小沢鋭仁

おざわさきひと



当選回数回

小沢鋭仁の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月09日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○小沢(鋭)委員 おはようございます。民主党の小沢鋭仁でございます。政投銀法の質疑をやらせていただきます。  今委員長の方から政府参考人の方の承認のお話がございました。私の方は求めておりませんでして、出してもいいか、こういう話でありましたから、それはどうぞ、こういうふうに申し上...全文を見る
○小沢(鋭)委員 余りにも率直なコメントをいただいて、私は野党でありますから、そういうコメントをいただくと、ではその責任は一体だれが持たなきゃいけないのか、こういう話も言わざるを得ないような、ある意味では、これは本当は与野党超えて、惨たんたる状況なんですね。  この数年間、小泉...全文を見る
○小沢(鋭)委員 今それを聞いて安心いたしました。やはり、これは金融特区というような話ではなくて、日本全体のシステムとしてやっていただかなければいけない。  ただ、今大臣がおっしゃられたように、いわゆるイギリスのシティーの復興のときには、金融システムの改革と同時に、ドックランド...全文を見る
○小沢(鋭)委員 細かいところに入る時間はきょうはありませんので、いずれまた議論もさせていただきたいと思います。  山本大臣も、そのイギリスでの会見の中で、やはり規制緩和とそれから税制の問題、こういう話を指摘されておりました。まさにそういう税の面でも、いわゆるファンドあるいはま...全文を見る
○小沢(鋭)委員 確かに、これでいいのかなと思いながら、しかし、走っていく列車はとめられないみたいなところがありまして、そういった意味では、少なくともその対応はやらないと、列車が暴走しては一番困るわけでありますから、ぜひともそこもお願いをしておきたいと思います。  具体的に幾つ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 きょうはその話もさらに踏み込みませんが、ぜひお願いをしておきたいのは、産業政策としての観点と、最後の決定のところはやはり国民、消費者のニーズなんだろうと思うんですね。ですから、そういったものが、利便性が高まるという話と同時に、逆にそれで弊害が起こっているというよ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 尾身大臣にも御所見をお伺いしたいと思います。
○小沢(鋭)委員 失われた十年という言葉が日本の長期不況をあらわす言葉としてありました。私は、この失われた十年の長期不況の原因というか本質というか、それを本当はもっと政府もあるいはまた政治も徹底して議論しなきゃいけないのではないか、こう思っているわけであります。  先ほど山本大...全文を見る
○小沢(鋭)委員 連絡調整をよくとりながら、こういう大臣のお言葉でありますが、もう少しそこは具体的にされた方がいいんじゃないですか。  一つは、先ほど大臣もおっしゃられましたが、物価安定のもとで日本経済が順調に発展するように日銀にもサポートをしてもらいたい、そういう御答弁があり...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ですから、大臣、時間がないのであれなんですが、もうちょっと詰めさせてもらいたいんですが、要するに、金利の決定を日銀が自由に行うという話は私も賛成であります。そこの前段の、金融政策も政府の政策の一環でありますからと大臣は先ほどおっしゃられました。  では、日銀は...全文を見る
○小沢(鋭)委員 堂々めぐりになっているんですけれども、金利水準を日銀が自由に決定するというのは私はそれで結構だと申し上げていて、政策目標を政府が決めて、それを日銀が実行するという話にしないといけないんじゃないでしょうか、こういう話を申し上げていて、その政策目標というのは物価の安...全文を見る
○小沢(鋭)委員 大臣の顔を見ていると、本当に順調にいっているというふうには思っていないような気がいたしておりますが、いずれにしても、この話はちょっと時間がないのでここでとめますが、山本大臣に一点だけ申し上げたいと思います。  金融庁から日銀の政策決定会合に人を出していないです...全文を見る
