尾身幸次

おみこうじ



当選回数回

尾身幸次の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○尾身委員 いよいよ衆議院の予算審議も締めくくり総括ということになりました。自民党の尾身幸次でございます。  残念なことでございますが、最初に、永田メール問題について一言申し上げざるを得ません。  予算の集中審議で、民主党の永田委員が、にせの情報に基づいて、我が党の幹事長やそ...全文を見る
○尾身委員 それでは、用意した質問に入らせていただきます。  最初に、松田科学技術担当大臣にお伺いいたします。  十八年度の科学技術予算についてどうなっているか、また第三期の科学技術基本計画の目標数値についてもどうなっているか、お聞かせをいただきます。
○尾身委員 十八年度の予算、国債発行額三十兆円に抑えるというような大変厳しい予算でございますが、この原案をつくるに当たっては総理のリーダーシップがあったというふうに私は考えておりまして、極めて高く評価するものであります。  昨年の十一月二十八日の総合科学技術会議で、総理が、予算...全文を見る
○尾身委員 ありがとうございました。  私自身も、平成七年の科学技術基本法の制定以来、科学技術こそがこれからの日本の将来を築くということで、予算の獲得やら、先ほどの沖縄の大学院大学の問題やら、あるいはダボス会議の科学技術版と言われております国際会議の実現やらということで、いろい...全文を見る
○尾身委員 科学技術の発展を実現するためには、人材養成、すぐれた頭脳の養成が必要であります。  どうして日本の留学生の数が少なくなったか、あるいは、レベルが低いとは言いませんが、大学院の方が低くなっているかということでは、いろいろ考えられるわけでありますけれども、一つは、ゆとり...全文を見る
○尾身委員 そこで、人口問題に入るわけでございます。  川崎厚生労働大臣に伺いますが、これから将来の人口、二〇五〇年、二一〇〇年につきましてどういう見通しを持っておられるか、お伺いをいたします。
○尾身委員 今のお話のように、人口減少である。企業や大学やあるいは政府も、官民挙げて口をそろえて、人口減少社会が到来するというのが合い言葉になっております。これはいわば縮小均衡を前提にしている状況であります。  百年後には六千四百万になるというような数字が、今お話がございました...全文を見る
○尾身委員 政治が、今総理がおっしゃいましたように、このままの人口減少、いわゆるシミュレーションによる人口減少を容認するというのは、私は絶対に許されないというふうに考えておりまして、政策の転換というか強化をしていかなければならないというふうに考えております。  最近の新聞、資料...全文を見る
○尾身委員 簡潔にお答えいただきまして、ありがとうございました。  次に、資料九と十をごらんになっていただきたいと思います。  今説明がございまして、フランスはいろいろな意味で少子化対策をやっているのでありますけれども、OECDの資料によりますと、フランスでは子育て支援に関す...全文を見る
○尾身委員 谷垣大臣のお考えも聞かせていただきたいと思います。
○尾身委員 そこで、どうしたら人口問題が解決できるかということであります。  一つは、やはり企業、社会、国あるいは地方行政などが一体となって、人口増加を実現するという社会的なコンセンサスができなきゃならない、それから、その具体的なきめの細かい対策をやらなければならないと思ってお...全文を見る
○尾身委員 そこで、今、中福祉・低負担というお話がございましたが、この少子化対策については、低福祉で低負担が日本の特徴であると言ってもいいと思います。  そこで、私が財務省当局に頼んで資料を整理していただきましたのが資料の十五であります。これはどういうことかといいますと、少子化...全文を見る
○尾身委員 大変前向きな御答弁をありがとうございました。  結局は、この問題は、総理のリーダーシップというのが極めて大事だと思っておりまして、最後に総理から、この人口問題に関する確固たるお考えをお伺いして、質問を終わらせていただきます。
○尾身委員 ありがとうございました。
10月05日第165回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○尾身国務大臣 財務大臣に就任をさせていただきまして、我が国の最大の課題である財政再建に取り組むということになりました。責任の重さを痛感しながら、全力で頑張ってまいりたいと考えている次第でございます。  就任をして日本の財政状況を見ますと、国と地方の両方合わせた長期債務残高、つ...全文を見る
10月06日第165回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○尾身国務大臣 高齢化社会の中で、現役世代また高齢化世代が、ともに健康や老後に心配のないような暮らしをしていくためには負担の公平というのが非常に大事であるというふうに考えているところでございまして、現役世代と高齢者世代の税負担の公平を図る観点から、平成十六年度の税制改正におきまし...全文を見る
10月11日第165回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(尾身幸次君) 七月の北朝鮮のミサイル発射に関連をいたしましてこの九月の十九日に閣議了解をいたしまして、特定の資金移動の防止、十五団体一法人についてのこの大量破壊兵器あるいはミサイルに係る資金の移転の防止の措置をとらせていただきました。さらに、金融機関に対する本人確認義...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私自身の実感といたしましては財務省もかなり変わってきていると思っておりますが、今の舛添委員のアドバイスもしっかりと承りながら対応してまいります。
10月12日第165回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) この定率減税は、小渕政権のとき、平成十一年度でございますが、当時、国内消費が平成十年で見てマイナス〇・七%、それからまた経済全体もこの平成十年度でマイナス一・八%という極めて厳しい経済情勢、特に需要を喚起しなければならないという状況でございました。これに...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) あの当時の経済情勢を思い出していただきたいんでございますが、需要は非常に低くなり、むしろマイナスになり、あの緊急の経済情勢の下で臨時異例の措置を取らなければ経済が回復しないという考え方で実現をしたものでございまして、経済が順調に回復する状況になったのは、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 法人税について申し上げますと、経済の国際化の中で日本という国がどういうふうにこれから生きていくかということでございますが、外国の法人税と比べて日本の法人税が高いというような状況の中で、企業が国を選ぶ時代になった。そのときに、少なくとも外国とイコールフッテ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 小渕政権のときの定率減税の導入の際に税額控除を導入いたしましたが、上限二五%で切りました。したがいまして、そのときの減税は高額所得者に非常に少ない減税であり、低額所得者に高い減税であったということで、その定率減税をやめた結果として今のようなことになったの...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私の申し上げていることがちょっと理解していただけないようでございますが、定率減税を導入をいたしましたときに、減税の率はむしろ低額所得者に高い率の減税であり、高額所得者は二十五万円の頭打ちでございましたから、減税の率が低かった。それを戻したわけでございます...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 質問の意味がちょっと分かりませんが。
