小澤克介

おざわかつすけ



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小澤克介の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月01日第118回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○小澤(克)委員 委員の小澤でございます。  参考人各位におかれましては、御多忙な中を御足労いただきまして、当委員会に貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございました。若干御質問させていただきたいと思います。  まず最初に、鴻参考人にお尋ねしたいわけでございます。...全文を見る
○小澤(克)委員 今のお話ですが、私にはなお腑に落ちないところがございます。  資本金制度は、あるいは利益準備金等の制度も含めて、その一定範囲を取り崩して配当してはならないという、いわば消極的な意味での資本充実の手段は確かに商法上確保されておりますが、それ以外に積極的に資本維持...全文を見る
○小澤(克)委員 それでは、飯塚参考人にお尋ねいたします。  大変高邁なかつ貴重な、しかも諸外国等の状況について大変御精通で、しかも経験を踏まえた御意見だったと拝聴いたしました。ちょっと時間の制約等もあってあるいは十分に、若干削ったのではないかというふうにも思われまして、ちょっ...全文を見る
○小澤(克)委員 続いて飯塚参考人にお尋ねいたします。  そして、今の「問題点の第一」のところででしたでしょうか、その末尾のところで、欧州の統合のことを御指摘の上で、日本は制度上大きくおくれてしまう結果になっているというお話がございました。これは監査の制度についての御説明だと思...全文を見る
○小澤(克)委員 さらに飯塚参考人にお尋ねいたします。  そこで、同じく日本と同様に税理士制度を持っていた西ドイツにおいて、簡略試験制度ですか、こういったものを採用し、大規模化したという表現がございました。この大規模化というのは内容はどういう事柄なのか、またそれはどのような根拠...全文を見る
○小澤(克)委員 続いて飯塚参考人にお尋ねしたいのですが、ドイツでは今御説明のあったような制度によって税理士が公認会計士になる道を開いた、大変興味があるわけでございますが、その結果、先ほどのお話ですと、ドイツでの話ですが、公認会計士約六千名、こういうことでございました。日本でも約...全文を見る
○小澤(克)委員 続いて飯塚参考人にもう一つ、二つお尋ねしたいのですが、今お話ありましたところ、例えば日本でも税理士さんがある会社の代理人として税務署との関係でいろいろ申告書等をつくる、そういった立場と、それから第三者として監査といいますか調査といいますか、いずれにしても客観的に...全文を見る
○小澤(克)委員 大変率直な御意見だと思います。  飯塚参考人に最後にお尋ねしたいのです。  これは最初に鴻参考人にお尋ねしたことと多少重複して恐縮なんでございますが、飯塚参考人は、企業監査の大切さといいますかその充実について大変力説されていらっしゃるわけでございます。今回の...全文を見る
○小澤(克)委員 それでは、宮内参考人にお尋ねいたします。  宮内参考人は主として大企業の立場からの御意見だったかなと拝聴いたしました。今回の商法改正の中で、小規模、閉鎖的な会社にも適合する法制度の整備という観点から一人社員の会社設立を可能としたという説明となっているわけですが...全文を見る
○小澤(克)委員 続いて宮内参考人にお尋ねいたします。  利益準備金あるいは配当可能利益の資本組み入れについてみなし配当課税がなされないようにしていただきたいという趣旨の御意見でございました。これは要するに所得税法第二十五条二項のことだろうと思いますが、一般的にこのみなし配当の...全文を見る
○小澤(克)委員 今回の商法改正で、実は株式配当ということ、そういう概念をなくしてしまいましてすべてを株式分割ということに統一した。これまた、余り議論になっておりませんけれども、実際には大変大きな改正点ではなかろうかと思うわけでございます。株式分割であればこれがどうして課税される...全文を見る
○小澤(克)委員 終わります。ありがとうございました。
06月05日第118回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○小澤(克)委員 まず、法務大臣にお尋ねいたしますが、法を改正する場合の基本といいますか、これについてお伺いしたいのですけれども、私思うに、新たな法規制を加える場合にはその規制を加えることで何らかの権利事由が制約されるわけでございますので、その規制を正当化するに足るだけの具体的な...全文を見る
○小澤(克)委員 今回のというよりも一般論としてお尋ねしているわけでございまして、大臣の率直なお考えを教えていただきたいと思います。  さらに、ついでにもう一つお尋ねいたしますが、理由、根拠がある場合でも規制によって何らか権利事由がこれまでよりも制約される、不利益を受ける者に対...全文を見る
○小澤(克)委員 一般論としてお尋ねしたわけでございまして、一般論としての率直な大臣の御意見をお伺いしたかったのでございますが、時間の都合もございますので、これはまた随時お尋ねをすることにさせていただきたいと思います。  そこで、法務省にお尋ねするのですが、今回最低資本金制度と...全文を見る
○小澤(克)委員 資本金とは何ですかと聞いたのですから、定義づけだけ答えていただけばいいのです。聞かないこと、余計なことは言わないでください、そういうことは順々に聞くことにしているわけですから。  それで、今のお話、大変長かったのですが、要するに計算上の数額である、会社財産を確...全文を見る
○小澤(克)委員 そういうことでございますので、結局純資産、いわゆる積極財産の総額から債務総額を差し引いた額と計算上の数額である資本金とは一致しない、むしろ一致しないのが当たり前である。欠損を生ずる場合もありますし、純資産が資本金額を上回る場合には、準備金等の問題を若干ネグって、...全文を見る
