小野晋也

おのしんや



当選回数回

小野晋也の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○小野委員 まず、近岡大臣には、病気御加療中のところを当委員会へ御出席いただいた御礼を申し上げたいと思います。随分よくなっておられる御様子でございますが、早い御回復を心からお祈りを申し上げたいと思います。  きょうは、一般質疑ということでございまして、本来ならば、「もんじゅ」の...全文を見る
○小野委員 近岡大臣の御決意にございましたとおり、これから本当に重要性を年々増してまいるこの科学技術予算でございますが、また科学技術行政でございますけれども、皆さんのお力で未来の日本に大きな花を吹かす行政の展開を心からお願いを申し上げたいと思う次第でございます。  さて、科学技...全文を見る
○小野委員 今の御答弁中、特許一件が論文十に相当するという考え方を国立の研究所の中に広めていかねばならないという指摘があるというお話でございましたが、私もこの点は同感でございます。世界の情勢を見てまいりますならば、今やまさに技術開発の世界は特許戦争の様相を見せてきているところでご...全文を見る
○小野委員 この点に関しましては、ぜひ今後さらなる検討をいただきたいと思いますと同時に、質問項目に入れていたのですが、一項目要望にさせていただこうと思います。  研究者サイドから見ますと、特許の申請ということは、研究業務に追われている立場の中からはなかなか困難な部分がございます...全文を見る
○小野委員 ぜひ、この点は日本の技術開発の決定的なものになろうと思いますから、今後の御検討をよろしくお願い申し上げたいと思います。  引き続きまして、OTAの問題を一言御質問申し上げようと思っていたのですが、ちょっと時間の関係で質問する時間がないようですので省かせていただいて、...全文を見る
○小野委員 この点、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  最後の質問になりますけれども、昨年夏、HⅡロケットで打ち上げられましたADEOS衛星、その後衛星になりまして、「みどり」というふうな名称がつけられた衛星でございますけれども、これが運用を始めまして半年の月日がたっ...全文を見る
○小野委員 以上で質問を終了いたします。
03月18日第140回国会 衆議院 本会議 第18号
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○小野晋也君 臓器の移植に関する法律案に関し、数点の質問をいたします。  まず第一に、平成六年に当院に提出された同名称、ほぼ同趣旨の法律案に対し、今国会提出の法律案では、臓器摘出の承諾要件について、本人が生前に臓器提供の意思を書面により表示しており、かつ遺族が拒否しないときに限...全文を見る
04月24日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○小野委員 まず最初に、監督官庁であります科学技術庁が、傘下にあります動力炉・核燃料開発事業団を告発するという異常な事態が今回生じました。不肖の息子を警察の手にゆだねるような、胸中尋常ならざる思いがあったと思いますが、近岡長官にはその率直な思いを語っていただきたいと思います。
○小野委員 心中お察し申し上げますけれども、この原子力行政の最高責任者でございます近岡長官におかれましては、この事態の深刻さを十分に受けとめていただいて、全力投球で解決に当たっていただきますように心よりお願い申し上げたいと思います。  次に、動燃の近藤理事長にお尋ねをいたしたい...全文を見る
○小野委員 今の御答弁をお伺いいたしまして、大変な御努力を重ねていただいていることを痛感をするわけでございますが、その一方では、実はきょうの朝も、私は大変残念に思うような報道に接したわけでございます。朝のNHKニュースを見ておりますと、東海村アスファルト固化施設では、通常と異なる...全文を見る
○小野委員 この点は極めて大事な点でございますから、もう少し質問をさせていただこうと思いますけれども、先ほどのお話の中で、よく私どもわからなかった点というのは、この濃度の問題だとか速度の問題ということが指摘されているわけでございますが、これはあくまで意図的にそれを、濃度を濃くした...全文を見る
○小野委員 これまでの当委員会での答弁を検討し直してみました場合に、池田政府委員の方から、アスファルトの品質管理ないし温度管理等は、安全審査の書類中に明記して、審査の対象であったということが答弁として出ているわけでございまして、その品質管理、温度管理等が適正になされている限り火災...全文を見る
