になってやっと沖縄の海兵隊の抑止...全文を見る
○佐藤正久君 要望があれば行ってもいいという発言でしたけれども、やはり代表選挙のさなかといえ、これだけ国民、多くの国民が関心を持っているんですよ。沖縄の方々もすごく関心持っていますよ。もう必要であれば鳩山氏の仲介を頼んだらいかがでしょうか。多分やってくれますよ、あのぐらい一生懸命...全文を見る
○佐藤正久君 真摯な御答弁、ありがとうございます。  ただ、沖縄に海兵隊の実戦部隊は要らないと言われた小沢氏の発言に対して、岡田大臣は米海兵隊は抑止力として必要だと、北澤大臣も日米の合意の見直しと疑念を持たれる可能性があると批判をされています。そうであれば、やっぱり同じ閣内で、...全文を見る
○佐藤正久君 それで本当にいいのかと、政権与党として本当にいいのかというやっぱり疑問がわきますよ。全然政府と違う行動をされている。掌握していないと言われていますけれども、絶対掌握しているはずですよ。そんな防衛省ではないはずですから、情報は絶対取っている。ただ、言えないだけだと。で...全文を見る
○佐藤正久君 大臣の発言は随分何かトーンが変わったなという感じがしますけれども、でも、政策や法律を通す責任、第一義的には与党ですから、政権与党の方がやっぱりそういうことを真剣に考えて野党の方に持ちかけるというのが本来の筋だと思います。その件についてまた今後とも議論をしていきたい。...全文を見る
○佐藤正久君 今その名護市議会の選挙、市長派が勝つか前市長派が勝つかによってこの普天間の移設問題、大きな影響を与える、これは当然承知だと思います。今条件付移設容認派の前市長派を応援しているのは自民党の国会議員や自民党の県会議員。民主党の議員はだれもやっていないんですよ。政府の方針...全文を見る
○佐藤正久君 私が言いたいのはそういう上っ面ではなくて、ばらばらなんですよ。本人も分かっている、大臣も分かっておられるように、民主党の沖縄県連は普天間移設、県外移設でしょう。政府の方針と違うんですよ。党内もばらばら、中央と地方もばらばらなんですよ。沖縄の方から見て、沖縄との信頼関...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、可能性があるんであれば沖縄の方と話し合うというふうに今取りました。  実際に岡田大臣は記者会見でオスプレイに言及をされ、新しい要素も加わるんだ、オスプレイをどうするかという議論もある、いろいろな可能性について正直に話し合い沖縄の皆さんに説明することが...全文を見る
○佐藤正久君 質問に答えてください。  2プラス2の前かどうかですよ。それは政府間合意ですよ、2プラス2は。非常に大きな話ですよ。そこを明確にお願いします。
○佐藤正久君 極めて重要な答弁ありがとうございます。今のは結構初めてここまで踏み込んだ、2プラス2で有視界飛行の飛行経路も示さないといけない、そう思っていると。であれば、その前にこの問題については沖縄の方に説明をする、当たり前のことだと思いますけど、当たり前のことを言っていただい...全文を見る
○佐藤正久君 会ってお話をされたことはありますか。
○佐藤正久君 福山官房副長官、前田氏はJBICの駐留軍再編促進金融部長も兼務しています。駐留軍再編促進金融部長とはどのような職務を行う方ですか。
○佐藤正久君 極めて何か不誠実な答えだと思いますけれども。まさにこれはグアムの再編特措法でやる融資の話でしょう。なぜ言わないんですか。再編特措法に基づいてグアムのインフラ整備の融資を所掌する部長でしょう。前田参与は公務でアメリカの方に七月二十七から八月五日まで出張し、グアムのイン...全文を見る
○佐藤正久君 聞いたのは外務大臣に聞いたんですよ。答弁の邪魔をしないでください。あなたは政府側でしょう。今度こんなことをやったら本当止めますからね。いいかげんにしてください。外務大臣に聞いたんですよ。  要は、報告してないんですよ。中身も、今の七・四億ドルのインフラの今の既定の...全文を見る
○佐藤正久君 昨日もテレビでその文書が公開されていましたけれども、その文書によりますと、日本からの追加融資、これはグアムへの海兵隊移転には不可欠だと、早期の回答を求められています。返事は出されましたか。
○佐藤正久君 私が言いたいことは、ばらばらだということなんです。まさにインフラの追加融資、これは外務大臣や防衛大臣が書簡をいただいたりいろいろとやられている。その一方で、仙谷官房長官の指示だと思いますけれども、前田氏がアメリカの方に行っていろんな追加融資の調整をされている。その成...全文を見る
○佐藤正久君 今アメリカの方で公開されている環境影響評価の報告書においても、なかなか今のグアムの水道事業庁においては非常に負債があったり回収率が悪い、非常に日本からその融資を受けても回収は難しいということが言われている。  このグアムの融資やあるいは無償、これに最も厳しく反対し...全文を見る
○佐藤正久君 私は、グアムのインフラ整備というのは、日本にとってのメリットがあれば、私はしっかりと議論をして国民の理解を得てやるべきだと思いますよ。本当沖縄の負担の軽減とか日本の安全保障にとってグアムが大事だというのであればそれはしっかり説明すべきだと。ただし、融資をしっかり回収...全文を見る
09月28日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  質疑に入る前に、委員長に再度要望いたします。瀧野官房副長官の参考人招致、これを再度お願いいたします。  今回の閉会中審査の開催に当たりまして、尖閣諸島における事件のやはりいろんな取りまとめ役をやっておられた内閣官房長官、仙谷官房長官...全文を見る
○佐藤正久君 やはりおかしいですよ。委員長が要求をしている、また質問する委員が要求をして、その回答がその直前。やっぱりおかしいですよ。何かやましいことあるんですか。何で説明できないんですか。これほど国民がその決定過程について知りたい。西岡参議院議長も、やっぱり国会の場で政府は説明...全文を見る
○佐藤正久君 全然外務大臣としての発言とは思えませんよ。外務省の担当官からの説明によりますと、この検察の決定をニューヨークで大臣は報告を受けたと、その際には、検察の決定だから尊重すると淡々と言われたと。本当でしょうか。
○佐藤正久君 本当に外交的な影響がある事項を、検察が独自の判断でそれを行った。  外務大臣、そもそも検察がどういう根拠に基づいて外交的な理由で今回の処分保留、釈放ということを行ったか知っていますか。
○佐藤正久君 質問は、どういう検察の権限で、外交的な理由、今後の日中関係に与える影響ということを考慮して検察は決定したんですよ。外務大臣、どういう根拠でこれが行われたか知らないんですか、外務大臣。
