尾身幸次

おみこうじ



当選回数回

尾身幸次の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第151回国会 衆議院 本会議 第10号
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○尾身幸次君 私は、自由民主党、公明党、保守党を代表して、ただいま議題となりました野党提出に係る内閣不信任決議案に対し、断固反対の討論を行うものであります。(拍手)  昨年秋の臨時国会の終盤、補正予算の審議が衆議院で終わる寸前に、やはり野党四党から内閣不信任案が提出されました。...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○尾身国務大臣 沖縄及び北方対策担当大臣を拝命し、あわせて北方対策本部長に就任いたしました尾身幸次でございます。大木委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。  まず、沖縄について申し述べる前に、一言申し上げさせていただきます。  先般、沖縄総合事務局に...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○尾身国務大臣 科学技術政策担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  国土が狭く、資源に乏しい我が国は、創造的な科学技術によって豊かな国をつくることを根幹としていくことが必要であります。  小泉内閣総理大臣は、さきの所信表明演説におきまして、新世紀維新ともいうべき改革...全文を見る
05月17日第151回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(尾身幸次君) 科学技術政策担当大臣としてごあいさつ申し上げます。  国土が狭く、資源に乏しい我が国は、創造的な科学技術によって豊かな国をつくることを根幹としていくことが必要です。  小泉内閣総理大臣は、さきの所信表明演説におきまして、新世紀維新とも言うべき改革を断...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○尾身国務大臣 従前の科学技術基本計画などにおきましては、実は戦略的重点分野を決めておりませんでした。しかし、やはりこれから科学技術創造立国を目指していくときに、重点分野を決めて戦略的にこれを進めていこうという考え方で、いろいろ関係方面の御議論をいただきまして、また識者の御判断も...全文を見る
○尾身国務大臣 私ども、この事案を聞きましたとき、全く予想していなかったことでございますが、そういう企業機密、研究の機密のようなもの、あるいはそれの材料を持ち出したという嫌疑がかけられているわけでございますが、その持ち出したことが、一つは個人のいわゆる窃盗罪的なものになるという考...全文を見る
○尾身国務大臣 研究開発における評価の問題は大変大事でございまして、いわゆる客観的な評価とか第三者による評価とかいう表現で言われておりますが、今までどうも、ともするといわゆる大学の大御所と言われる教授のコントロールのもとにある種なれ合いの評価が行われてきた、評価と称するものが行わ...全文を見る
○尾身国務大臣 お祝いのお言葉をありがとうございます。  総合科学技術会議が科学技術政策の基本に関することについて原案作成の段階からこれをやるべきであるという御意見につきましては、私ども、大変ごもっともなことだと思っております。  経済財政諮問会議と比べて総合科学技術会議が目...全文を見る
○尾身国務大臣 二十一世紀、科学技術創造立国に向かって私ども日夜努力をしているわけでございますが、行政改革に伴いまして総合科学技術会議が発足をいたしました。従前の科学技術会議は、総理を座長にするという点では変わりがなかったわけでございますが、関係各省の大臣、閣僚、それから学識経験...全文を見る
○尾身国務大臣 スイスの国際経営研究所、ランキングを毎年出しているわけでございますが、今御指摘のとおり、日本という国のいわゆる総合競争力が、一九九七年に十七位でありましたのが二〇〇一年には二十六位というふうに、四十九カ国中二十六位というふうに下がってきているわけでございます。 ...全文を見る
○尾身国務大臣 十三年度の予算につきましては、当初予算ベースで対前年度、十二年度比五%ということでございまして、当初予算としては私ども非常に積極的な予算を組んでいるというふうに考えておりますが、ただ、昨年度は補正がございまして、それを考えるとまだ足らないということでございまして、...全文を見る
○尾身国務大臣 資源が乏しくて、非常に外国のエネルギー、特に石油などに依存をしている我が国にとりまして、核融合は、トリチウムあるいは重水素という資源がほぼ無尽蔵と言われておりますし、また、核分裂と比べまして安全対策が比較的容易であるというふうに言われているわけでございまして、遠い...全文を見る
○尾身国務大臣 自然エネルギーと言われましてもいろいろございますが、委員は何をお考えでしょうか。
○尾身国務大臣 言われているものは、水力、地熱というもの以外に、例えば太陽光発電とか太陽熱とか風力発電とか廃棄物発電とか、あるいは廃材等による発電などなどがあると考えております。  今委員のおっしゃいます自然エネルギーというようなものが、一体、我が国のエネルギーの需給バランスの...全文を見る
○尾身国務大臣 エネルギーの輸入に要するお金というのはもう何十兆円の規模で一年間に必要でございまして、そういうものに対して依存をしているという日本の現状を考えましたときに、将来に備えて新しい核融合というエネルギー源を開発することの重要性というものは、十年、二十年のタームではなしに...全文を見る
○尾身国務大臣 一兆円というお金を使ったら、新しいエネルギーで日本のエネルギー需給問題が解決できるとは到底思えません。  そして、新しい候補地、この候補地につきましては、私どもはいろいろな事情を考えて、ベストな候補地を選んで外国と話し合いをさせていただきたいと考えております。
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(尾身幸次君) そういう防災問題につきましても、科学技術政策、研究開発を進めまして、十分に対応してまいりたいと思います。
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほど来お話にございますように、沖縄にあります基地の存在が日本のみならずアジアの平和と安定に寄与しているということがございます。他方、先ほど来のお話にございますように、全体の七五%の在日米軍基地が沖縄にある、それによって多大の負担を沖縄県民の皆様にかけて...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これは防衛施設庁の方で専門家の意見を聞きながら試算をしております。私が聞いている範囲でございますが、大体、はっきりした記憶はございませんが、少ない計画で二千億円ぐらい、多い計画で五千億円ぐらいというふうに聞いております。
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほど申し上げましたとおり、沖縄の在日米軍基地は日本のみならずアジアの安定と平和に寄与している、しかしながら同時に七五%の基地が沖縄に存在している、そのために沖縄県民の皆様に多大な御負担をおかけしているということを認識しております。  これに対しまして...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 使用期限の問題は国際情勢等もありまして難しい問題であると考えておりますが、稲嶺知事及び岸本名護市長から要請がなされていたことを重く受けとめまして、これを米国政府とのハイレベルの協議で取り上げてきているところでございます。  今後とも、国際情勢の変化に対...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 存じ上げません。
○国務大臣(尾身幸次君) 公共工事の地元への発注機会の増大につきましては、これは沖縄地域経済にとりまして大変大事なことだというふうに考えております。  私ども内閣府の沖縄総合事務局といたしましては、工事内容に応じまして分離・分割発注をするとかあるいは混合入札をするとかいう方式を...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○国務大臣(尾身幸次君) 本年の一月六日から省庁再編成によりまして、この総合科学技術担当という私の職責ができたわけでございますが、私の職責は、総合科学技術会議の審議等を通じて各現場の役所の縦割りの行政の中で科学技術という切り口からそれを立体的、総合的に戦略的な政策を実現していく、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) ゲノムの塩基配列の構造解析というのが大変問題でございまして、各国の研究者がいろいろ頑張ってやっていたわけでございますが、アメリカのセレラ社が一遍に解決しちゃった、それでこの構造が全部わかった、その特許を申請をした。しかし、これは人類共通の知的財産でありま...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 新しい状況の変化に応じて、特に科学技術関係は日進月歩でございまして、今おっしゃったようなことを私どもしっかりやっていかなきゃいけないと思っておりまして、簗瀬議員のそういう御指摘は極めてごもっともだと思っております。その方向をしっかり踏まえながら頑張ってま...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) ヒト受精胚の取り扱いのあり方につきましては、総合科学技術会議の専門調査会で幅広い観点から今検討している段階でございます。  先日の新聞で報道された問題につきまして、私は記者会見の席で個人的な意見として申し述べたわけでございますが、不妊に悩んでいて子供が...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この問題に関して、私は総合科学技術会議等でさらに議論をしてルールを決めることが大変大事だということは一方で申し上げておりまして、そういう中で先ほど申し上げました私の感想を申し上げました。  話はちょっと脱線するかもしれませんのですが……