○小野委員 今の参考人の御答弁によりますと、そういうPH調整の問題ですとか速度の問題ですとか、これはちゃんと記述されているということですから、またぜひそれは後ほど資料としていただきたいと思います。  加えまして、こういう種類の問題は通常運転の範囲内だと認識されるならば、東海事業...全文を見る
○小野委員 このあたりの問題につきましては、今検討中だということでございますから、その結果を待ってということになろうと思いますが、ともかく原子力行政推進に当たっては、三原則で自主、民主、公開ということが定められているわけでございますから、ぜひこの考え方を一度再確認をいただいて、本...全文を見る
○小野委員 私は、この事故が起こってこれで一カ月半だということを申しました。その間に運転条件が明らかになっていないということは、常識ではあり得ない話であります。  さらに、昨日、この質問の調整の段階に当たって動燃の方からも説明をいただく場面がありましたけれども、この火災発生ない...全文を見る
○小野委員 長官から決意を示していただきましたので、とりあえずこの問題は終えさせていただきたいと思います。引き続きまして、危機管理全般の問題にこれから質問を移らせていただこうと思っているわけでございます。私は、これまでいろいろと聞いてきた言葉の中で、危機管理をあらわす言葉としてこ...全文を見る
○小野委員 大体、事故というのは、起こり得ないと考えているところから起こった場合に被害が甚大になる、これは阪神・淡路大震災の教訓からも私たちは導き出すことのできることでありますだけに、事故想定という問題を、かなりこれは重点的に取り上げながら、原子力施設すべての点検をしていかねばな...全文を見る
○小野委員 マニュアルの見直し問題につきましては、ぜひこれは随時対応できるような仕組みを御検討いただきたいと思っております。  そして、対応の中でもう一点取り上げてみたいと思っておりますのが、従業員、また関連会社社員の教育問題でございまして、先ほど申じましたとおり、いざトラブル...全文を見る
○小野委員 この点につきましては、今後、各省庁との関係もございましょうし、さらなる業界の皆さん方との交渉もあるだろうと思いますが、ぜひ、安易な考え方ではなくて、極めて厳しいと今長官言われましたけれども、その厳しさというものを原点に置いて対応を考えていただき、社会的波及がいろんな方...全文を見る
○小野委員 それでは、もう時間も余りありませんので、残りました点は御指摘にとどめさせてもらおうと思いますけれども、これは動燃初め科学技術関係の研究機関に広く共有される問題であろうかと思うのは、体質的に問題があるという感じがいたしております。それはもう近藤理事長さんが、技術者と社会...全文を見る
○小野委員 以上で質問を終わります。
05月20日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号
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○小野委員 長年の懸案でございました包括的核実験禁止条約、CTBTは、昨年九月十日、国際連合総会において、賛成百五十八、反対三、棄権五で採択を見ました。そして、同二十四日には、条約は署名のために開放をされまして、我が国は、世界唯一の被爆体験国として、また、この包括的核実験禁止条約...全文を見る
○小野委員 外務省におかれましては、今御答弁いただきましたとおり、いろいろな方法を通じてこれらの未署名国、未批准国に対して働きかけを強くお願い申し上げたいと思います。  その件に関しまして科学技術庁にお尋ねを申し上げたいと思うわけでございますけれども、科学技術庁の立場からこれら...全文を見る
○小野委員 次に、このCTBTでありますけれども、究極の目的というのは、核兵器のない世界の実現ということであろうと思います。この点から考えましたときに、今回のこのCTBTの条約案によりますと、核実験を禁止するということではございますけれども、核弾頭の開発研究ですとか、それから核弾...全文を見る
○小野委員 この点に関しましても、先ほども申しましたとおり、唯一の被爆体験国として世界に訴えるべき立場にある我が国でございますから、いろいろな場面において核兵器の根絶を目指しての取り組みをお願い申し上げたいと思います。  なお、技術開発の側面から見ました場合には、今回のこのCT...全文を見る
○小野委員 核爆発を伴わない実験の問題に関連いたしまして、昨年の国連総会における採択の直前にも、中国等がいろいろなシミュレーションに必要な情報を得るために核実験を行うというような報道がなされました。  そのような様子を見ておりましたときに、コンピューター上において核実験が可能に...全文を見る
