貝沼次郎

かいぬまじろう



当選回数回

貝沼次郎の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第101回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○貝沼委員 総理は行政改革ということに対して大変御熱心に断行されるという決意を私は伺っております。行政改革は断行しなければならないということは私の賛成するところでもございます。これはぜひやっていただかなければならない、国民もこのことに期待をしておると思います。しかし、その内容が果...全文を見る
○貝沼委員 先般、五十七年度の決算に伴いまして会計検査院の報告が出されておりまして、その中に五十三年度から五十七年度までの五年間にわたる検査院の結果の報告がなされておりました。そして、これを見てみますと、ただいま審議いたしております五十五年度、これは最もむだ遣いの多い年度でござい...全文を見る
○貝沼委員 そこで、ただ決意は恐らく毎回の委員会であるんだろうと思うのです。しかし、結果がこうなっておるということを私は申し上げているわけでありまして、したがって、それだけの決意がおありならば、必ずそれだけの結果が、あるいは行動が伴わなければならない、こういうふうに思います。 ...全文を見る
○貝沼委員 じゃ、何時間というのが正確でなければ、何日ぐらい、何回ぐらい出席なされたか、御記憶はございますか。
○貝沼委員 そういうふうに総理が忘れるほど出ておらないわけであります。少なくとも、この前、きのう出たとかそういうふうなものなら、この優秀な総理大臣が忘れておるはずはありません。私は、総理大臣が忘れるほど決算委員会は軽視されておる、このことが遺憾だと思うわけであります。  したが...全文を見る
○貝沼委員 理事で相談した結果と言いますが、それならば、委員会から要請があればそれに応ずるというふうに解釈してよろしいですか。
○貝沼委員 できるだけというのはどれぐらいかわかりませんが、私どもも理事会でできるだけ総理に出席を願って、そうして国民にこたえられる実の上がる決算委員会をやってまいりたい、こう思っております。ちょこちょこお願いすると思いますから、そのときは万障繰り合わせてひとつ御出席を願いたいと...全文を見る
○貝沼委員 ちょこちょこお願いすると思いますから、そのときはひとつ勇んで出席していただきたいと思います。  さらにもう一点、これは要望でありますが、やはり議案として扱う方法もあると思いますので、この点について政府として検討するかどうか、この点をお尋ねしておきたいと思います。いか...全文を見る
○貝沼委員 詳しいことは存じませんでは、答弁にならないのですね。もう少しちゃんとしてください。それは時間がありませんから、今はやりません。  次に、総理の責任問題についてちょっとお尋ねをしておきたいと思います。  きょうのこの委員会も十二対十一だそうでありますが、与野党が非常...全文を見る
○貝沼委員 時間が余りありませんので、次の問題に移りたいと思います。  海洋開発の問題でございます。これは総理が最近、教育問題につきまして、総理直属の諮問機関を設けるという話が専らでございますが、諮問機関をつくってそれがどれだけの実効を上げるものか、その助言、その答申がどれだけ...全文を見る
○貝沼委員 ただいまの総理の答弁は、海洋開発基本法というその形がいいのかあるいは別の方法がいいのかは別として、少なくともそういう海洋開発を一本化して、そして国策としてそれを強力に進めるという方向で検討を進めるということですか。基本法という名前が出ておりますのは、今経団連とか自民党...全文を見る
○貝沼委員 もう一つ、行政改革が叫ばれておるにもかかわらず、しっくりしない問題といたしまして、新幹線の雪に弱いという問題がございます。もう私がるる説明するまでもなく、雪のあるところの新幹線はとまることがないようでありますが、雪の少ないところの東海道・山陽新幹線の方はしょっちゅうと...全文を見る
○貝沼委員 総理、お聞きのとおりでございます。時間がありませんので詳しくは申し上げられませんが、これを直すように対策を講ずべきだと私は考えるわけです。国からも相当のお金が出ておるわけでありますから、総理からもよくこの旨をお願いし、また、国鉄の方でもぜひこの対策を講じていただきたい...全文を見る
○貝沼委員 しっかりお願いいたします。  それから、総理に最後に一つだけお尋ねをいたします。  それは、防衛関係費をGNPの一%以内にという従来からの議論でございますが、簡単に申し上げまして、この議論は、予算委員会におきまして一%以内を守るという答弁が出まして、一応終わってお...全文を見る
○貝沼委員 終わります。
○貝沼委員 私は、公明党・国民会議を代表して、昭和五十五年度決算外二件につき、ただいま委員長から提案されました議決案に対し、反対の意思を表明するものであります。  以下、反対の主な理由を申し上げます。  それは、「前記以外の事項については異議がない。」としてこの決算を総体的に...全文を見る
03月09日第101回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○貝沼委員 大蔵大臣の出席の時間の予定もあるようでございますので、初めに、大蔵大臣に対する質問をいたしたいと思います。  午前中も質疑が行われておりましたが、今、円高の問題が大きく報道されております。そこで、大臣に単刀直入にお尋ねしたいと思いますが、現在のこの円高という現象は当...全文を見る
○貝沼委員 予想外ではないという判断でございますが、それならば今後の推移でありますが、どういうふうに推移すると見通されるのか、この点についてお尋ねいたしたいと思います。
○貝沼委員 私も大体定着するのではないかと思っておりますが、一部日銀あたりでもドルの暴落説あり、急落説あり、暴落と急落とどう違うのかはっきりわかりませんけれども、そしてまた、それに伴いまして日銀ではドルが急落をすれば日本経済の実質成長において大きく影響を受けるという試算もこれまた...全文を見る
○貝沼委員 そこで、具体的に申し上げますと、私は、この円高によって相当影響を受けるであろうと思われるのは電力会社だと思うわけであります。電力料金は既に昭和五十五年四月に決定されまして、このときの査定の前提になった条件は、円レート二百四十二円、原油価格を三十二ドル強というふうにやっ...全文を見る
○貝沼委員 今の答弁は非常に抽象的でよくわかりませんが、要するに何らかの方法を講じて、考えるということでございますか。
○貝沼委員 私の聞いていることとちょっと違うわけでありますが、こういうような電力業界の利益を国民にどういう形で還元をするように考えておられるのか、何らかの研究をしようとされるのか、その点を伺いたいと思っているわけです。
○貝沼委員 おっしゃることはわかるのですが、具体的に何か検討されておりますかということを聞いております。
○貝沼委員 これ以上聞いても何も出ませんので、大体これで終わりにしたいと思いますが、とにかく国民の率直な感情としては、相当もうけておるはずだからそれは何とか国民の生活が向上するために回してもらいたい、こういう感情があることを私は申し上げたいわけでございます。  それから次に、エ...全文を見る
○貝沼委員 それじゃ、もう一点だけ確認しておきますが、今の原油の価格は高いと思いますか、安いと思いますか、適当だと思いますか。
○貝沼委員 それはこちらの希望でしょう。あなたのおっしゃったのは、そうなればよろしいなということですね。現実の原油の値段というものを客観的に眺めて、これはまだまだ高い、いやそうではない、これは適当である、いや安くなっておるのだ、この判断はこれからエネルギー問題を論じていく重大なポ...全文を見る
○貝沼委員 答弁が質問と合わないのですね。高く見ているのか安く見ているのかという質問に対して、だれかの説をただそうなるんじゃないか、ああなるんじゃないか。それではエネルギーの需給見通しは幾らつくったって、だれかの説が変わるたびに変わっていくのですね。ですから、エネルギー需給見通し...全文を見る
○貝沼委員 先ほどの答弁では、大体八五年くらいまでは変わらないだろうというような内容だったと思いますが、私はもうちょっと下がるのじゃないかと思いますよ。いろいろな説がありますね。例えばIEAの説が一つございます。それからまたその下がり方も、そう物すごく下がるわけではない、せいぜい...全文を見る
○貝沼委員 かなり幅を持って見ておるということが大体うかがえます。私も大体そういうふうに見ておるわけでございます。いろいろな理由がありますけれども、ただ、どんどん安くすれば売れるというものでもありませんし、それから、価格が下がっても需要もふえるわけではありませんし、産油国が余りも...全文を見る
○貝沼委員 今の答弁は、当分海峡封鎖の可能性はないという判断でございますか。
○貝沼委員 外務省から発行している「世界の動きという本には、現段階ではその可能性は小さいと判断される、こう書いてありますが、この小さいということは、まずまずないだろう、こういうことですか。