○小澤(克)委員 今資本充実の原則と維持の原則とあわせたようなお答えだったかと思います。もちろん、非常に密接な関係があるわけでございますが、私がお尋ねしたかったのは、一たん充実された資本がどのようにして維持されるかという側面について教えていただきたかったわけでございます。今のお答...全文を見る
○小澤(克)委員 結局、今大変長い御答弁だったのですが、具体的にだれの、どのような法益が保護されるのかということに関しては、会社債権者の債権が満足される、債権者の債権が満足されるという法益が確保される、こういうことに尽きるのかなというふうにお聞きしたわけでございます。そして、その...全文を見る
○小澤(克)委員 そうしますと、広義での第三者保護の一類型として乱設防止ということも最低資本金制度の制度目的であるということかなというふうにお聞きしたわけでございますが、乱設防止という言葉が今回のこの審議の中で初めて提案者側から今出たのかなというふうに思います。  そこで、まず...全文を見る
○小澤(克)委員 ちょっと一部わかりにくかったのですが、現実に既に会社に債権を持った者がその債権が満足されるか否かという状況というのは、今前半の御答弁にあったように欠損が生じてそして債務超過に至る、今や至らんとしている、そういう状況であろうかと思うわけです。それから、後半の方で御...全文を見る
○小澤(克)委員 私はまさにそう考えるわけでございます。なぜかといいますと、既にお話がありましたとおり、会社の計算が一定の担保を持ってきちんと正確になされている、そしてそのことがきちんと公開されている、これがまさに債権者、これから取引関係に入ろうとしている者、主としてこれを念頭に...全文を見る
○小澤(克)委員 どうしてもそこは納得できませんね。抽象論ではなくて、具体的にこれからある会社と取引に入ろうという者が何を見るかということを考えますと、まさに現実の資産内容がどうなっているか、ここがポイントではなかろうかと思うわけです。そのような外部監査制度、調査も含めて外部監査...全文を見る
○小澤(克)委員 どんなパターンがあるかと聞かれても、それはそういう調査というのはなかなか難しいでしょうから、ある意味で質問が少し無理な質問だったかなとも思いますけれども、そんな統計的な資料というようなことではなくて、常識的に考えていろいろなパターンがあろうかと思うのですけれども...全文を見る
○小澤(克)委員 私は、法律的、経済的というよりは、むしろ社会学的な分析が一番必要なのじゃないだろうかというふうに思うわけでございます。私も事業をやったことなど全然ない方ですからそんなに詳しく知っているわけじゃございませんが、いろいろ考えをめぐらせてみますと、会社制度を利用する動...全文を見る
○小澤(克)委員 その動機が是認されるかどうかということを聞いているのです。
○小澤(克)委員 確かに問題点もあります。節税と言いましたけれども、節税を超えた脱税もあるでしょう。必要経費が認められやすいことに乗じまして、家族旅行まで従業員の旅行だというふうにして必要経費だとしてしまうとか、甚だしいのは、新聞の購入代まで会社でとっているということにしてしまう...全文を見る
○小澤(克)委員 そういう発想は、私はこれは法を適用する側の論理だろうと思いますよ。法を適用される側、国民の論理としては、自分の会社が第三者から会社らしい会社と認められるかどうかなんということは、そんなことはいわば関心がないわけでございまして、法が用意している会社という制度を一定...全文を見る
○小澤(克)委員 先ほども申し上げましたが、今の中で計算が適正に行われていることとそれが公開されていること、これがむしろ中核であって、その資本金の多寡という問題はせいぜい付随的な意味しかないだろうと私は思います。  それはともかくといたしまして、そのような有限責任制の基礎を満た...全文を見る
○小澤(克)委員 今私が聞いたのはそんなことを聞いているのじゃなくて、寝台に合わない者を殺してしまうよりは、多少寝心地が悪くても寝台に寝せておく方がいいのではないだろうかと言っているわけです。そういう立法態度についてはどうお考えかということをお尋ねしたのです。寝台の長さをどれだけ...全文を見る
○小澤(克)委員 法案の経過を聞いているわけじゃないのですけれども、時間がなくなりましたので、いいです。私は、そういった意味でどうしても納得できないものがあるということをお話ししておきたいと思います。今のお話はプロクルステスの論理であって、そこに泊められる旅人の論理ではないのです...全文を見る
○小澤(克)委員 もう一つ、現行法の解釈をこの期に及んで聞いても余り意味がないかなという気もするのですが、二百九十三条ノ三の方は、つまり準備金の資本組み入れの場合には新株発行をするかどうか任意的になっております、これは一項と二項の関係を読めばすぐわかるのですが。二百九十三条ノ二の...全文を見る
○小澤(克)委員 そうですか。配当可能利益の処分の一形態として総会の決議で資本組み入れだけを決議することは現行法は特に正面からは禁じていないのではないか、そういう解釈も可能かなと思うのですが、現行法を今ここで議論しても余り意味がありませんので、今の御答弁で結構でございます。  ...全文を見る
○小澤(克)委員 今微妙なところなので、もう一度よく教えてほしいのですが、持ち分額の増加ですか、持ち分の増加ですか。持ち分額という形式的なものなのでしょうか、それとも、持ち分という経済的な意味を含めて実質的な持ち分の増加が課税対象だということなのでしょうか。
○小澤(克)委員 持ち分金額というのは何なのでしょうか。会社純資産を株数で割ったものでしょうか。
○小澤(克)委員 だから、背景の考え方つまり理念をおっしゃっているのでしょう。だからこそ、この持ち分額というのはどういう理念なのかを教えてください。
○小澤(克)委員 資本金ではなくて、純資産のことではないのですか。よくわからないですね。資本金というのは、さっきから議論にありましたとおり、形式的な数額ですね。どっちですか。
