小野次郎

おのじろう



当選回数回

小野次郎の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は最初に、まず杉花粉症防止、減少対策についてお伺いいたします。  先週の金曜日に林芳正議員と総理のやり取りも伺わせていただいて、私としてもお伺いしたいし、また注意喚起したい点があって、今回またこれを取り上げさせていただきました。...全文を見る
○小野次郎君 そうなんです。海外にないんです、総理。これ、日本だけの現象なんです。  また、地域差があるということを今厚労大臣に御説明いただきましたが、実は花粉症のひどい人には、沖縄に一週間行くと、何というんですかね、軽減されるというツアーがあるぐらい地域差があるんです。一割未...全文を見る
○小野次郎君 杉が大体、そうですね、切って物になるのは五、六十年と言われていますから、そういう樹齢の問題もありますけれども、実は大変申し上げにくいというか、私たち誰にとっても申し上げにくいんですけれども、沖縄がアメリカの施政権下にあって、林野庁によって戦後杉の植林を進めたというこ...全文を見る
○小野次郎君 そうなんです。なぜかというと、戦後、結局人工林で杉を植えろ、杉を植えろと、こうやったものだから、それが四十歳、五十歳、還暦の六十歳になって、今すごいんですよ。それとプラス、当然間伐や何か、山に入るのが減っているために目いっぱいの花粉が飛ぶようになってしまっているとい...全文を見る
○小野次郎君 総理から大変意欲的な御発言をいただきましたので、是非実現に結び付けていただくようにお願いいたします。  次に、B型肝炎の一律救済の問題を取り上げます。  三月十八日の和解勧告の期限が迫っておる中で、今全員救済、患者の方全員を救済しようという国会議員の賛同の署名が...全文を見る
○小野次郎君 どなたかいますかって聞いているんです。
○小野次郎君 いや、いいです、じゃ。
○小野次郎君 今の委員長手を挙げたのは、委員長は署名されたという意味ですね。
○小野次郎君 私もしましたが、みんなの党は十六人しか国会議員いませんが、全員で署名を既にしました。  これはやはり、除斥期間の問題があることは重々承知ですけれども、この問題について立法的な解決を図る決意が今求められているんだろうと思います。  平成十三年には、ハンセン病の控訴...全文を見る
○小野次郎君 総理、その政治的決断の前には必ずいろんな事情や理由があるんです。それは前のときも、いや、C型薬害肝炎のときもそうだったし、ハンセンのときもそうだったんです。それを超えて解決される、全員救済に踏み出す決意がおありかということをもう一度お伺いしたいと思います。
○小野次郎君 長いお話を伺うよりも、きちっと決断と行動で国民に分かりやすい、踏み出していただきたいと思います。  最後に、自衛隊の情報保全隊の関係の御質問をさせていただきます。  まず、昨年十一月のさんざん議論されたあの防衛省の通達の関係ですが、どういう実効手段を想定してこの...全文を見る
○小野次郎君 そうすると、この通達を実施するためには事前に関係者から予定の主張の内容を確認するんですか。
○小野次郎君 逆に言うと、施設外で実際にその行事が行われたときには関係者の発言をどうやって確認しているんですか。
○小野次郎君 趣旨が分かっていない。施設外で行事が行われたときに、どうやって誰がどういう発言したかを確認しているんですかって伺っているんです。
○小野次郎君 御協力いただけているかどうかどうやって現場で確認しているのかって聞いているんです。
○小野次郎君 要するに、情報保全隊というのは、この通達を実施、運用するための活動の任務が含まれているんじゃないんですか。
○小野次郎君 なかなか擦れ違っているような気がしますが、じゃ、宇都隆史同僚の議員、佐藤正久同僚の議員の集会への立入りの事実、お認めになりますか。だとすれば、その理由はどういう理由でその集会にこの情報保全隊員が入っていたのか、教えてください。
○小野次郎君 きれい事をおっしゃっていますけれども、この保全隊員は、この自衛隊OBの議員以外の各政党の政治集会に施設外で潜入して監視や情報の活動を行っているんじゃないですか。
○小野次郎君 佐藤さんや宇都さんの問題じゃないんですよ。  この十月十七日、みんなの党の旭川の演説会、ここでもですね、こうあるんですよ、名刺がしっかりと。情報保全隊、来てるんです。一人は帯広から。帯広から旭川というのは電車で四時間掛かるんですよ。遊びでとか、たまたまとか、まして...全文を見る
○小野次郎君 自衛隊の職員が情報保全隊の活動としてどうして各政党の政治集会に入ることが必要なんですか。仕事で来ているって今大臣認めたんですよ。大変なことですよ、それ。どういう仕事と関係あるんですか、保全隊の仕事と。(発言する者あり)
○小野次郎君 もうまとめに入りますけれども、まとめに入りますけどね……(発言する者あり)
○小野次郎君 まとめに入りますけど、今のは全然答弁になっていませんよ。  まず、宇都さんのときはたまたまとか個人的関係で言っておきながら、今度はあらゆる公然の政治集会には入るみたいなことを言って、さらに政治家には入らないって。どっちなんですか。今の、答弁になっていませんよ。
○小野次郎君 いやいや、今の答弁では、ああいう答弁では私も言う必要ありますよ。委員長、いいですか。
○小野次郎君 委員長、いいですか。
○小野次郎君 今のおかしいですよ。だって、聞いてください。さっき、名刺渡せばとかいろいろ言うでしょう。それじゃ、ないですと言ったやつが、名刺出すとそれを調べますと言って、じゃ、ほかの政党の方たちが出したらそのときだけ認めるということですか、今の言い方は。  一般的にあるんじゃな...全文を見る
○小野次郎君 いや、だけど、おかしいですよ。シビリアンコントロールからいったっておかしいですよ。どこで何やっているか分かりませんって、そんなこと大臣が答えていいんですか、だって。
○小野次郎君 分かりました。それじゃ、別の機会にやりますけれども、大変この防衛大臣のというか防衛省の対応というのは問題だし、それは、あなたたち、数か月後に政権を離れる可能性が結構あるんですからね。そのときにはあなたたちも同じように、この軍事組織にそういったマンデートを与えている以...全文を見る
03月17日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○小野次郎君 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、みんなの党を代表して、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  本年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震とこれに引き続いて発生...全文を見る
○小野次郎君 桜内議員の質問にお答えいたします。  まず、私の考えでは、現在おられる首長、議員の方たちがなお数か月仕事をしても十分に対応できるという認識がまず根底にあります。  現状では、被災地域が広域でその範囲が確定できない状態にあります。地震、津波、原発事故、そして飛散し...全文を見る
03月23日第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○小野次郎君 こういう質問をさせていただく機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  まずもって、今回の震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りさせていただくとともに、今なお厳しい状況に置かれています被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また、自衛隊を始め、現地...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございました。  私も同じような意見でございまして、やっぱり偉大なる常識持った、覚悟を持った政治家こそがこの危機管理のときには絶対必要なんだろうと思います。  時間の関係がございまして次の質問に進ませていただきますが、酒井公述人にお伺いいたします。 ...全文を見る
○小野次郎君 孫崎さんにも御質問したかったところですが、時間がないものですから、今日は大変失礼させていただきます。どうもありがとうございました。  これで終わります。
03月25日第177回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  質問に先立ちまして、まずもって今回の震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、今なお大変厳しい状況に置かれておられる被災された全ての皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。また、自衛隊、行政関係、ボランティア...全文を見る
○小野次郎君 もう一度聞きますよ。十三日に通達を出したときに中野公安委員長の判断を仰いだかと聞いているんです。
○小野次郎君 それでは伺いますが、震災発生後、警察当局が、いわゆる行政機関とか何かじゃなくて、私が聞いたようなジャンルの申請に対してこの緊急通行証、つまり発生後申請に来た人たちに対して、日々あるいは総計でどれぐらいこの通行証を出していますか。
○小野次郎君 もう誰でも知っていることなんですけれども、その間の高速道路がらがらだったんですよ、走ってなかったんですよ、車は。最初の数日が大事なんじゃないんですか。それから、軍事的な用語を使うわけではないけれども、逐次投入、逐次拡大というのは最悪なんですよ。結局、あらゆる角度から...全文を見る
○小野次郎君 そういうことなんです。  高速道路だけじゃないんですよね。この被災地のガソリンスタンドで緊急車両しか給油させないところがたくさんあって、避難したいのに、あるいは捜索救難に入りたいのにガス欠で動けないケースというのがたくさん発生しているんです。こうした規制は、経済産...全文を見る
○小野次郎君 ところが、末端では緊急車両のみと、テレビでも映っていましたけど、張ってあるんですよ。入れられないんですよ。だから、私の知り合いもそうですけれども、福島県内でガス欠で、入れてもらえません、緊急車両のみと言われましたと。  それが、すごく行政機関の連携っていいんですよ...全文を見る
○小野次郎君 それでも、二十二日と二十三日はこの通行証は有効だったわけですから、その間は二日間適宜警察が好きな方の法律を使っていたということなんで、これはまた別の機会に御質問させていただくかもしれませんが、今日は末松副大臣、お忙しいところお越しいただいたので、一問だけ聞かせてくだ...全文を見る
○小野次郎君 最初の質問に警察の局長からお答えいただいていないのが何点かあるんです、この通達について。なぜ福島県は駄目だと書いたのかと、なぜ企業は駄目だと書いたのかと。幾つか聞いたことについてお答えいただいていないので、是非この通達に関する趣旨の説明を警察庁の方から当委員会に事後...全文を見る
○小野次郎君 終わります。ありがとうございました。
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は締めくくり総括質疑ということで、総理、閣僚の皆さんに質問をいたします。  よく命を大切にする政治という言葉を耳にしますけれども、私は、この言葉は同時に死というものを社会として大切に扱わなければいけない、丁寧に扱わなければいけな...全文を見る
○小野次郎君 決められたことをしたとか、できるだけやったということが政治家の言葉ではなくて、今の松本大臣のように、常に結果について政治家として責任あるんだという認識は極めて私は適切だと思っております。  中野国家公安委員長にお伺いしますが、最新の時点における震災の死者、行方不明...全文を見る
○小野次郎君 二つのことが言えると思います。  一つは、死者と行方不明者というのは、多くの国民はそれが被害の全体だと思っている面がありますけれども、今大臣の御説明のとおり、死者の中には身元不明の遺体も入っているということであるし、また行方不明者の方は届出があった人だけを数えてい...全文を見る
○小野次郎君 監察医は。
○小野次郎君 ありがとうございます。是非、延々と検討するのではなくて早急に結論を出していただき、実施に移していただきたいと思います。  災害が起きて大事なのは最初の一週間だと言われています。  今日お配りをさせていただいた資料は、経済産業省の発災直後に発出された通達でございま...全文を見る
○小野次郎君 経産省にも申し上げたいんですね。さっき、一枚目、確かに優先給油要請と書いてあるんだけれども、現地で何が行われたかというと、大きく張り紙があって、緊急車両にしか給油させませんという掲示をしたガソリンスタンドがたくさんあったわけです。先ほど大臣が千五百か所は生きていたと...全文を見る
○小野次郎君 私の言っているのはちょっと趣旨が違うんで、一般のガソリンスタンドでありながら、お客さんが来たのにあなたには売らないみたいなことをやるのはいけないよと、やはりそういうのは公的施設の方に備蓄して、緊急車両用のものを備蓄すべきだろうというのを私は申し上げたんです。是非改善...全文を見る
