佐藤正久

さとうまさひさ

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

佐藤正久の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。  私は、航行の安全確保のための自衛隊の派遣を含む政府の取組には賛成の立場であります。  中東に日本経済、国民生活に不可欠な原油の約九割を依存している我が国が、他国の軍隊やタンカーの乗組員に汗をかかせ高みの見物というわけにはいきません。自衛...全文を見る
○佐藤正久君 まだ直接日本関連船舶を守る情勢ではなく、海上警備行動の要件を満たす、そういう段階ではないという答弁だったと思います。実際に、船主協会からも派遣の歓迎の評価はあっても、海賊のときと違い警護要請までは来ていないという状況だと思います。  では、情報収集と海警行動に区分...全文を見る
○佐藤正久君 これは国民に、やっぱりなぜこのペルシャ湾内とかホルムズ海峡ではなくこの周辺海域かという部分は丁寧に説明しないとなかなか理解が得にくい。直接守った方がいいんではないかという声はやっぱり国民にあるということは御理解いただきたいと思います。  ただ、この広大な海域の情報...全文を見る
○佐藤正久君 確かに、これは有志連合に入っていないために、有志連合の司令部、これには派遣しない。ただ一方で、米中央海軍司令部の方に派遣をすると。実際には、私も現場へ行きましたけれども、米中央海軍司令部の方には様々な情報が入ってきます。当然、周辺国の軍事情報、あるいは有志連合が取っ...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり情報収集が大事だというんであれば、連絡員の果たす役割は極めて大きいので、やっぱり船員にとって脅威情報が極めて必要で、海上自衛隊が取る情報だけでは不十分なんですよ。だから、是非検討の方をお願いしたいと思います。  それでは、資料一、これを見ていただきたいと思...全文を見る
○佐藤正久君 実はこれは極めて大きな現実で、確かに日本籍船少ないんですよ。となると、国際法の関係で、自衛隊が不測事態に実力行使ができるというのはこれは国際法の現実で、すなわち、逆を言えば幾ら特措法を作ったとしてもこの問題は解決できない、国内法で対応できる問題ではない。ただし、やは...全文を見る
○佐藤正久君 これは通告してありますのでしっかり答えていただきたいんですけれども、昨日の説明では約二十数隻と、二十隻強という話でありました。つまり、海賊対処の方に一隻、大臣、今回船舶の航行に一隻となると、交代の時期になると二隻が同時に洋上で中東の方にいると。さらに、派遣準備と考え...全文を見る
○佐藤正久君 まさに今大臣言われたように、日本国民が、多くの国民がもろ手を挙げて歓迎できる環境をつくるのが望ましいと。ただ、外務大臣、今政府の調査でも七五%ぐらいの方が中国にいい印象を持っていないと。言論NPOの調査になると八割を超えるという状況になります。やっぱり、そのうちの一...全文を見る
○佐藤正久君 やはり訪日が近づけば近づくほど、やっぱりこの環境がどういう状況になっているかと。改善が全然図れないとやっぱり国民世論というのは今よりも厳しく振れる可能性がありますので、やはりこれから一月、二月、三月が正念場だと思いますので、是非外務大臣のリーダーシップを発揮していた...全文を見る
○佐藤正久君 これ、付けるだけで千二百万だったら、私も何かやりたいぐらい結構いい調達だなと思います。結構高いですよね、これ。銃架付けるってそんなに難しくないと思いますけども、我々でもよくやりますから、このぐらいのやつは。  なので、ここは是非、やっぱり艦橋というのは一番弱点なの...全文を見る
○佐藤正久君 是非お願いします。  さらに、今日はあえて質問しませんけれども、やはり隊員の精神的なケア、あるいは何かあったときの医療・後送態勢、これもやっぱり日本と違いますから。しかも、非常に広い海域ですので、その辺りについても対応していただきたいということをお願い申し上げて、...全文を見る
03月23日第201回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。  本日、質問の機会をいただきました関係者の方々に深く感謝を申し上げます。  冒頭、東京五輪について伺います。  報道によれば、IOCは、延期を含めた検討に入り、今後四週間で結論を出す方針を臨時理事会で決めたとのことで...全文を見る
