尾身幸次

おみこうじ



当選回数回

尾身幸次の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第154回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) 辻元議員にお答え申し上げます。  私にも、国会議員としての私設秘書は何人かとのお尋ねがございました。  私設秘書につきまして明確な定義があるわけではないということは、先ほど総理が答弁を申し上げたとおりでございますが、私の事務所に勤務する職員のうち、い...全文を見る
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○尾身国務大臣 今の経済状況を見ますと大変に厳しい状況にありますが、私は三つ要因があると思っております。一つは、いわゆる景気循環の過程における底にある、二つ目が、十年前ごろからのバブルの崩壊があって、まだその後始末がついていない、それから三つ目が、経済のグローバリゼーションに伴い...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○尾身国務大臣 沖縄及び北方対策担当大臣の尾身幸次でございます。  まず、沖縄対策につきまして所信の一端を申し述べさせていただきます。  沖縄の米軍施設・区域につきましては、我が国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定に貢献する一方で、在日米軍施設・区域の七五%が沖縄に集中し...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○尾身国務大臣 昨年の八月二十六日に北方領土返還促進根室市民会議が設立されましたが、その後、特段の活動は行っていないものと聞いております。  私どもは、従来から申し上げておりますとおり、北方四島の帰属の問題を解決して日ロ平和条約を締結し、両国間に真の相互理解に基づく安定した関係...全文を見る
○尾身国務大臣 北方四島の帰属の問題を解決して日ロ平和条約を締結し、両国の真の理解に基づく安定した関係を確立するというのが我が国政府の一貫した方針でございます。  北方領土の問題の解決がない限り我が国の戦後が終わらないという御意見、私もまさに同感でございまして、こうした北方四島...全文を見る
○尾身国務大臣 昨年八月に根室市を訪問いたしまして、ヘリコプターで北方四島を見、また納沙布岬にも参りまして、元島民の方々や地元の皆様とお話をさせていただきました。地元の方々の筆舌に尽くしがたい大変な御苦労、四島返還への切実な願いを肌で感じてきた次第でございます。  私は、そのと...全文を見る
○尾身国務大臣 仲村委員におかれましては、まさに地元を熟知している立場から、沖縄北方対策の副大臣として一月の八日まで御苦労いただき、地元の沖縄の県民の方々の気持ちを私どもの政策に反映させていただけるという、大変大事な役をやっていただいて、心から高く評価し、また感謝をしているところ...全文を見る
○尾身国務大臣 私も復帰前に沖縄に一度お伺いをしたことがございますが、そのときの状況と、最近たびたび行っております沖縄の状況、まさに、日本として、沖縄県民の皆様が日本に復帰されて三十年間という歳月がたちました。その間に、皆様この沖縄の発展、その他基地問題等々、大変に御努力をいただ...全文を見る
○尾身国務大臣 日米安保条約に基づきまして沖縄に在日米軍基地の全体の七五%があるわけでございますが、〇・五%のシェアを占める地区に七五%の基地があるという実情でございます。そして、基地の存在そのものは、日本の安全のみならずアジア太平洋地域の安定と平和に大きく貢献しているというふう...全文を見る
○尾身国務大臣 今般の日米首脳会談におきまして、小泉総理からブッシュ大統領に対しまして、沖縄に関する問題につきましては、沖縄の負担を軽減するために閣僚レベルで協議をさせたいという発言がなされました。これに対して、ブッシュ大統領より、沖縄については建設的な議論を行いたい、そういう意...全文を見る
○尾身国務大臣 那覇空港は、国土交通大臣が設置、管理をいたします主なる、いわゆる国内線を中心とした第二種空港でございまして、我が国全体の航空ネットワークの上で極めて大事な役割を果たしているわけでございます。その中で、先ほどお話にありましたとおり、沖縄県の調査によりますと、平成二十...全文を見る
○尾身国務大臣 泡瀬の埋立事業につきましては、沖縄本島の中部圏域の振興のために極めて重要なプロジェクトであると認識をしております。  藻場の移植作業の結果、及び地元沖縄県及び沖縄市が実施をしております土地の需要等の確認の作業の結果を待っているという状況でございますが、先般、お話...全文を見る
○尾身国務大臣 過去、復帰以来三十年間、私ども、七兆円近くに及ぶ資金を投じて、できるだけ本土並みにしようということでインフラの整備を進めてきたところでございまして、その成果は着実に上がってきているというふうに考えております。  しかしながら、なお現在、全国の平均水準の七割という...全文を見る
○尾身国務大臣 平成十年に策定されました全国総合開発計画におきまして、沖縄を太平洋・平和の交流拠点、パシフィック・クロスロードというようなことで、特色ある地域を目指すということにしているところでございます。  このような政府としての基本的な考え方に基づきまして、このたびの沖縄振...全文を見る
○尾身国務大臣 今、一川委員のお話のとおり、復帰後三十年間にわたって総額六・八兆円の資金を投じて主としてインフラの整備を進め、そういう意味で社会資本の整備は相当進んできて、本土との格差も縮小してきているというふうに考えている次第でございます。もとより、これからも社会資本の充実はも...全文を見る
○尾身国務大臣 今おっしゃいました具体的な内容については、この沖縄の振興計画あるいは個々の各分野ごとの観光あるいは情報通信、農林水産あるいは職業安定等についての計画の中にしっかり盛り込んで、その基本的な考え方を生かした具体的な方向づけをしていきたいというふうに考えております。
○尾身国務大臣 我が国固有の領土である北方領土を返還していただくということは、独立国家としての基本的な私どもの考え方でございまして、私どもは、いかなる事情があろうとも、この方向をしっかりと守り抜いて頑張っていきたいと考えております。
○尾身国務大臣 復帰三十周年を目先に控えて、三十年間を振り返ってみますと、私ども、沖縄の振興のために、三次にわたる振興法を十年ごとにつくりまして、いろいろな対策を講じてきたところでございます。そして、特に、本土との格差の是正という考え方のもとにインフラ整備等を進め、沖縄の経済の基...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、この三十年間でいろいろなことをやってまいりましたが、その結果として、産業の振興あるいは雇用の拡大にも相当程度貢献してきた、そういう実績は正当に評価されてしかるべきだというふうに考えております。  しかしながら、なお、一人当たり県民所得が日本全体の平均の七割...全文を見る
○尾身国務大臣 例えば、今度の振興新法には、金融特区の問題とかあるいは情報特区の問題とか、私どもとしては大変に意欲的な内容を含んだものであり、また、大学院大学の設立等も含めまして、新しい局面の新しい事業を展開していける、そういう基盤を今度の振興新法でスタートさせたい、こういうふう...全文を見る
○尾身国務大臣 基本的には、沖縄の特殊事情を考慮しながら、振興法の基本的な精神を引き継ぎ、新しい時代に即応した形で、これを一段階高めたやり方で進めていきたい、こういうことでございます。
○尾身国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、本土復帰三十周年を契機として、一つの節目の時期を迎え、振興新法を制定し、そして厳しい雇用情勢等を踏まえまして、自立型経済の構築を目指して、この法案を提出させていただいているところでございます。  普天間飛行場代替施設等との関係に...全文を見る
○尾身国務大臣 基地の問題を含めました総合的な意味合い、経済的、文化的、歴史的経緯等も含めまして、そういう総合的な意味合いを有する沖縄のいわゆる特殊事情を一つの考え方の根拠にしているわけでございます。
○尾身国務大臣 先ほど申し上げましたように、この沖縄新法の特別措置の考え方のもとにあります特殊事情の中には、いろいろな問題を含んでいるわけでございます。地理的、歴史的な問題あるいは基地の問題等々を総合的に考えた、その特殊事情をこの法律の根拠にしているというふうに考えております。
○尾身国務大臣 名護市長選挙が二月の初めに投票日があったと思いますが、私どもずっと検討をしてまいりまして、この振興新法の内容はほとんどその段階では詰まっており、政府としては、これを国会に提出する予定でございました。  市長選挙の結果につきましては、私ども大変心配をしておりました...全文を見る
○尾身国務大臣 市長選挙で負けたらどうの、勝ったらどうのということをここで申し上げることは適切でないと思いますが、この振興新法の私どもが考えている一つの根拠というものは、基地問題を含めました歴史的、文化的経緯、そういうものを含めた総合的な特殊事情を私どもの振興新法の考え方の根拠に...全文を見る
○尾身国務大臣 選挙のときの応援演説の中で、嘉数政務官は御自身の思いを込めてそういう応援演説をされたと私は考えております。嘉数さんの応援演説の気持ちは、私としてもよく理解できるところでございます。  そして、もとよりこの振興新法の根拠は、先ほど申しましたような総合的な特殊事情を...全文を見る
○尾身国務大臣 戦中から戦後にかけて五十七年以上にわたりまして、沖縄の皆様が大変に苦労され、そして〇・五%の地域に在日米軍の七五%もの基地がある。その基地の存在は、日米安保条約に基づいて我が国全体の安全保障のみならず、アジア地域の平和と安定に極めて大きな貢献をしているということが...全文を見る
○尾身国務大臣 確かに昨年、赤嶺委員から需要予測の問題等について御発言がございました。その当時、私はこの泡瀬干潟の問題については余り詳しい状況ではございませんでした。それ以後、私自身も現地に行ってみました。それから、需要の問題あるいは藻場の環境の問題等々について検討をしていただく...全文を見る
○尾身国務大臣 需要予測の問題につきましては、私がまだ沖縄県及び沖縄市の方から聞いておりませんので、内容について甘いとかなんとか言われておりますけれども、聞いておりませんので、まだお答えできる状況ではございません。  ただ、この泡瀬干潟の問題は、沖縄県及び沖縄市の地元の方からの...全文を見る
○尾身国務大臣 需要予測についての話をまだ聞いておりませんので、それを聞いた上できちっとした対応をしていきたいと考えております。
○尾身国務大臣 現実に、需要予測について沖縄県及び沖縄市がどういう考え方を持っているのかということを聞いた上で判断をしてまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 この問題は、地元の沖縄県及び沖縄市の方からの強い要望で具体的なプロジェクトを進めてきたわけでございまして、なお、先日のお話もございましたから、再度需要予測をしていただいているわけでございまして、その結果を伺った上で、きちっとした対応を決めたいと考えております。
○尾身国務大臣 二月二十二日に開催をされました環境監視・検討委員会におきまして、昨年の秋以来行われてまいりました藻場の移植作業の結果等についての審議が行われました。  そこにおいては、一つは、移植先の条件により状況のよくない海草も見受けられるが、移植された海岸の成育状況はおおむ...全文を見る
○尾身国務大臣 この前にもこの委員会でお話があったと思いますが、移植についての問題と土地需要等の確認という二つの問題点がございまして、あと土地需要の確認等につきましても、近く沖縄県及び沖縄市の方から、その確認の状況についてお話を伺いたいというふうに考えておりまして、そのお話を伺っ...全文を見る
○尾身国務大臣 そういう問題も含めまして、環境への影響ができるだけ少ない形で事業を実施することが必要であるというふうに考えております。  なお、先ほど申し上げませんでしたが、東門委員からのお話について、先般、沖縄市で署名運動が行われまして、沖縄市の人口十二万でございますが、その...全文を見る
○尾身国務大臣 私はそういう内容についてはチェックしておりませんが、分母である沖縄市民の数が十二万、これは赤ちゃんも入っております。それから、署名の方が八万五千、これはそういう方々も入っているかもしれません。しかしながら、分母と分子は同じ基準で計算をして、三分の二が賛成署名をいた...全文を見る
○尾身国務大臣 いや、そういう趣旨を申し上げているのではなくて、分母の方の人口も、赤ちゃんも入っている人口で十二万と申し上げ、署名の方の人口は、これはどういう方がいるかわかりませんが、八万五千ということでございますから、総合的に考えれば、全体の有権者も三分の二程度は署名をしていた...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、小泉政権はあくまで地方の意思を尊重する政権でございまして、住民投票についても、いろいろともちろん御議論があると思います。あると思いますが、とにかく八万五千の方々が市内から署名をされ、市外だけで十三万人、合計二十一万五千人の署名があるということは、私どもとし...全文を見る
○尾身国務大臣 これは私どもは、基本的な考え方は、地元の沖縄、沖縄市の意見を尊重して、沖縄県及び沖縄市の地元の要望を踏まえてこの事業を進めるということで、いろいろなことをチェックしながらやってきたわけでございますが、先ほど申しました意味で、前回、この委員会で御議論がございました。...全文を見る
○尾身国務大臣 余り遠くないうちに、一月はかからないのじゃないかと考えております。
○尾身国務大臣 昨年の十一月十日に、テロによる修学旅行のキャンセルあるいは観光客の減少という状況がございまして、私は、私の地元の群馬県から、私の後援会の皆様にお願いをして、五百人ほど沖縄に行っていただきました。そのときに行っていただいた一人の方の帰ってきての感想は、沖縄は大変よか...全文を見る
○尾身国務大臣 この点につきましては、私は委員のお考えと全く違った考え方を持っておりまして、少なくともインフラの整備という点では相当に成功している、成果が上がっているというふうに考えております。  しかしながら、地理的条件、あるいはもともと製造業が弱かったというような大きなハン...全文を見る
○尾身国務大臣 簡単に言うと、格好をつけて県民の皆様の関心を引こうなどということは私は全く考えておりません。  本当に十年、二十年後に成果があるようなものを、今は地味であっても種をまいておく。小泉総理のおっしゃる米百俵の精神のような形で、時間はかかるかもしれないけれども、結果が...全文を見る
○尾身国務大臣 観光施設に対する租税特別措置につきましては、私も今おっしゃられた詳細は存じませんが、適格要件といいますか、そういうものでとかくいろいろな制限がつけられがちでございます。  ですから、そういうものについては、本当に使い勝手がいいように、もし具体的な御指摘があれば私...全文を見る
○尾身国務大臣 戦後三十年間、多分ずっと一番高い失業率で来たと思います。ですから、これを少なくとも全国水準にまで下げるということを目指していかなければいけないと考えておりまして、そういう歴史的な経緯あるいは地理的なハンディキャップをむしろプラスに転換するような政策を実行していくこ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄にある米軍基地が日本の七五%でございまして、沖縄県民の皆様に大変に大きな負担をかけている、そういうことも、日本全体の安全保障、アジアの平和と安定に寄与しているということも片方にあるわけでございまして、この点についても、私どもは日本全体として沖縄の問題を考えてい...全文を見る
