小此木八郎

おこのぎはちろう



当選回数回

小此木八郎の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第204回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小此木国務大臣 これは今年の一月二十日までの数字でございますが、警察が扱ったコロナ陽性死者数というのがこの今いただいた資料だと思います。  新型コロナウイルス陽性死体取扱いの数は、昨年十一月が十件、同十二月が五十六件、さらに、本年一月二十日までに七十五件となっているところです...全文を見る
01月26日第204回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小此木国務大臣 指名をいただきましたので。  警察の対応でありますけれども、通報はやはり、おっしゃったように、病院関係者、保健所から来ると思いますが、そのときそのときのケース・バイ・ケース、これはあると思います。  やはり、入院を勧められた人、入院から出てきちゃった方々につ...全文を見る
01月27日第204回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(小此木八郎君) その前に、私からも羽田雄一郎議員の御冥福をお祈りさせていただきます。  答えですけれども、言われましたように、昨年も七月の豪雨、球磨川の氾濫がございました。私も就任早々に行ってまいりました。その被害だけではなくて、今の雪もそうであります。この三年、四...全文を見る
01月28日第204回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小此木八郎君) おはようございます。  大変深刻な問題と捉えておりまして、自殺については、警察では、例えばインターネット上、おっしゃいましたけれども、自殺をほのめかす、死にたい、死ぬかもしれない、そういった書き込みがされることがございます。こういったことについてプロ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ごめんなさい、防災担当として一言言わせていただければと思いますけれども。  議員のおっしゃったことは本当に重要なことだと思います。  緊急事態宣言下ではないんですが、例えば昨年、台風じゃないんですけど、熊本で球磨川の決壊というのが、豪雨がございまし...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) まさに最後に申し上げたところですが、昨日の答弁で西村大臣が、例えばマスクをしているときの飛沫の飛び方、していないときの飛び方、スーパーコンピューターの「富岳」でいろんなシミュレーションをしたというふうな答弁をいたしましたけれども、今まさにおっしゃいまし...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) お呼びでないかもしれませんけれども、防災担当でございます。  雪のことにつきましては、まず、十一月に防災会議から、雪の降り積もる時期について、皆さん警戒してくださいという発信を出します。昨年も十一月に防災会議の会長からそれが発信されまして、私が発信を...全文を見る
02月04日第204回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小此木国務大臣 言われましたように、日本海溝、千島海溝沿いで想定される巨大地震の防災対策の推進については重要であると考え、今おっしゃいました菅官房長官時代あるいは武田防災担当相、私が今務めておりますけれども、多くの様々なことを聞いております。  特に、複合災害とも言われる中、...全文を見る
02月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小此木国務大臣 お疲れさまです。  一昨年、重徳委員が本会議で御質問をされました。当時の安倍総理が、これはもう、安全保障の観点から、鋭意、必要なところでありますので検討を進めていくという答弁をされたところであると思います。  私に、昨年、この任務につきまして、新しい菅総理か...全文を見る
○小此木国務大臣 今、何キロ、何キロということは検討しているところでありまして、防衛施設、あるいは、これは国境離島ということもありますから、その性質等もあります。しっかりと検討をしておるところであります。
○小此木国務大臣 今具体的に申し上げる段階ではございませんけれども、しっかりと検討しております。
○小此木国務大臣 これは、繰り返しになりますけれども、長年、重徳委員も含めて、政府内あるいは与野党で議論がございました。その前提は、やはり国民の不安であります。  今おっしゃいました農地について、あるいは森林についても、外れているんじゃないかというお話でありますけれども、大きな...全文を見る
○小此木国務大臣 先ほど申し上げたように、これは、長年の懸案でもあり、国民の不安が前提となっておりますので、今おっしゃったことは排除するわけではございませんが、しかし、地に足を着けて、腰を据えて、これは取りかかる、取り組んでいく必要があると思います。それはやはり、縦割りの打破とい...全文を見る
○小此木国務大臣 まだ閣議決定前、そして法律をしっかりと国会に提出する前でありますので、いろんな角度からこれは調整、検討が必要であると思います。  情報そのものが非常に多岐にわたると思いますし、しっかりとこれは進めてまいりたいと思います。
02月15日第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○小此木国務大臣 担当から一言答えさせていただきますが、現在、発災直後、総理からすぐ指示が出まして、現場の状況をしっかりと把握するようにということがございました。これに、今のお話につきましては、公共土木施設、農地、あるいは中小企業等の状況をしっかりと把握しなければなりません、その...全文を見る
○小此木国務大臣 今、省庁で連携をして、様々な状況をしっかりと内閣防災、まとめていくところでありますので、しっかりと皆さんの不安をなくすように対応してまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 おとといの晩遅くに起こった災害であります。今日も実は雨で、地元も雨だと思います。調査そのものが困難を極めているのかもしれません。先ほど申し上げたように、被災者、被災地の不安をなくすために、一刻も早くまとめて対応をしてまいりたいと存じます。
02月17日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○小此木国務大臣 小此木でございます。  国家公安委員会委員長、領土問題担当大臣、海洋政策を担当する大臣及びカジノ管理委員会に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  初めに、新型コロナウイルス感染症については、感染拡大の防止のために政府を挙げて取り組んで...全文を見る
02月18日第204回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小此木国務大臣 土曜日の深夜、私は議員宿舎におりましたけれども、そこでもひどい揺れ、強い揺れでありました。テレビの速報で見て、六強と、六という数字が出ておりましたので、すぐに秘書官等と協議をいたしまして、官邸に集まった中で、月曜日にもその問いがございまして、翌日火曜日に福島県、...全文を見る
02月19日第204回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○小此木国務大臣 改めてお見舞いを申し上げます。  昨日もこの委員会で御質問いただきまして、十六日に福島に参りましたことをお話しいたしました。内堀知事の話を聞きまして、知事からも、心が折れそうという先ほどの表現、これは、東日本大震災、十年前、そして東日本台風、おととし、去年から...全文を見る
02月22日第204回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○小此木国務大臣 委員御指摘のように、一昨年の自殺者の数が昨年になりましてから九百人以上増えているということでありますから、大変に重く受け止めております。  今答弁された坂本大臣やあるいは田村厚生労働大臣とも連携を図りながら、自殺の動向をより的確に把握できるように、自殺の統計原...全文を見る
02月24日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○小此木国務大臣 警察においては、これまでも様々な既存の法令を駆使して、いわゆるスパイ事件、諜報事件の取締りに努めております。  例えば、今言われました不正競争防止法を適用した諜報事件の検挙については、令和二年一月、通信関連会社の当時社員が、在日ロシア通商代表部代表代理に唆され...全文を見る
○小此木国務大臣 今総括審議官が述べましたように、不特定多数、対する人が様々な犯罪に絡んでいるかもしれない、あるいは、その中でコロナ感染しているかもしれないという不安の中で対処をしておりますので、様々な不安が警察側にもあるわけですけれども、各種活動において、職員のまず感染防止に努...全文を見る
○小此木国務大臣 まず、おっしゃったように、令和二年中に懲戒処分を受けた全国の警察職員は、前年比マイナス十四人の二百二十九人と八年連続で減少し、統計が残る平成十二年以降最少となりましたが、処分の事由別に見ますと、委員御指摘のとおり、異性関係、言ってみますと、盗撮、強制わいせつ等の...全文を見る
○小此木国務大臣 警察庁では、赤坂御用地内の立入り制限区域に知人女性を出入りさせたほか、既婚者でもあるにもかかわらず二名の女性と不適切な交際を行った皇宮警視正を先日、懲戒処分にしたところであります。  このほかにも、皇宮警察では一昨年来、幹部による非違事案が発生しており、誠に遺...全文を見る
○小此木国務大臣 キャリアプランという言い方もありますけれども、確かに、閉鎖的なところで、一つのところでずっと職務を重ねるというよりは、もっと広い中での様々な経験を積むということ、そして、この仕事自体は、誇りある、そして厳かな、努めれば立派な職務でありますので、そういったことをし...全文を見る
○小此木国務大臣 この一年、対策を様々、私の所管でないところでも取っていただいていると思いますけれども、その中で新たな発見といいますか、新たな試み、こういったものがいろいろなところで生まれてきているものと思います。  今委員がおっしゃった運転免許証の更新時の講習等の手続にしまし...全文を見る
○小此木国務大臣 まず、デリバリーサービスの自転車配達員の皆さんに、やはり、運転しながら携帯電話等々を使わないでいただきたい、これをまず広く申し上げたい、こういうふうに思います。  令和二年中の自転車関連事故は、全体の件数が前年比で一五・九%減少の約六万八千件である一方で、業務...全文を見る
○小此木国務大臣 昨年の十月に、例えば一般社団法人日本フードサービス協会、あるいは全国の飲食に関わる生活衛生同業組合等に、くだんの交通事故防止のための通知を発しています。これは、イコール、こういう事故が増えていますので、こういったことにお互い注意してやってまいりましょうという発信...全文を見る
○小此木国務大臣 自転車の幼児用座席に乗車できる者の年齢制限については、都道府県の公安委員会の規則において定められております。  各都道府県においては、令和二年三月、自転車用幼児用座席のSG基準の適用範囲が、六歳未満から、委員言われましたように、小学校就学の始期に達するまでに改...全文を見る
○小此木国務大臣 オンラインカジノに係る賭博事犯については、これまでも警察において厳正な取締りを実施、推進してきたところでありますので、変わらずにこれは行ってまいりたいと思います。
03月01日第204回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○小此木国務大臣 今ありますIR整備法の中にカジノ行為というのがありますけれども、このカジノ行為の中に今委員がおっしゃったオンラインカジノは含まれておりませんので、規制の対象にはなっておりません。  一方で、言われましたように、先週、内閣委員会でオンラインカジノのことについて問...全文を見る
○小此木国務大臣 IR整備法の中で行えるカジノ行為の中に、規制の対象になっていないということは、オンラインカジノは認められていないということでありますので、オンラインカジノが日本で行われた場合、これまでも取締りをしてまいりました。起訴されたケースもございます。  こういったこと...全文を見る
○小此木国務大臣 矢上委員の今のお話は十分認識をしたい、改めて認識したいと思いますし、被災は、災害は本当に起こってもらいたくないんですけれども、これが頻発化、激甚化されている中でいろいろな苦しみ、悲しみがあるんですが、その中で経験をしておられる方もおられて、新しい知恵も生まれてき...全文を見る
○小此木国務大臣 我々、情報の共有ですとか連携というのは、こういう答弁書にも役所はよく書いてくるんですけれども、それが本当に行われているかどうかということをしっかりと政治家として確認をしながら、市町村、県、国と、そして議員の皆様と、共有できるということを、本当に一歩でも近づけるよ...全文を見る
03月04日第204回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(小此木八郎君) おはようございます。  今委員がおっしゃった件は非常に重要なことだと認識しております。衆議院でも議論ございました。国会でも長年、政府内でも議論がされてきたところであると認識をしています。  今おっしゃった、現在、安全保障上大変重要なところであると思...全文を見る
03月05日第204回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(小此木八郎君) 今御指摘いただいた点については大変重要な御認識だと思いまして、昨日もこの委員会で問われまして答弁をいたしました。佐藤議員におかれても、今、党の安全保障あるいは土地法制に関する特命委員会の委員長代理としての御活躍は存じ上げておるところであります。  現...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 警察では、現在、御指摘のような武装勢力による国境離島への不法上陸事案が発生した場合には的確に対処することとしています。そうした事案に備え、警察において所要の部隊を編成をして海上保安庁の巡視船に乗船させるなどして、対処体制を構築しております。仮に武装勢力...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 尖閣諸島につきましては、領有権の問題は存在しないということ、そしてまた、周辺海域の情勢が複雑化しているということは今日の議論の中でもございました。  そういう中で、地元石垣市において常設の展示館の施設の設置を求める声があることは承知しておりまして、そ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これも私のところに委員がおいでいただきまして、現状の御説明をかえって私にもいただきました。検討を進めることも含めて様々な議論をしてまいりたいと思います。
03月08日第204回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(小此木八郎君) 改めまして、震災十年を迎えることにより、犠牲者の皆様方に改めて御冥福をお祈りいたします。  三月十一日には東日本大震災の慰霊祭が毎年行われまして、私も伺っておりますけれども、遺族の方の話を毎回聞くことになりますけれども、決して思い出したくない話もあれ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) コロナ禍の中で様々な被災に対する工夫をしていただいているのは、大変に有り難いことだと思います。コロナ禍において自然災害が発生した場合には、多くの避難所、避難スペースの確保や健康状態の確認や発熱者への対応等、感染防止対策の徹底を図る必要があります。  ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 日本海溝沿い、千島海溝沿いで想定される最大の地震のクラス、地震による津波の高さや浸水範囲等の検討結果を昨年公表したところでございます。  現在、中央防災会議の下に設置をいたしましたワーキンググループにおいて、積雪に伴い通常より避難時間が掛かるところ、...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) おっしゃいましたように、住民一人一人に対してきめ細やかな避難先への誘導、こういったこと、被災された方々の情報を収集して迅速な救助につなげることは重要であり、このためにデジタル化の推進というのはとても必要なことだと思います。  そして、昨年十二月から有...全文を見る
03月09日第204回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(小此木八郎君) お世話になります。  国家公安委員会委員長、領土問題担当大臣、海洋政策を担当する大臣及びカジノ管理委員会に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  初めに、新型コロナウイルス感染症については、感染拡大の防止のために政府を挙げて取...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○小此木国務大臣 まず、先日も森山委員には、このことについて厳正な取締りという意味でいただいたと思いますが、改めて、オンラインカジノに係る賭博事犯については、引き続き、関連情報の収集に努めるとともに、厳正な取締りを実施するよう警察を指導してまいります。  海外のオンラインカジノ...全文を見る
○小此木国務大臣 手放しで喜べないというのは同感でございまして、まさに気候変動の影響です。  一方で、例えば東アジアと欧州を結ぶ海上輸送ルート、スエズ運河経由よりも北極航路の方が約四割距離が短くなるという中で、北極域の利活用の機運は高まっております。  気候変動などの地球規模...全文を見る
03月10日第204回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(小此木八郎君) 改めて、明日、十年を迎えますけれども、お亡くなりになられた方々に心からのお悔やみを申し上げるとともに、何とか力を合わせて、より一層の復旧復興を目指したいと思います。  防災士でありますが、委員も防災士の資格をお持ちになられているというふうにお聞きいた...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) おっしゃること、また重要だと私は認識いたします。  家庭における転倒防止対策が進められるよう、これまでも政府広報において、自宅における安全対策の挿絵を用いた周知ですとか、家具の固定や配置の仕方について三こま漫画活用したパンフレットや、くまモンなどを活...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 現状どういうことになっているかも含めまして、しっかりと地域、自治体とも話し合って、あるいは民間の賃貸住宅の方々とも議論を深めて、そういったところができるかどうかも含めてしっかりと前向きに進めてまいりたいと思います。
03月11日第204回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(小此木八郎君) 農地や森林についてでありますけれども、農地や森林については、現行の農地法や森林法において取得の際の許可や届出といった措置が講じられているものとまず承知をしております。このため、有識者会議の提言ですが、これらの土地を対象とすることについては慎重に検討すべ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 土地等の取引を事前に審査することにつきましても、これ、有識者会議の提言では、あらかじめ取得制限や基準や要件を定めることが困難であるということが考えられることから、取得に関する規制については慎重に検討を行っていくべきとされたところでありまして、こうした提...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 新法の罰則規定についてですが、他法令の類似例も参考にしつつ検討を進めているところでありまして、法案の速やかな国会提出に向けて現在詰めの調整を行っております。  引き続き、我が国の安全保障の確保と国民に対する私権制限とのバランスの取れた制度となるように...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 避難所における女性や障害者への配慮は重要でありまして、内閣府が策定している自治体向けのガイドライン等において、避難所の責任者や避難所による自主的な運営組織、女性の参画を促すとともに、避難所について、女性の視点に立って必要かつ十分な備蓄を行うこと、男女別...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これについてもまだまだ足りてはいないのかもしれませんけれども、例えば、警察官でも、避難所の中にですね、女性の警察官ですとか保健師の皆さんですとかが女性の話を聞きに回っている姿を見かけます。こういったところから、先ほど女性がスペシャリストとして参画するこ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) やっぱり女性や障害者についてはまだまだ欠けているところがたくさんあると思いますので、そういう認識も含めて進めさせていただきたいと思います。
03月16日第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○小此木国務大臣 おはようございます。国土強靱化担当、防災担当大臣の小此木八郎でございます。  第二百四回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げます。  十一日で東日本大震災から十年となりました。改めて、亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀...全文を見る
03月16日第204回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(小此木八郎君) 極左暴力集団、大会の開催に対し批判的な主張を展開していることは承知をしておりまして、警察においてはこれらの団体による違法行為やテロ発生を未然に防止するため、情報収集、分析を強化しております。
○国務大臣(小此木八郎君) 警察としまして、平成八年以降、革マル派の非公然アジト二十八か所を摘発して、これらのアジトの一部から押収した資料を分析するなどした結果、JR総連及びJR東労組内に革マル派活動家が影響力を行使し得る立場に相当浸透していると認識しています。  JR北海道労...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今お話がございました企業等を狙ったランサムウエア攻撃など、サイバー犯罪はますます犯行手口が悪質化しており、被害も深刻化しています。サイバー空間における情勢は極めてまず深刻な情勢だと認識をしています。  こうした課題に対応するため、サイバーセキュリティ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 申すまでもないことでありますけれども、DVや児童虐待については、認知した段階で被害者等に危害が加えられる危険性やその切迫性を正確に把握することが困難である一方で、事態が急展開して重大事件に発展するおそれがあります。また、性犯罪、性暴力は、被害者の尊厳を...全文を見る
03月17日第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○国務大臣(小此木八郎君) 国土強靱化担当、防災担当大臣の小此木八郎でございます。  第二百四回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げます。  十一日で東日本大震災から十年となりました。改めて、亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表し...全文を見る
03月17日第204回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(小此木八郎君) 委員がおっしゃるように、防災対策において、民間企業あるいはNPOに加えまして、行政とともに自治体等の地縁団体やあるいは福祉団体、こういったところと協力をしてふだんのうちから連携を取ることの大切さ、私も就任している中でますます重要と考えているところであり...全文を見る
03月18日第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○小此木国務大臣 おはようございます。  私は横浜でして、委員の地元のように、あるいは豪雪地帯のように、何メートルも積もることがありません。  その中で、昨年の雪の降る時期を見越して、様々な警戒はしておりました。  そして、今年になりましてから私は新潟に参りましたけれども、...全文を見る
○小此木国務大臣 よく、近年の激甚化、頻発化される災害、水害、いろいろなことが言われております。特に市町村や都道府県をまたぐ広域避難では、大多数の住民を避難させるために多数の関係者と調整を行う必要があって、円滑な対応が困難になることが想定されます。  このため、災害対策基本法の...全文を見る
○小此木国務大臣 今回の改正ですけれども、災害のおそれの段階において国の災害対策本部が設置された場合に、災害救助法の適用を可能としております。これによって、自治体が広域避難を実施する場合の費用を国庫負担により支援することができるように、まずなります。  自らの力では対応できない...全文を見る
○小此木国務大臣 この委員会のテーマであります防災のほかに、国土強靱化という言葉もございまして、昨年の就任から様々な議論が行われたところであります。  いろいろな見地からこれは言えますが、私の地元も、一昨年の台風のときに、ラグビーのワールドカップができました。鶴見川あるいはその...全文を見る
○小此木国務大臣 まず、近藤委員から二月の十五日に御質問いただいたと思いますが、十三日に地震がございまして、私、御質問をいただいた。  十六日に現地に行ってまいりました。知事からのお話でやはり心に残る、たくさんありましたけれども、十年前の震災から、そして台風もあり、去年はコロナ...全文を見る
○小此木国務大臣 先ほど鈴木委員のところでもお答えをしたのですが、今年、新潟に参りましたときに、本当に、悲痛の叫びといいますか、屋根に雪が降り積もり、引き戸を開けるのに苦労されていた御婦人の姿がもう頭から離れません。  そういう思いをまず大事にすることと、そして、できましたこと...全文を見る
