貝沼次郎

かいぬまじろう



当選回数回

貝沼次郎の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第120回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○貝沼分科員 会計検査院のこれからのとるべき方向といいますか、そういうことについて若干申し上げたいと思います。また、当局の考え方をお伺いしたいと思います。  私も委員長もそうですが、決算委員会に長くおりまして、日本の決算制度というものがこれでいいのかということは恐らく各党派を問...全文を見る
○貝沼分科員 大変結構なことだと思いますが、やはりこれは国会もバックアップしなければならないと思います。と申しますのは、内部監査においては、決められたとおりちゃんとその法規に従って支出なりそういうものがなされておるかどうか、これは監査いたします。したがって、会計検査院がそれと同じ...全文を見る
○貝沼分科員 研修所をつくって、そしてOBの方にも力をかしていただくということは、私は大変結構だと思いますが、ただ会計検査院だから、専門家でなければならない仕事の分野、それからそうでなくてもいい分野、両方あるわけですね。それを何でもかんでも専門家が担当しておったのでは、これは人数...全文を見る
○貝沼分科員 それから、先ほどの研修所の話、いよいよ新しく研修所ができるということでございますが、これについて簡単に、どういう目的でどういう効果があって何が期待できるのか、この辺のところを御説明願いたいと思います。
○貝沼分科員 OA機器の話ですね、コンピューターその他、これは大変重要だと思います。しかし、プロジェクトとなってきますと、先ほど申し上げましたように各省庁にまたがってまいります。それで、その各省庁との関連においていろいろなデータをいただかなければなりません、報告していただかなけれ...全文を見る
○貝沼分科員 まあ先の先なのか、先なのか知りませんが、とにかくそういうことも大事だということだと思いますが、ただ、難しい面があるというお言葉が今ございました。難しい面というのは、そのための例えば法改正なりあるいはその他の措置が必要だということを意味するのでしょうか。その辺のところ...全文を見る
○貝沼分科員 それでは、最後の質問になるかもしれませんが、今までの会計検査報告書を私ずっと見ております。この会計検査報告書が、まあ悪いというわけじゃありませんが、もっと私は欲を言えば、今の御答弁のあった意味も含めて、果たしてこれでいいのかというような意見も含めてあの報告書の中にあ...全文を見る
○貝沼分科員 終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
議事録を見る
○貝沼分科員 環境庁長官、今の質疑を私聞いておりまして、これは通告はしていないのですけれども、極めて基本的なことでありますから、ちょっと一言、二言お伺いしておきたいと思います、答弁はどなたでも結構ですけれども。  地球の温暖化というのは、環境庁としては悪ととらえるのですか、善と...全文を見る
○貝沼分科員 私も逆らう気はないのですが、度合いの問題があるのじゃないかと思っております。  例えば、温暖化のときに発生してくる問題は、雨量がふえるということだろうと思いますね。そうすると、やはり砂漠地帯は潤うわけでありまして、地球規模で言うと、島の国は陸地は少なくなるけれども...全文を見る
○貝沼分科員 そうだと思いますが、それで度合いの問題があるだろう、こう私は言っているわけでございます。  それからもう一点、これも基本的なことですから。  地球環境を保全すると言っていますが、地球は大分歴史が長いわけですが、いつの時点のことを保全するという基本的な考えに立つの...全文を見る
○貝沼分科員 私がこの質問をしておりますのは、現在悪いところがあるので、それがそのまま保全されるとぐあいが悪いのですね。ですから、悪いところは直しながら、ある理想的なところを一応目安をつくって、あそこまでは戻さなければならないとか、そういうある程度細かい目標値みたいなものがあって...全文を見る
○貝沼分科員 その御努力は多といたしますが、この七十八ないし八十ホンという絶対値、これも環境庁の基本的な考え方を聞いておかなければなりませんが、要するに、騒音の規制に絶対値を用いておるということですね。ところが、東京のようにいろんな音がある。それで、ガードの下を通っても、電車の通...全文を見る
