小野次郎

おのじろう



当選回数回

小野次郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今度は私の方から幾つか聞かせていただきますが、まず、私の認識では、我が国の会計検査院というのは、明治憲法と新憲法でほとんど変わらなかった唯一の役所じゃないかなと思っています。つまり、行政、司法、立法、特に国権の最高機関が国会だとなった...全文を見る
○小野次郎君 ちょっと私の方が不勉強だったところもあったかもしれませんが、よく分かりました。  問いを続けますけど、さはさりながら、例えば普通の日本国民百人に知っている役所の名前を挙げさせても、最も国民から縁遠いところにある役所の一つがこの会計検査院でもあると思うんです。だけど...全文を見る
○小野次郎君 地方自治体に関しては、既に住民監査請求とか住民訴訟とかという仕組みができていますが、我が党、みんなの党などが提出したいわゆる国民監査法案というのもあるんですけれども、そういった国民が会計検査院に、会計監査であるか検査であるか法律用語は立法によるわけですけれども、そう...全文を見る
○小野次郎君 私どもの党は、天下りということに対しては大変厳しい見方をしているんですが、しかし一方で、世の中には、例えば検察官の人が検事総長になるとか警察官僚が警察庁長官になるというのは余り疑問にも思わないんですけれども。  この検査院の仕事は僕たちにもよく分からないところがあ...全文を見る
○小野次郎君 最後の質問ですが、参考人はこのプロフィールにも書いてあるとおり、長い職歴を持っておられて専門性がお持ちなことは分かるんですけれども、一方で、私たちが少しお聞きしたい点は、やはり長くいるから変革する意欲がなくなってしまっているのであれば、それは新しい血を入れるべきだと...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございました。
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  安倍総理を六年ぶりに総理としてお迎えして質問することについて個人的には思いもありますけれども、今日は安倍政権の隅々、コーナーをついてその存念をお伺いしたいと思いますので、ここからが純粋野党の質問時間ですから、是非心しててきぱきとお答え...全文を見る
○小野次郎君 総理がまたそれで過度な萎縮とかと言い出すから、萎縮しないようなやり方があるのかみたいに思うので、すぱっとやっぱり体罰はいけないんですよって一言言っていただいた方がよく分かるんじゃないかと思いますけど、それ以上のコメントないですか。
○小野次郎君 今日はこの程度にさせていただいて、次の質問に移ります。  原発の関係で、国会事故調の調査に対する東電の偽装、妨害行為についてお伺いいたします。  今日は、東電の社長にもお越しいただいております。  まず、この事故の調査って三本あるわけですね。東電自体の事故調の...全文を見る
○小野次郎君 要するに、ビデオで東電の社内の事故調査報告は作った、政府の方は見たいという要求もなかったということですね。  だけど、社長、まず遺憾の意を表してほしかったのは、事故は当然のことですよ、だけど、この妨害行為について何ら陳謝はないんですか。
○小野次郎君 この一企画部長さんですか、の対応いかんの問題では済まされないと私は思います。東電として、このことについて何らかの経営レベルでの責任を明らかにするお考えはありませんか。
○小野次郎君 この問題の行為というのは、テレビを見ておられる方はちょっと分からない方もおられるかもしれませんけれども、結局、今回の東電の福島原発の事故が本当に全て津波の問題、それが原因なのか、それともその前に起きた地震による損傷というか影響がそれに加わっていたのかということが、明...全文を見る
○小野次郎君 次に、原子力規制庁審議官の日本原電役員への資料リークについてお伺いします。今日は田中委員長お見えですね。ありがとうございます。  この審議官の行為というのは、最初私は、一か月間に五回同じ特定、業者と言っては失礼ですけれども、業者の方と会ったと聞いていたら、後で報道...全文を見る
○小野次郎君 伝えられているところによれば、この度々の接触の中でお互いに渡した問題の資料というのは、事前には委員の了解がなければ渡せないものですというふうに審議官も最初言っていたと。それが最後になったら、ドラフトだったらと言って渡したということは、これ、接触していた両方が互いにこ...全文を見る
○小野次郎君 それで、この職員に対する処置、処分はどのようなものになったんですか。
○小野次郎君 公務員であればみんな分かっていますけど、訓告というのは懲戒処分じゃないんですよね。懲戒処分の一番下は戒告ですから、訓告ということは戒告未満にしたということですよね。これが何が一番重い処分なんですか。
○小野次郎君 その不適切な行動を確認しながら出身官庁の文科省に戻すんじゃ、ノーリターンルールはどこ行っちゃったんですか。戻せばいいんですか、これ。そして、復帰した親元でまた栄進していくようだったら、これブラックパロディーじゃないですか、これじゃ。懲戒処分にかけずに親元戻して、親元...全文を見る
○小野次郎君 甚だ納得はできませんが、是非そういう、まさかないと思いますけれども、復帰した後はそちらでどんどん栄進していくなんということがあってはそれは社会常識に反すると思いますから、そこはしっかり規制委員会としても目をちゃんと光らせておいていただきたいと思います。  次に、も...全文を見る
○小野次郎君 もう少し被害者というか被災者の立場に立って、何が今国に助けを求めているかということをお考えいただきたいと思います。  関連して次の質問に移りますが、放射能汚染で自分の家に戻れない方々にも、平成二十五年度末からは、今度、仮設住宅から災害公営住宅に移らなきゃいけなくな...全文を見る
○小野次郎君 大臣、お答えいただいて有り難いんですけれども、首長にだけ聞いてくるんじゃ駄目なんですよ。本当に被災された方はやっぱり新しいところに移りたいと思っている方もいるんだけれども、首長さんたちにしてみると人口が減ってしまうということについて非常に慎重になってしまっているため...全文を見る
○小野次郎君 国交大臣。
○小野次郎君 だから、要するに家賃は取ると、後で東電から請求しろという考え方なんですね、国は。これは、何でそれが災害公営住宅、これはわざわざ、復興庁中心になって八つの役所の十一の部局がこの放射能汚染のために住めなくなっている方の公営住宅の検討の場をつくっているんですよ。ところが、...全文を見る
○小野次郎君 その点もよろしくお願いいたします。  それでは、石原大臣にお伺いしますけれども、仕事始めの一月四日、安倍内閣にとってはまさに新しい年を迎えて、みんな腕まくりで仕事しようと言っている最初の平日に、環境省では最高責任者である石原大臣は登庁しておられない。その後も当日の...全文を見る
○小野次郎君 二月十二日の浅尾委員の質問に対しては、一月四日、登庁しておりません。これ、同じですね。家庭から連絡をしましたとなっていますが、家庭って、これどういう意味ですか。
○小野次郎君 杉並の御自宅ということですか。
○小野次郎君 それなら、なぜ各党の委員の質問に率直にお答えにならないのか、よく理解できないんですが。  一月四日に環境省では、仕事始めには誰も、何というか、職員に今年はこういう方針で頑張るぞといういわゆる年頭訓示は誰がなさったんですか、環境省では。
○小野次郎君 四日はしなかったんですか。
○小野次郎君 非常に、たるんだと言っちゃ環境省全体に申し訳ないけれども、締まりのない役所ですよね、一月四日に大臣が都内にいながら出てこないというのは。そんなのでいいんですか。だって、この除染の問題だって、平成二十四年に四千五百億円、平成二十五年に六千億円投じて、ところが、新聞には...全文を見る
○小野次郎君 先ほど、一月四日は大臣は都内及び神奈川にいたとおっしゃいました。公用車の利用、SPは随行していましたか、秘書官は随行していましたか。
○小野次郎君 SPと秘書官は。
○小野次郎君 非常に問題ですよ。だって、公用車使わないで、SPいなかったら。  じゃ、ちょっともう一遍答弁してください。
○小野次郎君 これだけ、私だけじゃなくて、衆議院でも参議院でも度々聞かれていて、どうも誰も、皆さん聞いていて、ああ、分かったと思う人はいないわけですよ。はっきりやっぱり大臣自ら御説明された方がいいと思いますよ、そんな何もないんだったら。四日にこうやってここにいましたということを説...全文を見る
○小野次郎君 答えていませんよ。(発言する者あり)
○小野次郎君 分かりました。納得はいきませんけれども、取りあえず今日、次の質問に、たくさんあるので、また別の同僚議員から質問が出るかもしれませんが、私は取りあえずこれにとどめておきます。  次に、これは総理にお伺いしたいんですが、トンネルとか高速道路の、あの笹子のトンネルの事故...全文を見る
○小野次郎君 修理、補修に力を入れるとか、あるいは災害に強い国づくりをしていくとか、そういう方向性については私は別に異論を唱えているんじゃないんですよ。だけど、今までの実績あるいは今の日本の財政の状況から、十年間で二百兆円という公共事業が、そんなもの、よくないと言っているわけです...全文を見る
○小野次郎君 どうするかというのは、まあ何か非常に中立的な言い方で、どうなっちゃうか分からないということですか、大臣。手を加えるかどうかは別として、出す方向で検討したいというわけでもないんですね。
○小野次郎君 ちょっとがっかりしましたが。  次の問いですけど、総理、TPP。聖域なき関税撤廃というのはTPPの私は目指すゴールだと思いますよ、はっきり言って。最初から聖域なき関税撤廃を掲げないTPPなんて、私に言わせればイチゴがのっていないショートケーキ下さいというのと同じだ...全文を見る
○小野次郎君 そういうふうに私が今申し上げるのは、一年前に野田さんとオバマさんのときも、ある表現があって、それは何を意味しているのかみたいなことになって、大分日本へ帰ってこられてから多義的だったためになったので、今回また感触を得てなんという言い方をされると、感触を得たかどうかは、...全文を見る
○小野次郎君 官房長官のそのバランス感覚は極めて適切だと私は思います。これ当然、累次にわたってこの国会でも話題になっていることは日本郵政側も見ているはずです。総理、官房長官の認識がそうだということが分かれば日本郵政側も適切な対応を取るべきだと、私は自ら取るべきだと思いますけれども...全文を見る
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  生まれ変わった自民党という、最近使われているようですが、二つほどそれに関して質問をさせていただきます。  一つは、企業・団体献金の禁止、これ何度も、もう二十世紀の末から、自民党も掲げかけるんだけどいざとなると下りてしまうというテーマ...全文を見る
○小野次郎君 余り生まれ変わってないような気がいたします。  続けて伺いますが、平成十三年一月に大変重要な閣議決定ありました。俗に大臣規範と言われているやつですが、この運用に関して、民主党政権の三年余り、私はこの運用が極めて曖昧になってきたと思います。特に政治資金パーティー自粛...全文を見る
○小野次郎君 生まれ変わった自民党と言っているんですから、是非、国民からいかがなものかという目で見られるようなことを政権に復帰したからといってまた始めることのないように、是非指示を徹底していただきたいと思います。  次の質問に移りますが、地位協定の改定の問題です。  今日もま...全文を見る
○小野次郎君 米軍の存在が日本の安全保障に資するものであると私も思いたいですけれども、やはり、古来、洋の東西問わず、本当にその軍事組織が力を発揮できるかどうかというのは、地元の住民の方と一体になったときだと思います。おなかのすいた兵隊さんがいたら自分の持っているおにぎり分けてあげ...全文を見る
○小野次郎君 通達が二本出ていて、前の通達どうするか書いていない後の通達なんて変なんですよね。ですから、この十一月十日の、前年の通達についてはきちんと対応していただくようにお願い申し上げます。  アルジェリアの事件についてお伺いします。邦人被害の事件の危機管理についてお伺いしま...全文を見る
○小野次郎君 最初に総理が指示された人命第一、事態の掌握に努める、そして関係国との連携、この三つ、果たされたとお考えですか。
○小野次郎君 私が申し上げているのは、一つには、総理の帰国が遅れたんじゃないかということを言っているんです。  今、今日、パネル出しました。(資料提示)政府専用機って二機ですよね。二機しかないですよね。結局、アルジェリアに救援あるいはその御遺体搬送のために向かった飛行機は総理の...全文を見る
○小野次郎君 事件の第一報後、総理一行の中にも速やかに帰国すべきだという意見具申をした人がいたんじゃないんですか。
○小野次郎君 総理の御判断ですからそれはそういうものかもしれませんが、乗っておられた飛行機がアルジェリアに向かって、二十三日にやっと届いているんですね、アルジェリアに。総理自身は十九日の早朝お帰りになって十五分間会議に出られたようですけれども、再び公の場に出てきたのは十九日の夜だ...全文を見る
