小沢鋭仁

おざわさきひと



当選回数回

小沢鋭仁の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月01日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○小沢(鋭)委員 おはようございます。民主党の小沢鋭仁でございます。  経済産業委員会は、私、初めて所属をさせていただいての質問でございます。どうぞ先輩の諸氏、大臣初め皆さん方、よろしくお願い申し上げたいと思います。  十月三十日の大臣所信に関して質問をさせていただきます。 ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 大臣、先ほど私が申し上げたのは、一体としてやる、あるいはまた、不良債権の処理を行えばデフレ圧力を加速するということでは、違うのではないですかということを申し上げました。順序が逆なのではないですか、同時ではなくて、デフレ脱却を先行しないとだめなのではないですか、こ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 若干、本当にきょうは青臭い議論で恐縮でありますが、まず一つ、先ほど来申し上げておりますことは、いわゆる不良債権処理を加速することによってデフレ脱却を図るといった大臣の話は、私はそれは逆だと思いますということを申し上げております。  そこに関しては意見が違うのは...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひこの機会に、先ほど申し上げた私の論点も、もし大臣の方もそれはわかるなということであるならば、経済、産業を所管する経済産業省の中で、ぜひこのデフレの議論をやっていただきたいとこの際お願いをしたいと思うんです。  例えば、これが本当に重要な問題であるにもかかわ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 もうこれ以上申し上げませんが、ぜひ頑張っていただきたいということと、それから、もう一つ申し上げておくと、いわゆる銀行の財務とかあるいは銀行会計の問題はあくまでもバランスシート、紙の上の問題でありまして、大事な話は実業の問題でありますから。財務の問題というのは、こ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 時間が来たので終わります。  繰り返しになりますが、紙の上の会計上の問題ではない、実業を本当に再生しなきゃいけない、そのためにぜひ頑張っていただきたいと申し上げて、終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月13日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  法案のベースになりました知的財産戦略大綱を読ませていただきました。なかなかよくできているな、こう思って実は読ませていただいた。だれが書いたのかな、こう思いながら読みました。私が書けばもうちょっといいかなと思ったけれども、私の次...全文を見る
○小沢(鋭)委員 政務官、その内訳はおっしゃっていただけましたか、大手と中小、大と小の。
○小沢(鋭)委員 私が予想していたより意外と中小企業のパーセンテージは多いなということで、それはそれで、私の思いからすればよかったなと思うのですが。  やはり企業の皆さんの話を聞いていますと、いろいろな大学、あるいはまた、経産省は、産総研というのですか、そういう関係のシンクタン...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひ、その中の具体的な話をこの知的財産権に関係する話に結びつけていただけるような施策を、今後、この基本法ができましたらとっていただきたい、こう要請を申し上げておきます。  それから今度は、ちょっと視点を変えて特許の話なんですが、特許の出願件数というのは世界でト...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今の特許流通促進事業ですか、それも大いに結構かと思いますが、これまたいろいろな皆さんの話を聞くと、要するに、事業化するのに金がないという話になるんですね。ですから、せっかく特許としてあるものも、それを企業化していくのに生かせない、ここがやはり一つのネックになって...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひ、今の方向を本当に肉づけしていただいてお願いしたいと思います。  繰り返しになりますが、米国は御承知のようにそういうのがもう山のようにあるわけでありまして、なかなかそれを日本が制度金融だけで全部補うというのは無理だとは思いますけれども、少なくともそういう方...全文を見る
○小沢(鋭)委員 米国は最大の友好国ではありますけれども、ぜひ言うべきことは言っていただかないと、日本のまさに国益が守れない、こういうことでありますので。そういう意味ではかなりしたたかにこういった点では向こうはやってくるわけですから、そこは本当に我が国としてもしっかり対応して、そ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひ今の方針で、同時に、具体的に絵もかきながらやっていくと元気が出るんですね。  やはり、デフレの時代というのは、倒産と失業と自殺の時代で、暗い時代ですよ。本当に恐慌一歩手前だ、私はこう思っているんだけれども、ここを切り開いていくのに、昔は、アメリカのルーズベ...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  小泉総理並びに鴻池担当大臣に御質問を申し上げます。  まず、今回の構造改革特区でありますが、私は、二つ大きなポイントがあるのかなと思って読ませていただきました。  その一つのポイントは、ある意味では地域が独自のプランを立て...全文を見る
○小沢(鋭)委員 まさに総理がおっしゃるところ、私も賛成でありまして、従来型の手法でありますと、大体一つの条件をつくって、それに合致したところにいわゆる補助金だとか金融の措置がいく、こういう話でありますが、そういう意味ではこの法案は、今総理がおっしゃったように、全然発想が違うとい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 大臣、どうですか。ちょっともう一回確認しておきます。そういう構想がなかったかどうかという点を鴻池大臣にお聞かせいただきたいと思います。
○小沢(鋭)委員 規制改革に関して総理と大臣でかなり温度差が違うのかな、こう聞いておりましたが、今、一つ具体的な提案もあって総理にも上申された、こういう話もありました。その分だけでも、総理御自身のお考えをぴしっと一言、きちっと言ってくれませんか。大臣からの上申、先ほどはなかったん...全文を見る
