小沢鋭仁

おざわさきひと



当選回数回

小沢鋭仁の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  財務金融委員会の両大臣の所信に対する一般質疑、こういうことでありまして、私も、日ごろから党派を超えて両大臣にもいろいろ御指導をいただいておりますものですから、余り変な質問はしないで、堂々の政策論で、胸をかりるつもりでやらせてい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 谷垣大臣の答弁、まさにそうなんだろうな、こう思うわけでありますが、しかし、国民の受けとめは果たしてそうか、こういうことなんですね。ですから、ここに小泉政治の欺瞞性があるんです、冒頭から申しわけありませんが。小泉政治の欺瞞性というのはまた後ほどるるやらせていただき...全文を見る
○小沢(鋭)委員 まさに、今与謝野大臣がおっしゃっていただいたようないわゆるオーソドックスな、教科書的な話からすると、ちょっと違う、こういう話なんですが、そういう話を新たに定義されて提示をしていくという話と、それを国民が間違ってしまうという話は、こういう極めて重要な、大きな路線の...全文を見る
○小沢(鋭)委員 福井総裁にお尋ねをしたいと思うんです。  日銀というのは株式会社なんですね。しかし、いわゆる日銀券を発行できる公的な機関でもあるんだろうと思うんです。いわゆる日銀というのは一体何なのかと。与謝野大臣が、今金融政策は一義的に日銀がされている、こういう話があります...全文を見る
○小沢(鋭)委員 そういうことだろう、こういうふうに思いますが、ただ、私が指摘をしておきたいところは、いわゆる経済政策の簡単な話ですが、大きな柱は財政政策と金融政策だ、これは何の教科書にも書いてあるわけですね。その、財政政策と金融政策だ、こういう話の中で、国会を含めて財政の話はし...全文を見る
○小沢(鋭)委員 福井総裁のお立場での御答弁はそういう話だろうと思いますが、国の仕組みとして、財務金融委員会ですから、経済政策全般をどういうふうにこれからシステムとして考えていくのか。こういったときに、本当に今の、国民の信任を受けるんですと、そういう言い方ですね、一生懸命日々仕事...全文を見る
○小沢(鋭)委員 最後は日銀が日銀の独立性のもとで決めるという話は、私も賛成です。しかし、その過程ですよね、問題は。  現に、両大臣ともそれぞれの演説の中で、政府、日銀一体となってと書いているわけですね。そうですよね。演説、書いているというかお話しになっているわけです。その、政...全文を見る
○小沢(鋭)委員 日銀の政策決定会合に出られて、採決権をお持ちなんですか。
○小沢(鋭)委員 谷垣大臣のおっしゃるとおりだと私も承知をしています。  ですから、その意思決定には加われない、だから日銀の独立性だという議論もあるのかもしれませんけれども、本当にそれでいいんだろうか、こういう疑問をここで投げかけさせておいていただきたい、こういうふうに私は思う...全文を見る
○小沢(鋭)委員 そうしますと、この間この委員会でも議論になったのは、その三条件に照らし合わせての見方、こういう話になるのかもしれませんが、総裁は最近、二〇〇六年春ごろあたりかなみたいな新聞報道がなされておりますね。それは、さきの三条件がそろそろ整いつつある、こういう御判断でそう...全文を見る
○小沢(鋭)委員 私も、もちろん量的緩和の解除をどこかでしなきゃいけないというのはもう当たり前のことだと思っていますし、ゼロ金利解除も当たり前のことだと思っています。問題は、要はタイミングだ、こういう話の中で、今総裁がおっしゃられた三条件をベースにしながらそれをしっかり判断してい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 なかなか慎重な御発言で、総裁ですから当然のことかと思いますし、しかし、そういった総裁の今のような発言を、世の中は、大体何%という話で言ったんだな、日本は諸外国に比べて若干低目の物価上昇率だと言っていたなとか言いながら推測をするわけでありまして、昔、私の郷里に金丸...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ちょっと僕手元に小銭がないんですけれども、小銭は、コインは全部そうですよ。これは日銀ではありませんから。
○小沢(鋭)委員 でありますので、ちょっと話が横道にそれちゃって恐縮ですが、政府紙幣というのは決して変な話ではないんです。日本の経済の中で、政府紙幣の発行、こういう話があると、日銀の人はぎゃっとしていろいろ言いますけれども、今でも財務省はマネーを発行できる。でありますから、そこは...全文を見る