○佐藤正久君 今回、これは問題が二つあると思うんですよ。  まず、外務大臣が自分でこれは外交問題だと明確に閣議でもほかのテレビ等でも言っておきながら、検察が外交的な判断をして釈放した、それについては検察の決定だから尊重する。しかも、その検察の判断の根拠すら分かっていない。そんな...全文を見る
○佐藤正久君 そんなの通るわけないじゃないですか。  検察は、じゃ、今回外交的な判断あるいは政治的な判断で釈放したんですよ。明確に書いていますからね。日本国民への影響及び今後の日中関係、これは政治的な判断であり、外交的な判断ですよ。でも、検察は、じゃ、その判断した結果について外...全文を見る
○佐藤正久君 副大臣、政治的な責任を負えるのは法務大臣だけなんですよ。そうでしょう。法務大臣は、だから、検察庁法第十四条において個別の案件についても検事総長を指揮することができるとなっているんですよ。そうでしょう。政治的責任を負えるのは法務大臣だけなんですよ。検察は法と証拠に基づ...全文を見る
○佐藤正久君 全くずれていますよ。検察がのりを越えてしまったんですよ。法と証拠に基づいて判断すればいいのを、政治的な理由とか外交的な理由を挙げて判断しているんですよ。検察の方が政治、外交に寄ってきてしまったんですよ。そういうときはやはり政治が責任を取らないといけないんですよ。だか...全文を見る
○佐藤正久君 邪魔しないでください、理事。  今、そういう、副大臣は言いますけれども、これ大問題なんですよ。  じゃ、聞きますけれども、過去に外交的な理由、政治的な理由に基づいてこのような判断をした事例ありますか。
○佐藤正久君 今言われたように、ないんですよ、過去こういう例が。一生懸命法務省の官僚の方は探しているんですよ、ずっと、過去にこういう例がないか。ないんですよ。あるわけないです。のりを越えてしまったんですから、今回。これを許してしまったら何でもできちゃうんですよ。  外交的な配慮...全文を見る
○佐藤正久君 二十二日に外務省の方に法務省が要請して、二十三日に行っているんですよ。外交的なことを知りたいという話でしょう、外交関係。だから、それが日中関係への影響になっているんですよ。  じゃ、そのときに、外務省は二十二日、その那覇地検への説明する前に官邸と協議していますよね...全文を見る
○佐藤正久君 またそういう詭弁を言いますね。省庁間の説明なんか別に官邸に断らなくてもできるじゃないですか。やっているでしょう。じゃ、外務省がほかのところに説明するときに全部官邸に言っているんですか。副大臣、そんなうそはやめてくださいよ。
○佐藤正久君 なぜ今回の件について官邸と協議するのが適当だと思ったんですか。
○佐藤正久君 違うんですよ。副大臣、知っていますか。今回、逮捕するとき、七日の日、官邸で何回会議が行われたか知っていますか。官房長官を交えて二回やっているんですよ、逮捕する前に。昼ごろに拘束をして、逮捕したのは夜中ですよ。それまでに、十六時に官房長官の部屋で一回、それに外務省、海...全文を見る
○佐藤正久君 これは昨日、質問通告していますよ。何で答えられないんですか。もう一度お願いします。
○佐藤正久君 どのような協議をしたんですか。
○佐藤正久君 どのような協議結果ですか。
○佐藤正久君 全然答えていないじゃないですか。中身ですよ。これが検察の判断に物すごく影響しているんですよ。瀧野官房副長官とどのような協議をしたんですか。責任持って説明したんでしょう、外務省は地検の方に。
○佐藤正久君 だから、そこを隠す必要ないんですよ。日中関係のことを言ったんでしょう。日中関係の関係で国民生活でどういう影響出るかとか、あるいは今後の日中関係にこれは影響出るかということを説明したんでしょう。そのための事前協議でしょう。実際、文言としてはそうなっているんですよ、結果...全文を見る
○佐藤正久君 法務副大臣、今、二十三日に説明を聴いて、二十四日に十時から検察首脳会議をやったと。その結果、結論として、政治的、外交的な理由を挙げて処分保留、釈放という結論に至ったと。その会議の時間は約一時間。間違いありませんね。
○佐藤正久君 要は、二十三日に、外務省の方が官邸と二十二日に協議をして、その協議結果を受けて二十三日に説明をし、二十四日に検察首脳会議があって、そこで判断が下ったということなんですよ。  要は、外務省の説明が物すごく大きいんですよ、だれが見ても。その前に官邸とも協議している。こ...全文を見る
○佐藤正久君 だから、キーパーソンは瀧野官房副長官なんですよ。官房副長官がいないじゃないですか、要請しても。当時は福山副長官はニューヨークに行っている。分かるわけないですよ。  もう答弁求めていないのに手を挙げるのやめてください、後で質問しますから、必要があれば。  だから、...全文を見る
○佐藤正久君 もうやっぱり不自然なんですよ。非常に急いでいる。  また聞きますけれども、普通、私も元公務員ですよ、自衛官であっても。外務省に出向したこともございます。やはりほかの役所の所掌事務に踏み込む、非常に慎重になりますよ、一般的に。今回は検察が外交的な理由を判断材料の一つ...全文を見る
○佐藤正久君 なぜ二時半なんですかという質問に答えてないんです。何で答えないんですか。
○佐藤正久君 副大臣、しっかり聞いてください。何回も言っていますよ。三回目ですよ、これ。  なぜ処分決定からその発表まで三時間で、こんなに急がないといけないのかということですよ。なぜ二時半に発表なんですか。おかしいんですよ、急ぎ過ぎて。
○佐藤正久君 なぜ二時半なんですか。
○佐藤正久君 副大臣、悪いけど、全然危機管理能力ないと思いますよ。これは非常に大事なことなんですよ、外交上影響が出るかもしれない、何で三時間。  いいですか。御覧になりました、地検が発表した紙。極めて慌てて作っていますよ。普通、検察の方が作る文章とは思えないですよ。非常に慌てて...全文を見る
○佐藤正久君 福山官房副長官、総理には何時に伝わりましたか。
○佐藤正久君 現地時間の一時というのは、発表の三十分前なんですよ。じゃ、法務省、確認しますよ。地検でもいいです。実際に、外務大臣と総理に本件が伝わったということを確認しましたか。
○佐藤正久君 それなら、全然法務大臣をサポートしてないことになるんですよ。政治的責任を負えるのは法務大臣だけなんです、さっき言ったように。今回の件は、逮捕のときからずっと関係省庁で集まってデリケートにやってきたんですよ。だから、法務省も実際に、今回、外務省とか海保の方に発表の前に...全文を見る
○佐藤正久君 何か言っていることが本当ちぐはぐなんです。あるときは官邸に行き、あるときはそれは検察の中の判断ですと。言ってることがもうめちゃくちゃなんですよ。だから、だれが見てもこれはやっぱり連携をしながらやっていると思えて仕方ないんですよ。だから非常に、新聞報道にも何か菅総理が...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、瀧野官房副長官はそれからだれに報告したんですか。