○小沢(鋭)委員 わかりました。  ただ、要は、今回の法案の枠組みの自治体から出てこない、こういうことですね。それはわかりますが、そこは総理ももうおわかりのように、もしかしたら途中でつぶれるのかもしれない、つぶされているのかもしれません。そこのところは、それも含めて、総理、ここ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 恐らく地域もあるいはまた民間も、今の答弁にある意味では意を強くして、次の第二次募集や何かに参加をしてくる、こういうふうに思いますので、ぜひしっかりした対応をお願いしたいと思います。  それからもう一つ、民主党の修正案の中で、先ほど担当大臣の鴻池大臣にも申し上げ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 総理の弁論術が大変すぐれているので、一歩先の話をおっしゃるのであれなんですが、一応ここは確認をしておきたいのは、現段階で特区で出てきたような話を全国規模に展開していく、その突破口にしていく、そういう考え方でいいんですねということを確認したいので、これは一言でいい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 であれば、ぜひ、民主党はそういう修正案を出しておりますので、また与党の皆さんにも御検討をいただけるとありがたい、こういうふうに申し上げておきたいと思います。  さらにもう一つ、民主党が主張しまして、先ほどもお話が出ておりました件で、ノンアクションレターをいわゆ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 すっきりした答弁ですから、総理ももちろん御了解だ、こういうふうに理解してこの件に関しては進めたいと思いますが、そういうことであれば、これもまたたびたびで恐縮でありますが、民主党の修正を受け入れてくれるとさらにいいのにな、こういうふうに申し上げておきたいと思います...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひまたいろいろな方面からも御検討いただきたいと要望申し上げておきます。  新聞に、日経新聞の十月十二日ですが、「アイルランド特区立国狙う」こういうタイトルなんですね。特区立国とあります。今回の特区は、先ほど来話が出ているように構造改革特区という性質ですから、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今回の構造改革特区が今総理のお話にあるような性格だというのは私も承知していますが、今申し上げたのは、そういう話とはまた別に、例えばアイルランドがやっている、あるいはロンドンがやったというような、ある意味では国民に夢を与えるような、そういった形の構想もお考えになっ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 総理の自信だけを回復されても困るわけで、今総理が言ったように、国民が自信を回復することが重要なんです。  大体浜田先生の意図も伝わったのかもしれませんが、もうちょっとここは補足させていただきますと、要は、経済学でエクスペクテーションの訳で期待というのを使ってい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 一応最後は、マクロ的にはうまくないんだという話をおまとめになりましたが、途中の過程を聞いていますと、歴史的にデフレのもとでずっと成長してきた国もあるとか、どうも総理の気持ちの中に、悪くないんじゃないかという思いがまだ依然として僕は残っているような気がするんですね...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひ今の発言をもっと大きな声で、改革なくして成長なしという話と同じくらい大きな声で言ってもらわないと、今のようなぼそぼそぼそだと日銀まで伝わらないような気がして仕方がないですが、ぜひお願いしたい。  それから、総理、戦後これまで金融緩和した例はない、こうおっし...全文を見る
○小沢(鋭)委員 時間ですから終わりますが、ぜひ、愛の妙薬ならぬデフレ対策の妙薬、これが必要なものですから、本当に決意をしっかり持ってもらって頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
11月27日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。質問させていただきます。  我が国はエネルギー資源に乏しい国でありまして、私はかねてから、我が国がこのエネルギー問題である意味で独自のものを持てるようになったときには、日本の根本的な脆弱性というのがなくなるわけでありまして、そうし...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今、大臣からも、原子力発電に関してはその安全性さえ担保できれば、こういう前提条件がついて、これから質問するこの法案も、ある意味ではそれに大いに関係する話だろうと思います。  改めて法案の中身に入らせていただきたい、こういうふうに思います。若干今までの質問と重な...全文を見る
○小沢(鋭)委員 かなり前向きにやりたいという旨の御答弁だと思いますが、残念ながら現在は、ある意味でいうと、事業者も国も国民の信頼を失っている時期、こう言えると思うんですね。そういう時期において、やはり今のように、前向きにできるだけのものを常に出していきたいしという御答弁だけでは...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今の御答弁で、国民としてはそれができるんだということを改めて確認させていただいたというふうに理解をしたいと思います。  ただ、そういうことであるならば、そういった程度の記載は国民の安心を得るためにも書いておいてもよかったのではないかなと改めて思っておりますし、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 御回答は確かにそういうことなんだろうと思いますが、今私がお伝えしましたような意見というのは、例えば日経新聞の九月八日付の記事の中にも、「電力各社は電力自由化をにらんで原発の運転費用抑制に躍起になっており、「検査の簡素化を求める業界の声に行政が動いた」との見方がも...全文を見る
○小沢(鋭)委員 次に、ある意味では今回の最大のポイントといいますか、ダブルチェック体制につきまして御質問をさせていただきたいと思います。  このダブルチェック体制がきかなかったというのが少なくとも私の受けとめでございます。だからそれを強化するんだ、こういうことなんでしょうが、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 両者から幾つかの論点がございました。一つ一つ本当は入っていきたいと思いますが、その中でもちょっと気になったことを申し上げたいと思います。  まず原子力安全委員会の方から、国と事業者の責任分担がはっきりしていなかったことも原因の一つ、こういう話がある中で、勧告が...全文を見る
○小沢(鋭)委員 そこで、では大臣にお尋ねします。  大臣としても当然大変な責任を感じてお取り組みいただいているものと思いますが、今回の処分、保安院の処分もあるいは大臣の処分も納得できません。例えば、大臣は御自身で自主的減給をされたというんですが、幾らですか。
○小沢(鋭)委員 今大臣からもお話がありましたけれども、今回の話は、約二年間期間があった。そして同時に、先ほどから保安院の院長も、いわゆる法令上の不備があってそれに対応できなかったんだ、こういう答弁があるんですが、その法令上の不備そのものを、これは不作為だ、なぜ今までやれなかった...全文を見る
○小沢(鋭)委員 大臣におかれましては、経産省の責任者、こういうお立場もわかりますが、それを超えて、この国の本当に必要なことを政治家として考えていただきたいということを申し上げて、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。