尾立源幸

おだちもとゆき



当選回数回

尾立源幸の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第169回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党・新緑風会・国民新・日本の尾立源幸でございます。  今日は道路の集中審議ということで、まず、この道路の問題というのはお金の集め方、すなわち税の集め方と使い方に一番深くかかわる問題でございますので、税制の話をまず冒頭させていただきたいと思います。  まず、福...全文を見る
○尾立源幸君 そのとおりでございます。  それでは、実は民主党にも税制調査会というのがありまして、民主党の基本原則が何か御存じでしょうか。
○尾立源幸君 あっ、御存じですか。大臣どうぞ。
○尾立源幸君 最初の一文字は同じでございますが、あとは透明と納得ということで我々は税の在り方を考えております。  それで、私、今回、このお金の集め方、税の集め方というのはやはり非常に国民一人一人深くかかわっております。そして、その集められたお金はどう使われているのか、非常に皆さ...全文を見る
○尾立源幸君 前向きな御答弁ありがとうございます。  私は、税は、いったん集めた税はみんなの議論で使い道を決めていく一般財源というのがまずありきだと思います。どうしようもないときだけ特定財源や目的税というのがあってしかるべきだと思います。それともう一つ、この国には租税特別措置と...全文を見る
○尾立源幸君 総務大臣、地方税ではどのぐらいございます。
○尾立源幸君 総理、これだけあるんです。  私、今日持ってきました。これは農林水産省関係だけでこれだけございます、三十九ございます。その中に分かりやすい租税特別措置がございます。(資料提示)  総理、御存じかどうか知りませんが、この牛に関して、昭和の四十二年から一頭百万円未満...全文を見る
○尾立源幸君 確かに、整理するという方向では進んでいますが、スクラップ・アンド・ビルドになっておりまして、古いものをつぶしたらまた一つつくると、こういう仕組みになっております。  この牛の例も、実は九州地方のある自民党の有力な税関係の政治家の方の発案で始まったと言われております...全文を見る
○尾立源幸君 補助金の場合は厳しいんですよ、一つ一つの税金を差し上げるわけですから。しかしながら、この租税特別措置、減税というのはいい加減な審査で成り立っている。実績も把握してない、効果もほとんど見極められていない。これをまず申し上げたいと思います。  それでは、本論に入らせて...全文を見る
○尾立源幸君 非常に特別な税でありますし、特別な税の使い方をしております。  そんな中で、昨日も同僚の大久保議員からタクシー代の件が出てまいりました。各地方整備局、こちらですね、ここが五年間で二十三億円ものタクシー代を使っておった。パネルを見せてください。(資料提示)これがその...全文を見る
○尾立源幸君 私の質問、タクシーの、だれが使えるのかということと、どういう管理をしているのかという、お答えいただいておりません。
○尾立源幸君 このタクシー使用の基準、統一基準がないと私はお聞きしております。今、近畿整備局の例をおっしゃいましたが、統一的な基準はないとおっしゃっております。  そこで、このタクシー券の使用実績の集計、これも私聞きましたところ、統一的な方法がないと。国交省ではタクシー会社から...全文を見る
○尾立源幸君 ということは、どんなふうに使われたのか、結果としてですよ、申請書は分かりました、基準があるところはあると。実際それがそのとおりに使われたかどうかはどうやってチェックするんですか。分からないんじゃないですか。ましてや、この地方整備局というのは御覧のように無駄遣いをいっ...全文を見る
○尾立源幸君 今日は会計検査院来てもらっていますか。会計検査院、この辺はチェックされているんですか。
○尾立源幸君 それでは、タクシー券のこの使用チケットというのは、使った方ですね、保存する義務はあるんですか。会計検査院、会計検査院。
○尾立源幸君 今会計検査院から話がありました、説明できないような処理をしている。おかしいじゃないですか、これは。
○尾立源幸君 それは使用する前の話でしょう。適正に使用したかどうか確認できないじゃないですか。  委員長にお願いいたします。  五年間のこの期間ですね、平成十四年から十八年、当該期間のだれにタクシーチケットを渡したか、そしてその使用額の一覧を提出をお願いしたいと思います。
○尾立源幸君 もう一点、不可解なまたお金の使い道ございます。  今回、地方整備局が発注している道の相談室、まあよく分からないんですけどね、これは近畿整備局で行われておりまして、社団法人近畿建設協会が独占的にこれまで受注をしており、批判を受けました。  そこで、十九年の二月から...全文を見る
○尾立源幸君 いや、さっきぎりぎりに道路局から確認したら、ないという返事入っていますよ。もう一回。
○尾立源幸君 違うよ。ここにメモが入っていますよ、近畿建設協会のみと認めましたと。  情報伝達がうまくいってないんじゃないですか、そこの間で。確認してください。
○尾立源幸君 何でそこ確認しないでいいかげんなこと言うんですか。(発言する者あり)そうですよ。またこれであなたたち信用失いますよ。  それでは、中期計画の今度検討に入っていきたいと思います。もう一度このお金の流れを出させていただきます。(資料提示)  この中期計画というのは、...全文を見る
○尾立源幸君 今るる説明いただきました、皆さんのお手元にもございますが、この中期計画は、今御説明いただいた国民の意見が前提となって作られた、そう言っても過言ではないと思います。  それで、このアンケートの方法なんですけれども、これも少し調べさせていただきました。これがアンケート...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、アンケートにそういうふうに書いてくださいよ。暫定税率を維持しますが、その場合にあなたの意見は何ですかと書かないと、これ、大事な前提条件を隠していませんか。  それでは、世論はどういうふうに言っているかというと、暫定税率の廃止にはほぼ六〇%の人が賛成だと言って...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、いよいよ我が党案の説明のいい時間になってきたと思います。  こういうものを作らせていただきました。(資料提示)民主党の道路特定財源の改革という、こういう冊子を作っておりますので、また御覧くださいね、また読んで。  そして、二月の二十九日には改革法案を参...全文を見る
○尾立源幸君 少なくとも、道路関係だけでは六千億はあります。そうですよね、知事。あっ、済みません、大臣。済みません。  私は、今回、我が党案を作るのに、全国説明に行ってまいりました。そうすると、そういう財源、自主財源、自由に使えるお金、何にかにに使わなくてもいいんだと、使い道を...全文を見る
○尾立源幸君 今様々おっしゃった部分、この法案の中にも書き込んでございますので、一部、是非総務大臣もよく読んでいただきたい。分からない分からないと言うんじゃなくて、読んでいただきたいと思います。  それともう一つ、財源が不足するとおっしゃいました。私たちは、抜本的なこの道路改革...全文を見る
○尾立源幸君 幾らでも資金調達はできるでしょう、それを担保に。例えば流動化、そういうことはできないですか。知恵を絞ってください、知恵を。いいですか、知恵を。  それでは、大臣、もう一つ、見積書の件、先ほどのアンケートの、不可解な点がございます。(資料提示)  平成十九年度、こ...全文を見る
○尾立源幸君 これ、設計業務じゃないですよ。博報堂がやったのは、回収、分析、報告書の作成だけなんですよ。アンケートも、案も作成していない、配布もしていない。何でこれ一二〇%使うんですか。これ過大、水増し請求でしょう。しかも、国交省がやった分まで見積りに入って、そのままオーケー出し...全文を見る
○尾立源幸君 いやいや。この積算がおかしいと聞いているのに何を答えているんですか、大臣。おかしいでしょ、これ。総理、おかしくないですか。手元にありますよ。──ないですか。失礼しました。じゃ、これ、お渡しします。(資料手交)一二〇%なんですよ、人件費の。諸経費が、諸経費がですよ。 ...全文を見る
○尾立源幸君 要は高いとおっしゃっていますし、これは国交省専用の見積りでございます。世間に通用しない。そんなものを使い続けていたら、地方整備局が同じことをするんですよ。本省から直してください。道路局長。
