海部俊樹

かいふとしき



当選回数回

海部俊樹の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第104回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(海部俊樹君) このたび文部大臣を拝命いたしました。一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。  御質問の審議経過の概要についてでありますが、これは、先生もお読みいただいたように二百三十二ページありまして、二十一万を超える語数がございますから大変膨大なも...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 就任早々のインタビュー記事の中に御指摘のような表現がありますけれども、三十分ぐらいいろいろお話し合いをしたことがこれだけに凝固しておるんですが、私の真意を申し上げますと、児童生徒に直接触れていただく教師の立場、教師の責任というものは、やっぱりそれに向き不...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは私はやっぱりその職業、それに対して向き不向きという言葉を使ったんでありますけれども、やっぱり向き不向きは希有な例かもしれませんがあろうと思います。ですからそういった意味で不向きだということを、むしろ私のここの発想は、あなたは不向きだと言うんじゃなく...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私は希有な例を申し上げたと初めから言っておりますけれども、新任教員の研修はおっしゃるとおりに教師として指導力を高め自信を持って教壇に立ってもらうための研修でありますから、初めから仕分けしたり不向きの人がたくさん出るなんていうことを想定しての発言では全くな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは今まだ答申が出てくる前の段階でありますし、余り予断と憶測を持って物を申し上げることは慎まなければならぬことでありますし、同時に研修制度がもし仮に答申できちっと出たとしても、それは文部大臣がああしろ、こうしろ、だれをつけろと言うことじゃなくって、教育...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように学校で、保健室で心の触れ合いを大切にしてもらったり、児童生徒のために養護教諭の皆さんが果たしておる役割は私は十分承知をいたしております。同時に、御指摘があったように、すべての学校に配置されていないという現状も承知しております。このことについ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、戦後教育が大変普及しましたこと、またそれなりに児童生徒が成長してきておることについて、私はこれは評価するのにやぶさかでありません。けれども、最近、御指摘あったようにいじめとか、しばらく前には校内暴力とかいろいろ心痛むような出来事が学校に起...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育の改革の問題は、それぞれのお立場の皆さんの御意見を聞いておりますと極めて複雑多岐であります。例えば今社会が、学歴偏重という言葉が横行しておりますように、社会との接点をきちっと変えていかなければ、その後の学校教育も、それに伴う入学試験の過熱な競争ぶりも...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろ御指摘をいただきましてありがとうございます。ただ、御指摘のとおりに、臨教審が始まります一昨年のころは、今まで中央教育審議会で答申をもらった四六答申を文部省は文部省なりに一生懸命努力をして片づけてはきましたが、世の中の方がどんどん変わってまいります...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 新聞報道で私も拝見したばかりでございまして、写本に押してある保存者の判がにせものであったのか本物であったのか、報道によりますとまだ確かな断定等がございませんけれども、私はやっぱりそういったことについては専門家の判定を待って判断をし、公表しなきゃならぬと、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように国立博物館は修学旅行のみならず一般の国民の皆さんもここにおいでになっていろいろ心を安らぐ場所でありますし、いろいろと本物にやっぱり接してもらわなければならぬということはこれは当然のことだと思います。  そこで、これは報道だけてありますが、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 授業料免除の問題につきましては、単に経済的な理由で修学できないとか、成績は優秀であるけれども、その他の理由等があって修学の継続が困難な人に修学の機会を与える。教育基本法でも言っておりますようになるべく機会を皆さんが均等に利用することができるような措置の一...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 局長から詳しく申し上げます。
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろな御意見を承っておりまして、この制度が持っておる中で有効にこれは作用しておるし、私は有意義な制度だと最初に申しましたが、やはり適切に行われなければならぬことも御指摘のとおりだと思います。学校間であるいは学生間で不公平があったりすることも、それはや...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 詳細な調査をした結果を持っておりませんのでわかりませんけれども、しかし全体的に言いますと、やはり国立大学へ行く生徒と私立大学へ行く生徒とは授業料とか入学金とか、いろいろな経済負担が違うわけであります。もっともそれを何とか是正しようと思って私学助成などもや...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育勅語というのは戦後の国会で失効、排除の手続をされておってもうこれは今ないものでございます。それから、ただ、当時教育勅語がいろいろなことを中に徳目として書かれておる、夫婦が仲よくするとか親を大切にとか、そういう徳目自体も全部あの国会の排除手続によってな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 言い方を変えてみるとそういうことでありまして、教育勅語は今ないわけでありますから、教育基本法とは何の関係もない、こう申し上げます。
○国務大臣(海部俊樹君) 教育基本法の精神というのは、やはり教育にあたって人格の完成ということを目指して、一人一人の人が平和的な国家及び社会の形成者として自主、自律の精神を持って育成されていくようにすべきである。臨時教育審議会の審議経過の概要の中にも、そのことについて審議がなされ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育基本法で言っていることが足りないというふうに書いておるとは私は読み取っておりません。  要するに、教育基本法で書いております。その目的をさらに達成するために、いろいろの努力をしていこうということを書いておるのであって、この教育基本法というものを、書...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろな御意見があるなと思って今先生のお話を聞いておったんですけれども、教育基本法というものが現にあって、その精神を踏まえて審議しておるわけでありますから、それを解釈を変えようとかというようなたくらみはなかったと、私は党側からずっと見ておりましたけれど...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育勅語をテキストに使って研修をしたという話は今初めて聞きましたので、その事実があったのかと言って聞いたんですけれども、そのような事実はまだつかんでいないということであります。
○国務大臣(海部俊樹君) それは一遍調査さしていただきます。
○国務大臣(海部俊樹君) 確かに強制とか法律にどうとかというような事態の起こる前の、身分関係のないときの事前の研修でありますけれども、しかし、やっておる、始めた趣旨というものは、教壇に立っていただく先生が教員生活を始めるときにはスムーズにそこに入っていけるように事前に、志を持った...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように大学の場というのは、教育、研究が自由に行われるような雰囲気が保たれておることが前提でありまして、そこで報告されるような事件が起こるということは、これはもう問答無用で遺憾な事件でございます。  それで、今回のことに関しても学長自身も二度とこ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御意見、私も共鳴をしながら承る点がたくさんございます。  例えば小学校の低学年の生徒については何を身につけてもらうか。前回のときにゆとりのある、しかも充実した基礎、基本を大切にする教育という旗印を上げましたけれども、やはり国語とか算数というように社会に...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教科書検定に対する先生の御努力に敬意を表しますけれども、私たちはただいまのところ、教科書の検定に関する権限とかあるいは組織、あるいは教科書発行に関しては法律が既にできておって、法律に基づいてやっておるものだと、こう理解しております。法律に基づかないで教科...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、いろいろと大学の設置形態がございますけれども、先生御承知のように諸外国の大学の設置形態というのは大体国立があるいは公立、州立てす。日本の場合は私学の方がうんと数が多くありまして、粗っぽい計算で言うと八割方が私立大学で高等教育をやっておる。...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 給食が初めてスタートいたしましたときに、児童生徒の栄養のバランス、体位の向上ということを目標にいたしました。だんだん体位も向上してきたという報告もございますが、しかし反面もう一つ、余りばらばらにしてしまって栄養のとり方、そういったような必要量が摂取できな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) ただいま御議論を聞きながら、この昨日読みました「審議経過の概要」の中で、学校給食の必要は認めながら、それは推進していきながら、母親に少し協力を求めるとか個別の問題にするとかどっかに書いてあったんですが、今ちょっと捜しかねておりますけれども、教育審議会の方...全文を見る
01月30日第104回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(海部俊樹君) 文教に関する御質問を四点に分けましてお答えをさせていただきます。  御指摘のように、いじめの問題については文部省といたしましてもこれを重大に考えて、ただ、原因は学校、家庭、社会、それぞれ複雑に絡み合った要因がたくさんあろうと思います。例えば学歴偏重の社...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 上田先生の教育に関する御質問三点についてお答えいたします。  最初の、大学入学者選抜制度を改善する気持ちはないかということでありますが、御承知のように、既に臨教審の第一次答申で御指摘を受けまして、直ちに大学関係者、高校関係者などにお集まりをいただき、改...全文を見る
01月31日第104回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(海部俊樹君) 私に対する御質問を三つに整理してお答えをさせていただきます。  最初の中高一貫教育についての御指摘でありますけれども、個性を伸ばし、ゆとりのある教育をしていくという観点からいきますと、これは大切な御指摘でありまして、臨時教育審議会がそのような趣旨に立っ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 総理大臣から大変行き届いた御答弁がありましたので、私は重複することを避けますが、文部省の立場で二、三補足的な答弁をさせていただきます。  高校の中退の問題につきましては、やはり中学校における進路指導と高校におけるきめ細かい個別指導に当面は配慮しますが、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) お答えいたします。  生と死の問題は、人間存在の根本にもかかわる非常に次元の高い哲学的な大切な問題だと私も受けとめておりますので、文部省といたしましては、小学校、中学校、高等学校、それぞれの児童生徒の発達段階にふさわしい、そういった考え方で道徳教育の中...全文を見る
02月05日第104回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○海部国務大臣 御指摘のように、我が国の教育は機会均等ということを大きな柱に立ててやっております。学校の現実を見ていただきますと、機会が非常に幅広くなっておる。世界の中でも、教育の普及率は我が国は最高の部類に属すると言っても言い過ぎでないほど普及をしておると私は思っております。ち...全文を見る
○海部国務大臣 教育は国家百年の大計と言われますように、長い目盛りで日本の将来のために、どんなことがあっても守り育てていかなければならない大切な政治の一つであることは委員御指摘のとおりであります。  また、文教予算に関しましても、いろいろな経緯がありまして、今、他の政策との整合...全文を見る
○海部国務大臣 大変力強い御意見を交えての御発言をいただきまして本当にありがとうございます。  教育が極めて大切な問題であることは間違いございません。しかしもう一つ、私から特にこの場をおかりしてお願い申し上げたいことは、教育はやはりお金だけで片づくものでもございません。委員御指...全文を見る
02月06日第104回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○海部国務大臣 御指摘のように、映像文化は一国の文化の基礎を広め、発展させていく上に極めて大切なものでありますが、先生昨年御指摘のように、フィルムセンターの一部、特に貴重な外国映画部門を焼失いたしまして、その後民間の心ある人々のいろいろな好意や映画関係者や財界の寄附等もいただきな...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の問題は、留学生の留学生活をスムーズにスタートしてもらうために、統一試験とかあるいは能力試験を日本国際教育協会の主催で行っておりますが、矢野委員御指摘の件は、昨年十二月九日のこの試験についての具体的な問題、例えば出題にミスがあったこと、これは率直に、よくなか...全文を見る
02月07日第104回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○海部国務大臣 御指摘のいじめの問題は、今総理がおっしゃったように、その原因をここでいろいろ並べますと、例えば御家庭で兄弟の数が少なくなって、兄弟げんかとか切磋琢磨とかいろいろなものがなくなったとか、あるいは小学校、中学校で心の優しい思いやりのある子供、逆境に歯を食いしばって耐え...全文を見る
○海部国務大臣 お尋ねのように、木材という素材の持っております感触のやわらかさとか温かさ、そういったものは、人間の心を和ませるものでありまして、この部屋の内装もかなり木材が使ってありますし、ただいま御指摘のように、私も農林大臣から木のかばんをもらって使っておりますけれども、やはり...全文を見る
02月10日第104回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○海部国務大臣 御指摘のように、単身赴任の数が非常にふえており、調査をいたしますと、子弟の教育に関する問題から志に反して単身で赴任するという答えがかなりございまして、これは大変大切な問題だと心得、文部省といたしましては、特に義務教育段階の一段上の高等学校のところにまず問題があると...全文を見る
○海部国務大臣 基本的な方向は総理大臣が詳細お答えになったとおりでございますけれども、文部省の立場からいいますと、やはり仏教文化、歴史を知る上においても非常に大切な民族文化は多くの方々に見ていただきたい。国民の間には、これを見ることを心の楽しみにしている方もたくさんあるし、修学旅...全文を見る
02月12日第104回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○海部国務大臣 ただいまお尋ねの家庭医の問題は、御議論のように厚生省で御検討願っておる問題でありますから、文部省としては、直ちに家庭医を対象としてとかあるいは家庭医がどんなものであるか、そういうことを具体的に想定しての問題は検討しておりませんけれども、将来制度がどうなるにかかわら...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、近代の科学技術が大変進歩しまして、本格的な情報化時代の入り口になっておるわけです。  文部省としましても、従来読み書き計算、読み書きそろばんと言いましたけれども、これからの情報化時代には読み書き情活でいかなきゃならぬじゃないか。情活というのは、残...全文を見る
02月13日第104回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○海部国務大臣 御指摘のように、条約の第十条で男女の平等が教育の場でも図られなければならない、御指摘のように教科書の問題も教育課程の問題もいろいろ触れられておること、十分承知しております。ただ、文部省としましては女性を軽視したり決してしないで、男女の本質的平等というのは学校教育全...全文を見る
02月14日第104回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(海部俊樹君) お答えいたします。  こういう事態はよろしくないということはまさにそのとおりでありますし、それから撚糸工連というのは随分前から私どもの地元に撚糸業もあるわけですからいろいろお近づきはありますけれども、御三家と言われるようなそんなことはありませんし、言わ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、国の財政状況が非常に厳しいところから給与改善費の補てんのために毎年一定の節約率で計算しておりますが、御指摘の国立学校特別会計分についても、その率でやりますともう少し本当は多くなるところでありましたが、既定の管理運営費とか施設費は七%で節減...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろ御議論のあることは聞いておりますが、私はおっしゃるように首脳でも何でもありませんので、この場でコメントすることは御勘弁をいただきたいと思います。
02月17日第104回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○海部国務大臣 御指摘の国公立離れというのは、最近の受験者の数がやや減少したということと、それから入学を辞退する者の数がやや出てきたということ等の原因の御指摘だろうと思います。  先生おっしゃるように、入学検定料はことしちょっと高くなりました。けれども、それが原因だとは思いませ...全文を見る
○海部国務大臣 先生最初に御指摘のまずパソコンの普及の問題でありますが、調査によると六百五十万台ほど普及しておると言います。けれども、私はこれは一概に悪であるというとらえ方をしないで、児童生徒がコンピューターというものの持っておる無限の可能性とか新しく開けていく未来社会に対して何...全文を見る
○海部国務大臣 突然の御質問でしたので手元に資料がありませんから、間違っておったら御勘弁いただきたいのですが、ヨーロッパやアメリカにありますような日本人学校は、在留日本人の子供の日本語教育ですから、そういったものは中国にもございますけれども、それは今おっしゃる帰国する孤児の対象に...全文を見る
○海部国務大臣 総理が御答弁になったとおりだと思いますけれども、私どもは四十人学級の計画の柱は立てております。できるだけ教室の環境をよくしていこう、現場の皆さんの希望も、我々の政策の整合性の中でできるだけ努力していこうというので、文部省としては最善の努力をして立てた計画でございま...全文を見る
○海部国務大臣 主任手当は、国会でもいろいろと御議論をいただいて、全体の教員の人材確保のためにできるだけ処遇を高めようということで、指導、連絡、助言、調整という役に当たる人のその職務と責任に対ずみ報酬として考えられた制度だったことは、先生御承知のとおりと思います。なるべくこの制度...全文を見る
○海部国務大臣 いじめの問題が御指摘のように大変大きな問題になって、昨年だけで九名の中学生がこれが原因で自殺をし、文部省といたしましては、これに対して総理が今おっしゃったように、現場の教師を中心にしてみんなが力を合わせて防いでもらいたいという通達を出したり、有識者の会議をしたり、...全文を見る
○海部国務大臣 今の具体的な例を通じての管理に対するお話でございますけれども、私たちは、戦後の教育の大きな流れの中で、画一的、形式的な平等主義は間違いであるということ、今の臨時教育審議会でも、個性を尊重しよう、個性主義の原則のもとに今審議も行われておると承りますし、また、私も現場...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように共通一次試験をやめて新テストに変える、こういう大きな目標が一次答申で出ました。それを受けて文部省では既に昨年七月に省内に協議会を設置して、あらゆる立場の方々で検討していただいており、今年の七月にはその報告をいただくめどになっております。そして、報告を...全文を見る
○海部国務大臣 そのような心づもりでやっておりますけれども、御承知のように大変大きな制度の基本に関する改革でありますし、また、七月にどのような報告がいただけるのかもまだ未定でございますから、申し上げましたように、最終の昭和六十四年からそれを行いたいという終着駅を目標にそれらのこと...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど来、制度の根幹に触れる大改革でありますから途中のことを一々月日を挙げて御説明しなかったのは、まだ報告が来ていないということと同時に、ただいま国立大学協会や私学の学長の集まりの方で一生懸命鋭意これに向かって検討、研究をしておっていただくところでありまして、せっ...全文を見る
○海部国務大臣 それは方針として決まっておりますし、答申にもその改革がきちっと言われてまいりました。  それで、共通一次試験というのも、御承知のように皆さんに国会審議の御協力をいただいて、入試センターをつくるときの法律は各党全会一致で成功さしていただいた。あのときに目指しました...全文を見る
○海部国務大臣 この問題につきましては、御指摘のように、我が国の高等教育で約八割の人材養成を担当しておっていただく私大もそれは参加されることが望ましいという方向は私たちもかわがね前回の共通一次試験のときから抱いておったのでありますけれども、特に今回は既に日本私立大学団体連合会の方...全文を見る
○海部国務大臣 正直に申し上げまして、私大の中には今先生御指摘になったようなお考えで、これに参加をしないで独自の入試を続けていこうとおっしゃっておるところもございます。中には自分の学校でも既に点数中心にこだわらないで、六種類のいろいろな方法に分けて、点数だけで入れる学生の数はもう...全文を見る
○海部国務大臣 これは従来各大学が、専門的な自分の教科の中に入れていく前に、一応高校生活を終わった学業の到達度というものを調査して、ここまで終えておれば大学教育を受ける資格は十分であるというふうに判断する一つの予定ラインとして理解をし利用をしていただければ、各大学の二次試験は非常...全文を見る
○海部国務大臣 その御議論は、まさにこの前大学入試センターを設置しますときも随分議論した問題でございますけれども、入学試験というものを、あのころは大変厳しい難問奇問に取り巻かれた、時には受験地獄というような言葉まで出て、受験は極楽にはならないけれども、地獄の状態だけは何とか解消し...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のとおり、きょうまでもいろいろと試行錯誤があったり、何回か制度の改革等もやってきたものでありますけれども、今始まっております現実の共通一次試験の中から、先ほど申し上げましたようないろいろな大学の序列化とか受験生にとっては負担だという問題も随分出てきました。け...全文を見る
○海部国務大臣 マークシート方式の問題の出し方に対して、これは関係者の間からも問題の出し方によって、単なる白か黒かではなくて、思考の連結性とかいろいろ方法があるんだということ等も含めて御検討願っておるようでございますし、また臨教審の議論の答申を受けて今文部省の審議会がいろいろな立...全文を見る
○海部国務大臣 これは最初に申し上げましたように、制度の根幹に触れる大変大きな問題でありますが、しかし、国民の皆さんの世論調査なんか見ておりますと、今いずれの調査を見ましても、順位の入れかえは時々ありますが、ベストスリーを取り上げれば、いじめにまつわる問題、入学試験にまつわる問題...全文を見る
○海部国務大臣 大変幅の広い御質問でございましたので、短絡的なお答えになるかもしれませんけれども、私どもの考えでおる夢を語らしていただくなれば、大学というものが、すぐれたいい大学があるときに歴史でもその国は発展しているわけでありますから、そこではすぐれた学問の研究や教育が行われて...全文を見る
○海部国務大臣 今までの御議論の方向は私も全くそのとおりだと思いますが、世の中でハード面で目につくものがよくなっても心理的な改革が行われなければいけないではないか、そこに教育における大きな大きな責任があろうと考えます。  残念ながらきょう現在、学校における差別問題が後を絶たずに...全文を見る
02月18日第104回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○海部国務大臣 お示しいただいた構想は、私も大変結構な構想だと思います。御承知のようにアメリカの大学とは既に協定を結びまして、研究者や留学生の交流によって両国の相互理解を深める行いが既に三百五十の大学で行われておりますが、先生の御構想はそれをさらに一歩進めて生活環境とか工場研究と...全文を見る
02月19日第104回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○海部国務大臣 今の御意見の中で文部省が今直接タッチしております問題を御報告しますと、これは昨年中野先生から御指摘があって私の前任の松永大臣がお答えをし、取り組んだその思想も幾らか受け継がれておると思いますが、日本文化研究センターの予算、調査費が今年度予算で措置されることになりま...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のような悲しい事件が起こりまして、特に御質問の趣旨に沿うように、問題を中野区の富士見中学校の例にまず絞って、一般論じゃなくて具体的にお答えをさせていただきたいと思います。  いろいろ複雑な要因は絡み合っておっても、起こった場所というのと、それから、日常常に...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のことは私も同感でございます。文字どおり子供はいろいろな発達段階を通じて、教育基本法が書いておりますように人格の完成を目指して、平和な国家、社会の形成者として育てられていかなければならぬわけですから、本来ならば学校教育の現場でそれに従った教育をすべきであり、...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のようにいろいろな、ダイレクトメールが来たり新聞広告のあることもよく存じておりますが、その背景になっておる私塾の存在、これは文部省は、実は昭和五十二年のときに、乱塾時代というような言葉が出まして、これは放置できないと思って調査をしたことはございます。そのとき...全文を見る
○海部国務大臣 難しい問題でございまして、前回の私の在任中にも、ちょうど塾の調査をやったときの私は文部大臣でしたから、一定の塾の基準を調べるとか、教室の衛生状態を調べるとか、電気の明るさを調べてみたらどうかとか、いろいろな角度の御質問をいただいたことを今思い出すのですけれども、そ...全文を見る