○小沢(鋭)委員 最後のところだけが想定外でありましたが。  というのは、やはり、今の日本経済を考えると、大手はいい、大都市はいい、中小きついというのは、これは政治のうたい文句だけじゃなくて、現実だと思いますね。そういった中で、何かやはり中小企業に対する政策というのをもうちょっ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 もう繰り返しになりますから余りやりませんが、財政出動をしよう、こういう話を一律に言っているんじゃないんですね。ですから、さっきも言ったように、ただ、小渕内閣の話をされましたが、小泉内閣も、財政再建主義は、私は、途中で放棄したとは言わないけれども、変えたと思います...全文を見る
○小沢(鋭)委員 時間になりまして大変残念なんですが、大臣のお立場ではそう言わざるを得ないと思いますが、それが具体的に見えるような話にしていただかないといけないし、さっき我々が言ったような地域金融の話はまた違う理念でやろうじゃないかと。きょうちょっとやれなかったんですが、後ほどま...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  きのうは、我が国にとって、我が国景気に、経済活動にとって大変重要な決定が行われたわけでありまして、その翌日にこうした質疑ができること、大変うれしく思います。お越しいただいた福井総裁初め日銀の皆さんに心から感謝を申し上げたいと思...全文を見る
○小沢(鋭)委員 それは先ほどお尋ねの中で福井総裁がお答えになっていたんですが、私が聞いたのは、政府の中からそういう声が上がっている、そのことに対して福井総裁はどうかと。  もっと具体的に言うと、竹中大臣が今私が申し上げたことを端的に言っているわけですね。不十分だ、説明責任が不...全文を見る
○小沢(鋭)委員 私はこの間も申し上げたんですが、今のは説明責任、しかし日銀は結果責任をどうとるのか、こういう話を先日もお尋ねをして明快な回答がなかったわけですが、この説明責任すらも果せていないと政府の中から声が上がる。  これから、一時間ありますから、この間の日銀の金融政策を...全文を見る
○小沢(鋭)委員 先般も申し上げましたけれども、日本銀行の政策決定会合で政府から出ている二人の人は、いわゆる決定権を持っていないんですね。採決権を持っていない。そして、さっきから話が出ているように、日銀のこれだけ重要な、きのうは、ある意味では政策レジームを変える決定だったんですよ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 システムとしてのいわゆる金融政策、いわゆる景気対策、マクロ経済政策の中で金融政策をどうするのかというまさにそのメカニズムが、ある意味では決定的に欠落していると私は前回も申し上げましたが、今回もまさにそういう話が目の前で起こっているというふうに私は思います。  ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 岩田先生、個人的見解として、そういう話があった、こういう形であっさりとおっしゃられて、そしてその後はデフレのデメリットをるる述べられましたが、デフレのデメリット等々はもうみんな承知しているところでありまして、私がお尋ねをしたのは、日銀が政策判断としての基礎になる...全文を見る
○小沢(鋭)委員 岩田先生は副総裁としてきょうはここに立っていらっしゃるわけですから、そういう立場での判断は留保させていただく、これはもう本当にそのお立場であることはよくわかっておりますので、それは結構だと思います。いずれかの時点で、また学者として見解を述べていただく機会が来るの...全文を見る
○小沢(鋭)委員 確かに、果断にという話はいいんですが、私がお尋ねしたのは、その前の政策の失敗がそこまで追い込まれることになったんではないんですかとお尋ねをいたしました。いわゆるゼロ金利政策を政府の反対を押し切って解除したことが、さらなる景気の悪化をもたらして、そして量的金融緩和...全文を見る
○小沢(鋭)委員 二〇〇〇年のそういったITバブルの崩壊を初めとするいわゆるデフレ圧力をだれしも予見できなかった、こういうお話でありましたが、福井総裁、それは違うと思いますね。少なくても、我田引水で恐縮ですが、私は大変な危機感を持って当時、日銀の皆さんと議論をしました。ここにいら...全文を見る
○小沢(鋭)委員 それは日銀がやったという確証はありませんし、確証がないことを言って我々も苦労しましたから、ここの場では言いません。  しかし、じゃぶじゃぶ政策という言葉に反映されるのは、物すごくこれは誤った政策だ、こういう話なんですね。異例な政策だというのは私は認めるけれども...全文を見る
