佐藤正久

さとうまさひさ

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

佐藤正久の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。質問の機会をどうもありがとうございます。また、総理、連日お疲れさまでございます。  まず、ロシアによるウクライナ軍事侵略についてお伺いします。  総理は、昨夜、プーチン大統領に対する資産の凍結を発表されました。この時期の...全文を見る
○佐藤正久君 であれば、これ早くやった方がいいと思います。  このプーチン大統領の資産凍結は、前回表明した第二弾の資産凍結の中に入れるのか、それとも第三弾として別個に閣議了解するのか、どちらでしょうか。
○佐藤正久君 これ早くやらないとやっぱり資産を移される可能性もありますし、また、日本の方にどのぐらいあるか分かりませんけれども、抜け穴を防ぐという意味でも大事だと思います。  外務大臣にお伺いします。  プーチン大統領は日本にどのぐらいの資産があるんでしょうか。
○佐藤正久君 ただ、やっぱり連帯をすると、抜け穴をつくらないためにもここは早くやらないといけないというのは、総理の御指摘のとおりだと思います。  ただ、以前、昔、プーチン大統領に制裁を掛けると北方領土交渉に影響が出るという意見が以前はありました。ただ、残虐行為を行っているのはプ...全文を見る
○佐藤正久君 総理、やっぱりいま一歩何かメッセージが弱いような感じがします。今は態度を明確にすべき時期で、ウクライナと連帯をすると、国際法違反は絶対許さないというんであれば、今はやはり態度を曖昧ではなく明確にして、やはり制裁よりも、あっ、協力よりも制裁というG7との結束、これを図...全文を見る
○佐藤正久君 国際社会のやっぱり連帯という意味では、さきに発表されたSWIFTからの特定銀行の排除という部分も大きいと思います。ただ、この細部検討はこれからになります。政府が全部できる話じゃないと思いますけれども、やはり、これは日本が抜け穴になってもいけませんし、そのSWIFTの...全文を見る
○佐藤正久君 連携は大事なんだけど、やっぱりこれ急がないと、これ抑止になりませんし、侵略を止めることにつながらない。急ぐ考えはありますか。
○佐藤正久君 ただ一方で、このSWIFTからの特定銀行の排除は、日本の経済とかあるいは国民生活にも影響が出るというふうにやっぱり言われています。  場合によっては、原油高、円高、株安ということが懸念されておりますけれども、そういう場合の国内経済あるいは生活への緩和措置、これにつ...全文を見る
○佐藤正久君 制裁と国内対策は車の両輪で、まさに政府一体となってやるという今大事な正念場だと思います。  ただ、ウクライナに対するロシアの軍事侵略を止めるためには更なる制裁措置というのも検討が必要だと思いますけれども、総理、更なる制裁措置、これを検討するお考えはございますか。
○佐藤正久君 総理、今急ぐものの一つとして、ロシアの中央銀行の外貨準備高、六千億ドルぐらいあると言われています。これは、日本銀行も含めて、これは早急にここ、穴を埋めないといけない、そういうふうに思いますけれども、財務大臣、財務省でも結構ですが、いかがでしょうか。
○佐藤正久君 やることはやっぱりあるんですよ。  さらに、欧州の方はロシア航空機の領域通過を今止めています。だから、そういう日本にもできることありますから、これから、かいらい政権をつくっていろんな動きがあるということもあり得ますので、是非追加措置、これはやっぱりもう一度、まだ考...全文を見る
○佐藤正久君 そういう上で、もう一つベラルーシ、ベラルーシへの制裁、これ、昨日の記者会見では総理は検討すると明快に言われませんでしたけれども、これはもう検討する、G7の外相の中でもかなり議論が詰まってきたようです。  これ、制裁するというふうに言うべきだと思いますが、いかがでし...全文を見る
○佐藤正久君 総理、実は昨年六月、ベラルーシの反政府ジャーナリストが緊急に航空機を着陸させられて拘束されたという事案がありました。そのときは日本政府は制裁しているんです。  去年、ジャーナリストの拘束で制裁しておいて、今回、まさにロシアの軍事侵略の拠点となり、さらに、今も兵たん...全文を見る
○佐藤正久君 まさに兵たんを断つって極めて大事だと思います。よろしくお願いします。  また、今、プーチン大統領は昨日、国防大臣等に対して、核抑止、核態勢の警戒レベルを上げると、とんでもないことを言いました。これについての受け止め、これをお願いします。
