小澤克介

おざわかつすけ



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小澤克介の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○小澤(克)分科員 法務大臣あるいは法務省当局にお尋ねしたいと思います。  人権擁護行政についてお尋ねをしたいと思うのですけれども、その前に、私の思うところでは、法務行政というのはつまるところは人権擁護、これが究極的な目的ではないだろうかというふうに思います。大臣の所信表明演説...全文を見る
○小澤(克)分科員 大変立派な御決意、ありがとうございます。ぜひお願いしたいと思います。  そこで、人権擁護問題についてお尋ねしたいと思うわけですけれども、依然として悪質な人権侵害、特に部落差別問題が後を絶たないようでございます。部落解放同盟からいただいた資料も今ここに私持って...全文を見る
○小澤(克)分科員 その程度で一たん切ってください。  現状及び一応の処分等について今御説明があったわけでございますけれども、これはやはり戸籍の公開制限という措置がこれまで少しずっとられてきておりますけれども、まだまだこれが不十分であるということを露呈した事件ではないかと思いま...全文を見る
○小澤(克)分科員 そもそも何でこんな戸籍などという制度が必要なのか、私はここまでさかのぼった検討が必要であろうかと思います。我々は戸籍制度があるのが当然のように何か思っている、あるいは思い込まされているわけでございますけれども、世界的に見てもこのような制度があるのは日本、韓国、...全文を見る
○小澤(克)分科員 甚だ納得ができないわけでございます。個人の情報を国家が記録し管理するということがいいかどうかはともかくといたしまして、基本的に、これは個人に属するプライバシーでございますから、その管理については本人が一番の利害関係に立つわけでございますから、だからそのことにつ...全文を見る
○小澤(克)分科員 きょうは郵政省の方には来ていただいておりませんので、余り詳しくお尋ねするわけにいかないのですけれども、電波法では、わいせつな情報を流した場合とかあるいは暴力で国家の転覆を呼びかけた場合などについては規制があるそうですが、この人権侵害事案については全く規制がない...全文を見る
○小澤(克)分科員 それに関連いたしまして、我が国も当然批准している国際人権規約のB規約で、「差別、敵意又は暴力の扇動となる国民的、人種的又は宗教的憎悪の唱道は、法律で禁止する。」と定められているわけでございます。表現の自由との関係は、そういう問題がないとはもちろん私言いませんけ...全文を見る
○小澤(克)分科員 時間が来ましたので終わりますが、これなど本当にしゃれにも何にもならない、まことにひどいものだろうと思います。落語協会というような団体等もあるようでございますので、やはりこのようなひどいものについては適切な措置が必要ではないだろうかということを指摘させていただき...全文を見る
03月26日第123回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○小澤(克)委員 裁判所の休日に関する法律の一部を改正する法律案について、裁判所にお尋ねいたします。法務大臣、後でお尋ねいたしますので、しばらく聞いていていただきたいと思います。  今般、裁判所の休日をこれまでの隔週土曜休から完全週休二日にするということがこの法案の内容でござい...全文を見る
○小澤(克)委員 それから、裁判の遅延がいろいろ問題になるわけでございますけれども、その関係でお尋ねします。  どうなのですか、これまで土曜日に実際に開廷をして証拠調べ等期日を開くということはあったのでしょうか。もしなければ余り影響がないかなとも思うのですけれども、いかがでしょ...全文を見る
○小澤(克)委員 先ほどの小森委員の質問とも若干重複するかもしれませんが、土曜日はいずれにしても公判期日が開かれるということはこれまでもなかったわけでございますので、土曜日が休みになったからといって裁判官にとって、書記官の方はともかくといたしまして、多少楽になるということがあるの...全文を見る
○小澤(克)委員 その程度のことだろうかなと思います。裁判官にとって勤務時間というのは必ずしも絶対的な意味は余り持たないのではなかろうか。先ほど電車の中でというお話がありましたけれども、それはともかくといたしまして、勤務時間という観念が入りにくい仕事かなと思います。裁判官は神にか...全文を見る
○小澤(克)委員 まさにそのとおりだろうと思います。訴訟手続において適法に収集された、収集といいますか採用された証拠のみに基づいて判断するのであって、それ以外の要素がその判断に加わる余地というのはない。陪審員裁判のような場合はそれは問題あろうかとも思いますけれども、職業裁判官にお...全文を見る
○小澤(克)委員 それではもう一つ伺いますが、国政調査手続によって、衆議院もしくは参議院で何らかの調査の手続が行われることによって裁判所が何らか影響を受ける、あるいは独立性を侵害されるというようなことがあり得るでしょうか。