○貝沼分科員 私も、八十ホンはああいう場所では高いと思いますね。むしろこの基準の数字の決め方について、こういう絶対値ではなしに、例えばオーディオなんかではデシベルという単位を用いますが、そういう相対的な、体に感じる相対的なものであらわす方法が環境庁に最もふさわしいやり方ではないか...全文を見る
○貝沼分科員 ということは、将来そういう相対的な数字による基準というものも考える可能性があるということをお答えになったのですか。
○貝沼分科員 時間の都合で進みますが、これは運輸省にお尋ねいたしますが、それで地元の希望としましては、とにかく遠く走るから音が高い、減速すれば音は低い、したがって橋の上は減速してもらう、減速をしてもどこかでスピードを上げないと、やっぱり岡山から高松へ行くまでの時間は延びてしまうわ...全文を見る
○貝沼分科員 これは旧国鉄のときはえらい前向きだったのですね。JRになった途端に後ろ向きになってしまったのです。それで言っているわけです。何か採算ばかり考えて、どうも住民のことを余り考えないのじゃないかという声もある。しかし、人の商売ですから私がどうのこうの言うわけにはいきません...全文を見る
○貝沼分科員 もう一点だけ。JR関係でありますが、山陽新幹線についても騒音問題が、もうくどくど述べる時間がありませんから、当局がよく御存じですから、出ております。したがって、この騒音対策を早く進めていただきたい。先般調査したところによると、例えば備前市であるとか岡山市の東平島とか...全文を見る
○貝沼分科員 日本道路公団の方においでいただいていると思いますが、中国縦貫自動車道、こちらの方も最近は交通量が大分ふえてまいりまして、騒音がやはり問題になっております。したがって、これも地元から防音壁その他をやっていただきたいという要請が出ておるわけでありますが、まだ全部終わった...全文を見る
○貝沼分科員 ぜひ早く実現できるようにお願いいたします。  それでは次の問題に移ります。  児島湖の環境保全対策の問題でございます。  もう時間がありませんので説明はこちらでいたしませんけれども、児島湖の現況は簡単にどうなっておりますか。
○貝沼分科員 そうなんです。余り進んでいない。特に燐などはほとんど変わっていないですね。ですから、これはやはり急がないといけません。  そこで、もう余り時間がありませんから、まとめて申し上げます。  県からの要請として既に出ておる話ですが、児島湖の水辺環境整備事業の国庫補助事...全文を見る
○貝沼分科員 終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
議事録を見る
○貝沼分科員 御存じのように、岡山、倉敷との間に瀬戸大橋ができまして、そして今までお互いに海で隔たっておったところが陸となりました。瀬戸大橋のたもとにある児島の駅を中心にいたしまして、岡山市がすっぽり入るような円を描きますと、高松とかあるいは福山方面までも入りまして、経済圏として...全文を見る
○貝沼分科員 今文部省の方では、その検討はどこまでいっているのでしょうか。
○貝沼分科員 そういたしますと、今後の計画を見守っているということですから、それがうまくいけばその実現性はかなり高いと見てよろしいですか。
○貝沼分科員 ぜひこれがうまくいくようにこの場で陳情しておきたいと思います。  なお、自治省にお尋ねいたしますが、自治省もこの話は既によくお聞きになっておると思います。この県立大学の整備について、結局予算の確保ということが問題になってまいります。そこで、自治省と今後起債の額等の...全文を見る
○貝沼分科員 ぜひお願いしたいと思います。  それから、もう急ぎますが、次の問題は、コンビナート防災の点でお尋ねしたいと思います。  このコンビナート防災の話は、私が初めて衆議院に当選したのが昭和四十四年十二月でございました。その後、コンビナートはやはり大事にしなくてはいけな...全文を見る
○貝沼分科員 それで、ちょっとデータ、話だけではなんですから、最近の事故発生件数はどういうふうになっておりますか。
○貝沼分科員 その資料を私いただいておりますが、この表を見ますと、今五十八年度のことを特に顕著に申されましたが、六十二年、六十三年がやはりちょっとふえております。ですから、この辺が横ばいになっておりますので、そろそろ施設の影響が出ておるのではないかと私は見ておるわけです。  そ...全文を見る
○貝沼分科員 そこで、教育は大事だということはみんなわかっているわけですが、しかし、教育を受ける人ですね。やる人じゃなしに受ける人の側なのですが、従業員の教育、それから下請の作業員の教育、こうなってくるわけですが、その下請等の作業員の教育の方が大変やりにくいというところで、これを...全文を見る