○国務大臣(尾身幸次君) 階層別の税率をどうするかということにつきましては、例えば応能負担の問題、あるいは応益負担の問題などなど総合的に考えて決めるものでございまして、その一部だけを取って論ずるのは必ずしも適当でないと考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) 税率をどう決めるかということは、所得の水準に応じた、また実態に応じた、どこが妥当かということでいろんなことを考えなければいけないわけでございまして、高額所得者を全部増税をして、低額所得者を全部減税にするというような一律の考え方では決められない問題である、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この給与所得控除について控除額をどうするかということにつきましては、その掛かる経費の実態等々を考えまして、かつ高額所得者には率としては高い税負担が掛かるということを考え、全体的にどうするかということを考えた上での税率を決めているわけでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほど申し上げましたように、定率減税の廃止は臨時異例の措置を廃止したわけでございまして、むしろ元の水準に戻したわけでございます。そういう中で、定率減税は税額の二〇%を丸々減税したわけでございますが、そのときに二十五万円を頭打ちにしたわけでございます。した...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今の貯蓄の残高の階層別がどうなったかということは、もちろん今の税制改正にも多少はかかわりがあると思いますけれども、全体の経済情勢あるいは生活情勢等々の総合的な結果としてそういうことになったんであると思っておりまして、かつて小渕政権の前の税率が当然累進税率...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 年金につきまして、平均の月額の受給額は、国家公務員共済年金の退職年金の一人当たり平均年金月額でございますが、平成十六年度末で十六万四千七百八十八円となっておりまして、厚生年金の平均年金の月額八万八千七百六十五円より約七万六千円高くなっております。ただし、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この原因はいろいろあろうと思いますが、結果として平均加入期間が国共済は三十二年、厚生年金二十一年ということになっております。
○国務大臣(尾身幸次君) これは年金の制度の内容の違いでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) 地域格差の是正、地域活性化というのは、再チャレンジその他と並んで安倍政権の最大の課題であると考えております。  で、私自身は、実は財務大臣就任前は公共事業依存型から科学技術駆動型の地域経済の活性化というテーマであちらこちらで講演をしたりなんかをしており...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 財政状況、今の例え話のとおりでございまして、年間のこの今の例で申しますと、日本の税収の九年分ぐらいの借金があると、こういうことでございます。  私どもも、今GDP、国民総生産の一五〇%の借金の残高を抱えているということでございまして、この借金の残高の水...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) いろいろお伺いをしておりますと、例えば陸海空ばらばらに買っているものを、同じものをばらばらに買っている、そういう現状を改めて一緒にまとめて買えば、売る方も大量でありますから一つ当たりのコストが安くなると、こういう点もあるようでございますし、それから、年度...全文を見る
10月24日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○尾身国務大臣 このたび、財務大臣を拝命いたしました尾身幸次でございます。  経済を活性化しつつ財政を再建するという困難な課題に、財務大臣として立ち向かうことになり、身の引き締まる思いであります。  本委員会における御審議の開始に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(尾身幸次君) このたび、財務大臣を拝命いたしました尾身幸次でございます。  経済を活性化しつつ財政を再建するという困難な課題に財務大臣として立ち向かうこととなり、身の引き締まる思いであります。  本委員会における御審議の開始に当たり、一言ごあいさつを申し上げますと...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○尾身国務大臣 竹本委員のおっしゃるように、日本の世界全体の経済の中での比率が下がってきていて、かつて一五、六%であったものが一一%程度になっているというのも事実でございます。その反面、中国を中心とする新興市場国が伸びてきたということもございますし、それからアメリカもかなり健闘を...全文を見る
○尾身国務大臣 私ども、日本の国債の中で五%程度が外国人に保有されている、そしてこれはほかの国と比べて率としては低い水準にあるというふうに理解をしております。そういう中で、日本経済のグローバリゼーションを進める中で、国債の保有につきましても、できるだけ広く、日本国民だけではなしに...全文を見る
○尾身国務大臣 成長なくして財政再建なしというスローガンのもとに、経済の活性化と財政の再建は両立をする、また両立をさせていかなければならないということで、これからの経済財政運営を進めていくというのが安倍政権の大きな方向であろうというふうに考えております。  基本方針二〇〇六にお...全文を見る
○尾身国務大臣 再チャレンジの問題につきましては、いわゆる敗者がそのまま固定することはない、チャレンジをする機会をあらゆる人々に与えるということで、安倍政権の大きな目玉であるというふうに考えております。  また、少子化対策につきましては、人口減少社会と言われておりますが、人口問...全文を見る
○尾身国務大臣 税制につきましては与党の税制調査会等の意見も十分に伺いながら考えていかなければならない問題があるというふうに考えております。  経済がグローバル化する中で、我が国経済の活性化を図るためには、イノベーション、国際競争力の強化ということが大変大事であるというふうに考...全文を見る
○尾身国務大臣 道路特定財源の扱いにつきましては、基本方針二〇〇六にもございますし、また、安倍総理の今国会における所信表明にもございました。厳しい財政事情のもと、現行水準は維持する、一般財源化を図ることを前提として、納税者の理解を得つつ、具体案を得る、こういう方針で進めていきたい...全文を見る
○尾身国務大臣 今お話しのとおり、今回の景気の回復は、いろいろな構造改革の取り組みを通じまして、不良債権の問題が正常化し、いわゆる三つの過剰と言われる、雇用、設備、債務の過剰が解消している。そういう中で経済が着実に強化されている、そのように考えている次第でございます。  企業部...全文を見る
○尾身国務大臣 財政状況がどうかということでございますが、先ほど申しましたように、国、地方合わせての債務残高が一五一%ということで、世界一であります。二番目がイタリーのGDP対比で一二〇%。ヨーロッパの諸国、アメリカなどは大体五〇%から七〇%の債務残高になっているわけでございまし...全文を見る
○尾身国務大臣 成長なくして財政再建なしという考え方でございますが、あえて申し上げますと、安倍政権においては、再チャレンジというテーマがあり、また、地域の活性化というテーマがあり、そういうテーマも考えつつ、これからの財政経済運営をしていくということであろうかと思います。  そこ...全文を見る
○尾身国務大臣 歳出削減を徹底して行わないままに国民の負担増を求めるということになれば、これは国民の理解を得ることは困難であるということでございまして、私どもは、この国民負担の最小化を第一の目標に歳出削減を徹底していきたいと考えている次第でございます。十九年度予算につきましては、...全文を見る
○尾身国務大臣 経済が活性化して、かなりよくなってきているという実情にございます。そして、それは改革の成果であると同時に、民間主体のエネルギーが経済の拡大につながりつつあるということであろうかと思っております。  安倍政権におきましても、経済の活性化という意味は、例えば企業の競...全文を見る
○尾身国務大臣 先日の私の所信の中で、「現在の諸情勢を勘案すれば、十九年度予算の歳出削減の状況、来年七月ごろに判明する十八年度決算の状況、医療制度改革を踏まえた社会保障給付の実績等を見る必要があり、これらを踏まえて、税制改革の本格的、具体的な議論を行うのは来年秋以降になる」と考え...全文を見る
○尾身国務大臣 基本方針の二〇〇六につきましては、経済財政運営の基本的考え方を示したものでございまして、税制改革について重点期間内を目途に結論を得るという一つの区切りではありますが、一定の幅を持って置かれた目標を示していると考えております。  この点につきましては本年末の与党の...全文を見る
○尾身国務大臣 先ほど申し上げましたように、この基本方針の二〇〇六は経済財政運営の基本的考え方を示したものでございまして、税制改正について重点期間内を目途に結論を得るという一つの区切りではございますが、一定の幅を持って置かれた目標を示したものであると考えております。
○尾身国務大臣 ですから、税制改革につきましての骨太の中では重点強化期間を目途に結論を得るという一つの区切りでありますけれども、一定の幅を持って置かれた目標を示している、この点につきましては本年末の与党の税制改正作業における議論を見ていく必要がありますが、現在の諸情勢を勘案いたし...全文を見る
○尾身国務大臣 非核三原則は堅持すべきであると思っておりますし、NPTから離脱というようなことは考えるべきではないと考えております。