○佐藤正久君 これは常軌を逸していますよ。経済制裁に反発して核抑止のDEFCONを上げると、こんなの不必要で、また全く意味のないことをやっている。これは、やっぱり国際社会が一致してこれ批判すべき。  これ、特に日本は先頭に立ってこういう部分は批判すべきだと思いますけれども、総理...全文を見る
○佐藤正久君 全くそのとおりだと思います。  それでは、今度、日本の当事者意識、ウクライナ問題は対岸の火事ではないということについて議論をしたいと思います。  外務省にお伺いします。  今、北方領土もクリミア半島もロシアにより不法占拠されている国際法違反と、こういう認識でよ...全文を見る
○佐藤正久君 外務大臣、やっぱりロシアとの関係でいうと、東の北方領土、西のクリミア、両方とも不法占拠、国際法違反と、こういうような認識をやっぱりG7の中でも共有しているということが大事だと思いますけれども、いかがでしょうか。
○佐藤正久君 総理、実は、ロシアの侵略以前は、外務省の方からも、外交部会の方で、このウクライナ問題を基本的には欧州の安全保障の問題だという発言がありました。これは自民党議員がすごい反発を、に遭いましたけれども。  やはり台湾有事あるいは尖閣有事を考えたときも、これも、力による現...全文を見る
○佐藤正久君 なぜ私がベラルーシにこだわったかというと、台湾有事の際、場合によっては北朝鮮がベラルーシと同じような感じになるんですよ。日本がベラルーシ制裁を強く言わなければ、いざというときに北朝鮮に制裁という迫力がなくなってしまう。自分のこととして考えることが大事だと思います。 ...全文を見る
○佐藤正久君 事前契約は、事態室じゃないかと。防衛省だけじゃできないと思いますよ。対偽旗作戦、対情報戦、これはフェイクニュース、これは防衛省がフェイクニュース対応を全部できますか。これはやっぱり事態室がまとめて、いろんな役所に関わる問題だと。そうしたら、これはまた当事者意識がない...全文を見る
○佐藤正久君 質問通告しておりませんけれども、堀内ワクチン担当大臣にお伺いします。今日いないのか。今日は呼んでないですね。分かりました。  実は、ワクチン接種、若い人が打たないとき、やっぱりいろいろフェイクニュースというものが飛び交って、それを打ち消すのが遅かったためになったと...全文を見る
○佐藤正久君 総理、今、守りの話を言いました。実は攻めもあるんです。サイバー攻撃は自衛権の範囲内で認められています。同じように、敵の指揮系統や戦意を喪失するための情報、これも同じように自衛権の範囲内でできると思います。実際、私もそういう形で自衛官時代、欺騙行動とか心理戦というもの...全文を見る
○佐藤正久君 総理、今言ったように、実はまさにこれからなんです。経済安全保障も攻めと守りがあっているように、ハイブリッド戦も攻めと守りがあります。やられっ放しでということは絶対あり得ませんから、そういう部分の検討というのは、官房長はどこかの部署をつくって全体でやらないと本当に守れ...全文を見る
○佐藤正久君 私聞いているのが、人数じゃなくて、そういう実績がありますかと。これ参考人で結構です。陸路での退避の実績がありますかという話です。
○佐藤正久君 そのためにリビウの連絡事務所があって、実績はある。でも、なかなか人が減っていないというのは、逆に入っている人がいるわけですよ。だから、なかなか百二十名から減らないと。これは、退避勧告、これ更に徹底していただきたいと思います。  そういう中で、アフガニスタンの教訓を...全文を見る
○佐藤正久君 今回、このウクライナ情勢に関して、総理は欧州委員長といろいろ電話会談されたと思います。その中で、高市政調会長、私、例の小泉元総理とかあるいは菅元総理が福島の子供たちにいわれなき風評が広がるような事実誤認を記した書簡を出したということについて、やはり元総理の発言を間違...全文を見る
○佐藤正久君 この件は、福島県知事も自民党福島県連も強い抗議の意を示しております。どうもありがとうございます。  次に、昨日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したということがありますけれども、防衛省にお伺いします。  現在の分析結果、これをお聞かせください。
○佐藤正久君 総理、今話があったように、どんどん北朝鮮の方も質を上げているということについて、やはり守りだけでは不十分で、日本もここの部分を持つという検討が必要だと。総理も打撃力の検討の必要性を言及されておりますけれども、やっぱり名称、これ結構大事で、打撃力という名称だけだとこれ...全文を見る