○小澤(克)委員 質問に答えていただければ十分なのです。  それで、この国政調査との関係で、刑事被告人に対する国政調査手続としての証人喚問について、裁判所が一定のお考えを検察あるいは法務省に対してお示しになったというようなことがありますでしょうか、明示、黙示を問わず、あるいは何...全文を見る
○小澤(克)委員 せんだって、二月の十三日ですか、法務省の行政官の方がこの事柄に関していろいろ陳情と称して働きかけを衆議院、立法府の方にされたという事件があったわけでございますけれども、この際に、このことに特定いたしまして何らか事前に裁判所として法務省の方にお願いをしたり打ち合わ...全文を見る
○小澤(克)委員 わかりました。  それから、また別のことをお尋ねいたしますが、裁判官の独立というのは、その判断内容に限らず訴訟手続の遂行といいますか、訴訟指揮についても完全に保障されなければならないだろうと思うわけです。司法行政以外については完全な独立が保障されなければならな...全文を見る
○小澤(克)委員 あり得ないことであるし、もしそういうことを我々がやったとすれば、それは裁判所としては大変迷惑なことだというふうにお聞きしてよろしいですね。
○小澤(克)委員 大体裁判所のお考えは伺いました。  次に、法務省にお尋ねしたいと思います。  先ほどちょっと言いました二月十三日の件でございますけれども、これは既に二月二十六日の当委員会でいろいろな方がいろいろな角度から質問されておられます。法務省のお考え等もある程度明らか...全文を見る
○小澤(克)委員 いや、もう時間がありませんから、中身はもう聞いていますから……。
○小澤(克)委員 以後気をつけます。
○小澤(克)委員 ということは、何らかの陳情といいますか要請をしたということに最終的にはなるわけですね。ただ単に事実を報告したり、意見を陳述したということではないというふうにお聞きいたしました。  そこで、一体何を根拠に、どういう法務省としてのお立場から、言葉として陳情がどうか...全文を見る
○小澤(克)委員 そういうへたな弁解はしない方がいいと思うんですよ。あなた方、メモをつくってこれを特定の政党に示していますね。このメモの内容は新聞に報道されておるので間違いないだろうと思うんですけれども、そんなこと言ってないでしょう。法務省ですから検察庁の仕事、職務が所管する事項...全文を見る
○小澤(克)委員 全く答弁になっていないですね。いいですか。検察庁あるいは検察官は訴訟遂行、公訴を維持する、訴追をする、あるいはもちろん捜査もする、そういう役割です。その限度において、公正な裁判を実現する、そのことに十分協力する、配慮する義務がありましょうし、さらに公正な裁判に対...全文を見る
○小澤(克)委員 そのようなことによって裁判所の独立が侵されることはないと先ほど裁判所からお話があったばかりでしょう。そのことによって国民の信頼が失われるなどとあなた方が言うこと自体が国民の信頼を失わせることになるのですよ。国会で、全然別の機関で、別の機能を持つところで議論された...全文を見る
○小澤(克)委員 委員長、発言を許してください。  もう時間がないのでそんなわかったことを言わないでいいのです。あなたは「裁判所の当局からも御意見が出ているわけでございまして、そういうのも私どもは踏まえたつもりでございます。」そう言っているのですよ。もういいです。答弁要りません...全文を見る
○小澤(克)委員 立法府と行政府は全然別の機関です。そのことをよく頭に置いて、行動には慎重を期してください。介入と思われるようなことは絶対避けること、そのことをよく言って、終わります。
03月27日第123回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○小澤(克)議員 日本社会党・護憲共同の小澤でございます。  ただいま議題となりました日本社会党・護憲共同提出の外国人登録法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  外国人登録法に基づく指紋押捺制度については、第百九回国会における衆参両院の法務委員会に...全文を見る
04月07日第123回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○小澤(克)委員 委員の小澤でございます。  先ほど既に委員長の方から委員会を代表してお礼の言葉がございましたけれども、一委員の立場としても、お忙しいところをおいでいただきまして、貴重な御意見をいただきましたことに厚く御礼を申し上げたいと思います。  さて、順不同になりますが...全文を見る
○小澤(克)委員 ありがとうございました。  次に、殷参考人にお尋ねいたします。  お三方の中で唯一この法律の適用を受ける側の立場に立たれる方かなと思いまして、主としてそのような立場から、大変聞いていて胸を打たれるような御意見だったというふうに伺いました。この法の適用を受ける...全文を見る
○小澤(克)委員 ありがとうございました。  先ほどのお話の中で、外登法違反、特に登録事項変更などについて、うっかりミスといいますかおくれた場合でも、実に過失致死罪、うっかり過失で人を死に至らしめたよりも刑罰が重いというお話を伺いまして何ともすさまじいなという印象を受けたわけで...全文を見る