○佐藤正久君 じゃ、それはいつ、何時に報告をされ、そして官房長官はどういう指示をされましたか。
○佐藤正久君 そのときの官房長官は何か報道では了としたと何か言っていましたけれども、全然分からないんですよ。その官房長官とあるいは瀧野副長官、その間のやり取り、これは副長官が来るか官房長官が来ないと分からないんですよ。それが今回の、これから事後の一番大きなポイントの二つがそこにな...全文を見る
○佐藤正久君 副長官、当たり前のことを長々と言わないでくださいよ。これは、今回は、前原大臣も言われたように、法に基づいて粛々と毅然とやると、それでいいはずだったんです。当たり前じゃないですか。それを途中で、あたかも、今回の地検の発表にあったように、公務執行妨害でしょう、容疑でしょ...全文を見る
○佐藤正久君 今、副大臣、問題発言したと思いますよ。  今言われたのは、じゃ、国内法によって粛々と解放したということですか。今回の手続は国内法に基づいて粛々とやって、その結果が釈放だと言われたじゃないですか。それは前原大臣が言われていた元々の国内法に基づいて粛々というのとは違う...全文を見る
○佐藤正久君 何ですか、その詐称という言葉は。どういう意味ですか、詐称って。私は言ったじゃない、公務執行妨害についてはそれは当たり前だと言っているじゃないですか。何言っているんですか、詐称と。何ですか、それは。(発言する者あり)
○佐藤正久君 福山副長官、ここは委員会の場ですよ。何でそんなこと言うんですか。さっきから公務執行妨害はこれ認めていると言っているじゃないですか、にもかかわらず。公務執行妨害でやればいいんですよ、そう理由があれば。ただし、今回その検察の判断の理由に政治的な配慮とか外交的な配慮を入れ...全文を見る
○佐藤正久君 その今言われた対応がどんどんエスカレーションしているんですよ、結果として、結果として。釈放した後の方が外交的な対応のレベルが上がっているんですよ、事実として。  法務副大臣、今回、だからその説明した判断の理由の一つとして、我が国国民への影響あるいは今後の日中関係、...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱりどう考えても、今の説明を聞いても、検察ののりを越えているんですよ。  じゃ、副大臣、今後の日中関係、これを判断理由の一つにしています。今起きている事象、これは予想した範囲ですか、今後の日中関係。  地検の話聞いているんですよ、副大臣関係ないんです。地検が...全文を見る
○佐藤正久君 繰り返しますけれども、やっぱり今回の検察の判断はどう考えても検察ののりを越えている。二百四十八条ではこれは絶対読めませんよ。今後の日中関係、今起きている事項を検察の方が予想してこういう文言を書いたというふうには到底思えません。  この件については引き続き当委員会で...全文を見る
10月18日第176回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  総理にまずお伺いします。  あなたは日本の領土、領海、領空を守る責任を有しています。まず、資料一を見てください。  日本は地政学的に北、西北、そして南西正面があり、それぞれに北方領土、竹島、そして尖閣が位置しています。それらを踏ま...全文を見る
○佐藤正久君 総理、現場ではやっぱり増える任務に対して少ない予算の中でいろいろやりくりをしている。もう現場の方は、やっぱりやりくりとか創意工夫、もうどんどんどんどん限界に近づいているという感じがします。そういう中で、総理のこの国を守り抜くと、守り切るという覚悟あるいは気概、意思が...全文を見る
○佐藤正久君 総理です。総理です。総理に聞いているんです。総理に聞いているんです。総理です。総理です。総理の、説明したのは総理です。何でですか。
○佐藤正久君 私は総理に答えていただきたかった。総理がASEMで説明したときに、歴史的な背景を十分押さえないまま言っていたら迫力ないんですよ。時間が限られているから総理に聞きたかった。総理の意思が一番大事なんですよ。歴史的な経過を踏まえてこうなんだと。  これを、外務省の今ホー...全文を見る
○佐藤正久君 必要なんですよ。  さらに、資料のこれは三を見てください。  総理にお伺いします。  これは、防衛省のホームページで、沖縄の射爆場の表があるから、一部を抜粋したものです。ここに書いてあります黄尾嶼、赤尾嶼、これは中国名です。日本名だと、これが久場島であり大正島...全文を見る
○佐藤正久君 これは合同委員会で措置すれば変えれるはずですよ。  総理、もう一回聞きます。変える意思はありませんか。
○佐藤正久君 私、さっきから総理の意思、リーダーシップが大事だと言っているんですよ。やっぱりそういう、変えればいいじゃないですか、変えることは。全然迫力ないですよ。何で我々が守るべき領土が中国名のままなんですか。変えればいいんですよ。  次の資料二を御覧ください。  これが今...全文を見る
○佐藤正久君 全然問いに答えていないじゃないですか。公務執行妨害だけではなくて、今回、違法操業の可能性もある。実際それは取調べしているじゃないですか。違法操業がやっぱり大事なんですよ。  菅総理の命令で、海上保安官とか自衛官とか、あるいは消防、警察の方がこの国の領土を守るために...全文を見る
○佐藤正久君 それは一般的な話であって、南西諸島の防衛、これは非常に課題なんですよ。  今、治安出動と言われましたけれども、そんな簡単に治安出動が掛かる、想定しにくいですよ。与那国島、駐在所が幾つあるか分かりますか。二つですよ。警察官二名で、ピストル二丁で国境の島を警備している...全文を見る
○佐藤正久君 総理、元々足らないんですよ。よく量から質へと机上の空論を言う人がいますけれども、元々足らないんですよ。足らないものを更に小さくして振り回してどうするんだという思いがあります。  当然、南西諸島も大事ですけれども、北海道も大事なんですよ、北正面も。この半年の動きを見...全文を見る
○佐藤正久君 何言っているんですか、防衛大臣。そんなこと一言も言っていないじゃないですか。私は必要だという必要性を言っているだけであって、今の菅内閣が不十分なんか一言も言っていないじゃないですか、私は。増やすべきじゃないですかということを聞いたんですよ。  総理、北海道防衛の重...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  北海道の道民の方も関心があって総理の答弁を聞かれています。特に千歳、恵庭の方々は、今まで非常に予算の制約を受けている関係から非常に今の北海道の防衛の重要性、軍の体制の充実、これを言っていただいた、非常に有り難いと思います。  北海道とい...全文を見る
