尾立源幸

おだちもとゆき



当選回数回

尾立源幸の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第162回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○尾立源幸君 両参考人、本当にありがとうございます。尾立源幸と申します。  三つ質問をさせていただきたいと思います。両参考人に三つともお願いいたしまして、二番目、三番目は会計検査院の皆さんに、もしお答えしていただければ、お願いしたいと思っています。  一つは、各国の検査院の予...全文を見る
○尾立源幸君 どこから予算をもらっているか。
○尾立源幸君 済みません。委員長、済みません。  予算査定を、各国の会計検査院の予算査定をだれがしているか。
○尾立源幸君 三つ目の質問で、国民への広報ということで、諸外国と日本で、もし分かればお願いします。
02月15日第162回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党の尾立源幸でございます。  両参考人、大変貴重なお話ありがとうございました。  私自身、税はなるべく少なく、そして税制はできるだけ簡単で分かりやすい方がいいという思いでこの任に当たっておりますけれども、そんな中、財政赤字、政府の持続可能性が疑われるぐらいの...全文を見る
03月28日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
議事録を見る
○尾立源幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。本日は特例公債、そして並びに所得税の一部を改正する法律に関して九十分の時間をいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。  まず、残念ながら、先週、我々民主党会派が反対をする平成十七年度予算が...全文を見る
○尾立源幸君 大臣もおっしゃるとおり、いろんな圧力、既得権益を守るグループ、新しいグループいろいろございますけれども、もう一つ私いろいろな財務官僚の皆様とのやり取りの中で感じましたことは、特に若手の財務省の優秀な方々、この方が、要は政府のむちゃな予算を増やせというリクエストにこた...全文を見る
○尾立源幸君 いずれにせよ、現実的に、一千兆円とは言いませんが、七百兆円を超える借金がございますが、大臣とも意識を共有していただいたかと思いますが、何はともあれ、この委員会だけではなく、他の省庁の役人の皆様や、また政治家、さらには国民みんなでこの意識を共有することが私は大事ではな...全文を見る
○尾立源幸君 是非、時計を作った暁には、許可、検討願いたいと思います。  次に、歳出削減の具体的な方法論として一つ二つお話をさせていただきたいと思います。一つは、二ページ目に、資料お手元お配りした、ございます。  実は、無駄な支出そのものを減らすことは当然でございますが、私は...全文を見る
○尾立源幸君 是非その努力をお願いをいたし、引き続きモニターをさせていただきたいと思います。  もう一点、今ある歳出の問題ではないんですけれども、ちょっと懸念される事態が起こっております。  それは、御承知のとおり、今、小泉さんを始め政府全体で国連への安全保障理事国入りを、常...全文を見る
○尾立源幸君 参議院の方でも、ODAに関しては先輩や同僚の皆さんでODA改革ということでいろいろモニターしておりますので、引き続き、今大臣のおっしゃった視点で我々もしっかりチェックをしていきたいと思っております。  最後に、資料三ページ、四ページにお付けしております、これはスウ...全文を見る
○尾立源幸君 いずれにいたしましても、四兆三千八百三十五億円、大変な、ある意味で税金がこの特殊法人等独立行政法人へ流れております。  そこで、私、この特殊法人、独立行政法人、いろいろ調べさせていただいたわけでございますけれども、調べれば調べるほど、さっきの塩川元財務大臣の話の続...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、改めてお聞きします。そのようにして創設された独立行政法人制度、特殊法人と何が最も違うのか、二つお答えください。
○尾立源幸君 それでは、要約して申し上げますと、予算が使いやすくなった、自由度が増大した、これが一点。もう一点は、いろんな目標を設定していく中で、いったんやっていただいて、その後、事後評価制、事後評価制度というものを導入した。これでよろしいでしょうか。
○尾立源幸君 このように創設された独立行政法人制度でございますけれども、法人の受け取る予算というものが、交付金というものが弾力的、効率的運用ができるということが、これはメリットだと思います。  そして、お手元の資料、そのためにどういうシステムがつくられたか、八ページごらんくださ...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。その部分は恐らく業績報告というところで含まれていると思いますが、そういうことでよろしくお願いします。  次に、それでは細かく見ていきたいと思います。  今申し上げましたプラン・ドゥー・シー、計画・実行・評価というこのサイクルの各それぞれのパ...全文を見る
○尾立源幸君 具体的な数値目標、削減数値目標はないということでしょうか、全部任せっ切りということでしょうか。
○尾立源幸君 おかしいですね。私がいろいろ独立行政法人の皆様から今十八ぐらいヒアリングをしたところ、皆さん一律で、毎年少なくとも一%、五年間で五%ぐらいというふうにおっしゃるんですね。判で押したようにこのようにお答えになる。じゃ、財務省としてはそのような明確な指針は出されてないと...全文を見る
○尾立源幸君 例えば大学入試センター、これは一つの行政機関が一つの独立行政法人に移行したわけでございます。そこは一%、何となく分かります。  しかしながら、先ほど申し上げましたような十六や七個を統合したような、民間であれば合併する、それは間接費を減らす、また効率化をするためにこ...全文を見る
○尾立源幸君 いずれにいたしましても、この各省、府省庁、府省から予算の要求が出てくるわけでございますから、財務省の方としてもしっかり見ていただきたいと思います。そして、その一%削減でもいろいろ各法人によって何に対して一%削減かというそれぞれの個別解釈がございまして、人件費を含んだ...全文を見る
○尾立源幸君 総務省、お願いいたします。
○尾立源幸君 おっしゃるとおりでございます。  実は、ヒアリングをさせていただきましたら、収納率とは企業が納付申告を行った率、つまり申告書、払いますよと言った率を収納率とおっしゃっているようでございまして、実際に納付金を受け取った率ではないそうです。ですから、要は払いますよとい...全文を見る
○尾立源幸君 先ほどの一%の経費の削減の問題や中期目標で定めている九九%、こういったものが実態と懸け離れておりますと、結局は意味のないものになってしまいます。どうかその点をもっと細かく見ていただいて、指導を逆にしていただく、こんな体制が必要なのではないかと私は痛切に思っております...全文を見る
○尾立源幸君 なかなか厳しい縛りがあるようでございます。私もある独立行政法人の理事の方と面談をさせていただき、お話を聞きましたところ、やっぱり同じ悩みを持っていらっしゃるんです。幾ら頑張っても交付金が減らされてしまうんであれば自分たちの独自財源を増やす努力をもうやめてしまおうと、...全文を見る
○尾立源幸君 もう一点、現場の声をお伝えさせていただきます。  それは、実は独立行政法人は企業会計に近い財務諸表をお作りになっておるわけでございます。これは独立行政法人会計基準という、こういった基準に基づいてお作りになっておりますが、しかしながら、各府省に報告書を出す際に官庁会...全文を見る
