尾立源幸

おだちもとゆき



当選回数回

尾立源幸の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第171回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○尾立源幸君 峰崎委員にお答えをいたします。  まず、今御質問の件でございますが、今審議されております政府提案の定額給付金と我が党が主張しております給付付き税額控除、これは全く異なるものであるということをまず冒頭申し上げたいと思います。  概略を申し上げますと、この政府の提案...全文を見る
01月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○尾立源幸君 藤末委員にお答えいたします。  手短に申し上げたいと思いますが、まず大原則を、官僚頼みの予算編成から予算編成を国民の手に取り戻すというのを我々の第一の目標にしております。すなわちそれは、我々が選挙でマニフェストをお示しするわけですが、その中に書き込んだ政策を最優先...全文を見る
02月10日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○尾立源幸君 藤末委員にお答えいたします。  我が党が主張しております給付付き税額控除、これは特に今の社会経済状況をかんがみまして、下への格差拡大を食い止める、また少子化対策、さらには雇用情勢の悪化に対しまして雇用、就労を促進する、こういうような効果を目的としております。  ...全文を見る
02月12日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○尾立源幸君 この定額給付金成立した場合にという質問でございますが、今御承知のとおり、我々はこの定額給付金事業をやめてくださいということのために一生懸命やっているわけでございまして、そういう段階ではないと。この成立を阻止を全面的に今やっているということでございます。  そうはい...全文を見る
○尾立源幸君 森委員にお答えいたします。  御指摘のとおり、本法案、私どもの法案が通りますと、今既に成立しております平成二十年度の第二次補正予算と不一致を生じるということ、御指摘はそのとおりだと思います。  御承知のとおり、もう先生は法律が専門家でございますので、予算と法律と...全文を見る
03月03日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○尾立源幸君 おはようございます。民主党の尾立でございます。  与謝野大臣に質問をさせていただきたいと思います。これまで当委員会でいろいろと議論をさせていただきたかったんですが、なかなか内閣府所属ということでこれまでお出ましいただけなかったんですが、これからみっちり議論がさせて...全文を見る
○尾立源幸君 はい、分かりました。  それともう一つ、唐突なんですけれども、これちょっと質問通告はしておりませんが。アメリカの株式市場も大変下がっております。また、ドルもこれからどうなっていくか分からないというような状況だと思うんですけれども。ちょっとお聞きしたいだけなんですけ...全文を見る
○尾立源幸君 結構最近いろんなところにこの言葉出てきておりますので、もし御存じないのであれば一度見ておいていただければと。これが導入されると非常に我が国へのインパクトというものが計り知れないぐらい大きいものでございますので、財政の担当者、また通貨の担当者ということで是非一度研究、...全文を見る
○尾立源幸君 この出張費用に四千百万円要したというのはもう既に衆議院の方で明らかになっておるところでございますけれども、このチャーター機は八名乗りで六名が搭乗されたと聞いております。他の財務省の職員の方や日銀の職員の方は定期便を利用されておるわけですが、なぜチャーター機を使わなけ...全文を見る
○尾立源幸君 それでは次に、チャーター機はどこと契約したのか、教えていただきたいと思います。また、契約形態がどうなっていたのか、御説明いただきたいと思います。
○尾立源幸君 チャーター機をするところというのはほかにもあると思うんですけれども、まず、なぜ随意契約だったのかということと、あと、見積請求書を御提出をお願いしておったんですけれども、現時点でまだ私の手元にないんですけれども、出していただけるんでしょうか。もう一度御答弁お願いします...全文を見る
○尾立源幸君 分かりました。  それと、チャーター機には中川前大臣のほか三名の方が搭乗されていたと。警護官、政務秘書官、財務省職員三人、ごめんなさい、計六人ですね。財務省職員三名というのはだれでしょうか。
○尾立源幸君 民間人の方は乗っていらっしゃらなかったということでよろしいですか。
○尾立源幸君 国際局長にお聞きしたいんですけれども、私もこのプライベートジェットというのには乗ったことないんですけれども、こんな大きなものはですね、乗り心地はどうなんですか。
○尾立源幸君 シートなどはフルフラットになるんですか。また、食事などはサーブをする方が乗っていらっしゃってちゃんとやっていただけるんですか。なぜこれを聞いているかというと、大臣の体調等が今回悪かったということですので、いすに座ってずっと行くような形ですとやっぱりお疲れになると思う...全文を見る
○尾立源幸君 もう一点、食事なども随時、お酒なども随時十分に出てくるんですか。
○尾立源幸君 以前この委員会で、同僚の先輩の大塚委員からも、塩川元財務大臣がチャーター機を使われたときに、大臣は、私はもう使いませんと、こういう答弁をされているんですけれども、与謝野大臣、このチャーター機の利用についてはどのように考えられますか。  ちなみに、塩川大臣以降、平成...全文を見る
○尾立源幸君 私もやむを得ない場合もあると思います。ただ、今回は使った結果があれだったからこんな議論になっているわけでございまして、やっぱりしっかり仕事の成果を出せばそんなに目くじらを立てるものでもないと思っているわけなんです。  もう一点、財務省にお聞きしますが、先ほど申し上...全文を見る
○尾立源幸君 二回シェアとエクセルということでございますが、急な出張だということですけれども、このG7なりG8というのはそれなりに前もって決まっているわけでございますよね。前もって皆さん準備されていると思います。その間に見積りが取れないというのはどういうことなんでしょうか。また、...全文を見る
○尾立源幸君 名前からすると官庁御用達みたいな形に聞こえるんですけれども、皆さんが常にお使いになられるトラベル会社なんですか。
○尾立源幸君 また詳しいことは後ほど個人的に聞かせていただきたいと思いますけれども、玉木局長に続いてお聞きしたいと思います。  今回、このG7には篠原財務官、玉木国際局長、中尾国際局次長という三名の幹部が一緒に行かれているわけなんですけれども、このように幹部三名がそろって国際会...全文を見る
○尾立源幸君 私も一般企業をずっと見てきておったんですけれども、こういうふうに三幹部がそろって出席するというのは危機管理上大変まずいと思うんですけれども、その辺の認識はおありなんでしょうか。
○尾立源幸君 もし移動中に万が一のこととかあったらどうするんですか。
○尾立源幸君 行き帰りじゃなくて、現場とか、現地での移動というのもあるわけですよね。例えばホテルは皆さん同じところに泊まっていらっしゃるわけでしょう。それも別々に泊まっていらっしゃるんですか。そうしたら、そこを爆破されたらどうするんですか。
○尾立源幸君 大臣、このやり取りをお聞きになって、幹部三人がそろって日本の国を空けるということになるわけですけれども、余り私は望ましくないと思って聞いておるんですけれども、大臣はどのように御判断されますか。
○尾立源幸君 補充可能ということで。  是非、そういう配慮をされているということでございますが、私はトップ三人が移動するというのは考えていただきたいと思います。実際にそれをやられないで済んでいる会議もあるわけなので、またこの辺もどういう役割分担でこの三人が行かれているのか、時間...全文を見る
○尾立源幸君 総裁を補佐するということで来られたということでございます。  それじゃ、玉木局長、この現場にいらっしゃったわけでございますが、大野事務所長とお会いになられましたか。そのとき、中川前大臣も一緒でしたか。
○尾立源幸君 そのとき玉木局長はどこにいらっしゃったんですか。
○尾立源幸君 というと、同じテーブルで三人そろったということですか。
○尾立源幸君 あちこちでお友達お友達と言われているわけなんですけれども、こういうところにも、久しぶりに会いたいなというお話があったのかもしれませんけれども、なかなか偶然で会うようなものでは私はないと思っています。  というのは、日銀総裁の補佐に来られているわけですから、大臣のと...全文を見る
○尾立源幸君 日銀関係者はその大野さんだけだったんですか。
○尾立源幸君 この程度にしておきます。  いずれにしても、先ほど申し上げましたように、結果がすべてでございますので、これから後にまた質問等ございますけれども、あのような失態を演じたということを是非肝に銘じていただき、また玉木局長も気合を入れ直してしっかり職務に励んでいただきたい...全文を見る
○尾立源幸君 この財革研の中間取りまとめから今日に至るまでの経緯をもう全部おっしゃったわけなんですけれども、私はもう少し時系列的に大臣のおっしゃったことを少し検証させていただきたい、まあ重なってくることはあると思うんですけれども。  まず、この財革研でおっしゃったことは、今私が...全文を見る
○尾立源幸君 その次に、お手元にお配りしております新聞記事でございます。二〇〇八年四月十八日の産経新聞に与謝野大臣のインタビュー記事が掲載されています。その中に、国には埋蔵金もなく、人々を幻想で引っ張っていくことはよくないという言葉が書かれております。  これは、もう一度、どう...全文を見る
○尾立源幸君 途中でございますが、日銀の水野理事、済みません、結構でございますので、お帰りください。
○尾立源幸君 そういう党内向けにもおっしゃったということかもしれませんが、ここでおっしゃっているのは、特別会計にはその党内の方が言うような自由に使える資金はないよと、こうおっしゃっているのだと思います。  それともう一点、新聞記事付けさせていただいております。ちょっと時間は前後...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、そういうふうにかたくなに、まず積立金等の存在理由があって、使える資金がない、また使っちゃいけないんだと、こうおっしゃっていたわけなんですが、昨年の十月には、特別会計を一時転用するのも現在の経済状況ではやむを得ないと方向転換をされたわけでございますが、それは...全文を見る
○尾立源幸君 改めて、なぜ必要になったかというのは、財源としてどうしても使いたいと思ったからということなんですか。そのなぜというところをもう一回。
○尾立源幸君 じゃ、赤字国債のそのたがをはめなければこういう措置も必要なかったかもしれないということですよね。  それで、ここで明らかになったことは、特別会計の資金の中には一時的であれ使える資金があったと、これが今まで御主張されていた与謝野大臣とは違うことが明らかになったという...全文を見る
○尾立源幸君 余談でございますが、さっきのインタビューで、お金持ちの二世だったらこの埋蔵金を取り崩してもいいというふうに聞こえるんですが、麻生さんがお金持ちの二世だったから使ったというわけじゃないですよね。
○尾立源幸君 私も基本的には大臣と同じ立場で、やっぱり財政をしっかり考えていかなきゃいけないという立場に立っておるんですけれども、このように使えるお金があるのであれば、一時的であるにせよ、それはやっぱり国民のために使う、これが大原則だと思っておりますので、こういう非常時にはあり得...全文を見る
○尾立源幸君 それは要らないです。
○尾立源幸君 それは要らないです。そんなことは聞いていない。
○尾立源幸君 平成二十年度の二次補正、まさにこの予算で四・二兆円を一般会計に金利変動準備金から繰入れをし、更にこれから参ります二十一年度の本予算でも四・二兆円を一般会計へ繰り入れるということになって、その結果、準備率は千分の三十五、三・五%になると予想されているんですね。一方、財...全文を見る