○尾身国務大臣 所信表明演説におきまして、安倍内閣総理大臣が「特定財源については、現行の税率を維持しつつ、一般財源化を前提に見直しを行い、納税者の理解を得ながら、年内に具体案を取りまとめます。」こう答弁しているところでございまして、この線に沿って、今鋭意関係方面と相談をしていると...全文を見る
○尾身国務大臣 安倍内閣総理大臣の所信表明演説の内容につきましては、私も閣議で署名をしているわけでございます。したがいまして、この厳しい財政事情のもと、現行の税率水準を維持する、一般財源化を図ることを前提とし、納税者の理解を得つつ具体案を練る、こういう考え方で進んでまいります。
○尾身国務大臣 厳しい財政事情を考え、道路の必要性も考え、しかし、シーリングのもとで道路に対する支出が、いわゆる余っていてオーバーフローがあるという実態を踏まえ、関係者の理解を得つつ、一般財源化をし、税率を下げないという方向でやってまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 ことしの夏に決めた公共事業のシーリングの枠は財政厳しい折からきちっと守っていく、そういう考え方のもとにおいて道路の特定財源というものは余るということでございまして、シーリングをやめれば使い道はあるということは、もうもとより委員御存じのとおりでございますし、私もそう...全文を見る
○尾身国務大臣 現在、国のプライマリーバランスは十一兆の赤字、こういうことになっているわけでございまして、二〇一一年度までにこのプライマリーバランスをゼロにまでする、そして二〇一〇年代の前半にはGDP対比の債務残高を引き下げる方向に持っていくというのが現在の私ども安倍政権の考え方...全文を見る
○尾身国務大臣 公共事業を含め、一般歳出を含め、現在の厳しい財政状況のもとで、小泉政権のもとでは、マイナスシーリングも含めましてシーリングをかけて歳出削減を図り、また行政改革、財政改革を進めてきたところでございまして、来年度、十九年度につきましても、その線に沿ってしっかりとやって...全文を見る
○尾身国務大臣 私は別に消費税論者ということではございませんで、国家百年の大計を考えたら、必ずこの財政再建は実現をしなければならないというふうに確信をしております。そういう中で、経済の活性化、景気回復なければ財政再建なし、成長なければ財政再建なしという考え方のもとに、経済の活性化...全文を見る
○尾身国務大臣 古本委員の、私から見て、ある意味で国を憂うるお考えの御発言だというふうに思っておりまして、御激励と受けとめておりますが、国の財政再建は、これは与党、野党を問わず極めて大事な課題でございまして、これを必ず実現していかなければなりませんし、逃げず、逃げ込まずという言葉...全文を見る
○尾身国務大臣 防衛関係予算につきましても、先ほどの厳しい削減をしていくという考え方をこれは貫いていくわけでございますが、しかし、国家としての根幹の姿勢の問題として、今、省昇格の法案を出しているわけでございまして、そういう中で、国民全体の理解と支持を得ながらこれを実現していく。他...全文を見る
○尾身国務大臣 これは閣僚の規範がございまして、大規模な政治資金パーティーは自粛する、こういうことでございまして、大規模な資金パーティーは自粛をするつもりでおります。     〔竹本委員長代理退席、委員長着席〕
○尾身国務大臣 景気が全体として順調に回復しているというのが私どもの実感でございまして、収益改善あるいは設備投資の増加などが続いているというふうに考えております。  この企業部門の好調さが徐々に家計部門へも及びつつあるというふうに感じておりまして、特に直近、足元でございますが、...全文を見る
○尾身国務大臣 三百四万円の高齢者年金世帯の場合でございますが、税だけで見まして、平成十三年、二〇〇〇年前後の税がゼロでございましたのが、仮に言うと年金三百四万円でいいんですね、標準型といいますか。(佐々木(憲)委員「はい」と呼ぶ)三百四万円の方々については二万七千円になっており...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、佐々木委員は数字だけとおっしゃいましたが、私どもも感想を述べさせていただかないと国会の議論になりませんから申し上げさせていただきますが、所得が三百八十万円の場合、年金世帯の場合は、五年前は四千円の税負担でございましたが、これが十四万円になっております。他方...全文を見る
○尾身国務大臣 保険料負担が幾らふえたかという数字は先ほど厚生労働省の方がお答えしたとおりでございますが、年収三百七十九万円という標準世帯で、私どもは、年金あるいは医療保険、介護保険等のサステーナビリティー、持続可能性ということをどうしても考えていかなければならないと思っておりま...全文を見る
○尾身国務大臣 今、佐々木委員のおっしゃいましたように、日本の財政を維持していかなければなりません。そして、もしこれができなければ、後世代に負担を、ツケを回さざるを得ないという状況の中にあるということは御理解をいただきたいと思います。  そして、同時に、この今の金融機関の所得で...全文を見る
10月31日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) 沓掛議員の大変にこの今までの日本の、特にここ十年ばかりのバブル崩壊の時期からの政策及び経済の実態について極めて的確な御意見を賜りまして、大変高く評価しているところでございます。  平成九年の秋に、私が、桜の咲くころは日本景気は良くなるということを経済企...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今、沓掛委員おっしゃるとおり、全体としては景気は緩やかに回復しているというのが統計資料等から見て実態であると思いますけれども、しかし地域経済については今お話しのとおり、失業率あるいは有効求人倍率等に見られるとおり、かなりばらつきがあるというのも事実でござ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほど申し上げましたように、財政の状況、非常に厳しいわけでございまして、債務残高がGDP対比で国、地方合わせて一五〇%を超えるというような状況でございます。しかし、他方、国民負担率が三八%で、これはまた世界一低いという状況になっているわけでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 道路特定財源については、もう委員よく御承知でございますし、私どもの考えもよく御理解をいただいていると思いますが、ただいま賜りました御意見、大変貴重な御意見であり、よくそういう御意見を踏まえて対応してまいりたいと考えている次第でございます。  なお、今日...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先日も安倍総理は、靖国神社の参拝につきまして、国のために戦って尊い命を犠牲にした方々に対して手を合わせ、御冥福をお祈りし、尊崇の念を表する気持ちは持ち続けていきたいと思っている旨発言をしておられるところでございまして、この点につきまして私としても十分に理...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この点につきましては、安倍総理が先日国会、予算委員会で答弁をしたとおりの考えでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) 言葉の表現の仕方が適切かどうかは別といたしまして、この景気の今全体としては好調な状況を持続するという意味であるというふうに考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) デフレの定義は内閣府でやっておりまして、物価が持続的に下落する状況ということだそうでございまして、大田経済財政政策担当大臣も、デフレ脱却と言うためには再びデフレ状況に後戻りする見込みがないということを確認する必要があるという立場であるというふうに聞いてお...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これは私は実は、国民が、国民というか、が国及び地方公共団体に出す税金プラス医療保険とか年金とか雇用保険のためのいわゆる掛金、そういうものを合わせた、社会保障負担と税負担を両方合わせて出した額の所得に対する比率というふうに理解をしております。  日本の場...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 見ますと、五〇から六〇%ぐらいの水準に上がっておりまして、そういう意味での国民の負担率の国際比較というのは非常に意味があるというふうに考えておりまして、この数字を使っているわけであります。