○佐藤正久君 中止は絶対あり得ないと。完全な形での実施の中での延期という選択肢も入れながら、今後しっかり調整をして、多くの国民が世界からアスリートを良い形で迎える、そういう環境をつくっていただきたい、そういうふうに思います。  それでは、ウイルスについてお伺いいたします。  ...全文を見る
○佐藤正久君 実は、クルーズ船対応では、アメリカの方がもう運航会社に対して一千万ドルの訴訟も起こしているということもありますので、やっぱり予断をせずにしっかり対応をお願いしたいと思います。  あとは、今回のイベント自粛などは、緊急性から、法律に基づかず私権が制限された側面があり...全文を見る
○佐藤正久君 是非お願いします。やっぱり法理に基づかない形の私権の制限というのはどう考えても法治国家としておかしいので、よろしくお願いします。  続いて、危機管理の観点から伺います。資料一をお願いします。(資料提示)  危機管理は、遅功は拙速にしかず、空振りは許されるが見逃し...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  資料二をお願いします。  米国のCDCは感染症対応を第一義的に行う組織です。災害が発生したらFEMAが、感染症の場合はCDCが前面に出て省庁をリードし、CIAや軍もこれをサポートします。一方、日本は、今総理が言われたような対策本部組織、...全文を見る
○佐藤正久君 まさに情報をいかに早く取るか、これがやっぱり危機管理の基本ですので、引き続きよろしくお願いします。  資料三をお願いします。  これがCBRNです。化学、生物、放射線、核対応の基本的な考え方です。私も元陸自の化学科隊員ですが、感染症対応でもこれが基本だと思います...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱり水際対策は政治がリードしなければ絶対できない、そういうものだと思います。  今回の邦人を含めた欧米からの帰国に際しまして、帰国後の隔離もやっぱり国が助けないと、例えば留学生とか、自費で二週間ホテルに住む、滞在というのは無理ですし、成田周辺のホテルから断られ...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  いろいろ工夫をされたということでございますけれども、この資料六の右側の写真、これは私がエボラ熱対応の視察でギニアに行った際のものです。実は、防護衣というのは脱ぐのが一番大変で、慣れていないとできません。外側にウイルスが付着している可能性が...全文を見る
○佐藤正久君 これは国家的な意思の決定が大事だと思いますので、総理、よろしくお願いします。  資料八をお願いします。  これは、総理に一点要望をお願いします。国際連携です。  総理のリーダーシップでG7テレビ会議が行われました。疫学的な情報を集めて診療ガイドラインを示すこと...全文を見る
○佐藤正久君 是非お願いします。  実は、民主党政権がまとめたこの報告書、非常にいいものがあるんですけれども、政権交代があり、あるいはどうしても役所の組織防衛というものがあって、結果的になかなか生かされなかった側面がありますので、是非、是非政治のリーダーシップでこのいいものをよ...全文を見る
○佐藤正久君 国交大臣、これは実は、やっぱり外務省、防衛省とも連携して、政府一丸としてやらないといけないというふうに思います。  やはり、ODA等での巡視船の供与もそうですけれども、実は今、この代替ルートも中国の影響力がどんどん増えています。私も、この載っている町、全部行ってき...全文を見る
○佐藤正久君 まさに将来の警戒監視の検討に値するという発言をいただきました。やはりこれは、民主党政権のときに打ち出した動的防衛力、まさにいろんな訓練あるいはアデン湾からの寄港の際での立ち寄り等、やっぱり動きを見せるということがこれ抑止につながるという側面もありますから、関係国と連...全文を見る
○佐藤正久君 実は、これは知らないうちにどんどん実は進行しているというやっぱり話がございまして、外務大臣はジプチの方に行かれたことございますか。ジプチの方に行くと、まさに一帯一路と軍の進出というのはまさに一体とよく分かります。新しいドラレ港、これはまさにコンテナクレーンが十何個あ...全文を見る