○小野次郎君 これで質問を終わりますが、一言だけ海江田大臣にお願いをしておきます。  原発の問題もございますけど、いずれにしても、私たちは、太陽光、太陽熱、小水力、風力、地熱など、本来のクリーンエネルギー、使える限り使い切るべきだと思いますので、そちらの方の拡充、充実に是非力を...全文を見る
03月31日第177回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  今日は主に蓮舫大臣と節電方策について意見の交換をしたいと思いますけれども、その前に一問だけ中野国家公安委員長に質問させていただきます。  それは、一昨日、予算委員会の締めくくり総括でも菅総理に質問を申し上げた、災害時の安否情...全文を見る
○小野次郎君 大臣のおっしゃるとおりで結構だと思います。ただ、最後までやはりそういうように行政側あるいは警察を中心とする行政側の情報が載っていないと実際には動かないものですから、是非その点の、最初立ち上げる際には前向きに取り組んでいただきたいと思います。  大臣には以上でござい...全文を見る
○小野次郎君 それでは、ここからは節電方策について蓮舫大臣に、私なりのアイデアをいろいろ昨夜まで書きましたので、御意見をいただければと思います。  今回の節電方策というのは事情が事情ですから、今までの全体的な省エネ対策というのとちょっと違う局面があると思うんですね。  私なり...全文を見る
○小野次郎君 私もシミュレーションは完全にできているわけではないんであれですけど、まあ涼しい日の出とともに起きて、昼間の時間を有効に使うということで電気の消費量を減らせるんじゃないかということで、何か経済活性効果が二兆円だという調査をしているペーパーもありましたけれども、是非その...全文を見る
○小野次郎君 いずれにしても、権力的にというか、いきなり法に基づく停電というだけでなくて、何とか関係者の協力、理解を得てという形をいろんなアイデアを出しながら進めていくことがいいかなと思います。  問い三として通告してありましたゴールデンウイークの全国分散化の話は、実はもう国土...全文を見る
○小野次郎君 続けてやりますけれども、夏の都復活と書いたのは、夏の宮殿という言い方も昔しますけれども、例えば、帝政ロシアではツァールスコエ・セローという町があるらしいんですね。サンクトペテルブルグの数十キロ郊外、避暑地となっていました。フランスだとマルメゾンという町があるんですね...全文を見る
○小野次郎君 ミニュトリーというのがあるんですね、フランス語で。ミニュトリーというのはミニッツで切れるものと。今で言えばもうタイマーではなくてむしろセンサーになると思いますが、そういったものなんかも、センサー付き、タイマー付きのものを増やすということはいいと思うんですね。ロビーだ...全文を見る
○小野次郎君 一つでも採用していただければ有り難いという思いで今日はお付き合いを願いましたけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
○小野次郎君 私からも質問をさせていただきます。  質問に入る前に委員長にお願いがございますが、当初質問するつもりでおりましたけれども、宮沢委員からも御指摘がありました各都道府県配分額算定のための客観的指標について、配分額を決定する前に当委員会に報告して議論ができるようにしてい...全文を見る
○小野次郎君 質問をさしていただきますが、私たちの党は補助金が悪玉だと、じゃ交付税は善玉なのかというと、私たちはそれも、元々そういう税財源を地方へ渡すべきだという考えで私たちはいます。その意味で、今回の一括交付金は少し前進であると私も思うんですけれども、客観的、客観的といっていけ...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  もう一つ、大臣も先ほど五千百億円と、新聞にもそう出ているんですけれども、実は初年度は四百四十億円、九%ぐらいですよね、実際にこの客観的指標で配分するのは。継続事業があるからという説明をいただいていますけれども、何かちょっとやや見かけという...全文を見る
○小野次郎君 半分分かったような、余り配慮しているとなかなか改革は進まないんじゃないかと思いますけれども。  最後に、一点だけお伺いします。  この内閣府の説明の資料にも条件不利地域への配慮という表現があるんですが、今誰しも関心があるのは、今回の震災被災地域について配分額決定...全文を見る
○小野次郎君 勉強になりました。  先ほどの、配分の基準が継続事業を中心に九割で、もらったら自由に使えますよというのは、大臣、それは詭弁に近いですよね。だって、継続事業だって基準で配っているものをそれ以外のことによほどの決断をしなければ回せないわけですから、現実には。だから、私...全文を見る
04月14日第177回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  官房長官に御質問させていただきますが、連日お疲れさまでございます。しかし、いろいろ問いたださなければいけない点がございますので、その点はしっかりと、なおできるだけ簡潔にお答えいただければと思います。  まず、昨日からの総理と...全文を見る
○小野次郎君 ほとんど変わらないと思いますよ。だって、その総理のお考えが内陸に町をつくるということは、今まで住んでいたところから住んでいた方を移すということを頭に常に考えておられるということですから。そういう場合には、当然、その該当になった県内の住民の不動産、動産全て国が買い上げ...全文を見る
○小野次郎君 固まった考えがなくてそういう発言するから問題なんですよ。  今朝、つまり昨日電話を何か誰かが掛けて真意をちゃんと伝えなさいというのを、総理も動かれたようですけれども、その結果の報道を見ても、この松本さんは避難区域には当分住めないと自分が言ったと、そしてエコタウン構...全文を見る
○小野次郎君 官房長官、すり替えていますよ。この避難区域というのはどう見たって、文脈からしてこの原発災害の話を言っているんで、海から近いからという話だけじゃないですよ。そこだけは訂正してくださいよ。議論が違うじゃないですか、全然。
○小野次郎君 福島だって宮城だって同じ話だし、今言っているのは原発の話をしているじゃないですか、明らかに。
○小野次郎君 風評被害というのは、長屋の八つぁん、熊さんがいろいろ言って、それでうわさになって大騒ぎになっちゃうというならまだ分かりますよ。だけれども、見識を持った内閣官房参与と総理の直の会話がこれだけの反響を生んでしまうということは大変大きな問題だと思いますし、この風評被害がも...全文を見る
○小野次郎君 さらっと言われたけれども、認めているじゃないですか。経産省ってないじゃないですか、そこの中に。
○小野次郎君 答えていませんよ。  だから、保安院が発表している分野、文科省は二十キロの外をやっているじゃないですか。中のやつは経済産業省本省であろうが、保安院であっても、経産省の中ですけれども、経産省自前では調べていないということでしょう、だから。
○小野次郎君 すり替えていますよ。だから言っているじゃないですか。事業者である東京電力の数値を保安院は何か政府の発表みたいに発表しているけれども、その二十キロ圏内ではまさにないじゃないですか。文科省、防衛省、東京電力。保安院もなければ経産省もないんですよ、計測しているポイントが。...全文を見る
○小野次郎君 立法論というと国会の責任みたいになっちゃいますけれども、国民は、だって、問題だと言われている東京電力自体が調べている数値を当てにして一番核心の部分の発表がなされているということは多くの人は知らないと思いますよ、だって保安院という名前で発表していますから。でも、保安院...全文を見る
○小野次郎君 一般に言えば、官僚が癒着という疑念を持たれるんじゃないかという再就職を天下りと言うんじゃないんですか、違いますか。
○小野次郎君 おかしいですよ。だって、役所からあっせんがなければ天下りと言わないんだって、解釈にもいろいろ、大きく解釈する狭く解釈する、極力狭く解釈してオーケーしたのが内閣じゃないですか。それでいて、社会常識で考えれば許されないというんだったら、許されないような運用するのが内閣の...全文を見る
○小野次郎君 時間がないので次の質問に移りますが、三月末になっても東電は原発増設の計画にこだわっていたんですね。もちろん、そんな考えは今は持っていないと思いますが、早く政府は私はエネルギー政策の中で脱原発依存の方向を打ち出すべきじゃないのかなと。そうでないと、やりかけのこととか構...全文を見る
○小野次郎君 まとめに入りますけれども、一つだけ松本大臣にちょっとお伺いしますが、復旧復興という言葉の定義がいろいろ独り歩きしていますけれども、今回の場合、想定を超える災害ということで、今までだったら、同じ場所に同じものを造るのは復旧だけど、場所が動いたらもう復旧にならないという...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  これで終わります。
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、総理、十五年ほど前に警察庁で危険物の行政の責任者をやっていました。そのときに、この福島第一原発ではありませんけれども、原発等原子力関係の施設を何回か訪問しましたけれども、そのときに案内をしていただいた方がいつも同じマジックのよう...全文を見る
○小野次郎君 ところが、あなたはその発災というか、この原発事故の発生後、何をされてきたんですか。  閣僚を三人増やす案について次伺いますけれども、結論からいって、この閣僚増員のアイデアはもうギブアップされたと理解してよろしいですか。
○小野次郎君 総理、簡にして要を得た答弁でお願いしますよ、本当に。そんなことを今聞いてどうするんですか。それを諦めたのかと言っているんですよ。もう一か月たっているんですよ。  三月十七日に御党の参議院の最高トップの方がその発言をされて、十八日には合同会議、つまり各党の全部政党が...全文を見る
○小野次郎君 それでありながら、谷垣自民党総裁に入閣しませんかと言ってノーとはっきり断られて、今度は、最近の話でも、公明党の、まあ名前出しちゃ失礼ですけど、閣僚経験のある方に何か電話して、しかもそのときに御党の、民主党の、これ細野さんは名前出しますけど、細野さん入閣させたいという...全文を見る
○小野次郎君 閣僚の数というのは法律の定めるところでもあるし、また憲法の上においてだって大変なことなんですよ。それが法律も提出もしていない、法律も通っていないのに、あんたどうですかみたいなことを端から言っているというのは不見識ですよ、それは総理として。閣僚の人事なんというのは最も...全文を見る
○小野次郎君 必ずしもうそでもないんですよ、総理の頭の中でも、松本さんの頭の中でも。私はそう思いますよ。だって、松本さんは原発周辺住民の移住先について、少なくとも総理の頭の中にはあると述べて、首相が具体的な土地の選定を進めているとの見方を示したとまで出ているんですからね。これが高...全文を見る
○小野次郎君 先週の内閣委員会では枝野官房長官はそういうふうにおっしゃったんです。これは海から、津波の被害を受けないところに動いてもらうという話を総理はお考えになっていたという話をスポークスマンとして官房長官はしていましたから、まあそれは後で議事録を精査しますけれども。  だけ...全文を見る
○小野次郎君 とてもそう受け取られていないということだけ指摘をしておきます。  それから、これは経産大臣に最初お伺いすることになると思いますが、原発の施設内、二十キロ圏内、そして二十キロ圏外の放射線量の計測体制、これは先週も官房長官から伺いました。それで、私が質問したいのは、発...全文を見る
○小野次郎君 何かそこね、何遍官房長官に聞いても、今経産大臣に聞いても、明らかにすり替えているでしょう。私は、経産省、原子力安全・保安院というのは実施者にないでしょうって聞いているんですよ、この前から。そうすると答えが、文科省があります、防衛省があります、そんなこと聞いていないじ...全文を見る
○小野次郎君 原子力安全委員会にお聞きいただきたいですけど、私はこれ、経産省からもらった資料だと思いますよ。実施者の中に経産省、原子力安全・保安院というのはありませんよ、この表には。
○小野次郎君 どうなんですか、大臣。虚偽答弁だ、本当に何遍も聞いているのに。何遍も聞いているのにおかしいじゃないか、それは。
○小野次郎君 だから、言いたいことは、大臣がそういうふうに保安庁に言うのはいいんですよ、(発言する者あり)保安院、正しいんですよ。  だけど、結局、東京電力、私、言葉は悪いかもしれません、一事業者にすぎないだろうと。しかもこういう、これだけ大きな問題を起こしている事業者がメーン...全文を見る
○小野次郎君 最後、ぐにゃぐにゃってごまかすの、何なんですか。だって、経産省の原子力安全・保安院は調べていないでしょうって僕は聞いているんですよ。
○小野次郎君 じゃ、少し詳細に読まざるを得ない、時間もあれですけれども。  私が持っている原子力安全・保安院からいただいた、課まで言いましょうか、そう言うんだったら、電力安全課というところからもらったやつですけど、この発電所の敷地内、空気中は東京電力、海水は東京電力、それから二...全文を見る