○小此木国務大臣 様々な町があって、様々な形態あるいはお住まいの方のいらっしゃるところがあろうかと思います。そういったところの、より深くやはりその事情を知るということが大事で、今、柿沢委員が言われた地域の中でも様々なそういう現実があろうかと思います。そういったところをまずは吸い上...全文を見る
○小此木国務大臣 災害時に電気自動車のバッテリーを活用して、今おっしゃいましたように、マンションのエレベーターを動かす研究開発が東京海洋大学で進められているということのお話でありましたが、私も承知をしております。こうした装置の活用については、災害時の停電対策として有効な手段の一つ...全文を見る
○小此木国務大臣 市町村による災害関連死の認定が円滑、適切に行われるように、現在、災害関連死の認定事例、不認定事例、判例を事例集としてまとめる作業を進めており、今月末から来月までの間において取りまとめたいと考えております。
○小此木国務大臣 東日本大震災における震災の関連死に関する事例等の調査は、復興庁において行われておりまして、平成二十四年には、当時の千六百三十二件の震災関連死のうち、死者数が多い一定の市町村等を調査分析対象として、千二百六十三件について実施をされたと承知しています。  現在、内...全文を見る
○小此木国務大臣 関係省庁、そして自治体も含めて、現場の数字等々、しっかりと調査をする努力をしてまいりたいと思います。
○小此木国務大臣 これまで、内閣府においてですが、市町村における早期の計画の策定、変更を推進するため、ガイドラインを公表するとともに、地域ブロックごとの連絡会を開催し、地域の取組事例を共有することなどを行ってまいりました。  さらに、今年度から新たな取組として、市町村からの直接...全文を見る
○小此木国務大臣 これは、世界で通用する数字に到底追いついていないという現実の中で、これをどういうふうに改善していくか、そしてどのように意味合いを含めてスピードアップしていくかということに尽きると思います。  現在、市町村防災会議の委員においての女性の占める割合、八・八%、数字...全文を見る
○小此木国務大臣 様々な会議、国が主催をする会議、あるいは大臣、閣僚そのもののことについて、今現実をおっしゃられ、そして私も認識しているところであります。  また、実際、防災活動あるいは訓練とか、いろいろ、体を動かして活動する部分については、女性に対する配慮というものも必要だと...全文を見る
○小此木国務大臣 新型コロナウイルス感染症の現下の状況においては、感染防止に十分留意する必要がありまして、避難先については、安全な親戚、知人宅への避難、ホテル、旅館等の活用を含め、可能な限り多くの避難所の確保などについて促すとともに、政府においては、避難所として活用可能なホテル、...全文を見る
○小此木国務大臣 現実の問題として、これはやや言い訳というか、ただ、いろいろな災害地を回ってきた中での思いですけれども、いかに連携が必要か、情報収集したことを横に流していくことが必要かということを感じた中で、こんな大きな災害が来るとは思わなかったとか、逃げてくださいという声にも残...全文を見る
○小此木国務大臣 コロナの終息に向けては、ただいま政府としても、大勢の皆様方の御努力、御協力をいただきながら努力をしているところでございますけれども、コロナ禍の災害で、先ほども議論の中にございましたけれども、親戚、知人宅への避難ですとか、ホテル、旅館等を含めた多くの避難所の確保、...全文を見る
○小此木国務大臣 非常に難しいことであると思って、率直な私の感覚ではありますけれども、昨年公表した日本海溝、千島海溝沿いの津波想定ですが、最大クラスの津波を対象として、復興事業等で整備している堤防が壊れるという条件であることから、岩手県の被災地で戸惑いの声があったということは私も...全文を見る
○小此木国務大臣 一昨年の東日本台風、今委員がおっしゃった地震のときも私この任にございまして、現地も訪れました。大変痛ましい思いをされました。若い命であったと思います。心から改めて哀悼の意を表する次第でありますけれども、そういう事態が重なり、多くの皆さんの防災あるいは事前防災、こ...全文を見る
○小此木国務大臣 防災訓練とはまた別なんですけれども、今年に入って、先ほどからも議論がありましたように、新潟と福島に視察に行きました。現地の視察に私が行きましたけれども、共に緊急事態宣言下でありました。何が違うかというと、調査団の数を目いっぱい減らして参りました。防災部局ですから...全文を見る
○小此木国務大臣 安全保障の環境が非常にここ数年で厳しいものになっているということは認識しております、私の所管ではございませんけれども。  そういう中で、気候変動の変化と言われるように、災害の頻発、激甚、こういう言葉も使われる中で、ですからこそ自衛隊の皆さんには心から感謝をして...全文を見る
○小此木国務大臣 本法律案の提出に際しての議員各位の御努力と御熱意に対し、深く敬意を表します。  政府といたしまして、本法律案について特に異存はございません。  御可決いただきました暁には、御趣旨を踏まえて、適切な運用に努め、地震防災緊急事業五か年計画に基づく事業が速やかに達...全文を見る
03月19日第204回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(小此木八郎君) 防災担当大臣でございます。  個別避難計画の作成についてですが、特にハザードマップ上で危険な地域にお住まいの介護を要する方など、現時点で優先度の高いと考える方々が約二百五十万人と推計しておりまして、全国の市町村においておおむね五年程度で作成に取り組ん...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 現在、安全保障上重要である防衛施設周辺や国境離島等を対象として、土地等の調査や規制を行うための新法をこの通常国会に提出すべく鋭意準備を進めているところであります。  土地等の取引を事前に審査することについては、あらかじめ取得制限の基準や要件を明確に定...全文を見る
03月22日第204回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(小此木八郎君) 政府としてのIRは、我が国を観光先進国としていくための重要な取組であると考えておりまして、今後もIR整備法に基づき必要な準備を進めていく方針でいます。こうした方針の下、カジノ管理委員会において、IR整備法に定められた厳格なカジノ事業の規制、監督を実施す...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これは、国交省あるいは政府全体の考えとして、やっぱり観光そのものが今、全世界的に止まってしまっていると見てもこれはおかしくない話でありますけど、もちろん、コロナ禍、そしてコロナを収束させていかなきゃいけないという思いの中で、その先、将来も見ていかなきゃ...全文を見る
03月23日第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○国務大臣(小此木八郎君) まず、昨年の横浜での自見委員の活躍、そして多くの皆さんの行いに心から敬意を表したいと思います。  この一年で、こういう法体系ですとか、あるいは我々の議論も、あるいは多くの皆さんの生活も、できたこと、できなかったこと、新しい発見があったというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 世の中が、私の考えですけれども、便利になり過ぎて、危機感というものについて余り認識をする機会がなくなったと、自分としてそうなんですけれども、戦後二十年たって生まれましたが、高度成長の中で生きてきた人間としては、今とっさに聞かれまして、そのことが頭に浮か...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 衆議院で申し上げたこと、これまでに申し上げてきた基本的な考えは変わりませんので繰り返しは避けますけれども、やはりその中でも一番大事なのは、度々申し上げてまいりましたが、各省庁との連携、最高責任者である総理大臣の指揮の下での迅速な動きといいますか、やはり...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) まずは、この決められた目標、定められた目標については政府全体として考えていかなきゃなりません。  私自身も被災地に行ってきた経験等はこれらの委員会で述べたことがありますけれども、女性の視点、女性の視点と口では私も言いながら、やはり被災地に行って、例え...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 我が国は、もう言うまでもなく、委員がおっしゃいましたように、これまで多くの自然災害を経験してきた中で、これらから得られた知見や教訓等を生かして世界とその思いと、あるいは今言われましたような、いろんな対処してきた経験、技術というものを国際社会に発信をして...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) いつ起こるか分からない災害に対して常に、現実には常にというわけにはまいりませんかもしれませんが、しっかりとした緊張感を持っているということ、気構えが、防災部局、私を始めとして大事だと思っています。  今年になりましてから二度、一つは日本海側の大雪がご...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 先般、高齢者や障害者等の避難行動、要支援者の個別避難計画の作成について市町村の努力義務とする災害対策基本法等の改正法案を国会に提出しております。個別避難計画の作成の取組が円滑に進むよう、効果的、効率的な作成プロセスのモデルを構築して全国に展開していきた...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今後においても災害に対応する人材を国と地方公共団体で育成していくということは非常に重要だと考えておりますし、防災基本計画においては、計画的かつ継続的な研修の実施、防災の各分野における研修による人材育成が必要である旨規定されています。  このため、内閣...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 災害時の避難計画ですが、地域住民の安心、安全にとってこれはもう重要であることは言うまでもない話です。各地域では、複合災害も想定した上で、地域の原子力防災協議会の枠組みの下、避難計画の具体化、充実化に取り組まれているものと承知しております。  自然災害...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 災害、様々な形のものがあると思います。自然災害、今言われている、テーマとしている原子力災害、共に危険の伴うものでありますからこそ、知見ですとかあるいは認識、そういったものを含めた、経験踏まえた更なる人材育成というものが大事になってくると思います。  ...全文を見る
03月24日第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(小此木八郎君) 今委員がおっしゃったところの、指揮命令系統を円滑に機能させるということは重要なことだと思っています。  このような問題意識の下で、まず、国境離島警備隊ですが、昨年の四月に沖縄県警察に設置された部隊であります。国家離島の警備という極めて国家的性格の強い...全文を見る
04月05日第204回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(小此木八郎君) お疲れさまでございます。  昨年の十月なんですけれども、御地元の長崎県五島市福江島を訪ねまして、中村知事さんや野口市長に様々御案内をいただきました。委員がおっしゃいましたように、生活の社会そのものがなかなか形成していくのに生活上困難がいろいろあるとい...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) お疲れさまでございます。  ただいまの御質問ですけれども、結論からいって、その契約そのものは有効となるということを主張しております。  そもそもといいますか、もうこの問題の不安なるものは、やはり御指摘の安全保障上の観点から、どのような形で土地が利用...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) まず、やや繰り返しになるかもしれませんが、本法案ですけれども、安全保障等の観点から、防衛関係施設等の重要施設や国境離島等の機能を阻害する土地等の利用を防止するために、国として必要なまず調査あるいは利用の規制を行うということであります。  御指摘の防衛...全文を見る
04月06日第204回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(小此木八郎君) お世話になります。小此木でございます。  ただいま議題となりましたストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主な内容を御説明いたします。  この法律案は、最近におけるストーカー行為等の実情に鑑み、相手方...全文を見る
04月08日第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○小此木国務大臣 おはようございます。お世話になります。  ただいま議題となりました災害対策基本法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は、頻発する自然災害に対応して、特定災害対策本部の設置、非常災害対策本部等の本部...全文を見る
04月08日第204回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○国務大臣(小此木八郎君) おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。  御指摘の銃刀砲剣類所持等取締法一部改正案の提出に当たりまして、参考資料に誤りがございましたこと、改めて深くおわびを申し上げます。  今回の誤りについてでありますが、資料の確認を法案の立案に従事...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本規制案でございますけれども、最近におけるストーカーの事案の実情に鑑み、相手方の承諾なくGPS機器等を用いて位置情報を取得する行為等を規制することを内容としております。  この審議を通じて成立をしていただいた後に、改正内容をしっかりと国民に広く周知す...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 常に分かりやすく、言われるような、オープンにすること大事だと思っています。意識の持ち方、チェックの在り方、先ほど、重層的にと申しますか、第三者機関を設けながら、更に連絡を密にしながらということも大事だと思います。  委員のおっしゃる意味の重要さも踏ま...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 平成二十八年のストーカー規制法改正においては、委員御指摘のとおり、SNSの連続送信等の規制対象行為が追加されたほか、禁止命令等に係る警告前置の廃止、緊急禁止命令等の新設等の、禁止命令等の制度の見直し等が行われたところでございます。  みだりにうろつく...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ストーカー事案についてですが、被害者と行為者の関係性、行為の態様も様々であることから、ストーカー規制法において、事案に応じて迅速かつ重要に対応できるよう、警察を主体として警告、禁止命令等、検挙措置等のうち効果的な措置を講ずることができるようにされたもの...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ストーカー事案ですけれども、警察が認知した時点において、暴行ですとか脅迫等、外形上は、これ比較的でありますけれども軽微な罪状しか認められない場合であっても、事態がそれから急展開して更に重大事件に発展するおそれがあることから、その危険性、切迫性に応じて、...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ストーカー規制法第十条に規定する調査研究の推進についてですが、警察庁において、平成二十六年度から二か年にわたり、加害者に対する精神医学的・心理学的アプローチに係る調査研究を実施し、ストーカー加害者に対する精神医学的・心理学的アプローチの在り方について警...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 非常に重要なことだと思います。好意の感情等の充足目的を付きまとい等の要件とすることについて、ストーカー規制法のその成立当時の付きまとい等の実態として、交際を求めたり復縁を迫ったりするなど恋愛感情等に起因して行われる状況が多く認められ、これらの場合には、...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 恋愛感情以外の理由に基づく付きまとい等についてですが、各都道府県警察において被害者の安全の確保を最優先に防犯指導やパトロール等の警戒活動を行っているほか、言われました迷惑防止条例を始めとしたあらゆる法令等を適用して取締りを行っております。  恋愛感情...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 現行のストーカー規制法ですが、拒まれたにもかかわらず、連続して、電話を掛け、ファクス装置を用いて送信し、電子メールやSNSメッセージを送信する行為を付きまとい等として規制しているところであります。  最近のストーカー事案の状況について見ると、手紙等の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 委員の御指摘のとおり、有識者検討会においては、GPS機器等を用いた位置情報の取得行為について、付きまとい等の同様の凶悪犯罪に発展するおそれ等に着目をして、新たに規制の対象とすべきとの趣旨から、付きまとい等に位置付けることが適当であるとの意見を賜りました...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 内閣府で実施されたストーカー行為等の被害者支援実態等の調査研究事業、この報告書においては、今後期待される取組として関係機関との連携や人材の育成等を図ることが挙げられまして、そういうことだと承知をしています。そのため、ストーカー事案の被害者等への支援では...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 委員が様々御指摘いただいたように、人の感情そのものの細分化といいますか、これが二十年前、三十年前とは随分違ってきて、それも、持っている方が訴えられる、それを聞く体制もまだまだ不十分かもしれませんが、そういうこと、環境が整ってはいませんけれども、そういう...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 重なる答弁で恐縮ですが、確認ということでございますので。  ストーカー規制法の立法当時の話、これは、付きまとい等の実態として、交際を求めたり復縁を迫ったりするなど恋愛感情に起因して行われる状況が多く認められました。これらの場合において、その相手方に対...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 私、国家公安委員会委員長といたしましては、警察だけには限らず、よく他省庁との連携というのもあります。他省庁がつかんでいる、例えば厚生労働省始め様々な機関、医療関係、そういったところの情報を常に共有をしていくことが大事であるということは申し上げてきたこと...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ごめんなさい。  常に調査をしているという意味で、その過去の経験そのものを、何といいましょうか、使っているといいますか、捜査において使用しているという意味で申し上げました。
○国務大臣(小此木八郎君) 先ほどからの答弁と重なるのは恐縮ですけれども、ストーカー行為等の防止や相手方の保護を図るためには、被害者の安全を最優先として様々な観点から対応を図ることが重要であり、警察のみならず関係機関との緊密な連携が不可欠であるということは申し上げました。  ま...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 昨年、私の委員長就任時でのインタビューでの話であると思いますが、第四次犯罪被害者等基本計画の策定に当たり、犯罪被害者等の生活再建の支援、性犯罪や児童虐待を始めとする、潜在化しやすく、そして犯罪被害者への支援等を一層強化していく旨申し上げました。  今...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 第四次犯罪被害者等基本計画には、犯罪被害者等支援を目的とした条例の制定のための情報提供等の施策が新たに盛り込まれました。  これを受け、警察庁においてですが、自治体の職員を対象とした講演会、研修会の開催に要する費用を措置して人材育成に貢献することとし...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 犯罪被害給付制度ですが、殺人、傷害等の犯罪行為によって重大な被害を受けた方やその御遺族に対し、社会の連帯共助の精神に基づき、国が給付金を支給するものであります。  御指摘の遺族給付金の支給額について、これまで専門家や犯罪被害者等の方々の御意見を伺いな...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これまでも、ちょっと三回も四回も同じような答えするのも私自身も好むところでありませんけれども、ストーカー規制法の立法当時とそして現在、今の段階では、委員がおっしゃるとおりに、時代も中身も、人間の在り方と申しますか、物事の進展した便利なものの使い方、様々...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 委員御指摘のとおり、相手方の所持するスマートフォン等にインストールして、そのインストールされたスマートフォン等の位置情報を他の端末から探索、取得し得るアプリケーションがあると承知していると書いてありますが、これは警察が作った文章なんですけど、承知し得な...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ストーカー事案の加害者の多くですが、これは注意や警告等の措置で行為をやめるという一方、被害者への強い執着心等から、警告や検挙等をされた後も付きまとい等を続ける者が存在することから、ストーカー対策に当たっては、こうした加害者の特性を踏まえた対応が必要であ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 平成二十八年度から、警察が加害者への対応方法やカウンセリング、治療の必要性について地域精神科医等の助言を受け加害者に受診を勧めるなど、地域精神科医療機関等との連携を推進していることは述べましたけれども、カウンセリングや治療を行うことで加害者によってはス...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 先ほども申し上げましたけれども、警察のこれまでの経験の中での様々な取組があったり、いろんな犯罪に対する着手があったと思います。これまでも必要に応じ、それらを、有識者検討会を開催するなどしてストーカー事案の実態を踏まえた効果的な規則の、規制の在り方につい...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) このストーカー規制ということについての立法当時の話は、様々してきたということを先ほど申し上げました。  ですから、委員のおっしゃっていることを挙げれば、例えば自分に振り返っても、これ選挙に出ているわけですから、様々、人に嫌われていないかなとか、いろん...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 平成二十八年度からですけれども、警察が加害者への対応方法やカウンセリング、治療の必要について地域精神科医等の助言を受け加害者に受診を勧めるなど、地域の精神科医、医療機関等との連携をまず進めていることはこれまでも申し上げたとおりであります。  カウンセ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本人の意に反してアダルトビデオに出演をさせられたり性風俗店で稼働させられたりすることにつながりかねないスカウト行為については、女性の安全で安心な暮らしの基盤を揺るがす重大な問題であるとまず認識しています。  警察においては、もう委員おっしゃったとおり...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) おっしゃったように、そのような行為の被害者にも加害者にもならないようにするための広報啓発活動の推進は極めて重要だと思います。  警察では、例えば繁華街においてスカウト行為に対する警告の放送を流すこと、駅構内にスカウト行為に対する警告の横断幕を設置する...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ただいま御決議がありました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。  ありがとうございました。
04月09日第204回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○国務大臣(小此木八郎君) 一人一人の被災者の被災したとき、そしてその後、そして生活の再建までに、寄り添うという言葉が使われましたが、その方の身になってしっかりとその再建に取り組んでいく、つまりそれが災害ケースマネジメントということと考えますけれども、こうした観点からそれは重要だ...全文を見る
04月13日第204回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○国務大臣(小此木八郎君) お願いします。  ただいま議題となりました銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、最近におけるクロスボウを使用した犯罪の実情等に鑑み、これによる危害の発生を防止するた...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○小此木国務大臣 改修後の施設ですけれども、東京都において必要があると判断した場合に無症状者等に滞在していただくことにされていたが、結果として使用には至らなかったというものが現在であると承知しています。  この度の宿泊施設の改修は、昨年四月、新型コロナウイルス感染症の患者が都市...全文を見る
