佐藤正久
さとうまさひさ
比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月31日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自由民主党、元自衛官の参議院議員佐藤正久です。 まずは、田中防衛大臣、御着任おめでとうございます。 最初に言っておきますが、自衛隊に災害派遣で感謝すると言っておきながら、この国会に自衛隊の削減する法案、これを出してきたのは菅前首相と北澤元防衛大臣ですよ。実際...全文を見る |
○佐藤正久君 今の大臣の言葉でやっぱり隊員や家族はがっかりしたと思いますよ。 大臣は武器使用基準の重みを分かっていない。ソマリア沖での海賊対処、海賊がいる船内に突入する隊員の気持ち分かりますか。最初に突入した隊員は撃たれる可能性が高いんですよ。ぎりぎりのところでやっているんで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、聞いてください。いいですか。二十メーター先で日本人が撃たれている。あなたは日本人を守れと命令しますか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、武器使用の重み分かりますか。日本人が目の前にいて守れない、この痛み。だから、自民党はこの改正法案を一年半前に出しているんです、国会に。ずっとそれをつるしたまま審議しないのは民主党じゃないですか。先ほど、国民に謝罪するというよりは大臣として改正に取り組みますと、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 質問に答えてください。 それで、沖縄の海兵隊がいなかったら在日米軍としての抑止力は十分ですか、不十分ですかと聞いているんですよ。 | ||
○佐藤正久君 全然そんな、私、質問は、不十分か十分か、その理由も併せて聞いているんですよ。これが実は一番の肝なんですよ。 鳩山首相はこれが分かんなかったから、辞める直前になって、辺野古に戻して、学べば学ぶにつけ沖縄の海兵隊の抑止力の意味が分かりましたと言ったんですよ。これが分...全文を見る | ||
○佐藤正久君 もう全然質問の意味も分かっていないし、答えもとんちんかんぷん。今の答えで、日米合意があるから。これで沖縄の人納得すると思いますか。全然分かっていない。全部一体、地上部隊と一体の話もしなければ、全く基礎的な問題も分かっていない。これが野田総理が太鼓判を押した、防衛知識...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、この命どぅ宝、これは実は反戦平和運動の方とかあるいは反基地運動、まさに今回、辺野古移設を反対している方もよく使っている言葉なんですよ。今回、辺野古推進派の方々が、大臣がわざわざこの言葉を使った、結構違和感を持っている人も多かったんですよ。そういうことを分かった...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これ本当ですか。初めてこの前、沖縄の方に大臣として行かれましたよね。なぜあのときに行かなかったんですか。今もう環境影響評価書も出しているわけでしょう。にもかかわらず、担当大臣がキャンプ・シュワブ、辺野古、行ったこともない。これで沖縄県の方に説明できると思いますか。 ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それは全然違いますよ。美術館とか行っているじゃないですか、前の日。行こうと思えば行けたんですよ。本当に沖縄のことを考えるなら行けるはずですよ。元々の計画には美術館はあった。普天間の視察もなかったんですよ。 普天間はこの前、二年前に一緒に行きましたよね。一番、大臣...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、聞いてください。これはアメリカの航空機が落ちたときの、そのための避難訓練をやっているんですよ。一緒に聞いて、そう言ったじゃないですか。大臣がそういうことを認識していれば、小学校の屋上の上にはヘリが来るのはそんなに多くないとか、そんな発言出てこないはずなんですよ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 嘉手納じゃないですよ。 | ||
○佐藤正久君 大臣、F18じゃない、FA18ですからね。 それで、これは同じ海兵隊なんですよ。だから来ているんですよ。 その騒音問題のことも本当、あのとき聞いたんですよ。大臣が今度、避難訓練のその重さ、あるいはこの前説明を受けたように場周経路のところにヘリが飛ぶ可能性もあ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 いろんなことの要因を考えながら普天間基地の移設というのはやらないといけないんですよ。 もう一つお伺いしますけれども、大臣のやっぱりセンスなんですよ。 今回やっぱりテレビ討論で大臣は、答弁資料に書いてあった参考事項、六月に埋立申請とか年内に埋立工事着工と、あん...全文を見る | ||
○佐藤正久君 質問に答えてください。 | ||
○佐藤正久君 これは信書でしょう。今大臣も信書って言いましたよね。信書を宅配便でやったら、これは郵便法違反ですよ。実際、裁判でも負けているじゃないですか。だって、これ出して、それから四十五日、九十日の返答の意見のあれが発生するわけでしょう。それを、信書を宅配便でやる、これはおかし...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これについてはまた聞きますけれども、大臣、大臣に対する最後の質問です。 大臣、ファミリー企業の代表をいろいろやっているようですけれども、お辞めになりましたか。 | ||
○佐藤正久君 最後に、野田総理に確認します。 今までの大臣とのやり取りを聞いて、総理が今まで強弁していた、最高の布陣だ、この内閣は、しかも田中大臣は防衛の知識や経験や防衛政策能力があると言われていましたよね。今でもその考えに変わりはありませんか。 | ||
○佐藤正久君 いや、誰が見ても、大臣がこの普天間問題を解決できるか。今年は本当に、今大事な、日米関係含めて、日中関係含めて本当に大事な時期ですよ。誰も総理が今言った言葉信用する人間はいないと思いますよ。 今後とも、大臣の資質、総理の任命責任、これは厳しく追及していきたいと思い...全文を見る | ||
02月15日 | 第180回国会 参議院 憲法審査会 第1号 議事録を見る | ○佐藤正久君 中山参考人、そして船田参考人、どうもありがとうございます。 非常事態規定と集団自衛権についてお伺いしたいと思います。 実は私、まさに福島県の出身で、今回の震災についてはいろいろ思うこともございます。今回、憲法に非常事態規定がないがゆえに、実際、基本の今ある法...全文を見る |
03月14日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、PKOについて伺います。 総理は、南スーダンPKOの隊旗授与式で、御家族に対し隊員の安全確保を政府を挙げて行うと約束されました。野田内閣は、ゴラン高原派遣隊に対しても安全確保に万全を期すということに変わりはありませんか。総理。 |
○佐藤正久君 防衛大臣、万全を期すためには、シリアの情勢によっては、計画に基づいて業務一時休止や中断、撤収も想定しないといけないと思います。大臣は既存の緊急撤収計画を御覧になりましたか。 | ||
○佐藤正久君 えっ、緊急撤収計画を大臣は見ずに派遣をしているんですか。じゃ、念のために確認しますけれども、南スーダンPKO、この緊急撤収計画は御覧になっていますか。 | ||
○佐藤正久君 総理、これ、撤収計画を見ないで、どうやって万全を期すと言えるんですか。 | ||
○佐藤正久君 総理、文民統制も安全確保もできないじゃないですか。肝心の防衛大臣が、最悪のケースの撤収計画、作っていますよ、文書、見ていないと。これ何で、総理が御家族に対して万全を期すと、これが担保できると思いますか。 | ||
○佐藤正久君 総理、総理は本部長でしょう。最悪のケースを考えながら隊員は動いているわけですよ。そういうときに、本部長が、今の防衛大臣が撤収計画見ていないと。これ、看過できますか。 | ||
○佐藤正久君 総理、甘いですよ。隊員は命を懸けてやっているんですよ。起きてから見る、間に合いませんよ。いろんなことをやらないといけない。 本部長として、大臣にしっかり撤収計画見るように命じてください。 | ||
○佐藤正久君 何でこんな当たり前のことをすぐ言わないんですか。もう二か月以上たっているんですよ、着任してから。 では、大臣、ゴラン高原PKO、緊急撤収という機会の観点から、ゴラン高原のPKOの特性、どのようにとらえていますか。 | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、ゴラン高原PKOは二か国にまたがって展開している、これが緊急撤収にどういう影響が出るというふうに認識していますか。 | ||
○佐藤正久君 総理、田中大臣すごい大臣ですよ。自分の部隊がどこに展開しているかも分からない。ヨルダンになんか展開していませんよ。これ本当に安全確保できるんですか。ヨルダンになんかいないですよ、そんなの。 | ||
○佐藤正久君 大臣、本当に当たり前のことを分かってくださいよ。それじゃとても隊員、安全確保なんか本当にもう心もとないですよ。いいですか。二国間に分かれ展開している。シリアが国境を閉鎖したら、シリアの隊員はイスラエルに逃げられないんですよ。シリアの国内を通って逃げないといけない。分...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今のPKO協力法とは実施形態が全く違う答弁ですね。これは本当大事なポイントですよ、業務の一時休止、中断、撤収。これは、ちょっと政府見解まとめてください。全然違いますよ。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 何で司令官の下で判断するんですか。何で現地司令官の下で大臣が判断するんですか。ちゃんとそこは、業務の一時休止と中断と撤収、みんな違うんですよ。それぞれもっと丁寧に答えてくださいよ。これ大事な話ですよ。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 これは非常にゴラン高原、大事な話なので、業務の一時休止、中断、撤収、みんな違うんです。大体、法律、計画、実施要綱みんな決まっているんですから。正しく教えてください。お願いします。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 先ほどのフィリピンの司令官と大臣との関係、どういう状況でしょうか、説明ください。 | ||
○佐藤正久君 もう全然分からない、言っていることが。私が決める、本部長が決める、国連が決める。全然分からない。もっと丁寧に、何の提案を、誰がどのように、いつやるのか、明確に答えてくださいよ。全く分からない。 | ||
○佐藤正久君 大臣、もう一度、その答弁、訂正をお願いします。 国連が決めるわけじゃない。我が国政府が決める。それを、大臣が決めるんじゃなくて、本部長が決めるんです、撤収は。明確に答弁を修正をお願いします。 | ||
○佐藤正久君 まだ答弁漏れは、業務の一時休止の手続、お願いします。 | ||
○佐藤正久君 それは本当に、政府、いいんですか。一時休止は現地の司令官も決められる場合はないんですか。全部大臣が決めるんですか。本当にいいんですか、それで。一時休止も本部長ですか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 先ほどは本部長が決めると言った、今度は私が決めることができる、現地の部隊長も決めることができる、こんな文民統制なんですか。 | ||
○佐藤正久君 私が聞いたのは休止であって、一時休止。中断じゃないんですよ。今、中断を答えているんですよ。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、ふざけないでください。答弁者の私が決めると言ったり、経験がないからと言ったり、そんないいかげんなものじゃないですよ、現場は。ましてや、シリアの状況がこうなっていると。総理は、家族にも万全を期すと約束している。本人が撤収計画を見ていない。ふざけ過ぎですよ、本...全文を見る | ||
○佐藤正久君 その司令官というのは、フィリピンの司令官ですか。 | ||
○佐藤正久君 総理、これが現状ですよ。総理が幾ら口で隊員に約束したとしても、家族に約束したとしても、全然、防衛大臣がこういう状況、一時休止の手続も分かっていない。それは、本部長がやると言ったり、自分がやると言ったり、あるいは現地の司令官がやるべきだと言ったり、二転三転している。 ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、防衛大臣は謝罪されました。素直だと思いますよ。総理は、あれだけ家族の前で約束したんですよ、家族に、万全を期す、政府を挙げて全力でやる。全然全力じゃないじゃないですか。総理の約束について謝罪をお願いしているんですよ。総理、総理も自衛官の息子でしょう。反省すべきと...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、任命責任を感じませんか。 | ||
○佐藤正久君 午前中の質疑はここまでにして、午後から本当に大臣が適任かどうか更に質疑を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。 | ||
○佐藤正久君 総理、午前中の質疑でもありましたけれども、やっぱり業務の一時休止というのは、非常に現地の指揮官としては悩みながら、防衛大臣等に判断を仰ぎながら自分で決めないといけない。今まで現に即製爆弾が破裂したりとかいろんなことがありました。特にゴラン高原の場合は派遣部隊長が三等...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、地域を言っているんじゃなくて、そこの部族は国に準ずる組織かどうかと聞いているんです。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、総理、南スーダンにおいては、その武力の行使に該当するような国に準ずる組織というものはないという認識でいいですか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、今、南スーダンには国に準ずる組織というものはないと。であれば、今回、自衛隊の活動地域がジュバの方に限定している。これは武器の使用の制限によって南の方にいるわけではない。つまり、ジョングレイ州の方に武器の使用の関係で行けないということではないと。これは、状況では...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私が聞いているのは、それは武器の使用というものの制限があるから行けないということではないということでいいですね。 | ||
○佐藤正久君 ということは、武器使用には関係なく、判断によってはジョングレイとか北部の方に行けると、これが南スーダンだという認識でいいですか。 | ||
○佐藤正久君 そこをはっきり、大臣分かってないんです、全然。何でこんなこと時間が掛かるんですか。PKO五原則が掛かっている以上は、そこには武器使用の制限は掛からないはずなんですよ。それが崩れた場合、さっき言った中断とか撤収になるんでしょう。全然分かってないですね、大臣。 大臣...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、じゃ、憲法上許容される余地はあるという認識でいいですね。 | ||
○佐藤正久君 総理、これ本当に大事な話で、もう現場の方で一番苦労、悩むのがここなんです。自分の近くに日本人がいてもなかなか今の状況では武器を使うことができない。非常に悩ましい。やっぱり今までの経験を踏まえて、ここは今回、PKO協力の改正の中でこの部分非常に議論していきたいと思いま...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ただ、その議論をするときに、肝心の防衛大臣がほとんど分かっていない、これは議論がなかなか進まないですよ。 先ほども総理が謝罪というのに至った一番の原因は防衛大臣の迷走答弁ですから。それで防衛大臣も謝罪をしたんですよ。それを受けて任命責任を問うたら、総理もやっぱり...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然果たしていないんですよ。総理が幾ら万全と言っても、全然撤収計画も見ていないし、一番肝心の業務の休止も中断も撤収もほとんど分かっていない。これでは全然、責任をこのまま果たすということに私はつながらないと思います。 早くこれは大臣の私は免職ということを総理から強...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、無理ですよ。これからどんどん質疑まだ続けますけれども、どんどんどんどん現場の隊員が不安になる。私は、普天間問題も同じだと思っています。これから普天間問題の質問していきますけれども、本当に沖縄防衛局の人間が苦労してやっている。でも、肝心要の総理と防衛大臣が本当に...全文を見る | ||
○佐藤正久君 では、その普天間の固定化を避けるために、なぜ移設先が辺野古なのか、沖縄県民、とりわけ名護市民に説明する必要があると思いますけれども、総理、いかがでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、その説明責任、主務大臣はこれも防衛大臣なんですよ、設置法上。じゃ、防衛大臣、なぜ今回辺野古かと説明するときに、同じ埋立てでホワイト・ビーチ案ってありましたよね、なぜ同じ埋立てでホワイト・ビーチ案では駄目なんでしょうか。名護市民に分かるように説明願います。 | ||
○佐藤正久君 工事の難易度とはどういうことですか。あそこは島があるから工事の難易度はホワイト・ビーチの方がいいはずですよ。 | ||
○佐藤正久君 浅瀬なら工事しやすかったらホワイト・ビーチ案の方がいいじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 総理、総理も先ほど普天間の固定化を回避すると。それは、普天間飛行場を名護の方に、辺野古に移設すると、イコールだと言われましたよね。でも、そういう説明責任者の防衛大臣が全然それを説得や説明ができない。地元の調整が難航している、こんなのはどこも同じ話で、一つ一つ丁寧に説...全文を見る | ||
○佐藤正久君 違う。それじゃ説明にならない。 | ||
○佐藤正久君 まだほかにもあると思うんですけれども、これ一個一個、主要な今まで議論になったところは、大臣、勉強して、それを説明しなかったら駄目なんですよ。 今、国民新党の議員の中にもこの嘉手納統合案を推奨している人いますよね。民主党の中にもいます。それはなぜ駄目なのか、これ辺...全文を見る | ||
○佐藤正久君 実は、アメリカの議会の中にも嘉手納統合案を推奨する人もいるんですよ。だから、その辺りを本当丁寧に説明しなければやっぱり納得しないし、場合によっては本当に沖縄の人が嘉手納統合案になったら変わるかもしれないし、そこの部分もしっかり防衛大臣が、普天間飛行場を名護に移設する...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、約束ですよ。こういう答弁したんですからね。早く、今月中に行ってください。いいですか。 | ||
○佐藤正久君 大臣は宜野湾市長に約束したんですよ。普天間飛行場、これは固定化させないと約束しましたよね。だったら動かないといけないんですよ、総理が覚悟を決めているわけですから。 もう今の約束絶対実行して、今言われたように名護市長と市民と会うと。早く実現してください。そして、説...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それが防衛大臣にどこまであるか、私、非常に疑問を持っているんですよ。 防衛大臣、普天間飛行場を見るときに、嘉数の高台公園へ行って展望台から見ましたよね。あのときに、反対側を向いて手を合わせましたか。 | ||
○佐藤正久君 総理はしっかり歴史を踏まえないといけないと言われました。 なぜそこで、あそこの展望台に行ったときに、あなたは防衛大臣なんですよ、その公園の中に京都の塔ってありますよね、多分事務方からも説明を受けていると思います。京都の塔には手を合わせましたか。 | ||
○佐藤正久君 今大臣が言ったのは摩文仁の方であって、嘉数と全然違うんですよ。嘉数の戦闘というのは、沖縄戦において非常に大きな戦争があったところなんですよ。普天間飛行場、あの宜野湾市、宜野湾市の市民に心を寄り添うのであれば、嘉数というところは非常に忘れてはいけない大事な戦争なんです...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、いいですか。しっかり名護の歴史とか、あるいはシュワブの歴史とか、あるいはその普天間の歴史とか、そういうのをまず押さえなかったら地元交渉なんかできないんですよ。どれだけ今、沖縄防衛局の方々がそういうことを踏まえながら、本当に汗水流しながら、一軒一軒回ったりしてや...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、総理、どうですか。 | ||
○佐藤正久君 やらないと全然説得力ないんですよ、ねじれていると。しっかりやっていただきたいと思います。 この再編協議の中身に入ります。 防衛大臣、31MEU、これがなければ沖縄の抑止力の維持、日本の防衛に大きな影響があると思いますが、どのような認識でしょうか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、私は31MEUのことを聞いているんです。大臣、31MEUについてはどのような認識ですか。 | ||
○佐藤正久君 今言われたように、31MEUはやっぱり非常に必要な部隊なんですよ。ある意味、今回の議論の一つの肝になると思っています。 ただ、今回、米軍と再編協議やるときに、QDRに書いてあるように、やっぱり地域抑止という観点では、日本の防衛をしっかり担保するという観点で、第一...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私、聞いたのは、日米の地域抑止、これをどういうふうにやっていく考えかということを聞いているんです。 | ||
○佐藤正久君 私も、共同使用、これはどんどん進めるべきだというふうに思っております。 最後に、F35について聞きます。 二十五年度の予算の概算要求、この夏になされますけれども、そこで、F35の単価、これは二十四年度の九十九億円よりかなり高くなると思いますけれども、大臣のお...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全く分かっていないですよ。今の九十九億は二十四年度の予算であって、二十五年度からはFMSで買うわけじゃないんでしょう。二十五年度の話を聞いているんです。 | ||
○佐藤正久君 今、一・五、六倍という話がありましたけれども、これは中期の二十三兆円の中で織り込み済みでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 ただ、中期防を作ったときはまだFX、35と決まっていませんでしたよね。どういうふうにそれを説明するんですか。 | ||
