小澤克介

おざわかつすけ



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小澤克介の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○小澤(克)分科員 最初に法務大臣にお尋ねしたいと思います。  法務大臣あるいは法務省の職掌のうちの非常に重要な柱に人権擁護行政があろうかと思うわけでございます。人権侵害は、いろいろな場面で、いろいろなパターンといいますか類型があろうかと思いますけれども、そのうち現在日本で非常...全文を見る
○小澤(克)分科員 大臣の現状認識及び決意のほどを聞かせていただいたわけでございます。また、予算面についての裏づけの面も今聞かせていただいたわけでございますが、人的な組織あるいは体制というものがないと十分な活動ができないのは当然でございます。  それでまず、お尋ねしたいのは、現...全文を見る
○小澤(克)分科員 支局というのは登記事務その他で大変忙しいわけでございまして、今のお話を伺っていますと、結局人権擁護行政に専任で携わっておられる方は全国で二百二十一名ということのようでございます。これで果たして人権擁護が全うできるのか、甚だ心もとなく感じるわけでございますが、こ...全文を見る
○小澤(克)分科員 この研修に関連いたしまして、これはひとつ大臣に、御質問というよりはむしろ要請になろうかと思うのですけれども、一度被差別部落の実態を視察していただきたいと思うわけでございます。大臣は関西の方で自治体の長をやっておられたとお聞きしますので、恐らくこの被差別部落の実...全文を見る
○小澤(克)分科員 ぜひ実現をしていただきたいと思うわけでございます。  そこで、昨年、あるいは昨年に限らずここ数年間ということで結構でございますが、差別事件の内容あるいは件数、その傾向といいますかそういったところにつきまして、実態を把握しておられる、当然把握しておられると思い...全文を見る
○小澤(克)分科員 今のお話だと、部落差別に基づく人権侵犯事件としてはこの三年間にやや減っていく傾向があるようにうかがえたわけでございます。それ自体は大変結構なことだろうと思うわけでございますが、聞くところによりますと、人権侵犯事件というふうに立件したもののほかに、いわゆる情報収...全文を見る
○小澤(克)分科員 それでは、自治体からの報告の方はともかくといたしまして、情報収集の対象となった件数でございますが、これについてはどうなんでしょうか、傾向としてはふえているわけでしょうか。
○小澤(克)分科員 ちょっと私の方で把握しております数字と幾らか異なるのじゃないかと思うのですが、一九八六年ですから昭和六十一年で情報収集が六百五十八というふうに聞いているわけでございます。何らかの統計上の問題でそごが出たのだろうと思いますけれども、私の聞いているところでは、情報...全文を見る
○小澤(克)分科員 はい。時間が参りましたので、最後に一つだけお尋ねいたします。  今のお話など聞きましても、悪質なもの、それからまた確信犯的なもの、これらにつきましては、人権擁護当局の労を多とするわけではございますが、しかしやはりこの啓発活動ということにはどうも限界があるので...全文を見る
○小澤(克)分科員 ちょっと一言だけ済いません。
○小澤(克)分科員 ちょっと質問ではなく要望なのですが……
○小澤(克)分科員 まずいですか。それでは質問を終わります。
03月31日第112回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○小澤(克)委員 一昨年原子炉等規制法の改正が行われまして、その際に放射性廃棄物についての埋設の事業あるいは管理の事業という事業が認められることになったわけでございますが、肝心のどういった廃棄物について埋設の事業の対象となるのかという、最も重要な部分が政令に委任されているという法...全文を見る
○小澤(克)委員 今のお答えの中で、本政令で定めた趣旨の性格づけの三番目のところですね、これは大変重要なところだろうと思います。すなわち、本政令は埋設事業のおよそ対象となり得る範囲を定めただけのことであって、具体的な埋設事業の許可については全く個別に審査をするのだ、この政令の範囲...全文を見る
○小澤(克)委員 そんなことをお尋ねしているのじゃなくて、先ほどあなたはみずからおっしゃったように、本政令は個別具体的な認可とは別であって、およそこの埋設事業の対象となり得るものを定めたのだ。ですから、今のお話はピントが外れているのですよ。具体的な問題じゃなくて、この定め方が合理...全文を見る
○小澤(克)委員 いやしかし、そう書いてないですよ。この政令の根拠になりました原子力安全委員会の放射性廃棄物安全規制専門部会の昭和六十一年十二月十九日の中間報告によると、「なお、将来の人間の社会生活等に関するいわゆる社会的パラメータについては、埋設処分の管理期間が長期にわたるため...全文を見る
○小澤(克)委員 先ほど私が指摘したのは、特定の処分場についての部分ではなくて、政令で定める上限値の設定についてのこの報告書の部分を言っているのです。だから、特定の問題とまぜて答えるのは間違いですよ。それから、三百年後に見直しますなんて、今私が聞いてあなたが答えたって、何の意味も...全文を見る
○小澤(克)委員 私、この計算式というのを拝見したのですけれども、非常に難しいのです。ここで変数といいますか、パラメーターと今おっしゃったからパラメーターというのでしょうか、その数値が全部で十項目ぐらいあるのですね。崩壊定数であるとか作業等屋外時間であるとか、十項目ぐらいのファク...全文を見る
○小澤(克)委員 埋めた瞬間からの被曝について考えるのであれば、それはその埋め方による違いというのを勘案するのはそれなりの合理性があろうかと思いますけれども、三百年先の話ですよ。三百年先にドラム缶に詰めて埋めたとか、コンクリートのピットに詰めて埋めたとかそんなことが、三百年間ドラ...全文を見る
○小澤(克)委員 個別のものではなくて一般的な規制だということは最初からそうお答えだし、それを前提にさっきから聞いているじゃないですか。それを前提にこの数字を出しているわけでしょう。その数字の出し万について私伺っているんですよ。  具体的に伺いますけれども、このパラメーターの具...全文を見る
○小澤(克)委員 それじゃそれを保留しまして、次に、このIAEAの数式ではQvというふうに表現されているようですが、農作物の年間摂取量、これをIAEAの方は一人年間平均二百六十キログラム、これだけ農作物を食べる。そのうち敷地内でとれたものが半分と考えて百三十キログラム、こういうふ...全文を見る
○小澤(克)委員 私はそういうのは全く合理性がないと思います。果物ならば木の根が深いから、三メートル下であっても放射性物質を吸収するだろう、そしてその果物を食うだろう、果物だから野菜に比べれば非常に少ない、こういうことなんでしょうけれども、三百年後に日本人がどれだけ果物を食うかな...全文を見る
○小澤(克)委員 いや、それはいいですけれども、IAEAの数字に比べてこのQv、農作物の年間摂取量について国際的な数値と違った数字を使ったのはなぜかと聞いているのですよ。その根拠を聞いているのです。  もう一つ指摘しますと、農作物への核種移行係数、これについてもIAEAの数字と...全文を見る
○小澤(克)委員 質問通告で、この政令の根拠について聞きます、しかもその根拠になった先ほど指摘した中間報告について聞きますと言っておいたわけですから。先ほどから聞いているのは、この中間報告の範囲を出たところはありませんよ。お答えの準備がないというのは納得できぬですよ。その細かい数...全文を見る