○尾立源幸君 この議論はずっと、大臣、やってきておりまして、既にもう大久保委員なんかからも指摘がありますように、ALMしっかりやっておるので、ほとんど金利変動リスクというのはないということが分かっておるわけなんです。しかしながら、あのような答弁をなされ、しかも自分たちが作ったルー...全文を見る
○尾立源幸君 是非この場で合意をして、私たちの手に財布をいただいたときにそれを実行させていただきたいと思っております。  それではもう一つ、財政研ですか、中間取りまとめに戻ってお聞きしたいんですが、必要以上のものについては一定のルールに基づいて財政貢献すると、まさに一般会計や国...全文を見る
○尾立源幸君 歳出に使われるということでよろしいわけですよね。  そうすると、私たち民主党がこれまで言ってきた財源として利用するという考え方とどう違うのか、説明していただけませんか。これは財務省というより大臣の方がいいんでしょうかね。大臣が、党として、財革研として、財政研ですか...全文を見る
○尾立源幸君 詳細が分からないからこういう御批判されているということなんですけれども、趣旨としては、特別会計で積み立てられたもの、またフローで入ってくるものの一部を利用させていただくということでございますので、全く政府のやっていることと変わらないと。額の多寡はあるかと思います。そ...全文を見る
○尾立源幸君 そうですね、その額とスピード、中身が多少違うのかも分かりませんけれども、最後にそれはまとめでお話しさせていただきたいと思いますが。  最後に、今回、最終的には特別会計のその積立金で利用できないものがないとおっしゃった与謝野大臣が、やむを得ないけれども、一時的に積立...全文を見る
○尾立源幸君 積み上がったものと毎年入ってくるもの。
○尾立源幸君 今日は相当踏み込んだ答弁をいただいて、ありがとうございます。  まさにこの積立金、またフローの利益、いわゆる埋蔵金と呼ばれるものは、私は政治の意思で、国民に説明が付く範囲で、またルールをきっちり決めて活用すればいいと思っておりますので、是非そういう方向で今後とも財...全文を見る
○尾立源幸君 私は、ただいま可決されました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党を代表して、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     銀行等の株式等の保...全文を見る
03月11日第171回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○尾立源幸君 おはようございます。民主党の尾立でございます。  今日は、かんぽの宿についてはこれまで多くの委員会で取り上げられておりますけれども、そしてまた鳩山総務大臣の下で調査が進んでおるということでございますけれども、今日は新たな問題を提起をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○尾立源幸君 大臣、済みません、今回、このメルパルクは実は公社化後は非常に優秀な成績を出しておりまして、賃料相当分ということではございますが、多いときは二十五億ぐらい郵政公社の方に上納というか納付をしておった経緯がございまして、かんぽの宿とは少し構造が違うということなんですね、以...全文を見る
○尾立源幸君 まず、メルパルクを一括で、十一施設一括で定期建物賃貸借契約で貸した理由について御説明をいただきたいと思います。
○尾立源幸君 メルパルクのそのブランドイメージ、ネットワーク、そして雇用ということだと思うんですが、その前に地元へ打診をされるようなことはなかったんですか。元々そういう発想はなかったんですか。これはかんぽの宿と同じだと思うんですが。
○尾立源幸君 それは、もう最初から考慮になかったということでしょうか。
○尾立源幸君 この選考の手順というのはほとんどかんぽの宿の場合と同じでございまして、三月五日の本委員会で総務大臣がいみじくも、表面上は競争入札に見えるけれども実際は随意契約だと、こういうふうにおっしゃっているんですけれども。  実は、企画提案募集ということでございますので、今回...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、最終的に決まったのは三十億。ベストさんも三十ということでございますよね。その中で比較されたということだと思うんですけれども、ちょっと不思議なことがあるんですね。  まず、このワタベウェディングの株主には日本トラスティ・サービス信託銀行というのが入ってお...全文を見る
○尾立源幸君 もう一度お願いします。京都を外しておるというのは、借換えはしていないということですか。
○尾立源幸君 まず、七年というのと一年六か月、なぜこんなに違うんですか。
○尾立源幸君 ちょっと私、一年六か月というのは初めて聞いたんですけれども、ほとんど七年というふうに聞いておりました。  ほとんど七年というところでまず疑問が一つございます。つまり、今回、会社法の附則二条で平成二十四年九月末までに譲渡又は廃止ということになっておるんですけれども、...全文を見る
○尾立源幸君 仮に平成二十四年九月末に自己開発される二施設を除いて譲渡を考えた場合に、入居者がいる施設を買うのはどのようなところか、ちょっと想像していただきたいんですね。  自分で事業をやろうとする人は、ここにもう既にワタベさんがいらっしゃいますから買いません。仮にオーナーとし...全文を見る
○尾立源幸君 ワタベさんが買い取れないというのは、私は初めて聞きました。昨日相当やり取りをさせていただいたんですが、そんなことは何にも決まっていないという話でした。いつ、どのようにして、どこで決まったのかということを教えていただきたいと思います。決まっていないって言ったじゃない、...全文を見る
○尾立源幸君 一流のバンカーである社長が、びっくりします、そんなことをおっしゃると。どきっとしますので、ちゃんと言ってくださいね。  それで、こういうことを考えると、もう次の譲渡のときにワタベさんに有利なようにこの施設を買い取らせることが目的としてこういう複雑な手順を踏んでいる...全文を見る
○尾立源幸君 大臣、ちょっと私もよく調べて分かったんですが、今回、かんぽの宿が大臣の耳に入ったというのは、これは郵政が株式分割という方法によってオリックスに物件を譲渡をすると、こういう仕組みだったから許可が必要だということだったんですよね。  しかしながら、郵政会社法の中では、...全文を見る
○尾立源幸君 おっしゃるように、四分社化前はこのメルパルクは郵便貯金事業の方でやっていましたもので、本来ならばゆうちょ銀行等の資産になるものを、四分社化のどさくさに紛れてどんと全部資産をその規定の掛からない郵政株式会社の持ち株の方に持っていったと、こういう構造なんです。このように...全文を見る
○尾立源幸君 おっしゃるとおりだと思います。  そこで、いろいろ資料要求はしておるんですけれども、先ほどの例えば賃料にしても、今日初めてお聞きさせていただきました。ですから、私どもの手でやっぱりなかなか民間のことでございますのでやりにくい部分もあるので、是非総務大臣の強力なチー...全文を見る
○尾立源幸君 今となっては大臣が頼りでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、もう一点、契約で不思議なことがございます。これは、図を見ていただきましたように二つの契約から成っておりまして、ゆうちょ財団とメルパルクの間では事業譲渡の契約が結ばれております。実...全文を見る
○尾立源幸君 二億六千万円が商標権だとおっしゃいますが、実は平成十九年度、最終事業年度の収支、これはゆうちょ財団の収支でございますが、賃料相当額二十三億一千万円を日本郵政に納めた後でも十三億円の利益が出ているんですよ、十三億円の。それをたったの二億六千三百万円で買い取った。例えば...全文を見る
○尾立源幸君 この営業権等を計算すればいろんなやり方がございます。純資産方式とか収益還元法とかディスカウント・キャッシュ・フロー等々ありますが、この場合は最低のものを用いているんですよね。これはやっぱり社長として私いかがなものと思いますが、どうですか。一番国民にとって有利なもの、...全文を見る
○尾立源幸君 過去、ゆうちょ財団は二十五億以上の家賃相当分も払っておりますので、それでも利益をしっかり出しているという状況でございます。大臣におかれましては、是非この価格についてももう一度精査をしていただきたいと思います。答弁をお願いします。
○尾立源幸君 是非よろしくお願いします。  いずれにしても、非常に出来レースっぽいにおいがぷんぷんしますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、財務大臣にちょっと年金のことでお聞きしたいと思います。  まず、消えた年金で、それが復活して支払を受けたとき、その支払...全文を見る
○尾立源幸君 各年度のということですね。
○尾立源幸君 それがおかしいんです。  私が相談を受けた事例、大阪なんですけれども、社会保険事務所でも税務署でも、五年分を平成二十年の雑所得として一括して申告するようにという説明を受けて、実際に今年の二月にそういう確定申告を行っておられる方がおります。この説明は今お話しされたの...全文を見る
○尾立源幸君 是非徹底していただきたいと思います。  最後に、少しでも税金を多く取ろうとしてこんなことになっているとは思いたくないんですけれども、ただ不思議なのは、年金の保険料を滞納した場合は国は一四・六%の遅延金を徴収しておりますよね。一方、国がこのように遅延金を徴収するので...全文を見る
○尾立源幸君 医療と年金は全然違います。年金は現金給付ですから、お金でお渡ししている分ですから、すぐこんなの計算できるはずです。絶対、至急やってください。  もう一度、答弁お願いします。
○尾立源幸君 終わります。
03月18日第171回国会 参議院 本会議 第11号
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○尾立源幸君 民主党の尾立源幸です。  私は、民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して、財源特例法案及び所得税法等改正案について質問させていただきます。  財政、税制に関する質問に先立って、麻生総理の政治姿勢についてお聞きいたします。  総理は、一昨日の予算委員会において、...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○尾立源幸君 民主党の尾立源幸でございます。  本会議質問に続きまして、与謝野大臣に質問をさせていただきたいと思います。  財政特例法、そして所得税法等改正案を中心にお聞きしたいと思いますが、まずその前に、連休中休みなく経済危機克服のための有識者会議というのを、大臣もかなり出...全文を見る
○尾立源幸君 そういう意見を盛り込んだ補正予算というのはいつ作られるんですか。
○尾立源幸君 まあ当然そういうことだと思いますけれども。  今、与謝野大臣おっしゃいましたように、そういう人への投資といいますか、将来、持続可能また発展するようなところに資金を使っていくべきだという話だったと思うんですが、私も本会議のときにも申し上げましたように、この危機と言わ...全文を見る
○尾立源幸君 恐縮ですが、我が党はずっとそういった観点で、スローガンとしてコンクリートから人への投資という考え方でずっと政策をつくっております。今お聞きしておりますと、政府・与党、当然こういう考えは既に私はお持ちでそういう方向に向かっているものだと思っておったんですが、余りそうで...全文を見る
○尾立源幸君 隣で違うというふうに言っておるんですけれども、少なくとも財務省はこれまで千分の五十は必要だとおっしゃっておったんですね。それで、今回は千分の三十五になっていると。  この、じゃ、十五のギャップをどう説明するのかということについて、改めて、参考人の方でも結構ですから...全文を見る
○尾立源幸君 それじゃ、モンテカルロ・シミュレーションで、千分の三十五という場合は、何本これシミュレーションで該当するんですか。三千本やっていらっしゃるんでしたっけ。
○尾立源幸君 それじゃ、その近いところ、多分千分の四十とか、その辺りでやっていらっしゃる、二十とか三十とか。
○尾立源幸君 何本中ですか。