○尾立源幸君 民間では企業会計で予算の管理をしております。分析もしております。  現場の方おっしゃっていました。つまり、今、広野議員からもあったんですけれども、提出をされた、もらった方が企業会計的なものを出されても分からないから出せと言われていると、こんなふうにおっしゃっていま...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは、この独立行政法人制度の中で、この評価委員の方が適切に評価をされていると、このように御認識されていると、よろしいでしょうか。それと、中期というのは五年後でしょうけれども、それとは別に毎年毎年、単年度でも評価されていると思いますが。
○尾立源幸君 不十分なところがある、じっくり聞かしていただきたいんですけれども、私が調べたところと同じであればいいなと思っておりますが。  私が調べましたところ、この独法の制度のかなめと言うべき評価制度、評価委員のうち、評価委員に対して約二億円の金銭が九十五名の方々に支払われて...全文を見る
○尾立源幸君 独立行政法人でポストを得ていながら評価委員をしている人が九名、一千万円以上の研究費を受けている例が七名、その他会議への出席謝金など、とにかく金銭を受け取っている人が七十九名、このようにポストや金銭を受け取っている評価委員が本当に適正な評価ができるのか、再度御答弁お願...全文を見る
○尾立源幸君 もう少し突っ込んで申し上げますが、先ほど言いましたポストの問題、独立行政法人の教授や特別研究員、研究主幹など務めながら、そういった自分の組織の属する改廃や存続を本当に公平に判断できるのか、一般常識から考えると非常にこのことは疑問でございます。是非、その常識というもの...全文を見る
○尾立源幸君 三月二十五日の参議院本会議で、我々の同僚の森ゆうこ議員に対する答弁で、村上大臣は大きな声で胸を張っておっしゃいました。「行政改革の分野では、特殊法人等の改革において、改革対象となる百六十三法人のうち、八割強について廃止、民営化、独立行政法人等の措置が講じられました。...全文を見る
○尾立源幸君 わざわざ私が参議院本会議の村上大臣の発言を引用したのは、大臣が行革担当大臣として特殊法人の独立行政法人化や独立行政法人の見直しについて言及されているわけです。そしてさらに、行革事務局の下に独立行政法人に関する有識者会議というものを置いてしっかりやっていらっしゃるわけ...全文を見る
○尾立源幸君 是非村上大臣におかれましては、行革担当、独法担当の大元締として頑張っていただきたいと思います。
○尾立源幸君 委員の皆様、また政府関係の皆さんもこのやり取りを聞いていただいてお分かりになっていただいたように、とにかく客観性確保というために一丸となってこれ取り組んでいかなければ、ますます国民の信頼を失いかねない。ある調査がこの前発表されました。公務員を信頼しているか信頼してい...全文を見る
○尾立源幸君 是非その意気込みでやっていただきたいと思います。ありがとうございます。  それでは、ちょっとテーマを変えまして、お金の集め方、税制の方、今まで使い方の方をやってまいりましたので、集め方の方に入らせていただきたいと思います。  私も先日、確定申告の会場、大阪の方な...全文を見る
○尾立源幸君 済みませんでした、突然の質問で。  いずれにしましても、これまでのずっと委員会の質疑の中で私が感じたこと、また皆さん共有していることは、これからの時代は自助、互助、共助、自助、互助、公助ですね、自助、互助、公助。互助を共助と言われる方もいらっしゃいますが、この順番...全文を見る
○尾立源幸君 この源泉徴収制度というのは、御承知のとおり、ヒトラーが戦費調達のために導入し、ああ、それはいいやということで日本も導入してきたという経緯がございます。そういうちょっと暗い過去を引きずっておる制度でございますが、少なくとも、今大臣がおっしゃったように、確定申告を奨励す...全文を見る
○尾立源幸君 是非よろしくお願いいたします。  あと、インターネットで個人の確定申告ができるという、結構、売りにされておるんですけれども、実は問題がございます。  これは、我々の仲間で税理士からの話なんですけれども、税理士経由で確定申告を送った場合、申告書の一枚目は当然インタ...全文を見る
○尾立源幸君 最後でいいです。最後でいいです。
04月18日第162回国会 参議院 決算委員会 第8号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。  今日は、省庁別審査ということで、経済産業省の平成十五年度の決算について質問をさせていただきます。まず初めに、中川大臣始め政府委員の方の御出席、本当にありがとうございます。  まず、私自身はこれまで公認会計士、税理士とい...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  この電源開発促進税、財源でございますけれども、いわゆる電気料金に約二%含まれていると。正に国民の皆さんから一人一人集めていると、このように理解をいたしておりますが、さてその中で、この大きな四千億から五千億にも上る特別会計なんですけれども、...全文を見る
○尾立源幸君 マーケティング事業という名前は付いておりますが、要は皆さんのお手元にお配りしております資料の一ページ目、物産展なわけですね、平たく言えばそういうことだと思いますが。  この物産展を国がこれまで百八十二億円も使ってずっと行ってきた、こういったさらに費用のうち、基本的...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  この電気のふるさとじまん市に参加をする市町村は、実は先ほど申し上げました四分の三が国の負担ということで、四分の一は自前で出すということが原則になっております。多少、若干この比率は実際には違うわけですけれども。  そこで、見ていただきたい...全文を見る
○尾立源幸君 今日の新聞の記事を読みますと、まあ喜んでいらっしゃるんでしょうけれども、こんなふうに書いてありました。ある業者。新幹線代も宿泊代もすべてただ。自前はもちろん、地元組合や商工団体だけではこんなところに参加できない。どっちとも取れるようなコメントなんですけれども、こうい...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  当該事業の必要性の有無についてはそれぞれの立場があってなかなかすぐに不要だとは言えないと思うんですけれども、ちょっと別の観点からお話をさせていただきたいと思います。簡単な費用便益分析、費用対効果分析というのをちょっとやらせていただきたいと...全文を見る
○尾立源幸君 是非この報告書をごらんになっていただきまして、あれもこれももうできない時代になっておりますので、その点を是非検討していただきたいなと思います。  それでは次に、エネルギー庁長官に御質問させていただきます。  このじまん市の平成十五年度の予算額、要は国会で承認を受...全文を見る
○尾立源幸君 すなわち、予算としては七・三億円を要求され、付けて、実際にこのじまん市のために使った金額は五億七千万ぐらいだということと理解します。  そうしたら、この七・三億円から五・七億円を引いた残りはどのようになるんでしょうか。
○尾立源幸君 この剰余金に関しまして、平成十三年の会計検査院の指摘では、要はこういった剰余金が発生しないようにしなさい、またこのような大きな剰余金をそのままにしてはいけませんと、このような指摘がなされておりますが、そこで私、お聞きしたいんですけれども、こういってたまりにたまった剰...全文を見る
○尾立源幸君 まあ今のお話をお聞きしますと、ちょっとジレンマが発生するわけですね。つまり、頑張って節約すると剰余金が発生しますし、それは翌年度に繰り越すことしかできない。そうすると、会計検査院から怒られる。で、また一方、会計検査院から怒られないようにするためには、多少なりとも無駄...全文を見る
○尾立源幸君 くどいようですけれども、このじまん市だけで約一億円ぐらいが水増し請求じゃないかなと、こう私は計算をさせていただいております。  それで、この論点を個別に私は追及するのが仕事ではございませんで、こういう体質を是非直していただきたいということなんです。  その背景に...全文を見る