○海部国務大臣 塾の実態調査はいたしておりますし、また、その実態調査の結果我々から見て好ましくないと思うことで文部省の範囲でできますことは、それぞれ指導をしたり通達をしたりしておりましたが、昨年の十月から、もうちょっと幅広い角度から協力者会議を設けまして、塾の実態について、このよ...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のような事実が新聞にも大きく報道されまして、私も詳しくその経緯その他を改めて振り返って、言い分等も聞いてみました。  先生がかねがねこの問題をお取り上げ願っておることを前提としてお答え申し上げますと、どうしても一部の大学で、理工系では化学薬品の取り扱いとか...全文を見る
02月20日第104回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○海部国務大臣 御指摘の点について、竹島が日本の領土であるということを小学校の生徒も中学校の生徒もできれば理解するのが望ましいことですから、私どもの調査では、地図は全部、日本国島根県の範囲に入っている、領海は明らかにされておると私は理解しております。  教科書においては、御指摘...全文を見る
○海部国務大臣 御質問の御趣旨は私よくわかるわけでありますし、ですから、小学校の、中学校の、高等学校のそれぞれの段階において、発達段階に応じて児童生徒が正しく理解してくれることが極めて重要なことはもう御指摘のとおりです。  ただ、現在の教科書は検定制度という制度の枠の中にありま...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど来お答え申し上げておりますとおり、正確に理解してほしいと思いますから、地図には全部日本の島根県となっておると私も調査の上理解しましたし、なお出版社に対しては、この御議論をも踏まえて、そのようになっていくように我が方から指導したいと思います。
○海部国務大臣 大変境界線の難しい御質問で、私も直観でお答えするのですけれども、毎日毎日の生活の中の文化といいますと、例えば生け花とかお系とか、そういうようなものを含めて、心豊かに、楽しく生活していけるような家庭の雰囲気をつくっていくということがやはり生活文化ということにダブって...全文を見る
○海部国務大臣 おっしゃるように、日本の伝統文化の中で諸外国からも評価され、そして関心を持たれておるのが生け花であり、お茶であり、この間私もボン・サミットの周辺をずっと見て歩いておりますときに、日本の文化会館でちょうどお茶のセレモニー、花のデモンストレーションをやっておりました現...全文を見る
○海部国務大臣 学校教育の分野で児童生徒の希望による選択の幅を広げ、それをさらに徹底させていきたいという方向はお答え申し上げておるとおりでございますが、具体的に児童生徒が教わりたいというときは やっぱりそれを指導する教師の側にも、その適性な人材が指導力を持って、技能を身につけて控...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の花と緑といいますと、まさに生け花の花とも素材の面でも非常に深いつながりがありますし、そういったものをより広く、より多くの国民の皆さんに見てもらい、心の中にとどめてもらうには大変すばらしいチャンスの一つであると私も受けとめます。また、今皆様に御審議をお願いし...全文を見る
○海部国務大臣 芸術というのは、やはり独特の表現方法によって美を創作したり表現したりするその過程であり、またその結果の作品である、私はこう理解しておりますが、それがそんな難しい大上段に構えたことを言わなくても毎日の生活の中にも生け花というものはしみ込んできて、それを最初に先生が、...全文を見る
02月21日第104回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○海部国務大臣 このたび、文部大臣を拝命いたしました海部俊樹でございます。  微力ではございますが、精いっぱい我が国の教育、学術、文化の振興のために取り組んでまいる所存でございます。  当委員会の御審議の趣旨を体して文教行政を進めてまいりたいと考えておりますから、どうぞ委員長...全文を見る
02月21日第104回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○海部国務大臣 川崎先生と総理のこの間のやりとりを私も今思い起こしておったのですが、総理の言われること、結局、社会も学校も家庭もいろいろ複雑に絡み合っておる問題ではあるけれども、発生する場所がいじめの問題は学校で起こっておるので、学校では第一義的に、児童生徒に触れていただく教師の...全文を見る
○海部国務大臣 お言葉を返すようでまことに恐縮ですけれども、たしか三年前に町田市の忠生中学校というところで、これはいじめ、自殺ではございませんでしたが、暴力によって大変学校が荒廃した代表的な例として報道されたことがありました。ところがあの学校は、規模の変更じゃなくて、校長先生以下...全文を見る
○海部国務大臣 学校の運営は、おっしゃるように教員だけでできるものではなくて、やはり職員の皆さんが全部基幹的な職員として力を合わせて児童生徒に目を向けて運営をしてもらうことが望ましいということは、私も同じように考えております。
○海部国務大臣 欲を言えば、受け持ちの先生にそういった心の悩みなんかも素直にお話しできるような雰囲気、環境があれば望ましいなと私は願いますし、また教師の皆さんにもそういった対応をぜひ心がけていただきたいと思っておりますが、具体的御質問の養護教諭の先生には、やはり健康のことだけじゃ...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま農業高校と言われますものが全国で四百六十九校ございます。御承知のように、生徒数は全体のただいまは三・一%というところになっておりますが、御指摘のように、バイオテクノロジーの関係の分野の研究が進んできて、就職率がよくなったり、人気がだんだん出てきておりまして...全文を見る
○海部国務大臣 第一次答申をいただいて着手しておる問題につきましては、先回の委員会でも申し上げましたように、大学の新しいテストがどうなっていくのかということでございますけれども、これについてはただいまも入試センターに、たしか四十四億円だったと思いますが運営のお金を組んでおりますか...全文を見る
○海部国務大臣 御承知のように、我々の先輩が教科書無償制度を法律をつくっておやりになった。このときの趣旨というのは、憲法の二十六条が保障しております義務教育は無償とするというあの精神に少しでも現実のいろいろな政策を近づける努力をしたい、こういうことで、制度がスタートして以来ずっと...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘いただきましたとおり、第一次答申の中に盛り込まれておりました大学の入学者選抜制度の改革につきましては、答申を受けた文部省は、大学入学者の選考の制度をどのように変えていくかという改革協議会を昨年の七月にスタートさせまして、今年七月に報告をいただくという予定で、...全文を見る
○海部国務大臣 あのやりとりは、私も確かに聞かせていただきましたけれども、気に入らないとか、否定するとかいうお考えではなくて、制度の基本に関する重大な問題ですから、ですからきちっとした審議会をつくって、そこの委員の皆さんに答申をいただいて、答申を受けて、また、各界の代表の方が具体...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、臨時教育審議会の法案を国会に提案しますときは、私も党の立場で、文教の先生にも御理解と御協力をいただいたことを大変ありがたい思い出として感謝いたしておりますが、そのときも、政党が予断と憶測を持って余り介入しないで、そして専門の委員の方に国会できちっと...全文を見る
○海部国務大臣 少しその前に補足させていただきますけれども、私も、大学と受験生が一対一でぶつかり合って合否を決めるべきだという、そうして国が介在して国がそれを決めてしまうということはよくないということは、そのとおりだと思っております。そして、共通一次試験が行われる前に、我々が一つ...全文を見る
○海部国務大臣 この問題につきましては長い間の経緯もありますし、それから総理のお考えも、私も今度のことで聞いたわけではありませんけれども、党におりましたころから長い間の経緯で何回も聞いておりまして、審議の中で問題視されておる問題と総理のお気持ちとの間の方向性もわかっております。 ...全文を見る
○海部国務大臣 総理の共通一次試験に対する基本的なお考え方は、私きょうまで何回もお伺いしてよく理解しておりますし、そういった私の理解の背景に立って言うと、ここで御答弁なさったことも、総理の御意見としてはそれはそうだなというわかるところもございます。しかし、政府は、今臨時教育審議会...全文を見る
○海部国務大臣 先生、これは制度の根幹に関する大問題でありますから、それで私も発言を極めて慎まなければなりませんけれども、改革協議会の委員の皆さんのどなたが先生にそういうことをおっしゃったかはよくわかりませんが、この国会の場における議論とかきょうまで出てきた弊害が何であったかとい...全文を見る
○海部国務大臣 せっかくの先生の御議論でございますから、私の立場でできるだけの努力をするのは当然と思いますから、協議会の方にも七月までよりも前に何らかの点でおまとめいただけることができるかできないか、それから、そうである場合にはその中間でどうするかということ等についても御報告をい...全文を見る
○海部国務大臣 この問題は、やはり御指摘のように、給食というものは教育の要素も多くあるという判断で、設置者の方がおやりになるときは、施設設備費やその他について公立と全く同様にきょうまでも扱ってきておりますし、また私学の設置者に対しても、給食される方が、給食をやってくださった方が望...全文を見る
02月22日第104回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○海部国務大臣 御趣旨を踏まえて大学の研究所等において御協力をしていくことは当然でありますが、今年度も結果として、各大学の協力も得て現地に専門家として教授三十五名を派遣いたしましたし、外国から日本の研究所等へ来たいという研究者はたしか四十三名受け入れて、前向きで御協力を一生懸命や...全文を見る
○海部国務大臣 委員がただいま御指摘になりました最近の教育関係費の一覧表は私も詳細に見ました。そして、確かに御指摘のように、昭和五十五年に六・三%という比率であったのが、五十九年、この間の発表では六・八%と幾らかふえております。このことは、教育関係にいろいろな支出がかかるようにな...全文を見る
○海部国務大臣 先生が激励を兼ねてお尋ねいただきます。そのお気持ちは、私も大変ありがたいお気持ちだと思いますし、毎年予算編成時期には、私どもも国家百年の大計ですからでき得る限りの配慮を願いたいということで、それぞれ大蔵大臣にもお願いをし折衝をしておるわけでありますが、こういう横並...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の私学振興大会、当時私は自由民主党の文教制度調査会長でございましたから、出席もいたしましたし、先生の御指摘されたように、私学助成の制度というものは制度としてまだ未熟である、したがって、制度として成熟しておる他の制度と比べて、毎年削減だ、削減だではこれは困る、...全文を見る
○海部国務大臣 お尋ねの点は、少しでも量的に拡大をして、それから、それぞれの対象の学生の皆さんにより有効に利用していただきたいという面から制度が発足したと私は承知しておりますし、あくまで第一種のいわゆる無利子の奨学金の制度というものが制度の根幹であるということは繰り返し前任者も答...全文を見る
○海部国務大臣 奨学資金の制度全体が、多くの人に利用されることによって、教育の機会均等という精神を学費負担の面から実現させていくように願っておりますのがこの制度の根本でありますから、結果として返済金等の運用等も含めてここに使われておる総額がふえておりますので、私はそういうふうでこ...全文を見る
○海部国務大臣 この制度をスタートさせましたときの趣旨は、おっしゃるように、学年進行のみならず、できる限り新規も含めてやっていかなければならないという理想はございますし、また額の問題も、これはいろいろ御議論のあるところでありますが、できるだけ多額の貸し付けができたらよりよいわけで...全文を見る
○海部国務大臣 御承知のように青少年センターは、青少年や青少年の指導者が団体で宿泊をして教育、研修をするための教育施設として私どもは持っておりますけれども、例えば中国から残留孤児の方が肉親捜しにいらっしゃるときなどは、高い次元に立った人道的な立場で御使用願っておるということ等もご...全文を見る
02月24日第104回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○海部国務大臣 ただいま御決議のありました教育の国際化につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、努力してまいりたいと存じます。
02月24日第104回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○海部国務大臣 おっしゃるように、スポーツ、体育、やらせていただいております。
○海部国務大臣 我が国の代表的な武道の一つである柔道はこれを世界に普及振興させなければならぬということで、先生先ほど言われたように、昭和二十三年に日本では講道館を中心とする有段者会と旧武徳会関係の方々と、それにさらに超えて柔道愛好者の人々全部の会員組織として発足したわけであります...全文を見る
○海部国務大臣 私も就任しましてからいろいろこの問題についての経緯を報告を受け、また私もきょうまでのことをいろいろ調べてみましたが、やはり御指摘のように御批判があり、その批判にこたえて変えていかなければならぬ点もあるなというのが私の率直な印象でございましたので、先ほど先生から御指...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘いただくようないろいろなケースがあることを私も承知いたしております。でき得れば、先生が例に引かれたように、幅広く学生にすそ野を支えてもらっていく柔道界でありますから、納得できるように、みんなが活力を持って、夢を託して頑張ることができるようにしてあげたいという...全文を見る
○海部国務大臣 大学入試改革についての総理大臣の見解を改めて伺い、御相談いたしましたところ、おおむね次のような総理のお気持ちでありました。  一、去る二月十七日の予算委員会における自分の発言は、臨教審答申の趣旨を前提にした上で自分の気持を率直に述べたものである。  二、臨教審...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の点は大変重要なことだと考えます。  文部省といたしましても、例えば学校教育の中で、中学校とか高等学校、それぞれの児童生徒の発展の段階に応じてでございますが、社会科の中でそういった相互依存関係、できるだけの御協力をしていく、開発協力をすること、それの重要性...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま御指摘の中国残留帰国孤児のそのお子さんの日本語教育の問題については、御指摘のように大変心が痛むことがたくさんございますので、現在では研究協力校というのを設けまして、今年度それをさらに十八校にふやしていくように予算措置等もしてお願いをしておるのでありますが、...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘いただきますように、深刻ないじめの問題というのは、背景を調査しますと、社会の問題や学校の問題や御家庭の問題やいろいろ絡み合っておると思うのです。また、私ども自身が育ちましたころを顧みますと、兄弟が五人、六人おった、家でやはり取っ組み合いのけんかをしたり、おや...全文を見る
○海部国務大臣 御質問もかなり長うございますから、答弁もいささか長くなることはお許しをいただきたいと思います。  今先生いろいろお読みになりましたけれども、私たちが願っていることもまさにそのように先生が心を開いて、児童生徒との心の通い路を持って信頼関係を取り戻して、お母様方も協...全文を見る
○海部国務大臣 最初にもお触れしましたように、私どもも、教育条件をなるべく現場の先生が一人一人にきめの細かい行き届いた教育ができるようにした方がいいという基本は全く同じです。ですからやっておるわけでして、四十人学級の問題を今おっしゃいましたけれども、これも昭和六十六年度の完成を目...全文を見る
○海部国務大臣 当面は四十人学級の達成のみならず、学校栄養士の皆さんや養護教諭の皆さんの配置の問題や、あるいは教科外担任の教師の方の問題や極めて小規模の学校に対する加配や養護学校に対する教員の増加や、あるいはつい先ほど御議論のありました中国残留帰国孤児の子供さんに対する特別加配や...全文を見る
○海部国務大臣 年々予算編成の中で、文部省の中にもいろいろと優先順位といいますか、やらねばならぬと決めたもの、やらなければならぬものを重点的に措置をしながら努力目標を達成したいということでやっておりますので、あくまで私は六十六年には達成すべきであるという強い決意を持って、これから...全文を見る
○海部国務大臣 これはやはり努力目標で、一生懸命努力します、私が今言い得ることはそこまででありますので、一生懸命努力をします、六十六年の目標は下げません、御理解いただきます。
○海部国務大臣 これは社会的な条件、状況等もいろいろ変わっておりますので、私としては六十六年にぜひこれは達成したい、そういう六十六年の年度を置いてやっておるわけですから、そのために毎年毎年の積み重ねが必要で、ここでやりますと言ってしまえばそれで簡単に釈放してもらえるかもしれぬけれ...全文を見る
○海部国務大臣 いや、やると思えばどこまでやるさという歌もありますけれども、私が今ここで余り調子いいことを言っても、私は昭和六十六年のときの最後のときにどれだけ予算が出てどうなるのかそれはわかりませんし、またもう一つ、当初のときの自然減の目標、数というものが今また変わってきておる...全文を見る
○海部国務大臣 私は、邪魔するものとか、そんなものを予想して物は決して申しておりません。六十六年度までにいいことだからやろうという計画を立てたわけですから、その計画を実行するために一生懸命努力をして、六十一年度お願いしておる予算案の中にもきちっと数字も組み込んで、達成したいという...全文を見る
○海部国務大臣 詳細、具体的なことに関しましては政府委員からお答えをいたしますけれども、施設に余裕のあるものは弾力的に扱えというのはどういう趣旨の御質問でございましょうか。例えば特別教室と一般教室があって、そして特別教室の転用をすることによってできるようなことがあるなれば、それを...全文を見る
○海部国務大臣 私の記憶に誤りなければ、今我が国は教師一人当たり平均児童生徒数は、平均ですよ、三十五、六名のところまでいっておるようですね。ただ、地域にばらつきがあるものだから、片方では四十人学級の達成にも御議論のように難しいことがあるし、片方では御指摘のように、もう四十人学級な...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のような傾向が確かにあると思いますから、文部省も大規模校の解消というのは鋭意取り組んでおり、また今年度予算でも、大規模校解消のための予算措置等も盛り込んで一生懸命やっておることです。ただ、具体的細かいことになりましたら、必要ならば政府委員からお答えをいたしま...全文を見る
○海部国務大臣 今御質問の最後におっしゃった、学校管理上体罰は必要だなんという考えは毛頭持っておりません。これは法律にいけないと書いてありますし、それからもう一つは、私の意見を述べると、児童生徒の発達段階から見て、体罰を加えるということは私は教育的だとは思いません。だから法律でも...全文を見る
○海部国務大臣 行き過ぎた体罰の例がやはり全国にいろいろあることは、これは私は報告を聞いてよく承知しておりますし、体罰は絶対に許されないことで法律でも禁止されていることでありますから、私は去る二十一日に全国に対して談話を出してお願いしますときにも、このことに触れてお願いをしておる...全文を見る
○海部国務大臣 これは私が一掃すると言っても、全国の先生が聞いて協力してくれなかったらどうにもならぬわけでありますから、全国の先生に、体罰は絶対しないようにしてくださいということは二十一日の通達でも出しましたし、私は心からお願いをしておるわけであります。全国の先生がこの願いを聞い...全文を見る
○海部国務大臣 それは言い直します。  この表を見ておりましたら、学校段階で二千二百九十二件が話題になり、市町村の教育委員会段階でそれが八百四十六になり、最終的に県の教育委員会の指導、処分を受けたのが百六十五件ということになりますと、やはりこれは許すべからざる、限度を超えたもの...全文を見る
○海部国務大臣 確かに「自由民主」で香山さんと議論したことがございます。正確な表現は、ちょっと手元に本がありませんから忘れましたけれども、私は、教育基本法のいろいろな議論をずっときょうまで踏まえてみて、党の文教制度調査会の中で、今の教育基本法は親孝行ができないのじゃないかとか、今...全文を見る
○海部国務大臣 ただいまは、国会で臨教審の法律をつくっていただきまして、その法律の中にはきちっと教育基本法の精神を踏まえてと、こう書いてございますし、私は教育基本法をどうこうしようとか、それから党の方のころの考えを今文部大臣として文部省であれこれしようとかいうことはありませんが、...全文を見る
○海部国務大臣 ただいまは文部大臣として臨教審の答申をお待ちしておるというところでありまして、こういうふうにできると私が確信しておる以上、別に補完しようとは思いませんし、補完するものはないと思っております。
02月25日第104回国会 参議院 文教委員会 第1号
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○国務大臣(海部俊樹君) このたび文部大臣を拝命いたしました海部俊樹でございます。  微力でありますが、我が国の教育、学術、文化の振興のために持てる力のすべてを傾注して頑張ってまいる所存でございます。  当委員会の御審議の趣旨を体しまして文教行政を進めてまいりたいと考えており...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○海部国務大臣 昭和六十一年度文部省所管予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  昭和六十一年度の文部省予算につきましては、現下の深刻な財政事情のもとではありますが、文教は国政の基本であるとの認識に立ち、教育、学術、文化の諸施策について、我が国の文教施策の着実な推進を図る...全文を見る
○海部国務大臣 国政全般の厳しい財政状況の中で、他の政策との整合性の中から、文教予算も年々厳しい枠組みの中で推移しておりますことは御指摘いただいておるとおりでありますけれども、さはさりながら、文部省といたしましては、その与えられた全体枠の中で必要なもの、あるいは非常に厳しい状況の...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように全国平均と比べますと率が低い。なぜか。こういうお尋ねでありますけれども、やはり文部省としては、できるだけ進学を奨励したいということで進学奨励事業の充実も図ってまいりましたし、研究指定校の指定とか、いろいろ努力をしたり、進学その他の条件がせめて全国並み...全文を見る
○海部国務大臣 基本的人権の尊重ということは、これはもう大前提として極めて大切な問題で、教育基本法に掲げております「人格の完成」というものも、「平和的な国家及び社会の形成者として」育成していくというのですから、そこは当然私は、基本的人権を尊重していくということは、対象地域のみなら...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の点につきましては、法失効後といえども、文部省としては、同和教育の重要性が指摘されているところでありますから、必要な事業については引き続き実施してまいりたいと考えております。
○海部国務大臣 文部省としては、先ほど申し上げましたように、地域改善対策協議会のいろいろな意見具申等を踏まえて、今年度予算でも啓発活動等の事業についてさらに増額をして、ソフト面の充実をもちろん図っていかなければならぬ。  先生おっしゃる法律改正の問題についてどうするかということ...全文を見る
○海部国務大臣 文部大臣になりましてからはまだ日が浅うございますので、行ったことはありませんが、私は、自分の郷里にそういう地域もございまして、また選挙のときにも、いろいろお話もございますから、そういったことを見たり、そういったところの実情を聞いたりしたことはございます。
○海部国務大臣 御指摘のことを踏まえて、例えば条約批准について、文部省の高等学校家庭科の教育のあり方が条約の妨げになっておるのではないかという指摘も受けておりますので、それも教育課程審議会にお願いをして、妨げにならないようにするにはどうしたらいいか今鋭意努力しておりますし、また時...全文を見る
○海部国務大臣 受験地獄という表現は、確かに受験そのものに大変非人間的な要素が加わってしまっている。受験中心の生活になりますと、今おっしゃるようにスポーツをするとか、自然体験をするとか、友情を深めるとか、文化に親しむとか、そういったさまざまな人間としてそれぞれの発達段階に必要な生...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のことはまさにそのとおりでありまして、大都市、特に東京、大阪とか、名古屋とかいうところだけに高等教育機関が集中するよりも、地方の文化や地方の経済や地方の発展のためにそれぞれ中心的役割をなす大学があることが必要である。地方大学の整備充実には力を入れてきたところ...全文を見る
○海部国務大臣 理想を語りますと、各大学がそれぞれ、創設者の理想とか大学の建学の精神とか大学の特色とかカラーとか、一時期世間で言われたような個性や特色をうんと見出して、そういった人材を集めて、結果としては社会に出て役立つわけですからやっていただきたいと思うのですけれども、ここから...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろ移り変わります社会の要請にこたえて新しい学部・学科を設置するということは、その構想が適切で、かつ、財政基盤等がしっかりしている場合には基本的に望ましいことと考えております。  ただ、具体的に先生御指摘の健康科学大学の問題につきましては、これは局長から御答...全文を見る
○海部国務大臣 かねがね大原先生のいろいろなこの問題に対する御意見を承り、また文部省におきましても、同和教育の重要性については全く同じ強い気持ちで取り組んでまいりましたし、従来から学校教育及び社会教育を通じて、広く国民一般の基本的人権尊重の精神を高めるとともに、対象地域の教育、文...全文を見る
○海部国務大臣 先生の御意向を十分に体して、今後も努力してまいりたいと思います。
○海部国務大臣 いろいろ先生のお考えを承りまして、特に最後に御指摘の教科書無償の問題、学校給食の問題は、主として児童福祉の一環のお立場からいろいろ御意見を先生からいただいたわけでありますが、文部省といたしましては特に教科書問題につきましては、これはお触れになっておりますように、憲...全文を見る
○海部国務大臣 アジア・オリンピックは、ぜひ成功させていただきたいという基本的な考え方を持っております。明るい話題でありますし、国民のスポーツに関する関心も高まりますし、これを通じて国際交流、相互理解というような面も進んでいくものと思います。具体的なことにつきましては、近く閣議の...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘をいただきましたように、私どもがいわゆる大学の共通一次試験の制度をスタートしますときに考えていなかったような弊害が現実に出てまいりました。偏差値、輪切り教育とこうおっしゃいましたけれども、まさにそのような状況が一番いけないことだ、こう思いまして、そしてこれを...全文を見る
○海部国務大臣 受験機会の複数化の問題につきましては、国立大学の入試に御関心を持っていただく先生で集まっていただいている検討会議がございまして、そこでもこれは共通一次試験の今の制度の中でもまだ来年、再来年と続くわけですから、少しでも改善できるところは改善しようということで、受験機...全文を見る
○海部国務大臣 専門家から答えさせます。
○海部国務大臣 御指摘のように、今の入学試験の最も悪い弊害が偏差値による輪切りという言葉に象徴されるような今の制度、仕組みで、私は、そういったことを受験産業に頼っておるという風潮自体が大変残念でたまらぬわけであります。できればこれをやめさせるにはどうしたらいいのか。自由な社会で、...全文を見る
○海部国務大臣 このことに関しましては、いろいろな角度からの努力をしなければなりませんが、何よりも第一には、高校自身がみずからの責任と自覚で進路指導をするということ、それからもう一つは、入学試験のあり方の中で、例えば推薦の制度の枠をつくるとか、あるいは面接あるいはその前の段階で、...全文を見る
○海部国務大臣 我が国の先人の文化や歴史を知るためにもこういったものは大切に整備、保存することが必要だと私は基本的に考えておりますが、御指摘の問題については、今発掘調査が進んでおるようでございますから、自治体の御意見等も十分聞きながら対処してまいりたいと思っております。