○尾立源幸君 総理、しっかり指導してください、これ。直すようにと、すぐ。総理、すぐ直すように、簡単なんですから。──駄目駄目、時間もうないんですから。駄目。総理。
○尾立源幸君 それ以外に、調査の再委託について疑念がございます。道路整備特会から平成十八年に天下り法人に調査研究と名の付く業務は二百八ありました。そのうち再委託の承認を得て再委託を行っているものは何件ありますか。
○尾立源幸君 二百八件中七件しか再委託してないという答えなんですけれども、これ見てください。(資料提示)  道路保全センターの貸借対照表なんですが、実は調査費の七割以上が未払になっております。そして、この詳細を出せと、出してくれと言っても全然出さないんですね、再委託の状況。 ...全文を見る
○尾立源幸君 あと、会計検査院には、この再委託の検査状況についてやっていただきたいとお願いしておきたいと思います。お答えください。
○尾立源幸君 終わります。
04月08日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○尾立源幸君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の尾立でございます。今日、新藤副大臣、松島副大臣にもお出ましをいただきましてありがとうございます。  それでは、早速質疑に入らせていただきたいと思います。  まず、今回の改正案におきましては、国際開発協会に対し二...全文を見る
○尾立源幸君 要はこれまで出してきた総額が分からないということなんですよ。私、今回この質問をするに当たって非常にびっくりしたんですけれども、日本国政府が他の国際機関に出資をしてきた金額の実績が分からないと。皆さんの感覚では毎年毎年単年度でお金を出せばいいというのかもしれませんが、...全文を見る
○尾立源幸君 今の説明で納得できるわけないわけなんですが、ここにあるように、国際機関、たくさん、これだけリスト化されております、二十五ページぐらいになっていますが。ここは現に皆さんがいろんな理由で負担をお願いしたいということで要求されてきたところなんですよね。最低限、戦前のもので...全文を見る
○尾立源幸君 是非よろしくお願いいたします。  御承知のとおり、この三千六百億というと小さな額じゃございません。今年の社会保障の切下げは二千二百億でございますから、本当に国民の生活をある意味犠牲にしてまでこれ出しているわけですから、是非その辺を徹底をしていただきたいと思います。...全文を見る
○尾立源幸君 一般論と、それとIDAに対する説明をいただきましたけれども、私は、これだけ巨額の税金をつぎ込んでいるわけでございますから、是非、金は出すけど口は出さないではなくて、積極的に口を出していっていただきたいと思っております。  その一例ですけど、やはり政策を実行するため...全文を見る
○尾立源幸君 何度聞いてもばかで無責任な発言だなと思うわけでございますけれども。  そこで、金融庁にお伺いします。デートレーダーは株式市場でキャピタルゲインを得るために投資をしているわけでございますが、この投資家が株式市場で資金を運用する際のメリットといいますか、その辺りを御説...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。そのとおりでございまして、個人でも当然参加していいわけでございますし、特に投資リスクに見合った有限責任で、そしてまた売り買いが自由、流動性がある、こういうことにもメリットがあるわけですよね。そういうことを真っ向から否定されるような発言なんですが...全文を見る
○尾立源幸君 そのお答え、そのとおりだと思います。しかしながら、北畑次官の説によりますと、そういう人には議決権を与えなくていいと、こういうふうに言っているんですよ。すなわち、機関投資家もばかで浮気で無責任だから議決権を与える必要はない、こういうふうにおっしゃっているんですよ。皆さ...全文を見る
○尾立源幸君 先ほど前置きで申し上げましたように、これから重要な政策決定をされなきゃいけない方が、今申し上げましたように、多くの声が出て、分からないんですよ、我々、真意が。だから、是非この場に出てきて、御自分の口からしっかりと説明を国民に対して、我々にしていただきたい。そのことを...全文を見る
○尾立源幸君 付け加えて言いますが、私あっちばかり向いて言っていましたけれども、与党の皆さんも多分同じ思いだと思います。何らこれは拒む話ではないと思いますので、是非こちらに出てきていただいて思う存分誤解のないように思いのたけを述べていただければと思っております。  それで、もし...全文を見る
○尾立源幸君 よろしくお伝えください。  それでは続けます。  次は、総務省にお聞きをしたいんですが、実は大阪府の問題でございます。私、大阪の選挙区でございまして、大変これ昨年の末にショッキングな事実が報道されまして、私も実は知らなかったんです、当然。そのことでございますが、...全文を見る
○尾立源幸君 この問題、基本的には地方自治の問題でございますので、こちらがとやかく言う話でもないのかもしれませんが、まず、総務省としてはこの繰延べの事実を御承知になっておったのかということを一点確認させていただきたいと思います。つまり、我々は十二月の末まで知らなかったわけなんです...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、今のお話ですと、総務省は御存じじゃなくて、知事が決断してやったということのようでございますが、じゃ、こういうことをやっている自治体はほかにないんですか。
○尾立源幸君 大阪の場合は知らなかったとおっしゃっているんですけれども、今ほかにないとおっしゃいましたが、どうやって調べたらこれ分かるんですか。ないと承知しておりますということなんですが、ちゃんと明示的には出てないわけですよね、暗示的にしか。それをどうやって御理解されたんですか。
○尾立源幸君 私、それで四十七都道府県や政令市含めて大阪だけだというのはちょっと、そうなのかなあと思うんですけれども、なぜ、じゃ大阪だけやったのかと、こういうことをですね。ほかも結構苦しいはずなんですよ。何で大阪だけやったのかなあと思うんですけれども。  当時、知事は知事でいら...全文を見る
○尾立源幸君 当時の総務部長と財政課長は総務省の出向なんですよね。だから、それで総務省は知らないというのは私はどうも理解できないですけど、不思議なことがあるんですかね。そういうことで、ほかにないというふうなお言葉を信じますけども、是非この点は今後ないようにしっかり監視をしていって...全文を見る
○尾立源幸君 難しい名前は付いておりますが、要は入札に参加したい人を登録をしてもらうためのそういう業務なんですけれども、こういう参加資格を審査する業務やその補助を委託している省庁、自治体というのはあるんですか。これは財務省にお聞きしたいと思いますが。
○尾立源幸君 私もこういう業務を外注しているというのは初めて聞いたんですけれども、普通これ自前でやるものですよね。その辺からしておかしいんですが、次に、じゃ、この仕事を発注をするところでまた不可思議なことがございます。  八整備局と二開発局ですか、あるわけなんですけれども、近畿...全文を見る
○尾立源幸君 それで、まず入札に参加した者でございますが、近畿では一者、北陸では三者、中部では一者でございまして、この北陸の三というのも、実は以前は各地域にあります建設協会というのがやっておったんですが、ここがずうっとやり過ぎだという批判もございまして、別の会社には替わっておるん...全文を見る
○尾立源幸君 先ほど財務副大臣お答えになったように、こういう業務を普通は外注しないんですよ。しかも、同じ整備局の中でも三整備局だけが外注して、あとはじゃどうなんですか。人手が足りているからいいんですか。そういう理解なんですか。この整合性はどう取られるんですか。
○尾立源幸君 少なくとも、こういう単純なものを私は一千何百万も掛けて外に出す必要ないと思います。入札担当の人がやればいいじゃないですか。そんなに忙しいのか、その辺の実態、されているんですか。
○尾立源幸君 そうしたら、お役人からお聞きになったんでしょうけれども、きっちり実態をまず把握してお答えをいただきたいと思います。いや、これはどうも人手足りないなという実感を持っておっしゃるなら政治家として責任取っていただくということでいいですけれども、言われたとおりに答えるような...全文を見る