○貝沼委員 それで、外務省としては、この海峡がもし封鎖された場合、日本の石油の備蓄は大丈夫かどうか、こういう試算をされましたね。外務省だと二百十五日はもつとか、あるいは七百十六日はもつとか、大変勇ましいいろいろな数字が出ておるわけでございます。ところが通産省の方は、非常に少ない百...全文を見る
○貝沼委員 私がお尋ねしたのは、通産省は、これは全部の計算で百二十二日なんですね。ですから、この海峡が封鎖されたときは、どれぐらいもつという計算になりますか。外務省は全部計算したのが発表されておるわけですね、それをお聞きしたい。
○貝沼委員 それじゃ、率直にお尋ねいたしますが、外務省の計算は信じてよろしい、こういうふうに受け取ってよろしいですか。
○貝沼委員 長官は、外務省の試算、ごらんになりましたか、お答えください。
○貝沼委員 大体認めておるようでございますから次の問題に参りますが、外務省の計算ほど大変頼りになる備蓄量があるのであれば、私は、備蓄の問題はこの財政困難のときに物すごい勢いで急いでやることは果たしてどうかな、こう思うのですね。それで、備蓄が必要でないなんて私は言っていませんよ。備...全文を見る
○貝沼委員 いろいろ説明をされましたが、先ほど私が申し上げましたように、備蓄が必要でないなどと私は言っておりません。必要です。必要だけれども、今財政困難であるということと、それから石特会計だってもう随分落ち込んでしまって今大騒ぎしているわけでしょう。しかも総合エネルギー調査会需給...全文を見る
○貝沼委員 それで、使われていないお金はそういうふうに工事が進まなかったりいろいろなことがあることは私はよく知っているのです。知っているのだけれども、それほど、お金を余してまで悠々とやっているほど日本の財政は豊かではないのです。そのときに合わしてやるべきだということを私は言ってい...全文を見る
○貝沼委員 そういうふうに、船から積んでみたら足りないのがわかったのですよ。船で持ってきて置いてあるときはだれもはかった人はいないですね。何年かたってみてから、移してみたらこれだけ足りなかった、それで損失として上がっているのですよ。こんなことじゃちょっと私はおかしいと思うのですよ...全文を見る
○貝沼委員 出てしまったものはしようがないじゃないのですよ、本当は。ひとつ今度はきちんとやってください。私は備蓄賛成なんです。だから大事にしなくちゃいかぬということを言っているのです。こういうことが出てくると、備蓄の理論は成り立たなくなるのですよ。  それから、財源問題ですけれ...全文を見る
○貝沼委員 それは御理解いただけないのです。大蔵省の答弁で僕はそういうのを聞くとは夢にも思わなかった。大蔵省そんな答弁したことはないですね、私前に大蔵委員会なんかにもおりましたけれども。その論理からいくと、物品税とかけておいて、一つそれだけ決めておいたら何でもかけれるということで...全文を見る
○貝沼委員 ですから、これは自然増収じゃないのです。新しくつくったのが加わって何で自然増収ですか。そんなんだったら全部自然増収になる。何つくったって自然増収。それは自然に入ってくるという意味なら自然に入ってくるよ、法律つくるのだから入ってきますよ、お金は。だけれども、こういうのは...全文を見る
○貝沼委員 答弁短くやってくださいね。  それで、今の答弁は、これから何年かたつとあなたは大変な答弁をしたということがわかります。そう簡単じゃありませんよ。日本はエネルギーのある国じゃないのですから。頭を下げても資源は確保しなくちゃならない国ですよ。そういうことから私は心配して...全文を見る
○貝沼委員 三〇%国産といいますけれども、原子炉はどんどんふえていくわけでしょう、大変な量ですよ。したがって、よその国から買ってこなければいかぬ。なかんずくヨーロッパです。買ってくる。ヨーロッパ市場が今大分強くなってきていますので、それをある程度認めないと、日本がヨーロッパからど...全文を見る
○貝沼委員 私が言ったのは、アメリカから買ったのは、もちろんアメリカと日本の原子力協定で全部事前に相談しないと再処理までやれないわけですね。ところが、三〇%はよろしいと言っているわけです。ところが、核不拡散の関係がありますから。それについてアメリカは何にも言いませんでしたかという...全文を見る
○貝沼委員 私は、実はその問題が残ると思っております。  それから、時間がありませんから簡単にお尋ねしますが、日本の場合、今ウランの濃縮は原型プラントが決定しておりまして、次に商業用濃縮ウラン工場の建設が問題になってきておるわけであります。これに対しては事業計画の問題がまだはっ...全文を見る
○貝沼委員 この点について科学技術庁は御意見ありませんか。
○貝沼委員 では、科学技術庁に一点だけお尋ねしておきますが、私が今具体的に述べたようなことはある程度検討されておるというふうに受け取ってよろしいですか。
○貝沼委員 では、次に、通告してありますので簡単にお尋ねいたしますが、救急医療の問題、お願いします。  これは、内閣総理大臣官房交通安全対策室で、こういう立派な本がございまして、各国の救急医療の体制をまとめてございます。  これを見てもわかるわけでありますが、各国ともヘリコプ...全文を見る
○貝沼委員 そこで、時間があと二、三分ありますから、大蔵省の方にちょっとお尋ねしておきます。  ヘリコプターを買うためにはお金が必要です。今、救急車を自賠責の民間部門の運用益の方からいろいろと寄附をしてもらったり何かしていますね。かなりあの金もあるようですので、その辺を検討する...全文を見る
○貝沼委員 自治大臣、そういうふうに大変困難な部分は私もよくわかっておるわけです。わかっておりますが、これからもヘリコプターでなかったならば、山間僻地だけでなく大都会でも、例えば高速道路でどかんとやった場合は、幾らピコピコ鳴らしてみたって走る場所がないわけですね。したがって、ヘリ...全文を見る
03月26日第101回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○貝沼委員 きょうは五十六年度決算で総理府所管科学技術庁の質問をさしていただきます。  それに際しまして、日本原子力船研究開発事業団の井上理事長並びに動力炉・核燃料開発事業団の吉田理事長に御出席をいただきまして、本当に感謝いたします。  そこで、時間が余りありませんので、私は...全文を見る
○貝沼委員 ただいま説明のあったとおりでありますけれども、この根本的な問題は官庁と民間の大きな違いだと私は思います。民間の企業であれば、いかにして安く、効率よく、そして立派なものをつくるか、こういうことに力を入れるはずだと思います。ただ、官庁の場合は予算で決めたものをそのまま、そ...全文を見る
○貝沼委員 大臣から今そういう力強いお言葉をいただきましたけれども、私たちこれからずっと決算をやっていくわけでありますから、その実効が出るか出ないかはまたその都度指摘をさせていただきたいと思います。私はやはり根本的には親方日の丸の発想だと思うのです。科学技術庁という最も科学の先端...全文を見る
○貝沼委員 これは事業計画だと思いますが、これをさらに細かくここで発表できないかということでございます。と申しますのは、地元では、こういう大きな事業というものがどれだけ地元の経済に影響を与えるか、メリットはどれだけあるのかというようなことで、非常に関心を持っております。また、非常...全文を見る
○貝沼委員 地元の要求というものをひとつ十分に組み入れていただきまして、そして、間違っても地元から反発を食うようなことがないように私は要望しておきたいと思います。  それで、これに関連いたしまして科学技術庁の方にちょっとお尋ねいたしますが、電源三法との関係においてこの原型プラン...全文を見る
○貝沼委員 現在未定であっても、今後相談して決めるという場合に、これは地元からの要請というものが基本になっていろいろ相談があるというふうに受け取ってよろしいですか。
○貝沼委員 確認だけしておきたいと思いますが、この点についてはいままで検討してきたわけですか、それともこれから検討をするかしないかを決めるということですか、その辺のところをお願いします。
○貝沼委員 それじゃ、しつこいようですけれども、これから相談をするということは、例えば今年度くらいにある程度の話は煮詰めたい、そういうような希望はありますか。
○貝沼委員 了解いたしました。ぜひともひとつ地元の意見なども参考にしながら進めていただきたいと思います。  それから、二番目の問題でありますが、先ほど話が出ておりました放射性廃棄物の処分の問題でございます。先ほどは高レベルの話が出ておりましたが、私は低レベルの問題で質問をしたい...全文を見る
○貝沼委員 そういう答弁になると、私はちょっと言わなければいけないですね。先ほど私が言ったことは、場所を探しておるのではないということをはっきりしてもらわなければいけないのです。単なる基礎データをとっているにすぎないということでないとおかしくなるのです。それは環境整備センターと地...全文を見る