○国務大臣(尾身幸次君) 国民負担率を国際的に比較しますときに、それの前提となっている制度のバランスということを考えなければならないと考えております。  日本は三八%、アメリカは三二%というのが国際的に表示された国民負担率でございますが、アメリカの負担を詳細に見ますと、先ほど委...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今のような峰崎委員の御質問、御議論を私は大変高く評価しております。こういう議論を国会ですべきだというふうに考えております。国民負担率を公的負担率という表現に直しても、考えている中身は同じでございますから、私は表現の仕方の違いであるというふうにまず考えてお...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この国からの国民へのサービスということの数字もございまして、負担率という表現はちょっと適当ではないと思いますが、潜在的負担率というふうに私ども呼んでおります。  つまり、国民が保険の掛金とか税金とかでパブリックセクターに納めている率が、日本で三八%、イ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これは議論でございますから、やや詳しく私の方も説明させていただかないと議論になりませんので、それはお許しいただきたいと思います。  日本は、四四%のいわゆるサービスをしていて、他方三八%の負担であり、差引き六%分が赤字になっていると、こういうことでござ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私は、実は経済成長を優先させるとは申し上げておりません。経済成長と財政再建を両立させるという考え方でやっていきたい。したがって、経済活性化は大変大事でございますし、企業の税制等につきましても、国際的なイコールフッティングの税制をしっかりと実現をしていくこ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 成長なくして財政再建なしという表現も総理が使われているわけでございますが、私どもは、経済成長あるいは経済の活性化と財政の再建は両方とも大変我が国の将来にとって大事な課題であり、これを両立させることができると考えて今後対策を進めてまいりたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほどの、安倍総理大臣の所信表明の中で、この点につきましては、一般財源化を図ることを前提として、税率は現行の水準を維持し、納税者の理解を得つつ、今年末までに具体案を得ると、こういうふうにしているわけでありまして、私ども、その方針に沿いまして鋭意関係方面と...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私どもとしては、関係省と協議をしながら今詰めているところでございます。財政審におかれましても、委員の方々がこれについて、この基本的方向についていろいろ御議論をいただいていると、こういうことでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) この一般財源化の目的については、特定財源全般につきまして、これ全般でございますが、受益者や原因者に直接負担を求めることに合理性がある、負担につき国民の理解が得られやすいというような意義がある、一方におきまして、財政が硬直化するおそれがある、歳入超過の場合...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 一般的に申しまして、ある物品がぜいたく品かあるいは生活必需品かということについてはそれぞれの人の価値観によりまして変わってくるんじゃないかと、またそれを定義付けることはそういう意味で困難なのではないかというふうに考えております。自動車につきましても、これ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これはまた、それぞれ地域によっても異なりますし、それからそれぞれの人の価値観によってもこの問題は異なるのではないかなというふうに考えておりまして、したがって一概にいずれかに決め付けるわけにもまいらないのかなと思っております。
○国務大臣(尾身幸次君) 自動車に係る課税につきましては、それぞれ燃料の消費やあるいは自動車の保有等に着目して、また道路整備の要請に応じるという観点から負担を求めているものと理解をしておりまして、例えば国税で申し上げますと、揮発油税につきましては揮発油の消費に負担を求めるため、石...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 一般財源化につきましては、これは特定財源全般につきまして、受益者やあるいは原因者に直接負担を求めることの合理性がある、負担について国民の理解が得られやすいというような意義がある一方、財政が硬直化するおそれがある、あるいは歳入超過の場合に資源が浪費されたり...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) これは、自動車保有あるいはそれを使っていること等に伴いまして、道路整備のまた要請もあるということから、自動車を保有し、これを利用している方々に対して、その担税力に着目をして負担をお願いしていると、こういうことでございます。  十九年度以降につきましては...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 十九年度につきましては、ざっと計算しまして五千億円以上の余剰が見込まれるわけでございまして、そういう中でこれについての見直し検討が行われておりまして、厳しい財政事情の下で、環境面への影響も配慮し、現行の税率水準は維持する、一般財源化を図ることを前提として...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 道路整備につきましても、真に必要な道路は計画的に整備を進める、そしてその際、財源にかかわらず厳格な事業評価や徹底したコスト削減を行って重点化、効率化を図ると、こういうことでございまして、来年度予算のシーリング、今年の夏に決めましたシーリングを踏まえながら...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 財政事情が非常に危機的な状況にあり、道路の整備の水準も徐々に向上してきている。そういうことを考えますと、重点的かつ効率的な道路整備を行っていく必要がありまして、毎年度の道路予算につきましては、公共事業に係るシーリングの中で引き続き抑制していくという考え方...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 我が国の財政が非常に危機的な状況にあるということをまず御理解をいただきたいと思います。それから、道路の整備水準もかなり向上してきている。そういう中で、重点的、効率的な道路整備を行っていく必要がございまして、その進め方というものは、この全体の財政厳しい状況...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この特定財源制度に係る税の収入額につきましては、一般財源化を図ることを前提とし、十九年度以降の歳出歳入の在り方に関する検討と併せて、納税者の理解を得つつ、具体的な改正の案を作成すると、こういうことになっているわけでございまして、同時に、現行の税率水準は、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私の読んでおりますのも同じ法律でございまして、次の方針により見直しを行うという中の第二項に、特定財源制度に係る税については、厳しい財政状況にかんがみ、及び環境への影響に配慮し、平成十七年十二月における税率の水準を維持するものとすると。三の方に、特定財源制...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) いや、私は、この一、二、三を基本として見直しを行うと、こういうふうにどう読んでも読めるのではないかと思っております。  だから、したがって、一は、その道路の整備は、これに対する需要を踏まえ、その必要性を見極めつつ、計画的に進めるものとする。この場合にお...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 納税者の理解を得られるように努力してまいります。
○国務大臣(尾身幸次君) この法律は、衆議院、参議院を通った法律でございまして、我々はこの法律を守る以外に選択の道はないと考えております。ですから、この法律のとおりにこれをやっていきたい、そういう中で納税者の理解を得ていかなければならないと考えております。  これで、この法律の...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この点については、この法律は国会を通ったものでございまして、その国会を通った法律の考え方で、私どももちろん政府提案でございますが、その国会を通った考え方のとおりにやるということ以外に選択はありません。  もちろん、この法律の中に納税者の理解を得つつ、具...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この三つの基本方針をここに書かれたとおり実現すべく全力を尽くしているということでございます。それ以外では全くありません。これは国会で決まった法律でありますから、私としては、しかも政府の方針とも合っているわけでございますから、この方針のとおり実行する、実施...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) ちょっと見落としてもらっては困るんですが、第三項に納税者の理解を得つつと書いてありますから、これも含めてこの法律のとおりにやるということを申し上げております。
