小野晋也

おのしんや



当選回数回

小野晋也の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○小野委員 中川大臣におかれましては、一月初旬に御就任以来これで一カ月余りになろうかと思います。その間に、「もんじゅ」の視察を初め、中間取りまとめの報告、そしてまた指導改善、またスペースシャトル・エンデバー・ミッション、そしてJI、先ほど原田委員の方から話があったハイフレックスの...全文を見る
○小野委員 ぜひ大臣には、広い視点から、また多面的な視点から、科学技術行政の推進、また必要な改革を行っていただきますように御要望申し上げておきたいと思います。  引き続きまして、昨年の十二月に事故を起こしました「もんじゅ」の問題について触れさせていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○小野委員 技術的な問題調査というのは、一〇〇%確実になるまで正式な発表というのはできないというのは、私も理解できる点でございます。ただ、現在までの状況を私どもから判断をいたしましても、これは、ほぼ間違いなく金属疲労の問題であるし、このような部署で金属疲労を起こすということは、私...全文を見る
○小野委員 それでは、続きまして、核燃料サイクル見直しの議論のことに関して、一言所見を申し述べ、そしてまた御質問をしたいと思うわけでございます。  現在、この「もんじゅ」の問題以降、将来のエネルギー政策をめぐる問題、また日本の核燃料政策をめぐる問題等に非常に大きな影が投げかけら...全文を見る
○小野委員 それでは、ちょっと時間的なものもございますので、質問を準備していたものの一つは要望に切りかえたいと思うのですけれども、技術開発とそれを一般に普及する問題でございまして、今大臣の方からも科学技術を振興することが日本の国の将来の大切な要素であり国民の夢であるということを言...全文を見る
○小野委員 今科学技術庁には、一番最初に申し上げましたとおり、国民的にも国際的にも大変大きな期待が寄せられていると思います。それぞれ大きな課題を抱えて各部署御苦労だと思いますけれども、この期待にこたえて立派な今後の科学技術推進に御尽力いただきますことを御期待いたしまして、質問を終...全文を見る
02月23日第136回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○小野委員 ことし、平成八年を迎えまして、いよいよ二十一世紀まで残すところ五年というところにやってまいりました。  振り返りますと、昨年は、オウム真理教事件等、随分この日本社会に疑問を投げかける問題が多く起こってまいったわけでございますけれども、その混迷を脱却し、新たな日本の国...全文を見る
○小野委員 それでは、大臣におかれましては二重のお話になるかもしれませんが、私の感想も含めまして、この本の御紹介をさせてもらいたいと思うのです。  この本は、先ほど申しましたとおり子供の間で一番広く読まれている漫画雑誌だろうと思いますが、少年ジャンプという本の編集部の人が、漫画...全文を見る
○小野委員 私も、現場の皆さんに幾つか聞いてみました。その中で出されました意見というのが、スクールカウンセラーの人たちと子供たちの信頼関係をこれからいかに築いていけばいいのかという問題でございました。  私どもも、平素の仕事や生活の中で経験があるわけでございますけれども、面識の...全文を見る
○小野委員 これも地元の方で教員OBの方から提案があったことでございますけれども、やはりカウンセラーの人の顔がじかに見えるということがあって初めて子供たちも親も相談をかけやすくなるのではなかろうかという指摘でございました。つまり、地域が持っております広報ですとか、またCATVが存...全文を見る
○小野委員 この点につきましては、まだ動き始めてしばらくでございますからいろいろと試行錯誤されながら取り組んでおられるものと思いますけれども、先ほど申し上げました点も、現場の教育に当たってこられた方々が語っていた声でございますので、今後の検討課題として真摯に取り組んでいただきたい...全文を見る
○小野委員 文部大臣からは大変適切な御指摘をいただいたように思います。  私もかねてより、子供が最も不幸なのは、家庭内において何を信じていいかわからない、つまり親の、御主人さんと奥さんとが不和で考え方が違い、その間に挟まれる形になること。それから、学校現場において学校の教員とP...全文を見る
○小野委員 このあたりは、外国でも教鞭をとったことのある方が私の近くにおりまして、その方とお話ししてみると、総授業時間が五割から倍違う、日本がそれだけ少ないという話でございます。もちろん、少なくなっている理由の一つには、一般教養課程に対する時間を大きくとっているがために専門教育の...全文を見る
○小野委員 ぜひ、先ほどの大臣の御答弁でございますけれども、学校関係の皆さん方とお話し合いの場がございましたら、その点の問題提起をお願いを申し上げたいと思います。  以上で質問を終了いたします。