○小澤(克)委員 これは全くまやかしですよ。平均してしまえば、個々には突出したものがあってもいいんだ、そんなこと成り立たないですよ。広い処分地の中に一カ所非常に放射能の高いものをぽんと入れて、その面積全体で割れば、それは平均は少なくなりますけれども、三百年後にまさにそのポイントに...全文を見る
○小澤(克)委員 時間が来ましたのでこれでやめますけれども、先ほどからお話を聞いていても、この政令の根拠の数字が全く合理的なものとして説得的に聞けないわけです。こういう手法でIAEAのいいところだけをぽっととって、都合の悪いところは日本独自の数字を使うなどというようなやり方で、今...全文を見る
04月12日第112回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○小澤(克)委員 地域産業の高度化に寄与する特定事業の集積の促進に関する法律案、通称頭脳立地法案について、若干お尋ねいたします。ただいまの額賀委員の御質問並びにお答えを拝聴させていただきましたので、若干重複するところがなきにしもあらずでございますが、その点御容赦願いまして、質問さ...全文を見る
○小澤(克)委員 大変詳細な御説明ありがとうございました。  これまで数次にわたって産業立地政策が実行されてきたわけでございますが、それにもかかわらず、ただいま大臣のお話にもありましたとおり、経済あるいは人口等も含めて東京圏への一極集中がここ数年特に生じている。これは、ある意味...全文を見る
○小澤(克)委員 これまでの数次にわたる産業立地政策がそれなりの成果をおさめてきてはいるものの、基本的に工場といいますか製造業を対象としたものであったがために、近時におけるいわゆる頭脳産業といいますかサービス産業なども含めて、それらの集中に基づく首都圏、東京圏への一点集中を必ずし...全文を見る
○小澤(克)委員 それでは、法案の中身に若干入ることにいたします。  この第二条「定義」のところで「産業の高度化」、これはいいといたしまして「特定事業」ですね。この「特定事業」というのが、結局「その集積を促進することが」一定地域の「産業の高度化に特に寄与すると認められる業種とし...全文を見る
○小澤(克)委員 今の質問に続くわけでございますが、聞くところによりますと、大体十六業種ぐらい予定を既にされているというようなことも伺っているわけでございますが、これはあくまで予定ということでしょうが、それで結構でございますので、ずらずらと紹介していただけませんでしょうか。
○小澤(克)委員 数え方にもよるのでしょうが、今およそ十六業種ぐらいを予定しているというお話がございました。これは分類がなかなか難しいかと思うのですが、ざっと見たところ、いわゆる頭脳産業といいますかソフト関係の業種、それからやや生産につながる生産支援部門を独立させたような業種、産...全文を見る
○小澤(克)委員 今の点はよくわかりました。  そこで、予定業種として挙げられているものを眺めてみますと、いわゆるソフトウエアであるというような頭脳産業といいますか、デザイン業なども含めてそういった業種、エンジニアリング業あるいは広告業などもそういったものに含まれましょうか。そ...全文を見る
○小澤(克)委員 大変ありがとうございました。  そこで、今のことに関連しまして、少し細かいことになるかもしれませんが、業種として予定しているもののトップに研究機関、特に自然科学系の研究機関というのが挙げてあるわけでございます。そういたしますと、政府関係の研究所というのが数多く...全文を見る
○小澤(克)委員 若干違った点からお尋ねしたいと思うのですが、頭脳立地ということになりますと、頭脳集約型の産業を分散立地するということになりますと、普通の工場等の立地と違いまして、ただ単に工業用水や電気を引いて地べたを用意すればいいというわけにはいかないのじゃないかと思うわけでご...全文を見る
○小澤(克)委員 そういたしますと、条文解釈としては、今の文化的な条件といいますかバックグラウンド等については、この都道府県の立てる計画の大綱としては五の「その他特定事業の集積に関し必要な事項」、ここのところでソフト面は賄うということになりましょうか、これは条文解釈の問題でござい...全文を見る
○小澤(克)委員 それでは、先ほどから大臣、大変親切に、また率直な御答弁いただいておりまして、これまで私が属していた委員会とは大分趣が違うなと思っているわけでございますけれども、せっかく御出席いただいておりますので、最後に大臣から、この法案が成立した際の運用についてのお考えといい...全文を見る
○小澤(克)委員 ありがとうございました。終わります。
04月13日第112回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○小澤(克)委員 訪問販売等に関する法律の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  まず最初に、訪問販売及び通信販売について規制する法律が、まあ現行法があるわけでございますが、この法律成立後、特に近年、訪販あるいは通販の実態について行政庁通産省としてはどのように把握し...全文を見る
○小澤(克)委員 今実態についての御認識あるいは把握の御説明があったわけでございますけれども、一口に言いますと、訪販あるいは通販も含めまして近年売上高等がどんどん大きくなっている。と同時に、トラブルの方も非常にふえている。今幾つかの数字が御紹介ありましたけれども、これはあくまで相...全文を見る
○小澤(克)委員 基本的なスタンスについてはさように伺っておくわけでございますが、そこで今回、いろいろトラブルが続出しているということから改正案の提出ということになったと理解するわけでございます。  実は今回の政府案の中にも、現金取引への適用拡大、それから役務取引への適用拡大等...全文を見る
○小澤(克)委員 そこで、法案の中身についておいおい伺っていきたいと思うわけでございますが、開業規制を採用しなかったことについて伺おうと思うのですが、ちょっと大臣の御都合等があるとお聞きしましたので、順序を変えまして、今回の法案では現行法と同様に指定商品制をそのまま維持をしておら...全文を見る
○小澤(克)委員 この指定商品制については、一つは、この訪販というのは対象となる商品あるいは役務によって特徴づけられるのではなくて、訪販という取引形態によって特徴づけられるものであるから、したがって、これを法的に規制する場合に商品、役務の種類によって取り扱いを異にするのは合理性が...全文を見る
○小澤(克)委員 そこで、今次政府案では開業規制について、これまたいろんな議論があったにもかかわらず取り入れなかったわけでございます。これについてはどういうことから取り入れなかったのか。少なくとも届け出制は採用すべきであったのではないかというふうに思うわけでございますが、この点に...全文を見る
○小澤(克)委員 先ほど私、ちょっと勘違いしまして、甘利委員からの御質問があったのはこの開業規制の点であったので、私の質問がこの点で今重複したかと思うのですけれども、その点ちょっと勘違いだったことを申し上げておきまして、今の御説明で納得しかねるところが多々あるわけでございます。 ...全文を見る
○小澤(克)委員 私は、何らかの開業規制といいますか、開業規制という言葉が適当かどうかはともかくといたしまして、入り口のところでのチェックは必要であろう、こう確信をしているわけでございます。それは、現在の被害の実態等からする実感でもあるわけでございます。  それで、それにもかか...全文を見る
○小澤(克)委員 せっかくのお答えでございますが、私としては同意できない、全く腑に落ちないわけでございます。最初からうその届け出をする者あるいは届け出ない者については結局無力ではないかということでございますが、そういう悪質な業者は届け出をしていないというそのことだけをとらまえて刑...全文を見る