04月15日第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○小此木国務大臣 よろしくお願いいたします。  今、小里委員御指摘の、本日御議論いただくこの災害対策基本法等の一部改正案でございますけれども、参考資料に誤りがございました。改めて皆様におわびを申し上げます。  今回の誤りについて、資料を作成する際の作業ミスや確認漏れなどが原因...全文を見る
○小此木国務大臣 委員御指摘のように、平時のときから、大規模な災害、大規模にかかわらず災害時における様々なことを考えておくことが必要であることは、この委員会でも度々、委員の御指摘やら私たちの認識にもあるところでございますし、特に、今日も度々おっしゃった東日本大震災を始め大規模な災...全文を見る
○小此木国務大臣 今おっしゃいました阪神・淡路大震災でありますけれども、一九九五年、今から二十六年前、私は一回生でして、当選をした二年後、二年目に起きた大きな大震災でありますから、非常に大きな衝撃がございました。今、委員のお父上がそのときの対処に当たる専任の、阪神・淡路大震災の復...全文を見る
○小此木国務大臣 ありがとうございます。  大口委員には、かつてから、国会対応も含め、様々なお仕事をさせていただきました。また、今テーマになっておりますこの防災対応につきましても、現在、気候の変動による災害のよく激甚化、頻発化と我々は口にするわけですけれども、そういった対応でも...全文を見る
○小此木国務大臣 委員がおっしゃいましたように、避難計画、個別の避難計画の作成が進んでいないという自治体もあることから、まずは、特に必要な記載内容、避難支援の実施者ですとか避難場所そのもの、こういったものに絞って作成することから始めて、更新の機会等を活用して記載内容の充実を図ると...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘にありましたように、デジタル技術を積極的に活用して、災害時に住民一人一人に対してきめ細やかに避難先への誘導を行うことなど、効果的な避難対策を行うことは重要であると考えています。  そこで、デジタル化への対応として、今般の災害対策基本法の改正に併せて、マイ...全文を見る
○小此木国務大臣 広域避難についてですが、やはり避難、これは広域になればなるほどより地域をまたがるということになるわけでありますから、日頃からの関係の構築、こういったものが重要になろうと思います。顔の見える、言ってみれば信頼関係をいかに築き上げるかということも重要なことだと思って...全文を見る
○小此木国務大臣 今回の改正により、大規模な災害が発生するおそれがある段階において国が災害対策本部を設置した場合に、災害救助法の適用が可能となります。これにより、例えば、事前に広域避難する際などに必要となる避難所の供与、高齢者や障害者等で避難行動が困難な要配慮者の輸送のためのバス...全文を見る
○小此木国務大臣 この災害救助法の適用でありますけれども、これは、ふだんから内閣府として、都道府県に対して、ちゅうちょすることなくこの適用を行うよう助言等はしてございます。都道府県がちゅうちょなく判断を行うためには、現場の市町村の被災の程度や避難の状況等の情報を迅速に把握すること...全文を見る
○小此木国務大臣 今朝も午前中から、二十六年前の阪神・淡路大震災のあの大災害の話からございました。あれから二十六年ということですけれども、その間に起こった様々な災害について、国会でも多くの議論が行われていて、議員の皆様がそれぞれ、その地に向かい、本当に細かいところまで、気づかない...全文を見る
○小此木国務大臣 組織そのものが変わるということよりも、繰り返しになりますけれども、政治家の覚悟というものを皆さんに、前に出して、それを見せるものと心得ております。
○小此木国務大臣 統括官も私も同じような話だと思うんですけれども、今までは、つまり、防災担当大臣、これは私ということじゃなくて、防災担当大臣がいなくても、総理大臣がその責任を取るということであります。最終的な責任は総理にあるわけでありますけれども、閣内の中で、国民に対して、災害に...全文を見る
○小此木国務大臣 災害の規模にはよりますが、その判断もしっかりと、担当大臣の責任によって起こるものでありますけれども、速やかにそういう体制ができるということはこれまでと変わりはございません。
○小此木国務大臣 義援金ですが、寄附者が被災者を支援するために拠出したものであり、被災者自らが使用することが期待されるものであります。こうした観点から、義援金の差押え等を禁止する法律として、これまで、東日本大震災など特定の災害を対象に、災害ごとに五つの法律が議員立法で制定されてき...全文を見る
○小此木国務大臣 政党においてですね、政党において、この恒久化について議員立法を念頭に検討が行われているものと承知をしております。まずはその動きを注視してまいりたいと思いますと申しました。
○小此木国務大臣 世の中の弱者、そして、そこに手を差し伸べなければならないということも議論の中でありましたし、実際に、被災地に赴く中で、そういう方々に接してきた、大臣として接してきたこともございます。今の議員の言葉をしっかりと受け止めて、更にその思いが広がるように努力をしてまいり...全文を見る
○小此木国務大臣 その前に、先ほどの災害関連死についての事例集については、改めてまた発してまいりたいと思います。  ただいま御審議いただいている本法律案が成立した場合には、その暁には、新たな避難情報について、令和三年の梅雨の時期、梅雨期から市町村により円滑に運用されるとともに、...全文を見る
○小此木国務大臣 新しい組織というのが何を意味するかということも含めまして、この委員会でも、防災省あるいは防災庁というんですか、諸外国の例も挙げながら、委員各位が提言といいますか、意見を述べられたことがございます。その中で、私はそれを全く無視するものではないという答えをいたしてお...全文を見る
○小此木国務大臣 個別避難計画の作成に関して、委員がおっしゃったような課題があることは認識がございます。  個別避難計画では、市町村が作成の主体でありますけれども、市町村職員だけで作成するのではなくて、関係者と連携して作成する必要があり、市町村の作成事務の一部はケアマネジャーな...全文を見る
○小此木国務大臣 防災対策の第一線を担う市町村において、防災を担当する人材を確保していくことは重要である、おっしゃるとおりであります。  一方で、自治体は限られた人員、体制の中で多様な住民ニーズに対応する必要があり、特に小規模な自治体では、平時から防災に専従する職員を十分に確保...全文を見る
○小此木国務大臣 被災者生活再建支援制度については、その拡充をこの委員会にお諮りし、議論していただきまして、それが認められたところでありますが、一市町村で全壊十世帯以上など著しい被害を及ぼす自然災害が発生した場合に、全壊や大規模半壊、昨年の法改正で支援対象に追加された、今申し上げ...全文を見る
○小此木国務大臣 知事の、今おっしゃる西日本新聞の御意見はお読みいたしましたが、一方で、現状のままでよい、あるいは、保険、共済に加入するなどの自助努力も求めていく必要があると。これは、去年も私、答弁したと思いますけれども、いろいろな意見があります。実情に即して、様々な観点から見て...全文を見る
○小此木国務大臣 災害が起これば、これは小さいものでも大きなものでも、政治家の強いリーダーシップの下に国がまとまって迅速に対応していかなきゃならないということは言うまでもない話でございます。  今お話しいただきましたように、今回の法改正によりまして、非常災害対策本部の本部長を内...全文を見る
○小此木国務大臣 もちろん考えたくはございませんけれども、考えなければなりません。  そういう中で、コロナ禍においての大規模災害が生じた場合には、避難所における三つの密の回避など感染防止に十分留意する、これは基本的なことは一緒だと思います。  東日本大震災級の災害が起きた場合...全文を見る
○小此木国務大臣 昨年もイタリアの例をおっしゃったと思いますけれども、それはそれとして参考にさせていただきたいと思いますけれども、御指摘の災害に備えた備蓄に関してですが、内閣府として、取組指針等において、自治体に対し、平時より、食料、飲料水のみならず、簡易トイレなど避難所環境の維...全文を見る
○小此木国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、適切な措置の実施に努めてまいります。  ありがとうございました。     ―――――――――――――
04月15日第204回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○国務大臣(小此木八郎君) 委員の先ほどのお話のように、意識の高まりということでありますけれども、これがそういう意味で高まっていなかったという実情があったとも感じます。あるいは、何を申しても、その令和二年六月、昨年ですね、兵庫県宝塚市においての肉親間での殺傷事件、こういったものは...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 警察業務は、不特定多数の人との接触や、一定の人数による集団的な活動が避けられないということがまずございます。こうしたことから、警察業務の性質を踏まえた上で、各都道府県警察において感染防止対策を講じるよう指示はしております。  具体的には、不特定多数の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 予算そのもので申しますと、無症状者等の滞在施設への改修に約三十七億円、東京大会の警備部隊等の宿泊施設に、これ今度戻すための再改修に約十一億円を要しました。
○国務大臣(小此木八郎君) 検討そのものは常に私大事だと思っておりますけれども、この場合ですが、昨年の四月、初めてのこの感染症対策としての緊急事態宣言が出されたときでもございました。今も不明確、不正確なところはございますけれども、一年前は更に大きな不安と不明確が、私ども政治におい...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 先ほど数字的なことは事務方がお答えを申し上げました。この十年での在り方、死者の数が多いとか少ないとかという話ではないと私も認識しています。前の委員のときに、去年六月に痛ましい、そして衝撃的な、三人、家族が家族を、対して起こした事件と、その七月、八月にも...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) クロスボウは、弦を引いた状態で固定をして引き金で引いて矢を発射する機構を有するものであり、人力で弦を引いたままで狙いを定める必要のあるアーチェリーや弓道の和弓と比べると、一般的に習得までの期間は短く、操作が容易であるもの、その反面で、犯罪に悪用される凶...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 現実に、このクロスボウも昨年の六月その機運が高まってきた、人々が感ずるその事件の恐ろしさ、それが今まで予想もしなかったと、まあ私たちが言うべき話じゃないかもしれませんけれども、こんなことがあり得ないと思っていたという現実のその思いから今御議論をいただい...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 杉尾委員のちょっと年を存じませんが、多分同じぐらいなのかなと思いますけれども、スリングショットというのはパチンコとよく言われて、こっちのパチンコじゃなくてね、こっちのパチンコだと思うんですけれども、それが、そういったものも、水中銃とかそういった威力の増...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) このクロスボウそのものの使用のされ方というのが、競技で使っておられる方々、あるいはそれを適切な使用の在り方を考えておられる方々と、こういう認識があります。あるいは、それ以外には、趣味といいますか、持っておこうということが、数としてはこの部分が一番多いの...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) クロスボウについて、現在国内で製造している業者はないという報告を受けております。クロスボウの違法な流通を阻止する上では、輸入段階での措置が重要であると私も認識しています。  改正法の施行後、クロスボウを輸入しようとする者は、関税法により、税関に対し所...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 地方自治体の条例の状況につきましては、委員が今述べられたとおりであります。  兵庫県において、クロスボウを規制する新たな条例が制定され、クロスボウを取得した際の県への届出義務等が定められたものと承知しております。  このように、各自治体においては住...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 先ほどのちょっと警察の職員の答弁と同じようなことになると思いますけれども、平成十四年からの数字を申し上げてまいりました。  十四年から平成十八年、五年間の刑法犯事件の検挙件数は六件となっています。その罪種は傷害や器物損壊等でありました。これに対し、平...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 矢については、一定の威力の矢を発射する機能を有するクロスボウ本体と一体となることによってその危険性が顕在化するものであり、矢単体の所持については規制はしておりません。  銃刀法において、所持許可を受けたクロスボウを当該許可に係る用途に供するため使用す...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本改正法ですけれども、クロスボウを個人間で譲り渡す場合には、相手方からその者の所持許可証の提示を受けた場合でなければ譲り渡してはならないこととしており、その具体的な方法は内閣府令で定めることとしております。  この規制は、個人間におけるインターネット...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 銃刀法においてですが、不正な売買を防止するため、販売事業者によるものだけではなく、個人間における売買においても相手方からその者の所持許可証の提示を受けるなど、相手方が適法に所持できる者であることを確認してからでなければ譲り渡してはならないこととしている...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 改正法についてですが、国民への十分な周知等に要する期間として、公布の日から起算して、おっしゃったように九か月を超えない範囲内で政令で定める日から施行することとしております。  改正法が施行されるまでの間については、クロスボウの所持等に関する規制の効力...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本法改正案については、不正な売買を防止するため、販売事業者によるものだけではなくて、個人間における売買においても、相手方からその者の所持許可証の提示を受けるなど、相手方が適法に所持できる者であることを確認してからでなければ譲り渡してはならないこととして...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 委員にも加わっていただいて、先日、ストーカーの規制法にも通ずる話かもしれませんけれども、時代は流れる中で様々な環境が変わってきたり、良きものとして使っていたものが時間たったら今回のもののように悪辣な使い方になって、非常に悲しい事件を巻き起こすことになっ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 矢田委員がおっしゃったように、関係諸団体の御紹介ありましたけれども、こういった団体と今後もしっかりと連携をしていくということ、何があるのか、どういうことがいけないのか、何のためにやっているのかという連携をしていくことが重要だと思っています。  警察庁...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) いわゆる闇サイトですけれども、このサイトにおける危険物の取引に係る検挙件数の統計はありませんが、警察においてですけれども、サイバーパトロールあるいは一般の方々からの情報提供を通じてインターネット上で違法な取引が行われていないか、不断の状況把握は努めてい...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 銃刀法第五条第一項ですが、銃砲等の人的欠格事由として、一定の犯罪の刑に処された場合は五年、ストーカー規制法に規定するストーカー行為を行ったり、同法の禁止命令や警告を受けた場合は三年、DV法に規定する保護命令を受けた場合は三年としています。これは、ストー...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 先ほど杉尾委員との間でパチンコの話をしましたが、キャラメルの空き箱なんか狙ってこうやっていたことと、あるいは、それから何年かたつとインベーダーゲームというテレビゲームがあって、侵略してくるものを撃ったりなんかして、これが非常に人間の痛みを忘れているんじ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘のように、人の殺傷に使用される物品は様々であるところ、軽犯罪法では、人の生命を害し、又は人の体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を正当な理由なく隠して携帯することは禁止されています。警察では、同法に違反する事犯に対して厳正な取締りを行って...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これ、批判があることは甘んじて受けなければならないと思いますけれども、やはり慎重というのは、一方では法律をしっかりと作る、まとめ上げるという中では必要なことだとも思います。  一方で、何度も繰り返され、この委員会でも取り上げられましたけれども、昨年の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 銃刀法において、不正な売買を防止するため、インターネットによる取引を含め、個人間の売買の際に相手方から所持許可証の提示を受けてからでなければ譲り渡してはならない規制を設けております。  昨今、個人間における売買ではフリーマーケットアプリ等が利用される...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) お尋ねについての話ですが、平成十九年九月、佐賀市内において路上を自転車で蛇行し、信号待ちで停車中のバイクに追突した後に当該バイクを蹴るなどして暴れる男性を警察が保護した際、意識不明となり、同日、病院で亡くなられた事案であると承知いたします。  また、...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 手錠の使用についてですが、裁判例において、被保護者が現に暴行しているなど、自己若しくは他人の生命、身体等に危害を及ぼす事態に至るおそれが極めて強いような場合であって、その危害を防止し、その者を保護するため他に適切な方法がないと認められる場合に限り、真に...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 障害がある方の特性を理解をし適切に対応することは、市民に接する機会の多い警察活動においても重要な事柄と認識しております。  こうした観点から、各都道府県警察において、障害者の人権に配慮した適正な職務執行を期するため、職務倫理に関する講座、講義、関係施...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 警察官職務執行法第三条は、個人の生命、身体の保護といった警察の責務を遂行するための具体的な一方法として、応急の救護を要する者がいる場合に警察官がこれを保護すべきことを定めたものであり、同条第一項で保護の対象とすべき者を定めているところであります。警察と...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ただいま御決議がありました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。  ありがとうございました。
04月19日第204回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(小此木八郎君) まず、ボランティアに参加していただいている皆さんに、担当大臣といたしましても、大変心強い思いと同時に感謝の気持ちを持っております。そのボランティアの皆さんのやっぱり気持ちが災害現場で有効に機能するようにしなきゃならないというふうに思います。  これま...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 先ほど委員がおっしゃった平成三十年ですけれども、この年には、西日本豪雨、台風第二十一号、北海道胆振東部地震、立て続けに災害、大きな災害が起こりました。この災害発生時に重要インフラが機能を喪失して国民生活に大きな影響を及ぼしたこと等を受けまして、府省庁横...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 解剖率について、御指摘の数字を答弁したことは承知いたしました。現在私が認識するところですけれども、警察としては、解剖だけではなくて、現場や死者の生前の人間関係の調査ですとか、薬物、毒物の検査、死亡時の画像診断といった他の様々な手段を用いて総合的に犯罪死...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今おっしゃいましたように、警察においてですが、死体取扱いについての専門的な研修を受けた検視官、この人たちを平成二十一年度以降大幅に増員をしておりまして、その結果、検視官の数は、平成二十年の百六十人から令和二年には三百七十人に増加しています。この検視官の...全文を見る
04月21日第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○国務大臣(小此木八郎君) よろしくお願いします。  ただいま議題となりました災害対策基本法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は、頻発する自然災害に対応して、特定災害対策本部の設置、非常災害対策本部等の本部長及び...全文を見る
04月23日第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○国務大臣(小此木八郎君) よろしくお願いします。  大変申し訳ないことでございます。今国会に提出した、また、今日議題としていただいております災害対策基本法等の一部改正案の参考資料に誤りがございました。改めておわびを申し上げます。  今回の誤りについて、資料を作成する際の作業...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今、委員長が、失礼、足立委員がおっしゃいました様々なこの近年の災害につきまして、気候変動の影響によるものが多いと存じますが、激甚化、頻発化する中でございます。例えば、一昨年甚大な被害をもたらした東日本台風におきましても、避難勧告等が発令されても避難しな...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) おっしゃいますように、大規模広域避難において、多くの住民が避難して関係者との調整が多岐にわたるため、これは難しいオペレーションとなります。このため、地方公共団体が大規模広域避難の実施にちゅうちょすることのないように、国としても、都道府県や市町村との連携...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今後ますます進展すると思われるデジタル技術はこういったものに積極的に活用すべきだと、こういうふうに思っています。一旦災害が起これば、私たちがその対応に、対応するのは申すまでもない話ですが、おっしゃいましたように、各機関と連携もしなきゃなりません。それぞ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ありがとうございます。  この点、今おっしゃった点については様々な角度から言えると思いますけれども、この十年あるいは二十年、二十六年前、私は当選して二年後に阪神・淡路大震災というものがございました。人生の中でも非常に大きな災害、人の命の失われたもので...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 個別避難計画の作成についてですが、ハザードマップ上で危険な地域にお住まいの方々、そしてその方々を、介護を要する方など、現時点で優先度の高いと考える方々は約二百五十万人おられるということと推計しております。全国の市町村においておおむね五年程度で作成に取り...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 予算措置もといいますか、このことにつきましては、現在地方交付税の措置をとるということになっておりますので、後々のこと、またいろいろ御意見をいただきながら勉強してまいりたいと存じます。
○国務大臣(小此木八郎君) 個別避難計画は、市町村が作成の主体となり、防災部局のみならず、福祉部局等の関係部局が一体となって、また自主防災組織、民生委員、福祉専門職などの地域の関係者と連携して作成に取り組む必要があると、もう委員おっしゃるとおりです。  特に、福祉専門職であるケ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今の御質問に対しては、両省、厚生労働省も含めての答弁があったと思います。  区別しているということではなくて、災害対応は一緒になってやっていこうというのが基本的な姿勢であると思います。事実、改めて申し上げますけれども、昨年七月の豪雨ですとか、一昨年の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 現在において、委員のおっしゃるとおりであります。ここは助けてここは助けないという姿勢は全く精神的にもございませんので、それは更に勉強が必要だと思います。