○佐藤正久君 この事件は、やっぱり不正な献金、これに基づく今回の補欠選挙なんですよ。それについてまた労組が動いている。だから、菅総理は、予算委員会で党で調べると言ったじゃないですか。いつどのような形で幹事長に調査指示をしたのか、明確に答弁をお願いします。(発言する者あり)
○佐藤正久君 総理、民主党の幹事長に、自治労の課業中における不正行為というものについて調べると予算委員会で言われました。  どのような指示を、調査指示を岡田幹事長になされたのか、明確に答弁をお願いします。
○佐藤正久君 いつ、いつ指示されたんですか。お願いします。
○佐藤正久君 委員長、最後に。
○佐藤正久君 今回の問題は正々堂々とやりたいだけなんですよ。正々堂々と結果を求めたい、それだけです。  以上、質問を終わります。
10月21日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  両大臣の所信に対する質疑に入る前に、民主党の小沢元幹事長の政治と金に対する両大臣の見解をただしたいと思います。  今回小沢議員は検察審査会から起訴相当の議決をされ、今後起訴されるという運びになる、そして刑事被告人の身になると思われま...全文を見る
○佐藤正久君 やはりしっかりと説明しないと、幾ら国会の場で我々が議論をしても、それ自体がなかなか国民から評価されないと思います。是非とも国会の場で、正々堂々と証人喚問という場で説明していただきたいということを強く要望したいと思います。  それでは、両大臣の所信に対する質疑に移り...全文を見る
○佐藤正久君 だったら、あんな健忘症とか、あんなごまかしちゃ駄目ですよ。何でああいう表現をするんですか。そのほかにもいろんな不適切な発言がある。決算委員会で委員長からも注意を受けた。本当に真摯にこの国を運営する、そういう気概があるのか、安全保障をまじめにやろうとしているのか疑わし...全文を見る
○佐藤正久君 私も同感ですよ。  もしも官房長官が中国が参加しないからAPECが吹っ飛ぶ、だから船長を釈放したということが本当に思っていたとしたら、これは大問題だと思いますよ。APECと領土や主権、どっちが大事か、だれが考えたって分かりますよ。どの国がAPECを主催するにせよ、...全文を見る
○佐藤正久君 それは前原大臣、間違いですよ。官房長官は否定はしていないんですよ。健忘症か分からないが記憶にないと言っているんです。否定はしていないんですよ。一緒にいたら分かるでしょう。そういううそを言っちゃ駄目ですよ。否定はしていないんですよ。  また、枝野幹事長代理、この発言...全文を見る
○佐藤正久君 枝野幹事長代理、まだ民主党の幹部ですよ、前の幹事長の発言がこういうことを言われる。インターネットの番組見たらすぐ分かりますから。しかも、明らかにその発言というのは、仙谷官房長官の発言と政府見解と違いますよね。これは地検独自の判断だ、これを了としたと。地検が判断したと...全文を見る
○佐藤正久君 でも、これは法務省としてしっかり調べて抗議すべきですよ。公の場で御党の幹事長代理、前幹事長が言っているんですよ。調べて抗議をする、やらないんですか、法務省。
○佐藤正久君 質問に答えてください。枝野幹事長を呼んで聞かないんですか。公の場で言っているんですよ。しっかりと確認をして、御党の幹事長代理ですよ、そのぐらいのことをしっかりやらなくてどうするんですか。政権としてあなたたちが言っていたことが覆されているんですよ。全然信頼できないじゃ...全文を見る
○佐藤正久君 そうではなくて、枝野幹事長代理を呼んでその真意を聞いたらどうですか。彼は何かの根拠に基づいて言っているはずですよ。幹事長代理が公の電波のところで言っているわけですから、何らの根拠もなく言っている、あり得ないと思います。  枝野幹事長代理、呼んで確認をし、抗議すべき...全文を見る
○佐藤正久君 法務省が調べないんであれば、当委員会で枝野幹事長代理を参考人として招致することを要求します。
○佐藤正久君 仙谷官房長官も枝野幹事長代理も前原さんのグループ、凌雲会のメンバーですよね。二人とも発言が私はどうかなというふうに思わざるを得ません。前原大臣も何か国交大臣のときと外務大臣になってから違うような気がして仕方がない。  特に二十四日、ニューヨークの午前一時ごろですか...全文を見る
○佐藤正久君 でも、これは今までの政権が言っていた国内法に基づいて粛々と対応する、勾留期間を延長し、審議をしている最中のこういう決定と。恐らく国交大臣のときの思いとは違った結果というふうには思います。しかも、これは今後の外交上もいろんなことが起き得るということは容易に推察が付く。...全文を見る
○佐藤正久君 この前の委員会では、ほぼ同じころに菅総理と前原大臣のところに行ったと。事前に総理の方にそういう報告が上がっているということを今言われたんですか。  普通に考えれば、こんな大事なことを夜中の一時といえ、知ったら総理のところに行くのが普通ですよ。行かないとしたら、それ...全文を見る
○佐藤正久君 よく分かってないようですね。  那覇地検も法務大臣も国会の場で故意にぶつけたと言っているんです。故意というのを使っているんですよ。ただ、計画的ではないという意味の多分偶発的ではないですかと私聞いたんです。故意にぶつけているんですよ。那覇地検もそういうふうに認めてい...全文を見る
○佐藤正久君 故意にぶつけたんだと。  じゃ、国土交通省にお伺いします。船体損傷の賠償請求を中国側に行いましたか。
○佐藤正久君 何ですか、それ、適切に対応すると。賠償すると言えないんですか、お願いします、賠償を請求するということ。
○佐藤正久君 何でそうやって中国に配慮するんですか。国有財産ですよ。だれが考えても、あれ見ただけでもう数百万以上掛かるのは明白ですよ。多分もう一千万以上掛かるかもしれません。国有財産にかかわらず、どうして請求すると言えないんですか。まさかAPECが終わってから請求するということじ...全文を見る
○佐藤正久君 もう本当に何かたらい回しのような、意思が見えない。今の議論を聞いて国民は本当にがっかりすると思いますよ。  調整するのは当たり前です。窓口が外務省になるのは当たり前ですよ。だけど、現場で頑張っているのは海上保安官でしょう。実際に本当に危ない目に遭ったと、そういうこ...全文を見る
○佐藤正久君 次に、これに関連するんですけれども、十六日から十九日に行われました中国の反日デモ、これについてお伺いします。  あろうことか、中国政府のコメントの中に一部群衆が日本側の一連の誤った言行に義憤を示すことは理解するというものがありました。何ですか、これは。ふざけていま...全文を見る
○佐藤正久君 私も同感です。この前の決算委員会で前原大臣は中国側の対応は極めてヒステリックだと。よく言ったなと思いますよ。ヒステリックだけでなくて、極めてヒステリックだと。  であれば、今回この反日デモによって日系の企業も被害を受けていますよ。であれば、やっぱり今回抗議をすべき...全文を見る