○佐藤正久君 自衛反撃能力だという名称であれば、結構野党の方々も乗れる部分が多いのではないかと私は思います。  次に、新型コロナウイルス水際対策について議論をしたいと思います。  明日から一日上限五千人となりますけれども、結果的にこれチケットを早く取った者勝ちと。場合によって...全文を見る
○佐藤正久君 総理、世論調査でも、まん延防止下における水際緩和というのはかなり慎重な意見が多いという数字も出ております。段階的な緩和が実際的だと思います。  厚労大臣にお伺いします。  この資料二、これを御覧いただきたいと思うんですけれども、これ、今は指定国、非指定国関係なく...全文を見る
○佐藤正久君 総理、今資料二で一例を示しましたけど、こういうのが、やっぱり国民に分かりやすく、しっかり体制を取りながらやっていく。まさに国と、今言われたようにワクチンあるいはその検査種類、これらを組み合わせながら分かりやすく説明するということが大事だと思いますけれども、いかがでし...全文を見る
○佐藤正久君 非常に国民の関心が高い事項ですので、しっかり守りつつ開けていくと、よろしくお願いします。  次に、農林水産省にお伺いします。  食料自給率、食料自給力、この定義について説明をお願いします。
○佐藤正久君 資料四、総理も見てほしいんですけれども、まさに今、食料安全保障の観点で、こういう食料自給率、自給力ってやっています。  防衛省にお伺いします。  同じように、それぞれの防衛機能ごとに防衛自給率、防衛自給力っていう発想、これも国民に説明する上でも必要だと思いますけ...全文を見る
○佐藤正久君 まさにこの、同じように、いざというときにこの産業の調整、この資料四にありますように国家安全保障会議設置法の二条の三、これ経産大臣、いざというときに食料自給力のように国内産業を調整して自前でどんだけできるかっていう部分考える、これ極めて大事だと思いますけれども、いかが...全文を見る
○佐藤正久君 小林大臣にお伺いします。  資料七、これを御覧いただきたいと思うんですけれども、この数字というのは、まさにCSTIの方からいただいた資料で、量子とAIの十五か月予算、この内訳です。政府全体と防衛省、これ比較して、小林科学技術担当大臣、どういう所見をお持ちでしょうか...全文を見る
○佐藤正久君 ただ、防衛省がこれだけ低いと。  今経産大臣が、まさにこれは軍民融合大事だというような話もしました。これについての御所見をお願いします。
○佐藤正久君 総理、今や量子、AIを制する者が戦争を制すると言われております。  外務省にお伺いします。  中国の軍民融合発展委員会、これについて説明をお願いします。
○佐藤正久君 総理、この資料五を御覧ください。  まさに、これが、これは経産省の資料なんですけれども、これが中国の軍民融合、先ほどの資料七の防衛省のこの予算の低さと比べると全然体制が違うんです。しかも、この国防七子という大学については、アメリカも経産省も制裁を掛けているという部...全文を見る
○佐藤正久君 私が聞いているのは、防衛省単独ではなくて、大学と連携してどのぐらいやっているんですかと。  今回、四兆円の予算のうち八千億円が大学の方に行っているんですよ。だけど、その連携がほとんどないというのが問題ではないですかという指摘なんです。
○佐藤正久君 これはほとんどないんですよ。もうばらばらなんです。これからファンディング制度も、学術会議はノーと言っていますから。  文科省に伺います。「富岳」、「富岳」を防衛装備庁が利用した実績、これはありますか。
○佐藤正久君 これは通告していたはずだと思うんですけれども、済みません。  これは、「富岳」、ないんですよ。防衛装備庁は一回も研究していないんです。これからはまさに軍民融合来るときに、やるときに、全くその連携がない。今CSTIの常設メンバーにも、防衛大臣も、防疫の、感染症関係の...全文を見る
○佐藤正久君 最後の質問にします。  国交大臣にお伺いします。  資料九を御覧ください。  これ、前回もこれ議論しましたけれども、南西諸島のインフラ整備、これは防衛や防災、国民保護上非常に大事で、ただ、前回、防衛省の連携が全然進んでいないということが明らかになりました。現在...全文を見る
○佐藤正久君 総理、このぐらいほとんど使えない状況なんです。  最後に、環境大臣にお伺いします。  魚釣島の漂着ごみ、これはどういう形で今後処理するお考えでしょうか。
○佐藤正久君 総理、これ放置できないんですよ。国が管理しているなら国が処理をするということを、環境大臣、それも一案だと思いませんか。