○小野委員 なお、このCTBTの問題に関しましては、現実にその条項が遵守されるかどうかという問題が、各国の利害が関係しますだけに、極めて微妙な問題をはらんでいるような気持ちがいたします。  その点からこのCTBTの条約案をチェックしてみましたときに、この条約遵守確保の措置として...全文を見る
○小野委員 また、この第六条のところでは紛争の解決法ということでの規定が盛り込まれておりまして、「この条約の適用又は解釈に関して紛争が生ずる場合には、関係当事者は、交渉又は当該関係当事者が選択するその他の平和的手段によって紛争を速やかに解決するため、協議する。」こういう項目になっ...全文を見る
○小野委員 この種の問題というのは、これまでもいろいろな利害対立の中になかなか解決を見にくかったような問題をはらんでいるものだろうと思います。それだけに、このCTBTの条約を制定して、またそれを執行するという段に当たってもさまざまな問題が提起されてくるだろうと思いますけれども、こ...全文を見る
○小野委員 科学技術庁長官も、これまで随分御尽力をされて取り組んでこられたテーマでございますけれども、いまだ国民の目から見ると十分にそれが整えられているという印象になっていない部分がございます。今後、科学技術庁挙げて、また科学技術庁傘下の諸組織を挙げて、ぜひこの種の問題に対する積...全文を見る
05月21日第140回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第5号
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○小野委員 自由民主党の小野晋也でございます。  社会の変革の中において、これから税制というものが果たして妥当性を持つかどうかという視点での御質問をさせてもらいたいと思うのですが、一番近い話題を提供していただいたのが中里参考人だと思いますから、中里参考人にお尋ねしたいと思います...全文を見る
06月12日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第6号
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○小野委員 この委員会の初めての質問ということになりますが、まず、麻生経済企画庁長官にお尋ねをさせていただきたいと思っております。  かつてイギリスのダーウィンがガラパゴス諸島等を回りながら発見をした原理というのは、生物界はなぜ進化するのかといえば、自然の競争の中において強者が...全文を見る
○小野委員 経済的な効果というのは比較的早くあらわれてくるものですから、その改革というものがプラスになっているような傾向が感じられるかもしれませんが、社会的な影響というのは随分時間をかけてあらわれてくるということで、そちらのマイナス面の社会的な部分が置き去りになる傾向があるような...全文を見る
○小野委員 委員長のお立場からは仏ということはなかなか言いにくいのでありましょうが、仏の教えというのは一切衆生の救済であり、すべてのものを生かすということだと浅薄な知識の中で私ども理解をしているわけでございまして、そんな思いを持って、特に弱者に対する配慮のある公正取引委員会であっ...全文を見る
○小野委員 先ほどの御答弁によります売は適正にこれをチェックしていくんだという話があったけれども、現実で見ますと、佐藤委員が先日お話ししましたとおり、不当廉売の訴えがあっても、公正取引委員会がなかなかその対応をきちんとやっていない、それに対してきちんとした判断を下さない、あいまい...全文を見る
○小野委員 やはり今の御答弁をお伺いしながら、現実実態と乖離した御答弁をされているような気持ちがしてならないのですね。というのは、現実問題として、中小の酒小売店は大手のディスカウントストアの攻勢のもとに次々と店を畳まざるを得ないような状況が目の前に生まれてきているわけですよ。それ...全文を見る
○小野委員 はい。時間でございますから、最後に一言だけ申し上げたいと思いますが、先ほど公正取引委員長に仏心ということについてあえて問わせていただきました。一切衆生を生かす仏の知恵、これは決して一つの理念、理論だけでできるものではなくて、この社会の中に存在する絶対矛盾、幾多のさまざ...全文を見る
○小野委員 どうもありがとうございました。
10月30日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第11号