○尾身国務大臣 〇・五%の国土に日本全体の在日米軍の七五%が存在しているという事実は、日本の安全保障、アジアの平和と安定に大きく貢献をしているということがあるにしても、同時に、沖縄の皆様に大きな負担をかけているということでございます。そして、私どもは、それに対して、沖縄基地の整理...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄におきます若者の失業率が一〇%を超えているわけでございまして、しかし、逆に言いますと、それだけ若いエネルギーが沖縄に存在をしているということでもございます。そういうエネルギーをもっと活用するような、基本的な沖縄経済の体質改善といいますか、私は、一つ科学技術とい...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○尾身国務大臣 科学技術政策担当大臣として、私の所信を申し上げます。  現在、我が国の経済情勢は大変厳しい状況にあり、経済の構造改革が必要であります。このため、小泉内閣の掲げる改革なくして成長なしとの方針のもと、一刻も早く国際競争力を回復し、日本経済全体の活性化を図っていくこと...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○尾身国務大臣 日本のみならず、世界の文化、文明論にわたる課題であるというふうに考えております。科学技術は、真理の探求を通じて自然界の原理を探り、自然現象の解明をし、その中からまた新しい産業を生み出していく、そういうことが科学技術の一つの大きな課題であるというふうに考えております...全文を見る
○尾身国務大臣 科学技術は人類のためにある。しかし、同時に、科学技術によって人類全体が振り回されるかもしれない。そのことをどうやって人類社会としてコントロールし、そして、科学技術といういわばツールとも言えるものを、人類の社会の健全な発展、平和の維持、そういうものに活用していくかと...全文を見る
○尾身国務大臣 ロボット介護というお話がございました。ある種の目的を国として決めていわばそれぞれの分野の人々に競争させる、そして、その目的を達成した人にさかのぼって懸賞金的なお金を出す。大変にユニークな発想であると考えております。  研究に成功、失敗はつきものでございまして、一...全文を見る
○尾身国務大臣 原子力発電のエネルギー供給に占める役割の重要性というものは極めて大事であると認識をしているわけでございますが、しかし、原子力につきましては、その安全確保が大前提でございます。  浜岡の原子力発電所に発生いたしました事故につきましては、原子力安全委員会に原子力事故...全文を見る
○尾身国務大臣 東海地震につきましては、想定されている最大規模のマグニチュードは八・〇というふうに聞いております。そして、浜岡原子力発電所は、その八・〇を上回るマグニチュード八・五の地震に対しても安全を維持できるということを安全審査において確認をしているというふうに聞いている次第...全文を見る
○尾身国務大臣 予知連における想定最大事故の最大の規模が八・〇であり、浜岡原子力発電所の設計は八・五のマグニチュードのものにも耐えられるということを安全委員会で確認をしているわけでございまして、安全性についてはそういう意味で確保されているものと考えております。
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(尾身幸次君) 今の景気の現状は、私は三つの要因があると考えております。  一つは、いわゆる景気循環のサイクルが底に来ていると。二つ目は、バブルの後遺症。土地の値段とか株価が非常に低い水準になっていて、その問題からまだ脱却できない。それから、三つ目が産業の空洞化であり...全文を見る
03月11日第154回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(尾身幸次君) 私も全部見たわけではありませんが、誠に残念な思いで一部テレビを拝見させていただきました。今後とも私ども政治家として襟を正していかなければならないという思いを持ちました。
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(尾身幸次君) 先ほどのお話の中で、普天間代替施設の移転につきましては、私どもはSACO最終合意の線に沿って今推進をしているというふうに考えております。  それから、失業率、今七・二%ということで、全国平均の二倍にまで行っておりませんが、しかし失業率高い、かつ所得も全...全文を見る
03月13日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○尾身国務大臣 ただいまの質問につきましては、今初めて伺った質問でございまして、事前通告がございませんでした。  我が党の活動についてのお話でございますから、まさに自民党の政治活動の話でございまして、内閣の一員としてこの点について私が説明することは適当でないと考えておりますので...全文を見る
○尾身国務大臣 この問題は自民党の政治活動の内容についてでございまして、私自身は自民党の一員として働いておりますけれども、ここでは内閣の一員でございますから、内容については申し上げませんが、自民党の政治献金については、政治資金規正法に基づいて適正に処理されていると確信をしておりま...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄及び北方対策担当大臣の尾身幸次でございます。  まず、沖縄対策について所信の一端を申し述べさせていただきます。  沖縄の米軍施設・区域につきましては、我が国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定に貢献する一方で在日米軍施設・区域の七五%が沖縄に集...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) 科学技術政策担当大臣として私の所信を申し上げます。  現在、我が国の経済情勢は大変厳しい状況にあり、経済の構造改革が必要であります。このため、小泉内閣の掲げる改革なくして成長なしとの方針の下、一刻も早く国際競争力を回復し、日本経済全体の活性化を図ってい...全文を見る
03月15日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○尾身国務大臣 沖縄振興特別措置法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  本年は、沖縄の本土復帰三十周年に当たり、新たな沖縄の振興に向けた取り組みの出発点となる歴史的な節目の年であります。自立型経済の構築が課題となっている中で、沖縄の特性を生かした産業の振...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄本土復帰以来三十年間、六・八兆円の国費を投入してインフラ整備に努め、本土との格差是正など、努力をしてきたところでございます。  そういう中におきまして、在日米軍の七五%が国土の〇・五%を占める沖縄にある、こういうことも事実でございまして、この存在は...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この北方四島の問題は、独りいわゆる元島民の皆様の問題にとどまらず、独立国日本として、あくまでも戦後不法に占拠された状態を解消して四島一括で我が領土、固有の領土として返していただかなければならないという大変大きな国民的課題であるというふうに認識をしておりま...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今までの戦後五十年余りにわたってこの状態が続いていることに対します元島民の方々の心情を思うときに、本当に言葉もない思いでございます。また、近隣の地域の方々もそのことを肌で感じておられるというふうに考えている次第でございます。  そして同時に、我が国は独...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この北方領土問題の解決の促進のための特別措置法は議員立法でございまして、この法律に基づきまして百億円の基金があり、それをこの元住民の方々等のため、あるいは世論の啓発のために使っているところでございます。  現在、非常にこの運用益が現在の経済状況の下で少...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 立法府の意向ということも大変大事だというふうに考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄の沖縄セルラー電話株式会社は携帯電話の会社でございまして、今、KDDIの五一%子会社であります。  実は、KDDIは全国はみんな自分でやっているのでありますが、沖縄だけに関しては、沖縄の経済特殊事情も考えて沖縄の地場資本も入れまして五一%のシェ...全文を見る
03月18日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○尾身国務大臣 鈴木議員が各般の疑惑問題で離党されたことは、まことに残念であるが、やむを得ないことと考えております。
○尾身国務大臣 いろいろな点で、役所側としても襟を正していかなければならないと考えております。
○尾身国務大臣 憲法九十五条の趣旨は、地方公共団体の自治権を保障することをねらいとしているものでございまして、地方公共団体の組織や権能に改変を加えようとしているわけではない、また住民に利益を付与する法律につきましては、自治権を侵害するようなおそれはなく、この九十五条の規定に抵触す...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄振興特別措置法案に盛り込まれておりますすべての特別措置につきましては、他の地域と異なる扱いを行っているという意味でいいますと、いわゆる一国二制度的なものになっているというふうに考えております。  具体的に申しますと、各種の産業振興を図るための地区指定の制度あ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄に関するいろいろな事業あるいはその規制等は、そういういわゆる実務的な分野は基本的には各主務大臣がその内容に応じて所管をしているところでございまして、私どもとしては、いわゆるその所管の大臣に事業実施の手続等につきましてゆだねても問題のない場合は別といたしまして、...全文を見る
○尾身国務大臣 赤土の流出につきましては、私も石垣島にも参りましたし、ほかのところでも現場を見ております。いろいろな対策をやっておりますが、まだ赤土の流出がとまっていないというのも実情でございます。したがいまして、この問題はどうしても解決しなければならない問題であるというふうに考...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄に対する補助率につきましては、本土よりも高い補助率をもうほとんどあらゆる事業について適用しております。その場合に、その事業の適否等につきましては、やはり沖縄の地元の皆様の御意見もよく聞きながら、しっかりと対応してまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 沖縄の肉用牛生産につきましては、価格が全国に比べて低い、輸送コストがかさむ等の実態があることは御指摘のとおりでございます。  そういうことから、沖縄の肉用牛生産について、農林水産省におきまして、子牛の輸送費助成などの地域特性に配慮した施策が実施されていると聞いて...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄につきましては、三次の十年計画といいますか、十年間を区切った振興開発のための法律をつくり、そして十年ごとの計画を三回にわたってやりまして、特に格差是正ということを大きな柱として、本土並みにしようという考え方のもとに、その発展について、私どもいろいろな手を打って...全文を見る
○尾身国務大臣 いわゆる特別自由貿易地域とか、そういう特区制度を設けて税制上のインセンティブを与え、沖縄に製造業も含め、あるいはIT関連も含め、金融も含め、いろいろな企業を誘致していきたい、こういうふうな考え方で私ども政策をずっと行っているところでございます。  そういう中で、...全文を見る
○尾身国務大臣 昨年のテロのとき以来、修学旅行のキャンセル等が相次ぎまして、沖縄の観光は大変厳しい状況になりました。その際、私どもは、ありとあらゆるチャネルを通じて、沖縄観光がもとに戻るように全力で努力してきたところでございまして、私自身は直接存じませんが、そういう機関にもいろい...全文を見る
○尾身国務大臣 日本全体の在日米軍基地の七五%が沖縄にあるということで、沖縄県民の皆様に大きな負担をかけていることは事実でございます。私どもは、そういうことを考えながら、SACO最終合意に基づいて基地の整理、縮小、統合を進めていき、同時にまた、いろいろな形での沖縄の振興を進めてい...全文を見る
○尾身国務大臣 三十年前に沖縄が本土に復帰して以来、三次にわたる沖縄振興開発計画を立て、それに基づいて総額六・八兆円の国費を投入いたしまして、沖縄の振興開発のための施策を講じてきたところでございます。その結果、施設の整備面を初めといたしまして、次第に本土との格差は縮小してきている...全文を見る
○尾身国務大臣 今までかなり、自由貿易地域とかあるいはIT関係の特別な区域を定めるというようなことで、そこに企業を誘致しよう、またいろいろな意味でのインフラを充実しようということでやってまいりました。今度は、こういうハードだけではなしにむしろ、ハードとソフトと分けますと、ソフトの...全文を見る
○尾身国務大臣 跡地につきましては、今まで長い間基地として使用をさせていただいたわけでございまして、それに対して私ども大変感謝をしているわけでございます。  これからまた、その地域の実情に応じまして、跡地利用をしっかりやっていくということが大変大事だと考えておりまして、地元の御...全文を見る
○尾身国務大臣 この観光産業、沖縄の大変大事な産業でございますが、今委員おっしゃったことは、私も実はまことに同感でございまして、沖縄には亜熱帯性の美しい自然がある。それからまた、アジア諸国との交流で培われた独自の歴史的、文化的特性を生かした遺産がある。同時にまた、食べ物にいたしま...全文を見る
○尾身国務大臣 この沖縄の美しい自然を守るためにも赤土流出防止対策、極めて重要であるというふうに考えております。  私どもといたしましても、公共事業の実施に当たって、赤土をためる池を設置するなどの防止対策を徹底するとともに、赤土の発生源対策についての調査研究等をさらに進めまして...全文を見る
○尾身国務大臣 産業の振興をやるということが非常に大事だという考え方は、私も委員と同意見でございます。  そういう中で、農業、観光、これは両方とも相乗効果を持って、沖縄独自の強みを持っているところでもございまして、そういうところに非常に大きな重点を置いて産業発展をしていくという...全文を見る
○尾身国務大臣 現在、御存じのように、在日米軍基地の七五%が〇・五%の国土の沖縄に存在しているというのも事実でございまして、私どもは、SACO最終合意に基づいて、基地の整理、統合、縮小を図っていくという考え方でございます。  同時に、沖縄における基地の存在が、日米安保条約をベー...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄における基地の問題につきましては、先ほど申し上げましたように、沖縄に基地が集中している現実が沖縄の県民の皆様に大きな負担をかけていることは事実でございます。  同時に、しかし現在の国際情勢の中で、日米安保条約を踏まえ、この基地の存在が、我が国の平和と安全に、...全文を見る
○尾身国務大臣 普天間の移設の問題につきましては、SACO合意に基づきまして、私ども、今、この辺野古地区にいろいろと地元の皆様の御意見も伺いながらお願いをしているところでございます。  泡瀬の問題につきましては、国はむしろ、地元の意向を無視してというよりも、地元の沖縄市及び沖縄...全文を見る
○尾身国務大臣 私ども、今度の沖縄振興特別措置法案におきましては、沖縄の自然を生かし、そういう自然との触れ合いを通じて観光を振興していこう、エコツーリズムもそういうことでございますが、そういう考え方のもとにこれを進めてまいるという考え方でございます。