○尾立源幸君 それともう一点お聞きしたいんですが、これは公務員の守秘義務に関することに触れるのではないかと思う案件なんですけれども、この近畿建設協会、受注をした方は、この仕事を嘱託職員二名、まあパートのような方ですよね、さらにその方たちに行わせていたんですけど、この嘱託職員さんは...全文を見る
○尾立源幸君 議論ではなくて調査していただけるんですか。
○尾立源幸君 入札のこの参加条件を絞って実質特定のところに随意契約をさせるというのは、この例だけじゃなくて、予算委員会でも取り上げさせていただいたんですが、道の相談室のこの対応業務というのもございました。  応募条件のうち業務実績に関する要件にはまずどのようなものがあるのか、そ...全文を見る
○尾立源幸君 この相談業務というのはほかの整備局でもやっているんですが、似たような話だと思います。  そこで、公正取引委員会にお聞きいたします。  入札に参加する条件を限定をして参入を妨げている場合、独占禁止法三条の不当な取引制限に当たるのではないかと考えるわけですけれども、...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  私も今回ここをちょっとお聞きしてびっくりしたのは、すなわち発注者があって複数の競争、参加をする方がいて、その中で談合が行われれば公正取引委員会が独禁法発令できるということなんですけれども、そもそも複数いなくて、一者しかいない中での制限とい...全文を見る
○尾立源幸君 要は一者にぐっと絞り込むような条件を付けて、結果としてほかには競争させないで一者に落とし込むということはこれは全く法律違反にならないということでいいんですよね。
○尾立源幸君 今議論させていただきましたように、一対一でお互いがある意味ツーカーになるような話に関しては何ら不正競争を防止する手だてがないということなんです。私はこの点は国交省の問題でございますけれども、これだって、ある意味巧妙な競争の排除でございまして、不公正取引をやっていると...全文を見る
○尾立源幸君 すぐには法律違反にはならないわけですけれども、当然ならないように国交省も考えてやっているんでしょうけれども、もう一点別の観点からお話をさせていただきます。  会計検査院、こういう形で一者に絞り込むような形で競争を実質排除して契約させるということは、当然値段の高止ま...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、今議論をお聞きになっていただいて、一般論で結構でございますが、この競争に制限を付す、過度に制限を付している、そのようにお思いになりましたかどうか、一般論の感想で結構でございます。
○尾立源幸君 もう事前に私が申し上げたような観点から検査をやられているわけでございます。一者しかないというのが半数以上ということでございますので、これは、額賀財務大臣、今お聞きになったとおりでございます。両副大臣もそうでございます。こういう実態なんですよ。政治家としてどうするかと...全文を見る
○尾立源幸君 ただいま議題となりました揮発油税等の税率の特例の廃止に伴う調整措置の実施に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その趣旨及び法案の概要を御説明申し上げます。  御案内のように、ガソリン税等の暫定税率が本年三月三十一日をもって期限切れとなり、四月一日以降に製造...全文を見る
04月10日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
議事録を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  まず、私からも、委員長始め与野党理事の皆様でこのような並行審議ができることに心から感謝を申し上げたいと思います。また、脇委員におかれましては、私も三月十三日の予算委員会で大所高所からのすばらしい御見識を御披露いただいたことで、これからも御指...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  今先生おっしゃいましたように、非常にこの直轄事業負担金、それぞれ国、地方、それぞれの立場があるのを私も承知をしております。特に、私ども民主党といたしましては、この直轄事業負担金、非常に地方財政に個別に負担を強いる、そういうある意味で不合理な...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  先生御指摘のように、我が方の条文上、六条というところは、国の負担金の割合の特例等に係る改正と地方道路整備臨時交付金に係る改正、そのことをお指しになっていらっしゃると思うんですけれども、今回、我が党の道路改革案の三原則というのがございます。一...全文を見る
○尾立源幸君 森委員にお答えいたします。  森委員には本当に、消費者の立場そして生活者の立場でいろいろお世話になっておりまして、こういう道路特定財源の問題も、生活者、消費者の立場、視点も是非お持ちいただいて議論をさせていただければと思っております。    〔委員長退席、理事円...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  怠慢ということはちょっと言い過ぎたと思います。そのようにいかなる事態が起こってもある程度準備をするのも、一つのこれも行政の役割なんではないかと、このように思うわけでございます。  そこで、二・六兆円ということで、暫定税率が廃止されて確かに...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  先ほども御説明をさせていただきましたように、我が党におきましては、課税の新しい理論を今回のガソリン等に対しては導入をしていくべきだと、こういうふうに税制改革大綱の中では結論を付けさせていただきました。  この新しい考えに基づく税につきまし...全文を見る
○尾立源幸君 委員御承知のとおり、一般財源としてまず入っている部分から出ていると思うんですけれども、このまちづくり交付金が暫定分か本則分かという、ちょっとその色分けが私にはできないんです。ですので、じゃ何割まちづくり交付金に充当されているのかと、そういうことはちょっとお金に色が付...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  先生よく御存じのように、我々も各首長さんや議会また地方に出向きまして様々な意見交換をさせていただいておるのは事実でございます。その中で、地方六団体の皆様方も少しニュアンスが変わってきておりまして、当初は、どっちかといいますと、道路特定財源維...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  地球温暖化対策税というのをクローズアップしていただいておるわけですけれども、そもそも論ということで、この自動車関係諸税の在り方を抜本的に我々はこれ見直そうと考えております。これは公明党さんの方でも一部御提言あるようでございますけれども。現在八...全文を見る
04月15日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
議事録を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  西田議員には、税の専門家として、また地方議会のプロフェッショナルとして大変造詣深くあられますので、いろいろ御指導いただければと思います。  今御質問の件でございますが、そもそも私どもは、党の考え方としまして、地方の自主的な政策決定というこ...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  税の専門家でおありになられますので、前回の委員会でも申し上げた件でございますが、これ揮発油税が導入された場合は、これは一般税で一般財源でございました。しかしながら、二十九年に特定財源、さらには暫定税率が入ってきたわけでございます。そういう趣...全文を見る
○尾立源幸君 済みません、分かりにくいようなんですけれども、だから私どもは何度も何度も内部留保というお金があって、それを使わせていただければと、こういうふうに申し上げておるわけでございまして、そもそもその内部留保があるのかないのかというその論争でございますが、私どもはあるというふ...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  まず、繰り返しになりますが、内部留保といいますか、ほかに使えるお金があるかないかということでございますが、実は現実に政府は今年度予算の中で金利変動準備金というものを、十七・九兆円あるんですが……