○佐藤正久君 総理、実は大概は自治体がこれ処理をお願いしているんです。でも、国がこれ認めていませんから、だったら国が処理をする、これは大事だと思います。お考えお願いします。
○佐藤正久君 終わります。ありがとうございました。
03月08日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。質問の機会、ありがとうございます。  まず、ウクライナ情勢について外務大臣にお伺いします。  自民党の外交部会で外務省の幹部の方が、このロシアによるウクライナ侵略は、これはヨーロッパの安全保障の問題であるというふうに明言されました。大臣も同...全文を見る
○佐藤正久君 まさにその部分が先ほどの武見先生が言われた国柄に関係してくると思うんですよ。単にヨーロッパの問題だけという認識は、言わば日本にとっての問題かと、全然変わってきます。  私は、外務省の方々と一緒にイラク・サマーワの方に派遣をされました。我々の派遣というのはどのような...全文を見る
○佐藤正久君 そういう思いをやっぱり全員が共有することが大事で、私も、イラク派遣時も、あるいは科の連隊長をやっているときも、隊員一人一人の君たちの汗が、頑張りが日本の抑止力だと。外務省の方々におかれても、いざというときに自衛隊の方々が血を流すことがない、そういう環境をつくることが...全文を見る
○佐藤正久君 まさにそのとおりで、今回のウクライナの問題も、仮に日本が有事のときにヨーロッパの方々に応援をお願いしたいと思っても、ヨーロッパの方々が、これは日本の問題だ、アジアの問題だと言われてしまったら、これ協力が得ることができない。だから、信頼が大事。だから、外務省の幹部がこ...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、甘いんですよ。もう抜け穴になっているんです、実際上。今日の、今朝の外交部会でも国交省から説明がありました。  問題は、外務省の担当がこれを十分掌握していないということなんですよ。なぜかというと、大臣、ロシアとの経済交流とか人物交流を担当している部署が制裁担当...全文を見る
○佐藤正久君 不眠不休でやることは、それは立派だと思いますよ。私は組織の問題言っているんです、大臣。そんなこと聞いていないんですよ。  それは個人に頼っては駄目で、やっぱり全体的な組織としてやっぱり問題があると。だって、知らないんですから、担当が。新聞のやつを見て、えっ、そんな...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、今言ったように、今、欧州便も日本便も既にロシアの上空は通過していないんですよ。モスクワ便も、今予約も停止しているんですよ。  資料三を御覧ください。これ大臣の三月一日の記者会見です。  大臣は、この今、ロシア国籍機の領空飛行禁止措置をやらない理由として、こ...全文を見る
○佐藤正久君 もうこの資料二で分かるように、アジアが抜け穴になっていて、物流は理由になっていないんですよ。しかも、その議論をすると、今度は、再開するときにロシアに頭を下げないといけないからとか、こんな土下座外交みたいな発想を持っているんですよ。これで本当にウクライナと連帯できます...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、今ゼロ回答ですよ、要は。これ本当にそれでいいんですかということです。私も副大臣やりましたけど、総政局が忙し過ぎて見れないんです、どういうようなことをやっているかということを、横串が刺せていない。例えば竹島に上陸に対する申入れと尖閣に対する不法行為との申入れが違...全文を見る
○佐藤正久君 こういうもう長期戦のときは、大体シフトを組まないと無理なんですよ。これ、どこの会社だって当たり前の話で、ただ労働基準法変えても、それが一番労働基準に合っていない役所がやっぱり霞が関なんですよ。長期化戦になれば、シフトを組むのは、米軍だって軍事作戦当たり前で、無理です...全文を見る
○佐藤正久君 防衛大臣、今回この装備品渡しますよ、テントとか防弾チョッキとか。その穴埋めとして、これ予備費等で新たにそれはすぐ穴埋めできるという考えはございませんか。
○佐藤正久君 これ、やっぱり定数の装備品を渡すわけですから、すぐ穴埋めとして、これは、事務方の局長いますけれども、やっぱり予算要求して穴埋めを早急にやっていただきたいと思います。いかがですか。
○佐藤正久君 最後の質問ですけれども、今御案内のとおり、極東にいるロシアの陸軍、空軍がもうウクライナ正面に行っています。そういう状況と、踏まえたときに、やっぱり今までのロシアに気を遣う必要は私はないと思って。  今までオホーツク海で海上自衛隊の訓練ってやっていないんですよ。聞い...全文を見る