○小澤(克)委員 萩野参考人にお尋ねいたします。時間がなくなってしまいましたので二点一度にお尋ねいたしますので、大変失礼ですがよろしくお願いいたします。  先ほど御意見を伺っておりましたところ、刑罰に関して、拘禁刑は当を得ていないというふうにおっしゃいました。最初これは外登法全...全文を見る
○小澤(克)委員 終わります。
04月10日第123回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○小澤(克)議員 お答えいたします。  我が党の案に関心を示していただいて御礼を申し上げます。  まず、私どもも最終的にはこの常時携帯義務は完全に廃止すべきものだというふうに考えております。したがって、この保管義務という、レベルを落としてなお一定の義務を設けたのは、あくまで過...全文を見る
○小澤(克)議員 社会党案もその点についての手当てをしておりまして、保管義務を持つ者はパスポートの常時携帯義務を免除するという構造になっております。趣旨についてはもう説明する必要もなかろうかと思います。
04月14日第123回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○小澤(克)委員 本邦に在留する外国人に対する行政のあり方について大臣に伺うつもりでおりますが、その前に少しばかり基礎的な事項について他省庁も含めまして教えていただきたいと思いますので、大臣、恐縮ですが、しばらく聞いておいていただければありがたいと思います。  外国人登録制度に...全文を見る
○小澤(克)委員 ありがとうございました。  そのほかに、例えば国民健康保険の事務あるいは国民年金の事務など、それから思いつくところでは乳幼児に対する予防接種、それらについてはこの外国人登録が行政の基礎とされているかどうか。この点は、厚生省の方はきょういらっしゃらないようですが...全文を見る
○小澤(克)委員 予防接種についてはいかがでしょうか。それからもう一つ、予防接種以前に妊婦が母子手帳の交付を受けるような仕組みになっているのですが、これらについては関連があるのでしょうか。
○小澤(克)委員 私がお尋ねしたのは、例えば妊婦が妊娠していることがわかると、どういう仕組みになっているのか私もちょっと不勉強ですが、母子手帳などというものが市町村から交付されると思いますね。そして、必要な年齢に達しますと、役所の方から通知が来て、予防接種などしていただくというよ...全文を見る
○小澤(克)委員 続いてお尋ねします。  今のような外国人に対する国民健康保険あるいは国民年金等々のいわゆる社会保障、それから生活保護の受給対象者とするか、今もお話がありました母子手帳の交付であるとか予防接種等々については、これはもしわかればで結構ですから、いつごろからこのよう...全文を見る
○小澤(克)委員 年金等、もしわかったら。
○小澤(克)委員 その点については、もし機会があれば今後厚生省から直接お尋ねすることにいたしまして、あと就学通知、公立小学校、中学校に対する就学の通知などはどうなっておりますか。外国人登録に基づいてそのような事務が行われているか、文部省の方にお願いいたします。
○小澤(克)委員 もう一点だけ、それはいつごろからそういうシステムが始まったのか教えてください。
○小澤(克)委員 あと、外国人に対する登録済証というのが発行されるというお話が先ほど法務省の担当の方からありました。これについてお尋ねしたいのですが、そもそも登録済証の発行についてはどのような法的な根拠に基づいているのか、あるいは条例に基づいているのか、この点について自治省の方、...全文を見る
○小澤(克)委員 これは言うまでもなくまさに登録済証ですから、外国人登録制度を前提とし、その登録された事項についてこれこれの登録がなされているということを公に証明する、こういうことでございますね。当たり前のことだと思いますが、一応確認させていただきたいのですが、お願いします。
○小澤(克)委員 もう一つ伺いたいのですが、印鑑登録ということが行われているんですが、これはどのような法的根拠に基づいて各市町村で行われているのか、また外国人に対して行われているのか、もし行われているとすれば、それはやはり外国人登録制度に基づいて行われているのか、以上の点について...全文を見る
○小澤(克)委員 先ほどの外国人登録済証に戻りますけれども、これはもし法務省の方で把握しておられたらで結構でございますが、いろいろな行政手続、そのほかにも例えば金融機関からお金を借りる場合などにも使われていると思うのですけれども、とりあえず行政手続で外国人登録証の添付を要求する例...全文を見る
○小澤(克)委員 大臣にお尋ねしたいと思います。  今ずっとお聞きになっていて当然お気づきになったと思いますけれども、外国人登録制度が、本邦に在留する外国人に対する教育であるとか社会福祉であるとか、それからさらに公的機関がいろいろな手続をする際に外国人登録済証の添付を要求すると...全文を見る
○小澤(克)委員 今の御答弁の趣旨は、要するに外国人管理に資するための外国人登録制度が、各種行政サービス等も含めて、各種の行政に利用されているという御認識だろうと思います。それは全くそのとおりだろうと思います。  最初にこの外登法が成立した時点では、このような外国人に対する各種...全文を見る