○尾立源幸君 それを九・八兆円国債償還に充当するということを決断をした予算、これ通っているんです。これなかったらこんな決断できませんよね。そのことをまず御理解をいただきたいと思っています。  他の質問については大塚議員からお答えをさせていただきます。
○尾立源幸君 坂本委員にお答えをいたします。  坂本委員におかれましても、決算委員会で以前同じくさせていただきまして、いろんな鋭い御指摘、無駄遣いを含めて本当に聞き入っておりました。そういった意味で、是非無駄遣い等については、政府・与党合意もございますので、共に党派を超えて、そ...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  ちょっと質問の意味を間違えているかもしれませんけれども、私どもといたしましては、直轄事業の負担金、地方公共団体が負担している分を、負担行為をもうやめまして、地方自治体の自主財源としてお残しをすると、こういうことでございますので、やめたというち...全文を見る
○尾立源幸君 私が出ますと内部留保の話になってしまうんですけれども、先ほど来申し上げておりますように、何度も何度も申し上げております特別会計、今申し上げました財融特会、外為特会、こういうふうにたくさんございます。ここに私どもはひとつ財源を求めるのも手ではないかと思っております。
○尾立源幸君 お答えをいたします。  財源がどこにあるのかということ、特に単年度では二・六兆円ということでございます。少し議論がずれておるのは、ちょっと今整理をしていただいたんですけれども、まず平成二十年度の部分とそれ以降の部分、実は我々は切り離して考えさせていただいております...全文を見る
○尾立源幸君 今年度に関してですね。  今年度に関しては、まず直轄負担金の廃止と、もう一つ暫定税率の廃止によって今地方には一・一兆円行くことになっております、マクロ的に見ますと。減収分は九千億円でございます。そういう意味で今は若干余剰が出ておりますので、地方に関しては、それは交...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  まず、今理事会にお諮りになっていただいた件でございますけれども……
○尾立源幸君 いや、連動いたしますので、この質問にも。同じようなまた答弁になるかもしれません。  つまり、財源といった場合に、キャッシュで持ってこなきゃいけないのか、債券を、公債を出して資金を手当てするのか、それはいろいろなパターンがございますので、私どもは……(発言する者あり...全文を見る
○尾立源幸君 その両方のいろんな組合せがあり得るものだと思って財源は確保するものだと思っております。  その中で、今お答えの件でございますが、御質問のように、直轄負担金の廃止によります負担軽減額というものは、これは都道府県全般マクロ的に見ます部分と、それと暫定税率の廃止によりま...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  先生の質問というのは、まずこの直轄事業負担金の廃止、その負担軽減額と、それと暫定税率の廃止による減収額のこのプラスマイナスが各都道府県で不公平になるのではないかと、こういうお話だと思いますが。  まず、御承知のとおり、マクロ的に見ますと、直...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  直轄事業負担金につきましては、もう先生のところにもいろんな声がこれまで届いておるとは思いますが、私ども民主党の中にも、この性格についていろんな地方からの不満というものが届いておりました。その一つは、強制的に、義務的に負担を強いられる、そして...全文を見る
04月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
議事録を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) お答えする前に、丸川議員におかれましては一番国民に近い放送業界の出身ということで、是非国民の声に耳を傾けていただき、また真摯な議論をお願いしたいと思います。  ただいまの件でございますが、質問通告を受けておりませんので、国交省の方に聞いていただけ...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) お答えをいたします。  その前に、まず、先ほどの大塚議員がお示ししたこの資料でございます、これ政府からいただいておりますので、皆さん、与党の方ももちろん手に入りますのでリクエストしていただければと思います。  それともう一点、お答えする前に、や...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) お答えいたします。  礒崎委員におかれましては、私の地元でございます堺市の財政局長ですか、やっていただきまして、おかげさまで政令指定都市にしっかり今自立しておりまして、ありがとうございます。  今お尋ねいただいた件でございますが、与野党でしっか...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) お答えをいたします。  御承知のとおり、私どもの道路特定財源改革法案の中におきましては、最も大事なのは地方に迷惑を掛けないということでございまして、この部分を担保するために、道路特定財源の廃止で九千億の減収が見込まれます、それを補うために、国の直...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) 若干ちょっと誤解があるようなんですけれども、マクロベースでは、九千減って一・一兆手元に残りますので、全体的にはプラスになるということを申し上げました。その上で、都道府県と市町村のプラスマイナスの状況を見てみますと、実は大きく偏っておりまして、都道府...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) 済みません。ちょっと技術的なことで補足をさせていただきたいと思います。  現在の制度、もう御専門だと思うんですが、道路に係る直轄事業負担金の地方債に関しましては、原則元利償還金の全額を後年度の基準財政需要に算入してお渡しをしているということでござ...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) お答えをいたします。  御指摘のとおり、我々の法案が通りますといいますか、このまま行きますと、ガソリン税の暫定税率分、自動車重量税の暫定税率分等で一・七兆の減収になりまして、結局国の手元に残るのは一・六兆でございます。そのうち地方道路整備臨時交付...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) お答えをいたします。  先ほど申し上げましたように、本来ならば一兆六千億が国の事業費になるわけでございますが、それが四千億に減ってしまうということでございます。大塚議員からもう何度もお話ございますように、コスト削減等々で四千億の中でもこれまで以上...全文を見る
○委員以外の議員(尾立源幸君) お答えをいたします。  我が法案の中で、特定財源を一般財源化する中において、地方揮発油税を地方譲与税とするときに配分基準はいかがなものかと、こういう御質問だと思うんですけれども、先回も大塚委員からもお話をさせていただきましたように、我が党案でも、...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
議事録を見る
○尾立源幸君 お答えをしたいと思います。  御指摘のとおり、今議論がありましたように、租特というのは特定の者に減税等によって特定の政策目的を実現するために用いられる手段でございますけれども、これは政府自身が言っておるように、公平、中立、簡素、この租税原則に反する例外的な臨時的な...全文を見る
○尾立源幸君 この租特透明化法案の核心ともいうべき適用実態調査でございますが、これはまず、適用の実態を明らかにするために、租特の適用数、さらには増減収額、その他、例えば資本金や地域別等々、そういったような適用実績に関する調査を行って、毎会計年度これを集計、さらにそれを最終的には納...全文を見る
○尾立源幸君 租特というのは、先ほど申し上げました租税原則の例外でございますので、何度も申し上げますが、公平、透明、納得という納税者の理解が第一でございます。そういう意味では、本来、個人、法人問わずすべての方々の利用実態というものを本当は明らかにしなければいけないんですが、個人の...全文を見る