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○小野分科員 橋本新内閣が発足いたしまして、これでもう一カ月半という月日が過ぎました。日野郵政大臣におかれましては、もうかねてより理論派として鳴らしてこられたお方でございまして、今発展著しいマルチメディア時代、情報時代の先駆けとして、新しい社会建設に向かって大きなお仕事をしていた...全文を見る
○小野分科員 大臣から極めて前向きの御答弁をいただきまして、大変ありがとうございます。  私は、実はこの情報というものは、今まで人間を制約していたもろもろの条件から人間を解き放つ意味を持っているものだろうと考えております。例えば、私は今ここに立っていれば、もうここにいるというだ...全文を見る
○小野分科員 ぜひ、大臣の今の御答弁の路線に沿って日本の情報社会の姿を描いていただきますことを御期待申し上げておきたいと思います。  先ほど大臣の御答弁の中にもございましたインターネットの問題でございますけれども、実は、さまざまな局面がインターネットをめぐりましてここしばらく生...全文を見る
○小野分科員 この問題は、恐らくこれから家庭の中にコンピューターがどんどん普及していくと子供が操作するケースがふえてくると思いますから、早急に対策等の検討を進めていただきたいと御要望しておきたいと思います。  それから、インターネットに関連して第二の点は、これからの課題といたし...全文を見る
○小野分科員 時間になりましたので、最後要望だけさせていただきます。  この情報化の取り組みは、過疎地にぜひその手厚い対応を進めていただきたいと思います。過疎地の情報発信ないしテレワークセンターと言われるようなものの過疎地の展開、これには普通の地域の展開以上の補助率等の対応をし...全文を見る
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○小野分科員 国土庁におかれましては、ことしはいよいよ二〇一〇年を展望されましての第五次全国総合開発計画も策定される、ないしはその大詰めの作業をなされるという大事な年になろうかと思います。新任になられました鈴木長官を初めとして国土庁の皆さんに、ことし一年間、この日本の未来の夢を大...全文を見る
○小野分科員 長官おっしゃられますとおり、この国会等移転の問題のきっかけは議員立法から始まっているということだろうと思いますから、議会サイドでもこの議論は、この答申は答申としてこれから進めるべきだと思います。  しかしながら、先ほど長官おっしゃられましたとおり、これは大変大きな...全文を見る
○小野分科員 国土軸を設定した基本的な考え方は。
○小野分科員 まさにこれから求められる国土軸だろうと思います。ぜひお力を注いで、これからお取り組みをお願い申し上げたいと思います。  それにつきましては、やはり私ども四国という地域に生活をしておりまして、あの地域で人々の交流、物の動き、情報の移動、先ほど提起されたそれぞれの課題...全文を見る
○小野分科員 先ほど申しましたとおり、この交通基盤の整備というのが、この国土軸構想ないしは恐らくこの第五次の全国総合開発計画の眼目になってくる部分になろうかと思いますので、ぜひこの部分のお取り組みを鋭意進めていただきますことを御要望しておきたいと思います。  続きまして、国土軸...全文を見る
○小野分科員 これから二十一世紀の国土づくりということでさまざまな課題があろうかと思います。そういう課題の中で、きょうは、首都機能の移転問題そして国土軸の形成の問題という少し大きな問題を取り上げてみたわけでございますけれども、これからの日本社会の基本的な枠組みを決めるというその要...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○小野分科員 ただいま時代は激動のときを迎えていると思います。この日本の国の中におきましても、さまざまな課題が山積する中、二十一世紀という新しい時代に向けての胎動が始まっているように私ども感じているわけでございますけれども、この自治省におかれましても地方分権の時代というようなこと...全文を見る
○小野分科員 御答弁のとおり、財政状況、大変厳しい状況がありますけれども、表の行政施策、事業が一方にあるとすれば、その裏を支えているのは間違いなくこの財政でございまして、地方財政が不健全になってくるということは、同時に地方行政も不健全になってくるということにつながってくることだろ...全文を見る
○小野分科員 財政運営につきましては、ぜひ地 方に不安を与えない運営を御希望申し上げておきたいと思います。  引き続きまして、最近話題になっております北海道庁の裏金づくりの問題について御質問させていただきたいと思います。  今明らかになっておりますところでは、平成四年から平...全文を見る
○小野分科員 今法務省当局からは、法文上の解釈をめぐっての御答弁をいただいたわけでございますが、捜査当局の判断に任されるという御答弁であったかと思います。ならば、捜査当局としては、これを刑事罰対象として捜査を行っているのか、また、そういうお考えがあるのかどうか、お尋ねしたいと思い...全文を見る