○貝沼委員 そこで、この財団法人原子力環境整備センターが場所を探しておるという発想は本当にあるのですか。聞いておきたいと思います。     〔新村(勝)委員長代理退席、委員長着席〕
○貝沼委員 明日岡山県の方は、この現地に参りまして、そうして現地調査を行うことになっておるわけでありますので、私は、そこできょうはっきりとした態度を公にしておいた方がよろしかろう、こう思ってこの質問をしておるわけであります。したがって、少なくとも何のために現地調査をするかというと...全文を見る
○貝沼委員 それは聞いておるだけの話でありますから、原子力委員長であります科学技術庁長官、どういうふうな感触でございますか。
○貝沼委員 そこで、地層処分の場合はいろいろな段階があるわけですね、高レベルでも低レベルでもあるわけです。初めにどういう地層、岩種が適しているのか、あるいは有効な地層の調査に入るのか、それからいろいろ模擬的にやってみるとか、こういう幾つもの段階を通って処分というものが決まっていく...全文を見る
○貝沼委員 いや、先ほど大変調子のいい答弁が並んでおりましたので、相当進んだんだなと私思ったものですからちょっと聞いたわけでございます。  それから、長官に一言だけちょっと伺っておきたいと思います。  と申しますのは、中国との関係で、いよいよ今度長官が中国の方と原子力協定の問...全文を見る
○貝沼委員 時間がなくなってまいりましたので、原子力船「むつ」の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  初めに、原子力船事業団の方は本当に「むつ」というものをこれから進めていこうという意気込みはあるのかないのか。今いろいろな説が出ておりますので、本家本元である事業団がどう...全文を見る
○貝沼委員 それで、科学技術庁にちょっとお尋ねいたしますが、昭和五十八年度の科学技術庁の予算によりますと、新定係港の名前が出た予算がちゃんと計上されております、関根浜ですね。「新定係港」とちゃんと書いてある。ところが、五十九年度の予算書を見ますとこの文字が消えております。そうして...全文を見る
○貝沼委員 それじゃ、定係港にするという意味ですか。
○貝沼委員 ですから、幾ら説明したって、要するに関根浜に移すというところまではあなたの説明はわかるのです。定係港になるのかならないのかというのが問題です。それがならなければ、また出ていかなければならぬのです。出ていかなければならぬのに、どうして金をかけなければならぬのか。定係港に...全文を見る
○貝沼委員 結局、定係港ということは何にも保証がないわけですね。五者協定では定係港という言葉がちゃんと出ておるのです。何で途中から変わったのですか。将来そこで「むつ」がやれるかやれないかわからぬようなところに金をかけることは決算上果たして得策かどうか、私は問題になると思うわけであ...全文を見る
○貝沼委員 要するに、今の話は考えておるだけなんです。書いたものも何もない。ただ口約束です。今まで「むつ」の歴史は口約束とかそういう話ばかりなんです。したがって、今、理事長がおっしゃるように、本気になってやるなら政府はそれだけのものを示さなければなりません。それを示さないなら、事...全文を見る
04月13日第101回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○貝沼委員 昭和五十六年度労働省所管一般会計及び特別会計決算につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。  そこで、先ほど労働大臣の決算説明要旨というお話を伺いましたが、この中に、「会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾に存じております。これらの指摘事項につき...全文を見る
○貝沼委員 そこで、今まで努力したことはわかります。さらに「鋭意改善に努め、」とありますが、何かなさるのでしょうか。
○貝沼委員 例えば、ある事業主が保険料を納めておらない、そしてその事業で保険に該当する事故が起こった。ところが、掛け金が掛かっておりませんので問題になるわけでありますが、こういうときは、たしか二年ぐらいさかのぼって掛け金をしてやれば、あるいはそれ以内の事業であればそれ以内の掛け金...全文を見る
○貝沼委員 その辺は、私その運用は結構だと思うのですけれども、それならば、ほうっておいて何かあったら二年間さかのぼって掛ければよろしい、こういう安易な考え方も出てきますので、この辺の歯どめはございますか。
○貝沼委員 それから、こういう点からその仕組みについてもう少し工夫をする部分があるのじゃないかというふうに私は考えますので、今申し上げたわけでございます。それらが行われない限り、恐らくこれは毎年指摘されるだろう、こう思うわけですね。  それからもう一点は、身体障害者雇用促進協会...全文を見る
○貝沼委員 こういう経理上の間違いは、私は非常に不思議だと思うんですね。ベテランの経理担当者がおりながらこういう間違いをするということは、これは極めて初歩的な間違いなんですね。したがいまして、これは一体どこに原因があるのか。この原因をはっきりしないことには、この穴はふさがりません...全文を見る
○貝沼委員 そういう話なんですね。本当に見苦しい話なんです。ところが、同じようなことが産業医科大学ですか、こちらの方においても行われているようでありますが、検査院の方からその実情を説明していただきたいと思います。     〔新村(勝)委員長代理退席、委員長着席〕
○貝沼委員 先ほどの協会の方は、これは協会退職手当規程違反でございます。それから今回のは、ただいま説明をいただいたものは、大学の職員退職手当支給規程違反でございます。これは両方ともはっきりした違反なんですね。こういうことが労働省の管轄下において、一カ所だけでなくほかのところでも同...全文を見る
○貝沼委員 事実は認めましたが、その責任のとり方はどのように考えておりますか。
○貝沼委員 それから、この二つの場合に、大変奇妙なことがございます。それは退職手当積立金の率でございますけれども、協会の方は、職員俸給年額の千分の三十、それから大学の方は職員俸給年額の千分の八十、こういうふうに随分と違います。これは何か根拠がございますか。
○貝沼委員 この千分の三十と千分の八十につきましては、私も当局に問い合わせしたのです。なかなか答えが出てこなかった。ようやく今出てきた。大変苦しいところがあるのだろうと私は思うのです。  そこで、千分の八十というのはほかにあるのですか。どうなんですか、ほかのところで。
○貝沼委員 私は、どうしてもこれは不自然だと思います。千分の三十のところだっていろいろなところがございます。ただ短期間というだけの理由ではないと思います。何らかのいきさつがあって千分の八十というのが決まったのか、三十と八十は似ておるから間違ったのか私はよく知りませんが、とにかく後...全文を見る
○貝沼委員 ただいまの分でございますが、労働省から再出向職員分というのは、私のところにあるデータによりますと、大体職業訓練運営費、これが五十三年から五十七年まで、延べ十四名ですね。それから指導センター運営費、これが五十二年から五十七年までが十二名分ですね。それから協会運営費、五十...全文を見る
○貝沼委員 返還したということですか、よく聞こえなかったのですが。
○貝沼委員 返還命令を出したけれども、まだ返ってないということだそうでありますが、これはいつ返りますか。
○貝沼委員 これは明らかに退職手当法施行令九条の二に違反をしておるわけですね。そうして、恐らくこの施行令の解釈が難しいということで今まで時間がかかったのじゃないかと私は思います。ところが、五十八年十二月二十三日の総理府人事局長からの各省の官房長あての通達によって、大体、国家公務員...全文を見る
○貝沼委員 そこで、総理府人事局の方にお尋ねをいたしますが、今のようなケースは各省にまたがって相当あると思います。であればこそこういう通達が出たと思いますが、これについて公表されますか。
○貝沼委員 それでは、各省庁にわたる分について後日資料をいただきたいと思います。  それから、これは雇用促進協会の方でございますが、できてから今七年もたっておるわけです。七年もたっておるのに、なおかつ二十七名もの出向職員がおるわけでございます。これは全体の四五・八%になるわけで...全文を見る
○貝沼委員 ぜひひとつそういうふうにお願いします。  それから、もう一つの問題は、行革絡みの問題でございます。昭和五十四年十二月十八日の閣議了解事項の中で、「省庁、ことに主管法人の常勤役員総数の少なくとも一割を縮減する。」ということがございます。  そこで、特殊法人につきまし...全文を見る
○貝沼委員 それから、雇用促進事業団の建設した福祉施設において問題があるというふうに検査院の方では指摘をいたしております。要するに余り効率よく使われておらないということでございます。これは今後尾を引く問題になってまいりますので、この点について概略を会計検査院の方から説明していただ...全文を見る