○小野次郎君 いずれにしても、厳しい御判断だと思いますけれども、平壌に安倍官房副長官、拉致の問題で小泉総理と行かれたときに、午前中に相手方が明確な謝罪なり事実の確認をしなければこのままでも帰るべきだと官房副長官がおっしゃった、それが多くの国民には、安倍総理はいかなる場でもしっかり...全文を見る
○小野次郎君 もうこれで終わりにしますが、うちは、みんなの党は法案出しますので、是非政府の方もそれを参考にして具体的な対策を取っていただきたい、このことを申し上げて、私からの質問を終わります。  ありがとうございました。
05月02日第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  三人の公述人の方にはお忙しいところを来ていただきまして、大変有効な、有益な話を聞かせていただきました。特に孫崎さんには、私も、勤めた役所は違いますけれども、やはり国際畑が長かったものですから、孫崎国際情報局長ですかね、でおられたときに...全文を見る
○小野次郎君 同じ質問で恐縮ですが、孫崎公述人にも同じ御質問をさせていただきたいと思います。
○小野次郎君 今、孫崎さんからも、アメリカ等という西側の、ヨーロッパ、欧米の国の名前も出ましたけれども、そこで宮家さんにお伺いしたいんですけれども、この安倍政権の戦後レジーム脱却を唱える路線についてオバマ政権はどのように見ているんでしょうか。
○小野次郎君 次に、TPP参加問題についてお伺いしますけれども、孫崎さんから、いろいろ深刻な問題、ISD条項について具体的にも例を挙げてお話がありましたけれども、あえて逆の質問をさせていただきますが、皆さん、TPPのマイナスの面や不安の面ばかり議論されるんですけれども、TPP参加...全文を見る
○小野次郎君 宮家さんにも、同じ問いで恐縮ですが、TPP参加の、お分かりになる範囲でいいんですけど、プラスの効果の方をちょっと、もし何か認識があればお話しいただきたいんですが。
○小野次郎君 それでは次に、集団的自衛権の議論に関してでございますが、まず宮家さんにお伺いします。  孫崎さんは先ほど、このミサイル防衛というのは、基本的、全くと言ったと思いますが、たしか、ほとんどかな、とにかく効果がないんだとおっしゃられましたけれども、このミサイル防衛システ...全文を見る
○小野次郎君 富坂さんにお伺いしますけれども、今憲法改正の議論がいろいろ出ています。特に、第九条の第二項というところの軍備に関する部分の改正の議論もあるわけですけれども、中国など周辺諸国との安全保障環境にとって、そういったその九条二項を改正して、今は持たないとなっているものを何ら...全文を見る
○小野次郎君 最後に、孫崎さんにお伺いします。  さっき、勝手に孫崎さんのお話を宮家さんにだけ質問しましたので、もうちょっと御本人からお話があるかもしれないと思って、その点です。  つまり、ミサイル防衛の話というのは、確かに宮家さんのお話にも一理あるんですけれども、他方で、何...全文を見る
○小野次郎君 これで質問を終わります。三人の公述人の皆さん、ありがとうございました。
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○小野次郎君 今日は、それぞれの公述人の皆さん、お忙しいところ来ていただきまして、大変貴重なお話を聞かせていただいて、ありがとうございます。  私は東日本大震災の直後からずっと自分なりに追っかけているテーマがありまして、それは、災害に関するボランティアとNPOの位置付けが極めて...全文を見る
○小野次郎君 参考になるかどうか、例えば私の参議院の議員会館の事務所には日本の私立大学の学生も夏来たりしますし、フランスのグランゼコールの生徒も来ますけど、単位になるんですよね。で、一生懸命やります。だから、私が教授あてにいい評価を与えると喜ぶので、その先の進学なんか良くなるとい...全文を見る
○小野次郎君 今日はむしろ御意見いただく立場だから僕が意見を言っちゃいけないのかもしれませんが、数年前に国立大学も公立大学も法人化された、そういう改革の趣旨の一つには、もうちょっと自由にいろんなことを各大学ができるようにということもあったと思うんで、是非、文科省があっと驚くような...全文を見る
○小野次郎君 今度お二方に、宇部さんと村里さんにお伺いしますが、さっき申し上げたように、ボランティアとかNPOの位置付けがもうちょっと積極的でなきゃいけないんじゃないかなと、災害に関してですね、思うんです。  まず村里さんからお伺いしますけれども、特に発災、災害が起きた直後のこ...全文を見る
○小野次郎君 宇部公述人にも伺いますけど、建設業界も、発災直後には、道路の啓開というんですかね、啓開だとか、この間の大震災の場合には恐らく人命の救助なんかにも近いようなこともせざるを得なかったことが多かったと思うんですが、そういうときにも、何というんですかね、行政が直接やるのと違...全文を見る
○小野次郎君 どうもありがとうございました。
05月09日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  昨日質問通告したときとちょっと質問の順番を今朝変えましたので、警察庁の方、お見えになっていると思いますが、冒頭、一問だけ警察庁に質問させていただいて、その後、予定の質問に入りたいと思いますが。  アルジェリアの事件の後、グアム島でも...全文を見る
○小野次郎君 伺っている趣旨は、法案として出てくるのはいつごろですかということなんですけど、今のお話だと、本年度末に出るということは、早くても来年の四月以降でなきゃないということですか。
○小野次郎君 了解したとかしないとかじゃなくて、承りましたので、それで分かりました。  じゃ、警察庁はこの一問ですので、どうぞ、もしあれであれば。
○小野次郎君 今日は委嘱審査ではありますけれども、外務大臣、防衛大臣に質問できるという機会でございますので、日ごろお伺いしたいと思っていることを直截に質問させていただきます。日ごろから両大臣、小野寺大臣、岸田大臣、それぞれ極めて堅実に国務大臣の大任をお務めになっているというふうに...全文を見る
○小野次郎君 一つは、じゃ、退避行動というおっしゃられ方だとすると、別に、いわゆる一般的な意味の反撃に移る準備というようなことではなくて、むしろ危険から回避するという、退避するという趣旨の行動だけだったということですか。
○小野次郎君 ヘリコプターについては数名の乗員だろうと思います。護衛艦についてはかなりの乗員も乗っておられると思うんですが、もうちょっと、別に国防上の機微なところを話せと言っているんじゃないんですけれども、艦内ではどういう動きになったんですか、全艦員に対してどういう動きを取らせた...全文を見る
○小野次郎君 その警報というのは、いろいろ火災発生とかいろんな種類の警報が多分隊内で決めているんだと思いますが、レーダー照射だということが乗っていた艦員全体に分かるような内容のものなんですか。
○小野次郎君 指揮を執る者というのは、各部署の責任者は分かるということですか。
○小野次郎君 それでは、伺えば伺うほど、やはり艦内の緊張というのは、緊張というのか、ある意味では不安、恐怖と言ってもいいかもしれません、それに対して別に逃げたわけじゃなくてきちんと対応を取ったということだと思いますから、それにしても高度の緊張が走ったわけですね、二百名以上の方につ...全文を見る
○小野次郎君 事件は現場で起きているんだという言葉がありますけれども、今の話というのは、フォーレンジックというか、何かを立証するという手順としては慎重に行うのは分からないわけではないですけれども、現場でこういう大変緊張が走っているということについて、詳細に分析を行うために二度目の...全文を見る
○小野次郎君 私は、現場の指揮官なり現場の乗組員からすれば、こういう仕組みを聞くと上層部に対して不安があると思いますよ。現場がこれだけの対応を取った、取らざるを得ない事態になったのに、そのことが自衛隊を統括している大臣とか総理大臣のところに何日も上がっていないというのはやっぱり不...全文を見る
○小野次郎君 今後ということだけでは済まされませんけど、今度またこういうことがあったときもやっぱり六日間掛かるということですか。
○小野次郎君 判断まで受けなくてもいいかもしれませんけれども、耳に入っておくことは必要だと思いますよ。普通、我々の一般社会で言っても、例えば一一〇番が掛かった、パトカーが飛んでいく。一一九番が掛かった、救急車が飛んでいく。だけど、ほとんどの事案はそんなシリアスな問題でないことが多...全文を見る
○小野次郎君 私はその手順についても、外務省は従来どちらかといえば外と先にやって国内の方はその経過を説明するみたいな感じでいますけど、やはりこういう問題、次に触れていく問題にもありますけど、国内のやはり認識なり理解なり支援というのをベースに外に向かっていくという姿勢でなければなら...全文を見る
○小野次郎君 言うまでもないことですけど、別に中国の船だけではなくて、ほかの周辺国もそうですけど、海でも空でも日常起きていることは、どれぐらいのレスポンスタイムというんですかね、日本側の反応があるかということを多分偶然ではなくて常に相手もまた見ているんだと思うんですね。反応がない...全文を見る
○小野次郎君 現在ではっておっしゃったんで、当初はちょっと違ったんじゃないかと私は思いますが。  だけど、大臣、これは外務大臣に質問した方がいいかもしれませんが、前の尖閣諸島で中国船長がぶつかってきた事件のときも私は当時の内閣にも大分同じことを言ったんですけれども、日本国民が確...全文を見る
○小野次郎君 話題を変えますが、PM二・五の大気汚染の問題ですけれども、中国国内でも大きな被害が出ているようです。我が方は大気、昔の公害と言ったんですね、公害の経験もありますし、最先端のそういった発生防止、観測の技術も持っているわけですけれども、さっきの話題みたいなことも日中間に...全文を見る
○小野次郎君 国民の健康って、日本国民のことを今おっしゃったんだと思います。私が言っているのは、それは大事ですよ、言っている趣旨は、中国の大気汚染対策に日本として協力できるんじゃないですかと、PM二・五の対策に日本の方が中国に対して協力できる部分があるんじゃないかと、そういう協定...全文を見る
○小野次郎君 通常は難しいって今言ったんですか。ちょっと最後が聞き取れなかったんですが。
○小野次郎君 私は、だって、元々一般論で、前提で共同行動を取っているときと言っているんですよ。ばらばらに動いているときと言っているんじゃないんですよ。  それで、今局長のおっしゃっている、我が国に対する侵害と認められる場合と認められない場合、共同行動を取っているときに区別できる...全文を見る
○小野次郎君 最後に一つだけ聞かせてください。  外務大臣、集団的自衛権の行使の問題は別の問題を僕ははらんでいると思うんです。つまり、アメリカの敵は日本の敵というふうに世界規模で、地球上全てのところで取られることになるわけですが、それは、我が方の自衛隊もそういう準備をせず今まで...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございました。質問を終わります。
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、安倍総理、私から総理にだけ質問をさせていただきます。  総理は、前回、二〇〇六年だったでしょうか、政権を担って以来、戦後レジームからの脱却ということを言われております。ですから、いろいろ考え抜いた挙げ句のこのフレーズだと思い...全文を見る
○小野次郎君 二〇〇七年に答弁されているのは、戦後の憲法を頂点とした行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの基本的枠組みと答弁されていますが、基本的にはこのとおりですか。
○小野次郎君 それでは伺いますが、戦後日本の実効支配の及ぶ領土というのは大分小さくなりましたけれども、この狭くなった領土というのも戦後レジームですか。
○小野次郎君 私は、総理に確認したかったのは、領土的野心は持っていないということなんですけれども、そのとおりでよろしいですね。
○小野次郎君 私は目の前にある危機のことを聞いているんじゃないんですよ。あなたが七年前から戦後レジームを全部脱却するんだと言っているから聞いているんじゃないですか。すり替えないでください、質問を。  続けます。  それでは、今の日本の制度は、いわゆる明治以来の戦前型の制度と、...全文を見る
○小野次郎君 総理はそうおっしゃっても、戦後の制度全部悪いとおっしゃっているんじゃないんだと思うんですが、それじゃ伺いますけど、何を基準にして、残す価値がある戦後の制度と脱却すべき戦後レジームとを峻別されているんですか。
○小野次郎君 個別の教育基本法の話なんか聞いていないんですけれども、何かその話で、まあ多分サンプルでおっしゃったんだと思いますが。  続けますけれども、日本は伝統ある国ですから、戦後の諸制度というのは、別にその部分それまで制度がなかったんじゃなくて、戦前の制度あるいは戦中の制度...全文を見る