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○小野委員 きょうは、四名の大変お忙しい参考人の皆さんには、この場にお見えをいただいて、委員の立場からもまず御礼を申し上げたいと思います。  きょうは、大変時間が短い中での議論でございますから細かなところにはなかなか踏み込めないと思いますので、これだけ広い御見識をお持ちの諸先生...全文を見る
○小野委員 この調子でやりますと質問時間がなくなるという御指摘をいただきましたので、ちょっと絞らしていただいて質問さしていただきたいと思います。  佐高先生に御質問さしていただきたいと思うのです。  今先生からは川柳で、「国民を無理やり連帯保証人」とか「通帳のシミかと見れば金...全文を見る
○小野委員 佐高参考人の今の御答弁に関係するわけでございますが、二宮参考人にお尋ねしたいと思います。  二宮参考人の方からは、かなり広範にわたって今回の財政再建の法案についての疑問点が指摘をなされました。その要点を考えますと、要するに、旧来の考え方の延長線上でこの改革をやろうと...全文を見る
○小野委員 ありがとうございます。  それでは、今度は富田参考人にお尋ねをさせていただきたいと思うわけでございますが、先ほどお話をいただきました中にも、こういう時期においては、財政支出はむしろ削減をしながら、産業の育成を図りながらこの時期を乗り切るということが極めて大事なことで...全文を見る
○小野委員 加えて富田参考人にお尋ね申し上げたいのでございますが、御指摘ございました中に、冷戦後の国際的経済変化の荒波の中に日本の国が置かれるというような御指摘がございました。まさに今、日本の国として考えました場合に、以前ですと国家というものが、財政の面においても金融の面において...全文を見る
○小野委員 ありがとうございます。  次は八巻参考人にお尋ねをさせていただきたいと存じますが、先ほどのプレゼンテーションの中で参考人が御指摘になられましたのは、数値目標設定の合理性という部分があったと思います。いかなる理由でこれが、例えば二〇〇三年に財政赤字がGDPの三%以下に...全文を見る
○小野委員 もう時間でございますから、最後に佐高参考人にお尋ねしたいと思います。  ウイッシュリストに基づいて、国民の願望、願いを実現できる予算を組まねばならないというような御指摘を当初ちょうだいしたわけでございます。我々といたしましても、それは国民が喜ばれるように、幸せになる...全文を見る
○小野委員 以上で質問を終わります。  どうもありがとうございました。
11月06日第141回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○小野委員 谷垣大臣には、九月に科学技術庁長官に御就任になられたわけでございますけれども、幅広い御見識と若き情熱を持って、これから日本の科学技術行政を力強く御推進いただきますように、まずお願いを申し上げたいと思います。  実は、今この日本の国の科学技術行政を見ておりまして、私は...全文を見る
○小野委員 大臣が今御指摘になられました点が、これからしばらくの間の科学技術行政の眼目になる点だろうと私は思います。いろいろな制度面での改革も提起をされて、それが着実に実行されているところでございますが、ぜひさらなる推進方をお願い申し上げておきたいと存じます。  加えまして、こ...全文を見る
○小野委員 大臣のおっしゃられますとおり、コミュニケーションというものの原点は生の声同士のぶつかり合いだろうと思います。ぜひ、大変お忙しい中だろうと存じますけれども、時間を見て、大臣並びに政務次官、現場の研究者等との交流の時間をとっていただいて、彼らの悩みも聞いていただいたり、ま...全文を見る
○小野委員 ぜひ、その方面についても御尽力をお願い申し上げまして、この日本の国の未来を切り開く科学技術、科学技術者の皆さん方が大いなる夢を描いて、そして挑戦的に仕事に取り組んでいけるような風土と、そしてそういう考え方を確立をいただきますように、この点をお願い申し上げたいと思います...全文を見る
○小野委員 ありがとうございます。  この点は、この白書の中に書かれております国民に対して開かれた科学技術という点から考えましても、極めてシンボリックなイベントになってくると思いますし、世界人類に対して日本としてこの分野での貢献を示すことにもなると信じている次第でございまして、...全文を見る
11月27日第141回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第5号
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○小野委員 きょうは、参考人の皆さんには大変お忙しい中を当院にお越しいただいて、心より感謝を申し上げたいと思います。  今、我が党の佐藤委員の方から、法律論を中心にしてのこの問題への取り扱いがございましたので、私の方は、むしろ文化的なもの、また、先ほど触れました流通の問題を中心...全文を見る
