貝沼次郎

かいぬまじろう



当選回数回

貝沼次郎の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月14日第108回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○貝沼委員 久しぶりで科学技術委員会の方にまた参りましたので、よろしくお願いいたします。  私は、きょうは大体アウトラインみたいなことをずっとお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  初めに、本日、科学技術庁長官の所信表明をいただきまして、大変立派な表明である...全文を見る
○貝沼委員 短くお願いします、丁寧なのは結構ですけれども。例えば、私が先ほどああいう数字を出したのは、なるべく科学技術庁の予算獲得のためにそういう言い方の方がいいと思ったから私はわざわざああいう数字を出しておるのであって、そうでないというひっくり返すようなことを言うのなら何も言う...全文を見る
○貝沼委員 それは労働省でやるのはわかっているのですよ。わかっているけれども、科学技術庁もちゃんとかまなければいけないじゃありませんかということを言っているんです。そういう追いやるようなことをやってはいけませんね。白書の精神と変わってくるんだ、その答弁になると。  時間がありま...全文を見る
○貝沼委員 今調査研究に入ったばかりでありますから、性急にその成果を求めることは無理だと思いますが、これはやはり大変重大な研究になってきておると思います。この海洋の研究だけでなく、実はこういった地球科学的な問題というのは砂漠問題、砂漠化するというけれども、一体珍漢って何だと聞かれ...全文を見る
○貝沼委員 環境庁の方、お見えだと思います。  フロンガスの問題というのは、温室効果その他で世界的にも問題になっておりまして、世界的には日本の国はとかく積極性がないと言われておるわけでありますが、現状はどうなっておりますか。
○貝沼委員 いや、参画しているのはわかるのですよ。わかるけれども、さらに今度は国連の議定書が九月ごろ正式にという話もあるわけですね。このフロンガスが問題にされまして、世界では対応した。米国は一九七八年に早々とヘアスプレーなどエアゾルに対するフロンの使用禁止を決めたわけでしょう。さ...全文を見る
○貝沼委員 それで大臣、一言その決意のほどを聞かないといけませんが、予算を取れるようにひとつ決意をお願いいたします。
○貝沼委員 話題を変えます。  先ほど、同僚議員の冬柴先生が理化学研究所頑張れという演説をされました。私も、理化学研究所の今までの成果に対しては敬意を表しておるわけでございます。別に恨みがあるわけでも何でもないんですけれども、しかし、法令の遵守という点でいささか問題があるのでは...全文を見る
○貝沼委員 そこで、これはいろいろなことを含んでおると思いますが、例えば、器具を一年以上も放置していたということは、これは放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の第十二条の定期検査ではわからなかったのでしょうか。
○貝沼委員 じゃ、十二条の定期検査とは何ですか、これは。
○貝沼委員 じゃ、法律があっても使用量が少なければその法律は適用されないわけですな。  じゃ、二番目にいきますよ。  それから、例えば計算方法ですね。計算方法を勝手に理研の方が自分たちの流儀で計算したからこれはオーバーしないと。この計算方法はちゃんと決まっておるでしょう。それ...全文を見る
○貝沼委員 いや、あるかないかと聞いている。
○貝沼委員 合致しないでしょう。
○貝沼委員 ですから、そういう計算方法は法令で決まっていないでしょうと言っている。そういう場合に勝手なことをして、そして自分たちの計算ではこれは許容量をオーバーしていないということで報告もしなかった。  したがって、この中には、まず計算方法に従わなかった。それからさらに事故届を...全文を見る
○貝沼委員 もう時間がありませんが、一言だけ。それでよしとしたら問題になりますので、私はよしとしません。  それで、理研の法令違反の問題はまだほかにもありまして、先ほど話があったリニアック、線形加速器でありますが、これの使用に無許可のイオンを使っておった。これなどはRIの障害防...全文を見る