○海部国務大臣 心身に障害を持っていらっしゃる児童生徒に、一番ふさわしい教育を提供するにはどうしたらいいかという角度でこの制度はできておると私は理解しておりますし、それから、具体的にそのお子さんがどこへ行かれたらいいのだろうかということを判定するのが、今まさに御議論になっておった...全文を見る
○海部国務大臣 先ほども申し上げましたように、やはりその児童生徒のためにどう教育をしてあげることが一番適切なのかということに立って考えなければなりませんし、私が養護学校を視察させていただいた経験からいっても、特殊学級というものを見せていただいた経験からいっても、それぞれのところで...全文を見る
○海部国務大臣 先生の貴重な日常の御体験やあるいは御意見を交えてのお話を承っておりまして、おっしゃろうとしていることはこういうことじゃないでしょうか。せっかく国がそういったハンディを負った人々にはこれだけのことをしていますよ、こういう準備がありますよ、予算措置もしていますよ、にも...全文を見る
○海部国務大臣 お示しいただいたこの写真を見ますと、本当にそのとおりでありますし、帰国された方々がなるべく一日も早く、日本の生活環境や社会環境や、職業人としての自立もできるようにしていかなければならぬという角度の先生の御質問はまさに私も同感で承ってまいりました。  ただ、帰った...全文を見る
○海部国務大臣 できる限りのことはやはりやらなければならぬと思いますから、いろいろな制約等もございますけれども、御趣旨を体してこれから前向きに考えていきたいと思います。
○海部国務大臣 先生御指摘のように、国際化時代を控えて、外国の言葉を使い、理解をし、直接にいろいろな関係をよくしていくような努力をしなければならぬということは私も同じ気持ちでございますから、これは今あります学校教育全般の中でも、どのくらいのところから外国語教育を始め、どのような内...全文を見る
○海部国務大臣 御趣旨を体して研究をさせていただきます。
○海部国務大臣 重ねて申し上げますけれども、先生のお気持ちはよくわかりますが、現状からいいますと、財政状況の厳しさのみならず、政府が臨時行政調査会の答申等も受けまして、国立大学の新設は厳しく抑制をされております。  ですから、御質問の内容をそんたくすれば、生きた英語教育をもっと...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のありました具体的な岐陽高校のケースは、私は断じて許してはならぬことだと思います。体罰か懲戒権か有形力がということをはるかに乗り超えて、おっしゃるように原因は校則違反で、注意をすることから始まった、スタートはよかったのでしょうけれども、体罰を乗り超えて傷害致...全文を見る
○海部国務大臣 公教育の場所というのは、児童生徒のそれぞれの発達段階に応じて、将来平和的な社会及び国家の形成者としての人格育成を目指して行われる場でありますから、そこに主たる教材として与えられる教科書を中心にしてそれぞれ組まれた教育課程に従って学校教育は行われるべきものである、私...全文を見る
○海部国務大臣 よりよい教科書を児童生徒の手に届けなければなりませんので、教科書検定に当たってもいろいろ基準を設けて、今できる限り一生懸命、定員等もふやしながら頑張って努力をしておる。このように御理解を賜りたいと思います。
○海部国務大臣 その前にちょっと先生に御報告をさせていただきますけれども、私学の重要性につきまして日ごろ先生初め多くの方々から御理解と御協力をいただき、予算の措置におきましても、文部省の中で必要なもの、必要でないいろいろ削ることができるもの、もっとも削ると言っても身を削るようなつ...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、教育は人なりという言葉がありまして、特に私が最初申し上げました学問の研究、教育、質を高める努力というのは、つまるところはやはり人であり教師でございます。私どもの友人と議論しておりましても、今先生御指摘になったように、任官されたらそれで最後までノーチ...全文を見る
○海部国務大臣 先生の御指摘、私もよくわかりますので、それをどうするかということをひとつよく研究させていただきます。
○海部国務大臣 先生御承知と思いますが、ただいま臨時教育審議会の中でもその大学教師の質のことでいろいろ御議論も願っており、経過の概要の報告だけでまだ答申は出ておりませんので、今ここで予断と憶測を持って乗り込んで介入するのもいかがかと思いますが、文部省は文部省といたしまして、それは...全文を見る
○海部国務大臣 基本的な考えだけ私から申し上げて、詳細は政府委員から補足させますけれども、先生御指摘の全柔連の問題は、やはり日本の柔道を統括し代表するにふさわしいものになってもらわなければならぬというのが当面のことでありますから、私ども今鋭意三団体を呼びまして、一本化するように指...全文を見る
○海部国務大臣 小林先生のいろいろな方面からの御調査や御意見を私もここで拝聴いたしました。申し上げておりますように、全柔連を日本の柔道を代表するにふさわしい組織にきちっと整備してもらいたいと思っておりますから、御質問の趣旨を体しながら体育局長によく指導するように申しつけ、私も横か...全文を見る
○海部国務大臣 今御議論のありました色覚障害者の問題につきましては、各大学側にも、それはいろいろ調査をしてみますと言い分もあるようでありますが、しかし化学の実験にしろ図画工作にしろ美術にしろ、やはり色覚障害を持った人々がそこの場で、それにふさわしい教授方法とか教育内容等も各大学別...全文を見る
○海部国務大臣 局長がいろいろ申し上げましたが、私の考え方を言いますと、児童生徒は家庭において人生の最初の教育を受けるものなり。学校で合いろいろな問題が言われておりますけれども、それも家庭において御両親と子供との間の交流やしつけがうまくいっておれば、まず片づくだろうと私ども思いま...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の点は私もよくわかるわけでありますから、具体的な必要に応じて、そういった活動が円滑に行われますように実情に応じて対応していくように各都道府県の教育委員会に指導をしてまいりたい、こう思います。
○海部国務大臣 お話を聞いておりまして、私自身の乏しい体験からいきますと、そういった非常に価値のある古文書、文化財をなるべくそのまま大切に保存して公開しなければならないのは当然でございますけれども、それを具体的に複製するのですか、そして欲しい人がそれをすぐ求めることができるように...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、日本へ帰ってこられて日本語がわからないということが一番いけないことでありますから、この中国引揚者の皆さんのための日本語教育というのは、例えば大人になられてから帰ってきた方のためには夜間中学校で特設授業、特設教室なんかも設けてありますし、また帰国した...全文を見る
○海部国務大臣 厳しい状況のもとではありますけれども、文部省といたしましてもこれらのことについてはできるだけ配慮をしなければならないということで、御満足いただける数ではないかもしれぬが、今年度予算にもいろいろな制度あるいは新制度のスタートなど、一生懸命取り組んでおるわけでございま...全文を見る
○海部国務大臣 学校教育の現場においては、御指摘のように同和教育の推進に当たりましては、基本的人権の尊重ということを中心に、心理的な差別を絶対にしてはいけないということを根底に置いて、その地域の教育、文化の振興のために心していかなければならぬ問題だと思います。  私の地元にも御...全文を見る
○海部国務大臣 基本的に、先生の御質問を承っておりまして、世の中がどんどん変わるわけでありますから、コンピューターによっていろいろ無限のまた可能性も出てきた。学校に設置されておるこの数字など、日本とヨーロッパ、アメリカなどと比べて見てみますと、なるほど配置されておる数においては見...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のことは先ほど私もお答えしましたように、まさにそのような状況に来るんだという大きな世の中の流れというものがわかっておりますので、それぞれの大学なり、あるいは先ほど申しましたように、専修学校の専門課程なりあるいは企業内で独自にそういったことを開発されるような教...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、家族全部でそろって転勤ができない理由に教育の問題がある、高校の転入学をもう少しきめ細かくやってくれたら一緒に異動できるのにという声も新聞なんかでもよく報道されますし、また我々自身もよく耳にするところであります。  それで文部省といたしましては、こ...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、我が国の国際的な役割とか国際的にいろいろ日本が影響力を行使するときにおいても、日本文化に対する世界各国の関心にやはり正しくこたえていかなければならぬのが大前提だと私どもは思います。  こういった状況のもとにおいて、文部省では、国際的な広い視野に立...全文を見る
○海部国務大臣 このことは、私も自由民主党の文教制度調査会長という仕事をしておりますころから、主として京都方面の学者の皆さんから構想をお聞きしたこともございます。同時にまた、非常に御熱心に御努力を願ってきたということ等も聞いております。  現段階におきましては、局長が御答弁申し...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘をいただきましたいじめ、非行、暴力等の学校荒廃にどのように取り組んでいるかという、私の基本的な考え方をお答えさせていただきたいと思います。  今の総点検の結果を見ましても、非常に広範囲に起こっておるということ、そしてそれはまた、結果として、新聞報道されます...全文を見る
○海部国務大臣 大出先生から前回も詳しく御意見と御質問をいただいて、私もその後いろいろと聞いたり調べたりいたしました。一言で言うなれば、御指摘の全日本柔道連盟、全柔連というものが、真に我が国の柔道界を代表し統括するにふさわしい組織を確立して、柔道界全員がこれを信頼し、柔道界全部に...全文を見る
○海部国務大臣 柔道が日本の代表的な武道であり、国会議員の諸先生も本当に党派を超えて、私にいろいろな立場からの御心配をいただきますけれども、その複数の議員の先輩や同僚の皆さんの御意見を集約しますと、批判の声は、今大出先生指摘されたようなところに最終的には集約するようでございます。...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のようなことだと私も思っております。
○海部国務大臣 一生懸命努力いたします。
○海部国務大臣 御趣旨を体して、私の方もよく勉強をし研究させていただきます。
○海部国務大臣 教育は極めて大切な国政の根幹でありますから、決意を新たにして取り組んでまいりたいと思っております。
○海部国務大臣 御指摘のように、戦後の歩みの中に新しい国家目標をつくって、それがまず追いつき追い越したいという物質中心主義的な偏りがあったこと、豊かになりたいという願望があったこと、戦後のあの混乱期にはそれは間違いなくすべてに受け入れられたのですけれども、次第に皆さんの御努力や社...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、きょうのお昼に答申がなされましたが、私は委員会の関係がございましたので、政務次官がかわって受け取っていただいたと聞いております。
○海部国務大臣 仮名遣いの問題につきまして、いろいろな御意見をお考えになることは私もよく承知をいたしております。同時に、五十七年以来各界の代表の委員の方々が集まられてそして本日この答申をいただいたということでもございますが、しかし一遍答申をもらったらそれで未来永劫にまたこのままだ...全文を見る
○海部国務大臣 最初に、就学前教育の重要性をおまえはどう認識しておるかという点についてお答えをさせていただぎます。  幼児教育と一言で言われますけれども、やはり学校へ上がってしまってからでは遅いのではないかという御指摘をいろいろなところから随分承りました。たしか中央教育審議会の...全文を見る
○海部国務大臣 お気持ちはよくわかりますし、私どもとしても全国一律に、一定の水準を決めて就園奨励費の制度を発足させておるわけであります。四、五歳の子供さんすべてがまず行かれるように全国に幼稚園を整備したいという気持ちで政策をやってきた過去もございますから、毎年この補助要綱は全国に...全文を見る
○海部国務大臣 御承知のように、徳島大学の教育学部がなくなって総合科学部になるわけですから、今まで国立大学にあった中学校の教員養成課程が現実になくなる。ですから、徳島の皆さんが御心配になって鳴門の教育大学に大学院と小学校教員養成だけでなくて中学校も入れるという強い御要望があること...全文を見る
○海部国務大臣 愛のむちという言葉はありますけれども、学校教育の場においては、体罰はいけないという法律の規定もあるわけでありますし、やはり体罰に頼らないで、教師は愛の説得でいろいろ指導をすべきではないだろうか。体罰はいけないと私は思っております。
○海部国務大臣 第一線で生徒指導に当たっていらっしゃる人、そして言われたように調査に出てきた人が三十五歳未満の人であったとすると、やはり教師としての体験がまだ少ないとかあるいはなれていないとかいうようないろいろな、結局は指導力不足ということになるのでしょうか、そういうように私は見...全文を見る
○海部国務大臣 これは、今の先生の出された「我が身をつねって人の痛さを知れ」ということわざそのものに含まれておる意味は、今の学校教育の中でもやはり大きく取り上げていいことだと思います。  ということは、我々子供のころには家庭に兄弟が、私も六人で育ちましたけれども、兄弟げんかとい...全文を見る
○海部国務大臣 私も、今学校に平穏な状態を取り戻さなければ教育改革も無意味になると思い、緊急の最大の課題として、まず学校に平穏な状況をつくるべくいろいろな条件、いろいろな原因を除去する努力をしておりますが、今御指摘の四十人学級の実現もその一つの有効な手だてであることは間違いないと...全文を見る
○海部国務大臣 このことは、今先生御承知のような厳しい財政状況の中で、他の政策との整合性もございますし、ただ文部省としては、このことを重点に考えて、とにかく六十六年までに立てた計画だけはまず着実に実行したい、これをまず達成しようということを当面の目標に置いて努力しておりますから、...全文を見る
○海部国務大臣 先生のお話、私もごもっともだと思う点もありますけれども、私自身の考えもちょっとここでお答えさせていただきます。  教師だけを責めるつもりは毛頭ありません。学校だけで片づくとも思っておりません。御家庭のお父さん、お母さんが人生最初の教師であるわけですから、自分の子...全文を見る
○海部国務大臣 おっしゃることの意味は私もよく理解をしておりますし、国家百年の大計でもありますから、文部省としてもできるだけ――今私は当面の急務として緊急にとるべき対策のことについてお話しをいたしましたけれども、中長期的に、これをなくするための環境整備とか文教政策全体の中で教育内...全文を見る
○海部国務大臣 そのようになっておると承知しております。
○海部国務大臣 まだ見たことはございません。
○海部国務大臣 近代美術館は何度も行っておりますから、多分あの広い部屋が講堂だろうと思います。
○海部国務大臣 私も映画は好きな方ですから、いろいろ誘われますと見にいきたいという気持ちが先行しますから、そんな立派な映写施設があるなれば、いいものがあったら見せてあげたらいいのになあという気持ちがふっとしますけれども、今のやりとりを聞いておりますと、何か調査研究の目的に限って、...全文を見る
○海部国務大臣 御意見を体していろいろと検討させていただきます。
○海部国務大臣 学校給食の問題は、基本的に言いますと、やはり児童生徒の栄養のバランスを考えるとかあるいは先生と生徒が同じところで給食ができる。私は、この前文部大臣の在任中に、たしか江戸川区だったと思いますけれども、どこかの学校の給食の理場も見せてもらいに行ったら校長先生が、大変教...全文を見る
○海部国務大臣 私は、率直に言って実情を詳しく知りませんので、今もちょっと聞いてみたのでありますけれども、地元の教育委員会とその二十三万の反対の方の意向とか、それからどういうことを基準に反対なさっておるのかとかということを、一回私が地元の教育委員会によく問い合わせて聞いてみます。
○海部国務大臣 いろいろ御議論のありましたように、図書館というのは、読書を通じて生涯学習の機会を提供する大変重要な機関だと思っております。ですから、図書館法という法律もきちっと置いて、いろいろ我々も心を砕いて運営をしているわけであります。ですから、清掃とか警備とか保守とかいうよう...全文を見る
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○海部国務大臣 御指摘いただきました件は、文部省といたしましても重点政策の一つとして受けとめておりまして、かねて四十人学級の制度を達成させよう、そのことをも含む第五次定数改善計画というのを今進行しておる途中でございますけれども、昨年の予算編成のときもこれの重要性は強く主張しまして...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、我が国が将来世界の中で相互依存関係を深めながら国際社会の一員として寄与し、貢献していくためには、やはり基礎科学の研究、基礎研究は主として大学で担当してもらっておりますけれども、その分野においてやはり独創的な、そんな研究成果を上げていくことは極めて大...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘いただきましたように、国立大学も私立大学も、そこに学ぶ研究者の持っております創造力とか能力とか、そういったものを全部利用して共同研究ができるようにすることが望ましいわけでありまして、昭和四十六年以降、御承知の高エネルギー物理学研究所とか岡崎国立共同研究機構な...全文を見る
○海部国務大臣 私学の側からどういう構想を持ち、何をしていらっしゃるのか、私はまだ不勉強でよく聞いておりませんけれども、今先生のお話によります限り、私学自体の財政がいろいろ厳しいことや、おやりになろうと思うことが十分できない、その壁を取っ払おうというので私学助成の制度をつくり、年...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘いただいておる教育委員の選任方法についての問題ですが、当初選挙によって教育委員を選んでおったときに、教育の中立性を守るという点からいって、どうしても選挙場裏でそれぞれの応援団がついたり、大人の世界の対立や雑音がそのままずっと教育の場に入ってくるような必ずしも...全文を見る
○海部国務大臣 国立大学御出身の先生から私学に対する大変温かい御配慮のあるお尋ねをいただきまして、お尋ねをいただきながら御激励を受けておると思って承りました。  御指摘になりました私学の問題は、就学前教育においても私学はたくさん負担をしておる、中学校、高等学校のところではやや少...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま御指摘いただいた専修学校は、先生のおっしゃるとおり十年前に制度として生まれ変わり、それまで各種学校といって全国にたくさんありました中から、それぞれ特色に応じて専修学校、専門学校、一年、二年、三年の教育、いろいろ多様な実技的、実務的な教育の機会を国民の皆さん...全文を見る
○海部国務大臣 私も再び文部大臣に任命されまして、決意を新たにして一生懸命頑張っていこうと思っておりますから、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  何を今考えておるかということでありますが、一言で申し上げますと、やはり二十一世紀を目指して世の中がどんどん変化してまい...全文を見る
○海部国務大臣 御質問の御趣旨に沿いまして、それらの児童生徒のためにできる限りの改善をしなければならない。教員については教員改善計画、それから教育内容とか施設とかいろいろなものについてもできるだけ考えて努力をしていきたい、こう考えております。
○海部国務大臣 今御意見を拝聴しておりまして、やはり教科書というものはその記述が客観的で、公正で、適切な、教育的な配慮が行われておらなければだめだということは、私もそのとおりだと思います。  ただ、御指摘のように、今年四月から使われます教科書も私はこの間、大体ずっと見たのであり...全文を見る
○海部国務大臣 前回、私が文部大臣に在任中に学習指導要領の改定の布告をしたとき、これは私の名前でなされたものでありますから、私の責任においてやったことでございます。ゆとりのある、しかも充実した教育にということで、学習指導要領の分量がいろいろな角度から削減をされたことも事実でござい...全文を見る
○海部国務大臣 教育基本法の示しております教育の目的は、人格の完成でありますし、平和的な国家及び社会の形成者としていろいろな徳目を並べ云々と書いてございます。ですから、私はこの教育基本法に従って、この国のことを大切に考え、同時に、国家の形成者、社会の形成者であるならば、その国がた...全文を見る
○海部国務大臣 教育現場では、児童生徒に直接毎日触れていただぐ教師の指導力、使命感、児童生徒に対する愛情というものが極めて大きな教育効果をもたらすものだということは、私も自身でいろいろな体験を持っております。  同時にまた、最近報道されますいろいろな事情を見ますと、大多数の先生...全文を見る
○海部国務大臣 今まで申し上げたことの繰り返しになるかもしれませんけれども、やはり御指摘のように教師が極めて大切だということ、教科書は主たる教材であるということ、また当面メスを入れなければならぬ問題は、国に平和がなければ文化の創造も社会の質の向上もないように、学校の現場が教育にふ...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど来御指摘のように、まず子供の世界にファミコンが六百三十万台とも五十万台とも言われるように普及をした。これはコンピューターというものを通じて未来にいろいろ変わっていく、子供が夢を描くというか光の部分も確かにあると私は思いますので、結局我々は陰の部分を少なくして...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のような目に与える影響、心に与える影響、私どもはそれは大きかろうと思いますし、同時にまた、それを取り入れることによって、本来人と人との接触で行われた教育の中に機械が入ってくるということに対する影響等も、いろいろ多方面にわたってあろうかと思います。児童生徒の立...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のようにファミコンが大変な勢いで普及をして、一説によると六百五十万台、小学校でも中学校でも、このごろはそれを持っていないと何か共通の話題がなくなるというところまで来ておる。その程度ならいいのですが、御指摘のようにやり過ぎて老眼鏡になっちゃう。先ほども御議論が...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の点は、私も全くそのとおりだと思います。すべての価値の根源は生命であります。生命を尊重する、生命の尊厳を学校教育のあらゆる機会に児童生徒に身につけてもらうように教えていくということは、これはまた教育基本法が目指しております、平和的な国家及び社会の形成者として...全文を見る
○海部国務大臣 埋蔵文化財に対して、これはもう民族の貴重な文化遺産ですから、しかも歴史や伝統や先祖の生活を大切にしようと思っておる我我ですから、これを大切にしていかなければならぬという基本は当然のことでございます。  具体的に今先生がお示しになった問題、私も不勉強で申しわけござ...全文を見る
○海部国務大臣 これは他省庁にも関係する問題でありますから、一遍部内でよく勉強させていただきまして検討いたしたいと思います。
○海部国務大臣 御指摘のいじめの問題については、社会とか家庭とか学校とかいろいろ原因は複雑に絡み合っておる、こう言われておりますけれども、やや短絡的になるかもしれませんが、私なりの受けとめ方を申し上げますと、結局他人に対する思いやりとか、自分が嫌なことは人に及ぼしてはいけないとか...全文を見る
○海部国務大臣 先生の御意見は私も全く同感でございます。そうして、社会全体に正義が行き渡るということ、ここに正義に反するものがあると思ったときはやはり社会がみんなでこれを排除するような、そんな雰囲気が出てくることが極めて大切なことだと考えます。また、後段でおっしゃいました、どのよ...全文を見る
○海部国務大臣 いじめを解決するためには現場の理解と協力がまず何よりも必要だということは御指摘のとおりでございまして、文部省といたしましては、きょうまで再三にわたって教育委員会を指導し、そして現場に徹底させてほしいということを強く要請してまいりました。けれども、率直に申し上げまし...全文を見る
○海部国務大臣 最初に御指摘をいただいた、人間と人間の心の触れ合い、汗を流す場を児童生徒に提供したらどうか、これはおっしゃるとおりでして、私が前回文部大臣に任命されたときにちょうど乱塾時代という言葉が出まして、塾調査をまずやるべきだというのでやってみました。あのとき、なぜおまえは...全文を見る
○海部国務大臣 いじめの原因はいろいろございますので、それがいじめにつながっていると思わぬかと言われても、必ずしも直ちにはいそう思いますとはお答えしにくいのでありますが、学校全体の雰囲気の中で正義が行われるとか、一生懸命やっておる先生はやはり児童生徒からも慕われ、報われ、教師とし...全文を見る
○海部国務大臣 数字の結果等を毎年見ておりますと下がってくるではないかという心痛む実情もございますが、しかし、反面スポーツ施設なんかも一回つくりますとそれがずっと使用されていくわけでありますので、年々上積みされてそれは充実している。だから、そのスピードを上げるか上げぬかということ...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろ置かれております立場をちょっと忘れて私の夢を語らせていただくとするならば、御指摘のようにスポーツというのは非常に大切な、すべての国民を包含をして大きな大きな目標でありますから、スポーツ省的な感覚で取り組んで十分な分野もあるし、対象もあるし重要性も必要性もあ...全文を見る
○海部国務大臣 学校教育の中の大きな目的は徳育、知育、体育、バランスのとれた、調和のとれた人間を育成しなければならない。そういう面からいきますとスポーツの重要性、また今後半にお触れになりました、具体的に柔道という名前を出されましたが、国際的にも高く評価され、いろいろ行われておる、...全文を見る
○海部国務大臣 具体的な御指摘の幼保一元化の問題に関しましては、長い長い経緯がございまして、私も前回文部大臣を拝命したときに、国会の場で厚生大臣も御同席願ってこの問題は何とかしましょう――先生、今決して言葉じりをとるわけじゃありませんから怒らぬで聞いてくださいよ。ここで保育園とお...全文を見る
○海部国務大臣 全国的に、児童生徒のそれぞれの発達段階に応じて、やはり民主主義とか基本的人権の尊重とか、いろいろなことは学校で十分に教えなければならぬテーマでございますし、また特に各教科、道徳、特別活動、それぞれの分野において行われておると私は考えております。
○海部国務大臣 私は最初申し上げましたように、基本的人権の尊重、民主主義というものは一人一人を大切に分け隔てなくしていくことだというのを教えなければならないし、また教えられておると思いますとお答えしておりますが、先生からいただいておるこの資料等を見ますと、にもかかわらず、あえてに...全文を見る
○海部国務大臣 お答えいたします。  いじめの問題の対応は、確かに先生御指摘あったようにとりあえず対症療法でいきました。ということは、私が大臣に就任する前に、もう何回も悲しい痛ましい事件があったにかかわらず、就任してから一カ月の間に三件も報道が続いて、しかも象徴的に言われるあの...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま御指摘の、制度を行いましてから高校の進学率が大変よくなってきたことは私もよく承知しております。ですから、ああいった政策が功を奏したのではないかと私は考えておりますから、この制度をさらに続けていかなければならぬなということでございます。  それから、大学の...全文を見る
○海部国務大臣 お答え申し上げたとおり、続けていかなければならないと思っております。
○海部国務大臣 今御指摘になったように、経済的な理由のみならず基礎学力の不足ということも、この数字にあらわれる背景には、そのよって来る原因には、いろいろ健康の問題であるとか、産業の問題であるとか、就職の問題であるとか、あるいは結婚にまつわる問題であるとか、その他もろもろの問題があ...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、社会の中にあるそういったよくない問題を解決していくために、いろいろ勉強し研究をさせていただいて、この次のときにお答えさせていただきます。