○尾立源幸君 それこそ百年に一回の話なのかなと聞いておるんですけれども、同じようなものは、まず最初に、この千分の三十五又は千分の五十とか決められるのは、これ法律じゃなくて、皆さんの、政府の中で決められるということでいいですね。
○尾立源幸君 そうすると、ほかの特会も、私、見させていただいているんですけれども、外為特会はもう有名でございますが、労働保険特会、また地震再保険特会なども、これまた同じように政令でこの準備金の積立率というのは決まるんですか。
○尾立源幸君 恐らくそういうことだと思うんですけれども、同じ理屈でございます。特に地震再保険特会、これも今一兆一千二百八十億積み上がっております。外為特会はもう言わずもがなでございますし、さらに労働保険特別会計雇用勘定等々に四・八兆、一・二兆等々積み上がっております。これも、今回...全文を見る
○尾立源幸君 今まで財投の金利変動準備金もそういうことでやっていたわけですよね、同じ形で。だから、できるということなんですけれども、なぜ、じゃ今回は財投の金利変動準備金だけを、財務省管轄だけを取り崩したんですか。
○尾立源幸君 財務省の所管の特会だということと、自分のところから出すのが一番トラブルが少ない、余計な摩擦もない、出しやすいと、こういうことだと思います。そういう意味で、他の会計であっても使おうと思えば使えるということだと思います。これはしっかり、この点は大事でございますので、これ...全文を見る
○尾立源幸君 そういうふうに今まで財務省は財投の準備金も説明されてきたんですよ。なのに使っているから、同じ理屈じゃないですかと言っているんですよ。いや、これは将来の何か金利変動があったときに使っちゃいけない、手を付けられないんだというから使ってこなかったわけでしょう。それが地震特...全文を見る
○尾立源幸君 いや、私はだから使い道はいろいろあるだろうと最初に言いましたのは、例えばこれは保険料を下げるというのも一つの手です、国民に還元するという意味では。もう一つは、例えば耐震化なんかにこれを使うというのも一つの手だと思うんですよね。それは、何でもかんでもこれを使ってもいい...全文を見る
○尾立源幸君 この議論をやれば相当長く続くので、例えば地震再保険特会、阪神大震災のときで被害が約四千億ぐらいだと言われているんですね。関東大震災が来た場合はどのぐらいかというと四・四兆でしたかね。ということで今一兆二千億ぐらい積み上がっているんですけれども、この水準というのはすご...全文を見る
○尾立源幸君 私が申し上げているのは、この率というのがもっともらしいんだけれども、いかにいいかげんな率を計上しているかということを申し上げたいわけで、何の根拠もなく、まあ政令で決めているとおっしゃいましたけれども、適正かどうかというのは分からないわけですよ。  確かにあった方が...全文を見る
○尾立源幸君 もう我々は是非許したいと思いますので、活用方法を我々が考えていきたいと思っております。  それでは、所得税法の方でございますが、今回、中小企業者等の法人税率の特例、二二パーから一八へ引き下げたり、欠損金の繰戻し還付制度の復活等々、非常に我々の主張も取り入れていただ...全文を見る
○尾立源幸君 自民党の、与党さんの税制改正大綱には、この損金不算入制度についてはその適用状況を引き続き注視するということでとどまっておるんですけれども、まあ問題意識は多分持っていらっしゃると思うんですね。私どもはこの廃止法案を出しておりますので、これは可決をして早急に廃止をさせて...全文を見る
○尾立源幸君 少なくとも法人税だけで九%下がって二一%になるわけですよね。なのに、今法人税率の引下げというのが声高に言われております。その前提として私は課税ベースの適正化、すなわち特定の業界の利権になっているこの租税特別措置の大幅な整理が必要だと考えますが、与謝野大臣、いかがです...全文を見る
○尾立源幸君 もうこの問題点というのはよく御存じだと思いますけれども、五十年ぐらい続いているものとか、数にして国税三百、地方税二百ある、さらに、与党の税調会長やられたということで今日は与党のお考えを聞きたいんですけれども、この税制改正大綱、半分以上が租特の羅列になっているわけです...全文を見る
○尾立源幸君 実は、私たちも峰崎委員を中心に全部聞きました、租税特別措置の内容については。おっしゃるように、もっともらしくて、ううんとそれぞれ聞けばうなるようなものがあるんですけれども、ただその前提となっているデータがめちゃくちゃいいかげんなんです。多分、大臣はもっともらしく集計...全文を見る
○尾立源幸君 終わります。ありがとうございます。
03月26日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。先日に引き続き、大臣には質問をさせていただきたいと思います。また月曜日も質問予定でございますので、三連チャンでございますけれども、よろしくお願いいたします。  まず、先日ちょっと時間切れだったんですが、租税特別措置法の不思議さといいますか...全文を見る
○尾立源幸君 おっしゃるとおりでございます。おっしゃるとおりなんですが、実態はなかなかそうなっていないということで、我々は、これはやっぱり租税特別措置というのは一回透明化して、しっかり政治の目で見直さなきゃいけないんじゃないかということで、租税特別措置法というのを議員立法で出させ...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、一度決まった予算執行権といいますか、枠があって、それを必ずしも全部使わなきゃいけないというわけじゃないということですね。例えば、一〇〇%のうち三〇%の時点で政権交代が起こった場合、残りの七割は執行しなくても別に法律上は問題ないと。  もし違うお金の使い...全文を見る
○尾立源幸君 分かりました。  それでは、次の議題に移らせていただきます。  国税庁、まあ財務省自身も予算の要求をされておるわけでございますが、今回は国税職員の増員の件についてちょっとピンポイントでお聞きしたいと思います。  御承知のとおり、経済取引が国際化、IT化、海外取...全文を見る
○尾立源幸君 先日も大久保議員からもあったと思うんですけれども、やっぱりしっかり徴税をするということ、これは国家のかなめだと思っております。  そういう意味で、大臣にお聞きしたいんですが、今本当に国際化、そして複雑化しておる中で、今後、国税職員の確保、定員の確保ということに関し...全文を見る
○尾立源幸君 国税庁の職員の方が作っていらっしゃるデータを基にお話ししますと、ここ十年弱の間に法人の申告件数だけでも、二割ぐらい伸び、また所得税の申告も三割ぐらい伸びている、しかしながら徴税コストというのは一定ですと。こういうところで大変な負荷も掛かっておるんじゃないかと思います...全文を見る
○尾立源幸君 主計官が当然いらっしゃるんでしょうけれども、要は身内ですよね。身内が身内を査定するんですけれども、その辺はどんなやり取りが、普通と同じようにやり取りがされるんですか。それとも特別な方がその主計官になられるんですか。
○尾立源幸君 その方はほかに担当をお持ちなんですか、主計官は。
○尾立源幸君 分かりました。また一回立ち会わせていただきたいものでございますけれども、定員増については分かりました。  それと、一方では効率化もしていかなきゃいけないということで、税と社会保障の一体徴収についてというテーマでお聞きしたいと思います。  先日十八日、政府の厚生労...全文を見る
○尾立源幸君 厚生労働省、お願いします。
○尾立源幸君 最終報告が出てくるのを注視をしておりますが、与謝野大臣の御答弁は非常に後ろ向きというか、余り積極的じゃないということはよく分かりました。やっぱり政権替えて我々がやらなきゃいけないのかなと改めて思ったところでございます。  それでは、確定申告について話を進めたいと思...全文を見る
○尾立源幸君 是非早く結論を出していただきまして、国民にとって便利な方法で、確定申告がなくても終わるような、こういう制度にしていただきたいと思います。  あと、e—Taxについて質問させていただきたいと思います。  e—Taxの利用率、平成十九年度は一七%を達成して目標を大き...全文を見る
○尾立源幸君 相当な費用掛かっておりますね。  それと、地方税にも同じようなシステムがあって、これeL、ローカルのLなんでしょうけれども、eLTAXというのがあるらしいですが、この開発費用と年間の運用コストは幾らですか。
○尾立源幸君 国が出しているお金はないんでしょうか。それが一点と、自治体が払う毎年の会費というのは幾らになっているんでしょうか。
○尾立源幸君 ありがとうございます。  これも先ほどの論点と同じで、国税、地方税、何とか重複を防げないかという部分なんですけれども、所得税に関してはもうほとんど同じなんですが、若干地方税の方が所得の計算が違っていたりして少し微調整は要るんですが、ほとんどの場合、税務署から地方に...全文を見る
○尾立源幸君 是非それを早くつなげていただきたいと思いますし、本当、歳入庁があればこの辺も一本化ですっきりできるのではないかと思っております。  それでは最後に、電子申告のちょっと実務上の問題点を御指摘をさせていただき、できれば改善をしてもらいたい部分を資料の四を使って説明をさ...全文を見る
○尾立源幸君 是非よろしくお願いします。  終わります。
03月30日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。  今日は、関税定率法等一部改正案中心に質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、二、三、前委員会で平田もうお辞めになりました前副大臣が発言された内容について少し確認をさせていただきたいと思います。  まず、金融商品取引法において...全文を見る
○尾立源幸君 ちょっとぼかされてしまったんですけれども、まず、だれがというところをもう一度丁寧に説明していただけますか。何かちょっとスキップされているようでございますが。
○尾立源幸君 ちゃんと説明していただきたいですね。  上場会社の帳簿閲覧権、これは議決権の何%以上を持っていれば発生するんですか。
○尾立源幸君 今回、前副大臣から株式の大量売却報告書ですか、それが出ていたと思うんですけれども、それによりますと何%お持ちだったんですか。
○尾立源幸君 お聞きのとおりでございます。  それでは次に、企業の月次決算というものが先ほどおっしゃった重要事実に該当するのかという論点でございますが、該当するのかどうか、金融庁、証券取引等監視委員会、法務省にそれぞれお聞きしたいと思います。
○尾立源幸君 お聞きいただいたとおりでございますので、これ以上は申し上げませんが、ちょっと末松政務官に突然ですが質問をさせていただきたいと思います。  今日、竹下副大臣が御出張で来ていらっしゃらないということで、恐縮なんですけれども、末松政務官もこの大臣規範に該当するんですよね...全文を見る
○尾立源幸君 事前にそういうことを御承知でしたら、なかなか平田副大臣がやられたような、おやりになったような株の売買を普通はしようと思わないと思うんですが、当事者としてどのように感想を持たれていらっしゃいます。
○尾立源幸君 そうすると、末松政務官の場合は信託に出されているということでよろしいんですか。
○尾立源幸君 それが正しいやり方だと思うんですけれども、よっぽどそういう規範を破ってまで、抵触してまで何かやっぱりお金が必要だったんですかね。何かお仲間で聞かれています。
○尾立源幸君 選挙が近づくといろいろございますので、双方気を付けなきゃいけないなと思っております。  それではもう一点、これも麻生総理が先日、高知で贈与税減税を検討といいますかそういうお話をされたもので、事前通告ないんですけれども、与謝野大臣に質問をさせていただきたいと思います...全文を見る
○尾立源幸君 家や車に使ってもらえばというハード的なものを例として挙げていらっしゃるんですけれども、以前、前回の委員会で与謝野大臣も、いわゆる有識者の方々からお話を聞かれたときに、人に対する投資というものが多く望まれているなという意見を聞いて、改めて認識したとおっしゃっていたんで...全文を見る
○尾立源幸君 一時しのぎということで、今もお話ございましたように、場当たり的な政策をやりますと、今委員からもいろいろ意見が飛んでいますけれども、金持ちから金持ちへという格差の是正という観点がやはり欠落していってしまいますので、是非、今年限りとか二年間とか三年間というそういう短期的...全文を見る