○国務大臣(小此木八郎君) 大変に簡単ではない話だと思いますけれども、今おっしゃいました大木聖子准教授は内閣府のワーキンググループにおいても参画していただいておりまして、全ての子供たちが自らの命を守ることができる防災教育について、防災小説等も取り上げながら有識者による検討をいただ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) まず、一般的に、防災施策に当たっては、各省庁が緊密に連携をしていくことは言うまでもないことだと思います。そこに障害をお持ちの方々についての対応も、認識そのものは深くなってきていると思います。  何しろ、しかし、災害というのはとっさに、突然ということも...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 答えが重なるところがあるかと思いますけれども、個別避難計画の作成については、ハザードマップ上で危険な地域にお住まいでかつ介護を要する方など、まずは現時点で優先度の高い避難行動要支援者についておおむね五年程度で作成に取り組んでいただきたいと考えており、所...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今回の改正により防災担当大臣を法律上必ず置くこととしたのは、災害の激甚化、頻発化が進み、防災の国政上の重要課題としての位置付けが更に高まる中で、政府として防災担当大臣が重要であることを改めて示すものであります。  また、非常災害対策本部長の内閣総理大...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 災害から国民の命を一人でも多く守るためには、今般の災害対策基本法の改正案における避難情報の改善のみならず、避難対策の強化に総合的に取り組むことが重要であると考えております。  避難情報の発令のタイミングについてですが、市町村は、河川事務所や気象台から...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 全国知事会から今のようなお話があって、防災省、一元化して防災に当たる、災害に当たるべきだというお話は承知しておりまして、これまでも国会で同様の御質問をいただいてまいりました。  私自身は、直ちにその組織を変更するということは考えておりませんと答弁をし...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 配慮する方が配慮される方の気持ちを分からないで勝手に配慮をして、実は有り難迷惑だったという話にならないことが大事だと思って、ただ、世間にはそういうことはよくある話だと思います。私たちも、国民のためにやっていて、自分の選挙区を歩いて、全然選挙区のためにな...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) たった今ありました武田委員とのその質疑の中でもお話ししたように、そういった意味での知識や経験というのが大事になってくることから、先日もこういう人材育成が大切になってくるということを申し上げたと思います。  ただ、一方で、そういった人材の育成には時間を...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 不断の見直しも必要だと思いながら、今おっしゃったことについてはしっかりと、私たちだけでなくて、市町村、そして地域の皆さんとも共有をしながら考えてまいりたいと思います。
○国務大臣(小此木八郎君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して、適切な措置の実施に努めてまいります。  ありがとうございました。
04月28日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
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○小此木国務大臣 今事務方がお話しいたしましたけれども、あくまでも、警察は警察官職務執行法に基づいて保護を行っています。刑罰の法令に触れる行為が認められる場合は所要の取締りを行うということになっています。  御案内のように、四月の二十五日から特措法に基づいて宣言が発出されました...全文を見る
○小此木国務大臣 よろしくお願いします。  ただいま議題となりましたストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主な内容を御説明いたします。  この法律案は、最近におけるストーカー行為等の実情に鑑み、相手方の承諾を得ないで、その所持...全文を見る
04月28日第204回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○小此木国務大臣 小此木でございます。  国家公安委員会委員長として、拉致問題に関する警察の取組について御報告申し上げます。  北朝鮮による拉致容疑事案は、我が国の主権を侵害し、国民の生命身体に危険を及ぼすとともに、被害者やその御家族に耐え難い苦痛を与える許し難い犯罪であり、...全文を見る
05月11日第204回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(小此木八郎君) ただいま議題となりました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案につきまして、趣旨を御説明いたします。  この法律案は、近年、我が国を取り巻く安全保障をめぐる環境が不確実性を増している状況に鑑み、我が国の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 中谷議員から、六問御質問をいただきました。順次お答え申し上げます。  まず、政府の問題意識に関して、担当大臣としての所見について御質問いただきました。  我が国の防衛関係施設等の周辺や国境離島等で外国資本が土地を買収していることは、安全保障の観点か...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 篠原議員より、十四問御質問いただきました。順次お答え申し上げます。  まず、二〇一〇年以降における、安全保障上のリスクとなるような土地取引の有無について御質問いただきました。  御指摘のような事例が過去にあったか否かについては、安全保障上のリスクを...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 濱村議員から、四問御質問いただきました。順次お答え申し上げます。  まず、本法案の必要性と目的について御質問いただきました。  我が国の防衛関係施設等の周辺や国境離島等で外国資本が土地を買収していることは、安全保障の観点から、長年問題視されてきた課...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 赤嶺議員から、十問御質問いただきました。順次お答え申し上げます。  まず、防衛関係施設の周辺の区域の住民を監視の対象とするのかという点について御質問いただきました。  本法案は、安全保障等の観点から重要な防衛関係施設等の周辺や国境離島等の土地等の利...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 浦野議員から、四問御質問いただきました。順次お答え申し上げます。  まず、取引に関する事前審査及び規制について御質問いただきました。  土地等の取引に関する事前審査及び規制について、有識者会議の提言では、あらかじめ規制の基準や要件を明確に定めること...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 岸本議員から、御質問いただきました。六問でございます。  まず、区域指定による経済活動への影響及び特別注視区域における事前届出に関する面積要件について御質問いただきました。  本法案の対象区域で通常の生活を送る住民の方々や事業活動を行う企業にとって...全文を見る
05月12日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第23号
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○小此木国務大臣 おはようございます。  ストーカー規制法は、桶川事件等を踏まえて平成十二年に制定され、その後、その時々におけるストーカー事案をめぐる情勢を踏まえて、平成二十五年に電子メールの連続送信行為の規制等、平成二十八年にSNSの連続送信行為の規制等を内容とする改正がなさ...全文を見る
○小此木国務大臣 今委員から様々な事案の例示をしていただきましたけれども、ストーカー事案については、警察が認知した段階では比較的軽微だと判断することがとても危ない状況になる場合がある、事態が急展開して重大事件に発展するということがございました。事案の危険性、切迫性を的確に判断し、...全文を見る
○小此木国務大臣 ストーカー事案についてですが、検挙罪名がストーカー規制法違反であるかを問わず、刑法犯等に該当するものについても検挙件数を把握しており、都道府県警からの報告によりますと、ストーカー事案に関連する刑法犯及びストーカー規制法以外の特別法犯の検挙件数は、令和二年において...全文を見る
○小此木国務大臣 加害者の中には被害者への強い執着心等から警告や検挙等をされた後もつきまとい等を続ける者がいるという実情に鑑みますと、委員御指摘の近況報告義務を行為者に課すことについては、その有効性の観点から、これは慎重な検討を要するものと認識しています。  ストーカー事案の行...全文を見る
○小此木国務大臣 委員御指摘のとおり、現在、特別遵守事項が定められた保護観察に付されているストーカー加害者については、これは現在、被害者等との接触等の禁止に関するものでありますけれども、この保護観察に付されているストーカー加害者については、被害者及びその親族等への接触等を試みてい...全文を見る
○小此木国務大臣 平成二十八年度から、警察が加害者への対応方法やカウンセリング治療の必要性について地域の精神科医等の助言を受け、加害者に受診を勧めるなど、地域の精神科医療機関等との連携を推進することとしており、これに必要な謝金を予算措置していると承知しております。  ストーカー...全文を見る
○小此木国務大臣 これは、前の前の委員の御指摘の中で、年間約二万件以上あるこの事案について、ストーカー加害者、令和二年中には、八百八十二人に対して受診の働きかけを行ったところ、百二十四という、やはり聞いただけでも少ない。  いろいろな数字に対して、本当に事案そのものが重大な、人...全文を見る
○小此木国務大臣 今のお話は、私としてしっかりまず受け止めまして、警察庁共に認識を深めたいと思います。
○小此木国務大臣 年間二万件以上のこの事案について、それぞれの状況、場合、加害者の意識の違い等あることが想像されます。  平成二十八年度から、地域の精神科医療機関等との連携を推進し、加害者に受診を勧奨などしているが、どのようなタイミングでどのようなアプローチを行うことが効果的で...全文を見る
○小此木国務大臣 先ほど私、科学的知見が得られているとは言い難くというのを、重大と言いましたか。(西村(智)委員「十分な。失礼しました。十分な」と呼ぶ)十分なですよね。十分なと言いましたということで。(西村(智)委員「それで、質問」と呼ぶ)申し訳ない。もう一回お願いします。
○小此木国務大臣 平成二十六年度及び二十七年度に、ストーカー加害者に対する精神医学的・心理学的アプローチに係る調査研究を行い、警察官等に対する専門家からのアドバイス、研修等の実施や、ストーカー加害者の更生に向けた関係機関による連携の枠組みづくりを行うことが望ましいという結論が得ら...全文を見る
○小此木国務大臣 改めて、ストーカー総合対策関係省庁会議については、その会議の構成員を内閣府、警察庁等の関係省庁の職員としているほか、必要に応じ、構成員以外の関係行政機関の職員その他の関係者が出席できるとされていると承知しています。  警察においては、平成二十七年三月にストーカ...全文を見る
○小此木国務大臣 今の話ですけれども、交際しているときは恋愛感情だが別れた後は憎悪感情なのでストーカー規制法は適用できないとの見解については、警察庁の見解ではないと承知しています。  このような説明をしてストーカー事案として対処しなかった事案についても、警察庁として把握していな...全文を見る
○小此木国務大臣 内沢さんの、別れた後は憎悪感情なのでという、この憎悪感情もいろいろなものがあると思っていて、恋愛感情から、それが満たされなくて、破綻して憎悪感情につながる場合はこの対象になると思うんですけれども、だけれども、憎悪感情だって一つだけじゃない。完全にそれが、別れてし...全文を見る
○小此木国務大臣 ストーカー事案について、早期の段階で被害者が関係機関の相談窓口につながることが重要であるところ、その性別等を理由に、被害者が警察への相談をちゅうちょすることがあってはなりません。  このため、警察においては、被害者から相談を受理する際に、被害者の安全の確保やプ...全文を見る
○小此木国務大臣 冒頭にも申し上げましたけれども、二〇〇〇年、平成十二年の桶川事件等から議員提案として国会に提出されてこのストーカー規制法が成ったものというのは申すまでもないことであります。  平成二十五年から二十六年にかけて開催されたストーカー行為等の規制等の在り方に関する有...全文を見る
○小此木国務大臣 これは例えば京都府警においてなんですが、ストーカー事案に特化した相談窓口としてストーカー相談支援センターを設置しておりますが、これは都道府県警察の実情に応じて設置しているものと承知しています。  ストーカー被害者からの相談については、特定の窓口に限らず、警察本...全文を見る
○小此木国務大臣 余りこれは私見ばかり述べちゃいけないかもしれませんけれども、まず、その数はまだ把握していません、正確なものは。  ストーカー行為あるいは性的嫌がらせとかDV、様々な例示が挙げられましたけれども、どのような相談を受けるかというのは、果たして女性がいいのか男性がい...全文を見る
○小此木国務大臣 委員の言われることも理解できますけれども、都道府県警察によって働きかけ件数に差が生じている要因は必ずしも明らかではないものの、例えば、北海道警察では、警察が受診を働きかけたストーカー加害者を受け入れる地域の精神科医療機関等が増加したことで、働きかけを行った者の受...全文を見る
○小此木国務大臣 改めて、警察においては、ストーカー被害等の安全確保を最優先として各種対策を推進しているところでありますけれども、委員御指摘のとおりです。これまでに、ストーカー行為者による、被害者が殺害されるという痛ましい事件が発生してまいりました。  言われましたように、三鷹...全文を見る
○小此木国務大臣 そのような残念なといいますか、認知段階で、それと、事が起こってしまった段階での意識が全く違ってしまったという案件だと思います。  その反省に立って先ほどの答弁をいたしましたし、今回、昨年の最高裁の判決で、GPSという、二十年前にはない、あるいは予想もしなかった...全文を見る
○小此木国務大臣 反省というのは、問題があったからゆえに振り返って、達することのできなかったところをしっかりと、国民の感情、あるいは被害者、遺族の意識に立つことも必要でありますし、そういった中での証拠と法に基づいた捜査が行われ、適切な判断をし、検挙あるいは捜査、そういったことにつ...全文を見る
○小此木国務大臣 今回の法改正によってどう変わるかについては、もう御認識いただいていると思います。GPS等、そういう機器についてもしっかりと取締りができるようにしなきゃならないということ。  繰り返しになりますけれども、やはり、この二〇〇〇年に起きた桶川事件、そして、今言われた...全文を見る
○小此木国務大臣 改めて、そう思っておりますけれども、指導してまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 今回の法改正に当たってですが、昨年十月から本年一月にかけてストーカー行為等の規制等の在り方に関する有識者検討会を開催したところ、検討会においては、令和二年七月の最高裁判決を受け、GPS機器等を利用して動静を観察する行為に対する規制の在り方を中心に、早急に検討すべ...全文を見る
○小此木国務大臣 非常にこれは複雑なところであると思いますが、私の答弁と今回の委員の皆様の質疑以外のリアクション等々ございます。  私の中でもいろいろな思いがある中で、今、実情に応じて進めていくべきだというようなお答えをいたしましたが、これは、専門家の検討会もあります、過去の事...全文を見る
○小此木国務大臣 被害者の安全、こういったことが起こらないこと、これが一番大事でありますから、委員のおっしゃった今のグレーの点については、検討なしではいけないと思いますが、そういったところ、命を大事にするという、その第一義的なものがございますので、そこをまず優先的に考えたいと思い...全文を見る
○小此木国務大臣 先ほど委員もおっしゃいましたように、私権の制限といいますか、プライバシー、こういったことについての検討というのは国としては必要なところであると思います。これは罪を憎むのと同じ思いとはちょっと異なるかもしれませんけれども、その検討は進めながらも対処することが重要で...全文を見る
○小此木国務大臣 改正法では、位置情報無承諾取得等として、被害者の承諾を得ないでGPS機器等を用いて位置情報を取得する行為や被害者の所持するものにGPS機器等を取り付ける行為等を規制の対象とすることとしたものであります。  GPS機器等を用いて位置情報を取得する行為等を認知する...全文を見る
○小此木国務大臣 現在、禁止命令等は、国家公安委員会規制において定めるところにより、禁止命令等の対象者に対する処分の感銘力、抑止効果を踏まえ、禁止等命令書を交付して行っていると承知しています。  今回の改正は、禁止命令を書類を送達して行う旨を明文で規定するとともに、禁止命令等の...全文を見る
○小此木国務大臣 実態把握等につきましては、先ほどからも答弁しておりますけれども、しっかりと把握することが重要であるという考えの下、そういうふうに前に進めてまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 被害者を生まないということ、犯罪の防止の観点から、そういった把握について努めるよう指導してまいります。
○小此木国務大臣 委員長、済みません、答弁の前に、先ほど、最初の質問のときに、公示送達の質問を受けたときに、国家公安委員会の規則と申し上げるところを規制と間違えました。改めて訂正させていただければと思います。  お答えですが、警察においてストーカー加害者への警告等の対応を行う際...全文を見る
○小此木国務大臣 ストーカー総合対策について、平成二十六年にすべての女性が輝く社会づくり本部が決定したすべての女性が輝く政策パッケージを受けて平成二十七年に策定され、その後、平成二十八年にストーカー規制法が改正されたこと等を受けて平成二十九年四月に改定されたものと承知しております...全文を見る
○小此木国務大臣 ストーカー総合対策関係省庁会議について、その会議の構成員を内閣府、警察庁等の関係省庁の職員としているほか、必要に応じ、構成員以外の関係行政機関の職員その他の関係者が出席できるとされているものと承知しています。  警察においては、平成二十七年三月にストーカー総合...全文を見る
○小此木国務大臣 やはり、国民の不安を解消するということについて、被害者をこれ以上出さないということについて、ストーカー行為というものがどういう意味で加害をしてしまうかということについてもしっかりと検討をしながら、今委員のおっしゃったことについては、慎重ということはやはり入るかも...全文を見る
○小此木国務大臣 冒頭、四十年前と言われましたが、自分のことばかり述べちゃいけないんだけれども、私、十五歳でしたね。少年野球から学生野球までやりましたけれども、恋愛をする暇がなかったといえばそれまでですけれども、野球に打ち込んでいましたから。だけれども、好きな女の子がいなかったか...全文を見る
○小此木国務大臣 私もいろいろ考えているんですけれども、前向きという言葉だとか、慎重にとこの委員会でも言ってきました。これはそれぞれ違う意味かもしれないけれども、私は同じ意味として使ってまいりました。  四十年前、二十年前で、いろいろな話をしましたけれども、例えば、一つの変わっ...全文を見る
○小此木国務大臣 今日の委員会でも答えてまいりましたように、警察内部でも、生活安全そして刑事部門のところとか、偏ってはいないかという問題意識が過去ありましたから、これも、同じく、一緒にした思いで、被害者であれ、加害者へのカウンセリングも、警察官そのものが学んで対応していくこと。先...全文を見る
○小此木国務大臣 ただいま御決議がありました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。  ありがとうございました。     ―――――――――――――
05月19日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第25号
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○小此木国務大臣 よろしくお願いします。  ただいま議題となりました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、近年、我が国を取り巻く安全保障をめぐる環境...全文を見る
05月20日第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○小此木国務大臣 おはようございます。  先般、委員長を始め、この委員会の皆様の御尽力によりまして、改正案が成立いたしました。おっしゃるように、本日からその施行ということになります。  新たな避難情報について、今日からの施行で市町村により円滑に運用されるとともに、住民にその内...全文を見る
○小此木国務大臣 これまでも、自然災害による被害を受けた、そして、それに関する義援金についての取扱い、公明党はもちろんでありますが、この委員会でも、その他の皆様方からも度々の指摘をいただいたところであります。  この度、政党間の協議が調って、自然災害義援金に係る差押禁止等に関す...全文を見る
○小此木国務大臣 令和二年七月、昨年ですが、七月豪雨において支援法が適用された市町村における中規模半壊世帯、損害割合三〇%台ですが、これは、令和三年五月十七日現在の時点で、半壊世帯の約三割、千三百八十四世帯となっています。  御指摘のとおり、昨年の法改正の審議の際、令和元年東日...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘の雨畑ダムについては、恥ずかしゅうございますけれども、通告をいただいて写真等で目にいたしまして、行ったことはございません。  今おっしゃいました、令和元年にこちら早川町の本村地区において浸水被害があったということを承知いたしました。同地区は、応急対策とし...全文を見る
○小此木国務大臣 申すまでもなく、災害から住民の生命、生活を、安全を確保するために、着実に避難がなされることは重要でございます。  本村地区については、早川町の地域防災計画において、地区外の施設が指定避難所に指定されていると承知いたしました。  浸水や土砂災害のリスクが高いこ...全文を見る
○小此木国務大臣 まずは、地元山梨、早川町の事情を私自身が深く認識するということが必要であると思います。  国土強靱化基本計画では、起きてはならない最悪の事態の一つとして、「ため池、防災インフラ、天然ダム等の損壊・機能不全や堆積した土砂・火山噴出物の流出による多数の死傷者の発生...全文を見る
○小此木国務大臣 小宮山委員から、冒頭、一昨年の台風での電柱が倒壊した話やら、ただいま、世界の都市部においての無電柱化の様子、日本との比較、話がございました。  日本の防災基本計画においては、災害時の交通の確保を図るため、避難路、緊急輸送道路など防災上重要な道路の無電柱化を盛り...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘のように、LPガスについては、運搬や貯蔵が容易である、そういったところに利点があります。劣化せずに長期保管が可能なことから、災害時に備えたエネルギーとしては適していると認識しています。  政府として、災害時の停電に備え、指定避難所において非常用電源等の防...全文を見る
○小此木国務大臣 高齢者等は、遠方の避難場所への避難が困難となる場合も考えられることから、より近隣のマンション等の民間施設を避難場所として活用することが有効な場合がございます。  マンション、ビルを含む避難場所の指定に当たっては、内閣府が平成二十九年三月に策定した市町村向けの手...全文を見る
○小此木国務大臣 様々な事例をより深く皆さんに認識していただくことは非常に重要なことだと考える観点から、今、事務方から検討するという話がありましたので、更に深めてまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 先般来議論をしておりますが、御指摘もいただきながらでありますが、委員のおっしゃっていることについては、非常に、先ほどの話もそうですけれども、事例を集めて、多くの皆さんに知っていただいて、これからのことに活用していただくという意味合いでは、物すごく重要なことだと思...全文を見る
○小此木国務大臣 委員からこの件は度々御指摘いただいておりますが、答えも重なってしまいますけれども、改めて。  災害による支援は、住民に身近な市町村と役割分担をしながら行うこととして、基本的には市町村による対応を原則としております。  他方、一定規模以上の災害の場合には、市町...全文を見る
○小此木国務大臣 拡充についてですが、先ほども申し上げたとおり、国や都道府県の財政負担等の課題もあることから、慎重に検討すべきものと考えています。  お話しいただきましたように、コロナ禍ということがもう長期間続いておりますので、それはそれとして、しっかりと自治体と国が連携を取る...全文を見る
○小此木国務大臣 既に、沖縄地方から東海地方まで広い範囲で梅雨入りをしております。こちらも今日は湿度が非常に高いところで、しっかりと構えをしておかなきゃならないと思います。  大雨、台風による河川の氾濫や土砂災害の発生等に備えて、危険箇所の巡視、点検の徹底など、万全を期するとと...全文を見る
○小此木国務大臣 今日は何度かその指摘がございました。  昨年の法改正ですけれども、損害割合三〇%台及び二〇%台の半壊世帯のうち、損害割合三〇%台の中規模半壊世帯が支援金の支給対象として追加されたところであります。  他方、損害割合二〇%台の半壊世帯については、全国知事会との...全文を見る
○小此木国務大臣 この今の質問については、度々やはり同じような観点から御質問をいただきます。本日だけではございません。数年にわたるものでありますけれども。  私の答弁とすると、今の体制、百人ちょっとと言われましたけれども、現実的には、災害があれば各省庁がしっかりと集まって対応す...全文を見る
05月21日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○小此木国務大臣 おはようございます。お疲れさまでございます。  本法案ですが、土地等の所有者の国籍を問わずに重要施設の周辺等の土地等の利用状況を調査して、重要施設等の機能を阻害する行為が認められた場合に勧告、命令等の措置を講ずることとしており、サービスの貿易に影響を及ぼす措置...全文を見る