○貝沼委員 こういうふうにせっかくつくった施設が効率が悪いということなんですね。それで、計画の基本方針そのものも一つ問題がある。これは一回検討していただかないといけません。この点についてどうかという点が一点。  それから、もう一つは、計画する場合に、地元で勤労者が使いにくいもの...全文を見る
○貝沼委員 くどいようですけれども、そのために、被保険者の青年層の代表などをレイアウトの段階で加えるとか、改良の設計の段階で話を聞くとか、そういう具体的なことはされる態度ですか。
○貝沼委員 次に、地方財政再建促進特別措置法関係でお尋ねをしたいと思います。  二十四条の二項でございます。これは「地方公共団体は、当分の間、国又は日本専売公社、」あとずっと並んでおりますが、公社等「に対し、寄附金、法律又は政令の規定に基かない負担金その他これらに類するものを支...全文を見る
○貝沼委員 労働福祉事業団の方はどうなっておりますか。
○貝沼委員 これからということは、結局は承認を得ていないということです。これは明らかに地方財政再建法二十四条二項に違反するわけです。そうでなければ有償でやらなければならないわけですね。今までそれがなされていない。こういうぐあいに、私、今労働省関係の会計関係をずっと見てみまして、法...全文を見る
○貝沼委員 自治省に私申し上げたいと思うのですけれども、地方自治体の財政が大変だからこういう法律ができておるわけでしょう。取れるものはもらいなさいということでしょう。それが、調査もできていない、どこにあるのかわからない、そんないいかげんなことではいかぬと私は思いますよ。一回調べて...全文を見る
○貝沼委員 相当の金額になると思いますから、ひとつよろしくお願いします。  それから、労災の適用基準の問題でありますが、先般心の病も労災適用の範囲に加わったようでございます。ところが、心の病というのはどうやってこれを見分けるのか非常に疑問があります。そこで、この心の病を労災に適...全文を見る
○貝沼委員 じん肺の問題は、きょうは時間がありませんので詳しくできませんから、後日またやらせていただきたいと思います。  雇用の問題で何点かお尋ねしたいのであります。  一点は、先日大臣もお答えになっておりましたが、精神薄弱者の雇用の問題です。今まで身体障害者の雇用につきまし...全文を見る
○貝沼委員 単発で大変恐縮でございますが、先ほど来話題になっておりました単身赴任の問題でございます。私、わきで議論を聞いておりまして、大体もう言われたことはわかりましたが、ただ一点だけ、確認といいますか、ちょっと念を押しておきたいと思います。  事の重大性やその他はもう議論があ...全文を見る
○貝沼委員 時間がだんだんなくなってきましたので、もう一点、これは人材派遣業の問題でございます。  人材派遣業は、今国会に法律が出るのではないかと随分うわさされておったわけでありますが、まだ出ておらないようでございます。ところが、実際、私もいろいろ見ておりますけれども、大変問題...全文を見る
○貝沼委員 最後に、雇用促進住宅の問題で二、三地元の意見を私は申し上げたいと思います。  雇用促進住宅の古いものですね、これがもう非常に狭い。最近は家具も大きくなりましてなかなか入らない。家移りをするときも家具を持って上がること自体がもう大変だ、そして入らない。入るところは小さ...全文を見る
○貝沼委員 以上で終わります。
04月18日第101回国会 衆議院 決算委員会 第7号
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○貝沼委員 五十六年度決算につきまして若干の質問をいたしたいと思います。  今までの建設省所管の会計検査院からの指摘事項、こういうものをずっと五年ばかりさかのぼって見てまいりますと、ほとんどが補助金に関係するものでございます。この補助金の内容はいろいろございますけれども、この補...全文を見る
○貝沼委員 すべてが悪の巣窟と言っているわけではありませんが、そういう面がうかがえるということであります。  そこで、この会計検査をやっております検査院の方はこれについて何か御意見がございますか。
○貝沼委員 総論はそれくらいにいたしまして、今後はこういう不名誉な指摘をされないように、ぜひひとつ御努力願いたいと思います。  例えば、宅地難時代に、宅地造成にかかわることが会計検査院の方から指摘されております用地方自治体が区画整理事業で造成した宅地、例えば東京、神奈川など二十...全文を見る
○貝沼委員 以上の指摘のとおりでございますが、これに対しまして、建設大臣は、こういう状況が起こるというのは原因はどこにあるとお考えなのか、そして、今後こういう問題が起こった場合に、責任の所在はどこにあるのか、これを尋ねておきたいと思います。
○貝沼委員 あなたのお答えは答えになっていない。私の聞いたことと全然違うことを言っている。そういういいかげんなことは時間がむだですからやめていただきたい。  それで、今言ったように、私は何も地権者の意見を無視しているとかそんなことを言っていませんよ。こういう事件が起こって指摘さ...全文を見る
○貝沼委員 どっちにしても、せっかく金を入れてこの区画整理事業をやって、そして三〇%も土地があいておるということは、効率がいいとは考えられません。その辺の初めの見通しの問題なんです。基礎調査の問題なんです。その辺が私は甘いのではないかと思う。その辺がきちっとしておるならもっともっ...全文を見る
○貝沼委員 ですから、私は先ほどゼロになるとは思っていない、けれどももっと少ないはずである。けれども、今の大臣の答弁を聞いておりますと、会計検査院は建設行政を余りよく知らないで金ばかり眺めているからそういう気楽なことをおっしゃるけれども、実はそうじゃないのだ。反省の色は余りありま...全文を見る
○貝沼委員 これは指導だけじゃだめですよ。今まで指導していなかったのかというと、そうじゃないでしょう。今までだってちゃんと指導しておる。けれども、現実にこれだけの問題が起こっておる。それをまた指導するだけじゃだめですよ。別の方法は何かとらなかったのですか。先般法改正もやったでしょ...全文を見る
○貝沼委員 あなたの答弁を聞いていると、わかっているのかわかっていないのか私は疑問ですね。要するに、公庫から融資をしてでき上がったものが、融資をするとき受けたものと違うものができておるということなんですよ。ですから、これはできた後確認すれば、検査をすればはっきりわかることでしょう...全文を見る
○貝沼委員 会計検査院の指摘がどうも建設省には余りこたえてないように私は思いますね。これはやはりもうちょっと徹底的にある時期において建設省関係はやらぬといけませんね。ちょっと私は不満ですね。今後こういうことが起こったときはまた取り上げさせてもらいますから。  大臣、それでは最後...全文を見る
○貝沼委員 それでは、次の問題に移りたいと思います。  それは、先般来大変問題になっておりますコンクリートのクライシスの問題でございます。先般、NHKの報道でもこのコンクリートクライシスの問題は大きく報道されました。いろいろな面で今重大問題となっております。私は今くどくど申し上...全文を見る
○貝沼委員 それでは、あなたもうほとんど解決したような今の答弁ですけれども。いや、あの橋が落ちたのは鉄の橋が落ちたのであってコンクリートじゃありません。それは私はコンクリートがやられるんだと言っているのじゃないんです。コンクリートが塩や何かでやられるわけじゃないでしょう。コンクリ...全文を見る
○貝沼委員 それじゃ、海砂を使い始めたのはいつからですか。
○貝沼委員 四十年ごろからやっているんでしょう。ところが、その前から本当は使っているんですよ。建設省が知らないだけのことなんです。建設省が知らないぐらいだから、これは除塩はされておらぬのです。そうでしょう。除塩したという証拠はありますか。知らないのだから、ないんでしょう。答えてく...全文を見る
○貝沼委員 そういうことで、建設省はこれには関心を持ってこなかった。確かにそれがいろいろな問題を引き起こしておると私は思います。  そこで、五十二年度からこういうふうに濃度を決めたと言いますけれども、この決めたときは実は大変だった。建材業者が、水が高くて洗うのに大変なんです。で...全文を見る
○貝沼委員 これは建設省だけでなく、あらゆる省にまたがる重大な問題ですね、今コンクリートでなければ建物ができないぐらいなんですから。したがって、その結果がまとまり次第、私は当委員会にひとつレクチャーを願いたいと思います。  それから、国鉄当局にお尋ねいたしますが、先ほど申し上げ...全文を見る
○貝沼委員 当面の運行に差し支えないといったって、十年前海砂を使ったんでしょう。先ほどの答弁だと五十二年からこの濃度が決まっているんですよ。ということは除塩していないのですね。国鉄だけが除塩していない砂でもって大丈夫という話はないんじゃありませんか。それともそれはどこか海の塩の物...全文を見る