○小澤(克)委員 必ずしも持っておりますというのは、ちょっと、意味がよくわからなかったのですが、どっちなんでしょう。
○小澤(克)委員 これ以上は議論になりますので、議論するつもりはございませんけれども、最初に申し上げたとおり、教育であるとか各種福祉あるいは課税等々を含めて、この外国人登録制度を基礎にする行政の範囲が極めて広がっているわけでございます。そうして、先ほどのお話の中でも、例えば外国人...全文を見る
○小澤(克)委員 この点だけで三十分使ってしまいましたので、他に移ります。  今回、指紋押捺にかわるものとして写真、署名、そして家族事項の登録ということが導入されたわけでございます。写真、署名については、その人がその表示された人であるかどうかを確認するために重要な機能を有すると...全文を見る
○小澤(克)委員 写真、署名というのは当該のその人自身に属する事柄ですが、家族事項というのは、今おっしゃったとおり、そのある人が社会生活をしている関係で、他の人々に、その人についての認識であるとか記憶であるとか特徴についての認識等々、そういう周囲に痕跡を残している、その痕跡を手が...全文を見る
○小澤(克)委員 誤解のないように言っておきたいのですけれども、何も私は職場の上司や同僚、学校の先生や学友を登録しろなんて、そんな非常識なことを言っているわけではありません。今は何か登録制度を前提にお話ししておりましたが、私はむしろ家族登録というものは要らないのではないかという趣...全文を見る
○小澤(克)委員 指紋押捺を残すか残さないか、どこで線引きするかということについて、今のような定性的にこうであろうという程度の資料をもとに判断したというのは、私はこれは非常に納得できないものだと思います。それぞれについて、単身者がどの程度いるのか、あるいは家族を故国に残しているの...全文を見る
○小澤(克)委員 外国人が日本に在留するには一定の資格が必要なんだということはよくわかります。これは外登法ではなくて入管法で本来的には管理すべき事柄だろうと思います。そういう問題と常時携帯をしてそのことを証明させるかどうかということは、これはまた次元の違うことでございます。実体的...全文を見る
○小澤(克)委員 議論になりますので深入りするつもりございませんけれども、今の御説明では、一見して、外見あるいは民族衣装を着ているかどうか等々から外国人とわかる場合には確かにそういう機能は私は否定できないと思うのですけれども、問題は、今のお話があったとおり、日本人であればそういう...全文を見る
○小澤(克)委員 法的な明確な根拠はないということでございます。目的等々から合理的に判断し行政庁がやるということでございましょうけれども、私はこれは決定的に問題だと思いますね。  すなわち、プライバシーの権利というのは、自己に属する情報をみずから管理する権利だというふうに、いろ...全文を見る
○小澤(克)委員 まだまだお尋ねしたいことがあるんですけれども、時間が来てしまいましたので、とりあえずこれで終わらしていただきます。
05月15日第123回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○小澤(克)委員 本日は、刑事補償法の一部を改正する法律案それから少年の保護事件に係る補償に関する法律案の両法案の審議でございますが、法案の性質上刑事局長から御答弁いただく機会が多いのではないだろうかなと推察するわけでございます。  そういたしますとへ実は、せんだっての三月二十...全文を見る
○小澤(克)委員 これは法務省が作成した文書ということでよろしいのでしょうか。
○小澤(克)委員 これまでの御説明では、この文書はいわゆる陳情をするために法務省で見解を統一した、このように伺っているのですが、私はそれはちょっとそういう説明には無理があるんじゃないか、理由はまた追ってお尋ねしますが、そのとおり間違いございませんか。
○小澤(克)委員 その説明は私には到底信じられない、納得できないわけです。この新聞報道自体が、やや違った二つの側面の事柄、これが同時並行的に時間的に接続して行われたために、やや混同といいますか、混然一体と報道されているのではないかなというふうに、これは推測でございますが私はしてい...全文を見る
○小澤(克)委員 報道されているところによりますと、「法務省はこの件に関する見解をまとめた「メモ」を自民党に提出したが、同党国対関係者によると「わざわざつくってもらったもの」という。」このように報道されているのですよ。この報道は間違いですか。
○小澤(克)委員 私がお尋ねしたのは、「わざわざつくってもらったもの」と、自民党の要請でつくったというふうに新聞で報道されているので、それが事実かどうかを聞いたのです。
○小澤(克)委員 ある党派からの要請ではなかった、こういうことでございますね。では、そうお聞きします。  このメモはどちらかの党派に提出したということもこの報道では書かれておりますが、これについてはいかがですか。
○小澤(克)委員 公判て何ですか。
○小澤(克)委員 公判と言いましたか。特定の政党に提出したかどうかと聞いたのです。
○小澤(克)委員 提出でなければどうされたのですか。
○小澤(克)委員 では、渡したということで、そうおっしゃるのだからそれに合わせますが、どなたがどの党にお渡ししたのですか。
○小澤(克)委員 他の党に渡した事実はないのですか。