○小澤(克)委員 この点は、消費者保護についての通産省の熱意を疑わざるを得ないわけです。どうして消費者による解除権を認めなかったのか。今のお話では、公法上の規制に違反した場合の私法上の効果についていろいろ議論があるということでございましたが、これについては理論的には契約締結上の債...全文を見る
○小澤(克)委員 到底納得できるものではございません。消費者保護について非常に消極的だという評価をせざるを得ないと同時に、今のお話を聞いていますと、引き続き勉強するとは言うのですが、石橋をたたきながら結局渡らないような感じでございまして、全く消極的な姿勢ではなかろうかと思うわけで...全文を見る
○小澤(克)委員 まさに訪販の実態を知らない机上の空論だろうと思うわけですね。日数については、これは結局のところ訪販業者と消費者との利益衡量ですからどこかで決めざるを得ないわけでございますので、長いとか短いとかいろいろな評価があろうかと思いますけれども、この起算点については、余り...全文を見る
○小澤(克)委員 クーリングオフは、今御説明があったとおり発信主義なんです。ですから、理屈としては今おっしゃったとおりになるのです。弁護士なんか相談を受けて、内容証明でクーリングオフの意思表示をするというような場合は、まさに今言ったようになされるわけです。ところが、実態はそうじゃ...全文を見る
○小澤(克)委員 実は、最初にこの法律ができたとき、昭和五十一年の議事録を拝見させていただいたのですけれども、そのときにこのマルチ商法禁止の法律によってマルチを禁圧できるのかどうかという議論がありまして、実はこの法律ではマルチそれ自体を禁止はしていないわけですね、強い規制をしてい...全文を見る
○小澤(克)委員 終わります。
04月14日第112回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○小澤(克)委員 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  まず、今回この炉等規制法の改正案を提出するに至った経過、理由、とりわけ核防護条約との関連性について、あるいは他の委員から既にお尋ねがあったかもしれませんが、...全文を見る
○小澤(克)委員 今の最後のところでございますが、結局のところ、PP条約というのでしょうか、核防護条約によって我が国が負うところの義務というのは、国際輸送中の核物質の防護に関する義務、それともう一つは核物質に係る犯罪を処罰する義務、この二つに尽きるかと思うわけです。  そういた...全文を見る
○小澤(克)委員 要するに、今回の改正案の項目で見ますと、「目的」のところに核防護という目的が加わった。これは今おっしゃったような条約上の義務からする改正部分にもかかわることは理解できるわけですね。  その次の第二の「定義」はともかくといたしまして、第三の一の「特定核燃料物質の...全文を見る
○小澤(克)委員 端的に答えていただきたいのですよ。そんなこと聞いてないのです。つまり、今回の核防護条約に加盟することによって我が国が負うことになる義務、義務に限定してですよ、それとこの「特定核燃料物質の防護のために講ずべき措置」、これとはつながりがあるのか、義務に応ずる規定なの...全文を見る
○小澤(克)委員 では、次の「核物質防護規定」に関する部分はいかがですか。
○小澤(克)委員 三番日、「核物質防護管理者」についてはいかがですか。
○小澤(克)委員 四番目、「運搬に関する確認等」、これにつきましては、国際輸送に関する場合のみ今回の核防護条約によって負う義務の履行のための手当てという部分がある。国際輸送以外の目的における国内での輸送等は無関係である、かように理解してよろしいですか。
○小澤(克)委員 そうですかね、核物質の防護に関する条約によるとこう書いてありますよ。――ああ、そうですね。「最初の積込みが行われる国の領域外への核物質の運送であって」とありますから、一たん公海に出れば確かにそうなりますね。  その点はわかりましたけれども、いずれにしても国内で...全文を見る
○小澤(克)委員 それから「第四 罰則の整備」、ここはもろにといいますか、この条約によって負う義務を履行するための国内法の手当て、こうなるわけでしょうね。そうでしょう。
○小澤(克)委員 そうやって見てきますと、今回のこの改正案の中で非常に大きな部分、核施設の防護のために講ずべき措置であるとか、そのための規定をつくるとか、あるいは防護管理者をつくるとか、それから運搬に関する確認等でも専ら国内に関する部分とか、これは一切この核防護条約とは関係がない...全文を見る
○小澤(克)委員 官僚答弁の典型なんですよ。確かに同条約への加入のためにとは書いてないのです。「加入に当たって」と書いてあるのです。これはまさにそのことを意識してこういう表現をされたのだろうと思いますね。これがペテンだと私は思うのです。いいですか。「この法律案におきましては、同条...全文を見る
○小澤(克)委員 結局今回のこの改正案は、昭和六十二年、昨年の十二月十八日の原子力委員会決定の四項目のうちの一項目、条約へ加入することは本法では関係ないといたしまして、この二項目から必然的に生ずる部分というのは非常に限定的であって、大部分はこの三項目に基づくものなんですね。そのこ...全文を見る
○小澤(克)委員 確かにそう書いた部分もあります。しかし、決定的なのはここですよ。その後のところで「この法律案におきましては」と書いてあるのです。「この法律案におきましては」これこれを「講ずるための改正を行うこととした」、私はこれはペテンだと思います。こういうやり方はとるべきでな...全文を見る
○小澤(克)委員 原子力基本法のお話が出ましたので伺うのですけれども、原子力基本法には、これはもう御存じのとおり民主、自主、公開という原則がうたわれているわけでございます。炉等規制法も、もちろん今お話ありましたとおり「原子力基本法の精神にのつとり」となっておるわけですね。そうする...全文を見る
○小澤(克)委員 今のお話の中で、今回の改正が原子力委員会の決定を受けて行われるというのは間違いですよ。原子力委員会の決定を受けて法案の提出がなされたのかもしれませんけれども、法改正を行うのは立法府たる国会がやることですよ。委員会の決定を受けて国会がやるわけじゃないじゃないですか...全文を見る
○小澤(克)委員 今の説明は全く納得できないわけです。要するに防護のために講ずべき措置、あるいは防護規定を設ける、管理者まで置く、これはすべて管理を強化するわけです。なるべく国民の目に触れないようにしよう、あるいは中にいる研究者に関しても不信の目を向けるといいますか監視の目を光ら...全文を見る
○小澤(克)委員 端的にお尋ねしまして、結局今回のこの法案提出の背景には、プルトニウムの利用を今後考えていこう、そこがあるのではないかと思うわけです。つまり、現在もそうなんですが、これまで主として使われている原子燃料はウラニウムですね。ウラニウムは相当高濃縮をしないと、八〇%か九...全文を見る
○小澤(克)委員 今回の核防護条約も、確かにおっしゃったとおりプルトニウムだけを対象としておりませんし、やや不明確なところがあるわけですけれども、しかし第七条の処罰等を見ますと、やはりこれは核物質を用いて爆発させるぞとか、危険なものをばらまくぞというような犯罪類型を禁圧しよう、核...全文を見る
○小澤(克)委員 プルトニウムの利用が本当に経済性を持つとすれば、それは高速増殖炉による利用だろう、これが本命であるという今のお話は、その限りではそうだろうと思いますね。新型転換炉というのは転換率が一以下でございまして、極めてあいまいな性格のものでございまして、これが経済的に今後...全文を見る
○小澤(克)委員 諸外国の状況についてはどのような御認識ですか。