○佐藤正久君 遺憾というレベルじゃないんですよ。遺憾と抗議は違いますから。それは外務大臣がよく御存じのとおりで。  やっぱり抗議すべき内容ですよ。何でこんなに中国に気を遣うのか。そうなると、どうしても官房長官の発言が出てきてしまう。APECに参加してほしいから抗議しないのかと、...全文を見る
○佐藤正久君 そこまで言われるなら、仙谷官房長官も同じグループでしょうし付き合いがあるんでしょうから、あの発言を否定すると、覚えがないではなく、そんなことを言ったことはないと明言するよう言ったらいかがですか、ここまで言われるんだったら。
○佐藤正久君 この議論はまた今後にしますけれども、私はもっと大臣に言ってほしいのは、この動きなんですよ。よく中国はこういう領土問題に関して世論戦、法律戦、心理戦、三戦を仕掛けるとよく言われます。これは大臣も御承知のとおりだと思います。  今回尖閣事件を受けて沖縄は中国のものだと...全文を見る
○佐藤正久君 前原大臣ともあろう方が、次の総理大臣候補とも言われている方が、こういう大事な外交案件に関して官僚の書いた答弁を読まれる、何かがっかりしました、少し。  これは本当に多分外交上も大きな問題に私は発展する可能性はあると思っていますよ。本当にこれからの対北朝鮮外交上、支...全文を見る
○佐藤正久君 それでは文部科学省に聞きます。  このコラム、承知していましたか。
○佐藤正久君 見てください、これ。すごいこと書いていますよ、思想教育。これ真ん中のパラグラフ、高級部生徒用教科書、現代朝鮮歴史では金正日総書記の先軍政治の実績を称賛している。個人崇拝をやっているじゃないですか。しかも先軍政治の実績を称賛している、こういう教科書を使って教えている。...全文を見る
○佐藤正久君 大臣も閣僚の一人です。主要閣僚ですから、外務大臣の立場、外交上への影響あるいは拉致被害者の関係もあります。これから平壌宣言に基づいていろんな日朝の経済関係の協定も進めないといけないでしょうから、いろんなことを考えながら対応をしていただきたい。私は、我が党は断固反対で...全文を見る
○佐藤正久君 この談話は、後半部分は確かに韓国に対して言っているんですよ。前半部分についての反省とおわびという部分については、菅総理も前の岡田大臣もこれは北朝鮮にも適用されると明言しているんです。だからややこしくなる。本当にそれで今後の、今言われた平壌宣言に基づく外交交渉が北朝鮮...全文を見る
○佐藤正久君 それでは大臣、なぜ合法なのに謝罪する必要があるのか、外務大臣の認識をお伺いします。
○佐藤正久君 そのとおりだと思いますよ。そういう多分思いでこれを出したと。法的にはこれは有効であり、合法なんですよ。ただ、現在から過去を振り返った場合、やっぱり遺憾だと。だから、協定とか条約には謝罪とかおわびの文言は一つも入れていないんですよ、今まで。しかし、今回この反省とおわび...全文を見る
○佐藤正久君 それが極めてあいまいなんですよ。返還なのか貸与なのか、このお渡し、どっちの意味ですか。
○佐藤正久君 その辺りは非常に微妙な問題だと私も思いますよ。しっかりこれはこれから議論、多分条約ならやりますけれども、返還なのか貸与なのかと。韓国政府は返還と、わざとこれ言葉を換えて言っていますから。それは、非常に我々国民にとってもそれは大事な部分だし、今回のこの談話というのは別...全文を見る
○佐藤正久君 これ、これからの対北朝鮮対応でも今回の韓国に対する対応では非常に難しいと思うんです。北朝鮮も同じようにこの朝鮮王室儀軌の返還求めていますから。韓国だけじゃないんですよ。さっき言ったように当時は一つの国だと言っている以上、北朝鮮もこれはおれのものだと要求をしている、そ...全文を見る
○佐藤正久君 厳しい、私も分かります。このままの民主党のマニフェストをそのまま実行したら、絶対足らないと思いますよ。  資料二を御覧ください。これが中期財政フレーム、歳出抑制の構造をまとめたものです。この右上の国債費と決算不足補てん繰戻しというものを除いた社会保障費とこの公共事...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣の手腕を期待したいと思いますけれども、ただ、そのためには、あのマニフェストで評判が悪いやつ、やめりゃいいんですよ。子ども手当、あれをなくすだけでも全然違いますし、農家の戸別所得補償制度も二十三年度の概算だけでも八千五百億円ですよ。高校の無償化も高速道路も、そ...全文を見る
○佐藤正久君 ということは、これから、来年度から始まる特別協定については、今言われた娯楽性の高いものはなくなる、今まで反対した理由部分をみんな削除して盛り込むというふうに今理解いたしました。  ただ、今回暫定的とはいえ来年の概算要求、もう行っております。ただ、恐らくその中身とい...全文を見る
○佐藤正久君 ただし、民主党として一応反対した以上は、その反対理由の部分、これについてはどういうふうに是正されたのか、やっぱり国民に説明すべきだと思います。もしもそれが是正されない結果となれば、調整の結果、それはそれとしてしっかりと国民に説明し、場合によっては謝罪するということも...全文を見る
○佐藤正久君 自民党は国際協力にかかわる一般法、自衛隊の派遣の一般法を国会の方に提出し、衆議院の方で今これから議論をされるという状況になっています。一般法という形で自衛隊派遣の原理原則を定めて、そしてやっぱり時間が掛かるという弊害を削除して、実施計画の方でしっかり議論をするという...全文を見る
11月11日第176回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。  まず、尖閣事件について質問いたします。  海保第五管区の現職保安官が、自ら尖閣ビデオを投稿したと、処分は覚悟していると述べているようです。組織、特に海保のように実力武装集団であり捜査機関にあっては、情報管理は大事です。ルールを守らなかっ...全文を見る
○佐藤正久君 内容によっては非常に重要な機密事項もやっぱりあるわけですよ。そういうものを畳んでポケットに入れて予算委員会に持ってそこで広げると、これはやっぱりおかしいと思いますよ。  さらに、今朝の産経新聞に、この八日の衆議院予算委員会で法務省と海上保安庁作成の機密文書、これは...全文を見る
○佐藤正久君 この件については内閣委員会でやりますけれども、実際に閲覧場所もみんな指定されているんですよ、手続も、送達も。官房長官御自身は御存じないかもしれませんが、全部決まっているんですよ。それを極秘と、行政文書の極秘という文書をカメラで撮られる、それは絶対、本当あってはいけな...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官、まじめに質問に答えてくださいよ。  私が聞いたのは、その海保の隊員が投稿したというものの媒体のUSBとかあるいはDVDというものを入手したと、押さえたという報告を受けているかと。長官、どうですか。