○小野次郎君 是非は別にして、総理は、四月二十八日、主権回復の日、政府が何十年ぶりかに式典を行われたわけですけれども、私は、戦後レジームというのは、端的に言えば、サンフランシスコ平和条約体制あるいは日米安保体制の下でそれを形作っている一連の制度だと思うんですけれども、平和条約にも...全文を見る
○小野次郎君 これは前から議論があって、判決を受け入れただけなのか、裁判を受け入れたのかと。今総理は裁判を受け入れたとおっしゃいましたけれども、間違いはございませんね。
○小野次郎君 戦後の制度の中で、どの党の支持者であっても、条約だから受け入れてはいるけど、快くは受け入れられないのがあります、一つ。それは日米地位協定。  一般国民や在日のこれだけ世界中から多くの外国人が来られている、その方たちとは区別して、米軍関係者だけを特別扱いしているこの...全文を見る
○小野次郎君 何か岸田外務大臣がお答えになるような丁寧な御答弁、そんなことを聞いているんじゃなくて、それも戦後レジームなんじゃないですかと申し上げたので、そう思わないなら思わないで結構なんですが、総理は、どうもアメリカのことになると、それは戦後レジームじゃないというふうにお考えな...全文を見る
○小野次郎君 私は、さっきたしか同僚の前川さんがお聞きになったかもしれませんが、私自身も御存じのとおり秘書官のときに何度も小泉総理にお供して靖国神社までは参りましたけれども、一宗教法人である現在の靖国神社は、それはその存在として認めつつ、しかし別に国として公式に戦死者、戦没者をお...全文を見る
○小野次郎君 私は、政治家が参拝するたびに私的か個人としてかあるいは公的かという議論が延々と続くのであれば、堂々と公式に参拝し、また外国の方にも公式行事の中でお参りいただけるような追悼施設を考えた方がいいんじゃないかなと私は思っておりますが、まあ意見が違うので、次へ進ませていただ...全文を見る
○小野次郎君 しかし、総理が自ら見直しに言及しているんですよ、河野談話。それから、村山談話についても、つい二週間前、答弁の中でその内容は曖昧だとか不正確だとか指摘しているんですよ、一国の総理が。だから、見直しの決意を放棄されているのであれば、端的に国の内外に対してその旨は釈明した...全文を見る
○小野次郎君 実は私もこの村山談話を、毎年八月十五日の戦没者慰霊祭の際に、内閣総理大臣の式辞という原稿を起案するときに村山談話をやっぱり参照しながら作るんですね。やっぱり、その村山談話作成に関与していない私としては毎年毎年うんざりするわけですよ。これをまた繰り返さなきゃいけないの...全文を見る
○小野次郎君 尊重というのは、文字どおり尊重、尊敬ですけれども、擁護というのは、物の本見ると、一つは、三つ意味があると、委員長、言っているんですよ。一つは憲法を守るという意味だと、もう一つは相手に反抗して支援するという意味だと、三つ目には不変の状態に保つ、つまりメインテインという...全文を見る
○小野次郎君 僕が聞いているのは、総理にとって、現行憲法自体が脱却すべき戦後レジームの一つと認識しているんじゃないんですか。
○小野次郎君 現行憲法とその下につくられた様々な制度を否定しておきながら、当面は単に憲法改正手続に関する九十六条だけを取り上げて他の政党に同調を求めたりするのは、その政党に対しても、また国民に対しても私は極めて総理の態度は不誠実な態度だと言わざるを得ません。  そのことを申し上...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  総理、質問通告するいとまがありませんでしたけれども、私自身も横田さんの御両親始め拉致被害者の家族の方とお会いしたことがございますし、また、何しろかつて机を並べた同僚であった方が今内閣官房参与として北朝鮮へ、かの地に赴いておられるわけで...全文を見る
○小野次郎君 ドアのすき間から家政婦は見たじゃなくて秘書官は見たという話じゃないんですが、いろんな見返りを要求されてきた歴史でもあるんですね。  今、多くの人は、多分聞いていいものかどうか迷っていることがあります。それは、朝鮮総連のあのビルが、落札した何かお坊さん、僧侶でしたけ...全文を見る
○小野次郎君 是非、総理のリーダーシップでこの拉致の問題については前進が図られるように、私たち、私は野党議員でありますけれども、祈るとともに、また御協力できるところがあればしていきたいと思っております。  さて、本来の質問に入りますが、総理と憲法改正の話をしたときに、総理は、不...全文を見る
○小野次郎君 総理のそういうお話を伺うとまたお伺いしたくなるのは、それじゃ総理が目指しているのは、当然、論理的には現行憲法の廃棄ということになるんじゃないですか。
○小野次郎君 そうであれば、六十何年たって改廃すべきところは憲法改正できるようにしたいというぐらいの言い方にされた方が、いろんな意味で私は国民の多くの人から理解されるんじゃないかと思うんですね。  だって、その下でつくられた制度まで全部脱却するとおっしゃったら、答えは要りません...全文を見る
○小野次郎君 締めくくりの質問なので、厳しめに聞こえる質問をして総理のその真意をなるべく引き出したいと思って聞いているので、その辺は御理解いただきたいと思いますが。  九十六条、総理は九十六条含めて守っていますよと昨日おっしゃっていましたけれども、これはあくまでも、改正が行われ...全文を見る
○小野次郎君 集団的自衛権の行使について、我が党は慎重に検討すべきだという立場ですけれども、特にそれを憲法改正でやるのではなくて解釈改憲でやるという考え方、その議論について、総理としての認識をお伺いしたいと思います。解釈改憲で集団的自衛権の行使を認めるという考えについて。
○小野次郎君 内閣総理大臣は、九十六条を含めて守っていますというんじゃ駄目なんですよ。それは、学校の生徒が校則の例えば遅刻しちゃ駄目ですよというのを守っているというのは、それは守っているんです。だけど、総理大臣は、更に尊重して擁護しなきゃいけないんですよ。攻撃するものに対して、違...全文を見る
○小野次郎君 総理大臣が自らそんな解釈改憲、解釈の変更を指示するなんということになれば、それは擁護していることになりませんよ。そのことだけ申し上げて、私は、憲法について我が党も御協力できるところは御協力したいと思いますが、是非誤解を広がることのないように、総理には言動には十分に慎...全文を見る
○小野次郎君 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました日本維新の会及びみんなの党の共同提案に係る平成二十五年度一般会計予算、平成二十五年度特別会計予算及び平成二十五年度政府関係機関予算に対する修正案について、提案の趣旨及び概要を説明いたします。  まず、提案の趣旨につい...全文を見る
05月21日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  早速このハーグ条約についての質問に入らせていただきますが、そもそも、両親が破綻して、子の連れ去りあるいはそれに対する返還の訴えというのは、国際間の場合と国内の場合でもあるんだと思うんですね。このハーグ条約入った場合の、ハーグ条約の規定...全文を見る
○小野次郎君 ちょっと質問の順番を変えますけれども、外務省にお伺いしたいと思うんですが、連れ帰った子が日本国籍で常居所国籍ではない場合に、この条約ではどんな取扱いになるんでしょうか。
○小野次郎君 国際法は、それは外務省の方の方が詳しいと思いますけれども、一般的に慣習法でも、国籍国というのは自国民を保護する責任が常にあるんじゃないですか。ほかの分野でもそういうのありますね、自国民は引き渡しませんと書いた分野もありますけれども。日本国籍だといってもう渡しちゃって...全文を見る
○小野次郎君 次に、子の返還の判断をする際に、請求者によるDVの問題、もう既にいろんな方から質問出ていますが、さらに私からは、まずチャイルドアビューズだとかネグレクトだとか、子供さんに直接危害なり被害が及ぶような場合については拒否理由になると理解してよろしいですか。
○小野次郎君 育児を放棄しているなんというふうになると、外形上見て分かる、なかなか証拠なんかを提示するのは難しい場合もあると思うんですが、さらに私が踏み込んでお伺いしたいのは、子供さんに直接危害が加えられるとかということはないんだけれども、アルコール中毒であるとか薬物中毒だと、そ...全文を見る
○小野次郎君 次は外務省になるんでしょうか、お伺いしますけれども、我が国の条約上の中央当局が外務省だとなっていますが、まず外務省のどこの局になるんですか。
○小野次郎君 私が聞きたいのは、総合外交政策やられるところじゃない方がいいんじゃないかなと思うんですね。というのは、条約入れという話もえらく政治的に、よその国のかなり偉い方が、大使だとか首脳クラスまで言ってくるような状態になっているわけですが、心配される側の気持ちとしては、相手国...全文を見る
○小野次郎君 私が聞いているのは、外務省の方に聞いているんですね。  これ、裁判官と検察官じゃ違うけど、二年半前の中国の体当たり船長の事件のときなんかは、釈放するかどうかのときに、相手国との外交関係、国際関係考えて出しちゃっているという事例もあるので、あの方だって一応司法官では...全文を見る
○小野次郎君 次に、中央当局による子供の所在調査ということなんですけれども、これ条文だけ見るとスーパーパワーみたいになっていますが、いろんな日本には役所が調査するという機能を書いたのがありますけど、本当にこれあらゆる省庁に対して、あらゆる団体に対して調べることができるようになって...全文を見る
○小野次郎君 さっき、この中央当局が、総合外交政策局みたいな外交政策を考えるところよりは、私は例えば領事局みたいな、人に関することを扱うところの方がいいんじゃないかなと思いますけれども、この点でも、例えば内部から何か出てしまうということを心配しているんじゃなくて、私は、例えば請求...全文を見る
○小野次郎君 今私が申し上げた弁護士というのは請求者側の弁護士ですから、守秘義務はないですよ、頼まれた依頼者のために情報が分かったらすぐ教えるのは当然ですから。もう一遍、ちょっと答弁を。
○小野次郎君 外務省がこういう事務をするということは余りほかには例がないのかもしれませんけれども、一方で機能を発揮してほしいという思いと、もう一つは、ほかの委員も多分お持ちだと思いますが、そこから何か逆にハレーションが起きて、請求者側、あるいは逆に、今子供を現に管理されている方、...全文を見る
05月30日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  質問に入る前に、私の気付きの点を一点触れさせていただくと、どうしても防衛問題というのは専門的な用語が出てきますが、私個人はヒトロクだのフタフタだのという言い方は業界用語なんだろうと思っています。私自身も、だから、国会議員になる前の仕事...全文を見る
○小野次郎君 お話を聞いていて、一つだけ、このTHAADというやつはPAC3なんかとはどういう違いがあるシステムなんでしょうか。
○小野次郎君 大変興味がありますけど、その話は別の機会にまた教えていただくことにして、これまで我が方がこのグアム海兵隊の移転に関して負担してきた移転経費というのはどんなことに使われてきたんでしょうか。
○小野次郎君 これに関しては二〇一二年に計画の見直しがされていますよね。現在の計画概要、あるいはどうして二〇一二年に計画が見直されたのか、途中変更の理由をお伺いしたいと思います。
○小野次郎君 そうすると、二度の今の局長の御説明だと、既に使われた予算については有効に使われているという認識ですか。
○小野次郎君 でも、実際に予算の方は、平成二十一年度に三百四十六億円、二十二年度に四百六十八億円組んだのと比べると、二十三年度九十三億円、そしてついに二十五年度は二億円ということで、ほとんどこれやめるということじゃないですか。
○小野次郎君 たまたま大臣もおととい、昨日と現地を視察されてきたんですが、これは事務方でも結構ですけど、二十一年度に例えばこのフィネガヤン地区の消防署の設計をして、二十二年度には二十四億円もの工事費を支出していますよね。これ、消防署はでき上がったんですか。
○小野次郎君 そうすると、この二十四億円はどこにどういう形で保存されているんですか。
○小野次郎君 じゃ、重ねて聞きますけれども、このアプラ地区というところにある司令部庁舎、診療所、これも、二十一年度に設計費をこちらで負担し、二十二年度には、司令部庁舎は二十三億円、診療所は九十億円、結構いい金額だと思いますが、負担しているんですが、この二件についてはどのようになっ...全文を見る
○小野次郎君 官僚答弁というけど、さっきフィネガヤン地区の話をしたら再評価中だと言って、じゃ、アプラ地区はと言うとやっぱりやっていないんじゃないですか。結局やっていないということじゃないですか、一言で言えば。
○小野次郎君 話を出発点に戻しますが、防衛大臣、この米軍再編の話なんですけれども、これは私の記憶に間違いなければ、二〇〇三年の十一月二十六日の米大統領の声明というのが大変反響を呼んだんですね。これが世界中において、冷戦が終わった後の安全保障環境に応じて米軍を再配置しますよというこ...全文を見る
○小野次郎君 概略って言っているじゃないですか。具体的に聞いていません。概略って聞いているんです、さっきから質問は。