○尾立源幸君 暫定税率の多くは国際交渉によって決まってくるものだと思いますが、WTOドーハ・ラウンド交渉の結果において見直していくということだと思うんですが、しかし財務省の作成資料によりますと、日米たばこ交渉の結果設定されたものや、また国内産業政策上の要請によって設定されているも...全文を見る
○尾立源幸君 紙巻きたばこの暫定税率の影響額は幾らございますか。
○尾立源幸君 それでは、この紙巻きたばこの暫定税率というのはゼロということでございますが、何年続いているんでしょうか。
○尾立源幸君 これも租税特別措置の一種だと思うんですけれども、このように長年続いているようなものというのは政治状況によって、また日切れだ、どうだこうだとかいうような議論も避けるために、基本税率に組み入れてしっかりと国策としてやるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○尾立源幸君 もう二十年以上でございます。また暫定という言葉でございますけれども、是非その辺り真剣に考えていただきたいと思います。  それではもう一点、ちょっとニュースでびっくりしたんですけれども、三月の十八日でございます。コカイン隠したバナナ箱スーパーに、密輸犯の住所ミスかと...全文を見る
○尾立源幸君 地方に空港もまた開港する予定もありますし、是非めり張りのある配置とともに定員をしっかり確保していただきたいと思いますが、財務大臣、御決意をお聞かせいただきたいと思います。
○尾立源幸君 是非よろしくお願いいたします。  それでは、若干別の議題に、話題に入らせていただきますが、私の通称でございますが第二の埋蔵金と、この話を少しさせていただきたいと思います。与謝野大臣は埋蔵金自体を余り明確に肯定されておりませんので異論があるかもしれませんが、今回は本...全文を見る
○尾立源幸君 今のお話の中に出てきました見直し対象の基金でございますが、お手元の資料の三ページに一覧がございます。これは会計検査院の報告書プラス行革事務局のもので、若干ドッキングさせてもらって作ったものでございますが、三十六、ここには基金を挙げさせていただいております。経産省、農...全文を見る
○尾立源幸君 国庫にある程度返納されたということでございますが、それはどのように使われましたか、財務省。
○尾立源幸君 最終的に返納されたのは一部なんですけれども、一般財源として活用したという説明だと思うんですが、与謝野大臣、この処理は正しいと思われますか。一つには、積んであった基金でございますから、ストックからストックへの原則からいうと国債整理特会の方に入れて国債償還に回すと、こう...全文を見る
○尾立源幸君 両方考え方があると思うんですけれども、原則やっぱりストックの償還に充てていくべきだと私は思っておりますが、その点は議論があるのでこれ以上やりません。  それで、もう一点。今御説明いただいた見直し結果の中に、行革本部がやりました見直し結果の中に、平成十七年十月、先ほ...全文を見る
○尾立源幸君 あれ、私、事前に聞いておりましたのは二十一と聞いておったんですが、十八ですかね、もう一度。
○尾立源幸君 残り十二とか十七というのを政府独自の判断で基金の一部を国庫に返納させたということになるんですが、これとて百二十基金あるわけですから一割程度なんですよね。それでさらに、全額返還させたんじゃない、一部だけしか返ってきていない、こういう状態でございます。  そこで、なぜ...全文を見る
○尾立源幸君 基金全体は幾らでしたっけ、幾らあるんでしたっけ。
○尾立源幸君 それに関する保証限度額は何十億になるんですか。
○尾立源幸君 残高ベースなんですけど、正直に、お聞きいたしたい、何件増えたんですか。
○尾立源幸君 それでは、次の質問に行かせていただきます。  政府の見直しの甘い結果、今でも我々の計算では約一兆一千六百五十八億円の補助金が公益法人に留め置かれていると考えております。すべてが不要とは言いませんが、必要以上に資金を積んでいるのはまだあるのではないかと思っております...全文を見る
○尾立源幸君 一義的に今のお話を聞きますと、所管する各省庁が自分で評価をすると、その後、行革事務局がチェックをすると、こういう二段階になっているということでよろしいですか。
○尾立源幸君 それでは、その問題点を指摘をさせていただきたいと思います。  資料の二ページ目でございますが、これがその各省庁自らがやっております見直し基準に基づく公表資料でございます。  これは先ほどの食品流通構造改善対策の部分でございますが、見ていただきたいのは基金の保有割...全文を見る
○尾立源幸君 ちなみに、これは是とされたんですか。
○尾立源幸君 是としないで、これじゃ駄目だとおっしゃったものもあると聞いております。それは基金の保有割合が〇・四、こういう計算結果のやつだったと聞いておるんですが、どんなものでした。
○尾立源幸君 あれ、今、さっきおっしゃったのと違いますよね。基準に基づいてやったらいい、だからいいとおっしゃったのと、いやそうじゃないんだと、ケース・バイ・ケースで更にこの細部にまで検討をするんだと、そのほかの要件も勘案するんだ、どっちなんですか。
○尾立源幸君 この閣議決定には今私が申し上げました安全費とか管理費という考え方が入っているんですか。
○尾立源幸君 いや、入っていると思いますじゃなくて、どういう表現で入っているんですか。きちっと言ってください。
○尾立源幸君 じゃ、この安全費の適当かどうかということについてはどうやって検証されるんですか。
○尾立源幸君 今申し上げましたように、この安全費があるかないかで二十二ポイントも違ってくるんですよ。このケースでいうと、この安全費、確かめられていますか、内訳。
○尾立源幸君 委員長にお願いしたいんですけれども、この安全費、管理費の各基金のこの計算シートの計算の根拠を提出をいただきたいということをお願いをしたいと思います。
○尾立源幸君 与謝野大臣、私ちょっと細かい性格なんで、こういうところまでついつい目が行ってしまうんです。租税特別措置法のときもシートをお渡しして御覧いただいたと思うんですけれども、今のやり取りお聞きになっていたと思うんですけれども、このやり取りを聞いて、感想をちょっとお聞かせいた...全文を見る
○尾立源幸君 そこで、財務省と行革本部に申し上げたいんですが、二十年の末にも見直しされたんですが、もう一度、公益法人に任せず行革本部が中心となって、財務省が協力をして、しっかりチームをつくってこれやっていただけませんか。これセルフチェックだと、今行革本部の事務局長でしたかね、がお...全文を見る
○尾立源幸君 ちなみに、事務局の青木さんはどこの御出身で、どこの省庁。
○尾立源幸君 じゃ、しっかりやっていただきたいと思います。  最後に、会計検査院にお聞きしたいと思います。  会計検査院、本当にいい指摘をされておるんですが、残念ながらこれ強制力がないんですよね。指摘だけで終わっていると。その点について何か、もう少し権限があった方がいいなと、...全文を見る
○尾立源幸君 省庁、さらに会計検査院、国会含めて、実効性あらしめるために更なる法改正も含めて我々も検討をしていきたいと思います。  質問を終わります。
○尾立源幸君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党を代表して、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯...全文を見る
○尾立源幸君 私は、ただいま可決されました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対して、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党を代表して、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  ...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○尾立源幸君 一点ちょっと補足をさせていただきたいんですが、法人関係で租税特別措置、例えば十五年以上続いておりますものが三十六ばかりございまして、五十年以上ですと三件、四十五年以上ですと五件、四十年以上ですと九件、こう多数になっていると、この事実をまずお知らせをしておけばと思って...全文を見る
○尾立源幸君 納税者の負担という観点でお答えさせていただきますが、本法案は、新たに納税者の方に納税義務以上の義務を生じさせるものでもございませんし、また過度な負担を求めるものでもないというのが前提でございます。  そういう前提で、ただ、納税者の方の御理解をいただきながら適用実態...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  本来業務ということで、やはり国税として租税特別措置の政策の検証、整理合理化というのは絶えずこれやってこなければいけなかったもので、そもそもそこがしっかりなされていなかったというのが出発点にございますので、今回当委員会で附帯決議も全員で付けまし...全文を見る
○尾立源幸君 まず、今回の法案八条におきまして、財務大臣は国会への報告を毎会計年度終了後七か月以内にと、こういうふうに規定をさせていただいておりますのは御承知のとおりでございます。  このなぜ七か月としたかといいますと、二つ理由がございまして、一つは、行政側での集計、分析の期間...全文を見る
○尾立源幸君 ホームページをお読みいただいていまして、ありがとうございます。  具体的にということなんですけれども、我々が検証する中で感じたことをまとめてあるんですけれども、先ほど藤末議員がお話しございましたように、本来も世界的に見ても本則で減税すべきものなのに、なぜ十五回も十...全文を見る
05月22日第171回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。お三方の参考人には本当に的確な分析、御報告いただきまして、ありがとうございます。  今日は緊急経済対策、補正予算の中身を中心にお聞きをさせていただきたいと思っておりますが、ちょっと政府の予算と、実は私たちも政府が発表する二日前に民主党なり...全文を見る
○尾立源幸君 今回、政府案の中に入っておる基金のことを申し上げております。四十六基金、各省庁、特に農林水産系がその四十六のうち二十を超える大きな数になっておるんですけれども、政府案の中に含まれる基金でございます。  もし、木内参考人、お分かりにならなければ結構でございます。御理...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは、今回、我が国は大きな財政赤字を抱えつつ更に借金を重ねての財政出動になるわけでございますが、そうする以上、やはり木内参考人からも最初ございましたように、日本経済の中長期的な体質強化につながるようなお金の使い方であるべきだと、こうい...全文を見る
○尾立源幸君 いい面もあるということなんでしょうけれども、時限的だということに非常に我々残念だなと思っておりまして、やっぱりこれは恒久的な、継続的な制度であるべきだと。二年なり一年、三年で終わるのではなく恒久的であるべきだというまず主張をさせていただきたいと思います。  それで...全文を見る
○尾立源幸君 そこで、最初に私が御披露させていただきました私どもの生活・環境・未来のための緊急経済対策なんですけれども、見ていただければお分かりのように、家計が自由に使えるお金を増やすということで、子ども手当、高校授業料の実質無償化、高速道路の無料化、料金のですね、あとガソリンの...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは小杉参考人にお聞きしたいんですが、私もお話をずっと聞いておりまして、また読ませていただいて、生まれるタイミング、場所でその方の将来が大きく左右されるのは、これはもう絶対避けなきゃいけないと、みんな我々はそういうふうに思っているわけ...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、改めて個別論点でお聞きしたいんですけれども、小杉参考人に。  求職者支援制度というのが今回政府の予算には盛り込まれているんですけれども、これもまた何度も申し上げますが、時限的なものでございます。私どもは、やっぱりこれは恒久的なものに、これはもう世界どこを...全文を見る