○小澤(克)委員 ちょっとよくわからないですね。資本金というのは計算上の数額でございますね。それを株式数で割ったものが株主の持ち分額だ、それの増減、増加に対して課税するということなんですか。ちょっとよくわかりません。これは私が不勉強でわからないのですが、時間が来ましたので、また本...全文を見る
○小澤(克)委員 午前中の末尾のところで大蔵省の方から御答弁いただいたところ、ちょっと私、のみ込みが悪かったのですが、私の理解したところでは、多分こういうことだろうと思うわけです。本来の金銭配当であれば、その配当額がまさに配当課税の課税の対象となる、これは言うまでもないことでござ...全文を見る
○小澤(克)委員 今の問題は大変大きな問題かと思います。経済的実態としては、現金配当とそれを振り込むといいますか出資することによる新株発行が同時に行われる、それが経済実態だとおっしゃいましたが、これはどうも私にはそう思えなくて、まさに擬制、フィクションではないだろうか。すなわち、...全文を見る
○小澤(克)委員 いろいろ配慮すべき問題点について、御専門の立場でそのような御指摘があったのは当然といいますか、そのとおりだろうと思いますけれども、結局、検討するということに尽きるわけでございます。これでは、今次商法改正案について我々はどう態度を決めたらいいのか有権者に説明できま...全文を見る
○小澤(克)委員 課税の公平を損なわない範囲で何ができるかを検討するとおっしゃいましたが、課税の公平を損なわない範囲で、かつ資本の増額を強要されるものに対する配慮を加えて検討するお気持ちがあるのかどうか、そこのところ、どうですか。
○小澤(克)委員 これは有権者、国民が一番関心を持っているところなので、今のでは、それでオーケーというわけにはいかないと私は思います。  時間も迫ってまいりましたので、あと登録免許税の問題がございます。これも増資を強要される、午前中の比喩で言えば、好まないのに寝台に合わせて足を...全文を見る
○小澤(克)委員 甚だ不明確な答弁でございまして納得しがたいわけですけれども、もう一つ、現物出資によって増資をする場合の譲渡所得税の問題がございます。これは私が考えてもかなり難しい問題だろうなと思います。これについてどう考えるのだということは、今時点では私もそこまではお尋ねしない...全文を見る
○小澤(克)委員 この原価主義は、今おっしゃったような明瞭性があるとか、それから交換価値の方は変動いたしますので、その安定性という意味からも原価主義をとるというのは一つの理屈だろうと思います。それは特に土地に関してですが、土地の価格が長期的にある程度の水準を維持しているという場合...全文を見る
○小澤(克)委員 これはまさに商法プロパーの問題を超えるというのはよくわかりますけれども、何といってもこの原価主義を規定しているのは商法でございますからね。これはやはり自分らの立場を超えるなどと他人事のように言っていただいては困るわけでありまして、法務省はやはりきちんと検討すべき...全文を見る
○小澤(克)委員 質問時間が終わりましたのでこれで終わりますが、今次改正に伴う税法上の取り扱いについて大蔵省の答弁、極めて不満であります。しかも、委員長から、両省庁でより検討するようにという指示があったにもかかわらず先ほどのようなあいまいな答弁に終始しているということでは、これは...全文を見る
06月08日第118回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○小澤(克)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、商法等の一部を改正する法律案並びに同法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案について、反対の立場からの討論を行うものであります。  今次商法改正案については、我が国に多数存在する小規模会社の実情に照らして、会社に対する...全文を見る
06月11日第118回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号
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○小澤(克)委員 昨年からことしにかけて、米軍の日本あるいは韓国、さらには一部フィリピン等も含めて削減といいますか、一部撤退というような事柄が各種報道機関などで報道されているところでございます。チェイニー国防長官が日本に来られた際、あるいは韓国、フィリピン等も歴訪されておられるよ...全文を見る
○小澤(克)委員 もう少し具体的に、例えば特に我が国においては、報道されているところによりますと、座間にある米陸軍司令部千数百人の横田基地への移駐、それから海兵隊の一部撤退、そして海兵隊の一部撤退の中には岩国基地の第十二飛行大隊と、それからあと沖縄の第三海兵師団の地上部隊、それぞ...全文を見る
○小澤(克)委員 米議会への報告をもとに今お話をされておられるわけでございますけれども、これはアメリカの国内の問題でございまして、より積極的に、特に普通のマスコミが報ずるところになっているということは、それ相当のソースがあってのことだろうと思いますので、この点について十分な関心を...全文を見る
○小澤(克)委員 今のは防衛庁ですか。防衛施設庁の方はいかがでしょうか。
○小澤(克)委員 そうですか。防衛庁の方はいかがでしょうか。
○小澤(克)委員 質問通告の際に、これについてはいろいろ文書等があるようだからということをお話ししておいたはずなんですが、それにもかかわらず知らないというのは大変意外でもあると同時に、大変不当であるというふうに思うわけでございます。  知らないということであればこちらで御紹介す...全文を見る
○小澤(克)委員 地域住民は本当にこれをよりどころとしているわけでございますので、知らないということでは大変困るわけでございます。私、持ち時間が四十分与えられておりますのでまだ若干時間があるわけですから、私の質問が終わるまでに電話ででも御確認を願いたいと思います。  もう一つ、...全文を見る