05月26日第108回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○貝沼委員 じゃ、簡単にちょっとだけお伺いしたいと思います。  それは、ナショナリズムのお話がございまして、人類共通の財産である、私もそのように思いますが、この人類共通の財産が国際会議になるとなかなか難しい問題が出てまいります。特に、リスクの多い研究を重ねてきた先進国が果たして...全文を見る
○貝沼議員 ただいま議題となりました公明党・国民会議提出の海洋開発基本法案及び海洋開発委員会設置法案につきまして、その提案理由並びに内容を御説明申し上げます。  海洋は、全地表面積の七割を占めながら、いまだ十分に開発されておらず、人類に残された未開発の宝庫と言えます。海洋には生...全文を見る
07月29日第109回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○貝沼委員 きょうは久しぶりで決算委員会に質問の時間を与えていただきまして、ありがとうございました。  先ほども話が出ておったようでございますが、インフルエンザの問題につきましてちょっとばかりお尋ねをしておきたいと思います。  実は昨年十月九日の社会労働委員会におきまして、私...全文を見る
○貝沼委員 大変微妙な言葉が多かったわけでございますが、要するに保護者その他の意向を十分反映されるような方向で、こういうふうにおっしゃいましたが、わかるようなわからないようなところであります。一点だけ確認をさせていただきたいと思いますが、それは現在の制度と幾らか変わる方向が示唆さ...全文を見る
○貝沼委員 そこから先は決定しておりませんので、幾ら質問をしてもこれはむだだと思いますので、質問はもういたしませんが、この研究報告書の中にも任意性を認めた方がよろしいというような内容の意見もかなりあったようでございますので、ぜひそういうふうにひとつしていただきたいと希望を申し述べ...全文を見る
07月30日第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○貝沼委員 素人の質問で大変恐縮でございますが、黒田参考人にお願いしたいと思います。  一つは、この「「光科学技術の高度化に関する総合的な研究開発の推進について」に対する答申」というのが出ておりまして、ここにも「データベースの整備」というところがあります。ここの文章は読まなくて...全文を見る
○貝沼委員 蛇足みたいな質問で大変恐縮なんですけれども、研究という分野と開発という分野と両方あると思うのです。それで、ただいまの参考人の御意見のように、私は研究分野においては一貫してやった方がいいように思いますが、開発分野のところはおのおのの特徴を生かして切磋琢磨した方がいいよう...全文を見る
08月25日第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○貝沼委員 きょうは大体三つの点で質問をしたいと計画をいたしております。なお、時間の都合でできないことがあるかもしれませんけれども、一つは、先般報道で問題になりました放影研の報告に関する件、それからもう一つは、午前中もちょっと出ておりましたが、巨大技術の安全性の問題、それからもう...全文を見る
○貝沼委員 がん対策としては大変重要だとは思います。しかし、今こういう報告書が出て、ただICRPの方に報告をし、それがどういう結論を出すか結論待ちということだけでは、これは厚生省としてはやはりちょっとぐあいが悪いですね。やはり日本の考えを持たないといかぬ。しかもこの報告書というの...全文を見る
○貝沼委員 それでは、科学技術庁の方はどういうふうに受けとめておられますか。
○貝沼委員 関心を持ってというお言葉がありましたので、そこから先はもう恐らくないと思いますから私はこれでやめますが、ひとつ関心を持ってお願いしたいと思います。どうもありがとうございました。  では、次の問題は巨大技術の安全性の問題でございます。  午前中も一部ちょっと話が出て...全文を見る
○貝沼委員 今私が言っていることは極めて当たり前のことを言っているわけですけれども、なぜ今これをわざわざ私が言うかということでございます。これは、今ロケット打ち上げをやろうとしておるさなかでありますが、ある水滴のためにそれを発見し中止した方がいい、これは一つのノーハウですね。そう...全文を見る