○小野次郎君 質問よりも答弁がやたら長いのはちょっと御遠慮いただきたいと思うんですが、特に事務方の場合にはファクトを聞いているんであって、経緯だとか何かを聞いているわけじゃないわけですから、それは御理解いただきたいと思います。  さて、ドイツあるいは欧州、そしてまた韓国では大き...全文を見る
○小野次郎君 ややもすると、この普天間の話にしても、一九九五年の婦女暴行事件が始まりであって、橋本内閣がとった措置から十八年とかよく言われますが、もう一つの大きな流れがあって、それは、二〇〇三年、二〇〇四年にこの米軍再編という問題が地球規模で行われるときに、日本としてもそれに協力...全文を見る
○小野次郎君 私は、広い意味では、この地位協定というようなものも基地の存在に伴う負担、軽減してもらいたい負担の一つだと私は思うんですよ。  それで、今お話しになった九五年の話について言えば、九六年に適用されるかどうか分からない事件が佐世保というところで起きた。それは、米軍の特殊...全文を見る
○小野次郎君 米政府の誠実な考えというのを疑っているわけじゃないんですけど、しかし、これは犯罪の問題も環境の問題も、そうなっているかどうかって、隅々までそれが徹底されているかどうかが問題なんですね。犯罪に関する対応についても、綱紀の粛正だとか外出禁止だとかってその都度その都度出て...全文を見る
○小野次郎君 これもやっぱり私は基地負担の軽減、そういう存在することに伴う、国民が税金で負担しているわけですから、負担の一つだと思うんです。さっきの地位協定の話もしました。いろんなまだ軽減してもらいたいところがあるので、是非政府には、政権が替わった直後でございますけれども、そうい...全文を見る
○小野次郎君 核廃絶に向けた我が国の基本的姿勢を国際社会に発信することが大事だと思うんです。その、十か国だと聞いています、NPDI外相会議ですか、それも大事だと思いますが、例えばそういう機会にもっと多くの国から来ていただくような会議を企画するとか、あるいは毎年国連軍縮会議というの...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私が外務省へ出向してフランス大使館の一等書記官で行ったのは二十七年も前なんですが、そのときは家内を連れて一歳の子供を連れて赴任しました。もちろん、この三年間の勤務で外務省の方には大変大切にしていただいて、その人間関係は今に至るまで続い...全文を見る
○小野次郎君 実際のところ、自分で借りるんだけれども、前任の方とスムーズに借換えができれば、それは住む場所は行く前から分かっているという場合もあるんですけれども、そうでないケースも多いので、驚くべきことに十人のうち九人以上の人が勤務始める最初がまず家探しから始めなきゃいけないとい...全文を見る
○小野次郎君 私の理解に間違いがなければ、その住居手当のときも、最初のセッティングのときのたしか四週間だか一か月間は家探しのためにいわゆるウイークリーマンションみたいなのに入るような費用が認められていると思うんですが、三年も勤務しない平均の中で、最初の一か月間は住居が決まらないと...全文を見る
○小野次郎君 今日防衛省の方は見えていないですけれども、防衛省とか自衛隊だって、今、動的とか機動力と言っているじゃないですか。そのときに、外務省の方は行ったらまず家探しから始めて一か月掛かっちゃっているというのでは、いわゆる十九世紀の何かウィーン会議のころの外交官というイメージだ...全文を見る
○小野次郎君 引き続き検討をお願いしたいと思いますが、もう一つ今日は聞きたいことがあります。  官房長にお伺いしますが、平成二十四年七月の外務人事審議会が公邸料理人の位置付けについて勧告していますけれども、この勧告は具体的に実施に移されていますか。
○小野次郎君 この勧告の一番のみそは、公邸料理人がなぜ館長の個人的使用人と長い間されてきたかということにあると思うんですが、その経緯を、官房長、話してください。
○小野次郎君 公館には、秘書の方とか運転手の方、あるいはバトラーというんですかね、ボーイ長みたいな方もおられて、そういう方たちはローカルのスタッフとして、現地雇用であったり、あるいは委託職員の方もいるかもしれませんが、そういう身分になっている。ところが、公邸の料理人だけは館長が個...全文を見る
○小野次郎君 いろんな国の制度の中に、そういった公的な存在のものを個人がどうしても使わざるを得ないという場合には、その利用量に応じて一定の利用料を決めてある、金額をですね。公邸料理人であれば、人件費とか材料費見合いの分というのを国に納めるというのも、ほかの行政の分野であるんですよ...全文を見る
○小野次郎君 最後にしますが、大臣、公邸調理人については、見付けて採用することについてもやっぱりいろいろ、採用する側からも悩みを聞くことありますし、また、雇われた方からも身分や給与不安定だということで、どっちの側からも悩みや苦情がたくさん出ているんですけれども、大臣、この問題につ...全文を見る
○小野次郎君 いずれにせよ、この任期が、本官の方の任期が三年もないということを前提に、さっきの住宅の話もそれから公邸調理人の話も、やはり着いたらすぐ仕事ができるというような形の環境にしていただきたいと思いますので、これからも検討をよろしくお願いします。  私の質問を終わります。
06月12日第183回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、限られた時間しかございませんので、一つの話題についてお伺いしたいと思います。今日は厚労省の矢島局長にもお越しいただきまして、ありがとうございます。  まず局長にお伺いしますが、在外被爆者の実態、そして在外被爆者に対する被爆者...全文を見る
○小野次郎君 厚労省からいただいた資料を見ても、この手帳を受ける、あるいは原爆症として認定されるということになると、医療費の無料化であったり、あるいは健康管理手当、医療特別手当、まあ結構な金額になる、そういった援護を受けられるということですね。  ところで、北朝鮮についてなんで...全文を見る
○小野次郎君 だから、その時点でも九百人以上の方がおられるという話を確認してきているわけですね。  それで、翌年の二〇〇二年になると、坂口厚生労働大臣、公明党の出身ですけれども、その方が記者会見の中でこういうことを言ったんですね。在外被爆者というのはアメリカ、ブラジル、韓国、北...全文を見る
○小野次郎君 別に当時の厚生労働省のことを今責めようとしているんじゃなくて、むしろ、きちっと記録も残っているし、当然公務員として調査に行って、それだけ九百何十人おられるという話を、見たわけじゃないでしょう、聞いてきたということで、これは非常に大事な事実だと思うんですね。  それ...全文を見る
○小野次郎君 別の文脈でも、岸田大臣、広島の御出身であられるわけですから、この在外被爆者の問題について御自身の思い入れというのがあっても決して、国際的にもああそうかなと思っていただけることもあると思います、一つは。  もう一つは、国交がなければできないかというと、この被爆者援護...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、租税、脱税防止の関係の協定が多いわけですが、私は、今日は常に脱税と裏腹の関係になるマネロンの問題についても質問してみたいと思っています。  まず、今日、法務省刑事局長、お越しいただいていますが、連日報道されていますオリンパス...全文を見る
○小野次郎君 いわゆるマネロン事件だと思うんですが、報道では二十二億円、今金額も局長言っておられましたけれども、リヒテンシュタインのペーパーカンパニーの口座に入金したと言っていますけど、詳細はいいですけど、話の流れはそういうことでよろしいんでしょうか。
○小野次郎君 そうすると、その外形事実というのは、当然脱税の疑いというのも視野に入ってくるんじゃないかと思いますけど、どのように認識されていますか。
○小野次郎君 否定されなかったんで、それ以上はお答えしづらいんだと思いますが、じゃ警察庁に、室城部長にお伺いしますが、昨日マネロン対策を話し合う有識者懇談会初会合を開いたというニュース、報道されていましたが、どういう点について検討を進めるお考えなのか。私は、今日の文脈からすれば、...全文を見る
○小野次郎君 ここで大きな論争をするつもりはありませんけど、一方で、そういう顧客管理の問題、あるいは口座の管理の問題って、九九%の一般の人、私たちも含めてですけど、そんなに大きな金額を扱うわけでもないし、何かすごく意図的に悪用するというわけじゃない人たちにはここ十年ぐらいどんどん...全文を見る
○小野次郎君 それでは、この分野っていろんな省庁にまたがっているので、金融庁も今日来ていただいていますから、じゃ金融庁にお伺いしますが、こういった不法収益の移転で海外が出てくるというのは、実は、このマネロンという言葉はこの十数年しか使われていないんですけど、もう終戦後、いろんな大...全文を見る
○小野次郎君 次に、オフショア対策について話を進めたいんですが、その前に室城部長にお伺いしますが、二、三年前にたしかFIUが金融庁から警察庁に移っていますよね。このFIUの機能、今どういう仕事をされているのか、ちょっと説明していただきたいと思うんですが。
○小野次郎君 MOUというんですか、外国のFIUとの申合せというのは、どれぐらいの国との間にそういうMOUは成立しているんですか。
○小野次郎君 さっきのオリンパスの事件ではリヒテンシュタインという国名が出ました。去年かおととしに、AIJの事件のときはケイマン島の口座がいっぱい名前出ましたけれども、今日また、この脱税防止のための協定は、ジャージー、ガーンジー、これはみんなオフショアで有名なところですけれども、...全文を見る
○小野次郎君 ちょっと今の答え、意味が分からない。
○小野次郎君 ということは、このケイマンとリヒテンシュタインとはあるけれども、ジャージー、ガーンジーとはこれから関係官庁とも連携しながらそういう提携していきたいと、そういう趣旨でよろしいですか。
○小野次郎君 ありがとうございます。  それじゃ、このマネロンに関しては、これは脱税だけじゃなくて、常にこういったオフショアの国というか、地域の場合もありますけれども、諸国・地域が出てくるわけですが、マネロン対策ではFATFなどの枠組みが先駆的に進めていますけど、このオフショア...全文を見る
○小野次郎君 ジャージー島というのは、シェルブールの沖に、もうフランスのすぐ目と鼻の先にあるイギリス王家の領地と言われているところですけど、今日恐らくこれから採決になって、見通しとしてはこの脱税防止の方の協定は上がっていくんだろうと思いますけれども、是非、先ほど部長お話しになって...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日、少し前の委員と質問がかぶる部分があるかもしれませんが、我が国とアメリカは、この食料・農業植物遺伝資源条約について採択を棄権したわけですね。その結果、我が国は条約採択から十年以上加入が遅れていたわけですけれども、EUのように解釈宣...全文を見る
○小野次郎君 私が伺っているのは、EUがそういう対応を取ったというときにも同調しないという決断をしていたのに、なぜ今になって加入しようとなったのか、もう一度、理由がよくさっきの説明では理解できなかったんですが、お願いします。
○小野次郎君 その新たな国際的な枠組みができるときに、それに乗らなければメリット、デメリット、デメリットの方もあるだろうということは当然予測されたわけですが、最初の大臣の答弁では、その後、日本の種苗会社が不便を感じたとか、あるいは企業、団体、様々なところから要請もあって、で判断を...全文を見る
○小野次郎君 この条約を読ませていただくと、食料安全保障というのが目的に掲げていることが分かるわけですけれども、普通、私たちが食料安全保障と言う場合には、日本で必要としている、例えば総栄養というんですかね、カロリーの量なんかの自給率などをいろんな災害やあるいは安全保障上の危機のと...全文を見る
○小野次郎君 次の問いに移りますけれども、本条約の多国間制度というのは、先進国と途上国の間で適切な利益配分の仕組みということで、開発支援のときによくフェアトレードという言葉、概念が出てきますけれども、それに類するような目的や効果が期待されているものなのかどうか。本条約の多国間制度...全文を見る
○小野次郎君 もう一問、外務省にお伺いしますが、生物多様性条約、名古屋議定書の定めている多国間制度と本条約の多国間制度、どのような点で相違があるのか、御説明いただきたいと思います。
○小野次郎君 ちょっとよく分からないのは、ある植物遺伝資源がどっちの条約の対象になるかは、どういう関係になっているんですか。
○小野次郎君 そうすると、生物多様性条約の方が一般法みたいになっていて、その中でこのリストに掲げられているものについては、もちろん締約国間ですけれども、締約国間でリストに掲げられているものについては、こちらの新しい、新しいというか、今審議している方の多国間制度が適用されるという、...全文を見る
○小野次郎君 この条約に入って、我が国はどのような遺伝資源の入手を目指す見込みなのか、農水省にお伺いします。