○尾身国務大臣 この泡瀬干潟の問題につきましては、前回もこの委員会で赤嶺委員から御質問があった問題であります。  私ども、その後、沖縄県及び沖縄市に対しまして、土地の需要予測等について再度検討をしていただくようにお願いをいたしました。それからまた、環境問題につきましては、藻場の...全文を見る
○尾身国務大臣 冷静に聞いていただきたいんでございますが、この問題は、沖縄県及び沖縄市の方から、ぜひこういう形でやりたいということで要望がありまして、私どもがその要望に応じて事業を進めていく、こういう考え方のものでございます。  しかしながら、環境の問題あるいは需要予測の問題等...全文を見る
○尾身国務大臣 全体の人口の三分の二の方々が署名されたということは、私は大変に重い意思を表明しているものであるというふうに受けとめております。  全体の百八十五ヘクタールについての需要の予測の問題につきましては、沖縄県及び沖縄市の方から最終的な結論が出ていないことも確かでござい...全文を見る
○尾身国務大臣 この一つ一つ、一人一人の署名を確かめたわけではありません。しかし、沖縄に住所を持つ人が八万五千人署名しているということは事実でございまして、さらに沖縄県民及び沖縄市民の代表である沖縄市長及び県知事が、稲嶺知事が、これをぜひ進めてほしいということを申し入れられてきた...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、空港の中にある免税店を、その品物をいわば外に一カ所に出しまして、そこで買うものを空港に入ってから受け取る、こういうシステムでございまして、これはまた全体としての沖縄の魅力を増す、こういうことでぜひこれを実現してほしいという沖縄県側の要望がございまして、私ど...全文を見る
○尾身国務大臣 申しわけございませんが、この沖縄振興新法は十年間の区切りでございますので、私どもずっと、新しい体制で沖縄を振興させるにはどうしたらいいかということを考えてきたわけでございまして、いつの時点でこの普天間の移設と一緒に決めたということについては、私はよくそのときの経緯...全文を見る
○尾身国務大臣 地理上の条件あるいは歴史的な経緯あるいは基地の存在、そういう種類のものを総合的に考えてこれを特殊事情とし、その特殊事情のもとでこの法律をつくりたい、こういう考え方でございます。
○尾身国務大臣 沖縄における在日米軍基地の存在が、日米安保条約に基づきまして、日本の安全保障またアジア太平洋地域の平和と安定に貢献している反面、これが沖縄県民の皆様に大きな負担をかけている、そういう実態も私どもよくわかっているわけでございまして、そういうことを総合的に判断して、こ...全文を見る
○尾身国務大臣 整理、縮小、統合はSACO最終合意に基づいて進めてまいるつもりでおりますが、跡地以外の問題は、直接には含まれていないと考えていただいて結構でございます。
○尾身国務大臣 先ほど申し上げましたように、沖縄の基地の存在が沖縄県民の皆様に大きな負担をかけている、そういう実情については私どもよく認識をしております。これに対しましては、SACO最終合意に基づきまして整理、縮小、統合を進めるということで、私ども鋭意進めているわけでございます。...全文を見る
○尾身国務大臣 金融特区の所得控除三五%というのは、もう日本のどこにもない、最優先の優遇措置でございまして、これが不十分であるというようなお話をもし沖縄の方がされるのであれば、こんなに苦労することはなかったという感情を持っているのも自然の気持ちだと思っております。
○尾身国務大臣 この制度のことを私が初めて聞きましたのは、この法律を国会に提出することが、もう中身がほとんど全部決まっている数日前でございまして、この問題については、少なくとも私のところにまで話が来るのは極めて遅くて、検討する時間がなかったというのが実情でございまして、この法律の...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、私どもは沖縄の発展のためにこの金融特区を認めるということでございまして、単なるペーパーカンパニーで、減税だけメリットを得て沖縄に少しもメリットがない、そういうペーパーカンパニーであっては困る。実質的に雇用を増加させ、沖縄の経済にプラスになるようなものを、そ...全文を見る
○尾身国務大臣 今、ホテルの扱いも含めまして、法律でいろいろな優遇措置をしておりますが、その中にホテルを入れるということも含めまして、この振興新法の基本的精神が実際の運用に当たって絵にかいたもちにならないように、十分に意を用いてほしいと思いますし、また、関係者の御意見も十分聞かせ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄の問題に関しましては、あらゆる問題について、いかなる人からもお話を伺う用意がございます。
○尾身国務大臣 重点の置き方が、格差是正というところから自立経済への発展ということで違っていると思います。
○尾身国務大臣 一言で言えというから短く言ったわけで、説明時間が許されるのなら幾らでもお話ししますが、今までの三十年を振り返ってみますと、やはり格差是正ということで、特にインフラの整備がおくれているということで、六・八兆円の国費をつぎ込んで、例えば道路とか下水道とか港湾とか飛行場...全文を見る
○尾身国務大臣 自分の言いたいことを申し上げて、聞きたいことを申し上げなくて、申しわけなかったと思いますが、観光については、これは先ほどもお話しいたしましたが、実は、地理的な条件、文化的な特徴、それから食べ物についてもやはり日本本土と違った魅力ある食材が大変多くありまして、私は、...全文を見る
○尾身国務大臣 私も、沖縄にお伺いするたびに、いろいろな方からカジノ構想を推進すべきであるという意見を承っております。そういうこともございまして、実は私も、今度は逆に、いろいろな方々に、沖縄に行くたびに、カジノ構想についてどうかという意見を聞いております。そういう私が聞いた方々の...全文を見る
○尾身国務大臣 五年以内に世界最先端のIT国家になるという基本方針を我が国は持っているわけでございますが、沖縄につきましても、もとよりその全体の流れにしっかりと一緒にいくという考え方で進めてまいりたいと考えております。  八重山あるいは宮古等の離島につきましても、マルチメディア...全文を見る
○尾身国務大臣 観光業については言うまでもありませんが、情報通信産業につきましては、私はこれだけの短い期間に四千人もの雇用を生み出したということは、実は大変に成功したと思っております。  情報通信のソフトの関係につきましては、実を言うと、それまでの間に余り基礎的な技術上の蓄積が...全文を見る
○尾身国務大臣 実は、この大学院大学の構想は、私が昨年の四月二十六日に就任をいたしましてすぐ後の昨年の六月ごろ考えたことでございまして、実は、そのときまでに既に振興法についての考え方というのは、ある意味で言いますと、ある程度考え方はまとまっていた状況でございます。  そこで、そ...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、例えばカリフォルニア工科大学、カルテクと言っておりますが、カルテクとかスタンフォードとかあるいはMITとか、そういう大学との連携をやっていきたい。  例えば、シンガポールで、最近バイオの大学をリー・クアンユー首相の肝いりでつくったのでございますが、そこも...全文を見る
○尾身国務大臣 十数年前に、カリフォルニアのサンディエゴという場所があるのですが、そこは非常に風光明媚で、一年じゅう暖かくて、海があって、非常にきれいな場所なのですが、二十年ぐらい前はそんな大きな学校、研究所はございませんでした。しかし、その場所にスクリプス研究所とかソーク研究所...全文を見る
○尾身国務大臣 緑というのは大変大事な要素でございまして、私も一月にアメリカに参りまして、世界トップクラスの学者の意見をいろいろ聞きましたが、この大学院大学を世界超一流にするためには、どうしても本当の自然と触れ合うような中に施設をつくって、そこで、行ってみたら、ああここならインス...全文を見る
○尾身国務大臣 今のお話の共同利用型研究開発施設整備、あるいはネットワークを整備するということは大変大事であると思っておりまして、この沖縄の大学院大学の整備のときに一番学者の方々が心配するのは、沖縄では情報過疎になってしまうのではないかと。つまり、世界の研究の流れとか学者の動きと...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、研究開発を実施していく上だけではなしに、これからいい企業がそこに立地するためにも必要な条件であるというふうに考えておりまして、ありとあらゆる政策を進めて、通信コストがほかより安いという状況をぜひつくり上げたいと考えております。
○尾身国務大臣 私どもとしても、今のIXの問題は、インターネットサービスプロバイダー間を相互に接続する事業でございまして、現在は東京を中心とする大都会にしかないわけでございますが、これを解消するということがやはり沖縄の発展にとっては不可欠であるというふうに考えております。情報特区...全文を見る
03月19日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○尾身国務大臣 金融特区につきまして、いわゆる振興計画をつくらないということになっているのは事実でございます。  これは、情報産業につきましては、数年来の各種の取り組みによりまして相当程度の関連企業の集積が既になされておりまして、今後さらなる集積を図るという計画的な取り組みが一...全文を見る
○尾身国務大臣 昨日、私は、キャプティブ保険を入れるべきだと思うけれども、時間が足りなくてという話はたしかしなかったと思うのでございます。私が申し上げましたのは、この話を岸本市長から初めて聞いたのは、調べてみましたら二月七日の午前九時二十分でございましたが、おいでになりまして、キ...全文を見る
○尾身国務大臣 金融特区をなぜ設けるかという趣旨にも関係するわけでございますが、私どもは、こういう特別な特区を設けて、そこに企業を誘致して、そしてそれによって沖縄の雇用をふやす、経済を発展させるということを願ってこういう制度を新設しているわけでございます。  三五%の法人所得控...全文を見る
○尾身国務大臣 この制度は、もとより今回初めて創設した制度でございまして、人数制限につきまして二十人よりふやすのか減らすのか、そのいずれかも含めまして、制度の実際の運用状況を見て適切な対応をしてまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 この金融特区におきまして、金融業あるいは金融関連業が誘致をされたという場合におきましては、それに関連する弁護士とか税理士あるいは会計士、そういう職業の方々も沖縄に活動の場をふやしてくるのではないかというふうには考えているわけでございます。  ただしかし、弁護士や...全文を見る
○尾身国務大臣 私自身、この種の金融の問題の専門家ではありませんが、世界全体がいつもどこかでマーケットを開いているという状況に変わってきた中で、一番早く一日が明けるという日本のこの地位というものは、世界全体のグローバルな金融活動の中で、ある種の特性を持ち得るものだというふうに考え...全文を見る
○尾身国務大臣 当初、自由貿易地域をつくることを検討したときに、沖縄におきましてもこの議論がなされまして、全島をまとめてフリートレードゾーンにするか、あるいは特区的に一部をするかという議論がなされたというふうに聞いております。全島を一緒にまとめて全県をフリーゾーンにする場合には、...全文を見る
○尾身国務大臣 確かに理論的には、自由貿易協定によりまして関税の撤廃あるいは大幅な引き下げがなされた場合には、この特区制度あるいは自由貿易地域に認められている選択課税制度につきましては、相対的には、本土に比べて優位性が低下するということが言えるかと思います。  ただし、そういう...全文を見る
○尾身国務大臣 私もまだそのころ小学生であったのでございますが、大変に激しい戦争が行われ、そこでまた犠牲になった人も数多くいると思います。  大田実中将、当時の沖縄根拠隊司令官でございますが、最後に、自決する前に電報を打ちまして、「一木一草焦土ト化セン。糧食六月一杯ヲ支フルノミ...全文を見る
○尾身国務大臣 随分志の低い人だなと思います。
○尾身国務大臣 先ほどの雑誌の記事でございますが、これがもし安達統括官のことを指したとすれば、この本人についての評価は全くの間違いでございまして、安達統括官は沖縄の振興、発展のために全身全霊をささげて、いわば命を賭してやっているわけでございまして、そういう人物に対して、本当かどう...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄の観光振興につきましては、私どもとしては、あらゆる機関を活用し、あらゆるチャネルを使って観光の振興をしなければいけないと考えているわけでございまして、国際関係につきましては、ノウハウ、実績とも持っている国際観光振興会を沖縄の観光の振興に活用したいということで、...全文を見る
○尾身国務大臣 私どもは、これから二十一世紀に向かって、自立経済を目指して沖縄の振興を進めていきたいと考えているわけでございまして、その中で、現在使い得るいわゆるツールはできるだけ使っていくという考え方でいるわけでございます。  さはさりながら、特殊法人改革、国全体としての大き...全文を見る
○尾身国務大臣 例えば自由貿易地域の那覇地域につきましては、これは昭和六十二年に地域指定をされたわけでございますが、もうほとんど満杯状態になっているというのも古い地域指定の中ではあるわけでございまして、中城地区の新しい地域についてはまだ十分な企業が来ていないところもあるという実情...全文を見る
○尾身国務大臣 確かに、住環境あるいは通信、情報、それからいわゆる気候風土、医療施設などなど、企業立地を成功させる要因はいろいろあろうかと思う次第でございまして、私ども、一つ一つできる限りそういう条件を整えていくように進めていきたいと考えております。  その一つが沖縄における大...全文を見る
○尾身国務大臣 職業能力の開発のための職業能力開発大学校、これは雇用促進事業団でやっておるのもありますし、また県立のものもございますが、現場に密着したといいますか足が地についたといいますか、そういう能力を高めるような教育も大事であるというふうに考えておりますし、また国立高等専門学...全文を見る
○尾身国務大臣 今のお話のとおり、沖縄におきましては降水量の季節的な変動が大きいということ、それからまた河川の規模が小さいために流量が安定しないというような特性から、渇水に見舞われやすいという状況にあります。このために、沖縄振興の一環として、安定的な水資源の確保が極めて重要な課題...全文を見る
○尾身国務大臣 離島におきます水資源の確保につきましては、生活水準の向上に伴います水道用水の需要の増大、あるいは農業の振興に対応するため、状況に応じまして、ダム、河川水、地下水、地下ダム、ため池など、実用に応じた水資源の開発に努めてきたところでございます。  これまでに、水道用...全文を見る
○尾身国務大臣 私も何回も沖縄に伺っておりますが、亜熱帯、海洋性の気候風土を持ち、サンゴ礁の美しい海岸線、緑豊かな原生林やあるいは貴重な動植物など、本当に豊かな自然環境に恵まれた沖縄でございます。そして、それがまた沖縄の観光にも優位性を持っておりまして、エコツーリズムというような...全文を見る
○尾身国務大臣 自然に恵まれた沖縄ではございますが、地理的条件その他から見ると大きなハンディキャップを負っているのも実情でございます。そういう中で、これから二十一世紀に向かって、二十一世紀という意味は、二十年、三十年、五十年、百年という次元で考えたときに、どうやって沖縄を発展させ...全文を見る
○尾身国務大臣 鈴木議員が各般の疑惑問題で自民党を離党されたことは、まことに残念でございますが、やむを得ないことだと考えております。