○小澤(克)委員 これについては、いろいろ約束があるはずだからということはお伝えしてあったわけでございますし、仮にそうでなくても、これだけ重要な事柄ですから当然承知あるものと思っておりましたけれども、少し古いことですし、しかも人がかわっているというような面もありましょう。大至急お...全文を見る
○小澤(克)委員 今私はちょっとうまく把握できなかったのですが、そういたしますと最初に十四機、その後に二十機追加で、合計三十四機とお聞きしてよろしいわけでしょうか。
○小澤(克)委員 その点はわかりました。  そこで、このハリアーというのは垂直離着陸という機能を持っていることから、恐らく技術的にかなり無理があるのではないかと想像するわけでございますが、事故が大変多い。ごく最近の例をとっても、一九八九年五月から九〇年二月までの間に六機も重大な...全文を見る
○小澤(克)委員 機体、エンジンに機能上の欠陥がなかった、それにもかかわらず墜落したその原因はどういうことだという報告を受けておられるのでしょうか。
○小澤(克)委員 現実にこの岩国基地には先ほどのお話からも二十機このハリアーが配属されているわけでございまして、基地周辺住民にとっては頭の上をこれは飛んでいるわけでございますから、今のような心もとないことでは大変不安がむしろ大きくなるわけでございます。新聞に報道されているところに...全文を見る
○小澤(克)委員 今沖縄での事故についてお話があったわけですが、私どもの方の承知しているところでは、そのほかにも大変事故の発生が多いのです。一九八九年五月三日には、これはパリスアイランドというところで墜落事故があって、これはパイロットが死亡しておりますし、同じく八九年八月二十五日...全文を見る
○小澤(克)委員 結局原因はわからなかった、しかし毎日飛び続けるなどというようなことのないように、ぜひその点よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それから同じくこの米軍岩国基地で夜間の着艦訓練、これがまた大変騒音もひどいわけですし、時間も夜間ということで地域住民にとっては...全文を見る
○小澤(克)委員 これは去年のことなんですけれども、八九年五月二十三日でしょうか、この日は三時から五時の間に、これはもちろん昼間の話ですが、訓練を行うという事前の通告があったわけですけれども、時間外の五時過ぎにやってきて、そして着艦訓練をする。結局九時ごろまで行われた。しかもこれ...全文を見る
○小澤(克)委員 この八九年五月二十三日のケースでは米軍の基地側の説明では、これは二十二日のケースでしょうか、厚木基地から飛来して訓練をする、天候不良で飛来がおくれた、しかしそのまま訓練をやらせた、こんなことを説明しているようです。これはどう考えてもやむを得ない事情とは思えない。...全文を見る
○小澤(克)委員 この点については、きょう確認できないということですからこれはそれでやむを得ません。また他の機会にぜひきちんと確認をさせていただきたいと思います。この基地使用が続いている限りは時効にかかることはないわけでございますから、文書整理がどうこうなどといういいかげんな対応...全文を見る
○小澤(克)委員 きょうはほかにもいろいろお尋ねしたいことがあったわけでございます。とりわけ基地全体の沖合移設問題について現状等あるいは見通し等御報告願いたかったわけでございますが、残念ながら時間が終了いたしましたので、これらについてはまた他の機会にさせていただくことにいたしまし...全文を見る
06月20日第118回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○小澤(克)委員 冒頭、法務省入管の方にお尋ねいたします。  青森短期大学に留学をしております中国の方、日本風に読みますと張祖強さん、チャン・トウチャンさんが、大学に入ってみたところが、夜学部いわゆる二部であったために、省令である入管法の運用基準によると、これでは在留資格が認め...全文を見る
○小澤(克)委員 その件で、もう一つだけお尋ねしておきますが、今も答弁にありました省令である入管法の運用基準では、「専ら聴講による教育を受ける研究生又は聴講生として教育を受ける場合は、当該教育を受ける教育機関が行う入学選考に基づいて入学の許可を受け、かつ、当該教育機関において一週...全文を見る
○小澤(克)委員 いずれにいたしましても、せっかく勉学の意思に燃えておられる方のようでございますが、あすという大変差し迫った状況になっているようでございます。報道されておるところによれば、きょうじゅうに本人が書類等の追完を行うということのようでございますので、ひとつ温かいといいま...全文を見る
○小澤(克)委員 わかりました。統計上は市町村単位でないと出てこない、あとは各登録を全部ひっくり返して住所を点検しなければ出てこないということでございますので、今の御答弁でやむを得ないかと思います。いずれにいたしましても、このウトロ地区に相当数の在日外国人、実質は韓国、朝鮮の方で...全文を見る
○小澤(克)委員 そうしますと、ウトロ地区に韓国、朝鮮の方が非常にまとまって住んでおられるという状況は建物登記からも裏づけができるかと思うわけでございます。それからまた、それではウトロ地区の土地ですね、本件土地についての実体的な所有権がどうなっているかというのは後で触れますが、裁...全文を見る
○小澤(克)委員 そこで、少しさかのぼりますと、まずウトロ五十一番地については、もとは個人の所有であったわけですけれども、昭和十五年六月二十九日付売買をもって日本国際航空工業株式会社に所有権が移転し、その後は昭和二十一年二月二十七日に日本国際航空工業が日国工業株式会社へと商号変更...全文を見る
○小澤(克)委員 そこで今度は、実は私どもの調査したところによりますと、この土地に韓国、朝鮮の方が多数住みつくようになった経過といいますか、原因にさかのぼりますと、その詳細はまた次にお尋ねしますが、とりあえず承知しておるところでは、戦時中、昭和十六年七月一日に日本国際航空工業とい...全文を見る