○小野次郎君 一つだけ、最後に聞かせてください。  この植物遺伝資源の活用に関して、日本国内ではどのような組織や機関がこの条約の対象になるんですか。
○小野次郎君 ありがとうございました。質問を終わります。
06月20日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず第一、最初に外務大臣に御質問させていただきますが、質問じゃないんですけど、要望ですけれども、この旅券法改正の中で知ったんですけど、この発行手数料が法律で書いているということが、逆に言えば法改正の理由にもなっているわけですけれども、...全文を見る
○小野次郎君 どんな関係機関かちょっと聞きたかったんですが。  次の質問に移りますが、今度は観光庁長官、今日お越しいただいております。  よく知事さんとか市長さんと話しているときに、今どこの自治体も外国人観光客を呼びたいということがあって、外国へ行ったときに、チャーター便を飛...全文を見る
○小野次郎君 実際、もう僕たち知っている、体験しているんですよ、外国行ったときに。あれ、入管なかったなと思ったら、もうエアラインのところでそれを済ませているというような国がありますよね、エアラインがそのカードを見て。あるいは、自治体みたいなところに委託しているという話も昨日も関係...全文を見る
○小野次郎君 この間のアルジェリアの事件のように、総理の方は外遊で政府専用機使っていて、一方でああいう事件が起きるということもあるので、是非、将来の計画を立てるときには別個のものを整備すべきだということを念頭に置きながら御検討を進めていただければと思います。  私の質問を終わり...全文を見る
06月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○小野次郎君 冒頭、政府側の国会との窓口であります内閣総務官室から日付も作成者の署名もない文書が、今朝、国会に届きました。読み上げます。  六月二十四日付け、国務大臣等の出席御要求について。閣僚などの国会への出席の取扱いについては、国会運営に関する事柄であることから、政府として...全文を見る
06月26日第183回国会 参議院 本会議 第30号
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○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、本問責決議案に賛成の立場から討論を行います。  安倍総理、安倍総理とは、平成十三年四月に小泉内閣で、安倍総理が官房副長官であり、私が総理秘書官として一緒に官邸に勤務させていただいた、その私がこうした形で対面しなければならないのはまさに断...全文を見る
08月07日第184回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号
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○小野次郎君 私は、会長に鴻池祥肇君を推薦することの動議を提出いたします。
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  質問に入ります前に、今回の台風で被害に遭い、亡くなられた方に哀悼の意を表し、また御遺族の方に心からお悔やみを申し上げます。そして、多くの被災者の方に心からのお見舞いを申し上げるとともに、今日この時点においても自衛隊、警察、消防、行政、...全文を見る
○小野次郎君 自ら掲げられた課題であり、また多くの国民が期待している規制改革ですから、是非実現していただきますように重ねてお願い申し上げます。  それでは、今日、台風も近づいているわけですが、私は実は党の災害対策本部長も兼ねております。この夏は、全国各地で異常気象というのか、局...全文を見る
○小野次郎君 一万余りあるというと多いようにも感じますけど、三十七万平方キロを割ると三十七平方キロに一か所しかないということなんですね。  私は、明治時代の日本の全国の市町村の数って二万あった、いわゆる旧町村というのがあったわけですけれども、その単位ぐらいには備えるべきじゃない...全文を見る
○小野次郎君 検討よろしくお願いいたします。  次は防災担当大臣にお伺いしますが、自治体による避難勧告・指示が、気象庁の警報とか特別警報と同じように、曜日や時間帯にかかわらず、また首長の判断を待つことなく発令される仕組みにすべきじゃないかと私は思うんですね。それは、例えば、別に...全文を見る
○小野次郎君 例えば警報の方は、国交大臣にお伺い、ちょっと通告していませんが、多分気象庁長官とか国交大臣は夜お休みになっている間でも警報を出しているんだと思うんですよね。違いますか。
○小野次郎君 私が申し上げているのは、気象庁の出す警報は、例えば気象庁長官とか国交大臣がお休みになっている時間帯でも出ているんじゃないんですかと、その担当の部局の人がちゃんと管理して。それが当たり前だと思うんですよ。ところが、なぜこの避難勧告になるといないとかなんとかということが...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  例えばエリアメールなんかも、役所の方は一つの施策のように言っていますけど、被害に遭われる方って、まあ一概に言えませんけど大体高齢の方が多いんで、聞いてみると、ほとんどそういう地域というか、そういう方たちの中では、えっ、メールなんか使ってい...全文を見る
○小野次郎君 先ほど防災行政無線の話をしましたけれども、防災担当大臣にもう一問御質問させていただきますが、家の中に住んでいる地元の方だけじゃないんですね。旅行者とか通行中の方というのも、実際、あれは島根県の事例だったか何かで、ナンバープレートが他府県の車で、その方が見付かったかど...全文を見る
○小野次郎君 その話で重ねて伺いますけれども、私も戦後の世代ですから空襲警報というのは聞いたことないんですけれども、防災行政無線で何かいろんなことをしゃべるのに使うのもいいですけれども、結局本当に逃げるべきかどうかという判断だけを住民の方にしてもらうんだったら、簡単な二種類とか三...全文を見る
○小野次郎君 さて、これは総理に伺いたいんですが、総理、御記憶だと思いますけれども、自然災害で住む家を失った方にとって、自宅の再建というのはまさにその生活再建の一番重要な土台になる部分なんですね。  ところが、家一軒を再建するためには、そんなぜいたくな家じゃなくて普通のお住まい...全文を見る
○小野次郎君 私も政府側の答弁を作る過程をよく知っていますから、大体防災担当大臣と総理と同じ原稿が行っているんだと思うんですが、担当大臣はまあそういう答弁でもいいかもしれませんが、私が期待しているのは、だから総理大臣にお伺いしているのは、国民全体のある種責任者である総理として被災...全文を見る
○小野次郎君 次の天気予報も大事ですので、これで午前中は終わらせていただきます。
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  午後の質問は、原発事故と除染の効果、実績の問題から始めます。  パネルを御覧いただきたいと思いますが、(資料提示)昨日から、いろんな方の質疑の中で、IAEAからも除染について一定の評価を得たということを話題になっておりましたけれども...全文を見る
○小野次郎君 大臣の答弁を否定するわけじゃありませんが、そういうサイズの、次元の問題だということを指摘させていただきたいと思います。  その上で、これだけ大きな影響というのが残っている原発事故、それを踏まえた上で、多くの国民が原発に対して不安を持っている、この事実は変わらないと...全文を見る
○小野次郎君 原発依存度を下げていくというのが不退転の決意であるならば、端的にもっと自然エネルギー立国を成長戦略の柱に掲げて、あしたから全部やめるというのじゃないけれども、しかし、市場メカニズムの中で脱原発をまさに実現していく、将来は原発依存度がゼロであると表明される方が自然なん...全文を見る
○小野次郎君 ですから、電力改革をしたり自然エネルギーを更に普及させたりする中で、下げていくというんだったら目標がゼロだというふうになぜ言えないのかと言っているんです。総理にお伺いします。
○小野次郎君 今の発言、重要だと思うんです。更に検討中ということだとすると、いろんな努力をして市場メカニズムの中でゼロを目標にするという結論を出すこともあり得るということですか。総理にお伺いします。
○小野次郎君 いろんな方面の方、そしてまた国民の多くが少なくとも将来の目標として原発ゼロを目指してほしいという思いを持っているということを総理も御認識いただいて、その検討を進めていただくことを私から重ねてお願いを申し上げます。  次に、秘密保護法の問題点についてお伺いしますが、...全文を見る
○小野次郎君 私も、政治家になる前の経歴というのはこの四類型その全てに関与したことがあり、最後の四年半は日本の情報が集まるポストにもおりましたけれども、日本の情報活動というのと海外のとは大分歴史も伝統も違うと思います。何より必要なのは、違反を処罰するという規定を作る前に、まずその...全文を見る
○小野次郎君 そうじゃなくて、日常の情報活動についてきちんと倫理コード、行動コードを作ってからその違反について取り組むべきであって、まず罰則から作って、じゃ担当する方たちの倫理コード、行動コードなくてこれからも活動するということですか。
○小野次郎君 二度やっていますよ、同じ質問を、私は。(発言する者あり)
○小野次郎君 非常に心もとないと思います。厳罰化だけすればいいというものではないと。  なぜそう言うかというと、この分野って、厳罰化すればするほど国会の目も届きにくくなる、司法の手だって届きにくくなる、会計検査院の目だってなかなか見えなくなってくる。そういう分野だからこそ、しっ...全文を見る
○小野次郎君 西山事件、それから海上保安庁のビデオの事件、それから外国ですけれどもエドワード・スノーデンさんの話、公表された瞬間に多くの人は何でそれが隠していたんだということを思うんであって、その人を処罰しろと思わないわけですよ。こういうことをどうやって保護するんだと言っているん...全文を見る
○小野次郎君 大臣、公益通報者保護、担当でもあるわけですけれども、これはこういう分野にも適用されますか。
○小野次郎君 保護されるという話を聞いて安心ちょっとしました。  民主的で政治主導のコントロールを機能させるためには、私は、今の法案、知らされている内容では不十分で、内閣の交代、政権交代のごとに特定秘密指定の全面チェック、いわゆる総棚ざらえを義務付けるべきじゃないかと思いますが...全文を見る
○小野次郎君 是非、役所任せにしないでいただきたい。  最後に一問伺いますが、二〇二〇年の東京オリンピックの際に世界中から見えるお客様が世界文化遺産の富士山を間近に見ることができるように、リニア中央新幹線を都内から山梨県内の駅までの区間について暫定開業を目指すお考えはないのか。...全文を見る
○小野次郎君 前向きに取り組んでいただくことをお願いして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
11月05日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、特定秘密保護法案について御質問させていただきます。  まず、外務大臣にお伺いしますが、この特定秘密保護法案で、外務大臣、ユーザーとしての外務大臣にお伺いしますけれども、この秘密指定の対象なんですけれども、私は、政府が度々言っ...全文を見る
○小野次郎君 外務大臣がおっしゃられた外国以外の情報源の場合についても、その保護ということを理由に挙げられましたけれども、それに対して十年という極めて重い罰則をもって担保しようという法案になっているということが、結構今回の議論を裾野の広い、国民的大きな賛否、特に慎重論を高めている...全文を見る
○小野次郎君 それは言葉を換えて言えば、日本国内のというか、日本国の情報収集機能、日本国の情報収集機関の活動によって得られた情報の中で重要なものは秘密指定の対象になると、そういう理解でよろしいですか。
○小野次郎君 内閣官房の方にお伺いしますが、外務省、防衛省というのは見たとおり当然対象になるんだろうなと思うんですけれども、「行政機関の長」という言い方で一般名称で書かれていますが、どんな省庁がそれ以外に、二省以外に対象、対象というかユーザーなり得るんですか。
○小野次郎君 内調というところですね。じゃ、公安調査庁とか警察庁も、当然警察庁も一部出てくるからなるということでよろしいですか。
○小野次郎君 そうすると、この別表の四類型というのは、私の質問ですけれども、秘密指定の対象とされる情報の内容によって分類したものなのですか、それとも秘密指定を行う省庁別に分類したと考えた方がいいんですか。これは内閣官房にお伺いします。
○小野次郎君 そうすると、例えば外務省員がこの一号に当たるものを入手したというか預かった場合なんかは、一号で指定するんであって二号ではないということですね。
○小野次郎君 念のため聞きますけれども、それは当然だと思いますけど、いわゆる特定有害活動に関する情報が外務省員であったりあるいは防衛省員が手に入れることもあると思うんで、第四号についても同じですが、そういった場合はその内容によって分類されるという理解でいいんですね、身分ではなくて...全文を見る