○小野次郎君 そこを聞いているんですよ、もう時間が掛かってしようがない。だから、そういう事業者のデータを、全部ではない、一〇〇%そのデータだけではないにしても、問題を起こしている、はっきり言って、表現悪いけど、その事業者の数字を、計測しているのをいつまで参考にしているんですかと。...全文を見る
○小野次郎君 私の持っている資料では、二十キロ圏外には警察だとか福島県だとかありますけど、二十キロ圏内は、これデータが古いのかどうか知りませんけれども、文科省、防衛省、東京電力とありますけれども、経産省も原子力安全・保安院もありませんよ。
○小野次郎君 じゃ、そういうことにしまして次に進みますが、前エネ庁長官が所管の公益事業である東電の顧問に就任した件について、官房長官も既に何度も、国会でも記者会見でも社会常識からしても許されないと認識されていますが、総理はどのように認識されていますか。総理ですよ、総理に伺っている...全文を見る
○小野次郎君 総理にもう一度伺いますけれども、許されないと総理も認識されているのか。そしてまた、事故を起こしたからなんですか。事故を起こしてなければ問題ないとお考えなんですか。そこだけ。
○小野次郎君 まあ、不条理をただすというのが総理のスローガンなんでしょうから、おかしいと思うことは何であれきちっと実現していただきたいと思います。  次に、質問通告しておりませんけど、先ほど脇委員との総理とのやり取りで私はこの日のメモをちょっと持っています。なぜかというと、当日...全文を見る
○小野次郎君 その点、私は分かりました。  じゃ、次に、「おーい中村君」じゃないんですが、この日の午後二時に、実は既に炉心溶融が進んでいる可能性があると言った人がいるんですね、政府の中に。それは、経産省原子力安全・保安院の、当時は保安院のスポークスマンをしていました中村幸一郎審...全文を見る
○小野次郎君 まあにわかには、後の経緯を見れば事実が、正しかったわけだから、その方の方を左遷したなんというのがあったら許されないことなんで、是非そういうことのないように私は御注意申し上げておきます。国民の多くがそのことを知っていますからね。  それでは、SPEEDIの話伺います...全文を見る
○小野次郎君 安全委員会だとか保安院だとかいろんなところがあって、ただ言えることは、国際的にも国民的にも、政府の発表なんですからね、その政府の中でかなりの権威のある方が、これは数万になるかもしれないという話をかなりの方は知っていたのに、国民にも知らせないし世界にも知らせないでいて...全文を見る
○小野次郎君 私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)     ─────────────
04月19日第177回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  PFIの対象というのはもっと広げて積極的に活用すべきだと私も思っておりますけれども、その際にいろいろ感じられる不安、念を押しておきたいところがございますので、そういう点を中心に質問させていただきますが、最初に蓮舫大臣にお伺いします。民...全文を見る
○小野次郎君 次に、特に民間側からの提案型のやつについてお伺いしますけど、私たちも、例えば国会議員であろうと誰であろうと、役所が全く意識もしていない、思い付いていないものをいきなりこんなアイデアどうだと言ったって、役所ってびくとも動かないですよ。民間の方がこんなのどうですかと言っ...全文を見る
○小野次郎君 その点については恐らく、ガイドラインというのか運用方針の中でもきちっと、内閣府が直接発注するんじゃないケースがほとんどですから、是非その運用に当たる自治体の方にも分かるように御指導をいただきたいと思います。  次に、事業者が途中で交代する場合なんですけれども、同僚...全文を見る
○小野次郎君 委員長、簡潔にしてくださいよ、答えを。
○小野次郎君 政務三役にお答えいただくのは、政治家が質問して政治家として答えてもらう必要があるから政務三役にお願いしているんで、そんな答弁をいただくんだったら事務方に聞いた方がよっぽど私も議論できますよ、大変失礼だけれども。今言っている、前段の部分、もう時間なくなる、前段の部分は...全文を見る
○小野次郎君 おっしゃっている意味は分かるんですけど、例えばその技術、僕が説明事前に聞いたとき、水道局なんかでもそういうことあるって言いましたけど、技術の肝の部分が自己運用できないところが受けてしまって、肝の部分のところをお役所から派遣した人で賄うというのは、そもそもそこが受ける...全文を見る
○小野次郎君 分かりました。  次に、全国にたくさん発注する形になる国、地方自治体あるわけですけれども、これからPFIがまた増えていくとすると、この派遣の規定が天下りに悪用をされないかということが心配なんですけれども、内閣府としてどのように取り組んでいくのか、お話を伺いたいと思...全文を見る
○小野次郎君 例えば、経産省と東電の関係なんかも、やっぱり天下りというのは税金の無駄遣いという面もあるけど、そもそも原始的な形でいうと、癒着という部分が、立場が別でしょうというのがあるのに一緒になっているように見えるのは良くないという面があると思うんですね。  その意味で言うと...全文を見る
○小野次郎君 時間があと二、三分しかなくなりましたけれども、そこを余り厳格にやっていくと今度宮沢委員が言った部分になってくるんですね。また改めて許可を取るのと同じ形になってきますから、権利として移転するという部分の経済的価値の方が何か流通性が悪くなってくるという面もあるんで、是非...全文を見る
○小野次郎君 先ほど園田政務官にちょっと失礼な言い方をしたことをおわび申し上げて、私の質問を終わります。
04月21日第177回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず冒頭、官房長官に一点確認させてください。  午前中以来、佐藤議員、宇都議員の質疑の中でもかなり官房長官は明確におっしゃっていると思いますが、確認したいのは、十七日に東京電力が作って発表しましたロードマップ、工程表、この実施という...全文を見る
○小野次郎君 きちっとお答えいただいたと受け止めさせていただきます。  特に、四月十九日にはウクライナで原子力サミットございましたですね。高橋外務副大臣が日本政府を代表して各国の閣僚級の会議で、もう主語はガバメント・オブ・ジャパンというふうに言い切っていますから、そういう意味で...全文を見る
○小野次郎君 この点については官房長官にもちょっと反省をいただくことがあるんですね。三月十六日の記者会見で、これは二十キロですか、二十キロのところで文科省が大変高い放射能の値を計測したというようなこと、それから、あと、ほかの何地点かでやはり同じように大変値が高いのが出て、それを報...全文を見る
○小野次郎君 もっとさらっとお答えいただいた方がいいと思うんですね。明らかに、この三月十六日のときに原子力安全・保安院の守備範囲を原発の敷地内やその周辺においてというふうにまで言ってしまったために、そこはちょっと誤解が生じたんじゃないですか。だって、その更に外側だけ文科省やるよう...全文を見る
○小野次郎君 次に、経産省にお伺いしますが、実は、予算委員会で海江田大臣と、何度か聞いて、私から見ればかみ合っていないような回答をいただいている部分がございます。  それは、中村幸一郎審議官はどういう理由で突然更迭されて、どこに配置転換されたのかという質問なんですが、予算委員会...全文を見る
○小野次郎君 私が最後に聞いた、その担当替えについては官邸筋から示唆なり指示なりがあったということについてはどうなんですか。
○小野次郎君 極めて失礼な言い方だと思いますね、その名前も顔も分からないけど、そういう一般的な指示はしたという言い方は。名前や顔を覚えるほどのクラスでないからということなんですか。
○小野次郎君 大体流れは分かりました。  私から希望を申し上げるのは、経産省の方に是非、この中村さんについて不利益な扱いをしてもらいたいと思って問題提起しているんじゃないんで、逆ですから、先ほどの政務官のお答えが裏も表もなく正しい理由だとすれば、是非そういう方にとって不利益なこ...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  今度、天下りの、度々これ挙げるのも恐縮なんですが、官房長官も、今回の東電顧問の方の自ら辞任申出というその前から社会通念というか一般常識から考えて許されないという趣旨のことをおっしゃっていたと思いますが、昨日海江田経済産業大臣も、一定範囲の...全文を見る
○小野次郎君 真剣に御検討いただきたいと思います。  次の質問に移りますが、今日、色刷りの資料をもう一つお配りさせていただいています。  最初に見ていただきたいのは発電所の写真が載っているやつでございまして、代表的な原発における汚染区分と汚染防護服・装備ということで、二枚目に...全文を見る
○小野次郎君 色物の方の資料のもう一枚残っているのがチェルノブイリ事故が残した汚染スポットというものですけれども、これは八六年の事故から九年後の九五年の資料ですけれども、それでも茶色になって見えている地域というのは、チェルノブイリから見ると数百キロ、四百キロから五百キロ離れたとこ...全文を見る
○小野次郎君 低濃度とか高濃度といったって、太平洋に流せばそれは希釈しているというだけであって、私は余り大きな差にはならないんじゃないかと思うんですけれども。  官房長官にお伺いします。  この放射能汚染水の海洋投棄というのは、将来にわたって海洋汚染を招くし、国内の自然環境は...全文を見る
○小野次郎君 今日は実は脱原発依存、その工夫として環境省にもお越しいただいて、官民挙げてそれに取り組んでいこうという話を議論させていただこうと思いましたけれども、ちょっと時間がなくなりましたので、その辺は今日は申し訳ありませんが、お呼びしたのに質問できなくて恐縮ですけれども、私の...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○小野次郎君 今日は、私、十四年前の新聞に自分が「論壇」に投稿した、資料として配らせていただきました。この時期が九八年の前年で、第二回の対日審査を迎える前の年だったんですね。そのときには、この見出し自体がこれを取り上げてくれた新聞社と論争になったんです、前夜まで。マネロンと書きた...全文を見る
○小野次郎君 僕の聞きたかったことに必ずしも的確にお答えいただいていないと思いますけれども。自分で自分の原稿を見てくださいというのもおこがましいんですが、このお配りさせていただいた資料の二枚目にもありますけれども、結局最後は、対策が不十分な国との金融取引において、よその国、諸国が...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  最後の質問になりますけれども、私は、このマネロン対策を日本で整備しなきゃいけないという話をするときにいつも言っていた論理は、犯罪対策のループホール理論、自分で勝手に名前付けていましたけれども、言っていました。  どういうことかというと、...全文を見る
○小野次郎君 質問をこれで終わりますけれども、やはりこういったやや理解されにくい分野の制度の整備であるだけに、是非警察当局にはいい実績を、目に見えるものを上げていただくことで、そのために金融機関でも、あるいは今度新たに加わる義務の履行をされている方たちも、自分たちが履行、遵守して...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず、今回の東日本大震災で亡くなられた方々に御冥福をお祈りし、また、全ての被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。そしてまた、今日も現地で、そして様々な復旧復興、さらには原発災害対応に当たっておられる自衛隊、警察、その他行政の方...全文を見る
○小野次郎君 私の質問は、行政の長として、またこの事案の最終責任者として、全ての法令、政府がそれまでに定めてきた指針、マニュアルを遵守しているかということを総理にお伺いしているんです。確認してください。
○小野次郎君 一例挙げますけれども、前内閣参与はこうも言っています。原発周辺だけでなくて、関東、東北全域について、甲状腺被曝による等価線量を国民に知らせるべきだと言っています。  総理、御存じですか。放射線障害、がん等が発生する確率というのは人シーベルト、つまり、何人の人がどれ...全文を見る
○小野次郎君 福島県の学校の校庭の線量基準を年間二十シーベルト、定めたのは非人道的だとまで言っています。これについては総理、どうお考えですか。(発言する者あり)  いや、総理に聞いていますよ、総理ですよ。福山さんなんか呼んでいませんよ、私は。
○小野次郎君 私の先ほどの質問をちょっと訂正します。二十ミリシーベルトですから、ちょっと単位が違っていましたので、そこは訂正させていただきますが、しかし、この二十ミリシーベルト、時間単位でいうと毎時三・八マイクロシーベルトと言っていますけれども、これだって三百六十五日、二十四時間...全文を見る
○小野次郎君 スーパーで買物するんじゃないんだから、なるべく安い方がいいとかって、そういう問題じゃないと私は思いますよ。  総理、また別の問題をお伺いします。  総理は、遅くとも三月下旬の時点で、原発からの放射能放出総量が国際基準のレベル7に相当する数万ないし十万テラベクレル...全文を見る