○尾身国務大臣 政党本位、政策本位の政治を目指すという政治改革の理念を踏まえまして、平成十二年の一月から政治家個人の資金管理団体に対する企業・団体献金は禁止されたところでございます。一方、政党に対する企業・団体献金につきましては、最高裁の判決におきましても、企業は憲法上の政治活動...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、必ずしもそういうふうには考えておりません。したがいまして、政治家に寄附をするというお言葉でございますが、今は政治家個人の資金管理団体には企業は献金をできないというシステムになっておりまして、政党に対する企業・団体の献金につきましては、先ほどの最高裁の判決のと...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄に、私の応援をしてくださる皆様が設立をしていただきました政治団体で沖縄幸政会というのがございます。これは、平成十一年九月、つまり私がこの沖縄北方担当大臣に就任する以前に設立されて、現在まで継続しているものでございます。  その収入とか支出は、政治資金規正法に...全文を見る
○尾身国務大臣 この沖縄幸政会の設立でございますが、実は、私からこういう会をつくってくださいと頼んだことはないのでございます。  しかし、簡単に言いますと、尾身さんはいい人だから応援してあげるということを皆さんがおっしゃってくださいまして、ありがたくそういう会を設立していただく...全文を見る
○尾身国務大臣 経済企画庁長官になるまで、私は沖縄の方々をほとんど存じ上げませんでした。稲嶺知事の選挙のときに何回か沖縄に行きまして、いろいろな方と、経済界だけではございません、いろいろな方にお目にかからせていただきました。  その中で、皆様が、尾身幸次の政治姿勢、政治活動を評...全文を見る
○尾身国務大臣 私、ただいまお話を伺うまで、そういうことがあるということを実は知りませんでした。  泡瀬の埋め立ての問題につきましては、需要の方につきましては、沖縄県及び沖縄市から、第一工事分については需要の見通しが立っているということ、それから藻場の問題等については、検討委員...全文を見る
○尾身国務大臣 まず、平成十一年までの間は、私が今、私も全くその中の企業名を自分自身で確認しているわけではありませんが、いわゆる資金管理団体に政治献金を受けていたと思います。  それからまた、平成十二年一月から制度が変わったわけでございまして、そのうちの何人かの方々は、私の、こ...全文を見る
○尾身国務大臣 今、名前が出ません。
○尾身国務大臣 私は、沖縄担当の大臣として、国として何をなすべきかということだけを考えて政治活動をしております。仕事をやっております。  そしてまた、いろいろな方々から経済的な支援を自民党支部を通じていただいておりますが、そのことについては、どなたでも見れるように、透明性のもと...全文を見る
○尾身国務大臣 今ここに、手元にあります資料で見ますと、平成八年度、県内企業七〇・六%、九年度七七・八%、十年度七七・九%、十一年度七六・六%、十二年度七六・八%というのが県内企業の発注比率でございます。  これは工事の大きさとか適正とか、いろいろな要因があると思っておりますが...全文を見る
○尾身国務大臣 今のは会社の数の比率でございまして、金額比率は、平成八年度三九・三%、平成九年度五〇・九%、平成十年度五四・二%、平成十一年度五一・六%、平成十二年度四六・四%。
○尾身国務大臣 どうも、さっきからお話を聞いているとちょっと変な感じがいたします。  先ほど名前を挙げられた沖縄の企業の皆様は、みんな中小企業でございまして、ここで私が中小企業の受注拡大のために全力で努力しますと言ったら、尾身さんはみんな政治資金をもらっているからそのために働く...全文を見る
○尾身国務大臣 この点は、使っていないところについてのお金を払うという問題の中で、どの程度まで補償することが社会の公平上妥当であるか。これは、いずれにしてもお金を払う以上は税金で払うわけでございますので、妥当であるかというようなことを総合的に考えて決めるべき問題であるというふうに...全文を見る
○尾身国務大臣 本当の意味でやっていけるような農業を確立することは極めて大事だと思っておりまして、行き届いた形で農業を振興するということを念頭に置きながら今後ともやってまいりたいと思います。
○尾身国務大臣 第一区画分については着工をするということを、先日も知事ともお目にかかり、この前も、沖縄市長及び副知事が参られたときもそういうことで合意ができております。  これは、第一期までの分、第一区画の分については、需要見通しは少なくとも大丈夫であるという沖縄県と沖縄市の正...全文を見る
○尾身国務大臣 この法科大学院につきましては、昨年の六月に、司法制度改革審議会の意見書にその基本方針が示されているところでございます。これによりますと、法科大学院は平成十六年の四月から学生受け入れ開始を目指して整備されるべきであるということになっておりまして、内容や設置認可の基準...全文を見る
○尾身国務大臣 同じ質問を現在私もしたいと思っております。
03月19日第154回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(尾身幸次君) 森田委員、大変科学技術につきまして深い御理解を賜りましてありがとうございますが、大変に包括的な御質問でございまして、これをどういうふうに答えるか、なかなか一概に言えない分野がある、部分があるというふうに考えております。  昨年の四月から始まりました第二...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、森田委員のおっしゃいますとおり、各国とも科学技術については極めて、重点政策として予算配分も重点的に付けると、こういうことをやっているわけでございまして、そういう中で我が国も、産業の空洞化を防ぎ、これから日本経済の活力を高めるためには科学技術の研究開発...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 戦後五十年近くの間、日本はいわゆる追い付き追い越せの時代を経てまいりました。その時代には、外国の技術を輸入をしてその輸入した技術を改良して外国よりもすばらしい製品を作り、それを輸出をして外貨を稼いでその外貨で経済成長をするという、いわゆるキャッチアップの...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この総合科学技術会議における知的財産の戦略専門調査会と総理が開催をされます知的財産戦略会議は、確かに一部はダブっております。ただ、現実には、知的財産戦略会議の方は回数もそう多く開くわけにまいりません。そこで私どもは、科学技術の研究開発の在り方という点から...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄県、環境省及び水産庁におきましては、平成十三年度の沖縄対策調整費によりまして、ジュゴンの保護対策といたしまして、沖縄県においては、沖縄周辺における海草藻場の分布調査と海草藻場の減少要因の分析を行い、環境省においては、ジュゴンの食性調査、生息状況調査等...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄の貴重な自然環境を構成するサンゴ礁は掛け替えのない国民的資源でございまして、後世に適切に引き継いでいくことが必要であります。このため、第三次沖縄開発振興計画にもありますとおり、サンゴ礁沿岸海域の自然環境の保全と回復を図るため、他の土地利用との調和を図...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 去る二月二十二日に開催されました環境監視・検討委員会におきましては、昨年の秋以来行われてまいりました藻場の移植作業の結果等に関する審議が行われ、移植先の条件により状況の良くない海草も見受けられるが、移植された海草の生育状況はおおむね順調である、機械化によ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この検討委員会におきましては、移植後の藻場の生育状況を、地下茎の露出部の割合や地下茎の生残率、葉の緑色部の割合等により定量的に評価をいたしまして、専門家による審議がなされました結果、海草移植は可能であるという結論が得られたものでございまして、事業を進めて...全文を見る
03月20日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○尾身国務大臣 地位協定の問題についてはさまざまな御意見がございますが、いろいろな問題をしっかりと、運用の改善で米側と話をし、納得できるような形に運用をしていきたいというふうに考えて、私自身もいろいろな意味で努力をしているところでございますが、これを進めていきたい。そして、それで...全文を見る
○尾身国務大臣 今度の五月十五日で沖縄復帰三十年を迎えるわけでございます。この三十年間にわたりまして、三次の振興計画をつくり、また三次の特別立法によりまして、沖縄の政策を進めてまいりました。その主たる眼目は、本土との格差是正という考え方で、特にインフラ整備について六兆八千億に及ぶ...全文を見る
○尾身国務大臣 現実に、いろいろな事業を推進し、あるいは沖縄県が行う経済発展のための事業を側面から支援をするということを考えましたときに、その分野の担当の閣僚が、役所がこれをしていくことが大変大事だという意味におきまして、例えば、農林水産関係でございますと農林水産大臣を、観光関係...全文を見る
○尾身国務大臣 特殊法人につきましては、例えば観光についての国際的な関係を担当するという意味で、その担当の特殊法人を使うことにしておりますが、これは特殊法人改革の基本に触れるというものじゃございませんで、これによって各特殊法人の延命策を図るという趣旨ではございません。特殊法人改革...全文を見る
○尾身国務大臣 例えば、いわゆる土地改良、農業、農村の整備の問題にいたしましても、どういう地形のもとでどういう土地改良を進めていくかということについては、残念ながら、百人余りの沖縄の担当大臣のもとでは現実問題として責任ある施策が行い得ないと私は思います。  そういう意味で、例え...全文を見る
○尾身国務大臣 観光とか農業とか、個別の振興計画というのをつくっております。基本的な沖縄全体の振興計画は、沖縄県が原案をつくって、計画は国がつくる、こういうことになっているわけでありますが、個別の計画については、その基本的な計画に基づいた個別計画は、沖縄県が決める。その決めるにつ...全文を見る
○尾身国務大臣 私どもは、まだまだ本土と比べて水準が低い社会的インフラを本土並みにしていこう、格差是正をしていこうという考え方でずっと三十年間頑張ってまいりました。その結果として、社会インフラの点においては、かなりの程度格差是正が進んできたというふうに考えております。  そこで...全文を見る
○尾身国務大臣 その点では同意見でございます。
○尾身国務大臣 例えば、この不況の状況のもとにおいて、情報関連は四千人もの雇用の確保を図ってきているという現実がございます。これはやはり、私どもがやってきた政策が効果をあらわしてきている一つの証拠であるというふうに考えております。  それからまた、いろいろ御批判をいただいており...全文を見る
○尾身国務大臣 我々が沖縄の自立経済の達成に向かって何もしていなかったということではございません。公共事業だけをやっていたわけではございません。IT関連とか観光とか自由貿易地域とか、今度は金融特区も考えているわけでございますが、そういう形で今まで沖縄に、言えば三十年前には全然なか...全文を見る
○尾身国務大臣 本法案の冒頭に「沖縄の置かれた特殊な諸事情にかんがみ、」というふうにしてありますのは仰せのとおりでございまして、幾つかの要因があると考えております。  一つは、在日米軍の七五%がこの〇・五%の広さの沖縄に存在をし、これが日本の平和と安全、アジア太平洋地域の安全に...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄の優位性ということでございますが、まさにおっしゃるとおり、自然的な、亜熱帯地域の島嶼地帯であるということ、それから、美しい自然、海がありますし、また、歴史文化遺産もユニークな歴史文化遺産を持っていると考えております。  それから、私がいつもいつも感じますのは...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄の歴史的、文化的状況についてお話をいただきまして、大変感銘深く聞かせていただきました。やはり、戦中戦後の歴史を生き抜いた仲村議員なればこそという思いでございます。そういう深みのある独自性というものを生かして、そしてその独自性をこれからの二十一世紀の発展の礎にし...全文を見る
○尾身国務大臣 この沖縄セルラー電話会社の問題につきましては、私も実は最近まで実情を知らなかったのでございますが、つい先日、沖縄に参りましたら、稲嶺知事から大変大事な話があるのでぜひ考えてほしいという話がございました。  この沖縄セルラー電話会社が、これは地元資本が参加して株が...全文を見る
○尾身国務大臣 私も委員と実は全く同じ意見でございまして、この電気通信事業法の規定は、強い事業者がマーケットにおいて、簡単に言えば弱い事業者をいじめて、そしてマーケットシェアを拡大して、公正な競争を阻害して消費者にマイナスの効果を与える、結果的には値段が高くなるというような意味で...全文を見る
○尾身国務大臣 私もたびたび沖縄にお伺いをしておりますが、行くたびに、沖縄の文化に触れる機会がございまして、本当にすばらしいと思っております。  また、組踊を中心とする沖縄の伝統芸能等につきましても、これからしっかり守り、保存をし、そしていろいろな方がこれを楽しめるような、沖縄...全文を見る
○尾身国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、十分にその趣旨を尊重して努力してまいる所存でございます。  沖縄振興特別措置法案につきまして、御可決いただき、まことにありがとうございました。     —————————————