○国務大臣(尾身幸次君) そうですか、はい。
○国務大臣(尾身幸次君) 大森委員御指摘の点は大変大事なポイントだと思っております。研究をするときに、これを客観的に評価をして正しい評価をして、伸ばすべき研究を伸ばし、そして削るべきものは削るということをやらなきゃいけないわけでございますが、じゃ客観的とは何かということでございま...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この生命倫理のルールづくりを、今の段階で一般的なルールづくりということでやるのが果たして適当かどうか。個々の研究あるいはクローン産生というような問題については禁止するということにしておりますが、そういう個々の行為についてのルールといいますか、ものを積み上...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 大変に、卓見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  目録だけ並んでいて品物がないというお話がございましたが、例えば自助と自律とか、あるいは構造改革なくして景気回復なしとか、あるいは民間でできることは民間でやる、地方でできることは地方でやる、...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄及び北方対策担当大臣を拝命し、あわせて北方対策本部長に就任いたしました尾身幸次でございます。  笠井委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。  まず、沖縄について所信の一端を申し述べる前に一言申し上げさせていただきます。 ...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(尾身幸次君) 福田官房長官の答弁と同じでございます。
06月08日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○尾身国務大臣 新潟県の刈羽村の住民投票におきまして、いわゆるプルサーマルについての賛成が少なかったということについて、私ども大変残念な結果だというふうに考えております。それにもかかわらずといいますか、私どもとしては、原子力政策を進めていくことが、資源が乏しい、特に石油についての...全文を見る
○尾身国務大臣 現在、アジアの各国におきましても、例えば韓国、中国、台湾など、原子力の発電施設が今動いているという状況でございます。これについての安全確保というのはもちろん極めて大事でございまして、私ども、日本の安全確保の基準、安全基準というのは世界的に最も厳しい安全基準を持って...全文を見る
○尾身国務大臣 私も大畠委員と全く同じ考え方を持っておりまして、やはり、家庭で教えられるようなことは家庭でやっていただき、学校でしかできない、基礎的な理科系あるいは数学とかそういうものをしっかり学校でやるように、いわゆるゆとり教育という名のもとにふわっとしたことを教えることがいい...全文を見る
○尾身国務大臣 これはおっしゃるとおりでございまして、科学技術庁時代に技官という名前がついていた人物を、文部科学省になりましたら全部事務官という名前に切りかえちゃった。したがって、ほかの役所には技官というのがいますが、文部科学省の前の科学技術庁時代にいた技官は事務官という名前に変...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○尾身国務大臣 知的財産権の問題を含めた研究者の外国における活動、それから外国の特に研究機関等におきまして知識とか研究資材、材料、そういうものが非常に大事な価値を持つようになってきた、そういう実態を踏まえまして、我が国としてもきちっとしたルールづくりをしていかなければならない。そ...全文を見る
○尾身国務大臣 研究開発をしていく上におきまして、技術の進歩が片方にあり、片方に社会の仕組みが非常に複雑になる、そういう中でシステム技術開発というものが大変大事であるという議員の御指摘は、まことにごもっともであると考えております。  ですから、研究開発を各部分的な要素に分解して...全文を見る
○尾身国務大臣 実は、そのロボフェスタというのは、私も聞いておりましたし、存じ上げておりましたが、今、小野議員の質問に準備をするために調べてみましたら、七月の二十日からと八月の二十四日から開かれる、こういうことでございますが、そういう日時に開かれているということは、私は実は今まで...全文を見る
○尾身国務大臣 住民投票でございますので、その結果はもちろん、ある意味でいいまして尊重しなければならないものと考えております。  ただしかし、このプルサーマル計画というのは、普通の発電所の中においてプルトニウムが出てまいります。このプルトニウムは、もうちょっと詳しく申し上げます...全文を見る
○尾身国務大臣 今委員は、しばらくはという言葉を使われました。私どもは、そういう意味で、今すぐやることについてはギブアップをしているわけでございますが、しかし、この問題の我が国のエネルギー政策、日本という国家のエネルギー供給の安定性、つまり供給確保という意味におきまして、このプル...全文を見る
○尾身国務大臣 この点につきましては、私は議員と全く意見が異なっておりまして、日本の国の将来を考えたときには、そして原子力発電という、石油が足らない日本が原子力によってエネルギー問題を解決するというのが、国民の将来を考えたときにはどうしても必要であるというふうに考えております。 ...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、逆に北川委員に質問をしたいのでございますが、その他エネルギーで問題を解決すればいいではないかとおっしゃいますが、見通し得る将来において相当努力をいたしましても、全体のエネルギーの中の三%が限度というのが今の見通しでございまして、三%のエネルギーをもって全体の...全文を見る
○尾身国務大臣 私どもは、我々が直面しているエネルギー供給の確保という問題を現実に解決しなければならないという責任を持っております。したがいまして、その現実に解決しなければならないための施策を進めていきたいという意味におきまして、北川委員の御意見とは違うということだけ申し上げます...全文を見る
○尾身国務大臣 細かい数字は私自身は存じません。これは、今は文部科学省の方で担当をしているわけでございますが、出力百万キロワットの発電所を一年間発電いたしますと、ガラスの固化体で百五十リットルのステンレス容器で三十本分高レベル放射性廃棄物が発生をする、こういうことでございまして、...全文を見る
○尾身国務大臣 このプルトニウムの国際管理は、核兵器に使う、つまり軍事利用をするということを防止するという観点から、どこに何グラムのプルトニウムがあるかということを、例えば日本の場合でいいましても、それを全部記録にとどめ、確認ができる状態に置いてあるということでございまして、平和...全文を見る
○尾身国務大臣 今ちょっと質問の趣旨がよくわかりませんでしたので、その点につきましては、ちょっとお答えをすると危険がありますので、お答えはいたしません。  いずれにいたしましても、安全性をきっちりと守りながら原子力発電の平和利用は進めていくということが大変大事であると考えており...全文を見る
06月20日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(尾身幸次君) 今、鎌田委員のおっしゃるとおり、長年にわたり沖縄に在日米軍基地の七五%という大変大きな基地の存在があり、これはこれで日本の安全保障、そしてアジアの平和と安定に貢献をしたわけでございますが、沖縄県民が大変な負担をしてきているということも事実でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 鎌田委員が鹿児島県知事として特に奄美の経済振興等について大変御苦労されたお話を伺いましたが、沖縄につきましても、私どもそういう中でこの沖縄県をどうやって発展させていこうかと日夜考えているところでございます。  やはり、亜熱帯地域でございまして、豊かな海...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄につきましては、先ほどもお話し申し上げましたが、いわゆるインフラはかなり整備されてきたというふうに考えておりますが、しかし、まだまだ所得水準あるいは失業率等の点において日本の平均に達していない状況にあるというふうに考えております。そういう中で、やはり...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私も、キャンプ・シュワブの方へ参りましたのは、いろんなことを判断する際にやはり現場を見ておりませんと判断の感覚がぴんとこない、鈍る可能性もあると思いまして、先日、本当に時間がなかったのでございますが、お伺いをさせていただきました。  これから地元の方々...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 代替施設の建設の場所につきましてはいろんなお考えがあろうかと思います。  ただ、平成十一年十一月二十二日に、キャンプ・シュワブ水域内の名護市辺野古沿岸域ということで、水域、つまり海上につくるということで私ども政府それから地元沖縄県が合意した決定がござい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この点につきましては、私どもも先ほど申し上げましたような進め方で地元の皆様の御意見も踏まえて進めているわけでございまして、地元の名護市長を中心とする皆様も、名護市辺野古沿岸域、キャンプ・シュワブ水域内というふうなことで決まっておりまして、その方向で今、準...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この中城湾開発につきましては、たしか前の知事の大田知事のときからの沖縄の要望で話が始まったというふうに聞いております。  この貨物量の問題につきましては、港湾管理者でございます沖縄県が、新港地区及び沖縄本島中部圏で生産、消費される貨物を対象として推計を...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) その数字については、私、存じませんので、担当の者に答えさせます。