○貝沼分科員 先ほど申し上げましたように、老朽化の現象も何ぼか見られます。例えば、堤防があって油が流出しないようにちゃんとつくってありますが、そこにひびが入って、油がにじみ出て初めてああ割れておるなというのがわかるわけでありまして、そういう面から考えると、もう一回何らかの形で全国...全文を見る
○貝沼分科員 じゃ、あと何分もありませんが、大臣はいろいろな経験がございますから、大臣にちょっとお尋ねしたいと思います。  例えば消防吏員、団員、消防教育に従事する職員の方がいらっしゃいます。あるいはこれと同じような立場で警察官もいらっしゃいます。この人たちは使命感だけで実は頑...全文を見る
○貝沼分科員 私、やれと言っているわけじゃありません。そうじゃなしに、ただ、かつての警察官のときの姿を見ますと、二十代の若いお母さんが子供の手をつないで喪服を着ておる姿は見るに忍びないものがあるわけでございます。しかしながら、命をかけて頑張っておられる方々に対する賞じゅつ金は大変...全文を見る
○貝沼分科員 消防表彰規程の第六条の二に二千万円の数字が出ておりますけれども、自賠責では、これはまた四月に自賠責の金額が三千万とも言われておるわけですが、これと比べてこの差があり過ぎるのはどういうふうにお考えですか。
○貝沼分科員 物価とかなんとか言ってみてもこれは余り意味がないと思うので、自賠責というのはいろいろな面から結果的にそういう数字になっておるわけですから、自賠責がそこまで上がるのであれば、賞じゅつ金はやはり上げていくようにこれは当局にも御努力をいただきたい、こう思っておるわけでござ...全文を見る
○貝沼分科員 大臣から大変力強いお言葉をいただきまして、これをぜひ実現していただきたいと思います。  これを私が特に言っておりますのは、最近の火災の質の問題ですね。化学兵器というのは最近有名になりましたけれども、あれ以上の毒ガスがたくさん出る場合があるわけでありますし、それから...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号
議事録を見る
○貝沼分科員 国道を初めとする道路の進捗状況について、質問をしたいと思います。まあ私が言うまでもなく、現在生活基盤を支えておるのは道路でございまして、この道路の整備というものがなされないと大変行動範囲が狭くなるわけでございます。  岡山県の倉敷市の玉島バイパス、これもあそこは土...全文を見る
○貝沼分科員 これは地元で非常に要望の強い路線でございますので、一日も早く実現できるようにお願いしたいと思います。  特に、今おっしゃった爪崎というのは、恐らく玉島へ行っていよいよ旧二号線に入るところがまだちょっとおくれているわけですね。あそこのところが非常に混雑するわけですけ...全文を見る
○貝沼分科員 よくわかりました。  それからもう一つは、笠岡バイパスなんですね。この笠岡の手前までは大変広くなって割とすいすい行くんですが、笠岡の市に入った途端にもう動かなくなってしまう。そうして広島県に入ったらまたさっと行く、盲腸みたいになっているところですけれども、これを早...全文を見る
○貝沼分科員 そうすると、これは国道が直接つながるわけじゃありませんが、そういう県道等とアクセスをしてできると思いますが、開通はいつごろを予定されていますか。
○貝沼分科員 一日も早く供用できるようにお願いしたいと思います。  それからもう一つ、総社バイパスというのがございます。これは県立大学の建設等も関連しておりますので早くという話も出ておるわけでありますが、これはどうなっておりますか。
○貝沼分科員 あそこは古墳が多いので本当に難しいところなんですけれども、それでももう百八十号線、あそこのところは全然動かないのです。ですから、地元としては非常に急いでおる路線でございます。  それから、それの隣にあります一宮バイパス、この点はいかがでしょうか。
○貝沼分科員 この辺の道路は、空港があそこにできたにもかかわらず、倉敷から空港へ行こうとするとなかなか道路が込んでだめなんです。ですから、新幹線で来た方がずっと早いということになってしまいます。こういう道路が使えますと、これは全部アクセスになりますので、うまくいくようになるわけで...全文を見る
○貝沼分科員 これは岡山県でもかなり熱意を込めておりますので、ぜひひとつお願いしたいと思います。  それから、これは日本道路公団の方になると思いますが、中国横断道岡山ジャンクションから北房ジャンクション、この間の整備あるいは今後の見通し、こういったものについてお願いしたいと思い...全文を見る