○国務大臣(尾身幸次君) 十分という言葉はここに入っておりませんから十分かどうかは分かりませんが、この法律の内容のとおり基本方針の三つを、この法律は、この三つができるという前提で次の基本方針により見直しを行えということを行政府に要請しているものであるというふうに考えておりまして、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 議論のための議論は私もやりたくないと思っておりますが、一億二千万の人口を代表する議会においてこの文章が決まって、つまりこれは、この基本方針は実現できるという前提で法律が決まって、多数決の結果、これが通っているわけでございますから、私としては、「納税者の理...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この三項の「納税者の理解を得つつ、」ということについても、もちろん全体の中で私自身は極めて重く受け止めております。  したがいまして、一般財源化を図り、税率水準を維持するという前提の下において納税者の理解を得ることができるはずであるというのがこの法律の...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今の特定財源制度は、自動車関係諸税と一言で言われるようないろんな税を含めた制度でございまして、現在の税体系についてはそれ相応の理由があってこういう、まあ言えば複雑なことになっているというふうに考えております。  私どもといたしましては、今委員がおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 小泉政権の下におきましても、十六年度三十七兆、十七年度三十四兆、十八年度三十兆と国債発行額を減額してきたわけでございますが、更に、これについて三十兆、十八年度よりも減額をしていきたいという考え方で、極めて厳しい歳出削減をしていかなければならないというふう...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この十九年度予算については、先ほど申しましたような厳しい歳出削減を実行していきますが、十八年度の決算の状況が来年の夏くらいには明らかになる、それから、十九年度にどのくらいの歳出削減ができるかということも明らかになる、そして同時に、医療制度改革に伴います実...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 金融政策につきましては日銀の所管でございますが、インフレの懸念が見られないような現在の状況の下におきましては、景気回復を持続的なものにするために経済を金融面から引き続きしっかりと支えていただくことが重要であるというふうに考えております。  ただ、この金...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 具体的な金融政策の内容について申し上げるのは適当でないと考えておりますが、この今の持続的な景気回復を維持するということのために金融面から経済を支えていただきたいという私どもの考え方は今までどおりであります。
○国務大臣(尾身幸次君) 経済の現状に対する認識あるいは金融政策等につきましては、一般論としては随時連絡、協調を図っていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) 成長なくして財政再建なしと申し上げておりますけれども、経済の活性化を図っていくことは極めて大事である、同時に現在の厳しい財政状況にも十分留意しなければならないと考えておりまして、私は経済の活性化と財政再建を両立させていきたいというふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 活性化した経済の果実をどうするかということにつきましても、もちろんいろんな考え方があろうかと思いますが、公平な分配と言って一言で言えばそれで済むのかもしれませんが、その辺りについても十分考えながらやっていかなければならないと考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) 円の国際化は、日本経済全体として為替相場の影響を受けにくくなるというメリットもありますし、またアジア地域の経済の一層の安定という観点からも好ましいと考えております。  円の国際化が進んでいくためには、円が強いか弱いかというよりも、むしろ円の価値が安定す...全文を見る
11月02日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(尾身幸次君) 安倍総理が十月二日の衆議院の本会議におきまして、日銀に対して、「引き続き金融面から確実に経済を支えていただくことを期待しております。」と発言をされておりますが、私もそのとおりに考えております。  日銀は、先般公表されました展望レポートにおきまして、「極...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 展望レポートにおきまして先ほど申し上げましたような考え方を示されておりますが、私どもは先ほどのとおり、引き続き金融面から確実に経済を支えていただくことを期待しているという一般的、総論的な意見を申し述べておりまして、個別具体的な政策については政府の方からあ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 利上げを急ぐべきであるとか利上げをどうすべきであるとか、あるいは今のままの金利を維持すべきであるというような個別具体的なことを申し上げているわけではございませんし、また、その種のことを私どもが日銀に対して具体的な政策の内容として要望することは適切じゃない...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 個別に利上げをどういうタイミングでするとか、あるいは利下げをするとかいうようなことについて政府が申し上げ、あるいは要望をするのは適当でないというのが我々の考え方であります。
○国務大臣(尾身幸次君) 金融政策につきましては日銀の所管であり、具体的な金融政策の運営は日銀にゆだねられているところであります。しかし、日銀法は、経済政策の一環である金融政策につきまして、政府の経済政策の基本方針と整合的なものとなるよう、政府との十分な意思疎通を求めているところ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 金融政策については日銀の所管でございまして、具体的にはこの金融政策の運営は日銀にゆだねられているところでございますが、政府と日銀の意思疎通という意味におきまして、経済財政諮問会議はこの意思疎通を行う一つの場であるというふうに考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) 経済財政諮問会議におきましては、経済財政全般についての意見交換をし、情報交換をし、方向性を出していく場でございまして、そういう場に日銀総裁が出席されていろんな御意見を述べられているわけでございますから、この経済財政諮問会議は、先ほど言いました日銀法に基づ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 広い意味での経済財政政策の中で、当然金融問題全般についても意見を交換し、情報を交換するということは当然のことであると考えております。
○国務大臣(尾身幸次君) 今申し上げましたような考え方の下に、先日公表されました展望レポートにつきましても、この経済財政諮問会議で日銀総裁からお話を伺うと、こういうことにさしていただき、そういう中での意見交換を通じて、先ほどのこの日銀法に基づきます経済政策の一環である金融政策につ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 政府といたしましては、日本銀行に対しまして引き続き金融面から確実に経済を支えていただくことを期待をしているということでございますが、同時に、金融政策につきましては日銀の所管でございまして、具体的な政策の運営は日銀にゆだねられているということでございますが...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○尾身国務大臣 ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定を実施するため、関税制度について所要の改正を行うこととし、本法律案を提出した...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(尾身幸次君) 北橋議員にお答えをいたします。  多重債務問題に対するこれまでの施策についてお尋ねがありました。  政府は、多重債務問題の解決が重大な課題となっているとの認識のもと、これまでも、貸金業法等関係法令が改正されるとともに、金融庁において、現行法令に基づい...全文を見る