○尾立源幸君 お答えをいたします。  法案の目的は、今回、課税の公平を実現するために、まず租特の正当性の検証というのが第一でございます。そして、税制の信頼性を高め、私たちが主張しております公平、納得、透明、こういう税制を我々は構築していきたいということが出発点でございます。 ...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  今御指摘いただいた点は、参考人質疑の特に土居教授からお話があった点かと思います。こういうふうに租特の個別の減税額、企業名が分かると設備投資を何に使ったかということが分かってしまって、企業戦略が間接的に漏れ出てしまうという可能性があると、そうい...全文を見る
○尾立源幸君 ちょっと補足をさせていただきます。  今回の透明化法案の対象は国税でかつ法人ということでございますので、そういう意味でサラリーマンの皆さん等には御負担を掛けないということでございます。
○尾立源幸君 この租特、まさに経済的な意味におきましては実質的に補助金と変わらないと。にもかかわらず、だれがどの程度利用しているか、財務省が全く把握していないということが分かりました。まさにブラックボックスに今なっております。さらに、財務省が分からないのもそうなんですけれども、こ...全文を見る
05月27日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
議事録を見る
○尾立源幸君 おはようございます。民主党の尾立源幸でございます。  今日は、白川総裁を始め日銀の皆様には、ありがとうございます。  それでは、早速でございますので、質問を始めさせていただきたいと思います。  まず最初に、白川総裁に決まるまでなかなか国会の方も最終的な意思決定...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  我々も、また提示があれば早急にその決定に参加をしてまいりたいと思います。  次に、今回のメーンでございます展望レポートについてお聞かせをいただきたいと思います。  今回の展望レポート、少し中身が変わっております。特に、各政策委員が経済...全文を見る
○尾立源幸君 暫定税率は非常に短期的なものだったので、我々は長期的なものということを望んでおったわけでございますが、そういう意味では除去されてしまうということで非常に残念でございます。  それでは次に、日銀の独立性についてでございます。  白川総裁は、参議院の議院運営委員会で...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  この種の指数にどの程度妥当性があるのかどうか判断するほど私にはちょっと知見がないので何とも申し上げられませんが、恐らく理論派の白川総裁が著書にわざわざ引用されている、掲載されておられることを考えると、相当な妥当性があるのではないかと私は思...全文を見る
○尾立源幸君 具体的なことについては御自身の口からはなかなか言えないのかなと思いますので、私の方から申し上げさせていただきますと、これは当然世界の中で多くのプロの方が御覧になっている論文でございますし、その指標だと思います。そういう中で、わざわざポリティカル・オートノミー指数の比...全文を見る
○尾立源幸君 分かりました。  細かくお聞きすれば運用面、精神面でということでございますが、客観的にこういう形ではなかなか表せられないということで、この点、日銀の独立性については今後また議論をさせていただいて、更に独立性を高めるような方策についても、我々政治家も考えていきたいと...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは、今度法務省にお聞きしたいと思います。住宅を建設をした際には登記をするということが不動産登記法上の義務になっていると思いますが、住宅完成後、いつまでに何をしなければならないのか、またそれを怠った場合はどのような罰則があるのか、御説...全文を見る
○尾立源幸君 この一万六百棟未登記のものは一か月以上当然たっているんですけれども、そういった場合、過料等々についてはどのようになるんでしょうか、法務省。
○尾立源幸君 そうすると、登記官が知ってからというのが一か月の起算の始まりだということですか、過料を加える。
○尾立源幸君 そうすると、登記官はいつ知って、今どのように都市再生機構の方にこの件を督促をされているんでしょうか。
○尾立源幸君 じゃ、まだ全体を把握されていないと、すなわち登記官が知ったということになっていないということですか。
○尾立源幸君 じゃ、一棟だったらすぐ分かるけれども、一万棟だったら分からないので、全体が分かるまでは知らないという認識なんですか。
○尾立源幸君 それでは、違法状態が続いておるわけなんですけれども、スケジュール、いつまでにこれを知るのか教えてください。
○尾立源幸君 いつまでにとお聞きしておるんです。
○尾立源幸君 何か月なのか、一年なのか、三年なのか、どのぐらいですか。
○尾立源幸君 じゃ、いつそれは何とか申し上げられる状態になるんですか。
○尾立源幸君 理事長、いつまでに全貌を法務省、登記官に明らかにできるんですか。
○尾立源幸君 理事長、さっき一万六百とおっしゃったじゃないですか。何でそれ、今分かっていらっしゃる一万六百、すぐお出しすれば分かる話じゃないんですか。
○尾立源幸君 私の聞き間違いなのか、委員の皆さんもどうか分からないんですけれども、最初聞いたとき、一万七千四百棟あって一万六百が未登記で、それは六割ですよとおっしゃったじゃないですか。それを、何をまた確認しなきゃいけないんですか。分かっているんじゃないですか、一万六百と。
○尾立源幸君 当然、税金もこれまで使ってきた独立行政法人都市再生機構、このようなずさんな管理。何ですか、これは。こんなの通常の仕事の範囲じゃないんですか。まずそのことを強く申し上げたいと思います。  そしてもう一点、別の観点から申し上げますと、独立行政法人に移行されたときに登記...全文を見る
○尾立源幸君 理事長、いつ認識したのかとお聞きもしておりますが。
○尾立源幸君 たまたま理事長はこの時期に理事長に就任された、いろんな天下りの関係でこうなっちゃったんだと思います。悪い時期にお当たりになったのかと思いますけれども、八王子市内の四十六棟のマンションの手抜き工事、これもございましたね。そのときは、構造計算書を紛失したということで、小...全文を見る
○尾立源幸君 今聞いていただいていましたか。六月に退任予定なんですよ。
○尾立源幸君 じゃ、仮に、その処分が、最終の全貌が明らかになる前にお辞めになった場合に、退職金は留保されるんですか。
○尾立源幸君 これは、国民、注視をしております。平井副大臣、政治家としてどのように考えていらっしゃいますか、今のお話お聞きになって。このまま、処分が決まる前、また全貌が明らかになる前にすっと辞めたらそのまま全額払うと、こんな話でいいんですか。
○尾立源幸君 これは引き続き、その後の経過も含めて私の方でもフォローさせていただきますので、早急に是正をしていただく、早く全貌を明らかにしていただきたいと思います。  では最後に、預金保険機構にお聞きをさせていただきたいと思います。  整理回収機構が今やっていることでございま...全文を見る
○尾立源幸君 譲渡までを再生というふうに言うのではなく、その後経営が以前よりもきちっとうまくいっているという、そういう実態を把握されていますかということなんですけれども。
○尾立源幸君 中身についてはなかなか預金保険機構さんの方ではフォローはできていないというか、一件一件については分からないということでございまして、またこの委員会にRCCの方をお呼びしてこの件についてはお聞きをしたいと思いますが。  ただ、預金保険機構としては、この債権者破産を使...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございました。  終わります。
06月03日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党の尾立源幸でございます。    〔委員長退席、理事円より子君着席〕  今日はFRC報告に対する質問ということでございますが、たまたまタイミング的に預金保険機構理事長の同意人事につきまして、永田理事長の再任ということで提示が政府から国会になされておりますので...全文を見る