○尾立源幸君 最後に、上田副大臣、せっかく来ていただいておりますので御質問をさせていただきたいと思います。  四月の十六日のG7またIMFの金融委員会の方でも、日本の財政健全化、期限を設けてしっかり取り組めと、このような厳しい名指しで発表がございました。  そこで、私が、今、...全文を見る
○尾立源幸君 質問を終わらせていただきます。     ─────────────
04月27日第162回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立でございます。  委員会でも度々質問をさせていただいておりますが、今日は決算委員会ということで、財務省中心に平成十五年の決算につきましてお話を、また質問をさせていただきたいと思います。  その前に、私も大臣と同じ福知山でございます。JRの福...全文を見る
○尾立源幸君 そういたしますと、その衆議院でのやり取りをお聞きになる前は御存じなかったということでしょうか。
○尾立源幸君 すばらしい答弁だと思います。  私も議員になってわずか九か月か十か月ぐらいなんですけれども、予算書ぺらぺらっとめくらせてもらって、そしてお聞きしたところで、これほどたくさん架空計上が出てきておるわけなんですね。  それで、財務省という立場でいらっしゃるわけですか...全文を見る
○尾立源幸君 弾力的に予算をお使いになる、また効果的に予算をお使いになるためにそういったことが必要だと、分かります。しかしながら、大臣御自身もおっしゃっているように、数年前からやってないもの等々を計上して、これが弾力的に使えるからというような話にはならないと思いますので、是非その...全文を見る
○尾立源幸君 なぜこう私が厳しく申し上げているかと申しますと、やはり予算をしっかりとコントロールしていただく財務省さんでございますから、自分のおひざ元と言うべき財政融資資金特別会計でこのようなことがあると、財務省もやっているじゃないかと、おれだっていいじゃないかと、こんな理屈にな...全文を見る
○尾立源幸君 是非そのようにお願いしたいと思いますし、もし手数が足りないようでしたら、私でお役に立てればお手伝いに上がりますので、よろしくお願いいたします。  それで、これだけあちこちでこういったことが見受けられているので、大臣にもう一度、具体的なこのアクションプラン、この言い...全文を見る
○尾立源幸君 よろしくお願いをいたします。  それで、もう一つ全般的なお話でございますが、特別会計の問題でございます。  当然、各省庁の方々は、自分たちの行っていることを正しいと、必要なんだということで一生懸命やられるわけですし、そのための予算をお使いになる、これはそのとおり...全文を見る
○尾立源幸君 まあ特会というのは人為的につくったものでございますから、その逆に戻すことも可能ではないかと私などは思っておりますので、是非前向きに、例外等々を余り設けずに、一度また御検討をいただければと思っております。  そしてもう一つ、もう大臣からもお話がございましたマネジメン...全文を見る
○尾立源幸君 さすが谷垣大臣、重要なポイントにお気付きになっていらっしゃると思います。  今おっしゃったとおり、例えば三月末決算の法人が税金を払うのは基本的には二か月後の五月末でございます。私も、これ、今回この問題を調べてびっくりしたのは、現金主義が逆に国の決算のスピードを遅め...全文を見る
○尾立源幸君 二週間、もうちょっと頑張っていただきたいなと思うんですけれども。  先ほどのもう一度論点に戻らせていただきたいんですけれども、実は、明治二十二年までは国の会計は複式簿記でやられておったんですね。その後、今の単式簿記というものに戻ってしまいまして、その後ずうっと今ま...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  最後に、じゃ一言大臣に言葉をプレゼントさせていただきたいと思います。あいうえお管理法って御存じでしょうか。実はこれ、不良債権を処理するときに某氏が言ったことなんですけれども、あいうえお、あっという間に、う、有無を言わさず、い、一斉に、お、...全文を見る
06月08日第162回国会 参議院 本会議 第24号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました証券取引法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  私は長年、公認会計士、税理士として企業の情報公開に携わってまいりました。この経験を踏まえて強調したいのは、企業に比べて政府の情報公開がはるかに劣ってい...全文を見る
06月23日第162回国会 参議院 法務委員会 第25号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。今日は財政金融委員会からやってまいりました。よろしくお願いいたします。  本日は、会社法案につきまして四十分間お時間をいただいております。私自身、主に三つの点、一つは擬似外国会社の問題、もう一つは有限会社の問題、そしてもう一...全文を見る
○尾立源幸君 会社法案におきまして、審議におきまして、これまで擬似外国会社に当たらない例というもの、これは様々な委員会で質疑がありまして、ある程度明らかになってまいりました。  そこで、逆にどのような会社が今度は擬似外国会社に該当するか、具体的に教えていただきたいんですが、よろ...全文を見る
○尾立源幸君 今具体的に御説明いただきました、ハワイ州で設立をされ、専ら日本で営業しているというふうな会社ということでございますが、今正に大臣お読みになりました八百二十一条でございます。もう一度私の方からも読ませていただきますが、日本に本店を置き、また日本において事業を行うことを...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  私がお聞きしたかった点は、実は今正に大臣おっしゃいました、ハワイ州で設立をして日本で専ら営業をするような会社が登記をされた場合どうなるんですかということなんですね。  今大臣がおっしゃったのは、登記をされて営業をして、何か破産やその他問...全文を見る
○尾立源幸君 その違反して取引を行ったかどうかというそういった認定といいますか、というのはどこがどのようにされるんでしょう。また、過料の規定についてちょっと教えてください。
○尾立源幸君 今までそのように発見するような、今までも規定もあったと思うんですけれども、違反しているような擬似外国会社を発見するような何か努力をされたんでしょうか。
○尾立源幸君 そうすると、この規定に違反して、違反するというか、当初意図があるかないかは分かりませんが、擬似外国会社というものは簡単に設立はできてしまうということでよろしいでしょうか。
○尾立源幸君 それで、最後のある意味出口のところ、破産や何か大きな違反をしたとき、そのときだけ制裁の、また過料の対象にすると、そのような法律構成になっているというように考えてよろしいでしょうか。
○尾立源幸君 分かりました。  非常に私たち日本人でもこの条文を理解するのはなかなか大変で、今お聞きしておるところなんですけれども、実際、この法律、会社法を利用するのは日本人に限りません。当然、外国の皆さんもこの会社法を使って新しくビジネスをされるということが予定されております...全文を見る
○尾立源幸君 その結果、疑念が、また誤解が解消されたかどうか、またそれはお答えいただきたいと思うんですが、ちょっと別の角度から私の問題点を指摘をさせていただきたいと思います。  先ほど財政金融の方から参りましたということ、特に金融関係で非常に私は強い懸念を抱いております。と申し...全文を見る
○尾立源幸君 その際、これもまた金融面でございますが、また詳しいことは峰崎委員からの質問があると思いますが、実は、証券化の事業を営む目的で設立されたSPC、スペシャル・パーパス・カンパニーでございますが、の多くは有限会社形態を取っております。そして、その資産のうち、質権や抵当権を...全文を見る