○佐藤正久君 戦略環境が変わったと、もう日本も自分の国を守るために、抑止力を上げるためにもオホーツク海での訓練も視野に入れて検討をお願いしたいと思います。  以上で終わります。
04月13日第208回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。質問の機会をありがとうございます。  私は、緊急事態には、我々の健康を守るという以上に、国家国民を守るために、この出席という機能的意義に着目して、オンライン国会等は積極的にやるべきという考えを持っております。  緊急事態って何かという部分に...全文を見る
○佐藤正久君 私は、災害の発生したときに、やはりこの永田町と災害現場に派遣された委員長やあるいは理事の方々と、このオンラインで結びながら、実際、現場の状況というものを聞きながらやるということは極めて質を高める上でもいいと、まさに出席の機能的意義に着目した考え方だと思っております。...全文を見る
05月17日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。  まずは、開発協力大綱の改定について、政治家同士の議論をしていきたいと思います。特に国際協力、ODAは外務省だけではなく他省庁にもまたがっておりますので、関係する官房副長官、大野、細田、中村副大臣にも御参加いただきまして...全文を見る
○佐藤正久君 まさに新しい国際秩序を形作る上でも、この経済安全保障、国家安全保障戦略、両方とも大事だと思います。  官房副長官、共に何度も海外の方に一緒に視察をしてODAの現場を見たと思いますけれども、国家安全保障戦略の目的というのは、日本国の独立と平和、そして繁栄です。まさに...全文を見る
○佐藤正久君 前向きな御答弁ありがとうございます。  今御指摘のとおり、総合的な安全保障の観点でいいますと、今の開発協力大綱には、まさにエネルギー安全保障とかあるいは食料安全保障を我が国の国益に沿った形で環境をつくるための協力という視点が抜けているようにも見えます。やっぱりここ...全文を見る
○佐藤正久君 外務大臣、今までこう議論してきたように、やはりこの開発協力大綱という部分を、やっぱり困っている国に手を差し伸べるという視点だけではなく、我が国の国益、特に我が国に有利な国際環境を形成するという観点から、総合的な安全保障の観点からこれを見直すべきだと、開発協力大綱をや...全文を見る
○佐藤正久君 ただ、見直すのはもう待ったなしだと思いますけれども、その見直すやっぱりタイミングであります。この年末に国家安全保障戦略、これが策定されるというふうに総理も明言しておりますけれども、それに一〇〇%間に合わなくても、ある程度のその新たな方向性、素案というものがなければ、...全文を見る
○佐藤正久君 是非、やっぱり方向性ぐらい出さないと去年のような、またODA予算をめぐって無用な労力を使うことになりますから、ここは戦略的に是非お願いしたいと思います。  ここまででODAの開発協力大綱の議論終わりますので、官房副長官、そして大野副大臣、中村副大臣、細田副大臣は委...全文を見る
○佐藤正久君 では、北朝鮮の核実験対応について外務大臣に伺います。  やはり北朝鮮の核実験というのは、やっぱりミサイル発射とは次元の異なる、日本にとっても大きな脅威になります。この核実験をやめるために、日米韓の連携に加えて、やはり影響力がある中国の王毅外務大臣と電話会談を行い、...全文を見る
○佐藤正久君 是非とも、これは待ったなしなので、五月中にも早ければ核実験は行われるというふうにアメリカも岸防衛大臣も述べられておりますので、早めのピン留め、これを中国の方に働きかけてほしいと思います。  今、日米韓の連携とありましたけれども、ただ、その中で、日韓関係、昨日の夜、...全文を見る
○佐藤正久君 大臣、それじゃ全然駄目なんですよ。  仮に、日本の、我が国のEEZで海洋調査を無許可でやったかどうかというのは曖昧なままなんです。これ、しっかり確認をして、本当にこれが無許可のものであれば新しい政権に対してこれやめろと言わないといけないし、我が国の例えば調査船がほ...全文を見る
○佐藤正久君 中身じゃなくて、これは確認してやめさせるのが大事であって、接舷をして実際にその調査で中に海上保安庁が入る権限はありますから、こういういいかげんなままでこれ放置するのは絶対よくないと思います。これはまた引き続き自民党としても対応していきたいと思います。  時間になり...全文を見る