○貝沼委員 それは山門家がやっていることですから一応やったと思いますが、こういう問題が出てきたときは、やはりもう一度考え直す必要があると私は思います。それを指摘しておきたいと思います。  それから、次は、道路の関係でやはりコンクリートを相当使っておりますね。しかもこの道路には、...全文を見る
○貝沼委員 今の話は全部流末処理がうまくいっておればというのが前提なんです。ところが、それがうまくいっていない。縦貫道をつくるときに大変抵抗のあったところはうまくいっておる。非常に賛成をして、とんとん拍子で進んだところは割とうまくいってない、こういう事情です。  それから、小さ...全文を見る
○貝沼委員 実験室ならそういうことはできるのです。どうして山のてっぺんまで走っていくのですか。高速道路というのは私が言うまでもなくどこからも上がれるわけじゃないのですよ。そうでしょう。何か起こった場合どこから上がるのですか。そんな実験室のようなことを言ってはいけません。  それ...全文を見る
○貝沼委員 大臣から今大変前向きの答弁をいただきまして、私も感激しておるわけでありますが、ぜひともひとつ進めていただきたい。特に、先ほど何回も言いましたけれども、業者に金のかかるようなことを強いるのは大変難しいことでありますから、これは極力避けて、そうして少々塩分があってもできる...全文を見る
○貝沼委員 それから、ついででありますので、瀬戸大橋の関係につきまして一、二点伺っておきたいと思います。きょうは向井参考人にもお忙しいところを御出席をいただいておるわけでありますので、端的にお尋ねしたいと思います。  それは、岡山県は今、中四国の中心になるのではないかというよう...全文を見る
○貝沼委員 数字を求めたわけでありますが、数字はなかなか出てまいりません。  そこで、私が取材したところの数字を確認したいと思います。五十三年度から五十九年二月までの数字で、工事量が四千九十九億円、そのうち地元発注が三百十二億円、その率八%、これは海橋都。それから、陸上部につい...全文を見る
○貝沼委員 それで、もう一点確認しておきますが、企業に発注した場合、その企業が地元の業者とJVを組んで、施工能力の高い業者と低い業者を組み合わせるとか、そういうようなことをしていけば地元は大分ふえると思うのでありますが、こういう要望は大手業者にはしておるわけですか。
○貝沼委員 ぜひひとつ考慮していただきたいと思います。  それから、いよいよパイロットロープ、初めのロープ一本通して、それからずっと引っ張って工事をやるのだそうですが、このパイロットロープが通るときに、いろいろな条件がそろわないとできませんね。ところが、広島県因島の場合は、当時...全文を見る
○貝沼委員 心配はない、こう言い切るわけですね。――もうそこから先はいいです。問題が起こればまたやりますから。今ここで聞いておったって同じことを繰り返すだけですから。  それから、この瀬戸大橋に関係して、瀬戸大橋を渡ってくる自動車、それから関西から来る、それから西の方から来る、...全文を見る
○貝沼委員 路線計画を早期に完成したいというのは、例えばルートの決定を見て都市計画決定とかいろいろあるわけでありますが、大体六十年度ごろには決まりますか。
○貝沼委員 その点はわかりました。  それから、先ほどのコンクリートの問題と絡んで、実は消防庁との関係で、例えば消防庁はいろいろな建物に対して防火のための「適」マークというのをやっておりますね。ところが、「適」マークがついておるから大丈夫かと思うと、そういうコンクリートその他の...全文を見る
○貝沼委員 建設省の方はどういうふうにされますか。
○貝沼委員 時間がなくなってまいりましたので、国土庁長官に最後にお尋ねをしたいと思います。  四月一日に地価公示による一月一日現在のものを発表になりました。地価は去年に比べて全国平均三%値上がり、こういうことでございます。この原因がどこにあるのかということを答えてください。
○貝沼委員 大変結構な答弁ですね。ところが、既に皆さん御存じでしょうけれども、品川駅のそばの国鉄の用地、随分いい値段で売れましたね。随分といい値段で売れた。これだけ土地が鎮静しておるときに、これだけが物すごい値段で売れました。そうして、国鉄であるとか国であるとか公団であるとか、こ...全文を見る
○貝沼委員 以上で終わります。
04月27日第101回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○貝沼委員 五十六年度の郵政並びに電電公社関係の質問をさせていただきます。  それでは、初めに電電方面から入りたいと思います。  総裁が御出席でございますから、私は初めに総裁に一点だけお尋ねしたいと思いますが、今回日本電信電話株式会社法案というものが出ておりまして、いろいろな...全文を見る
○貝沼委員 総裁としては時宜に即したものである、こういう御感想でございます。  それから、次の問題は、電話料金の問題でございます。  先ほどもちょっと話が出ておりましたが、私が今お尋ねしたいのは、電話料金のトラブルが絶えません、大変多いわけです。あんなに電話かけたはずはない、...全文を見る
○貝沼委員 今、五十七年だけ御答弁がありましたが、私がいただいております資料によりますと、各年度ごとの苦情・問い合わせ件数、これが五十三年度が二十七万件、五十四年度が二十二万件、五十五年度二十六万件、五十六年度二十一万件、そしてただいまの五十七年度が十八万件、これは大変な数字です...全文を見る
○貝沼委員 この数字を見ましても、例えば五十七年度十八万件に対して五百件でございます。非常に少ないわけです。  そこで、数字だとはっきりいたしませんので、そのトラブルの現場というのはどういう状況なのかということを私申し上げたいと思います。  これはある電話を使っておる方の手紙...全文を見る
○貝沼委員 そういうわけで、確認する方法は今ないわけでございます。ですから、こういう問題が起こってきますと、とにかく一生懸命言った方が何とかなる、言わなければそのまま。これ、信用して料金すら全然見ない人もおる。そうすると、間違いが起こっていても、これは何もわからない、こういうのが...全文を見る
○貝沼委員 今お話しのとおりでございます。  そこで、今まで、電話をかける人が自分の料金がわかるような電話が欲しい、あるいはそういう電話の開発を急いでいただきたい、こういう話が多かったわけでございます。私はもう何年も前にそういうことが開発できたという話も何回も聞きました。ところ...全文を見る
○貝沼委員 今、私は、そういう料金トラブルの問題について当局の対策をお願いをしておるわけでありますから、ひとつこれはしっかりとお願いをしたいと思います。  それから、ついででありますから電電公社の方にお伺いをいたしますが、ファクシミリというのがありますね。これは電話なんですか、...全文を見る
○貝沼委員 これは電電から出ておるガイドですけれども、この中に「便利な電話のいろいろ」というのを書いてある。この中にミニファクシミリが入っておる。これは間違いですか。
○貝沼委員 それじゃ、末端から出てきた紙に書かれたものは文書ですか、それともほかのものですか。
○貝沼委員 今そうなると断言いたしましたが、これはまだ決まってないでしょう。例えば、民事的な問題とかあるいは公選法上の問題がございますので、私今ちょっとお尋ねしておるわけです。例えば聾唖者、この方々は電話を使っておるけれども、聞こえないわけです。しゃべることができないのです。そこ...全文を見る
○貝沼委員 これは一種の筆談と解する。この答弁は大変重要だと思います。変わらないように願いたいと思います。  それから、さらに、最近は電報事業の損失の累積額が大変多くなっておるようでありますが、五十一年ぐらいから大体金額でどれくらいになっておりますか。
○貝沼委員 今、年度で答弁がありましたが、これを累積した数字が会計検査院の方から出ておりますが、それによりますと、それはずっと累積してきまして、五十一年度一兆百五十一億円、五十二年度一兆一千二百六十六億円、五十三年度一兆二千四百二十二億円、五十四年度一兆三千五百八十六億円、五十五...全文を見る
○貝沼委員 民間委託を極力ふやしていくというお話は私大変重大だと思うわけでございます。これは今度この次また郵政省ちょっとやりますけれども、そのときに影響してまいりますので、わざとこれを今確認したわけでございます。  そこで、電電関係をもう一つだけ。五十八年七月に自治省から各省に...全文を見る
○貝沼委員 現在折衝中でありますが、大体わかったところがあるでしょう。もう一回答弁してください。
○貝沼委員 こういう大変山間僻地だとかなんとか言っております。あるいは法の精神だからと条件がつきましたけれども、そんなことじゃないのですね。これは逆に言うと、大きなところから地方に持たしているのです。もう一回逆に言うと、上納金になるのです。ですから、いろいろないきさつがありまして...全文を見る