○佐藤正久君 余りにもいいかげん過ぎる。しっかりやってください。 以上で私の質問を終わります。 | ||
03月22日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、防衛大臣に防衛省設置法の改正案についてお伺いします。 大臣は元自民党の議員です。政府提案の防衛省設置法の改正案、この内容や賛否について、まず自民党の政務調査会のどこの部署で議論されるか、大臣は御存じですか。 |
○佐藤正久君 そのとおりです。まず、政調の国防部会で議論されて、次いで政策会議とかシャドウ・キャビネットとかを経て、最終的には総務会の方で議論をされるということになります。 ただ大臣、まだ自民党の国防部会の方では、防衛省の方からこの改正案、これについて部会の方ではまだ説明を受...全文を見る | ||
○佐藤正久君 国防部会の方の、前回の廃案になった経緯もあり、固いと思ったのか、総務会の方から行っているんですよ。総務会長から圧力が掛かっている。こういうふうに頼まれたんだけど何とかならないかと。これは事実ですよ。さらには、現在議員ではない元防衛大臣経験者にも内局の幹部が働きかけを...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣は知らないと今明言されました。これは大きな問題なんですよ。大臣が知らないところで隊員が政治工作やっているんですよ。普通であれば、ちゃんと国防部会、今までみんなそうやってきましたよ。部会で、まずそこで議論するんでしょう。それを、部会やる前から総務会の方に手を回して...全文を見る | ||
○佐藤正久君 知らないわけないですよ。みんな知っているベテランばっかりですよ。何でわざと、自民党が怒るようなことをわざとやるのか。しかも大臣が知らない。内局の幹部は、これも自衛隊員ですよ。大臣、文民統制の観点から、大臣が知らないところで自衛隊員が政治工作をやっている、政治家に圧力...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、誤解じゃなくて明らかに意図です、意図的にやっているんですよ。で、説得してくださいということまで言っているんですよ。大臣が知らないところで自衛隊員がこの国会議員の方へうろうろしている。求めに応じてなら分かりますよ。ある意図を持って政治家の方に働きかけをしている。...全文を見る | ||
○佐藤正久君 指導で済みますか。恐ろしい話だと思いませんか。大臣が知らないところで自衛隊員が政治家に働きかけをしているんですよ。これは常態なんですか、大臣。おかしいと思いませんか。事務官の方も自衛隊員ですよ。大臣の文民統制の下でコントロールされる隊員なんですよ。大臣が知らないって...全文を見る | ||
○佐藤正久君 強く指導するだけで済みますか。そんないいかげんなんだ、文民統制って。じゃ、これからまた同じようなことをやっても、強く指導して終わりですか。大臣の知らないところで政治家に働きかけをやっている、これ、自衛隊員としてやっていいことですか、どう思います。 | ||
○佐藤正久君 大臣、説明だけじゃなくてお願いもしているんですよ。これについてはどう思います。 | ||
○佐藤正久君 大臣ね、私も自衛隊出身者で分かりますけれども、こういうものって大体紙にまとめているんです。どういうことを、誰に、誰がいつやってどういう反応だった、その人が次にどういうふうな働きかけ、動きをしていると、みんなまとめていますよ。大臣、これ、しっかり調査をしてください。い...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは非常に文民統制上、私は大きな問題だと思っている。大臣が知らないと明言しました。で、政治家に働きかけをしている、そこでお願いもしている。実際お願いされた政治家が、国防部会関係者に何とかならないのかと、そういうことまで言っている。 これは調査結果、どういう大臣...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣が知らないところでいろんな、自衛隊員がうごめいている、永田町をうごめいている。これは、ややもすれば大臣のガバナンスの欠如だと、大臣に対する忠誠心、こういうものが揺らいでいると。実際、大臣が知らないと言った。普通であれば、大臣は自民党を経験した人ですから当然分かっ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、いいですか。大臣が知らないところで動いているんですよ。報告があれば分かりますよ。大臣は知らないと言ったんですよ。そのことについて、大臣、おかしいと思わないんですか。大臣に報告があれば別ですよ。大臣は知らないと言ったんですから。自衛隊員が、大臣が知らないところで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 さらには、国会議員ではない元大臣までやっているんですよ。おかしくないですか。その大臣からまた働きかけをやっている。おかしくないですか、大臣。議員じゃないんですよ。元大臣、今、一般民間人ですよ。その人に何でわざわざ説明に行って、そしてお願いしているんですか。おかしくな...全文を見る | ||
○佐藤正久君 しっかり調べてください。これ、大きな問題ですよ。大臣が知らないところでこういう工作をやっている。文民統制も何もあったものじゃないですよ。しかも、元議員まで使っている。普通じゃないですよ。それは防衛省・自衛隊ですよ。全然侍精神のかけらもないですよ。こんなことをやってい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然質問に答えていませんよ。ほかは、一つの高射が四個ずつ、四個FUずつやっているんですよ。沖縄の方だけはこの中期間でたった一個FUなんです。なぜ沖縄は、南西諸島、あんな広いのに一個FUなんですか。これは、二十四年度予算要求でもこれは整備しているんです。二十六年末に運...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、答えていない。なぜ一個なんですかと。まずはそういう議論するんですよ、予算要求、中期の方で。なぜ四つじゃなくて、二つではなくて一個なんですかと、今までの配備の方針変更したんですかということなんです。 | ||
○佐藤正久君 大臣、今副大臣は見直すと言いましたよね。じゃ、中期間一個じゃなくて、これはまだ南西諸島防衛、これ重視していると。今回の中期の目玉ですよね。しかも一個しかやっていない。今副大臣は見直すと言われました。じゃ、この中期、じゃ、一個ではなくて更に二つか三つに増やすということ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、だから南西諸島防衛と言いながら何で一個なんですかと。何で二個とか、今、ほかのみたいに四つのFUじゃないんですかと聞いているんです。これ国民に説明しなきゃいけないじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 全然、政府側、答弁になってませんよ。財政上の制約がある、当たり前じゃないですか、そんなの、どこの役所だって。 じゃ、なぜ今回、南西諸島防衛と言いながら、重視と言いながら、そして沖縄本島から与那国島まで五百キロあるんですよ。さらに、鹿児島県の大隅半島からそして沖縄...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全く分かってませんね。 再配置というのは、三沢と千歳の高射群の方に、今ある入間とか、あるいは岐阜、春日の方から再配置するという意味なんですよ。沖縄の方に更に再配置するという意味じゃないんですよ。いいですか、三沢と千歳の方にはないんですよ、PAC2なんですよ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣ね、海上自衛隊の「おおすみ」型輸送艦、何隻あるか知っているんですか。そんな簡単にいかないですよ。 実際、今回、東日本大震災のときに北海道の陸上自衛隊が何日間足止めを食らったと思っているんです。分かっていますか、大臣。結局、北海道の陸上自衛隊は米軍の輸送艦で行...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、私は悪いなんか言っていないですよ、当たり前だと言ったんですよ。沖縄県民の命を守る、当たり前じゃないですか。 大臣も今日所信で、国民の生命、財産を守り抜くと言ったばっかりですよ。守らないといけないんですよ、万が一のことに備えて。それが防衛大臣の任務ですよ。そ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私は石垣に置いた場合と聞いたんです。 | ||
○佐藤正久君 大臣、しっかり答えください。 これ、今回想定を外して、一般論として、石垣島にPAC3を配置した場合、その射程上、性能上、久米島とか宮古島あるいは与那国島がその射程圏、守れる範囲に入っていますか。それだけ、イエスかノーか。 | ||
○佐藤正久君 だから、そうなんですよ。 いいですか、大臣、南西諸島防衛といった場合、何か起きてから配置するのではなくて、やっぱり起きる前に配置しないと駄目な兵器なんですよ、これは。そうでしょう、PAC3の場合は。それは輸送しないといけないんですよ。本州から輸送するのと沖縄本島...全文を見る | ||
○佐藤正久君 特に今回は沖縄という、また、我々平成に生きる政治家としては特段配慮もしないといけない地域なんですよ。その上空を通る可能性がやっぱりあるわけですから、そこはしっかり、大臣の所信で守り抜くと言った以上は、安心感だけではなく、やっぱり安全を担保しないといけないんです、全勢...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、頭の体操をやっていると言う割には全然やっていないじゃないですか。 玄葉外務大臣、この四千だとグアムに届くんですよ。これがメッセージなんですよ、北朝鮮の。東倉里から撃っても、しかも今回は舞水端里と違って地下式でしょう。今までみたいに表に出ないから秘匿しや...全文を見る | ||
○佐藤正久君 答弁になっていない。 | ||
○佐藤正久君 大臣、全然理解していない。私は言ったじゃないですか。与座の方にFPS5ができると。だけど、周りの久米島や宮古や沖永良部のレーダーが古いままなんですよ。それはなぜほかの本州のように3に替えないんですかと言うんです。 | ||
○佐藤正久君 非常に沖縄の人を含めてみんな国民不安になりますよ。ということは、与座岳のレーダーがやられてしまったら、あと南西諸島はもうめくらになるんですよ。センサーがなくなっちゃうんですよ、固定式のやつが。そうでしょう。ほかはそういうことも考えながら対にしているんですよ、いろんな...全文を見る | ||
○佐藤正久君 さっき、私、めくらという言葉を言いましたが、それは訂正します。 センサーが潰れてしまうと、もう弾道ミサイルあるいは人工衛星を探知できないということなので、そこは複数、複眼的に持っておかないと駄目なんですよ、当たり前の話です。 今回の中期、見ていると、非常に言...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そういう答弁を何で防衛大臣がしないんですか。それが変なんですよ。大臣がまさに指揮官なんです、責任者。状況変わったんですから、命を守り切るなら。だって、今の沖縄のPAC3改修だって二十六年でしょう、できるのが。今回間に合わないから、本州にあるやつを持ってくるしかないん...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然足らないんですよ。今、第一線の方を増やすといって、後方から持ってくるんですよ。後方がアウトソーシング、これは平時はいいかもしれません。有事のときにアウトソーシングが機能しますか。するわけないじゃないですか。そこを考えるのが防衛省でしょう。いざというときに動けるの...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり見直さないともう破綻しますよ、今のままだと。もう現場にみんな負担が行っている。しかも、やることだけは増えている。 今回のPAC3、これ本州の方へ展開しますよね、もしも大臣がそう決めれば。でも、その展開した部隊、今までまともに実弾射撃やっていないんですよ。...全文を見る | ||
○佐藤正久君 努力じゃなくて、大臣が決めれば行けるんですよ。本当に一回も撃ったことがない人間が国民の命を守るためにこの発射ボタンを押す、どういうことか分かりますか、大臣。物すごいプレッシャー。大臣の決心をやっぱり私は強く促したいと思います。 じゃ、次の沖縄問題について議論を進...全文を見る | ||
○佐藤正久君 是非とも行ってください。 私も行きましたけれども、やっぱり名護の市民、賛成派だけではなく、一番は反対派の方なんです。反対派の方をいかに説得するか、説明するか、これが大事だと思います。 反対派の方も一応会うというお考えはありますか。 | ||
○佐藤正久君 是非ともやってください。 そこは、やっぱり大臣が主務大臣なんです。沖縄県民の理解を得るために沖縄との地元調整される。それはもう沖縄防衛局も必死になってやっているんですから。大臣はそこは逃げては駄目で、そこは必要だと思うんなら説明し切らないといけないと思います。 ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり名護に行く前に、やっぱりしっかりと時間を取って話し合うべきですよ。全然党と一体感がない、説得力、何にもないですよ。まさに大臣が言われたとおり、説得力ないですよね、身内をまとめ切らなかったら。 やっぱりその努力、沖縄、名護の方に行く前に、今月、沖縄の方に行...全文を見る | ||
○佐藤正久君 是非ともそこはしっかり、大臣の責任ですから、お願いします。 あと、そのほかいろいろな技術的なことも何点か確認します。 普天間飛行場、非常に傷んでいる箇所がある。私も先月、現場の誘導路とか滑走路も実際見てきました。かなりへこんでいたり、非常に危険な状態がある。...全文を見る | ||
○佐藤正久君 できるだけやっぱり安全というものを担保しながら普天間の固定化を避けるという方向で知恵を出していただきたいと、一つの案として提案をさせていただきます。 それと、まさに今再編協議をやっているという中で、防衛大臣、やっぱり今回、共同使用という部分は一つの私はキーワード...全文を見る | ||
○佐藤正久君 方向性は非常に考えが合っているということを確認いたしました。できるだけ一番いい形を、どっちみち再編するんであれば、どのみち再編するんであれば、やっぱり抑止力の維持という観点でお互いがハッピーな関係をつくれるように努力をしていただきたいと思います。 ただ、その中で...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ただ、両大臣とも、この経費の話含めた部分、これは日米首脳会談でやるにはやっぱり品がないと思いますよ。日米首脳会談を五月に予定されるなら、その前にやっぱり大臣クラスでこの金の部分は決着させるというぐらいのやっぱり気概がないと、余りにも、これは一国の首脳レベルでこんな話...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それとあと、今回の普天間飛行場の移設と海兵隊の海外移転あるいは嘉手納以南の土地の返還、これを切り離すということを発表されました。ただ、どうしても物の言い方が、特に防衛省の方の物の言い方がちょっと曖昧なんですよ。だから、今回、海兵隊の海外移転の部分が大体決着をしたらす...全文を見る | ||
○佐藤正久君 難しいけれども頑張りたいという今の答弁だったんですけれども、全然具体性がないんです。もう少しやっぱり具体性を持って、まず、キャンプ瑞慶覧であれば瑞慶覧にいる海兵隊が海外に移転しなければ返ってこないわけですよ、それにどのぐらい掛かるのか。全部そういうのが行った後、今度...全文を見る | ||
○佐藤正久君 かなり誤解が若干広がっているんですよ。行ったら分かります。もうすぐ返ってくるような感じがある。そこは防衛大臣、しっかりと説明してください。結構誤解が広がっていますよ。それだけ指摘をして、質問を終わります。 以上です。 | ||
03月26日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○佐藤正久君 私は、自由民主党、元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。 私は、元自衛官として、野田内閣の危機管理、これに大きな疑問を持っております。その代表例が防衛大臣人事です。自分は安全保障の素人だ、素人がやるのが本当の文民統制だと言われた一川大臣、今度は資料を見なければ委員...全文を見る |
○佐藤正久君 だから、大臣、どう考えても不自然なんです。玄葉大臣が前に来ている。前に、そこに座ればいいじゃないですか、空いているんですから。このような恥ずかしい振る舞いを見ているから、多くの国民はやっぱり不安感を持ってしまうんですよ。 三月十四日の私と大臣との本委員会での質疑...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今、シリアの方にはもういないということですか。 | ||
○佐藤正久君 今活動が継続中なのに大使館がなくなった、連絡調整要員もいない、そういう状況なんですよ。どういう対策を行っていますか。 | ||
○佐藤正久君 委員長、時間もったいない。 田中大臣、十四日にこの委員会で私が質問したとき、なぜ私が質問したか。それは、近々に大使館が閉鎖されるという情報があったから、その隊員の安全確保のために質問したんですよ。十四日の時点で田中大臣は大使館が近々閉鎖されるという情報をお持ちで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、これが野田内閣の状況なんですよ。大使館閉鎖情報を事前に持っていながら撤収の、中断や、計画の、誰も答えられない。撤収計画も見ていなかったと。その結果、総理が謝罪したんですよ。 大使館が閉鎖されるという情報を持っているんだったら、しっかり対応を取る、これが大臣...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、本当に隊員がダマスカスへ行くときに武器弾薬を携行していますか。間違いありませんか。それでいいですか。もう一回念を押します。武器弾薬を携行して行っているんですね。 | ||
○佐藤正久君 通常は武器弾薬を携行していないんですよ。それを変えるというのは相当大きな判断で、大臣と司令官の調整をしないといけないはずなんですよ。大臣が知らなくて本当に大丈夫ですか、それ。間違っていたら後で訂正した方がいいと思いますよ。 田中大臣、そもそもこの大使館に派遣され...全文を見る | ||
○佐藤正久君 国民の皆さん、これが現状なんですよ。びっくりしますよ。大使館が閉鎖される、総理府の連絡調整もいない、隊員だけが活動している、そういう状況で大臣が全然電話もしない。私は、イラク派遣中もそれは度々大臣に電話していましたよ。向こうからも来ました。どういうふうに考えているん...全文を見る | ||
○佐藤正久君 国民の皆さんびっくりしますよ、これ。大臣が中身読まなくて、どうやって判断できるの、事前に。 前回のこの委員会で大臣は明確に、議事録見てください、撤収計画読むと言ったんですよ。総理大臣も大臣に読ませると答弁したんですよ、委員長も覚えているとおり。それを今、読んでい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 中身を読んでいないんですよ。報告を受けているだけです、今の答弁も。それは、うそは駄目ですからね。 総理、全然前と違うじゃないですか。総理は明確にここで隊員家族に申し訳ないと謝罪されて、大臣にそれは計画を読ませると言ったじゃないですか。総理、御見解お願いします。 | ||
○佐藤正久君 総理、これは全然適材適所じゃないじゃないですか。前回も、総理も任命責任、若干認めました、適材適所と思ったがと。これは前回の議論からの全然反省がなされていない。総理も今、やっぱり中身は読むべきだと。当たり前ですよ。 総理、これ本当に、総理が家族に約束しましたよね、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 もう全然、多分誰も国民は信用していませんよ。今大臣の答弁、多分後で訂正答弁あると思いますけれども、武器の携行を含めて、あるいはその内容についても。全然万全じゃないですよ。大使館が閉鎖されたこの重み、全然分かっていないんですから。閉鎖される情報があったら、それに対して...全文を見る | ||
○佐藤正久君 余りにめちゃくちゃ。ひどいですよ。私は、宣戦布告があった場合は、これはできると言っているでしょう。宣戦布告がない場合、どういう情報や兆候に基づいて、あなたがそれを判断しなかったら誰が判断ですか。あなたは防衛大臣なんですよ。 七十六条の防衛出動でやるのか、八十二条...全文を見る | ||
○佐藤正久君 余りにもひどいですよ。私は、今回の北朝鮮のことを聞いているんじゃないんですよ。この兆候を聞いているんですよ。全然答弁していないじゃないですか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 大臣、私は今回の北朝鮮の状況を何も聞いていないですよ。弾道ミサイル対処の一般的なことを聞いているんですよ。全然分かっていないじゃないですか。これは一番基本事項なんですよ。まさに情報本部が兆候を集めている。それは、あなたがこういう兆候を集めろって命じなかったら判断でき...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然、国民の皆さん、見てください。誰が見ても田中大臣で今回のミサイル対処含めて、あるいは実際、本当、どれだけの今ミサイルがあると思っているんですか、周辺国に。全然できていませんよ。まさに、こういう兆候を見付けなさいというふうに命令するのがあなたなんですよ。それに基づ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 話になりませんよ。大臣、話にならない。いいですか。これは……(発言する者あり)うるさい。私がしゃべっているんですから。 防衛大臣、今、米軍基地に行くこのミサイルは第一義的には我が国が対応すると言いましたよね。これは集団的自衛権の関係で問題ないんですか。 | ||
○佐藤正久君 この辺の議論は非常にグレーなところあるんですよね。米軍基地に向こうがミサイルを撃つ、これを、そういうのを分かっていて自衛隊は本当に撃っていいのかどうか。海上における艦船、アメリカのイージス艦に対してミサイルが来る、それを我が国の海上自衛隊が撃っていい。同じ話ですから...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然答えていないですよ。 これは、憲法上はいいですよ。どうやって守るんですかって聞いたんですよ。 | ||
○佐藤正久君 多分、国民の方、何にも分からないと思う、今の。数隻のイージス艦と、誰が考えても、僅かのPAC3で多くのミサイル対応、これは難しいって誰も分かっているんですよ。どうやってそれを守っていくか。だから日米同盟があるんでしょう。何でそこを大臣が答えないんですか。 だから...全文を見る | ||