○尾立源幸君 それじゃ困るわけでございまして、先ほど申し上げました金融サービス立国を我が国は目指しております。個別の事柄といえば事柄なんですけれども、是非こういう問題点があるということ、当然長い期間審議会やらヒアリング等々でやられているわけでしょうから、どうしてこういう問題点がす...全文を見る
○尾立源幸君 お話を要約いたしますと、金融庁さんが何も言ってこなかったからと、そういうような話でよろしいんでしょうかね。  いずれにいたしましても、これは金融業界、また今の資金調達、日本の社会におきまして有限会社が使われているというのは、非常にこれはコストの面、また運用の面で便...全文を見る
○尾立源幸君 だからこそ我々の役割があるんだと思います、こういう場があるんだと思います。  今新たに問題点が幾つか出てきております。擬似外国会社の定義の問題、そしてこういった有限会社の会社更生法を適用されるか否かの問題、明らかになっているわけですから、是非、行政同士で話し合い、...全文を見る
○尾立源幸君 このように、大臣、税の世界でいろいろとこの資本金は用いられるわけでございますけれども、私が今回ちょっと取り上げさせていただいたのは、お手元の配付資料にございます、右の方ですね、今財務省さんからもお答えございました寄附金税制の中の一つでございますが、一般寄附金に関する...全文を見る
○尾立源幸君 今の御説明にありましたように、この寄附金の損金算入限度額というのはよく分からない計算式なんですね。意味があるのかないのか分からないような計算式でございまして、一方、国や地方公共団体に同じ法人が寄附したら、それは全額経費になる、損金に算入になる。一方、一般の寄附の場合...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、銀行の監督官庁である金融庁さんにお聞きしたいんですが、正に金融サービス立国ということで使い勝手のいい金融システムということなんですけれども、使い勝手が良くなった代わりに自分が保証人に取られてしまったと、こんなことになったらとんでもない話なんですけれども、こ...全文を見る
○尾立源幸君 是非、そのような過度の保証人を要求するような事例が起こらないように是非御指導いただきたいと思います。  それではもう一つ、配当についてお伺いをいたします。  今回の四百五十四条でしょうか、これまで会社の配当は年二回、中間配当と決算での、本決算での期末の配当という...全文を見る
○尾立源幸君 分かりました。  それでは次の質問に移らせていただきたいんですけれども、今回、設立に際して手続が簡略になっておることがございます。その手続の中で、発起設立でございますが、募集設立と発起設立がございますが、その発起設立の方で、この場合には、会社の資本金の払込みをした...全文を見る
○尾立源幸君 そうしたら、三人の発起人がいた場合に、代表者の通帳でいいと。その中には二人分の振り込みなりなんなりの預け入れが通帳に記載されている、それがあればいいという理解でよろしいんですか。
○尾立源幸君 以上で質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
07月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第26号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会を代表して質問をさせていただきます尾立源幸でございます。  今日は、ふだんは財政金融、決算委員会というところに属させていただいておりますが、今日はお時間をいただきまして、当委員会に参らせていただきました。  まず、私自身、税の使い道、この中身につ...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。さすがでございます。おっしゃるとおり入札適正化法でございまして、その基本原則というのが四点ございます。一、透明性の確保。二、適正な施工の確保。三、公正な競争の促進。四、不正行為の排除の徹底。もうこれは御承知のとおりでございます。  それではも...全文を見る
○尾立源幸君 実はこれは新聞でも報道されております橋梁談合のルール本、談合適正化本ともいうべき、皆さんがお使いに、業界の方がお使いになっているルール本の基本理念でございます。  最初、ぱっと読んだときには、あっ、いいこと書いてあるなと思っておったんですが、後段は互助の精神、過当...全文を見る
○尾立源幸君 決意、ありがとうございます。  正に大臣がおっしゃった、企業を育て、いいものを安く、これは自由競争の本当の真髄でございます。しかしながら、今私が問題にしております談合は正にこの自由競争原理に反する行為なので、是非その点は強く改善を求めていきたいと思います。  そ...全文を見る
○尾立源幸君 私がお聞きしているのは、関与を認めていらっしゃるのか認めていらっしゃらないのかということなんですけれども。
○尾立源幸君 まあ余りお答えになっていただけないようなので、もう一つ質問をさせていただきます。  公団支社の担当者、発注担当者の方が、入札前に大まかな落札価格、予定価格というのをまた漏らしていたという、こういう新聞報道もございました。発注情報の漏えいについて近藤総裁は、六月十五...全文を見る
○尾立源幸君 おっしゃるとおり、総裁も私の先輩でございますし、また民間におられて、さらに経営幹部を務められた。できればこちらの側に立っていただきたいなと思いますが。  それでは、もう一問質問をさせていただきます。今は工事の大まかな予定価格の漏えいについての質問でございましたけれ...全文を見る
○尾立源幸君 今日の日経新聞でも御承知のとおり、もう出ておりました。「天下りの代わりに容認」、「橋梁談合 公団OBらが供述」というふうに、こういうふうに書いてありますけれども、これでも御存じなかったということなんでしょうかね。  お二人の見解は分かりました。それでは、せっかくで...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  内田副総裁、昨日の記者の会見でございますか、このように述べていらっしゃいます。  誠実かつ建設的な議論が行える状況になれば懇談会に出席することもやぶさかではないとおっしゃっておりますが、そのとおりだと思います。今、うそついたとかついてな...全文を見る
○尾立源幸君 知っていたか知らないかはおいておいて、議論にしっかり参加していただきたいと思います。  あと、次に、ちょっと順番を変えさせていただきますが、天下りの問題に移らせていただきたいと思います。  国交省、また道路公団からの受注企業への天下りの問題でございます。  ま...全文を見る
○尾立源幸君 それでは次の質問に、国交大臣、北側大臣にちょっとお聞きしたいわけでございますけれども、ある天下りをされた方の例とまた報道でございますが、引用させていただきます。  ここではWさんとしておきましょうか、W氏。この方は、建設省道路局長をお務めになって、道路公団副総裁へ...全文を見る
○尾立源幸君 この件に関しまして、大臣の答弁に関してまず猪瀬委員にコメントをいただきたいんですが、それともう一つ、私の方から追加で委員に質問をさせていただきます。  この十月一日から当然公団が株式会社化されるわけでございますが、ここの社長に就任される予定の方は今公団の幹部の方だ...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  国会でもこの点を是非肝に銘じて今後議論をしていきたいと思いますし、正に我が国のコーポレートガバナンス、今強化が叫ばれておりますので、民営化された公団といえども同じだと思いますので、是非その辺り、近藤総裁も含めて是非よろしくお願いをいたしま...全文を見る
○尾立源幸君 今回、ざっと見積もって分かっておるだけでも約百億近い不当利得といいますか、上乗せ分で損害が出ているというふうに計算されておりますし、特に、なぜそのような根拠があるんだと言われますと、これは公正取引委員会設置の独占禁止法研究会というところが〇三年十月に発表した報告です...全文を見る