○小沢(鋭)委員 制度であろうと思っておりますという言葉に何か私はひっかかるんですが、改革の意欲が感じられません。  今のは、今の現状を説明した、そのとおりだと思いますが、安倍内閣が本当に改革を旗印にやるんだったら、山本大臣、そこは踏み込まないとだめなんじゃないですか。日銀は銀...全文を見る
○小沢(鋭)委員 小村総裁、本当に率直な御意見を開陳していただきました。尾身大臣、残念でありますが、今回の政策投資銀行の改正の説明にはなっておりましたが、私の質問のお答えにはなっておらないわけであります。お立場上仕方ないのかもしれません。  ただ、本当に難しいと思います。私は、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 メザニンファンドは、確かにそういう意味では大変私も御行の事業として注目をしているところでありますが、まさにそういったところに本当に入っていかれるというような話になっていくと、ある意味でいうと、さっきも申し上げましたが、今まで日本にはない類型、投資銀行という類型が...全文を見る
○小沢(鋭)委員 時間でありますので終わらせていただきますが、ずっと質問をしてまいりましたように、金融の世界の変化のスピードは物すごく速い。日本は小泉改革の名のもとのある意味では足踏み状態で、圧倒的にアジアでの金融センターとしての地位が低下した。ここは一気に挽回をしなければいけな...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  きょうは、損害保険協会の石原会長には、御多用のところ御参加を賜りまして、ありがとうございます。民主党としてお礼を申し上げます。  先ほど来、御説明があり、また質疑が続いているわけでありますが、私がこの損保の不払い問題に最初に...全文を見る
○小沢(鋭)委員 報道によりますと、石原会長自身は辞任も表明し、ある意味ではすべての責任をおとりになる覚悟で、改革といいますか対応を進めているというふうに承知しているところでありまして、ぜひ、今おっしゃっていただいたようなまさに改革、改善をしていただいて、損害保険への国民の失った...全文を見る
○小沢(鋭)委員 金融自由化の話はつい先般のこの財務委員会で私も議論をさせていただいたんですが、本当に大変なスピードで進展をしていて、そういう中でのいろいろな多様化の問題だ、こういう会長のお話でありましたが、一言で言うと、いろいろな競争がある中で、あるいは国民が望む中で、主たる商...全文を見る
○小沢(鋭)委員 次に、これまた先ほど来議論になっております、いわゆる請求主義からお客様主義へ、こういう、ある意味では価値観の転換といいますか経済文化の転換といいますか、このことに関しての御意見を賜りたいと思います。  これはどういうことかといいますと、よく、日本の社会というの...全文を見る
○小沢(鋭)委員 柳澤厚生労働大臣に本当に聞かせてあげたいようなお話だった、こう思います。  ただ、本当にそういう時代になったのも事実でしょうし、会長がおっしゃるように、そうしなければこの世界的な競争の中で勝ち残っていけないんだ、そういう基本的な認識もあるんでしょうから、そうい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 頑張ってください。  終わります。
06月29日第166回国会 衆議院 本会議 第49号
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○小沢鋭仁君 民主党の小沢鋭仁です。  私は、民主党・無所属クラブ、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました安倍内閣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を申し上げます。(拍手)  本論に先立ち、昨日お亡くなりになりました宮沢喜一元総理大臣の...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、先ほど来、物価上昇懸念の話が続いておりました。確かに、ガソリンの値上げというような話がテレビで報道されていたわけであります。ただ、今回のレポートは、日銀は、成長率、コアCP...全文を見る