○佐藤正久君 誰が見ても適材適所じゃないですよ。だって、日米同盟の根幹も分かっていない。抑止力のことを言うかと思ったら全然言わない。どうやって対応するかも基本も分かっていない。これでどうやって我が国の平和と独立、国民の生命、財産を守るんですか。全然駄目ですよ。 原発の対処もそ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから、さっきから聞いていて本当に、備えあれば憂いなしじゃないんですよ。何かあったら、自治体からあったら、要請があったらやるとか、本当に憂いなければ備えなしが野田内閣なんですよ。全然危機管理の基本がなっていない。どうしてゲリラ対策、意見具申しないんですか。コーヒー飲...全文を見る | ||
○佐藤正久君 できるわけないじゃないですか。スクランブルというのは外国の航空機に対してやるんですよ。全然考えていないんですよ。これは九・一一のようなことも考えたら、極めて想定しておかないといけない事態なんですよ。だから、我々は今提言をしているんですよ。政府の方に出しています。航空...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全然危機感ないですよ。警察はテロですよ。ゲリラは大臣なんですよ。今言った小型航空機で電源に突っ込む、地上部隊が連携して原発に入って予備電源車やあるいは電線を壊してしまったら、また電源喪失状態ですよ。そういうことを備えておくのが自衛隊なんですよ。何もやっていない...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然行っていないんですよ。普通だと行きますよ。私が大臣になったらば心配になって行きますよ、どうだと。そこがあなたの危機管理が甘いんですよ。意識がない。守ろうとしない。 あなたは、まだ自分の実家のいわきの方にも震災後一回も行っていないそうですね。だから、いわきの方...全文を見る | ||
○佐藤正久君 昔は相馬かもしれないけれども、今はいわきでしょう。そんないいかげんな逃げの答弁をしないでくださいよ。 それで、最後、総理、今までの話を聞いて、実は本当に私、福島原発の今の状況を憂えているんですよ。テレビが入っているから細部言いませんけれども、今一号機から三号機ま...全文を見る | ||
○佐藤正久君 でも、その責任者が田中大臣なんですよ。二か月たっても全然原発の方に行かない。普通じゃないですよ。普通、一番日本で脆弱な部分どこか、ゲリラに狙われたら一番やばいところはどこか、最悪のケースを考えるのが防衛省なんです、元々。最悪のケースに備えつつ最善を目指せ、プリペア・...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全然分かっていない。施設の話を言っているんですよ。だから、これは今回、第一原発は免震重要棟があったから、あれがあったから対応ができた部分があるんですよ。気密性を持つような施設を造るとか、いろいろ予算、これは財務大臣も元防衛副大臣ですから、調整したら多分、そうい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 野田内閣の危機管理、全然備えあれば憂いなしになっていない、憂いなければ備えなし、大きな問題だと。防衛大臣のやっぱり不適格性というものを指摘して、私の質問を終わります。 以上です。 | ||
03月27日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 弾道ミサイル対処について議論する前に、動的防衛力について伺います。 昨日も予算委員会の方で舛添委員が動的防衛力、お話しされましたけれども、防衛大臣、これまでの日本の防衛力で動的でない防衛力ってありましたか。防衛大臣、あったかないか。 |
○佐藤正久君 全然頭の中が整理されていないからぐちゃぐちゃでしょう。あったかどうかを聞いているんですよ。 明確に、これまでの防衛力で動的でない防衛力はあったか、なかったか、明確にお願いします。 | ||
○佐藤正久君 今まで、防衛力の中では動的でない防衛力はあったというのが大臣の認識だと。 私は違うと思いますよ。今までは基盤的防衛力あっても、それぞれ有事に、何回も言う、部隊を運用するんですよ。部隊を運用して、そこの正面に充当するんですよ。動的でない防衛力で、基盤的防衛力、そこ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 この辺の議論はまだ、今度、実は大綱、中期を民主党政権は国会にまだ報告していないんですよ。これから多分、本会議等でも始まると思いますけれども、この部分、議論これからですから、とことんやりますけれども。今、大臣は、過去に動的でない防衛力はあったと明確に答弁されました。私...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、何を言っているんだ、これ、発射される前の話ですよ。発射された様々な状況じゃないでしょう。これ、おそれの場合で、おそれがあると認めるに至った場合に三項から一項に移って対処するんでしょう。何があった場合ですか、全然違うじゃないですか。しっかり、これ大事な部分ですか...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それを最初から言えばいいんですよ。しかも、それはもう二つだけじゃなくて、などですよ、今までの多分政府見解は。いろんなケースがあるんですよ。じゃ、この三項から一項に行く。でも、そんなに簡単に現場の部隊はいかないんですよ、そんな簡単に、今から三項から一項に行くと。 ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全然違うでしょう。状況が変わったんでしょう。初めからこういう対応を予想してやっていた。ところが、状況が変わって、今言ったようにいろんなパターンがあるんでしょう。そういう人工衛星の落下の軌道が判明して落ちる場合とか、弾道ミサイルが落ちてくる場合とか、今言われたじ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、しっかりしてください。手続じゃないんですよ。あなたは運用部隊の指揮官なんです。状況が変わったら部隊の配置だって変わる可能性あるんですよ、内容が、部隊展開を含めて。だから、ここからこういうふうに横に移るんでしょう。同じ場合もあれば、多分違う場合の方が多いですよ、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、余りにも今、北朝鮮の今回のケースに頭引きずられてませんか。これ一般論の話しているんですよ。いろんなパターンがあるんですよ。もうしっかり、もう一度これ、多分後でほかの同僚議員からもこれ質問してもらうと思いますので、しっかり事務方含めて整理してください、これ。大変...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、質問に答えてください。公表について聞いてるんです、公表するかどうか。全然答えてない。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、三項はなぜ公表を控えるんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 私が聞いたのは、なぜ三項は原則公表しないかと聞いたんです。 | ||
○佐藤正久君 全然説明責任果たしていませんよ。 じゃ、さっきは原則公表しないと言った。今度は公表することもあれば公表しない、これは大臣の方の一任だと。どっちなんですか、原則公表しないんですか。公表する場合もあれば公表しないこともある、両方ともイーブンなんですか、どっちなんです...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これまでの政府答弁を私、調べました、何回か。基本的に公表しないと言っているんです。ケース・バイ・ケースじゃないんですよ。基本は三項は公表しないと。理由は、やっぱりこちらがどういう態勢を取ってしまったか敵に分かってしまうから、だから三項は非常に慎重に、公表しないと。た...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今の大臣のこの答弁は、今回、実施命令でなく準備命令から出したのは、今回は前回よりも、先ほど防衛副大臣から話がありましたように、輸送の問題もある、いろんな、前回よりも更に前倒しで準備をしないとこれは対応が取れないと。それも、やっぱり表に出ない形での準備はできないという...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは委員会質疑にならないですよ。これは防衛省が我々みんなに配った今日のペーパーですよ、お知らせペーパー。弾道ミサイル等に対する破壊措置等の準備に関する自衛隊一般命令についてと、配られているじゃないですか。その別紙に、西方は準備しなさいと、東方総監は入っていないんで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 いや、説明が全然理解できませんよ。首都圏にもPAC3配置するんでしょう。南西諸島の方にPAC3準備するんでしょう。だって同じように、これ何のために配置するか、万が一のことを考えて配置するんでしょう、打ち落とすために、来たときに。そのときは、やっぱり当たったら落下物が...全文を見る | ||
○佐藤正久君 田中大臣、これは部隊運用のペーパーじゃないんですよ。これ何のペーパーか分かります、お知らせペーパーですよ。 さっきの目的の中に、普通発表しないことを事前に住民に知らせるためのペーパーでしょう。そのペーパーで、首都圏の方に配置をするのに、そこに落下した場合の対応の...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、防衛省って危機管理官庁で、最悪のケースに備えて準備するのが防衛省ですよ。蓋然性でそれでお知らせされたらたまったもんじゃないですよ。当たり前の基本が分かっていないんじゃないですか、大臣。自分が出した、これ、お知らせペーパーですよ、自分のね。 さっき言ったよう...全文を見る | ||
○佐藤正久君 嘉手納です。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、まだそれは決まっていなくて、協議するんですか、今から。それでいいんですか。 | ||
○佐藤正久君 私は今、船の話聞いているんですよ、船の話。これもそのときに海上自衛隊が、米軍の艦船に向かってくるミサイルを海上自衛隊、航空自衛隊が撃ち落とすかどうかは、これは協議するんですか。それでいいんですか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 じゃ、もう一回整理しますけれども、領海内でまだ有事になっていない場合、有事なら分かりますよ、有事でない場合も、海上自衛隊、航空自衛隊がアメリカの艦船に対して攻撃できるんですか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 多分、ほとんど理解していないんでしょうね。 いいですか、昨日議論したように、防衛事態を認定するというのは結構大変なんですよ。宣戦布告する、こんなのはめったにないケースで、宣戦布告は余りやらないんですよ。そういうケースもいっぱいあるんですよ。そういう中で、防衛事態...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、大臣、今、自衛隊が米軍基地を、平時ですよ、警備できるのは、警護出動とか、命令がなければできないんですよ。 じゃ、米軍の方に撃たれたやつは、米軍基地がありますよ、在日米軍基地。これに対して、そういうものがあったらいつでも撃っていいんですね、そうしたら。本当に...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、早く協議をしてくださいよ。 それはそれとして、いいですか、法的な部分は本当に詰めが甘いですよ。今回のような、今回のケースに限って言うと、恐らく、これは向こうから落ちてくるものは嘉手納基地に命中するというのは分からないんですよ、ある程度幅があるから。多分、余...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ほかに質問いろいろ準備したんですが、まさかこれでこんなに紛糾すると思わなかったんですけれども、時間が来ましたので、今日の質問を終わります。 | ||
03月27日 | 第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号 議事録を見る | ○佐藤正久君 私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の佐藤正久です。 震災復興に当たりまして、やっぱり組織、特に政府の組織というのも非常に大事だと思っております。今、政府の組織いろいろできてはいるんですけれども、特に緊急災害対策本部、これはもうそろそろ閉じてもいいんでは...全文を見る |
○佐藤正久君 今お渡しした政府の組織を見ていただきたいんですけれども、実際、まだ命令上、形上は、多分福島県であれば、あるいは宮城県も岩手も含めて、現地の連絡対策室というものはあるんですよね、形上は。でも、実際上はもう機能しておらないと。大体もう復興局の方に移っているんですよ、メン...全文を見る | ||
○佐藤正久君 実は、ほかの岩手県や宮城県と比べて原子力という特性があるので、非常に、実際ワンストップに本当になっているかというと、まだそこまで行っていないと、これは多分大臣も実態を見ているから分かると思うんですよね。実は建物みんな違うんですよ。合同庁舎のようなものがあって、そこに...全文を見る | ||
○佐藤正久君 是非ともよろしくお願いします。 本当に大変なんですよ、回るだけで。実際、近くにいるといないのでは、やっぱり意思の疎通含めて違いますから。是非ともそういう思いでやっていただきたいと思います。 さらに、次の質問なんですけれども、やっぱりどうしても福島の再生という...全文を見る | ||
○佐藤正久君 要は、免震重要棟は、単に免震だけでなくて、やっぱり与圧を掛けているんですよ。だから、そこでは服を脱ぐことができると。与圧が利かなければ、どうしても放射性物質が入った、汚染された空気が入ってきやすいですから、そういう拠点があそこになかったらもう多分大変なことになってい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 幾ら拡幅しても、しょせん一本道路だと行けないんですよ。実態、副大臣も現状を分かっていると思いますよ。やっぱりもう一個予備の経路を確保しないと無理ですよ。一つの経路、物すごい人が、特に高浜とか大飯の方は舞鶴の方にみんな逃げますから。 もう一つ、小浜のサバ街道、これ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 舞鶴はやっぱり防衛上も非常に大事なんですよね。ほかとやっぱり違うんですよ、舞鶴は。あそこは原子力災害あってもある程度の機能を持たさないともう日本の防衛がもたないというふうに私は非常に危機感を持っています。これは当然、災害が起きている間、防衛事態が起きないという可能性...全文を見る | ||
○佐藤正久君 次の質問に移ります。 放射性物質によって汚染された土地の買取りの話です。今、いろいろ検討されてはいると思うんですけども、放射性瓦れきの中間貯蔵施設、あるいは帰還困難地域の民有地、これは国が買い上げる予定という話もあるようですけれども、その方針をまず環境省にお伺い...全文を見る | ||
○佐藤正久君 中間貯蔵施設だけではなく、帰還困難地域の民有地も国が買い上げるということでよろしいですか。 | ||
○佐藤正久君 もう一度確認しますけれども、じゃ、国が買い上げる場合もあるということですね。 | ||
○佐藤正久君 そこがやっぱり進まないと、これ、なかなかこの区域割りがいかないんですよ。居住制限区域になるのか帰還困難地域になるかというのはえらい違いなんですよ。それがはっきり腹を決めない限りは、なかなかこの区域割りがいかなければ、結局除染も進まないんですよ。 その最初の入口っ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ここを本当にしっかりしてもらわないと、やっぱり結局協議が進まない。いろんな面で腹が、軸がないと、もうそれは現場の方はやっぱりたまらないですよ。しかも、さっき言ったように出先がみんなばらばらなんですから、建物が。それでいっぱい集まって決めるって、なかなか容易じゃないで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 時間が来ましたからやめますけれども、でも、実際は薬を値引きしているわけではなくて、そこに付いたポイントは薬以外の洗剤とかいろんなものに使っているということだから、これについては引き続き議論というものをして、広報しないとなかなか分かりにくいと思いますので、御検討よろし...全文を見る | ||
03月28日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、北朝鮮の人工衛星発射事案についてお伺いいたします。 防衛省においては、いろいろと議論を重ねているというところだと思いますけれども、田中防衛大臣にとって隊法八十二条の三の三項で破壊措置を命ずるに当たって、今一番の大臣にとって...全文を見る |
○佐藤正久君 今お渡しした地図を御覧いただきたいと思います。これは日本列島を大陸側の方から見た地図であります。今言われたように、万が一日本列島に落ちないようにするためには、イージス艦やPAC3をいろいろ配置を考えないといけないという場合、今首都圏の方にもPAC3を配備するという話...全文を見る | ||
○佐藤正久君 いずれにせよ、今大臣言われたように、万が一日本国土に落ちないような態勢をつくるというのが一番大事で、ただ、今イージス艦が三隻がドックの方に入っておりますので、残りの三隻でこれをカバーしないといけないということを考えると、前回の教訓から、やっぱり日本列島を通過した後の...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全然多分答えになっていなくて、ただ隊員が、PAC3の隊員が展開するときの作業の安全管理を一番大臣は懸念している。普通じゃないですよ。 いいですか、イージス艦が展開するでしょう、今までの、前回の四年前の例でも、北朝鮮の戦闘機が近づいているんですよ、そういうと...全文を見る | ||
○佐藤正久君 警戒監視だけで隊員は守れるんでしょうか。北朝鮮航空機がイージス艦に近づいてくる、この公海上で。どうやって対応するんですか。向こうから撃たれるまではうちは撃たないと、被害があってから対応するという考えでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、自衛隊法九十五条でどうやって隊員をこの場合は防護するんでしょうか。敵から撃たれる前に撃つということも可能でしょうか。明確に御答弁お願いします。 | ||
○佐藤正久君 大臣、逃げずに明確に答えてください。敵から撃たれる前に、そういう警護に当たっている船とか戦闘機がその敵の航空機を撃つことは可能ですか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、一般論で言います。隊法九十五条で敵から撃たれる前に撃つことは可能でしょうか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、具体的に聞きます。一般論です。公海上において日本のイージス艦が浮いている、そこに敵の航空機が近づいてきたと、公海上ですよ、平時。そのとき、九十五条でどういう条件があったら自ら先に射撃できるんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 だから、それを聞いているんですよ。答えてください。 | ||
○佐藤正久君 答えてないです。 | ||
○佐藤正久君 私が聞いているのは、どういう場合かって聞いているんですよ。全然具体的じゃないじゃないですか。今回、リアルワールドで起きるかもしれないんですよ。四年前も北朝鮮の戦闘機が近づいてきているんですよ。これは我々野党、与党を問わず、非常に大事な問題なんですよ。法律が、本当にそ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 警護出動じゃないですよ。警護出動というのは別な、テロに対しての米軍施設や自衛隊を守るのが警護出動でしょう。全然違いますよ、警護出動というのは。 具体的に、どういう兆候があったときに先に航空自衛隊の方が撃てるのか、あるいは艦船が撃てるのか、それとも撃てないのか。だ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 検証してくれていると思うとか、人ごとじゃないんですよ、田中参議院議員は今防衛大臣なんですから。しかも、今大臣にとっての隊員の安全上の確保の一番の懸念事項はPAC3の隊員が展開するときの作業の安全管理、違いますよ。四年前の例を見たって、これは本当ぎりぎりで、我々自民党...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、やっぱりこの分野というのはこれからもいろいろ、情報、警戒監視における武器使用はどうするかということをもっとやっぱり我々政治家も詰めないといけないと思うんです。 これは、東シナ海におけるやっぱりいろんな緊張状態が高まるかもしれないし、大臣、情報収集、警戒にお...全文を見る | ||
○佐藤正久君 よろしくお願いします。 やっぱり、この情報収集における武器使用の部分は本当に今まで現場が困っているところなんです。そこは防衛省の方もやっぱり危機管理官庁ですから、隊員の安全確保という観点から、任務遂行の観点からも、そこは研究会しっかり立ち上げる、今の大臣の答弁、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは本当に大事な話で、自衛隊がそこから、基地が使えなくなってしまったら、支援ができないんですよ。今回の災害においても非常に駐屯地、基地の重要性、教訓が出ていますように、今回も地震、津波に対する防衛省の予算も非常に少なかったんです。東北の方に対しては非常に今回予算取...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、よろしくお願いします。非常にこれ大事な話ですので、お願いします。 次に、ホルムズ海峡での、その付近での海上交通路の安全確保について質問をします。 OEF—MIOへの海自補給艦の給油、これは小沢元民主党代表は憲法違反だと強く主張し、結果、民主党の反対で給...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、大臣は憲法違反ではないけど継続に反対をしたということですね。であれば、憲法違反でないとするならば、小沢代表の指摘はどこが間違っていたんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 これは本当、大きな議論になったんですよ、国会でも。民主党はそれで反対したんでしょう。でも、本人は、あなたは違うと言うなら、小沢元代表の憲法解釈はどこが違うというふうに考えるかと聞いているんです。 | ||