○尾立源幸君 今お話をお聞きしますとやっぱり五割高ぐらいなんですけれども、なぜなんでしょうかね。
○尾立源幸君 御説明一生懸命されているんですけれども、じゃ、なぜこれ、昔は一緒だったんですか、この説明を。で、何でバブルが崩壊してから急に差が開いて、そのまま高止まりしているんですか、その説明を。
○尾立源幸君 官から民へという掛け声がございます。民並みにやってください。よろしくお願いいたします。  それで、もう一つ構造的に高止まりしている理由が私はあると思うんですね。それは、多くの工事の場合指名競争入札ということで、一般競争入札が採用されていないことが私は挙げられると思...全文を見る
○尾立源幸君 わずか、じゃ二%ということでございましたでしょうか。  それで、その先なんですけれども、会計法上は一般競争入札がこれ原則になっておりますね、二十九条の三と。云々ということで、「競争に付さなければならない。」と。特別、契約の性質又は目的によって「競争に加わるべき者が...全文を見る
○尾立源幸君 二つデメリットおっしゃったと思います。一つは事務量が多いということ、もう一つは業者の信頼性が足りないんじゃないか、不良工事になるじゃないか、こんなことだと思いますが、一つ、小泉さんの地元、総理の地元横須賀市は電子入札やって、相当事務経費を浮かし、また価格も下げたとい...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、事務作業が多いから一般はできないという理由にはならないということでよろしいですよね。  じゃ、その次──あっ、答弁は結構でございます。  そしてもう一つは、その業者の質の問題、また不良工事、途中で倒産してしまうとか、こんなことも懸念されているようでご...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、お教えいたしましょう。びっくりします。何と七百七十万円、九七%オフになりました。これが一般競争入札のメリットなんです。それで質が悪くなったかというと、会計検査院が使っているわけでございます、そんなことは言えません。  また、これはちょっと今日質問させてい...全文を見る
○尾立源幸君 今、再保険、保険を引き受ける業者がいない、市場が縮小しているとおっしゃった。正にこれは民にできない世界ですよね。こういうときこそ官にやってもらいたいわけです。  いいのがあるんですよ。これも、皆さんの天下り先でございます建設業保証会社。どうですかね、ここ、お使いに...全文を見る
○尾立源幸君 課徴金一〇%、損害賠償一〇%、しつこいようですけれども、それでも二〇パーで元々なんですね、これで。やっと不正に得た利得がちょうど吐き出された。  公正取引委員会の方にお聞きしたいんですが、これで本当に制裁的な意味があるんでしょうか。
○尾立源幸君 ありがとうございます。  私たちの民主党案でも、二回目以降は一〇〇%まで加算できるということで、最大二〇パーまで引き上げることを提案をしておりますので、またその辺はよろしくお願いいたします。  最後に、キャリアの皆さんの処遇の問題でございます。これは私自身、この...全文を見る
○尾立源幸君 是非、そのような取組をしていただきたいと思います。  また、これもちょっと私もアメリカの行政関係の方にお聞きしたんですが、やっぱりアメリカでも同じような問題があるけれども、その後は自分で頑張って職を見付けるんだと、まあ、あっさりしたものですけれども、そんなふうにも...全文を見る
○尾立源幸君 最後に内田副総裁、もう一度お聞きいたします。かづら会の存在、御存じなんですか。
07月20日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。  今日は郵政民営化関連法案の質疑に立たせていただきますが、昨年の選挙で当選したばかりでございます。大阪からやってまいりました。このような形で小泉総理の主張されております改革の本丸ともいうべきこの郵政改革法案に、この質疑に立...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、それじゃよろしくお願いをいたします。  そして、私の本論でございますが、この資金の流れを官から民へという中で、どういう意味かについて御説明いただこうと思ったんですが、もう何回も答弁していただいておりますので、私の方で若干要約してもう読ませていただきます。 ...全文を見る
○尾立源幸君 それで、これまで小泉総理を始め皆さんおっしゃっている、出口の方が手が付いてきたと。すなわち、簡保・郵貯資金、財政投融資制度と、これが原則廃止をされて、今ちょっと移行期間で残っておりますけれども、これまで無駄な公共工事や特殊法人に流れていたものが流れなくなるんですよと...全文を見る
○尾立源幸君 済みません。ちょっと質問が飛んでしまったようで、先に答えていただいたんですけれども。私の方でちょっと、せっかく答えていただいたので、その件についてお話をさせていただきたいと思います。  郵政公社から郵便貯金銀行になって、また保険会社ができたときに、そのお金がそうい...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、新たに人を雇って、また施設が必要なら施設を造って、そしてコンピューターシステムが必要ならそれも購入するというようなことになろうかと思います。  それで、先ほども三十五兆というのは余り大したお金じゃないというふうにおっしゃっておりましたけれども、ちょっと...全文を見る
○尾立源幸君 ビジネスモデル等々については、また今後別の委員から質問があると思います。私、これ以上この部分は触れませんけれども、是非、今の甘い見通しといいますか、みんなが納得多分されていないと思います。その一・五倍になるということだけが何かよりどころになっているようなこのビジネス...全文を見る
○尾立源幸君 はい、国債。はい。
○尾立源幸君 谷垣大臣、五十兆に上る預託金の償還が二〇〇七年度で終わるので、それ以降は市中消化で可能な財投しか発行しなくてもいいとおっしゃっておるんだと思います。  しかし、この三ページを見てください。何度ももう申し上げます。これは議論のすり替えでございまして、確かに財投債は少...全文を見る
○尾立源幸君 どうもありがとうございます。本当は竹中大臣に答えていただきたかったんです。実は、竹中大臣、具体的にデータで、官から民へ流れるんだということを私は本当は示していただきたかったんですね。  私の方でちょっと谷垣大臣にお答えいただいたんで申し上げますが、それならば、それ...全文を見る
○尾立源幸君 最初の図に戻りますが、まずやるべきはこの山を、氷山をスリム化する。特にすそ野の方です。これに命懸けで取り組んでいただきたいんですね。また、我々もそのための知恵を出したいと思っています。  そしてもう一つ、時間がございません、最後に質問をさせていただきたいんですが、...全文を見る
○尾立源幸君 実は、まあ今の公社でも一千万預け入れということになっておりますよね。ただ、問題もありまして、約、最大二百三十万人の方、この一千万を超えて預け入れて、名寄せができていないというふうに言っています。合計で二兆五千億と、これは郵政公社の調べで分かっておるところでございます...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、そのまま置いておくと一本、新しい銀行になった場合には一千万を超えて預けることになるわけですよね、今超過している人たちは。正にその人たちにとってみればそこの部分は担保されない。まあこの実態がいいのか悪いのかは別として、現実にはそういうことになろうかと思いま...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会を代表して質問させていただきます。尾立源幸でございます。  ただいま御説明をいただきました法律案についての質問でございますが、まず、金融機関、とりわけ銀行が提供するサービスの中で最も求められるものは何かということでございますが、それはまとまった額の...全文を見る