03月22日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(尾身幸次君) 平成十四年度内閣府沖縄関係予算及び北方対策本部予算につきまして、その概要を御説明いたします。  初めに、沖縄関係予算について御説明いたします。  内閣府における沖縄関係の平成十四年度予算の総額は三千百八十六億五千百万円、前年度当初予算額に対し九一・三...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄経済の発展のために沖縄振興計画ができるだけ速やかに決定されることが望ましいという森田委員のお考えに私も全く実は賛成でございます。  現在、今、今日、本会議で可決していただけると思いますが、沖縄振興特別法案の審議をお願いをしているわけでございますが、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 北方四島の帰属の問題を解決して日ロ平和条約を締結し、両国の間に真の相互理解に基づく安定した関係を確立するということが我が国の一貫した基本方針でございます。  北方領土問題は、独立国家としての国家存立の基本にかかわる問題でございまして、あくまでも不法に占...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この支援委員会の担当は外務大臣でございますが、私ども内閣府といたしましては、北方領土返還についての国内の広報啓発事業、北方四島との交流事業、元島民に対する援護事業等を推進しておりまして、この事業の大宗は特殊法人の北方領土問題対策協会に対する補助事業として...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この三次にわたる沖縄振興開発計画によりまして、本土との格差是正という大きな柱を立ててまいりましたいわゆるインフラの整備を中心とする振興開発が進められてきたわけでございますが、本土との格差という意味でいいますと、かなりの程度是正されてきたというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) いろんな要因がございまして、一つは、沖縄は実を言いますと日本一の高い率で人口が増加しております。ここ十年間で一割ぐらい増えているわけでございまして、その人口増加に見合うだけの要するに雇用増加が、就業増加が達成できなかったという点は確かにあろうかと思います...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 簡単に言いますと、いわゆる自由貿易地域とか特別自由貿易地域、あるいは情報特区などで、情報関係とかあるいはその他の産業を税制上の優遇措置をもってその地域に誘致をしていこう、こういう考え方でその地域の敷地の整備をするというようなことをかなり進めてきているわけ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私は、実はそうは思っておりません。  なぜかというと、三十年前の昭和四十七年のときに米軍が、米軍がというか、アメリカの占領地として日本の施政権が及ばなかった時期が昭和二十年から二十七年間あったわけでございますが、その間に実はインフラ整備とかいうことが余...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 後半の部分に関しては全く事実無根であるというふうに考えております。  沖縄の大学院大学につきましては、先ほどからお話しの問題点のいろんな指摘がございましたが、その指摘の裏返しとも言うべきもので、沖縄自身の全体としてのポテンシャルを高めるということを考え...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私も、正におっしゃるとおりだと考えております。  特に離島でございますと、アメリカよりもっと時間、距離が長い。情報のセンターにアクセスするための物すごく労力が掛かるわけでございまして、例えばインターネットでいろんな本を読むとか、あるいは物を買うとか、そ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この旧島民の皆様への対策につきましては、これ、議員立法でできた法律によりまして百億円の基金がございます。その基金の運用果実を元にしていろんなことをやっているわけでございますが、近年、金利低下の傾向もございまして、実際に使用できる金額が少なくなっていること...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この三十年間に三次にわたる計画を策定して、本土との格差是正あるいは自立的発展の基礎条件の整備ということで私ども全力を挙げて取り組んできたところでございまして、この間に六・八兆円の国費を投入をいたしまして振興開発のための施策を講じてまいりました。施設整備面...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄について、これから自立経済を目指して頑張っていただきたいというふうに考えているわけでございますが、私はこの沖縄担当の大臣であると同時に科学技術政策担当でもございまして、そういう中で、結局、自立経済を達成するためには沖縄自身の水準を科学技術面で高めなけ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 総務省の方は、沖縄にある沖縄セルラーを、沖縄におけるシェアが四八%なんでございますが、高いという理由で支配的事業者に指定をしたいということで電気通信審議会に諮問をかけているという状況でございます。  稲嶺知事からも私、陳情を受けておりまして、加入者数で...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄振興特別措置法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  本年は、沖縄の本土復帰三十周年に当たり、新たな沖縄の振興に向けた取組の出発点となる歴史的な節目の年であります。自立型経済の構築が課題となっている中で、沖縄の特性を生かした産...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄が本土に復帰して以来三十年、五月の十五日でなるわけでございますが、この間、三次にわたる沖縄振興計画に基づきまして総額六・八兆円の国費を投入して沖縄の振興開発を図ってまいりました。その結果として、施設の整備面におきましてはかなり本土との格差が縮小をいた...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これまでの三次にわたる沖縄開発計画に基づきまして、社会資本の整備が着々と進んでいるというのが実態でございます。  例えば、下水道の普及率も三十年前は一六・五%でございましたが、昨今の数字は五六%ということになっておりまして、本土との格差も縮まりつつある...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、総務副大臣から検討中であるというお言葉をいただいて、私どもとしてはこの結果に期待をしているわけでございますが、この沖縄セルラー電話会社は日本全体でいうと大体〇・五から〇・六ぐらいのシェアでございまして、パーセントで百分の一にも行っていないと、こういう...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この件につきましては、沖縄のこの現状を考えて、これから、本土との格差是正ということからむしろ自立経済の達成と、こういう方向に進もうという時期に、この自立経済の達成という中で何が一番大事かということになりますと、やはり知的水準を高めるということが大変大事だ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 実は、日本での教育を英語でやるというのは大学等ではございません。許可されていないわけでございます。  そこで、日本は、文化、経済は世界有数のレベルまで発展をしておりますが、英語の水準というのが、全体として見ると世界でほとんどびりの状態、他方、いい悪いは...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この点も、実は日本が今までずっと外国に追い付き追い越せという時代で参りました。キャッチアップの時代で来たわけでございますが、外国からの技術を導入して、それを改良していい製品を作って、それを外国に輸出をして外貨を稼いで経済成長したという、そういう時代でござ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、私はスイスのIMDという機関で調査をいたしました。日本や各国が経済社会の発展のために大学がどのくらい貢献しているかというアンケート調査をいたしましたら、その結果は、何と日本という国は四十九か国中四十九番目という状況でございます。これは、大学がいかに社...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 現在、我が国国土の〇・五%程度の沖縄県に米軍の施設・区域約七五%が集中しているわけでございます。この米軍の沖縄における存在は、日本の安全保障のみならず、アジア太平洋地域の平和と安定に大きく貢献しているわけでございます。  さはさりながら、この大きな集中...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 昨年の九月十一日のテロ事件以降、特に修学旅行を中心といたしましてかなりの沖縄向け観光のキャンセルが生じまして、大変に深刻な影響が出たわけでございます。政府といたしましては、これに対しまして、大規模な観光キャンペーン、四億円余りを使いましてキャンペーンを行...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) このキャンペーンは今回の特殊な要件でございまして、むしろ、沖縄の基礎的な観光産業を育てるとか、あるいはリピーターが行けるようないろんな対策を取るとか、そういう対策を通じて魅力ある沖縄を作り上げていくということが大事かなと思っております。
○国務大臣(尾身幸次君) 外資系のホテルを入れることは、今言ったようなお話がありましたように、世界的なキャンペーンができるという意味では確かに大きなメリットがある、日本だけを相手にしないという意味ではいいポイントがあるというふうに思います。今後とも、そういう点も含めて政策を進めて...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) もとより、自然環境などに対する問題は大変国全体としても大きな問題でございますし、特にジュゴンにつきましては、その希少性のゆえに私どもとしてはその保護のためにはいろんな手を尽くさなければならないと考えているわけでございまして、天然記念物に指定されているとい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 両方ともございます。
○国務大臣(尾身幸次君) 大変に意欲的なというか、沖縄のことを本当に考えていろんなアイデアを出していただき、心から感謝を申し上げます。  私も、もちろん観光という点において沖縄に期待するところは大きいわけでございまして、何が一番大事かなということをいつも考えているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先日、一月にアメリカに参りましたときに、アメリカのある学者の方が、ハワイは実は失敗であったと。なぜ失敗かというと、世界最高水準を目指すという意欲に欠けていたために最初から一流の人が来なかった、そのことで一流の大学を作るという点で失敗したんだというお話がご...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私自身も、沖縄に国連の機関を置きたいというお話には賛成でございます。やはり、私どもが大変大事に思っている沖縄を一つの国際交流の拠点にするという考え方は前からあるわけでございまして、これを進めなければいけないと考えております。  これは誘致をする方の側で...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今の日本が四百七十五万から八百万というと、二倍弱ということを全体として目指すということでございますが、私も、そういう意味からいえば少なくとも二倍程度は五年間に伸ばすということが最低限必要だろうと思います。  ところが、実際の問題として見ると、日本の、こ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 確かに、言われてみるとおっしゃるとおりだと思いますから、観光の振興のためにはあらゆることをやらなければいけないと思うわけでございまして、今のお話もしっかりと胸に畳んで私どもも政策を実行してまいりたいと思います。
○国務大臣(尾身幸次君) お話ししますと、今度対象にするのは中小企業だけでございますから、したがって、大手を入れて中小企業者を圧迫するという御懸念は今度の検討している内容についてはないと考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) これは、私も石垣島に参りまして、赤土問題の深刻さは自分で見てまいりました。  土地改良などの公共事業と赤土問題などの関係については、私どもは今まで以上に反省をして、昔はなかったわけでありますから、そのことをしっかり考えて、今までのやり方の抜本的な変更を...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄は、亜熱帯地域の島嶼地帯であるという意味で、大変に世界的に見てもユニークな地理的な環境がそろっていると言われております。したがいまして、そこでの研究テーマといいますか、その地理的条件を考えれば、例えば深層水の研究とか、例えば海洋生物の研究とか、例えば...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) このキャプティブ保険の問題は、今お話をお伺いしてそう思ったんでございますが、検討する価値があると思いましたが、実は、この話が私のところに参りましたのはこの法案を提出する前の日でございまして、我々、この問題をまだ本格的な検討をしていない状況でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この泡瀬の埋立事業につきましては、沖縄県及び沖縄市がこの沖縄中部地区の振興のために国際交流拠点を形成するということを目指して計画をしているものでございまして、私どもはその県と沖縄市の要望に基づいて進めようとしているものでございます。  大きく分けて二つ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私どもは、藻場の移植につきまして、二月二十二日に開催されました環境監視・検討委員会におきまして、藻場の移植は可能であるとの評価が得られたという報告がございまして、その話を聞いております。  もとより、海草の生育状況につきましては、今後ともモニタリングを...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 昨年のこの委員会でも議論があったと思いますが、環境の問題についてと土地需要の問題についての二つの問題点がございまして、私どもは、そのことをどう扱うかということを検討した中で、一つは、この環境監視・検討委員会の結論を待とう、その考え方が決まるのを待とうとい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 土曜日一日でございましたが、金曜の夜に立ちまして夜中に着きまして、土曜日一日、シンガポールのシンガポール大学、それからシンガポールの分子生物学研究所を訪問し、またゴー・チョクトン首相、それから科学技術担当大臣のヨー大臣ともお目に掛かり、また経済貿易大臣の...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 米軍の存在によります負担が沖縄の皆様に大変重いということは先ほど来のお話のとおりでございまして、私どもはSACO最終報告に従ってこの整理、縮小、統合を進めていきたいと考えている次第でございます。  その中で、跡地の利用につきましても、大規模跡地の問題あ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) おっしゃるように、沖縄の製造業がほかの地区と比べて非常に脆弱であるということは確かでございまして、私ども、沖縄振興開発特別法におきましても、今まで工場等の開発地区あるいは自由貿易地域などの制度の下でこの育成を図ってきたところでございます。  しかしなが...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) サトウキビの問題は、沖縄の基幹産業でございますが、大変厳しい状況にあることはよく承知をしております。今後とも、そういう基幹産業に対してできるだけの政策を進めて守っていきたいと考えている次第でございます。  先ほどからお話に出ましたが、観光・リゾート産業...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 漁業の問題でございますが、マグロ、カツオ等の回遊魚やあるいはサンゴ礁域の特色ある魚介類に加えまして、冬でも温かい海水を活用した養殖業にも沖縄は適しているということでございます。この特性を生かして、最近はモズクとかクルマエビの養殖につきまして全国有数の産地...全文を見る
03月26日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○尾身国務大臣 昭和四十七年、今からちょうど三十年前に沖縄が本土に復帰をしたわけでございますが、以来、本土との格差是正ということを大きな旗に掲げまして、三次にわたる沖縄振興開発計画を推進してまいりました。  今のお話のとおり、この三十年間に六・八兆円の国費を投入してきたわけでご...全文を見る