○小此木国務大臣 杉田委員の質疑を聞いておりました。国を守るという意識、そして不安、あるいは危険から成るものから国民をしっかりと守っていかなきゃいけないという、国会議員としての意識を強く感じました。  この法律は、国会議員の皆様が地域を歩いて、あるいは様々な地域の議会からも、不...全文を見る
○小此木国務大臣 防衛省が実施した隣接地調査ですが、対象が防衛施設の隣接地に限られるとともに、不動産登記簿等の一般に入手可能な資料により調査を行い、登記名義人の氏名及び住所などを確認していったものと伺っております。このため、実態上の所有者と登記記録上の所有者の不一致、不動産登記簿...全文を見る
○小此木国務大臣 先ほどの御議論もあったと思いますけれども、この国会でも度々ありました、水源地、あるいはこういった今の御指摘については、森林法という既存の法律がございます。この有識者会議等を経て今回来ておりますけれども、そういった意見でも、今御指摘の点につきましては、森林法につい...全文を見る
○小此木国務大臣 横須賀の件は、報道だと思いますけれども、その点について調査をした事実は政府としてはないと報告を受けております。確認したところの報告でありますが。  様々な不安がございましたけれども、不安だらけといいますか、議論はされてきたものの、地方の声とすれば、何らかの法制...全文を見る
○小此木国務大臣 そういう不安が気持ちの上であろうことは理解できますけれども、ただ単に、座込みですとか抗議活動、今委員がおっしゃいましたように、これは日本人に与えられた国内での権利ではありますので、ここは慎重な検討とともに進めていく必要があるというのは、これは前提となっております...全文を見る
○小此木国務大臣 この法律、まだ成立しておりませんけれども、そういった妨害、今、公務執行妨害とおっしゃいましたけれども、それはそれで取り締まる現行の制度があると心得ます。
○小此木国務大臣 注視区域内の土地等において、その利用者が、単に三角コーンやトラクターですか、などの機材を保管しているにすぎない場合は、当該土地等を施設機能を阻害する行為の用に供しているとは言えない、本法律に基づく勧告等の対象となることはないと考えています。
○小此木国務大臣 機能阻害行為ですが、具体的に想定している行為については、安全保障をめぐる内外情勢や施設の特性等に応じて様々な態様が想定されると思います。このため、特定の行為を普遍的、代表的な機能阻害行為として法案に例示することは必ずしも適当ではないと考えています。  いずれに...全文を見る
○小此木国務大臣 改めて、機能阻害行為について、例えば、重要施設の機能に支障を来す構造物の設置、領海基線の根拠となる低潮線に影響を及ぼすおそれがあるその近傍の土地の形質変更などが該当し得るものと考えております。  ただし、繰り返しになりますけれども、機能阻害行為として具体的に想...全文を見る
○小此木国務大臣 第八条について御質問がございましたけれども、そこに規定する報告徴収等の対象となるその他の関係者については、土地等の利用者のほか、土地等の利用状況を知り得る者として、例えば、土地等の利用者が法人である場合、その役員、土地等の利用者との契約等により当該土地等における...全文を見る
○小此木国務大臣 いろいろな状況があろうかと思いますけれども、単にと申し上げましたが、単に土地等の利用者や利用者の家族や知人であることを理由として報告徴収等の対象とすることは考えておりません。
○小此木国務大臣 繰り返しになりますが、単に土地等の利用者の家族や、おじいちゃんと言いましたか、おじいちゃんを、知人であるとか関係者であるとか、そういうことを理由として報告徴収等の対象とすることは考えていないということを申し上げました。
○小此木国務大臣 明確に入らないところは申し上げましたけれども、利用する行為者がいますけれども、その行為者について、例えば言われたような、どこの方か分かりませんけれども、おじいちゃんがそこに関わっているような場合もあろうかと思います。それをここで今明らかにすることはもちろんできま...全文を見る
○小此木国務大臣 それはそのとおりです。
○小此木国務大臣 本法案に基づく報告徴収等においていかなる者を対象とするかについては、個別具体のケースに応じて、その土地等の利用状況を知り得る立場にいる者に対して行う必要があり、法律上、特定の者に限定することとすれば調査の目的を達成し得なくなることから、適当ではないものと考えてお...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘のような事例が過去にあったか否か、これについては、安全保障上のリスクを回避する観点から、お答えすることは適切でないと考えると申し上げました。  その上で、過去の政府の答弁は、防衛省による既存調査ですけれども、全国約六百五十の防衛関係施設の隣接地のみを対象...全文を見る
○小此木国務大臣 そう承知しています。
○小此木国務大臣 先ほど横須賀のことをおっしゃいましたけれども、それと同じ報道のペーパーだと思いますけれども、御指摘の報道内容については関係省庁に確認をいたしました。そして、報道にあるような調査は行っておらず、外国資本による七百件の土地買収を確認したという事実はない、こう回答を受...全文を見る
○小此木国務大臣 今おっしゃったこと、私が言ったってことですか。(本多委員「そうです、本会議場で。決定はしていないと」と呼ぶ)決定は……(本多委員「決定していないのは当たり前なんです。公明党さんと約束しているんですかと」と呼ぶ)
○小此木国務大臣 確認をしました。  与党として様々な議論を積み重ねてきたということは当然だというふうなことで承知いたしましたが、それはそのとおり、あったと思います。  政府として、私として、約束をしたというような話は何らございません。
○小此木国務大臣 表現がちょっと気になりますけれども、どんな約束って、何か悪巧みの約束かなと……(本多委員「いやいや、いいんですよ」と呼ぶ)違いますね。そうは思いませんけれども、協議を重ねてきたということでいろいろな議論はあったと思います。
○小此木国務大臣 承知していません。
○小此木国務大臣 二〇一三年の十二月に閣議決定された国家安全保障戦略というのがございまして、この国家安全保障戦略は、守るべき国益を、「我が国自身の主権・独立を維持し、領域を保全し、我が国国民の生命・身体・財産の安全を確保すること」としております。  我が国の防衛関係施設等の周辺...全文を見る
○小此木国務大臣 重徳委員とは、今年の初めの、多分、予算委員会か何かで同じような議論をさせていただきました。  改めて、森林については、現行の森林法において、国土の保全、森林生産力の増進等を目的として、土地取得の際の届出、大規模な開発行為に係る許可制度等の措置が講じられておりま...全文を見る
○小此木国務大臣 安全保障の環境がこの数年で随分変わってきたという危機感を持った言い方がございまして、政府もそういう認識でおります。  今の重徳委員のお話に直接答えることにならないかもしれませんけれども、この法案をまずはしっかりと、これまで議論があった、地方議会から、あるいは私...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案ですが、安全保障等の観点から、防衛関係施設等の重要施設や国境離島等の機能を阻害する土地等の利用を防止するため、国として必要な調査や利用規制等を行うものであります、申すまでもないことでありますけれども。  今おっしゃったように、地方あるいは地方議会からの声...全文を見る
○小此木国務大臣 言われることの可能性についてですけれども、この附則ですけれども、成立させていただいた後に、施行された後に、五年後に見直しを行うということも書かれております。その前提として、先ほど来申し上げているように、必要な調査をしっかりと行っていくということを申し上げておりま...全文を見る
○小此木国務大臣 先般の本会議において、篠原議員から、安全保障上のリスクとなるような土地取引の事例が過去にあったかとの御質問をいただきました。  この御指摘の質問にお答えすることにより、今後の政府の事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあり、安全保障上のリスクを惹起しかねないこ...全文を見る
○小此木国務大臣 安全保障上のリスクというものは常にあろうと私は認識しています。
○小此木国務大臣 この法案は、リスクがあると申し上げましたけれども、そのリスクが確かなものかどうかをしっかりと調査をするということが一つの大きな目的となっております。
○小此木国務大臣 篠原議員にお答えをしたということについては、安全保障上のリスクとなるような土地の取引の事例が過去にあったか、こういう御質問をいただきました。  御指摘の質問にお答えすることにより、今後の政府の事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあり、安全保障上のリスクを惹起...全文を見る
○小此木国務大臣 安全保障上のリスクというのは、様々な観点といいますか、いろいろなところに存在をすると。先ほども日本を取り巻く環境が非常に変わってきたということを申し上げましたけれども、そのこと一つ一つをつまびらかにすることでそのリスクを回避するということは必ずしもできないという...全文を見る
○小此木国務大臣 我が国の安全保障をめぐる内外情勢が近年厳しさを増しているということは申し上げてまいりました。機能阻害行為が明らかになってから初めて対策を講ずるという事後的な対応では安全保障上取り返しがつかない事態となるおそれがあるということでございます。
○小此木国務大臣 それをしっかりと調査をするということでございます。
○小此木国務大臣 世の中のリスクかどうか分からないということについて非常に不安が広がっているということが地方から寄せられているということでありまして、我々政府あるいは政治家、厳しい意見もございますけれども、そこを調査をしていくということはまずもって必要なことだというふうな思いから...全文を見る
○小此木国務大臣 何度も申し上げますけれども、そのまま放置すれば取り返しのつかないことになるということが不安として上がってまいりました。  そのリスクが具体的なものとして上がってきたものではありませんが、それをしっかりと調査をするということがこの法案の第一義的なものであります。
○小此木国務大臣 それについては、詳細なことについてお答えは差し控えたいということを申し上げております。
○小此木国務大臣 そこの詳細はつまびらかにしないということを申し上げております。
○小此木国務大臣 何度も申し上げますけれども、我が国の防衛関係施設等の周辺や国境離島等で外国資本が土地の買収を行っていることは、安全保障の観点から、長年問題視されてきた課題であり、国や地方でも議論をされてまいりました。  この観点の土地の管理を行うための法整備を求める意見書が提...全文を見る
○小此木国務大臣 近年の安全保障の環境が厳しさを増してきたこと、そして地方からの声が不安として上がってきている、特に外国資本が土地の買収を行っているということの中で、国境離島あるいは防衛関係施設の周辺での危機感といいますか、そういった不安が高まっている声がございます。そういったも...全文を見る
○小此木国務大臣 何度も申し上げますけれども、やはり安全保障上のリスクを回避するために、それをつまびらかにすることが回避ができないということにつながってはならないということが基本的な思いとしてあります。  一方で、地方から、あるいは私たち政治家として聞いてきた不安についての解決...全文を見る
○小此木国務大臣 機能阻害行為については、安全保障をめぐる内外情勢や施設の特性等に応じて様々な態様が想定されるということを申し上げてまいりました。このため、想定する行為の類型を網羅的にお示しすることは困難でありますけれども、現時点で、例えば重要施設については、重要施設の機能に支障...全文を見る
○小此木国務大臣 想定する行為の類型を網羅的にお示しすることは困難でありますけれども、現時点では、例えば、重要施設については、重要施設の機能に支障を来す構造物の設置ですとか、重要施設の通信能力に支障を来す電波妨害等が該当し得るものと考えられます。  そういったところについて、様...全文を見る
○小此木国務大臣 重ねてになりますけれども、このため、特定の行為を普遍的な機能阻害行為として法案に例示することは必ずしも適当ではないと考えておるということを申し上げてまいりました。  なお、機能阻害行為については、予見可能性の確保の観点から、閣議決定する基本方針において、想定さ...全文を見る
○小此木国務大臣 何度も申し上げるようになるんですけれども、地方から寄せられた様々な意見、実際に外国の資本に買収された土地の、その不明確さから成る不安ということからきているということは申し上げてまいりました。そういう中で、その不安をまず解消しなきゃいけない。  その不安は何かと...全文を見る
○小此木国務大臣 機能阻害行為については、予見可能性の観点の確保から、閣議決定する基本方針において、想定される行為を具体的に例示するという考えをお示しいたしました。  その上で、御指摘の機能阻害行為を行った者に対する罰則、これは命令に違反した場合に科せられるものでありますけれど...全文を見る
○小此木国務大臣 命令を行う前に勧告をすることになっております。この勧告を行う際に、土地等の利用者に対して、どの行為が機能阻害行為に該当しているのか、これは明示的に示されることになります。  その上で、勧告を受けた者が正当な理由がなく当該勧告に係る措置を取らなかったときには命令...全文を見る
○小此木国務大臣 それが、不安ということになり、送られてきたことでございまして、それを、有識者の意見を聞きながら、踏まえて、法案を提出させていただきました。
○小此木国務大臣 重要施設のうち、防衛関係施設については、自衛隊施設及び在日米軍施設・区域を想定しており、例えば、指揮中枢機能及び司令部機能を有する施設、警戒監視、情報機能を有する施設、防空機能等を有する施設、部隊等の活動拠点となる又は機能支援を行う施設等の周辺が区域指定の検討対...全文を見る
○小此木国務大臣 失礼しました。  具体的な施設類型については、有識者会議の提言において原子力発電所や自衛隊が共用する民間空港が挙げられたことを参考としつつ、国会での御議論や施設ごとの懸念の実態等を勘案して検討してまいります。  現時点では、鉄道施設、放送局などのインフラ施設...全文を見る
○小此木国務大臣 防衛関係施設に関し、本法案が特定重要施設の要件として規定する、重要施設のうち、その施設機能が特に重要なもの又はその施設機能を阻害することが容易であるものであって、他の重要施設によるその施設機能の代替が困難であるものに該当し得る施設は、指揮中枢機能及び司令部機能を...全文を見る
○小此木国務大臣 機能阻害行為については、安全保障をめぐる内外情勢や施設の特性等に応じて様々な類型が想定されることから、個別具体的に判断されるべきものであり、お尋ねの行為がそれぞれ機能阻害行為に該当するか否かは一概にお答えすることは困難であります。  その上で、注視区域内の土地...全文を見る
○小此木国務大臣 第八条に基づく報告徴収等において、土地等の利用に関する情報として、土地等の利用者の氏名、住所等、土地等の利用の具体的状況などについて報告等を求め又はこれらの情報が記載された資料の提出を求めることを想定しております。  この際、当該土地等について国が機能阻害行為...全文を見る
○小此木国務大臣 第八条に基づく報告徴収等において、土地等の目的、用途が決まっていない場合や報告を求められた内容について知らない場合などにその旨を報告した場合には、事実に即して報告を行ったものであることから、罰則の対象とはならないと存じます。  一方で、土地等の目的、用途が決ま...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案において、勧告を受けた者が正当な理由がなく勧告に係る措置を取らなかったときは、その措置を取るべきことを命令することができるほか、命令に違反した者には罰則が科せられることとしております。  これに加え、例えば、施設機能を阻害する構築物の撤去等を命令した場合...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘のケースは、その状況が必ずしも明らかでありませんが、第十三条に基づく届出を失念したまま土地等売買等契約を締結した場合であっても、第二十六条の罰則規定の対象にはなり得ます。  もっとも、運用上は、そのようなケースについては、事後であってもできるだけ速やかに...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘第十三条第一項第五号の内閣府令で定める事項としては、御指摘のあった、新たに所有者となる者の国籍、土地の地目や建物の種類、土地等の利用の現況に加え、例えば、建物の構造、契約予定年月日、売買や贈与といった契約の種別等を想定しております。  この内閣府令で定め...全文を見る
○小此木国務大臣 午前中お答えいたしましたけれども、御指摘にあった関係省庁に確認した結果として、報道にあるような調査は行っておらず、外国資本による七百件の土地買収を確認したという事実はないと認識しているところであります。
○小此木国務大臣 一般論として、政府においては、平素から、各機関の所掌の範囲内で、法令に基づき必要な調査を行っているところであります。  その上で、このような調査の結果、政府において個別にいかなる情報を把握しているか否かについては、これを明らかにすることにより今後の各機関の活動...全文を見る
○小此木国務大臣 報道による先ほどの内容ですが、七百件ですとか横須賀のマンションの話とか、そういうことがございましたけれども、これは、今述べられた各機関からそのような調査をしていないという確認をしたところであります、こういうことを申し上げました。
○小此木国務大臣 重なりますけれども、この報道内容についてだと思いますけれども、関係省庁に確認をいたしました。  報道にあるような調査は行っておらないということと、外国資本による七百件の土地買収を確認したという事実はないという回答を私受けておりまして、政府としては、全体としても...全文を見る
○小此木国務大臣 私は、各機関から、調査をした事実はない、七百件の土地買収を確認した事実はないという報告を受けております。
○小此木国務大臣 私が報告を受けたのは、調査を行ったことはないということなんですね。そして、七百件の土地買収を確認したという事実もないということですから、調査そのものを行っていないということを申し上げております。
○小此木国務大臣 委員がおっしゃる過去からの反省、教訓というのは、私も、戦後の生まれでありますけれども、年上の方々、あるいは先輩、両親から聞いてまいりました。その上で、戦後の国会も様々な議論を重ねてきておる、こういうふうに思います。  午前中の議論でも言ってまいりましたけれども...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘の航空自衛隊千歳基地周辺の事例については、防衛関係施設周辺の土地を外国資本が取得したことに関し、地方議会において、安全保障の観点から国に必要な対応を求めることについての議論が行われた事例として政府が把握しているものであります。  具体的には、平成二十六年...全文を見る
○小此木国務大臣 全てに目を通してはおりませんけれども、例えば、地方自治法に基づく意見書の上がってきたものとして、ここにこういう資料がございますけれども、目を通すことはいたしました。
○小此木国務大臣 日本への海外からの投資、これは経済成長として重要なものであると思いますが、委員が御指摘されている御疑念といいますか、地方から安全保障上のリスクというものが伝えられたのも事実でありますし、近年の我が国を取り巻く安全保障の環境が厳しくなっているということも私は事実だ...全文を見る
○小此木国務大臣 いろいろなところで必要なところがあろうかと思います。  ですから、まずは地方からの声の、議会での議論がございました。外国人の資本によって買収されている事実が報告をされました。そのために、例えば、この法律を作った理由として、今、安全保障上のリスクという言葉がもう...全文を見る
○小此木国務大臣 この法案ですけれども、重要施設等の機能を阻害する行為を防止するため、土地等の利用状況を調査し、必要に応じ利用規制を行うものであります。  一方、そうした機能阻害行為としての土地等の利用を防止するため、土地等の収用といった私権制限の程度が大きい措置を設けることに...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案の措置ですが、注視区域内の土地等について、公簿収集等による土地等の利用状況の調査を行った結果、重要施設等の機能を阻害する土地等の利用が判明した場合に限って、土地等の利用者に対し、必要な措置を取るべき旨勧告、命令をするものであります。  安全保障上のリスク...全文を見る
○小此木国務大臣 我が国の安全保障のための措置は国が責任を持って判断をし、実施することが重要である、基本的な思いであります。  このため、注視区域の指定については、土地等利用状況審議会の意見を伺った上で、国として、指定の要否、範囲等について慎重に判断することとしておりまして、御...全文を見る
○小此木国務大臣 区域の指定を行う前に、十分な時間的余裕を持って、関係する地方公共団体としっかり意見交換を行ってまいります。そのとおりでございます。
○小此木国務大臣 区域指定を行った場合に、法定の手続に沿って、官報で公示することとしております。また、区域の指定を含め、本法案に基づく措置の実施状況については、毎年、国会を含め、広く国民に対して公表することを予定しております。
○小此木国務大臣 この法案は、防衛関係施設等の機能阻害行為を防止するために、その周辺の土地等の利用状況を調査した上で、必要に応じて利用規制を行うものであります。  機能阻害行為を防止するという本法案の目的を踏まえれば、所有権、賃借権、地上権といった土地等の利用、管理等を行うため...全文を見る
○小此木国務大臣 機能阻害行為としては、安全保障をめぐる内外情勢や施設の特性等に応じて様々な態様が想定されます。このため、特定の行為を普遍的な機能阻害行為として法律に例示することは必ずしも適当ではないと改めて考えます。  他方、対象区域の土地等の利用者の予見可能性の観点から、閣...全文を見る
○小此木国務大臣 この法案に基づく勧告、命令を行うに当たっては、政府として、対象となる個々の行為について、法律の要件や基本方針の内容に照らして適切に評価するとともに、勧告に先立ち、土地等利用状況審議会の意見を伺った上で、それらの要否、内容等について慎重に判断をしてまいります。 ...全文を見る
05月26日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第27号
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○小此木国務大臣 おはようございます。  本法案ですが、土地の利用、取得により安全保障上重要な施設の機能阻害行為が行われるというリスクに対応することを目的として取りまとめたものであります。  政府としては、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることに鑑みれば、こうし...全文を見る
○小此木国務大臣 第八条に規定する報告徴収等の対象となる「その他の関係者」については、土地等の利用者のほか、土地等の利用状況を知り得る者としての、例えば、土地等の利用者が法人である場合、その役員、土地等の利用者との契約等により当該土地等における作業、工事等に従事している者、下請業...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案に基づく調査ですが、個人情報の収集を含むものであり、また、勧告や命令といった規制を行うものであることから、適正手続に基づく執行と国民への情報開示が重要であると考えています。  このため、本法案に基づく勧告、命令を行うに当たっては、政府として、対象となる個...全文を見る
○小此木国務大臣 改めまして。  本法案ですが、土地の利用、取得により安全保障上重要な施設の機能阻害行為が行われるというリスクに対応することを目的として取りまとめました。  立法事実があるのかとのお尋ねでありますけれども、政府としては、立法事実はあるものと考えています。  ...全文を見る
○小此木国務大臣 機能阻害行為について、例えば、重要施設の機能に支障を来す構造物の設置、領海基線の根拠となる低潮線に影響を及ぼすおそれがあるその近傍の土地の形質変更などが該当し得るものと考えています。  ただ、繰り返しになりますが、機能阻害行為として具体的に想定している行為につ...全文を見る
○小此木国務大臣 この議論を踏まえながら、こちらはこちらとして、また検討してまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 そのときも含めて、本法律案ですが、与党プロセスにおいて、公明党を含め、様々な御意見を取りまとめたものであると承知しておりますけれども、政府として、本法律案の内容を超えて何ら約束している事項はございません。  特別注視区域として、いかなる区域を指定するかについて...全文を見る
○小此木国務大臣 本法に係る事務は内閣府に新設する予定の担当部局において実施することとしておりまして、その関連の規定が本法の附則第四条に置かれているところであります。  本法案に基づく調査によって収集された個人情報は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律に基づき適切に管...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案に基づく調査では、不動産登記簿等の公簿の収集による氏名、住所、国籍など、土地等の利用者等の把握だけでなく、現地・現況調査や報告徴収を通じた土地等の利用実態の把握、特別注視区域における事前届出制度を通じた土地等の買手の利用目的の把握などを行うこととしておりま...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案に基づく土地等利用状況調査について、まずは、不動産登記簿、住民基本台帳等の公簿情報の収集により土地等の所有者や利用目的に係る情報を把握し、その上で、利用の実態を現に確認する必要がある場合には現地・現況調査を行い、さらに、利用の実態について不明な点がある場合...全文を見る
○小此木国務大臣 それは一つの背景でありますけれども、それと同時に、これも重ねて述べてまいりましたけれども、例えば、十年前と日本を囲むその他の安全保障上の環境が、ともに、不安、懸念、リスク、こういったものが、環境が高まってきたといいますけれども、そういったことも併せて存在するとい...全文を見る
○小此木国務大臣 簡単に言えばそういうことに聞こえるかもしれませんけれども、そんな乱暴な話ではございませんで、これは明確に事実としてあるというふうに思っていますが、安全保障上の観点から申し上げない方がいいだろうというこの乱暴な話ですけれども、先ほど申し上げたのが、例えばですよ、電...全文を見る