○貝沼委員 先般、私どもアメリカの方に視察に行かせていただきまして、カリフォルニアのGAテクノロジーに参りました。そのときにモジュラーHTGRという高温ガス炉のお話を聞きました。これは質問するような話までいきませんので答弁は余りないと思いますが、この高温ガス炉の話を聞いて、私は次...全文を見る
○貝沼委員 大いに図らなければならないと言う裏には予算の裏づけが必要になってくるわけでありますから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、例えばこの国会でもそうですが、どこかで火災が起こったりいたしますと、ブザーが鳴ったりいろいろなことがあるわけです。あるいは東京...全文を見る
○貝沼委員 安全性の問題は、以上で終わりたいと思います。  次は、宇宙開発の問題を少しやらしていただきたいと思います。  先般、私どもは宇宙開発基本法を国会に提案をいたしております。その中では、宇宙開発委員会をもっと強力なものにしろとか、いろいろ言っておるわけでございます。そ...全文を見る
○貝沼委員 それで、時間が限られておりますのでだんだんはしょっていかなければなりませんが、まず初めに文部省の宇宙研の方からまいりたいと思います。  宇宙研で今上げることのできるロケット、これが昭和四十一年五月十二日の科学技術振興対策特別委員会、当時、宇宙開発に関する小委員長中曾...全文を見る
○貝沼委員 そういうふうに宇宙研の方では時代の要請といいますか、もうこれでは大変だという状況になっておるわけでございます。  そこで、大臣にお尋ねしたいのですけれども、もう二十年もたてば大体何事でも考え直しが必要です。それからもう一つは、サイズで決めたというのがそもそも変わった...全文を見る
○貝沼委員 そんなことばかり考えておったんじゃ、これは間に合わないですよ。宇宙研の方だって、僕は今言わなかったけれども随分計画が先まであるでしょう。今回のが既にもう一・四を超えているでしょう。だから何も一・四にこだわることはないじゃないですか。ただ目的とか、あなたが今おっしゃった...全文を見る
○貝沼委員 ですから、いろいろな検討をするのは私は悪いと言っているんじゃない。一・四を取れと言う。要らないだろう、こんなものは。今、事実超えている。一・四という発想は間違いで、今あなたがおっしゃるようないろいろな整理の仕方で決めればいいけれども、一・四以上はだめだとかそれ以内なら...全文を見る
○貝沼委員 今直ちには言えないが、そういうことも加味しながら検討するということですね。そう受け取ってよろしいですね。
○貝沼委員 この議論をやっていると時間がなくなりますから次へ行きますが、宇宙開発、今度は事業団の方ですね。  宇宙開発の方で、例えば宇宙開発関係の法律を見てみますと、原子力の方と同じような仕組みになっておりますね。宇宙開発委員会、原子力委員会、同じようになっておりますが、違うと...全文を見る
○貝沼委員 要するに力が入ってないですね。局がない。ところが宇宙は、これから日本がもうそれこそ世界に冠たるじゃない、長期政策懇談会報告書、大変勇ましいことをたくさん書いてあるわけですが、ここに書いてありますように、日本の国が「二十一世紀初頭において世界の宇宙開発における中核的一翼...全文を見る
○貝沼委員 それは、あなた役人なんだからそういうふうにやればいいけれども、これじゃ日本はもうおくれてだめです。しかも、自主技術の開発をやってノーハウをどんと持たなければならないでしょう。どうやってやるのですか。三課で二十七名、今あなたがおっしゃった。原子力関係は二百名ですよ。全然...全文を見る
○貝沼委員 ですから、景気のいいことが書いてあるけれども、一つ一つ見るとできないのですよ。スペースプレーンが飛んだとする。だれが乗るのですか。その有人飛行は、現在日本では研究することができるようになっていますか。
○貝沼委員 いや、そうじゃなしに、例えば宇宙開発政策大綱の中に何と書いてありますか。私が見た範囲で読みましょうか。「我が国における有人計画は、当面、米国の有人宇宙船に依存してこれを進めることとし、」飛ばして、「我が国独自の有人サポート技術については、今後、さらに十分な調査検討を行...全文を見る
○貝沼委員 いや、誤解でも何でもない。僕は今大綱を読んでいるわけです。この大綱のとおりだったらできないのですよ。例えば衛星問題にしても、精密誘導装置とかアポジモーター、各種のセンサー、こういうものは日本ではもう大体完成しておりますか。