○小澤(克)委員 私、先ほど、ちょっとやや正確さを欠いたかと思いますが、新会社と旧会社が合併したのが昭和三十七年八月一日でございますが、この会社は日産車体工機という名称だったわけですけれども、昭和四十六年六月一日に至って日産車体株式会社と商号を変更したということのようでございます...全文を見る
○小澤(克)委員 それじゃ、午後にさせていただきます。
○小澤(克)委員 午前中の最後のところで、通産省を通じて本件土地上に多数の朝鮮人、韓国人の方が居住するに至った経過についてお尋ねしたのですけれども、その中でちょっとはっきりしなかったのですが、日本国際航空工業、すなわち現在の日産車体の認識としては、当時大倉土木というところに建設業...全文を見る
○小澤(克)委員 そこで、当時の日本国内における朝鮮人労働者の状態はどんなものであったかということについてお尋ねをしようかと思ったのですが、これについて十分答えられる官庁が今政府内には存在しないということだそうでございます。それ自体、いかに私ども日本政府が戦時中あるいは戦前も含め...全文を見る
○小澤(克)委員 二つの売買を指摘したのですが、もう一つについてはいかがでしょうか。
○小澤(克)委員 そこで実は、有限会社西日本殖産の代表取締役が、一時期でございますけれども、この平山桝夫氏であったという事実もあるようでございますので、その辺は若干ルーズになされたのかなというふうに思うわけでございます。お調べを願いたいと思うわけでございます。  もう一つお尋ね...全文を見る
○小澤(克)委員 そこで次に、今度は、実は最初に申し上げたとおり、この有限会社西日本殖産によって住民に対する追い出しの訴訟が今どんどん行われていて、そのために今まさに外国人の方々が生存権について脅かされているという状況にあるわけです。  それで、その裁判の状況について、これはわ...全文を見る
○小澤(克)委員 現に訴訟の行われることでございますのでいろいろ技術的にも難しいところはあろうかと思いますけれども、今の大臣の大変前向きの発言、大変ありがたいと思うわけでございます。特に、訴訟はあくまで有限会社西日本殖産と住民との間で行われているわけでございますので、その訴訟とは...全文を見る
○小澤(克)委員 さらに、通産の方にもお尋ねいたします。  日産車体というよりもオール日産というふうに考えますと、韓国ともいろいろな通商関係があるんじゃないかと思いましてお調べいただいたところ、これはメーカー限らずすべての自動車ですけれども、日本から韓国への輸出が、一九八六年に...全文を見る
○小澤(克)委員 いただいた資料に、金額、単位千ドルでの表がございますが、これをちょっと説明していただけますか。
○小澤(克)委員 韓国が自動車の輸入を禁止しているとかで、数量は余り多くないそうでございますが、今もお話ありましたとおり、技術移転等で技術提携も行われているようでございますし、それから朝鮮系の方は韓国だけではなくてアメリカ西海岸などにも多数いらっしゃいますし、もちろん日本にも多数...全文を見る
○小澤(克)委員 先ほどから再三言っておりますとおり、これは基本的には人権問題でございます。特に、人権の中でも最も基本的な権利である生存権の問題であろうかと思います。したがって、外交上まずいのじゃないかとか通商上まずいのじゃないかという言い方自体があるいは批判を受けるかもしれない...全文を見る
○小澤(克)委員 終わります。ありがとうございました。
06月22日第118回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○小澤委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程第一から第八六の各請願を一括して議題といたします。  各請願の内容につきましては、文書表で既に御承知のことと存じますし、また、先ほどの理事会において検討いたしましたので、この際、紹介議員の説明等を省略し、直ちにその採否を...全文を見る
○小澤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  本日の請願日程中、日程第八、第二一ないし第四五、第七三、第七四及び第八五の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  なお、ただいま議決いたしました請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。     ─────────────     〔報告書は附録に掲載〕     ─────────────
○小澤委員長 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、外国人労働者入国問題等に関する陳情書外三件でございます。念のため御報告申し上げます。      ────◇─────
○小澤委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  裁判所の司法行政に関する件  法務行政及び検察行政に関する件 並びに  国内治安及び人権擁護に関する件 以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませ...全文を見る
○小澤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その派遣地、期間、人選等につきま...全文を見る
○小澤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時二十三分散会
10月04日第118回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第6号
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○小澤(克)委員 委員の小澤でございます。  参考人各位におかれましては、多忙の中をわざわざ当委員会にお越しいただきまして、貴重な御意見をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  質問をさせていただきます。若干ぶしつけなものを含むかもしれませんが、御容赦を願いたい...全文を見る