○小野分科員 恐らくこの問題は、個人がみずからの判断でこういうことをやった場合には刑事罰の対象になっている事案だろうと思います。それが組織ぐるみでやったということは、これは解釈の部分に非常に難しいものが出てきているのだろうと思います。  ただ、正式な予算査定が行われたお金でもな...全文を見る
○小野分科員 私自身の立場から申しますと、松本局長がおっしゃられたことと逆に、もう少しこういう住民参加の形態がとられれば、住民運動と連動する中で発議が数多く出るのかな、こう思っていたのが事実でございます。そしてまた、一面、その発議が出されましても、当該首長がそれを拒絶すれば簡単に...全文を見る
○小野分科員 もう時間になりましたので、最後、インターネット問題について二つの質問をさせてもらいたいと思います。  一つは、インターネットという手段の特徴でございますけれども、少ない経費で全世界に向けてその情報を発信することができる、みずから手軽にその情報を発信することが可能で...全文を見る
○小野分科員 時間でございますので、以上で終了させていただきたいと思います。皆さんの御活躍を心から御期待申し上げます。
05月16日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○小野委員 この委員会で審議されております原子炉等規制法ないし放射線障害防止法改正問題につきましては、今先ほど原田理事からの指摘がございましたとおり、国連海洋法条約の締結のために国内法を整備しようという趣旨の問題でございます。これは、全世界的に放射性物質の海洋投棄を防止していこう...全文を見る
○小野委員 中川大臣御指摘のとおり、今世界じゅうで、原子力をめぐっての安全の確保、そして我々の人類生存のための環境管理という側面について大きな合意が世界的に生まれていることに対して、私どもは非常に皆さんの御尽力に感謝を申し上げたいと思っております。先ほど御指摘されましたとおり、今...全文を見る
○小野委員 ロンドン条約の問題でございます。  海洋にさまざまな有害物質を、廃棄物を投棄してはならないという趣旨でこの条約がつくり上げられているわけでございますけれども、この条文を細かく読んでまいりますと、実は例外措置が認められている条文が出てまいります。  それが第五条とい...全文を見る
○小野委員 このケースにつきましては、事故等で非常に深刻な事態が起こったような場合はこれを防ぐと言いながらなかなかそれは対応もできかいケースでありましょうけれども、今後世界的にいろいろな議論も起こってくる部分もあるかもしれませんので、その際は日本としてもその対応を促進いただきます...全文を見る
○小野委員 日本海におきましては、漁業関係で生計を立てている方も随分おられるわけでございますし、外務省のお取り組み、また科学技術庁のこれまでのお取り組みには高く評価をしつつ、今後の取り組みということについてもまたさらなる御尽力をお願いを申し上げる次第でございます。  引き続きま...全文を見る
○小野委員 ここから国連海洋法条約の問題に移ってまいりたいと思います。  今回、国連海洋法条約を日本の国が締結をしていくということで国内法の改正を図っているということは今先ほど申し上げたとおりでございますけれども、この条約によりましては二百海里内の排他的経済水域内までの取り締ま...全文を見る
○小野委員 さらに、今回の改正に伴いまして問題になってきますのが、取り締まりの体制の問題だろうと思います。今までの国内法の規定によりますと、日本国籍以外の船においては、領海外で投棄を行うことについては具体的な規制はできないという形であったと思いますけれども、今回の改正に伴いまして...全文を見る
○小野委員 このような取り締まりというのは、なかなか困難な取り締まりであろうと思いますけれども、先ほど御指摘がありましたとおり、情報の事前入手の問題ですとか、それから機器の整備、また皆さんの士気の高揚、こういうことによりまして、ぜひその問題が起こらないような体制をとっていただきた...全文を見る
○小野委員 なお、このような放射性物質を領海内ないし排他的経済水域で排出する船舶に対して、それを認めた場合、担保金を納付して、その上で、その船自身は釈放しなければならないとい うことになっているわけでございます。これは、時間がありませんので要望だけにしておきたいと思いますが、放...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
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○小野分科員 よく、農は国の基という言葉が言われますけれども、まさに我が国におきましても、農業は単に経済的行為というのみならず、この農業をもとにして社会のさまざまな仕組みがつくられたり、また人々の考え方、心というようなものが培われてきたり、大きな役割を果たしてきたものがこの農業で...全文を見る
○小野分科員 それならば、一方、現在の備蓄という問題を取り上げさせていただきたいと思うのですけれども、現在、備蓄米ということになりますと、平成六年産米の備蓄ということだろうと思います。その政府備蓄米の中で、どのくらい販売ができているのか、また今後、十月三十一日までの間にどの程度販...全文を見る