○貝沼委員 もちろんこれから開発するから、事業団とかいろいろあるわけですけれども、やらなくちゃならぬことがたくさんあるのですよ。にもかかわらず人はいない、金はない。それで、この大綱では、アメリカから買った方が安くていいみたいな考えなんですね。これでは、宇宙開発で世界の一翼を担う云...全文を見る
○貝沼委員 それは、この「宇宙開発の新時代を目指して」という報告書を私は何回も読みました。大変結構なことを書いてあります。だけれども、できない。金がない。人がいない。どこから人を持ってきますか。今大学で宇宙工学の学科があるところ、どこにあるのですか。大体専門家は大学でどこで勉強し...全文を見る
○貝沼委員 時間があと二分ばかりになりました。きょうは概説的なことばかりで恐縮なんですが、そういう産官学一体になった力の入れようでなければ日本の宇宙開発はできない、こう私は思うのですね。だから、そうすべきだということを言っているわけです。何もけちをつけているわけじゃない。  そ...全文を見る
○貝沼委員 それでは大臣、一遍ぐらい答弁されてもいいと思いますから、今までの質疑を聞いておられまして、御決意のほどをお願いしたいと思います。
○貝沼委員 終わります。
08月27日第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○貝沼委員 三点お尋ねしたいと思います。まず、堤参考人に二点お願いいたします。  その一つは、科学という言葉、それから科学技術という言葉、これがわかったようでなかなかわからないのですけれども、私たち、科学というのは何となく輸入した感じがございます。例えば科学を習い始めて小学校へ...全文を見る
09月01日第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○貝沼委員 午前中は大変高度なお話が多かったわけでありますが、私は、現在予算編成の時期でもありますので、少し大まかな話をさせていただきたいと思っておるわけでございます。したがいまして、何点かにわたりまして質問をしたいと思います。  例えば、先般アメリカにおきましてレーガン大統領...全文を見る
○貝沼委員 ただいま答弁のありました十四号答申、私もいただいておりますが、見ました。これを見ますと、いろいろなことがたくさん書いてあるわけですね。ところが、なぜ殊さら超電導なのか、科学技術庁としてもプロジェクトをつくって予算化しておる。それが悪いというわけじゃありませんけれども、...全文を見る
○貝沼委員 それはいいのですけれども、長い今までの歴史の中で、今急に日本もアメリカも、そして科学技術庁もプロジェクトを組んで、さあ超電導だ、こういうわけですね。なぜ今の時期にここに力を入れなければならないのか、ここのところを聞いておる。
○貝沼委員 たまたま今超電導という話になっているわけですけれども、実はその根には、超電導に限らず、例えばレーザーの問題にいたしましても、とにかく科学技術というものが今の時代に本当に必要になってきた、科学技術の発展なしにはもはやどの国も成り立たないというような、科学技術というものが...全文を見る
○貝沼委員 それで、先ほど私、例えばイノベーションによって経済効果があるという話をしたわけでありますが、きょうは経済企画庁からも来ていただいておりますので、御意見を伺いたいと思うわけであります。  先般、当委員会におきましては、科学技術政策問題で参考人の方からたくさんの御意見を...全文を見る
○貝沼委員 いろいろな条件の設定、それからどういう技術、どういう部門においてどんなイノベーションがあったのかということで計算はいろいろ違ってくると思いますけれども。大まかに、マクロ的に見て六〇%という話ですから、これはやはり、現在の日本が置かれておる立場から考えると、当面の問題と...全文を見る
○貝沼委員 それはそのとおりだと思いますが、例えば――経済問題はやめておさましょうかね、先ほど効果があると言ったわけですから。そこから先幾ら言ったって同じことですから。貿易収支だとか内需拡大、そういう問題いろいろ議論はありますけれども、これは結果的に雇用に対しても効果はある、こう...全文を見る