○海部国務大臣 私もその投書は見ております。同時に、それらの人々のそういった障害の程度とかあるいは種類とかいうものに従ってそれにふさわしい教育をしていかなければならぬ、そういう気持ちは私も十分持っております。できるだけ行き届いた手厚い教育をしなければならないという点においては全く...全文を見る
○海部国務大臣 ほかによりよい言葉とか表現とか、なるほどと思うのがあったら、これはちょっと言い過ぎかもしれませんが、先生にもお考え願って教えてもらったら、私は素直にそれを一遍取り入れてみて、省内でも相談をしてみたいと思っておるのです。
○海部国務大臣 その投書も私は読んでおります。文部省の総務課で新聞全部目を通して、文教に関すること、私に関することはちゃんとコピーをして届けてくれますから、見ております。  ただ、私は朝から晩までテレビを見るお暇は残念ながらいただけません。きょうもこうしてここへ出てきておるわけ...全文を見る
○海部国務大臣 国連大学の持っております使命とか、それによって日本が国際社会に果たす役割は先生十分御承知のとおりで、御支援を願っておるプロジェクトだと思います。我々としても、基本設計が終わったならば、手順を踏んでなるべく早く着工したい、完成させたいという気持ちで取り組んでまいりま...全文を見る
○海部国務大臣 先生御承知のように、この工業高等専門学校というのはそれなりに大変な成果をおさめて、この名前で高い評価を受けられて、一貫教育がすぐれて行われておるわけでありますから、私は非常に立派だと評価しておるのですけれども、しかし、先生の御指摘もございますし、また今臨教審の「審...全文を見る
03月08日第104回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○海部国務大臣 留学生問題につきましては、最近の数字でいきますと、我が国の留学生総数もようやく一万五千九名に相なりました。このことは、先生御指摘のように、相互理解を促進したり、研究、学問のレベルを上げたり、あるいは途上国に対しては人材育成の御協力をするというようないろいろ多くの利...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、世界で今、日本語の研究、日本語を会得するために何か組織をつくれ、教師を派遣しろ、そういう御要望が非常に強いことはよく理解をしております。  現在我が国の大学では十九の学校で日本語教員の養成を行っておりますし、また専修学校とかその他各種の学校で計三...全文を見る
○海部国務大臣 最初の御指摘の点ですが、私はそういった子供は非常に貴重な存在で、今エジプトの例を出されましたけれども、これは商社とかあるいは外務省とか専門的にそういったいろいろな国の言葉を使う人を必要としていらっしゃる部面もたくさん職業の中にはあろうと思いますし、相互理解のために...全文を見る
○海部国務大臣 保護者の職場異動に伴って、その家庭のお子さんが学校もスムーズに転入学できるということは大切なことだと思います。特に高等学校のことを名指しで御指摘になりましたが、今一般的なことをまず申し上げますと、単身赴任される方の理由の大きなものに子供の教育ということがございます...全文を見る
○海部国務大臣 お考えは基本的に私も全く賛成でございますし、でき得れば、五百二十万近くおります日本の高校生がみんなペンフレンドを持って文通するとか、あるいはその中から、今でも選ばれた人は民間団体の交流で相互訪問して接触もしておりますし、また一部の高校は近隣諸外国へ修学旅行に出かけ...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のような時代の要請、新しい学問研究分野、それに対応しますように、ただいま主としていろいろな学校の既存の学部を改組したりしておりますし、またより高度な研究のために、例えば九州大学とかあるいは長岡技術科学大学とか岡崎の分子研とか、いろいろなところに大学院の後期課...全文を見る
○海部国務大臣 総理大臣がお考えになっておる入試改革に対する大きな理想と、それから、私の目指しております方向と、全く同じでございます。  総理大臣という高い時点で、ここだけは変えると指摘されました問題点の一つは、今も総理自身が申されたように、臨教審の第一次答申でも具体的に示して...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま行っております共通一次試験の制度の中で、少なくとも今の段階で法律改正とかいろいろなことをしなくても、担当しておる国立大学協会自身の努力によってできることもありますから、それは五教科七科目全部を受けなくても、国大協自身で五教科五科目と、今の制度の中でも来年か...全文を見る
○海部国務大臣 ただいまも委員御指摘のように、一期校、二期校の制度が定着固定化しておったことに対する反省等も踏まえて、今大学協会側で自主的に、どうしたらバランスのとれた前期、後期の仕分けができるのだろうか、抽せんよりも、やはり大学ですから、お話し合いによって納得のいく方法で、それ...全文を見る
○海部国務大臣 受験産業の過熱によるいろいろな問題は確かにございますけれども、それをどうこうしようという意図からやっておるわけじゃございませんので、先ほど御説明しましたように、受験機会の複数化ということによって、共通一次試験の結果を見て輪切り教育という嫌な表現が出るような志望校変...全文を見る
○海部国務大臣 大変残念なことですけれども、御指摘のように、高校側がみずからの学校の責任において進路指導をしないで、その自己採点の結果とかいろいろなものを受験産業に頼って、その偏差値の序列によって進路指導をするという例がなきにしもあらずでございます。また、みずから独自の方法で進路...全文を見る
03月10日第104回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(海部俊樹君) 文部省といたしましては、従来行っておりました奨学金制度の充実とか私学振興の助成の問題とか、それらの施策をあわせて、なるべく父兄の経済負担が増大しないように努力してきたところでありますが、これからもその方針を貫いてやっていきたい、こう思っております。
○国務大臣(海部俊樹君) 数字だけを私どももいろいろ研究しますと、例えば御指摘の入学金とか授業料は昭和五十年代と比べると上昇率は下がってまいりまして、ことし、去年はともに三・九%ということになっておりますけれども、家庭の教育費等という幅を広げたところで見ますと、おけいこごととか塾...全文を見る
03月11日第104回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(海部俊樹君) 国会の御決議もいただき、臨教審が設置されましてちょうど今折り返し点に達しておると思っております。  私は文部大臣に任命されましてから三回臨教審の総会を傍聴させていただきました。朝の九時から夕方の三時まで、あれだけのお忙しい立場の先生方がいろいろな角度か...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 「審議経過の概要」も先生お手元にお持ちいただくように、それが「(その三)」でございます。そして部会なんかのありますときは、終わりますと記者会見を必ずしていらっしゃいます。それから、これは申し上げていいかどうか、慎まねばならぬかもしれませんが、委員の皆様方...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 岡本会長お答えいただきましたように、第一次答申で指摘されました問題点を何が何でも改革をしたいという強い熱意を持っておりますし、また文部省といたしましては、昨年の七月以来各界の代表の皆さんにお集まりをいただいて制度改革協議会を設け、七月に中間報告をいただく...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 総理大臣と私と考えておりますことや問題点はここだと思っておりますことは同じだと思います。ただ、私の政治家としての経験の足りなさかあるいはボキャブラリーの少なさによって、聞いた方に同じ言葉で表現ができなかったことを大変残念に思うんです。  偏差値教育をな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これはあくまで岡本会長がお答えしましたように、大学が一回一発のペーパーテストで選ぶ弊害から離れて、従来の試験は一回のテストだけで分けられましたから、ですから、幅広く奥深くその人物を選抜の対象にしたいということで基礎的なテストと、それから大学が本気になって...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 臨教審の第一次答申で既にこれの改革は御指摘をいただいておりますから、先ほどお答えしましたように、ただいま制度改革の協議会を各界の代表の方にお集まりをいただいて、七月に報告をいただくようにして、鋭意作業が続いております。  総理大臣のお考えや国会の御答弁...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 昨年六月に答申をいただき、七月にスタートをいたしました。そうして、国立大学の入学試験の問題を担当される先生、私立大学の入学試験を担当される先生、高等学校の校長先生あるいは学者の皆さん、マスコミ出身の皆さん、そういった方々にお集まりをいただいて、臨教審の第...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 総理大臣がおっしゃったように、昔もいじめはあったと思いますが、昔は家庭に兄弟げんかなどの適正規模という言葉がいいか悪いか知りませんけれども、切瑳琢磨したり、ぶつかり合ったり、家庭同士で人に対する思いやりとか、いろいろな秩序とかルールとか身につけたと思いま...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 総点検をしましたのは、少しでもこのいじめをなくしていきたい。今、教育問題で一番緊急を要することで一番重要なことがいじめだと思っておりますから、あの報告を見て激怒したなんというようなことは全くないわけで、これが本当に、逆に言うならば隅々まで徹底された調査の...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 全国の実態は、やっぱり上げてきていただかないといけませんし、教育委員会に御協力願い、学校に御協力願いませんと、末端のことはどうしてもわかりません。対策を立てるためには、やはり現場からその結果を聞いたりしなきゃならぬわけでありますから、あれ以外の方法という...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 報道によりますと、教師や親に自分の悩みや自分の立場を訴えた、そういったときにやはり手を差し伸べて励ましてもらったり、救いの言葉をかけてもらったりすることが児童生徒の今御指摘の悲しいいじめによる自殺をなくするためには一番やらなければならない、大人の、取り巻...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘の問題は、高等学校の家庭科の問題だと思いますが、その問題につきましては御審議を願いまして、それが条約批准の妨げになってはいけないというのでその答申をいただき、男女両方が家庭科を含む問題を共通の、あれは何といいましたか、選択必修という名前にしたと思い...全文を見る
03月12日第104回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(海部俊樹君) 総理は解散を考えていないとおっしゃるし、私は今与えられた職務に一生懸命頑張っておりますし、解散の大義名分はないんじゃないかと、こう思っております。
03月14日第104回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘の青年の主張の大会には私も同席させていただいて、代表の意見の発表は、先生と同じように何かこう、じんとくるような、涙が出るような気持ちで聞いてまいりました。御指摘のように、同世代の人々がああいった試練に耐えたりあるいは自分で歯を食いしばって頑張ったり...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 昨年の三月、厚生省が計画をお決めになり閣議に報告されましたときに、文部省の審議官のところへその基本について御説明の御連絡があったと、こう聞いております。
○国務大臣(海部俊樹君) 厚生省が所管される施設について医療行政の観点から再編成を行うものであると聞いておりますし、また先ほど申し上げましたように、閣議に報告された後で審議官のところへ具体的な説明も受けておりますが、私どもとしては、大学の附属病院との関連も当然考慮されてこの計画が...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、臨教審の「審議経過の概要」あるいはこの前出ました第一次答申なんかを読んでみましても、個性の尊重ということが大きな背景になっております。しかし、先生の御意見を承っておりまして、個性の尊重というのは確かに教育する側からの見方、視点が多分に加わ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 第一次答申で、大学の入学選抜の方法について、共通テストというような仮の呼び名で新しい制度を考えたらどうかということで指摘された問題点がたくさんございました。答申の中に出ておりました問題点は、大きく分けますと一つは偏差値、それによる輪切り、大学の序列化とい...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは制度の根幹に触れる大問題でありますので、文部大臣の立場で予断と憶測を持って物を言うのではなくて、こういうこともひとつ研究の対象として勉強してみてください、研究をしてくださいということを申し上げたわけでして、ただいまいろいろな角度から御議論願っており...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろな考え方の中に、受験生の立場でそういったことがあるとすれば、大学当局者や高校の皆さんはそれをどう受けとめどうなさるのか、御研究、御勉強をいただきたいというつもりでお伝えしたんです。
○国務大臣(海部俊樹君) 国会の御議論の中でいろいろ出ておりますので、それを私がどうのこうのと言うよりも、今つくってあります改革協議会の専門的なお立場の皆さんにいろいろな角度から御議論願うのがふさわしい、こう思いましたのでお伝えをし、研究、勉強をお願いしておるところでございます。
○国務大臣(海部俊樹君) 今、高等教育機関のあるがままの姿とここで学びたいという生徒の姿と差がございますから、どうしても大学側が教育の入り口として、大学としては教育の一環として入学試験の制度を行い、そこでだれを受け入れ、だれにはお待ち願うと言うと言葉は悪いんですが、あきらめてもら...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) どのようなことをしたら受験生のためになるか、そして世の批判を少しでも解決していくことができるか、こういう立場で臨教審で広い角度から御議論願った結論が、共通一次試験についてはその光の部分も認め、そして影の部分もたくさん出てきた。ですから共通一次試験というも...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 専門的学問的に御説明できるかどうかちょっと自信がございませんけれども、私ども昔やっぱり学生のころに、取っ組み合いをしたり、たたいたりたたかれたりした記憶はあるんですけれども、それはそれなりにその場限りのことであったような感じもいたしますし、また私ども六人...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) ああいった問題を企業に任せるなんというのは全くよくない話でありますし、同時にまた、だからこそ私どももお願いしまして、児童生徒の心をどのようにしていじめから守っていく、またあるいはいじめをしたらいけないんだということを教えていく。これは御家庭のお父様、お母...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは再三にわたりまして、教育委員会を通じ全国の教育現場で地域と連絡を密にして、そしていろいろと相談室をつくるとか、子供の悩みを聞いたときは見て見ぬふりをしないで積極的に手を差し伸べてくださいと、当面の対策としてはそのようなことを指示して、それをすべての...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 報道によりますと、学校においてそういったようなことにすべての教職員の皆さんが校長を中心に取り組んで解決をしたとおっしゃることもありますし、教育委員会や学校を指導して相談の窓口をつくるようにと私先ほど申し上げましたが、言葉をかえて言うなれば先生の駆け込み号...全文を見る
03月15日第104回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(海部俊樹君) 地元で撚糸の中小企業の皆さんと日ごろのおつき合いはございますから、日常のおつき合いはありますし、また、出版記念会をやったときに会員券なんかを引き受けてもらったことはあると思いますが、言われるような政治献金を私が受け取ったこともありません。
○国務大臣(海部俊樹君) 自民党の繊維対策特別委員会に入っておりました。
○国務大臣(海部俊樹君) はい。副委員長をやったこともあります。
○国務大臣(海部俊樹君) 小田さんから私が献金をもらったことはありません。私の事務所の者が調べましたら、出版記念会なんかに会員券を買ってもらったことはあると言いました。それだけです。
○国務大臣(海部俊樹君) 献金は、私はもらっておりません。
○国務大臣(海部俊樹君) 会員券の方は十枚とか二十枚とかという程度であったと記憶しております。
○国務大臣(海部俊樹君) どういう理由で御三家と言われるのかよくわかりませんけれども、私は、申し上げたように、地元に撚糸関係の業者の方もいらっしゃいますからいろいろお話もします。自民党の繊維対策特別委員会にも所属しておりますけれども、言われるような意味で献金を受け取ったことはあり...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) そういう事実無根のことをおっしゃってもらっては私も非常に迷惑をいたします。全く身に覚えのないことでありますから、その旨御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(海部俊樹君) どうおっしゃっても、私は受け取った記憶がありません。受け取ったことはありません。それは申し上げさしていただきます。
○国務大臣(海部俊樹君) 大臣就任祝いはもらっておりません。  それから、パーティーのことは私申し上げましたように、私の地元が出版会のときなんかに参っております。  それから盆暮れのことは、田舎の家にそういった日常的な商品などが来たことはあるいはあるかもないかも、よく調査して...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) どのように言われましても、私はそれは受け取った記憶はございません。受け取っておりません。
03月18日第104回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、できるだけ簡素合理化しなければならないというので取り組んでおりますが、具体的には従来二部必要としました関係書類の提出を一部にするとか、添付書類を省略化するとか、その他のことについてなるべく簡素になるように努力をいたしております。
○国務大臣(海部俊樹君) 文部省の立場から申しますと、その学校を利用しておる生徒の学校へ行く往復の足ということにまず大変な関心を持つわけでございます。その問題につきましては、数年前より文部省と国鉄との間でいろいろな話し合いもいたしましたが、国鉄、運輸省の方から、そういった場合には...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) よくわかりませんでしたので調査をしたんですけれども、調査にもばらつきがあったり、またそれぞれの対応の仕方が、最初のことでしたためかいろいろございまして、我々から見てもこれは完璧ではないのじゃないか、もっとあるのじゃないかと思いますけれども、どれくらいかと...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 学問的、理論的にきちっと区分けは難しいんですけれども、私自身の受けとめ方を申し上げますと、昔は取っ組み合いをやったり殴ったり殴られたりしても、比較的その場限りといいますか、からっとしておって、陰湿あるいは繰り返しというようなことがなかったのではないか。一...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは、一人一人の児童生徒がその発達段階の過程において、やっぱり人間には動物的な欲望を一〇〇%満足させたいという衝動的な心と、それからそういったものを抑えなきゃならぬという理性的な心と両面があるはずでありまして、その理性的な心、社会的な自我というものを確...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 発達段階の子供には、知育、徳育、体育と申しますか、さまざまな生活体験の中から人間形成をしていかなきゃならぬ問題がたくさんあると思うんです。御指摘のように、今の学校の現場に当てはめてみますと、体ごとぶつかり合って汗を流してスポーツやあるいは体育に打ちこんで...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘でありますけれども、学校はやはり初めて同世代年齢が集まって集団生活を営む場でもございます。しかも、さっきちょっと触れましたように、家庭における兄弟の何といいますか、兄弟げんかの適正規模と言うとまたしかられそうですが、何か数が少なくなって、お互いに切...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 今御指摘の日弁連の報告もいろいろ読ませていただきまして、なるほどなと思うところもありますし、またこれはどうかなと思うところもございます。例えて申しますと、「通学上の心得の内容と問題点」というところがございますけれども、何かこれは交通安全に重点を置いて歩行...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 三万五千校からありますから、御指摘のような随分細かいところまで規制しているのは希有の例としてはあるかもしれません。またそういったようなことはそれぞれの地域の実情に応じてやはりやっていかれるべきものであって、余り音を立てて掃除をするななんということは私今初...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 申し上げましたように、それぞれの地域の実情とか立場とか、それから三万五千も学校があるわけでありますので、そこに対しては総論的といいますか、児童生徒とその学校とが、みんなが守るべき校則ですからそれを常に話し合って決めていくように、先ほどお示しした指導要領、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 局長が御答弁申し上げたことと同じですけれども、私は校則というものは、最初に申し上げたように、最初に集団的な生活体験するところですから、適切な校則があってそれを守っていくことも教育の大切な目的の一つである、こう思っておるんです。現に、日米の中学校の教師のい...全文を見る
03月19日第104回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘の問題は、国大協で今鋭意努力を願っておりまして、なるべく早い機会にお示しした方がいいだろうと私どもも思っております。四月末というのは努力目標としては設置されておるわけでありますから、何とかそれまでに結論がきちっと示されますように、私どもは期待をして...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 全国で九十五ございます国立大学が、それぞれの地域とか専門分野別とかあるいは受験生の希望とか、せっかく複数受験の機会をつくる以上はなるべく皆さんに利用していただきやすい方法にするのがいいと、こういうことを目標に国大協自身で今いろいろ御議論を詰めていただいて...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私どもは、進路指導は基本的に高校と本人とが相談して行きたい学校、入りたい大学をねらって向かっていくのが当然の姿、形だと思っておりますから、受験産業の介入ということをできるだけやめなきゃならぬ。偏差値による輪切りという嫌な言葉がどうして出てきたかということ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) おっしゃるように、複数希望をいたしますとその発表によって両方受かった人も結果としては出るわけであります。それは先生、各大学がいつ発表するかということといつ手続を行うかということ等についても今国大協自身で御検討願っておることで、具体的に先生たしか三月二十五...全文を見る
03月20日第104回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(海部俊樹君) 二点についてお答えをいたします。  最初の教育関係における補助率の見直しについてでありますが、これは補助金問題検討会の報告の趣旨を踏まえて総合的見直しが行われ、教育関係もその一環として対応したのでありますが、地方財政当局とも御相談をし、地方公共団体にお...全文を見る
03月20日第104回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○国務大臣(海部俊樹君) 私は、今の学校の中におけるいじめの問題がだんだんエスカレートしてきて、新聞報道なんかでも極めて象徴的なケースが繰り返し繰り返し報道されております。このことを見ましたときにまず感じますことは、国に平和がなければ、文化の創造も科学の振興も質の高い社会生活もな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) ただいま具体的にお示しのあった学校五日制という問題からまずお答えさせていただきます。  今、学校の授業というものが、児童生徒を中心として六日制で現実に組まれておるわけでありますので、直ちに今五日制をここでいいとか悪いとか、私の立場で議論は非常にしにくい...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 全体として、先生のおっしゃること私も理解できるわけでありますし、それから高等学校も同世代年齢の九四%近くのところまでずっと上がってきたということは、まさに希望する人の大半が入っておるのではないだろうか。このことは戦後の教育の普及の成果として私はいいことだ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 昨日、どのようなやりとりが行われたかは、現場におりませんでしたので臨教審の事務局から答弁させますが、全体として私は、教育改革をしますときに、いろいろな柱が出てきて、同時にまた、答申で示されたものは政府も最大限に尊重をして施策を進めていこう、こういう基本的...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先ほども申し上げましたように、教育改革に財政措置が伴わなければならないときには、ぜひそれは考えてほしい。文部省といたしましても、大蔵省に物を言われておるだけじゃございませんで、最近の予算の仕組み、先生ももう十分御理解願っておると思いますが、人件費の占める...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、第一次答申の中で大学入学者の選抜制度についていろいろな具体的な指示があって、こういったことを考えなさいという答申が出ておりますので、それを受けまして、昨年文部省の中に改革協議会というものをつくりまして、その改革協議会が、第一次答申で指摘さ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 大学の入学試験というのは、これは最終的に大学の決定する問題であると私は思っておりますが、全体として法律が必要なときとか、あるいは国会の御議論の中で、こういった国立大学の共同利用機関をつくって、そこで入試センターができて、そしてお手伝いをしていくとかいうよ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 第一次答申の中にあります文言は、「偏差値偏重の受験競争の弊害を是正するために、各大学はそれぞれ自由にして個性的な入学者選抜を行うよう入試改革に取り組むことを要請する。また、現行の国公立大学共通一次試験に代えて、新しく国公私立を通じて各大学が自由に利用でき...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは非常に難しい言葉の解釈の問題になるわけですけれども、私どもの理解では、おっしゃるように共通一次試験というものはなくなるわけです。そして、一次という二字を抜くだけでもないわけでありまして、ある方は私に、日本語の試験と片仮名のテストとどう違うかとおっし...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 共通一次試験の問題を御議論願いますときにも、一番大きな議論になりましたのは、従来の大学の入学試験制度というものが、当時のはやり言葉で、いわゆる難問奇問と言われるような難しい問題になってきた。それがいろいろな弊害を生んできたので何とかしなければならないとい...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは高校生一人一人の将来の希望が確固としたものであるなれば、自分は将来この学校を受けたいとか、この学校のこの学科を受けたいとかいうような希望がおのずから芽生えてきておるはずでありますから、そういったところを、進路指導をしていただく先生が、この学校はこう...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは制度の基本に関する大変な問題でありますから、予断と憶測でもって文部大臣が物を言うのは慎まなければならぬことだと思いますが、予算委員会の率直な御質問のときには、私は、大学側に自由な利活用をして、そしてそれぞれの個性と特性のある選抜をしてもらうんだ、こ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 確かに御指摘のようなやりとりを、私と総理大臣と、予算委員会であったこともこれはございましたし、先生もお聞き願ったということでありますが、私は、大学の入学試験の制度の中で共通一次試験が果たしてきた役割に、やっぱり評価すべき点と弊害を生んだ面とがあるわけです...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) この問題は、私どもの受けとめ方は、従来の大学の入学試験の制度を改革していかなきゃならぬというので共通一次試験の制度がスタートしたものと理解をしております。ところが、共通一次試験の制度も、何回も申し上げておりますように、弊害が目につくようになってきましたの...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 協議会の先生方には鋭意御努力をいただいておりますので、七月に報告をいただくという予定は変わっておりません。それまでには基本的な骨子の報告がいただける、このように思っております。