○小澤(克)委員 集団的自衛権と個別的自衛権の不可分性の問題です。
○小澤(克)委員 軍事参謀委員会のレポートの十四条に関してです。
○小澤(克)委員 幾つか誤解があるようでございます。時間がもうありませんけれども、まず奇形児発言は、もちろん意図的に発言されたのであればとんでもない話であります。無意識のうちに奇形児について否定的価値判断を含む発言をされる、そこに差別の本質があるということを指摘しておきたいと思い...全文を見る
○小澤(克)委員 時間がございません。準国連軍などというようなあいまいな規定は国連憲章のどこにも出てこないものではないかということを指摘しておきたいと思います。  次に、平和維持軍について何人かの参考人が言及されました。私も本来の意味での平和維持、ピース・キーピング・オペレーシ...全文を見る
○小澤(克)委員 他の参考人にもたくさんお尋ねしたいことがあるのですが、時間が終了いたしましたので、残念ながらこれで質問を終わらせていただきます。
10月26日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第4号
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○小澤(克)委員 最初に、まず明確にさせていただきたいんですが、私の質問は、法の運用者としての総理以下にお尋ねするのではなくて、法案提案者としての内閣にお尋ねするのです。  なぜこんなことを申し上げるかというと、法律というのは、要するに執行機関に一定の権限を与える、同時にその権...全文を見る
○小澤(克)委員 この程度の簡単なことは総理にお答え願いたかったのです。簡単というのは、失礼、簡単でなくて、決して失礼なつもりで申し上げたのではなくて、原則的なことという趣旨です。この程度の原則的なことは――言い直します。この程度の原則的なことは総理にお答え願いたかったのですが。...全文を見る
○小澤(克)委員 それで、これまた念のためにお尋ねしますが、これはもちろんこの法案の条文どおり、平和と安全の維持のための決議に限られる、平和と安全の回復のための決議は含まれない、これは明らかですね。
○小澤(克)委員 対象になる。
○小澤(克)委員 それはおかしいでしょう。だって、これは条文に「維持のために」と書いてあるじゃないですか。それはおかしいですよ。そんな文理に離れることができるわけないじゃないですか。おかしいですよ、それは。
○小澤(克)委員 そんなラフな解釈はできないのです。確かに第一条目的あるいは二十四条の安保理の任務ですか、この辺には、国連憲章は平和と安全の維持とのみ書いてあります。しかし、具体 的な決議に関しては、維持の決議と回復の決議というのは明確に書き分けてあるわけですよ。そうでしょう、...全文を見る
○小澤(克)委員 だめですよ。決議に関しては、国連憲章をちゃんと読んでください。事決議に、具体的な決議あるいは行動に関しては、この維持のためと回復のためとちゃんと書き分けてあるのですよ。そんなラフな読み方できませんよ。だめですよ、それは。だって、いいですか。目的規定なんというのは...全文を見る
○小澤(克)委員 今十二条ですか、これは安保理と総会との関係について規定したものです。私の質問とは直接関連がないのです。確かにここでは「維持に関する」というような規定の仕方しかしておりませんが、これは必ずしも明確に網羅的にきちんと書いたものではない。いわば第一章目的などと同じよう...全文を見る
○小澤(克)委員 広い意味があることは私も認めます。最初に申し上げたとおり、第一条目的、それから最初にこれは私が言ったのですよ、二十四条、安保理の任務ですか、これは広い意味で使われています。ところが具体的な決議に関しては、具体的な手続を決めた第六章、第七章に関しては、平和の維持と...全文を見る
○小澤(克)委員 具体的な決議についての規定なのに、ふわっとした広義の方の意味に解釈するなどということはあり得ないんです。どうですか総理大臣、あなたの部下がこんなミスをしたんですよ。ミスでない、それはそう言いますよ。こんなところでミスだなんて認められませんよ。どうですか、撤回した...全文を見る
○小澤(克)委員 専門家である法制局長官にこういうことを言うのは申しわけないのですが、その解釈は成り立ちません。なぜならば、この法案は具体的な決議に着目した法案なんですよ、具体的な決議に。具体的な決議については第六章、第七章、きちんと狭義の「維持」とそして「回復」と書き分けてある...全文を見る
○小澤(克)委員 いやしくも統一見解として、内閣の統一見解として外務大臣が述べられたことですよ。それを何で条約局長が、間違いだから取り消すなんて言うんですか。どういうことですか。それほど権威のないものなんですか。そんなものでどうやって質問をするんですか。そんなものでどうやって議論...全文を見る
○小澤(克)委員 単純なミスだというふうに言い張るでしょう。そうじゃないんです。最初から私が言っているとおり、これは本来この法では対処できないところの今回のイラク情勢に、無理やりこの法を当てはめようとしてごまかしたものなんですよ。言い間違いじゃないんです。これ、想定問答集を読んだ...全文を見る
○小澤(克)委員 夜には気がついたと先ほど言いましたね。気がついたのになぜ今までほうっておいたんですか。どうしてこちらが指摘する前にちゃんと訂正しないんですか。それ自体ごまかしでしょう。最初からごまかしなんだよ、この法律は。だめです。納得できません。(発言する者あり)
○小澤(克)委員 内閣の統一見解として外務大臣が重々しくも読み上げられた文章を、何日たっていますか、三日ですか、四日ですか、たった数日でやれ訂正するだの取り消すだの、そんなことがあっていいんですか。これは、国の唯一の立法機関である、別に威張って言っているんじゃないですよ、国会に対...全文を見る
○小澤(克)委員 その日の夜には気がついた、しかし、きょう指摘されるまでほっといた、これはどうなるんですか、この責任は。国権の最高機関ですよ。国の唯一の立法機関ですよ。あなた方、提案者でしょう、法案の。法案の提案者がそんないいかげんなことでどうするんですか。  総理が口頭で今訂...全文を見る