○小沢(鋭)委員 決定的に違うんですね、私の見方は。景気は減速し始めていて、物価は下落を続けている、こういうふうに思っているんですね。これだけガソリン価格を含めて原材料が値上がりしているにもかかわらず、コアのCPIが下がり続けている。下がってないと先ほど総裁はおっしゃいました。そ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 マイナスはマイナスなんですよ。何でゼロ%近傍と言わざるを得ないのかというと、それは日銀が今まで発表してきていた政策基準と違うからですよ。違うから、ゼロ近傍と言わざるを得ないんでしょう。  私、昨年の三月のときですか、やはりこの委員会で質問したときに、これは岩田...全文を見る
○小沢(鋭)委員 何でそんなに言い張るんですかね。  僕は、だから、一方的に物価が下落し続けるなどと言っているつもりはありませんし、先ほど来の話のように、まさに原油価格の高騰だとか、そういう原材料費の値上がりがある意味ではかなりCPIを押し上げていくだろうな、こうも思いますよ。...全文を見る
○小沢(鋭)委員 揺るぎがないという話をそこまで強調される必要はなくて、もう少し弾力的にごらんになったらどうですかということを私は申し上げていて、例えば、失業率はどうですか。九月の失業率、悪化しているんじゃないですか。失業率が悪化して、成長率が減速して、CPIがマイナスになってい...全文を見る
○小沢(鋭)委員 私は、昨年のときも、いわゆる金融の量的緩和の解除は早過ぎると言ったし、ゼロ金利解除、あるいはまたさらなる利上げのときも、心配だ、こういうふうに申し上げてきました。この委員会でもそういうふうに言ってまいりました。  そのときに議論があった話は、先ほど岩田副総裁の...全文を見る
○小沢(鋭)委員 私は、今の話を聞いてもなかなかすとんと胸に落ちないわけでありまして、日銀や、またそれぞれの、福井さんや岩田さんがおっしゃってきたことと今の現状は少なくても違うな、こういうふうに、事実としてそう認識をいたします。  さらにはまた、経済財政諮問会議の議事録なんかを...全文を見る
○小沢(鋭)委員 余りこういう固有名詞というか、したくないんですけれども、ある意味ではFRBの認識と我々日銀は違わないんだ、こうおっしゃったから申し上げるんですけれども、今月号のある雑誌に載っている方の話だと、すごいんですよ、これは。日本の日銀の政策はスチューピッドだ、こうバーナ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 本当は内閣府の大田大臣に来てもらいたかったな、こう思っているんですが、ただ、今の統括官のお話、政府ですから、違いますともこれは言えないわけでありますが、最後におっしゃった話は大事だと思いますよ。上振れリスクよりも下振れリスクの方を懸念している、こうおっしゃいまし...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ということは、私の質問に対しては、それは必要に応じては利下げもあってもいいんだ、こういうお答えだったというふうに解釈していいんですね。これはいわゆる一定的なイメージを持ってやっているんではない、こういうお話でありましたからね。というふうにまず受けとめさせていただ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 先ほど梅溪さんを齋藤統括官と間違えたようです。失礼いたしました。  梅溪さん、もう一回端的に答えてください。私が聞いたのは、国民が景気をよくしてくれと政府に対して求めるときの、そのときの責任の所在というか、大もとはどこですかということをお尋ねしています。
○小沢(鋭)委員 だから、その政府の中はどこですかと、こうお尋ねをしております。
○小沢(鋭)委員 与党の皆さんも、聞いていただいていて、これは参ったな、こうお感じになっていると思いますけれども。  我々がいろいろな選挙だとかさまざまな日常活動の中で、景気をよくします、こう言ったときに、どこに何を言っていけばいいのかわからないんですよ、本当に。こんな話で、景...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ちょっとお答えが、違う方向からお答えいただいたので違うんですが、先に進みたいと思います。  政府、日銀一体となって、こういう言葉が出てきておりますし、これも繰り返しの話でありますが、それをはっきりさせるためには、やはり政府と日銀で一つの政策目標、少なくても、イ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 きょうの時点ではそこまでなんでしょうが、幅広い研究をしていただいて、どこかで決断をしていただきたい、こういうふうに思いますね。御要望を申し上げておきたいと思います。  それから、先ほどから、地域間の格差の問題が出ておりました。この地域間の格差を示す何か具体的な...全文を見る