○小野次郎君 質問の種類をちょっと変えますが、三号、四号にも「暗号」というのが出てくるんですが、これは内閣官房にお伺いしますけれども、外務省そして防衛省については暗号というのがあるというのは私も知っているし、多くの人が知っていると思いますけれども、じゃ、警察庁とか公安調査庁とか内...全文を見る
○小野次郎君 これは立法事実があるかどうかということを聞いているんですからはっきり答えていただかなきゃいけないんで、三号、四号に「暗号」とわざわざ書いているのは、公安調査庁、警察庁、内調で暗号を使っているということですか。
○小野次郎君 私は具体的事実なんて聞いていませんよ。だって、外務省と防衛省についてははっきり書いてあるじゃないですか、その役所で暗号があるということを。だから、それ以外の警察庁、公安調査庁、内調でも暗号というものを使っているんですかと聞いているんで、具体的事実なんて聞いていません...全文を見る
○小野次郎君 その辺はもうちょっと掘りたいところですが、今日はちょっと次の質問に移りますけれども、暗号を使っているという答弁をいただきました。  それでは次に、この前予算委員会でも聞いたんですけれども、こういった厳罰化する立法の前に、まず我が国関係省庁の情報活動について従事する...全文を見る
○小野次郎君 先日も森まさこ担当大臣も、私から指摘を受けたので検討しますということを言っていますけれども、端的に例えば一例挙げて申し上げますけど、いわゆるスパイ活動の際にお金が使われるということももちろんありますけれども、ほかにもあるんですね、典型的に。例えば、ゾルゲ事件だとかあ...全文を見る
○小野次郎君 要するに、後で適性審査のときでも触れますけれども、そういう一番リスクしょって厳しい状況で働いている一般職というんですか、そういうレベルの方たちにはないんですよ、そんな仕組みは。  もう一つ挙げましょう。  この前、予算委員会で私質問したときに、安倍総理が自席から...全文を見る
○小野次郎君 ですから、さっきから申し上げているとおり、外国政府からもらうもので一番大きな特典という叙勲についても把握できていない。一方で、一番厳しい状況で、取るか取られるかって、情報ってプレスリリースをもらってきてそれが特定秘密情報になるわけではないんですよね。取るか取られるか...全文を見る
○小野次郎君 ちょっと基本的な質問に今度は変わりますけれども、この法案、よく見てみても、私には分からないのが二つほどあります。一つは、外国情報機関との情報交換を認める根拠の規定というのはどこにあるんですか。
○小野次郎君 同じように、総理とか官房長官など官邸への報告、連絡、あるいは内閣官房、内調を含むですね、そこへの、あるいは今度国家安全保障局ができるのであれば、そういうところに対して各省庁が特定秘密情報を連絡、報告する際はどのような手続を取るんですか。
○小野次郎君 おかしいですよね、内閣官房や総理に報告するのに、この安全保障上の必要による他の行政機関への特定秘密の提供、これが本当に適用根拠なんですか。
○小野次郎君 だから、おかしいでしょうって、これA省の長がB省の長に提供する際の根拠規定で内閣官房に報告したり総理に報告するんですかって聞いているの。
○小野次郎君 当たり前のことを書き忘れたとしか僕は思えませんよ、これ。そんなばかげたことないじゃないですか。だって、内閣官房というのは各省庁からの情報を集めるためにあるんだし、総理はその上司ですからね。  上司に報告するやつが、A省からB省に提供する場合の要件まで一々書いてある...全文を見る
○小野次郎君 ちょっと違う角度で質問しますが、この十年以下の懲役というのは、いわゆる一般犯罪、経済犯罪でいうと例えば特別背任みたいなものだと思うんですよ、やっぱりその任務に背いてということだと思うんですが。ところが、この構成要件の書き方が、私は、十年もの重い刑を科すのであれば、当...全文を見る
○小野次郎君 今日はそういう形にすべきだったんじゃないかという指摘だけさせていただきます。  次の質問に移りますが、過去の有名なスパイ事件、両大臣もゾルゲ事件とか、岡田副大臣も御存じだと思いますが、大体、それに限らず、有名なスパイ事件で重要な役割をする人というのは一言で言うと政...全文を見る
○小野次郎君 大統領とか、そういう例を挙げられると私もそれは分からないわけではありませんけど、前民主党内閣のころからいろいろ、何か官房何とかって、補佐官じゃないんだけれども、いろんな役を付けて官邸に出入りする方たちの言動が結構問題になることが多いですよ。今だってそうですよ、割と。...全文を見る
○小野次郎君 ちょっと話ずれるんですけど、小野寺大臣、思い出してください。前民主党内閣のころ出た通達で、小野寺さんも追及され私も追及した通達があって、大臣になられて、あれはおかしいじゃないですかと言ったら、大臣は直ちに廃止していただきました。それは大臣の見識だしリーダーシップがあ...全文を見る
○小野次郎君 全ての内閣の全ての大臣が小野寺大臣みたいな誠実で立派な方でないかどうか、法律というのは最悪の人がやってもできるかどうかというのが大事なんですね。最善の人がやるんだったら、使い方でどんな法律でも良く運用できるんですけれども。  じゃ、お伺いしますけど、これは外務大臣...全文を見る
○小野次郎君 そこが私が前から指摘しているところで、行政機関の長って、顔も名前もない行政機関の長が責任を負うなんということはあり得ないんですよ。今秘密指定されるなら、岸田さんが責任持つ。だけど、内閣が替わって、民主党内閣か、まあみんなの党内閣でもいいんですけれども、なったときに、...全文を見る
○小野次郎君 内閣官房の岡田副大臣がお見えですので、もう一問質問をさせていただきますが、だから問題だと思うんです。  つまり、もう辞めてしまった何年も前の大臣御自身に責任取ってもらおうといったって責任取り切れるわけがないので、やはり、国民に対して知らせないという最大の制約という...全文を見る
○小野次郎君 何か、ちょっと今のは違う問いに対する答えを読まれたんじゃないかと思いますが、外国でも、政権交代される前の情報機関の活動については、次の大統領とか首相とか担当大臣が総点検して、やめさせるものはやめさせるという仕組みになっている国があるんですね。  やっぱり私は、こう...全文を見る
11月13日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第2号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  大野に続きまして小野が質問に立ちましたが、まず最初、官房長官にお尋ねしますけれども、実は六年前の最初に安倍内閣が同じ名前の法案を出したとき、私は与党の衆議院議員でもいたし、直近まで自分自身がそういう秘密に関係するところを担当していたり...全文を見る
○小野次郎君 私が聞いていますのは、その総理主導の司令塔をつくるという話が、もし総理の御意向がこの補佐官を通じて聞くということになれば、余計な中二階みたいなのを設けることになるんじゃないかと思うんですけれども、そういう心配はありませんか。
○小野次郎君 後で聞きますけれども、これ局長の置かれている位置についても前回と比べて変わっているので、それはまた後で触れますが。  ちょっと違う視点ですけれども、長官、十月二十八日に、局長と補佐官は兼任させることも一つの考え方かもしれないが、人事案件だから総理の判断に委ねるとお...全文を見る
○小野次郎君 理由を。
○小野次郎君 報道で大分流れましたので、誤解がないように、今長官が御説明いただいたとおりだと思うんで、兼職できないわけですね、国会議員は、このポストは。  次の問いに移りますけど、後藤議員にお伺いしますが、衆議院での審議で修正された内容はさっき紙で、趣旨説明でいただきましたので...全文を見る
○小野次郎君 もう一点。そっちを聞きたかったんです。
○小野次郎君 今日、森大臣にもお越しいただいていますが、秘密保護法の方で行政機関の長が他の行政機関の長に情報提供できる場合が書いてございますけれども、この秘密保護法案の仕組みの中では、このNSCの局長の位置付けというのはどうなるんですか。
○小野次郎君 つい十分か二十分前に官房長官は行政機関の長だとおっしゃったように思うんですけど、違いますか。官房長官、食い違いませんか、両大臣の御答弁が。
○小野次郎君 そうすると、秘密保護法案の六条でいわゆる省庁から情報をもらうことはできないわけですね。
○小野次郎君 また同じ問題が出てくるかもしれませんが、次の問いに取りあえず続けますけれども、次に官房長官にお伺いしますが、緊急事態における事態対処のオペレーションというのはこの国家安全保障局長のラインが担当することになるんでしょうか。
○小野次郎君 そうすると、オペレーションは内閣危機管理監等のラインでやってもらう、情報の方は自前では省庁からももらえなくて内閣官房から回してもらったものでやるとなると、何か、政策政策と言うけど、私のイメージで言っているコンパクトでも機動的な司令塔というのは、情報と政策を立ててオペ...全文を見る
○小野次郎君 この事務局というんですかね、局ですけれども、これもやはり前回の法案、六年前の法案と比べたときに大きく違ったところは内閣官房の下に置いているということなんですね。ですから、官房長官、官房副長官の下に置いたわけで、これじゃ単なる内閣官房の、昔、内政審議室とか外政審議室と...全文を見る
○小野次郎君 いや、そこは違うと思いますよ。六年前の法案のときは総理直属の事務局になっていたんですから。それだからまさに総理の意向を受けてやるとなっていますけど、官房長官がいて官房副長官がいて各省庁の代表者が集まっている内閣官房に置いてしまったのでは、まさに全省庁が合意できた内容...全文を見る
○小野次郎君 もう一度伺いますけど、その局長というのはやっぱり総理の意向、指示を受けるだけじゃなくて、官房長官の指示も受け、官房副長官の指示も受ける、命令を実行する立場になるんじゃないんですか。
○小野次郎君 まあよく分かりませんし、また、政治家って、それは今は安倍総理と菅官房長官はすごくいい感じでやっていると思いますよ。ですけど、よく総理部屋とか官房長官部屋というぐらいで、やっぱり大政治家が二人おられるわけですから、そこは、誰の部下なのかというのは大事だということはこの...全文を見る
○小野次郎君 いや、御指摘は当たりますよ。だって、インテリジェンスというのは、どの省でやったからその省の所掌事務のことしか入ってこないというものじゃないんですよ。外務省の方が防衛省の情報を取ることもあるし、警察の人が防衛省の情報も取れちゃうからどうするかという議論をしているときに...全文を見る
○小野次郎君 じゃ、官房長官は、その下におられる官房長官はどういう位置付けになるんですか。
○小野次郎君 そうすると、官房長官は自らの肩書というか権限の下では一般の省庁から情報をもらえないということですか。
○小野次郎君 ちょっと意味が分からないですよ、今の答弁。  もう一遍言います。だって、今、総理が内閣官房の長だとおっしゃって、長が二人いるということですか、それじゃ、内閣官房には。森大臣。(発言する者あり)
○小野次郎君 じゃ、今度官房長官にお伺いしますが、そんな苦しい解釈していて、さくさくと本当に日本の安全保障に対する大事な情報が官房長官や総理にどの省庁からも全部入るようになっているんですかね、こんな。お店が何屋さん、何屋さんと並んでいる中の何屋の一つが内閣官房であり、その長が総理...全文を見る
○小野次郎君 いや、ですから、総理もほかの大臣も言っておられるとおり、この二つの法案は一体として内閣の統率の下に日本の安全保障に対する機能アップを図るんだと、司令塔になるんだと言っている割には、これは違う世界の話というふうにすぐ言ってしまうんじゃ、何のための秘密保護法なんだという...全文を見る
○小野次郎君 何か憲法なんというと、じゃ憲法に違反する法律作っているんですか。(発言する者あり)だって、違うじゃないですか、限定しているんだったら、総理の権限。
○小野次郎君 全然意味が分かりません。だって、総理のところに情報が集中しなければ、政策を立てたりオペレーションの指示を出せないじゃないですか。それが、あなたは何度も、自分の担当している法律の世界の中では総理は一行政機関の長だと説明されている。それじゃ同格同列なんであって、例えば外...全文を見る
○小野次郎君 そうすると、秘密保護法案に書いてある六条以外にほかの省庁に提供できる例があるということですね、列記しているもの以外に。今の話だと、内閣の構造がそうだから報告できるんだというんだったら、六条でせっかく限定的に、こういう場合には特定秘密を提供できると書いている条文は何の...全文を見る
○小野次郎君 つまり六条で、他の省庁に渡すのと同じ規定で官邸にも報告するということですね。
○小野次郎君 よくこの二つの法案の関係、特にお互いが連携して機能が発揮できるような説明を両方の担当の方で考えていただいた方がいいと思いますよ。  十月二十四日の予算委員会で森大臣からお約束いただいた行動規範、倫理規範の検討はどうなっていますか。
○小野次郎君 それでどうなったんですかと今聞いているんですけれども。