○小澤(克)委員 アメリカにつきましては、モジュール炉というのはまだ概念設計の段階で、海のものとも山のものともですし、ソ連についてはお国柄もあって私どもも余り情報がありませんけれども、このヨーロッパの計画については、これはもう完全に、五年間凍結というようにも言われておりますけれど...全文を見る
04月27日第112回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○小澤(克)委員 午前中の連合審査でいろいろな論点が出たようでございますので若干重複の気味があるかもしれませんが、商工委員会としてもう一度確認しておくこともそれなりの意味があろうかと思いますので、順次質問させていただきます。  まず最初に、規制対象のフロンに限定して結構でござい...全文を見る
○小澤(克)委員 モントリオール議定書では当面凍結というふうに読めるのですけれども、今のお話だと実質的には三〇%カットバックということになるわけでございます。そういたしますと、規制する一方で、ただそれだけではどうにもならぬわけでして、究極的にはこの代替品の開発導入ということが重要...全文を見る
○小澤(克)委員 今アルコールとありましたが、これはメタノールでしょうかエタノールでしょうか。
○小澤(克)委員 また、報道されているところによりますと、アメリカの大手の製造会社であるデュポンがフロンガスの生産を中止するということを声明したというふうに言われております。これは果たしてどの程度事実なのか、その事実関係と、それから、いずれにしても廃止するという方向を出したからに...全文を見る
○小澤(克)委員 今のお話を伺いますと、生産中止といっても結局段階的に中止ということで、これからこの法律が成立いたしましたら、それに従って我が国で行おうとすることと結局同じようなことかなというふうに理解できるわけでございます。そういたしますと、既にお話に出ましたが、この毒性試験を...全文を見る
○小澤(克)委員 それからいま一つ、人体用のスプレーについて、一たん禁じたLPGの使用を復活させるというようなことも検討されていると報道されているわけでございますが、これについてはいかがなんでしょうか。
○小澤(克)委員 一たん決めたことだからと言ってそれを墨守することが必ずしもいいとは限らない、常に見直しが必要だろうと思いますが、一たん禁じたものをまたもし許可するということになると、何か後ろ向きという印象も免れないわけでございますので、検討中ということでございますが、これについ...全文を見る
○小澤(克)委員 ハロンにつきましては、フロンに比べますと数量としては非常に少ないようでございますが、オゾンを破壊する作用については相当強いようですね。資料によりますとオゾン破壊係数、これはモントリオール議定書の附属書等を拝見いたしますと、フロンの代表的なものを一といたしますと比...全文を見る
○小澤(克)委員 今の部分は法案上は二十三条に関連するのでしょうか、排出抑制それから使用合理化の指針について環境庁長官、通産大臣が指針を公表するという、これが二十三条の骨子でございますが、これによって政策を遂行していくことになろうかと思うわけです。  それで、ここのところが非常...全文を見る
○小澤(克)委員 今かなり積極的な姿勢が見えたわけでございますけれども、実は先ほど紹介したS社の装置について私大変興味を持ちまして、できれば当委員会に参考人として来ていただいて、我々素人でよくわかりませんので専門家にこの性能等についてお話し願おうかなとも思ったのですが、何かそんな...全文を見る
○小澤(克)委員 今、代替品フロン113とおっしゃったのは123の間違いでしょう。そうだろうと思います。  それから、融資の関係で開銀の特別融資枠があるというお話でしたが、金額がもしわかれば教えていただきたいのですが。
○小澤(克)委員 公害防止枠七百億が全部このフロン関係にということにはならぬと思うのですが、その辺はどうなんでしょう。
○小澤(克)委員 かなり具体的に税制あるいは金融上の施策を既にお持ちのようでございます。心強い思いをいたしますので、これは来年度以降もぜひ強力にお願いをしたいと思います。  それで、先ほど二十三条についてお尋ねしたときにちょっと失礼しまして、これは環境庁にも関連のあるといいます...全文を見る
○小澤(克)委員 それからいま一つ、これまた、報道されているところによりますと、最近、通産省が米国のEPAとの間で途上国に対する代替品技術の援助について協力をするということで合意をした、これは通産省と米国の環境保護局とで合意をしたというようなことがちょっと報道されているのでござい...全文を見る
○小澤(克)委員 次に、フロンは生産を規制するわけでございますけれども、最終的にこれを環境に放出しないで確実に破壊をしてしまえば、これはこれで一つの環境保全の対策になり得るわけでございます。それで、フロンの破壊に関して、法案にも破壊に関する条項があるわけです。これについても後にお...全文を見る
○小澤(克)委員 そういたしますと、小口で利用するのはなかなか難しいかと思うのですけれども、最後におっしゃった、洗浄用に使っていろいろな不純物がたくさん入ってもうこれ以上使えないものについては、結局産廃ということになるわけでございますので、これについては確実な破壊方法があればかな...全文を見る
○小澤(克)委員 おっしゃったとおり、現在開発中の還元法ですか、金属ナトリウムを使うというようなことで、経済性等からなかなか難しいかなというのが私ども素人でもある程度判断がつくのですけれども、例えばナトリウムのようなアルカリ金属でなくて、アルカリ土類金属といいましたかカルシウム等...全文を見る
○小澤(克)委員 だんだん時間がなくなりましたので、この法案の二十六条でオゾン層に関する研究をさらに積極的に行うということが明記されているわけでございますが、これもまた「国は、」というふうになっているのですけれども、これほどの機関が主体となって進めるのか。  それからいま一つ、...全文を見る
○小澤(克)委員 時間が残り少なくなりましたので、最後にお尋ねをします。  一つは、この第七条が当面この法案で一番重要なことになろうかと思うのですけれども、各メーカーに対する生産許可の割り当て等が非常に重要な問題になろうかと思うので、この許可の基準といいますか運用の基準、具体的...全文を見る
○小澤(克)委員 終わります。
11月09日第113回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○小澤(克)委員 山口県の熊毛郡上関という町がございまして、そこで昨年の統一地方選挙の際に町長選挙が行われたわけでございます。この町長選挙は、原発の立地をめぐって激しく争われたために、原発選挙というような性格を非常に強くしていたわけでございますが、この選挙のころに、実は大量の住民...全文を見る
○小澤(克)委員 正式名称は中国電力株式会社上関立地調査事務所ということではございませんか。
○小澤(克)委員 これに附属していわゆる上関寮というものがあるようですが、これは正式名称あるいは住所はどうなっていますか。それからまた、いつごろでき上がって、いつごろから実際の職員の入寮が始まったのでしょうか。
○小澤(克)委員 この調査事務所あるいは今お尋ねいたしました上関寮、これらに関係の深い職員について架空転入が行われたというようにいろいろ新聞などで報道されているわけでございます。  そこで、まずこの調査事務所の職員のうち警察の事情聴取を受けた者はどの程度いたのか、中国電力からど...全文を見る
○小澤(克)委員 新聞報道等では二十三人となっているようですが、今のお答えでは二十四名が正確なようでございます。  そうすると、四十九名中二十四名が実に警察の事情聴取を受けたということになるわけでございますが、これらの事情聴取を受けた方々がいつごろ住民票の転入を行ったのか、これ...全文を見る
○小澤(克)委員 今六十一年の九月とおっしゃったんですか、六月とおっしゃったんですか。