○小沢(鋭)委員 しかし、景気回復のために必要不可欠だったんじゃないですか。そのことももう一回ちょっとお尋ねしたいと思います。国民の皆さんに大変な負担をかけた、こういう話をしていますが、トータルにしたら、負担をかけたんですか、これでよかったんですか。
○小沢(鋭)委員 やはりそこの姿勢をしっかり表明してもらわないと、要するに、確かに預金金利がほとんどゼロに近くて、皆さんからは金利がなくて大変だとかそういう話があって、そういった意味では、そういう皆さんたちに負担をかけたというのはわかりますが、日本経済全体を考えたときに、これが必...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ある意味では、報道のバイアスに関しては、我々も苦労している身でありますから、そこはお互いに理解をしたいと思います。  もう一つ、量的緩和の解除がありましたが、これだけもう一回確認をしておきますが、現在、デフレはまだ続いているんですか、それとも、いわゆるデフレの...全文を見る
○小沢(鋭)委員 大変慎重に言われているので、ここはいわゆる政治家の委員会ですから、そういう意味では若干乱暴に聞くんですが、要するに、デフレの深刻さはかなり減少したけれども、依然としてデフレは続いていて、心配だからまだゼロ金利は解除しないんだ、こういう一般的な理解でいいですか。
○小沢(鋭)委員 デフレに関してはいろいろな意見があると思いますから、それで結構かと思いますが、今回の量的緩和解除の議論を若干おさらいさせていただきたいと思います。  まず、コアCPIが安定的にゼロ以上を示している、こういう認識だと思うんですが、ゼロ以上だったのは四カ月でしたか...全文を見る
○小沢(鋭)委員 〇・五くらいが先行き見通せる、こういう話を今おっしゃっていただいたわけですね。  本当にそれで安定的にいっていただければ私も大変結構か、こう思いますが、ここもある意味では大変違った判断があったところですから、そこは日銀の皆さんもしっかりと御認識をいただく中で、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 後ほど、最後に、インフレターゲットの話をして、いわゆるその条件の話もしたいと思いますので、今はそれだけ、今の答弁でとどめさせていただきます。しかし、これも、量的緩和解除のときにあれだけはっきりと三条件を示して市場にシグナルを送ったんですから、ゼロ金利解除に関して...全文を見る
○小沢(鋭)委員 もちろん、経済の安定的な運営が為替にとっても最も重要なことの一つだ、為替を考える場合でも必要だというのはそのとおりだと思いますが、これを、中長期的、〇—二、こうしたものですから、それは、いわゆる諸外国から見ると円高要因になるんではないですかと。中長期的に、そうい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 その政策は、窮屈な政策ではなくて、透明性が高い政策と言わなければいけないんじゃないでしょうか。  〇から二におさめるとか、期間を明示しておさめる、これはインフレ目標の話にも入っていきますが、先ほどから福井総裁のお話を聞いていると、先ほど佐藤委員が言っていました...全文を見る
○小沢(鋭)委員 その物価安定のいかりを本当に、先生、果たせるんですか。  いや、これはいいんですよ。ここに、これがインフレ目標ですという話を明快にして、そして冒頭申し上げた、日銀はこれを達成することに全力を挙げるんだ、結果責任、そのときは全員首を洗って、とにかくやめるんだとい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 数値を今回日銀が示したことは、今までの日銀から考えるとすごい進歩だと私は評価をしています。しかし、その数値の示し方は、先ほど来議論がるるあるように、政府からも意見が出ているように、極めて中途半端で、とても物価のいかりになんかはなり得る話ではない。岩田先生も、お立...全文を見る
○小沢(鋭)委員 僕は、デモクラシーの国の姿だと思う、こういう言い方をしまして、そういったことに対してお答えをいただけなかったんですが、いろいろな国やいろいろな制度がある、こういう話でありました。  これは前のこの委員会でも申し上げましたように、政府は選挙があるんです。失敗をし...全文を見る
○小沢(鋭)委員 政府が物価上昇率を策定することは必要不可欠だと思うがいかがか、こういうふうにお尋ねをいたしました。
○小沢(鋭)委員 何か話がちょっと違うんですよね。本音で本当に、まあ統括官は本音でしゃべれないのかもしれないけれども、話をしておかないと、やはり、繰り返しになりますけれども、この十何年、デフレ経済で物すごく国民は苦しんでまいりました。そちらにいらっしゃる先生は、審議委員の給料は約...全文を見る