○小澤(克)委員 それでは質問を続行させていただきます。  それでは、最初に申し上げたとおり、この法案がどこまで何を制約できるかという観点から、続いてお尋ねいたします。できるじゃなくて、しているかですね。  この国際の平和及び安全の維持のための決議、これが大前提となっているわ...全文を見る
○小澤(克)委員 よくわからなかった。端的に答えてください。義務づけのある決議に限られるのか、そうでないものも含まれるのか。単なる勧告、要請等も含まれるのか。端的に答えてください。
○小澤(克)委員 拘束力のない単なる勧告に実効性という概念があるんですか。実効性というのは何らか義務づけがあることが前提でしょう。そんないいかげんな解釈はありませんよ。だめですよ、それは。ちゃんと答弁してください。
○小澤(克)委員 本来、勧告というのは、従うか従わないかは加盟諸国の任意ですよね。そうすると、そのような任意の行動について、実効性を確保するためにだれがどんな活動をするんですか。任意の行動について何らか強制にわたることをするなんてことは、論理的にはあり得ないじゃないですか。そこを...全文を見る
○小澤(克)委員 そうすると、何らかの勧告があった、それに従う従わないは各加盟国の自由である。その加盟国みずからが、自分が行うか行わないかは任意だけれども、それを行うとする場合に実効性を確保するための活動なんですか。そうすると、その国みずからの活動に限る、他の外国、他の国際機関等...全文を見る
○小澤(克)委員 そんなことを聞いたつもりはないんです。私の聞き方があるいはちょっとまずかったのかもしれませんので、もう一遍お尋ねします。  「実効性を確保するため、」と言うからには何らか義務づけがあることが前提かと最初にお尋ねしたわけですね。そうしたら、義務づけに限らない、そ...全文を見る
○小澤(克)委員 だから、全然違うことを答えているので困るんですよ。拘束力のある決定に基づいて云々かんかんというのは、私の問いに対する答弁に全然なってないわけですよね。私が先ほどから聞いているのは――そんなにわからぬですか、私の言っていること、聞いていることは。  じゃ、いいで...全文を見る
○小澤(克)委員 わからないですね。勧告というのも一種の決議ですよね。その実効性を確保するなんということがあるのですかと聞いているのです。あるのですと言うのです。じゃ、どういう場合があるのですかと。勧告というのは、従うか従わないかはその加盟国の任意なんですね。それに対して実効性を...全文を見る
○小澤(克)委員 どうしてもわからないですね。だって、任意なんでしょう。その勧告に従うか従わないかは任意なんですよ。それに対して、従うように、従ってその勧告なら勧告の目的が達せられるように他の外国が、国際機関が干渉する、協力する、こんなことがあっていいのですか。任意の事柄に対して...全文を見る
○小澤(克)委員 だから、あり得ると結論をおっしゃるけれども、どうしてあり得るのかと聞いているのですよ。任意、従う、従わないは勝手なんですね。それを従いなさいと他の外国や他の国際機関が何らか働きかけて活動するということがどうしてあり得るのかと聞いているのです。あり得るというのは結...全文を見る
○小澤(克)委員 それはおかしいですね。それは、おっしゃる意味はわかりますよ。勧告だからなるべく従った方がいいでしょうと。それはそうでしょう。しかし、ぎりぎり突き詰めて勧告に従う義務があるのかないのかということになれば、義務はないわけです。任意というのはそういう意味です。それに対...全文を見る
○小澤(克)委員 全く私にはわからないのですね。ぎりぎり突き詰めて義務のないことをやりなさい、やりなさいといろいろ働きかける、しかし強制力はありません、そんな活動があっていいのかどうか、私、そんな活動はあってはいけないと思うのですけれどもね。義務のないことを意思強制するのはおかし...全文を見る
○小澤(克)委員 率直に言ってよくわからないのですけれども、しょうがない。私の頭が悪くてわからないんだからしょうがない。要するに結論は、義務がないことについてまでいろいろ働きかける、それにまでこの協力隊が協力できる、少なくとも協力する対象にはなり得る、こういう結論をとにかく伺って...全文を見る
○小澤(克)委員 私はあなたほどいい頭を持っていない。非軍事的措置を受けて軍事的措置を行う、それが論理的につながっている。私にはわかりません、申しわけないけれども。どういうことなんでしょうか。外務大臣、ちょっと私にもわかるように説明してください。
○小澤(克)委員 非軍事的措置を受けて軍事的措置、まだドンパチ始まってなくたって軍事的措置ですよね、軍隊を派遣するということは。これは残念ながら私にはわかりません。非軍事的措置を担保するために軍事的措置をとる、そんなことが許されるのだとすれば、そういう解釈が許されるのだとすれば、...全文を見る
○小澤(克)委員 今のは典型的なすりかえの答弁なんです。撤退を要求するためにということは、これはまた後で聞きますよ。  今私が聞いたのは、非軍事的制裁措置すなわち禁輸、禁輸の決定をしたのを受けて軍隊を展開した、こういう文章になっているから、禁輸措置の実効性を確保するために軍隊ま...全文を見る
○小澤(克)委員 だから、六百六十のイラクによる遵守確保、これは撤退せいということですか。それはいいでしょう。そうじゃなくてもう一つの方。「非軍事的制裁措置」、これをも受けて軍事力が展開していると言うのでしょう。だから、こっちの方がどうしてそういう論理的につながるのですかと聞いて...全文を見る
○小澤(克)委員 この統一見解をよく読んでください。「陸上部隊を同国の領土内に展開しているものである。」と書いてありますよ。何で海軍力が関係あるのですか。
○小澤(克)委員 だから、この最初のところを聞いているのですよ、この統一見解の。六百六十によるイラクによる遵守確保とそれから非軍事的制裁措置としての経済制裁措置、これを決定した。これを受けて「サウジアラビア政府の要請に応じた各国が陸上部隊を同国の領土内に展開している」、こう書いて...全文を見る