○小澤(克)委員 一つ一つ言うと時間がかかるということでございましたが、それでは、こちらである程度まとめて調べておりますので、このとおりかどうかお答え願いたいと思うのです。  六十一年の十一月二十一日に転入が一名、それから同年十二月二日転入が一名、同月六日転入が一名、同月八日転...全文を見る
○小澤(克)委員 おおよそ間違いないということでございますが、なかんずくこの十二月十五日に所長を含む六名が転入をしている、これは間違いないでしょうか。
○小澤(克)委員 そして、この件についていろいろ告発等があったようでございまして、警察の取り調べなどがあって、そしてことしに入りまして昭和六十三年の二月二日までに大量の書類送検があった、その中に中電の社員も含まれていた、このように聞いておりますが、中電の方ではどのよ うに把握し...全文を見る
○小澤(克)委員 この六名の中電の職員が六十三年の二月二日までに送検されたというふうに聞いておりますが、これはいずれもこの上関調査事務所の職員でしょうか、あるいは入寮者でしょうか。
○小澤(克)委員 このときに、新聞報道によりますと、会社側の対応といたしましては、石原寿男という原子力立地推進本部の副本部長で取締役の方が、転入問題で警察の取り調べを受けたということは聞いているが、不正転入は聞いていないし、ないと思う、このようなコメントを出しているようですが、こ...全文を見る
○小澤(克)委員 この一連の事件についての会社側の対応についてお尋ねするからということを事前に通告しておいたのですが、この点聞いてないのですか。
○小澤(克)委員 同じく送検された段階で、新聞報道によりますと、これは中国電力のどなたが言ったかということは必ずしも明確でないのですが、会社として組織的に転入を勧めたことはない、個人の意思でやったと思われるが、責められることではないとして、送検された社員の処分は考えていないことを...全文を見る
○小澤(克)委員 いやいや、そうじゃないのですよ。これは送検された段階での反応ですからね。後でどうこうということはないのじゃないでしょうか。間違いだとおっしゃったのは、今確認しているのですか。
○小澤(克)委員 そこで、このことが山口県の県議会でも問題となりまして、山口県議会の商工労働委員会で、本年の三月十七日、十八日に、この点について中国電力からの見解を求めたところ、中国電力からのコメントとして、中国電力副社長の和泉本部長が委員会に伝達という形で、今回の事件はまことに...全文を見る
○小澤(克)委員 そして県議会の商工労働委員会では、このようなコメントを寄せられただけでは、これで終わりにするわけにいかないということで、結論として、委員会の論議を踏まえて中国電力に対して三月二十四日、山口県議会商工労働委員会委員長島田明さんの名前で「上関町長選挙に係る公職選挙法...全文を見る
○小澤(克)委員 ちょっとよくわからなかったのですが、通産省に対してはともかくとして、対外的にあるいは県議会に対してどういう返答をしたかというのを具体的に教えていただきたいのですが。
○小澤(克)委員 この三月二十四日の申し入れに対して中電側で何だか新聞発表したというのは、ちょっと私寡聞にして聞いていないのですが、どんなことをだれがどう発表したのですか。
○小澤(克)委員 それは要するに起訴されてからの話ですね。この県の商工労働委員会の申し入れがあった時点では、特に態度表明というのはなかったんじゃないのですか。
○小澤(克)委員 違うのですよ。二十六日は、起訴されたから、それをきっかけに、あなたが先ほどおっしゃったような見解表明があったのですよ。それ以前の段階です。二十四日に、起訴前に、県議会、県民の代表が中電にちゃんと申し入れしているのです。それに対して何らかの明確な対応がなかったんじ...全文を見る
○小澤(克)委員 そうすると、二十四日から二十六日までの間には、つまり起訴される以前には、 明確なコメントがあったのかなかったのか、端的に言ってください。
○小澤(克)委員 最初からそう言えば時間がかからなくていいのですよ。  それで、結局、二十六日くらいでしょうか、起訴されたようですが、中電職員が何人くらい、どういった罪名で起訴されたか。これは法務省に聞けば明確な事実なんでしょうけれども、中電としてはどういうふうに認識しているか...全文を見る
○小澤(克)委員 起訴されたかどうかと聞いているのですから。どういう罰金を受けたとかいうのは、その後の裁判の結果のことでしょう。質問は正確に聞いてちゃんと答えてくださいよ。  それで、六人が略式起訴を受けたということのようです。略式請求を受けたということは、略式手続について同意...全文を見る
○小澤(克)委員 事前に教えていただいたのでは、渉外課の係長、調査課の係長、広報課職員、広報課副長、渉外課副長、そのほかに運転手さん一名、こうなっているようですが、これで間違いないでしょうか。それからもう一つ、副長というのは一体どの程度の地位なのかちょっとわかりにくいのですが、そ...全文を見る
○小澤(克)委員 この六名に限定して言いましても、住民票の転入が六十一年の十二月十六日、それから二十四日、二十六日、六十二年の一月十六日、十七日、十九日、このように非常に接近した時期に行われているようでございます。結果的には処分は、先ほど先んじておっしゃられましたが、罰金十二万円...全文を見る
○小澤(克)委員 いずれも非常に近いところでございますので、東京から転勤したというようなのと全く違うわけでございますので、隣接する市町村ですから、これはもう争いようがないということで略式に同意をし、そして判決を受けたということだろうと思うわけでございます。  そこで、これは公益...全文を見る
○小澤(克)委員 ちょっと正確に言ってほしいのですけれども、マスコミで報道されているところによりますと、和泉晋一中国電力副社長、原子力立地推進本部長が、「このたび、転入問題をめぐって当社職員に対し、検察当局から略式命令の請求をされたことについては厳粛に受け止めている。当社職員が不...全文を見る
○小澤(克)委員 そこで、会社として社内的にといいますか対内的に、これら職員に関して、あるいは監督責任者等も含めたのかどうかちょっとよくわかりませんが、処分があったのではないかと思うわけでございます。この点についてはどういう報告を受けておりますでしょうか。
○小澤(克)委員 厳正な処分というのは一体どういう処分なんでしょうか。
○小澤(克)委員 名前まで明らかにしろなんて言っていないんですよ。質問する方も注意して、肩書までは言いましたけれども、個人名はプライバシーの問題もありましょうから、しかも刑事罰を受けたという不名誉なことですから、名前までは 言いませんでしたけれども、公益企業の職員に公益企業がど...全文を見る
○小澤(克)委員 これは中軍がこの事態をどの程度重大に受けとめているのかという非常に重要な要素でございますので、国民の前に明らかにしていただかないとまずいんじゃないでしょうか。行政庁としては報告を受けている、国民の前には明らかにすることはできない、そんなばかなことはないですよ。だ...全文を見る
○小澤(克)委員 中電がその処分内容を世間的に公表していないということが批判の対象になっているのです、そのこと自体が。だから聞いているんですよ。中電が本当に襟を正しているのかどうか、これはぜひ明らかにしていただかなければまずいと思います。  先ほどから言っておりますとおり、県民...全文を見る
○小澤(克)委員 六月十五日、社長が通産大臣に対して陳謝をしたわけですか。社長みずからがですか。監督官庁である通産省に、あるいはその長であります通産大臣に、社長みずから陳謝した、これはそれで大変結構なことだろうと思います。問題は、これは地方自治に介入したのですよ。上関町民に対して...全文を見る