○佐藤正久君 これは大事なことなんです。捜査というだけではなく、やっぱり管理責任があるんですよ。それが、一番大事なことは、その元を押さえなかったらまた広がる。これは捜査とは違う話、情報管理の話ですよ。そこを押さえたかどうか、これを官房長官とかあるいは馬淵大臣が国民に言えない、これ...全文を見る
○佐藤正久君 何言っているんですか、官房長官。捜査の中身の話をしているんじゃなくて、さっきから情報管理の話をしているんですよ。全く分かっていない。実際、馬淵大臣も十月十八日に情報管理をしっかりやれと指示しているじゃないですか。情報管理をしっかりやれ、それは当然責任があるんですよ。...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり実力集団たる防衛省あるいは自衛隊、これはやっぱり厳格な指揮あるいは規律というものは求められます。よって、監督責任たるやっぱり大臣が責任を取ってしっかりと立て直すという覚悟が必要なんですよ。海上保安庁も同じような実力武装集団ですよ。それを監督する、それしっかり...全文を見る
○佐藤正久君 これからいろんなことが明らかになってくる。だけど、そこは政治がしっかりしなければ、責任を取らなければ、現場の隊員、全然上を信頼することができなくなってしまいますよ。今後、海上保安官の更なる関与が明確になれば、更に官房長官なり、あるいは馬淵大臣の責任は私はもっと重くな...全文を見る
○佐藤正久君 不十分ですよ。それは当たり前の話であって、その後に政治家としての責任があるんですよ。何言っているんですか。それは当たり前のことであって、職務として、その後に政治任用としての大臣の責任がある、そこを全然触れない。今この中継を見ている一般の方々、がっかりしていると思いま...全文を見る
○佐藤正久君 もう国民は分かっていますよ。この二か月何があったか。もう耐えられなくて出したというのを多くの国民は分かっていますよ。もっと早く入手していたかもしれません、ビデオを。だけど、もう耐えられないという思いがあったと思いますよ。  この問題の根っこは、病根は、菅政権の国家...全文を見る
○佐藤正久君 言えば、もっと自己分析をしていただきたいと。全部捜査、捜査と。それ逃げちゃ駄目ですよ。やっぱり言えることは言った方がいい。それやらないと、また第二、第三の流出事件が起きてもおかしくないですよ。政治は責任を取らない、全部現場に押し付ける。やっぱりそこは真剣に情報管理と...全文を見る
○佐藤正久君 国会の方は、衆議院あるいはこの参議院の方もやっぱりこのビデオについては広く公開すべきだという意見が民主党さんも多いんですよ。実際予算委員会でもそういう方向で決議をして申し入れる。違うのは菅政権だけじゃないですか。国民も八〇%が求めている、国会議員、与党ですら広くすべ...全文を見る
○佐藤正久君 最後に。本当がっかりしました。これを見た国民あるいは海上保安官、がっかりしていると思いますよ。よろしくこれからまた対応をお願いします。  以上です。
11月22日第176回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  まず、民間人への言論封殺とも取れる十一月十日発出の防衛事務次官通達についてお伺いします。  防衛大臣、そもそも事の発端は、入間基地での航友会長の発言により、入間の自衛隊が民主党打倒のために航友会に施設を貸したと誤解されるおそれがある...全文を見る
○佐藤正久君 誤解を与えかねないということが問題だと。  それでは防衛大臣、問題とされる航友会長のあいさつ、その概要を防衛省は各所に配付しています。私も防衛省からいただきました。これは録音を起こしたものですか。
○佐藤正久君 それでは防衛省が聞き取りで作ったこのペーパー、航友会長に確認されましたか。
○佐藤正久君 その前にもうこれみんなに配付しているんですよ。確認もせずにこういうペーパーを作り、それを配付している。これは人権上も問題だと思いますよ。  私も聞いたけど、確認はしていないと彼は言っていました。その辺りはまた確認していただきたいと思いますけれども、その確認もせずに...全文を見る
○佐藤正久君 要は確認してないんですよ。確認をせずに通達をやっている。  委員長、当委員会に入間航友会長の参考人招致を求めます。
○佐藤正久君 では、その祝賀会食には約千三百人の民間人が参加していたようですけれども、参加民間人から入間の自衛隊が民主党打倒という政治目的に関与している疑いがあるという抗議があったんでしょうか。
○佐藤正久君 だから、結果的にこれは誤解を招くようなそういう抗議は民間人からなかったということじゃないですか。ヒアリングもやっていない。参加した民間人に聞きましたか、これは。
○佐藤正久君 これは、問題認識が全く間違っていますよ。そもそも、この祝賀会食を行うに当たって、自衛隊が特定の政党、政権を打倒するために施設を貸したと誤解を招くおそれがあると。でも、実際にそういう抗議は一件もない。実際、この抗議は民主党の国会議員からしかなかったんじゃないですか。国...全文を見る
○佐藤正久君 これ、誤解を招くという問題認識は、民主党の国会議員からしかなかったんではないですか。
○佐藤正久君 大臣、実際に入間航空祭の翌日、十一月四日、松崎議員は入間の基地司令を永田町に呼んで、内局の担当課長の同席の下、抗議をしているんじゃないですか。
○佐藤正久君 その中で松崎議員から抗議はなかったですか。
○佐藤正久君 これは松崎議員が呼び付けたんですか、それとも基地司令自ら行ったんですか、どちらですか。
○佐藤正久君 大臣は民主党議員から抗議はなかったと言われましたけれども、実際、松崎議員が基地司令を呼び付けて抗議しているじゃないですか。答弁違うんじゃないですか。
○佐藤正久君 もう答弁がおかしいですよ。  実際、聞いてみると、民間人からもだれも抗議も苦情もない。苦情を言っているのは松崎議員だけじゃないですか。しかも、十一月四日、その松崎議員のところでいろいろ抗議があった。でも、抗議のほとんどは、後半部分は夏の納涼祭のクレームだったそうじ...全文を見る
○佐藤正久君 もう全然認識が間違っていますよ。  前回、丸川委員の要望に従って調査をすると言われました。調査結果はどうなりましたか。
○佐藤正久君 いつこの委員会に報告しますか。(発言する者あり)
○佐藤正久君 その調査結果をいつこの委員会に報告されますか。
○佐藤正久君 委員長、これの、早急に調査結果の当委員会への報告を求めます。そんなに時間が掛かる調査ではないはずです。お願いします。