○尾立源幸君 今お話をお聞きいたしますと、一〇〇%出資の完全子会社であるということ、それだけではなくて、特別な協定を結び、指導、助言、密接に協力し合いながら、連携し合いながら業務を行っているということだと思います。そういう意味で、普通の一〇〇%株主以上のお立場だということはよく分...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは、もう一点。整理回収機構から平成十一年以降、前身の、名前はございますが、ずっと上納といいますか納付を受けていらっしゃると思います、利益の。  これはちょっと質問外でございますが、平成十一年が十六億円、十二年から十八年まで累計で一...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、例えば平成十九年、これは決算終わっていると思いますけれども、これはもうお分かりになっておるんですか。また、平成二十年度以降の、もう始まっている今期、どのような見通しを共有されているのか、理事長にお伺いしたいと思います。
○尾立源幸君 今の三十億というのは住専関係ということですね。そのほかに一般のものがあるという理解でよろしいですか。
○尾立源幸君 しかし、近年を見ておりますと、一千億台から二千億ということで、これ思いがけずこういった納付があったというふうには思えないような巨額な金額なんですね。特に、平成十三年からは全部ずっと一千億台を超えておりまして、何かその時々の債権回収の、うまいこといった、そうじゃなかっ...全文を見る
○尾立源幸君 たまたまというわけじゃないんでしょう。私は、いろいろ調べてみますと、相当計画的にやられているんじゃないかなと思うような事例がございます。それは、債権回収を急ぐと、こういう姿勢が現れているような事例が出てきております。  もちろん、これまで乱脈経営をしてきた銀行やま...全文を見る
○尾立源幸君 基本的な認識は共有していただいているということでございますが、債権回収を急ぐ一つのモデルとして、債権者の破産を使った事業再生、これ先週議題にさせていただきました。  私、この手法があるということを初めて知ったんですけれども、RCCの存在意義というものをもう一度改め...全文を見る
○尾立源幸君 そこで、この債権者破産を使った事業再生について、もう少し御認識を問わせていただきたいと思います。  一般論でございますが、例えばこのRCCの社長は奧野社長、弁護士さんでいらっしゃって、奧野総合法律事務所ですか、お持ちだというふうに私聞いておるんですけれども、例えば...全文を見る
○尾立源幸君 視点を変えますと、前社長、鬼追社長も在任中にRCCの管理している債務者の不動産会社の社長さんから月々顧問料をもらっていたということで、大阪弁護士会からも品位を著しく汚したというような決議も出ているわけでございますが、今お聞きしたところ、奧野社長が経営する法律事務所が...全文を見る
○尾立源幸君 自己申告制。
○尾立源幸君 ちょっとよく分からないんですけれども、私が申し上げる以前にいろいろ察していただいて、気を遣っていただいてお話をしてもらっていると思うんですけれども、まさに今おっしゃっているので言いますが、その事業譲渡をした会社の親会社の法律顧問ではあったということですよね、それを今...全文を見る
○尾立源幸君 もう少し付け加えますと、その親会社の、また親会社と子会社がつくっている投資法人の役員には奥野社長が経営される弁護士事務所の弁護士さんが役員として就任されておりますので、これ、ただならぬ関係じゃないのかなと、こういうふうに我々は思います。相当深いつながりがあると。そし...全文を見る
○尾立源幸君 今日、委員会にお呼びできればこの点もきちっとお聞きできたんですけれども、私が申し上げたいのは、預金保険機構の理事長のマネジメント力の話と奧野社長を含めたRCCの破綻企業の再生に関するかかわり方、コンプライアンスといいますか、利益相反も含めて、そういった部分をもう少し...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
議事録を見る
○尾立源幸君 おはようございます。民主党の尾立でございます。  今日は金融商品取引法の一部改正案に対して、それを中心に質問させていただきたいと思います。  まず、本論に入る前に、今朝の日経新聞にも掲載をされておることでございますが、「財務省職員らタクシー乗車時 運転手から金券...全文を見る
○尾立源幸君 是非調べて当委員会に報告をいただきたいと思います。  委員長、よろしくお願いいたします。
○尾立源幸君 皆さん非常に一生懸命仕事をしていただいているのは分かるわけでございますが、若干他の省庁や現場と比べて不公平だなと思うようなことがございます。例を申し上げます。  例えば、ある警察署の例でございますが、東京のある警察署、その方とお話をしたときに、大分で犯人が捕まった...全文を見る
○尾立源幸君 はい、そのとおりでございます。すばらしい御認識でございます。  今聞いた企業名、我が国の資本市場の、又は資本市場をしっかりと監視しまた情報を公開していく、そういうリーディングカンパニーでございますが、こういうところが大変不名誉な名を付けられております。その一方で、...全文を見る
○尾立源幸君 三名合計で百六万円の利益を得ていたということでございますので、これは私もはっきりは分かりませんが、その程度だと聞いております。  そもそもこの課徴金というのは、経済的利益相当額を吐き出させるという考え方で課せられているというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○尾立源幸君 これまで四十九万円だったのが百六十万円近くということで前進だとは思うんですが、私はそもそもこの課徴金の考え方、もっと改善していかなきゃいけないと思っております。というのは、この経済的利得相当額を課すだけでは、インサイダーをする前と、した結果得た利益を戻すのが基本にな...全文を見る
○尾立源幸君 スリーNの会社が実際インサイダー取引やっているわけですよ。抑止力になっていない、まず。それを申し上げたいと思います。  そして、日本の他の法制とおっしゃいますが、今我々、資本市場というのは、田村委員、グローバルな競争ですよね。その中で、今申し上げました世界との比較...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、今の法体系では無理だということであれば、仕組みを変えて、アメリカ型の不当利得の吐き出しプラス制裁金という考え方を取られたらいいんじゃないでしょうか。
○尾立源幸君 だから、金額の引上げとか乗数の引上げではもう抑止力働かないんじゃないんですかということで、別の仕組みはどうですかと申し上げているわけでございます。  平成十八年の五月、私、与謝野金融担当大臣にも、当時の、同じ提案をさせていただいております。そのとき、与謝野担当大臣...全文を見る
○尾立源幸君 思わず隣からもお話がありました。まず、おわびが必要なんじゃないんですかね。まあ結構でございますが、もう一回次のときに言ってください。  それで、民放各社においてはもう既にこういう内部管理体制、情報管理が確立されておったんですけれども、なぜNHKはこういうことに取組...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、今回は職員を対象に調査をされておりますが、理事さんや役員さんの中には、こういうことをやっておられた方、いらっしゃるかどうか調査をされたんですか。
○尾立源幸君 なかったんですか、あったんですか、役員。
○尾立源幸君 総務省にお聞きします。  他の民放の例では、既にもうこういうことが導入されておったと。NHKさんは横の民放さんに聞くわけにはいかないんですけれども、総務省さんではそういうことは知る立場だと思うんですけれども、直系のNHKではなぜそういう民間でやっていることをしっか...全文を見る
○尾立源幸君 組織はいったんつくると腐敗するというのが、これは原則でございますので、常に見直しといいますか、自ら身を正していくということを是非やっていただきたいと思っております。  それともう一つ不可解なのは、この調査に協力しなかった職員がたくさんいるということでございますが、...全文を見る
○尾立源幸君 両方です。
○尾立源幸君 今、資本市場と名声高めることを真剣に取り組んでおりますこの委員会としましては、到底そんな答弁では納得できません。  担当大臣、いかがですか、金融庁として。もう現にこういう明らかとなった方がいらっしゃる、それでプラスいるという話で、時間内に取引をしておったと、勤務中...全文を見る
