長内順一
おさないじゅんいち
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月16日 | 第136回国会 衆議院 建設委員会 第3号 議事録を見る | ○長内委員 新進党の長内順一でございます。 私は、北海道の選出でございまして、このたびの北海道の古平町の豊浜トンネルの崩落事故現場から約二時間ぐらいのところにおりまして、今回の問題につきましては大変深い関心を持っている者の一人でございます。今回は大臣の所信に対する質疑というこ...全文を見る |
○長内委員 ただいま大臣の方から、大変なショックであり、それからまた現場の皆さん、ただいま本当に一生懸命になってこの復旧作業に、救出作業に取り組んでいる皆さんに激励をしたいというお話を承りました。 これから私、大臣に、委員会が終わったら、御苦労ではありますが、やはりぜひ現地に...全文を見る | ||
○長内委員 大臣が本当に一生懸命になって現場を回られて、それでお話を伺ったということにつきましては私も伺ってまいりました。大変なスケジュールの中で国会まで戻られたということで、それはいいのです。本当に御苦労であったと思いますし、現場の皆さんも大変な激励をいただいて、また救出に一生...全文を見る | ||
○長内委員 今回、現地で実際に救出作業に携わっているのは北海道開発局であります。この北海道開発局と建設省の関係がどういうふうになるのかなというのが一つあります。というのは、北海道開発局というものですから、中には都道府県庁の下部機関ではないかというふうに誤解されている方がありまして...全文を見る | ||
○長内委員 局長、今、毎日パトロールをされている。これは今のお話でいえばトンネルの中なんですよ、パトロールされているのは。ですから、まあパトロールカーで走るのでしょうか、走りま して、今のお話ですと、何か漏水だとか落石だとかというのは、まあ道路局ですから当たり前だといえば当たり...全文を見る | ||
○長内委員 さまざまな点検はやっていますよ、パトロールもやっていますよ、一切そのような予兆といいますか、そういうものは見当たりませんでしたという局長のお話でありますけれども、いろいろな方が今回さまざまな形でコメントを出しております。例えば、松本さんという東大の名誉教授の土木工学の...全文を見る | ||
○長内委員 今までの検査方法というのはそういう形ですべからくやられている、いわゆる目で見て、それで足で歩いてという極めて人間的な点検の方法だと思うのですが、私は、もう人工衛星が飛ぶ時代になりまして、もっと科学的な点検方法を開発するなり、それから、そういうことについて取り組む必要が...全文を見る | ||
○長内委員 ぜひそういう形で取り組みをいただきたいと思います。 それで、学者の先生その他にいろいろな意見を聞くのも大事なんでありますけれども、もっと建設省としてこれまでの身近な方の経験豊富なお話にも耳を傾けるべきである、私はこういうふうに思います。 なぜこんなことを言うか...全文を見る | ||
○長内委員 確かにそういう見解もあると思いますが、私はなぜこれを引用したかというと、先ほど、学者の皆さんだとか何かでこれからプロジェクトチームをつくって、これからのことであるけれどもしっかり対応したいということでありますから、私は、責任を今局長に、こういうふうに書いてあるんだけれ...全文を見る | ||
○長内委員 今の旧道の件については、そんなにゆっくりしていたらだめですよ。 大臣がこの間たしか歩いて通られて、既に道としては存在しているわけですから、あとはどういうふうにバスを通すかだとか、どういうふうに生活物資を積んだ車を通すかということでありますから、これから検討して打ち...全文を見る | ||
○長内委員 道路については局長が御指摘のとおりでありまして、もう一方の神恵内からぐるっと回る当丸峠経由というのは、時間にしてもたしか四倍か五倍かかるぐらいの峠を通って、しかも、これからまだ雪の危険が十分あるわけであります。ここは日常の道路としては使えないわけでありますから、ぜひと...全文を見る | ||
○長内委員 何か自宅に待機しているなんというようなお話もちょっと承っておるものですから、自治体とも協議の上、ぜひそういう形で対応をお願いしたい、そんなふうに思います。 また、もう一方では、あの地域には診療所が三カ所しかないということがありまして、今回も、お年寄りですとか病弱者...全文を見る | ||
○長内委員 あと一点、今、道路が非常にそういう形で限定をされているわけでありまして、生活物資が非常に品薄になっているというような報告もきのう現地の皆さんからも出されたわけであります。 これを解決するのに、きょうは建設委員会でありますから、ちょっとこの場が適切な場所かどうかはわ...全文を見る | ||
○長内委員 いろいろ細かく、お尋ねというよりもお願いをさせていただきました。こういう事態のときでありますから、ぜひとも御理解をいただいて、それで積極的な取り組み、特に今御答弁いただきました旧道の活用につきましては、きっとこれがポイントになると思いますので、ぜひともお願いをしたいと...全文を見る | ||
○長内委員 そういうことだろうと思うのですが、なぜ現地の対策本部で、失敗をしたといいますか、計画どおりにいかなかったという見解を出したのでしょうか。 | ||