○小此木国務大臣 今の繰り返しになりますが、この法案で想定している防衛関係施設に係る機能阻害行為が過去にあったのかというお尋ねについては、その有無を含め、いつ、どこで、どのような態様で行われたかをお示しすることは、安全保障上の脆弱性を自ら明らかにし、類似行為を誘発しかねないことか...全文を見る
○小此木国務大臣 安全保障という意味が、今委員がおっしゃいましたように、国防上の観点ですとか、あるいは、所管では私はございませんけれども、感染症あるいは食べ物等々で、この国会でも様々なところで議論がされていると思います。  もうこれは冒頭申し上げましたけれども、土地の買収が行わ...全文を見る
○小此木国務大臣 様々な外国の例を挙げられました。  そういった観点、外国と比較するということは大切なことであるというふうに思いますが、度々のお答えになりますけれども、やはり土地が買収されたという懸念から、それが、私、千歳や対馬の例を挙げてまいりましたけれども、防衛施設の近くで...全文を見る
○小此木国務大臣 いま一度正確に申し上げますが、千歳市議会でそのような議論がございました。そして、それを北海道、東北の知事会によって取り上げられ、国に送付されてきたということでございます。対馬の市議会での議論にもそのような観点からの懸念の議論がございました。そして、それを熊本県そ...全文を見る
○小此木国務大臣 これまで、不安、リスク、懸念という言葉を使ってまいりましたけれども、安全保障上、そのような気持ちになるリスクが、懸念が、今までの調査では払拭し切れないという思いから提出をいたしました。
○小此木国務大臣 探していかなければならないという意味も含めて、何があるか分からないことについて調査をしっかりと進めていかなきゃならないということであります。  ただ、繰り返しになります、立法事実がないから、それを探そうということではありませんで、先ほど申し上げたように、立法事...全文を見る
○小此木国務大臣 後半、この法案は、要するに、先ほどちょっと申し上げたと思いますけれども、それが何が何だか分からないという不安がやはり広がっている中で調査をやっていこうということが第一義でございます。
○小此木国務大臣 これについては、土地等利用審議会等で最終的に意見を伺った上で、最終的というのは私たち内閣府でありますけれども、そこで決定をするということでありますので、今決定していないということでありますので、あり得るという話はそれで、そういうことだということでございます。
○小此木国務大臣 率直にと言われましたので。  これは、よくは見ませんけれども、たまに見かける地図でありまして、御通告もいただいていましたので、調べてみましたら、お尋ねの地図は、富山県が、見慣れた世界地図を回転させたユニークな発想の地図として作成したものと承知をいたしました。 ...全文を見る
○小此木国務大臣 今お示しになった、基線から十二海里までの海域とすると規定されているというのは、我が国の領海及び接続水域に関する法律第一条をお述べになったと思います。ただし、この中で、津軽海峡、対馬海峡東水道、同西水道等の五海域については、同法附則第二項により、基線から三海里まで...全文を見る
○小此木国務大臣 様々な議論が、委員のお考えもありましょうし、その議論を封じるつもりは全くございませんけれども、現在、考え方の結果として、広げる思いはございませんで、先ほど申し上げた答弁のとおり、構えてまいりたいと存じます。  ただ、海洋そのものについては、やはり無限の可能性を...全文を見る
○小此木国務大臣 麻生内閣元総理大臣、今の副総理ですが、御指摘の発言に至った背景、その事情、全体の文脈が必ずしも明らかでありません。たまにやはりよく分からないときがあるんですけれども、あの人はね。一般に、関係法令に従って適正に行われた不動産の購入については、これを見る限りでは特段...全文を見る
○小此木国務大臣 領土、領海、領空と心得ます。
○小此木国務大臣 失礼しました。改めて、領土、国民、主権と直させていただきます。  御質問の趣旨がどういうことですか、間違っていたら申し訳ありませんけれども、一般に、国家は、その領域内で主権を有しており、属地的に、その領域内にある者には、外国人を含め、その国の法令が適用されます...全文を見る
○小此木国務大臣 無力か無力じゃないかというのもこれまで答えてまいりましたが、他国の立法府の動向の一々については政府としてお答えすることは差し控えたいと思いますけれども、対馬が我が国固有の領土であり、韓国政府も対馬を同国の領土として認識していないことは明らかであります。  その...全文を見る
○小此木国務大臣 この調査ですが、安全保障上のリスクのある注視区域内にある土地等の利用状況を把握するため、必要最小限で、不動産登記簿等の公簿の収集、土地等の利用者等からの報告徴収、現地・現況調査を行うものであります。  このうち、公簿の収集及び現地・現況調査は、内閣府が主体的に...全文を見る
○小此木国務大臣 最初から申し上げているのは、今、この法律では防げないということをおっしゃいましたけれども、そもそもといいますか、安全保障上のリスク、そして調査をするということについての、いわば私権を制限するという意味での意見をそれぞれお持ちの方々が、この委員会を通じて様々な議論...全文を見る
○小此木国務大臣 我が国が締結しているWTOのサービス貿易一般協定において、サービスの貿易に影響を及ぼす措置について、外国人や外国企業に対して日本人と同等の待遇を与える内国民待遇義務が規定されておりまして、土地取引についても留意する必要があると思っています。そういうふうにしてまい...全文を見る
○小此木国務大臣 おっしゃるように、現在、十八道府県において、水源地域の保全の重要性の周知等を目的として、水源地域における森林等の土地取引について事前届出の義務を課すことを内容とした条例が定められております。これらの条例は、地域の特性に応じて、水源となる森林等の保全を図る取組と考...全文を見る
○小此木国務大臣 これまで述べてまいりましたが、単に外部から防衛関係施設を見ている場合ですとか、平穏に集会やその準備等を行っている場合について、機能阻害行為の対象として、本法案に基づく勧告、命令の対象となることは想定していないと答えてまいりましたけれども、その姿勢は崩さないでまい...全文を見る
○小此木国務大臣 政府の関係者を去られた方の話ではありますけれども、一般に、やはり、いろいろな状況の中で、客観的な状態を見るということはあったとしても、政治に携わる人間として、私もそうですけれども、やはりいろいろな、コロナ禍でなくても、様々な、人の命が瀕している状況というのはいろ...全文を見る
○小此木国務大臣 一般論として、内閣総理大臣は、本法案の目的を達成するため必要があると判断した場合には、本法案に基づき収集した土地等の利用者等に関する情報について、関係行政機関等の協力を得つつ、所要の分析を行うことはあり得るということでございます。
○小此木国務大臣 このことについては、度々申し上げてまいりましたけれども、不安、懸念、リスクと言葉を換えてきましたけれども、地方議会によって、先ほど阿部委員のところでお答えしましたけれども、議論がされたのは事実なんです。そして、千歳の場合は、北海道、東北の知事会がそれを拾い上げて...全文を見る
○小此木国務大臣 千歳基地の事例は、あくまで、外国資本による防衛関係施設周辺の土地の取得について国民の懸念が広がっている事例として説明をいたしました。このため、御指摘の土地について、機能阻害行為を防止する必要があるものとして当然に本法案の対象とすべきものとは考えておりませんけれど...全文を見る
○小此木国務大臣 御指摘のとおりです。  特別注視区域における事前届出は、特別注視区域内にある土地建物のうちで、政令で定める面積以上のものについて売買等を行う場合に、譲渡し人と譲受人の双方に対し事前届出を義務づけるものでございます。
○小此木国務大臣 昨年開催した有識者会議ですが、骨太方針二〇二〇に示された安全保障等の観点からの土地利用、管理等の在り方について検討を深め、政府の政策対応の方向性について提言をいただくために開催したものであります。  そのような有識者会議の趣旨を踏まえ、有識者には、国際関係者、...全文を見る
○小此木国務大臣 沖縄には、戦後七十五年以上経た今もなお、大きな基地負担を負っていただいているという現状については重々認識しておりますし、有識者の方々もそのとおりだと存じます。  政府としては、引き続き沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしているということに変わりはございません。
○小此木国務大臣 本法に基づく調査や規制措置は、我が国の安全保障と自由な経済活動の両立を図るべく、取得規制といった私権制限の程度が大きい措置は導入しておりません。  そのため、通常の国民生活や経済活動を妨げることはないものと考えております。
○小此木国務大臣 本法案に基づく調査では、不動産登記簿等の公簿の収集による氏名、住所、国籍など、土地等の利用者の把握、現地・現況調査や報告徴収を通じた土地等の利用実態の把握、特別注視区域における事前届出制度を通じた土地等の買手の利用目的の把握などを行うこととしています。  また...全文を見る
○小此木国務大臣 その公簿を使って調査をするということでございます。
○小此木国務大臣 足立委員はもう頭でも口でも分かっておられます。この法案は、まさにおっしゃいましたように、土地等の利用状況を調査し、必要に応じ利用を規制するものでありまして、今言われました収用については盛り込んでいません。  先般もお答えいたしましたけれども、本法案の附則第二条...全文を見る
○小此木国務大臣 当てはまるかどうか分かりませんけれども、多様性という言葉がどこでも聞こえるようになりました。これは権利として認められるべきものであると思いますが、そこの中に、やはり私たちみたいな選ばれた人間がルールをつくっていく、あるいはつくり直していくということが必要かなと、...全文を見る
05月27日第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○小此木国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、関係省庁が連携し、適切な対応に努めてまいります。
05月28日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第28号
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○小此木国務大臣 内閣総理大臣が、この法案が成立した後に、内閣府には地方支分部局がないということでございますけれども、全てを、それこそ総理をする、統理をする内閣総理大臣が責任を持って、このことについて各行政機関の長に協力を求め、任務を遂行していくということでございます。
○小此木国務大臣 前段の質問ですが、改めまして、総理大臣が、法二十二条によりまして、内閣府そして関係機関の長にその協力を求めるということは法としてできるということになっております。  そして、改めて、内閣官房が調査した範囲で、諸外国においての原子力関係施設の周辺の土地等について...全文を見る
○小此木国務大臣 その上で、例えば、この前も答弁いたしたんですが、電波法において、電波妨害行為を行うような無線局を総務大臣の免許を受けずに開設した場合には、無線局の不法開設として電波法違反になり得ますが、この無線局の設置の準備行為は同法違反とはなりません。  この点、例えば、不...全文を見る
○小此木国務大臣 先ほど国家安全保障局からも答えがありました。  近年、安全保障の裾野は、経済、技術分野に急速に拡大しております。その中で、経済の成長と発展を実現すると同時に、我が国の安全保障についてもしっかりと確保していくことが重要であります。  経済安全保障に関する取組は...全文を見る
○小此木国務大臣 今回の法案の目的、提出した目的、そしてやりたい、していかなきゃならないと思っている調査についてですけれども、やはりこの数十年の日本の環境が随分変わってきたということであります。門戸を開いて、外国資本が、人的なものも含めて、経済的なものももちろん、物的なもの、様々...全文を見る
○小此木国務大臣 有識者会議においてですが、国際関係、行政学、民法、土地制度といった幅広い分野の専門の方々に、規制に伴う負担の観点を含め、幅広く御議論いただきました。具体的には、私権の過度な制限にならないよう対象や規制は必要最小限のものに限定すべき、管理、措置の内容について、原則...全文を見る
○小此木国務大臣 昨年開催した有識者会議では、不動産取引を含め、正常な経済活動を阻害しない制度の在り方という観点からも御議論いただきました。そして、国民の権利との関係に十分留意しつつ、新しい立法措置による実効的な枠組みを整備することについて提言をいただきました。  また、法案の...全文を見る
○小此木国務大臣 そのとおりでございます。
○小此木国務大臣 不動産取引の実務を担っている方々が加入する関係団体とも意見交換を行いました。制度に対する懸念は示されていません。  御指摘の政府参考人からの答弁については、本法案に基づく報告徴収や事前届出等の措置は、本法案の目的を達成するために必要最小限なものとして定めている...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案の検討に当たって、パブリックコメントは行っておりません。  パブリックコメント以外の意見聴取について、安全保障の有識者、法律の有識者、不動産実務の有識者、防衛関係施設が所在する地方公共団体、地方関係団体などから幅広く御意見を伺いました。内閣官房の各担当者...全文を見る
○小此木国務大臣 例えば都市部と郊外部などが地理的な特性に応じて異なる面積の水準を設定することは、法律上、排除されておりません。  他方、この基準を設けた趣旨は、住民の手続負担を抑制することが目的でありまして、こうした観点及び安全保障の確保という本法案の目的に照らし、検討してい...全文を見る
○小此木国務大臣 この面積基準は、住民の手続負担を抑制する観点から、相対的に取引頻度が高いと考えられる小規模物件の取引を除外するために設けたものでありまして、そうした趣旨に照らし、いわゆる市街地においてどのような水準とすることが適切か、引き続き検討してまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 密集市街地の形状や分布等は、特定の指標に基づいて判断するのではなくて、例えば重要施設の周辺の人口密度や事業者数を総合的に勘案して判断することを考えています。  お尋ねの筆数についてもその候補となり得る指標であり、その他には不動産の取引情報、市街地の連担の状況等...全文を見る
○小此木国務大臣 区域指定の要否、区分、範囲については、密集市街地の形状や分布及び経済活動への影響のみにより区域指定の判断を行うわけではありません。  その上で、密集市街地の形状や分布及び経済活動への影響について、個々の要素の目安はこれから検討していくこととしておりますが、定量...全文を見る
○小此木国務大臣 二百平方メートルを下回らない範囲内で政令で定める規模以上に関し、面積要件の水準については政令で定めることとしておりますが、具体的には、国会での御審議、不動産関係者等の意見を踏まえ、今後も検討してまいります。  一方、報告徴収や勧告、命令は重要施設等の機能の阻害...全文を見る
○小此木国務大臣 面積基準は、相対的に取引頻度が高いと考えられる小規模物件の取引を除外して、住民の方々への負担を抑制することを目的としたものであります。そうした趣旨に照らして、いわゆる市街地においてどのような水準とすることが適切か、引き続き検討してまいります。  その上で、御指...全文を見る
○小此木国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、この趣旨を十分に尊重してまいります。  ありがとうございました。     ―――――――――――――
06月01日第204回国会 参議院 内閣委員会 第23号
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○国務大臣(小此木八郎君) ありがとうございます。  おっしゃいました尖閣諸島、竹島、韓国の話もございましたが、これは政府として、繰り返しの話になりますけれども、歴史的にも国際法上も疑いのない我が国固有の領土であるということ、そして、中国や韓国の領海侵入や、あるいは今地図の話も...全文を見る
06月02日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第29号
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○小此木国務大臣 おっしゃいましたように、故意ではなく事前届出を忘れてしまったまま取引をした場合であっても罰則の対象にはなり得ると思います。ただし、運用上、そのようなケースについては、事後であってもできるだけ速やかに届出を提出していただくように、丁寧にお願いをする予定でございます...全文を見る
○小此木国務大臣 本法案ですが、これは、安全保障の確保と経済の自由のバランスに配慮して制度設計したものであります。憲法で保障された国民の権利や自由を不当に侵害するものではなくて、違憲立法とも言われることがございますけれども、そういった指摘には当たらないものと考えています。  機...全文を見る
○小此木国務大臣 ただいま議題となりました銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、最近におけるクロスボウを使用した犯罪の実情等に鑑み、これによる危害の発生を防止するため、許可を受けた者が所持する場...全文を見る
06月02日第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
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○国務大臣(小此木八郎君) お世話になります。  私も一衆議院議員として、現在防災を担当する閣僚といたしまして、今回の就任、初めての被災地訪問が御地元の熊本となりましたけれども、そういう中で、今の、今日の質疑にもありましたように、各省庁の連携、各省庁にとどまらず、地方自治体、地...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 災害時のボランティアの皆さんには、これはもう大きな支援をいただいていて、ところどころ、国といたしましても感謝を持って接しているところであります。  議員も人一倍大きい気持ちだというふうに思ってからの御質問だと思いますが、私からこれを言うとちょっと冷た...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 消防組織法というのがございまして、消防庁の所掌する事務が規定されており、この中で、そのうちの一つとして、住民の自主的な防災組織が行う消防に関する事項というものが定められております。この消防の任務には災害への対応も含まれているとされていることから、自主防...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今、小沼委員おっしゃいましたように、病院船の活用について、令和二年度の補正予算、第一次補正予算で七千万円活用しまして、私ども内閣府と厚労省、国交省、そして防衛省と連携をして協議をしてまいりました。一つに、病院船の活用の可能性、病院船に必要な機能、そして...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ですから、マイナンバーがまだ十分に活用されていないところ、これは認識を深めていくよう私たちが発信をしていかなきゃいけないということがございます。  そして、ゼロ件だったものが令和三年五月現在で五百八十八件の実績が出てきたという中で、マイナンバーを活用...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ボランティアは有り難い存在であるということは、加田議員のときにお答えしましたし、共有の思いだと思います。  ボランティア元年と言われたのが、この委員会では度々お話ししたかもしれませんけれども、阪神・淡路大震災、二十六年前でですね。そのときからなんでし...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今おっしゃいました防災に関して、最新の情報、知見をしっかりと、自助、共助、公助の中で、それぞれじゃなくて組合せの中で認識をして防災対策に当たっていくということは重要なところであると思います。  委員が言っていただきました「ぼうさい」という広報誌が、二...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) まず、前段の御質問ですけれども、我が国において、二〇一七年から二〇一九年、三年間、災害による被害額は、まあ水害に限ったものでありますけれども、国土交通省の水害統計調査によると、水害被害額の総額は約四・一兆円となっております。このうち、二〇一九年の被害額...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 線状降水帯だけではなくて、あらゆる気象情報について住民の皆さん、国民の皆さんが知ることによって、動きやすくなるというか、避難の仕方がそういう情報を基に動けるということは重要なことだと思います。  数日前も長官と意見交換をさせていただく機会ありました。...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今、室井委員がおっしゃったことが自助の基本になるお考えかというふうに思いまして、こういったものを高めて持っていただくということは重要なことだと思います。例えば地域の防災訓練に自ら参加して災害時の対応を習得すること、これは基本的なことでもあり、極めて重要...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 内閣府におきまして、昨年、有識者会議を開催いたしまして、その最終取りまとめにおきまして、障害のある方などについては福祉避難所への直接の避難を促進していくことが適当であるということ、福祉避難所の受入れ対象者を特定できる制度を創設することが適当であることと...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 地域における除雪の担い手を確保していくという観点から、農業、林業等、地域産業の振興による雇用機会の確保、医療施設、教育施設の整備による生活環境の充実などを図ることで持続可能な地域づくりを行って現役世代の定着を図っていくことは有効と考える一方で、豪雪地帯...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) はい。  御指摘の長野県栄村の雪害対策救助員事業において、自力では住宅等の雪下ろしが困難な世帯に対して、村が村民の中から雪下ろしの担い手となる雪害対策救助員を非常勤の公務員として任用し、地域における雪除等の支援を行うものであり、除雪の担い手不足に対す...全文を見る
06月04日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第30号
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○小此木国務大臣 お世話になります。  私、現職に就きましたのが昨年の九月でございますが、その直前に、おっしゃいましたように、自民党の治安・テロ対策調査会に所属しておりまして、冒頭におっしゃいましたように、本当に一年前の六月四日、クロスボウを使った、自分の母親、おばあ様、兄弟、...全文を見る
○小此木国務大臣 警察庁が調査したところによれば、平成二十二年一月から令和二年六月までの間に検挙したクロスボウ使用事件について見ますと、射程距離が長い、威力が強い、発射時の音が静か、操作が簡単、入手が容易といった特徴、実態が被疑者に認識されており、こうしたことがクロスボウが犯罪に...全文を見る
○小此木国務大臣 軽犯罪法において、人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を正当な理由なく隠して携帯することですとか、相当の注意をしないで、他人の身体又は物件に害を及ぼすおそれのある場所に物を発射することが禁止されておりまして、これに該当する行為に...全文を見る
○小此木国務大臣 ごめんなさい。  銃刀法において、一定の用途に供するため銃砲を所持しようとする者については、銃砲ごとにその所持について都道府県公安委員会の許可を受けなければならないとされているところ、このうち、演劇、舞踊その他の芸能の公演で銃砲を所持することがやむを得ないと認...全文を見る
○小此木国務大臣 現在、クロスボウの販売に関し、法律上の規制が特段ございませんことは申し上げました。  国内でクロスボウを所持している者の正確な人数や年齢等の個人の属性が明らかではないため、お尋ねの許可対象の見込み人数や欠格事由の適用の見通しについて申し上げることは困難でありま...全文を見る
○小此木国務大臣 今現在、ちょっと困難でございます。
○小此木国務大臣 インターネット販売によりクロスボウの売買が容易となっているところでありますが、施行日までに新たに所持しようとする方については、施行後には原則所持禁止となり許可制となること等を踏まえた適切な対応が取られるように、改正法の施行前から御理解と御協力をいただくことが必要...全文を見る
○小此木国務大臣 それはございません。
○小此木国務大臣 今のお話につきましては、平成二十八年十月、東京都八王子市内において、十八歳と十九歳の被疑者が、バス二台に向けて、いわゆるスリングショットで金属の玉を発射した、窓ガラスを破損させバスの運行業務を妨害した事件であり、同年十二月、警視庁において被疑者二名を器物損壊と威...全文を見る
○小此木国務大臣 昨年九月から警察庁において開催された有識者検討会におきまして、クロスボウの所持等の在り方を検討するに際して、クロスボウに類似するものとしてスリングショット等も規制対象とすべきか議論がなされたところでありますが、その結果、クロスボウが使用された刑法犯事件の検挙件数...全文を見る
○小此木国務大臣 銃砲等に対する厳正な規制は我が国の治安の根幹を支えるものである、これはもう基本的な認識であります。  警察において、拳銃等の密輸あるいは違法取引等の検挙に重点を置いた取締りをまさに推進をしていかなきゃならないということ、税関等の関係機関とも連携して密輸の防止を...全文を見る
○小此木国務大臣 個人による海外からの輸入について、改正法の施行後、クロスボウを輸入しようとする者は、関税法により、税関に対して輸入申告を行う際、所持許可証等、クロスボウを適法に所持することができる者であることを証明する書類を提示しなければならず、こうしたものを提示しなければ輸入...全文を見る
○小此木国務大臣 そういうことでございます。
○小此木国務大臣 銃刀法に言う所持に当たるためには、物を自己の支配し得べき状態に置くという外形的要素に加えて、所持の認識という内面的要素がなければならない、こう解されます。  不法所持罪が成立するか否かについては、個別具体的な事実関係に即して判断されるものでありますが、所持の認...全文を見る