○佐藤正久君 大臣、これ、これからホルムズ海峡についていろいろ考えるときに非常に大きなポイントなんですよ。これは、小沢元代表は、これはアメリカの個別的自衛権に基づく戦争に日本が加担するのは駄目だという論理を言われていたわけですよ、当時。我々は、それは国連の安保理決議というもの、あ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 では、追加質問します。 インド洋に海上自衛隊が派遣していた当時、そのインド洋の海上自衛隊の派遣、あるいはそこの多国籍海軍は日本の商船の安全航行に役立っていたと思いますか。 | ||
○佐藤正久君 ここは大臣がちゅうちょするところじゃなくて、今までもこれは何回も議論している。これは反射的効果としてそれは効果があったと何回も答弁しているし、議論もしているんですよ。 それで、じゃ大臣に聞きます。日本の海上自衛隊がそのまま継続していたとしたら、日本の商船の安全航...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱりあったんですよ。前回もちゃんと政府答弁で、これは、海上自衛隊の補給艦の派遣等は日本の商船等の安全航行にこれは有益だと。だから、続けていたら当然有益なんですよ、当然。今、アメリカのCTF150も152も158もまだいるわけですから、OEF—MIOはまだ続いてい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そうなんです。これはもう党利党略ではなくて、これは非常に日本の国益というものにつながり、また日本の責務でもあると私は思っているんですよ。日本はこれだけの大きな国です。世界的な地位もあるというときに、ホルムズ海峡におけるやっぱり安全確保にいろんな形で貢献をしていく、こ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは本当に党利党略を超えて、やっぱり日本が責務を果たすと、これは貢献ではないと私は思っているんです。これは義務だと思う。コントリビューションではなくてオブリゲーションだと思っています、この分野については、日本として。しっかり議論をしていきたいというふうに思います。...全文を見る | ||
○佐藤正久君 委員長、これ、全然前回の一川大臣の答弁と違いますよ。当然、派遣するに当たっては、派遣する前に中期計画とか、それから出口戦略を作るのは当然だと、それは外務省やあるいは南スーダンの国と連携をして作っていくと。だって、中期計画がなかったら、今、二次までで、あと何も決まって...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今回、民主党政権になってから非常に憂いているのは、ハイチもそうですが、若干派遣する前に精緻な議論が足らない部分があるんですよ。だから、今回のハイチについても出口戦略が全然描けなくて、今非常に苦しんでいるじゃないですか、ハイチ。あのときは慌てて送ったんですよ。だから、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、やっぱりこれしっかり作らないと、特に国づくりですから、ベクトルを合わせないといけないんですよ。今までみたいに国連から言われた業務をやるだけではなくて、日本の意思としてJICAと連携すると言っているんでしょう。だから、余計その計画がなかったら無駄になっちゃうんで...全文を見る | ||
04月03日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第17号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤です。 防衛大臣、北朝鮮には日本が対処すべきノドンミサイルがあります。大臣、このノドンに対する評価、これをお聞かせください。 |
○佐藤正久君 ノドンミサイルだけで約二百基が実戦配備するというふうな情報もあります。防衛大臣としてノドンミサイルからどうやって日本を守り切るか、お答えください。 | ||
○佐藤正久君 北朝鮮の約二百基もあるというミサイルに対して、現在のPAC3とイージスで守り切るということでいいんですか。 | ||
○佐藤正久君 私は、質問は、守り切れますかと聞いているんです。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、二十四年度の防衛予算は欠陥予算ということですか。国民の命を守り切れないと今大臣言ったんですよ。どうするんですか、それで。 | ||
○佐藤正久君 日本を守り切れないと大臣は答弁されました。じゃ、中期間でミサイル防衛どのぐらい整備するんですか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、中期間どうやってこの防衛体制整備するか、具体的な状況を教えてください。 | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、じゃ、それだけ整備したらノドンミサイルに対して日本国民を守り切るということができるという評価でしょうか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、中期をやっても守り切れないという認識なんですね。じゃ、それはどうやって対応するんですか、日本。 | ||
○佐藤正久君 だったら、中期防を見直す必要があるんじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 作業で国民の命は守れないんですよ。そんないいかげんな答弁、駄目ですよ。 じゃ、今度、弾数、大丈夫ですか。迎撃用の弾数、大丈夫ですか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、今防衛省は、十分な弾数あると、だけど装備が足らないから守り切れないと、そういう認識でいいんですね。 | ||
○佐藤正久君 国民は更に不安になりますよ、今みたいな答弁では。 どうやって守り切るか。足りなければ足りるようにしないといけないんですよ、それが防衛大臣ですから。今、今回の人工衛星対処、あれは弾道ミサイルの対処をやっている防衛省からしたら簡単なんですよ。もう撃つ場所も分かる、一...全文を見る | ||
○佐藤正久君 有言実行でしっかり見直してください。自民党が政権取っても見直しますよ。 ただ、じゃ、今回、北朝鮮人工衛星について聞きますけれども、今の弾道ミサイル対処でその答弁だと、本当の有事のとき、本当、大臣では日本を守れないということを強く思いました。 三十日に破壊措置...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ということは、撤収まで大臣の判断事項はないということですね。 | ||
○佐藤正久君 机上の空論をやっているんじゃないんですよ。じゃ、今回、八十二条の三の三から一項の方に移る場合もあるということですか。あるんですか、今回。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、今回の状況でどういうことがあったら一項に移るんですか。今回ですよ、今回。今回のケース。 | ||
○佐藤正久君 全然大臣分かっていないですよ。これは一般論の話の事例を言っているだけであって、今回、どうやって、その人工衛星が我が国に落下するんですか、それが事前に分かるんですか。分かっても、閣議決定なんですよ、一項って。全然一項分かってないじゃないですか。どういう状況でこの人工衛...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然、大臣、頭整理していないですよ。何でミサイルが発射されてから閣議決定で一項移れるんですか。あり得ないじゃないですか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 全然違いますよ。さっきの訂正してください。ミサイルが発射されてから一項に移るなんかないでしょう。 | ||
○佐藤正久君 これではとても大臣に任せられませんよ。全然分かっていない。普通に考えれば、今回、破壊措置命令出したら、今回の状況、大臣の判断事項は撤収までないですよ。ないですよ。 じゃ、撤収、どういう基準で撤収するんですか。 | ||
○佐藤正久君 三年前は発射の翌日に撤収命令を出しました。何で今回は直ちになんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 何でなんですか。三年前の検証もしていないんですか、大臣は。それでどうやって判断できるんですか。前回は一日後に撤収命令ですよ。検証しないで何やっているんですか。どうやって守れるんですか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 それは違いますよ。今回、破壊措置命令の期間が十二から十六であって、十六に発射されたら十七に撤収命令はあるんじゃないですか、前回の例だと。 | ||
○佐藤正久君 前回は四月五日に発射があって六日に撤収命令なんですよ。検証もしていない、その発言だけはここで訂正してください。撤回してください。 | ||
○佐藤正久君 大臣、正直なんですよ。本当に検証していないんです、大臣そのものは。防衛省全体では、自衛官とかやっていますよ。本当、田中大臣では守れませんよ。 大臣、じゃ、今回、沖縄の方に人工衛星が落下する、それはどういう場合ですか。 | ||
○佐藤正久君 全然答えになっていないですよ。官房長官はちゃんと明確に言っているじゃないですか。何で防衛大臣言えないんですか。どういう場合に沖縄に落下する可能性があるんですか。 | ||
○佐藤正久君 これは官房長官のコメントと違いますけれども、どっちが正しいんでしょう。 | ||
○佐藤正久君 これが野田内閣の実態なんですよ。 一段目の切離しの場合はこうだ、二段目の場合はこうだ。官房長官言っているのは、二段目のロケットの燃焼が中断するケースでは我が国に落下する場合があると言っているんですよ。明確に言っているんですよ。そんなのも分からないんですか。紙を読...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、落下したときは災害派遣で対応すると。これは自主的に派遣できないんですか。要請ベースですか。 | ||
○佐藤正久君 どっちが基本ですか。自主派遣ですか、要請ベースですか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、仮に多良間村に落ちたとします。どういうルートで災害派遣やるんですか。多良間村。 | ||
○佐藤正久君 全然答えになっていませんよ。仮に、じゃ、その多良間村に落ちた場合、どういう手続で部隊が行動するんですかと聞いたんです。 | ||
○佐藤正久君 村長はどういう立場なんでしょうか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 じゃ、それはどのぐらいの時間が部隊に行くまで掛かると考えていますか。 | ||
○佐藤正久君 話になりません。もう一番情報を分かっているのは自衛隊なんですよ、レーダーもあるわけですから。最初は自ら動いた後から要請を受ける、これが普通じゃないですか。当たり前じゃないですか。基本ですよ、こんなこと。 | ||
○佐藤正久君 現場は本当に動いているんですよ。落ちたら自衛隊は、そばにいる自衛隊は行くんですよ、後から要請が来たっていいわけですから。 じゃ、どうやって多良間村にどこの部隊が行くことを今考えているんですか。上、通るんですよ。 | ||
○佐藤正久君 どうやって行くんですか。 | ||
○佐藤正久君 ヘリが飛べない天候ならどうするんですか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、代替手段は考えていないんですか。 | ||
○佐藤正久君 多良間村は宮古と石垣の間なんですよ。どうやって陸上自衛隊、陸上じゃないのに行くんですか。 | ||
○佐藤正久君 ということは、海上じゃ、船はそこに放置しているということですか。 | ||
○佐藤正久君 海上保安庁の船で陸上自衛隊の車両載るんですか。 | ||
○佐藤正久君 全然シミュレーションができていませんよ。多良間村の方の港、海上自衛隊の船が入れる港かどうかを確認していますか。 | ||
○佐藤正久君 多良間村は石垣と宮古の間なんですよ。なぜ、であれば事前に自衛隊を配置しないんですか。 | ||
○佐藤正久君 それでは迅速性に欠けると思いませんか。宮古島と石垣島に置いて、何で多良間村に事前に置かないんですか。離島ですよ。 | ||
○佐藤正久君 全然分かってないですよ。 | ||
○佐藤正久君 いや、いい、副大臣。大臣、大臣。呼んでませんから。ちゃんと正しく答えてください。多良間の話聞いているのに、何で石垣の話言っているんですか。多良間のことを聞いているんです。 | ||
○佐藤正久君 そこまで国民に説明しないと分からないんですよ。何で三名なんですか。何で部隊を置かないんだ、初めから。その方が災害対処しやすいと思いませんか。 | ||
○佐藤正久君 なぜ三名から一、二名増やして対応が変わるんですか。 | ||
○佐藤正久君 連絡員と部隊の違い、分かっていないんじゃないですか。三名の幹部と、一、二名増やして四人になって、それで部隊と言えるんですか。 | ||
○佐藤正久君 今の委員長提案も受け入れないし、人口規模で判断する、そういうのが防衛省でいいんですか、大臣。びっくり答弁なんですよ。人口規模で部隊配置を決めるんですか。こういう対応ができるから今のままでいいんだという答弁があると思ったら、代替手段も考えていない、港もどうかも調べてい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 まず大臣、人口が少ないから部隊配置をしなかったという午前中の答弁、これは沖縄県民に対して極めて失礼な答弁だと思いますよ。沖縄県民、謝罪をお願いします。 | ||
○佐藤正久君 特に沖縄の方に対しては、戦前のこともありますから、いろんなことでやっぱり配慮しないといけない。今回、大臣は守り切るという覚悟が大事で、万全の態勢を取らなければ駄目なんですよ。 先ほど、救援部隊を送ると言いました。救援部隊を送るこの法的根拠は何でしょうか。 | ||
○佐藤正久君 ということは、今回の破壊措置命令とは別だということでいいんですね。 | ||
○佐藤正久君 今回、イージス艦、配置するに当たって、私はF15やあるいは潜水艦、護衛艦もやっぱり配置すべきだと思いますけれども、大臣の御見解をお伺いします。 | ||
○佐藤正久君 F15、潜水艦、これが大事だと思いますけれども、いかがでしょうか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 それを……(発言する者あり)済みません。 | ||
○佐藤正久君 はい。派遣するための根拠は何でしょうか。 | ||
○佐藤正久君 これは、武器等防護は派遣の根拠じゃないんじゃないですか。武器等防護のために派遣するんですか、あらかじめ。 | ||
○佐藤正久君 それは武器使用の権限であって派遣の根拠とは違うんじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 全然分かっていない。調査研究でしょう。設置法でやっているんですよ。自衛隊法ではなく設置法の調査研究で派遣をして、状況においては九十五条の武器等防護でやるということでしょう。 でも、これはおかしくないですか。何でこのミサイル破壊措置命令のときに調査研究で部隊を派遣...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから、やっぱりそれはおかしいんですよ。 本来であれば、本当に国民の命を守るために破壊措置命令をやっている。それに付随する救援部隊は災害派遣の準備とかあるいは調査研究でやって、場合によっては武器等防護でやる。これはやっぱり法的にしっかり整備すべきだと思いませんか...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、このイージス艦の部隊とF15の部隊と救援部隊、これ、手当はどうなっていますか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、全然真面目にシミュレーションやっていませんよ。みんな手当が違っちゃうんですよ、法的根拠が違うから。全然違うんですよ。一体となって部隊で行動しないといけないのに、派遣する根拠がみんな違うんですよ。これ、一体性を取れ、しかも手当も変わってくる、おかしいと思いません...全文を見る | ||
○佐藤正久君 もう一つ、国民の疑問の一つは、今回、災害派遣で対応すると言いましたよね。弾道ミサイル対処のときは国民保護等派遣もできるんですよ。何で国民保護等派遣をやらないんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 全然理由答えていませんけれども、大臣、国民保護法制の弾道ミサイル対処、読んだことありますか。 | ||
○佐藤正久君 だから、三年前もこれは大きな問題になったんですよ。弾道ミサイルは緊急対処事態で対応できるんですよ。災害派遣は非常に弱い。上から落ちてくるかもしれない、そのときは、どうしても国民の立場からすると、国民保護等派遣ということもやっぱり議論しないといけないんですよ。 今...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは大事な話なんです、この話は。大事な話なんです。検討してって。つまり、政治家として大事なんですよ、これ。現行法制の問題点なんです、これは。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 この問題、非常に大事な問題なので、是非ともしっかりと法的に詰めてください。 それと、今回どうしても、私のところにも来る疑問の一つに、今回十六高射隊のうち八個高射隊使っていますよね。なぜ東京の方には配備をして、経済の中心の大阪の方には配置しなかったのか、答弁をお願...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それじゃ、やっぱり説明になっていないんですよ。政治経済の中心の首都圏に置いたわけでしょう。三年前はまだPAC3は数が足らなかったんですよ。今回、十六高射隊整備されているんですよ。八しか使っていない、残り八あるんですよ。なぜ大阪に配備しないんですか。 | ||
○佐藤正久君 前回と違うんですよ。整備したんですよ、一生懸命、予算付けて。で、十六のうち八しか使っていないんですよ。同じ経済の中心の大阪になぜ配置しないのかと。八個あるじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 何か統幕が決めたら、それをただ大臣は言うんですか。文民統制、おかしくありませんか。しっかり今回公表した以上は説明してくださいよ。 | ||
○佐藤正久君 だから、それじゃ納得できないですよ。 普通、八十二条の三の三は公表しないんですよ。公表した以上は説明しないといけないんですよ、大臣は。可能性がない首都圏の方に配備をして、大阪に配備しない。自衛隊の計画は、首都東京と大阪、そこは政経中枢として押さえているじゃないで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 もうこれ以上言いませんけれども、せっかく整備したんですよ、なぜ使わないか、理由、この辺りはもっと明確に答弁をお願いしますよ。それじゃ、みんな納得しません。みんな一生懸命整備してきたんですから、ここまで。 私は、大臣では、この人工衛星対処どころか、弾道ミサイルに至...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今、まさにシリア情勢が非常に今混沌としているんですよ。 じゃ、このシリア国民評議会、これは国に準ずる組織でしょうか。 | ||
○佐藤正久君 でも、日本政府は、四月一日にこれは正式に承認したんじゃないですか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 これ非常に多く、日本も参加したフレンズ会合で会合全体としては承認しているんですよ、四月一日に。 それで、これは今シリアの国内で、これが仮に国に準ずる組織であれば、これは国際紛争の一端というふうにみなされますか。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 これは、四月一日のシリア友人会合で反体制派の国民評議会をシリアの代表として承認しているんですよ、一日に。シリアの友人会合としては。 だから、国又は国に準ずる組織、国準というのはどういう基準をもって国準とするんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 これは、今までの答弁では、組織性とか計画性とか国際性とかいろいろあるわけですよ。これはかなり、今非常に国準に近い形になっているんですよ、アメリカ等も認めていますから、既に。 じゃ、アサド政権とこの国民評議会、この関係をどういうふうにとらえていますか。 | ||
○佐藤正久君 これは仮に国準として、そうした場合、紛争が活発化したと、これは、PKO派遣という観点では大臣はどのように整理されますか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、シリアの国民評議会とアサド政権の対立が五原則のどれに抵触するんですか。 | ||
○佐藤正久君 官房長官は十二月六日の委員会で、武力紛争が発生していないという状況がPKO五原則の前提だと言っているんです。じゃ、これが、紛争が激化したら、これは撤収ということになるんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 今PKO部隊はダマスカスの方にも行っているんですよ、自爆テロ等が発生した。これは、じゃ、どういう状況になったらこれは中断ということになるんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 全然整理していないようですけれども、これは非常に、今PKO法改正、見直しのときの五原則の適用と武力紛争の関係、あるいは停戦の受入れ合意、あるいは中立性、これは非常に合っていない部分がいっぱいあるんですよ。これについて、大臣、政府としても見直すということは考えていませ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 最後に、F35について一つ二つ聞きます。 大臣は衆議院の予算委員会の中で、将来、新たな機種選定も視野に入れなければならない状況が起きるかもしれないと言っていました。どういう状況になったら取りやめるんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、価格が高くなったらやめる。価格が高くなってもF35でいくという覚悟はないということですね。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、納期も同じですね。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、米空軍の今F35のIOC、この状況どうなっているか存じていますか。 | ||