○国務大臣(海部俊樹君) 実は、あの後総理大臣にお目にかかって、時間をかけてお話をいたしました。その結果、はっきり言えますことは、第一次答申の後で総理大臣が共通一次試験というものについていろいろ街頭演説なんかなさったということでありますが、それは、弊害を全部なくしろ、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教科書検定の制度というのは、きのうの判決にも出ておりましたように、全国的な一定水準の維持のために教育の特質を配慮しつつ、必要かつ合理的と認められる介入をしていい一いいという言い方はあれですが、これも憲法違反ではないということになっておりまして、やっぱり全...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教科書検定の制度、仕組みの中で教科書検定の行政を進めていくという基本はこれは何ら変わるものではございませんし、また、御指摘のように、きのうの判決は高等裁判所の判決でございまして、まだ最高裁判所でどういう御判断が示されるかはわかりませんけれども、私どもは今...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 言論の自由といいますか、研究の自由といいますか、それぞれの立場の方がいろいろ御研究なさったり、いろいろ御議論なさることまで私どもがとやかく言えませんし、また、教育について、すべての国民の皆さんの御理解と御協力がなければ解決できないから協力をしてほしいと、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 人間の発達段階において、いろいろ経験しなきゃならぬ生活体験がございますが、文部省としては、教育基本法に書いてありますように、平和的な国家及び社会の形成者としてあるべき人にはやっぱり徳育、知育、体育と調和のとれた、バランスのとれた発達を心から願っておるわけ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) まだ個々具体のケースについて文部省が突出して決めたということはございません。ただ四十人学級の問題は、他にもいろいろと経緯がございまして、重要な問題でもあり、また、この定数改善計画というものは目標年度も決めて打ち上げておる構想でありますから、これをきちっと...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろな関連があって、四十人学級の問題は、よりよい教育環境を整備するために目標を立てて現在取り組んでおるわけでございます。今先生の御発言を聞きながら私もしみじみ思い出しましたが、予算編成のときも、中学校のゼロをとにかく芽を出すようにしろといって最後まで...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) できる限り一生懸命予算要求の時期に大蔵省に実情を話し、政策の重要性を話し、頑張って努力をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(海部俊樹君) これは先生、理想を述べますと切りがない話にもなっていくと思いますし、多ければいいか、少なければいいかという議論は、じゃ、どの辺まで少なくしたらいいかという議論もあって、これはなかなか学問的に言いにくい難しい話だと思いますが、現実の他の政策との整合性の中で...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) それらの点につきましては、臨教審でも中長期の目盛りでいろいろ御議論願っておるようでございますし、また私も、ちょっと申し上げましたように、今のところは四十人学級できちっとやっていく、それが当面の施策ですけれども、やっぱり中長期で考えまして、どのようなところ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先ほどから申し上げておりますように、他の政策との整合性とか、現在置かれております厳しい財政状況とか、毎年毎年大蔵省とこの問題で議論しておるという、肌で感じております問題を一切のけて夢を語るとするなれば、行き届いた配慮のできるような教育条件をつくってあげな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先生のお話を承りながら、私も戦後の学生の時期を思い起こすのでありますけれども、あの大学紛争があったり暴れておりましたいろいろな人を見て、例えば早稲田でやる紛争によその大学の人がいっぱい応援に来るとか、東大の安田講堂に籠城しておった人のうち、本当の東大生は...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先生のお話をるる拝聴いたしておりました。ただいまの最終的な御指摘は、私学にもう少しきちっと目配りをして、私学ができるときにどのような必要があり、つくった以上はどのように研究の内容を高めさしていくのか、いろいろな角度から国立と公立と私学との今果たしておりま...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) お尋ねの東京高等裁判所の昨日の判決は、文部省として、今日まで全国の児童生徒のために内容の一定した、そして申立て公正で事実に基づいたいい教科書を出さなければならぬということで法に基づいてやってまいりました検定の制度というものが、昨日の判決では、その正当性、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 文部省といたしましては、従来から教科書の記述が客観的かつ公正で適切な教育的配慮が施されたものとなるよう、教科用図書検定審議会の答申に基づき、厳正公正に教科書検定を行ってきたところであります。昨日の判決もさることながら、今日までと同様にこのような姿勢で教科...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 今日までもいろいろな立場で教育改革に関する議論は文部省の内部で続けてまいりましたし、中央教育審議会というものもあっていろいろ議論をいただき、答申をいただいてきたことも事実でございましたが、先生御承知のように、社会の進歩、発展とともに、予期せざるいろいろな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 詳細は後ほど政府委員からお答えをいたしますけれども、私は、先生の御質問を聞いて、率直に、一体昔のいじめと今のいじめとどこがどう違い、原因は何と心得ておるかという角度の御質問に対して、一体昔と今と、いじめというのは何だったんだろうか。これは私なりの言葉であ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先生御指摘のように、戦後我が国は、ひたむきに追いつこう追い越そうという、欧米先進国型の国になりたいという国民的な目標で走ってまいりまして、物によっては目標は達し、物は追いついたけれども心が追いついておらないのではなかろうか。今日のいじめとか、いろいろそれ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先生が小学校のころ習われました、大変すばらしい先生に出会った経験を持っていらっしゃること、大変うらやましいと思いますし、同時にまた、今全国で、一生懸命そういったことで時間をかけ、汗を流しておっていただく先生もたくさんいらっしゃると私は信じておりますけれど...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育は人なりという言葉がございますけれども、私はやはり教育は児童生徒と直接触れて御指導をいただく教師の人格とか指導力とか、そういったものによって大きく左右されるもので、やっぱり教育専門家として教壇に立っていただく先生方に自信を持って実践的指導力を身につけ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 日ごろ簡単に私どもも個性個性と申しますが、個性の定義と言われますと、それぞれの人が自分の生活体験を通じてきちっと身につけてきて、守るべきものとして確立しておるものがそれぞれの個性ではないだろうか。そして、その個性にはやっぱりいろいろな資質やいろいろな能力...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) ちょっと済みませんが、資料を正確に出させます。
○国務大臣(海部俊樹君) 率直に言って困っておりますし、まことに申しわけありませんが、私は先生の経験豊かな学識に物を申し上げる知識はございませんので、臨教審の事務局の次長も来ておりますので、おまえ答えられるかと言いましたら、私も書いた本人ではございませんのでと、そう正直な感想を漏...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先ほど来の御質問を予算委員会の場でも先生からいただきまして、私も私なりに真剣にいろいろ考えてみて、個の問題も、個性の問題も、いろいろな本を読んだり資料を調べたりしてまいりましたし、また、ただいま御指摘のマークシートの問題と記述式の問題についてもいろいろ考...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 共通一次試験がスタートしましたときから、正確に、計量的に結果の出るものはそちらの方でする。それは、高校における学習到達度を見るということが非常に大きな目標でございましたし、もう一つ、大学の方は自分の学校に受け入れて教育するに足る能力を持っておるか、適性が...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) メモをとりながら真剣に拝聴させていただきました。これについては、いろいろ多様な進路というものを用意しておいて、大学当局が受け入れてもらうときに十分参考にすべき御意見であろう、こう受けとめます。
○国務大臣(海部俊樹君) せっかくの御提案で、私もきょうまでのいろいろな体験の中から、なるほどそうだと思っております点がありますから、先生の目指していらっしゃるものとちょっと違うかもしれませんけれども、率直に申し上げさせていただくと、学校では一年生から六年生までを任意に学校兄弟と...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先生の御説を承りまして、私は、そういったことが本当に学校教育の現場できちっと対応されていくとすれば、いじめられる子供が駆け込んで取り上げていただける。要するに取り上げていただけないから今日の悲惨が続いておることも事実です。私も何度か申し上げましたが、まさ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) おっしゃるように、教科書は主たる教材でございますので、全国一律の一定の水準を確保し、申立て公正で事実に基づいたものであるべきでありますから、私はそのように中立公正、事実に即した教科書内容であるように検定制度をこれまでもやってきましたが、これからもやってい...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 日の丸、君が代に対しましては、私はこれは、強制して嫌々掲げてもらうというようなものじゃなくて、掲揚してもらうことが望ましい、日本人ならばみんな喜んでこれは掲げましょうという態度であってもらうことが一番願わしいわけであります。  それから、君が代、日の丸...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 大変残念な世論でございまして、私はやっぱり、日本だったら日本のしるし、日本だったら日本の歌、メロディーというものは国際的にももう当然認められていることでありますし、私も時々サミットにお供して参りましたが、世界じゅうの国は何の不思議もなく我々代表団のところ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) あらゆる世論調査を私もずっと見ましたけれども、国民的に、君が代、日の丸が国旗、国歌だという合意は、形成されておると思うんです。形成されてから、いろいろな理屈をつけておれは反対だとかおれは嫌だとかおっしゃる方があることも私は知っておりますけれども、それじゃ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 日の丸、君が代の問題と給食の問題とは次元が違うと思いますので、日の丸、君が代の問題に絞ってお答えをさしていただきますけれども、私は、日の丸、君が代を現場の先生方がみんな反対ばっかりしていらっしゃるとはどうしても思えないんです。それから、日本国民の皆さんが...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) やはり外国の人のお名前とかそういったものはできるだけ正確にした方がいいわけで、私は、今のアメリカの大統領が当選された直後のころ、新聞にリーガン大統領とかレーガン大統領とか出ておりましたときに、たしかレーガンに統一しろという声が出て、その後レーガンに統一さ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) テレビが与えます影響は非常に大きいものがあることは御指摘のとおりでございますし、また、ある新聞の投書に、文部大臣も一遍一日朝から晩までテレビを見てみたらどうだ、それから感想を聞きたいという投書が載っておったことも事実でございました。  ところが、いろい...全文を見る
03月24日第104回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘の臨教審の第一次答申に出ていました共通テストの構想につきましては、私たちは臨教審の第一次答申を尊重するという構えで改革協議会をつくって、そこで議論をしていただいておるわけでございます。その議論のまだ過程でありますので、私は予断と憶測をもって物を言う...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御承知のとおりに、臨教審の第一次答申では、国公私立を通じて基礎資料を得るために共通一次試験にかえて新しい共通テスト、これは仮名ですけれども、それで審議をしなさいという答申をいただきました。  大学側はいろいろなメニューを用意して五教科五科目全部出します...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御承知のように、学歴というのは学校に行ってその人が自分の資質を磨きあるいは適性をうんと伸ばしていく、そのためにいろいろなことを勉強してきたという経歴の一つとしてならば、私はそれは尊重していいと思うんです。ところが日本は、肩書が必要以上に幅をきかせる社会に...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 文部省の立場から申し上げますと、学校教育の内容をできるだけ就職の問題と相互乗り入れの期間が短いように、できれば悪い影響がこないようにしたいという願いが根本にございまして、そして青田刈りがいわゆる学歴偏重、競争社会の悪い面を出しておると思っておりましたから...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先ほど申し上げましたように、いろいろな状況を踏まえてそれぞれの立場で御議論の結果、八月二十日に接触ということで、それは夏休みの一部を利用して守ることのできるような就職協定にしていただきたいということでお話し合いができたと私どもはこう受けとめておりますので...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 学校教育におきましてはそれぞれの児童生徒の発達段階において教えるように心がけておりますが、学習指導要領に基づく教科書においては、中学校の段階におきましては例えば社会科「公民的分野」で消費生活と経済の仕組みあるいは消費者保護について理解させるように記述を深...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教科書にも書いてありまして知っておるのでありますけれども、今どこに書いてあったのか、ちょっと済みませんが、消費者の権利につきましては、一、安全であることの権利、二、知らされる権利、三、選ぶ権利、四、意見が聞き届けられる権利の四つが基本的なものと考えられて...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いかがでしょうかと言われますと、まことにこれは申しわけのない低い数字だなと思いますし、中学校のとき、高等学校のときそれぞれ習った記憶はあるという人はかなりおるわけですから、教科書をもっとしっかり勉強して記憶にとどめていただきたいということを私としても期待...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) おっしゃいますように、戦後、物のなかったときは、国家的にも追いつけ追い越せという目標で努力をしてまいりましたから、学校教育においてもやはりそういったようなことに偏りがちなカリキュラムになった時期があったことは確かに御指摘のように思います。ですから、学習指...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育は学校だけで行われるものではございませんし、またそれぞれの物の買い方とか選び方とか、いい物をどうやって見分けるかというようなこと等も、御家庭においてやっぱり教育をしていただくことは極めて大切なことだと受けとめております。
○国務大臣(海部俊樹君) 今は子供の立場に立ってちょっと物を言い過ぎたと思いますが、子供を教育するお父様、お母様もやっぱり立派な消費者であってもらわなきゃならぬのは当然の大前提でございますから、社会教育の方でもそういったことには力を入れなければならぬと考えます。
○国務大臣(海部俊樹君) 家庭教育を充実いたしまして、そのようなよくない行為にひっかからない消費者保護の教育といいますか、学習といいますか、そういったようなものを実施していかなければならぬのは御説のとおりだと考えます。
○国務大臣(海部俊樹君) 大きな見地から申しますと、正しい異性の認識の仕方とか、もっと極端に言えば人間の尊厳、生命の尊厳ということをそれぞれの段階に応じて教えるようにいたしておりますし、また性そのものの問題につきましては、保健体育の時間なんかに教科書を通じて男女両性の本質的な違い...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 児童生徒を取り巻く環境を整備していただいて、同時に、教育は人なりと申しますが、人生最初に出会う教師であるお父様、お母様とかあるいは学校の先生方の性教育に対する、何か性教育をすることは難しいことだ、恥ずかしいことだというようなことからもう一歩前進して、正し...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私も素直に御答弁した方がお許しがいただけるのかもしれませんが、しかしそれではいかにも現状埋没でどうにもなりませんので、今学習指導要領を御説明しましたように、少なくとも男女の出会いというものはもっと厳粛なものだということを学校教育の場で教えるとともに、ビル...全文を見る
03月25日第104回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(海部俊樹君) 教育費の負担が対前年ふえているという結果は先生も御承知のとおりでございます。文部大臣としてどう思うかということになりますと、教育の大きな理想の中に機会均等ということがございます。この教育の機会均等というのが余りにも膨大な教育費負担によって阻害されるような...全文を見る
03月28日第104回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○海部国務大臣 私が所信に述べました公教育の基本と申しますのは、二十一世紀を目指す日本の国民の一人としてふさわしいいろいろな問題を児童生徒が身につけて、同時に、平和的な社会及び国家の形成者として、自主自律の精神に富んで、要するに、教育基本法に示されておるような、そんな人格の完成を...全文を見る
○海部国務大臣 基本的には体罰はいけないことだと考えております。ただ、このごろ私のところへいろいろな手紙が参りましたり電話がかかってきたりあるいは報道なんか見ておりますと、世の中でもっともっとこの問題についてきちっと意識を統一しないと難しいのではないかという気がいたします。そして...全文を見る
○海部国務大臣 先生、私の「世界」の対談を詳細お読みいただきましていろいろ御意見をいただきましたが、教育の長い間の歴史の中にはやはり光の部分もたくさんありますから、私は特に光の部分を申し上げましたし、今先生は先生の立場でお考えになった影の部分をたくさんお話しになったわけです。 ...全文を見る
○海部国務大臣 先生おっしゃるように、偏差値が必要以上に幅をきかせて、学校の輪切りというような嫌な言葉が出てきておりますことが、児童生徒の、まゆ毛から上に自信を持っておる人にはまだそれでいいかもしれませんが、人間の能力とか社会に対する貢献というものは、まゆ毛から上の悩み、その中へ...全文を見る
○海部国務大臣 いじめの問題と体罰の問題はちょっと分けてお答えをさしていただきますけれども、私は、基本的にはいじめの問題は、正義感がきちっと行き渡れば、いじめということがいかに間違ったことであるかということがはっきり理解されると思うのです。そのことは、いじめたりいじめられたりして...全文を見る
○海部国務大臣 私は、直接児童生徒に触れておっていただく現場教育関係者の皆さんの協力や理解がなければ教育改革は完全に行われない、基本的にこう受けとめておりますから、現場教職員の皆さんの意見をなるべく聞くようにしております。そして、先生がおっしゃいましたが、いつも校長先生や教育委員...全文を見る
○海部国務大臣 私は今でも率直にそう思っておるのです。といいますのは、あのとき、現場の教師の皆さんにもう少し創意工夫の幅を持ってもらったらどうか、学校で教えることは基礎、基本をしっかりと身につけてもらうことは大切だけれども、やはり全国一律に重箱の隅をつづくように決めてしまわないで...全文を見る
○海部国務大臣 その原因は、全国に学校の数が随分たくさんございますから、私は共通したものをここで理論的、学問的に申し上げるだけの調査もしておりませんし知識もございませんが、いろいろ思うのですけれども、それぞれのところで必要なものをそれぞれの地域に従ってやってもらったらどうか。これ...全文を見る
○海部国務大臣 お話を承りまして、教師は児童生徒に教育をするのが主たる職務でありますから、ほかの仕事の合間に授業をやっておられるのでは困るわけでありまして、そういうことは我が方の責任で改革をしていかなければなりません。この点については初中局長にも後ほど答弁をしてもらいますが、実際...全文を見る
○海部国務大臣 塾というものが現実にあって、それを利用している児童生徒もたくさんある。これは一概にいいとか悪いとかの評価をするのは差し控えますけれども、先生から今お届けいただいたようなこういう塾になりますと、経費負担の面からいっても、あるいは本当にその人のおくれを取り戻すための補...全文を見る
○海部国務大臣 教育改革には国民の皆さんは関心を持っていただいておるものと私どもは受けとめたいわけでありますし、同時にまた、なぜ関心が持たれておらないかということを……(佐藤(徳)委員「臨教審に対して」と呼ぶ)臨教審に対しても私は関心を持たれておると思うのです。といいますのは、世...全文を見る
○海部国務大臣 お子さんを持つ親ならば、一人一人の児童生徒が心身ともに健全に育っていただきたい、こういったことを求めていらっしゃる。当面の急務としては、学校のいじめとか非行という問題をなくしてもらいたい、こう願っていらっしゃいます。  中長期の長い目で見れば、やはり入学試験の制...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘いただいておりますとおりの数字に相なっておりまして、私も昨年、党の文教制度調査会長をしておりますときに、この六十一年度予算の編成にも取り組んで、一生懸命に獲得のための努力もしてきたつもりでございましたけれども、先生御承知のように、他の政策との整合性、その他い...全文を見る
○海部国務大臣 大蔵大臣がこの場におりませんので、来年どういうことになっていくのかという見通しについてまで的確なお答えは差し控えなければならぬと思いますが、私どもは、今先生御指摘のように、大ざっぱな計算でも四分の三が人件費で、給与費が上がる公事業費の方に食い込んでくるということに...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の二つの具体的なテーマ、これはもう臨教審の答申をまつまでもなく、既に文部省が具体的な政策として立案をし、着手し、実行しておるさなかのものでございます。先生がおっしゃいますように、私も、いろいろな対策はございますけれども、これも今の当面緊急にやらなければならぬ...全文を見る
○海部国務大臣 この制度の根幹はぴちっと守っていきたい、こう考えておりますし、それから、従前の文部大臣とも私ども政府・与党の間柄でございますから、よく打ち合わせをして、学校栄養職員や学校事務職員の対応の問題については全く同じ考えで行動をいたしましたので、そのとおりでございます。
○海部国務大臣 ただいま御承知の定数改善計画が六十六年度にその目標を達成しますように歴代全力を挙げて頑張りますという方針を貫いてやってきたと思いますし、私どもも今年度の予算の概算要求を決めますときも、当初、御指摘のように中学校がゼロでございますが、これではどうにもならないからとに...全文を見る
○海部国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたように、いろいろ取り組まなければならぬ当面の緊急な改革の目標の一つとして、私どもは臨教審以前からこのことには着目をし、一人一人の児童生徒により行き届いた教育を行うための一つの方策である、こう考えて取り組んでおるわけでありますから、昭和六...全文を見る
○海部国務大臣 先生御指摘をいただきましたように、私学の果たしてきた役割というものは私は大変大きかったと思います。同時にまた、高等教育を見ましても約八割に近い人材を世に送り出してきたわけでありますし、また私立学校にはそれぞれの建学の精神とか学校の特色というものもあって、個性を尊重...全文を見る