○小此木国務大臣 お尋ねの標的射撃の発射場所に関する内閣府令を定めるに当たっては、クロスボウの標的射撃の実態を踏まえつつ、クロスボウの標的射撃に伴い、人の生命、身体、財産に危害を及ぼすことのないよう、基準を定める必要があると存じます。  具体的には、正当な権限に基づき、一定の範...全文を見る
○小此木国務大臣 必ずしもそうでないということもございまして、猟銃用火薬類の譲受けについては、火薬類による災害を防止し公共の安全を確保する観点から原則として許可制とされており、その許可申請に際しては、各都道府県の条例で定める所定の手数料、東京、神奈川、共に二千四百円を徴収している...全文を見る
○小此木国務大臣 現金、証紙はやり方があると思いますけれども、神奈川県でも即日交付される場合がございますので、そういったことがよい例ということで認識されて実務上問題がなければ、そのように指導してまいりたいと存じます。
○小此木国務大臣 銃刀法においては、その構造、機能が規則で定める基準に適合しない銃砲については許可をしてはならないとしているところでありまして、昭和四十年七月に発生した渋谷における少年によるライフル銃乱射事件等を踏まえて、昭和四十一年に規則が改正され、ライフル銃と散弾銃の双方とも...全文を見る
○小此木国務大臣 銃刀法において、銃砲の所持許可を受けた者は、銃砲を携帯、運搬する場合には、銃砲を発射できる場合を除いて、銃砲に覆いをかぶせ、又は銃砲を容器に入れなければならない、また、銃砲に実包を装填しておいてはならないとされております。  鳥獣保護管理法によって住居集合地域...全文を見る
○小此木国務大臣 最近、走りはするんですけれども、自転車に乗る機会が少なくなってしまって、実際の速度が余り実感としてはないんですが、委員御指摘の有識者検討会においては、電動キックボード等の新たなモビリティーについて、車体の大きさと最高速度に応じて車両区分を定めるべきであるなどを内...全文を見る
○小此木国務大臣 失礼しました。  最高速度を一定以下に制限した電動キックボード等の運転者の要件については、有識者検討会の中間報告において、運転免許を受けていることは要しないものの、原付免許等と同様に、十六歳程度に達していなければならないこととすることが適当とされたものでありま...全文を見る
○小此木国務大臣 改めまして、改正法において、クロスボウによる危害の防止を図るため、クロスボウの所持許可制の導入等の措置を講ずることとしておりますが、改正法の円滑な施行を図るためには、まずもって国民の方々への改正内容の周知を図ることが必要と認識しております。  警察においては、...全文を見る
○小此木国務大臣 インターネットを通じたクロスボウの入手が多い中、インターネット上の不正流通をいかに防ぐかは重要な点であると考えています。  まず、今回の改正においては、クロスボウの不正な流通を防止するため、クロスボウを販売する者は、クロスボウを購入しようとする者から所持許可証...全文を見る
○小此木国務大臣 警察において適正な捜査による事案の解明に努めているところでありまして、交通安全基本計画における死傷者数の削減目標に合わせるために人身事故としての取扱いを回避するなどということはありません。  もとより、交通事故を認知した場合には、適切に捜査を行って事案を解明し...全文を見る
○小此木国務大臣 改正法の施行後ですが、クロスボウを販売する事業者について都道府県公安委員会への届出が必要となることから、その全体像を把握しながら一層適切な対応を取ってまいります。
○小此木国務大臣 改正法の施行後、クロスボウを輸入しようとする者は、関税法第七十条の適用対象となり、税関に対し、所持許可証等クロスボウを適法に所持することができる者であることを証明する書類を提示しなければならなくて、こうしたものを提示しなければ輸入が許可されないこととなります。 ...全文を見る
○小此木国務大臣 それは大変ありがたい話だと思います。  昨年のあの宝塚の事故のインパクトは、非常に残念なもの、悲惨なものとして伝わっておりますけれども、一方で、スポーツとしての意味合いも非常に重要なものであり、改正法の円滑な施行のためには、御指摘の日本ボウガン射撃協会を始め、...全文を見る
○小此木国務大臣 改正法の施行時に現にクロスボウを所持している人たちについては、施行日から六か月の経過期間の間に、所持許可を申請するか、適法に所持することができる人に譲り渡すか、廃棄するかの措置を取らずに経過期間経過後も所持し続ける場合、不法所持としての取締りの対象となり得ます。...全文を見る
○小此木国務大臣 ただいま御決議がありました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。  ありがとうございました。     ―――――――――――――
06月04日第204回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(小此木八郎君) ただいま議題となりました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案につきまして、趣旨を御説明いたします。  この法律案は、近年、我が国を取り巻く安全保障をめぐる環境が不確実性を増している状況に鑑み、我が国の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 和田議員から六問の御質問をいただきました。順次お答え申し上げます。  まず、私の本法案に臨む決意について御質問をいただきました。  我が国の防衛関係施設等の周辺や国境離島等において外国資本が土地を買収していることは、安全保障の観点から長年問題視され...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 木戸口議員から十問御質問いただきました。順次お答え申し上げます。  まず、本法律案提出に時間を要した経緯及び地方の要請に応えているかを御質問いただきました。  御指摘のとおり、我が国の防衛関係施設等の周辺や国境離島等において外国資本が土地を買収して...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 三浦議員から五問の御質問をいただきました。順次お答え申し上げます。  まず、法第三条の意義や個人情報の管理等について御質問をいただきました。  第一章総則の第三条には、この法律の規定による措置を実施するに当たっては、個人情報の保護に十分に配慮しつつ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 柴田議員から九問の御質問をいただきました。順次お答え申し上げます。  まず、日本維新の会の提出法案と本法案の比較等について御質問いただきました。  日本維新の会が、平成二十八年以降、累次にわたり安全保障上重要な土地等の取引規制に関する法案を提出され...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 大塚議員からいただいた御質問に順次お答えいたします。  まず、地籍調査未了地、所有者不明土地、外国人所有地の面積及び割合について御質問をいただきました。  我が国の国土のうち、国有林等を除いた地籍調査の対象地に占める地籍調査が未了の土地は、令和元年...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 田村議員からいただいた御質問に対し、順次お答え申し上げます。  まず、本法案は外国からの投資の呼び込みという政策の転換を目的としているのかという点について御質問をいただきました。  経済活動のグローバル化が進展する中、外国資本による対内投資は、イノ...全文を見る
06月08日第204回国会 参議院 内閣委員会 第25号
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○国務大臣(小此木八郎君) おはようございます。  ただいま議題となりました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案につきまして、趣旨を御説明いたします。  この法律案は、近年、我が国を取り巻く安全保障をめぐる環境が不確実性を増し...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ありがとうございます。  今、高野委員がお話しされましたこの国を取り巻く安全保障上の懸念、あるいはそれをめぐる環境の厳しさが増しております。安全保障上重要な土地を使用した防衛関係施設や国境離島等の機能を阻害する行為が行われるリスクは高まってきているも...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 高野委員のおっしゃることは十分認識いたします。  冒頭申し上げたように、我が国の安全保障の環境の厳しさが増している状況を鑑みれば、可能な限り、この法施行後ですけれども、早急に対象区域の指定を行った上で、スピード感を持って土地等の利用状況の調査を進めて...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 与党において様々な議論がされてきたものと承知しています。  もう少し突っ込んで申し上げれば、この国の安全保障に関する厳しさが増してきたということを申し上げてまいりました。それを調査するということが一つの大きな目的でありますけれども、その調査する中で、...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 第二十四条ですが、この法律に定めるもののほか、この法律の実施のため必要な事項は内閣府令で定めることを規定しています。  この規定は、国民の権利利益の制限等を直接の内容としない手続的な事項を定めるに当たり、その根拠を明確にするとともに、その法形式を明ら...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 言い方が重なるかもしれませんけれども、地方議会あるいは地方、あるいは私たち議員がこの十年近くの間、地元を歩いて、先ほど水源地の話等々ございましたけれども、そういう不安もこれ感じてきた、これは事実でありまして、それを法制定をしてもらいたいという議会からの...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本法案は、安全保障と自由経済活動の両立を図ることを大前提としています。このため、注視区域又は特別注視区域の指定は、指定に伴う社会経済活動への影響を安全保障上の要請に基づく合理的かつやむを得ない範囲に限定する必要があると考えております。閣議決定する基本方...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この問題については、法施行後しっかりと枠組みを決めて、審議会の意見を聞いた上で決めていきたいと考えておりますので、その方向で今調整をしております。
○国務大臣(小此木八郎君) 土地等利用状況調査ですが、この調査は、土地等を利用した重要施設等の機能阻害行為が行われることを未然に防ぐため、注視区域内にある土地等の利用状況を把握するために行うものであります。  調査の在り方としては、まずは不動産登記簿、住民基本台帳等の公簿情報の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この機能阻害行為が行われるおそれがあるか判断するに当たっては、まずは不動産登記簿、住民基本台帳等の公簿情報の収集、現地・現況調査、利用者からの報告徴収を、これを通じて収集する情報によって土地等の利用者やその利用状況を総合的に勘案いたします。その上で、多...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 機能阻害行為については、安全保障をめぐる内外情勢や施設の特性等に応じて様々な態様が想定されるため、議員御指摘のとおり、想定する行為の類型を網羅的にお示しすることは困難でありますが、例えば、重要施設については、重要施設の機能に支障を来す構造物の設置、重要...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 委員の任命についてですが、本法律の趣旨、目的に照らして内閣総理大臣が責任を持って判断するものとして、国会同意人事とはしておりません。  審議会の委員任命に当たっての国会の同意は、内閣から独立した機関、いわゆる三条委員会、公正取引委員会ですとか国家公安...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 広く国会を含めまして国民の皆さんにも公開していくように努めてまいります。
○国務大臣(小此木八郎君) 石川委員御指摘のように、経済安全保障、非常に重要な問題だと思っています。  外国資本による防衛関係施設等の周辺や国境離島等の土地の取得について、そこを拠点として防衛関係施設等の機能を阻害する行為が行われるリスクが安全保障の観点から懸念されてまいりまし...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 政府といたしましても、私といたしましても、立法事実はあるものと考えております。  しかしながら、本法案が想定する機能阻害行為に当たる事実が過去にあったかどうか、いつ、どこで、どのような態様で行われたかということについては、これまでも御質問いただきまし...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘のとおり、第一章総則の第三条ですが、この法律の規定による措置を実施するに当たっては、個人情報の保護に十分配慮しつつ、必要な最小限度のものとなるようにしなければならないと規定しております。  これは、本法案に基づく措置によって生ずる国民の皆様の様...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 改めて申し上げますけれども、本法案は、安全保障と自由な経済活動の両立を図ることを大前提としております。このため、注視区域又は特別注視区域の指定は、指定に伴う社会経済活動への影響を安全保障上の要請に基づく合理的かつやむを得ない範囲に限定する必要があると考...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本法案につきましては、この内閣委員会でこの法案が今日議題になる以前から各委員にも様々御質問をいただきました。おっしゃったように、諸外国からの脅威、日本の安全保障をめぐる様々な環境の変化、これも申し上げてまいりましたし、示されてきたと思いました。  こ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 繰り返しになりますけれども、防衛関係施設内の民有地を含め施設の敷地は、施設の管理者である防衛省が既に所有権又は利用権に基づき管理を行っています。それらが施設の機能を阻害する行為のために利用されるとは通常想定されないことから、本法案の対象としておりません...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これも繰り返しになってしまいますが、防衛関係施設等の周辺において外国資本等による目的不明の土地の買収は、安全保障の観点から長年問題視されてきた課題であります。  本課題については国会や地方議会でも議論されてきたほか、全国各地の地方公共団体からは安全保...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 北海道庁による調査の結果によれば、自衛隊施設のある市町村において外国資本等による森林の取得が確認されていると承知しています。委員のおっしゃったように、九市町ございます。また、これらの森林の利用目的については、主に資産保有、別荘用地、あと不明などであると...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この十年で地方から様々な声が聞かれたというのも事実でありまして、先ほども、国会議員一人一人もそういう現状を目の当たりにしてきたということ、そして、十年前は外国からの、例えば日本に来られるお客様が数百万人、今コロナ禍でぐんと減ったことは事実でありますけれ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 矢田委員のお話は認識、理解いたします。  安全保障の観点から、土地を管理する制度の在り方に関し諸外国の制度との非対称性を問題視する指摘があることは、これまでも私たちにも発せられました。  一方、本法案は、土地の利用により安全保障上重要な施設の機能阻...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今回、今私が申し上げたとおりでありますけれども、様々な外国の在り方、日本は日本としての在り方もございます。改めて議論を重ねていくことについて私は止めることではありませんので、そういったものについては、日本の国益、そして日本人を守るということが第一義であ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これも繰り返しになりますが、本法案は、有事を想定する武力攻撃事態等における措置を定める、委員がおっしゃいました国民保護法とは異なりまして、平時を想定しています。その前提で、防衛関係施設、重要インフラ施設等の周辺の土地等の利用について必要な措置を講じ、あ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 安全保障の観点から、リスクのある重要施設等の機能を阻害する行為については、先ほど申し上げましたが、その主体が外国人、外国法人であるか又は日本人、日本法人であるかにかかわらず適切に対処することが必要であり、本法案は内外無差別の枠組みも取っています。その上...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 衆議院でもお答えしたんですけれども、同様の質問をいただきました。  千歳市議会での議論を北海道、東北の知事会が受け取る形で、国がそれを取りました。九州、対馬の話におきましては、熊本県議会あるいは福岡県議会が対馬の市議会の議論を受け取って、そして国に送...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) それぞれ、北海道東北知事会、そして福岡県、熊本県議会がそれぞれの市議会の議論を受け取って、こちらに送られたと承知しております。
○国務大臣(小此木八郎君) 安全保障の確保は国の最大の責務であって、政府は将来の安全保障上のリスクを回避するために万全の対応を講じておく必要があると考えます。  我が国の防衛関係施設等の周辺や国境離島等において外国資本が土地を買収していることは安全保障の観点から長年問題視されて...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 不安、懸念、リスク、こういったものがあります。しかし、機能阻害行為についてはお答えを安全保障上の観点から差し控えてまいりました。
○国務大臣(小此木八郎君) 本法案第三条において、この法律の規定による措置を実施するに当たっては、個人情報の保護に十分配慮しつつ、必要な最小限度のものとなるようにしなければならないとの規定が設けられております。また、本法案における調査は土地等の利用状況を把握するために行うものであ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) それはまだ一度も調査をしたことがありませんので、この法案に基づいてですね、その調査によるということであります。
○国務大臣(小此木八郎君) 調査をすることによって様々な把握があり、また把握しにくい場合も出てくるかと存じます。
○国務大臣(小此木八郎君) 継続的な調査というのはあり得ると存じます。
○国務大臣(小此木八郎君) 調査をした結果、その行為そのものが、仮に悪辣なものがあるということについてまだそこに不安が残る場合は継続的なものがあるということであります。
○国務大臣(小此木八郎君) 機能そのものが一定のものとは限らない、いろんなことに、その防衛施設の中で様々な、安全保障上お答えできない部分もたくさんございますけれども、一定的なものであるとは限らないということについては、調査の継続あるいは複数回ということはあり得ると考えます。
○国務大臣(小此木八郎君) 自衛隊の保全隊の話、あるいは大垣警察署の話を出されましたけれども、本法案に基づく調査は土地等の利用状況を把握するためのものであって、この目的以外の情報収集は行えないことから、憲法で保障された国民の権利や自由が不当に侵害されることはないと考える中で提出を...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これは憲法で保障された国民の権利だと存じます。
06月09日第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
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○国務大臣(小此木八郎君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、関係省庁が連携し、適切な対応に努めてまいります。  ありがとうございます。
06月10日第204回国会 参議院 内閣委員会 第26号
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○国務大臣(小此木八郎君) まずもって、今議論されております法案あるいはこのおっしゃった課題について、山谷委員がまさに先頭に立って活動されましたことを改めて心から敬意を表します。  我が国の防衛施設、関係施設等の周辺あるいは国境離島において外国資本が土地を買収していること、安全...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 山谷委員が海洋政策担当、この立場にあられたときの話も含めて、そのお仕事も今拝聴いたしました。まさに、政治の重要な責任感を持ってこの仕事に当たらなければならないと思っております。この法案の成立に向けて改めて皆さんにお願いをするとともに、私どもも一生懸命前...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 国で必要な防衛施設等々の阻害行為をしっかりと調査を、あれば調査をして、国民の不安がしっかりと除去できるように努力をして、前に進めてまいります。
○国務大臣(小此木八郎君) 新聞の報道全般ですけれども、それぞれのいろんな考え方、報道にはあろうかと思います。様々な議論がこの国会だけでなくて外でも行われていることも事実でありまして、様々な報道はあろうかと思いまして、それを一つ一つ私今ここで申し上げる立場にございません。
○国務大臣(小此木八郎君) 防衛省による隣接地の調査ですが、防衛施設の隣接地に限られるとともに、調査の手法も土地登記簿謄本等の公知の情報のみを収集した限定的なものでありましたことから、登記登録上の所有者等の確認にとどまっていました。この調査の結果からは、自衛隊や米軍の運用等に具体...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘のあった千歳市及び対馬市の事例ですけれども、防衛関係施設周辺の土地を外国資本が取得し、それぞれの議会において、安全保障の観点から国に必要な対応を求めるということについての議論が行われた事例として政府が把握しているものであります。これも説明してまい...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この審議を通して申し上げてまいりましたように、地方からの、リスク、懸念、そういった不安、こういったものが大きなものとしてあるのは事実であります。機能阻害行為については、これは、いつ、どこで、どうやってということがあったかということまでは申し上げられない...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) これ、一昨日の質疑でもお話をいたしましたけれども、遅れたことについては国会に御迷惑をお掛けいたしました。与党としての様々な見地からの議論を熱心に重ねていただきました結果、私どももそのような経過を見守る中で遅れたことについて、おわび申し上げます。
○国務大臣(小此木八郎君) この特別注視区域、注視区域というのは、私どもがまず提案をいたしますけれども、これは土地等利用状況審議会に意見を伺うということになっております。  今委員がおっしゃいました、この約束があったのかと、これは衆議院でも問われましたけれども、そんなことはござ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 私が約束したと今おっしゃったように聞こえましたので、そういうことはございませんと申し上げました。
○国務大臣(小此木八郎君) 私としてはございません。
○国務大臣(小此木八郎君) 自公というのは与党ですからね、与党の中で様々な議論があることは当然のことだと思います。そこで何か、私、担当大臣として、約束事があったのかと、そういうことはないということを申し上げております。
○国務大臣(小此木八郎君) 我々が土地等利用状況審議会にこういうことでよろしいかどうかという意見を伺います。その後決定をされるということで、今もう現時点で決まっているようなお話をされていますけれども、そういうことはございませんということを申し上げております。
○国務大臣(小此木八郎君) それは、この法案が成立させていただいて、意見を伺うということでありますから、私どもから審議会にお話をすることはございます。
○国務大臣(小此木八郎君) そうしたマスコミ報道について、本法案に関し、政府としてその都度確認を行うことはしておりませんが、御指摘の記事については、御党の今井議員、衆議院の、御質問の関係で、内閣官房より、五月二十五日、産経新聞に対して事実関係の確認は行いました。同社からは、正確性...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 機能阻害行為については申し上げられないということは安全保障上の理由から申し上げました。いつ、どこで、どんなことについては特に申し上げられませんが、機能阻害行為を、例えば電波について混線をさせたようなことがあったときに、この行為自体がですよ、行為自体が、...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 機能阻害行為については、安全保障をめぐる内外情勢や施設の特性等に応じて様々な態様が想定されます。このため、想定する行為の類型を網羅的にお示しすることは困難だということを申し上げてまいりましたが、例えば、重要施設に関してはその施設機能に支障を来す構造物の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本法に基づく措置の実施状況については、その透明性を確保する観点から、毎年その概要を取りまとめた上で、国会を含め広く国民に対して公表することを検討いたしております。このことについては基本方針に明記する方向で考えています。  御指摘のあった勧告、命令や調...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この法案ですが、所有権、賃借権などの土地等の利用等を行うための権原を有する者を対象としています。御指摘のあった運動は、一般に道路や公園のような公共の土地で行われると承知しております。そうした運動に参加している方々ですが、自らが所有や賃借等をしていない土...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) その方々がまさに平穏にその集会やその準備を行っている場合については、全くありません。