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄県の振興開発審議会の専門委員会の資料によりますと、最近まとめた資料でございますが、十年後の入域観光客数は最大七百万人規模に達すると見込まれておりまして、近年の観光客の増加傾向等を勘案いたしますと、泡瀬地区のホテル用地の前提としている平成十八年で六百十...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) そのパンフレット、まだ見ておりませんので、一遍よく見させていただいて、今指摘された問題点に対してどういうふうに対応するか検討させていただきます。
○国務大臣(尾身幸次君) このプロジェクトそのものは、基本的には沖縄県の御要望が大田知事の時代に出てまいりまして進められているものと承知をしております。  環境等につきましては、鋭意調査委員会等を設けて万全を期しているつもりでございますが、先ほどのパンフレットの中身について私は...全文を見る
06月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○尾身国務大臣 現在、沖縄に在日米軍基地の七五%があって、大変大きな負担を県民の皆様にかけているという実情がございます。私どもは、その負担をできるだけ軽減したいというふうに考えておりまして、SACO最終合意の実現に向けて努力しているわけでございますが、先ほど来話の出ております訓練...全文を見る
○尾身国務大臣 この問題につきましては、沖縄県の不発弾等の対策協議会においていろいろ議論をしているところでございますが、市町村が行う工事につきましても、同じような措置ができるかどうか検討してまいりたいと思っております。
○尾身国務大臣 国立高等専門学校等につきましては、やはり職業につく上での技能、技術を学ぶという意味で大変大事だというふうに考えておりますが、この大学院大学の構想につきましては、もちろん、まだ非公式に検討しているということでございまして、政府として正式に決めたものではございません。...全文を見る
○尾身国務大臣 六月八日に代替施設協議会が開催をされまして、防衛庁の方から、代替施設の規模、工法、具体的な建設場所などにつきましての八つの案につきまして説明がございました。これを地元で、持ち帰っていただいて、名護周辺の皆様、それから県の皆様からの意見の取りまとめをしていただく、こ...全文を見る
○尾身国務大臣 先日の代替施設協議会で八つの案につきまして私どもが地元の皆様に説明をさせていただいたことは、先ほど申し上げたとおりでございます。その際、工法と具体的建設場所の組み合わせの八つの案ごとに、藻場とかサンゴとかに関する影響がどうなっているかということにつきましての検討結...全文を見る
○尾身国務大臣 私ども、環境に対する影響を最小限にするということはもちろん大変大事なことであると考えておりますが、環境アセス法の基本的理念に基づく、基本的な考え方に基づくようなやり方で環境影響評価をやっていく、そういうふうに考えている次第でございまして、先ほども申し上げましたよう...全文を見る
○尾身国務大臣 先ほど申し上げましたように、今の八案につきましても、環境への影響についての基礎的なデータというものは調べて出しておりまして、どういう水深のところがどういう影響があるというようなことも含めて、サンゴの地域にどのくらいの影響があるかというようなことも調べているわけでご...全文を見る
○尾身国務大臣 我が国固有の領土であります北方領土の返還は、日本国民全体の悲願でございまして、戦後残された我が国最大の懸案事項でございます。このような北方領土問題の重要性にかんがみまして、私自身も、できるだけ早くお伺いをして皆様の意見を聞きたい、また現地の状況も把握したいと考えて...全文を見る
○尾身国務大臣 北方四島からの引揚者につきましては、ほかの地域からの引揚者と同じように、過去に引揚者給付金、引揚者特別交付金が支給されているところでございます。また、北方地域の旧漁業権につきましては、昭和二十一年一月のGHQ覚書によりこれが消滅されたために、補償措置の対象とならな...全文を見る
○尾身国務大臣 私ども、在日米軍基地の七五%が沖縄にあるという現実を踏まえ、この沖縄県民の負担を軽減するためにいろいろと努力しているところでございます。SACO最終合意の線に基づいて整理、統合、縮小を図っていくということで、その最大の問題が、先ほどのお話のとおり普天間基地の移転で...全文を見る
○尾身国務大臣 先ほど外務大臣からの答弁にもありましたけれども、この十五年問題につきましては、非常に厳しい問題であるというふうに考えておりますが、稲嶺知事及び岸本市長の要望も私どもとしては重く受けとめて、これを米側との最高レベルの協議で取り上げているところでございます。  今後...全文を見る
○尾身国務大臣 私どもとしては、先ほど申しましたような地元の要望を受けて協議を続けてまいっているところでございます。
○尾身国務大臣 これは飛行場そのものが軍民併用でございまして、沖縄県民も民間飛行場として使うということでございますから、その点も考慮しているわけでございます。
○尾身国務大臣 当初計画は、おっしゃるとおり千三百メートルであったというふうに聞いておりますが、その後、いろいろ地元の方々と相談をしている中で、やはり地元で、民間飛行場として使い、軍民共用にしたいという要望が沖縄側から出てまいりまして、これを二千メートルにしようというふうになった...全文を見る
○尾身国務大臣 この点につきましては、私は委員と全く意見を異にしております。民間用にも使えるということにしてほしいというのは、北部を中心とする沖縄の方々からの要望でそういうふうになったわけでございまして、この飛行場を民間用にも使うということは、特に北部地区の経済の発展にも役に立つ...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、この地区に民間との共用の飛行場、空港をつくるということは、仕事がふえるとかいうことではなしに、この北部地区、実は、一時間半くらい那覇空港との間の時間がかかるわけでございますが、そこに、北部の人のために使いやすいように、また観光にも使えるように民間用に使う飛行...全文を見る
○尾身国務大臣 この普天間飛行場の移転問題につきましては、その点につきましては、特に民間用にこの空港を使うということにより北部経済に非常にプラスの影響があるという点につきましては、私は、まさにそうなるというふうに考えておりまして、委員の意見と異なっております。  そして、そうい...全文を見る
○尾身国務大臣 在日米軍基地の七五%が国土〇・六%の沖縄にあるということは、沖縄県民に多大な負担をかけている、その点については、私ども大変な負担だなという思いでございますが、木下委員のお話、この沖縄基地問題について真剣に考えれば考えるほど、今おっしゃったような問題提起をされるとい...全文を見る
○尾身国務大臣 私も、その辺につきましては、申しわけございませんが、甚だ不案内でございまして、どこがいいとかそういうことは言える状況ではございませんが、いずれにいたしましても、SACO最終合意をしっかり実現して、基地の整理、統合、縮小を進めていくというのが現下の私どもの課題でござ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄が本土に復帰して以来、三次にわたる振興計画を遂行してきたわけでございまして、その間、約六兆円のインフラ整備のため等の資金を投入いたしました。その結果として、インフラの整備状況等はかなり本土に近づいた、格差是正がかなり進んだというふうに言われているわけでございま...全文を見る
○尾身国務大臣 小泉政権、聖域なき改革ということで、あらゆる予算、その他制度も見直すということでございまして、原則論的な考え方から申し上げますれば、沖縄もその例外ではないというふうに考えております。  しかしながら、現在、沖縄に日本全体の七五%の在日米軍基地があり、そのことによ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄に大学院大学、私は世界の最高水準というふうに考えておりますが、そういうものをつくりたいということで、かねがね、内々いろいろと検討をしているところでございます。もとより、まだ正式に決まっているわけではございませんで、政府部内で何とか意思統一を図ってこれを進めてま...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、沖縄問題以外に科学技術政策も担当をしておりまして、この面で、先ほどのお話にもやや関係がございますが、科学技術面における産官学の共同研究の推進を図って、外国並みの日本経済の活性化を図っていきたいというふうに考えておりますので、そういう点での関係者とのいろいろな...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄が本土に復帰して以来、三次にわたる振興計画に基づきましていろいろな施策を講じてきたわけでございますが、その結果といたしまして、いわゆるインフラを中心として本土との格差がかなり縮小したというふうに言われておりますし、私どももそのように評価しているわけでございます...全文を見る
