尾身幸次

おみこうじ



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尾身幸次の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月28日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号
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○尾身委員 政府が今国会にこの住専問題の解決案を提案をされているわけでございますが、この案の中におきまして、特に六千八百五十億の財政支出について国民の理解が十分に得られているとは言えない状況であります。そして他方、総理大臣や大蔵大臣は、関係金融機関等に新たな寄与を求めたいというよ...全文を見る
○尾身委員 住専の処理策について、実は今でも国民の間に非常に厳しい批判があるわけであります。その原因の一つは、税金を投入してまで解決する住専処理策について、住専自身あるいは住専の経営者、そして住専からお金を借りている不動産業者等が、この国の支出する六千八百五十億でむしろ救済される...全文を見る
○尾身委員 バブルがはじけた後の不良債権の処理の問題というのは、実は日本だけではありませんで、外国でもかなりの実例が見られるわけであります。  特に、アメリカにおきましては、一九八〇年代の終わりから九〇年代の初頭にかけまして、日本で言ういわゆる信用組合のような機関でありますSア...全文を見る
○尾身委員 今のお話のとおり、アメリカでも十九兆円という巨額の財政資金を使ってSアンドL関係の不良債権の処理を行ったわけであります。そしてまた、何千人もの人を刑事的な訴追もしたということであります。これに比べて、実は日本の金額六千八百億は、アメリカとの比較でいうと金額的に少ないわ...全文を見る
○尾身委員 実は、先ほど申しましたけれども、今の政府案のような処理策にかわる具体的な対策として、一つは、一時新進党の方で主張をしておりました法的処理による住専処理をしようではないか、したらいいではないか、それからまた、会社更生法を適用したらどうかというお話がございました。  先...全文を見る
○尾身委員 この六千八百五十億円の財政資金がなぜ必要かということについて、もう少し一歩踏み込んだ説明をいただきたいと思います。  この六千八百五十億を税金から出さないで、例えば母体行等の金融機関に肩がわりをさせればいいではないか、その分税金が少なくて済むではないかという意見も一...全文を見る
○尾身委員 今大蔵大臣の御答弁のとおりだと思うわけであります。  この問題が未解決のまま仮に先送りされてしまった場合に一体現象的にとりあえずどういうことが起こるかということでありますが、例えばことしの一月−三月の農協系統に対する利子の支払い六百億がもうできないでいる。このまま放...全文を見る
○尾身委員 そこで、先ほどちょっと大蔵大臣が触れられましたけれども、母体行等の金融機関に対する新たな寄与を求めたいということを総理も大蔵大臣も実はいろいろな機会に御発言をされているわけであります。これについて、住専の設立の経緯等について母体行等の金融機関がどうかかわってきたかとい...全文を見る
○尾身委員 もう一つは、住専が実質的には、いわゆる母体行と称せられる金融機関の事実上は一〇〇%子会社であるという実態であります。  それで、どの銀行も本体がしっかりしている限りにおいては、自分の子会社である系列ノンバンクをつぶすような例はない、なかったというふうに考えております...全文を見る
○尾身委員 銀行の経営状態はどうかということでありますが、最近、銀行の経営が大変によくなった。そのよくなった原因は、政府の低金利政策である。低金利政策というのは、本来企業活動を活発にさせる、新規投資を促進するという意味で行われているわけでありますけれども、その結果として銀行の調達...全文を見る
○尾身委員 母体行は、設立の経緯から住専に非常に深くかかわってきた。人事的、経営的な支配も実質的にしている。そして他方、経営の実態から見ても、自分の自己努力によらないところの全体の景気政策、低金利政策等の結果として非常に利益を上げている。そしてまた、もう一つ実はあります。この経済...全文を見る
○尾身委員 そこで、じゃ一体追加負担というものが、新たな寄与というものがどういう形でやれるのかということでありますけれども、先ほどのお話のとおり、母体行サイドからは、今申し上げます点については法務大臣及び総理からお答えをいただきたいと思っておりますが、この追加負担につきましては、...全文を見る
○尾身委員 今のような法律論的なお答えが法務大臣からございましたが、これにつきまして総理大臣の御感想をお伺いしたいと思います。
○尾身委員 そこで、一般の国民の感覚というのは、この問題について、母体行等の金融機関にもっと負担をふやせば財政資金の六千八百五十億は出さなくてもいいのではないかというところに私はあるように感じているわけでございます。しかし、政府は、先ほど来のお話のとおり、六千八百五十億の削除は処...全文を見る
○尾身委員 私は、現在の経済情勢の中で、住専処理法案はどうしても今度のこの国会中に解決しなければならない、それが政治に課せられた最大の責務であるというふうに考えております。この問題の処理を一日でも延ばすというようなことになりますと、先ほどからお話しのとおり、農協系統などの力の弱い...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第9号