○尾立源幸君 ありがとうございます。  それでは、時間が参りましたので次に替わらせていただきますが、私ども、この生活・環境・未来のための緊急経済対策、しっかり御指摘のとおりに財源を確保しながら実行をしていけるように、頑張ってまいりたいと思います。  今日はどうもありがとうござ...全文を見る
05月26日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○尾立参議院議員 御質問いただいた点にお答えさせていただきたいと思います。  まず私からも、本日、このような審議の時間をとっていただきまして、まことにありがとうございました。また、亀井先生におかれましても、金融またコンサルと民間の分野で活動されているということで、非常にありがと...全文を見る
○尾立参議院議員 一律のやり方に問題があるのではないかという御指摘なんですけれども、まず、そもそも今国税庁の方で租税特別措置の適用実態についてきちっとしたデータを持っていないというのが前提にございます。  それともう一個、これは各省庁が政策要求のときに出してくるんですけれども、...全文を見る
○尾立参議院議員 まず、先ほど水戸議員からもございましたように、租税特別措置というのは補助金の裏返しである、実質補助金と同じようなものであるという前提がございます。ということで、補助金の場合は個別企業名が公表されるのは先生御承知のとおりだと思います。  では、なぜ減税の方だけは...全文を見る
○尾立参議院議員 済みません、ちょっと先ほどの答弁に不足がございましたので、補足をさせていただきたいと思います。  以前参議院で参考人の方から、企業情報が漏れて戦略的な面からよくないというような御指摘があったんですけれども、先生も御承知のとおり、今、金商法で相当なディスクロージ...全文を見る
○尾立参議院議員 お答えいたします。  まず、この法案の目的でございますが、課税の公平性の例外として設けられている租税特別措置、この正当性をやはり検証していかなければならない、もって税制に対する信頼を高めて、国民の皆さんから、ああ、我が国の税制は公平だな、また透明だな、納得でき...全文を見る
○尾立参議院議員 少し補足をさせていただきたいと思います。  租特の経過年数というところにも注目をしております。例えば、五十年以上たっているものが三つ、四十年以上が十四、十五年以上、全部トータルいたしますと三十六もあるということ。  またさらには、一つ一つ調べますと、ここ三年...全文を見る
○尾立参議院議員 今回の租特の要求プロセスなんですけれども、御承知のとおり、基本的には、各省庁が業界や団体やいろいろなところのニーズをはかって、それを政策としてまとめて国会に出してくる、こういうプロセスになっております。  ただ、ここに非常に不透明なところがございます。まず一つ...全文を見る
○尾立参議院議員 税制というのは、まさに国民生活に直結する大事なものでございます。だからこそ、既得権者におもねることなく、偏ることなく、国民だれもが納得できる透明なもの、公平なものでなければいけないという問題意識に立っております。  そういう意味で、今の政府・与党の税制改正プロ...全文を見る
○尾立参議院議員 この法案が成立いたしますと、まさに国民の前にこれまでの、租税特別措置という特定の団体、業界の方々に対する優遇措置が明らかになります。したがって、私たちは、これを明らかにすることによって、国会のもとで議論することによって、国民の側に立った、また生活者、消費者の側に...全文を見る
○尾立参議院議員 補足させていただきます。  この租特透明化法案以外にも透明化するところはないのかという御指摘でございますけれども、まさに私どもは、これは改革の第一歩だと思っております。特に、私ども何度も御説明させていただいていますように、税制はやはり公平で透明で納得できるもの...全文を見る
○尾立参議院議員 お答えいたします。  問題意識は非常に共通しております。まずは、やはり出る方をしっかりと私たちはチェックしていかなきゃいけないと思っております。ですから、消費税を我々の政権下で上げると決めたことはございません。まず、そういう前提でお話をさせていただきます。 ...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。  早速質問に入らせていただきたいと思います。  北朝鮮の核実験について、かねてから予想されていたことであり、政府としては危機対応はある程度準備されていたものだと我々は了解しておりましたが、昨日の予算委員会での橋本外務副大臣の答弁を聞い...全文を見る
○尾立源幸君 大臣の想定外だったというお答えは私も想定外だったのでびっくりしましたけれども、しっかり対応していただきたいと思います。  それでは、今日は基金の集中審議ということでございますが、その前に、明日、党首討論もこの参議院で行われるというふうに予定されております。そこで、...全文を見る
○尾立源幸君 主たる事務所の所在地は詳細に記載すると逐条解説にはあるわけでございますが、例えば岸和田市地蔵浜町十一番地に該当する建物が複数あるような場合、どの建物あるいは会社にあるのか明記すべきと考えますが、どうでしょうか。皆様方にお配りした資料の最終ページ、囲ってあるところがそ...全文を見る
○尾立源幸君 逐条解釈を教えてください。
○尾立源幸君 それでは、後ろから二枚目の麻生太郎先生を囲む会の収支報告書を御覧ください。  主たる事務所の所在地ということで、先ほど私が申し上げました岸和田市地蔵浜十一番地となっております。私は、これは枝番が抜けているのかなと最初は思ったんですね。枝番があればそれはそれでまた特...全文を見る
○尾立源幸君 今、こういう実態が分かりました。それでは、どうお考えになりますか。
○尾立源幸君 じゃ、こういうふうに逐条解釈にあるけれども、あいまいなものでいいという見解なんですね。
○尾立源幸君 逐条解釈と実態がこういうふうに明らかになりました。それでもそのようなお考えでいいんですか。
○尾立源幸君 それじゃ、この判断できないところを書いておるわけですけれども、指導も何もないんですか。
○尾立源幸君 ということは、連絡取ろうと思ってここに行っても分からないということが事実としてあるわけなんで、そういう意味では趣旨に反しているということだと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  じゃ、基金の話でございますが、補正予算によって造成される基金を...全文を見る
○尾立源幸君 四十六のうち幾つ定量的な具体の数値で政策目標を掲げ、幾つあるかって聞いているんです。数ぐらい数えられるでしょう、四十六のうち。
○尾立源幸君 違うじゃん、違うじゃん、こんなの。幾つ。
○尾立源幸君 全然駄目。幾つあるんだよ、幾つ。何個の基金があるの。
○尾立源幸君 それでは、皆さんのお手元、農水省の畑作等緊急構造改革対策基金、この目的は何でしょうか。
○尾立源幸君 皆さんのお手元三ページの政策目標というところに今のお答えが書いてありますが、それでは、政策目的は産地競争力の強化であるわけですね。  じゃ、産地競争力が強化されたかどうか、どのような指標で測るんですか。
○尾立源幸君 今おっしゃったのは政策のメニューでございまして、政策の効果、競争力をどうやって測るかということは一切触れられておりません。丹呉主計局長、こういうことですよ。全部と言ったけれども、全然数値目標がないじゃないですか、競争力強化の。例えば何%競争力を上げるとか何位にすると...全文を見る
○尾立源幸君 今おっしゃったもの、具体的にどのような指標で政策の効果を測るんですか。
○尾立源幸君 そうすると、この基金の主目的は地球温暖化対策ということでよろしいですね。
○尾立源幸君 温暖化対策はどこに入っているんですか。
○尾立源幸君 じゃ、温暖化対策事業の計画、また目標は決まっているんですか。
○尾立源幸君 それに幾ら支出予定ですか。
○尾立源幸君 そうしたら、アスベスト等の処理については幾らでしょうか。
○尾立源幸君 内数。
○尾立源幸君 いや、お聞きしたら、温暖化対策というよりも廃棄物処理の方に焦点が当たっておりまして、私、これグリーンニューディールと書いてありますけれども、これクリーンニューディールじゃないかと思うんですよね。まさに、地球温暖化と言いつつ、やっていることはお掃除と、こんな、大臣、内...全文を見る
○尾立源幸君 ポイントは、定量的に評価できる政策目標がないということがまず問題点でございます。これがどういうことになるか、その後、この政策が有効であったかどうか、政策評価は非常にゴールがないと評価がしにくい、ただお金を使ったか使っていないかだけでしか測れないわけなんですね。  ...全文を見る
○尾立源幸君 大臣、特に会計検査院のお話聞かれて、これまでの基金はそういう目標がきちっと設定されなかったがゆえに指摘を受けているんですよ。今回の基金の造成も、ほとんどがきちっとした政策目標を数字で定量的に表してない。これをお聞きになってどうですか。
○尾立源幸君 これは貴重な国民の税金なんで、精神論で言われても困るんですよ。財務省の方とお話ししていると、予算、獲得した予算、基金をどう使うかということは確かに今大臣おっしゃるようにきちっとチェックしていきますよという話なんですが、それを使って何をなすべきか、何を達成するかという...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、これからまた基金の使われ方チェックをしますが、バーのものは一切事務費は今後出ないという理解でよろしいですね。
○尾立源幸君 それと、基金の設置場所でございますが、公募にて決定される基金も多いわけでございます。公募を既に行っている例のエコポイントの部分もございますが、その他の状況について説明してください。対象の省庁からお願いいたします。総務省、まず。厚労省、農水省、順番にやってください。分...全文を見る
○尾立源幸君 それともう一点、今回の基金の特徴は補助率が様々だということで、全額国の基金負担だという部分、又は都道府県、市町村が一部負担、事業者が一部負担するようないろんなパターンがありますが、例えば医療施設耐震化基金、特例基金のように補助率が二分の一など、都道府県等の負担のある...全文を見る
○尾立源幸君 緊急という割には随分ゆっくりしたスケジュールなんですけれども、問題点が二つあります。自治体の負担があると、財政状況によって差が出てきます。また、自治体間格差が出てきます。また、お聞きのとおり、事業実施までに時間が掛かります。私たちは、環境・生活・未来のための緊急経済...全文を見る
○尾立源幸君 今御説明いただいたとおりなんですが、配付資料四で、既に新規の申込みは減少傾向になっているということ。そういう意味で、ニーズの少し少なくなっている枠を拡充しても、余り効果はないんじゃないかなというのが問題点にあります。  そこで、金融庁にお聞きします。  中小企業...全文を見る
○尾立源幸君 たとえ、そのような検査マニュアルの改訂があって不良債権に分類されなくても、責任共有制度の下では二〇%の責任を金融機関が負っている場合、元本の返済猶予などをちゅうちょするのではないかというふうに懸念を私はいたします。  そこで、通常の保証枠での融資を緊急保証制度の枠...全文を見る
○尾立源幸君 二階大臣、改めてもう一回お聞きしたいんですけれども、この二〇%の共有責任制度の部分を緊急保証に振り替えられる、そういうような仕組みを御検討いただくような考えはないですか。今、資金の借り手が少なくなっている中、今本当に困っているのは返済なんですね、返済、その部分にスポ...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、今ございました保証協会への国家公務員、地方公務員OBの再就職の状況について、総数で結構ですので、お知らせください。
○尾立源幸君 それでは、今回の補正予算で造成されるわけではないんですが、既に造成されている基金で、独立行政法人国立青少年教育振興機構の子どもゆめ基金についてお聞きしたいと思います。  子どもゆめ基金の事業内容について簡単に、財務的な側面から御説明ください、文科大臣。