○尾身国務大臣 格差是正から地域特性を生かした自立経済へという言われ方がしておりますが、私は、今委員おっしゃいましたように、自立経済への道というのは沖縄の皆様の心意気を示すものとして高く評価をしておりますが、私どもとしては、やはりいろいろな意味で格差があるという点にも十分着目をし...全文を見る
○尾身国務大臣 このいわゆる大学院大学の構想でございますが、私どもも、公式ではございませんが、内々でそういう検討をしていることは事実でございます。  先ほどの白保委員のお話のとおり、若者が高い失業率であるというようなことを考え、将来有為な人材を育てる、いわば沖縄における米百俵の...全文を見る
○尾身国務大臣 百五十億円になるか二百億円になるか、施設の建設費でございますし、それからやはり年間十億という単位ではちょっと足らないかな、優秀な教授陣を連れてくるという意味では足らないかなと思っておりますが、数字そのものは実はまだ細かい計算をしておりません。したがいまして、ここで...全文を見る
○尾身国務大臣 高専につきましては、今文部科学省の方から説明がありましたように着々と進んでまいりまして、地域で働く、特にIT関係を中心とする有為な若者を育てる、こういうことで私ども力を注いでいるところでございます。  研究、教育のいわばアジアの中核としての大学院大学の問題は、も...全文を見る
○尾身国務大臣 これはぜひ質問をしていただきたかったことでございまして、この普天間の代替施設につきましては、代替施設協議会にいわゆる八つの案を提示させていただいて、地元の皆様、それから沖縄県の方々の御意見、御要望等、これについてお伺いをするということにしております。この御意見、御...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、一川委員、この種の問題のいわばプロだと思っておりますが、素直な感覚からの御質問で、質問にむしろ大変敬服をしている次第でございます。  十五年使用期限の問題は、国際情勢等から見て非常に厳しい問題であるというふうに認識をしておりますが、稲嶺知事及び名護市長から...全文を見る
○尾身国務大臣 私自身もいろいろ考えるわけでございますが、今度のポスト三次振計を考える際に、大方の御意見は、インフラについてはかなり整備が進んで、格差もかなり少なくなった、小さくなった。そういう意味で、むしろ今度は自立経済を目指すということにキーワードを変えていくべきではないかと...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、沖縄は日本で一番のいわゆる島嶼地域でございまして、やはり一つの島に少ない方々しか住んでいないということの中で、福祉の問題とか、そういう問題の格差というのはかなりあるわけでございまして、これはこれで解決すべき大変多くの問題を含んでいると思いますけれども、海に...全文を見る
○尾身国務大臣 言われております韓ロの漁業協定、北方領土地域を含みます地区における漁業協定の問題は、本質的には領土問題にかかわるものでございまして、北方領土問題を解決して平和条約を締結したいという日ロ共通の目標がある中で非常に問題である、したがって、私どもとしては、何とか適切な対...全文を見る
○尾身国務大臣 北方四島の返還は国民的な運動でございまして、まだその目標を達成していないわけでございますが、ある段階で、何らかの形で氷を破る必要もあるわけでございまして、貴重な提案として承らせていただいて、検討させていただきたいと思います。
○尾身国務大臣 先ほど来お話をよく聞いておりますが、現在、この中城湾港の泡瀬地区につきましては、沖縄市が沖縄県とともに海に開かれた国際交流拠点を目指して開発計画を進めているところでございます。この事業につきましては、これまで、環境影響評価法等に基づく環境影響評価の諸手続並びに公有...全文を見る
○尾身国務大臣 今の数字、私、不勉強で申しわけございませんが、初めて聞いた数字でございます。これからいろいろと勉強してまいりたいと思います。
○尾身国務大臣 先ほど来申し上げておりますが、これは沖縄県及び沖縄市が進めているプロジェクトでございまして、埋め立て事業そのものは私どもの方でやっているわけでございますが、そういう状況。それから、環境評価等につきましての調査も手続をきちっとしております。そういう状況も踏まえまして...全文を見る
○尾身国務大臣 この問題は、国際情勢もありまして、厳しい問題であると承知しておりますが、稲嶺知事及び岸本市長からの御要望もありまして、それを重く受けとめて、私ども、最高レベルでアメリカ側と話をしているところでございます。現に前回の森・ブッシュ会談におきましてもその話が出ておりまし...全文を見る
○尾身国務大臣 この点に関しましては、私どもは委員の意見と全く立場、考え方を異にしております。  私どもは、SACO合意に基づきまして、沖縄全体の負担を軽減するという意味から、普天間基地の移転は大変大事な問題であり、地元の皆様の御理解をいただきながらこれを進めてまいりたいと考え...全文を見る
○尾身国務大臣 この問題につきましては、前の森総理とブッシュ会談の中におきましても取り上げられておりまして、私どもは、国際情勢もあり、厳しい問題であると見ておりますが、知事及び市長の要望もありましたことを重く受けとめて、米国政府との間のハイレベルの協議で取り上げてきたところであり...全文を見る
○尾身国務大臣 アメリカ側と沖縄における基地の問題、整理、縮小、統合等の問題についてお話をする中に、この問題も入っていると考えております。
○尾身国務大臣 私どもは、沖縄の県民の皆様の負担を軽減するということのために、SACO最終合意をいたしまして、その線に沿って普天間基地の移設の問題も全力でやっているところでございます。  したがいまして、委員のおっしゃいますように、私どもが負担軽減のために何もしていないという批...全文を見る
○尾身国務大臣 私どもは、SACOの最終合意というものは、沖縄の基地についての沖縄県の皆様の負担を軽減するために必要なものであると考えております。整理、縮小、統合は、そういうことをしっかりとやることが当面大変大事なことであると考えておりまして、それに全力を尽くしておりますし、その...全文を見る
○尾身国務大臣 甚だ失礼なことを聞かせていただきたいと思いますが、これは大田知事の在任中に、沖縄市及び沖縄県の方から私どもの方に要望があったというふうに聞いております。したがいまして、そのときに議員はたしか副知事をやっておられましたから、どういう理由でそういう原案が出てきたかとい...全文を見る
○尾身国務大臣 私どもは、基本的には地元及び沖縄県の意向というものを尊重してまいりたいと考えております。御意見として承らせていただきます。
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○尾身国務大臣 沖縄のデジタルアーカイブにつきましては、大変意欲的に今取り組もうとしておりまして、沖縄の歴史、伝統、文化あるいは自然風土等につきまして、デジタルの手法によるデータを整備いたしまして、それを観光に来る皆様とか一般の方々に御紹介をするということをしたいと思っておりまし...全文を見る
10月11日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○尾身国務大臣 委員おっしゃいましたように、今回のテロ事件によりまして、修学旅行など沖縄観光のキャンセルがかなり起こっていることも事実でございます。  私どもといたしましては、テロ対策に万全を期していろいろな対策をとっているところでございますが、テロということの性格から見まして...全文を見る
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○尾身国務大臣 私ども、先日来からテロ対策には万全を期しているところでございますが、事柄の性格上、どの地域が危険でどの地域が安全だというようなことは言えないわけでございまして、沖縄だけが特に危ない、こういうことはないというふうに考えておりますし、今国土交通大臣からのお話にありまし...全文を見る
○尾身国務大臣 今回のテロ事件によりまして、修学旅行など沖縄観光にキャンセルがある程度出ていることは事実でございます。  私ども、先ほど来のお話のとおり、テロには万全を尽くしているところでございまして、このテロの性格から見まして、どの地域が危険でどの地域が安全かということは必ず...全文を見る
○尾身国務大臣 有事態勢ということでございますが、きょう、沖縄の県議会は全会一致で、県民生活や経済活動は支障なく平常どおり行われていることを全国民にアピールするとともに、政府に対して、沖縄の安全性に対する不安を払拭し、沖縄の観光産業振興のための諸施策の実行に全力を尽くしていただく...全文を見る
10月16日第153回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(尾身幸次君) 科学技術政策担当大臣として一言ごあいさつを申し上げます。  まず初めに、米国で起きた同時多発テロの犠牲になられた方々、被害に遭われた御家族や関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。  私は、同時多発テロ事件が発生したときに訪米中でありまして、小泉総...全文を見る