○小野次郎君 認識しているだけで検討してくれないんじゃ困るんですよね。委員会というのは別に言葉で言って通り抜ければ終わりじゃなくて、検討すべき課題だと言ったら検討してくれないと困るんで、それがどうなっていますかと聞いているんですが、その後もいろいろ事実が明らかになっているんですね...全文を見る
○小野次郎君 何かとぼけていますよ。  じゃ、大使館の武官だとか、そういう人は外国政府と言わないんですか。言うでしょう。
○小野次郎君 時間が来ましたから今日はこれぐらいにしますけれども、先日、安倍総理からも、政権交代、大臣交代の際には秘密指定を新しい大臣が見直すことができるという答弁をいただきましたけれども、これをしっかりと義務付ける仕組みをつくらなければ民主的なコントロールが及ばないんじゃないか...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は森大臣にもお越しいただきましたけれども、これまでの審議を踏まえて主に総理にお尋ねしたいと思いますが、私は、この今かかっているNSC法、そして既に公表されて衆議院の方で審議している秘密保護法、一対のものだというふうに説明、総理もさ...全文を見る
○小野次郎君 我が党も指摘しておりますし、またほかの修正の提案をしている党も同じことを言っているのは、それ以外の政党あるいは国民も同じことを、ほぼ同じ、一番重要な点として問題になっているのが、この秘密指定の対象となる情報の範囲が恣意的に拡大することがあってはならないということだと...全文を見る
○小野次郎君 別に警察だけじゃないですよ。防衛省の調査隊だとかありますし、公安調査庁もあるし、そういう活動をしている役所はたくさんあると思いますが、それは国民生活との密接なんですね。だからこそ、それらについて対象がどの範囲なのかというのが厳格に制限されることにならないと多くの国民...全文を見る
○小野次郎君 大事なところでかまないで読んでいただきたいと思いますが、しっかりと作っていただきたいと思います。  次の質問に移りますけれども、先ほども同僚議員、質問しましたけど、私はというか、私も政府が違法行為そのものを指定するということは想定していないんですけれども、ただ、情...全文を見る
○小野次郎君 できないとか無効だというんだったら、明確にそれを明文で書いたらいいんじゃないかと私は思いますよ。  次の問いに移りますが、これはまた総理にお伺いしますが、総理、十月二十四日に、内閣や大臣が替わったたびにこの秘密の指定を継続するか解除するか政治家として判断をその都度...全文を見る
○小野次郎君 この前もあり得るだろうとおっしゃったんで、あり得るじゃなくてすべきだというふうに、仕組みにすべきじゃないですかと聞いているんですけど。
○小野次郎君 考え得るんじゃなくて、今の制度は、五年以内の期間を定めて、その期限が来たらまた延長するか解除するか決めるんだと思いますが、そういう役所任せに時間で区切っていくんじゃなくて、政権交代や大臣交代があったたびに自己の責任において継続するのか解除するのか政治家が判断すべきじ...全文を見る
○小野次郎君 大臣の見識は僕はいいと思いますよ。だったらそれをしっかりと、明文なのか政府の統一見解なのか附則なのか、何かの形で明確にすべきだということを私は指摘しておきたいと思います。  時間がないので次の質問に移りますが、総理にお伺いします。  この二つの法律、うまくマッチ...全文を見る
○小野次郎君 そこに私は不安を持っています。  もう一つ、総理にお伺いしますが、自衛隊法八十一条、治安出動なんかは、知事が総理のカウンターパートとして間接侵略なんかの判断の際に相談しなきゃいけないんですが、この秘密保護法では、地方自治体といえども知事は安全に対して責任持っている...全文を見る
○小野次郎君 多くの人間にはそうはとても読めないと思います。  私、最後に総理に申し上げておきますが、有事立法というのは御存じですか。二〇〇二年から二〇〇四年にありました。そのときには、時の総理が、国会をまたがってでもしっかりと多くの会派、多くの国民の理解を得るべきだという意見...全文を見る
11月21日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  いただいた時間の範囲内で同僚議員に続きまして私から質問させていただきます。  私は、政治に入る前、役人でございまして、警察庁の暴力団対策課長を務めておりました。どこの企業でも今コンプライアンスの担当の方が使っている暴力団排除ハンドブ...全文を見る
○小野次郎君 共通しているのは、虚構の信頼、虚構の信用、仮面が剥がれたということだと思うんですね。  違うのは、私、家族に今度みずほの頭取に質問することになったんだと話をしたら、うちの家内がぽんと僕の名義の通帳を出したらみずほと書いてあるんですよ。合併をしたので元々違う名前の銀...全文を見る
○小野次郎君 別の言い方をしますと、提携ローンの相手方に対する審査の厳格化をオリコに強く求めなかったのは、子会社にしたみずほ銀行側が、オリコ側の営業実績を維持する目的で大目に見たというか、手加減したというか、言葉を極めて言うならば、手心を加えたというふうにも理解される可能性がある...全文を見る
○小野次郎君 じゃ、お伺いしますけれども、公表されている二百三十件契約が残っていたという話ですけれども、実はみずほによる子会社化以降にオリコが、あなた方がそういう対応でいたために、新たにですよ、子会社化された以降にオリコが反社会的勢力との取引を幾つか契約を入れているんじゃないです...全文を見る
○小野次郎君 およそ半分以下というのは百件ぐらいということですか。
○小野次郎君 私は、別の面で質問を続けますが、実は、FATFの四十の勧告というのがあるんです。みずほさんにしても全銀協さんにしても、当然メガバンクトップとして認識にはあると思うんですが、実はこの四十の勧告、一九九八年の旧版、前の版、バージョンは、私自身が日本政府の代表としてその四...全文を見る
○小野次郎君 どうしても日本の金融機関というのは、お上というか、日本の法令で義務付けられているかサンクションが付いているかということで、それをやっていればいいんだという自覚でおられる方が多いように思いますけれども、このFATFというもの自体が条約でできているんじゃないんですね。だ...全文を見る
○小野次郎君 今まで申し上げませんでしたけど、私は佐藤頭取と同じ時期に同じキャンパスで四年間過ごして、今朝になってプロフィールを見たら、國部参考人も稲野参考人も同じ時期に同じキャンパスで四年過ごしているんですね。直接面識はございませんでしたけれども、佐藤頭取については間接的に、大...全文を見る
11月22日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私の方からは、これまでの審議を踏まえて、更に深めたいところを何点か御質問させていただきます。  まず、森大臣だと思いますが、森大臣は、違法な情報収集による情報は違法でございますから、違法収集情報を行政機関の長が特定秘密として指定する...全文を見る
○小野次郎君 四十八時間前のことですからそう変わられては困るんでありますが。  では、お伺いしますけど、これを前提にすれば、その点を法律上明確に規定すべきだとは考えませんか。
○小野次郎君 じゃ、大臣、お伺いしますが、その行政機関の長、大臣が指定するのだからというのを一つの理由に挙げましたけど、その同じ立場の方が機密を漏らすことに関しては処罰の対象になると前答えていますよね。
○小野次郎君 じゃ、小松法制局長官にお伺いしますが、これ立法政策の問題だとは思いますけど、私はいろんな、例えば許可制度あるいは認定制度をつくって、それに、無許可でやった場合にはこういう罰則があるんだという罰則を作る立法例たくさんございますが、そういうときには大概一方で、そういった...全文を見る
○小野次郎君 分かりやすい例を挙げれば、例えば交通の運転の免許、無免許で運転する、これは重い罪になりますけれども、同時に、あの法令の中には必ずその免許を偽りの方法で取得しちゃいけないとか試験をインチキしちゃいけないとか、そういう禁止も罰則も付いているわけですよ。  だから、いろ...全文を見る
○小野次郎君 聞いたことに答えていませんよ。そういう立法の形式はあり得るかと聞いているのに、あなた、森大臣の代わりに答弁しているだけじゃないですか、それじゃ。そんなこと聞いていませんよ、法制局に。  だって、この法律は、自衛官とか警察官とか外務省員とかその他、元々守秘義務を十分...全文を見る
○小野次郎君 官房長官、元々、今、秘密保護法自体が普通じゃ考えられない重い守秘義務、自覚を持っている方たちの中から不心得の者が出たときにということが前提になっているわけですから、それを考えたときに、ああいうふうに、森大臣とか法制局長官みたいに、一方で指定の方に関しては、それは公務...全文を見る
○小野次郎君 甚だ納得できませんが、次の質問をいたしますが、森大臣はまた、秘密指定に関しては大臣やその時々の内閣がしっかりチェックすべきだとお答えになって、政治責任を持ってそれをやるべきだと思うというふうに答弁されています。  これ前提にすれば、私はこれを政治責任の原則と言って...全文を見る
○小野次郎君 官房長官、昨日、私は財政金融委員会の方でみずほの頭取にちょっと質問をする機会がありました。新聞等で御案内のことですけど、あのケースでも、結局、反社勢力への融資状況という資料が二百数十件あったらしいんですが、八回にわたって役員会にも出、頭取の方の脇にも積んだままになっ...全文を見る
○小野次郎君 しっかりと行うことが必要だというのは、それは今、安倍内閣の閣僚はそうおっしゃっていますけど、それは二代目、三代目と替わっていくわけですから、そのときにもされるということを最初制度をつくるときにビルトインしておかないと、まあ、みずほは関係ないことなんですけど、とにかく...全文を見る
○小野次郎君 委員長、今の答弁違いますよ、全然、問いと。
○小野次郎君 もう一度答えてください。
○小野次郎君 片道じゃないんですから、委員長。  よく聞いていてくださいよ、質問を。さっき話したじゃありませんか。  各内閣ごとに、各大臣が替わるごとに自己の責任において秘密を継続するのか解除するのか決める仕組みをちゃんと最初につくるときにビルトインしていく必要があるんじゃあ...全文を見る
○小野次郎君 大事な質問がもう一つあるので、今の答弁はなっていませんけれども、よく御勉強いただきたいと思いますが、都道府県知事についてお伺いします。  都道府県知事が総理と重要な相談をしなきゃいけないことがあります。間接侵略かどうかの認定とか原発テロの可能性だとかいうときに、都...全文を見る
○小野次郎君 法制局長官、これ、構成要件にも当たることなんですよ、罪刑法定主義の。それが、だって、明文で読めないものを読めますなんて、今まだ立法過程じゃありませんか。立法過程のときから、当然、自衛隊法に書いてあるものが条文に載っていないのに、後で読めばいいんだみたいなことだったら...全文を見る
○小野次郎君 答弁がひどいんだから、それは。同じことを繰り返しているんだから。
○小野次郎君 罪刑法定主義にもこれは反するおそれがある、どれが入ってどれが入らないか分からないような条文は私は不適切だということを指摘して、質問を終わります。
11月25日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第8号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、本日の議題である衆議院で修正された安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案について、みんなの党を代表して、賛成の立場から討論を行います。  四年半にわたり安全保障・危機管理担当の総理秘書官を務めた経験を通じて、私は我が国の国...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 本会議 第10号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、本日の議題である安全保障会議設置法等改正案について、みんなの党を代表して、賛成の立場から討論を行います。  四年半にわたり安全保障・危機管理担当の総理秘書官を務めた経験を通じて、私は、我が国の国家安全保障上の三つの大きな課題を...全文を見る
○小野次郎君(続) また、意思決定プロセスの記録を残す仕組みを前提にした上で、政治家も官僚も各々の責任をしっかり果たさなければならないという点も最後に申し添えます。  以上、みんなの党を代表して、本法案に対する賛成討論といたします。(拍手)
11月28日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず冒頭申し上げなきゃいけないのは、今日の審議の入り方、非常に委員長の議事進行が無理があって、はっきり言って、私も質問を十分に練ることもできないし、また、恐らく答弁に立たれる方々も答弁を十分に検討するいとまがなくこういう審議に入ったと...全文を見る
○小野次郎君 質問の趣旨を聞いてお答えいただいていますか。