○小澤(克)委員 陳情の趣旨で見解をまとめた、法務省の内部で意思統一をした、そしてわざわざ文書までつくった。そうなれば、普通陳情するときは陳情書をつくって渡しますね。どうして一部の政党にだけ渡して他の政党には渡さなかったのか、私には理解できません。合理的な説明をしてください。
○小澤(克)委員 私は先ほどからの説明は全く信用性に欠けると思いますね。わざわざメモというか陳情の趣旨をつくれば、極めて文書として明確なものを渡すのが普通です、だれに対しても。一部の者に対して渡したということは、私の経験則からしましても、まさにそこから依頼されてつくって渡したとい...全文を見る
○小澤(克)委員 その点についてはわかりました。私も時間がもう迫っていたので制止をしてしまったというところがございますのも、御指摘のとおりでございます。  そういたしますと、改めて伺いますが、あのとき私はまず一般論として、最高裁に対して「国政調査との関係で、刑事被告人に対する国...全文を見る
○小澤(克)委員 ちょっと質問が飛んで恐縮ですが、ことしの二月の段階で阿部それから森口刑事被告人の証人喚問が問題となっていたとき、国会ではどういう観点からこの証人喚問を要求していたか、国会で何が政治課題となっていたか。  私の認識では、まさに国会改革、このことが問題となっており...全文を見る
○小澤(克)委員 陳情したと言うからには、国会で何が問題になるんだろう、証人喚問が行われたらどんなことをどういう観点から聞かれるんだろうということは一定の予測、理解のもとに陳情されたんでしょう。それは当然ですね。そうでしょう。そういうことを一切関係なしに、全く一般論として、刑事被...全文を見る
○小澤(克)委員 私が聞いたのは、国会がいかなる意図で、立法課題も含めていかなる政治課題を持ち、そのためにいかなる理由で国政調査権を行使しようとしたのか、そのことについてあなた方当然、これは新聞に毎日報道されていたことですから、認識があったのではないかと聞いているのです。あったの...全文を見る
○小澤(克)委員 依然として質問に答えていないのですね。国会がどういう意図であったかについてあなたは認識していたか、認識していなかったかと聞いているのです。言う立場にないから言えないというのは、それはわかるというか、それは一つの考え方だろうと思いますが、言うか言わないかとは別に、...全文を見る
○小澤(克)委員 そうではなくて、何のために国政調査権を行使しようとしていたか、何が当時の政治課題だったか、それについてはあなたは認識しているのじゃないかと聞いているのです。
○小澤(克)委員 言えないから言わないというのならいいのですよ。無理に言えとは言ってない。 あなたの頭の中に認識があっなかなかったかと聞いているのです。(発言する者あり皆ちょっと規制してくれませんか、委員長。——認識があっなかなかったか聞いているのですよ。あったと言ったら、その...全文を見る
○小澤(克)委員 国会が判断するのは当然です。  あなた、この当時何が国民的な政治課題だったか、そのことについては新聞で連日報道されていたんだから認識があったでしょう。——では、まあいいです。  というのは、なぜそんなことを聞くかといいますと、あなたが援用された最高裁の参議院...全文を見る
○小澤(克)委員 ということは、沢田委員に対する答弁も、このケースのみを念頭に置いて裁判所の当局から御意見が出ているということをおっしゃったわけですね。
○小澤(克)委員 それでは、それを前提に伺います。  先ほどあなたみずからも言ったとおり、この百二国会における、もう少し具体的に言いますと昭和五十九年十二月二十日参議院法務委員会での質疑でございますが、ここで問題になっているのは、まず自民党の政調会内に司法の公正に関する特別委員...全文を見る
○小澤(克)委員 全く違いますね。前半について、小野さん、今最高裁の裁判官になっておられますが、これは私事ですが、私が司法修習したときの刑事裁判の教官だった方ですけれども、この方が、「政党におきましてもいろいろ立法を御検討になるとか、あるいはいろいろ施策をお考えになるというような...全文を見る
○小澤(克)委員 先ほど私が指摘したのはそこじゃなくて、その前の方のことをあなたは引用されたから、六ページの方を引用されたから、これは国会の国政調査権とは全然無関係な答弁ではないかと指摘したんです。いかがですか。     〔星野委員長代理退席、委員長着席〕
○小澤(克)委員 だから、あなたが今読んだとおりですよ。政党の調査について答えているのでしょう。そうじゃないのですか。
○小澤(克)委員 政党におきましてもいろいろ御検討になるとかという文脈で言っているのじゃないですか。これが国会のあるいは院の国政調査権についての答弁と言うのは、幾ら何でも無理ですよ。そんなむちゃな答弁しないでくださいよ。ちゃんと読んでくださいよ。質問ももちろん政党の特別委員会の調...全文を見る
○小澤(克)委員 どうしてそういうふうに読めるのですか。小野幹雄さんは「政党におきまして」と答えているのですよ。国政調査権のことはどこにも出ていませんよ、この段階で質問にも答弁にも。国政調査手続のことは一切出ておりません。この自民党の特別委員会に出てこい、出てこないなら法務委員会...全文を見る