10月19日第153回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(尾身幸次君) 遠山議員にお答え申し上げます。  観光関連業界に対する資金支援のお尋ねにつきましては、総理からお答えいたしましたとおり、政府といたしまして、沖縄が置かれている特殊な状況にかんがみ、沖縄振興開発金融公庫におきまして相談窓口を開設させ、適切な融資等を行うよ...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(尾身幸次君) 今回のテロ事件によりまして、修学旅行等、沖縄観光のキャンセルがある程度生じておりまして、影響が出ているわけでございます。私どもといたしましては、先ほど来のお話のとおりテロ対策には万全を期しているところでございますし、またテロの性格から見まして、どこが危な...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) タウンミーティングにつきましては総理以外の閣僚が出るということになっておりまして、なかなか総理の御都合がつかないということでございまして、残念ながら総理にはおいでいただくことができないという状況でございます。  私自身はもう楽しみにしておりまして、関係...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄及び北方対策担当大臣の尾身幸次でございます。  まず、沖縄について所信の一端を申し述べさせていただきます。  沖縄の米軍施設・区域につきましては、御高承のとおり、在日米軍施設・区域の七五%が集中する中にあって、我が国の安全及びアジア太平洋地域の平...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄における米軍基地の存在は、日本の安全保障、アジアの平和と安定に寄与しているところでございます。  しかしながら、この〇・五%の沖縄本島に在日米軍基地の七五%があるという状況のもとで、大きな負担を沖縄県民の皆様にかけているところでもございます。そうい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 日米地位協定につきましては、まずはこの運用の改善により個々の問題に機敏にかつ適切に対応していくことが重要であると考えております。これが十分に効果的でないような場合には、もちろん日本だけで決められることではございませんが、その地位協定の改定も視野に入ってく...全文を見る
11月01日第153回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(尾身幸次君) 日本経済の活性化を図っていくことが現下大変大事な課題になっておりますが、そのためには、今まで大学に蓄積されていたいわゆる知的資源を活用していくということが非常に大事だと考えております。そういう意味で、産学官連携を強化をして、産業それから学界あるいは官界が...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、沖縄に世界最高水準の自然科学系の大学院大学をつくるということで私どもこの構想を進めているところでございます。  この内容は、まず一つは、大学の講義も、それから学内の会議もすべて英語でやるということであります。それから、教授や学生も半分以上は外国の人...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この五年以内に日本を世界最高の最先端のIT国家にするというのが私どもの基本的な方針でございまして、国を挙げてIT戦略を進めているところでございます。そういう中におきまして、沖縄サミットでIT憲章が決定をされ、沖縄はまた情報特区というようなこともございまし...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 各地からぜひ自分のところで設立してほしいという要望がございまして、大変うれしい悲鳴を上げているところでございますが、私自身は全力を挙げて、過去の日本の大学のルールなどにとらわれない世界で最高水準のこの自然科学系の大学院大学をつくる、そこ一点に集中をして施...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、長谷川委員から特に原子力施設を中心に詳細な詰めた御質問がございまして、それに対して私ども、つかさつかさでいろんなしっかりとした対応をしているというお話を申し上げまして、万全の対応をとっているところでございます。  その安全に関するテロの情報の問題、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 総合科学技術会議で、ことしの四月から始まる第二次五カ年計画につきまして、今のライフサイエンス、IT、環境、それからナノテクノロジー・材料という重点四分野を決めさせていただきました。また、十四年度予算の編成方針におきましても、この重点四分野を中心にやってい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今の、特に国立大学を中心とする、講座制を中心における自然科学系の研究開発体制というのは、かなり非弾力的で競争原理が働いていない、そういうシステムになっていると私ども反省をしているわけでございます。  そういう中で、やはり特に若い能力のある研究者がその能...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 基礎研究というのは、実は今の方々は、私のところにも参りまして基礎研究基礎研究とおっしゃるから、じゃ基礎研究って何ですかと、どのお金をふやしてほしいんですかと聞いたんですよ、私は。そうしたら、基礎研究というのは科学研究費補助金が主たるものですよという話だっ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 女性の地位向上という観点で皆様議論をしておられますが、私は、科学技術という点から、日本女性の持っている潜在的能力を日本の科学技術の発展にもっと使いたいなというふうに思っています。したがいまして、今パーセント低い数字ありましたが、女性が科学技術系にもっと進...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この原子力の分裂性の、いわゆる普通の原子力発電所は分裂性、こちらは核融合の方式でございますが、なぜこういうことをやり始めたかという原点に立ち返ってみますと、いわゆる化石燃料の主流を占める石油は三十年から四十年しかもたないと。そのうちのほとんど、日本で使っ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これは、私の方は聞いていただきたい質問でございました。  いわゆる新エネルギーは確かにいろんな意味でいい点もございます。しかし、例えば廃棄物のごみ発電、あるいは風力、太陽光全部合わせても見通し得る将来には数%にしかならないというのが私が得ている情報に基...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 議事録に載っておりますので、はっきり申し上げなきゃいけませんが、間違えていることがございます。  このITERは、出てくるエネルギーよりも入るエネルギーの方が、つまりインプットするエネルギーの方が多いというようなお話がございましたが、インプットするエネ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今の一〇%の話はITERじゃなくて核融合ということで……
○国務大臣(尾身幸次君) そういうことですから、そこは説明を修正をいたします。
○国務大臣(尾身幸次君) あなたが言っているのが間違っているんじゃなくて、私の言い方を正確に言っただけです。
○国務大臣(尾身幸次君) テロ対策については、私ども、これは私自身の仕事というよりも政府全体として、もっと広く言いますと国民全体としてテロ対策に万全を尽くしていかなけりゃならない。いつどこで何があるかわからないと、こういうことでございますので、万全を尽くしていく必要があるというふ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 第一期科学技術基本計画で、十二兆六千億のそれまでの五年間の研究開発投資を、十七兆円を超える水準にまで上げることができました。第二期科学技術基本計画では、何といいましてもこの十七兆余りの研究開発投資を今後の五年間に二十四兆円にまで引き上げるということでござ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 科学技術基本法ができる前は五年間で十二兆でございました。科学技術基本法ができて、一九九六年から二〇〇〇年までの五年間で、それまでの前の五年間の十二兆余りの数字を十七兆に、四〇%増でやろうという目標を立てまして、結果的には十七兆六千億の、計画どおりの、以上...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これは、科学技術といいますとイメージとして東京を中心とする中央の最先端の科学技術というイメージになると思いますが、科学技術がもっとすそ野の広い、私どもの生活それから経済に密着したような形になるためには、中央もさることながら各地域において意識的に科学技術の...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 森内閣のときに幾つかのIT問題についての進展がございまして、一つは沖縄サミットにおけるIT憲章でございます。それからもう一つは昨年のIT基本法でございまして、この二つによって日本のIT政策は大きく進展したというふうに考えております。  昨今、いわゆるI...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 大学院大学の問題につきましても、IT関連の自然科学系ということで、新しい大学院大学をつくるときにもITを抜きにしては考えられないというふうに考えております。そういうものをまた軸にして、魅力ある沖縄をつくってまいりたいというふうに考えております。