04月16日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
議事録を見る
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。また、鈴木外務副大臣、御出席ありがとうございます。  防衛省設置法の改正案には賛成の立場であります。ただ、自衛隊の宇宙に関わる人員、予算規模がかなり少ないことに懸念を持っておりま...全文を見る
○佐藤正久君 資料一を御覧ください。  この毛沢東時代の両弾一星から、習近平時代、まさに宇宙強国、二〇四五年を目指して様々な活動をしております。特に測位衛星、これは、GPSではなく北斗という自前の測位衛星を持っており、今やその数はアメリカのGPSを抜いております。これは、湾岸戦...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣、そして鈴木外務副大臣、この宇宙分野の協力というものは在日米軍駐留経費の議論においても側面支援の効果もあると思いますので、是非御検討の方をよろしくお願いしたいと思います。  次に、女性自衛官の処遇改善について伺います。  設置法改正のもう一つの重点、サイ...全文を見る
○佐藤正久君 いや、大臣、まだまだ制度面、施設面もやっぱり自衛隊、男の職場的なところがあるのは現実としてございます。  職域特性もあります。航空自衛隊の中央音楽隊の方で実際聞いた話ですけれども、音楽隊の新入隊員はほとんどが音大卒で、女性自衛官が多いそうです。ただ、結婚して産休に...全文を見る
○佐藤正久君 是非よろしくお願いします。やはり、活躍する女性自衛官という掛け声は良くても、実態が伴わなければそういう意欲がどうしても半減するし、有為な人材がやっぱり辞めてしまうということはありますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  次に、新型コロナウイルス対応について...全文を見る
○佐藤正久君 外務副大臣、今回はやっぱりスピード感が大事なんです。中国が先に手を付けてしまったら、せっかくのその無償や技協も効果が半減になります。あるいは、今回キリバスが台湾との断交をやりました。それを今度は覆すぐらいの思い切った外交を行っていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○佐藤正久君 外務副大臣、受け止めをお願いします。
○佐藤正久君 是非よろしくお願いします。  次に、自衛隊のコロナウイルス対応について、要望四点、一点確認をしたいと思います。  要望の一点目は、即応態勢です。  総理は、人の移動、接触を七割、できれば八割削減したいとの意向を示されました。一方で、自衛隊の本来の任務は国防です...全文を見る
○佐藤正久君 献血について一点付言しますと、実は福知山の千人ぐらいの部隊でしたけれども、実は京都府下での記録をつくりました。やはり、赤十字からすると、一か所で一日で健康体からあれだけの血液をもらうと非常に有り難い、効率もいいと。例えば自衛隊の中には五千人がいる基地もありますので、...全文を見る
○佐藤正久君 これは決して甘くないと思いますよ。外交は内政の延長線という言葉があるように、内政が結構がっちりした、しかも文在寅大統領は再選ありませんから、一期だけですから、残りの二年間、相当な覚悟でいろんなことをやり、そして次の大統領選挙に向けて支持を拡大するという動きは当然考え...全文を見る
○佐藤正久君 実は、中東派遣だけではなく日本周辺でも、実は海上警備行動という任務、あるいは瀬取り対応というものがあります。そういうときに、やはり防弾ガラスがある護衛艦と防弾ガラスがない護衛艦ではやっぱり防弾ガラスがあった護衛艦の方が、そういう、警察行動ですから、海上警備行動とかそ...全文を見る
07月09日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。本日は質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。  まず、今般の豪雨災害でお亡くなりになられた方々へのお悔やみと、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。  また、捜索救助、あるいは道路啓開、生活支援等に当たっておられる自衛隊...全文を見る