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○尾身委員長代理 ただいまの資料要求につきましては、理事会で協議いたします。  これにて村井仁君の質疑は終了いたしました。  次に、矢島恒夫君。
06月06日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第10号
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○尾身委員 去る二十八日からこの金融特におきまして金融関係六法の審議をしてまいりましたわけでありますが、きょうは一応最後の締めくくりということでございますので、幾つかの聞いておきたいことをお伺いさせていただきます。  最初にお伺いをいたしますが、今までの金融行政のあり方を見ます...全文を見る
○尾身委員 ただいま基本原則についてお伺いをいたしましたが、この具体的な中身につきまして大蔵大臣のお考えをお伺いいたします。
○尾身委員 現在のこの住専問題の処理のために、私どもはどうしてもこの処理のスキーム、六千八百五十億の投入も含めましたスキームは、現在の状況下において金融システムを守るためにどうしても必要な措置であると考えている次第でございます。しかし、このスキームの中で、国民の負担をできる限り軽...全文を見る
○尾身委員 次の質問は総理にお伺いをしたいと思うわけでございますが、私ども、この審議の中で、関係金融機関から新たな寄与を求めて国民の負担を結果として軽減するような方策はないかということにつきまして、議論が大変あったわけでございます。  私は、関係金融機関、特に母体行の道義的、社...全文を見る
○尾身委員 大蔵大臣に質問をいたします。  住専問題の処理を実際に進めるためには、何よりもこの住専処理法案を早急に成立させて、住専各社の債権の受け皿となります住専処理機構をできるだけ速やかに発足させる、そして債権回収に本格的に取り組む体制を整えることが極めて重要であると考えてい...全文を見る
○尾身委員 この住専の資産内容が大変に悪化した原因の一つに、いろいろな銀行から多額の紹介融資が行われまして、その紹介融資の多くが不良債権になってしまったということが挙げられるわけであります。そして、その責任を厳正に追及するために、住専処理機構は、各住専から引き継ぎました損害賠償請...全文を見る
○尾身委員 住専処理機構は、各住専から大量の不動産を引き継ぐ、そしてまた不動産に対する担保権を引き継ぐわけでございますが、この大量に引き継いだ不動産の処分を適切に行っていくことが徹底的な債権回収のためにどうしても必要であると考えているわけでございます。  そこで、この住専処理機...全文を見る
○尾身委員 住専の処理のために財政支出が行われるわけでありますけれども、この状況を考えますと、住専処理機構における債権回収の進捗状況につきましては、私ども大変な関心を持っているわけであります。でありますので、この債権回収の状況を常に国民にわかりやすく明らかにするということが、この...全文を見る
○尾身委員 金融機関でありますが、金融機関は、国民の皆様から大切なお金を預かって、それを産業の各分野に供給するという極めて重要な役割を担っているわけでございます。  そこで、バブルの発生、崩壊の過程において、ややもすれば企業モラルが損なわれて、融資が安易に流れていたのではないか...全文を見る
○尾身委員 農林水産大臣に御質問をさせていただきます。  農林系の金融機関についてでありますが、率直に言いまして、以前から、現状を見ますと、金融の自由化あるいは国際化の流れに適切に対応し切れていないのではないかというふうに考えるわけでありますが、系統の組織を見直して、より効率的...全文を見る
○尾身委員 次に、金融関係の四法案につきまして、幾つか政府側のお考えを確かめておきたいと思います。  その一つは、早期是正措置でありますけれども、金融機関の健全性の維持、金融機構の安定化を図る上で、その導入はぜひとも必要であると考えている次第でございます。しかし、その発動基準と...全文を見る
○尾身委員 次に、いわゆる更生特例法についてお伺いをさせていただきます。  金融機関の破綻処理につきましては、これまでの任意の合併、営業譲渡の方法だけではなしに、司法上の倒産手続を円滑かつ迅速に行い得るような制度の整備を図るために、今般、政府は更生特例法を提出しているわけであり...全文を見る
○尾身委員 次に、預金保険機構の改正法におきまして、整理回収銀行の役割につきまして大蔵大臣にお伺いをいたします。  金融四法案におきましては、金融機関の破綻処理を迅速かつ円滑に進めるための種々の制度の整備を図ることにしているわけでありますが、その中で、今後の信用組合の破綻処理を...全文を見る
○尾身委員 預金保険法を含みます金融四法につきましては、この委員会の審議におきましても問題点が幾つか指摘されているところでございます。今指摘されましたようなさまざまな意見あるいは問題点の御指摘があるわけでございますけれども、金融機関の不良債権の解決というのが現下の急務でございまし...全文を見る
○尾身委員 私どもは、この住専処理法案を含みます六法案は一日も早く成立させなければならないと考えているわけでありますが、私は、この関係法案の成立というのは、実は問題が解決したのではなくて、まさにこの法案の成立によって問題解決の糸口がついた、これから幾つかの問題を解決していただかな...全文を見る
○尾身委員 どうもありがとうございました。
12月12日第139回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第2号