○尾立源幸君 基金としては。
○尾立源幸君 運用益は。
○尾立源幸君 運営費交付金。
○尾立源幸君 今お聞きのとおり、基金をつくってその運用益で基本的には事業をやるわけなんですが、それに加えて毎年運営費交付金が国から今二十三億円とおっしゃいましたかね、出ているんですね。これだったら、毎年予算を措置するんだったら基金をつくる意味ないんじゃないですか。よもや、今回の四...全文を見る
○尾立源幸君 国立青少年教育振興基金は補正予算で全国六か所の自然の家に太陽光パネル、風力発電機器を設置して環境教育を実施することになっておりますが、六か所で九億円、一か所当たり一・五億円の予算、本当にそんなに掛かるんでしょうか。また、太陽光パネルを見て環境教育になるんでしょうか。...全文を見る
○尾立源幸君 最後の質問とさせていただきますが、アニメの殿堂、これ議論させていただいておりますが、この設置が議論になっておりますが、それの一方、これを支える人、アニメーターの方たちの労働条件、非常に劣悪といいますか、低い条件になっております。  そこで、二〇〇五年に独立行政法人...全文を見る
○尾立源幸君 補正予算の中に入っているか。
○尾立源幸君 今回の補正予算の中に先ほど言った支援策が入っているんですかという質問です。
○尾立源幸君 ハードを造るのも結構ですが、きっちりその支え手、担い手であるソフト、人材に投資をしないと、箱を造って産業が滅びてしまうということもありますので、しっかりその辺は支援をしていただくように。そういう意味では、この補正予算、我々大反対でございますので。  以上でございま...全文を見る
06月04日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。与謝野大臣、よろしくお願いいたします。  今日は資金決済に関する法律案を中心にお話をお聞かせいただきたいと思いますが、その前に二点ほど一般論でお聞きをしたいと思いますが、五月の二十四日に与謝野大臣はクルーグマン教授とテレビで対談されて、ク...全文を見る
○尾立源幸君 よく知らない割にはゼロ点という具体的な点数で、ちょっと失礼じゃないかなと。三、四割は効果が消費に回るというような話もある中、ゼロ点というのはすごいなと思ったんですけれども、まあテレビの筋書どおりだったのかもしれませんが。  もう一点、昨日の財政審の意見書をお受け取...全文を見る
○尾立源幸君 フローとストックの両方の目標をきちっと決めなきゃいけないというのはよく分かります。  フローについては異論はないと思うんですけれども、ストックといった場合、いわゆる債務残高を総債務で考えるのか、純債務で、政府の持っている資産を引いた純債務で考えるのか、二通りいろい...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、ストックに関して言えば、債務残高に関して言えば、どちらかというと、引けるものは引くにしても、総債務に近いものにならざるを得ないということと、あとは国、地方、両方やっぱり一括して考えていこうと、こういう考えでよろしいですかね。
○尾立源幸君 済みません、もう一度お聞きしたいんですが、国と地方、分離しない方が正しい理解を得られるとおっしゃったんですか。
○尾立源幸君 そうなると、究極その話を詰めていきますと、交付税改革等、また国と地方等の在り方もありますけれども、国と地方の債務を一括して管理をして、ある意味、地方の債務を引き取るというような選択肢も突き詰めていけば出てくるんでしょうかね、大きな構造改革になりますけれども。そんな発...全文を見る
○尾立源幸君 これは私の私見なんですけれども、過去十年以上前にまた景気対策と称して様々な箱物を地方に負担をさせつつ造らせた部分もございます。そういった部分はいったん国で引き取ってあげるのもいいんじゃないかと私なんか思うんですけれども、そういう御発想はないですかね。
○尾立源幸君 これは新しい政権になって考えさせていただきたいと思います。  それでは、本論に入らせていただきたいと思いますが、今回の資金決済法は、大きく分けますと二つ、情報通信技術等の進展への対応というところと銀行間の資金決済の強化、この二つに分かれるわけでございますが、さらに...全文を見る
○尾立源幸君 今回、この法律の中では、認められる為替取引の額を少額の取引に限るとされておりますが、少額とはどの程度なんでしょうか。
○尾立源幸君 各国の比較の表をいただいておるんですけれども、アメリカ、EU等ではこの取引の上限、制限がなしということになっておるんですが、なぜこの上限を設定されたのか、理由を教えていただきたいと思います。
○尾立源幸君 じゃ、最初の第一歩ということで、これがうまくいけば今後拡大される方向性があるということでよろしいんですか。
○尾立源幸君 それじゃ、一件当たりの取引については今おっしゃったように五十万から百万程度ぐらいを目安にと、政令ですか、で決められるということなんですけれども、それじゃ、最初に預け入れる上限の額というのはどういうふうに決められているんでしょうか。
○尾立源幸君 ちょっと質問のポイントと答えが違うんですけれども。  お手元にお配りいたしました資料の一枚目、送金業の例一でペイパル、これは有名な、元々アメリカ発の会社だと思うんですけれども、ここは収益で十五億ドル、取扱高で三百五十億ドルと大変な大きな会社なんですけれども、私がま...全文を見る
○尾立源幸君 規制なし。
○尾立源幸君 じゃ、まあ規制がないということで、お金がある人は十億円でも十億ドルでも入れられるということなんですね。  その前提で、まさにこのお客さんの、顧客Aの資産の保全というのが大切になってくると思うんですけれども、今、先ほどおっしゃいました供託や金融機関による保証等、そう...全文を見る
○尾立源幸君 最低の保証金みたいなものを積んでもらうこと、プラス、それを上回る分については一〇〇%プラス事務経費の手数料を上乗せしたものを保証又は供託してもらうということかと思うんですが、いつの時点の残高をベースに、月一回ほどとおっしゃったんですが、それ分かっていれば教えてくださ...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ一週間ごとに洗い替えをしていくというようなイメージなんですね。分かりました。  それともう一点。EUなどは、小口の仕掛かり債権というんでしょうか、債務というんですかね、業者から見ると債務、その分についてはこの保全対象から除くことができるという規定を作っているん...全文を見る
○尾立源幸君 制度設計上保全がいくように考えていらっしゃると思うんですけれども、万が一そういう不測の事態が起こった場合なんですね。今、供託したり保証したりして資産自体は守られるということなんですが、返還請求をして、実際に例えば送金者Aさんに一億預けたお金が戻ってくる。どのぐらい考...全文を見る
○尾立源幸君 振り込め詐欺の場合も同じ話がございましたよね。被害はストップできたんだけれども、御本人に戻るのがなかなか難しかったというような話ございます。今回は特定はできているんで戻すことはもっと早くできるんでしょうけれども、これ、送金者Aにとっても大切なお金ですし、Bにとっても...全文を見る
○尾立源幸君 まだこの審議は続きますので、もう少しその辺を詰めていただかないと、なかなか、はい、そうですかということでオーケーするわけにはいかないと思うんですけれども、局長、どうですか。
○尾立源幸君 今回、この参入資格は登録制ですよね。
○尾立源幸君 ですから、銀行等は当然免許制なんですが、アメリカ、同じこのサービスやるには免許制、EUでも認可制ということでハードルが高いんですけれども、今のような問題点を抱えながら、なぜ登録制というイージーな、簡易な方法になっているんでしょうか。
○尾立源幸君 じゃ、免許制にすればいいじゃないですか。
○尾立源幸君 問題の多い新銀行東京も免許制ですよ。
○尾立源幸君 一方で緩くしつつ、その資産保全はやっていると言いつつ、実際にお金が返るかどうかは、これは日にちがどのぐらい掛かるか分からないということでございます。  金融大臣、担当でございますが、そういう意味で、何とか問題が起こったときに早くこの顧客Aや顧客Bに、ここの参加して...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、銀行のペイオフとのこの整合性はどう考えればいいですかね、局長。
○尾立源幸君 お金に色はございません。例えば、顧客B、売上金の例えば三億円がここにたまっていて、突然何かが起こった場合に、じゃどうするんだということなわけです。  大臣、もし自分の売上金がここにたまっていて、会社が倒産しちゃったと、保全はされているけれども、いつお金が入ってくる...全文を見る
○尾立源幸君 それじゃ、局長にお伺いしますが、日本国内の銀行間の送金業、送金に関しては保証されていると思うんですけど、いかがですか。保険料を払っていないのに。
○尾立源幸君 ちょっとこればっかりやっているわけにいかないんですけれども、いずれにしても、これから皆さんが制度として提案されて、我々が判断して国民の皆さんにこれ利用してもらうことになるわけですね。  そのときに、今申し上げましたように、保全、何億という、何十億か分かりません、そ...全文を見る
○尾立源幸君 いずれにしても、また質問の機会はあると思います。それまでに考えていただきたいと思います。何か起こってからではまたいけませんので、そこは真摯に考えていただいて、また御答弁をお願いしたいと思います。  それでは、次に行きたいと思います。  この法律が通った後の話で恐...全文を見る
○尾立源幸君 相手はどこでも大丈夫だということですね。  では次、経産省にお聞きしたいんですが、今政治資金また寄附金の問題でいろいろと国会で議論されておりますけれども、今はなかなか個人の寄附が伸び悩んでいるという現状がございます。  そこで、今クレジットカードを使った寄附とい...全文を見る
○尾立源幸君 割賦販売上も問題ないということでございますね。  それでは次に、総務省にまたお聞きしたいんですが、政治資金規正法上の問題で、個人が国会議員関係政治団体やその他の政治団体にクレジットカードを使って寄附することについて、政治資金規正法上の問題はありますでしょうか。
○尾立源幸君 それではもう一つ、総務省に更に突っ込んだ質問をさせていただきたいんですが、各政党に対する寄附ということで、この場合、政治資金規正法六条の二第一項に基づいて届出をした政治資金団体に対する寄附は銀行振り込みによらなければならないという規定があります。  先ほど、このペ...全文を見る
○尾立源幸君 反しないという明確な答弁をいただき、ありがとうございます。  それでは、資金決済及びその他クレジットカードの問題はこのぐらいにいたしまして、直近の話題で資料の二ページ目を見ていただきたいんですが、昨日の新聞だったかと思うんですが、おとといですね、二〇〇八年度の国の...全文を見る
○尾立源幸君 そういう結果でございます。  それでは、税収等の歳入が歳出を下回って歳出超過となる場合、それは、今年というか〇八年度がそういうことになると聞いておるんですけれども、どのようにして歳入不足を補うのでしょうか。
○尾立源幸君 それでは、決算調整資金から一般会計に繰り入れるという話と、さらに、決算調整資金はいかにして捻出されるのか、その仕組みについて簡単に御説明ください。
○尾立源幸君 それじゃ、皆様方のお手元にお配りした資料の三ページ目なんですが、これが国債整理基金特会の一覧でございます。  十五年度からずっと書いてございますが、例えば、見ていただきたいんですが、二十一年度のこの特会への繰入れが、合計が、見にくいですが、六十四兆八千百三十三億、...全文を見る
○尾立源幸君 この年度末基金残高というのは、当然、前年度の発行残高の百分の一・六ですか、そういうものを六十年ルールということで積み立てていったもののたまり等々があるんですけれども、要は、このたまりを一時的に借りて税収の不足を補って、ルールによると、これは翌年度内にまた返さなきゃい...全文を見る
○尾立源幸君 そうしたら、この年度末基金残高から一時的に借りるのは、ある意味、最高限度額、この残高全部借りることも可能だということなんですか。
○尾立源幸君 例えば、二十年度、予定でもう帳じりが合っているわけですから、そういう意味では、平時におければこれは全部借りることも可能だと、理論的に、ということでよろしいでしょうか。