○貝沼委員 ただいま大臣から御答弁をいただきましたが、この政策大綱を私は何回も勉強させていただきました。ただ、これについてめり張りのきいた予算の措置という項目があったらよかったなと思っておるわけであります。これはめり張りがないのですね。やらなければならぬことは書いてありますが、こ...全文を見る
○貝沼委員 私が答弁してもらいたかったのは、そういう模倣というのは当たらない、本当はこういう一点を言ってもらいたかったのです。ナショナリズムで言うわけじゃありませんけれども、私も日本人ですから。  模倣というのは、同じものをつくるのが模倣ですよ。しかし、日本の場合は単なる模倣で...全文を見る
○貝沼委員 それで今度は、この大綱によりますと「創造性豊か」、独創とか創造とかいうことが果たしてどういうことなのか、これまた大変難しいことだと思うのです。字としてはわかるのだけれども、これは実際難しいですね。  私は実は学生のときに、当時ノーベル賞をもらった湯川先生の素粒子論を...全文を見る
○貝沼委員 そういうことで、文章にすると何となくわかるのですけれども、具体的に現場でじゃどうなるのかなと考えると、非常に難しい。テーマ一つ選ぶにしても、例えば先ほどわざわざ総理大臣や大統領の言葉を引用したのはなぜかというと、総理大臣なり大統領がこれをやると決めたとなりますと、ここ...全文を見る
○貝沼委員 とかく役所というのは、文章ができ上がりますともうでき上がったような感じになるのですね。ですから、何か質問するとすぐその文章を読む。こっちは文章を読んでから聞いているわけなのですけれども。ただ文章ができ上がるだけでなく、現場で本当にそれが功を奏しておるかどうかというとこ...全文を見る
○貝沼委員 そういうふうに、今までの答弁とちょっと裏づけをとるとこういうふうになる。実際は下がっている。ですからちゃんとお金の伴った政策でないと、本当に実現できませんよ。  それからさらに、総務庁の調査結果なんですけれども、日本の基礎研究の比率は米国と大変似ているわけですね、私...全文を見る
○貝沼委員 基礎研究の定義の話までいきますとややこしくなりますので、ちょっとぼうっとした話、概念的に話を進めていきたいと思います。  それから、例えば国立の試験所とか研究所ですね、試験研究所、こういうところで研究者が研究をしておるわけであります。そうすると、一人当たりの研究費と...全文を見る
○貝沼委員 そういうふうに政府は力を入れるのだ、それでしっかり基礎研究をやりなさい、プロジェクトをつくりました、実際に金がない、これじゃちょっとむごいですね。  それで、予算の問題というのは最終的に資源配分の問題でありますから、大蔵省に言わせれば、だから税金をたくさん納めるよう...全文を見る
○貝沼委員 それじゃ、大蔵省に申し上げたいと思いますが、財政が大変厳しい、だからつけたいけれども予算がなかなか難しいんだ、それはもう配分の問題なんだということですけれども、ここへ予算化することによって税収がふえるという方法がありますね。それは予算の上手な使い方ですね。だから、この...全文を見る
○貝沼委員 もちろん限られた資源でありますから、優先順位の選択は当然であります。当然でありますから、その選択を、ひとつその優先順位を決めるときに、今のいろいろな私が申し上げたことを勘案していただきたい、こういうことを申し上げているわけであります。それがまさに私の言うめり張りという...全文を見る
○貝沼委員 ここで大変嫌なことを申し上げますが、先般ある報告の中で、ボストンにおいて電気化学の研究会、発表会があった、そのときにいろいろな会社その他の論文はたくさん発表されておったが、日本の大学の論文は一つもなかったということで、日本の大学は何をやっているのかというような批判があ...全文を見る
○貝沼委員 私は何も文部省を責めているんじゃないのです。そういうふうにどこの国とも大学の研究がやはり一番大事である、こう見ていること自体は間違いないと思うのです。多いとか少ないとかそんなことは大した問題じゃありませんけれども、どこの会社が大変だというんじゃなしに、大学の研究がどう...全文を見る
○貝沼委員 大変難しい問題だと思いますが、ひとつ力を入れていただきたいと思います。  それから、反面、実は日本というのはすばらしい、日本に学ばなくてはいけないということもまたたくさん出ておりまして、日本語の勉強もさせようとか、それから日本人をどうやって自分の企業に引っ張り込むか...全文を見る
○貝沼委員 終わります。