○小沢(鋭)委員 もう時間ですから、これで私もやめますが、大変生意気を申し上げて、言葉が行き過ぎた点はおわびを申し上げながら、しかし同時に、ずっと日銀が誤りを続けてきたことも事実ですよ。先ほど来申し上げてきたように、ゼロ金利の解除もそうだし、よいデフレ論をずっと言い続けた。福井総...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 本会議 第23号
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○小沢鋭仁君 民主党の小沢鋭仁でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の証券取引法等の一部を改正する法律案外一案について、小泉総理及び与謝野大臣に質問を行います。(拍手)  なお、民主党・無所属クラブ提出の証券取引委員会設置法案...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。民主党のトップバッターでありますので、まずもって民主党からも、きょうお越しいただきました三人の参考人の皆さん方に、貴重な機会をいただきましたこと、心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。  きょうは参考人質疑でありますから...全文を見る
○小沢(鋭)委員 残念ながら、三人の参考人の皆さんからは熱烈な支持をいただけなかったようでありまして、そういった意味では極めて残念であります。しかし同時に、これは、我々の法案に対する御認識がまだまだ十分ではない、こういうことよりも、どちらかというと、意見を聞かせていただいておりま...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今の越田参考人の御意見は、一定の理解も示しながら、しかし世界の中では少数派ですねと、こういう御指摘だったように思います。これは西室参考人の御発言の中にもありましたが、取引所が持っているいわゆる公共性、原点回帰と先ほどおっしゃられましたが、やはりそういったものは社...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今は、東証さんとそれからジャスダックさんで若干上場基準について意見が違ったのかな、こう思うわけでありますが、確かに、それは取引所によって、今は取引所で上場審査がされているわけでありますから、そういった基準が違うということ自体が、ある意味では取引所の特性になってい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ありがとうございました。  お三方ともいわゆる網羅的な法律の必要性を否定する御発言はなかったやに思っておりまして、もちろん、ですから、そういうステップを踏むべきだ、こういう御意見があったことは承知をしているわけでありますが、そう悠長なことも言っていられませんの...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ちょうど時間のようでございます。  ただ、越田参考人がおっしゃっていただいたように、この問題は話し出せば何時間でもやれるというか、やりたいというか、日本経済全体をどういうふうに考えて、どういうふうに引っ張っていくのかという大変重要な、我々政治家としてはまさにそ...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  いよいよ当法案の審議も大詰めであります。その段階で冒頭一言申し上げておきたいと思いますが、重要広範議案であるこの法案の審議において、総理出席がなかったこと、大変遺憾に存じております。  たまたまきょうの新聞、何新聞か忘れまし...全文を見る
○小沢(鋭)委員 余り細かい質問はしませんので、与謝野大臣、どうぞ大臣のみずからの見解をお話しいただければと思います。  今大臣のお話にもありましたが、いわゆる政策的な詰めが詰まっていないという話ではないと私も思いますね。問題は、その政策的なビジョンはジャンプの段階で見えている...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今の与謝野大臣の、今の体制でほぼ十分だというお話は、まあ、当然責任あるお立場ですから、国会の場、こういうこともあってそういう御答弁しかなさらないのだろうと思いますが、ふだん、あるいはまたこれまで与謝野大臣と私も何回か話をしてまいりましたけれども、そういう大臣の御...全文を見る