○貝沼分科員 ここの予定のところは、大変山も急なところがあったり難しいところが多いと思いますけれども、しかしこれは山陽、山陰というところを結ぶ、あるいは四国まで結ぶ大変重要な路線になると思いますので、一日も早く実現するように希望したいと思います。  以上で終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
議事録を見る
○貝沼分科員 地域振興が叫ばれてから大分久しくなりますが、最近における消費者ニーズの多様化、高度化、技術革新の進展等、企業を取り巻く社会経済環境の厳しい変化の中で、地域産業を担う中小企業は円滑な対応が迫られておるわけであります。そこでいろいろな研究をして頑張らなければいけないので...全文を見る
○貝沼分科員 そうすると、これは問題ないということですね。
○貝沼分科員 それから二番目の問題です。  これは簡単に言いますと、工業技術院筑波地区試験研究機関が公設試験研究機関へ研究者を派遣、技術指導を行う制度の創設をしてもらいたい、要するに、筑波の方から県の方へ直接行けるようにしてもらいたい、こういう要請でございます。この点はいかがで...全文を見る
○貝沼分科員 それでは具体的な例をちょっと挙げてください。
○貝沼分科員 確認しておきますが、「工業技術院地域技術政策の概要」、これの十ページに「人の交流」というところがありまして、その(1)というところの「地域の研究者・技術者人材の養成、効率的な技術移転等を目的として、公設試等から研究者・技術者を工業技術院地域試に受け入れ、また、公設試...全文を見る
○貝沼分科員 岡山県としてはその点がそうなるのかならないのか、はっきりしてなかったものですから、そういうふうに読めれば、これはまた要請すると思います。  それから、公設試験研究機関の中小企業向け技術開発研究に対する補助、これについての要請もあると思いますが、これについてはどのよ...全文を見る
○貝沼分科員 県の方でもいろいろ考えてはおるようですので、もしそういうのが具体的になった場合には、ぜひ善処方をお願いしたいと思います。  それから、話は変わりますが、先般の関西電力美浜発電所二号炉の事故の件について二、三お伺いしたいと思います。  断っておかなければなりません...全文を見る
○貝沼分科員 通産省がブリーフィングしたのだろうと思いますが、十一日のこの資料を私今見ておるわけですけれども、ただいま長官がおっしゃったようなことが書かれております。ただ、一番率直な感じは、なぜ運転する前にわからなかったのか。要するに、設計図はあるわけですね、何回も何回も公開ヒア...全文を見る
○貝沼分科員 ですから、その理屈は矛盾しているのですよ。調べてわかるのならもうわかるのです。ところが、記録がないのでしょう。それでは、実際にスコープか何かで眺めるしかないじゃないですか。ところが設計図というのは、初めつくるときにちゃんとあるのですよ。それから、設計図にないものがつ...全文を見る
○貝沼分科員 それはそうしなければならないのですけれども、ただ、それが審査項目に入っていないから書いたものがないのじゃないかと思うのです。そうすると、ほかのところをとめて眺めるのですか。そうじゃないでしょう。ただ、やはり設計図はあるはずですよ。ところが、それが今見えないというのは...全文を見る
○貝沼分科員 私は攻撃しているんじゃないのです。安全性が担保されているということをいかにもひっくり返すようなことは困るということを言っているのですよ、ある意味において。  そこで、安全委員会の方はどうですか、そういうことは全然知らなかったのですか。
○貝沼分科員 安全委員会は現場へ行かれましたか。
○貝沼分科員 資源エネルギー庁の方は現場へ行かれたでしょうね。
○貝沼分科員 私など素人の議論をするわけですけれども、今私はなぜ行動のことをお尋ねしたかというと、どうもこの問題は大きいですよ。いまだかつて日本ではなかったぐらい大きいです。ですから、安全性がこれだけ担保されており、これだけ役所が熱心であり、そして安全委員会もこれだけ神経を使って...全文を見る
○貝沼分科員 時間がありませんから詳しいことはできませんが、要するに、こういうときは行動をとった方がいいんじゃないかということと、もう一つは、原子力委員会のコメントとしてどこかの新聞に出ておりましたが、死角がやられた。死角、要するに見えないところですわ。こんな大事なところが死角な...全文を見る
○貝沼分科員 もう時間が来ましたから、あとはちょっと問題提起といいますか、それだけをしておきたいと思いますが、水炉の研究をやって、そして水炉ももうここまで来ました。したがって、その当時は、一生懸命水炉の方をやっているんだからほかの炉の話は余りやらないでくれ、これだけ開発費がかかっ...全文を見る
○貝沼分科員 終わります。