○佐藤正久君 脅威認識は当時より更に高まったと、そういう中での、北朝鮮のノドンやスカッドから国民を二十四時間三百六十五日守るためのアセットがイージス・アショアでした。  今般、アショアの配備地としてむつみ演習場や新屋演習場を含む二十か所の国有地、これを、国有地への配備を断念、代...全文を見る
○佐藤正久君 繰り返し確認しますけれども、アショアの機能、これは対応しないといけないと思いますけれども、アショアの期待した機能、これについては諦めるというわけではないという理解でよろしいでしょうか。
○佐藤正久君 私、この代替機能、そのPAC3あるいはイージス艦だけではなかなか難しいという結果としてアショアの導入に至ったというふうに理解しております。  この代替機能というものを検討すると同時に、私が早急に今防衛省が行うべきと考えているのは、秋田と山口への地元説明、信頼の回復...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、これは本当に、全てが決まってから説明するのではなく、やっぱり現状についても、やはり応援してくれた方々、これは本当に今後の地元との信頼関係においても、防衛を安定的に行う上でも非常に重要ですので、しっかり検討をお願いしたいと思います。  続いて、このアショアの代...全文を見る
○佐藤正久君 レーダーを置いているとしても、発射装置だけ船に搭載するというものはないという答弁がございました。  仮にレーダーと発射装置を分離した場合、敵の電波妨害にも弱い。カウアイ島の米軍のこの弾道ミサイルの実験施設、私も行ってまいりましたけれども、レーダーと発射機が数キロ離...全文を見る
○佐藤正久君 誤報であると。当然、レーダーというものと発射装置、これまた別なものですから、当然だと思います。  引き続き、SPY7のレーダーについて伺います。同レーダーのイージス艦への搭載の可能性、戦闘機等への防空能力の有無、弾道ミサイルと防空能力、この同時運用能力の可能性、米...全文を見る
○佐藤正久君 まさに、今回SPY7レーダーは弾道ミサイル用ということで契約をしており、また完成をしていないレーダーでありますから、この実態というものは新たな開示請求をしないと分からないと思います。  まさに、この契約をしたSPY7レーダーがイージス艦に本当に載るのか、経空脅威と...全文を見る
○佐藤正久君 ありがとうございます。  お配りした資料三、これを見ていただきたいと思います。これが今説明があった新しいフライト3と言われるイージス艦であります。  この資料は米軍資料から抜粋したものでありますけれども、米海軍によりますと、二〇二四年夏に実戦配備をされ、その後、...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、これやっぱりミサイル防衛というのは、やはり日本単独というのは限界があります。イージス艦も本来任務は艦隊防空ですから、南西正面への対応あるいは太平洋正面での米海軍との連携ということもありますから、やはり日米連携全体の中で今回の新たなミサイル防衛、これを考えるとい...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、実は、昨年度は御案内のとおり、海自の新隊員の募集が目標数に数年ぶりに達しました。この大きな要因は、自衛官候補生の枠、つまり任期制隊員の枠を少なくして、その分を一般候補生の枠を増やしたことにあると言われています。簡単ではありませんけれども、クロスサービスとかサポ...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、今回やっぱり一つ厄介なのは、低く速く飛んでくると。航空自衛隊のレーダー等は水平線の向こうは見えませんから、水平線の向こうでいかにそれをつかまえて、そのデータを早めに迎撃する部隊の方に伝えて、その機会を増やすということが国民の命を守ることにもつながります。  ...全文を見る
○佐藤正久君 総理が言われたのは、そういう来たやつをたたくというだけではなく、この自民党の提言にある敵基地反撃能力を含め検討したいというふうに言われています、この敵基地反撃能力も含めて安全保障会議で議論をしたいと、これについての受け止めを改めてお伺いします。
○佐藤正久君 なかなか大臣明快に言われませんけれども、そこには敵基地攻撃能力という部分も入れて検討するということでよろしいでしょうか。