○小沢(鋭)委員 まず、全国的に、今ウオッチャーの調査では五〇を下回っている、こういう話がありますから、これも景気減速の一つの具体例だとまず私は思います。ひとつ、ぜひ頭に置いていただきたい、こういうふうに思います。  それから、地域間の格差の問題、やはり地方はきついんですね、今...全文を見る
○小沢(鋭)委員 問題は使い道で、今それをきっと政府・与党の中で検討している、こういうことなんだろうと思います。  結論から申し上げますが、私は個人的に、この上乗せ分を高速道路の無料化に使うべきだ、こういうふうに思っているんですが、高速道路の無料化の経済効果というのをどのように...全文を見る
○小沢(鋭)委員 菊川さんから大変厳しい、問題点だけの指摘があって、効果の評価はしておりません、こういう話ですが、ちょっとしてみてくださいね、一回。一回してみていただいた方がいいと思いますよ。  我々は、この高速道路の無料化というのをずっと選挙で公約し、マニフェストで掲げて戦っ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 確かに、料金の引き下げというのも、その引き下げられた分は国民にとって直接的なメリットになります。ただ、料金の引き下げと無料というのは、ゼロかそうでないかによって決定的に質が変わるんですね。これは年金の議論も一緒です。年金のいわゆる基礎的部分を全額税方式でやるか、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 もう時間なのでこれで終わりますけれども、正直言って、この考え方は我が党の中でもまだ煮詰まった話ではなくて、私の個人的な見解としてきょうは申し上げさせていただきましたが、来年の三月で暫定税率上乗せ分の、ある意味では期限が来る。二・五兆円から二・七兆円の使い道をどう...全文を見る
12月12日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。  私からも、岡本参考人の本日の出席に、まずもって感謝を申し上げたいと思います。  マイケル・ムーア監督の「シッコ」という映画が話題になりました。これは医療制度の話であるんですけれども、同時に、保険の問題を正面から扱っております...全文を見る
○小沢(鋭)委員 なかなか映画館に足を運ぶということはできないかもしれませんが、有楽町の日生さんのすぐ周りは映画館がいっぱいありますから、また機会があったらと思います。  私も実はなかなか映画は見れないんですけれども、民主党で実はこの「シッコ」を見る会というのをやって、医療制度...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひ今のようなお考えで進めていただきたいと思います。  そしてまた、不適切な不払いというのは、これは当初はこの問題から起こって、支払い漏れの話にある意味では広がってきているわけでありますが、これはもう論外なんですね、不適切な不払いというのは。しかし、支払い漏れ...全文を見る
○小沢(鋭)委員 私は、本来であれば、五年間という話だけではなくて、それ以前からの話も含めて考えていただきたいな、こういうふうに思っておるわけであります。もちろん、生命保険の保険金の支払いのいわゆる時効というんですか、それが契約ベースでは二年ということでしょうか、それは承知をして...全文を見る
○小沢(鋭)委員 ぜひそのお気持ちで取り組んでいただきたいし、契約者の目線というんでしょうか、お客様主義とでもいうんでしょうか、まさに経営の基本方針をそういうふうに移していただいて、これは御社だけではなくて、すべての保険会社にやっていただくように御指導をいただきたい、こういうふう...全文を見る
○小沢(鋭)委員 この問題は本当にじっくりと一時間ぐらいやらせていただきたいなと思いますが、時間がないので先に進めなきゃいけないんですけれども、今お話がありました、本当に総合的なインフラになっていく可能性がありますね。ですから、ここは、生命保険会社の経営ということだけではなくて、...全文を見る
○小沢(鋭)委員 この営業職員さんのあり方といいますか、そもそも存在そのものがある意味では大変日本的なものかな、こういうふうにも思います。そこでのコミュニケーションというのが、この世知辛い世の中で人間的なそういうことも含めて行われるという話は、本当に一面、大変重要だな、こうも思う...全文を見る