○貝沼委員 それから、この電電公社関係ではもう一つ、指定都市の首長さん方がずっと名前を連ねまして陳情してあることがございます。これは何かというと、「日本電信電話公社にかかる道路占用料徴収に関する要望」、要するに一つは、簡単な例を挙げるならば電話柱であります。この電話柱が道路を占用...全文を見る
○貝沼委員 これは慎重に検討をしていただきたいと思います。特に、地方自治体の財政は大変今苦しいわけであります。それから、例えば電力会社は全部金を払っておるわけでありますから、その辺のバランスをよく考えて、ひとつ決断をしていただきたいと思います。これは要望でございます。  次に、...全文を見る
○貝沼委員 そういうふうに大変な欠損なんですね。  そこで、これは第九十三国会衆議院の逓信委員会、五十五年十月二十三日配布資料、これを見てみますと、郵政事業はやがてだんだん赤字になるだろう。したがって、ある時期には値上げをちゃんとやらなくちゃいけませんということで、昭和六十四年...全文を見る
○貝沼委員 それは値上げしなければならぬ場合は値上げしなければいけません。しかし、郵政事業の場合の赤字の原因はそれだけじゃない。ただ物価が上がったからとかそんなことじゃありませんよ。それももちろんあるでしょう。  それじゃ具体的に聞きましょう。いろいろ尋ねたいと思っていましたが...全文を見る
○貝沼委員 そういうのは理論的にそうなるのです。だけれども、現実はそう簡単にいかない。郵政の特徴というのは夜やらないことなんです。夜動かないことなんです。これは民間と全然違うところです。  そこで、例えば岡山の例で言いますと、手紙は期の七時まで投函した分は、中央郵便局に九時二十...全文を見る
○貝沼委員 余り差はありません。速達料を出す方があほらしい。  次に、小荷物ですね。これがまた遅いのです。遅いだけじゃない、小荷物を預かってもらっても証拠がない。例えばいろいろ民間のがありますが、あれは全部コピーで、はいあなたのはいついつ受け取りました、着いたか着かないかはちゃ...全文を見る
○貝沼委員 余りすっきりしませんね。それだったら保険制度にすればいいんです。あなたの荷物がなくなった場合は補償いたしますから相当する金額についで保険を掛けてください。書留という意味は余りありませんな。その辺のところをもっと詰めないと、今までの習慣上書留というのは確かだろうと思って...全文を見る
○貝沼委員 今の大臣の答弁はそのとおりだと私も思います。であればこそ、信頼される、そういう郵政になっていただかなければなりません。ここは決算ですから、そういう嫌なことばかり言うわけでございます。  それから、せっかく扱った郵便物とかこういうものについて、もっと責任を持ってやらな...全文を見る
○貝沼委員 今の数字は件数、これを金額別に私が見たところでは、五十二年度三十六件、一億一千九百三十八万円、五十四年度十七件、一億四千六百三十三万円、五十五年度二十七件、二億五千百十八万円、五十六年度三十一件、一億四千五百十六万円、五十七年度二十九件、五億五千四百七万円、こういう数...全文を見る
○貝沼委員 今の答弁のとおり、努力はしていただけると思いますが、では、今まで努力しなかったのかというと努力しておるわけでありますね。それでもなおかつ起こっておる。したがって、今までのとおりではだめなんですね。起こっておるのが証拠です。ただ、それが起こり得る一つの温床があるというこ...全文を見る
○貝沼委員 あとちょっとしか時間がありませんので、NHKの問題でお尋ねしておきたいと思います。  私が申し上げるまでもなく、放送衛星を使いまして難視聴区域は解消した、こういうことが言われておるわけでありますが、本当にそれは解決したのかというと現実はそうではない、これが私の言いた...全文を見る
○貝沼委員 今の答弁は、放送衛星二号が五月から開始されるから、そこから電波が出ておるから、パラボラアンテナさえつければどんな山の中でも全部受信することができる、こういうことですね。  それはそのとおりですよ。だけれども、アンテナのない人は見ることはできないのです。なぜかというと...全文を見る
○貝沼委員 時間がもうなくなってまいりましたので、大臣に最後にお尋ねしておきたいと思います。  一点は、今私リースという話をいたしましが、国の財産を見ますとリースというのは余りありませんね。今議員会館のいすが二つかわりました。あれだけが色が違う。応接セットで色の違ったのがついて...全文を見る
○貝沼委員 終わります。
05月09日第101回国会 衆議院 決算委員会 第11号
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○貝沼委員 予備費について初めに質疑をしておきたいと思います。  まず、予備費の内容について簡単に御説明願いたいと思います。
○貝沼委員 そこで、大蔵省にちょっとお尋ねをいたします。  予備費の額でありますが、今の使ったものについて私はまあしょうがないかなという感じはいたします。いたしますが、予備費の設定の仕方なんですけれども、昭和五十四年度予算から六年間、三千五百億、これはもう全然変わりませんね。予...全文を見る
○貝沼委員 まあ余り意味がないということですね。ただ従来そうだからそうつけた。こういうことはいつまでもやっていることじゃないと私は思うのです。なぜそういうことを私が言うかと申しますと、三千五百億の予備費を見込んでおいて、そして、例えば五十六年度ですと、月別に使用額をずっと出してい...全文を見る
○貝沼委員 あなたが幾ら説明されても、事実がこうだ。特別意味はない、だけれども三千五百億つけてきておる。あなたの言うように、予見しがたいことが、何が起こるかわからないから三千五百億つけておるわけでしょう。そうして、まだほんのちょっと、六%とか〇・六%とか使った段階で、すぱんと補正...全文を見る
○貝沼委員 補正との関連があるというのは、私はあなたの口からは聞きたくなかったわけです。予備費を組むとき補正のことを考えられたのではたまったものじゃないですね。補正なんかないんだ、予備費でやるんだという姿勢で出るわけでしょう。ところが、いろんなことが起こってきて補正がやむなく出て...全文を見る
○貝沼委員 そういうふうに、従来、ただ何となくと言っては大変失礼ですけれども計算されておる予算額というものを、もう一度検討してみる時期ではないか。なお、これが本日ここで議論されたことが次の予算編成に生かされなければならないと考えておるわけでありますので、ぜひそれをひとつ生かすよう...全文を見る
○貝沼委員 それで、先ほど予備費の使用の内容につきまして、説明の中にスモン訴訟における和解履行経費ということがございました。  そこで、このスモンに関しましては、私、岡山県倉敷の出身でありますが、私の近くにはスモンの方がたくさんいらっしゃいます。どれくらいおるかと申しますと、こ...全文を見る
○貝沼委員 キノホルムは新潟大学の椿教授が主張して、私も新潟大学なものですから、キノホルム説とそれから岡大のウイルス説と両方に挟まれて本当に困ったことがあるのですけれども、しかし、ウイルス説というのはスモンの方に物すごいインパクトを与えましたね。離婚問題から、大体つき合いをしなく...全文を見る
○貝沼委員 時間がありませんから進みますが、それだけの責任があるのならそれだけの対応があってしかるべきだという話をこれからするわけでございます。一つ一つ挙げていったら時間がありませんので、幾つかお願いしたいと思います。  現実に今スモンの方はいろいろな治療に通っておるわけでござ...全文を見る
○貝沼委員 先ほど申し上げましたように、これは本人が不注意でかかった病気ではないのです。そこがほかのことと違うところでありますから、ひとつその点をよく考えて対処していただきたいと思います。  それから、こういう方々もだんだん高齢化してまいりまして、その高齢化と老人医療との関係に...全文を見る
○貝沼委員 それから、医薬品副作用被害救済基金というのが五十五年五月にできておるわけでございます。薬の副作用の被害を受けた人の救済の基金でございます。ところが、どういうわけかこれが余り使われていないのですね。できた当初は、厚生省は恐らくいろいろな条件を勘案いたしまして年間約二千件...全文を見る
○貝沼委員 薬害の問題は実は深刻でありまして、今始まったことではないんですね。戦時中からある。私はいつか国会で議論したことがありますが、旧軍隊が負傷した兵士に対してトロトラストという造影剤を使っておるわけです。これは放射性物質でございます。それが戦後三十年もたった現在肝臓がんが出...全文を見る
○貝沼委員 厚生省がそういうふうに態度を決めたわけですから、私はそれはないよりはいいと思いますが、しかし、ちょっとなまぬるいという感じはぬぐえませんね。例えば、先ほど私、言おうと思って言わなかったのですが、米国では既にFDAが一月末に公聴会を開いたり、あるいはノルウェーはブタゾリ...全文を見る
○貝沼委員 時間があと二分しかありませんので、最後に、一問だけ伺っておきたいと思います。  遺族の救済問題を前向きにやるということでありますが、どういうふうにやるのかということです。もう一つは、外国人が日本に来て治療を受ける場合がありますが、禁止されておるような国の方に対しては...全文を見る