○小野次郎君 おかしいですね。班目委員長ももう既に国会で、三月の時点で数万ベクレルを超えている可能性はあるかもしれないという形でお伝えしたと答弁していますよ。総理、もう一遍答えてください。
○小野次郎君 安全の問題というのは、いわゆる官庁の行政処分とかそういう問題と違うんですよ。もし総理がお聞きになっていなかったとしたら、何のための原子力安全委員会なんですか。安全委員長は三月から知っていたと言っているのに、それをアドバイスすべき総理には四月中旬になるまで報告しなかっ...全文を見る
○小野次郎君 私が聞いていますのは、なぜ積算線量によらずこういう措置をとっているかということです。積算線量はもう既に来年の、一年後の予測値まで出ているわけですよね。海江田大臣、もう一度お答え願います。
○小野次郎君 総理、一九九四年に有名な映画で、ハリソン・フォード主演の映画で「今そこにある危機」という、タイトルぐらいは覚えていらっしゃるんじゃないかと思いますが、原題は「クリア・アンド・プレゼント・デンジャー」と。これ、でも実は、今、江田法務大臣はおられないけれども、枝野官房長...全文を見る
○小野次郎君 九九%安全だったら掛けちゃ駄目なんですよ、そんな規制は。もう一遍大臣、答えてくださいよ。現在その危険があると言っている、なければ、人が入れないという規制は掛けられないでしょう。
○小野次郎君 全然答弁になっていないと思います。  もし深刻な状況だとするならば、その辺は今現在、日本の人たちのことをもっと信頼すべきだと思いますよ。情報にしても様々な分析にしても、政府は率先して公開して合理的な行動というのを国民に求めるべきであって、何か、一〇〇%でない、じゃ...全文を見る
○小野次郎君 大変何か質問するとかえって恐ろしい話が出てきそうな感じですけれども。  だって、放射線のその積算線量で計画的避難で済んでいる地域があるのに、それ以上に、立入りが一切できないという区域を二十キロの同心円に掛けているということは、今にも、いつでもまた大放出があるという...全文を見る
○小野次郎君 工程表が発表されたので少し明るい方向に向かっているのかなと思ったら、今の官房長官のお話は逆だということで、大変私は心配になりました。  次の問いに移りますけれども、この原子炉建屋に注水、放水、続けています。作り出される大量の放射能汚染水。東京電力の措置を政府は容認...全文を見る
○小野次郎君 原発のエネルギーに関しては、総理にお伺いしますけれども、安全性が保障されない経済効率性なんというのは考えられないと思いますけれども、総理の基本認識をお伺いします。
○小野次郎君 原発の新規の建設計画は白紙と理解してよろしいですか。
○小野次郎君 設計年数を超える原発、この延長はすべきじゃないと思うんですね。年限が来たら使用を終了させるということでよろしいですか、総理。
○小野次郎君 全然不安が広がる話を聞かせていただきました。  ところで、総理、一か月前に僕、花粉症の話を総理とさせていただいたことがあると思うんです。静岡の花粉が海流とか風向きで東京へ流れてくるんです。細川大臣も一緒に聞いていただいたと思いますが。今、静岡県民だけではなくて首都...全文を見る
○小野次郎君 今日、パネルで各エネルギーのコストというのを掲げさせていただきましたけれども、この原発事故、今回の事故を踏まえると、原子炉の安全対策、放射能汚染対策、賠償、補償など莫大な経費を考慮すると、原発はもう安全でもないし採算も取れない実態が明らかになったように思いますけれど...全文を見る
○小野次郎君 恐らくこのパネル、経産省のデータですが、うちで編集しましたけど、原発立地交付金というんですかね、電源の立地交付金なんかも入れてないんだと思うんですね。こういう今、現実を踏まえて考え直すべきだと思いますが、総理がおっしゃった再生可能エネルギー、自然エネルギーになるべく...全文を見る
○小野次郎君 当面の危機管理の重要性と、それから将来に向けての政治的な方針を示していただくことを今、日本のリーダーである菅総理に改めてお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○小野次郎君 みんなの党を代表して、平成二十三年度補正予算三案について賛成の立場から討論を行います。  今回の震災では、日本社会は地震、津波による未曽有の被害ばかりでなく、原発事故による広域の放射能汚染に今なおさらされています。放射能の大量放出による汚染から国民の生命と財産を守...全文を見る
05月18日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  選挙の管理執行というのは本来公正中立な立場の選管が行うべきだということは私も十分承知しています。しかし、先日の千葉県議会議員選挙の浦安市選挙区における経緯を見ても、選挙は選管だけじゃできないということは明らかだと思うんですね。言うこと...全文を見る
○小野次郎君 そんな一般論を私言っているんじゃなくて、例えば知事とか市町村長だったら、避難所に使われている体育館をいつまでに使えるようにできるかとか、そういう全体の行政の中で段取りを、もしそれが付かないんだったら付けてでもやろうということを決められるのはむしろ首長の方であって、選...全文を見る
○小野次郎君 政治は妥協という話をぽろっと言われちゃうと、私はむしろお返ししたいのは、政治はやっぱり形成していく作用なんですよ。だから、各会派に対する十分な説得なり根回しも必要だし、それからさっき申し上げた問一の方になりますけれども、市町村とか県に対してテクニカルな意見を法律上聴...全文を見る
05月27日第177回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は参考人の先生方にはこうして私どもの前でお話をしていただいて、大変貴重な情報をたくさんいただいた、そのことにまずお礼を申し上げたいと思います。  その上で、私が今日お尋ねしたい大変重要なことは、今、福島県の学校の校庭の放射線量の...全文を見る
○小野次郎君 今、文部科学省の通達、通知では、毎時三・八マイクロシーベルト、それで一年間では二十ミリシーベルトに換算してそれを一つの基準にしているわけですが、私最初、あれ、毎時というと、三百六十五日二十四時間なら八千七百六十倍掛けなきゃいけないはずなのに、これ掛けると二十五ミリシ...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  大野参考人にお伺いしたいと思いますが、いわゆる一日の一定時間ある業務をするために職場なら職場にいての被曝線量というのと、私は、学校の校庭、つまりその地域、エリア全体での放射線の計測される量というのとは、やっぱり内部被曝の割合が高いんじゃな...全文を見る
○小野次郎君 次にお伺いしたいのは、矢ヶ崎参考人にお伺いしたいと思いますけれども、これから放射能汚染地域、これ警戒地域にはなかなか入れませんけれども、その外側ということだと思いますが、汚染地域内で瓦れきの処理とか、あるいは土木作業、建築作業、さらには農業、農耕ですね、そういった土...全文を見る
○小野次郎君 四人の参考人の方々それぞれにお伺いいたします。  私は、今回の原発事故、原発災害の対応の中で、しばしば政治家の方からも、あるいは行政官の方からも、あるいは東電さんからも、異常事態とか非常時とか想定外とかいう話を聞きました。しかし、私が一貫して予算委員会でも追及して...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございました。
06月03日第177回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  総理、本日、私は、あなたが内閣総理大臣に必要な資質というものを全く備えていないということを、質問を通じて国民の皆さんの前で明らかにしていきたいと思います。  まずお伺いしますが、昨日の衆議院で不信任決議が否決されましたが、今のあなた...全文を見る
○小野次郎君 今、私は、あなたが速やかに退陣するという趣旨だというのであれば、改めて参議院で問責決議を出す必要があるかどうかという議論出ると思うんです。その意味でお伺いしているんですから、簡潔にかつどちらの意味なのかを明確にしていただかないと、私どもとしても次の行動に移る必要があ...全文を見る
○小野次郎君 閣内には法律家の方もおられるから、枝野さんなんかもお聞きいただいてもいいと思いますが、総理、民法百三十四条というのを御存じですか。随意条件という条件があるんです。どういうことかというと、条件付の約束で、条件が約束した人自身の主観的判断だけに係っているものは、条件もそ...全文を見る
○小野次郎君 総理もかつて学生時代なんかにあるいはあったかもしれません。出世払いという言葉あるでしょう。出世したらこのお金返しますから、あるいは、居酒屋のおばさんが、いいよ、出世してから返せばいいって、分かりました、出世したらお返ししますと。これ、出世払いの約束というんです。 ...全文を見る
○小野次郎君 総理、よく聞いてください。僕の質問はこれまでの同僚議員の質問と違う角度から聞いているんですよ。前の方たちは、辞めるという意味で言ったんでしょうと聞いている。僕は、辞めないという意味で言ったんでしょうと聞いているんですよ。分かりますか。  もう一遍続けますけれども、...全文を見る
○小野次郎君 退陣という言葉は出たか出ないかを聞いているんですよ。
○小野次郎君 総理、ふざけちゃ駄目ですよ。私は紙のことなんて一言も聞いていませんよ。  総理、前総理との会話の中で退陣という言質、言葉が出たかと聞いているんじゃないですか。ちゃんと答えてくださいよ、出たか出なかったか。
○小野次郎君 他方でもし内心で総理の心の中に退陣の意思というものがあるのであれば、これ以上私は集中審議なんかできませんよ、総理とは。  政治権力の頂点にある総理の職というものをあなたはどう考えているんですか。普通の会社員とか公務員なら、例えば寿退社、そろそろいい話があったから寿...全文を見る
○小野次郎君 震災復興のための本格的な補正予算、国会にまだ提出されてもいないじゃないですか。今年度予算の財源確保をするための公債特例法、私たちは参議院ですからね、震災復旧基本法だって参議院での審議のめども立っていませんよ。  これらを今国会中に必ず成立させるという総理は決意をお...全文を見る
○小野次郎君 福島県内の学校の校庭における放射能汚染の基準についてお伺いします。  最近になって高木文科大臣は、年間一ミリシーベルトを目指して除染を進めることを表明されておりますけれども、一方で、年間二十ミリシーベルトを基準とするという通知の方は撤回していない。日々報道等で知ら...全文を見る
○小野次郎君 じゃ、大臣、もう一度五月一日の答弁してください。二十ミリシーベルト以下なら安心してくださいという答弁してください、もう一遍。
○小野次郎君 私は何度も聞いていますよ、このあなたの二十ミリシーベルト以下なら安心してくださいという発言が現場にまで誤解を与えているんだと。だから、撤回しますかと言ったら撤回しませんとおっしゃるから、だったらもう一遍言ってみてくださいと、この言葉を。言っていないじゃないですか、今...全文を見る
○小野次郎君 審議できません、私は。話が合わないもん、全然。駄目だよ、そんなの。
○小野次郎君 委員長、こだわりますけど、不安を和らげる意味で何と言ったんですか。二十ミリシーベルト以下なら安全だということを言ったということですか。それだったら文脈が逆じゃないですか。  もう一遍言ってくださいよ。
○小野次郎君 国民の不安を和らげるために二十ミリシーベルト以下でもう安心してくださいと答えたと大臣言うんだったら、あなたは大臣失格ですよ。逆だもの。  委員長、この議論、でも大臣、幾ら言っても同じことしか言わないから、理事会でもう一遍協議していただきたいと思います。
○小野次郎君 今度は総理に伺いますけれども、三月十六日、最悪の事態では東日本が潰れることも想定しなければならないと言った笹森内閣特別顧問との会話、事実だったんじゃないですか。簡潔に。
○小野次郎君 原発事故による放射能汚染の規模が最悪のレベル7に達する可能性があることについて、四月十八日、班目委員長は、可能性はあるかもしれませんという形でお伝えしてございますと丁寧な言葉で言っているから、多分、官房長官か総理のことを念頭に置いているんだと私は理解しましたが、この...全文を見る
○小野次郎君 私は、決断したか判断したかと聞いているんじゃなくて、総理は認識があったんじゃないかと聞いているんですけれども、いつもそういうお答えしかもらえないんで先続けますが、じゃ、四月十三日、松本健一内閣官房参与と総理の会話、総理は福島第一原発周辺区域において十年住めないか二十...全文を見る
○小野次郎君 私よりも総理の方が何歳か年上ですから、ある意味で共通の記憶があると思いますが、うそつき村と正直村の話って覚えていますか。頭の体操って今我々普通に使っていますけど、これも多湖輝さんの「頭の体操」という超ロングのベストセラーからきたんですが、その中にうそつき村と正直村、...全文を見る
○小野次郎君 この脱原発依存という決断は現時点で総理はしていないということなのか、一点確認させてください。