11月08日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○尾身国務大臣 ただいま越智委員がおっしゃいましたように、安倍内閣では、イノベーションと並んで、グローバリゼーションの中に日本経済社会を置いて、このグローバル化の中で経済の活性化、国づくりをしていこうという考え方でございます。これはまさにこれからの我が国のあり方、基本的なあり方の...全文を見る
○尾身国務大臣 このEPAの考え方は、いわゆる国内産業を保護していく、そして逆に日本の産品を相手方に売るというようなことだけではございませんで、もとより国内産業の保護強化といいますか発展は大事なのでありますけれども、それを相互に乗り入れながら、向こうの国もグローバル化する、日本も...全文を見る
○尾身国務大臣 従来の常識でございますと、農産物の保護を図りながら工業製品の輸出を進めていく、ギブ・アンド・テークで、どちらがどう得をしたかというような考え方が古典的な交渉の中ではあったかと思っておりますけれども、昨今、農業も国際化をし、国際的な競争の中で、むしろ輸出を伸ばしてい...全文を見る
○尾身国務大臣 これは、基本的にはやはりウイン・ウインという関係をベースにして、お互いに我慢すべきところもあると思うのでございますが、全体の大きな枠組みを進めるという考え方のもとにやっていくべきだと考えております。
○尾身国務大臣 チェンマイ・イニシアチブにつきましては、一九九〇年代後半のアジアの通貨金融危機のような事態が起こったときに、これにどう対応するか、あるいはそれを予防するという観点から、ASEANプラス三カ国の中で流動性の困難に直面した国に短期的な外貨資金の融通を行う枠組みとしてつ...全文を見る
○尾身国務大臣 いわゆる東アジアEPA構想と言われておりますけれども、私は、インド、オーストラリア、ニュージーランドが入っている中で、むしろアジア全体の、アジアEPAというふうに呼ぶべきものであるというふうに考えております。それにアメリカも加えましたAPEC、アジア太平洋地域の経...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、今、アジアEPAというふうに申し上げているわけでございますが、このアジアEPAの構想を進めながら、また同時に、アジア・パシフィック地域を含めたものとして、大きな将来の方向としてはその方向に行くこともいいのではないか、むしろ積極的にこういうことに対応すべきでは...全文を見る
○尾身国務大臣 いわゆるバイラテラルな国際的な連携と、多国間のWTOのようないわゆる多角的貿易体制というものの関係でございますが、私自身は、日本のグローバリゼーションの中で、あるいは世界のグローバリゼーションといいますか関係の進展の中で、多国間、二国間ともに、いわば車の両輪として...全文を見る
○尾身国務大臣 昨日、新しい政府税制調査会が発足をいたしました。安倍内閣総理大臣から、今お話しのような諮問がなされたわけでございまして、先ほどのお話の中にございませんが、各税目が果たすべき役割を見据えた税体系全体のあり方について検討を行ってほしい、そしてまた、社会保障や少子化など...全文を見る
○尾身国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、現在の諸情勢を勘案すれば、二〇〇七年度の予算の歳出削減の状況あるいは来年の七月ごろに判明をいたします二〇〇六年度の決算の状況、医療制度改革を踏まえました社会保障給付の実績等を見る必要があり、これらを踏まえて税制改革の本格的、具体的な議論...全文を見る
○尾身国務大臣 政府税制調査会に対します安倍総理の諮問でございますが、税制については、我が国の二十一世紀における社会経済構造の変化に対応して、各税目が果たすべき役割を見据えた税体系全体のあり方について検討を行い、中長期的な観点から総合的な税制改革を推進していくことが求められている...全文を見る
○尾身国務大臣 EPA等の二国間あるいは地域間経済連携の強化は、WTOを中心とする多角的貿易体制を補完し、貿易自由化や経済活性化を迅速に推進するというような観点から、WTOと車の両輪をなすものとして、これを積極的に進めてまいりたいと考えている次第でございます。  当面は、二〇〇...全文を見る
○尾身国務大臣 この制度が全部一緒の制度に、同じ制度になっているわけではありませんから、そういう意味で制約があることは確かでございます。  しかしながら、我が国法人税の実効税率あるいはほかの国の法人税の実効税率につきましては、例えば、我が国の法人税の実効税率は、東京都の場合は四...全文を見る
○尾身国務大臣 今のおっしゃった例でいいますと、夫婦合計で二百八十万円の収入の方々の住民均等割が年間で千三百円であります。しかしながら、同じ二百八十万円の所得を取っている働き手、例えばサラリーマンの税金は十一万円でありまして、約八十倍の税金を同じ所得の働き手は払っているという実情...全文を見る
○尾身国務大臣 私は、千三百円の税金を払っているということは認めております。その上で、同じ収入を得ている現役世代はその八十倍の税負担をしているということを申し上げているわけであります。
11月10日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○尾身国務大臣 安倍政権にかわりましてから、政府税制調査会の委員もいわば一新されたわけでございまして、これは、新しい内閣のもとで、今後、経済、財政一体となって活力ある日本をつくっていく、こういう考え方のもとに、予断を許さず、また新鮮な顔ぶれにしたいという安倍総理の御意向もございま...全文を見る
○尾身国務大臣 経済の成長と財政の再建は両立する、またさせるべきであるというのが私どもの考え方でございます。  そういう中で、経済のグローバリゼーションに伴いまして、企業が国を選ぶ時代になった、つまり、日本の企業、外国の企業を問わず、世界の中でどこに生産拠点を置くか、どこに事業...全文を見る
○尾身国務大臣 ただいま、一時間にわたりましてお二方のやりとりを聞かせていただきまして、私に与えられた、私の意見の表明、三十秒とかいうことでございまして、このお二人の御議論を聞きながら、いずれかの機会にしっかりと私の考えを述べさせていただきたいと思います。
○尾身国務大臣 私どもが考えている、ある意味での経済政策の根幹にかかわる問題でございまして、最後に私が、ここで一時間にわたる討論の中身について、政府の代表として一分か二分で答えるのは適当でないテーマであると私は考えております。質問の予告もございませんでした。したがいまして、いずれ...全文を見る
○尾身国務大臣 今後とも、政府としては、日銀とよく連絡をとって、しっかりとやってまいりたいと思います。
○尾身国務大臣 生活保護の区域の問題でありますが、一級地、二級地というのが主として都市部、三級地が農村部といいますか田舎の方だというふうに理解をしておりますが、一級地、二級地の合計が大体三分の二、三級地が人口で三分の一だということでございまして、一級地、二級地につきましては今まで...全文を見る
○尾身国務大臣 この点については厚生労働省の方から詳細はお答えいただきたいと思いますが、総理が申し上げたのは、多分、一級地、二級地、三分の二のところについて申し上げたわけでありまして、三分の一の三級地につきましては先ほど言われたとおりでございます。私は、そういう意味において、三分...全文を見る
○尾身国務大臣 私の答弁は、先ほどから申し上げておりますように、一級地、二級地については変わっていません、三級地については変わっていますということを申し上げておりますので、詳細については、厚生労働省の方の担当の人に具体的に細かい数字は聞いていただきたいと思います。
○尾身国務大臣 この答弁について感想を述べよということでありますが、答弁も質問も、一級地、二級地、三級地という単語は全然出てこなかったのはちょっとおかしいのではないかというふうに思っております。
○尾身国務大臣 先日申し上げましたのは、おっしゃるとおり、給与世帯については夫が三百七十九万円で妻の収入がゼロという想定で申し上げました。  今の御指摘の、夫三百万円、妻七十九・二万円という想定で申し上げますと、年金世帯の場合には税負担の合計が十四万一千円になっております。給与...全文を見る
○尾身国務大臣 今おっしゃった数字は、そのとおりでございます。  ただ、どちらの負担が重いかということは、税と保険料等の負担を合計したものでございまして、単身世帯の場合におきましても、保険料の方は、年金世帯二十一万七千円に比べて、単身世帯の方は三十八万五千円と、ほぼ二倍近い保険...全文を見る