○貝沼委員 終わります。
○貝沼委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました予備費使用総調書及び各省庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について、不承諾の意思を表明するものであります。  我が党は、これまで予備費使用については財政の国会議決主義の原則にかんがみ、予備費使用の基本的かつ重...全文を見る
○貝沼委員 きょうは、自治省並びに警察関係の分野にわたりまして質問させていただきたいと思います。  きょうも先ほど話が田でおりましたけれども、私どもが信頼しなければならないし、また信頼されなければならない非常に特殊な立場、環境にある警察関係の不祥事件が出ております。私は、こうい...全文を見る
○貝沼委員 警察官の実態といいますか、こういうものは私も幾つか知っておるつもりでございます。私のところなどは気楽なせいか、よく遊びに来る人が割と多いわけですけれども、話を聞いてみますと、大体使命感ですね。銭金ではとてもできることではない。使命感でやっておる。しかも、若い警察官の人...全文を見る
○貝沼委員 そういうわけで、五十一年からというと、ことしはもう五十九年でありますからかなりたっておる。それで、命をかけて一千三百万ということは、余りにもそれは時代に合わない、こういうふうに考えるわけでございます。     〔新村(勝)委員長代理退席、委員長着席〕  実は、この...全文を見る
○貝沼委員 ぜひひとつお願いしたいと思います。  なお、これは答弁は求めませんが、今の賞じゅつ金の別表などを見てみますと、「特に抜群の功労があり一般の模範となると認められるもの」と「抜群の功労があり一般の模範となると認められるもの」ということで、「特に」という言葉があるだけでラ...全文を見る
○貝沼委員 大変一生懸命やっていらっしゃることはわかるわけでありますが、しかし、現場ではまだまだ足りないというのが実情でございます。  例えば、大変恐縮ですけれども、私倉敷に住んでおりますが、倉敷の市内でも例えば児島とか、あるいは宇野港のある玉野市とか、こういうところで脳内出血...全文を見る
○貝沼委員 ただいま御答弁がありましたように、確かに一生懸命やっていらっしゃるんですけれども、ただ、それは医師の選択に任せられておるわけですね。したがって、一つだけ選んでおる人もいれば、二つだけ選んでいる人もいる。あるいは今のように、外科と麻酔だけ選んでいるとか、こういうように、...全文を見る
○貝沼委員 最後に、一点だけ厚生省の方に御要望しておきたいと思います。  それは、消防とも関係をしてくるわけですが、救急で救急車を呼んで、救急車がそこに着いて、病人を見て、これはどういう病気であるかということを判断できるのは医者でなければできませんね。消防署員は定められたところ...全文を見る
05月18日第101回国会 衆議院 決算委員会 第13号
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○貝沼委員 時間が限られておりますので、簡潔にお尋ねをし、また簡潔な答弁をお願いをしたいと思います。  まず初めに、会計検査院の院法改正問題。これが随分前から問題になっております。簡単に申し上げますと、まず、ロッキード事件の反省から、昭和五十二年以来、会計検査院の権限を拡充すべ...全文を見る
○貝沼委員 今、私は、具体的に名前を申し上げましたけれども、ただいまの答弁を聞きまして、この改善策というものは、それらについて会計検査院とその都度相談をする、その可能性はあると一では、答弁してください。
○貝沼委員 それでは進みませんね。きょうは時間がありませんからできませんけれども、従来から何にも出ておりません。検査院長がベターであると評価しましたけれども、それだけの話だったら恐らくこれは進まないですね。具体的に会計検査院から出てきた場合は、なるべくそれに沿うように前向きの姿勢...全文を見る
○貝沼委員 今、政治倫理が問われておるときでございますので、私はこの記事を非常に関心を持って見たわけでございます。長官が就任のときの「新閣僚焦点インタビュー」というのを見ましても、「田中さんの指示で左右されたとは思っていないし、これからもありません」、こう言っております。私はそれ...全文を見る
○貝沼委員 時間がなくなりましたけれども、せっかくですから一分くらいお願いしたいと思います。  精神薄弱者の雇用率の設定の問題を先日取り上げまして、それでその作業がその後進んでおると思いますので、その進捗について簡単に御報告願いたいと思います。
○貝沼委員 終わります。
07月11日第101回国会 衆議院 決算委員会 第14号
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○貝沼委員 初めに、大臣に一言お尋ねをしたいと思います。それは運輸省関係の監査あるいは経理問題、これがちょっと力を入れなくてはならないのではないか、もっとはっきりすべきところははっきりしなくてはならないのではないか、こういう気がするからでございます。  例えば五十八年の十一月に...全文を見る
○貝沼委員 これは指摘されてやっとそれをやったというだけのことですね。だから、指摘されてやらないよりはもちろんいいわけですけれども、やってこなかったことが実は問題なのであります。それから先ほど私は大臣にというふうにお尋ねをしましたが、監事の任命権者、これは恐らく大臣になっておると...全文を見る
○貝沼委員 いや、私はそんなことを聞いているのじゃない。事実これが無断で売却されておったわけでしょう。大分鉄道管理局の元係長が国鉄宿舎跡地を許可なく売却、そして土地代金を着服していたという事実はあったのじゃありませんか、そういうことはできたのじゃありませんか、どうなのでしょう。
○貝沼委員 そういうふうに、事実は売ることができるわけです。悪いことだけれども、そういうすきがあるわけです。これでは財産を管理したことになっていない、私はこういう点を指摘したいわけでございます。  そこで、今度は羽田空港の国有地使用料の問題でお尋ねをいたします。  会計検査院...全文を見る
○貝沼委員 時間がありませんので、答弁は簡単にお願いいたします。  ただいまお話がありましたように、整備地区はほとんど七万円なんですね、パー平米で七万円。それからターミナル地区の方は十六万円とか十二万四千円とかいろいろとございますね。そういう関係でこれを一律のものでやられると差...全文を見る
○貝沼委員 大蔵省の解釈によるということでありますが、大蔵省はこの三十九年の通達の「一区画の宅地」こういう文言の解釈は今運輸省の仰せになったとおりですか。
○貝沼委員 両方の省がここで違うのですけれども。そうすると、大蔵省の通達というのは一体どれだけの力があるのか、またそういうものが出ておっても運輸省はそれに従わずに勝手にやっていいのか、その辺はどうなるのでしょう。
○貝沼委員 結局今後の方向としては個別にやるということに決まったわけですね。それは私は結構だと思うのです。今までは今までで、これからの分は決まりました。そうなってきますと、対象になるものは、これは私が一々申し上げるまでもなく、羽田空港始まって以来、この区画におられるのは、例えば会...全文を見る
○貝沼委員 ではこの点につきましてどういう方針で臨もうとお考えになっておられるかという点につきまして、大臣の所見を伺いたいと思います。
○貝沼委員 時間がありませんので、次は鉄建公団の問題でお尋ねをいたします。  これは、鉄建公団が上越新幹線をつくりまして、その工事のときに買収した土地でございます。私が申し上げるまでもなく、これが俗に言う併設道路用地と言われるところでございます。新幹線の本線用地がありまして、そ...全文を見る
○貝沼委員 精力的に詰めてもらわなければいけませんが、やはり私は契約、覚書の内容が大変不備であったのではないかと思います。なぜここだけがそうなるのか。  それで、例えば市町村の負担、有償というふうに覚書で、協定書で決めておる部分もあるし、あるいは別途協議というのもありますね。そ...全文を見る
○貝沼委員 最後に、一問だけお願いいたします。  今いよいよ概算要求の時期になってまいりまして、岡山県でも水島港、宇野港の早期完成ということで毎年陳情しておるわけでございます。今回の予算のシーリング等いろいろ見ておりまして、大変心配しておるわけでありますけれども、運輸省としては...全文を見る
○貝沼委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、今の港湾の問題はぜひともお願いしたいと思います。特に、港湾の考え方につきまして最近新しい見方で進むべきであるという意見も多いわけでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  なお、きょうは国鉄関係の質問も通告してご...全文を見る