○長内委員 いや、これについて、それがどうのこうのとほじくるつもりはないのですが、そういうことじゃなくて、現地では計画どおりいかなかったと、いわゆる見出しとしては失敗というふうになったのはなぜなんですか。お願いします。 | ||
○長内委員 これは、今お話しになった以上に、現地の御家族の皆さんも祈るような気持ちであの一瞬をきっとごらんになっていたのではないかなと思います。また、一生懸命救出作業に当たられた方も、あそこがポイントでありますから、同じような気持ちであったと思います。 そんな意味では、もうち...全文を見る | ||
○長内委員 今の形で、もうぜひともお願いしたいと思います。 情報というのは、ああいう緊迫した中にあって、私は本当に恐ろしいものだなと思います。いろいろな意味で、人を悲しませたりそれから怒らせたり、これは全部情報であります。そんな意味では、ぜひとも今の局長の決意をそのまま実行し...全文を見る | ||
○長内委員 ありがとうございました。終わります。 | ||
02月19日 | 第136回国会 衆議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○長内委員 新進党の長内順一でございます。 二月十日の朝、後志管内の国道二百二十九号線豊浜トンネルで発生いたしました崩落事故についてお伺いをさせていただきたいと思います。 質問に入ります前に、この事故によりまして不幸にして、今を落とされた皆さん、そしてその御家族の皆様に心...全文を見る |
○長内委員 私は、阪神の例をまつまでもなく、こういうときにはやはり、どこが中心となってリーダーシップを、そしてどこが権限を持って事に当たるかということが非常に大事だというふうに思います。今の大臣のお話ですと、何かお互いに持ち分をそれぞれ尊重しながら救出作業を続けた、こういうイメー...全文を見る | ||
○長内委員 例えば岡部大臣も何度も現地に入られまして、それで御家族の皆様にお見舞いを申し上げております。その際は、私は道路管理者としてというお話で、冒頭にそういうお言葉で何かごあいさつを申し上げているそうであります。それは事実ですか。 | ||
○長内委員 ですから今回は、もう一度議論をもとに戻しますけれども、やはりこういう非常事態、きちっと権限を持って結論を出せる者が現場で中心になって救出の指揮をとるべきである、私はこのように考えますが、いかがでございますか。 | ||
○長内委員 合同本部が指揮をとったということは、これはもう存じ上げております。 私が申し上げたいのは、例えば今の大臣のお話でいきますと、事務管掌上では北海道開発庁そして北海道開発局、こういうふうになるわけですよ。ところが、実際に権限を持っていたり、それから実際のこういう救出の...全文を見る | ||
○長内委員 話を進めたいと思いますが、先ほど、現地に合同の対策本部を設置したと。これは事故が発生してからいつのことになりますか。 | ||
○長内委員 今回の救出の成否、そして一番のポイントは、やはりこの現地の合同対策本部がいかに機能するか否かということが大変大きな問題であったと思います。そんな意味では、朝八時十分ごろに事故が発生して、二十二時二十分、夜の十時二十分に合同対策本部ができている、これはちょっと時間がかか...全文を見る | ||
○長内委員 先ほど申し上げましたけれども、やはり現地の合同対策本部は非常に大事な位置づけになるわけであります。 そうして、今回私は開発局の役割ということを考えたときに、冒頭に申し上げましたように、建設省のお仕事、それから農林水産省、運輸省と、これはさまざまな形で今回に匹敵する...全文を見る | ||
○長内委員 現場をよく知っている所長ということはわかるんですが、それではこのマニュアルは一体なぜこういう形になっているのか、大臣。 | ||
○長内委員 私が申し上げているのは、それは後でお伺いすることにして、一つのルールといいますかガイドラインがきっとこの、今くしくもお話しになりましたように、開発局の災害応急対策要綱だと思うんですよ。だから、万が一のときにはこれを基準にして、そしてさまざまな救出作業が始まる、いろいろ...全文を見る | ||
○長内委員 いや、大臣、二十名が亡くなっているわけですから、しかも、先ほど冒頭に確認いたしましたように、北海道開発局というのは道路管理の仕事もやっているわけですから、だから、今回は事故だからこれが通用しないというのはいかがなものかと思いますよ。私は、やはり基本的には、マニュアルが...全文を見る | ||
○長内委員 今回の災害が起きて、橋本総理は、十三日の閣議において、北海道の崩落事故について、こういう状況で縦割り行政と言われたら恥だ、北海道開発庁だけでなく、建設省、防衛庁など各省一体となって対応してほしい、こういう形で訓示をされたというふうに伺っております。 ただいま、現地...全文を見る | ||
○長内委員 いや、大臣、そうやって一生懸命やったことはいいんですが、総理が申された、縦割りの行政を越えて、それで今回は救出に当たるんだというお言葉を大臣も受けとめられたと思うんですが、具体的にどういう形でこれを実現化へ向けて取り組まれたんですか。 | ||
○長内委員 私も先ほどから申し上げておりますように、それぞれがそれぞれの持ち分を一生懸命やったということは、これは冒頭から申し上げているとおりであります。しかし、今回のような緊急発生で事故が起きたときに、やはりこれを取りまとめる強いリーダーシップを持ったところがなかったら、このそ...全文を見る | ||