○佐藤正久君 今までの論議をまとめますと、すなわち防衛省が問題としている政治目的のために自衛隊の施設を提供したという誤解を招くというものは、これは参加者からの抗議もない、実際に参加者にヒアリングもしていない。また、問題とされる航友会長の発言、これも会長にも裏を取っていない。しかも...全文を見る
○佐藤正久君 もう全く客観性を欠いていますよ。先週の答弁では、すごくみんなで議論をした議論をしたと、十分精査をしたと。全然精査してないじゃないですか。非常に客観性を欠いているし、事実関係も確認していない。大問題ですよ。  これ、ややもすると、大臣、大臣の責任問題にも当然及びます...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、だれも誤解してないんですよ。誤解しているのは一部の議員だけじゃないですか。実際、ヒアリングもしていない。よく言いますよ。全然、今回の会長の発言を聞いて、参加者だれも抗議がない。だれも、私が聞いている限り、誤解を招く、自衛隊が施設を民主党打倒のために貸していると...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、航友会の会長は非常に自衛隊を愛し国を愛している方なんですよ。彼はずっと支援をしてきた。彼が非常にそういう気持ちをいつも代弁をしています。それを聞いて、ああここまで自衛隊を愛する方が民主党に対して批判があるなら、それを甘んじて受けて頑張らないといけないと思うのが...全文を見る
○佐藤正久君 全くそのとおりですよ。  これは自衛隊に対しての通達であって、通達によって民間人の行動を拘束したりあるいは民間人の表現の自由を奪ってはいけない。違いますか、法制局長官、もう一度お願いします。
○佐藤正久君 長官、もう一度お伺いします。  この事務次官通達によって当該部外者に参加を控えるよう要請したり、部外の協力諸団体の会合に隊員を参加させないということをもって、それが有形無形の圧力となって結果的に民間人を拘束するということになれば、憲法の十九条、二十一条の関係で問題...全文を見る
○佐藤正久君 今一般論で聞いているんですよ。その通達によって有形無形の圧力になって、結果的に民間人を拘束することになったら憲法違反じゃないんですかと聞いているんです。(発言する者あり)
○佐藤正久君 通達によってそれが有形無形の圧力となって、結果的に民間人を拘束することになれば、憲法十九条、二十一条の関係で問題ではありませんかと聞いているんです。
○佐藤正久君 じゃ、資料三を見てください。  これが自衛隊の方から外に発出されている依頼文書の抜粋です。これは自衛隊内、自衛隊外を問わず、自衛隊が誤解を受けないよう民間人に発言を控えろと明確に書いているじゃないですか。発言を控えろと、これをやっているんですよ。  法制局長官、...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、この通達と一緒にこの例文まで出しているんですよ、大臣。(発言する者あり)だから、通達とともにこの例文まで出している、そこに発言を控えていただきますよと明確に書いているんですよ。この結果、どんなことが現場で起きているか、大臣、聞いていますか。
○佐藤正久君 間違っています。これは部隊長から外に対する依頼文ですよ。実際、これは通達のことを言っているんですよ。実際、現場で、通達と一緒にこの依頼文をもって通達を守ってくださいと言っているんですよ、大臣。これは憲法違反じゃないですか。
○佐藤正久君 全く分かっていませんよ。通達と一緒にこの依頼文を出して、通達を守ってください、発言を控えてください。全く民間人に対する言論統制じゃないですか。違いますか。
○佐藤正久君 これは先ほど法制局長官からありましたように、結果的に民間人の発言を抑えているんですよ。しかも、一緒に通達まで渡して守ってくださいと言っているんでしょう。実際、現場で協力団体の長から、自衛隊員がかわいそうに、なぜ自衛官のあなたが民間人の私に言論統制するんですかというこ...全文を見る
○佐藤正久君 じゃ、資料の四を見てくださいよ。この通達を図式化したものですよ。これ、部外における祝賀会とか講演でもそうですよ。この通達によると、内局から出ているものは、部隊長等に、その主催者あるいはそこでしゃべる来賓等に対して事前にその発言内容を確認して、それが要求が受け入れられ...全文を見る
○佐藤正久君 そんなふうにこの通達で読めるわけないじゃないですか。今まで政治的中立性という話と全然違うじゃないですか。これは、部隊長が部外の行事や講演に参加する場合、事前に主催者やその講演者の発言内容を確認しなさいと言っているんですよ。それの中で、民主党批判とか自民党批判、そうい...全文を見る
○佐藤正久君 全然答えないんですけれども、部内でも問題なんですよ。  今回、部内の方の行事、施設を貸すに当たっても、事前にその発言内容や来賓の発言内容が確認できない場合は施設を貸さないということにもつながるんですよ。結果的に部外に対しての圧力を掛けている。この通達は、隊員の中立...全文を見る
○佐藤正久君 先ほど議論したように元々問題なんかないんですよ。だれも問題ない、言っていない。言っているのは松崎議員一人じゃないですか。その動機も不純かもしれない。これは調査結果が出れば分かりますけれども、そこから端を発してきて、どんどんどんどんそれが暴走している。現場の方は政策目...全文を見る
○佐藤正久君 全然反省していないですね。実際、官房長官、あなたの発言によって自衛隊の子供たちが学校でいじめられる可能性だってあるんですよ。事の重大さが分かっていない、全然分かっていないですよ。私がイラクに派遣されたときも、私の子供も学校でいじめられないように学校の先生はすごく気遣...全文を見る
○佐藤正久君 官房長官、あなたは自衛隊に感謝していないんですよ。だから、そういう言葉が出てしまう。官房長官の立場を考えたら、やっぱり責任を取って辞職する、これが真っ当な筋だと思います。  以上、質問を終わります。
11月25日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  今回の自衛官の給与を約〇・一五%下げる今回の法案に自民党は反対です。その法案審議に入る前に、言論封殺とも取れる防衛事務次官通達について質問をいたします。  明日の予算委員会においても集中審議が本件についてなされる予定ですけれども、自...全文を見る
○佐藤正久君 民主党が嫌がっているんでしょうか。もうこれ大分たっていますよね。もうすぐ一週間近くになります。大臣の方からも民主党の方に働きかけをやっていただきたい。いつまでも隠すような問題ではないと思いますよ。大臣は防衛大臣ですから、別に松崎議員をかばう必要はないと思いますので、...全文を見る
○佐藤正久君 本件にかかわる調査報告を当委員会への報告を求めたいと思います。
○佐藤正久君 十一月三日、これは祝日ですけれども、入間航友会長の発言を受けて大臣が何らかの対応を取ると決めたのはいつごろでしょうか。