○小野次郎君 だったら、国民にも分かるようにそれは公表してくださいよ。だって、修正協議に参加していない会派もあるんですから。私たちだって、自分の党の担当者からこうなっていますというのは口頭で聞いていますけれども、その全貌というのは、大臣が見ているやつ見せてくださいよ、私たちに。
○小野次郎君 じゃ、政府としてそういう手だてを取っていただくことを至急、急ぐと思うんですよ、これもう審議している途中なのに、修文された結果でしか私たち分からないので、後はどうなっているのとみんな、だから会派ごとに質問していて、中にはその修正協議に参加していない会派もあるからますま...全文を見る
○小野次郎君 一方で極めて限定的だとおっしゃっている割には極めて何かありそうな、じゃ、消費者行政についても特定秘密を扱うことがあるということですね。
○小野次郎君 だから、端的にお答えいただきたいと思いますが、理論的にはあり得るけど、今何というか、法が成立したら直ちに主たるユーザーになるという意味ではないですね。
○小野次郎君 それでは、この法律の執行について、あなたは責任者なんですか。
○小野次郎君 じゃ、伺いますけど、あなたはこの法律の署名大臣になりますか。
○小野次郎君 総理がお決めになるんじゃなくて、総理がなるんですよ。あなたはならないんじゃないですか。
○小野次郎君 つまり、あなたは署名大臣じゃないということですね。
○小野次郎君 それでは伺いますが、この法律の主管の大臣は誰ですか。
○小野次郎君 それでは伺いますが、閣議請議の原本はどこの省庁が持っているんですか。
○小野次郎君 ところで、あなたをこの法案担当に命じた発令行為というのはあったんですか。
○小野次郎君 日付と文書の形式、言ってください。
○小野次郎君 その発令行為の内容はどういう内容、何をあなたに命じ、誰が命じているんですか。
○小野次郎君 ちゃんと読んでください。法案の担当って、だから、法律でき上がったときに執行する責任もあなたにあるんですかと聞いているじゃないですか、さっきから。
○小野次郎君 そういう口頭で話は出ているかもしれないけれども、日本の法律制度、国家の制度の中では、あなたは主管の大臣でもないし、署名大臣にもなれないわけでしょう。だから、私たちは官房長官がいつも出てきてくれなきゃ困ると言っているわけですよ。そう思いませんか。執行する責任は、だって...全文を見る
○小野次郎君 野党は一致して内閣官房長官が常にこの審議には出てきていただくように重ねてお願いをしておきたいと思います。その点はまた理事会で検討、お諮りいただきたいと思います。
○小野次郎君 次に、森大臣、もうちょっと各論の方を聞かせていただきますが、よろしいですか。  情報収集業務に従事する職員の倫理保持と情報収集活動の合法性を担保するためのガイドラインの整備、どのような形で実現するお考えですか。
○小野次郎君 法施行の時点、遅くとも法施行の時点までにという理解でよろしいですか。
○小野次郎君 この法令の罰則は、大臣ら特別職、政務職と俗に言っていますが、政務職にも適用されるんですね。ところが、今までは守秘義務がこの政務職には掛かっていなかったわけですよ。こういう今まで守秘義務がなかった特別職というか政務職の方々に対しても、例えば大臣規範というのが今でもある...全文を見る
○小野次郎君 ガイドラインというのと僕が言っている倫理規範というのと、ちょっと微妙に二つ違う部分があって、倫理規範の関係でいうと、既に国家公務員には倫理規程という体系があるわけですね、いろいろ法律から政令から。その中で、あえて倫理規程の二条で除外しているのが外国政府とか国際機関と...全文を見る
○小野次郎君 もう一つは、この倫理規程には明文がないんですけれども、内閣の方で確定的な解釈として、公務員と報道関係者との接触というのもこの倫理規程体系からは除外されているんです。この点についてはどういうふうに認識しますか。その整備の必要があるとお考えですか。
○小野次郎君 よろしく、その検討を現実に進めていただきたいと思います。  もう一つ、さっき申し上げた、若干違うと言ったのは、いわゆる情報活動というのは、合法的でなきゃいけないんだけれども、そのぎりぎりまでやるという性格の業務なんですね。そういう意味でいうと、単に職員の倫理の規範...全文を見る
○小野次郎君 次の質問に移りますが、やはりこれ各党、与党の方も一部含めて出ている問題意識の中に、このルールというんですかね、特定秘密の指定という仕組みを濫用する、悪用する、若しくは特定秘密の指定という仕組みに対する国民の信頼を損なうような行為、これをやっぱり政府自らがやらない、や...全文を見る
○小野次郎君 今の森大臣の答弁は、ちょっと混同して答えているんですね、ガイドラインと倫理規程の話と、今の指定禁止事項を受けて。  ただ、混同して答えているんだけれども、僕も伺っていてちょっとヒントになるのは、これをきちんと倫理規程やあるいはガイドラインを定めていくことで、そうい...全文を見る
○小野次郎君 そんなに具体的にお答えになれるんだったら、この七号を何でこんなふうに書いているんですかね。だって、分かりませんよ、全然、そういうふうに限定されるというふうに。行政機関の長、大臣、官房副長官、総理補佐官、副大臣、政務官、その他政令で定める者というんだと、民主党内閣の時...全文を見る
○小野次郎君 別にその職名を私挙げたわけじゃありません、大臣の方からおっしゃったんで、と思いますが、法が成立、あるいは、その方がいいですけれども、遅くとも法の施行までにはそういった国民からどの範囲の人がこの適性審査の対象外なのかということが、限定的なんだということが分かるようにし...全文を見る
○小野次郎君 野党議員から言われると何かかたくなになるようなところがあるみたいに思える。  要するに、きちっと代替わりするときに申し送りをしっかりして、それを新しい大臣の認識で続ける、解除すると決める仕組みにするのは、閣議了解事項でも閣議決定でもしておけばいいじゃないですか、こ...全文を見る
○小野次郎君 その点については余り進展がないみたいなんで、是非、今の内閣のどの大臣がそうしているからいいじゃなくて、これ、ずっと続くんですよ、法律というのは。だったら、やっぱりちゃんと代替わりごとにしっかりやるという仕組みを担保しておくことが国民に対しても大事なことだと思いますよ...全文を見る
○小野次郎君 その点についてはまだもっとしっかりと約束をしていただきたいと思いますが、質問は幾らでもありますけれども、ちょっと切りが悪いので今日はこの程度にしまして、続きはまた別の機会にしたいと思います。  ありがとうございました。
12月03日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第12号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は三人の方にお越しいただいて、大変有益な話を聞かせていただきました。私の方から何問か質問させていただきます。  まず、瀬谷参考人にちょっと幾つか聞かせていただきますが、この国会で、参議院での議論の中で、やっぱり各党、党派を超えて...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  その問題提起をした一つの理由は、私、先日、実は財政金融委員会でみずほの反社の問題について頭取にも質問させていただきました。その過程で明らかになっていることは、この反社との契約の関係でも、担当部局は、問題のある契約だ、二百数十件、これをちゃ...全文を見る
○小野次郎君 ありがとうございます。  ところで、この反社との取引というのは誰もが反社会的だと思うんだけれども、でも罰則はないんですね。ないんですよ、罰則は。  これからまた次の質問に移りますが、今回、国と特別な契約関係にある企業の関係も秘密指定があり、それが漏れれば公務員の...全文を見る
○小野次郎君 おっしゃるとおりだと思いますが、ただ実際には医薬品であったり遺伝子のことであったり通信機能であったり、見た目が大砲や何かだったらそれは誰でも分かるんですけど、そういうものではないということもありますので、ちょっとその辺は参考人にも御配慮いただきたいと思いますが、ちょ...全文を見る
○小野次郎君 全く私もそのとおりだと思います。今までの三十年以上の経験の中で、そんなことでだまされる公務員はいないと思うんですよ。また、それはあってはならない取材方法だと思います、まさにトリック使うみたいなのはね。  そうだとすると、今度、江藤参考人に伺いたいんですが、二十四条...全文を見る
○小野次郎君 もう一問、江藤さんにお伺いしたいんですけれども、対向犯という言葉ありますよね。やっぱり情報なんかもある種の対向犯的な要素があると思うんです。ですから、私はこの二十四条の修正を、まあ意味がないとは言いませんが、本来でいえば、二十三条についても同じようにその目的を絞るこ...全文を見る
○小野次郎君 貴重な御意見、皆様どうもありがとうございました。
12月04日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、国の安全保障のために、一定の機密保全、保護の法制度が必要だという立場には立っています。しかし同時に、内容が内容であるだけに、権力側というか当局側が十分に自制の利いた体系になっているかどうかという見地からこの法案を見てまいりました...全文を見る
○小野次郎君 あの有名な野田総理と安倍総理の党首討論から一年以上たちました。あれで解散になり、政権が自民党に移ったわけですけれども、多くの国民が今この時点でも安倍総理に期待していること、たとえどんな反対が永田町にあっても実現してほしい、それが国民への約束じゃないのかと、あなたたち...全文を見る
○小野次郎君 言多くして、結局実現しないじゃないですか。  この法案、今度の法案、学界も、報道界も、そして弁護士会も、僕は裁判官の知り合いもいますけど、裁判官だって今度の仕組みについては疑問が多いよねって言っていますよ。そういう各界の意見を聞かないじゃないですか。今の、各界の意...全文を見る
○小野次郎君 それでは、大変重要な二点、法案の内容について質問しますが、一つは、これ自民党の議員も指摘しているんですよ、参議院に来てから。それは、国家の失態を覆い隠すような指定など、特定秘密制度、指定制度自体の濫用とか悪用に対する禁止条項もないし罰則も置かれていないというのは明ら...全文を見る
○小野次郎君 歴史の事実に照らしても、権力だとか当局は一切間違えたことはしないなんてことはないんですよ。あなたはそれを前提にしているから間違えていると言っているんです。  もう一つ聞きますよ、もう一つ聞きます。これは総理でも森大臣でも結構ですが、特定秘密取扱者に対する適性評価に...全文を見る
○小野次郎君 結局、もう役所の中でも、とにかく内閣官房の自分たちが権力だという人たちが作った法案だから、絶対間違いも起きないし、濫用も悪用もないという前提でこの法律を作っているんですよ。だから、そこがいけないと私は言っているんです。  それではまた、重ねて聞きますよ。自衛隊法の...全文を見る
○小野次郎君 この間は、あなた、緊急避難の法理と言っていたじゃないですか。
○小野次郎君 行政機関の長に。どの行政機関。
○小野次郎君 だから、あなたは、知事と言うと、今度その十条の「公益上特に必要があると認められるこれらに準ずる業務」で読むんだと言って、今度別の議員が警察だとか消防だとか自治体の長の場合どうするんですかと言ったら、緊急避難の法理でやるんですと、もう随意に読んで、随意に読んでいるわけ...全文を見る
○小野次郎君 だから、あなたの法解釈は、まだ法律できてないのに、あるときはこの準ずるで読むんです、あるときは緊急避難って、条文に書いていないものを緊急避難の法理でやるなんていうのは、それはあり得ないですよ。  法律ができた後に、このケースどうするんだと言ったら、緊急避難というこ...全文を見る
○小野次郎君 議論が全然深まらない中で審議打切りをするなんてことは絶対あってはならない。そういう審議打切りの強行採決には私は賛同できないということをはっきり申し上げて、質問を終わります。
12月06日第185回国会 参議院 本会議 第13号
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○小野次郎君 私は、みんなの党を代表し、あわせて、この寒空の下で国会議事堂を十重二十重に取り囲んで特定秘密保護法案の徹底審議を求めている皆さん、さらには連日の強権的で一方的な強行採決に憤っている全ての国民の皆さんの思いを我が思いとして、中川雅治国家安全保障特別委員長に対する問責決...全文を見る
○小野次郎君(続) 自民、公明の与党が議席の過半数を占める今回は、問責決議案の採択はなかなか厳しい状況です。自分の個人的勝敗率は低下するかもしれませんが、それでも看過できないと思い、やむにやまれない心境でこの場に立っています。  だから、私は今、主に与党の皆様に語りかけています...全文を見る
○小野次郎君(続) 国会のルールを御存じない中川雅治君に道理を教えてあげることができるのは、与党の皆様しかおられないからです。中川君に一かけらの愛でも感じておられたら、彼を叱ってあげてください。お願いします。お仲間の与党の中から少数の方でも叱正の声が上がれば、頭脳明晰な中川雅治君...全文を見る