○尾身国務大臣 この間、県民所得も上昇をしてきておりますが、なお日本全体の平均と比べて七二%の水準にとどまっている。失業率も、一月の数字で見まして、全国平均五・三%でございますが、七・二%と全国平均よりもかなり高くなっているという実情でございます。  私どもは、そういう意味で、...全文を見る
○尾身国務大臣 例えば人口千人当たり道路の延長をメートルで言いますと、昭和四十八年の数字、四十七年度の一番最後でございますが、四千五百三十二メートルになっておりまして、その当時の本土の九千七百六十九メートルと比べると四六%の水準でございました。しかし、最近の数字、十二年の数字で見...全文を見る
○尾身国務大臣 その数字は私どもつかんでおりませんが、本土との一人当たり所得は、昭和四十七年で、本土一〇〇といたしまして五九%でございました。それが、今は、本土を一〇〇として七二%でありますから、一人当たり所得で見て、本土との格差が少なくとも解消しつつある、少なくとも縮まりつつあ...全文を見る
○尾身国務大臣 北部振興のために百億円のお金をつけておりますが、そのうちの半分がいわゆる公共事業で、その残りの半分が非公共と言われる分野でございます。  公共事業につきましては、例えば市町村が行う地方道改修の補助率は、本土の場合五〇%でございますが沖縄は八〇%、それから河川改修...全文を見る
○尾身国務大臣 今数字を拝見いたしました。  私も政治活動をしている者として、この数字を見ていろいろ思うところもありますが、この場は、一人の政治家の政治活動のあり方に関する問題でございますから、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○尾身国務大臣 これはこういうところで答えることではないかと思いますが、私、今、御存じのとおり、政治資金規正法が変わりまして、自民党支部への献金という意味で、私の選挙区の支部への献金は企業からいただいておりますが、はっきり記憶しているわけではございませんが、大体十二万円か二十四万...全文を見る
03月29日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(尾身幸次君) この五月の十五日で沖縄復帰三十周年を迎えるわけでございまして、戦後二十七年間米軍占領下にあり、その後三十年間、本土復帰して以来、私ども沖縄の、昭和四十七年の時点においては相当程度本土との格差があって、その格差を是正するということで、三次にわたる振興開発計...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄振興計画は、今後の十年間の沖縄の振興の基本的な方向を定めるものでございまして、沖縄県が原案を作り国がこれを定めるということになっております。これを今、マスタープランと言われているわけでございますが、更にアクションプランとも言われている各分野ごとの...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 確かに、本土との距離も遠いわけでありますから、物流コストというのは大変大きな問題だと思っております。  例えば、今お話しの泡盛とか健康食品等にいたしましても、できるだけ沖縄の特徴のある産品を本土の方に売り込みたいというときに、この輸送コストの問題、物流...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 昨年の十二月の十九日にこの特殊法人整理合理化計画が決定されたわけでございますが、政府系金融機関の見直しにつきましては、経済財政諮問会議において、民業補完、政策コストの最小化、あるいは機関、業務の統合合理化というような原則の下で抜本的に検討して、経済情勢を...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今総務省の方から継続審議に、審議会で継続審議になったということとでございまして、この実態を御理解をいただいて正しい決定がなされるように私どもとしては願っているところでございます。  もとより、形式的には今四八%のシェアを沖縄において持っておりますが、こ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この金融特区の問題は、沖縄県及び名護市の非常に強い要望がございまして、一定の条件の下で金融業を営む場合に法人税の所得控除を三五%認めるという極めて異例かつ大幅な特別措置をこの金融特別地域だけに認めるという制度でございまして、日本経済全体の中でこういう異例...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 北陸先端及び奈良先端大学院大学があるわけでございますが、私は、奈良先端大学院大学には先日行ってみて、訪問をしてまいりました。この二つとも私はそこそこ成功していると思っております。大変に意欲を持って、自然科学系の研究も含めた大学院大学として、周辺にいろんな...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 現在、平成十一年度の数字でございますが、四千六百七十七億円、全体の産業に占める比率が一三・六%とかなり高いシェアになっているわけでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) 今の話は通告がございませんので、実は調べておりません。したがいまして、今のことについての具体的な数字については、必要があれば後でまたお届けいたします。
○国務大臣(尾身幸次君) 今後の検討課題といたします。
○国務大臣(尾身幸次君) これは正に企業経営の一番のポイントであると考えているわけでございますが、いずれにいたしましても、この関係者が努力をして、航空運賃、沖縄旅行をするときの一番大きなポイントになりますので、この引下げには努力をしていただきたいなというふうに考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄の観光を発展をさせるために航空運賃を下げるということは私ども大変渇望しているところでございまして、いろんな手だてを講じて航空運賃を下げていただくことが大変に沖縄観光の発展になるというふうに考えている次第でございまして、民間及び政府ともにその方向で努力...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄の金融特区は、先ほど申しましたように沖縄県及び名護市から非常に強い要望がございまして、通常のルールを超えた税制を特別に認めるということに政府として踏み切ったわけでございまして、この特に三五%の所得控除という非常に画期的な制度を作ったわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私どもは、今の海野委員の評価とは全く違った考え方を持っておりまして、沖縄振興の重要性にかんがみ、この制度が、先ほど財務省の方からのお話にありましたように、極めて異例かつ特別な制度であるということは十分承知しつつも、沖縄の長期的な発展のためにこういう日本と...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、法人所得の実効税率がたしか四〇%程度になっていると思いますが、この所得控除三五%ということは、理論的にその部分だけ取ってみますと三分の二ぐらいになるということになろうかと思っておりまして、そういう意味で、一五%程度という水準にはまいりません。まいりま...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) バイ・ドール法については、これは科学技術の方にかかわっているわけでございますが、たしか二、三年前だと思いますが、日本もアメリカのバイ・ドール法に準ずる日本版バイ・ドール法を作りまして、国の委託研究等について、これを行った大学とかあるいは民間企業に知的所有...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この国際情報金融センターというような、この金融特区あるいは情報特区等を総合した形での一つのイメージを描いていただき、またそれに対する政策の方向、問題点の指摘をいろんな意味でいただきましたことに私は大変感謝をいたします。  この質問という形でございますが...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、海野委員おっしゃるような中長期にわたるこの沖縄経済モデルというようなものは大変に大事であるというふうに実は私どもも考えておりまして、この沖縄振興特別措置法案に基づく振興計画を策定する、そのことに向けまして、そういうモデルを作成をして分析作業を実は進め...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄は、先ほど来お話のありますようにアジア諸国に近接したという地理的特性もございまして、中国とか東南アジアの諸国との交流を中心としてかなり活発に国際交流が行われてきているというふうに承知をしております。そして、特に今後、若い方々の交流もその中で今おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 自然と触れ合っていただくということは観光におきまして大変私は大事だと考えておりまして、豊かな自然を大切にしつつ自然との触れ合いということを沖縄を訪れる方々に自身の体験としてやっていただく、そのことによって、単に例えばいい景色を見るとかそういうことではなし...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄の新大学院大学は、バイオテクノロジー、物理、化学、ITという分野の融合分野を目指しているものでございまして、特にその中から出てくる成果というものは、基本的に人の健康の増進に寄与するような基礎的な分野の研究成果が出てくるというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、厚生労働省の方からお話がございましたが、この離島で構成されているところが多い沖縄においては、遠隔地診療というのは正にニーズが非常に強いわけでございまして、先ほど三百人以上の住民がおられるところについてネットワークを組んでいるということでございましたが...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄振興特別措置法の八十四条におきまして、国及び地方公共団体は、沖縄において伝承されてきた文化的所産の保存及び活用について適切な措置が講じられるよう努めるとともに、地域における文化の振興について適切な配慮をすると、するべきであるということを規定してい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄における米軍施設・区域の整理、統合、縮小を着実にSACO合意に基づいて推進していく中で、跡地の利用促進円滑化は沖縄振興の観点からも大変大事な課題であるというふうに考えております。  私どもといたしましては、これまでも、跡地利用に対する市町村の取組に...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) おっしゃるとおり、沖縄の特色あるゴーヤーとかマンゴーとか、そういうものを沖縄以外に出荷しようと思ったときには、輸送コストが高いということは非常に大きな沖縄の農業のハンディキャップになっているということは否めない事実であるというふうに考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 平成十三年の十二月二十七日に第八回の代替施設協議会が開催をされました。その席におきまして、その前の年の、あれはいつでしたか、十三年の六月に開催されました代替施設協議会におきまして、地元の意見を聞くために三工法八案につきまして一応地元に持ち帰っていただいて...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) ただいま外務大臣が答弁したとおりの考え方であります。
○国務大臣(尾身幸次君) 平成十一年三月に指定されました特別自由貿易地域中城湾港新港地区への企業の立地につきましては、これまでに、半導体部品製造業、機械部品組立て販売業、コネクター等製造業、オートバイ製造業等の合計六社が既に入居をしておりまして、更に二社が立地に向け調整中でござい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 情報通信企業の沖縄への立地でございますが、企業としてある程度の合理性があり、その上で更に御指摘の若年雇用への賃金助成や通信費の助成などの措置が加わることによりまして企業立地が促進したものと考えております。  こうした認識の下で、立地のインセンティブとな...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) お話はただいまいろいろと承りましたが、いずれにいたしましても、これらの土地は現在国有地となっておりますので、財務省の所管であるということでございまして、財務省の方で適切に処理していただきたいと思います。
○国務大臣(尾身幸次君) 五月十五日で満三十年になるわけでございますが、今お話しのとおり、五月の十九日に政府として沖縄県との共催の下に記念式典を挙行し、そして沖縄の本土復帰三十周年をお祝いするとともに、二十一世紀の沖縄の新たな発展を祈念する会にしていきたいと考えておりまして、主催...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄の本土復帰三十周年を記念する写真集を作成をいたしまして、その中で復帰後三十年間の取組を目に見える形で取りまとめまして、全国の図書館に配付して参考に供したいと考えている次第でございます。このための予算も、十四年度において五百九十万円計上しているとこ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄振興特別措置法案につきまして、御可決いただき、誠にありがとうございました。  ただいまの附帯決議につきましては、十分にその趣旨を尊重して努力してまいる所存でございます。
04月05日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○尾身国務大臣 大変総合的かつ立体的に日本という国の現状についてのお話をいただきました。  私は、今の経済の状況、非常に厳しい状況にありますが、三つの要因があると考えております。一つは、いわゆる景気循環的な要因。二つ目が、バブルの後遺症。土地の価格が下がったり株の値段が下がった...全文を見る
○尾身国務大臣 都市再生、大変大事だと私も思っておりますが、その一つのかぎは、例えば容積率とか建ぺい率とかいうことに対する規制が実は日本は厳し過ぎておりまして、この狭い国土で、都市の中心部で日照権の問題を殊さら主張するというようなことは、全体としての多数の幸せにはならないのではな...全文を見る
○尾身国務大臣 実は日本経済は、戦後ずっと、外国から技術を導入してそれを改良し、その改良した製品がもともと輸出をした国よりもいい品物をつくり、それを外国に売って外貨を稼いで、それで経済成長をしてきたという、いわゆるキャッチアップ時代の経済、そういう形でございました。しかし、日本が...全文を見る
○尾身国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、基礎的な研究である程度の成果が出た、しかし、それを商品化し、マーケティングができる段階まで持っていくためには、バレー・オブ・デス、死の谷があるというふうに言われておりまして、この谷をどうやって乗り越えさせるかというのが大きな政策課題...全文を見る
○尾身国務大臣 文部科学省の知的クラスター創成事業、大変意欲的なものでございまして、実は全国に三十地区、今候補地を決めております。これを各地の候補地の競争によって十地区にまで絞る。その十地区をいわゆるシリコンバレーのような形で育てていくということでございまして、今各地の要望がしの...全文を見る