○海部国務大臣 御意見を二つに分けてお答えをさせていただきますけれども、塾のはんらんの問題につきましては、結果として家計を圧迫しておるような状況が出てきておる。同時にまた、児童生徒がそこへ行く、いろんな生活体験を身につけなければならぬのに塾がはんらんするのはどういうことなんだろう...全文を見る
○海部国務大臣 私は、大前提としての日の丸とか君が代の問題につきましては、先生から直接お尋ねがありませんので、この際ここで触れることは御遠慮申し上げますけれども、あるべき学校の卒業式の場に右翼が暴力でもって乱入したということは、その事実はよくないことでありますから、それは全く次元...全文を見る
○海部国務大臣 暴力事件というものを取り上げてみますと、先生おっしゃるように、卒業式に児童生徒の目の前でこのような暴力事件が行われたことは大変遺憾なことであって、これは教育上二度と繰り返されてはならぬことであり、警察もそれなりに厳正に対処をしておってもらうわけでありますから、この...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のとおり、初等中等教育をゆがめてはならないとおっしゃることは当然のことでありまして、入学試験のために初等中等教育があるのじゃございませんので、児童生徒の人格形成を目指す過程の一つとして初等中等教育はあるのですから、先生の御指摘のとおりだと思います。また、基礎...全文を見る
○海部国務大臣 いつ、どこで学んだかということよりも、どれだけ、何を学んで身につけておるかということの方が大切だという御趣旨の先生の御質問と承っておりましたが、恐縮ですが、最後に何の原則とおっしゃったのですか。
○海部国務大臣 出口の原則ですか、わかりました。  入り口というのは入学試験のことでありますから、今みんながそこヘエネルギーをぶつけて激しい競争を乗り越えて入ってきます。入ってきて、卒業のときにしっかりした学問を身につけて卒業をし、社会に出ていかなければならぬという角度の御意見...全文を見る
○海部国務大臣 就職協定の申し合わせをしますことは、学生が就職することの機会の均等を図るとともに、もう一つは学校教育の正常な運営に資する、この二つの必要があって就職協定があるわけでございます。  しかし、正直に申し上げて、実情は必ずしも各界でこれが守られておるとは言い切れない状...全文を見る
○海部国務大臣 学問的に調べたことはございませんので、私の感じを率直に申し上げますが、学歴というのは、この人は人生の幾日に大学に学んだとか、どこの大学であったとか、あるいは高等学校であったとかいうようなことをその人の持っておる学歴、要するに形式的な意味なんです。だから、何をどれだ...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろな角度からの先生の御提言を、私もメモをとりながら拝聴いたしまして、一つ私の個人的な体験で恐縮ですけれども、百二十四単位、単位を取ってしまって、三年生で就職が決まってしまって、現実に企業に行ったら、卒業証明書をもらってこいと言われた学生がおりまして、私がその...全文を見る
○海部国務大臣 放送大学のことにつきましては私も非常に興味を持っておる者の一人でありますし、また、前回在任中に放送大学の構想が出ましたときに、先生がお尋ねになったイギリスのオープンユニバーシティーに行ったのですよ。そのときのやりとりをちょっとここで御披露しますと、向こうの放送大学...全文を見る
○海部国務大臣 お話しの御趣旨で、ひとつ全国に広げるときの隘路は、そういった広く在野の人材を活用するという方法も今具体的にお話があるわけですから、十分調査をさせていただきます。  それから、先ほどの全国に広げる計画その他のことにつきましては、御必要ならば局長から御答弁を申し上げ...全文を見る
○海部国務大臣 先生の御指摘の最初の方、今起こりますいじめ、暴力なんかを、余り大人がみんな物わかりよくなってしまって傍観者のような態度になっておるのもいかがかとは思いますけれども、あれは出てきた芽をつまむだけのその場限りのやり方であって、その根底にあるエネルギーの転換をしないとま...全文を見る
○海部国務大臣 大変すがすがしいさわやかな雰囲気でありましたので、私もついあの場ではそれらの人々に、根限り力の限り、すべての青少年のあこがれの的なんだから頑張ってほしいということを言いましたが、言外に込めておった願いの中には、やはりあれは国内の全国高校野球でしたから、あれが世界の...全文を見る
○海部国務大臣 国際化時代に入ってきまして、いろいろな見知らぬ国と交流を深めていく、私はこれはいいことだと思いますし、また現に、日本の九州地区の高校だったと思いますが、世論調査をしましたら、これは名前を言っていいかどうか知りませんが、嫌いな国のベストファイブの中にお隣りの国があっ...全文を見る
○海部国務大臣 自然教室推進事業に御理解とお褒めいただきましてまことにありがとうございます。おっしゃるように、これはエネルギーと時間を健全に育成していくための転換政策にとって私は非常にいいものだと思いますし、同時にまた、児童生徒が発達段階でいろいろな生活体験を身につけるということ...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど来いろいろな御意見を承り、また私も同感する点を率直に申し上げさせていただいたり、私の意見も述べさせていただきましたが、ただいま御提案になっておりますいじめ撲滅のお話の中で、特に最後に出てきておる異年齢の混成の教育は、家庭における兄弟の数が少なくなったがために...全文を見る
○海部国務大臣 日本の伝統文化、それを守っていかなければならぬのは当然のことでございますし、文化庁行政の中で今先生のお示しになりましたような御意見を十分参照しながらこれからも研究を続け、前向きに努力をいろいろしていかなければならぬ、こう思っております。
03月28日第104回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(海部俊樹君) 学校教育の現場におきまして、基本的人権尊重の教育の徹底が要請されておることは御指摘のとおりでございまして、私どもはそれに鋭意意を用いておりますが、教育の現場に立っていただく先生方にもそのしっかりした把握をしていただく必要があろうかと思います。現在教員養成...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 同和問題に対しましては、その徹底的な理解と認識を深めなきゃなりませんので、御承知のように研究開発校を指定したり、教員の加配配置をしたり、いろいろ努力を続けておるつもりでございますけれども、結果として御指摘のような悲しい事態が起こっておるということもまた事...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは学校教育全体の中で教育委員会や担当者を呼んで絶えず繰り返し注意をしておるところでございますけれども、今日なお御指摘のように後を絶たないということであります。私どもはさらに意を強めて全国の教育委員会の担当者がそれぞれの学校教職員と力を合わせて取り組ん...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、先ほど高校進学率の方はお答えいたしましたが、大学の進学率の方も全体の平均と比べますと、全国平均がやはり三〇%を超えておりますのに対象地域は一九・一%ということでありますから、かなり開きがございます。これをどう考えるかとおっしゃいますと、そ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 同和対策奨学資金は、進学率の上昇に非常に役に立ってきた実績を残してきたと思います。他の政策との整合性の中でいろいろ厳しい制約もございますけれども、できるだけこの制度は充実し続けていかなければならぬものだと、こう考えております。
○国務大臣(海部俊樹君) 不十分でありましたら担当の政府委員からお答えいたしますが、私どもは、教師を加配したり研修会を開いたり、あるいはそういったことを学んでいただく集会所をつくったり、いろいろと学力、文化と両面で向上していただくようなことを現実の政策としても考え、また取り組んで...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 最初に一般的な取り組みを申し上げますけれども、私どもは、帰国された孤児の子弟がスムーズに日本の学校に入っていただきたい、基本的にはそういう気持ちで各都道府県の教育委員会を指導いたしております。全国的にただいま二千三百十名ほどいらっしゃる。学校の数にしまし...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 日本育英会では、御指摘のとおりに、学力の基準と経済的な事情の二つを勘案して奨学金を出しておるわけですけれども、こういう新たなる事情が加わっておりますし、また帰国子女の方々は特別な事情があるに決まっておるわけでありますから、特別な事情を配慮して運用の上で十...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 奨学生の願書を出しますときに、おっしゃるように学校ごとにきめの細かい指導をしてあげるということは、言葉も不自由な帰国児ならば当然そうだと思いますので、そのような配慮をしてくれますように育英会を通じて各学校に代行できるように趣旨の徹底を図ってやってまいりま...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 我が国の初等中等教育は、その普及率においても非常にすぐれたものであって、また内容においてもきょうまで一定の成果をおさめてきた教育の光の部分というのは先生も率直にお認めをいただけると思うんですが、このごろは世の中の移り変わりと申しますか、例えば御家庭におけ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、教育の制度、仕組み、教育の人とおっしゃいましたが、突然の質問ですから大ざっぱなお答えで恐縮ですが、今人件費には大体文部省総予算の七四・六%を人件費に使っております。そして、文部省予算の総額は今年度四兆五千七百二十二億でありますから、人件費...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 文部省といたしましては、憲法並びに教育基本法の理念に従って教育は行うべきだと思いますし、もっと簡単に素朴に私の考えていることを申し上げますと、あすを支えてくださる児童生徒を育成するのですから、大人の世界の雑音とかイデオロギーから離れて、真っ白な静かな場所...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 憲法で申します思想、信条の自由、そこに掲げてありますいろいろな基本的人権の自由というのは、大人の世界に至ってからの自由であって、少なくとも義務教育の段階のうちから、義務教育を受けておる児童生徒に思想、信条の自由ということを当てはめますと、やっぱり人間の教...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 初等中等局長がお答えしたとおりでございますけれども、私どもは第一義的に、道義責任と申しますか社会的責任と申しますか、これはやはり学校の教職員の皆さんがすべて一丸となって、みずから再び起こさないという決意を持っていただくことで感じていただき、同時に、現場の...全文を見る
03月29日第104回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(海部俊樹君) 留学生の学位取得の問題でお尋ねでございますが、先生御承知と思いますけれども、我が国の留学生全体として見ますと、修士課程は九八%、博士課程の理科系では七九%がそれぞれ学位を取得してもらっておりますから、これは日本人の学生のレベルよりはちょっと幅広くいってお...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 文部省に関係いたしましては、昭和六十年一月十五日に筑波大学の非常勤講師を兼ねております茨城大学理学部教授の小沼直樹氏が飛びおり自殺をしたことがございました。その原因の詳細はよくわからないのでありますけれども、昭和五十六年に茨城大学教授に就任される前後から...全文を見る
03月31日第104回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(海部俊樹君) 最初に申し上げますけれども、あの判決は高等裁判所の判決でございまして、高等裁判所レベルで教科書検定制度というものの一応合法性を認められ、文部大臣が本件訴訟の事件に関して検査権を乱用したり教育基本法に違反したとは認められないという判断を示していただいたこと...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教科書問題は、先生御承知のようにもう二十一年にわたっていろいろな経緯を経ながら今日なお未解決ということでございますけれども、この二十一年間いろいろな立場で苦労をしてきた文部省の担当者たちが、この判決でよろしい、合憲であったという判断をいただいたときと、ま...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教科書のすべてに一貫してあの第二次世界大戦あるいは日支事変の問題については明快に記述がなされておりますし、その中にいわゆる国交正常化のもとになった日中共同声明の文言も明確に出ておりまして、日本はそのことの事実について責任を持って反省する、このことは児童生...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) それぞれの大学が入学試験あるいは入学に伴ういろいろな経費等を募集要項に明記して、それを承知の上で受験生が選択をされて、受験生と大学との間の、難しく言うと契約みたいなもので入学試験が行われておるわけでございます。しかし、入学金と授業料と設備利用費と、いろん...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私の把握しております数字が違っておりましたら、これは後刻また再調査で御報告しますけれども、二回以上の分納をして納入させる方式、延納方式が全体の五六%と把握しております。また返還をする返還方式は全体の四〇%であると承知しておりますので、先生の御指摘とかなり...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘は返還方式をとっておる学校がよくないというような趣旨にも承りますので、入学のときにはまず入学金を取って確保したならば、入学の前ごろまでにおくれてその他のものは納入するようにしたらどうかという御指摘かと承ります。これは研究に値することでございますので...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 報道等によって承知いたしております。
○国務大臣(海部俊樹君) それは卒業式に君が代、日の丸を掲揚したり斉唱したりする問題だと思いますけれども、その角度のお話でございますなれば、文部省といたしましては昭和二十五年以来日の丸、君が代を掲揚することが望ましいという指導をしてまいりましたし、また各教育委員会あるいは学校にお...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先ほど申し上げましたように、児童生徒の発達段階において国歌君が代は指導してもらいたい。それから国旗は日の丸であるということを教えてもらいたい。義務教育の九年間一度もそれに触れません子供は、まさか大相撲の終わったときのメロディーや高校野球の始球式で上がると...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育は特に全国一律、一定の水準ということをいろいろ考えてやっておるわけでありますけれども、同じ日本の学習指導要領を受けて勉強しておる義務教育の子供で、最初申し上げたように義務教育の間に実施されなかったがために一度も旗にも歌にも接しないで社会人になってしま...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) もっと素朴な、国民として当然知っておってもらいたい問題でありまして、愛国心というのは、そういった経験を乗り越えて社会人になった人が大人の自覚のもとに持たれるものが愛国心であって、義務教育の児童生徒の段階、それにはいろんなことを基礎、基本で教えていかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育の目的は、憲法及び教育基本法に明らかにされておりますように、人格の完成というものを目指して、平和的な社会及び国家の形成者として自主自立の精神に富み、勤労をとうとび、心身ともに健康な国民を育て上げていくこと、これが教育の目的であると私は思っておりますが...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 最初に申し上げましたように憲法と教育基本法でありまして、私は教育基本法から引用して、言葉も最初に申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(海部俊樹君) どこの法律にそういうことが書いてあるのかということはちょっと申し上げかねるわけでございますが、私の調査によりますと、君が代は明治二十一年に日本式礼の楽譜であるとして諸官庁と条約国にすべてこれを通告いたしまして、以来百年にわたって繰り返し演奏され、私も主要...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 学校教育の場におきまして、特に基礎、基本を身につけてもらわなければならない児童生徒に対しましては、これは社会に出てもらうときに国民としての資質の一つとしてやっぱり身につけておいてもらった方が望ましいと思うから指導要領等でも御指導申し上げておるわけであって...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 国体が一巡しましたことは、各都道府県ごとに国民体育大会をお引き受けをいただいて、例えば沖縄がただいまも海邦国体とおっしゃいましたように、その地域の特性とかその地域の心構えを示すようなそれぞれのニックネームなどをつけながら、大いに充実した大会が続いてきたこ...全文を見る
04月01日第104回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(海部俊樹君) 保護者の転勤に伴う高校生の転入学問題についてでありますが、事情はよくわかりますので、文部省といたしましては、規則を改正して、転入学の回数をふやすこと、同時に、今までは欠員のある場合に限り入学を許可していいとしておりましたのを、教育に支障のない限り配慮して...全文を見る
04月02日第104回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○国務大臣(海部俊樹君) この問題につきましては、私どもも、当初立てました六十六年度に達成させるという目標をどんなことがあっても実現したいというので、最大の努力を続けていく決意でございます。
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のような、学校教職員の皆さんにいろいろ幅広く児童生徒のためのお仕事についていただいておるということを前回も先生の御質問で私は十分伺いました。これは現場で何とか調子よくうまくやってくれというような、そんなつもりで見ておるわけでは決してないわけでござい...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 国士舘大学の問題につきましては、率直に申し上げて、私学のあるべき姿という点からいっていかがかと思われることがかなりございました。それで御承知のような措置をとり、また、本委員会でもしばしば問題になったことについて、私学部長がそれなりの対応をしてまいりました...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、学校給食は、当初は児童生徒の体位向上のためにバランスのとれた食事を提供していきたいという大きな時代の要請もあり、また、スタート以後は学校における教育の一環として教師とともに食事をする。また、後片づけや整とんやその他のことでいろいろ教育効果...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 前回予算委員会の分科会でこの御議論が社会党の他の委員の先生から出ましたときに、正直言って私には非常に聞きなれないA1とかB2とか、いろいろな専門用語がぽんぽん出てきまして、この基準がどうだ、これから上はどうだというお話でした。そういった御議論をお聞きしな...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろな前提条件を一切抜きにいたしまして、右翼が学校の式場に乱入したということは、これは許してはならないことでありまして、警察がそれなりの対応をきちっとしてくれたということは、私は、これからも引き続きそのような厳しい態勢をとってもらいたい、こう願ってお...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 大変困った問題だと私は思います。次元が全く違うことでございますから、だからこういった、法で許されない乱入、暴力行為というものは、これは厳に慎んでもらわなきゃならぬし、もし未然にそのことがわかったら抑さえてもらわなきゃならぬということは、先ほど警察にも私が...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) いろいろな制約を一切抜きにしまして、ここには大蔵大臣もおりませんので気楽な気持ちで夢を語らしていただくと、やっぱり少ない方が行き届いたいい教育ができるということは、私ども先生と全く同じでございます。けれども、現実には予算の壁やらいろんな制約がございまして...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 言葉足らずで申しわけありませんでしたが、文部省が一生懸命努力して、また、予算のときに大蔵と努力すればできる例えば小中の四十人学級の問題なんかは、私もいささか応援団として関与してきたわけですから、やるべく努力しますと決意を表明できますが、幼稚園のことは、地...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のあったこの件につきましては私ただいま初めてでございますけれども、いろいろな障害を持っていらっしゃる人が、普通の人と一緒にできるだけのところまでは交わりたいという努力、現に私の郷里の愛知県でも、平和町というところが一生懸命努力をして、特殊学級とそれ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御承知のように、任命権者は各教育委員会でありますから、それは教育委員会の御判断でなされることだと思いますが、あえて私の今の率直な気持ちを申し上げると、本人がひそかに自分だけ、どの程度のできであったのだろうかということを問い合わせた場合に教えてあげるという...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 試験問題の公開につきましては、勉強させていただきます。
○国務大臣(海部俊樹君) 今の御質問は大学でしたか。大学はしております。そして、模範解答集までつくって売り出されておりますから、各大学ではどんな試験が行われているかは全部公開されています。今私は、教員の採用試験の内容のこととちょっと錯覚しておりましたので、勉強させていただきますと...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、文部省予算というものは、いろいろな制約を受けまして全体として伸び悩みであることは御承知のとおりであります。しかも人件費が、粗っぽく申しまして四分の三ということになりますと、私どものやれる事業というのは非常に少なくなってくる。そこへ今年度も...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 柳川さんには前回在任中、確かにお言葉のようにお仕えをいただいてお助けをいただきましたが、その前、私は、稲門のころには、同窓会では先輩としてお仕えを申し上げてきたつもりでございますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。  確かにおっしゃるよう...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 新しい政策をやろうとか、あるいは今当面行われておりますいじめに対応して、結果としていじめがなくなることに役に立つように、スポーツ・体育あるいは自然山野跋渉あるいはグリーンスポーツとか、山の中へ入っていっていろいろ共回生活をするとか、あるいは文化に親しむと...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 速記録に残りますので、会計課長は極めて次元の高いいいものだけ言ったと思いますが、私ども、この数字を見せていただいて、ほんの思いつきですけれども、きれいなことを言えば「しごかれて何に一つの悔いはなし」、「とは言いにくい厳しい予算」と下の句をつけるとよくわか...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 全体の考え方についてまず申し上げさせていただきますが、やはり私学が結果として社会や国のために果たしてきた役割というものは極めて大きいものがございます。そして、私学振興助成法という法律ができましたときに、人材委託費的な発想もございまして、何とか一つの目標と...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 沖縄の国体は、海邦国体と銘打って、国体の第一巡が終わる節目にもなりますので、沖縄の皆さんもこれに対しては大変大きな関心を持ってぜひ成功させたいと思っていらっしゃるところでありますし、私も先日沖縄県の青年会館の竣工式に招かれまして沖縄へ参りまして、青年団体...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 先生の大変学問的な経験に裏打ちされましたお話を私は承っておったわけでございまして、これに対して特にどうのこうのいう意見はございませんけれども、ただ、一つ私の聞いております範囲では、先生この間岡本会長ともこの問題で御議論をいただいて、岡本会長は臨教審の会合...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) この記事を読みましたときに、私も非常に新鮮な刺激を受けたという気持ちでしたので、その当の御本人と会って語を聞いてしまいましたので、ここで私のお答えが私自身の答えというよりも、その本人に教えられたことも含めての答えになりますから、先生の御質問に答えたことに...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 第二次答申でどのようなことが出てまいりますのか、私どもはまだそれを見守っておる段階でありますけれども、御承知のように、変わらなけりゃならぬこと、やらなければならぬこといろいろあると思います。そういったときには、これがまだ答申の原案ではないんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 委員長、発言させていただけないでしょうか。――ただいまの御指摘は、やっぱりせっかくの卒業式の場ですから、児童生徒の目の前でああいった右翼の乱入があって学校教育の場で極めて非教育的な行為が起こったということは、私は次元の違う問題として許すべきではない、警察...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 給食の果たしてきました役割は、私も先生と同じように評価をいたしております。同時にまた、時代の進歩とともにその役割もだんだん変わってきつつあると思います。私も給食を一緒に食べに行きまして、お米の給食がいいと言う子供に、なぜいいのと言ったら、朝もパン、昼もパ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、私も教育を大切に考える議員の一人といたしまして国の教育は百年の大計とも言われ、継続した努力の積み重ねが初めて成果を上げるものだと考えておりますから、個人の希望を率直に言わせていただければ、これは非常に大切に考えていただきたい。別枠というお...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 政策を立てますときに、先生御承知のように、経常的経費が一〇%のシーリング、対前年一割カットというような大原則は方針として示されておりますけれども、文部省の内部におきましては、大ざっぱに言いますと、文部省全体の枠は他の政策との整合性の中で、その枠の中で伸び...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) よく勉強をして、研究させていただきます。