○佐藤正久君 アメリカは、量産確認試験は一九年度以降なんですよ。IOCも、それも今未定になっているんですよ。ということは、ブロック3じゃないものが入ってくるかもしれないし、また、試作段階のものが入ってくる。これ、本当にいいんですか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、終わりますけれども、とても大臣の下で人工衛星対応、弾道ミサイル対応できないと私は確信しました。 以上で終わります。 | ||
04月17日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず防衛大臣、今回北朝鮮のミサイル発射情報、政府発表が発射から四十六分と大きく遅れ、沖縄県民だけではなく多くの国民が野田政権の危機管理に不安あるいは不満を呈しています。例えば、宮古島の中学校、テレビの発表を見てから慌てて校内放送を流して外...全文を見る |
○佐藤正久君 反省したら、やっぱりそれなりの責任というものが生ずるんですよ。当たり前ですよ、危機管理ですから。これが本当にミサイルだったら四十六分、あり得ませんよ。着弾してから被害はありませんでしたと、こんなことになったら絶対いけないわけで、今回北朝鮮のミサイルも失敗したと言われ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然、何かこれが一番問題だということを明確にも言えない、まだ頭の整理ができていないんですよ、大臣が。官邸との連携、あるいはその正確さを期したと、いろいろありますけれども、また一番の問題は、田中大臣と藤村官房長官の判断力のなさ、あるいは危機管理能力のなさだと、私はそう...全文を見る | ||
○佐藤正久君 官房副長官、官房長官は、この当初の最初の第一報は官房長官がやるはずだったということを自民党の政調会長にも、あるいは記者の方にも述べています。これ事前に官邸の方は、この記者会見をやるということを説明を受けていたんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 いや、副長官、実は官房長が非常にろうばいしていたんですよ、この件で。うちの政調会長がこの申入れに行ったら、参ったと、何かの手違いがあったか分からないけれども、先にやられてしまった。これは、防衛大臣のこれは暴走なんですよ。 先ほどマニュアルと言われました。マニュア...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それで、この大臣の官邸との連携がないままのこの記者会見、これが今回の情報発信を更に迷走させているんですよ。今、官房副長官が言われたように、情報というのは危機管理のときはやっぱり一元的に発信しないと、混乱しちゃうんですよ。防衛省だけで今回済む問題ではなくて、各自治体あ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然反省がないですね。 公表ぶりというものを八時十六分に出したという話でしょう、ファクスで。だけれども、八時十六分に出しても、八時三十分にはまだエムネットでまだ全然違う内容なんですよ。責任の押し付け合いなんですよ。だから、危機管理のときは官邸の方が一元的にやらな...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然意味がないですよ。担当の思いでやられちゃ困るんですよ、危機管理は。 しかも、これ見ると、後ろの二行は後で付け加えているんですよ。筆跡が違う。だから、当初の八時十分のときは上の三つはあったんですよ。八時十分のときに三つ出せばいいじゃないですか。それを、ずっと大...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、言っているのがでたらめなんです、言っていることが。これは、急いでこれを出した、だったら、こちらの二報の方は八時十分のを出せばいいじゃないですか。さっき、自分でいろいろ状況の変化を待って出した、言っていることが全然違うじゃないですか。第一報は急いだ、第二報は状況...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然質問を、頭の整理が大臣、全然できていないですよ。今回、ダブルチェックで両方、アメリカの、自衛隊の、両方情報を取ってやろうというのが基本であった。でも、想定の中で、当然のごとくアメリカの情報が取れても日本の情報が取れない場合がある。この部分を想定していないから、官...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全然質問にも答えていないし、全く分かっていない。落下位置が確認されなかったらSEW流さないんですか、そんなおかしいことはないですよ。だって、発射の情報でまず一報流しているんじゃないですか。落下地点をね、前回も、落下地点が決まってから流す、そんなのないですよ。三...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは普通使わないでしょう、こんなこと。七時四十分でしょう。これ、マルナナヨンマルと言うんですよ、自衛隊の方では。これはみんな自衛隊のやつなんですよ。普通、こんな文書要務やりませんよ、官房で。伝わりますか、これ。恐らく玄葉大臣も分からないと思いますよ、これ、全部。 ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然、自分が言っている緊張感が一番ないのが大臣じゃないですか。大臣室にいた、こんなの普通恥ずかしくて言えないんですよ。国民の安全を守らないといけない、現場の隊員たちが、自治体の方々がどんな思いで対応していたか。指揮所にいるのが当たり前でしょう。態勢みんな取っていたん...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今、大臣、じゃ、その三年前はもう一度私も確認しますが、この、大臣今言ったのは、認めたんですよ、米軍のイージス艦の情報が、軌跡があると見ているんですよ、画面で、画面で見せているんですよ。実際そういう情報が、北朝鮮西岸、発射方向南、こういうのがあって、航跡も見ている、大...全文を見る | ||
○佐藤正久君 結局ダブルチェックできなかったんじゃない、最後まで。最後までダブルチェックしていないんですよ。できなかったんですよ、最後まで。自衛隊のレーダーに映っていないんですから。最後まで探知できないんです、映っていないんだから。だからこそ、さっき言ったように、自衛隊のレーダー...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然答えていませんよ。 普通の人間ならば、八時に受けたら少なくとも八時一分か二分には電話しますし、八時六分に受けたら八時七分、八分にやりますよ。そういうことも民主党の国会議員の方は分からないんですか。今、副長官、答えませんよね。 そんな一分、二分、実際、今回...全文を見る | ||
○佐藤正久君 携帯電話がなくたって普通の電話はありますよ。そんないろんな、ずうっと言い訳ばっかりなんですよ、聞いているのが。 でも、実際、今認められたのは、八時十三分の官房長官に連絡したときは、八時三分のエムネット、これを承知していなかったと。これどういうことですか。防衛省の...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そんなことを堂々と言っていいんですか。エムネットは連携取っていない、防衛省の方にはエムネットの端末ないんですか。運用企画局長、どうですか。 | ||
○佐藤正久君 これ、エムネットの端末がない。外務省もないんですか、外務大臣。 | ||
○佐藤正久君 えっ、あるでしょう。 | ||
○佐藤正久君 官房副長官、外務省にあって防衛省にない、どういうことですか、これ。 | ||
○佐藤正久君 何ですか、それ。防衛省の方にないと。防衛大臣はエムネットを見ずに、そして十三分に官房長官に電話をしている。これで記者会見なんかやられたらたまったもんじゃないですよ。おかしいでしょう。エムネットの内容をしっかり見て普通は記者会見しないといけなかったら、全然整合性取れな...全文を見る | ||
○佐藤正久君 訂正されますか、防衛大臣。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、端末がある、なぜ防衛大臣が確認しないんですか。八時三分に全国に出したんでしょう。それは防衛大臣は承知をしていない。これは誰が防衛大臣にそのエムネットの内容を伝達することになっているんですか。 局長、お願いします。 | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、運用企画局長がエムネットの端末があるかどうか分からない、エムネットの情報を誰が責任持って防衛大臣、政務三役に伝えるか、これも分からない。 だから、自民党のときに運用企画局と統幕、運用の一元化というんであれば、それは省改革をやるべきだと言ったんです。三年...全文を見る | ||
○佐藤正久君 是非検討してください。 これは、本当にやっぱり実際現場の運用を分かっている人間が政治家に説明した方が早い部分はいっぱいあるんですよ。官邸の方もそうです。やっぱり、現場の運用を分かっている人から直接政治家は聞きたい。私もそう思いますよ。これは当然、事務官とかの人も...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、当然見ていない、そういう表現はおかしいと思いますよ。危機管理を担当する自衛隊の指揮官ですよ、防衛大臣は。当然見ていない、自衛隊は組織が大きいから勘弁してほしい、そういう話じゃないですよ。 じゃ、官房副長官、この大臣記者会見の内容、これは官房長官はいつごろ知...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それは何時ごろですか。 | ||
○佐藤正久君 おかしいじゃないですか。記者会見が二十三分ですよ。何で二十三分に記者会見やったのに、さっきは記者会見の後、報告受けたと言っておいて、今八時十三分なんですか。おかしいじゃないですか。記者会見の前じゃないじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、会見後いつか、今分からなければ後で報告をお願いします。 もう一つ、今回、エムネット、この中身について、あるいはこの発出の仕方について、実は内閣危機管理監に聞きたかったんですよ。 これは、官房長官も官房副長官もエムネットの発する内容、発出の時期、全く関与...全文を見る | ||
○佐藤正久君 昨日の説明では、八時三分に出すというとき、危機管理監は局長から説明を受けていた、でもその間、割って入ってこれを許可をもらったと言っているんですよ。種谷審議官、これ、どっちが正しいんですか。 | ||
○佐藤正久君 だから、ここが多分、危機管理の大きな問題なんですよ。実際に発出する前に一応打合せをしていた。だけど、実際、松本企画局長からSEW情報を得ているんですよ、もう。得ているのであれば、この内容を修正すべきなんですよ。全然合っていませんからね。ここでは、この内容というのは、...全文を見る | ||
04月20日 | 第180回国会 参議院 本会議 第13号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました田中防衛大臣問責決議案に賛成の立場から討論いたします。 本院は、昨年十二月、一川前防衛大臣の問責決議を行いました。二代続けて防衛大臣の問責決議は誠に遺...全文を見る |
04月25日 | 第180回国会 参議院 憲法審査会 第4号 議事録を見る | ○佐藤正久君 ありがとうございます。 井戸川町長にお伺いしたいと思います。 今回の震災は、法律的には、地震、津波に対する大規模地震対策特別措置法というものと原子力災害に対する原子力災害対策特別措置法と二つの法律が取りあえず適用されて、国あるいは県としては組織がいろいろ立ち...全文を見る |
05月30日 | 第180回国会 参議院 憲法審査会 第6号 議事録を見る | ○佐藤正久君 ありがとうございます。自民党の佐藤正久です。 今回は、震災と非常事態条項を議論しておりますけれども、本来、我々にとって一番大事なのは、やっぱり国の独立時において独立をいかに確保するかという観点からもこの緊急事態条項を議論しないといけない。その延長線上に私は大規模...全文を見る |
05月31日 | 第180回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第5号 議事録を見る | ○佐藤正久君 ありがとうございます。 アジアに対する取組を考えた場合、やっぱり支援という切り口とビジネスという切り口、今、大島さんが言われたように、支援とビジネスのバランスをどうやって我々としてこれから進めていくかと。支援の場合も、防災という観点とあるいは給水という観点の支援...全文を見る |
06月19日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 元航空自衛官の森本大臣、防衛大臣御就任、誠におめでとうございます。敬意を表しまして、今日は迷彩のネクタイをしてまいりました。また、玄葉大臣は同じ福島県出身ということでもあり、バックグラウンドが近い両大臣とこの委員会でかみ合う議論をした...全文を見る |
○佐藤正久君 大臣、これ委員会ですので、もっと端的な答弁をお願いします。 それで、残念ですけれども、やっぱりこれまでの論評だとかなり厳しく批判をされておられます。実際に昨年出された本によっても、菅内閣の原発対処、明らかに民主主義の原則に反している、どこかの独裁国のように極めて...全文を見る | ||
○佐藤正久君 森本大臣、これが実態なんですよ。担当が分かっていても、大事なその測定結果を大臣が分かったのが一年三か月過ぎた昨日と。これは余りにもおかしいと思いますよ。 外務大臣、この測定結果で、中を見ると、毎時百二十五マイクロシーベルト超の高い線量地域があった。これは八時間滞...全文を見る | ||
○佐藤正久君 外務大臣、これは外務省が米政府から得た情報なんです。これはSPEEDIは推測値でしたよね。今回のやつは、でも今回、実測値なんです。この重みというのをやっぱり外務大臣としても真剣に考えていただかなきゃいけないと。実測値で出ているんですよ、百二十五。若干誤差があるにして...全文を見る | ||
○佐藤正久君 実際、大臣御存じのように、原発さえなければと書き置きをして自殺された方もおられますし、実際、一時帰宅のときに首をくくられた方もおられます。一週間目に私自身も、もう避難生活に疲れた、もう先が見えないと、原発地域に入って自殺をして自分の思いを伝えたいという人までやっぱり...全文を見る | ||
○佐藤正久君 実際、人命が懸かっているんですよ、遺憾というものじゃないですよ。 文科省、釈明ございますか。 | ||
○佐藤正久君 事実関係はいいですよ。 | ||
○佐藤正久君 当たり前ですよ。遺憾という面じゃなくて、自分でやっぱり反省しないといけないんですよ。役所というのは所掌事務に基づいてやるから、その間におっこっちゃうんですよ。それが森本大臣がずっと大臣就任前から言われていたことなんです。所掌事務で全部やるから、所掌事務に書いてないこ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それが今までの民主党内閣の失敗点なんです。安全と安心は違うんです、安全と安心は違います。幾ら民主党政権が放射能を含めて安全だと言っても、安心しないんですよ、福島県民は。大臣御承知のとおりです。いっぱい聞いているでしょう。これだけ数字が二転、三転して、百ミリから二十一...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、掌握してください。掌握してください、第一原発、第二原発の状況。それは、防衛省の事務方もしっかりそこの辺りは防衛大臣に情報を入れなきゃ駄目ですよ。福島の再生なくして日本の再生なし、これは言われているんでしょう、野田総理の方針として。原発が安全じゃなかったら帰...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、自分の言葉で言われた方が多分大臣の評価は上がると思いますよ。 航空機テロ一つ取っても、御存じのとおり、例えば福島空港からそういう飛行機が飛び立った、航空自衛隊はスクランブル発進できないじゃないですか。自民党は民主党政権に対して、治安出動をまず掛けておいて、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 玄葉大臣、せっかく危機管理のプロの森本防衛大臣が着任されたわけですから、それは連携してやっぱりやってくださいよ。福島県の出身の閣僚は玄葉さんだけなんですから。今、どんどん温度差が広がっているんですよ、東京と福島の。聞かれているとおりです。やっぱりそれは玄葉大臣が真剣...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣御存じのように、原発のテロ、これは緊急対処事態に認定される可能性があります。事態が認定されたら、国民保護等派遣は自衛隊に命令される可能性があります。まさに防衛大臣の所掌なんですよ。この場合、場合によっては海上保安庁じゃなくて海上自衛隊、海から救出もあるかもし...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、警察の訓練もいいんですが、やっぱり基盤整備なんです、基盤整備は時間が掛かりますから。これを早くやらないと間に合わない。基盤整備はいかがでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、ありがとうございます。 やっぱり自衛官の定数もそうなんですよね。先ほど、広田委員からもありましたけれども、やっぱり昨年、防衛省が出された震災の教訓でも人が足らないと出ております。実際、森本大臣も、昨年三月二十三日の参議院の予算委員会の公聴会でこう言われてい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ありがとうございます。是非やっていただきたいと思います。 ただ、もう一点だけ、昨年の震災に関する防衛省の教訓事項、まだ中間報告なんです、大臣。中間報告なんです。これは森本大臣のやっぱり知見、プロの目から見た形でそれをしっかり作って、中間報告その二でも最終報告でも...全文を見る | ||
○佐藤正久君 あと、両大臣、オスプレイもそうなんです。安全と安心は違うんです。幾ら米軍が安全だと言っても、なかなか国民、とりわけ沖縄県民の方は今安心しておりません。その件でこれから若干質問いたしますけれども、米軍の考え方、米軍のオスプレイの沖縄への配備計画、米軍は今年末までに沖縄...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それは違うと思います、大臣。今年末までに配備するということは明言していますよ、米軍の方は。 防衛大臣、いかがですか。 | ||
○佐藤正久君 外務大臣、だから防衛省は政務官を岩国の方に派遣して説明したわけですよ。今年末までに沖縄に配備するという前提の下に、その環境整備のために、安心を、理解を得るために。だから、そういう状況なんです。 ただ、沖縄の方々がやっぱり心配なのは、日本政府はアメリカの情報だけで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、今防衛省の中でそういうチームがあると、それは非常にいいことだと思います。ただ、できれば今から何人かをやはりアメリカの方に派遣をして、何とか向こうの事故調査に、メンバーに入れてもらってやらないと、なかなか安心ってできませんよ。アメリカから出たこのペーパー情報...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、ありがとうございます。 やっぱり普通のやり方だともう納得できない状況になっています。後でこの件については島尻委員からも質問あると思いますけれども、普通のやり方じゃ、もう安心というのは多分確保できないというふうに思います。 二点提案させていただきますけれ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ありがとうございます。 次に、丹羽大使の尖閣諸島発言について伺います。 大臣は、丹羽大使のインタビュー記事が出た後、大使と直接お話をしましたか。 | ||
○佐藤正久君 要は、直接話していないんですよね。やっぱりこれは、これだけ大きな問題であれば大臣自ら私は話すべきだと思っています。 やっぱりこれは、今回の丹羽大使の件は大臣の見識が問われているんですよ。これは、本当に日本の主権が問われている問題を、こういう曖昧なまま非常に弱い注...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣が呼ばないんであれば、当委員会に丹羽大使の参考人招致を求めます。 | ||
○佐藤正久君 大臣、大使はやっぱり発言、いろんなことを言っていますよ。日中関係に危機を及ぼすとか、あるいは過去十年間の努力を水泡に帰すようなことは許されないとか、また、購入前の上陸調査は日中間の外交上の問題を引き起こしかねないと言っている。 これは、何で自分の国の島を上陸調査...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全然甘いですよ。 さらに、こんなことも言っているんですよ。これは丹羽大使は、尖閣諸島購入による日中間の危機は日中ビジネスに影響を与えるということも発言している。これをとらえて新華社通信はこう書いているんですよ。伊藤忠商事の会長から中国大使になった丹羽大使は...全文を見る | ||
○佐藤正久君 副長官、これは国会でも参考人招致強く求めていきますから、そういうふうに官房長官にお伝えください。 また、日本政府は在京シリア大使を追放しましたよね。私からすると、この丹羽大使こそ追放してほしいぐらい、ペルソナ・ノン・グラータと。中国が大好きな大使ですから中国に行...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、多分認識していないのは、この航空幕僚長の解任は、納得するもなく、話も全然しないうちに一方的に防衛省が決めたんです。それで決めて、その後、降格させてからいろいろ懲戒がどうのこうの、それから始まったんです。関係なく、防衛省は何も聞かずに、もうこの事実をもって、立場...全文を見る | ||
○佐藤正久君 非常に、公務員から見ると民主党は自分に甘く公務員に冷たいというふうに映っていますよ。非常にそこはしっかりやらないと、やっぱり民主党が任命した丹羽大使がここまでのことをやっても単なる口頭注意。でも、そもそも、外務大臣、丹羽大使に懲戒処分できますか。できないでしょう。 | ||
○佐藤正久君 だから、更迭とかそうじゃないといけないんですよ。官房副長官、これは非常に問題なんですよ。大使は幾ら秘密を漏らしても、政府見解と異なることを言っても懲戒処分できないんです。内閣情報官も危機管理監も、幾ら秘密を漏らしても懲戒処分できないんです、特別職国家公務員だから。外...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱりこれは、別に与野党関係なく、ここは非常に穴があるんですよ。今回の筒井副大臣の疑惑、あるいは丹羽大使含めても、懲戒処分できない、こんなばかな話はないわけで、そこはいろんな面でそういう、やっぱり球を持つというか、範囲をしっかり我々として確保すると、政治として、大...全文を見る | ||