○佐藤正久君 政府参考人に伺います。  二〇一六年九月のスカッド三発の例は先ほど紹介いたしました。一つの目標に対して多数の弾道ミサイルが撃たれる、いわゆる一目標飽和攻撃に対し、自衛隊のイージス艦とフットプリントが小さいPAC3で全てを迎撃することは私は難しいと思いますが、認識を...全文を見る
○佐藤正久君 重ねてお伺いします。  いっぱい撃たれるだけではなくて、一目標に多数撃たれた場合、これについてはより困難だと思いますが、認識をお伺いします。
○佐藤正久君 やっぱり困難なんですよ。PAC3がそこにいればいいけど、いない場合だってありますから。  一目標に飽和攻撃をされるということは極めて難しいと思います。であれば、私は抑止力の一環として敵基地反撃能力は必要だと思います。迎撃は拒否的抑止と言われますけれども、所詮、撃ち...全文を見る
○佐藤正久君 この文言だけ見ると、打撃力を米軍がやると今書いていますけれども、自衛隊が一部を、そういうものを担い、米軍が主打撃をやっても、私はこの大きな枠からははみ出ないというふうに考えます。  実際に、今まで日本政府は、盾と矛の役割で敵基地攻撃は米軍に依存しているというふうに...全文を見る
○佐藤正久君 やはり日本の方に展開する米軍のアセットの数にもよりますけれども、やはり限界というものはあると思います。であれば、国民の命を守るため、抑止効果を高めるためにも、憲法や専守防衛の枠内で日本も自衛反撃能力を持つべきだと思います。  外務副大臣にお伺いします。  これま...全文を見る
○佐藤正久君 そうなんです。やっぱり日本の役割、これは当たり前ですけれども、やっぱり自分の国の防衛について日本が役割を増やすということは米側は歓迎すると、そのとおりだと思います。  次に、ミサイル防衛に関するいわゆる米朝デカップリング問題について外務副大臣に伺います。  IC...全文を見る
○佐藤正久君 だから、条約はあくまでも条約であって、日米同盟があるからアメリカが自動参戦するということではなくて、そのためには日頃からの協力、調整というのは当然必要で、まさにこのような、トランプ大統領の報道にあるような認識というのはとんでもないことで、困るのは日本なんですよ。その...全文を見る
○佐藤正久君 与党としてもしっかり検討していきたいと思います。大事なことは、いかにこの憲法あるいは専守防衛という基本的な枠内で、国民の命あるいは領土を守るために防衛省がしっかり動ける、日米と連携できる体制をつくることだと思います。  次に、法的側面について若干お伺いします。 ...全文を見る
○佐藤正久君 ただ、憲法で禁止している戦力というのは、ICBMとかあるいは戦略爆撃機、攻撃型空母と、相手を壊滅するというものですから、この限定的な敵のミサイルを破壊するというもののアセットというのはそれには当たらないということだと思います。  資料二、これ再び見てください。これ...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、以前は国会の委員会でも防衛省のアセットに乗って尖閣上空等を視察したことがございました。  防衛省に伺います。一般に、島嶼防衛作戦では、奪還は非常に勢力も必要で、犠牲も多く発生しやすい、自衛隊の事前配備が原則であります。尖閣諸島防衛も、情勢が緊迫したら速やかに...全文を見る
○佐藤正久君 やっぱりそうなんですよ。奪還は物すごく犠牲が多いし、大変だし、日本の島ですから。  ただし、事前配置のためには、事前の偵察とか物の準備も必要になります。自衛官による島の細部地形や岩礁、どこにどのような障害を置くのか、陣地をどうつくるのか等、事前偵察がしっかりできて...全文を見る
○佐藤正久君 ただ、自衛隊もスーパーマンじゃありません。やはり、私も陸上自衛官でしたけれども、やっぱり事前に偵察をして、そういう計画を作るには、やっぱり一人一人の特性もありますけれども、偵察しなければ計画も、防御計画も作れない。実際に、島の場合は岩礁が非常に難しくて、どういう岩礁...全文を見る
○佐藤正久君 これは、大臣、最長なんです。今までは二十八時間だったものが今度は三十時間、三十九時間と連続で漁船に近づく形でやってきている。しかも、この漁船に接近した巡視船は五千トン、三千トンと、漁船は九・七トンですから。それを五千トンで追いかける、これは五月八日も同じでした。さら...全文を見る