○小野委員 大多数のものについては文化的視点、教育的視点を持った出版をやっているということでございまして、ぜひそれは私ども、これから皆さんも尊重いただき、また、出版界等でも議論をいただきたいと思うのでございますが、一言申し上げますならば、今の、特に雑誌の論調というのが、例えば、こ...全文を見る
○小野委員 その御努力を多とし、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  そういう状況になりましても、例えば専門書と言われるような種類のものにつきましては、一つの大きな倉庫での全面的な管理ということは非常に困難な部分が残るだろうと思います。現実に私ども、専門書の注文を地方の...全文を見る
○小野委員 続きまして、書店商業組合連合会中村参考人にお尋ね申し上げたいと思うのですが、今佐藤委員が少し触れました取次店の問題でございます。  私どもも書店等からの御意見を聞いておりますと、自由に取次店を選んで書物を仕入れるということがなかなかできない。今までのラインの中で注文...全文を見る
○小野委員 先ほどの点でございますけれども、具体的に書店からそういう問題が提起された場合に、組合としてはどういう扱いをするか。その処理の仕方ということについて、ルールがありましたらそれを教えていただきたいと思います。
○小野委員 この点、もう少し深くやってみたい気もするのですが、時間の都合がございますから、機会がありましたら、またこの問題を取り上げてみたいと思います。  なお、再販制度というのは、実は出版社自身よりも、私はやはり流通が大きくかかわってくる問題なのだろうと思います。それだけに、...全文を見る
○小野委員 当問題は、いよいよ大詰めのところに来ているところで、佐藤委員の見識のもと、法的問題についてじっくり議論いただくということで、私の時間が非常に少なくなりましたが、一言申し述べさせていただきたいと思います。  参考人の皆さんには、お忙しい中を御臨席いただいて、大変ありが...全文を見る
○小野委員 皆さんのお仕事は、心の環境を培っていく極めて大事な仕事であると思います。また、そんないい環境を、青少年、また日本の国民に提供いただけるということを私どもも信じて、この再販制度については、ぜひ、今回結論を出すのではなくて、継続して日本文化との関連の中で慎重な審議を求める...全文を見る
12月02日第141回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○小野委員 今、吉川先生のお話をお伺いさせていただきながら、もう四半世紀も昔になりますが、大講義室の中で先生のお声をお伺いした日のこと、青春の一こまを思い出して、永田町にいて久々にアカデミックな雰囲気に浸らせていただいた気がいたします。  先生には、日本学術会議の会長、また動燃...全文を見る
○小野委員 それから先生、具体的にこれからの方向、テーマとしてどういうテーマを追いかけていったらいいかという問題でございますが。先ほどの質問のちょっと残った部分ですので。
○小野委員 非常に示唆に富む御指摘をちょうだいいたしまして、先ほどのプレゼンテーションの中でも、領域を超えて語り合う言葉のないことがそれぞれの専門分化を推進して相互の交流を阻んでいるという御指摘があったわけでございますが、今の先生の御指摘によりますと、我々政治の立場にいる人間も科...全文を見る
○小野委員 続きまして、知的財産権問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  研究現場において、これまで研究者になかなか日本の国のシステムというのはインセンティブが働きにくい仕組みというのがあったような気持ちがいたします。それは、みずからがいろいろな技術開発を行う、また研究...全文を見る
○小野委員 次に、研究者の支援についてお尋ねを申し上げたいと思うのです。  よく儒学の世界で議論されますことに、朱子学派それから陽明学派、この両者の対立と申しますか考え方の違いということが日本の国においても歴史の中において時折見られたわけでございます。そのあたりが、今の日本の国...全文を見る
○小野委員 質問項目は以上で終わりでございますが、少しばかり時間がございますので、二点、吉川先生に、まあ御提言なんて言うとこれは失礼でございますが、私の思っておりますことを披瀝させていただきたいと思います。  一点は、先生が御専門になってこられたロボットの領域の問題でございます...全文を見る