07月10日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第22号 議事録を見る | ○佐藤正久君 元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。 自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表いたしまして、まず原発の危機管理について質問をいたします。 総理、先月の二十六日、保安院の次長が浪江町を訪れ、謝罪いたしました。経産大臣、これは何のための謝罪でしょうか。 |
○佐藤正久君 このパネル、これが米国のモニタリングデータです。(資料提示)二十キロ圏外の浪江町津島の地区も赤い表示、これを政府は隠蔽。結果、浴びなくてもよい放射能を浴びた方がいます。これは明らかに人災。 経産大臣、本事案の経緯、公表しなかった理由を述べてください。 | ||
○佐藤正久君 今回の問題の一つは、官邸に情報が届いていなかったと。外務大臣、文科大臣、経産大臣、なぜ各役所は当該データを官邸に上げなかったんでしょうか。それぞれお答えください。 | ||
○佐藤正久君 国民の皆さん、これが民主党政権の実態ですよ。鈍感、感度が鈍い。役所の誰一人としてもこれが命にかかわるデータだということで官邸に上げようと言わなかった。まさに民主党政権が行ってきた政治主導で役人を萎縮させてしまったんですよ。その弊害がここに出ている。その中でも文科省の...全文を見る | ||
○佐藤正久君 議長、事故から一年四か月後に当該事実を説明、謝罪に来た、このことについての感想をお願いします。 | ||
○佐藤正久君 総理、責任を感じませんか。 | ||
○佐藤正久君 民主党は、隠す、ごまかす、責任転嫁、この繰り返しなんですよ。謝罪だけで済みますか。政府のこの隠蔽で浴びなくてもいい放射能を浴びた、この重さ、全然感じていないですよ、今の答弁聞いても。SPEEDIの推測値とは違い、これ実測値なんです、総理。これは誰も政府で責任を取って...全文を見る | ||
○佐藤正久君 誰も納得しませんよ、そんなことでは。調べた結果、責任取らなくてどうするんですか。総理、本当に冷たいですね。民主党は本当に責任を取らない政党ですよ。もうごまかすばかり。そこに県民の怒りがあるんですよ。浴びなくてもいい放射能を浴びた、今の議長の話聞かれたでしょう。誰も責...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、これは人災だと思いませんか。 | ||
○佐藤正久君 いつまでやっているんですか。もう人災であることは明らかですよ。その調査した結果、責任を取る、そのぐらい言ってくださいよ、総理。 | ||
○佐藤正久君 国民の皆さん、これが民主党政権の実態なんですよ。この九月の末までに今度は原子力規制庁ができます。数々のデータ隠蔽、これを繰り返していた役所が誰も責任を取らずにそのまま移行する。こんなことで国民がごまかせると思いますか。誰も責任取っていないまま移行するんですよ。いつま...全文を見る | ||
○佐藤正久君 もうあきれますよ。全然政治家含めて責任を取る覚悟のかけらもない。 総理、実は文科省の職員などが三月十二日からひそかに浪江町の津島地区で放射能を地上計測しています。中には、防護服、タイベックスを着て、一部住民に放射性物質が拡散しているから逃げるよう言っているとの情...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今の虚偽答弁です。もうしているというふうに明言していますよ。実際に、課長が浪江町長に説明に行ったときに認めていますから。今回、自民党のPTでも、遅くても十三日からはやっていると明言していますよ。何ですか、それは。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、浪江町でやっていますよね。 | ||
○佐藤正久君 実際に、六月二十六日、浪江町長に明言しているんですよ、やっていますと。PTでも、三月十三日から、原子力安全課長ですよ、みんなの前で言っているんですよ、十三日からは入っていますと。それを町長は報告受けていないんですよ。 議長、三月十三日とか十五日のその文科省の地上...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これ、委員長、早急に確認させてください。みんなに明言しているんですよ。 | ||
○佐藤正久君 もう少し調べてくださいよ。原子力開発機構も使っているんですからね。 だから、これが実態なんですよ、総理。全然、一年たってもまともに検証していないんですよ。いっぱいあるんですよ、まだまだ。まだまだ隠蔽しているかもしれない、これが実態ですよ。これが本当だったら、浪江...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、それは、浪江町の二十キロ圏外はサーベイしているということでいいですね。 | ||
○佐藤正久君 その二十キロの外の山側で測ったデータ、これは浪江町に伝えましたか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、先ほどの答弁を訂正してください。 | ||
○佐藤正久君 総理、現地対策本部にしろ文科省にしろ、やっているんですよ。その結果を肝心の双葉の町長さんにも浪江町長さんにも言っていないんですよ。全部隠しているんですよ。空中モニタリングも隠している、地上モニタリングも隠している。どうやって避難するんですか。 議長、今のやり取り...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、今の話を聞いて責任感じませんか。 | ||
○佐藤正久君 これ人災ですよ、総理。責任取らせてください。 | ||
○佐藤正久君 何かもうため息しか出ません、悲しくて。国民の皆さん、これが実態なんですよ。いまだにまだこの状態。情けない。もう本当悲しくなってしまいますよ。この隠蔽、ごまかし、責任転嫁、この繰り返し、繰り返し、繰り返しなんです、あなたたちのやってきていることは。これは民主党の体質あ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 舞鶴から綾部ができているか聞いているんです。舞鶴から綾部の計画ができているか。PTで答えているのと全然違うじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 我々のPTでは、まだできていないと答弁していますよ。どっちなんですか。 | ||
○佐藤正久君 三十キロ圏内って広いんですよ。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 ふざけるなと言いたいですよ。都道府県単位じゃないんですよ。原発から何キロ圏内でやるんでしょう。若狭の隣は、もう京都も滋賀県だってあるんですよ。三十キロ圏内、それができていないんですよ、いまだに。 じゃ、総理、大飯原発、再稼働しましたよね、いつまでに住民の避難計画...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、いつまでに住民避難計画作るんですか。 | ||
○佐藤正久君 今作ればいいじゃないですか。九月末までですよ、規制委員会できるのが。何で今作らずに再稼働やっているんですか。それまで住民の避難はゼロでいいんですか、総理。 | ||
○佐藤正久君 国民の皆さん、これが実態なんですよ。福島の教訓もゼロ。住民避難計画いつまでに作れるかどうかも分からない、規制委員会の方がまだ先ですから。で、再稼働。これ、本当に命守れるんですか、総理。 | ||
○佐藤正久君 もう信じられません。 じゃ、総理、大飯の再稼働に当たり住民避難のシミュレーションされましたか。 | ||
○佐藤正久君 違う、答えていない。 | ||
○佐藤正久君 総理、再稼働をやっている、でも政府が言っている三十キロ圏内、住民避難のシミュレーションもやっていないんですよ。それで再稼働。これで国民の命本当に守れると思っていますか、総理。総理に聞いているんです。逃げてばっかり。 | ||
○佐藤正久君 シミュレーションの意味が全く分かっていないですよ。三十キロ圏内には滋賀県の高島も京都の綾部も舞鶴も入っているんですよ。福井だけじゃないんですよ。 総理、六月二十日に浪江町の方で議決をしたこの大飯の再稼働に関する総理への意見書、これ御覧になりましたか。 | ||
○佐藤正久君 吉田議長、届いていないみたいですけれども、どういう意見書だったか、御説明願います。 | ||
○佐藤正久君 住民避難計画がない浪江町二十キロ圏外の方々の避難、結局、二万一千名がばらばらになっちゃったんですよ。こういうことを二度とやっぱり起こしてはいけないというふうに強く思います。だから、非常に住民避難計画作らないといけないと言っているんですよ。 原発大臣、大飯高浜から...全文を見る | ||
○佐藤正久君 主要国道の二十七号線、これも片側一車線なんですよ。おおい、小浜から京都綾部に向かう小浜綾部線も、高島市の方に向かっている鯖街道、三百六十七号線もみんな一車線なんですよ。 防衛大臣、片側一車線の道路における住民避難、どのような状況になると思われますか。 | ||
○佐藤正久君 大渋滞が発生するんですよ。今回もそうでした。避難経路と自衛隊とかの進出経路、これを分ける、あるいは車線を拡幅しなければ命が救えないんですよ。 国交大臣、道路が足りません。避難経路と進出経路を分けるための道路整備とか車線の拡幅、これが命を守るために必要だと思います...全文を見る | ||
○佐藤正久君 口だけでは駄目ですよ。若狭地区四か所に十五基の原発があるんですよ。でも、道路というのは非常に悪い。 国交大臣、この若狭原発周辺の道路整備、いつまでに造るか、お答えください。 | ||
○佐藤正久君 総理、これは道路がないと大変なことになるんですよ、原発地域。福島の教訓を見てもらったら分かると思います。本当に一キロ行くのに何時間も掛かってしまう。真剣に考えていただきたいと思います。 防衛大臣、海上自衛隊の舞鶴基地も三十キロ圏内です。だけど、防衛警備上、避難で...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私、聞いているのは、舞鶴の施設整備について聞いています。どういう状況でしょうか。 | ||
○佐藤正久君 放射線防護の施設がありますか。 | ||
○佐藤正久君 ほとんどできていないんですよ。だけれども、この原発の近く、逃げるわけにいかないし、舞鶴基地は日本海の方では唯一の総監部がある基地ですが、これが使えなくなってしまうと大変なことになる。早急に強靱化、これが必要です。 要は、この大飯原発についても対策がほとんど、まだ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ゲリラですよ。 | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、今、大飯原発について聞いているんですよ。六月十九日の委員会でゲリラ対策上課題があると言われましたよね。じゃ、それを説明してください。 | ||
○佐藤正久君 大飯原発を聞いているんですよ。答えてない、答えていません。大飯原発を聞いているんです。一般論なんか聞いていませんよ。 | ||
○佐藤正久君 全然この前と違うじゃないですか。この資料六、見てくださいよ。大飯原発は大島半島の先っぽにあって、そこにトンネルが何か所かあるんですよ。この前、委員会で大臣言われたじゃないですか。 トンネル、ゲリラに破壊されたらどうします。 | ||
○佐藤正久君 大臣、テロは警察ですけれども、ゲリラは防衛省なんですよ。 これ、分かりますように、トンネルがあるから、トンネル破壊されたら大島地区が、約八百名が孤立してしまうんですよ。どういうふうに対応されますか。 | ||
○佐藤正久君 じゃ、その大島地区の救助計画、ありますか。 | ||
○佐藤正久君 総理、これは、大飯原発再稼働のときに地元の首長たちが心配しているのはゲリラとかテロ対策なんですよ。再稼働に当たって大臣が承知していない、こういう答弁をしてもらっては困るんですよ。しっかりと責任を持ってもらわないといけない。 福島原発もそうです。ゲリラが福島空港か...全文を見る | ||
○佐藤正久君 国内の空港から飛び立った航空機が四号機に向かっている、航空自衛隊は対処できますか。 | ||
○佐藤正久君 大臣があり得ると考えたら、対応しないといけないんですよ。国内テロに対しては今ないんですよ。 総理、その国内の航空機等で四号機のプールが破壊されて放射性物質が地上に落ちてしまった、どういうことになると思われますか。 | ||
○佐藤正久君 総理、自民党はもう提言しているんですよ、今回、こういう航空機テロ含めて治安出動を今掛けるべきだということを。でも、それをさんざん無視しているのが民主党政権ですよ。 国家公安委員長、第一原発の一号機から三号機のポンプ、トラック一台に無防備での状態でぽんと載っている...全文を見る | ||
○佐藤正久君 国家公安委員長、すき間だらけなんですよ。行ったらびっくりしますよ。何でこのポンプがトラックの一台の上に載っているんだ。無防備のままですよ。予備のポンプ、隣のトラックに載っている。全然無防備です。実際見てください。これが実態なんですよ。ポンプが破壊されたら冷却できない...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、対応できないんですよ。一年たってもこの状態なんですよ。消防体制もしかり、全部国は東電任せなんですよ。そういうゲリラやテロ対策、消防あるいはその応急堤防、こういうものは国が前面に立ってやるべきなのに全然やっていないんです。全部東京電力任せ。福島の再生なくして日本...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然そうは思えませんよ。行ったら分かります。自民党の提言もいろいろありますから、もう一度見て万全を期していただきたいと思います。 要は、総理、現場を、実務を意識しないと駄目なんです。全体の絵をかいて潰していかないと危機管理ってできないんです。もうあのような住民避...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから、それ、実務が分かっていないんですよ。岩国のこの飛行場の目の前、どこか分かりますか。宮島ですよ、広島の。錦帯橋もあるんですよ。オスプレイが岩国に揚がる、間違いなく風評被害出ますよ。そういう実務をみんな潰していって説明するんですよ。 じゃ、総理、この漁業補償...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、オスプレイを岩国に配備したときに地元でどういうことが起きるかということを考えて、想定し、対策打たないといけないんですよ。今回、試験飛行を行うわけですよ。海の上で飛行をする、そこには漁民がいるんですから。施設整備とは違うんですよ。今回、オスプレイを岩国に配備した...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今、オスプレイの前のCH46も日本の民間企業が整備しています。それじゃ、今の話だと、普天間に新しい施設を造って、そこで民間企業がオスプレイを整備をする、普天間に新しい施設を造ることもあり得るということですね。 | ||
○佐藤正久君 オーバーホール聞いているんです。部隊整備じゃない。 | ||
○佐藤正久君 オーバーホールは、じゃ、どこでやるんですか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、それが非常に大きな話なんですよ。そういう部分も説明しないと誰も納得しないんですよ。今、民間企業がやっているんですから、CH46含めて、F18含めて。 総理、オスプレイの岩国配備、これは山口県の知事選挙の投票日の前に行われることはないと明言できますか。 | ||
○佐藤正久君 山口県知事選挙が二十九日です。その前に陸揚げをされると。 じゃ、その岩国への揚陸、その日時を山口県や広島県に事前に周知せずに行うことはないと、これは総理、明言できますか。 | ||
○佐藤正久君 これは、こっそり持ち込むことは絶対やめてくださいよ。もう環境影響評価書のあの二の舞は絶対駄目ですから。それは段ボールにもう入らないんですから、オスプレイは。だから、外から見えるわけだから。しっかりと揚陸される前に広島県やあるいは山口県にこれを通報する、総理、いいです...全文を見る | ||
○佐藤正久君 総理、総理です。 | ||
○佐藤正久君 山口県だけじゃなくて広島県もあると思うんですけれども、いかがですか。 | ||
○佐藤正久君 やっぱり全体の絵を見せないと誰も納得できないんです。原発の危機管理もそう、オスプレイの配備もそう、全体の絵を見せて潰していかないといけないと。やっぱりそういう面でやらないと誰も責任取らないんですよ、さっきから話しているように。 責任を取らないというと、この前の丹...全文を見る | ||
○佐藤正久君 丹羽大使の参考人としてのこの委員会への招致を求めます。 | ||
○佐藤正久君 尖閣問題、今出ましたけれども、総理、これ国有化は目的ではなくて手段です。目的は何ですか。 | ||
○佐藤正久君 もう官房長官の発言と違いますね。 官房長官、目的は何ですか。 | ||
○佐藤正久君 管理を強化しないと国有化の意味がないんですよ。 例えば、尖閣で遭難した方々の慰霊祭、昔は魚釣島でやっていました。今、国が認めないから石垣島でやっています。こういう慰霊祭ぐらいは国有化したら魚釣島でやらせる。総理、いいですか。 | ||
○佐藤正久君 しっかりと、国有化した場合の、どういうふうに管理をしていくか、それをしっかりお願いします。 以上で質問を終わります。 | ||
07月26日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 玄葉大臣、先日ある女性から言われました。店頭で福島の大根と広島の大根があったら広島の大根を買ってしまうと。なぜなら、政府が幾ら安全と言っても政府を信用できないからだと。どう思われますか。 |
○佐藤正久君 これは広島の方じゃなく、広島産のものを買ってしまうと言っただけで、要は、政府が幾ら安全だと言っても、政府を信用していないから安心できないんですよ。 これは尖閣諸島も同じ。政府は国有化を検討しておりますけれども、その地権者の親族の方は、これは国ではなく東京都の方に...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから分かっていないんですよ。安全というのと安心は違うんです。幾ら玄葉大臣が安全だと言っても、受ける方が安心してもらわないと、それは理解は得られないんです。そこがずれている。安全と安心は違うんです。 だから、大飯原発だってそうなんです。初めから大飯原発の再稼働あ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 十月の配備、これは前提事項が変わらなければ予定どおりか、日本政府はそれを受け入れるか、それだけ聞いているんです。ぶれるかぶれないかを聞いているだけです。 | ||
○佐藤正久君 ということは、ぶれるということです。前提事項が変わらなければ私はぶれる必要がないというふうに言っているにもかかわらず、じゃ、これは安全確認というのがもう取れない、であれば、十月の配備も当然遅れるということですか。 | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、全然分かっていないですよ。安全と安心は違うんですよ。その有用性というのはみんな分かっているんですよ。いかにその安心感を取るか。幾ら政府が安全と言ったって、それは通用しない部分もあるんですよ。でも、そのためにはやっぱり一つずつ詰めていって、日米の約束守るとい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、一年間掛かりませんよ、こんな資料を作るのに。防衛省、そんな省じゃないですよ、すぐ作ります、作ろうと思ったら。要は、一川大臣や田中大臣が本問題を避けてきたんですよ。まさに野田総理の大チョンボ、人事のミスが今全部ここに来ているんですよ。 六月のこの防衛省作...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり劣化しているんですよ。四月にこれは出ている。しかも、これ飛行ルートは、今飛んでいる飛行ルートと同じですよ。それに対する対応はやってこなかった。やっぱり、あのオスプレイが市街地を飛ぶというときの下にいる人の感情、これを一番分かるのが防衛省の、昔で言えば施設局の...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、システムのミスじゃないんですよ、整備ミスなんです。 だから、今回、幾らオスプレイの事故調査で構造上に問題がないといっても、整備の部分もしっかり担保しなければ意味ないんですよ。構造上の問題と整備ミスは、事故原因、別ですから。操縦者の技量もあるでしょう。そうい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 玄葉大臣、今聞いて分かるように、遅いんですよ。一年前からこれは来るって分かっているんですよ。何で今ごろ整備のやつを確認しているんですか。こんなの沖縄の人聞いたら、ふざけるなと言いますよ、岩国の人聞いたら。 整備というのが非常に大事なのは決まっている、航空機ですか...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、間違っています。整備というのは飛行時間ごとにやるんですよ、基本的に。どれだけ今まで飛行時間があるか、これによって整備の段階が変わってくるんですから、そうでしょう。あるいは飛行時間がどれだけか。 だって、今回の自衛隊のヘリコプターだって、定期修理、これだって...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは早めに受けてください。じゃないと、みんな安心できませんから。 これはまさに、評価分析チームは、機体の構造だけの問題ではなくて、パイロットの練度をどういうふうに管理するか、あるいは整備基準をどうやってやるかということをトータルで、事故原因の究明と安全対策、両...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、このとおり、変わっていないんですよ、まだ。これで安心してくださいと言えますか。だから、安全と安心って違うんですよ。安心対策というのは、これでもかとやってもなかなか難しいんですよ。だから、農産物を出したのは風評被害対策、これは小熊先生も何回も言っています。こ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そんな机上の空論を言っているわけじゃないんですよ。今現実問題として、防衛大臣、分かっていますか。今度、飛んでいくわけですよ。今度、飛行試験を岩国の海上の上でやるわけですよ。そこで空中給油機の訓練もやるかどうか、これは非常に岩国は関心が高いですよ。それをやる場合もある...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私が言いたいことは、大臣の周りのサポート体制が弱いと思っているんですよ。大臣は本当に一生懸命やっていると思う、孤軍奮闘されて。だけど、普通に考えて、詰めないといけないところが事前に詰まっていないんですよ。玄葉大臣、実際こういう状況で。早急に詰めなければ、誰も安心感で...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そうなんですよ。オスプレイの航続距離って物すごく魅力なんですよね、南西諸島を考えた場合。沖縄本島から尖閣諸島まで四百数十キロ、これは自衛隊の今持っているヘリコプター、この航続距離から考えると、沖縄本島の基地から行って帰ってこれないんですね。オスプレイだと、これが往復...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そのとおりなんです。このオスプレイの運用というのは、導入ということは、南西諸島の防衛のみならず、あるいは朝鮮半島の在外邦人の輸送を考えても物すごく多分今までと違った効果がいろいろ出る。それは当然、そういう広報もしてもらう分野は必要なんですけれども、これは実際、運用場...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そういう部分も、沖縄の配備のときにやっぱりいろんな面で、プラスの面もうまくさっき言ったミッションサポートチームの方でやっぱりやらないといけないし、そのためにはミッションサポートチームも、やっぱり向こう、人間関係大事ですから、ただ知っている知らないよりは一緒に食事をす...全文を見る | ||