○佐藤正久君 実は、聞いておれば、二十二日の午前中に石垣市議会が可決をした、その午後に公船が四隻領海に侵入したと。まさに中央政府と一体として動いているという証左だと思います。  大臣、水産庁によりますと、日本の漁師の数、これは実は約二十万人弱なんです。中国の漁師の数は二千万人。...全文を見る
○佐藤正久君 私が、以前説明したのとちょっと違うのは、石垣市がやりたいと言ったこともあるんですよ、それは国の方で止めているということを明確に事前のレクを受けた。  なぜ国の方で止めているんでしょうか。石垣市がやりたいと言ったら許可するということでよろしいですか。
○佐藤正久君 委員の皆さん、これが実態なんですよ。国の方が認めないというふうに言っているんですよ。  私は、やっぱり、こういう今の状況、以前と違いますから、そういう海上保安庁、防衛省はこれまでこれだけ頑張っているということにありますので、認めればいいと思います。実際に、海上保安...全文を見る
11月19日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。  まずは、茂木外務大臣、再びの外務大臣、おめでとうございます。そしてまた、岸防衛大臣、参議院のOBとして、またこの当委員会のOBとしての防衛大臣就任、本当におめでとうございます。  ただ、最初に実は苦言を呈しないと与党の理事としていけませ...全文を見る
○佐藤正久君 事務方から説明がないということ自体がおかしいと思います。  この件については、もう昨日、事務次官の方にも懸念を伝えております。報告が大臣の方にないということ自体が、今回のイージス・アショアのこの経緯を踏まえてもおかしいと私は言わざるを得ません。我々も、政府の意図を...全文を見る
○佐藤正久君 大事な情報が上がっていないということは非常に問題で、これ民間であれば、大事なプロジェクトにおいて大きな変更を要するような事項があれば、それを速やかに報告しないとプロジェクト自体が止まってしまう。普通ならばこれ処分ですよ。しかし、処分もなされないということに私も一つ懸...全文を見る
○佐藤正久君 昨日、秋田県選出の国会議員から、今検討している洋上案のうちリグ案、リグ案についてはブースター落下の問題、これについて大きな懸念があると、二段目、三段目について防衛省の方に伝えたと。そういう懸念というものは大臣の方に伝わっていますか。
○佐藤正久君 そういうことがやっぱりこのブースター事案、この報告書の反省が生きていないということなんですね。  要は、防衛省の中の内局の横の連携、これが悪かったと、一部の担当部署、戦略企画課が中心にやってしまって内局内の横の連携が悪い、また装備庁とか、あるいは各幕との連携が悪い...全文を見る
○佐藤正久君 自己目的にしちゃいけない。ただ、使えるなら使う、それは当然です。  この資料一を見てください。今配付した資料一、これは防衛省の自民党国防部会へ提出された資料から抜粋したものです。九月二十四日に、いろいろ検討した結果、今まで契約しているアショアの構成品を移動式の洋上...全文を見る
○佐藤正久君 今説明あったのは、これ陸上レーダーの比較の話なんですよ。で、これ洋上レーダーで比較するということについては、これは同意されますよね。洋上レーダーとして比較するということについては同意されますよね。
○佐藤正久君 当たり前なんですよ。防衛省は洋上プラットフォームに搭載しと言っているんですから、洋上レーダーとして比較しないといけないわけで。  そこで、例えばその経費についても、やっぱり国民に対してトータルコストを示さないと、これは非常に高いものですからトータルコストを示すこれ...全文を見る
○佐藤正久君 これはできたら、防衛省の説明だと三十年以上使う装備なんです。しかも、トータルコストが何千億と掛かるというふうに言われていますから、これは、今三点を見ても、やっぱりここは大臣言われたように、国民にやっぱり説明しないとこれはいけないと思います。その中で、ここに、経費の中...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、実はこのミサイルというのは、ブースターは三段式なんです、三段式。なので、今回断念になった問題は、ブースター、一段目のブースターだけなんです。このミサイルというのは三百六十度飛んでいきますから、例えば山口の方に配備したもの、で、大阪の方に北朝鮮から三発飛んできた...