○尾立源幸君 分かりました。  それでは、そういうことで借りましたと、今年借りることになるんでしょうけれども。じゃ、これどうやって来年、今年度になるんですか、返していくんでしょうか。
○尾立源幸君 そうすると、そのとき一般会計から繰り入れると、百分の一・六というのと、その借りたものと足して繰り入れることになるんですね、国債整理基金特別会計に。それは分けて表示されるんですか。それとも一括でもう表示されるんですか。
○尾立源幸君 まあ全体像は分かりました。ということは、税収の見積り不足があった場合には、結局その赤字を埋めるためにここから一時的に借りて調達をして来年の予算で手当てをして返すと、こういうことになろうかと思うんですが、そうすると、例えば今回、今年の政権運営、予算編成の見積りの失敗を...全文を見る
○尾立源幸君 結局、赤字の先送りですよね、俗に言う。それで、今回はたまたま税収不足というのが原因なんですけれども、この資金不足というのは別に税収不足に限りませんよね。ほかの理由で資金不足が生じた場合でもこの附則二条を使って国債整理基金特会からお金を借りてこれると、こういうことでよ...全文を見る
○尾立源幸君 そうしたら、もう一つは、じゃ税収不足以外でもいいということなんですけれども、そうすると、当初の予算の見積りを非常に甘く税収をしといて、国債の発行残高を低くしといて、何かあったときにはこれで借りて翌年返すと、こういう民間からいうと見積りの甘さと、もっと言えば粉飾ぎみの...全文を見る
○尾立源幸君 そうしたら、私の理解は、百分の一・六を積み立ててずっときたと、まさに計画的に国債を償還するために積み立てていると思っていたんですけれども、今のお話ですと、多少のバッファー的な予備的なお金と、税収が不足したときの何かのためと、それと国債の償還と、こういう三つぐらいから...全文を見る
○尾立源幸君 ちょうど与謝野大臣がいらっしゃらないのでちょっと石田副大臣にお聞きしたいんですが、これは第二の埋蔵金じゃないんですかね。何かこう議論を聞かれていてどう思われました、副大臣。
○尾立源幸君 このように政府にあちこちある程度のゆとりがたくさんございます。その辺はまた我々の方で指摘をさせていただきたいと思いますが、これはまさに今年度の見積りの甘さ、失政のツケを来年度に回すシステムなんですよね。そういうある意味、言い方悪いかもしれませんが、マネーロンダリング...全文を見る
○尾立源幸君 財務大臣はお帰りになられませんか。まあ後で最後に聞きます。  それともう一点。摩訶不思議なことがもう一個起こっておりますが、直轄事業負担金をめぐる問題でございます。  今回、国土交通省は、直轄事業の一部負担金の額について、これは地方に持っていただくものでございま...全文を見る
○尾立源幸君 今まで余りクローズアップされていなかったので、そういうずさんな管理だったんだと思うんですけれども、いかに公金をいいかげんに扱っているかとの、その証左だと思います。  これから、幾つものミスとおっしゃいましたけれども、また議論をさせていただきたいと思いますが、きっち...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。  今日は、金商法と資金決済法、二法について最後の質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、与謝野担当大臣、イタリア、お疲れさまでございました。  今回、また強行スケジュールの中で行かれたんですけれども、今は三役を兼務されていると...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、究極の話、三大臣一人でもいいということなんですかね。とりわけ、金融大臣と財務大臣は一つにしても構わない、そんな御感想ですか。
○尾立源幸君 それから、もうすぐ、佐藤大臣の話でもあるんですけれども、郵政の株主総会が今月開かれるかと思うんですが、いつ開かれて、また、大臣、社長人事についてはどういう方針で臨まれるのか、教えていただければと思います。
○尾立源幸君 時間ももう迫っておりますので、きちっとその辺りはやっていただきたいと思うんですが。  報道によりますと、鳩山前総務大臣ですか、麻生総理から春ごろ新人事案の書簡をもらったと、こういうようなことが言われておりますが、与謝野大臣ももらったんですか。
○尾立源幸君 分かりました。  それでは、今日午前中、厚生労働委員会との合同審査があったんですけれども、お話聞いておりますと、消費税に対する理解がなかなか進んでいないな。一点は、消費税の使われ方、財政赤字の穴埋めじゃないかというような部分、さらには消費税制度そのものの誤解、大き...全文を見る
○尾立源幸君 私も全くそのとおりに思います。国家の財政の責任を担う我々一人としても、正面から、言い訳ではなく、正々堂々とこの消費税が議論できるような環境を早くつくっていかなきゃいけないなと思って聞いておったところでございます。  そういうことで、本論に入らせていただきます。 ...全文を見る
○尾立源幸君 是非、利用者からいたしますと、その点、非常に深刻な問題でございますので、何かあった場合にはすぐに資金が利用者の元に届くように検討を重ねていただきたいと強く申し上げたいと思います。  それでは次に、金融商品取引法について移らせていただきます。  まず、ちょっと質問...全文を見る
○尾立源幸君 分かりました。  それで、以前、二十年六月十七日に発表されました第三十七回金融トラブル連絡調整協議会「金融分野の業界団体・自主規制機関における苦情・紛争解決支援の取組みについて」、このレポートを拝見しておりますと、業界ごとに様々な支援機関が設置をされております。こ...全文を見る
○尾立源幸君 分かりました。  それで、今回の金融版のADRをつくる際に、同じく平成二十年六月に出された金融トラブル連絡調整協議会の座長メモには、金融ADRには業界横断的機能が必要と書かれておりますが、この業界横断的機能の意味を御説明をいただきたいと思います。
○尾立源幸君 私ども民主党は、英国、イギリスのような業界横断的な金融ADR機関をつくるべきだと、このようにまず思っているわけでございますが、そういう観点から、今回の金融ADR、非常に不十分だと思っております。  そこで、なぜこのような不十分な結論が出てきたのかというところを調べ...全文を見る
○尾立源幸君 今局長、るる御説明いただきましたけれども、結局まず、義務付ける案と義務付けを任意にする案という、ある意味比較の対象にならないようなレベルのものを比較検討と称していらっしゃるんですよね。要は、もう全然レベルの違う話。当然、義務付ける方がレベルが高くて利用者の保護、消費...全文を見る
○尾立源幸君 一方、もう一つ、規制の事前評価書、用意してあります四ページでございます。これは信用格付業者に対する公的規制の導入に関しての比較検討表なんですけれども、こっちの場合は、今回、金商法改正に盛り込まれた登録制とともに、新たな自主規制機関の設置が代替案として比較検討の対象に...全文を見る
○尾立源幸君 先ほど述べましたように、イギリスにも、諸外国の例ということであれば、金融ADRはもうあるわけじゃないですか。これはもう十年以上議論しているとはおっしゃいますが、そもそもやる気がないんじゃないですか。じゃ、いつ、これからどういうスケジュールで考えていかれようと思ってい...全文を見る
○尾立源幸君 お話聞いていると、もう十年ぐらい掛かりそうな感じなんですけれども、我々は強くこの横断的ADR創設を主張させていただきたいと思います。  それでは、次の論点に移りますが、今度は会計基準の改正についてということで、お手元の資料の五ページでございます。  財務諸表の継...全文を見る
○尾立源幸君 じゃ、この改正によって継続企業の前提に関する注記がなくなった企業はどの程度あるのか、また企業による対策が十分かどうかの判断は、これは監査人によって異なってくるわけでございますが、場合によっては開示が不十分になる可能性もあります。これについてどう考えるのか、判断基準を...全文を見る
○尾立源幸君 この注記の変更も国際的な流れに合わされているとは思うんですけれども、これまでのように自動的に注記というふうに決定されるのもいかがなものかとは思うんですが、一つちょっと気になりますのが、この債務超過や二期連続の営業赤字などをどうやって解消していくかということなんですが...全文を見る
○尾立源幸君 相当企業の生き死にをこの監査人がまた握るような話でございまして、本当にこの改善の見込みに対する指針なり見解というのは何もないんですか。会計士協会からも何も出てないですか。
○尾立源幸君 いや、それは資金調達の話、債務超過を解消するための話であって、商売がうまくいくかいかないかの話じゃないんですよ。ですから、二段目の営業赤字改善の見込みがあるかないかというところ、全く何の示唆もそれではされないわけなんですけれども、もうそれ以上のものはないですか。
○尾立源幸君 そういう意味で、これまでより企業にとっては敗者復活のチャンスが増えているとは思うんですが、監査人にとっては非常に責任の重い判断が迫られるという、逆に監査人に判断を押し付けているという部分もございますので、そういう観点から、監査人の独立性について質問をさせていただきた...全文を見る
○尾立源幸君 当委員会におきまして、当院において附帯決議を付けさせていただきまして既に二年が経過しているわけでございますが、会社法を所管する法務省におきましては、これまでこの附帯決議に関してどういう検討を行い議論をされてきたのか、御説明いただけますか。二年間の経過をお願いします。
○尾立源幸君 平成十九年七月の調査結果で一定の効果があったということをお述べになりましたけれども、具体的な内容を教えていただけませんか、何をもって一定の効果があったというふうに判断されているのか。
○尾立源幸君 妨げられているとは認められない、よく分かります。以前より良くはしていったという認識は我々もあるんですけれども、それが不十分だというところで今議論しているわけでございますが、じゃ、なぜ最近また会計士協会からそのような新たな要望が繰り返し、今の調査結果とちょっと違うと思...全文を見る
○尾立源幸君 一貫して主張されているということなんですけれども、十九年からはその提言の内容は変わっていないはずなんですよね。だから、根底にはその問題がずうっと横たわっておりまして、抜本的な解決がなされていないという私は認識なんですけれども、いかがですか。
○尾立源幸君 そもそも論に戻りますが、附帯決議を付けたときの水野副大臣の衆議院でのその答弁が根拠になっていると、これを見直すか見直さないか、ということでよろしいですか。
○尾立源幸君 先ほど大久保議員が、中川財務大臣の当時の答弁に関しては全然進展がないのに、今回はそちらの水野副大臣の答弁を根拠に一生懸命頑張っていらっしゃるということでございます。非常に扱いが違うのだなと思うんですけれども、逆に言うと、副大臣が前向きに検討すると言えば進むわけですね...全文を見る
○尾立源幸君 今声が出ましたけれども、省の方針を副大臣が代弁するんですか。我々の理解では、副大臣が答弁をしてそれに省が付いてくると、こういう理解なんですが。
○尾立源幸君 先ほどの十年の話もそうですけれども、こちらが副大臣なりで答弁した方が早そうですので、それをもう数か月ぐらい待ちたいと思っております。  それでは、緊急保証制度について最後にお伺いをしたいと思います。  緊急保証制度についてお聞きさせていただきたいと思いますが、こ...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、千五百億超ということでございますが、経営安定関連保証等特別基金は、この緊急保証制度以外の通常のセーフティーネット貸付け、具体的に言うと一号から六号まで、緊急保証制度は五号でございますが、の損失補償も行わなければなりませんが、緊急保証制度が始まる以前は年間で...全文を見る
○尾立源幸君 それでは、今後の話でございますが、仮に緊急保証制度の実績十一兆円、よろしいですか、十一兆ぐらいということでいいんですかね、の一〇%が回収不能になれば、保証協会連合会では千六百億円の負担になり、通常のセーフティーネット貸付けの損失補償も合わせると将来的には資金が不足す...全文を見る