○小澤(克)委員 それは無理ですよ。確かに「国会を初めといたしまして」と書いてありますけれども、これは国会関係者という意味ですよ。これはそう読むのが当然でしょう。国会の国政調査権の問題なんというのは、これまで質問にも答弁にも一切出てないのですから、それは無理ですよ。それが第一点。...全文を見る
○小澤(克)委員 だから、この当時この問答で問題になっていたのは裁判の手続について、まさに事件を洗い直すという観点から、裁判の訴訟の手続が妥当だったのか妥当でなかったのか、違法だったのか違法でなかったのかという観点から、政党においてあるいは最後のところでは国会の国政調査権として証...全文を見る
○小澤(克)委員 一度うそをつくとだんだんうその上塗りをしなければならない。あなたは今その典型ですよ。あなた、わかっているでしょう。  繰り返して言いますように、この問答はある事件の具体的な裁判の手続が違法だったとか違法でなかったとかそういうことを専ら問題にし、まさに裁判批判そ...全文を見る
○小澤(克)委員 残念ながら、この法案について質問する前に時間が来てしまいました。私にとっても大変残念です。お聞きしたいことはいっぱいあったのですけれども、しかし、どうしても刑事局長を中心にお答えいただかざるを得ないわけですから、こういういいかげんな答弁をされたままで次の問題に移...全文を見る
○小澤(克)委員 時間をオーバーして大変恐縮ですが、今のはわからなかったのですが、結果として秘書官バッジをつけておられるのですか、おられないのですか。政府委員でないことはよくわかっています。こうなっているんですよ、政府委員は政府委員として名前を特定した通行証を持っているのです。そ...全文を見る
○小澤(克)委員 終わりますが、大臣にお尋ねすることかどうかということもちょっと疑問があります。だけれども、これは私の方では、国会の警務部の方でちゃんと聞いたんですよ。事務次官が秘書官バッジをつけている、貸与しているというから、それはおかしいじゃないかということを指摘したのです。...全文を見る
06月11日第123回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号
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○小澤(克)委員 本案について修正案の発議者に対しまして順次お尋ねしたいと思いますが、その前に二つだけ御質問したいと思います。  先ほど、我が同僚の伊藤忠治副書記長の御質問に対しまして、総理は我が社会党の田邊委員長からの党首会談の申し入れに対して受けるのか受けないのか、もう一つ...全文を見る
○小澤(克)委員 原則はそうだとして、現時点で具体的に申し入れがあるわけでございますが、これについてお受けしていただく考えがおありでしょうか。
○小澤(克)委員 誤解をしておられるようです。  本法案について提出者としての立場で御答弁されておられるわけです。我々もそれについて質問しているわけでございます。我が田邊委員長が党首会談を申し入れているのは、本法案についての事柄ではございません。次元が違います。現下の政治状況に...全文を見る
○小澤(克)委員 本法案のことも含めまして、本法案について質問しているのではありませんよ、本法案を含む現下の政治状況について申し込んでいるわけです。そのような御答弁では納得できません。早急に受けるべきであると思います。あなたは最大の数を誇る与党の党首であられるのですよ。野党第一党...全文を見る
○小澤(克)委員 原則論ではなくて、現に今申し入れているこの件について早急に党首会談を実現する、そういう決断を大政党の総裁としてしていただきたい、強くお願いを申し上げておきます。  もう一点だけ、本論に入る前にお尋ねをしたいと思います。  加藤官房長官、昨日我が党の同僚から例...全文を見る
○小澤(克)委員 この日、十九時から個人演説会に出て演説をされて、そしてそこを出て車で一関へ向かい、そして新幹線で東京に戻られた、こういうことではございませんか。
○小澤(克)委員 この点については、お約束どおり記憶を喚起して明らかにしていただきたいと思います。  それでは、本論に入ります。  国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に対する修正案、これについて発議者に伺います。  これは委員長に御要望でございますが、修正案で...全文を見る
○小澤(克)委員 まず最初に、発議者の田渕参議院議員にお尋ねいたします。  この修正案では、第六条に七項を設けて、ここでいわゆる国会の事前承認の制度を修正してつけ加えたわけでございます。その中で、その事前承認の対象となるものについて、「第三条第三号イからへまでに掲げるもの」そし...全文を見る
○小澤(克)委員 結論といたしまして軍事的業務に類するものがイからへで、それ以外のものがト以下に類するもの、こういうことでございますか。確認させてください。
○小澤(克)委員 事前承認の対象になるかならないかという境目の問題でございますから、俗に言うなどということでは困るわけでございまして、その判断基準を明確にしていただかなければなりません。軍事的業務であるか否かをメルクマールとするならば、部隊参加でト以下の業務に参加するもの、これは...全文を見る