○小澤(克)委員 もう時間がなくなりましたが、次の問題に入れませんので。  今の、会社として関与していないというのは、どういう意味ですか。そこで言う会社というのは一体何のことですか。
○小澤(克)委員 それは取締役会で決めて、そしてその補助機関である各部長だとか何とかに指示してやらせたということではないのでしょう。だから法人が法人としての行為であるということは言えない。それはそうでしょうよ。取締役会でそんなことを決めるような会社がまさかあるとは思いませんからね...全文を見る
○小澤(克)委員 官僚制についてのお考えは私も大臣と全く同様でございます。ただ、官僚統制をやれと私は言っているのではなくて、国会に、国民代表に報告をしてほしい。本来ならば中電を参考人として呼んで、証人でもいいのですけれども、中電から直接国民の前に発表をしてもらう、そして国民の前に...全文を見る
○小澤(克)委員 大臣にお尋ねしたのは、「ナミビアの天然資源に関する布告」、一般論としてこれを厳守させる姿勢がおありかどうかということをお尋ねしたわけでございますけれども、趣旨としてはそのようなお考えだというふうにお聞きできたわけでございます。  そこで、大臣、少し先に進んで答...全文を見る
○小澤(克)委員 今RTZとの契約とおっしゃいましたが、厳密に言うとどうなりますか。RTZ、ミネラルサービスという一〇〇%の子会社のようですが、こことの契約ということではございませんか。
○小澤(克)委員 このミネラルサービス社、ミンサーブなどと略称されているようでございますが、ここと我が国の電力会社がどの程度の数量のウランを、今六弗化ウランの購入契約だということは明らかになりましたが、どの程度の数量、向こう何年間ぐらい供給を受ける契約になっているのか、明らかにし...全文を見る
○小澤(克)委員 既に契約を結んだわけですから、別に機密にする必要はないのではないでしょうか。これから契約したいというのなら、それは商売上の駆け引きがありましょうから明らかにできないというのはわかりますけれども、既にもう契約しているわけですから、これはぜひ明らかにしていただきたい...全文を見る
○小澤(克)委員 これは大変不満なのですけれども、もう時間がございませんので。  それで、前に通産省から、これは外務委員会でしたでしょうかで明らかにされた数量がございますね。これは国別の数量ですけれども、その中にイギリスというのがございました。このイギリスというのは、そのほとん...全文を見る
○小澤(克)委員 そうすると、個別の電力会社あるいは数量について必ずしも明らかにしていただいてないわけですけれども、少なくともRTZミネラルサービスとの間で非常に大きい量の取引があるということは明らかになったわけです。  通産省の資料によりますと、我が国のウラン鉱石の調達先とい...全文を見る
○小澤(克)委員 私の方で入手している資料によりますと、これはニューエキシコと読むのでしょうか、ニューエキシコ・ドキュメントという、ニューエキシコというウラン等のブローカー、ウランに限らないようですが、ブローカーの出している報告書のようです。一九八四年のオクトバーですから十月の十...全文を見る
○小澤(克)委員 ということは、カナダであるかあるいはナミビア産であるか、どちらかわからない。逆に言えば、ナミビア産でないという確証はない、こういうことになりますか。
○小澤(克)委員 逆にナミビア産でないということが言い切れるのですか。
○小澤(克)委員 契約上特定していないということですね。
○小澤(克)委員 知り得ないわけはないわけです。ちょっと調べればわかるわけですよ。  時間が来てしまって、しり切れトンボになりましたが、最後に大臣にお尋ねいたしたいと思います。  先ほどからのやりとりから明らかなとおり、我が国の電力会社がRTZミネラルサービスというところから...全文を見る
○小澤(克)委員 時間が参りましたので、これでやめますけれども、今の、可能な限り調査をするというお話、大変前向きで結構だろうと思います。今のは大臣からお答え願いたいのですが、いかがでしょうか。これで終わります。
○小澤(克)委員 終わります。
11月22日第113回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○小澤(克)委員 下北の六ケ所村における核燃料サイクル基地につきまして、各施設について事業許可であるとかあるいはその申請等が次々と行われている状況がございます。そこで、これに関連いたしまして、主として安全面の方から若干お尋ねをしたいと思います。  まず、基本的なことについて伺い...全文を見る
○小澤(克)委員 要するに、安全が確保されるか、当該施設によって危険が生ずることはないか、安全が十分担保されているかということを審査するということだろうと思いますけれども、実際には各事業者等に対してある一定のお墨つきを与える、反対派あるいは反対運動等批判を封ずる、またさらには裁判...全文を見る
○小澤(克)委員 それから、安全審査というのは、客観的に本当に安全性が担保されているかどうかを審査するそういうプロセスなのか、あるいは国民に対してあるいは地域住民に対してこれらの施設は十分安全であるということを説得するための手続なのか、それについてはどういう御認識でしょうか。
○小澤(克)委員 目的についてはそういうふうに伺っておきますが、実際の審査の作業ですけれども、これはどういうふうにやるのでしょうか。安全審査指針などというものがあるようでございますが、こういった一般的な指針をまず設けて、それについて各申請が、その申請内容がこれらの指針に適合してい...全文を見る
○小澤(克)委員 いや、私の質問は、実際の審査作業というのは、一つ一つ安全審査指針に適合しているかどうかを審査し、一応適合していればそれでおしまいということなのか、それともこの安全審査指針に必ずしもとらわれずに、事安全にかかわるような要素等についてはすべてあらゆる角度からあらゆる...全文を見る
○小澤(克)委員 最後のところの趣旨は、必ずしも安全審査指針にのみとらわれることなく、新たな知見等が得られれば早速それに従って判断をしていくということだろう、そういうふうに理解してよろしいかと思います。  それで、そういった方法で審査作業というのは行われるのでしょうが、実際に例...全文を見る
○小澤(克)委員 そうすると、申請者の収集した資料あるいは検査した分析結果等以外に、独自的に行政庁の方であるいは安全委員会等で資料収集したり試験をしたり、独自に知見を得て云々ということはないということになりますか。
○小澤(克)委員 安全審査の大体の仕組みはわかりましたが、要するに安全審査というのは本当に安全性が担保されているかどうかを審査するということであろうかと思いますので、これは言うまでもないのですが一応確認しておきますけれども、いろいろな許可申請や事業指定等の申請に対して、場合によっ...全文を見る
○小澤(克)委員 だから、不許可もあり得るのかと聞いたのです。
○小澤(克)委員 それで、現在下北について日本原燃サービスでしたか、それから、再処理施設についての事業指定の申請の準備がされている、一説によると十一月、今月中にも何か申請が出される予定であるということも聞いているわけです。そんなことも聞いておりますので、これに関しまして若干お尋ね...全文を見る
○小澤(克)委員 この方が再処理工場の予定地を、現地を視察したことがございますでしょうか。そういう報告を受けておられますでしょうか。
○小澤(克)委員 この視察について、何らか記録が作成されたというような報告を受けておりますでしょうか、事後で結構です。
○小澤(克)委員 議事録が作成されたかどうか、本当に聞いておりませんか。
○小澤(克)委員 正式な議事録というのは何を意味するのかよくわかりませんけれども、原燃サービスの方から何らかの記録が作成されたかどうかについては当然報告を聞いているはずだと思うのですけれども、どうなんですか。