○国務大臣(小此木八郎君) このチョウ類の研究者のことだと思いますけれども、この方が所有権、賃借権といった土地等の利用の管理を行うための権原を有している方ではないという認識の下、そういうことはございません。
○国務大臣(小此木八郎君) この方が所有権、賃借権といった権利を、権原を持っていないということであると考えますので、調査の対象となりません。
○国務大臣(小此木八郎君) 戦後七十六年ということで、先ほど伊波議員のところでもお答えいたしましたように、そういった沖縄の感情、問題、まだ残っていると思いますし、現実的なものであると思います。そういった方々の権利しっかりと守ってまいりながら、この法案成立させていただいて、仕事を進...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 内閣提出法案については、本法案に限らず、閣議決定、国会提出に先立って、政府・与党の間で丁寧かつ建設的な議論、調整を行うことは当然で、必要であると私は考えております。  本法案では、そうした経過、過程を通じて、安全保障と自由な経済活動の両立を図る観点を...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘の市ケ谷の防衛関係施設、これは指揮中枢機能を始め我が国を防衛するための基盤として極めて重要なものであり、その管理には従来から防衛省が十分な取組を行っていると認識しています。  市ケ谷の防衛関係施設に関し想定される機能阻害行為については、安全保障...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この法案で言います防衛関係施設等の機能を阻害する行為を防止するという法目的を確実に達成するためには、国民の皆様から本法案に導入する新たな制度への信頼、これは、これをいただくことは不可欠でございます。そのためには、委員御指摘のとおり、本法案の運用に際して...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘のとおり、本法案において、重要施設の周辺区域においてその機能を阻害する行為が相当に懸念される範囲として、その敷地からおおむね一千メートルの区域を対象とすることとしております。このように区域指定の範囲を設定したのは、調査や利用規制の対象となり得るも...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 私は、領土担当、あるいは海洋政策担当しております。しかし、今日はこの法案、議題としていただいております担当大臣として、その台湾有事の仮定の御質問には控えさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、政治家として、日本政府として、我が国周辺...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 直接的に台湾有事についてのこの法案についての関連性は今現在は申し上げることができませんけれども、様々な、この数年の間でも、この国を取り巻く安全保障の環境が変わってきたということを申し上げてまいりました。  この法案については、この数年来の地方、あるい...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 国会報告についてですが、本法案に基づく措置の実施状況について、その透明性を確保する観点から、毎年その概要を取りまとめた上で、国会を含め広く国民に対して公表することを検討いたします。
○国務大臣(小此木八郎君) 審議会の内容の公開についても、先日の内閣委員会において、広く国会を含めまして国民の皆さんに公開していくよう努めてまいりますとお答えをいたしました。  生活関連施設を定める政令の制定や区域指定について、安全保障上の問題がない限り審議内容、議事録を公開す...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 度々申し上げますけれども、自衛隊施設等に対する市民の活動がございますが、この取締りを目的とした制度ではございません。安全保障の観点から、土地等の利用状況を調査して、重要施設等の機能を阻害する利用行為を規制するものであると重ねて申し上げます。このため、単...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本法において、勧告や命令を受けた者が勧告等に係る措置をとったことにより損失を受けて又は他人に損失を与えた場合には、損失を受けた者に対して通常生ずべき損失を補償することとしています。また、勧告等に係る措置をとったことにより土地等の利用に著しい支障を生じる...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今おっしゃいました交付金を送っておりますけれども、これについては、私自身も就任直後、長崎県の福江島を訪問しました。  内閣府において、有人国境離島法に基づく施策を推進するため、離島住民向けの航路、航空路の運賃の低廉化、農水産物やその原材料等の移出入に...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 生活関連施設については、安全保障をめぐる内外情勢と施設の運営の在り方などに応じて安全保障の観点からの重要性が変化し得ます。  このため、政府の責任において迅速かつ適切に類型の変更が行えるよう、法律の規定として、「その機能を阻害する行為が行われた場合に...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この法案に基づく区域指定は、その機能を阻害する行為を防止することが必要な重要施設についてそれぞれの周辺を指定するものであって、自衛隊施設の機能ランクを付ける趣旨で行うものではありません。  自衛隊の施設に関し、機能を阻害する行為の用に供されることを特...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この法案自体が、安全保障と自由な経済活動の両立をまず図ることを大前提としているということ、度々申し上げてまいりました。注視区域又は特別注視区域の指定は、指定に伴う社会経済活動への影響を安全保障上の要請に基づく合理的かつやむを得ない範囲に限定する必要があ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 土地収用の措置については、有識者会議の提言において、今般の制度的枠組みの実施状況、有効性等を見極めた上で、安全保障をめぐる国際情勢、諸外国の取組等も踏まえ、慎重に検討していくべきとされてまいりました。  このため、本法案では土地収用は導入しないことと...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この御指摘のあった経緯等は必ずしも明らかではございませんが、いずれにしても、仮に民有地を避ける形で重要施設が設置されたという経緯があったとしましても、その民有地が平穏に利用されているのであれば、その土地の存在自体を理由として隣接する重要施設の施設機能を...全文を見る
06月10日第204回国会 参議院 内閣委員会、外交防衛委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(小此木八郎君) 政府として様々な検討を加え、今防衛大臣もおっしゃいましたけれども、土地利用状況審議会というのがございます。そちらの意見を伺った上で、最終的には私どもが決めてまいります。
○国務大臣(小此木八郎君) 適用するかしないかは、この法律を成立していただいて、私どもで検討し、先ほど申し上げたように審議会の意見を伺って正式に決めてまいります。
○国務大臣(小此木八郎君) もちろん、国民の生活、命、財産を守るのも警察の最も重要な仕事でございますから、そういうことも想定し得るということでありますが、答えは先ほど私が申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(小此木八郎君) 小西委員、その前に、先ほどの答弁で私誤っておりました。撤回をしたいと思いますけれども、小西委員の、その特定重要施設に二号館であります総務省、警察庁、国家公安委員会の入っている建物は該当するかしないかという御質問でありましたが、私は頭の中で特別注視区域、...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 該当しません。
○国務大臣(小此木八郎君) ありがとうございます。  我が国の領海、排他的経済水域の外縁を根拠付ける領海基線の多くは、地理的に本土から離れた離島に存在します。我が国は、外洋に多くの離島を有することで国土面積をはるかに超える広大な管轄海域において領域主権を行使し、また海洋資源開発...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘の答弁ですが、第四条第二項第一号に規定した重要施設の施設機能及び国境離島等の離島機能を阻害する土地等の利用の防止に関する基本的な方向について、我が国の安全保障をめぐる内外情勢について記述した上で、本法案に基づく措置の趣旨、必要性、措置を行うに当た...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) そういうことを重要なものとして考えております。
○国務大臣(小此木八郎君) 今委員のおっしゃったことを、基本方針としてしっかりと重要なものとして皆さんにお示しをしていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(小此木八郎君) この法案、度々、今の御指摘には直接該当しないかもしれませんけれども、地方議会ですとか、我々国会議員そのものが選挙区を歩く中で感じてきたものの懸念、リスク、不安というものがございました。その調査をしようと、そういったものは機能阻害行為に当たるのではないか...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今委員がおっしゃっていただきましたけれども、先日の答弁で、これは有識者会議、この提言も踏まえて、私どもは原子力関係施設と自衛隊の共用する空港という答弁をいたしました。  しかし、重要な認識としては、内外情勢、安全保障の環境は刻々と変わるということを認...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本法案の運用に際してですが、政府の恣意性を徹底して排除をすること、そして国民の皆様に対して運用の透明性を確保していくことが必要不可欠であると考えております。この観点から、勧告の前提となる機能阻害行為については、本法案施行後に閣議決定する基本方針において...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今おっしゃいましたように、戦後七十六年となりますけれども、その経過を経た今も、沖縄には大きな感情としての傷痕、あるいは現実に基地の多くの部分を負担をしていただいているということの、改めて現実でありますけれども、この現状は到底是認できるものではなく、政府...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 法案第二条第三項第二号の有人国境離島地域離島は、有人国境離島法第二条第一項に規定する有人国境離島地域を構成する離島でありまして、これには沖縄県内の全ての有人離島が含まれます。  一方で、有人国境離島地域離島であることをもって直ちにその島の全域が指定さ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 近年、自国に有利な国際秩序、地域秩序の形成や、地域における影響力の拡大を目指した政治経済、軍事面での国家間の競争が顕在化するなどとしており、そうした認識について述べたものであります。そうした中で、安全保障上重要な土地を使用した防衛関係施設や国境離島等の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘のような米軍戦略を念頭に置いて取りまとめたものではございません。  本法案は、安全保障の観点から、防衛関係施設等の重要施設や国境離島等が有する重要な機能を阻害する土地等の利用を防止することを目的として、土地等の利用状況を調査した上で、必要に応じ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 米軍の戦略とお聞きいたしましたけれども、私は答える立場にございません。
06月11日第204回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○小此木国務大臣 浜地委員御指摘のサイバー空間、この脅威は、国の内外を問わず深刻な状況になっているということは申し上げるまでもない話であります。  こうした情勢の中ですが、北朝鮮は、外貨獲得も目的として、様々な形でサイバー攻撃、これを行っていると見られており、米国を始めとする諸...全文を見る
○小此木国務大臣 今日の委員会を通じて改めて思いましたのは、やはりこの拉致問題解決というものは日本にとって最重要の課題であるということ。この解決に向けて、私たち閣僚だけじゃありませんけれども、委員の皆様とも共有をしながら、朝鮮総連、その他の組織に対してもこの気持ちを向けてまいりた...全文を見る
○小此木国務大臣 改めて、横田滋さん、同じ神奈川県民でもございました。お会いをして、お話を伺う機会もかつてございました。加藤大臣、茂木大臣、私も、それぞれ担当する閣僚といたしまして、無念の思い、これは共有しておりますし、警察といたしましても、様々な捜査をしながらいろいろな情報を得...全文を見る
○小此木国務大臣 拉致問題についての思いは先ほど申し上げたとおりでございまして、今後も強い気持ちで当たってまいりたいと思います。  今おっしゃいました特定失踪者、これは北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者を警察はそう呼びますけれども、この事案につきまして、拉致の可能...全文を見る
06月15日第204回国会 参議院 内閣委員会 第28号
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○国務大臣(小此木八郎君) 答弁の前に、委員長始め委員の皆様には、夜分になりましたけれども、大変にお世話になりますことに心から感謝を申し上げます。  山谷委員におかれましても、先般も答弁をいたしましたが、この十年以上の時間、外国資本に買収された土地を自ら訪ねられ、何よりも御自分...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) おっしゃいましたように、安全保障の確保という大義の下、過度に私権を制限することはあってはならないということも度々申し上げてまいりました。本法案は、我が国の安全保障と自由な経済活動との両立を図るとの基本的な考え方に立って取りまとめたものであります。  ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 我が国の安全保障のための措置は、国が責任を持って判断し、実施すべきものと考えます。一方、本法案に基づく措置を実施するに当たり、地域住民に身近な地方公共団体の理解、協力を得ていくことは改めて重要であると考えています。このため、本法案の対象となる区域の指定...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) まず、この安全保障に関わる問題というものが、先ほど十年と言いましたけれども、そういう中で日本を取り巻く環境が変わってきたということは多分皆さんが感じておられることだと思います。  そして、私権制限という言葉がこの質疑の中でも度々使われてきましたし、私...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 阻害機能行為について過去にどうであったかということを明らかにしてまいりませんでした。これは私も答弁してまいりましたが、例えばその機能阻害行為というものが、まあ杉尾委員のところでお答えしたんだと思いますけれども、御理解いただいたかどうかは別といたしまして...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 機能阻害行為につきましては、例えば、重要施設の機能に支障を来す構造物の設置、領海基線の根拠となる低潮線に影響を及ぼすおそれがあるその近傍の土地の形質変更などが該当し得るものと考えています。  ただし、繰り返しになりますけれども、機能阻害行為として具体...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この法案につきましては長年議論が国会の外でも行われてきましたけれども、やはり冒頭申し上げた不安というのが、これは、どこをつかむような、雲をつかむような話でもあったということも思います。これ具体的でないということも言われますけれども、そういったところに何...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今私が申し上げたような不安がこの十年の中で地方議会から国に届けられたということも一つの大きな事実だというふうな考えの下、今の答弁をいたしました。
○国務大臣(小此木八郎君) 注視区域、例えば、特に重要な施設のある特別注視区域、まず、私たち、これからできる、内閣府に組織されるその組織がその候補地を決めます。  ちょっと誤解があったかもしれませんが、これまでの答弁で、その審議会に意見を伺うと、審議会が決めるというようにも聞こ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 私は採決はしていただきたいと思い、成立をしていただきたいと思いますが、それはもう国会に委ねるしかございません。  昨日の与党、その推薦された委員におかれましては、その一方で、この法律が成立することはこの安全保障上の不安をなくす第一歩であるというような...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 私が答弁したことも一つの事実でございまして、そのまま放置しておけばこれは更なる不安を生むということも考えられるのではないでしょうか。私はそんな思いでございます。
○国務大臣(小此木八郎君) 先ほど山谷委員のところでもお答えいたしましたけれども、山谷委員は、十年以上の間その土地土地を歩いてこられて、不安の声を聞いてこられました。それは山谷委員以外の皆さんもそうだと思います。  これを成立させていただかなければ、そちらの意味でのこの不安はそ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 半田参考人の話を私も聞いておりましたけれども、半田参考人のお話は、この今議論されている法案のその前もった取扱いというような形で、これはもう他法令による、今のチョウ類研究家の宮城さんでしょうか、その話だと思いますけれども、その方の取締りというのは他法令に...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) そのチョウ類研究家については、土地の所有ですとか、所有権ですとか、権原を持ち合わせていないということについて塩村委員のときにも確認をさせていただいて、そういう考えの下、今回の対象者にはならないと私はお答えいたしたと思います。
○国務大臣(小此木八郎君) 権原を所有している人、あるいは、所有していなくても、例えば権原を持っている方のその法人の役員である場合、こういうことに限っております。
○国務大臣(小此木八郎君) 今お示しされました二十二条ですけれども、この二十二条に基づき協力を求める事項は個別具体の事情により異なると考えられることから、その内容や協力要請先について一概にお答えすることは困難でありますが、その上で、例えば現地・現況調査に際して、第二十二条に、規定...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 私自身が、議員の皆様や、私も選挙区を持っております。そういう中で聞いてきた、先ほど答弁をいたしました不安というもの、そして機能阻害行為について、具体的なものは安全保障上の関係から答弁は差し控えてまいりましたけれども、この法案をしっかりと成立させていただ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 私は、防衛関係施設等の機能を阻害する行為ですが、これを防止するという法目的を確実に達成するためには、国民の皆様から本法案で導入する新たな制度への信頼をいただくことは重要であると考えています。  注視区域及び特別注視区域の指定については、社会経済活動へ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 平木委員御指摘のとおり、本法案の運用に際して、国民の皆様に対してこの運用の状況に関する説明責任を果たして透明性を確保していくということは重要であると改めて申し上げます。  この観点から、本法案に基づく措置の実施状況についてですが、その概要を取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 柴田議員が本会議で尋ねられた答弁はおっしゃったとおりでございまして、本法が採用した内外無差別の枠組みに関しての御指摘ですが、重要施設等の機能を阻害する行為については、その主体が外国人、外国法人であるか、又は日本人、日本法人であるかにかかわらず適切に対処...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) この法案について初めての意味でもあります第一歩という言葉も使いました。  特に、国民の皆さんに丁寧に説明をしていくこと、外にも知らしめていくこと、委員からの御指摘もございました。非常に有意義な、そして必要性のあることだと思います。この観点から、政府の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) まず、私、我が国の安全保障のための措置は国が責任を持って判断し、実施すべきものということを改めて考えております。  一方、本法案に基づく措置を実施するに当たって、地域住民や地方公共団体の理解、協力を得ていくことは重要であると、こういうふうにも考えてお...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 本法案に基づく措置の実施状況についてですが、その透明性を確保する観点から、毎年その概要を取りまとめた上で、国会を含め、広く国民に対して公表することを検討しております。このことについて基本方針に明記する方向で考えております。  なお、法律の施行状況につ...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 国会を含め広く国民に対して公表すること、そして、このことについて基本方針に明記することで考えて、しっかりこのことを前に進めてまいりたいと存じます。
○国務大臣(小此木八郎君) このことも既に何度もお話ししておりますが、そのことについてのまだ決定はいたしておりません。  市ケ谷には様々な部隊等が所在しており、その重要な機能に鑑み、指揮中枢機能を持つ施設として法案第十二条の特定重要施設の要件を満たすものと整理しており、その周辺...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 安全保障上の国民の不安は守るために、これはしっかりと政治家としてその姿勢は貫いてまいります。
○国務大臣(小此木八郎君) 繰り返しになりますけれども、実際の区域指定に当たっては、法律の要件や基本方針の内容に照らして個々の区域を評価し、そして新たに設置する土地等利用状況審議会の意見を伺った上でその指定の要否、範囲等をそれぞれ判断をしてまいります。
○国務大臣(小此木八郎君) 様々な機能を持った施設、これは日本としても、その防衛上の考え方、様々、これは変化もあろうかと思います。ずうっと何十年も一定のものではないという考えの下、様々、そういう観点からも、日本国民あるいは日本国を守っていかなきゃならないというふうに思います。そう...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 現状、様々な行政機関が土地等の利用に関連する情報を保有しておりますが、安全保障の観点から、土地等の利用を適切に管理するためには、これらの分散管理されている情報を一元的に管理していく必要があろうかと存じます。  このため、法案第七条において、総理大臣は...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 国民のやっぱり安全保障、安全を保障するということについて、不確定な危険が外部からやってくることについて、それを一つ一つ説明をする、その行為者に対するですね、それを一つ一つ行為者に対して、まあ手のうちを明かすという言葉が適切かどうかは分かりませんけれども...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 御指摘の機能阻害行為についてですが、様々な態様が想定されるためということを申してまいりました。先ほども、仮に特定の行為を代表的、普遍的な機能阻害行為として法案に規定して、規定することとした場合、安全保障をめぐる内外情勢や施設の特性等を適時に反映すること...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) 今御指摘された要塞地帯法ですが、一八九八年、明治三十一年に制定された法律で、要塞地帯と指定された地域においては立入りや撮影などを禁止若しくは制限する内容の法律であったと承知いたします。  本法案ですけれども、この安全保障の観点から、重要施設の周辺等の...全文を見る
○国務大臣(小此木八郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。