○尾身国務大臣 原子力研究所は、基盤的、基礎的研究開発を進めるということで、私は、原子力の研究開発に大きな役割を果たしてきているというふうに考えております。そういう中で、安全研究の問題や高レベル廃棄物の処理の問題等々について、しっかりとした研究を進めてまいりました。  私どもは...全文を見る
○尾身国務大臣 資源の乏しい日本が原子力開発を進めなければならないと考えていることは先ほどお話を申し上げたとおりでございますが、その中で、やはりウラン235は〇・七%しかないわけでございまして、238を活用するためにはどうしても核燃料サイクルの確立というのが必要でございます。プル...全文を見る
○尾身国務大臣 私どもといたしましては、増殖しない高速炉というようなお話もございましたが、日本は基本的に原子力資源が非常に乏しい、そういう中で、やはり核燃料をできるだけ効率的にというか、フルに活用する。ウラン238もプルトニウムに転換させて、それをまた平和的に活用するということも...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○尾身国務大臣 平成十年度における沖縄開発庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十年度の当初歳出予算額は三千百五十六億六千二百七十四万円余でありましたが、これに予算補正追加額千五百五十八億三千三百六万円余、予算補正修正減少額二億二千百九十四万円余、予算...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号
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○尾身国務大臣 今までの一年間を振り返って、私は、日本という国は物すごく大きく変わったと考えております。  これは、まだ変わらない、変わらないというマスコミの批判等もございますが、小泉総理のスタートのときに、総理がこういうふうにしたいと発言をしたその内容が、私は正直なところ一〇...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄に大学院大学、自然科学系をつくりたいという構想を進めておりまして、委員の皆様にもいろいろと御支援をいただいておりますが、全部英語を使う国際的な大学院大学でございまして、学長も日本人以外の方にしたいというふうに考えております。  そういうわけで、日本の中でどう...全文を見る
○尾身国務大臣 英国にも参りまして、これは科学技術政策について講演をするというようなことも予定をしております。沖縄の関係でいいますと、アイルランドのダブリンに参りまして、ダブリンの金融特区について、先日の沖縄の振興特別措置法によりまして金融特区をつくるということが決まり、税制上の...全文を見る
○尾身国務大臣 米兵等によります事件、事故につきましては、たびたびこれが起こっているわけでございまして、まことに遺憾であると考えております。首脳会談やあるいは閣僚レベルの会談におきましても、さまざまな場におきまして、アメリカ側に対してこの問題を取り上げております。昨年の九月に私が...全文を見る
○尾身国務大臣 読谷の旧軍用地の処分の価格の問題につきましては、沖縄振興特別措置法及び国有財産法等の規定が適用される場合には、別の言い方で言いますと、振興計画に基づく公共的な事業などの場合には、無償あるいは時価よりも低い価格で譲渡できる、あるいは貸し付けができるということになって...全文を見る
○尾身国務大臣 大変、御賛同いただきましてありがとうございます。  国境がなくなるというお話がございましたが、まさにそのとおりであると考えております。先日も私は、三月のお彼岸のときにシンガポールに行きまして、シンガポールの大学、研究所とアメリカのMITが共同しているというお話を...全文を見る
○尾身国務大臣 林委員は、日本の大学の現状について大変詳しい方でございますから、そのような御質問といいますか御心配、私は、非常にごもっともなことだというふうに考えております。  この大学院大学は、世界最高水準にするという基本原則をどうしても実現したいというふうに考えておりまして...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄は、亜熱帯海洋性の気候風土を持ちまして、サンゴとかあるいはジュゴンとか緑豊かな原始林、貴重な動植物の生息など、豊かな環境を持っております。  私もたびたび沖縄にお伺いをしておりますが、自然環境自身が大変大事な沖縄の貴重な財産であり、あるいは沖縄だけではなしに...全文を見る
○尾身国務大臣 私も、石垣島にも参りましたし、西表にもお伺いをさせていただきました。そういう中で、この地区の自然の豊かさというものは大変にすばらしいと感銘を受けたわけでございます。  世界遺産に登録するというようなことにつきましては、あるいは国立公園、国定公園の指定というような...全文を見る
○尾身国務大臣 この図面を見て、私も素人でございますが、この空港基本計画の方の図面は、どうも海にえらく近くなっている。表紙の方の図面は遠くからでわからないといえばそうでありますけれども、何となく遠いような感じがするという点は、委員のおっしゃるとおりだというふうに考えております。 ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄の振興計画につきましては、沖縄県におきまして、県の素案を四月五日に公表し、四月九日に沖縄振興開発審議会に諮問をいたしまして、現在、この審議会で審議が進められているところでございます。したがいまして、五月末ごろには県の計画案が政府に提出されるものと予想しているわ...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄振興計画の県の素案におきまして、夜間や雨天時等、季節を問わず楽しめるショービジネスを初めとした多様なエンターテインメントづくりを促進するというふうにうたわれているわけでございますが、この中にはカジノ構想の今後の検討まで含まれているというふうに聞いております。こ...全文を見る
○尾身国務大臣 私も沖縄を担当する者として、沖縄に固有の税制をつくって、それを軸にして経済発展を進めるということについては、大きな一つの考え方であるというふうに考えている次第でございます。それを具体的に体現をいたしましたのが、今回の沖縄振興特別措置法に盛り込まれました情報特区税制...全文を見る
○尾身国務大臣 この有事関連三法案につきましては、国家の緊急事態に対処するための態勢を整備して、国民の皆様が安心して暮らせる国づくりを推進するということでございます。これによりまして、緊急事態に当たって国及び国民の安全を確保するとともに、我が国に対する国際社会の信頼を一層向上させ...全文を見る
○尾身国務大臣 治にいて乱を忘れずというふうに総理もおっしゃっておりますが、私は、泥縄という言葉があるわけでございますが、泥棒を見て縄をなうと。この法案は、泥棒が来ないうちに縄を準備しておこうということでございまして、平時はそういうことを考えないでおいて、何か一たん事があったとき...全文を見る
○尾身国務大臣 今回の沖縄振興特別措置法におきましては、新しい沖縄の振興計画に圏域別の振興に関する事項を定めることとしておりまして、現在、県が原案を策定中でございます。  この新しい計画に基づきまして、政府といたしましても、各市町村の課題や状況を十分踏まえながら、産業振興や雇用...全文を見る
○尾身国務大臣 那覇空港は、国土交通大臣が設置、管理します第二種空港でございまして、我が国全体の航空ネットワークの上におきましても、南の方の拠点空港として今後とも重要な役割を果たすと期待をしているわけでございます。  十二年度の年間の離発着回数でございますが、約十一万回、年間の...全文を見る
○尾身国務大臣 この那覇空港は、国土交通大臣が設置、管理する第二種空港でございますが、その運用は国土交通大臣と防衛庁長官の協定に基づいてなされているというふうに聞いております。  那覇空港は、南の拠点空港として重要な役割を果たすべき空港でございますが、そのあり方につきましては、...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄における公共事業につきましては、沖縄振興開発計画に基づく事業として、内閣府で予算を一括計上いたしまして、その後、これを各省庁に移しかえて執行しているというものでございます。  公共事業の発注業務につきましては、内閣府ではなく、それぞれの事業の所管省の指揮監督...全文を見る
○尾身国務大臣 先ほども申しましたように、組踊劇場の問題につきましては、当時の沖縄開発庁に予算は計上されたと思いますが、その具体的な執行は事業担当官庁によって行われたということでございまして、沖縄問題を担当する、その引き続きの仕事をやっております私どもの方といたしましては、直接私...全文を見る
○尾身国務大臣 国立劇場おきなわの建設予定地は、沖縄県からの推薦に基づきまして、有識者の現地視察における意見等も参考にいたしまして、当時の沖縄開発庁及び文部省において決定したものでございますが、その決定に当たっては、特段問題があったという事実は承知しておりません。  あえて、い...全文を見る
○尾身国務大臣 この用地の決定につきましては、国は、二つの用地の推薦を沖縄県の方から受けて、その沖縄県の推薦に基づいて二つのうちの一つを選んだわけでございまして、浦添の中で小湾地区ともう一つの地区の決定をどちらにするかということについての決定は県の方でやったわけでございまして、そ...全文を見る
○尾身国務大臣 私自身も、この職について以来、過去三十年間にこれだけの資金を投入して、格差是正ということを旗印にして沖縄振興を図ってまいりましたが、なおかつ本土比七二%、そういう状況になっているということについて、今のなぜだということについて、ずっといつもいつも考えているわけでご...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄経済を引っ張っていくような、例えば製造業の分野で大きな企業が歴史的に沖縄になかったということもあろうかと私は思います。ですから、実を言うとそれの中核になるようなものとして、バイオを中心とする大学院大学をつくって、その周辺に関係の企業の研究所などを集め、そのこと...全文を見る
○尾身国務大臣 私は今度、連休にアイルランドに行ってまいります。アイルランドは二十年前の一九八〇年ごろは失業率二〇%で、どんどん若者がアメリカやヨーロッパの方へ流出していって非常に困った。そういう状況の中で金融特区をつくり、外国の企業を誘致して、税制面での非常に恩典を出すような事...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、簡単に言えば仕事がないということだと思います。  しかし、私は、今いろいろな、大学院大学を考えたり、情報特区、金融特区を新しい振興法で考えているわけでございまして、そういうことを通じて、若者が失業しているということは、逆に言えば成長の可能性も大変あるとい...全文を見る
○尾身国務大臣 法科大学院のあり方につきましては、平成十三年の六月に、司法制度改革審議会の意見書にその方針が示されているところでございます。これによりますと、法科大学院は、平成十六年四月から学生の受け入れ開始を目標にして整備されるべきであるということで、その内容とかあるいは認可基...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○尾身国務大臣 この黒沢尻北高校の事故につきましては、これは放射線障害防止法の規制の対象外になっている施設の事故でございまして、労働安全衛生法の関係法令に基づきまして衛生管理者等が適切に対応すべきことであったというふうに考えております。  今回事故がありましたエックス線発生装置...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(尾身幸次君) 総合科学技術会議におきまして、昨年十二月に、科学技術政策担当大臣、私自身と有識者議員が、我が国はITER計画に参加することが望ましく、さらに、これを誘致することに意義があるという考え方を示したところでございます。  このITER計画に対する参加、誘致の...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、田嶋委員のおっしゃったことは、ウラン、放射能の人体に及ぼす悪影響というようなお話がございました。ロシアの核実験の話、それからネバダの核実験の話、イランの、イラクのウラン弾の話、これは全部軍事用あるいは事故、そういうもので起こっていることでございまして...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、このITERを進めている関係者の間で、核融合が商業ベースに乗る段階になるには五十年掛かると、こういう見通しになっております。それを、今、関係者、二十五年くらいで実用化できるような体制を作れないかということで今検討中でございますが、少なくとも、私たちの...全文を見る
05月20日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○尾身国務大臣 現在、沖縄の在日米軍施設・区域につきましては、日本全体の七五%が〇・六%の沖縄に集中しているということで、この在日米軍の存在は、我が国はもとより、アジア太平洋地域の平和と安定に大きく寄与していることは事実でございますが、同時に沖縄県民の皆様に多くの負担をかけている...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄が、あの太平洋戦争のときに二十万人の方々が亡くなられまして、まさに地上戦が行われたただ一つの場所でございまして、そういう意味で、沖縄県民の皆様が太平洋戦争において大変に大きな犠牲を受けたということは事実でございます。  私は、この法案は、相手が武力攻勢をかけ...全文を見る
○尾身国務大臣 この法案は、日本全体の問題でございまして、いろいろな機会を通じて日本国民全体に、自分の問題として、一たん武力攻勢を受けたときにどうするかという観点から理解をしていただくということが大変大事だと思っておりますが、私自身は、沖縄の担当でございますが、この法案の担当では...全文を見る
05月28日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号
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○尾身国務大臣 四島との交流は今後ともできるだけしっかりとやって、お互いの理解を深めるということが、領土問題、領土の返還を実現するために大事であるというふうに考えております。
○尾身国務大臣 はしけそのものは見せていただきました。
○尾身国務大臣 沖縄基地の存在は、我が国のみならず、アジア太平洋地域の平和と安全に大きく寄与している、そういうことは事実だと思います。ただしかし、その中で、在日米軍基地の七五%が〇・五%の面積の比率しかございません沖縄に存在しているということによりまして、多くの負担を沖縄の県民の...全文を見る
○尾身国務大臣 この沖縄振興計画のもとになりました特別措置法につきましては、沖縄について他の地域にない特別措置を講ずる根拠として、沖縄の戦中戦後の歴史、また遠隔地にある離島県であるということ、及び米軍の施設・区域が沖縄県に集中しているということ等、そういう特殊事情を総合的に勘案し...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号
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○尾身国務大臣 北方四島の担当に就任をいたしまして、昨年、実は行きたいと思って計画をつくりましたが、往復四日かかるということで、実は昨年の八月の末に直接北方四島の現地に行くことができませんで、日帰りでヘリコプターで視察をいたしました。  その後、なかなか機会がなかったと思います...全文を見る