○小澤(克)委員 質問をよく聞いてくださいよ。この視察に関して何らか記録が作成されたかと聞いたのですから、個人メモだろうが何だろうが、作成されているなら作成されていると答えれば一言で済むでしょう。時間がむだですよ。こんなもの、漏れたとか漏れないとか、そんなこと一言も聞いていないで...全文を見る
○小澤(克)委員 この件についてきょう伺うと言ってあったでしょう。全然聞いていないのですか、原燃サービスから何の報告も受けていないのですか。これについて細かく伺いますよと言ってあったでしょう、この視察の件について。
○小澤(克)委員 この視察に関してだれがどういう行動をしたのか、人の行動について細かく聞きますよと言っておいたはずですよ。きょう質問できないじゃないですか。これからどうするのですか。全然質問できないですよ。何の報告も受けていないのですか、どうなんですか。
○小澤(克)委員 事前に、この方について、いか なる行動をなされたのかについて詳しく伺うから原燃サービスからよく報告を受けておくようにということはお話ししておいたはずですので、それを前提にきょう質問に来ているわけですから、これでは質問になりません。  困りましたね。もう一遍こ...全文を見る
○小澤(克)委員 困りましたね。では、個人的なことだということのようですから、後日、お調べ願ってまたお答え願うことにしまして……。  ことしの七月四日、五日に、私の方で調べたところによりますと、この方が現地を視察しているようでございます。  それでは、原燃サービスの方がどうい...全文を見る
○小澤(克)委員 ジョイントベンチャーというのは何のことでしょうか。
○小澤(克)委員 地質学会社というのは応用地質というところとダイヤコンサルタントというところかと思いますが、そのとおりでしょうか。
○小澤(克)委員 弱っちゃったな。  それでは、もう一人、衣笠善博という方がいらっしゃるようですが、この方はどういう方か。仄聞するところによると、何か通産省の関係の方だというふうに聞いておりますが、科学技術庁にも関係しておられるというふうに聞いております。これはどういう方なのか...全文を見る
○小澤(克)委員 この方が現地を訪れたことがあるかどうか、あるとすればいつごろか、どんな経過でそうなったのか、あるいはその目的、費用はだれが負担したのか、報酬等を受け取ったのか、これについてはいかがですか。
○小澤(克)委員 私が聞いているのは、この原燃サービスさんの方の敷地を視察しているようですから、これについてはどうかと聞いているのです。報酬であるとか費用だとか、いかがですか。
○小澤(克)委員 それで、先ほどのお話では、衣笠さんに関しては学問的興味から視察をしだということですが、それで間違いないですか。学問的興味からここの地質がどうなっているかをただ単に調査をし、みずからの知見にした、こういうことですか。間違いないですか。
○小澤(克)委員 単なる学問的興味からこの地層を見たとは到底考えられないやりとりがなされているようでございます。  まず最初に、いろんなことを質問しているのですけれども、事業指定の申請に関してどうしてこういう見解をとっているのかという質問をしているのですね。例えば、f―2という...全文を見る
○小澤(克)委員 例えばこういうことを言っているのですね。ピット(1)という、これは何なのでしょうか、地質を調査している地点だろうと思いますけれども、「今の状況証拠だけでは、第三者から活断層といわれたら十分説明できない。したがって、他の証拠をそろえた方がよい。例えばT層」、下層と...全文を見る
○小澤(克)委員 ですから、「第三者から活断層といわれたら十分説明できない」、こういうことをおっしゃったのでしょう。どうなんですか。
○小澤(克)委員 さっぱりわからなかったのですが、どうなんですか、結論として「今の状況証拠だけでは、第三者から活断層といわれたら十分説明できない」と言ったのですか、言わないのですか。どっちなんですか。言わないことをメモされたのですか。
○小澤(克)委員 記憶にないというわけですね。要するに否定も肯定もしないというわけですわ。  それじゃ、もう一つ伺いますが、ピット(1)、これに関して「自分としても構造性の断層とは思わないが、将来裁判になった時などにこのままの証拠で活断層でないとは言い切れない。したがって、追加...全文を見る
○小澤(克)委員 それでどうなんですか、「追加調査をお考えなら」云々、「確めておくことがよい。」こういうサゼスチョンはしたのでしょうか、しないのでしょうか。
○小澤(克)委員 衣笠さんに関してちょっと、先ほど質問しなかったのですが、現地視察の際に記録がつくられたかどうか、それから原燃サービスの方としてどういう対応をしたのか、どんな人が一緒にこの視察に参加したのか、これについてどのように報告を受けておりますか。
○小澤(克)委員 電中研の方もいたのじゃないでしょうか。
○小澤(克)委員 単なる学問的研究、好奇心といいますか関心からちょっと現地を見せてもらったということにしては、電中研から二名、電中研ですから恐らく東京から行ったのでしょう。それから原燃サービスの調査部から三名、建設準備事務所から二名ですか、とにかく地質調査の専門会社も含めて合計十...全文を見る
○小澤(克)委員 北村さんについてはどういういきさつかよくわからぬ、報告を受けてないということだったのですが、どうなんですか、中でどんなやりとりがあったかについては多少報告を受けておるのでしょうか。それだったら少し聞きますけれども。
○小澤(克)委員 それじゃ確認しておいてください。  例えば、ピット(1)というものに関して、「露頭から受けた印象では構造性の断層ではないと思う。」図面があるのですけれども、しかし「このような構造ができる成因がよくわからない。」「一般的な地すべりならこういう形態になるだろう。」...全文を見る
○小澤(克)委員 いやいや、だって科技庁に関係しておられる方なんでしょう。聞けばいいじゃないですか。確認してください。
○小澤(克)委員 この北村さんという方、学者さんのようですけれども、これは先ほど御説明あったように科技庁にいろいろ関与をしておられる方のようでございます。それから衣笠さんという方は、通産省、工業技術院ですかに籍のある方で、かつ科技庁の安全審査等にも関与しておられる方のようでござい...全文を見る
○小澤(克)委員 北村さんに関してですけれども、ある断層について、f―2断層というものについて、S1というのはある地層のことを言うのですが、「f―2がS1を切っていないことがこのピットで明らかであり、」このピットというのはピット(3)のことでしょう。「この点を強調すべきだ。」と述...全文を見る
○小澤(克)委員 時間が来ましたので、甚だ不満でございますが、とりあえずきょうはやめさせていただきます。  先ほど委員長に要望したわけですけれども、この文書に記載されている事項について細かく伺うからということは事前に言ってあったはずでございますので、全然報告を受けていない、これ...全文を見る
12月16日第113回国会 衆議院 リクルート問題に関する調査特別委員会 第3号
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○小澤(克)委員 リクルートコスモス株売買の事実関係のうちで、店頭登録前における政官財界関係者等多数による株購入についての状況は、これまでの衆参両院における審議あるいは証人喚問あるいは報道等によって相当程度明らかになっているかと思います。しかしながら、店頭登録後の売却についてはま...全文を見る
○小澤(克)委員 名前を特定把握しておられますでしょうか。
○小澤(克)委員 それは役員でしょうか、社員でしょうか。
○小澤(克)委員 いつごろ、どこで、どのようにしてその口座開設をしたのでしょうか。