○小野次郎君 言い逃ればかりをしていたずらに国政を弄び、逃げ回って全国民に責任を全く果たそうとしない菅内閣の退陣と、早期に国民の審判を受けることを求めて、私の質問を終わります。
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○小野次郎君 私は、四月から、今そこにある危機ということで放射能汚染の問題をただしております。  福島県内の学校校庭における放射能汚染の基準について高木文科大臣にお尋ねいたしますが、当委員会で文科大臣が、年間二十ミリシーベルト以下なら安心してくださいと発言された、そのことがその...全文を見る
○小野次郎君 安全、安心な教育環境をしっかりつくっていただきたいと、そのことを改めてお願いして、私の質問を終わります。
06月13日第177回国会 参議院 本会議 第21号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、みんなの党を代表して、ただいま趣旨説明のございました衆議院提出東日本大震災復興基本法案について質問を行います。  まず、今回の大震災で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞いを...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  冒頭、是非、官房長官にも配付している資料の地図を見ていただきたいと思うんですが、これは元々は文科省のホームページから取ったもので、この赤く色を塗りましたのは、私の事務所の方で等高線に沿って塗らせていただきました。  つまり、今の規制...全文を見る
○小野次郎君 しっかりと対策を取っていただきたいと思います。  ちょっと問いの順番が逆になりましたが、この地図をもう一度見ていただくと、丸い線が一本、二本、三本、一番外側の線は実はうちの事務所で五十キロと、こう物差しで測りながら丸くかいた線でございます。官房長官も御存じだと思い...全文を見る
○小野次郎君 半分何か私の話を理解していただいていないと思うんですね。つまり、そんなことを言っていると、今住民は住んでいるんですよ、ここに。結果的にも、三か月間続けて。だから問題じゃないかと申し上げているんで、やはり当初の措置に問題はなかったと、そんなところで言い張る必要はないん...全文を見る
○小野次郎君 こうしたまあ物すごい面積ですけれども、これについて私は新しい利用法というのも考えるべきだと思っています。今損害賠償の話ばかりが話題になりますけれども、損害賠償というのは、官房長官も弁護士さんですからよく御存じだと思いますけど、請求というのがあって、それについて損害賠...全文を見る
○小野次郎君 その準備は早くしておいた方がいいんじゃないかと私は思います。それは、ほかの委員からももう何回も出ていますけど、賠償を東電だけにさせるのか、国がそれを支援する形になるのか、その支払う順番とか金額とかの問題がありますけれども、新しい利用目的が国として見えてきているところ...全文を見る
○小野次郎君 官房長官は記者会見の中で、事故のリスクも考慮に入れて融資がなされるのはマーケットの基本だとも強調したと。事故後の東電への融資に関しては別に考えると述べて、債権放棄などの対象外だとの認識を示したとなっていますが、これは事実ですか。
○小野次郎君 それは、じゃ、枝野個人の印象を開陳しただけだということですか。
○小野次郎君 話すり替えていませんか。だって、違うだろうというのは分かりますよ、どう違うかといったら、片方はある意味で善意の第三者なんですよ、そんな事故起きる前にお金貸していた人は。ですけど、官房長官の言い方はそうじゃなくて、事故発生前の債権者については債権放棄もあり得るんじゃな...全文を見る
○小野次郎君 まあ、そう言っていただければいいんですけれども、言うまでもないですが、憲法八十五条というのがあります。「国が債務を負担するには、国会の議決に基くことを必要とする。」と。ですから、どんな形であれ、政府が私たち国会やあるいは国民が知らないところで多額の一企業の債務を、支...全文を見る
○小野次郎君 そういう客観的に判断していただく活動が始まるわけですから、それに期待したいと思いますけれども、それまでのこの三か月間のしがらみが悪い方の影響を与えないように、できる限りの国民の理解が得られるだけのという大まかな基準というのは崩してはいけないと思いますので、是非それは...全文を見る
○小野次郎君 ひとつよろしくお願いいたします。  最後の質問ですが、電力の自由化の話を、総理もそういう趣旨のお話をされているように思いますけれども、私は、電力の地域独占の廃止とか送発電の分離、さらには地域、企業、個人による電力発電なり売買なりの自由化ということを進めるべきだと思...全文を見る
○小野次郎君 この問題は、経済産業省だけでなくて政府全体で考えていただきたいと思うんですね。  私は自分で自然エネルギー立国なんていうことを度々最近言っていますが、その考え方の中に地産地消、エネルギーについても地産地消という考え方が重要だと思うんです。つまり、一方で節電というん...全文を見る
○小野次郎君 これで私の質問を終わります。
06月21日第177回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  総合特区法案、この審議が、この会期はどうなるか、まあ延長される可能性が高いと思いますけれども、いずれにしてもこの会期末というところで回ってきたときに、私が思いましたのは、この法案は大震災の復興にも早速活用されることもあるんだろうという...全文を見る
○小野次郎君 復興基本法の方の復興特区については更にまた詰めなきゃいけない部分があるわけですけれども、この総合特区法案の特区と復興基本法の復興特区というのは、私自身も含めて、どういう関係になっているか、どうやって調整、連携していくのかというのは多くの人が関心があると思うんですが、...全文を見る
○小野次郎君 そうすると、私の理解でいうと、復興特区の方が入口が広いというかハードルが低いということと、反対に救済性という性格が強いものだと、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○小野次郎君 今のお話にも関係するんですが、被災地域で、とりわけ放射能の汚染地域の中で、従来どおりの利用方法、土地の様々な使い方を考え直さなきゃいけないという場所を含む地域では、私は、農地法とか水利法とか漁業法とか、土地利用に対する既存の規制を大幅に緩和して、太陽光、水力、風力、...全文を見る
○小野次郎君 副大臣は慎重に、例示で挙げられたのは建築基準法だけでしたけれども、私は、こういう地域、いい悪い別にして、やはり水とか土とかについて不安が残っている地域でも、太陽光とか水力、風力、地熱でそれをクリーンエネルギーという形に変えて、その地域の方がそれを一つの糧に、生活の糧...全文を見る
○小野次郎君 ちょっと視点を変えますけれども、特区、これは構造改革特区、今度は総合特区、いずれにしても特区という形で、ある地域で特例的な制度を認めるということについてお伺いしますけれども、私は、本来は、全国的な規制改革を進めるべき課題について、いろんな抵抗があって全国で一律にでき...全文を見る
○小野次郎君 最後に、この関連でもう一問大臣に是非お聞かせいただきたいんですが、今後実施される特区の中で、効率性、特に地域活性化の効率性が実証される内容については着実に全国的な改革に発展させていく仕組みが必要だろうと。一部、もう大臣、先ほどお話しになっていたと思うんですが、是非そ...全文を見る
○小野次郎君 大臣にはいつまでもやっていただきたいとは思いますが、しかし、ちゃんとそれが仕組みとして残っていないと、大臣も副大臣も政務官も替わっちゃったら何か熱意が冷めちゃっているというんじゃ困るんで、そこら辺は、精神的な気合だけじゃなくて、是非在職中にそういう仕組みを省内にしっ...全文を見る
07月14日第177回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  細野大臣にお伺いします。  昨日の六時からだったと思いますが、菅総理のエネルギー政策についての記者会見の内容を閣僚としてどのようにお受け止めになりましたか。
○小野次郎君 質問通告を特にしていなかったんで、ちょっと当惑されたかもしれませんが、あの記者会見の中で総理が触れておられた安全優先、そして脱原発依存、そして自然エネルギーで立国していこうという方針というのは、実は四月以降、みんなの党の電力アジェンダに書いてある基本的な方針と同旨、...全文を見る
○小野次郎君 まあ、細野大臣の僕は初仕事だと思いますよ。  つまり、さっき前段にお話しした話と無関係じゃないんです。私も国会議員、衆議院もやっていましたけれども、様々な食品に関する話題が出ると真っ先に国会議員が言うのは風評被害の話なんですよ。風評被害というのは、その産地であるた...全文を見る
○小野次郎君 この点については大臣の積極的な対応を期待申し上げております。  次の話題に入りますが、私はちょっとショックだったのは、今年の何月でしょうかね、名前を挙げて申し上げるほどではないですけど、ある官邸の幹部の方が福島で今年一年間は作付け諦めてくださいと頭下げながら地元の...全文を見る
○小野次郎君 この問題は前にも枝野官房長官にもお伺いしたんですが、内閣の方は、そういう考えたくないことについては、そういうことが起きたら小野議員のおっしゃるようなことも考えなきゃいけませんねということでお茶を濁されたと私は思っています。  何かというと、これだけの広大な面積につ...全文を見る
○小野次郎君 委員長。
○小野次郎君 これで終わりにしますけれども、遠くの声は届かないという話をしましたが、是非大臣にはそうした声なき声も勉強していただいて、適切な仕事をしていただくようお願い申し上げます。
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○小野次郎君 おはようございます。みんなの党の小野次郎でございます。  総理、通告はしておりませんけれども、本来の質問に入る前に聞かせていただきたいことがあります。昨日、岡田民主党幹事長は二〇〇九年の民主党のマニフェストについて実現できないものが含まれていたと謝罪をされておりま...全文を見る
○小野次郎君 今、総理はおわびを申し上げたいと言われました。元々財源の見通しがなくて立てた政策、そんなもので政権交代を実現したということは詐欺と同じじゃないですか。誰だってあめ玉あげます、おまんじゅうあげますという政策を並べれば、嫌だと言う人はいないんですよ。だけれども、それが実...全文を見る
○小野次郎君 いずれにしてもそう遠くない日に、そうした政権交代に至ったマニフェスト、その結果のこの現実の政治、それについて国民の審判を早く仰ぐべきだということを私は申し上げておきたいと思います。  もう一点、本来の質問に入る前に総理にお尋ねしますが、昨日の同僚議員のやり取り聞い...全文を見る
○小野次郎君 同じ質問を海江田大臣にします。  海江田さんは、協定がなければ、僕は協定全てがどういう内容か見ていませんけれども、何か、私たち今政治家として議論しているわけでしょう、地元の理解がなくて原発の再稼働はあり得るんですか。
○小野次郎君 地元の理解、同意というものが私は前提にならなければ、この福島の放射能汚染の事故を経験した日本国民、どこに住んでいる日本国民にとっても、それはやっぱり政府との信頼関係が回復できないと思うんですね、そんなことすれば。是非そこは政府としてきちっと地元の理解、同意を得るとい...全文を見る
○小野次郎君 私はこのパネル、何回も今まで使っていますけれども、(資料提示)今までのパネルは五・三円ということになっていました。これ、一般的に信じられている数字ですけども、総理自らがお認めになったように、これは大事な部分が落ちているんですね。うまく何の問題もなく回っているときのラ...全文を見る
○小野次郎君 実は、私どもみんなの党も脱原発の政策を掲げています。しかし、それには多くの困難な点があるし障害もある、あるいは既得権に頼っている方々からの抵抗もあると思います。それを一つ一つ計画的に時間が掛かっても除去していく、あるいはいい方向の政策を助成していく、そういった覚悟が...全文を見る
○小野次郎君 最大限のエネルギーの増産って、今社会全体で求められていると思います。この参入発電会社、IPPとかPPSという会社ですけれども、あるいは自家発電能力のある企業、あるいは地方公共団体でも一部能力を持っているところがございます。その他全国の法人、個人に対して、経産大臣にお...全文を見る
○小野次郎君 経産大臣、異論があれば訂正していただきたいんですけれども、私の聞いたところでは、その今の調査というのは、総理からもっと埋蔵電力あるだろうと言われてから一斉に調査流しているじゃないですか。その前にはたしか聞き取りで、大手の重立ったところに聞き取りでやっているだけでしょ...全文を見る
○小野次郎君 くれぐれも、地域独占の電力会社を通じてとさっきお答えになりましたけど、通じてではなくて、政府自らが国民に対してそういうメッセージを出してほしいし、助成策を進めていただきたいと思います。  総理、もう一遍お伺いしますけれども、この自然エネルギー立国をするためには様々...全文を見る
○小野次郎君 電力自由化を進めて、九つの電力会社が保有している送電線網を民間に売却して、電力料金の大幅引下げとサービスの拡大を実現するお考えはありませんか。