11月21日第101回国会 衆議院 決算委員会 第18号
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○貝沼委員 きょうは、国民に信頼の持てる医療行政制度に対して質問をしたいと考えております。  委員長にお願いいたしますが、今問題になっている世田谷区の電話局洞道火災事件について、厚生行政上問題があるようでございますので、ここで池田克也議員に関連質問をお許しいただきたいと思います...全文を見る
○貝沼委員 それでは、医療制度に対する国民の信頼が損なわれないように、どう確かなものにしていくかという点で一、二点取り上げて質問したいと思います畑  厚生省は十一月十日、保険医療機関などに対する五十八年度の指導・監査結果をまとめて発表したようでありますが、それによりますと、架空...全文を見る
○貝沼委員 厳正な態度という言葉でありますが、具体的にどうするかという話はございませんが、今これから議論するのは実はその内容じゃありませんで別の方面でありますから、それはまた別の機会にお話をさせていただきたいと思います。いずれにしても、厳正という言葉の中には種々のことが入っておる...全文を見る
○貝沼委員 今、私が確認をしたのは、請求権、また支払い義務、それからもう一つ、厚生省はある一定のところで線を引く、この三つを確認したわけですから。  そこで、民法七百三条により、不当利得に基づいて返還請求権が発生する、こういうことでありますが、請求権行使の前提になるものは知ると...全文を見る
○貝沼委員 それで、これは不当利得だと言って済ましておれない部分もあるのですね。例えば、あるお医者さんが患者に対してこれはこういう注射をした方がいい、こういう検査をした方がいいと自分の知識をもって判断をして、そうして注射を打った。事実は打った。ところが、審査されたときに、これはこ...全文を見る
○貝沼委員 だから、実情はそうだから、それについて厚生省はそれでよかったと考えておるのですか、それとも手落ちだったと考えておるのですか、それをはっきりしてください。
○貝沼委員 従来のやり方は適切でなかった、こういうことですね。そういうことは、ただ言ったら済むのでしょうかね。その責任というものは存在しないのでしょうか、どうなんでしょうか。
○貝沼委員 それは日本の人口は多いのですから、医者にかかる人間が多いから大変だなんて、そんな答弁は答弁にならぬのです、初めからわかっていることですから。ですから、そういうもう起こってしまったことは仕方がないからこれから一生懸命考えるんだという、そこは考えなければいけませんよ。考え...全文を見る
○貝沼委員 そこで、できるだけ早くという言葉が出ておりますからその時期の問題と、一定の線を引くというこの限度の問題でお尋ねいたします。  国会の答弁では、例えばということがついておったにしても千円という額が出ております。この千円という一つの目安、これについてはどういう根拠がある...全文を見る
○貝沼委員 そういう、金がかかるとかかからないとかいうことを言うから厚生行政は算術になるわけです。ところが、医術は算術でないということはあれだけ言われておるわけですから、要するに金のかかることで、我々が請求できる額は小さいから、それはもうほっておくんかい、私どものことなんか余り考...全文を見る
○貝沼委員 数年というのは十年にならないわけですね。ひとつ検討して、その都度お尋ねすることにいたします。  そこで、その数年間なら数年間、不当利得をしたお金が医療機関に理論上あることになりますが、これは不当利得とわかっておるものをそのままほっておいて法律上よろしいものかどうか、...全文を見る
○貝沼委員 そんないいかげんなことを言ってはいけませんよ。だって知らされてないのだから請求できないじゃありませんか。請求権が発生するのは知らされてから発生する。そうでしょう。それで不当利得であるということは審査したときにはわかっているわけですよ。だから、本人に知らしていないから請...全文を見る
○貝沼委員 ということは、つぶれないような医者へ行きなさいということですね。そういうことでしょう。つぶれそうな医者には行ってはいけませんということになると思うのです。  いずれにいたしましても、この問題は単にどれだけのお金が戻る戻らないということではなく、国民が、本当に公正な行...全文を見る
○貝沼委員 それから、時間がもうあとちょっとしかありませんので、一言だけ父子家庭の問題についてお尋ねしておきたいと思います。  父子家庭、父と子です。母子家庭、母子世帯の問題はいろいろと手が打たれております。しかし十分ではありませんで大変不十分ですけれども、まあまあ打たれておる...全文を見る
○貝沼委員 終わります。
○貝沼委員 国民の食生活の安全性を確保させるために、またきょうこれから話題にいたします問題を解決しておかなければ、これから養殖業者がむしろ成り立たなくなるのではないかというような心配がありますので、その二つの観点から若干の問題を提起し、答弁をいただきたいと思います。  まず初め...全文を見る
○貝沼委員 厚生省は、検査しているから大丈夫だと言っているわけですね、今の答弁では。そうして何かあった場合は流通市場から排除しておるから心配ありませんと。これは後で問題にいたします。あなた方はそういうことを言うけれども、実際はできないということを後で申し上げます。  それからも...全文を見る
○貝沼委員 厚生省ではどういうふうに受けとめておりますか。
○貝沼委員 これはTBTOの話ですけれども、実は大阪市の環境保健局の調査結果の報告などによりますと、養殖魚と天然魚のすずの残留をはかったデータがあるのですが、大体養殖魚の方が天然魚の三倍あるというデータが出ていますね。あるいはPCBを見ても、天然と養殖魚を見ると、養殖魚は大体二倍...全文を見る
○貝沼委員 その前にお尋ねいたします。  それでは養殖漁業で使用される要指示薬、こういうものは、特にこれは使っていいとか、これは使ってはいけませんというものは決められておりますか。
○貝沼委員 もう一回はっきり言ってください。よくわからない。
○貝沼委員 今のは大臣はよく御存じの話ですけれども、これは有名な話ですから。要指示薬としては指定していない、こういうことです。  指定していないということは、逆に言うならば、資格を持たない人がそれを投与してよろしい、こういうことになるわけでございますが、これはそのとおりでよろし...全文を見る
○貝沼委員 ですから、例えば牛とか馬とか豚とかそういう動物に対しては、これは獣医師の指示を受けて厳重な管理のもとに使用しなさいということですね。ところが魚介類についてはそれがない。したがって、魚介類以外の動物に使われておるいわゆる要指示薬というものが、実際は水産用というレッテルが...全文を見る
○貝沼委員 結局、しなければならない。しなければならないけれども、だれがそれを監督するのですか。だれがやるのですか。例えばそのことによって、その魚を食べて、そうして事故が起こったという場合に、責任はどこにあるのですか。
○貝沼委員 そういうのではだめなんです。そういう話はもう農林水産委員会でさんざんやっているんですよ。今ごろそんなものを蒸し返したってだめ。いいですか。指導する、指導すると言ったって、知識のない者に指導して何が守られるのですか。普通は、世界では獣医師とかあるいは医師とかというふうに...全文を見る
○貝沼委員 だから、さっきから言っているように、あなたの言っているのは講習をやっているから大丈夫だと言うけれども、そんな講習なんかの範囲のものではないのだ。これは医者とか獣医師とかの指導のもとに馬とか豚とか、こういうものにやるときには使用しなさい、それのないものは絶対売らないとい...全文を見る
○貝沼委員 その適用があるのは私知っているのです。農林水産委員会だって知らずにそんなことを議論したのじゃない。今あなたは、大学の課程で急病の科目もちゃんとできたと言いますけれども、これは農林水産委員会でつけるように附帯決議をやってやったのじゃありませんか。そのもとはと言えばこの獣...全文を見る
○貝沼委員 その答弁なんか、もう何年も前から出ているのです。そんなことは何年も前から国会では答弁されているのです。何年たってもそれこそ同じことを言っていたのではしようがないと私は思う。  そこで、獣医師でなければできなくなるから問題があると言いますけれども、現実に魚を食べておる...全文を見る
○貝沼委員 結局、何年も前から国会で議論してきたことは生きていないわけでしょう。そんなにくだらないものですか、国会の議論は。みんなが自分たちの生活が大変だから一生懸命ただしておるのです。今魚病を治せる人がいないなら別ですよ。おるわけですよ。なぜとりあえずその人をそこにつけないので...全文を見る
○貝沼委員 前向きという答弁は前の国会でも出ておりますので、私前向きの内容をもうちょっと詳しく聞いておきたいと思います。前向きというのは、十七条を変える意思でやるのかどうか、その点を聞いておきます。
○貝沼委員 終わります。