○尾立源幸君 この問題は引き続き当委員会で取扱いをさせていただきたいと思いますが、今日はちょっと時間の関係で次に移らせていただきます。  今日は整理回収機構の奧野社長また預金保険機構の永田理事長に来ていただいていまして、ありがとうございます。また、委員会の皆様にもお礼を申し上げ...全文を見る
○尾立源幸君 それともう一点、RCC、近年ずっと納付金を預金保険機構の方に納めていらっしゃいます。永田理事長にお聞きしましたところ、結果としてこれだけ上がってくるということで、その利益計画みたいなものはないのかなと、ないともはっきりおっしゃっていないんですが、ないようなことをおっ...全文を見る
○尾立源幸君 当然そうだと思います。回収見込みというのはおおよそは立てられるという認識でよろしいですか。
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それではもう一つ、RCCのコンプライアンスといいますか、利益相反に関する社内の体制につきまして少し質問させていただきたいと思います。  まず、社長、社長は、片や社長である一方、御自身の法律事務所の所長さん兼ねていらっしゃるということでよ...全文を見る
○尾立源幸君 この場合、御自身の顧問先がRCC関連の取引先となるような場合、どのような点に注意するような仕組みになっているんでしょうか。
○尾立源幸君 社長と弁護士事務所の所長さんですよね。弁護士事務所自体は他の弁護士であれば関与してもいい、そういう理解でよろしいんですか。
○尾立源幸君 私の承知している事案におきましては、親会社が奧野社長の法律事務所が顧問をされていて、その子会社とRCCが取引をしているんですが、こういうのはコンフリクトとは言わないんでしょうか。
○尾立源幸君 建前はそうなんでしょうけれども、実態はそういうふうになっておりませんで、まず、社長のところの法律事務所が親会社の顧問先をしている。子会社、もう今は連結というのが当たり前の時代ですから、当然これは一体なものでございます。そして、破産管財人の補佐人としてRCCの職員が入...全文を見る
○尾立源幸君 形式的にそういうことでございますが、例えば我々から見ると、親会社の法律顧問である奧野社長、その子会社がスポンサーになる。これが裁判の結果、決まったということかもしれませんが、少なくとも外形的に見ますと、RCCの社長としての情報が奧野法律事務所を経由をして他のスポンサ...全文を見る
○尾立源幸君 その申告されたときとスポンサーになるというのとは全く次元の違う話じゃないでしょうか。将来引受先になるということに関しては、その事前の審査では分かるはずがないんですよ。それでも利益相反はないと言い切れるんでしょうか。また、自己申告制というのは今おっしゃっていることを指...全文を見る
○尾立源幸君 はい、どうぞ。
○尾立源幸君 終わります。  ありがとうございました。ただ、納得はいっておりませんので、この点は今後も引き続き質問をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
11月13日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
議事録を見る
○尾立源幸君 おはようございます。民主党の尾立でございます。引き続いて、金融機能強化法に関して質問させていただきたいと思います。  まず、中川大臣、非常に世界的な金融危機の中、二十四時間、本当に寝る暇もなく多分御対応されていること、心からの敬意を表したいと思います。  そんな...全文を見る
○尾立源幸君 この衆議院の附帯決議があったわけですけれども、今おっしゃった見解というのは、この附帯決議がなされる前からそもそもそういう金融庁のお考えだったのか、この附帯決議がなされたからこのようなお考えになったのか、その点を明確にしていただきたいと思います。すなわち、議会でこれは...全文を見る
○尾立源幸君 済みません、ちょっと理解ができなかったんですが、元々当初からそういう考えだったのか、この議決後にそういう考えになったのか、もう一回明確に。
○尾立源幸君 じゃ、この附帯決議があった後、新銀行東京がまさに追加出資をしなければならないような状況になったときには、まず都が追加出資すべきだという、こういうスタンスになったということでよろしいですね。
○尾立源幸君 なぜくどくどお聞きしているかというと、この新銀行をつくったときに、石原知事が当初、都の出資の範囲でのみ責任を有するというふうにおっしゃっているもので、最初から今附帯決議のようなお考えであれば、金融庁が、知事の言っていることと金融庁の考え方が違うなと、そのことをお聞き...全文を見る
○尾立源幸君 ちょっともう一度お聞きしたいんですが、金融庁、日銀。経営情報の報告義務というのが規定されているのか、例えば四か月に一回とか三か月に一回とか。そこだけ、まず定期的なものが規定されているのかどうかだけお答えいただけますか、お二方とも。
○尾立源幸君 頻度は。
○尾立源幸君 金融庁は少なくとも一年に一回はきちっと正式なものを受けていらっしゃるということだと思いますが、報道によりますと、金融庁も適宜な、必要に応じてということで報告命令を下されておりますよね、平成十八年十二月下旬。そして、翌年、十九年の一月下旬までには経営状況の報告をするよ...全文を見る
○尾立源幸君 これも事実がどうなのかお答えいただけないので分からないんですけれども、なぜもっと金融庁は早く検査に入らなかったのか。入ったのが平成二十年の五月から七月ですよね。三年以上ほったらかしと。  この件について、大臣ですかね、金融庁、どちらでも結構ですけど、お答えください...全文を見る
○尾立源幸君 三年間ほったらかしだったということでしょう。  それでは、日銀考査、先ほど実施されたとお聞きいたしました。その結果については日銀と新銀行東京間で守秘義務契約が掛けられていると、こういう理解をしておりますが、そういう場合は、最大株主である東京都にも考査の結果は伝えら...全文を見る
○尾立源幸君 まず、原則だということは、もしその関係者、大株主でしょうか、そういう方から要請があれば、両者が合意であれば出せるということですか。
○尾立源幸君 今のお答えですと、銀行持ち株会社、特殊な場合のみと、こういう理解でいいですね。
○尾立源幸君 それでは、今回、東京都からは開示の要求ございましたですか。
○尾立源幸君 それでは、この検査結果の事実を知っているのは、内容を知っているのは当事者と日銀だけだということですよね。  しかしながら、おかしいんですよね、石原都知事が二〇〇八年三月二十五日の予算特別委員会で、日銀考査について次のように答弁されています。どういうことをおっしゃっ...全文を見る
○尾立源幸君 もう私がお願いしようと思っていた調査は既にされたということなんですが、そうすると、石原知事が事実と異なることをおっしゃっているかもしれないということなんですよね。いずれにしても、ちょっと水掛け論で、まず議事録しっかり読んでくださいね。  それと、もう一つ、私自身と...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、さらに、日銀考査、金融庁の検査、報道等で既に判明していることではございますが、改めて新銀行東京の経営のずさんさについてお話を進めたいと思います。  この新銀行が開業した当時、マスタープランというのがございまして、これに基づいて執行役、取締役が銀行経営をや...全文を見る
○尾立源幸君 そのようなデフォルト率だというのはよく分かりました。  このマスタープランでもデフォルト率というのを一応想定をされておりまして、中小企業融資・保証のみという部分を、第一期は六%、第二期は四・八%、三期は四・二%ということなんですけれども、全然違うわけですね、これと...全文を見る
○尾立源幸君 もう一度お伺いしますが、想定デフォルト率で決算をやっていたということは、本決算をやっていたのはあるんですか。
○尾立源幸君 そうすると、十七年、十八年は想定でやっていて、それは、金融庁さん、オーケーしていたわけですね。
○尾立源幸君 少なくとも二年目はもう実際の結果が出ていると思うんですけれども、これは、他の委員からもございましたように、要は利益を多く見せる粉飾なわけですよね。この点からも私は、非常に今回の新銀行の経営は、経営陣まずいなと思っております。  さらに、監査法人も今年交代されていま...全文を見る
○尾立源幸君 はい。  特に最初の経営者、経営陣を選んだ責任というのはだれにあるんですか。これは、金融庁、質問しておりませんが、だれにあるかだけお答えください。