11月15日第165回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(尾身幸次君) 特別会計の情報開示やあるいは財政状況の透明性の向上は私どもとしても重要であると考えておりまして、これまでも、財務省といたしまして、全特別会計について企業会計の考え方を活用した財務書類を十一年度決算分から作成し、公表しているところでございます。  また、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 特別会計の中には多額かつ継続的な繰越額やあるいは不用額が発生しているものがあり、これらの中には不要不急の事業が含まれており、歳出の合理化を図るべきではないかとの指摘があることは承知しているところでございます。  財務省といたしましては、各特別会計の事業...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 厳しい財政状況にかんがみまして、特別会計の剰余金につきましては、各会計においてその使途及び水準を改めて精査し、必要な水準を超える剰余金につきましては一般会計への繰入れを行うなど、可能な限り財政健全化に活用することが重要であると考えております。  また、...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 特別会計の積立金等につきましては、まず、その資金残高の水準の当否につきまして各特別会計を所管する省庁に十分な説明責任を果たさせていくことが必要であると考えております。  また、行政改革推進法に示された剰余金や積立金の縮減による財政健全化への貢献といった...全文を見る
11月24日第165回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(尾身幸次君) 平成十七年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成十七年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので...全文を見る
11月24日第165回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(尾身幸次君) 平成十七年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書、国の債権の現在額総報告並びに物品増減及び現在額総報告につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十七年度の一般会計の決算につきまし...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 山本保議員にお答えいたします。  十七年度決算を十九年度予算編成にどのように活用していくかというお尋ねがございました。  御指摘のように、これまで歳出改革努力を続けてきた結果、これが十七年度決算において一般歳出や国債発行額の抑制につながっているものと...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 又市征治議員にお答えいたします。  特別会計からの余剰資金の活用額についてのお尋ねがありました。  行革推進法において、すべての特別会計の事務事業について精査の上で、剰余金の縮減等により、十八年度から五年間で合計約二十兆円程度の財政健全化への寄与を目...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(尾身幸次君) ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定を実施するため、関税制度について所要の改正を行うこととし、本法律案...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(尾身幸次君) 十八年度の補正予算につきましては、先般、総理からの御指示を踏まえまして、国民の安全、安心の観点から災害対策等の必要な経費に限定して対応することとして、できるだけ公債減額を行うとともに、平成十七年度決算剰余金九千九億円の全額を国債整理基金特別会計に繰り入れ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先般のG20の会合はオーストラリアのメルボルンで開かれまして、私は財務大臣就任以後、初めてのいわゆる国際会議でございました。そこでは新興市場諸国を始めといたしまして世界経済の順調な拡大が見込まれる中に、北朝鮮問題等の安全保障上の問題、世界の経済、貿易の拡...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先般のAPECの首脳会合におきまして長期展望としてのアジア太平洋自由貿易圏という構想も含めまして、地域経済の統合をいかにして促進できるか、そういう問題について今後更なる研究を実施して、二〇〇七年秋にオーストラリアで開催をされる予定のAPECの首脳会合に報...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 現在、利用者の利便性が高い次世代シングルウインドーの構築を行うなど、通関手続を含めた輸出入・港湾手続の電子化、標準化に積極的に取り組んでいるところでございます。また、我が国の国際競争力を強化するという観点から、空港とか港湾の二十四時間体制の確立など、空港...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 豚肉の差額関税制度は、輸入品の価格が低いときには基準輸入価格に満たない部分を関税として徴収し、国内養豚農家を保護する、一方、価格が高いときは従価税を適用することにより関税負担を軽減し、消費者の利益を図るという仕組みになっているわけでございまして、需要家と...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 現在、我が国におきましては、農産物の国内生産の維持拡大のために関税等の国境措置を設けるとともに、現に国内生産者への助成措置が行われているわけでございます。仮に、単純に更に関税等の国境措置を引き下げ、国内生産を維持するため何らかの助成措置で代替する場合には...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 直接支払制度の是非につきまして、一般論として申し上げますと、この制度は、助成対象あるいは助成水準によりましては財政コストが膨大なものとなるために、厳しい財政事情の下において、単なるばらまきではなく、真に政策支援が必要な担い手に対象を絞り込むことが必要であ...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今後のアジア戦略の構築に当たりましては、アジア諸国の成長や活力を日本に取り込むことで日本経済の成長につなげていくという考え方が一つございます。それからまた、日本としてもアジア諸国の経済発展に貢献していくという視点も重要であると考えておりまして、アジア地域...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 今も申し上げましたように、アジアと日本がともに繁栄するという基本的な理念の下にこれを進めていきたいと、こういうことでございます。
○国務大臣(尾身幸次君) このEPAの交渉は総理が所掌いたします経済連携促進関係閣僚会議の下で関係省庁が密接に協議、連絡をしながら政府一体で取り組んでいるところでございます。このような取組によりまして既に四か国との協定が発効、署名済み、三か国と大筋合意に至っております。この中にお...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) この連携協定は、アジアの活力を日本に取り込むということと、また、日本のいろんな意味でのエネルギーをアジア各国の繁栄のためにもプラスに働かせるというウイン・ウインの関係であるというふうに考えておりまして、私どもこれを前向きに進めていきたいと考えているわけで...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 昨今、農業の近代化といいますか競争力の強化についての考え方が農林水産省を中心にやや変わってきて、今までの守り一辺倒の姿勢から攻めの姿勢に変わってきているように私は感じております。生産性の向上やあるいは農産物の輸出の促進というようなことを大きな旗印に掲げて...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 私は、先ほど申し上げましたように、農業の構造改革をして日本の農業が世界に通用するような農業を目指していく、その志を高く評価しながら我々としてもこれをサポートしてまいりたいと考えております。