○小澤(克)委員 中一日だけですべて必要事項を記入し、判こ等をついた口座開設の申込用紙が持ち込まれたということは、リクルートコスモス側ですべての印、判こ等を預かりあるいは三文判等を調達したのかわかりませんけれども、すべてそろえていた、準備していたということではないかと思いますが、...全文を見る
○小澤(克)委員 知らないなら知らないでいいです。それで、普通はこのような口座開設の申し込みをする場合には、今言いましたように、判こを押してこれを届け出印とする、そのほかに、売買代金の振り込み銀行口座の指定をする指定書をつける、あるいはまた源泉分離課税の選択の申告書等をつける、こ...全文を見る
○小澤(克)委員 よく質問を聞いてください。その時点であったかなかったかと聞いたのですから、あったかなかったかだけ言ってくだされば結構です。――いや、いいです。次の質問に移ります。  それで、普通は売却を依頼する場合には、株券を持ち込んで、そしてこれと引きかえに株券の預かり証の...全文を見る
○小澤(克)委員 預かり証を出していないというよりも、株券自体がその時点では持ち込まれてないということですね。  そこで次に、そういたしますと、売りの注文がどこかの時点でだれかから出されたと思うのですが、この三、四十人に関してだけで結構ですが、これはいつ、だれがどのようにして証...全文を見る
○小澤(克)委員 しかし、あれでしょう。この店頭登録の場合には、いわゆる成り行きの売り注文ということはなくて、すべて指し値でないと受け付けないのではないかと思うのですが、本当にそうですか。三十日時点で既に売りの指示をしたのでしょうか。
○小澤(克)委員 もちろん、このくらいの値段で売ってほしいという指し値といいますか、まあ幅はありましょうが、そういう指示をしたのでしょうね、売り注文の際には。いかがでしょうか。
○小澤(克)委員 そうすると、三十日の時点で、三十日というのはこれは分売だけで一般投資家による売買はまだなくて、翌日三十一日が初日だろうと思うのですけれども、この三十日の時点で既にとにかくあしたこれを売ってくれという指示をリクルートコスモスの社員がした、こう伺っていいですね、結論...全文を見る
○小澤(克)委員 そういたしますと、株券の持ち込みは、いつだれがどこにどのようにして行ったのでしょうか。
○小澤(克)委員 この持ち込み先なのですが、これは幹事証券会社の本店というふうに伺っていいでしょうか。  それから、この株券の持ち込みなのですけれど、どの株券がだれの分であるというふうにきちんと区分して持ち込んだのでしょうか、それとも、一括してどかっと持ち込んだのでしょうか。
○小澤(克)委員 その点は確認はしていないということですね。  それで、この時点で預かり証の交付というのはあったのでしょうか。もう成約がなされていて決済の段階ですから、どうなるのでしょうか。
○小澤(克)委員 そういたしますと、次に売買代金の引き渡しの問題が起こるわけですが、この売買代金の振り込み先、銀行口座ですね、これの指定はどのように行われたのでしょうか。
○小澤(克)委員 普通は証券会社の扱いとしては、届け出印を押したところの振り込み銀行口座の指定書を交付させて、そしてそこに振り込むという扱いをしているわけでこざいます。そういたしますと、あなたが今おっしゃった指定の際には、そういう文書が作成されたのでしょうか。そして、個々の判こが...全文を見る
○小澤(克)委員 おかしいですよ。履行というのは、株券を持ち込む側は、売る方からすればそれは履行ですが、金をもらう方は履行云々ということはないでしょう。どの口座に振り込むかということは証券会社にとっては大変重要なことですね、関係ない口座に持ち込んだら、これは責任問題になりますから...全文を見る
○小澤(克)委員 いずれにいたしましても、リクルートコスモスの社員が持ち込んだ書面等によって、振り込み先を書いたものに基づいて振り込んだ、こういうことになろうかと思いますが、そういたしますと、振り込み先の一覧表のようなものを作成してリクルートコスモスの社員から証券会社に交付された...全文を見る
○小澤(克)委員 一覧表というものが存在したわけですね。  これはどうなんでしょうか。普通この種書類については証券会社は五年間くらいは保存するようでございますが、現在もあるのでしょうか、あるいは大蔵省としては、この振り込み先の指定の一覧表について見ているのでしょうか。
○小澤(克)委員 変ですね。あなたの参議院での説明では、リクルート側で一括をして口座を開設したのが三十ないし四十人いた、これは担当者の記憶である、こうおっしゃっているのです。ところが、この中に宮澤さんの秘書官の服部さんですかの分が含まれている、こう断言しているわけですよ。これはど...全文を見る
○小澤(克)委員 それは通りませんよ。三十人ないし四十人というような数は漠然としている、とにかくそれらについては一括してリクルート側で口座を開設した、その中に服部さんという、これはかなり平凡な名字だと思いますが、そういう人がいたということをはっきり記憶していた、そこだけは間違いな...全文を見る
○小澤(克)委員 いや、それはだめです。三十人ないし四十人と、人数もはっきりしない中に服部などというそれほど特異ではない名字の人がいたことを担当者が二年後に覚えているなどということは、これはそんなはっきりしたことではありませんよ。あなたはその程度のいいかげんな記憶を聞いてあのよう...全文を見る
○小澤(克)委員 売買報告書はすべてについてつくられるわけですから、三十人ないし四十人についてだけつくられたわけではありませんね。売買報告書によってこの分はリクルートコスモス社の者が一括して開設した口座に含まれるということがどうしてわかるのですか。
○小澤(克)委員 全く納得できません。三十人ないし四十人という人数もはっきりしてない、単なる記憶である、その中に、服部という名字は比較的平凡な名字でございますから、それが特に含まれていたということを明確に記憶しているなどということは、これは信頼できません。あなたはその程度のいいか...全文を見る
○小澤(克)委員 今の点については全く納得できません。三十人ないし四十人というような漠然とした記憶の中で特に服部という名字の者がその中に含まれていたなどということを単に記憶していたということは到底納得できません。  ところで、この振り込みを指定された銀行口座については、その名義...全文を見る
○小澤(克)委員 そういたしますと、売買代金の決済についてはこの三、四十人についてはこの指定された口座に振り込まれた、もちろん当然のことですが、そう聞いてよろしいですね。
○小澤(克)委員 そういたしますと、売買代金全額が指定された口座に振り込まれるのは当然のことでして、ファーストファイナンスから融資を受けていた人についてその分を控除して振り込まれるなどということの方がむしろ異例なことになりますね。そう聞いてよろしいですか。
○小澤(克)委員 そういたしますと、ちょっとわからない点があるのは、いろいろ報道等によりますと、中には自分の口座に売買差益だけが、まあ手数料、金利等は控除されたのでしょうが、基本的には売買差益だけが振り込まれたと言っている方も多数いるのですけれども、そうなりますと、これは証券会社...全文を見る
○小澤(克)委員 例えば先ほど出ましたNTTの前会長ですかの真藤さんの秘書さんですか、村田さんと言いましたか、そのケースなどではその売買差益だけが振り込まれたということのようでございますので、そういたしますと、名義はともかくとしてリクルートコスモスの方で管理していた口座があり、そ...全文を見る
○小澤(克)委員 以上から明らかになったことは、本件一連の株の売買というのはノーマルな株の取引あるいはノーマルな経済行為とは到底思えないということでございます。  まず、この政官あるいは財界関係者がこの登録前に株券を購入した経緯について言うと、これはもうこれまでのいろいろな経過...全文を見る