○国務大臣(海部俊樹君) 私は、学歴社会というものが必要以上に幅をきかせてその肩書が何にでも優先する社会はやっぱり間違いだと、こう思っておるわけであります。  そこで、文部省としましても、できるだけそれは是正をしていかなきゃならぬ。ただ、今日、先生がおっしゃいますように、社会全...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 地方に参りますと、これは国から補助があるんだということになりますと、それなれば我々も出してやろうとか、いろんな波及効果がありまして、必ずしも金額の多寡によらずに、いろいろな運動が広がっていくという現象なきにしもあらずでございますけれども、御指摘の点もござ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 今お話を聞いておって私がふと思いましたことは、教育白書というのは確かに五年に一遍ずつでございますけれども、私どもが日ごろ教育はどんな状況になっておるのかなというような疑問を持ったときに、それにこたえるような、例えば学校基本調査であるとか、あるいは文部統計...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) それはできるだけ正確に近いものに近づけていく努力をするのがいいに決まっておりますから、教科書での扱いと外務省の文書との扱いと、同じ日本の公的な文書の扱いにずれがあるというのもこれは好ましいことではございませんから、それぞれの立場でよく連絡をとり、扱いが統...全文を見る
04月04日第104回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御承知のように、文化財は国民共有の財産でありますし、またこれはできるだけ大切に保存するとともに、多くの人に公開しなければならぬという公開の原則が法にうたってございます。現在の状況におきましては、修学旅行の生徒とか外国から見にくる人とか、あるいは関心を持っ...全文を見る
04月07日第104回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○海部国務大臣 御指摘の公立学校の施設整備費補助金につきましては、まず事業の認定をすることと交付の決定をすることと補助、補正等の必要な一連の手続については文部省が直接関与いたしております。その以前の段階については、都道府県の教育委員会にそれぞれの市町村の教育委員会から話を上げてい...全文を見る
○海部国務大臣 社会教育にはいろいろ重要な面がありますので、公民館等を中心として市町村が主催されるそれぞれの学級とか講座等に補助金を出しましてさらにそれを促進し、また、波及効果を期待して制度的には行っておるところであります。  ただ、先生御指摘のこの資料を私も先ほどから読まして...全文を見る
04月08日第104回国会 衆議院 大蔵委員会文教委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○海部国務大臣 先ほど来のいろいろな御議論の中で、厳しい財政状況の中でこの額が毎年大幅に減らされてきたことは先生御指摘のとおりでございます。もし六十年度も従来の方法で続けていくといたしますと、概算要求の時点で七%減額要求をせざるを得ない状況に立ち至っておった。したがいまして、この...全文を見る
○海部国務大臣 整備の十年計画の目標中身を達成するように文部省としてはいろいろ努力をして指導してきたつもりでございますけれども、今指摘されておるようないろいろな問題については、制度の変わり目でもありますので、さらに市町村をよく指導をして、教材環境整備が行われるように今後とも要望を...全文を見る
○海部国務大臣 文部省といたしましては、十年計画の中身を達成させたいということで努力をしてきたわけでありますし、これからもそのような指導、要望を続けていきたい、地方公共団体にもお願いをしていく、こう考えておるのです。
○海部国務大臣 文部省といたしましては、努力目標を達成したいと思って十年計画を立て、環境整備のために努力をしてきたということでございますので、今後もできる限りの努力を続けていきたい、こう思っております。
○海部国務大臣 国家百年の大計でございますから、そのときそのときのいろいろな情勢よりも教育は努力の積み重ねが必要であると基本的には考えておりますので、我々も政策を立てたり努力をしますときには、常に高い努力目標を置いて、できれば今御指摘のようにODA的な発想で文教関係の予算は見ても...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の問題につきましては、昨年は私は党の文教制度調査会長の立場で、予算編成のときにいろいろ物を考え、意見も述べさせていただきましたが、当時文部大臣が言われたように、事務職員、栄養職員は学校の基幹的な職員であって、これは学校運営のために国庫負担制度の中にきちっと残...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、教育が抱えております大変大きな目標を達成するために、過日の分科会でも先生から細かに御質問をいただきまして、御意見等を踏まえてこれからもしっかりやっていかなければならぬと考えておりますが、今の具体の問題で参りますと、これは国と地方とのいろいろな役割分...全文を見る
○海部国務大臣 義務教育制度国庫負担法の根幹をなくしようとか崩壊させよう、そういった考え方は毛頭ございませんし、また、昨年も予算編成時期におきまして、私はまだ党側の立場でございましたが、今お名前を出されました当時の松永文部大臣とのお話し合いの中で、学校事務職員、栄養職員は学校の基...全文を見る
○海部国務大臣 文教行政に対しまして、財政面からもいろいろ厳しい壁がありますが、私どもは、毎年毎年の予算編成のときに、文部省側としてかなり高い努力目標、高い次元を目指して予算の要求をさせていただきますし、財政当局とは、他の政策との整合性の間でいろいろぎりぎりの決着点がきょうまでも...全文を見る
04月09日第104回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○海部国務大臣 御指摘のように、塾の問題につきましては、私はこの前の在任中に実態調査をいたしました。それは当時乱塾時代という言葉が新聞に出てきたからであります。国会の質疑の中でもいろいろな角度の御議論がありまして、塾に対してどう思うのか。これを端的に言いますと、いい現象と思ってい...全文を見る
○海部国務大臣 ちょっと理屈を言いますと、これは自由な社会で必要に応じて親と塾経営者の間の合意に基づいて行われる問題でありますから、それが著しく社会正義に反するとか、公の秩序、善良の風俗に反するというようなことになってきませんと、いきなりこちらの見方だけで、要するに文部省側の主観...全文を見る
○海部国務大臣 そもそも文部省は公教育を担当するということからスタートいたしましたので、私が最初に申し上げましたように、新聞の社会面であれだけ乱塾時代という言葉が出てくるようになり、児童生徒にもいろいろな意味の影響があります以上は、先生方はおわかり願っておったかもしれませんが、や...全文を見る
○海部国務大臣 その前にお許しをいただいて、先ほど肝心なことを一つお答えし忘れましたので追加さしていただきますが、文部省では昨年の十月から幅広い有識者にお集まり願った協力者会議というものを設けまして、塾通いの実態、塾というものが児童生徒の生活に与えている影響等をいろいろ調査研究し...全文を見る
○海部国務大臣 先生の御意見を聞いておりまして、まさにそうだと同感する点が大変たくさんございます。例えば、これはちょっと次元が違う私の受けとめ方かもしれませんが、戦後日本の教育の中で、人に迷惑をかけてはいけないということを随分徳目の中心に言ってきた時期があったと思うのです。人に迷...全文を見る
○海部国務大臣 非常に意義のある仕事だと思いますので、前向きに一生懸命努力していきたいと私も考えます。
○海部国務大臣 いつでしたか、国会でも目に余る問題が取り上げられて議院運営委員会でも問題になって、国会決議で自粛を求めようかという動きが出ただけで自主的に規制が働いて廃刊された行き過ぎ雑誌もあったという報道等も聞いておりますし、また、私どももマスコミの皆さんといろんなところでお会...全文を見る
○海部国務大臣 先生御承知のとおりに、大学の入学試験の改革の問題は、臨時教育審議会が第一次の答申で、今の共通一次試験を変えて共通テストを創設して、国公私立を通じて各大学が自由に利用、活用できるようにすべきである、こういう指摘をなされて、それによって今改革協議会がまさに御議論願って...全文を見る
○海部国務大臣 最初の入学の問題、朝令暮改ではよくない、おっしゃるとおりだと思います。けれども、過ちを改むるにはばかることなかれという教えも古来からあるわけでございまして、私がしみじみ感じますことは、この前、在任中に文教委員会でいろいろ御議論いただいて、大学入試センターの法律をき...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど引きました例は必ずしも適切じゃなかったかもしれませんが、制度、仕組みがよければいいほど世の中も変わっていくわけでありますし、いろいろ問題も出てくるから変えなきゃならぬということを私は申し上げたかったわけですし、そういった趣旨のことを言ったつもりでございますが...全文を見る
○海部国務大臣 通信教育とか放送大学というのは、私は新しい意味の生涯学習の一環だというふうにより受けとめたいわけでございます。人生の十八歳から四年間だけ学ぶのが大学だということにしてしまいますと、生涯学習をしたいという方々の期待にこたえられません。あるいは、職業を持っていらっしゃ...全文を見る
○海部国務大臣 大変示唆に富んだ御提言をいただきまして、私もなるほどとうなずきながら御質問を承っておりました。戦後ひたすらに豊かさを求めて、国が追いつけ追い越せというようなスローガンのもとに努力をしてきました時代は、それはそれでだんだん豊かな国になってきたのですから、国民生活の物...全文を見る
○海部国務大臣 文化を大切にしなければならぬということは私も全く同感でございますし、年々の文化庁の予算措置を見ますときに、やはり応援団の一人としては微力を恥じるわけでございます。これから皆様方の御理解とお力添えをいただきながら、日本の文化がますます基盤を厚くしていくように、これは...全文を見る
○海部国務大臣 私の昨年の質問を詳細にお読みいただきましてありがとうございました。あのときの気持ちは今も変わりません。あのときは自民党の代表質問という形で予算委員会に立ちましたし、同時に、当時は党の文教制度調査会長でもございましたから、党で文教関係の仲間といろいろ議論をしてきまし...全文を見る
○海部国務大臣 第二次答申が出てくる前のことでございまして、私どもは、新聞に出ておりますものがそのまま答申だとは思いませんので、ここでそれについて独断的な意見を述べることは差し控えなければならないと思いますが、先生が大きく言わんとされる生涯学習体系ということについてどう思うかとか...全文を見る
○海部国務大臣 報道されておることが本当だといたしましても、それは臨教審の答申でも何でもないわけでございまして、一委員の御意見とかお考えの中にそういう気持ちがあるということではないでしょうか。同時にまた、私自身が今申し上げましたことは、先生の御質問に対して率直にお答え申し上げた。...全文を見る
○海部国務大臣 詳細は局長からまた御答弁することになりますが、先生のおっしゃっておる生涯教育ということが今もし出てくると、学校体系そのものが変わってしまって、義務教育もみずからの責任でいつ受けてもいい、小学校の教育もいつ受けてもいいというようなところまでいくのじゃなかろうかと御心...全文を見る
○海部国務大臣 これは総理大臣とか文部省とかで決めようとしておるのではございませんで、ただいま大学入試改革協議会というところでいろいろな立場の方にお集まりをいただいてこの問題を御議論いただき、七月にその報告をいただくことになっております。そこへ国会でありますいろいろな御議論や私ど...全文を見る
○海部国務大臣 SDI研究への我が国の参加問題につきましては、御承知のように、現在関係省庁の間で慎重に検討中であると聞いておりますし、現時点ではSDI研究の内容を文部省としては承知いたしておりませんので、この点についてはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○海部国務大臣 学校当局が、厳粛であるべき式典等を行うときに外部の不法な力によって乱されたくないと思うからこそそういったことを表明したのだろうというように私は受けとめております。
○海部国務大臣 私は、けさからこの委員会に答弁のため来ておりましたので、学校現場でどんなことが話題になったか承知しておりませんけれども、恐らく、推測いたしますのに、日本一のアイドル歌手が飛びおり自殺をしたという大きな新聞記事がすべて載っておりましたので、あるいはそういうことに興味...全文を見る
○海部国務大臣 実は、きのうも夜帰りましたら私の家でも娘がそのことを話題にしましたのでいろいろと話をしたのですけれども、個々具体的なケースについては新聞報道等によりましても個別のいろいろな複雑な事情があったようですから、そのことについて論評するのは避けたいと思いますけれども、一般...全文を見る
○海部国務大臣 恐らく日本語で書いておるんじゃないかと思いますが、形態その他についての御質問であるとするなれば、恐らく私の娘と同じように、図案化されたような、やや丸みを帯びた、我々が書いたころの字とは違うような字で、これはうちの娘が書いておりますので、そんな字がなということを今思...全文を見る
○海部国務大臣 これは学問的に御説明するだけの自信は全くありませんけれども、映像とか図案とか、そういったようなものに対して一つの価値を求めておるのでしょうか、何か娘のところへ来る手紙とかいろいろなものもそういった似通った特徴があるような感じがいたします。
○海部国務大臣 これも率直な私の意見ですから間違っておるかもしれませんが、うちの息子の書いておる字が乱れておったり、大きさなんかがばらばらで走りなぐり書きなんかするのよりは、娘の書いておる丸っこたい字の方が、大きさもそろっておりますし、妙だなとは思うけれども、それなりに素直に読め...全文を見る
○海部国務大臣 これは先生、かなり次元の違う御質問でございますので、今までの物差しとか従来の発想でここでできるとかできぬとかお答えしにくいことでございますけれども、やはり義務教育段階の子供については、そういった芸能プロダクションのいろいろなことについてもきちっと実態を調べて保護し...全文を見る
○海部国務大臣 私は、教育を大切に考える政治家として日々一生懸命政策努力をしてきたつもりでございますが、この前の文部大臣のときの経験というのをきょう振り返ってみますと、世の中がどんどん変わってきて教育の場で取り組まなければならぬ問題点もまたいろいろ変わってきておる。ですから、余り...全文を見る
○海部国務大臣 先生がおっしゃったことも私は大きな理由の一つだと思います。けれども、ちょっと私も違う角度から物を考えますのでお許しをいただいて率直に申し上げると、根本的な原因の一つは、社会の人口構造の変化というのが家庭における教育的な機能というものを麻痺させてしまったあるいは低下...全文を見る
○海部国務大臣 先ほどは私もすべてを言わずに、一番大切だと思っておることを象徴的に申し上げましたが、おっしゃるとおりに世の中にはいろんなことがありますから、その世の中に起こったことを全部申し上げておしかりを受けぬようにしようと思うと話がくどくなります。したがって、私の思っているこ...全文を見る
○海部国務大臣 決して反発するわけでも反論するわけでもありませんし、大きな流れとしては、私もさっき申し上げましたように、戦後四十年ひたすらに豊かさを求めた社会の動きというものがやはり行き着くところへ来て、その結果、いろいろな考え方の誤りやレールが敷かれたということを率直に反省して...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど冒頭に、アイドル歌手の自殺の問題や学校におけるいじめ、自殺の問題についての御議論でございましたので、つい象徴的に強くたくましくという私の日ごろ考えていることも言いましたが、実は、先週の土曜日のNHKの教育テレビをもし先生が一時間半見ていただいたとするなれば、...全文を見る
○海部国務大臣 国会の議論をいろいろお伺いしましても、それぞれ当面は先生方から対症療法についての御提言や御指摘も随分承りました。例えば、学校の中に必ず取り上げる駆け込み寺をつくってあげることが、児童生徒が心を閉ざしておるのを本当に開かせることが大切だという御意見もあります。また、...全文を見る
○海部国務大臣 お言葉を返すようでまことに申しわけないのですけれども、地域のお父さん、お母さんが学校と一緒になっていい活動をしてきたから、世を騒がせるような学校にならないでまともに運営されてきておるという例は全国にたくさんあると思うのです。それから、三年か四年前に荒れた学校で有名...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、女子差別撤廃条約の批准に妨げがあるということで指摘されましたのが家庭科教育に関する問題でございましたから、昭和五十九年六月に検討会議を設けまして、同会議からの報告をいただき、高校の家庭料についてはたくさんの科目を指定しまして男女が自由に選択必修させ...全文を見る
○海部国務大臣 御説は全くごもっともだと思います。世の中における家庭の果たす役割とか、家庭における男女がお互いに人格を尊重しながらやっていかなければならぬ共同作業というものはそのとおりですし、また社会の変化にどちらかがひっかかってしまって家庭破壊なんということもよろしくないことで...全文を見る
○海部国務大臣 日本は福祉国家を目指して営々と努力してきたし、また社会の移り変わりとともに福祉というものが、国民の間で描くイメージもだんだん前進していかなければならぬわけですから、学校教育の中で十分に取り上げられることは大切なことであると思っております。
○海部国務大臣 著作権に関するお話、それが中心になっておるように思います。そして、今まで権利義務として余り明確にあげつらわれなかった、また児童生徒の間でも、このところのテープレコーダーが発達した段階において、何か物を買ってくるよりも借りてきてテープにとった方がいいんだというような...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろ人間の権利義務の明確化、個人に倣うべき権利や個人が努力によって生み出した権利義務を保護していくという方向は、方向として正しいと思いますから、どこで教えるかといういろいろ具体の問題については、これからひとつ研究し勉強させていただきます。
○海部国務大臣 おっしゃるように、国際化時代はもうそれぞれの国と仲よくし、それぞれの国と相互依存関係を深めていく中で、日本もやはり刺激を受けたりそれによって力が出てきたりするいろいろないい面が相乗効果として子供の間に出てくると思うのです。その意味で、私は海外へ参りますたびに、そこ...全文を見る
○海部国務大臣 異文化を大切にするという面と校則の面とは次元の全く違う問題だと私は思いまして、校則のことについて私の考えを申し上げますと、やはり集団生活を営む上においては、一定の規律をきちっとつくってみんなでこれを守っていくという習慣を身につけることも学校教育では大切な要素の一つ...全文を見る
04月10日第104回国会 衆議院 大蔵委員会文教委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○海部国務大臣 御引用になりました総理の御答弁、私もそうだと思いますし、ただいまの大蔵大臣の御答弁、そのとおりだと思います。
○海部国務大臣 御指摘の「審議経過の概要」の中には、教育財政について結論的には、本格的な審議はいずれも基本的に今後の課題とせざるを得なかったが、これまでの審議ではおおよその方向として次のような諸点が挙げられる、こういう見出していろいろな点が挙がっておりますが、例えば国民経済に占め...全文を見る
○海部国務大臣 理想を言えば限りがないかもしれませんが、現段階において、いろいろな他の政策との整合性を考慮しながら我々が望ましいと願っておりますのは、四十人以下のところであるということでございます。日本も現状は、先生御承知のように、一人当たりの教員に児童生徒の数はたしか二十六・幾...全文を見る
○海部国務大臣 御議論が続いておりますように、四十人学級の問題についてはそれぞれの立場で皆が何とかこれを実現しよう、六十六年度の努力目標を達成しようと思って全力を挙げて努力をしておるところでございますし、また、いろいろ御不満はございましょうけれども、昨年の実績に比べまして、中学校...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように、学校運営にとって必要な基幹的な職員であると私も考えております。
○海部国務大臣 学校運営の基幹的な職員と申し上げましたが、そのような考え方で予算編成の時期にも文部省の立場を主張いたしまして、大蔵省もこれに同意して、結果としてその制度とおり続いておる、この気持ちは今後も持ち続けていきたい、こう思っております。
○海部国務大臣 今日までのところは与えられた枠の中でいろいろ努力しまして、文部省内でも優先的な政策目標をつくりますと、例えば私学の助成であるとか科学技術の振興であるとか留学生対策であるとか、経常的経費は一〇%マイナスという枠の中でも何とかやりくりしてそれを減らさないように横ばいで...全文を見る
○海部国務大臣 私どもも一生懸命に頑張ってやってまいりたいと思っておりますが、文部省だけの考えや文部省だけの意気込みではどうにもならぬ壁もあるではないかと先生御指摘でございますが、だからこそ、ただいま臨時教育審議会におきまして政府全体の立場で別の角度からいろいろな御議論を願ってお...全文を見る
○海部国務大臣 申し上げましたように、四十人学級の努力目標を六十六年達成と立てまして、まず今それに全力を挙げておるところでございますので、とにかくこの目標が達成されるようにまず頑張ってやっていきたい。達成された暁においてまたその先の目標を議論して前進させていきたい、これは基本的な...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま立てております目標をまず確実に達成するために全力を挙げて努力を積み重ねてまいります。そして、その達成した暁において、また私どもはよりよい教育条件整備のためのいろいろな検討に入っていかなければならぬ、これは当然の努力目標と心得ております。
○海部国務大臣 御指摘のように、国費留学生には円で支給しておりますから、これは別だと思いますが、私費留学生の方はもともと本国からの送金で生活をしていらっしゃるわけですから、急激な円の価値の変動というものは相当な影響が及んでいるだろうということは想像にかたくございません。  した...全文を見る
04月11日第104回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○海部国務大臣 このたび、政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、国立大学の学部の設置、短期大学部の併設及び廃止等について規定しているものであります。  まず第一は、学部の設置につ...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の十八歳人口の急増に対しましては、新高等教育計画において昭和六十七年度までに恒常的な定員四万二千名、臨時的定員増四万四千名、合計八万六千名の定員増が必要とされているところでございます。このため、昭和六十一年度、国立については四千九百七十名の臨時増募を含む五千...全文を見る
○海部国務大臣 全体の御質疑を聞いておりまして、まず私ども率直に、予算折衝の段階において、国全体の厳しい他の政策との整合性という枠の中で、我々が願っておるような行き届いた十分な予算措置を講ずることができない壁にぶつかっておりますことは、私自身の微力も含めて、これは心を痛める次第で...全文を見る
○海部国務大臣 所管外のことに触れるのは慎まなければならぬかもしれませんが、先生の具体の御質問でありますから、私も率直に、立場を離れて感想を申し上げさせていただきたいと思います。  御承知のように、国全体の自然増収を税において確保していくような積極的な努力をしなければならないと...全文を見る
○海部国務大臣 私にとりましては御激励を込めた御質問と受けとめまして、先生の御理解に感謝をしたいと思いますが、御指摘のように、大学の基礎研究の峰を高めていくということは、何回も申し上げておりますように、これからの国際化時代に日本が諸外国とのいろいろな相互依存関係を高めていく上から...全文を見る
○海部国務大臣 全体として申し上げますと、いわゆるオーバードクターというものが研究あるいは生活の面においても大変お気の毒な状況にあるのではないか、これをもっと研究できるように政策努力をすべきではないかという先生のお考えでございます。  私どもも、今の大学の第一線の教官スタッフの...全文を見る
○海部国務大臣 これは大変奥の深い難しい問題でございますけれども、偏差値による大学の輪切りという、今先生まさに御指摘の嫌な現象が、共通一次試験の制度をスタートさせたころとは違って、結果として現実に非常によくない影響を及ぼしていることは御指摘のとおりでございます。したがいまして、全...全文を見る
○海部国務大臣 おっしゃるように、将来の日本を支えていく受験生、その学校に入ってみずから学問を身につけようと志を立ててくれた受験生のために大学はあるわけでして、本当ならば全部門戸開放、機会均等、だれでもどうそうというのが一番親切なあり方だろうと思いますけれども、やはりいろいろな諸...全文を見る
○海部国務大臣 一刻も早く御審議をいただいて通していただきたいという強いお願いの気持ちは持っておりますけれども、いろいろな状況がございましてこうなりましたということは、私にとっては大変遺憾なことであったと思いますし、どうぞ皆様方にお願いをして、せめて一刻も早く成立をさせてやってい...全文を見る
○海部国務大臣 最初に、基本的なことだけ私からお答えさしていただきますが、法案を国会で成立さしていただきましたならば直ちに諸準備に取りかかって、可及的速やかに受験ができますように努力をいたします。どうなりますか、四月いっぱいにというようなこともおっしゃいますけれども、上がります日...全文を見る
○海部国務大臣 できるだけそのような方法をすることがよりよいと私も思って、これからはいろいろ努力を重ねさせていただきます。
○海部国務大臣 鳴門の教育大学をどのような姿かたちでつくるかということ、それを議論しましたのが、まさに私のこの前の在任中のことでございまして、現場を見に来いと言われたり、あるいは当時の徳島大学の教育学部長さん以下からいろいろなお話を承りました。そのお話し合いの中で、徳島県の教員養...全文を見る
○海部国務大臣 障害児教育というのは、一般の教育プラスアルファの御苦労もやはり必要であろうし、その資質も身につけてもらわなければならぬことも多かろう。また、そういったことを身につけてくださった方の方が養護学校の教員としてはふさわしいのではなかろうかというので、今でも何か単位を二十...全文を見る
○海部国務大臣 一刻も早く国会でまず法律を成立させていただきましたならば、速やかに、できるだけ早く御期待に沿えるように努力をし、また指導もしてまいりたい、こう考えます。
○海部国務大臣 全体として眺めますと、昔各種学校と言って発足しましたいろいろな町の教育機関から、あるいは一見して大学と見間違うごとき堂々たる外観を持った教育機関から、そういったものがだんだん集まって努力を積み重ねて、各種学校が専修学校になり、それがまた年次別にきちっと教育形態も整...全文を見る
○海部国務大臣 御承知のように、日本は、特に高等教育の分野に限って見ますと、諸外国と比べましても私学が果たしてきた役割、私学の受け持ちました人材養成は大ざっぱに言って全体の八割と今も見ておっていいだろうと思いますけれども、諸外国と比べて国公立よりも私学に頼ったというのは、明治維新...全文を見る
○海部国務大臣 前半の問題は、局長が申し上げましたとおり、私もそれと心を合わせて努力をさせていただきますし、私学助成のことは、これからも従前同様に一生懸命頑張ってやっていくつもりでございます。
○海部国務大臣 専門的なことは局長から答弁させますが、学術情報センターの開所式に私も行ってまいりました。そして、大変立派なコンピューターがたくさんありますから、どうするのだと言ったら、全国の国公私立大学、図書館が持っておる情報を全部そこでネットにして、また、どこの大学の情報でも検...全文を見る
○海部国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月16日第104回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○海部国務大臣 数字の結果を見ておりますと、ただいま御指摘のようなことに確かになってきております。ただし国家予算の総額は、これは決して言いわけをするわけじゃありませんけれども、公債支出あるいは地方交付税支出がふえてきて、全体の一般的な経費の中から見ると大体一四%前後というシェアで...全文を見る