○尾身国務大臣 沖縄幸政会という私を応援してくださる政治団体でございますが、私が沖縄北方対策担当大臣に就任する以前の平成十一年九月に設立され、現在まで継続しているものでございます。  この伊佐さんという方に事務局長を引き受けていただいているということでございまして、詳細の活動に...全文を見る
○尾身国務大臣 先日、私は国後島を訪問いたしましたが、その際、人道支援で供与されました友好の家、ディーゼル発電施設、桟橋、自動はしけ等を視察いたしました。国後島の人々からは、日本政府及び日本国民に対して感謝の意が表明され、また、これらの施設が高く評価されて、かつ有効に利用されてい...全文を見る
○尾身国務大臣 この北方領土の問題は、ひとり根室地区あるいは北海道地区の問題ではなしに、独立国家として国家存立の基本にかかわる問題であります。あくまでも、不法に占拠された北方四島を返してもらうことが平和条約締結の前提でございまして、日本の国家としての基本原則を変えることは絶対にで...全文を見る
07月12日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(尾身幸次君) 戦争末期のあの沖縄戦のとき以来、沖縄県民の皆様には大変な御苦労をお掛けしているというのが私どもの実感でございます。復帰三十周年を迎えた今日、私どもは、この沖縄振興特別措置法に基づきまして、更に沖縄の新たな振興発展を実現をしていくために全力を尽くしていかな...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 五月十九日の沖縄復帰三十周年の記念式典におきまして小泉総理が、政府の方針としてこの沖縄の大学院大学の設立構想を進めるということを明言をされました。私どもはこの小泉総理の発言は極めて重いものと考えておりまして、私ども、全力を挙げてこの大学院大学の構想を実現...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 塩川財務大臣は実はこの構想については私もよく理解をしていただいているというふうに考えておりますが、沖縄の特殊事情等を踏まえて、この大学院大学を世界最高水準、ベスト・イン・ザ・ワールドにするためには相当のお金が掛かる、建設費で八百億ぐらい、年間経費で二百億...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 普天間基地の十五年使用期限の問題につきましては、私ども、国際情勢もありまして非常に厳しい問題であるということは認識しているわけでございますが、稲嶺知事及び名護岸本市長の御要請があったことを重く受け止めまして、アメリカ側に対しましてもあらゆる機会を通じて話...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私も、沖縄問題担当の職責を承りましたのが昨年の四月でございまして、沖縄の将来についてどういう将来ビジョンをかくのかということを私なりに随分考えました。  そういう中で、他方で、私が沖縄を担当しているのと同時に科学技術政策の担当の国務大臣という仕事もやっ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄振興開発計画という名前で過去三回、十年ごとに区切って計画を立て、それに基づいて沖縄の振興開発を実現をしてきたわけでございますが、今お話しのとおり、後藤委員の経営をされるときの考え方も、ある段階でしっかりと今までの計画の進み具合を見た上で次のステップに...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、後藤委員のおっしゃったことが一番の問題のポイントでございまして、この大学院大学をベスト・イン・ザ・ワールドにするために、それこそベスト・イン・ザ・ワールドの学生を世界じゅうから集めてくるということがもう必要不可欠であります。  この大学院大学は、講...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 実は、この大学院大学の卒業生は、例えばハーバードの教授になるとか、MITの教授になるとか、スタンフォードの教授になるとか、あるいはケンブリッジ大学に行って更にその次のステップの研究をするとか、あるいは日本の大学の方で更に研究を続けるとか、いろんな選択があ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 距離的には、沖縄は、東京への距離が千五百五十キロでございまして、フィリピンのマニラとの距離が千四百八十キロ、上海へ八百二十キロということで、非常にやっぱりアジアの中心に位置している。ただ、今のところやっぱり人材の交流が少ないので航空の路線などはまだまだ不...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この沖縄振興計画は、沖縄県の案を基にいたしまして、沖縄振興審議会の審議等を経まして、去る十日に政府として決定したところでございます。  私どもとしては、もう極力、県の考え方を生かしながら取りまとめたところでございまして、実質的にはほとんど県案と内容が同...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この代替施設協議会は、昨年の十二月に代替施設基本計画主要事項に係る取扱い方針を決定いたしまして、その方針に基づきまして、防衛庁等が中心となりまして関係省庁の御協力をいただきながら検討を進めている状況にございます。  現在、地元あるいは米側とも交渉しなが...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この代替施設の問題については、いろんな場所、工法等によりまして、ちょっと細かい数字ここにございませんが、少なくて二千億円くらい、多くて一兆円というぐらいの費用が掛かるだろうというふうに言われておりまして、そのどの案になるのかということを現在、技術的な検討...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私もひめゆりの塔にも参りました。あの昭和二十年の三月から六月までの沖縄戦で、軍人の方々が約十万人、民間人の方々が約十万人亡くなられた日本としては最大、唯一の戦場でございました。そういう中で、先ほど西銘委員のお話のありました「一木一草焦土ト化セン 糧食六月...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この軍用地だったところの跡地は、これは長い間米軍の用地に使われていたわけでございまして、返還をされた跡地の有効利用というのは、私ども、これをしっかりと進めなければならない大変大事な課題であると考えておりまして、地元の皆様の御意見も聞きながら有効利用を図っ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄にカジノを中心とするエンターテインメントの施設を造ったらどうかという話はいろんな方から私自身も聞いておりますし、またそのことについていろんな方に御意見も伺っております。そういう中で、私の認識では、まだ沖縄県全体としてカジノを進めるというコンセンサスが...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これにつきましては、今のを私も見に行ってまいりましたが、沖縄美ら海水族館の建設を今年の十一月に開館をするということで進めているところでございます。  現在の水族館は老朽化が著しいので八月三十一日をもって閉館し、その後撤去することとしておりまして、ジュゴ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、私どもの方で検討をしております段階ではなかなか難しそうなのでございますが、今後、検討課題にさせていただきます。
○国務大臣(尾身幸次君) これはむしろ国土交通大臣の方かなとも思いますが、いわゆる第二種空港、主要な国内航空路線に必要な空港ということでございまして、我が国の航空ネットワークの上で南の拠点空港として重要な役割を果たすべきものと考えております。  離発着の回数等、非常に増加傾向が...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この大学院大学を作るという考えを思い付きましたときに、どういう分野にするかなということを実を言うと随分考えました。観光という分野にしたらどうかというお話は今まで余り大勢の方から聞いておりませんが、沖縄のマリンバイオ、海洋生物、亜熱帯を中心とし海洋をバック...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 実を言うと、沖縄という地理的な制限の中で、今の計画、これは随分大規模だなと言っている人もいますけれども、実は私は、今は教授陣で約二百人というふうに考えたのでありますけれども、最初は教授陣五十人くらいの大学かなという、それがいいという提案をした人もいまして...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この国際ショッピングモールにつきましては、海外のブランド品が主な商品になっているというふうに聞いておりますが、ショッピングの魅力が増加して沖縄観光の一つの目玉になるというふうに期待をしているところでございます。  沖縄への国際ショッピングモールの誘致は...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私もサミットに出席したわけではございませんが、何回か行っておりますから地理的な条件はよく存じております。  そういう中で、やはり日本主催でございますから、会場の隣にあるホテルは、もちろんほかの地区のホテルと比べて特別いいというわけではありません。つまり...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 外交にかかわる問題であり、政治家の倫理に関する問題でありますので、私どもとしては、政治家として、あくまでも日本を良くし、また世界の発展を図るという基本原理に立ってすべてのことを処理することが極めて大事だと考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄県における在日米軍基地の存在は、我が国だけではなしにアジア太平洋地域の平和と安定に大きく貢献しているということは事実でございます。  さはさりながら、他方において基地の集中が沖縄県の皆様に大きな負担を掛けているという状況でございまして、私どもは、こ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 日米安全保障問題の協議は、日本側でいえば外務大臣と防衛庁長官、アメリカ側は国務大臣と国防担当の大臣ということになっているわけでございます。  今、これを──いつも私、実は就任をしてすぐに、沖縄問題は、在日米軍の区域的に言うと七五%が沖縄に存在していると...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、プロ野球あるいはJリーグのキャンプ地として非常に沖縄が活用されていることを私ども大変歓迎をしているところでございます。  そういう中で、やはり冬も十分にスポーツが楽しめるという利点を生かしてスポーツ施設の整備をするということは、基本的な方向としては...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今のお話のとおり、旧軍飛行場用地問題につきましては、この参議院の決議もございますし、七月十日に決定されました沖縄の振興計画におきましても、「沖縄における不発弾処理や旧軍飛行場用地など戦後処理等の諸問題に引き続き取り組む。」ということを盛り込んでいるところ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄に駐留する米軍の存在は、沖縄県民の皆様に多大の御負担をお掛けしているということは事実でございます。そしてまた、同時に、日本だけではなく、アジア太平洋地域の平和と安定に大きく貢献しているという実態もあるわけでございます。  それらをいろいろと考えまし...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この使用期限の問題につきましては、政府といたしましては、国際情勢もあり厳しい問題であると認識をしておりますが、稲嶺知事及び岸本市長からの御要望がなされたことを重く受け止めて、これまでも総理、外務大臣、防衛庁長官等から米国側に対してこの問題を提起していると...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) この金融特区でございますが、まず第一に御理解をいただきたいと思いますのは、この金融特区における税制上の優遇措置というものは実は日本でほかに全く例のない、極めて例外、特殊な優遇措置でございまして、そういう意味では、沖縄の特殊事情にかんがみ、この制度を設けた...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○国務大臣(尾身幸次君) 平成七年に科学技術の振興を日本としてしっかり進めていく必要があるということで初めて、これ議員立法でございまして、私がそれにかなり関与したのでございますが、科学技術基本法という法律が制定されました。この基本法は、国全体として科学技術創造立国を目指していくと...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今申し上げましたが、戦後五十七年間にアメリカが百八十五人、イギリス四十六人、ドイツ二十八人、フランス十人ということでございまして、自然科学系のノーベル賞受賞者が日本はこの間に七人しか出ていない、こういうことでございます。私は、日本の科学技術の水準が必ずし...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 国会も生き物でございますから、実情に即して臨機応変にやるということも大事かなと思います。  先日、普天間代替施設について麻生政調会長が発言をしたというような記事が出ておりまして、それについてどう思うかというようなことをいろんな方々から言われております。...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) その方向で話を進めているところでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) この代替施設の基本計画の決め方につきましては、地元の御意見もございまして、できる限り環境面、技術面に配慮をして場所等についても決めるということでございまして、環境問題については十分な配慮を図っていきたいと考えております。  それから、中小企業の育成とい...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 熱は入っているつもりなんでございますが、やはり地元ででき、また地元の中小企業でできることは極力そういう方々の力を使っていくということは、基本的な私どもの考え方でございます。先ほどのお話のように、技術的な能力等々もございますが、しかし、それはそれとして、基...全文を見る
09月12日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沖縄に国連の機関を置きたいというお考えにつきましては、私も基本的に賛成でございまして、沖縄を一つの国際交流拠点にするという考え方から、いろんな困難はあると思いますが、可能性を検討してまいりたいと考えている次第でございます。  去る七月十日に政府が決定い...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、太平洋・島サミットにつきましては、お話しのとおり既に二回開催をしているわけでございまして、我が国として大変大事な外交の成果だというふうに考えております。  今お話のございましたように、沖縄は島嶼県でございまして、アジア太平洋地域における国際交流の拠...全文を見る