11月12日第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○尾身国務大臣 今白保委員のお話のとおり、特に全体の景気が悪い中で、テロ問題が起こって以降、修学旅行のキャンセル等、大変観光に大きな打撃が来ているというのが実情でございます。  そういう中で、先ほどのお話のとおり、沖縄の失業率は、全国平均の五・三に対しまして九・四%、若年層、十...全文を見る
○尾身国務大臣 今私は経済産業大臣の臨時代理でございまして、今おっしゃいましたお話、私自身も極めて痛切な思いで感じているところでございます。例えば、中国との人件費の格差が三十倍もあるというような状況の中で、この産業全体の空洞化問題というのは、我が国がどうしても解決しなければならな...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○尾身国務大臣 原子力の開発利用につきましては、安全性の確保が大前提であるというふうに考えております。今回の事故、トラブルにつきましては、安全性に直ちに影響はないと聞いておりますが、しかし、いずれにいたしましても、予測し得ないことが起こった以上、原因を徹底的に突きとめて対策を講じ...全文を見る
○尾身国務大臣 下請中小企業は何といっても弱い立場でございまして、今全体の景気状況が大変な中で、非常に厳しい経営を強いられているというのが実情でございます。そういう中におきまして、製造業の基盤ともなっております働きをしているわけでございますが、製造業全体も厳しい状況の中で、例えば...全文を見る
○尾身国務大臣 今吉井委員の御指摘の問題点は、我が国経済、我が国産業の一番の大問題だというふうに考えております。  企業の立場から見ますと、国際競争、グローバルな競争で勝ち抜くためには、やはり条件のいいところを選ばざるを得ないということもあると思っております。つまり、企業が国を...全文を見る
○尾身国務大臣 企業の社会的責任についての自覚をしていただきたいということを訴えてまいることも必要だと思いますが、全体としては、日本経済全体、日本社会全体の競争力をつける方向も大変大事だと考えております。
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(尾身幸次君) 二十一世紀の日本を築いていくためには科学技術の発展が不可欠であり、この科学技術創造立国を目指してまいりたいという国の基本方針が決まっているところでございます。  そういう中におきまして、基礎研究につきましては、人類の知的資産を拡充し、そしてまた技術革新...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 日本の産業、いろんな意味で産業の空洞化という現象も起こっておりまして、私ども、そういう中でこれからどうやって国づくりをしていくか、いろんなことをやらなきゃいけないと思っておりますが、結局のところは、資源の乏しい、国土の狭い日本は、科学技術によって頭脳で勝...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○尾身国務大臣 小渕議員のお父様が沖縄サミットを決められたわけでございまして、その後継者として出られた小渕議員がこうやって沖縄の問題について質問されるということは、私にとりましても感無量の思いでございます。  観光の問題は、テロ発生以来非常に、特に修学旅行のキャンセルが続いてお...全文を見る
○尾身国務大臣 風評による動きでございまして、なかなか難しいのでございますが、来年だけではなしに再来年の修学旅行の予約もぼちぼち始まっているというふうに伺っておりまして、そのために、日本じゅうに観光キャンペーンに行くとか、いろいろな手を打っております。  また、世界全体の中でも...全文を見る
○尾身国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、現在、沖縄の失業率、平均で九・四%ということで、日本全体の五・三%と比べて倍近い失業率でございますし、また、特に若年層については一七・八%という非常に高い失業率でございます。これからの未来を背負って立つ若者がそういう高い失業率の状態...全文を見る
○尾身国務大臣 この問題については、長い年月の間にいろいろな意味の紆余曲折があったというふうに聞いております。  私どもは、地元の意向、沖縄県の意向を体しつつ空港を整備していくというのが基本的な考え方であり、その意味において、地元の状況が、いろいろな原因があろうと思いますが、流...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、今、局長がお話を申し上げましたように、この白保地区の皆様の要望を踏まえて、沖縄県としてこういう形でやりたいということを私どもの方に提案をされてきたわけでございまして、全体として、長い年月をかけて地元の皆様と相談をしながら進めてきた。その中で、地元も、地元と...全文を見る
○尾身国務大臣 大変に、一つの意見としてあり得ると思っております。  ただ、先ほどのお話のとおり、余りお金がかかるようならば地元の意見を聞かなくてもいいのではないかというふうな御意見も先ほどお伺いをして、それもある種の卓見であるというふうに思っておりますが、地元の沖縄県が二千メ...全文を見る
○尾身国務大臣 御質問の意味はよくわかっているつもりでありますが、先ほど最初に申し上げましたように、やはり地元の意向を尊重してこの種のものはやることが基本論として一番妥当であるという考え方でございますので、下地委員の考え方も私としてはよく理解をいたしますが、今、私どもとしてはそう...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄が、全体の失業率で見ても、それから若年層の失業率で見ても全国一番に高い、しかも、全国平均の倍近くなっているという事実がございまして、私どもとしては、この問題は大変に深刻な問題であるというふうに考えております。もとより、いろいろな意味から見て沖縄の重要性がござい...全文を見る
○尾身国務大臣 今のミスマッチの数字については事前通告がございませんでした。したがいまして、特にそのことを意識して調べていないということだけは、ここで申し上げさせていただきたいと思います……(原口委員「いいかげんなことを言わないで、事前通告している」と呼ぶ)したがいまして、今の御...全文を見る
○尾身国務大臣 今、資料を見ておりますが、完全失業者の資料をお届けした際に、原口委員から質問がございました沖縄県の九月の完全失業率九・四%のうち、労働力のミスマッチのデータにつきまして、沖縄県における労働力のミスマッチにつきましては、沖縄県において分析しておりませんのでわかりませ...全文を見る
○尾身国務大臣 中小企業の資金繰りにつきましては、これは必ずしも沖縄に限らないと思いますが、日銀の那覇支店の十月一日付の主要企業短期観測調査結果によりますと、九月時点におきます金融機関の貸し出し態度や資金繰りの状況につきましては、普通とするものが過半数を占めておりまして、特に沖縄...全文を見る
○尾身国務大臣 雇用あるいは金融等についてのデータにつきましては、今後とも極力実態を調査して、万遺漏なきを期してまいりたいと考えております。  それから、沖縄県の全体の経済の力といいますか、そういうものを強くすることが必要であるというふうに考えております。そういうことも含めて、...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄の公庫につきましては、本土の各政策金融機関が行っております業務を沖縄において一元的に実施をしておりまして、政府の沖縄振興策と一体となって沖縄の振興開発を推進しているという大変大事な役割を果たしているわけでございます。今回の観光の問題につきましても、緊急特別融資...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、特殊法人全体について、つまり一つ一つについて、今、政府として結論が出ていないというのが公式の見解でございます。そういう意味で政府の結論的なものを申し上げるわけにいきませんが、私自身としては、この公庫は今後とも大事な役割を果たしていく必要があるというふうに考...全文を見る
○尾身国務大臣 政府といたしまして、沖縄を含めてテロ対策には万全を期しているところでございまして、何回か申し上げておりますが、沖縄だけが特に危ないということではないというふうに考えております。  こういう中で、在沖縄の米軍を代表いたしますグレグソン四軍調整官も、沖縄には具体的な...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄に世界最高水準の自然科学系の大学院大学をつくるという構想は、私が考えたことでございまして、これからの沖縄を本当の意味で発展をさせるためには、こういう大学院大学が必要であるというふうに考えて、これを今進めているところでございます。  内容は、自然科学系でござい...全文を見る