○佐藤正久君 避難港というのは、これは自衛隊用の港じゃないんですよ。これは漁船とかがしけのときに避難してくる港が避難港というんです。 防衛警備上、私はちょっと慎重な立場です。なぜかというと、例えば、長崎県五島に男女群島というのがあります。無人島です。時折、中国の領海侵犯もあり...全文を見る | ||
○佐藤正久君 終わります。 | ||
07月31日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 マルチ四条約に入る前に、何点か確認させていただきます。 今の宇都委員からも御指摘ありましたけれども、やっぱりこの名称や住所、非常に大事だと思っています。外務大臣、もう再三質問していますが、グーグルジャパンの地図、これで検索すると竹島が...全文を見る |
○佐藤正久君 全てやっぱり外務省は意欲が足らないんですよね。政務三役も動いていない。やっぱりここは強く言わないと、直るものも直らないですよ。一年以上お願いしていても何も変わらない。竹島を検索すると韓国のウルルン郡の住所が出てくる。おかしいですよ。また、防衛省も、今、宇都委員のこの...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そうではなくて、外務省は衝突が起きていないと言っているんですよ。 外務大臣、事実関係どうなんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 それは外務省はこれは確認をしていないと。昨日の説明では、ゴラン高原のその非武装地域含めて衝突は起きていないという説明でした。これは外務省は確認していないということですか。昨日は起きていないという説明でした。確認していないのか、どちらなんですか。 | ||
○佐藤正久君 やっぱり私考えるに、民主党政権、隊員の命を軽く考え過ぎですよ。十九日、二十日にこういう事件が起きてイスラエルが申立てしている、これは自衛隊の系統でも上がってくるはずです、普通は。私も派遣隊長でした。当然、そういう大きなものがあったら、司令部要員もいる、当然系統で上げ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そのPKOに関してもう一つ、えっと思ったことがあります。PKO協力法の改正であります。これは総理もかなり積極的に発言を国会の方でもされていた、私も実際確認をいたしました。官房長官は、今月の二十七日、記者会見で、本国会でPKO協力法の改正案の提出、これは困難という認識...全文を見る | ||
○佐藤正久君 まさにこれが、みんな、国民がやっぱり民主党政権に思っている残念なことの一つなんですよ。議論しても決められない。もう昨年からずっとこれやっているんですよ、大臣も御存じのとおり。もう議論しても決められないのが民主党の、政府・与党の現状で、民主党は綱領作成というものにもチ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これはもう本当に、迷うことがないって、迷いますよ。だって、武器は守れても民間人は守れない、どう考えても変ですよ。 今、なぜ武器を守ることができるか。これは我が国を守るための一つの手段のアセットだと、それを守ることは、当然、自分の国の自然権、自衛権の中の当然の範囲...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、そういう発言しちゃ駄目なんです。 いいですか、自衛隊員が迷うのが大事なのか我々の同胞の命が大事なのか、そういう議論もしないといけないんです。自衛隊員が迷うからどうのこうのというよりも、本当に我が国の同胞、日本人を守る、そういう発想が必要なんです。だから、ほ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 イラクのときは、PKOとは違う法律で隊員を派遣しました。そのときは非戦闘地域という概念をつくったんです。非戦闘地域の中では、少なくともそういう国又は国準という勢力はいない、そこで武力紛争は起こらないという枠組みをつくったんです。PKOでも当然五原則が担保されている限...全文を見る | ||
○佐藤正久君 説明資料を作る。 また、もう一つ、飛行要領も非常に沖縄の方は関心があります。例えば、普天間から海の上まではヘリモードで飛んで、海の上でそれからヘリから固定翼モードに変えるとか、そういう飛行要領も日米合同委員会で協議の上決めて、沖縄県民に説明する、安心を与えるとい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 是非ともその飛行要領も日米合同委員会でやっぱり議論していただいて、安心感のある飛行要領を住民の方に説明していただきたいというふうに思います。 それと、やっぱり沖縄の方の安心という観点では、〇四年の飛行機の墜落事故、あの後にもう沖縄県警が全然入れなかった、これは非...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり運用改善なり、是非ともここは検討していただきたいというふうに思います。 それと、このオスプレイ等に関してやっぱり感ずることは、防衛省の体制が、私は前回指摘したように不十分だと思います。防衛審議官の設置も大事ですけれども、統幕と運用企画局の統合、そこで出た...全文を見る | ||
○佐藤正久君 よろしくお願いします。 最後に、欧州復興開発銀行の関連についてお伺いします。 今回、この条約というものを発効することによって、北アフリカという部分の雇用創出、非常に促進される可能性があります。私は、一昨年の十二月、まさにジャスミン革命が起きる三週間前にチュニ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、これをやらないとまた革命が起きるかもしれないんです。そういう面では非常に大事ですので、しっかり取り組んでいただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。 | ||
08月22日 | 第180回国会 参議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、オリンピックでの自衛隊十三人のアスリートの御活躍、おめでとうございます。特に、金メダル二個、銅メダル二個、六位入賞はすばらしい成果だと思います。活躍された選手の方々、御家族、スタッフ、自衛隊体育学校関係者の並々ならぬ努力に敬意と...全文を見る |
○佐藤正久君 傷ついたんですよ。 ただ、その鳩山氏は、今もまた、普天間に戻したのをまた県外と言っているんですよ。さらに、その鳩山氏は、今回の香港の活動家の尖閣上陸や韓国大統領の竹島上陸にも言及しています。鳩山氏は講演で、私が辞めた後にこれだけの事件が起きていることは大変残念だ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今回の尖閣事件も大統領の竹島上陸も、やっぱり日米関係の弱体化と、まさに大臣が講演等いろんなところでコメントされているとおりだと。その人が、私のときはこんなことなかったと、元民主党の代表で総理が野田外交の足を引っ張る、私はこれは本当におかしいと思っています。 さら...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然質問に答えていないんですけれども、二年前に司法権を放棄したということがやっぱりすきを見せてしまったんですよ。だから、今回来てしまった。今回の尖閣事件もやっぱり司法権という意味では不可解です。 吉田国交副大臣にお伺いします。副大臣、今日は質問の途中で帰ることが...全文を見る | ||
○佐藤正久君 気象が悪かったらできない、これはうそですよ。今回、自民党の部会の方でも海保の担当者が説明していました。今回、十数隻の体制を取って、海保としてはこれ以上ないという体制を取って一隻に対応していたと。しかも、実際には、上陸が終わった後は二隻の巡視船で挟み込んで捕まえている...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、何で上陸した後は巡視船二隻で挟み込んで止めれたんですか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、これはうそですよ。海保の訓練見たら分かりますけれども、相手の船の向きを変える、これは何回でもやっていますよ。十数隻いたんですよ。向かってくるときに方向を変えて止めれる、こんなのいつも訓練やっていますよ。そんなのはうそですよ。実際に担当の方は、みんな見ている部会...全文を見る | ||
○佐藤正久君 では、法務副大臣、なぜ入管の人間が海保の船に乗っていたり、魚釣島のところに上陸をして待っていたんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 おかしいんですよ。初めから入国の管理局の人間が何で島に待っているんですか。通常、沖縄本島か石垣島でしょう。今回、海保の船にも乗っている。で、魚釣島にいるんですよ。そういう説明を受けていますよ、もう。おかしい。初めからシナリオができているんじゃないですか。いつも乗って...全文を見る | ||
○佐藤正久君 副大臣、すぐの適正な入管手続、魚釣島でどうやってやるんですか、答えてください。できないじゃないですか。 | ||
○佐藤正久君 これはもう間違い答弁ですよ。後で責任問われますよ。最初は捜査当局がやるんですよ、入管じゃありませんから。四十八時間以内に六十五条の適用の場合に初めて入国警備官の方に行くんですよ。最初は捜査当局で、入管じゃありませんよ。初めからいるんですから、全部シナリオができている...全文を見る | ||
○佐藤正久君 実際、上陸するか分からない状況で、初めから島にいる。やっていないんですよ、普通。今回は初めからそのシナリオができていた。これについてはまた改めて質問をします。 十三日の関係省庁会議で基本方針が決まって、それを十四日十七時ごろに危機管理監が総理に方針を伝え、了承を...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから、もう十三日に方針が決まり、十四日に総理からそれを了承を得ているんですよ。実際、担当官も自民党の部会でそう説明しています。じゃ、その基本方針はどうだったんでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 それは、自民党の部会で担当が報告したのと全く違いますよ。関係省庁会議基本方針が決まって、それを危機管理が報告している。その基本方針に基づいて各役所が動いているんですよ。入管もだからそこで魚釣島に行っているんですよ。その基本方針の内容を聞いているんです。 | ||
○佐藤正久君 副長官、うそを言っちゃ困りますよ。そんなアバウトな方針で現場なんか動けませんよ。いいですか、今回は入国管理局も警察も海保も動いている、オペレーションをやっているんですよ。そんなアバウトな方針だけでは無理ですよ。 私がいろいろ聞いている範囲では、接続水域では警告、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今認められましたけれども、私は悪いと言っているんじゃないですよ。百点ではないけれども、こういうやり方もあると思いますよ、百点ではないけれども。それを言わないから海上保安庁の失態みたいになると、海上保安庁はたまらないんですよ。これは、そういうやり方で決めたら決めたでい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 もう一回言いますけれども、回答はこうなんです。接続水域では警告、そして領海に入ったら実際やった放水や進路妨害、接舷規制で方向を変える努力はするが、けがをさせるような行動は取らない、また、公務執行妨害罪が適用しないといけないような強行接舷、立入りは行わない、それでも上...全文を見る | ||
○佐藤正久君 警察もビデオを撮影しておりますよね。 | ||
○佐藤正久君 初めて警察がビデオ撮影を認めました。 当該ビデオも当委員会への提出を求めたいと思います。 | ||
○佐藤正久君 ただ、警察の対応で不可解なのは、魚釣島に七名が上陸したのが警察庁のペーパーだと十五日の十七時三十五分ごろ、二名が船に戻って、上陸した五名を逮捕したのが十七時五十四分、二十分掛かっているんですよ。 何で目の前にいるのに、もう罪を犯しているのにすぐ逮捕しなかったんで...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから、これが縦割りなんですよ。どっちみち、もう領海侵犯した段階でもう罪になっているんです。だから、要は、警察の方々は海に戻れと。でも、海に戻って、その二名も含めて海上保安庁が逮捕しているじゃないですか。両方とも入国管理法違反でしょう。要は、もう領海侵犯をして入って...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そこが詭弁なんですよ。けががなかったから、当たらなかったから妨害罪を適用しないというものじゃないんですよ、そもそもが。公務執行妨害罪は法益を守るためのものですよ。法執行を担保するために設けられた公務執行妨害罪ですよ。 今回は、領海に入った抗議船を外国船舶航行法に...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これは本当に大きな問題なので、法治国家としての矜持が問われている問題だと思いますよ。傷害未遂罪も私は適用できないことはないと思っています。これについてはまた予算委員会で徹底的にやりますけれども、こんないいかげんなことを許したら絶対いけないですよ。間違ったメッセージを...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それ本当に今の答弁でいいんですか。六十五条の適用をしたのは第十一管区海上保安本部長じゃないんですね。 | ||
○佐藤正久君 吉田副大臣、あなた、海保担当の副大臣でしょう。余りにも勉強していなさ過ぎですよ。私が言ったじゃないですか、今。今回、六十五条の適用は海上保安庁の第十一管区保安本部長と沖縄県警本部長でしょうと、私が言ったんですよ。 吉田副大臣、あなた、十五日の日、一体どこにいたん...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから、要は、言い訳していましたけど、全然十五日の日は戻ってこなかったと。でも、これ、初めから十五日に来るって分かっているんですよ。あなた、海保担当の副大臣でしょう。大臣を支えるのがあなたの仕事じゃないですか。今の答弁一つ聞いても、全然勉強していない。信じられません...全文を見る | ||
○佐藤正久君 先ほどの答弁で、六十五条の適用は現場の警察官が、保安本部長とかあるいは県警本部長がやったと言ったじゃないですか。その六十五条を適用するときに、考えるときに、ほかに嫌疑がなくても国益に合致しないということがあればこれは送検できるんですよ。その判断を現場がやったんでしょ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 全然分かってないですね。これは検察じゃないですよ。もう警察と海保の話じゃないですか、今言ったように。全然答弁になりません。再度答弁を求めます。(発言する者あり) | ||
○佐藤正久君 それ、違うでしょう。総理が六十五条適用を決定したんですか。違うでしょう。権限ないじゃないですか。法で警察の方がこれを判断すると書いてあるとさっき答弁したじゃないですか。 じゃ、六十五条の適用は総理大臣が決めたんですか。これは大問題ですよ。本当そうですか。(発言す...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だから、この判断は、さっき言ったように、海保の場合は十一管区本部長がやったんですよ。ということは、この法律、解釈に書いてありますけれども、これはできる規定ですから。国益上、合致しないと判断すれば、これ適用しなくてもいいんですよ。だから、その判断を十一管区本部長と沖縄...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それは、私はあなたの個人的な見解聞いているんじゃないんですよ。海上保安庁のその管区保安本部長の判断を聞いているんですよ。 これは、六十五条は、できるなんですよ。できる規定だから、あえて嫌疑がなくてもこれは送検してもいいんですよ、国益上これは問題だと思えば。その判...全文を見る | ||
○佐藤正久君 後日ではなくて、まだ質問時間ありますから、この質問が終わるまでの間、確認する努力してくださいよ。電話一本で分かるじゃない。本部長でいいんですから。 この法律上は、その保安本部長が六十五条を適用するかどうか決めるんですよ。できる規定ですから。そのときに、国益上の判...全文を見る | ||
○佐藤正久君 この六十五条自体が私はもう合わない、今回の事態に合わない法律だと思っているんですよ。合わない法律を無理やり使っているんですよ。これは不法就労とか不法滞在に対しての適用で、物すごく総数、案件が多いですから一々できないのでこういう特例を求めているわけで、こういう今回のよ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私は、今回上陸を認めるべきだという立場の人間です。大事なことは、国有化であろうが都が保有しようが、やっぱり管理強化を行うという部分が一番の大事な目的であって、それは、どこが持つかは手段ですから、国が持った方がいいというんだったらそういうやり方もあると思います。ただ、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、立法府だけじゃなくて党と党でもやればいいんですよ。政府と党でもやってもいいんですよ。だから、防衛省と民主党、自民党、公明党、みんなでそういうチームつくってやりましょうよ。いかがですか。 | ||
○佐藤正久君 今の言葉はしっかりと部下に伝えていただきたいと思います。 次に、シリア情勢について伺います。 残念ながら山本記者が凶弾に倒れられました。本当に御冥福をお祈りしたいと思います。やっぱり、シリア、非常に今緊迫している。今、アレッポの方でいろいろ政府軍と反政府軍が...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、ちゃんと聞いてください。分離地帯にシリア軍がいる、これは事実でしょう。 | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、全然分かっていない。停戦合意で兵力引き離し地域の中にシリア軍がいる、今いるんですよ。これは停戦違反でしょう、違いますか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、全然現場分かっていません。私は部隊長でした、そこで。そこには誰もいないと思うんですよ、停戦合意で。ところが今、このシリアの情勢を受けて、シリア軍がいるんですよ。大臣、いないって今言い切りましたね。本当にいないんですか。私が得ている情報では、いないはずのところに...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私は、その今情勢分析聞いているんじゃなくて、今いるんですよ、まだ。いてはいけないはずのところにいるんですよ。そういうことを認識していないんですよ、大臣が。いちゃいけないんですよ、停戦合意上、そこには。いて、いつ今またそれがおかしくなるかもしれないという中で部隊交代が...全文を見る | ||
○佐藤正久君 じゃ、調べてください。私がいろいろ聞いている範囲ではいるようですよ。実際、だから銃声の音が聞こえるんですよ。そういう中で安全確保をやらないといけない。 国連のシリア監視団は防弾車でした。自衛隊が、シリアの方にいる今の隊員に対しては防弾車はありません。これは防弾車...全文を見る | ||
○佐藤正久君 早め早めに対応してください。何かあってからでは遅いんですよ。特に、シリア側にいる隊員の安全確保、これは大臣、最優先ですからね、しっかりやっていただきたいと思います。ましてや、今度は部隊交代が始まる。みんな不安ですよ。 特に、じゃ、内閣府の副大臣にお伺いします。 ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 この辺の議論というのはまた外交防衛委員会でしっかりやらせてもらいますけれども、非常にやっぱり五原則という部分が元々想定していた部分と違う部分がかなり出てきているんですよ。だから、これについては今回のPKO協力法の見直し含めてやっていただきたいということを要望しておき...全文を見る | ||
○佐藤正久君 相変わらずの何か弱いメッセージですね。大臣は非常に見た目が柔らかいから、強く言ってちょうどなんですよ。全然迫力がない。もう全然迫力ないですよ。誠に誠に遺憾、全然気持ちが伝わらないですよ。 玄葉大臣、大臣は記者団に、これまで日本政府内に日韓関係全体に及ぼす影響に対...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ということを明言してもいいんじゃないですか、そろそろ。 | ||
○佐藤正久君 初めて言いましたね。今までは法的に根拠がない形での占領という形でしたが、不法占拠と。初めから言えばいいんですよ、こういう配慮外交のツケがここまで来たわけですから。裏切られた。良かったですね、初めて不法占拠と言ってもらえました。 では、ロシアの北方領土、これは不法...全文を見る | ||