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○尾身委員 自民党を代表いたしまして、政府側に税制一般に関する質問、それから、いわゆる消費税率凍結法案に対しまして新進党の皆様に質問をさせていただきます。  最初に申し上げたいことがございます。今回、新進党より提出されましたいわゆる消費税凍結法案でございますが、私ども自民党は、...全文を見る
○尾身委員 新進党の提案によりますと、四年間消費税を凍結をする。そして新進党の選挙公約によりますと、年間十八兆円の物すごい減税をする。合計で年間二十三兆円の穴があくわけであります。これを四年間仮に続けますと、消費税凍結法案のとおり四年聞続けますと、ざっと計算しても約百兆円の債務が...全文を見る
○尾身委員 今の説明を聞いておりまして私は全く納得できないのですが、もう一つ感想を言わせていただくと、まあ責任のない野党は楽でいいなと。日本経済と日本の財政に責任を持っている我々責任与党は、ああいう議論はできません。やはり財政をしっかりと再建をし、そして経済を活性化するということ...全文を見る
○尾身委員 来年度の予算編成の問題、もう一つ問題があるわけでございまして、今まで続けてまいりました特別減税をどうするかという問題であります。  景気対策もありまして特別減税二兆円を続けてきているわけでございますけれども、しかし、その財源は何かといえば、まさに赤字公債の発行によっ...全文を見る
○尾身委員 総理大臣にお伺いをいたしますが、ただいま大蔵大臣からお話のありましたようなことで、消費税の引き上げを予定どおりやる、そして特別減税を仮に今年度限りで打ち切るというようなことになったときに、これは財政上の事情からは確かにそういうことが必要だという議論があるわけであります...全文を見る
○尾身委員 大蔵大臣にお伺いをさせていただきます。  消費税が五%に上がるに際しましては、所得税やその他の直接税の減税も先行で行ったわけでございますが、しかし、年金生活者とかあるいは低所得者に対しましては負担のしわ寄せがいくのではないかという批判がございますし、私どももその点を...全文を見る
○尾身委員 消費税の引き上げに伴いまして幾つかの問題点がございます。そういう問題点につきまして、私ども、現在ただいま自民党の税制調査会の中でいろんな議論をしているわけでございますが、その中の幾つかの問題点をここで取り上げまして、政府側のお考えをこの際お伺いをさせていただきたいと考...全文を見る
○尾身委員 この点につきましては我が党内においても非常に真剣な議論がなされているわけでございますが、いずれにいたしましても、ガソリンを中心とする石油関係だけに過重な税がかかっているというこの不公平感、不平等感というのは現実にあるわけでございます。私は、こういう点について納税者の納...全文を見る
○尾身委員 先ほど申し上げましたように、やはり税を取る立場と払う立場というのは感覚的に違うものでございまして、税でありますから当然少ない方がいいというのが払う立場でございます。しかし、そこそこの理解と納得が得られているものでなければ税制そのものが成り立たないわけでありまして、私は...全文を見る
○尾身委員 次に、総理に、経済構造改革の問題について、私の意見を申し上げながらお伺いをさせていただきたいと思います。  バブルが崩壊した後の非常に大きな景気低迷期におきまして、平成四年度以降、景気対策として何回かの対策が行われました。そして、特に公共事業の積み増しという形で、事...全文を見る
○尾身委員 現在、総理の指示を受けまして、経済構造改革プログラムを通産大臣が中心になって近く取りまとめるというふうに聞いているわけでございますが、この点につきまして、今どのような状況での進捗になっているか、通産大臣からお伺いをさせていただきたいと思います。
○尾身委員 私は、経済構造改革あるいは財政構造改革といろいろなことが言われておりますけれども、要は、日本経済を活性化して、日本経済そのものを強くしなければならないということがポイントだというふうに思っているわけでございます。そういう意味で、いろいろな税制を考えるときにも、日本の経...全文を見る
○尾身委員 ただいま総理から私の考えに対して御賛同をいただいたと大変感謝をしているわけでございますが、その中で、今度は具体的に、じゃ我々が今検討しているいろいろな税の提案の中でどういう問題があるか。つまり、日本経済を活性化する方向で税制を考えていかなければ大変なことになるという考...全文を見る
○尾身委員 連結納税制度のお話が大蔵大臣から出されました。この連結納税制度は、今まで事業部制でやっていた企業が、一つの事業は黒字が出る、一つの事業は赤字が出る、それを一緒にやっているとうまく小回りがきかないから、幾つかの事業部を全部分けて、会社を分ける、いわゆる分社化という体制を...全文を見る
○尾身委員 法人所得課税の問題なんでありますが、先ほど来申し上げているとおり、今やいわゆる大競争の時代になった。メガコンペティションの時代になったと言われておりまして、企業が国を選ぶ時代になった。別の言い方をすると、企業が世界的な事業展開の中で一番ベストの国を選ばなければ、企業の...全文を見る
○尾身委員 時間がなくなりましたので、最後に基本的な問題点を一つ質問をさせていただきます。総理のお考えを最終的にお伺いをしたいと思います。  先ほどからずっと御質問してまいりましたが、要は、基本は日本経済の活性化をしていく、そして特に大企業が日本というところを生産拠点に選ぶよう...全文を見る
○尾身委員 ありがとうございました。終わります。