○尾身国務大臣 現在、八月から、沖縄新大学院大学構想検討委員会というのをつくりまして、参議院の有馬先生を、前の東大総長でございますが、座長としてプロジェクトチームをつくって、今、内容の詰めを行っているところでございます。これに先立ちまして、私が、六月に文部科学大臣の遠山大臣のとこ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄の経済界の中に、ゲーミング等の、いわゆるカジノでございますが、それを進めて沖縄の観光開発の目玉にしたいという考え方がございまして、いろいろなところでそういうお話をお伺いをしております。現に、沖縄県におかれましても、十四年度の施策といたしまして、これについての調...全文を見る
○尾身国務大臣 これは私自身、個人的にはルーレットも嫌いではありませんから、関心を持っておりますが、しかし、事はやはり沖縄県民全体の皆様がどう考えるかということでございまして、そのことが一番大事だというふうに私は考えております。  我が国は、こういう問題に関しては、世界全体の流...全文を見る
○尾身国務大臣 まず、狂牛病の発生は沖縄にはなかったということを明確に申し上げさせていただきます。  観光の問題がテロで影響を受けておりまして、これについて私ども、いろいろ、沖縄観光キャンペーンその他できるだけの対策をとっているところでございまして、アフガン状況の進展も背景とし...全文を見る
○尾身国務大臣 当面、観光が、やはり修学旅行キャンセルの影響を受けて非常に落ち込んでいるという状況でありまして、私ども、観光を中心とする中小企業の方々への特別金融対策等をとっているところでございます。  同時に、雇用につきましては、厚生労働省の予算でありますが、三千五百億円の緊...全文を見る
○尾身国務大臣 今、一川委員おっしゃるとおり、WTOへの中国、台湾の加盟に伴って、これらの国々との経済的、文化的な関係が沖縄におきましても非常に強くなるというふうに考えております。  そういう中で、先日の沖縄サミットにおきましても、国際会議、国際コンベンション等をできるだけ沖縄...全文を見る
○尾身国務大臣 我々はテロ対策に万全を尽くしているところでございますが、テロという事柄の性格上、どこが安全でどこが危ないというようなことを軽々しく判断はできないというふうに考えております。  そういう中で、沖縄につきましては、四軍調整官のグレグソンさんも、今沖縄について特別に危...全文を見る
○尾身国務大臣 今お話しのとおり、順調に発展しているというふうに認識をしている沖縄の皆様の比率が減っているというのが事実でございまして、これはやはり、一つには社会資本等の整備もかなり進んできていたことの裏側ではないかという見方もできると思いますが、もう一つは、やはり不況が平成六年...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄について大変温かい御質問をいただきまして、本当に心から感謝を申し上げます。  この南北問題あるいは離島の問題等につきましても、私も最西端の、一番西側の与那国島にも参りましたが、やはりあそこにその島があることによって日本という国の領土がそこまでいっている、そう...全文を見る
○尾身国務大臣 テロ対策については私ども万全を尽くして頑張っているところでございますが、事柄の性格上、どこが安全だ、どこが危ないというようなことは軽々しく言えるものではないと考えております。  在沖縄米軍を代表するグレグソン調整官も、沖縄に具体的なテロの脅威があるわけではないと...全文を見る
○尾身国務大臣 私ども、主として本土における沖縄観光キャンペーンを通じ、またあらゆる機会を通じて、私ども自身も、私自身も、機会あるごとに沖縄に伺って、安全性についての実感を持ち、そしてそれをPRしていくということが大変大事であるというふうに考えております。  もう一つは、現在行...全文を見る
○尾身国務大臣 普天間基地の移設、返還につきましては、平成十一年の十一月に稲嶺知事が、移転先の候補地を表明された際に、移設に当たって整備すべき条件の一つとして、代替施設は、民間航空機が就航できる軍民共用飛行場として、将来にわたって地域及び県民の財産になり得るものであることという考...全文を見る
○尾身国務大臣 代替施設協議会につきましては、現在地元で八案につきまして検討中でございまして、その検討結果がある程度めどが立った段階で開催をすることになろうと考えております。今、どういうタイミングにするかということについては決まっておりません。
○尾身国務大臣 沖縄県民に対する説明というお話でございましたから、私が沖縄の担当でございますから、今委員長の御指名もございましたから……
○尾身国務大臣 先ほど外務大臣のお話にもございましたように、両国の首脳会談におきましても、小泉総理、ブッシュ大統領との間の会談でもこの問題を取り上げておりまして、難しい困難な問題であるという返事はいただいているところでございます。  この点につきましては、国際情勢の変化に対応い...全文を見る
○尾身国務大臣 在日米軍基地の七五%が沖縄にあることは事実でございますし、沖縄の大きな産業としてこれから観光産業が大きな役割を果たすというふうに私も考えております。
○尾身国務大臣 今沖縄にある在日米軍基地は、日米安全保障条約に基づきまして、日本及びアジア地域の平和と安定に大きな貢献をしている、そういうふうに考えている次第でございます。ただしかし、その基地の存在が沖縄県民の皆様に大きな負担となっていることも事実でございまして、それを踏まえて、...全文を見る
○尾身国務大臣 今申し上げましたが、観光客が徐々に増大をしている、特に沖縄サミット以後これが顕著であるということは、基地の存在のもとにおいてそういうことが実現をしていたわけでございますから、私どもはその線に沿って観光をさらに伸ばしていきたいと考えている次第でございまして、これは沖...全文を見る
○尾身国務大臣 ちょっと、私は、事実関係として、例えばハワイの旅行客が非常に減っている、全体として航空機を利用する方が激減をしていて、世界じゅうで航空機の会社が幾つかつぶれるというような事態が起こっているというふうに考えております。ですから、そういうことがやはりかなりあるというこ...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、日本全土でテロに対する万全の対策をとるということでやっているわけでございまして、私どもは、他方で、沖縄の方々が、沖縄は安全だからぜひお客に来てください、観光に来てくださいと言っている、そのこともよくPRをしながら、国民の皆様に御理解をいただきたい。東門先生...全文を見る
○尾身国務大臣 今沖縄に、空港にあります特別免税店を空港以外のところにもつくれるようなことにしようということ、それから、これは当面の課題でございますが、修学旅行の生徒が行くときの飛行機賃を二千円引き下げる、その負担は国の方でするというようなことを今やっております。そのほか、観光関...全文を見る
○尾身国務大臣 いわゆるインフラの整備、道路とかそういう意味のインフラの整備をかなり進めてきたと思います、六兆円余りの。しかし、これからはやはり自立できる経済をつくっていかなきゃいけない、そういう意味で第二次産業というのも大変大事だと思っております。  ところが、それをつくろう...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○尾身国務大臣 この浜岡原発事故につきましては、大変大事な原子力の安全性の問題でございまして、私ども、全力を尽くしてその原因解明をするのと同時に、今後ともこういう種類の事故が絶対に起こらないようにしてまいりたいというふうに考えております。  何かあったときには一時停止、自動的に...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(尾身幸次君) 来年の五月十五日で沖縄復帰満三十年になるわけでございますが、その前の昭和四十五年に西銘議員のたしかお父様も衆議院に出られたのではないかというふうに聞いておりまして、今、三十年を迎えて西銘議員からこういう質問をしていただけるということは、本当に感慨無量の思...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄の経済の水準が、県民一人当たり所得が本土全体の平均の七三%、そういう状況であるということ、もう私、就任の直後から頭にこびりついているわけでございまして、これをいかにして少なくとも本土並みに上げるかということが私自身の、また我が政府といたしましても大き...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄振興新法の検討の基本方向というのを取りまとめまして、これを具体化すべく努力しておりますし、また各方面のいろんな御意見も聞いているわけでございますが、このところ、御存じのとおり沖縄経済は、これは本土全体もそうなんでございますが、本土全体の五・三%の...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) テロ発生以来、国際的な空の旅が非常に影響を受けているということもございまして、沖縄における修学旅行のキャンセル等が相次いでおりまして、観光産業に非常に大きな影響を与えてまいりました。  これに対しまして、私ども、大規模な沖縄観光のキャンペーンを実施する...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄振興開発金融公庫は、昭和四十七年に本土復帰の際に、沖縄と本土の経済的、社会的格差を是正するという観点から設立されたものでございます。  そういう中で、沖縄におきましては、本土のいわゆる各政策金融機関の仕事を沖縄においては沖縄振興開発金融公庫で一本化...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今の外務大臣答弁のとおりでございまして、四島帰属の問題をしっかりと解決した上で日ロの平和条約を締結するという考え方でございます。  