○小澤(克)委員 ですから、俗に言う軍事的業務に当たるか当たらないかなどというあいまいな判断基準では困るわけです。いいですか。今おっしゃったように、レに基づく政令ですね、これはイからタまで全部に類するものが政令として決められるわけです。その政令を二つのカテゴリーに分けるわけでしょ...全文を見る
○小澤(克)委員 この二つのカテゴリーを分ける明確なメルクマール、もっとはっきり言ってください。今のでは何のことか結局わかりません。若干の例示があっただけでございます。こういう判断基準をもって分けるのである、歩兵部隊の業務に属するものがイからへに類するものというカテゴリーである、...全文を見る
○小澤(克)委員 今私に指名されました。やめてください。今指名されたんです。
○小澤(克)委員 衛視、衛視、手を入れてくれ。私が指名されているのに何ですか。衛視、追い出してくださいよ。
○小澤(克)委員 衛視、何してるんだ、衛視。
○小澤(克)委員 委員長の指名に基づいて質問いたします。委員長の指名に基づいて質問いたします。田渕さんに質問いたします。  イからへまでの類型とトからタまでの類型、これを分けるメルクマールを端的に言ってください。例示ではだめです。
○小澤(克)委員 そういう分け方でできるのではないか、何ですか。基準を示してくださいと言っているんですよ、基準を示してくださいと。  歩兵部隊が行う類型はへまでですと言うのならそれは一つの基準になりますね。それから、軍事的業務がイからへまでである、これは一つの基準になりますよ。...全文を見る
○小澤(克)委員 これは事前承認にかかるかかからないかの分かれ目でございます。原則歩兵だが工兵も含むであるとか、通例軍事的であるとかないとか、そのようなあいまいな基準では困るわけです。国会承認にかかるかかからないかの問題です。国会議員として関心持つのは当然でしょう。明確な基準を文...全文を見る
○小澤(克)委員 今のは何の答えにもなっていない。問題は、レの政令について二つのカテゴリーに分けるんだから、そして、二つの類型に分けて、その一方は国会事前承認の対象となる、そうでないものはならない、その分け目を、明確なメルクマールを示してくれ、こう言っているんですよ。
○小澤(克)委員 これは法律の審議であります。あらゆる場合を想定して審議するのが法律案の審議です。  そこで、レについて、まだ今のところ具体的に想定されるものはないというお話がございましたが、具体的に想定されるかされないかは別として、将来できる政令について何をもって分けるのか、...全文を見る
○小澤(克)委員 まさにそのメルクマールを聞いているのですよ。文書で明らかにしてください。
○小澤(克)委員 イからタまでは読めばわかるわけであります。それを読んでも何の意味もありません。問題は、へとトの間に類型的な違いがあるわけでしょう、その違いの基準を明らかにしてくれと言っているのです。それによってこの政令の区分もできるわけですからね。どういう類型的な違いがあるのか...全文を見る
○小澤(克)委員 ヌ以下については、自衛隊の部隊が部隊として参加するんですよ。そのくらい御存じでしょう。だから今の基準では区分ができないんです。
○小澤(克)委員 類型が違うのはわかっています。違うからこそ区別したんでしょう。その類型の違いを明確にしてくれと言っているんです。  今までに出た言葉では、軍事的業務であるか否かという一つの言葉が出ました。それから、歩兵部隊が行うかどうかというのが一つ出ました。それから、部隊が...全文を見る
○小澤(克)委員 ですから、へまでに類するものとト以下に類するものとどう分けるのかと、単純なことを聞いているんですよ。その分ける基準を明確にしていただければいいんです。軍事的業務であるか否かで分けるという答弁もありましたし、歩兵部隊によるか否かということで分けるという答弁もありま...全文を見る
○小澤(克)委員 本体業務か後方支援が、その分かれ目はどうやって分かれるのか、依然としてわからないわけです。これは委員長、ぜひ文書で明確にしていただきたいと思います。要請いたします。理事会で諮ってください。
○小澤(克)委員 一向にわからないわけでございますので、これについては文書で明確にすることを強く要望いたしまして、そのことを留保しつつ、これだけでまだ一問目の質問ですので、とりあえず次の質問に移らせていただきます。  次に、修正案の、国会での承認を求める時期でございますが、「自...全文を見る
○小澤(克)委員 海外に派遣とおっしゃいましたが、海外というのは定義規定によりますと「公海を含む」ということになっております。そうすると領海を通過するか否か、これが開始前か開始後かを分ける基準になるわけでしょう。
○小澤(克)委員 それでは、国会承認以前にもう港を出発するということがあり得る、こういうことになるわけでございますね。これを修正前は閣議決定という極めて明確な日にちを基準に置いていたわけですけれども、これを変更して、派遣の開始前か開始後かに分けた理由は何でしょうか。
○小澤(克)委員 そんなことを聞いたのではなくて、国会の承認を得るのについて、「海外への派遣の開始前に」というふうにしたわけですね、今回。なぜ実施計画決定前にというふうにしなかったのか、こういうことを聞いているわけです、これを変えられたのかと聞いているわけです。