○尾立源幸君 そうすると、基金がたとえなくなったとしても、すべてこれは国がまた新たな基金を積んで面倒を見ると、こういう理解でよろしいんですか。
○尾立源幸君 じゃ、その辺もしっかりウオッチをしていっていただきたいと思います。  以上、私の質問を終わらせていただきます。
○尾立源幸君 私は、ただいま可決されました金融商品取引法等の一部を改正する法律案及び資金決済に関する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党を代表して、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     金融商品取引法等...全文を見る
06月18日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○尾立源幸君 民主党の尾立でございます。  それでは、研究開発税制についてまず冒頭お聞きをしたいと思います。  今回の租特改正法案に盛り込まれております研究開発税制の拡充、この内容について改めて簡単に御説明をいただきたいと思います。    〔委員長退席、理事大塚耕平君着席〕
○尾立源幸君 それでは、単純に今法人税率三〇パーと仮定した場合に、この租特を利用すれば最大何%減に法人税はなることになりますか。その結果、何%に法人税率はなる、お答えください。
○尾立源幸君 このように、相当法人税率の実質下げ効果がある税制なんですけれども、私どもは前々から、この租税特別措置の効果が本当に検証が十分にできているのかと、ここに疑問を持って、峰崎委員を筆頭に租税特別措置の透明化法案というものを出させていただいて、先日も衆議院で審議をさせていた...全文を見る
○尾立源幸君 今お聞きになったように、財務省自体、査定側では独自の効果の検証は行っていない。すなわち、要求側の経済産業省の調査、効果の検証、その報告を基に査定をしているということなんですが。  そこで、非常に問題なわけでございます。なぜかといいますと、経済産業省が平成十七年四月...全文を見る
○尾立源幸君 恐らく数千万のオーダーなんじゃないかと思いますが、また後で分かれば教えていただきたいと思います。直接関係ないのでそこは飛ばしますが。  皆様方にお配りをさせていただいた資料の一ページ目がその中の抜粋でございまして、二、研究開発投資の活性化というタイトルが付いている...全文を見る
○尾立源幸君 もう一度、お配りした資料の一ページの括弧の中、私が読み上げたところを見ていただきたいんですけどね。これは誇大広告で虚偽記載じゃないかと思うんですけれども、「平成十年度以降の」云々ですよ、ずっと書いてありますが、「対前年度比六・二%の増加。」と書いてあるんですよ。その...全文を見る
○尾立源幸君 それともう一つ、母集団、アンケートを送った母集団が何か違うというような言い訳をされていますが、今回、当時、千三百十三社に送られていますよね。回収率はたったの一六・九%なんですよ。これで日本の企業全体の研究開発費が六・二%伸びると言い切るのは私は無理があると思うんです...全文を見る
○尾立源幸君 さらに虚偽記載がございまして、皆さんのお手元には配っておりませんこのレポートの、ニュースリリースの一番最初に書いてあるんですが、経済産業省実施のアンケート調査により、平成十六年度の研究開発投資増加額七千三百億円の中で実際に研究開発促進税制によって研究開発投資額を増や...全文を見る
○尾立源幸君 そもそも、この七千三百億円というのが水増しな話なのに加えて、八二・三%が研究開発投資税制があったから増やすんだと答えたことによって、単純に七千三百億円掛ける八二・三%で六千億と、こういう計算をしているわけなんですけれども、そもそも政府が実施している調査、これに否定的...全文を見る
○尾立源幸君 これ、どれに丸付けてもプラスの効果しか出ないんですよ。自分たちのやったことにお墨付きを与えるだけの、ただのお墨付きを与えるための調査じゃないですか、これ。まさに、だからこそ大企業優遇だと言われるわけですね。  私たちは、やはり税制に、この税制がどのような影響がある...全文を見る
○尾立源幸君 でも、先ほど財務省にお聞きしたら、自分たちでは調査は何もやっていないと、経産省さんのやったデータを基に、調査を基に判断しているというお答えがあるんですよ。だからこそ、我々は、皆さん方が自前のデータをしっかり持つべきじゃないですかと、そこで予算を査定をしていく、租特の...全文を見る
○尾立源幸君 今回は二〇%から三〇%に税額控除を引き上げたわけですけれども、そもそも二〇%の論拠も不明ですが、二〇パーを三〇パーにするところの論理的な説明というのは何があるんですか。
○尾立源幸君 一生懸命御説明をされるわけですけれども、この程度の話でしか理屈は成り立たないわけなんですね、今おっしゃっていることは。  それで、今回、大企業にとって非常に有利な制度ということではないかと私は思うわけですけれども、じゃ、中小企業の、日本の社会を、経済を支える大きな...全文を見る
○尾立源幸君 約二・六%という本当に微々たるものなんですけれども、私としては、今回の改正では税控除の上限額を引き上げることになっていますが、それもそうなんですけれども、中小企業の控除の上限額をもっと引き上げてあげた方が私はいいんじゃないかと思うんですけれども、まさに中小企業で控除...全文を見る
○尾立源幸君 それはまさに租税特別措置の検証が行われていないからこういう議論ができないわけじゃないですか。そうですよね。  大臣、どうですか。中小企業の、例えば税額控除の上限を超えるような、交際費については今回そういうような分析されているんですけれども、この試験研究税制について...全文を見る
○尾立源幸君 前向きな答弁ありがとうございます。是非、今国会でできるならやりたいと思っておりますし、できなければ次の国会でやりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  そうすると、先ほど、別に租税特別措置の我々の言うような透明化法案がなくとも、本当に財務省さんがき...全文を見る
○尾立源幸君 それでは次に、交際費課税について移らせていただきます。  今回の交際費課税、中小企業に係る交際費課税でございますが、改正の内容について簡単に御説明いただきたいと思います。
○尾立源幸君 それでは、今回この交際費課税の見直しに当たって、経済産業省が行われたような、これは全く私からすれば駄目な調査でございますが、交際費について、主税局としては何か調査を、減税効果調査みたいな、されているんですか。
○尾立源幸君 それでは、今回、細かいことをお聞きしますが、交際費の定額控除限度額が四百万から六百万に引き上げられることによって、この恩典を受ける企業、何割程度になるのか、何社になるのか、実数を教えていただけますか。
○尾立源幸君 これに利益法人の割合を掛けなきゃいけないんじゃないですかね。
○尾立源幸君 そうすると、約六割ぐらいとすると、三万社が今回の対象じゃないかと思われますが、一方、交際費が四百万円以下の法人は今回の改正のメリットもないということはもう重々議論されていることでございますが、平成十九年度の会社標本調査によると、全体では約二百二十万社ありますが、その...全文を見る
○尾立源幸君 資料、皆様のお手元、四ページにその統計が出ております。全体でいきますと二百二十万三千三百五十二社、うち四百万円以下の交際費支出額は二百九万七百八十八社ということで、全体の九四・八%が今回の法改正の対象になりませんし、特に資本金一千万円未満の企業、非常に今苦しいと言わ...全文を見る
○尾立源幸君 確かに、八百万円以下の所得に対して二二%を一八%程度に引下げは行われましたが、それはあくまでも利益が出ている会社の話ですし、更に言うならば、この四十万円というのはそうであってもやはり税金が掛かってくる部分でございます。そういう意味で、やっぱり特に赤字企業が多いと言わ...全文を見る
○尾立源幸君 もう七月からは概算要求のお話が始まるとこの前もおっしゃったんですけれども、少なくとも来年度の予算には間に合うぐらいの時間的なもので出てくる、また出させるということでよろしいですか。
○尾立源幸君 前向きな答弁ありがとうございます。  それでは、私のこれで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○尾立源幸君 お答えいたします。  今政府から御説明ございましたように、本来の目的は経費の二重控除の是正ということなんですけれども、これは、私たちはかねてから主張しておりますが、この制度によって法人税と個人所得税を混同するという、まさに租税理論をめちゃくちゃにするようなことがこ...全文を見る
○尾立源幸君 中小企業に対する税制面での支援の必要性、また今回の制度が、課税の公正性を図るのか、支援が大事なのか、このバランスの中で非常に難しい問題ということを御理解いただいておりまして、ありがとうございます。  そこで、先ほども申し上げましたとおり、経費の二重控除の是正という...全文を見る
○尾立源幸君 お答えします。  荒木先生の方にもいろいろな方々からこのオーナー課税制度を廃止してくれと、するべしというようなお声もたくさん届いているものだと思いますけれども、その前提でお話をさせていただきますと、先ほども申し上げましたように、やはりこの課税の公平性を図るという本...全文を見る
06月25日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第24号
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○尾立源幸君 お答えします。  御承知のとおり、税制というのは民主主義の根幹でございますし、また国民生活に直結するものでございます。そういう意味で、既得権者におもねることなく、国民に分かりやすく、そして公平にこの税制改正というのは行われなければならないと思っております。  そ...全文を見る
○尾立源幸君 私たちの税制に関しましては、透明、公平、納得のいく、こういった基本理念に立って改正を行っていきたいと思っております。そのため、先ほど申し上げました現在の問題点をまず解消することが先決であると考えておりまして、経済財政諮問会議を廃止する、政府税制調査会を廃止をし、さら...全文を見る
○尾立源幸君 委員のおっしゃるとおり、納税者の権利をしっかり明確にするために、納税者権利憲章の制定は是非とも我々は必要だと思っております。  この下では、基本的にはすべての皆さんに確定申告をお願いをしようと思っておりますし、サラリーマンなどの方は一部選択制を採用してもいいのでは...全文を見る
○尾立源幸君 給与所得控除というのが今の個人所得税の中にございます。それが言わば一つ大きな不公平を生む原因ではないかと言われておるんですが、まず、そもそもこの給与所得控除がなぜつくられたかといいますと、一つは給与所得者の概算経費という意味合いで設けられたと言われておりますし、もう...全文を見る
○尾立源幸君 お答えいたします。  今政府の方では、とりわけ経済財政諮問会議で、今、大久保委員のお話ございました安心保障番号・カードというのを検討されているように聞き及んでおります。これは私どもの理解では、これまで厚生労働省が進めてきた社会保障カード、このことではないかという理...全文を見る
○尾立源幸君 大門委員よりも、四月の二十三日、峰崎委員に質問がありお答えした件でございますが、もう請願も多数これまで提出されておりますし、問題点も非常によく分かりやすく国会でも議論させていただきましたので、我々も時代の流れに合った、また経済状況の変化に合った、そういう制度に、所得...全文を見る
○尾立源幸君 私は、ただいま可決されました株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党を代表して、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     株式会社日本政策投資銀行法の一部...全文を見る
○尾立源幸君 私は、ただいま可決されました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党を代表して、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     銀行等の株式等の保...全文を見る