○尾立源幸君 今おっしゃっていただいたように、保険会社や証券会社でもカードを発行しております。特に保険会社の場合は、解約払戻金の一定額や、また積立配当金などの一部をATMを通じて引き出すことが可能でございます。また、証券会社の場合は、株や債券の売却した代金、この売却代金をATMに...全文を見る
○尾立源幸君 時間が限られておりますので次の論点に移らせていただきますけども、盗難通帳についてでございます。  今回、盗まれた通帳は窓口では保護の対象にならないということでございますが、過去五年間の盗難通帳と偽造カードの被害件数と被害額を教えていただけますでしょうか。
○尾立源幸君 トータルです。
○尾立源幸君 今お聞きになっていただきましたように、盗難通帳の方が圧倒的に、まあ八倍近く、件数、額ともに多いわけでございますが、なぜ偽造カードは保護されて盗難通帳は保護されないのかと非常に私は疑問に思っております。  それで、──ちょっと待ってください、衆議院の方の答弁でこのよ...全文を見る
○尾立源幸君 まあいろいろと理由をおっしゃるわけでございますけども、盗難通帳から預金が引き出される大きな理由というのは、窓口で本人確認を行っていないことというのが最大の理由なわけですね。本人確認を行えば、これはすぐ防止できるわけでございます。それを、その確認をやらないでATM対策...全文を見る
○尾立源幸君 私、申し上げようと思っていたところを先におっしゃったんで、衆議院の方の答弁で、なぜ窓口でやらないのかというと、正に今議員おっしゃったように、窓口で本人確認をやると膨大な時間が掛かると。これは正に我々消費者の立場に立った発言ではなくて、銀行、業界寄りの思想に立ったお答...全文を見る
○尾立源幸君 窓口で時間が掛かる掛からない、それによってサービスが悪くなる、それで銀行が淘汰されていく、これは銀行が考えることであって、政治家は銀行サイドに立って考えるべきじゃないんですよ。我々は国民の代表でございます。そういった思想がないということは正にこの法案の欠陥点であると...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  今、インターネットで、利用して不正な取引が行われた例をちょっとお話をさせていただきたいんですが、個別の名称を出しますが、シティバンクの顧客口座から約一千六百万円が引き出されるという事件がございました。このとき、容疑者は不正アクセス禁止法違...全文を見る
○尾立源幸君 法律的にはなるべく予防的なこともきちっと盛り込んでいくべきではないか、起こってからまた後手後手にやるのではなく、もう予想されることはしっかり盛り込むというのも、これも大きな我々の責任だと思います。是非そういう点で今後の法案作りに対応していただきたいと思います。  ...全文を見る
○尾立源幸君 今、最後に御説明いただきました、過失はかなり限られた場合に限られる、珍しいということなので、この議論は成立しないという御答弁、衆議院でも同じようにあったと思います。正に珍しい事件だから不公平があっても構わないということなんですか。
○尾立源幸君 ありがとうございます。  大体私の予定しておりました質問はこれで網羅されておるんですが、松島議員、先ほどもう少しお話をされたいようでございますので、是非、消費者の側に立った御発言をいただけるようでしたら、どうぞよろしく。
○尾立源幸君 松島議員、ありがとうございます。  そのようにおっしゃるんでしたら、是非、銀行の窓口が込むから消費者をお待たせしてサービスが悪くなるというような発想は是非捨てていただきたいと思います。逆に、本人の確認をしてもお待たせしない、そういったサービスを銀行に求めていくよう...全文を見る
○尾立源幸君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に反対する立場で討論を行います。  近年、偽造・盗難カードや盗難通帳による預貯金の不正引き出し事件が急増しております...全文を見る
08月03日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第13号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。二度目の質問に立たせていただきます。  今回は、私も委員会の一員として地方視察、そしてまた公聴会にも参加をしてまいりました。そういったことも含めて質問を、三十分でございますが、させていただきたいと思います。  今日は大きく...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。是非この制度を引き続き残していただくように努力をしていただきたいと思います。  それでは、社会・地域貢献基金について、また持ち株会社の株式売却益の取扱いについて、竹中大臣を中心に質問をさせていただきたいと思います。  私も民間でずっと仕事を...全文を見る
○尾立源幸君 この社会・地域貢献基金という新しい仕組みを民営化会社にある意味で無理やり組み込むことで、何とかそのネットワークを維持するということをやられるわけでございますけれども、その仕組みはよく分かりますが、まずそういう意味では、本当の民営化のメリットというのは竹中大臣が最初目...全文を見る
○尾立源幸君 社会・地域貢献基金のこの使い道というのは、今おっしゃったように過疎地の郵便局の維持ということと、もう一つは社会福祉目的の第三種、四種の郵便の維持ということでございますでしょうけれども、これは現在、これを単体で取り出せばそれぞれが赤字になっておるということでございます...全文を見る
○尾立源幸君 有税か無税かというところで議論分かれていると思います。まず無税でやるべきじゃないかというのが私の意見でございます。それはもう少し後の質問で絡んできますので、ここではこれ以上お話ししませんが。  もう一点教えていただきたいのは、今回、郵貯銀行、また郵貯保険会社、この...全文を見る
○尾立源幸君 これはちょっと通告しておりませんので、竹中大臣にお答えをいただければと思うんですけれども。  いずれにしても、この貯金会社、保険会社の株式を売却すると、想定でございますが一兆六千億税金が入ると。そして、この持ち株会社の方を売却すると、今五兆が売却益。これは、そのも...全文を見る
○尾立源幸君 これまで見事に株式が上場できたという前提でお話をしてまいりましたわけでございますけれども、本当にスムーズに今言ったシナリオが実現できるのかという、こういうことも考えておかなければいけません。  竹中大臣は、先ほどの大塚委員がお話しされたことに関連しますが、スーパー...全文を見る
○尾立源幸君 済みません、それともう一点、いつそれをおやりになる予定なんですか。
○尾立源幸君 完全売却という方向で、いったんは処分ということでやられるということでございますけれども、ちょっとこれまでの民営化をしていった例を拾ってみました。  NTT、最高売出し価格二百五十五万、昨日の終わり値四十九万七千円。そして、JR各社に至っては、七社に分割されましたけ...全文を見る
○尾立源幸君 もう一点、上場できない場合もあるかもしれないというお話もしましたけれども、もう一つは上場に手を掛けたんだけれども、始まったんだけれども、うまく最後まで売却、処分、至らなかったということも、これはいろいろあるわけでございますから、正に、そういうことも想定できると思いま...全文を見る
○尾立源幸君 やっぱり楽観主義者だなと思いますけれども、だからこそ私が最初に申し上げましたように、皆さん、ネットワークが維持されないと困る困るという、これ、国民の声としてずっとやってきているわけですよね。聞いてきていらっしゃる。この社会・地域貢献基金がないと困るんだ。だったら、一...全文を見る
○尾立源幸君 持ち株会社なわけでございますから別に民間とイコールフッティングにこだわることないんじゃないですか、何か事業をやっているわけではないわけですから。それよりも基金の確立の方が大事なわけじゃないですか。何も持ち株会社にイコールフッティングがそんなに求められるとは私は思わな...全文を見る