○小澤(克)委員 要するに、実施計画を決定して中身が明らかになってから国会に報告し、承認を求める、こういう趣旨ですね。そういうふうに最初から言っていただければわかりが早いわけなんですけれども。  それでは次にお尋ねしますが、「国際連合平和維持隊」、これが何の定義規定もなしにいき...全文を見る
○小澤(克)委員 それでは、それが五つの原則だというふうに理解するといたしまして、しかし、審議の過程を全部議事録ひっくり返して見ないとわからないなどということが「基本的な五つの原則」なんということは、普通、法律ではないことなんですね、六法を読めばわかるものでないと。  極めて異...全文を見る
○小澤(克)委員 国会の承認を受ける範囲については、先ほど指摘したとおり、レについてはよくわからないのですけれども、一応この修正案で規定されているわけですね。そしてその上で、これらがいわゆる五つの原則に適合しているかどうかということを判断するということであれば、何も、いわゆるPK...全文を見る
○小澤(克)委員 要するに、これ、国会で何を判断するのかが全く不明確なんですよ。いいですか。この政府原案ですか、まあ衆議院で修正されたのは別といたしまして、ここでは閣議決定で、その第六条ですね、「内閣総理大臣は、我が国として国際平和協力業務を実施することが適当であると認める場合で...全文を見る
○小澤(克)委員 結果的に行くべきか行くべきでないかを判断するというのはわかりますよ。その判断の材料として何を資料として判断するのか、国会で討議の対象となるのかということを今お尋ねしているわけですね。  そして、例えば武器使用の原則などというのは、どの派遣の場合にも共通の原則で...全文を見る
○小澤(克)委員 どんな装備を持っていくかによらず、武器使用については原則がもう決まっていて、これ以上、この法律以外にはあり得ないのですよ。だから、個々の派遣の際に判断することになじまない事項なんです。そうでしょう。これはもう全く法律としての、大変失礼ですけれども、体をなしていな...全文を見る
○小澤(克)委員 ない効果についてはお答えがあったわけですけれども、では、ある方の効果、どの程度の効果があるのか。すなわち、院を構成する各議員が努力をする義務を負う、このように理解してよろしいでしょうか。
○小澤(克)委員 国会はそれぞれの院において複数の案件を抱えております。そして、それぞれの案件について、その重要度であるとかあるいは緊急度であるとか等々を勘案しながら、議会運営委員会あるいは委員会に付託されれば委員会の理事等が合目的的に判断するわけです。自主的に判断するわけです、...全文を見る
○小澤(克)委員 各院において複数ある法案を、法案に限らず議案をどのような順序で審議し、そしてある特定の議案についても重要度あるいは緊急性を判断してどの程度の審議を行うか、これは各院が自主的に判断することなんですよ。それを法律で、縛るなどということはあり得ないことなんです。  ...全文を見る
○小澤(克)委員 憲法上の根拠を聞いたんですけれども、お答えがなかった。どこかの法制局がどうこうなどということは問題外です。法制局というのは各院の皆さんの補助機関にすぎないのですよ。それがどう言ったからといって、発議者が答弁できないなどということはあり得ない話です。  憲法五十...全文を見る
○小澤(克)委員 国会の手続について、国会法以外の法律で何らか規定を置いてはいけないなどということは私は申しておりません、国会法だって一つの法律なんですから。  また、今御指摘の分は、両院の関係の問題です。両院関係の問題です。だから法律で決めざるを得ないのです。各院の独自性に任...全文を見る
○小澤(克)委員 今の根拠は全く根拠にならないわけです。会期というのは両院に共通する事項ですから、法律で決めるのは当然でしょう。  それから、先ほど努力規定だから云々とありましたけれども、先ほど明確におっしゃったでしょう、各院を構成する議員を拘束するのだと、努力すべきだという努...全文を見る
○小澤(克)委員 この条文は全く法的効力のないものだと思います。憲法の趣旨に全く違反するものです。削除しなければ、法案それ自体が全く体をなさないと思います。  時間が迫っておりますので、まだたくさん聞きたいことがあるのですけれども、あした以降の同僚の議員に譲るといたします。 ...全文を見る
○小澤(克)委員 自衛隊の指揮下に入っても、統制下に入っても、そして防衛庁長官に指揮をさせるとしても、服務規律については運輸大臣に残るという御答弁でございました。  防衛庁長官、いかがですか。同じ答弁でしょうか。
○小澤(克)委員 要するに指揮権には作戦指揮権と行政指揮権、言葉をかえれば行動支配と人事支配という言葉もございましたけれども、そういう二つの側面があるわけです。この作戦指揮権のみをとらえた場合にも指揮という言葉は使っているのですね。自衛隊法八十条がまさにその例です。だから、服務規...全文を見る
○小澤(克)委員 国連の指揮下に、作戦指揮面について国連に指揮権をゆだねる、移譲するということになれば、それだけで別の組織になるということには私は賛成できません。なぜなら、行政指揮権の方が国内に残るからです。しかし、少なくとも作戦指揮権について国連に移譲すれば、それだけ属国性、国...全文を見る