小野晋也

おのしんや



当選回数回

小野晋也の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
議事録を見る
○小野委員 今、時まさに春三月という季節であります。野山に春の日差しがあふれるようになるころに、私たち日本人は古い時代から一つのイメージを持ってきたような気持ちがしております。冬の厳しさの中から三寒四温と言われるような変動の激しいときを経て、そして、時至れば暖かな、さわやかな春の...全文を見る
○小野委員 谷垣長官から明快な御示唆をちょうだいいたしましたわけですけれども、科学技術行政というのは、どちらかというと今枝葉に寄ってしまう傾向が強まってきていると思います。より根源的な部分をきちんと確立をしながら、ある意味で全体を統合していくという発想を持ちながら進めていかねばな...全文を見る
○小野委員 時間になりましたから、最後、まとめだけさせていただきたいと思いますけれども、今長官の答弁の中にございましたとおり、今、科学技術をめぐりましては、幅の広さというものが極めて求められてくると同時に、時代性の移り変わりの中で、日本の国の科学技術開発のあり方も極めて質的に変化...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
議事録を見る
○小野委員 質問に先立ちまして、きょうは、研究開発の鬼と言われております、世界的に著名な西澤先生に参考人として御臨席をいただきましたことに御礼を申し上げたいと思います。  先ほど鬼と申しましたけれども、今の陳述をお伺いさせていただきながら、先生の取り組んでおられるテーマというの...全文を見る
○小野委員 非常に示唆に富んだお話をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。  先ほどの先生のお話を承らせていただきながら、確かに、我々は戦後、科学技術開発においては特にアメリカに追随をし、そのアメリカの形式的なものを次々と受け入れてくる。また、幼少時から高校に至るまで...全文を見る
○小野委員 科学技術研究の中において何かしらハウツー物ばかりが今ばっこしておりまして、本来、人間としてみずから内発的な、自発的なものを失っているということで、先生の御指摘、非常に私どもも感銘を受けるものがございました。  今先生は宮沢賢治の話を出されたわけでございますが、私は、...全文を見る
○小野委員 それでは質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
04月10日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
議事録を見る
○小野委員 長い審議時間を経てまいりました原子力基本法及び動燃事業団法の一部を改正する法律案も、いよいよ最終局面の審議になってまいりました。このときに至り、大変御多忙の中でございますが、内閣総理大臣、橋本総理におかれましては、当委員会に御出席をいただいて、動燃改革という問題のみな...全文を見る
○小野委員 総理が御指摘のとおり、この原子力の技術というものは、日本の国にとっては、まずその洗礼を受けたのは原子爆弾。非常に高密度で大量のエネルギーが一気に出せるエネルギー源であるということから、人類の夢のエネルギーであると言われる一面もあれば、その反面、人類にとって破滅に結びつ...全文を見る
○小野委員 先ほどの総理の御指摘のとおり、このしばらくの動燃の不祥事の中で、虚偽報告の動燃という不名誉なレッテルが張られるようなこともございました。それらすべてを考えましたときに、技術そのものよりも、やはりそれを取り巻く人の対応をめぐっての疑念というものが非常に大きかったというこ...全文を見る
○小野委員 質問時間が終了いたしました。  総理、科技庁長官初め、これから原子力開発というものの新段階を迎えるわけでございますので、何とぞよろしくお願い申し上げまして、質問を終了したいと思います。
○小野委員 私は、自由民主党を代表して、内閣提出の原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案に賛成し、民友連及び平和・改革提出の同法律案に対する修正案に対し反対の立場から討論を行うものであります。  いわゆる動燃による一連の事故及び不祥事は、国民の理解と協...全文を見る
○小野委員 それぞれの陳述人の皆さん方には、原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案の審議に関連いたしまして、地方公聴会に当たり、本当にそれぞれのお立場からの信念に基づいた御陳述に、私からも感謝を申し上げたいと思います。  須藤陳述人からまずお話がござい...全文を見る
○小野委員 ありがとうございます。  これは、私ども、国政の場の議論において、もう少しきちんとした整理をしながらの議論が必要な点だろうと思いますので、また留意をしながら進めさせていただきたいと思っております。  続きまして、森陳述人に御質問をさせていただきたいと思うわけでござ...全文を見る
○小野委員 これから大変だと思いますけれども、労働組合のお立場からも、この改革が成功するように、ぜひ御助力をいただきますように、お願い申し上げたいと存じます。  第三に、放射線のモニターの問題についてでございますが、これは石川陳述人、佐藤陳述人にちょっとお願い申し上げたいと思い...全文を見る
○小野委員 きょうは、随分いろいろと質問したい項目もあったわけでございますが、残念ながら、もう時間のようでございますので、一言だけ申し述べさせていただきます。  須藤陳述人からは、地元合意、また地元が安全対策へ関与する必要性のお話、これは私ども、真摯に受けとめさせていただきたい...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○小野委員 ただいま日本経済は本当に困難な中に置かれているわけでございますが、この経済困難を考えております中に、石油ショックの後の福田内閣のもとで、果断なるいろいろな政策が打ち出されながら日本経済の体質転換が行われた、こういうことを思い出すわけでございますけれども、そのときに、も...全文を見る