○尾立源幸君 今、谷垣大臣にいただいた答弁と、竹中大臣がおっしゃって、常々おっしゃっています、民営化によって資金の流れは官から民へ移っていくと、その結果、国民の貴重な貯蓄が経済のよりダイナミックな発展のために源泉として有効に使われるんだという御説明とは、私はちょっと違和感を持って...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございました。  見えざる国民負担についてはまた別の機会があればと思います。  ありがとうございます。
10月12日第163回国会 参議院 本会議 第5号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。  ただいま議題になりました郵政民営化関連六法案について質問に入る前に、十月八日にパキスタン北東部において発生した大地震について、犠牲者と被災者の皆様方に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。とりわけ、この大地震で国際協...全文を見る
10月20日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。引き続き当委員会に所属させていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。  まず冒頭に、先日テレビを見ておりましたら、総理候補として谷垣大臣が取材をされておりまして、自転車で元気に走っていらっしゃる姿を見ましたし、ま...全文を見る
○尾立源幸君 「現行の予算書・決算書の問題点(イメージ)」ということで、これは財務省さんからいただいているものでございますが、実は予算書におきましては、「甲号 歳入歳出予算 歳出」というところをちょっと見ていただきたいんですけれども、その中に所管、組織、項、金額ということで、予算...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それともう一つちょっと私が驚いたことは、この一年間帳簿をこうやって見さしていただいたわけでございますけれども、この限られた資料の中でございますけれども、実は予算の中に、これも大臣もう御承知だと思うんですけれども、架空の予算、こう一くくりに...全文を見る
○尾立源幸君 私たちの指摘を受けて真摯に対応していただいたことは有り難いと思います。  ちょっと確認なんですけれども、今おっしゃいましたが、谷垣大臣、五月十二日の主計官会議で指示をされたということは分かりました。その前提として四月に行われた決算委員会や衆議院でのやり取りの中での...全文を見る
○尾立源幸君 ただ、一点だけ気になることがございまして、細かいことでございますが、ちょっと本論からそれますが、実はここにその主計官会議での指示の書類がございますが、主計官会議は五月十二日に開かれております。今おっしゃったとおり、指示をされたということでございますが、その根拠として...全文を見る
○尾立源幸君 各省庁から自主的に架空予算について発表があったわけでございます。これが八月下旬。そろそろもう二か月もたちますし、先ほど申し上げました十二月末には予算があらかた固まるわけでございます。ですから、十八年度予算にきちっと反映させるために、是非全体像を期限を切って取りまとめ...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、くどいようですが、十二月までにぐらいの、そのような感覚でよろしいんでしょうか。
○尾立源幸君 それでは次に、ちょっとテーマを変えまして、政策金融の見直しについて質問をさせていただきたいと思います。  まず、資金の流れを官から民へという小泉首相の、総理の方針に従って今政策金融の見直しが議論されております。それで、八つの政府系金融機関が今統廃合で数を減らして、...全文を見る
○尾立源幸君 正に数合わせだけでなく、国全体のお金の流れをもっと効率的にして、そして無駄を省いて、次世代にツケを回していかないような、そんなことが私も必要だと思っています。  そういう観点から考えると、政策金融の見直しを政府系金融機関統廃合ということだけに限定するのではなく、私...全文を見る
○尾立源幸君 分かりました。  なぜこのように私、申し上げるかと申し上げますと、八つの政府系金融機関の貸付残高が平成十六年で約百四十五兆ということになっておりますが、資料の二枚目を見ていただきたいんですけれども、新聞の今日の記事でございます。  私たち民主党が調べたところによ...全文を見る
○尾立源幸君 是非、八政府系金融機関以外の部分、まだまだ改良の余地があると思います。是非、改良していっていただきたいと思いますし、もう一点、貸倒れ懸念というふうにここにも出ておりますが、この貸倒れの、何というんですか、評価基準が非常に各法人ばらばらでよう分からぬというのが実態でご...全文を見る
○尾立源幸君 最後に、私の方からこの政府系金融機関等々の整理合理化に当たって一言申し上げたいんですけれども、小泉さんが総理大臣になられてから、これは皆さん共通の思いだと思うんですけれども、何か、セーフティーネットという言葉が何か軽んじられているんじゃないかなというふうに思います。...全文を見る
10月27日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○尾立源幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。  今日は、日本公認会計士協会の藤沼会長にも参考人として当委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。  会長への質問に入る前に、ひとつ金融大臣に質問をまずさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○尾立源幸君 今大臣、御説明いただきましたように、一つ一つの取引自体、例えばMSCBを発行する、また借り株をする、売却する、転換すると、それぞれ一つ一つパーツを取ればすべて合法なわけでございますけども、これを組み合わせると、だれに損失が行くかというと一般の投資家でございます。発行...全文を見る
○尾立源幸君 様々な会社の性格や、また風土や経営者の資質、内部統制という言葉が出てきましたけれども、そういったものをいろいろ勘案しながら監査をやっていかなければいけないということだと思うんですが、その中で特に内部統制の問題について少し議論を深めさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○尾立源幸君 日経ビジネスのインタビューで今の理事長でございます奥山理事長がこのようにおっしゃっております。金融庁に報告されたときにはカネボウにだまされたという認識で内部調査報告書を作った、粉飾の責任は全面的にカネボウにあると、このようにお話しされておったんですが、会計士が逮捕さ...全文を見る
○尾立源幸君 本当にこれ異常な数字なんです。  それで、そこでもう一つ疑問なのは、三ページ見ていただけますでしょうか。資料の三ページでございます。これはカネボウに対する主な貸付先ということで、当然、まあ業績が悪いわけでございますから、実質の方は、銀行からたくさんお金を借りており...全文を見る
○尾立源幸君 舛添委員、済みません、単位、百万円でございました。申し訳ございません。  ただ受け取るだけというんではなく、しっかりこの辺も、まあサンプルベースでもいいと思いますが、何か、市場のうわさ等々も聞きながらチェックをしていただいて、後手後手に回らないようにしていただきた...全文を見る
○尾立源幸君 質問ちょっと言葉足らずで申し訳ございませんでした。  今お聞きいたしましたように、過去に業務停止が一件あったということ、戒告も数件あったというふうにお聞きいたしましたけれども、その業務停止をされた監査法人はフットワークエクスプレスという運送会社だと思いますが、そこ...全文を見る