○長内委員 いや、こういう形で話してもあれなんですけれども、私は、冒頭に申し上げましたように、今回やはり、これは実務それからノウハウを持っている建設省と機構上の上部団体である開発庁と、この辺のきちっとした役割分担といいますか、それとリーダーシップがなかった、こういうふうに言わざる...全文を見る | ||
○長内委員 ですから、今のお話でも、そういう、何というんですか、考え方じゃなくて、やはりぴちっとした人が立つべきですよ。そこにいたからだとかなんかじゃなくて、本部長というのは責任と権限を与えられるから本部長なんですよ。そこに常にいましたなんというのは、これは失礼な話だと私は思いま...全文を見る | ||
○長内委員 時間になりましたので終わりたいと思いますけれども、この後他の委員会でも、この件につきましてはこれからも議論を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 終わります。 | ||
02月28日 | 第136回国会 衆議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○長内順一君 新進党の長内順一であります。 私は、ただいまから新進党を代表して、ただいま御報告のありました北海道豊浜トンネル崩落事故にかかわる諸問題について、総理並びに関係大臣に、地元の皆さんの声を代弁する形で、率直にお伺いいたします。 まず初めに、このたびの不慮の事故に...全文を見る |
05月24日 | 第136回国会 衆議院 建設委員会 第8号 議事録を見る | ○長内委員 新進党の長内順一でございます。 ただいま中尾大臣の方から趣旨説明がございました法案に関連しまして、質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、都市公園整備緊急措置法の一部改正案に関連しまして、公園の行政とそれから緑、いわゆる緑化推進といいますか、この観点...全文を見る |
○長内委員 今局長の御答弁で、これまでの経緯の中で、歴史的な事実というものが一つはあるのではないだろうかというお話がございました。ただ、十八世紀ぐらいですと、日本でもかなり、そのころの歴史からいきますと十分対応できるような歴史の裏づけではなかったのかな、それから戦火の問題も、ヨー...全文を見る | ||
○長内委員 今大臣の御答弁の中でも、これからは住環境の整備といいますか、こういう中で緑の政策を意欲的に行っていくのだという力強い御決意も含めた御答弁をいただきました。 私は、この「都市の中に緑を確保する」というところから「緑の中に都市がある」ということは、一つの緑化政策だけの...全文を見る | ||
○長内委員 やはり基本的な哲学が変われば政策も変わってくるわけでございまして、今のまさしく公的なもの、それから民有地、特殊なもの含めて総合的にこれは取り組んでいくのだということでございまして、これはやはり私は、そこまでやらなかったらスローガン倒れで終わってしまうというふうに思うわ...全文を見る | ||
○長内委員 やはり具体的にどう取り組むかということは非常に大事でございます。 二点だけ局長、お願いしたいと思いますが、各省庁の横断的な何か会議ですか、システムを今考え中なんでしょうか。もうちょっとそこを具体的に、名称なども含めて、どんな形で各省庁との連携を深めていくのか、一点...全文を見る | ||
○長内委員 今のような横の連携なしにはちょっと前に進めないと思いますので、ぜひとも建設省の中だけじゃなくて幅広く、各省庁それから自治体へのアプローチもきちっとした形で進めていただきたいと思います。いずれにしても、この問題はここ五年や十年でできる問題ではなくて、きっとこの都市計画と...全文を見る | ||
○長内委員 きちっとどちらが大事かということは言えなくて、やはりバランスの問題だと思います。一つは、動的な緑、こういうものも私たちの生活空間の身近なところで大事な緑だと私は思いますけれども、それと同時に、本当に自然豊かな緑がもし残っているとしたら、そこを生かしながらまたいくという...全文を見る | ||
○長内委員 これは今ここでなかなか答えの出にくい問題だと思いますが、私はなぜこういうことを言うかといいますと、先ほどから、実際に各自治体で事業をやる場合に、財源というのが非常に、要するに学校を建てろだとか道路をつくれだとか、最近では体育館だとか福祉会館、プールだとか、こういうとこ...全文を見る | ||
○長内委員 ただ、実情はわからないわけではありませんけれども、立派なスローガンを掲げ、そしてそれに取り組む場合に、裏づけとして予算がどういうふうになっていくのかという問題は、これは避けて通れない問題でございます。私はやはり、ある時期で、考え方をすっきりとした上でこういうことはやは...全文を見る | ||
○長内委員 わかりました。 それで、もう時間が相当迫っていますので、防災公園、いわゆる今回の考えの中に防災にも注目しますよというようなことで、六五%の市街地での避難困難人口を解消するというのがテーマにのっております。 率直に伺いますが、これからの公園の、防災公園としての、...全文を見る | ||
○長内委員 いろいろ伺わせていただきました。 私は、やはり冒頭の、今回極めて明確に、今まで都市の中に緑が点在するというところから緑に囲まれた都市をつくるんだというこの点に大変に注目をいたしまして、それでこれからの都市計画というのはこうあるべきだなということを強く印象づけられま...全文を見る |