○小野次郎君 予断もいけませんけど、官僚組織に手のたなごころで扱われないように、油断もせずに是非取り組んでいただきたい。  最後に一点、地産地消。たしか分散型と、総理も今おっしゃいました。これ、私、大変有効だと思っています。  一つは、エネルギーも小さい単位で節約しようと考え...全文を見る
○小野次郎君 終わります。  ありがとうございました。
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、政府提出平成二十三年度第二次補正予算案に対して、賛成の立場から討論を行います。  まず申し上げたいのは、提出がさんざん遅れたにもかかわらず、提案された予算規模が小さ過ぎる。これでは被災地の本格的な復旧復興に取りかかることができない。それ...全文を見る
07月26日第177回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今回の原発事故を踏まえてというか端を発して、今、日本のエネルギー政策が再構築しなければいけない事態に追い込まれていると思います。一つは、エネルギーを生産するのを原子力発電に重点を置くか、あるいは脱原発依存の方向に向かうかという問題と、...全文を見る
○小野次郎君 同じ発想で、過疎だけじゃなくて辺地とか離島とかあると思うんですね。  私も十数年前、鹿児島県警本部長ということで鹿児島に勤務しましたけれども、鹿児島県も奄美諸島の方になりますと、もちろんエネルギーは、本土からつながっているわけじゃありませんから、火力発電所だったと...全文を見る
○小野次郎君 今度は官房長官にお伺いしますけれども、国もやっぱり自腹を切るべきだと思うんですね。そういう意味で、広大なエネルギー生産が可能な地域として国有地とか県有地とか、公有地ですね、公が持っている土地、これも結構塩漬けになっていて使っていないところなんかかなりあるじゃないです...全文を見る
○小野次郎君 本来の保有の目的とか所管している所管部局というのにこだわっているとなかなか融通が利かないんで、そこはやっぱり、今国全体がこのエネルギーの問題困っているわけですから、やはりそこらは何かこう、何クローズというのか分かりませんけれども、スーパークローズじゃありませんけれど...全文を見る
○小野次郎君 前向きの答弁、ありがとうございます。  さて、今日、一枚資料をお配りさせていただいています。これはまだ私の私案のスキームでございますけれども、今までのところ、放射能汚染が行われた地域の中で比較的汚染の度合いが低いところについては様々な制度を行政でも考えていただいて...全文を見る
○小野次郎君 二十キロの警戒圏内だけで六百平方キロあるんですね。それと、もう皆さん御存じの計画的避難区域など入れると、僕の目算で八百平方キロとか九百平方キロあるんですよ。そうなると、それはもう東京二十三区の広さ以上に広いぐらいですから、今、官房長官、それはまずは戻れるようにとおっ...全文を見る
○小野次郎君 チェルノブイリのときは、五・五ミリシーベルトぐらいを基準にしてやはり移住してもらっているんですね。ですから、今二十でこの紙は作っていますけど、対象者にしてみれば、うちもこの対象に入れてくれというのはむしろ増えるんじゃないかと思うので、是非早くお考えいただきたいと思い...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  野田総理には是非、国家と国民のためにいい成果を上げていただくように心から期待しております。  総理、これからやっぱりいろんな苦境に接すると思いますけれども、総理を一番力強く最後まで支える力、守る力って一体何だと思いますか。
○小野次郎君 それを国民に知ってもらう、やはり国民の支持というものだと思いますね。党内で幾ら足引っ張られても、あるいは私たち野党から幾ら攻撃されても、世論が支持してくれているということは総理の座をしっかりと守ってくれる一番力強い力だと思うんです。  総理は、昨日までの御発言伺っ...全文を見る
○小野次郎君 まあそれは総理のお決めになることですけれども、何か鳩山元総理はぶら下がり取材を受けていたから自分の任期が短くなっちゃったみたいに御感想を述べておられるようですけど、余り参考にされない方がいいと思いますよ。むしろ、細川総理も大変ぶら下がり取材を受けておられた。ぶら下が...全文を見る
○小野次郎君 質問に入る前に、藤村官房長官に御報告とお礼を申し上げたいことがありまして、実は去年の十月に厚生労働省で中込空君の、アメリカで移植手術を受ける前に副大臣にお会いいただいて、激励いただいて、厚生労働省内で記者会見をさせていただく機会を得ました。無事に一月に渡米して、二月...全文を見る
○小野次郎君 時間がありませんので、私が自分の印象を申し上げさせていただけば、私は両方経験していますから、官僚も政治家も。官僚は、まず一人一人が顔を見せないということなんですよ、当省としてはという言い方をして。もう一つは、一人一人の人が責任を取らないということなんですよ。そして最...全文を見る
○小野次郎君 仕事をさせてほしいという古賀さんの思いは届かず、退職されましたけれども、今の答弁、全国の皆さん御覧になったと思う。与党も野党も聞いた。結局、大臣は一遍も名前を呼ばないんですよ、その人の。それが官僚主義的だと言っているんですよ。これだけ日本人がみんな見ていることを、何...全文を見る
○小野次郎君 結局、大臣、八%の案も通せなかったじゃないですか。本気で二〇%削減に取り組もうと思ったら、是非我が党が提出した法案を見ていただきたい。大変ですよ、これ。八%でも大変だったと思いますけれども、二〇%の削減。でも、マニフェストに掲げているんですからね、民主党は。是非前向...全文を見る
○小野次郎君 総理に御指名で質問させていただきますけれども、増税の議論も抱えている今、国民の理解が得られないまま公務員宿舎の建設を強行するのは避けるべきだと政治的に思いませんか。
○小野次郎君 国民の理解が得られるともしすれば、私は、いつも内ポケットに入れているのは、福島県から県外へ避難している人は五万五千人、北海道から沖縄までいるんです。でき上がるのに時間が掛かるでしょうけれども、その時点でも、恐らく首都圏で家を求める方は数千人以上、私は万に近い数残ると...全文を見る
○小野次郎君 原発の再稼働の質問をさせていただきますが、総理は国連で再稼働を認める趣旨の発言をされ、官房長官は、九月二十二日、来年二月にも再稼働の可能性を示唆する発言をされています。そして、与党の政策責任者の前原議員は、二十六日、年内にも再稼働をと発言されています。  この相次...全文を見る
○小野次郎君 是非官房長官、総理のお話である程度話は分かりましたけれども、その発言は慎重にしていただきたい。  例えば、九月十九日には脱原発を求める街頭デモが六万人規模で東京で開かれています。私は警察に長くいたから分かりますけれども、これ警察発表でも三万と書いてありましたよね。...全文を見る
○小野次郎君 地元と一言で言いますけれども、いわゆる、何というんですか、何とか漬けという、ずぶずぶというか何というんですか、交付金が下りてくる地元の周りまで影響を受けているんですよ。あの福島の第一原発の場合には、広大な面積、東京の人間だって影響を受けているわけですから、その地元と...全文を見る
○小野次郎君 よろしく御検討をお願いします。  また経済産業大臣に質問なんですが、東電の賠償の手続の進め方のことですけれども、事故を起こして被害者に謝罪し弁償する立場の東電が一方的に賠償の範囲や限度を決める今の手順では国民の理解を得ることは難しいと私は思いますけれども、経済産業...全文を見る
○小野次郎君 東京電力の社長、来られていますか。  質問がありますけれども、この範囲や手続を定める際には、私は、まあ表現は悪いですけれども、とにかく加害者側と同数の被害者側の利益を代弁する委員を参画させるべきだと思いますけれども、今回問題になっているこの賠償請求の手順の決め方自...全文を見る
○小野次郎君 作り直すかどうかって聞いているんですよ、私は。だって、そもそもこの事故に起因する相当因果関係のある被害は全部賠償責任があるんですからね。それを一方的に一回だけですよとか追加は駄目ですよとかって、誰がどういう権限で決めているんですか。  そもそも、裁判外で当事者同士...全文を見る
○小野次郎君 付合契約という言葉がありますけれども、一方的に作ってあってこれにサインしろというやつは駄目なんですよ。それをもしやるんだったら、ちゃんと両者の意見をルールについては申し合わせてからやらなきゃ駄目ですよ。この委員会だって、ちゃんと委員長、朝、どこの党は何分です、全部重...全文を見る
○小野次郎君 私の指摘に対して持ち帰って検討するという意味ですね、社長。
○小野次郎君 委員長、大岡裁きをありがとうございます。  細野さんか枝野さんかちょっと分かりませんが、もう各地で初冠雪とか初氷とかって報道されているんですよ。来年の作付けできなければ自分の土地をもう二年も使えないことになっちゃうんです。あるいは住宅であれば年越しになっちゃうんで...全文を見る
○小野次郎君 私もこの委員会で何度か使ったパネルあります。皆さんも御存じだと思う。チェルノブイリ事故、九年後にまだら状に何百キロという距離の範囲に汚染地域が残っているんですよ。それが歴史の現実なんですよ。  そのチェルノブイリの事故のときに、ロシア政府は居住禁止区域を定めました...全文を見る
○小野次郎君 誤解のないように、大臣、最初から私は高濃度の汚染地域で希望される方のということですよ。あくまでもそれは強制力の問題ではなくて、むしろ生活再建を早くしたいという方の希望をかなえてあげる仕組みを早くつくるのが国の責任ではないかということを申し上げているんであって、それは...全文を見る
○小野次郎君 国内の報道では原発輸出継続というふうに報じられたことは事実ですから、総理、発言には慎重に扱っていただきたいと思います。  さて、それでは、福島出身の玄葉外務大臣に伺いますけれども、今の発言に関係してですけど、日本・ヨルダンの原子力協定、継続審議になっていますね。私...全文を見る
○小野次郎君 玄葉大臣、昨日はリトアニアの何か偉い人と会って、リトアニアにも原発輸出するような話ししているんじゃないですか。枝野さんかな。じゃ、枝野さん、済みません。
○小野次郎君 駄目ですよ。内閣挙げて、防災計画も、同僚議員聞いたって、それは前から決まっていたものだからまだ直ってないんですみたいなことを言っているし、公務員住宅も震災の前から決まっていたからもう今更いじれないんだ、原発の輸出も交渉を始めていたからもう止められないんだと。  そ...全文を見る
○小野次郎君 もう原子力産業を所管して、輸出を所管している経済産業大臣にこれ以上言ってもしようがないですよ。  総理大臣、さっきの発言守ってくださいね、原発輸出について言及していないと。これからも慎重にその原発輸出については私は検討されることを求めます。  総理にもし御感想が...全文を見る
○小野次郎君 ですから、三月十一日以前からあった話だからこれは止められないんですという話じゃ駄目ですよと言っているんです。総理、もう一遍答えてください、それは。
○小野次郎君 是非よろしくお願いします。  藤村官房長官にお伺いしますが、私も前に官邸勤務をしていたことがあります。官邸の危機管理センターが何らかの事情でポシャっちゃった、機能しなくなったときにどこへ動くかと頭に入れておくんですけど、それが日比谷公園に面した内閣府五号館に避難す...全文を見る
○小野次郎君 危機管理に関して申し上げれば、やはり広域の緊急事態というのが起きる、起きたわけですからね、今回も。それを考えると、やっぱりファイアウオールというか、かなり何百キロという単位で離れたところにそのバックアップの機能をつくっておかないといけないんじゃないかと思うし、終戦間...全文を見る
○小野次郎君 じゃ、総理、よろしく。
○小野次郎君 前向きの発言をありがとうございます。  さて、私も余りこの問題はもう各党が取り上げていますから触れたくないですけれども、しかし触れざるを得ません。  二十六日に有罪判決が下った石川知裕議員及び秘書である彼に資金管理をさせていた小沢一郎議員の二名について、立法府と...全文を見る
○小野次郎君 さっき私も申し上げたとおり、実はその方たちの名誉のためにも、いわゆる司直、司法の場で進められている手続とは別に、政治家として国会と国民の前で自らの所信を、そして事実関係を明らかにする機会を与えましょうと私は言っているんです。それがどうしていけないんですか。もう一遍総...全文を見る
○小野次郎君 更に各党間でも議論をさせていただいているところでございますから、私からは今日はこの程度にしますけれども、とても納得いく説明ではないと思います。  次に、山岡大臣にお伺いします。  まず、十月一日から東京都でも暴力団排除条例が施行されて、これで全国、北海道から沖縄...全文を見る
○小野次郎君 大臣、四十七都道府県全部で条例が施行されるのに、どうして国は法律を作らなかったんですか。
○小野次郎君 そんな責任感のない大臣いないですよ。自分で、だって暴力団対策、責任者なんでしょう。どうして国法で、国の法律で四十七都道府県が順次作ってきた条例ができ上がるまで何も手が打てなかったんですか。それを聞いているんじゃないですか。