○尾立源幸君 それでは最後に、今るる申し上げてきました、非常に経営の実態が分からない、またいいかげん、ずさんと、こういうことが出てきたと思います。更にもっと言いたいこともあるんですけれども、もう時間がございませんのでこれぐらいにしますが、このままこの新銀行東京を金融機能強化法の対...全文を見る
○尾立源幸君 終わります。
11月19日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。  参考人の皆さん、ありがとうございます。時間が限られておりますので、端的に質問させていただきたいと思います。  まず、宮園専務、冒頭、三つの認識違いがあるという御指摘をいただいたんですけれども、その全部に全部、私、お話しするわけにいき...全文を見る
○尾立源幸君 この売買があったかどうかを確認をしております。
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは、御行の投融資業務の基本戦略についてお伺いをしたいと思います。  二〇〇八年四月八日のロイターのこれ記事でございますが、御同僚の高谷専務が御社や野村ホールディングスが出資するプライベート・エクイティ・ファンド・リサーチ・アンド・...全文を見る
○尾立源幸君 このような専務理事ということです。特に、高谷専務はこの投融資方針を決める最高責任者だと思いますが、この方の言葉が御行の方針だということでよろしいですね。
○尾立源幸君 それでは、ざっとこれまでの経緯を見させてもらいたいんですけれども、平成十二年、御社の総資産に占める貸出金の割合は、平成十二年でございます、三七・九%、有価証券投資に対する割合は三七・六%でございました。それが平成十九年には貸出金として一六・一%、有価証券に五九・三%...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、村本先生にお伺いさせていただきます。  先生は、リレーションシップバンキングを推進され、また中小企業の融資に非常に詳しいということでございますので、今、当法案の対象にこれ入っております新銀行東京について若干御意見をお聞きしたいと思います。  この新銀行...全文を見る
○尾立源幸君 私も同感でございまして、やはりこのスコアリングモデルを使うというのはいわゆる大手行がやっておるものだと思います。そういう意味で、そこから外れる中小企業等に対してはもう少し顔の見えるリレバン的な発想で融資業務をやっていかなければならなかったんじゃないかと、こういうふう...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  あともう一つ、先生の論文の中で、小規模な企業層に特化した金融機関であるコミュニティーバンクというものをお話をされておりますが、このコミュニティーバンク、なぜ信用リスクが高く、一方低採算性の層に対応できるのかということなんですけれども、この...全文を見る
○尾立源幸君 新銀行東京も、当初は相当知的資産である技術力などを審査するということで融資をやろうと、こういうことを一つの柱にしておったんですが、結果的に、平成十七年度実績で、計画三百九十億に対して実績は十三・五億、平成十八年度、計画七百七十三・六億に対して実績は一・七六億と、惨た...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、ファンドを管理する、今度そういう能力を持った人が必要だということですね。
○尾立源幸君 それじゃ、井上副会頭にお聞きしたいと思います。  いろいろ貸し渋り、貸しはがし等大変な状況だと思いますが、東京商工会議所さんの方で八月末から九月上旬に都内の中小企業に対して実施した調査では、二一%が民間金融機関の貸出姿勢が厳しいと、このように回答されておるというこ...全文を見る
○尾立源幸君 そこで、東京ということで、また新銀行東京なんですけれども、今回こういう状況で中小企業の金融の円滑化にどの程度寄与するのか、その辺り、しているのか、御存じでしたら教えていただけませんでしょうか。
○尾立源幸君 新銀行東京がこのような状況下で。
○尾立源幸君 さらに、特定業種、特に建設業、不動産業などは特に融資をしてもらえないと、もうこの業種を言っただけで駄目ということを言われるというふうに私聞いておるんですが、このような場合、幾ら保証枠を拡大しても駄目なものは駄目ということで、なかなか必要なこういった業種に資金が行き届...全文を見る
○尾立源幸君 例えばの話でございます。今回、二兆円の定額給付というのがあります。そういったものをそういう保証のものに回すとか、そういったお考えは、例えばでございますが、いかがでございますか。
○尾立源幸君 ありがとうございます。
12月11日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
議事録を見る
○尾立源幸君 おはようございます。民主党の尾立でございます。  それでは早速、私も十五分でございますので、中川大臣に御質問させていただきたいと思います。私は大久保議員のようなシステマチックな順番で質問をしませんので、ちょっと事前通告なしからいきなりやらさせていただきたいと思いま...全文を見る
○尾立源幸君 その件は新聞に先走りで出ておりますけれども、二倍規模の三百億ドル相当と。これはアメリカと韓国が結んだのと同程度だと思うんですが、その程度ぐらいと認識していてよろしいですか。
○尾立源幸君 是非よろしくお願いいたします。  それでは、今回の金融機能強化法の案件に含まれております新銀行東京について質問させていただきたいと思います。  まず、東京都の責任について、改めてこれまでの議論を振り返りましてもう一度確認をさせていただきたいと思います。一般論で構...全文を見る
○尾立源幸君 今回、東京都は単なる株主ではなく支配株主ということだと思うんですけれども、その上で今お配りしました資料を見ていただきたいんですが、金融庁の検査で都が過大な融資計画の作成に関与していたと、こういう指摘をしていたことが分かったという報道でございます。すなわち、新銀行東京...全文を見る
○尾立源幸君 一方、この件に関しまして、中川大臣も記者の質問に対して、個別行のことでデリケートな話なので、金融庁ともよく相談した上で対応あるいは発表したいと、こういうふうにおっしゃっているんですが、対応また発表、どうされますか。
○尾立源幸君 今やり取りされているということは、そのうち対応あるいは発表されるということでいいんですね。対応はされているということなんですけど、発表されるということでいいんですね。
○尾立源幸君 一方、この件に石原都知事は、都の関与はなかったと、こういうふうにおっしゃっているんですけれども、これも前回の日銀の検査報告書の漏れ聞いたみたいな話と一緒で、意見が食い違っております。  ですから、改めて委員長にお願いしたいんですけれども、再度、金融庁の検査報告書、...全文を見る
○尾立源幸君 それで、さっきの農中の話とも似たような話でございます。今回、衆議院で附帯決議が付いて、新銀行東京についてとは書いていませんが、地方公共団体の経営する銀行については一義的には地方公共団体に責任があると、こういう附帯決議が付いておると思いますが、そこで、新銀行東京の経営...全文を見る
○尾立源幸君 でも、旧金融機能強化法ではあらかじめ限定をしておったわけですね。今回それを広げているわけですよね。ということは、そういうことが行政の裁量で可能だということをまさに示していらっしゃるんじゃないですか。そしたら、最初から全部金融機関入れておけばよかったものを、なぜ最初は...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、前回がおかしかったということですか。
○尾立源幸君 いずれにいたしましても、私たちはこの新銀行東京に公的資金を注入するということに対しては理解をすることはできませんので、その点だけはまずここではっきり申し上げたいと思います。  そしてまた、ちょっと余談でございますが、委員長、我々が参考人招致、石原知事に求めたんです...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、最後の質問でございます。  今回の我々の主張も取り入れていただいて、中小企業の金融検査マニュアル、改定をいただきました。ただ、これ十一月に改定したばかりなので、改定したということの周知徹底、また一般の金融機関、さらには利用者の方にはなかなか伝わっていない...全文を見る
○尾立源幸君 終わります。