○尾立源幸君 今どういうことが起こっておるかといいますと、当然これは我々会計士もこの情報を見れるわけでございます。それで、過去の例と今回の中央青山の例を見て、気の早い人はもう次の就職先を探すというような動きに出ておると聞いております。一体この今回のカネボウに対する処分というのはい...全文を見る
○尾立源幸君 なぜこのことをちょっとしつこく申し上げましたかというと、委員の皆様もしお分かりでないとあれなんですけども、実は監査法人にとって業務停止命令というのはもう命を奪われることでございまして、食堂や旅館とはちょっと違いまして、一日でも業務停止命令が下りますと、商法特例法です...全文を見る
○尾立源幸君 会長、お待たせしました。ここからは会長を中心にお聞きをしたいと思います。  今回の事件で、協会の方ではこの七年ルールをもう少し厳しくして、四大監査法人のローテーションについては五年の継続監査の後は五年間お休みをするという、こんな仕組みを考えられておるように聞いてお...全文を見る
○尾立源幸君 今お話にございましたアメリカの制度、サーベインズ・オックスレー法、SOX法、企業改革法というふうに呼ばしていただきますが、この中では監査のローテーションを五年・五年というふうな取決めをしておるわけですが、しかしながら例外規定も設けております。それは、中小監査法人、す...全文を見る
○尾立源幸君 実は私も、この監査業界といいますか、余り寡占化が進むべきではないというふうに思っております。やはり中小監査法人というか、事務所も含めて、地域に根差している監査法人もあるわけでございまして、先ほど中央青山の例であったように、ある意味で無理やり合併することによって本当に...全文を見る
○尾立源幸君 先ほどの処分ルールのガイドラインみたいなものを公表していただいて、非常に私も結構だと思っておりますが、このローテーションの問題も一方ではどんどんどんどん厳しく監査人にはなっていくわけでございまして、そういった意味で、中小の方に対する免除措置というんでしょうか、も前向...全文を見る
○尾立源幸君 一般の方から見ますと、同じ会社の監査か調査、それは別として、一般論として、会計士が中に入っていろいろ見たことで結果が随分違うなと。そのことで、監査法人を替えればより厳しい監査ができるんじゃないかというような意見も出てくるわけでございますが、監査法人を替えることのメリ...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございました。  財務大臣、済みません、ちょっと時間食い込んでおりましてお待たせしていますが、あと十分ほど、済みませんが。  今お話しございました、私も監査をやっておりましたときに、私の場合も先輩の監査調書を見て、私の場合は一年か二年ごとで次々担当替わ...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは、もう一つ今回忘れてはならないのは、カネボウにも監査役という方が内部にいらっしゃったわけでございますが、今回監査役が全然話題になりませんが、この財務諸表の信頼性を高める上で、当然、監査役の機能というもの、大変大きなものだと思います...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それではもう一つ、協会の取組についてお聞きしたいと思います。  今回のカネボウの粉飾事件を受けて、品質管理委員会、公認会計士協会の中に置かれていると思いますが、正に各監査法人を管理監督といいますか、チェックする委員会でございますが、この...全文を見る
○尾立源幸君 そこで少し提案がございます。  その品質管理レビューをやられておりまして、私も思うんですけれども、監査法人といってもいろんな私クオリティーがあるんじゃないかというふうに、あっちゃいけないんでしょうけれども、どの業界でもあると思います。だからこそ、まあ会計士業界では...全文を見る
○尾立源幸君 ちょっと却下されて残念でございますが、また検討していただきたいと思います。  最後の質問を行かせていただきたいと思うんですが、経営者の監査に対する考え方ということは、経営者の今度、問題を一点だけ取り上げさしていただきたいと思います。  私、いい経営者、悪い経営者...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  最後に、今日、会長来ていただきましてありがとうございました。是非、健全なこの証券市場というものを、資本市場をつくるために、会長、協会の皆様、会計士の皆さん、そして金融庁、さらには経営者の皆様、さらには政治家がスクラム組んでこの問題に取り組...全文を見る
11月17日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会の尾立源幸でございます。  本日は、当委員会が前回の国会で提出をさせていただきました百五条検査要請に対する会計検査院の報告について主に質疑をさせていただきたいと思います。  まず冒頭に、谷垣財務大臣には、先ほどもございましたように、いろいろと決算...全文を見る
○尾立源幸君 農林水産省の所轄の公益法人については、十二年度で指摘された十六法人のうち十一法人、これを国に資金を返還したりして、残り五ということでございますけれども、一方、経済産業省の方、これは八資金のうち六資金がまだ手付かずでございます。なぜ同じような指摘を繰り返さなければなら...全文を見る
○尾立源幸君 国交省の御説明にはちょっと納得しかねるところがあります。というのも、まず、例えば建築研究所なんというのは、平均すると二千数百万から三千万の、これ毎年同じもう収入があるわけでございますし、また前年度の実績というのも、もう皆さんお分かりのはずです。なのに、全く予想できな...全文を見る
○尾立源幸君 是非しっかりやっていただきたいと思います。  やはり問題なのは、このようにいろんなパターンがあり過ぎるんじゃないかなと思うんですね。これは、お聞きすると、独立行政法人の自主性、独自性を重んじるためにこんないろんなやり方があるというふうに説明を受けるんですけれども、...全文を見る
○尾立源幸君 それともう一つお聞きしたいんですけれども、会計検査院の報告書によりますと、中期目標期間中一%あるいは二%の効率化を行うということを目標にしている二十三法人のうち十法人が毎年度の効率化の実績値を算出していない。つまり、五年後にどっとこの数値を算出するというような方法を...全文を見る
○尾立源幸君 総務副大臣にお聞きしたいと思いますが、イギリスではこの自治体の行政サービス、あとエージェンシーもそうなんですけれども、横文字で恐縮ですが、EFQMエクセレンスモデルという民間企業と同じようなベンチマーク指標を使って業務の効率化を図っております。  私、今回この報告...全文を見る
○尾立源幸君 副大臣、よく聞いていただきたいんですけれども、私が申し上げたいのは、申し上げたのは自治体だけではございません。独立行政法人のモデルとなったエージェンシー、これについてもEFQMエクセレンスモデルという、こういう効率化の測定方法を取っているということなんで、勘違いしな...全文を見る
12月19日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○尾立源幸君 二点質問がございましたのでお答えをさせていただきます。簡潔に申し上げます。  一点、メンテナンスのことでございますが、私どもが視察をしたところでは、浄水の施設また配水ポンプ等々、そういう供給側の方はそれなりにしっかりとメンテナンスされているように感じました。しかし...全文を見る
○尾立源幸君 私どもエジプトの方を見てきたわけでございますが、こちらは御承知のとおり大変厳しい生活環境ということで、水が人の生命にとって命ということで、恐らくそういった面から無償で行われたのではないかと思いますが、一方、二班の下水道の方は環境整備というようなこともあるのではないか...全文を見る