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、日米共同開発したこのブロックⅡAというのの一番のメリットは、複数回射撃ができるというのがこれがメリットなんですよ。今までみたいに、ブロックⅠのように一回ではなくて何回でも撃てると、三百六十度、これが売りなんですよ。  だから、今回、北朝鮮からまあ三発撃ったと...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、トータルコストといった場合、設計、大臣、いいですか、設計、開発、そして試験、配備、整備でトータルなんです。そこで結構お金を占めるのが試験なんです、試験なんです。当たるか当たらないか分からないものを国民の税金で何千億も掛けて整備できないんです。実際にその試験でき...全文を見る
○佐藤正久君 そういうこともしっかり考えてこれやらないといけないんです。  もう一つは、二十四時間三百六十五日と防衛省は言っています。これは北朝鮮用、北朝鮮のミサイルに対してこの二十四時間三百六十五日ということだと思うんですけれども、中国を意識した場合、二十四時間三百六十五日、...全文を見る
○佐藤正久君 当然、国会ではなかなか言いづらいかもしれませんけれども、当時、私は、実は陸上イージスを自民党の国防部会で一番最初に提案したのは私なんですよ。当時、今津先生が安全保障調査会長で、それから小野寺さん、小野寺大臣、小野寺先生がPT長となって、これは言ったわけですよ。あのと...全文を見る
○佐藤正久君 その辺の中身は議連の方の提言で大臣にも直接お渡ししましたので、読んでもらえばいいと思いますけれども。  次は資料五を見てください。資料五、これはこのベースライン9と10との比較をちょっとやったものですけれども、防衛省の国防部会の資料では、ベースライン9と10という...全文を見る
○佐藤正久君 だから、その説明がこの絵と違うんですよ、見て分かるように。データ化して集めるわけですから。そこは違うので、しっかり情報を集めていただきたいと。今の防衛省の説明とこの絵が全然合っていないんですよ。これ、私が作った絵じゃありませんから。  さらに、先ほど大臣が言われた...全文を見る
○佐藤正久君 拡張って非常に大事で、そういう観点で、公正、客観的に、トータルコストも考えて、大臣言われたように試験も費用も考えてやるといったときに、実は私一つ懸念しているのは、今まだ契約止めていないんですよ、防衛省が。今ずっとこの既契約のまま、どんどん組立て作業が進んでいるんです...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、それじゃ説明矛盾しちゃうんですよ。これ、客観、公正にこれから評価をすると。で、トータルコストまだ分からないと大臣言われました。本当に、試験費用が、日本独自でこれから全部やるのと、アメリカがどんどん実験をしてやった、そういうものを使うのでは、全然トータルコストは...全文を見る
○佐藤正久君 水産庁に確認します。  今、大和堆についてどのような、今回、漁民の方から要望があるか、苦情があるか、お聞かせください。
○佐藤正久君 約一か月弱にわたって日本の海なのに漁師が漁ができなかったと。これはあってはならないことで、しかも、今、北朝鮮はコロナの関係でなかなか漁が出れないと。水産庁に聞いたら、去年は一年間で四千七隻の北朝鮮の船に対して退去警告、追い出したと。今年は一隻ですから、四千七対一隻で...全文を見る
○佐藤正久君 やはり二度とこういうことを起こしちゃいけないんですよ。漁民の方も期待していますから。外務省、水産庁、そして海上保安庁、内閣官房含めてこの連携をしっかり取ってやっていただきたい、強く要望します。  次に、南西諸島防衛について残りの時間お伺いします。  南西諸島防衛...全文を見る
○佐藤正久君 政務官、勘違いしてもらっては困るのは、武力侵攻対象の避難計画は宮古島市だけなんですよ。あとほかの三市は別な想定ですから。それも非常にあらあらなんですよ。  防衛大臣、やっぱりこの南西諸島防衛を考えるときに、やっぱり兵たんが非常に弱い、展開できない。例えば戦闘機F1...全文を見る
○佐藤正久君 これで終わりますけれども、やっぱり防衛という視点、これが全然ないんですよ。しっかり船、自衛隊の船や飛行機、航空機が降りれるという視点での対応を是非お願いします。  終わります。