○小野次郎君 嫌になってきますけどね。だから、条例で新しいことを、内容を加えたわけでしょう。なぜそれが法律で作れなかったんだと聞いているんじゃないですか。
○小野次郎君 だから、なぜそれを国の法律で作らなかったんですかって聞いているんじゃないですか。──もう事務方答えろ、事務方。
○小野次郎君 まあ日本の暴力団対策の最高責任者がこういう状態ですから、委員長、大変ですよ、これ。  八月に島田紳助さんが、僕の中ではセーフだが、間違っているというコメントを残して、突然、暴力団など反社会勢力との親密な交際が明らかになったということで引退を表明されましたけど、この...全文を見る
○小野次郎君 全然分かってないですよ。だって、委員長、昨日だって、いいマルチと悪いマルチありますかと言ったら、合法なものは合法だ、悪いものは悪いと、そう答えたじゃないですか。だから、紳助さんはどっちなんですか。
○小野次郎君 つまり、この分野の問題は、あなたが昨日答えたみたいに、法に触れないものは合法なんだみたいな単純なものじゃないということなんですよ。だから、彼は社会的責任、道義的責任、自分の信用を考えて引退せざるを得なかったわけでしょう。  あなたは、大臣就任直後、マルチ商法関連業...全文を見る
○小野次郎君 ですから、大臣自らもお認めになっているように、ポストに就いたときにそのポストについて誤解を与えちゃいけないから、途中で返金します、全て返しますという返事を、対応をされたわけでしょう。やっぱり社会的責任というのはあるんですよ。あなたが言ったみたいに合法なものは合法だけ...全文を見る
○小野次郎君 聞いているのは、総理に聞いているんです。こんなことで、消費者の立場からも、あるいは治安全体に関する国民の立場からも、あんな方に信頼があると思いますか。
○小野次郎君 森まさこさんが昨日言われてから、僕も初めてユーチューブ見てみました。山岡、マルチというだけでばあっと出てきますよ、動画が。御自身でも挨拶の中でマルチ山岡と言われているんですと言っていますけれどもね、そんな方が日本の治安の責任者であり、また消費者の立場に立ってマルチの...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今回、所属する政党の中で担当委員会替えがありまして、農林水産委員会に所属させていただくことになりました。私は、かねてから農は国の基なりということを思っておりまして、希望がかなってこの委員会に所属させていただきましたので、委員長また同僚...全文を見る
○小野次郎君 直接私たちが口にする食料品になる前の段階というか、むしろ農業の段階で、農産物を作る段階で、やはり餌だとか肥料だとかというのが当然、農産物というか、食べる形になる状態の中に、成分のときに放射能汚染があるかどうかという影響を大きく与えると思うんですけれども、そういった飼...全文を見る
○小野次郎君 どうもありがとうございます。  関係の省庁でそれぞれ検査の徹底をされているという認識を持ちましたけれども、では大臣にお伺いしたいと思いますが、やはり今年一番私たちにとってショックというか、ショックは、日本の食に対する信頼というのが損なわれたということだろうと思いま...全文を見る
○小野次郎君 風評被害という言葉がございますけれども、根拠があるものと無理解あるいは情報不足によるものと両方あると思うんですね。特に海外の場合には日本という距離感もありますから、そういった部分については、一般的な意味の広報啓発というのも海外に向けても大変重要だと思います。  と...全文を見る
○小野次郎君 次に、農地や山林を利用した自然エネルギー生産、これ是非力を入れていくべきだと私は思いますけれども、農水省の方で具体的ないろんなアイデアがあると思いますけれども、どういうことに取り組もうとされているのか、お伺いしたいと思います。
○小野次郎君 特に、様々な再生可能エネルギーの中でもバイオマスのエネルギーの活用というのがあると思うんですね。それなども是非お力を入れていただきたいと思いますが。  次の質問もそれに関係しますけれども、これは大臣にお伺いしたいと思いますが、そういった再生可能エネルギーを農地、山...全文を見る
○小野次郎君 次は、鳥獣被害対策についてお伺いしたいと思いますが、農水省と環境省、それぞれにお伺いしますけれども、鳥獣被害の現状及び有害鳥獣捕獲対策というか、有害鳥獣対策の現状について農水省とそれから環境省にお伺いしたいと思います。
○小野次郎君 副大臣、余り触れられなかったんですけど、多分、農業をやっておられる方の一番の関心というのは、この捕獲が十分に必要なだけできていないということだと思うんですね。特に、これは環境省の方かもしれませんけど、管理捕獲と言われている、年間を通じて、種を守りつつ維持を図りつつも...全文を見る
○小野次郎君 今、言わば日本の社会全体でこの有害鳥獣の被害に対してどう取り組むかという話をしているわけですから、警察庁も是非そういった面で、それは確かに犯罪という意味の、抑止という意味の規制であることは分かりますけれども、貢献できるところは是非貢献するという形で改善、改良を図って...全文を見る
○小野次郎君 三十秒だけ。すぐ終わらせますが、先ほど同僚議員の質問の中で、この問題について賠償の責任が捕獲する人が負う可能性があるみたいなことを言っていましたけど、これ私、制度つくったときに、非常勤の公務員の扱いになれば、受けた被害については公務災害になるし、与えたあれについては...全文を見る
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず、小宮山厚生労働大臣、お聞きいただきたいんですが、私は十月二十九日、土曜日だったと思いますけれども、山梨県のある社協が窓口になって福島県に冬物衣料をお届けしようということで、ボランティアの力を借りて集めたものを届けた。私は、ささや...全文を見る
○小野次郎君 お金のことを言っているんじゃないんですよ。災害救助法というのは適用できないんですか。
○小野次郎君 だから、お金の問題じゃないと言っているじゃないですか。  冬が来て、今日のニュースだって、みんなもう北の方から順に雪が降ってきているというときに、毛布が足りないとかセーターがないとかね、元々のお宅にはあったと思うけれども、それを持ち出せなかった人が多いわけでしょう...全文を見る
○小野次郎君 じゃ、小宮山厚生労働大臣に伺いたいんですけどね、社会には強い人と弱い人、豊かな人と貧しい人がいるけれども、その多くの人が集まって一つの社会をつくっている目的は何ですか。なぜ一つの政府が多くの人を統治する、支配するというのをみんなが受け入れるんだと思いますか、目的、趣...全文を見る
○小野次郎君 社協というのは厚生労働大臣と関係ないんですか。さっき、僕はヒントを与えているんですよ。
○小野次郎君 つまり私が申し上げているのは、あなた自身が閣僚として本当に困っている人のところに、困っていることへ旗振りをしていないでしょうということを言っているんですよ。社協だって、皆さん、どこの地域でもそういう窓口になったりして、ボランティアの力を借りながらやっているわけですよ...全文を見る
○小野次郎君 今の大臣の答弁で、是非しっかり取り組んでいただきたい。本当にもう雪降っているんですから。先ほどの厚生労働大臣みたいに、法律が予算がと言っていて厚労大臣が務まるとは私、思いませんよ。  次に進みますけれども、やっぱり厚労大臣も若干関係あるから、聞いておいてください。...全文を見る
○小野次郎君 当該地域に二十二万人の方がおられて、一割というと約二万二千人なんですよ、委員長。ところが、三か月間この測定をした調査結果をいただいたのが一枚目、二枚目の資料ですけれども、月間千五百人のペースでしか測定していないんですよ。ということは十五か月ぐらい掛かる。つまり、来年...全文を見る
○小野次郎君 急げるところがなかったらやらないということですか。
○小野次郎君 だって、原発事故の周辺で働いた会社の方に対してはどんどん呼出し来ていますよ。福岡で受けなさいとかいろいろなところに指示が来て、企業ごとに下請、孫請と連絡が来ているんです。ところが、被災者についてはないんですよ。だから聞いているんじゃないですか。物理的に施設の数が足り...全文を見る
○小野次郎君 私はサイトの中とは言っていませんよ。原発の事故後に周辺で働いた方も、やはり警戒区域の中なんかで働いている仕事した方にも呼出しが来ているんですよ、会社の方から。  ところが、その住んでいた人の方には、今言ったみたいに一月間に千五百人のペース。これじゃ十七か月掛かるん...全文を見る
○小野次郎君 私が言っているのは、大臣、よく聞いてください。労働安全衛生の立場から働いた方の方については来るんですよ、雇用したところから、何キロというところで働いた人には、原発事故後に働いた人については。ところが、住んでいた人については、県そして市町村、元住んでいた市町村役場から...全文を見る
○小野次郎君 教えていただければって、一議員に何なんですか、大臣が。僕が調べられるんですか、それ、どこにあるかというのを。  もう一遍言いますよ。だって、各、五十四基ある原発の、そのそれぞれ今まで働いた方たちは、平常時ですよ、受けるところがあるんですよ、全国に、機械は。ところが...全文を見る
○小野次郎君 努力をしてください。月間千五百人のペースでは間に合いません。僕の考えたところでは、やっぱり三倍ぐらいのスピードアップしないと、年度内、来年の三月三十一日までに終わらないですよ、これ。  でも、もう既に現地では一割じゃ納得しないと住民が言っているんですよ、なぜ私は選...全文を見る
○小野次郎君 話題を変えますが、今度は総理に伺いますけれども、いいですか。  総理は、今月十一日付けで藤村官房長官、それから竹歳官房副長官、処分されましたね。処分の内容と処分の理由をもう一遍話してください。
○小野次郎君 官房長官、連絡してませんが、ちょっと説明してほしいんですけれども、閣議でって総理おっしゃいましたけれども、閣議ですか、閣僚懇談会の場、どっちの場ですか。それで、閣議決定ですか、それとも閣議了解事項、どっちだったんですか。
○小野次郎君 閣議ですか、閣僚懇談会の場ですか。それから、閣議決定ですか、閣議了解事項ですか。
○小野次郎君 竹歳官房副長官、官房副長官は三人いますが、なぜ事務副長官が処分されたんですか。
○小野次郎君 私は、総理にもう一遍伺いますけど、この厳重注意自体がなかったんじゃないかと思うんですよ。いつどこで官房長官にどういう形で厳重に注意したんですか。(発言する者あり)
○小野次郎君 私は、総理が閣僚を厳重注意する場面を見たことがあります。ちゃんと、ある場所においてきちっと、こういう理由で厳重に注意するということを言い渡すんですよ。ちゃんとしましたか。
○小野次郎君 それは証明できますか。
○小野次郎君 ないんですね。
○小野次郎君 私は、閣僚を総理大臣がかなり厳しく叱るのも立ち会いました。閣議室の周りに小さい部屋があるでしょう。あれ、愛の説教部屋というんですよ。でも、それは厳重注意処分じゃないんですよ、どんなに怒ったって。厳重注意処分というのは人事上の処分ですからね。それは誰かがきちっと証明し...全文を見る
○小野次郎君 それで、私が見ることができたその場面では、閣僚の方からは、厳粛にそれを受け止めるという趣旨の発言と、もう一つは、責任を自覚して閣僚としての給与について、忘れましたけれども、一定の割合を返上するという申出もありました。あなたは、本当にその厳重注意処分を厳粛に受け止める...全文を見る
○小野次郎君 だから駄目なんですよ、この内閣は。だって、憲法上の内閣って立派な機関なんですよ。あなた、国対の問題でそれやらなくてもいいという話になったからやめましたで済む問題なんですか、閣僚として。あなたはその厳重注意処分をどういうふうに受け止めたんだって聞いているんですよ。(発...全文を見る
○小野次郎君 同じ文脈で、今度、TPPの、総理の、オバマ大統領の発言、そしてアメリカ側の発表との食い違いの話に行きますが、総理はやっぱり言っているんじゃないんですか。僕は今朝聞いていて、昨日の説明と今日の説明と微妙にあなたは変えていますよ、説明を。昨日は、山本一太議員には、昨年十...全文を見る
○小野次郎君 じゃ、その従いというのは、外務大臣、英語で何て訳したんですか、向こうに。
○小野次郎君 誰に聞けばいいんですか、じゃ。
○小野次郎君 冗談じゃないよ。昨日から、だってこの問題が全て一番大きな問題になっているんでしょう。外務大臣、じゃ、うちで休んでいたんですか、質問が来なければ。そういう問題じゃないじゃないですか。まさにその言った内容とアメリカ側で取り消さないと言っている内容の食い違いが問題になって...全文を見る
○小野次郎君 何で委員長が代弁するんですか、そんなことを。
○小野次郎君 もう一度聞きますけれども、じゃ、総理、その総理がさっき説明した話はオバマ大統領に伝えたんですね。閣議決定に従って、基づき、どっちですか。(「基づき」と呼ぶ者あり)と言ったんですね、向こうに。言ったら言ったと同じですよ、だって。
○小野次郎君 その閣議決定の方針は何が書いてあるんですか。
○小野次郎君 だから、それをアメリカ側は、何か知りません、ホームページか何かにそのまま載っけたということでしょう。全然おかしくないですよ。あなたの方がおかしいですよ。二枚舌ですよ、明らかに。