○小澤(克)委員 役割をも果たしているというのは、まあ副次的には果たしているというふうな意味なんでしょうけれどもね。密輸を禁ずるのに陸上部隊を展開する、それが密輸を禁ずるのに実効性を確保している、これはこじつけの典型です。もう時間がむだですからね、こんなことをやっているのは本当は...全文を見る
○小澤(克)委員 そんなこじつけは全くわかりません。これは論理的にも地形等を踏まえた実際にも、前提というその関係にないのですよ。まあ、次に行きますが……  それから、なお書きがありまして、六百六十五号は、諸外国に対して、海上部隊を展開している国に対して協力しなさいということを要...全文を見る
○小澤(克)委員 ちょっとよくわからなかったのですが、六六五はまさにあれでしょう、臨検等をやりなさいというものでしたよね。それこそ実効性確保そのものかなと思ったのですが、この統一見解では、これを実効性確保の根拠には挙げてないのですね。ただ、これに協力することは、この決議六六五の趣...全文を見る
○小澤(克)委員 今のはよくわかりました。要するに、これは陸上部隊についての質問だから、海上部隊については外したんだ、こういうことですね。はい、よくわかりました。  時間がありませんけれども、統一見解の後の方について聞きます。  これは、完全に論理的な矛盾が一つあるのですけれ...全文を見る
○小澤(克)委員 もう一遍言いますけれども、端的に言えば、「その他の活動」であっても、実効性確保ではなくて決議に基づく方にずばりそのまま入るものもあり得るではないか、ところが、この統一見解では、それが否定してあるのでおかしいではないですかと聞いている。それだけのことなんです。どっ...全文を見る
○小澤(克)委員 全然わかっていらっしゃらないようなんですね。私が言ったのは、指摘したのは、「その他の活動」であっても、実効性を確保するための活動ではなくて、基づく方の活動になり得るんではないですかと聞いただけなんですよ。では法制局長官、うなずいておられるから答えてください。
○小澤(克)委員 だって「その他の活動」と書いてあるでしょう。第二の種類は、「その他の活動」だと、これは一対一の関係があるというから、これはおかしいと言っているだけのことなんです。もういいです。時間のむだですよ、そんなの。  いずれにしても、これは本当に牽強付会といいますか、こ...全文を見る
○小澤(克)委員 これに関連いたしまして、十九日の予算委員会で山口書記長の質問に対して赤尾国連局長、明らかな虚偽を言っております。虚偽ですよ。指摘します。  先生からデクエヤル国連事務総長の発言と多国籍軍及び決議との関連につきまして御指摘がございましたので、私たちのニューヨーク...全文を見る
○小澤(克)委員 ちょっと日にちについては私の方が間違いでした。率直に訂正します。  つまり、十六日に否定したのはそうじゃないんです。報道が、米国の行動は国連決議に違反しているという報道をされたから、それは違反とまでは言ってないよと、そう否定しただけなんです。無関係だという発言...全文を見る
○小澤(克)委員 どういうことですか、だから。要旨を説明した結果、間違っていたというんですか。間違っていたというんですか。  いいですか。事務総長が言ったのは、「「憲章に違反する」との言葉を用いたことは一度もない。」、後に報道官が訂正したのは、事務総長は、憲章に違反するとは言っ...全文を見る
○小澤(克)委員 だから、それが虚偽の答弁になっているんですよ、虚偽の説明に。つまり書記長は、多国籍軍の展開は国連決議とは関係ないと事務総長が言ったではないかと。それに対してあなたの説明は、その後事務総長は、その新聞報道は真意を伝えていないと言ったと。これをそのまま読みますと、事...全文を見る
○小澤(克)委員 それではお尋ねしますが、あのとき山口書記長は、事務総長が、米軍の行動は国連憲章に違反していると言っているではないかと、こう尋ねたのですか。そうじゃないでしょう。無関係だと言っているではないかと、こう尋ねたのですよ。無関係であるということについては、事務総長は何ら...全文を見る
○小澤(克)委員 だから、山口書記長は、無関係と言ったではありませんかと言うのに対して、あなたが、その発言を訂正したと答弁したのは、明らかな虚偽でしょう。どうなんですか。外務大臣、いかがですか。あなたの部下がこういう虚偽を国会で堂々と答弁したことについて、どう責任を感じられますか...全文を見る
○小澤(克)委員 そうなんですよ。海上封鎖、ブロッケードは憲章第四十二条に係るものであり、安保理の承認が必要であるとの従来よりの見解を述べたものであると再確認しているのです。ただし、憲章違反、ブリーチ・オブ・ザ・チャーターではない、そういう言葉は一度も使っていない、こう言っただけ...全文を見る
○小澤(克)委員 時間がもう七分しかなくなっちゃったんで、この問題は他の委員に引き続いて追及していただくことにします。  次に、これまたこの法案のいわゆる縛り、制約の極めて重要なものであって、総理もたびたび引用されておられます二条の二項「武力による威嚇又は武力の行使」、まあ武力...全文を見る
○小澤(克)委員 そのような解釈だと、つまり、この協力隊自身が武力行使をしなければいいんだ、こういうお考えのようですけれども、それでは、結局武力行使に関与すれば、それは武力行使そのものになるんですよ。これは、参加と協力はどう違うんだという問題です。これについては、統一見解も出まし...全文を見る
○小澤(克)委員 確かに、中立法規が現在でもそのまま妥当するとは私も思っておりません。しかし、紛争当事国があり、紛争に参加してない国があるという実態は変わらないわけです。したがって、それが全面的に適用されなくなるわけではないのです。  そのことを前提として、総理、いかがですか。...全文を見る
○小澤(克)委員 じゃ、これでおしまいにしますが、今の御答弁は、結局運用によって危険にはさらさせない、こんなことをおっしゃっている。(海部内閣総理大臣「業務計画で」と呼ぶ)だから、それは運用の問題でしょう。最初から私の質問に対する答弁になっていないんですよ。  つまり、危険なと...全文を見る