○小野分科員 先ほど高橋長官が御答弁をいただきました中に、消費者の新米志向が強いという関係で計画外の流通米の方が先に売れていっているという御指摘をいただいたのですけれども、これは、私も米の販売店の方とお話をしておりますと、今おっしゃられたとおりのことを言っておりました。  その...全文を見る
○小野分科員 このあたりは、現段階で評価を下して、これはどうだこうだということを言える状況にないと思いますから、しばらく様子を見させていただきたいと思っております。  一方、私ども、食糧備蓄という問題を考えていきましたときに問題視をしなくてはならないのは、世界的な食糧危機の到来...全文を見る
○小野分科員 百五十万トンの米の備蓄という問題でございます。  これは正式に計算したわけではございませんけれども、日本人の消費カロリーをもとにして、どのくらいの備蓄量かということを考えますならば、恐らく半月以下になると思うのですね。もちろん、麦の備蓄もそれぞれの場所にあるでしょ...全文を見る
○小野分科員 非常に力強い御答弁を大臣からいただいたわけでございますけれども、おっしゃられるとおり、この国の安全保障の中で、軍事的な安全保障というのは国民の命を守るという意味で第一義的なものでありましょうけれども、その次に来るものは、恐らく食の安全保障であろうと思います。  財...全文を見る
○小野分科員 この点は、大臣の答弁の中でも、食糧危機に備えてきちんとした食糧安保体制を組まなければならぬだろうというような御指摘もいただいたわけでございまして、今までの備蓄法ではこの安全保障に対応し切れていないという現実があります以上、ぜひ今後、農水省、食糧庁の中での検討課題にし...全文を見る
○小野分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  ますますの御活躍をお祈りしまして、質問を閉じさせていただきます。
05月30日第136回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○小野委員 先ほどの小此木委員の質問に対する長官の答弁のように、今日本経済は着実な回復を遂げている実感を私どもも感じ始めております。長官の取り組みの中にこのような景気回復が生まれておりますことに対し心から敬意を表し、今後の活躍を御期待申し上げたいと思います。  私も、長官は以前...全文を見る
○小野委員 先ほどの大臣の答弁の中に、やはりこういう時代は新しいものへの挑戦をしながら前向きに切り開かなきゃいけないんだ、この御指摘は私も同感でございますけれども、この新しいものへの積極果敢な挑戦というのは、やはり相当の危機意識から発するものでなきゃならないというように私どもは考...全文を見る
○小野委員 御指摘のとおり、スローガンを掲げて大声で叫んでもなかなか進みにくいからこそ、それだけまた力説されるんだという御指摘、おっしゃられること、よくわかる気がいたしますので、その部分、十分に配慮していただきながら推進をいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。  き...全文を見る
○小野委員 ちょっと基本の部分でなかなかお答えしにくいことをお尋ねした点、お許しをいただきたいと思います。  ただ、やはり日本の経済というのが、ただまっしぐらに量的拡大を目指し、世界市場を目指して進んでいけばいい時代から、この国の中での調和、そしてまた世界経済の中での調和という...全文を見る
06月13日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○小野委員 よく、禍福はあざなえる縄のごとしというふうに申します。不幸だと思ったことが、後になってみれば幸せのもとになってみたり、幸せいっぱいだと思っていたことが、その同じことが不幸の種になったり、人生の不思議さ、また、深さをあらわしている言葉だと思います。  昨年十二月、「も...全文を見る
○小野委員 今大臣は、完全な安全、安心と、現実はそうはいいながら問題が起こり得るというこの落差をいかに埋めるかということが原子力行政の最大の課題であるということをおっしゃられまして、それを実現する姿勢として、情報公開であり、謙虚であり、そして安全に対する慎重さというような要素をお...全文を見る
○小野委員 いい御答弁をいただきまして、本当にありがとうございました。  私どもは、少年時代、アポロ十一号の月面着陸等をテレビを通して見てきた世代でございますけれども、あの当時の、夢を追いかけ人類の可能性を切り開くというような熱気の中に行われたアポロ十一号計画という中で、皆さん...全文を見る
○小野委員 大変根本の議論ばかりで失礼をいたしました。  今長官が御答弁をされましたとおり、「もんじゅ」の問題にしろ今後の日本の原子力政策にしろ、不断の努力を繰り返していきながら、本気で説得をし、本気で一つ一つの問題を乗り越えていく作業なしにはこれからの原子力政策は暗礁に乗り上...全文を見る