12月01日第165回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(尾身幸次君) 魚住議員の御質問にお答えいたします。  公的金融機関のセーフティーネットの在り方と担保・保証主義からの脱却についてお尋ねがありました。  政府系金融機関においては、経営改善貸付けや新創業融資制度など、個人保証や担保の不要な融資の活用を進めております。...全文を見る
12月04日第165回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(尾身幸次君) 現在、我が国の国、地方を合わせた法人実効税率は大体四一%でございまして、アメリカ、ドイツと並んで国際的に高い水準にあることは事実でございます。ちなみにほかの国の例で申しますと、フランスが三三%、イギリスが三〇%、中国三三%、韓国二八%というような水準にな...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 政府税制調査会会長の本間会長は、この政府税制調査会の会長として、今の日本の企業の法人税率、実効税率が世界的に見て高い水準にある、したがって、この企業が国を選ぶ時代に国際的なイコールフッティングを実現するという意味からの発言をされたんだと思います。  た...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 財政当局といたしまして、検査報告における指摘事項につきましては、従来からできる限り予算編成等に反映するべく努力をしてきたところでございます。例えば十八年度の予算におきましては、公益法人等の基金等の廃止、縮減により千百九十五億円の国庫返納を実現するなど、適...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 先ほど来お話がありますように、資源を大きく海外に依存する我が国といたしましては、資源エネルギーの安定確保のために、この経済協力を活用していくということは極めて大事だというふうに思っております。JBIC、国際協力銀行につきましては、この国際金融業務は、その...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 経済がグローバル化をしておりまして、この競争というのは国内だけではなしに国際的な競争というのが非常に大事であります。そういう中で、イノベーションを進め、国際競争力を強化する、成長なくして財政再建なしというのは安倍内閣の大きな柱でございます。そういう意味に...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 十八年度が支出が八十兆円でございました。そして、税収が四十六兆円、税外収入が四兆円でございまして、合計五十兆円の収入。したがって、差引き三十兆円の国債発行であるということでございまして、総理から、来年度、十九年度の予算については厳しい縮減努力をして、この...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 予算の執行につきましては執行官庁の責任において行われることになっておりますが、御指摘のとおり、IT関係の予算と個別の事業の予算につきましては、各執行官庁が執行実績を把握することは適切な予算執行に関する評価やあるいは予算要求を行っていく上に必要なことだと考...全文を見る
○国務大臣(尾身幸次君) 障害のある方が地域で自立した生活を送れるように支援していくことは重要であると認識しております。急速に障害福祉サービスが増大する中で、将来にわたり適切な支援を行い続けていくためには、制度の持続可能性というものを確保することがどうしても必要であります。  ...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○尾身国務大臣 十七年度の決算検査報告における指摘事項は、ただいまお話しのとおり、四百七十三件、四百五十二億円となっておりまして、多くの無駄遣いが指摘されておりまして、まことに遺憾なことであると考えております。特に、厚生労働省のすべての都道府県労働局で不正経理が行われていることな...全文を見る
○尾身国務大臣 当時の科学技術庁の官房総務課長として中川一郎大臣にお仕えをいたしましたときの政務の秘書官が鈴木議員でございまして、大変お世話になりました。ありがとうございました。  財政は非常に厳しい折でございまして、国、地方合わせた債務残高がGDPの一五〇%ということでありま...全文を見る
○尾身国務大臣 このあたりの問題については、私は、正直なところを申し上げまして、建設費とかあるいは価格とかいうことについてお話を伺ったことはございません、新聞記事では見ておりますが。そういうわけで、その水準が妥当かどうかということについては、議院運営委員会で国会のあり方として正式...全文を見る
○尾身国務大臣 実を言うと、私は、質問の予告もございませんでしたし、この問題について調べたこともございません。したがいまして、これについてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○尾身国務大臣 これは、先ほど申しましたように、議院運営委員会でいろいろなことを考え、また、私どもの事務方とも相談をした上で決定しているものであるというふうに考えておりますし、今、私自身のことも含めて、実はどういう給料になっているか、いわゆる歳費になっているかということも、二千万...全文を見る
○尾身国務大臣 重ねて申し上げますが、この問題は、議院運営委員会でいろいろと御検討いただいておりますし、私どもの方も私どもなりに検討していると思いますが、質問の予告もございませんでしたので、これについてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○尾身国務大臣 財政、大変厳しい中でございますが、安心、安全というのは大変大事なファクターであるというふうに考えておりまして、その点については配慮をしてまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 在勤手当は、在外職員が在外公館において勤務するのに必要な衣食住等の経費に充当するために支給されるものであり、その額は、在外職員がその体面を維持し、かつ、その職務と責任に応じて能率を十分に発揮することができるよう在外公館の所在地における物価、為替相場及び生活水準を勘...全文を見る
○尾身国務大臣 二〇〇六年度の一般会計の規模、八十兆でございますが、概算をいたしまして、歳入は、法人税プラス税外収入で五十兆、国債発行が三十兆、こういうことになっているわけでございます。  現在、国、地方を合わせました我が国の長期債務残高七百七十五兆円は、GDP対比で一五〇%を...全文を見る
○尾身国務大臣 ただいま申し上げましたように、二〇一一年、現在二〇〇六年でございますから、この五年以内ということでございますが、プライマリーバランスを黒字化する、そして、二〇一〇年代の半ばまでに対GDP比の債務残高を引き下げていくということでございまして、私どもは、現在の厳しい財...全文を見る
○尾身国務大臣 財務省では、毎年、将来における国債の償還財源見通し等を展望するために、国債整理基金の資金繰り状況についての仮定計算を公表しているところでございます。  これによりますと、十八年度予算の利払い費は九兆円となっているわけでございますが、十年後の平成二十八年度におきま...全文を見る
○尾身国務大臣 政府が金利負担のない政府紙幣を発行して財源とすることは、無利子、無期限の国債を中央銀行に引き受けさせて財源を調達することと経済的には同じでありまして、通貨の安定を損ない、いわゆるハイパーインフレーションをもたらすようなことになるんだろうというふうに考えております。...全文を見る
○尾身国務大臣 だれでもお金を借りるときには金利を払うのが当然でありまして、政府といえども、金利をなしに借金をすることはできないと思っております。
○尾身国務大臣 ただいま議題となりました平成十七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外一件及び平成十七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十七...全文を見る
○尾身国務大臣 先ほど、平成十七年度一般会計予備費予算額三千億円のうち、平成十七年四月十九日から同年十二月十三日までの間において使用を決定しました金額は、九千九百六十億円余と申し上げましたが、正しくは九百九十六億円余の誤りでございまして、訂正をさせていただきます。  次に、平成...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○国務大臣(尾身幸次君) 来年度の税制改正につきましては、現在、与党税制調査会でいろいろと御議論をいただいているところでございます。  政府税制調査会の結論は既に出ているわけでございますが、私どもといたしましては、成長なくして財政再建なしという理念の下で、企業活動を活性化させて...全文を見る