○小野次郎君 じゃ、取り消すんじゃなくて、その配慮しつつというのも追加してくれというお願い、どっちしているんですか、あなた。どっちなんですか。削除なのか、追加なのか。
○小野次郎君 いや、例えばこの紙、何でもいいですよ、この紙に参照してとか言ったら、それはこの内容まで認めたことになるのは大人だったら分かるじゃないか、そんなもの。契約の条項を全部読み上げなけりゃ駄目だっていうんじゃなくて、書いてあるとおりの、あるいは別紙のとおりと言ったら、別紙も...全文を見る
○小野次郎君 だから、私が言っているのは、載せろと言うのなら、じゃ、前段も載っけてくださいよということは言えるけど、昨日言っていた議論の流れは、あなたは言ってないんだからその部分を落とせと言っている話に対して、落としてくれとは言いましたけど向こうは認めてくれないということになって...全文を見る
○小野次郎君 だから、引用したらそれは使われたって仕方ないじゃないですか。
○小野次郎君 納得できないけど、言っている意味は分かりますよ。  つまり、じゃ、両方取り上げていれば、センシティブな話も上げていれば、その全てのものをテーブルの上にのせるというのも了解なんですね。そういうことですね、言っているのは。
○小野次郎君 それじゃ、言ってないことを載っけているんじゃなくて、言っていたことの半分しか書いていないということでしょう。全然違うじゃない、それ、意味が。(発言する者あり)
○小野次郎君 賢明なる視聴者の皆さんが見て判断してくれると思いますが、もう一遍、頭の整理のために、総理、伺いますけど、昨日から聞いていて、関係国との協議を開始というのと、交渉参加というのと、まあ私なんかは究極的にはこの経済連携協定に参加と、三つのコンセプトがあると思うんですが、こ...全文を見る
○小野次郎君 それが交渉参加なんじゃないですか。
○小野次郎君 私たちみんなの党は、日本は貿易立国であり科学技術立国ですから、基本的に市場を開放するということでございます。  ただ、守るべきもの、あるいは日本の方が優れているものをレベルを下げてしまうのにはもちろん反対ですから、二、三の点をお伺いしますけれども、特に多くの国民は...全文を見る
○小野次郎君 今日は時間の関係もあって、このTPPの関係は、また次のテーマへ移りますけれども、私たちとしては、みんなの党としては、白地、白紙で賛成だと言っているんじゃなくて、その関係国との協議の状況というのも国会に報告してほしいし、交渉参加、最後の協定ができ上がるまでの交渉の状況...全文を見る
○小野次郎君 誤解じゃなくて、誤解とは思いませんけれども、とにかくそれは削除していただいたということで次へ進みますが、例えば東電が定めた標準金額を超える支払があった場合に、領収書を提出して実費で掛かったという証明ができる場合には賠償支払応じるべきだと思いますけれども、この点はいか...全文を見る
○小野次郎君 状況に応じて、一括で請求が難しい事情のある方っているわけで、一部項目のみの賠償請求も認めるべきだと思いますけれども、西澤社長、いかがでしょうか。
○小野次郎君 同じように、双方合意に全部達すればいいんですけれども、達した部分と達しない部分があるときに、合意に達した部分から賠償支払を先行させるということも認めるべきだと思いますけれども、社長の見解を伺います。
○小野次郎君 やむを得ない事情があって請求漏れがあったという場合もあります。そういう場合の請求の追加、これも認めるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
○小野次郎君 改善の取組について私なりに要点をお伺いしましたが、東京電力としては簡単ガイドを配付したり改善を工夫されているようですけれども、その内容についてもしおっしゃりたいことがあれば、どうぞ社長、おっしゃってください。
○小野次郎君 枝野大臣からも厳しく指導していただいたということを聞いていますので、その点も評価をしたいと思います。東電には、引き続き賠償手続が円滑に進むように、親身なサービス提供を私からもまた重ねてお願いしておきたいと思います。  さて、十一月九日付けの新聞に、福島大学が中心に...全文を見る
○小野次郎君 細野さんは環境大臣も兼ねておられるんですが、環境省の方の除染の基本方針というのが出ていますね。(資料提示)これは配付資料の四ページ目、五ページ目ですけれども、その中に、年間二十ミリシーベルト以上の地域は段階的かつ迅速に縮小すると、その汚染地域を縮小するということだと...全文を見る
○小野次郎君 二十ミリシーベルト以上の部分を小さくする、縮小すると、この表現が非常に曖昧なんですよ。だって、一方で同じ除染の基本方針の中に一ミリシーベルト以下を目指すというのがあるのに、今の言い方は二十ミリシーベルトの地域を縮小する。つまり、十九ミリシーベルトとか十八ミリシーベル...全文を見る
○小野次郎君 取りあえずそこはおいておいて、同じ文書の次に、ただし、線量が特に高い地域は長期的取組が必要だとも書いてあるんですね、留意すると書いてあります。  特に高い地域って何ミリシーベルト以上のことを言っているんですか。で、どれぐらいの面積になるんですか。
○小野次郎君 報道では、朝日新聞も読売新聞も、このさっきの報道と相前後して、やっぱり十一月九日ぐらいだと思いますけれども、原発二十キロ圏に帰還困難域をつくると。ほかの新聞の方では居住困難地域と書いた新聞もありますけれども、いずれにしても、そういったものを指定して不動産の借り上げ、...全文を見る
○小野次郎君 前から指摘していますけど、ステップツーとかステップワンというのは原発の収束の問題ですよ。残存している放射線の影響の問題じゃないじゃないですか。
○小野次郎君 今日掲げていますパネルは、もう何回も同じものを使っていますけれども、現実に起きた八六年のチェルノブイリ事故、九年後のこのまだら模様になっているのが居住できない地域とされているところの範囲ですから、これだけのことが起きているわけでありまして、住民の意識調査でも、七割の...全文を見る
○小野次郎君 今担当大臣の方から、枝野大臣、三閣僚の間で検討していただいているということですから今日は総理には答弁求めませんけれども、是非私どもとしても貢献したいと思いますので、何なりと御相談いただければ、知見を、貢献、協力申し上げたいと思います。  最後に一問聞きますけれども...全文を見る
○小野次郎君 だから駄目なんですよ、総理、見抜けなきゃ。このあり方についての研究会って、名前がもう駄目ですよ、削減すると書いてないんだもの。削減のあり方って、しない方がいいという結論を出す研究会じゃないですか。(発言する者あり)まあ、ちょっと待って。だから、名前自体を役人の言うと...全文を見る
○小野次郎君 私は緊急用務がある仕事しかやっていなかったんですよ、申し訳ないけど。その話と混同されていませんか、大臣。
○小野次郎君 以上で終わります。ありがとうございました。
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、平成二十三年度第三次補正予算案に対して賛成の立場から討論を行います。  今、日本は、三つの大きな課題について待ったなしの決断と実行が求められています。課題の第一は脱原発、第二は行財政改革、第三はTPPであります。それぞれが既存の行政、経...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、まず平成七年の沖縄における女子暴行事件、そして日米地位協定の問題から質問いたします。  私は、一川大臣、聞いていただいていますか、あなたと違って、この事件は大変鮮烈な思い出、記憶があります。平成七年九月、私は警察庁の国際課長...全文を見る
○小野次郎君 この事件で、沖縄県では八万五千人の県民が集まって、これが今の基地縮小を求める動きにつながっていっているんです、普天間の問題にもつながっているんです。そのときの大きなテーマが、基地の縮小と、もう一つは日米地位協定の見直し、この二つのテーマだったんです。  私は、この...全文を見る
○小野次郎君 していますよ。
○小野次郎君 つまり、この翌年に起きた佐世保の事件。沖縄だけじゃないんですよ。  起きた事件はどういう事件かというと、夜間戦闘用に相手が悲鳴を上げないように特殊な刃物で女性を襲って、首をかき切って金品を奪ったという事件なんです。ところが、夜間戦闘では気管と頸動脈とを切るというこ...全文を見る
○小野次郎君 その後、平成十三年、二〇〇一年にもまた起きているんですよ、今度は沖縄で暴行事件が。そのときは、今民主党におられます田中眞紀子さんが外務大臣で大変努力をされて引渡しを受けたわけですけれども、事件が起きるたびに、合意があるから淡々と引渡しを受けられる状態ではなかったとい...全文を見る
○小野次郎君 是非、時間は掛かっても粘り強く、この地位協定に関する扱いが国民に不公平感がないように改善を図っていただきたいと思います。  次の質問に移りますが、原子力協定についてお伺いします。  今日、衆議院の方で本会議可決されたようですけれども、民主党の中からも意見が異なる...全文を見る
○小野次郎君 例えば、ロシアなんというのは原発を持っているし、造れるわけですよ。何のための協定ですかと聞いたら、事務方は、これは核燃料の再処理だと言うんですよ。再処理するということは、処理された核燃料が日本に返ってきて、またそれを原発に使うということじゃないですか。総理、これ、ロ...全文を見る
○小野次郎君 総理、いいかげんなこと言っちゃいけませんよ。総理のお話だったら、原発のプラント自体は輸出しないということですか。
○小野次郎君 教訓踏まえて何かノウハウをお伝えするみたいに言っていましたけれども、現物も輸出するんでしょう。もう一遍答えてください。
○小野次郎君 全く納得できませんが、もっと納得できないテーマがあるのでそっちの質問しますけれども、国家公務員の給与約八%削減、六月の国会に出して流れ、九月の国会に出して流れ、もう今度の国会も今週でおしまいですけれども、成立させるめどはあるんですか。
○小野次郎君 総理は、最近、何か増税の方は不退転の決意で臨むとか捨て石になってもいいみたいにおっしゃっているみたいですけど、捨て石になる、不退転の決意でと言うんだったら、違うじゃない、増税の前にやるべきことがある。公務員改革の方、捨て石になる気持ちで、不退転の決意で身を削る努力と...全文を見る
○小野次郎君 今日は質問がちょっと時間がなくなったんで、概略、趣旨だけ説明しますけれども、(資料提示)この……
○小野次郎君 民主党野田政権の資金源は、小沢マネーのことも触れていない、鳩山マネーも除いて、菅政権、野田政権はこれが資金源なんですよ。脱税企業、マル暴のフロント企業、マルチ業界、そして電力マネー、資金パーティー、そして外国人献金、こんな、今まできれいな政治をつくるとか言って政権に...全文を見る
12月09日第179回国会 参議院 本会議 第12号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、みんなの党を代表して、一川防衛大臣問責決議案に関し、問責に賛成する立場から討論を行います。  一川大臣には、元々、国の独立と国民の安全を守る国務大臣としての資質に欠ける点が多々認められます。  まず第一に、国務大臣としての自...全文を見る
12月16日第179回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○小野次郎君 おはようございます。みんなの党の小野次郎です。  今回の原発事故、私たちに二つの大きなことを教えてくれました。一つはエネルギーの大切さであり、もう一つは安全、安心ということだと思います。  原発中心の社会では、放射能汚染の不安がどうしても拭えません。同時にまた、...全文を見る
○小野次郎君 今大臣もおっしゃられたとおり、やはりこのバイオマスの場合には、資源を収集し、そしてまた運搬する、それがコストになっているわけですけれども、それをどうクリアしていくかという問題、そしてまた同時に、やはり来年夏から始まる価格ですね、買上げの、この二つの問題が大きなテーマ...全文を見る
○小野次郎君 私としては、さっきも申し上げたとおり、現在でもこのバイオマスについて大企業などで取り組んでいるところはあるんですね。電力会社自身も取り組んでいます。だけれども、そういうところが採算取れるラインというのもあると思いますけれども、農水省の行政の立場からすれば、やっぱり地...全文を見る
○小野次郎君 恐らく、このテーマについては二つの方向があって、一つは、もちろん農業者が園芸用にこのバイオマスでつくられる熱エネルギーを使うことを促進する施策が必要だということと、もう一つは、今おっしゃられたとおり、まあ農水省に限ったことじゃないんですけれども、周辺に公的な施設があ...全文を見る
○小野次郎君 こうした地域における再生可能エネルギーの問題を私なりに取材というか調査していくと、自治体が余り主体的に自分たちの仕事だとはお考えになっていないケースが多いんですね。  その一つには、地域独占型で電力会社がそういうエネルギーの問題は担当してくれているという、長い間そ...全文を見る
○小野次郎君 今日は閣議の時間も迫っているようですのでこれで質問を終わらせていただきますけれども、やはりその自治体、地域の主体的取組を進めていただくためには、今までのいろんな助成制度、促進制度というのは、直接自治体を余り、自治体は中間で伝えてくるだけみたいな役割になっていますけど...全文を見る