11月08日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  関税暫定措置法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  きょうは人の移動を中心に質問をしたいと思っておりますが、この委員会も今、人の移動が最中でありまして、大丈夫でしょうか。  私は、このフィリピンとのEPA協定...全文を見る
○小沢(鋭)委員 もちろん、車の両輪ということはよくわかります。ただ、では外交方針としてお尋ねをしたいと思いますが、やはりそういった意味では、グローバリゼーションの中で多国間の話が第一義的にあるのだという話がまずあって、そこでやり切れない話をFTAとかEPAで拾っていくのだ、こう...全文を見る
○小沢(鋭)委員 人の移動の話に入りたいと思いますので、そもそも論はこのくらいにしたいと思いますが、実は、安全保障の問題も割と同じような話がありまして、国連を中心としたいわゆる多国間の安全保障システムと、それからいわゆる日米安保のような二国間のまさに安全保障政策と、ある意味で、そ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今確認をさせていただきましたが、まさに労働市場に関しては、我が国はまだ開国をしていないと。これは先進国を含めて、別に、ほかの国は全部やっているじゃないか、こう言うつもりはなくてでありますが、開国をしていない、そういう状態だということを今御説明いただきました。 ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 このフィリピンとのEPAに関しては、今御説明があったとおり、フィリピンからの強い主張があって人の移動がある意味では始まった、こういうことでありますね。それは委員皆さん御承知のように、フィリピンは労働力の輸出大国でありまして、いわゆる海外からの仕送りがGDPの一三...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今、研修期間の話だけ御説明いただいたと思いますが、その後、六カ月後も含めて、ざっと言っていただけないでしょうか。
○小沢(鋭)委員 そうしますと、そこは受け入れ機関とそれぞれの個々の方の契約に任せちゃう、政府は一切そこからは入らないんだ、こういう理解でよろしいですか。
○小沢(鋭)委員 今の御説明は、どちらかというと、それは研修に適しているかどうかという観点で見るんだ、こういうことで、いわゆる賃金とかそういったことに関しては余り、余りというか、もう政府は責任を持たない、こういうことのようであります。  そこで、そうなりますと就労になるので、在...全文を見る
○小沢(鋭)委員 その資格を取った後は、変更という形で何に変更するんですか。
○小沢(鋭)委員 私のここでの問題意識は、フィリピンとのこの経済協定で人の移動があって、約千人、こういうことが報道されているわけですが、これが本当に実行できるんだろうか、こういう観点ですね。まさに千人の人たちが来るんだろうかと。  それで、何を危惧しているかというと、フィリピン...全文を見る
○小沢(鋭)委員 どちらでも結構なんですが。いわゆる実効性はどうだと、本当にこう思っているのかという質問です。質問通告をきのうしてありますよ。
○小沢(鋭)委員 やってみなきゃわからないという意味では、今見通しはなかなか立てづらいのかもしれませんが、現に、今回の制度ができた中で、フィリピンのいわゆる外務次官ですか、なかなかこれだと入るのは難しいだろう、こういうような表明がマスコミでもなされているという話もあり、さっき申し...全文を見る
○小沢(鋭)委員 では、外務省ですかね、きっと。  そういう協定というのはどうなるんですか、そういうことが起こった場合は。外務省でも経産省でも、どこでも結構ですけれども。
○小沢(鋭)委員 ここは確かに、上限を示した、こういう話なんですが、お互いの国の信頼関係という言葉も先ほどありました。受け入れるからにはきちっとやらないと、ある意味では日本という国のまさに信頼を損ねるような話にもなりかねないし、もっと言うと、要は、車や何かは関税撤廃したけれども、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 時間ですので終わりますが、かつて国際化は、ある意味では日本から外への移動だ、こう言われておりました。昨今の国際化というのは、ある意味では日本への受け入れの問題でありまして、そういった意味ではそういう国際化が避けられない、私はこう思っておりますし、我が民主党も近々...全文を見る