私どもは、そういう中で、この北方領土返還を実現するためには、外交的な努力をお願いするのと同時に、やはり我が国固有の領土で...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) ビザなし交流は、四島に在住するロシア人と日本国民の相互理解を深める、そして、領土問題の解決を含む日ロ間の平和条約の締結交渉にプラスの影響を与えるということが目的でございまして、始まって以来、既に八千人余り、九千人近くの方々が交流をしているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 北方領土の返還は独立国日本としての課題であるというふうに考えておりまして、私自身は、北海道地域のいわゆる地元の人たちだけの問題ではない、日本国民全体の課題である、それからまた世代を超えて解決しなければならない課題であるというふうに考えておりまして、今おっ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、沖縄については、先ほどのウチナーンチュ大会も、外国の国籍を取っている方が四千人、沖縄から参加した人も含めますと二十六万人の四日間での大大会になっているわけでございます。したがいまして、沖縄のマスコミはもちろん一面トップに全部出ているわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 日本全体の在日米軍基地のうち七五%が沖縄にあるという状況でございまして、この基地の存在によってやはり沖縄県民の方々が受けている影響というものは非常に大きい。そういう意味で、私は日本全体として沖縄の方々に感謝をすべきであるというふうに考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) このテロの問題は、私ども、事柄の性格上どこが安全でどこが危険だというようなことは軽々しく言える問題ではないというふうに考えておりますが、しかし、先ほど来の修学旅行のキャンセル等に見られますように、風評といいますか、ムードといいますか、そういうものによって...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほど防衛施設庁長官の方からお話をしたとおりでございますが、私どもは地元の意見集約を自然体でお待ちしているという状況でございまして、代替施設のあり方について、先ほど来お話しのとおり、今現在、地元で意見集約をしている段階でございまして、これを見守り、お待ち...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) その政策転換の意味がちょっとよくわからなかったんですが。
○国務大臣(尾身幸次君) 日米安全保障体制を堅持していくというのが私どもの立場でございまして、そういう中におきまして、沖縄基地の存在が日本のみならずアジア地域の平和と安定に大きく寄与しているということがございます。  しかしながら、他方におきまして、この基地の存在が沖縄県民の皆...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) このアメラジアンの問題に関しましては、私ども政府といたしましても、その課題を十分に認識する中で全力を挙げて取り組んでいるつもりでございます。  具体的な対応といたしましては、アメラジアンを対象といたしましたフリースクールでありますアメラジアン・スクール...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほども申し上げましたけれども、この北方領土の問題は独立国日本としてどうしても解決しなければならない問題である、そういう認識のもとに全力を挙げて国民運動に取り組んでまいりたいと思います。  具体的な外交交渉等は外務大臣にお願いをしながら、私どもとしては...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この問題は国民世論の結集が大事でございまして、特に次の世代の若者がこの北方領土の問題をしっかりと理解し認識していただくことが極めて大事だというふうに考えております。いつもいつもこの教科書の指導要綱の改訂のときには文部科学省にも申し入れをしているところでご...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私ども、テロ対策には万全を期しているところでございますが、テロという事柄の性格上、どこが安全でどこが危ないということを簡単に言うことはできないと思っているわけでございます。  そういう中で、沖縄にあります米軍の代表でありますグレグソン四軍調整官も、沖縄...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 普天間飛行場の移設・返還につきましては、平成十一年十一月に稲嶺沖縄知事が移設先の候補地を表明された際に、移設に当たって整備すべき条件の一つとして、代替施設は民間航空機が就航できる軍民共用飛行場とし、将来にわたって地域及び県民の財産となり得るものであること...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この代替施設の協議会において、第六回の代替施設協議会におきまして沖縄県の知事から説明がございまして、県独自の推計で二〇一〇年度の民間機能における旅客利用者数は約二十万人を見込んでいるというお話がございました。この場合、関東、関西、中部方面に一日当たり六便...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄県知事の御要望というか考え方は、代替施設は民間航空機が就航できる軍民共用飛行場として将来にわたってこの地域及び沖縄県民の財産となり得るべきものであることと、こういうことになっているわけでございます。したがいまして、沖縄県側は軍民共用飛行場にしたい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 地元で今いろんな議論がなされているわけでございまして、その議論の集約を待っているところでございますが、私どもとしては、県の御意向もございまして、沖縄県のためにも、また北部地域の発展のためにも官民共用の方がいいのではないかというふうに考えている次第でござい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 代替施設の具体的な建設場所につきましては、現在地元において意見の集約が行われている段階でございまして、最終的には、沖縄県知事、名護市長等の参画する代替施設協議会の協議を通じて方向性を見出すことになると考えております。  このために、現時点でその御指摘の...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 新聞社等の調査について私も聞いておりますが、その調査の中では、やはりもう一つは行政からの説明が不足しているというような意見もあったように記憶しております。  この埋立事業につきましては、地元の強い要請に基づいて私どもこれを進めているものでございますが、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 読んでおりません。
○国務大臣(尾身幸次君) これは、SACOの最終合意の線に沿って地元の沖縄知事初め関係者と協議をし、他方、アメリカ側とも綿密な連絡をとりながら代替施設協議会の協議を進めているわけでございまして、私どもが提案をした内容はSACO最終合意の基本的な線に沿っている、かつ、沖縄の知事の提...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 県民の負託を受けた稲嶺知事からの提案でございまして、それを私どもは沖縄の意見として尊重し、しかもSACOの最終合意の基本線に沿って提案をしているわけでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) ちょっと大田委員は誤解をされていると思いますが、私どもはこの提案をする際に、アメリカ側とも片方でよく相談をしながら、この代替施設協議会における稲嶺知事の発言を踏まえましてこういう案を提案しているわけでございまして、私どもは今の沖縄県の意向も、それからアメ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 米側との協議は、2プラス2というのがございまして、そこでやっておりますが、同時に、SACOインプリメンテーショングループというチャネルを通じて片方でやっておりまして、SACO合意のラインに沿って、アメリカ側と片方で協議をしながら片方では沖縄の意見も聞きな...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) このSACOは沖縄における基地全体の、この普天間に限らず基地全体の整理、縮小、統合をしようという総体としての日米合意でございまして、これを一つ一つ具体化する段階で、具体化する過程におけるいろんな相談をしながら、地元の御意見も伺いながらやっていくというのが...全文を見る
12月11日第153回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(尾身幸次君) 中城湾の泡瀬地区埋立事業でございますが、沖縄本島中部の地域振興のために、地元の沖縄市が沖縄県とともに海に開かれた国際交流拠点の形成を目指して計画したものでございまして、国及び県が地元の強い要請に基づきまして進めようとしているものでございます。  現在、...全文を見る