○小野委員 日本経済はこれまでも、戦後五十数年間、成長の路線を歩み続けてきたと総括的には言われますけれども、その時々を見れば、やはり好景気のときもあれば不景気のときもある。しかし、これまでの時代のことを語るならば、不景気のときも日本人は何らかの希望を失わずにやってこれたという気が...全文を見る
○小野委員 今長官が御指摘になられました点につきましては、私は並立制で対応されたらいいと思います。通常補助金で事業を遂行されるというならばそれを選択するもよし、もう一方、リスクはあるけれども、当初低率、しかし成功をおさめた場合には高率補助金が来る。これを地方自治体に両方提示をして...全文を見る
○小野委員 この点については、まだ公正取引委員会としては、これからいろいろと検討しながら方針をつけていくというような状況でございますし、また、来週、佐藤剛男議員の方から御質問があるようでございますから、要望だけあと申し上げておきたいと思います。  今お話ございましたとおり、その...全文を見る
○小野委員 以上で質問を終わります。
05月20日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第11号
議事録を見る
○小野委員 いよいよ今国会の科学技術委員会関係の審議も最後の法案というふうになってまいりました。  今回の宇宙開発事業団法の改正という問題に関しましては、現在の宇宙開発の実態、特に民間からの打ち上げ委託という問題に関しまして、失敗時における責任について、宇宙開発事業団に実質的に...全文を見る
○小野委員 先ほど申させていただきましたように、この法案自身は、これから日本の国が宇宙開発を進めていく、特に諸外国や日本の企業等の依頼による打ち上げをやっていこうとした場合に、ぜひともこの点が明確にならなければ安心して打ち上げができないというような状況でございまして、この考え方も...全文を見る
○小野委員 的確な御答弁をちょうだいいたしました。これから開発成果を還元しながら、日本の宇宙開発をさらにというような御指摘、ぜひ長官を中心に、科技庁、また宇宙開発事業団の御活躍をお願い申し上げたいと思います。  この論点に立った場合に、具体的な一つの問題として提起をさせていただ...全文を見る
○小野委員 青江局長の御答弁をちょうだいいたしましたけれども、日本の国は物づくりにおいてはいまだに世界一であるということがよく言われておりまして、私も、この分野がこれからの日本の産業面で二十一世紀においても非常に重要なことなんだろうというような認識を持っている一人でございます。 ...全文を見る
○小野委員 一つヒントと申しますか、これから国際会議等の中で、長官、またチャンスがあれば考えを整理していただいて、諸外国に訴えていただきたいと思いますのは、宇宙で人々が生活するということは、日本的なライフスタイルというものが見直される部分があるような気持ちが私はいたしているのです...全文を見る
○小野委員 時間になりました。  いろいろと幅のある質問をいたしましたけれども、宇宙時代、これから日本の国にとって非常に大きな夢を与えていただける分野だと思います。 科技庁また事業団、両者のこれからの御健闘をお祈りして質問を閉じさせていただきたいと思います。  どうもありが...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 商工委員会 第5号
議事録を見る
○小野委員 きょうの午前中に既に、金融安定化に関する特別委員会との連合審査会において、この法案の改正についてないし中小企業等貸し渋り対策大綱について、さまざまな議論が行われてきたところでございます。  お伺いをしておりますと、各党ともに、中小企業における資金調達の厳しさを緩和す...全文を見る
○小野委員 金融OBの方の採用問題について。
○小野委員 今御提案を申し上げました件は、長い間にわたりまして信用保証協会で要職をこなしてこられた方が、これだけ拡大をしていくとなるとかなり人材の拡充が必要だし、その面において金融のわかる方を入れなきゃならないということから考えるとこういうような提案をするのがいいのじゃないかとい...全文を見る
○小野委員 第三点目の質問でございますけれども、特別の二十兆円の保証枠拡大の後の問題でございます。  現在のところは、この二十兆円の保証規模拡大問題は二年間を想定して行うのであるということをお伺いいたしております。この二年間につきましては審査基準等が非常に緩い形で信用の保証を行...全文を見る
○小野委員 最後の質問とさせていただきたいと思います。  担保の問題でございますけれども、通産省がこの数年間出してこられました経済ビジョン、昨年の場合は経済プログラムという名称であったかもしれません、そういうものを読んでおりますと、これまでは土地だとか建物だとかこういうものを担...全文を見る
○小野委員 今回は貸し渋り対策に関しまして随分いろいろな面からの対策を打ち出しておられる中で、対策を具体的に進めていかれる部署におかれましては、いろいろと大変な課題が起こってくるだろうと思います。その対応の問題、多々あろうと思いますけれども、中小企業等が切望している政策でございま...全文を見る
12月04日第144回国会 衆議院 商工委員会 第1号
議事録を見る
○小野委員 本日は、先ほど大臣が御説明をいただきました二法案についての審議でございますが、私どものいただきました時間が二十分という短い時間でございますから、将来の日本の産業育成の観点から、新事業創出の考え方についての御質問をさせていただきたいと思っております。第一の点は、私自身の...全文を見る
○小野委員 産業政策に関連しまして、今大臣がお話しいただいた御答弁、非常に心強く思いました。  今、世界じゅうを見ておりまして、自由競争ということについて非常に誤解があると私が感じておりますのは、自由に競争する中で、先ほどの例えで言うならば、弱き者が病気になって脱落をして、そし...全文を見る
○小野委員 まことに当を得た御答弁をいただいて、心から感謝申し上げます。  人の問題ということにまた関連してくるわけでありますが、通産省自身の人の問題、または通産省自身の当事者意識というようなことについて、この新事業育成ということに関連して質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○小野委員 大きな期待を込めまして、質問を終了したいと思います。ありがとうございました。