○佐藤正久君 大臣が文書課長から報告を受けたのは四日のいつごろでしょうか。
○佐藤正久君 それでは、防衛省の官房長、十一月三日の入間航友会長の発言内容あるいは松崎議員から入間基地司令が呼び付けられているということを空幕等の方から報告を受けたのはいつごろでしょうか。
○佐藤正久君 十一月四日、松崎議員から呼び付けられて、入間の司令は任務を中断して永田町の方に行きました。防衛大臣、大臣の方から司令の方に行く必要はない、しっかり任務を続けていけということは指示しなかったんでしょうか。
○佐藤正久君 ということは、大臣は入間の航友会長の発言が問題となる可能性があるということを報告を受けただけで、その後文書課長と司令が松崎議員のところに行くということは四日の時点では知らなかったということでいいですか。
○佐藤正久君 ちょっと大臣、認識違うと思いますよ。実際、現場の方で、航友会長の発言の後、松崎議員が司令の方に詰め寄っていろいろ言っていると。次の日来い、四日の日に来いと言われたのは、そのやっぱり航友会長の発言の影響もゼロではないと。これは大臣、認識が違うと思います。  これにつ...全文を見る
○佐藤正久君 これは、通常の対応はそうなんでしょうか。司令というのはいろんな仕事があります。議員から呼ばれたら、その仕事を中断して行きますか。通常は内局の官僚の方が説明に行くんじゃないんでしょうか。官房長、お願いします。
○佐藤正久君 官房長、質問に答えていません。文書課長が行くんではなく、なぜ基地司令がわざわざ任務を中断して行くと。官房長はもう長いわけですから、これは普通じゃないと思ったら行く必要はないと言うのが普通じゃないですか。違いますか。
○佐藤正久君 これが防衛省の判断ということです。基地にゆかりのある議員から言われたらそこに行くんですか。これはちょっとおかしいと思いますよ。でも、これを前例とするということになってしまったら大問題だと思いますよ。普通であればこれは内局の人が対応すればいいだけの話だと思います。 ...全文を見る
○佐藤正久君 これは納涼祭のことじゃないじゃないですか。先ほどの大臣の答弁と全く違いますよ。今二つとも航空祭のことじゃないですか。先ほど大臣は納涼祭とここで言われましたけれども、違うじゃないですか。  これについてはまた後ほどやりますけれども、これは結局、参加者のだれからも抗議...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、それではお伺いします。  仮に航友会長がこういう発言をしたとします。歴史的な政権交代が起きた、厳しい状況ながらも菅内閣は北澤防衛大臣を始めしっかりと日本のかじ取りをやっている、支援をお願いしますと言ったら、これは問題ですか。
○佐藤正久君 では、民主党頑張れと言うことも駄目だということだというふうな答弁だと思います。それは民主党の方にも徹底していただきたいと思いますけれども。  それでは、内閣法制局長官、通達に対する法制局の見解を求めたいと思います。  長官、防衛大臣は二十二日の予算委員会で、入間...全文を見る
○佐藤正久君 違いますよ。質問を聞いてください。  もう一回聞きます。防衛大臣は、二十二日の予算委員会で入間航友会長の発言は自衛隊法そして政令に抵触すると答弁されました。内閣法制局は、この資料一にあるとおり防衛省と連名でしっかり通達についての評価をしているんですよ。だから、聞い...全文を見る
○佐藤正久君 そうなんですよ。だから、防衛大臣のこの予算委員会の答弁は多分舌足らずか誤解だと思いますよ。だって、入間の航友会長の発言が法に触れると言ったんです。これは、法はあくまでも隊員ですから、主対象が。  そして、また法制局長官にもう一度確認します。資料一を見てください。こ...全文を見る
○佐藤正久君 だったら、ここに法制局って書くんだったら二項は削除すべきじゃないですか。要は、法制局は二項については責任持たないと言っているんですよ、今の答弁は。にもかかわらず、両方でクレジットを出している。この紙は独り歩きしているんですからね。しっかりと予算委員会の方に出されたペ...全文を見る
○佐藤正久君 もう言っていることがめちゃくちゃですよ。要は、二項については責任持たないと、先ほど言われたように。これは防衛省の所掌だと言っているだけなんですよ。これについてはまた通常国会でもやらせてもらいたいと思いますけれども、じゃ、長官、続いて確認します。  これは、通達は自...全文を見る
○佐藤正久君 明確な答弁をありがとうございました。要は、通達の結果、隊員の行為が結果として一般の民間人の権利を侵すという場合は憲法違反に当たる可能性があるということですよね。  もう一回確認します。通達の行為が結果として、これ一般論ですよ、通達の行為が結果として国民の権利を侵す...全文を見る
○佐藤正久君 この通達は、隊員に部外の人に対する確認行為やあるいは調整行為を求めているものです。今長官からあったように結果としてそういうことが起きる可能性があると。  じゃ、長官、一般論として伺います。部外行事に公務員が招かれ、自衛隊員じゃありません、部外行事に公務員が招かれて...全文を見る
○佐藤正久君 今日は時間がないから止めませんけれども、絶対止まりますよ。答えていませんよ。  私、自衛隊員なんか言っていませんよ。公務員が部外行事に招かれて紹介を受ける可能性がある場合、当該公務員が民間人の主催者や来賓のあいさつを事前に確認し政治的発言を控えるよう要請する、これ...全文を見る
○佐藤正久君 地方公務員も中立性が大事です。自治労の問題もありました。公務員たる教員もそうです。教職員組合の問題もありました。  総務副大臣、文科副大臣、防衛省と同じような通達を出す考えはございますか。
○佐藤正久君 どこも出す考えないんですよ。それぞれの今までの法とかあるいは施行令でもう書いてあるんですよ。  官房副長官、じゃ、なぜ防衛省・自衛隊だけなんでしょうか。官房として、政治的中立性はほかの公務員も同じです。特に警察や海上保安庁、これは官房長官の発言によると、同じ実力の...全文を見る
○佐藤正久君 これは、公務員みんな同じなんですよ。海上保安庁だっていろんなイベントやっていますよ。御存じのとおりじゃないですか。  それで、これは現場の自衛隊からすると、なぜ自衛隊だけが特別かという思いなんですよ。民主党を批判したから、あるいは言論封殺をするために大臣が立場を利...全文を見る
○佐藤正久君 でも、この検討中の文書が現場の方に行っているんですよ。  ある野党議員がある自衛隊の部隊から来てほしい、議員は快諾をしたそうです。お礼の電話もあったそうです。ところが、この文書が出たら、申し訳ないが遠慮してほしい、訳は聞かないでくれと言われた。また、ある野党議員の...全文を見る
○佐藤正久君 この前の委員会で出せって言ったのは防衛大臣ですよ。