○佐藤正久君 私はICJへの提訴は評価したいと思っていますよ。ただ、自民党時代は両方とも不法占拠という形でホームページにも載っけていたんですよ。民主党政権になって、北方領土も竹島も不法占拠と言わなくなったんです。岡田大臣も言いませんでした。 それで、今回、やっぱり国民の皆さん...全文を見る | ||
○佐藤正久君 どうしても、あの微妙な時期に内政上のことに他国が口を挟むべきではないというのは、やっぱり誤解を与えますよ。 しかも、今回は、大統領の竹島上陸に備えて、警察だけではなく軍が動いているんですよ、韓国軍が。戦闘機とかあるいは艦艇も不測事態に備えて動いている。不測事態と...全文を見る | ||
○佐藤正久君 初めて閣僚の方から謝罪と撤回の発言がありました。 外務大臣、外務大臣も、やはりこれは政府として、この天皇陛下に対する非礼、これは謝罪と撤回を求める、これがまず私は大事だと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 半分分かったようで半分分かってないんですけど、まだね。 ただ、私は、不法占拠ということを玄葉大臣が初めて民主党の閣僚として使ったと、竹島について、これは私は評価したいと思いますよ、これは。でも、今の天皇陛下への謝罪要求に対して、言動を改めるべきだというのはやっぱ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 その意味を込めては通じないんですよ、全然通じませんよ。謝罪と撤回を求める、これは予算委員会でもどんどん言いますよ、我々は。 ただ、今回も、総理も玄葉大臣も、理解に苦しむ発言であり遺憾と言ったのが一日後なんですよ。もうそこは早く言わないと、向こうは大統領が言ってい...全文を見る | ||
○佐藤正久君 どう考えても歩きながら総理大臣が答える内容じゃありませんよ。一国の大統領が天皇陛下に対して間違った認識で非礼な発言をした。それに対して一番最初の総理大臣のコメントが歩きながら。これはないと思います。それがやっぱり私はおかしいと思っています。 また、民主党政権、こ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ただ、実際問題は、今のところ短期間で見ると余りいい効果が出ていないと思いますよ。実際、菅談話の後、朝鮮王室の儀軌の返還、結局いっときで、余りそれが感謝されず、日韓関係を好転させるのかなという期待が今回は逆に過去の問題の清算を再燃させてしまった。 これが今回大使館...全文を見る | ||
○佐藤正久君 当然、大統領の上陸にはいろんな背景があったと思いますけれども、でも、明確に自分で慰安婦のことはその一要因と言っているんですよ。これは推測じゃないんですよ。そこの部分が、やっぱり不用意に知恵を出すみたいなことを言っちゃいけないし、これは言う必要ないんですから、終わって...全文を見る | ||
○佐藤正久君 何で言っているかというと、役所が作っているペーパーが大統領の訪問になっているんですよ。不法上陸でしょう。不法占拠しているところに上陸をしている。不法上陸ですよ。みんな訪問ですもの、大統領の訪問。だから、役所からしてそういう用語を使っているからおかしいんですよ、意識的...全文を見る | ||
○佐藤正久君 国際社会に知らせるということも大事ですけれども、やっぱりここは島を取り戻すことも大事なわけですから、一番の大目的は。それは、国際社会に知らしめる、これはやっぱり手段であり、一番の目的じゃありませんから、そこを間違えないようにしていただきたい。 そのためにいろんな...全文を見る | ||
○佐藤正久君 理事国入り。理事国入りについて。 | ||
○佐藤正久君 私は、今は支持すると言わない方がいいと思いますよ。これは、いろんなことの間口を広げておくのが多分大事だと思います。それは私も大事だと思いますけれども、今から軽々に支持するということだけは絶対言わない方がいいと思います。 また、領土問題領土問題と言いながらも、やっ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 であれば、やっぱり外務省は抗議すべきですよ。向こうの政府の方がそういうことを言っている、もしも、さらに今回はそれが元に戻っても困らないというふうに向こうが言っているのであれば、あえてわざわざ事実をねじ曲げて日本の方から言ってきたんだと言ったり、それが元に戻っても変わ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 外務大臣、現場はどうしても韓国と近い関係にあるから、政治がある程度場合によっては強く言わないとなかなか動かないんですよ。私も外務省の方に二年出向したから非常に分かります。付き合っている国とは非常にいい関係になりますから、そこは政治の方が言わないといけない。 例え...全文を見る | ||
○佐藤正久君 だからといって、それで済むわけじゃなくて、また公使からやればいいんですよ、大事な話なんだから。だから、これは先ほど言った総理のぶら下がりと一緒で、これは事の本質が違うわけですから、そこはしっかりしたレベルから申し入れなかったら、抗議しなかったら駄目なんですよ。現場っ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 これはこれで私は問題なんですよ。要は、担当がやった、でも、この判断するときに、国益に照らして、照らしてどうかという部分を判断するようになっているんですよ。だから、できる規定なんです。国益のことも考えて、それは送検してもいいわけですから。それを、そこを考えずにやってし...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ということは、やっぱり旭日旗で応援するのは良くないという個人的な考えでしょうか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、最後に言いますけれども、この旭日旗というのは、防衛省は人ごとじゃないんですよ。私も連隊長やりました。連隊旗もそうなんですよ。自衛艦旗もそうなんですよ。だから、そういうこともやっぱり、今回、私もこれ文部科学省と防衛省とやり取りしましたけれども、これはもう簡単には...全文を見る | ||
08月28日 | 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 在外公館法に入る前に、オスプレイと尖閣問題について何点か確認させていただきます。 まずオスプレイですが、事故調査報告の悪い例として、ちゃんとやれとか、しっかりやれ報告というものがあります。防衛大臣、多分聞かれたことないかもしれませんけ...全文を見る |
○佐藤正久君 大臣、想像は余り意味ないんですよ。切り込まないと、何で風速が分からなかったのかと。じゃないと改善ができないんですよ。 普通、ヘリの場合、自動操縦以外は航空管制から入ってこないと分からないんですよ。こういうような場合、あるいは低空飛行で山の訓練する場合は、なかなか...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ヘリの場合、自動操縦だと実際出るんですよ、インジケーターに。手動のときはそこは出ないので、管制の方から聞くそうです。 いろんなことをどうやって今回、その操縦士が追い風かどうかということを含めて、じゃ、どのぐらいの追い風、どのぐらいの風速だとそれはナセルをいじって...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり担当副大臣としては七時間全部見ないと、政治としての責任果たせませんよ。三十分じゃ我々と同じじゃないですか。担当副大臣なんですよ。じゃないと、海上保安庁の方がちょっと意図的にそれを作為したとしても分からないんですよ。まさにそれが担当の政治家として、見なかったら...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それで全然説明できないじゃないですか。これは、外交防衛委員会で尖閣やる、昨日から一体どういう問題があるか。これは、六十五条で、ほかに嫌疑がないというふうに認められた場合にこれは特例措置で強制送還ができるんでしょう。ずっとこの問題やっているじゃないですか、公務執行妨害...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それは、判断したのは現場かもしれません。説明責任はあるんですよ、海上保安庁を所掌する国土交通省として。何で説明できないんですか。 | ||
○佐藤正久君 あなたが説明しなくて誰が説明するんですか、この委員会で。 | ||
○佐藤正久君 私が聞いたのは、暴行罪と立入忌避罪ですよ。全然、公務執行妨害なんて一言も言っていませんよ。一言も言っていませんよ。 | ||
○佐藤正久君 私が聞いているのは、暴行罪あるいは立入忌避罪に当たらないんですかという話ですよ。 | ||
○佐藤正久君 暴行罪というのは、当たっても当たらなくてもそれは成立する可能性があるわけですよね、一般論から言って。じゃ、なぜそれを、あのビデオを見たらみんな分かっているわけですよ、意思があって、自分の意思で投げているわけですから。立入忌避罪も当たらないと、その理由についても説明が...全文を見る | ||
○佐藤正久君 本当はこれでは納得できませんけれども、もう今日はこういう段階ですのでここは矛を収めますけれども、でも、それは副大臣として説明責任があるんです、ビデオ公開したわけですから、もう。公開したら、誰が見てもあれは暴行罪に当たるんじゃないかと思いますよ、立入忌避罪に当たるんじ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 それは警察としては普通言ってはいけない話じゃないですか。どこに行くか分からないでしょう。あそこには三つの島があるんですよ。そこは、状況変わったら終わりじゃないですか。もう初めからシナリオがあったようにしかやっぱり思えませんよ。幾ら何でも警察や海上保安庁、そんなレベル...全文を見る | ||
○佐藤正久君 海上保安庁の方が公開をして、警察が公開しない。モザイクなんか幾らでも掛けれますからね。これは絶対納得できません。 当委員会に警察からのビデオの提出を求めたいと思います。 | ||
○佐藤正久君 尖閣については、やっぱり日本の覚悟がすごく問われているんですよ。今、石原都知事の申請した今回の尖閣の上陸についても、取りあえず政府は拒否をしました。これは外交的配慮じゃないと言っていますけれども、誰が見たって外交的配慮ですよ。だって、国も東京都も同じように自分のもの...全文を見る | ||
○佐藤正久君 玄葉大臣、やっぱり丹羽大使、へらへらしては駄目ですよ。テレビでにこにこしている映像出ていますけれども、あれは絶対駄目ですよ。やっぱり国旗に対してどういう思いを持っているか、中国に強い意思を示さないと。 官房副長官、今回、尖閣上陸について東京都に対して許可は認めま...全文を見る | ||
○佐藤正久君 検討はいいんですけれども、やはり日本の意思を中国に見せないと、同じような事件が二度三度も起きるというふうに思います。 時間がもう少しですので、最後に、在外公館法について、私は、アメリカの大使館、これの議会班と広報文化をもっと強化すべきだと思っています。理由は、今...全文を見る | ||
○佐藤正久君 しっかりやってください。 以上で終わります。 | ||
○佐藤正久君 私は、ただいま可決されました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、国民の生活が第一、みんなの党、社会民主党・護憲連合及び新党改革の各派...全文を見る | ||
09月03日 | 第180回国会 参議院 決算委員会 第9号 議事録を見る | ○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、尖閣諸島問題について伺います。 官房長官、尖閣の国有化は目的ではなくて手段です。大事なことは、いかに尖閣諸島の管理強化、これを行っていくことだと思います。しかし、野田政権にはやる気が見えない。淡々と、粛々と、これは中国には...全文を見る |
○佐藤正久君 それが失礼なんですよ。総理から自ら都知事を、来てくださいと官邸で会っているんですよ。それについて回答もしていない。その理由が、公式ではないと。こんなの通るわけないじゃないですか、交渉事やっているわけですから。信頼関係も何にもなくなってしまいますよ。 今、都知事は...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり事態認識が非常に甘いと思いますよ、野田政権は。 都知事は、国がしっかり避難港等を造ってくれるんだったら、都の購入は諦めて、義援金十四億円も国に寄附してもいいということまで言っているんですよ。にもかかわらず、余りにも中国に配慮のし過ぎ。丹羽大使と同じですよ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 そこは、だから自民党政権と野田政権の大きな違いなんですよ。今のままでいい、今までのままでいいと。去年、おととし大丈夫であったから、今年、来年も大丈夫だろう、これでずっと失敗してきたのが民主党政権なんですよ。備えあれば憂いなしが、憂いなければ備えなしになっているんです...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今の国交大臣の答弁を聞いた国民はみんな失望していると思いますよ。そんなので本当に対応できますか。 今、南シナ海ですごく大漁船団いますよね。あれが尖閣の方に振り向けられただけでも大変ですよ。海上保安庁の巡視船、全部で百二十一隻しかないんですよ、百二十一隻しか。この...全文を見る | ||
○佐藤正久君 まともに警察活動では対応できないんですよ。 国交大臣、例えば、向こうの公船が魚釣島のそばにいてとどまっていると。どうやって排除しますか。 | ||
○佐藤正久君 大臣、全然分かっていませんよ。普通の外国の漁船とかじゃないんですよ。公船ですよ。公船に対してそんなことをやったら大変じゃないですか。国際海洋法上できないんですよ、公船が来たら、今の海洋法上。だから非常に困るわけですよ。だからそこを向こうは狙ってきているわけですよ。だ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ということは、海上保安庁は、一隻の抗議船に十数隻の巡視船とヘリコプターが出動したにもかかわらず、領海侵犯をされ、上陸阻止作戦も失敗したという理解でいいですか、官房長官。 | ||
○佐藤正久君 失敗したかどうか聞いたんです。 | ||
○佐藤正久君 それは、歴史的な判断って、言い過ぎでしょう、官房長官。笑っていますよ、そんな。上陸阻止があくまでも方針だったけど、結局できなかったわけでしょう。 羽田大臣、島の近くには少なくとも三隻以上のボートに乗った海保の隊員がいました。ビデオにも出ています。活動家が船からは...全文を見る | ||
○佐藤正久君 誰が見ても、上陸阻止の方針があったら現場はやりますよ。日本の海上保安庁はそんなレベルが低くないですよ。普通に考えれば、何が何でも上陸阻止ではなく、活動家が上陸を強行するなら入国管理法違反で捕まえて強制送還のシナリオがあったと考えるのがやっぱり自然ですよ。だって、三隻...全文を見る | ||
○佐藤正久君 かなり苦しいですよ。 だから、今回、いろんな面で嫌疑というものはやっぱりあるわけですよ。それを、嫌疑があったら六十五条は適用しない。にもかかわらず、今回、公務執行妨害もいろいろへ理屈をくっつけて適用しない。暴行罪も適用しない。あのビデオ見ても分かるじゃないですか...全文を見る | ||
○佐藤正久君 大臣、全然理解していません。立入検査忌避罪ですよ。それは、波が高かったから立入りができなかったんではなくて、向こうが停船に応ぜずに、そのまま向こうはそれを拒否したということが忌避罪なんですよ。大臣、全然分かっていない。 なぜこう言っているかというと、次があるから...全文を見る | ||
○佐藤正久君 反省点ないの。 | ||
○佐藤正久君 だから、そこ、松原大臣ね、警察も反省しているんですよ、縦割り過ぎたと。今回、海上保安庁が領海であそこまでやっているわけですよ。その場でもう不法行為やっているから、すぐ逮捕できたんですよ。できたんですよ。警察官もこれは認めています。これを今回、縦割りで、もう七名のうち...全文を見る | ||
○佐藤正久君 誰が見てもやっぱり不思議なんですよ。海保の方は、ビデオを公開しています。警察は、一時間弱の実はビデオを撮っているんですよ。やましいことがなければ、やっぱり正々堂々とそれも公開していただきたい。いかがですか。 | ||
○佐藤正久君 これ、幾ら何でもそこは、同じ、海保がビデオを出せて警察が出せない、これはやっぱり隠蔽と思われますよ。モザイクを掛けてもいいし、いろんな手段はあるわけですよ。 大臣、公開、約束してください。 | ||
○佐藤正久君 何か松原大臣らしくないですね、全然。国旗に対しての思いもない。しかも、このビデオについても普通なら出して当たり前でしょう、幾らでも修正はできるわけですから。それについても、それは言えない。まさに本当に、配慮、配慮、配慮。何か情けなくなりますよ。 入管もやっぱりお...全文を見る | ||
○佐藤正久君 ただ入管の人が船に乗っていたって、そこで何にもできないんですよ。入管の職員が海保や警察の取調べのところに立ち会うこともできないわけですから、意味ないんですよ。単なる三省庁の縄張争いの結果としてそこに行ったというふうにしか思えません。 ただ、るる言いましたけれども...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり、不法上陸を標榜してくる、しかも灯台を壊すということまで言ってくる、テレビクルーも一緒に同乗させる。官房長官、これ普通、入管法六十五条の不法滞在者を外に出す、この趣旨とはやっぱり違うと思いますよ。しっかりこの部分については、与野党超えて、一緒になっての法案を...全文を見る | ||
○佐藤正久君 待ったなしなんですよ、どんどんどんどんやっぱり野田政権の足下を見てきますから、周りの国は。しっかりとこの整備あるいはその管理強化、私は進めるべきだということを指摘しておきたいと思います。 次に、南西諸島防衛の議論を移ります。 資料一を見てください。これを見ま...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、じゃ、台湾空軍は御存じのように訓練空域が限定されております。日本の訓練空域を一時的に借りることはできないかとの要望もあります。台湾の防衛力強化は、まさに今大臣が言われたように、日本の南西諸島防衛にも大きく寄与することになるということを勘案した上で、やっぱり...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今大臣の方から、公式、非公式で台湾とこの訓練空域について調整をしているという話がありましたけれども、やっぱりこの問題というのは、これから中国を考えた場合、まさにこの地図を見たら非常に大事な私は要素だと思っています。引き続き検討をお願いしたいと思います。 また、台...全文を見る | ||
○佐藤正久君 この外国人地方参政権の問題は非常に大きな問題で、国政に関係ないから地方の参政権を与えると、これは慎重な議論が私は必要だと思っています。目の前に十三億の民がいて、約百票差で首長が替わるわけです。町議会六名のうちトップが百七十票で、その六位の方が百四十票ということです。...全文を見る | ||
○佐藤正久君 防衛大臣、やっぱり逃げちゃ駄目です。これ、国交省も当然予算要求やるでしょうけれども、一緒にやらないと。これ、安全保障上非常に大事な空港なんですよ。 ただ、財務大臣、今財源確保、非常に財務省が渋っているようです。これ、実はアセスも済んで、来年から一部着工もできるよ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 財務大臣、元防衛副大臣もされていましたよね。やっぱりこれは本当に安全保障上非常に大事なんですよ、これは南西諸島防衛考えても、ずっと尖閣やっているように。一言お願いします。頑張ってください。 | ||
○佐藤正久君 来年から着工するのが大事なんですよ、メッセージとして。トータルは千五百とか千九百掛かるかもしれませんけれども、そこが大事ですから、是非ともよろしくお願いします。 続いて、日韓関係について御質問いたします。 官房長官、竹島のICJへの提訴、当然裁判で勝利をし、...全文を見る | ||
○佐藤正久君 やっぱり、ICJで勝つ自信があるならば、韓国出てこい、出てこいと国際社会にどんどん訴える必要があるんですよ。 ただ、外務大臣、アメリカは、尖閣諸島はセンカクスと書いています。尖閣諸島についてはセンカクスという表現をしています、アメリカはですね。だけれども、竹島に...全文を見る | ||
○佐藤正久君 外務大臣、迫力ないんですよ。そういうふうに一応国務省が言っても、実際に米国の一政府機関が違う表現をしている。これはやっぱり、幾らICJで訴えても、肝心のアメリカの政府機関がこれでは迫力ないんですよ。そして、中国はどうか。中国も竹島と書いてくれていませんから、御存じの...全文を見る | ||
○佐藤正久君 パンフレットを配るだけでは駄目なんですよ、これ。だから、実は外交防衛委員会でも言いましたけれども、やっぱりそれを、議会班とか、いろいろ含め、広報文化とか、今までと違った発想で、ただ紙まいたって意味ありませんから、これは真剣にやっていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る | ||
○佐藤正久君 今、非常に前向きな答弁をいただきました。当たり前なんですよ。だから、ICJでこれを裁判をやるときは、そういうものについてはいろんなチャンネルで抗議をしないと、それは証拠になりませんから。積み重ねが大事ですから、いろんな省庁、チャンネルありますから、外務省だけではなく...全文を見る | ||
○佐藤正久君 テレビでとか新聞では報道していませんけれども、海兵隊の参加というのは非常に大きな意味を持つんですよ。今までと違うレベルの今回活動をやっている。非常にやっぱり、日本もICJに言う以上は、ここは強い抗議をしないと私は迫力がないというふうに思います。 次に、時間の関係...全文を見る | ||
○佐藤正久君 実際、この区割りは、帰還困難区域とか、あるいはそういうものはみんな現地対策本部がやるんですよ。その後の除染は環境省がやる、その後の復興は復興局が各出先と、河川事務所とかいろいろ調整しながらやっていく、賠償については文科省が間に入る場合もある、にもかかわらずみんなばら...全文を見る | ||
○佐藤正久君 会津は。 | ||
○佐藤正久君 やっぱり会津の方にもないと、全然出先がないんですよ。物すごい、風評被害対策が今求められているんです。しっかり考えていただきたい、強く求めます。 最後に、オスプレイの安全対策について質問いたします。 この資料を見てください。防衛大臣、これは防衛省の方々からの意...全文を見る | ||
○佐藤正久君 まさに今この流れ図、これは物すごく大事で、当然、これ簡略化しましたので、この辺のサイクルは当然やるのは当たり前ですけれども、私も陸幕で訓練班長やりました。事故担当のまさに所掌で、大体訓練事故の九割以上が人的ミスなんです。機材のミスはほとんどありません。だから、その人...全文を見る | ||
○佐藤正久君 外務大臣、これは本当にアメリカ側はタフだと思いますよ。でも、タフでもこれはやらないと、乗り越えないと安全確保できませんから、一生懸命真剣に、リーダーシップを持ってやってください。 以上で質問を終わります。 |