○海部国務大臣 方向としては先生のお考えになっておることと、私も教育を大切に考えて、できるだけこれには予算の裏づけが欲しいものだという願いは全く同じでございます。具体的な数字を挙げての御質問でございますけれども、一生懸命努力をして、私たちもなるべくきょうよりも一歩でも二歩でも前進...全文を見る
○海部国務大臣 最初にも申し上げましたように、数字の結果だけ追ってきますとそのようなことになっておるわけでありますが、私は教育予算というものは、これも言い過ぎかもしれませんが、国がそのとき景気がよかったから悪かったから、自然増収が多かったから少なかったから、予算の規模がこうなった...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のことは、私どももいたく心を痛めておる問題でありまして、毎年予算編成のときにこれらの人件費と、物件費といいますか政策経費とのシェアの問題については、大蔵当局と物を言い、折衝するときに、これは例としていつも主張し続けてきたところであります。  ですから、先ほ...全文を見る
○海部国務大臣 全体の枠の問題を申しますと、これは一回私も大蔵大臣ときちっとお話をしていかなければならぬ問題ですが、先生御承知のように、毎年毎年の全体のシェアというものは、政府部内では六十五年度の赤字公債に頼らない財政再建という大前提が何回も確認されておりますと、御承知のように経...全文を見る
○海部国務大臣 一連の調査の結果は確かにふえておりますけれども、しかし、私たちも一生懸命政策努力をして、例えば私学助成は、私学全体に対する家計費の負担を何とか軽減していこうという、そういった一面のねらいもあるわけですし、また奨学金の制度もできるだけ充実させて、必要とする人にそれを...全文を見る
○海部国務大臣 詳細な数字とか検討、研究の結果については政府委員から詳しくお答えをさせますけれども、私は、最初申し上げましたように、やっぱり日本の国にはいろんな姿かたちの各界を代表する国民の皆さんがいて、進学率は世界的に見るとすばらしい率に普及をしておる。このこと一つをとらえまし...全文を見る
○海部国務大臣 何度も申し上げておりますように、先生と方向は全く同じでございます。ですから、当面は私学助成を文部省も最重点の課題として、昨年も一昨年も一生懸命それなりに努力をして、対前年と同じところにきちっと位置づけをしていこうというので努力をしてきたのは、当面そういった公私の教...全文を見る
○海部国務大臣 先生の前半の御質問、平和教育とか政治教育をもっときちっと教えるべきではないか。これは全く同感でありまして、基礎、基本を芽につけて、一人前の社会人になる前の特に義務教育段階の児童生徒には、正しい民主主義のあり方とは何か、議会制民主主義とは何か、三権分立とは何かという...全文を見る
○海部国務大臣 私はきょうまで議員として素直な気持ちで戦没者を追悼するために参拝してまいりました。ただ、最近いろいろな面で御指摘のような問題が起こっておることも事実でございますし、また党の方でも内閣の方でもそれぞれの検討を重ねておるようでございますから、閣僚として公式に参拝するか...全文を見る
○海部国務大臣 人間を大切にするということは、まさしく一番基本的に大切なことでして、私は、その点については全く異議はございません。これからも人間を大切にする教育は推し進めていかなければならぬと思います。  同時にまた、私自身もきょうまでいろいろと戦没者を追悼しましても、それは戦...全文を見る
○海部国務大臣 今お話を聞いて直観でありますけれども、例えば小論文の問題とか、それから面接のときにどんなようなことが中心で聞かれたかということについては、これは多くの人が体験して外へ出るわけですから、小論文の内容とか試験問題ぐらいは外へ出て一向に構わないことですし、問題は、試験の...全文を見る
○海部国務大臣 先生のおっしゃることもよくわかりますし、局長が答弁しましたように、余り人権問題やその他に影響の及ぶようなきりきりした指導の仕方は改めさせておるという答弁でございますから、私もそう思いますし、また、地方で教員が情実ばかりで選ばれておるとも余り私は思えません。  た...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の就職協定の問題は、大学教育の正常化と申しますか、乱されないようにしなければならぬというねらいと、それから学生の立場に立っても、チャレンジする機会は公平に均等に保証してあげることが学生のためにもなるという感覚で我々は取り組んでおりました。特に昨年は、臨教審の...全文を見る
○海部国務大臣 この問題は、広く人々が認識をして、よくないことだからできるだけ是正をしていかなければならぬというので、学校教育の中でも大切に取り上げ、基本的人権の尊重、心理的差別の解消ということに重点を置いて学校教育も行われておるわけでありますし、また、今いろいろ御議論のありまし...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘の問題は、いろいろときょうまでの経緯等を私も十分今研究し検討しておるところでございますが、同和問題の解決のためには教育の果たす役割も極めて重要なことは御指摘のとおりでありますから、私もこの前から何回も先生にもお答えを申し上げておりますけれども、この重大性をき...全文を見る
○海部国務大臣 この御本を読ませていただいて、いろいろな数字や姿かたちを見ますと、ソフトの面にさらに力を入れる必要があるという感じは私も同感であります。
○海部国務大臣 きょうまでいろいろ努力を積み重ねてまいりましたので、その重要性は我々も認めておりますし、これからも文部省としては、教育面に関しては基本的人権の尊重という思想そのものを十分徹底するような努力を一生懸命続けていこうという大きな柱は持っておるわけでありますから、それをな...全文を見る
○海部国務大臣 お言葉を返すようでまことに申しわけありませんが、いろいろ努力してきましたから、私たちは、目に見えるようになってきたりあるいは進学率も、不十分だとおしかりを受けておりますが、伸びてきたということもこれは事実だと思います。ですから、今後ともこのことは予算措置をして続け...全文を見る
○海部国務大臣 極めて重要な問題でございますので、先生の御質問の趣旨等も十分参照させていただきながら、前向きに努力をさせていただく決意でございます。
○海部国務大臣 世界全体という大変大きな問題でありますので、まず私から大きなお答えをさせていただこうと思いますが、一言で言うと、それぞれ基礎学力の充実に重点を置くということではないかと私は見ておるのです。それはヨーロッパのみならず、ソ連も義務教育を一年延長をする、あるいはアジアの...全文を見る
○海部国務大臣 きょうまでの日本の教育の制度、仕組みの中で、私は、世界的に初等中等教育というものはそれぞれのお立場の関係者の御努力によって非常にすぐれたものになってきておるということは先生もお認め願っておると思うのです。そして、ヨーロッパ諸国が今やろうとしております基礎学力を高め...全文を見る
○海部国務大臣 問題をいろいろ御提起いただきましたので、それぞれにお答えをしなくてはならぬかもしれませんが、私は今先生のお話を聞いておって、産業社会が家庭の教育的機能をだんだん奪ったということに対する反省が、産業社会を生み出したヨーロッパに今非常に根強く起こっておるということ、こ...全文を見る
04月17日第104回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○国務大臣(海部俊樹君) 国立学校設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  このたび政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案は、国立大学の学部の設置、短期大学部の併設及び廃止等について規定しているものであります。  まず第一は、学部の...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) お話を聞いておりまして、まことに情においては、どういうんでしょうか、してあげたいなというようなことに駆られる面もございますけれども、やっぱりきょうまでのいろいろな制度、仕組みの積み重ねの中で処置をしてきた官房長の答弁の中にもございますように、いろいろと勉...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘の、大学側が自由に利活用するという方針は、第一次答申で臨教審から示されておりますものでありまして、それを受けて文部省の改革協議会の方でも御議論を願っておるわけでありまして、私もいろいろなことを漏れ承っておりますと、恐らく二十一日の中間的まとめにはそ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 臨教審のいろいろな御議論の中で、偏差値輪切りによるいろいろな弊害をなくしていかなきゃならぬということも今度の新しいテストに対する御議論の背景にあったわけでして、なるべく各大学の自由な利活用、したがいまして先生具体に御指摘の各学部、学科ごとに、例えばここだ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) ただいま御指摘の、大学の入試改革だけが教育改革ではないぞ、大学そのもののいろいろな問題があるではないかという先生の御指摘は、私も同様に受けとめさせていただいております。  ただ、現在の段階で文部省が大学の入試改革に一生懸命取り組んでおりますということは...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これはいろいろな、御地元の早くしたいという御要望とか、あるいは意思決定をされた後では大学側もできるだけ早く学生を受け入れたいと、こういう御希望があることは当然だろうという判断等もありまして、このような時期にこのようなお願いをしなきゃならぬことを学生の立場...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 総合科学部の中におきましても、何か中学校の教員の免許を取得する道はちゃんとあるんだそうですが、それではやっぱり正式の中学校教員養成という看板がない唯一の県だということにいろいろ問題もございましょう。御検討の結果学校側からそういうことが出てまいりますれば、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これから生涯教育などということがだんだん盛んになっていったりしますときに、今御質問の具体の問題等に触れながら考えてみますと、方向としてはやっぱり有給休暇の制度でいった方が望ましい姿であることは間違いございませんし、これもよく研究させていただきます。
○国務大臣(海部俊樹君) 大学等における研究者としての女性の皆さんのきょうまで残していらっしゃった足跡はこれまた事実でございますし、また本委員会、先ほどから私も緊張して拝聴しておりますが、御質問いただくのも女性を代表する粕谷先生でございます、お取り仕切りいただくのも女性の委員長と...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育に関して大変御造詣の深い、また、現場の経験もお持ちの先生の御意見でございますから、私はまず先生の御意見を承らしていただきたかったんですけれども、私に言えと言われますので、素直に、感じでおることをお答え申し上げます。  やっぱり義務教育のレベルに子供...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私は、先生の貴重な御体験を交えたお話を承っておりまして、いろいろ教わるところがございました。特に、大学の卒業した学校の名前だけが形式的に幅をきかせる世の中が間違いだというのは、私もかねがね考えておった全く同感なことでございまして、それなれば大学の中身を何...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 昔ありましたいろいろな制度の中で、先生もお触れになった飛び級というのがございました。それから、これ今局長にここでそっと聞いてみたんですけれども、今のところはまだ、中高一貫教育の中で、五年終わったら大学へ行けるような方法はあるのかと言ったら、今のところは全...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) この問題は、よく勉強させていただいて、研究をいたします。
○国務大臣(海部俊樹君) 官房長がいろいろ詳しく御答弁しておりましたように、できる限りのことは今も枠の中で考えておるようでございますけれども、さらに前向きにいろいろ調査したり研究したりさしていただこうと思います。
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のような、特に経済的な父母の負担が大きいという理由が教育の機会均等に反しないように、文部省としましては、予算措置のときに、育英奨学金の制度であるとか、あるいは今度は公私の格差是正のために私学への助成をうんと頑張るとか、あるいは国立大学なんかでは授業...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私の素直な感じを申し上げますと、志を持って、許して入れたんですから、きちっと教育をして全員卒業させるのが一番望ましい姿だと思っております。けれども、現実に各大学でこのごろ厳しく、二年連続して同じ学年に停滞する人はそれで退学という措置をおとりになるところが...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
04月18日第104回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○海部国務大臣 このたび、政府から提出いたしましたプログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、昨年六月に公布されたプログラムの著作物の保護に関する著作権法の一部を改正する法律により、「プログラムの...全文を見る
○海部国務大臣 有線テレビジョン放送、ビデオテックス、文字多重放送などニューメディア及びデータベースの近年における発達は著しいものがございます。このため、これらに関する著作権問題について検討し、著作者等の保護及び著作物の利用の円滑化を図ることが必要な状況となってきております。 ...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろな御質疑で先生から御指摘いただきましたように、技術が著しく発展してきますといろいろな方法が世の中に出てまいります。そのときに、私どもとしましては、著作権問題につきましては新たな著作権制度上の課題も次々と生じてまいります、著作権審議会におけるいろいろな検討を...全文を見る
04月18日第104回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御質疑にありました具体的な施設の整備、病院の移転等につきましては、現在、厚生省において慎重に御検討願われておると聞いておりますが、再編成計画の実施に当たりましては、各病院等に入院中の児童生徒の教育に対しましても、十分配慮されることが必要であると考えており...全文を見る
04月18日第104回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘いただきました点について、文部省は、各地方公共団体において地域や学校の実情に応じて所要の教材費を確保し、教材の整備を図るよう引き続き指導いたしますとともに、必要に応じ、教材費に係る措置の充実 が図られますように要望してまいりたいと考えております。...全文を見る
04月21日第104回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘の義務教育国庫負担制度につきまして、共済費の追加費用及び恩給費について暫定的に国庫負担率を二分の一から三分の一に引き下げるというのは、これはあくまで特例であると私どもは承っておりますし、今回の措置は、現下の国の厳しい財政事情等諸般の状況を考慮し、地...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘の学校事務職員及び栄養職員につきましては、私どもは学校運営のために重要な基幹的な職員と受けとめておりますので、この制度は引き続き対象にしていきたい、こう考えております。
○国務大臣(海部俊樹君) 学校事務職員、栄養職員は、これは学校の基幹的な職員と我々は位置づけておりますので、一般財源化しないことが望ましいと思っております。
04月22日第104回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(海部俊樹君) 突然の御質問でございましたので意を尽くさないかもしれませんが、全体の方向としては、先生御指摘のように昭和五十四年度に義務化をいたしましてでき得る限りの整備充実をしておるところでございます。  そこで現在、調査しましたら、希望者の方がおいでになったら全部...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私も養護学校の現場を視察させていただいて、今おっしゃるような状況の子供さんをそれこそ手をとり足をとって先生が指導していらっしゃる。本当に頭の下がる思いで、教育にはこういう尊い現場もあるのかと身につまされて見てきて、私も励まして帰ってきたんですが、なるべく...全文を見る
04月23日第104回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○海部国務大臣 御指摘のとおり、きょう臨教審の第二次答申というのが出ることになっております。第一次答申をいただきましてからきょうまでの間に、臨教審側も二百二十七回にわたって会議を持ち、四回公聴会をし、ヒアリングに至っては百七十九名のいろいろなお立場の方の御意見を聞いて、第一次答申...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘いただきました有線テレビ、ビデオテックス、文字多重放送などのいわゆるニューメディア及びデータベースが近年急速に発展しているところから、著作権審議会の第七小委員会がこの問題について検討を行ってきましたが、昨年九月に最終報告書を提出されたことは先生御承知のとおり...全文を見る
○海部国務大臣 ニューメディアの問題は、私自身がまだ、学問的にどの辺までどう発展していくものであろうか、予測する知識すら持っておりませんので、今後どんどんと全く新しいものが限りなく出てくるのかもしれないというときに、先生が今、ではおまえ、この法案の改正で十分それがカバーできるかど...全文を見る
○海部国務大臣 隣接権条約は、昭和三十六年に実演家、レコード製作者及び放送事業者の国際的保護を図るため、ユネスコ、WIPO及びILOが中心となって作成し、現在二十九カ国が加盟している条約でありますが、我が国の著作権法もこの条約を参考にして著作隣接権制度を導入しておるところでござい...全文を見る
○海部国務大臣 人間の英知によって未来が限りない変化を遂げていくだろう、そのことは私も率直にそう思っております。そして、そういった人間の英知による科学技術の変化、発展、そういったものはやはり人間のために幸せになるような方向に持っていかなければならぬ、そのためにはすべての人が共存し...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま御指摘の著作権、これは目に見えない権利でありますから往々にしておろそかにされがちであるとか、もっと正直に言いますと、私も午前中からいろいろと、著作権の内容とか発展とか将来などということの議論を聞いておりますと、ときどきよくわからなくなることがあるほどわかり...全文を見る
○海部国務大臣 学校では民法の時間に著作権のことをいろいろと指導しておるようでございますが、著作権に非常に御関心をお持ちの先生のせっかくの御提言でございますので、私も一遍よく勉強させていただきます。
○海部国務大臣 お答え申し上げます。  第一に、アメリカ合衆国におきましては、一九七六年、一九八〇年の二度の著作権法改正により、プログラムが著作権法上保護されることを明文の規定で明らかにいたし、また、プログラムが著作物である旨の判例も多数出ておると聞いております。  ハンガリ...全文を見る
○海部国務大臣 文部省で著作権のことに一番精通しております加戸次長が詳しく御答弁を申し上げましたように、文部省といたしましては、著作権法もこの条約を参考にして著作隣接権の制度というものを導入しておるわけでありますし、今御指摘のように、相互の依存関係等を高めていくためにも、なるべく...全文を見る
○海部国務大臣 ただいま御議論になっておる問題とプライバシー保護の問題と、これ両方とも大切な問題でございまして、やはり個人のプライバシーはきちっと保護されなければならぬ、基本的に全くそうだと思います。これをどうするかこうするかということなど、私、余りその道の専門家じゃございません...全文を見る
○海部国務大臣 御議論になっております著作権の問題は、権利者を保護し、同時に文化創造の基盤を確保していくために、この著作権法は大変重要な役割を果たす法律であり、やはり必ずしもすべての国民の皆様に深い御理解がいただけているとばかりは言えない面もありますので、文化庁といたしましては、...全文を見る
○海部国務大臣 ただいまの御決議につきましては、御趣旨を体しまして、今後努力をいたしたいと考えております。     —————————————
04月24日第104回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(海部俊樹君) この前先生から具体的に御指摘もあり、私の方でも調査をしてみたんでありますが、ただいま就学義務の猶予または免除の措置というのによりまして、いろいろな状況のために学校に就学することを免除されている児童生徒数は六百八十二名、これはむしろ生命、健康の維持のために...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 具体的にお示しになった中で、学校事務職員あるいは学校栄養職員、これは昨年の予算編成時にも議論の対象となったことはございました。けれども、義務教育費国庫負担法の根幹は崩さないつもりでおりますし、また、文部省といたしましては、事務職員あるいは栄養職員というの...全文を見る
04月25日第104回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(海部俊樹君) 御議論の児童生徒の自殺のことは、本当に心痛む問題でありまして、教育改革の当面の急務としても、学校の平静な環境を取り戻すための指摘は臨教審の答申でもいただいているところでありますし、また文部省といたしましては臨教審の答申をまつまでもなく、学校現場の何が理由...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 文教予算のほぼ横ばいの状況につきましては、他の政策との整合性の中で私どもも毎年教育予算については財政当局にその必要を十分御説明しながらお願いをしておるところでありまして、御指摘のような厳しい状況ではありますけれども、やらなければならないと心得ております私...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) それぞれの政策の背景にはそれぞれの大きな理由、目的、目標があろうと思います。日本の国の基幹となる安全保障政策にはやはりそれなりの政策対応も必要であろうと、国に平和がなければ教育も、文化の振興もあり得ないわけでありますから、そういったいろいろなバランスの上...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 申し上げましたように、私は犠牲になっておるという角度でとらえたことはございません。一生懸命に努力をして必要最小限度これだけは文部省の政策努力のためにいただきたいという予算は、毎年予算の編成時期に 財政当局としっかりお話をさせていただいております。
○国務大臣(海部俊樹君) 文部省として責任を放棄しようとか、この問題について意を用いないというようなことは全くないわけでございまして、御指摘の数字は、そのようなことで一般財源化いたしましたから、ほぼ五〇%の達成率で六十年度に入ったわけですけれども、六十年度の予算のときには、文部省...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) それぞれの地方公共団体の教育委員会におきまして、それぞれの地方にふさわしい教育の目配りしていただいておるものと我々は思っておりますし、同時にまた、教育はまさに地方のそういう実情の中で整備されていくものだと思いますので、今後ともその点につきましては、機会均...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) そうではございませんで、いろいろなことが想定されると思うんです。特にこれは初年度のことでございますし、それぞれの市町村の段階においては、学級数が人口の社会的、自然的変動によって増減することもあろうかと思いますし、どのような対応をしてくださるということは、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 誤解を招きそうですので、ちょっとお言葉を返さしていただきますが、計画を放棄したわけでは決してございません。そうして、この計画は五十三年度から六十二年度までということで教材整備計画を立てておりまして、申し上げましたように予算措置も地方交付税措置で二・八%上...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) これは先ほども申し上げましたように、決して文部省としては計画を放棄したわけではありませんし、責任逃れをしようと思っているわけでもございませんから、この前立てました十カ年計画の中で定めてある教材の基準というものはぜひ達成していくように地方公共団体、地方の教...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 大きな方向といたしましては、やはり活字離れをしていくということはよくないので、学校図書館を整備充実して活字ともっと親しむような、そんな雰囲気を学校の中につくっていきたいということは私も同じように考えております。同時に、それらのことにつきましては、図書館充...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 具体的にただいま御指摘になりました学校事務職員、栄養職員の件に関しましては、これは学校運営の基幹的な役割を果たす職員だと文部省は受けとめておりますので、これは今のままの状況で引き続き進めていきたい、このような希望を持っております。
○国務大臣(海部俊樹君) いや、指導しなくても、今そうしておるわけでありますから……。
○国務大臣(海部俊樹君) それは専門家にお答えをいたさせます。
04月26日第104回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(海部俊樹君) 義務教育が全国的にあるべき一定の水準を保ちながら妥当な内容になっていくようにしたい、こういう願いでこの制度は起こったものと思いますし、また全国的にそのような役割を果たしてきたと私は受けとめております。
○国務大臣(海部俊樹君) 制度がそのようになりましても、私どもは教材整備十カ年計画というものを持っておりまして、その制度において果たそうとした水準はぜひ守ってもらいたいということを地方の自治団体にそれぞれ指導もいたしてまいりましたし、また地方交付税措置において昭和六十年度には二・...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 大蔵大臣のおっしゃっておるとおりであります。
○国務大臣(海部俊樹君) 私どもは、いろいろな経緯の末、三年間の暫定措置であろうと、こう受けとめておるんですけれども、今大蔵大臣のいろいろな御意見の陳述等もあり、またその時期になったら私どもの希望もしっかりと申し上げて御相談をさせていただかなければならぬ、こう思っております。
○国務大臣(海部俊樹君) それぞれの義務教育の段階においては、国と地方が責任を分担して、最終的な責任は国が負ってやっていく、こういうことになっておりますので、そういう立場からいって望ましい姿、形と、現実のいろいろな他の政策との整合性や、経済、財政事情と別の角度からのいろいろな議論...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 具体的に言いかえますと、例えば現場で学校運営の基幹的な職員として、教長先生を中心に学校事務職員の皆さんやら学校栄養職員の皆さんが基幹的な職員として頑張っていただいておる実情は私もよく承知をしておりますし、そういった方の立場、処遇というものは極めて大切だと...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私どもはきょうまでの文教施策の中でも既に目的を達成したのではないかとか、あるいはここはもう少し我慢をしてもいいのではないかというようなところは、もうきょうまでぎりぎりの我慢をしながら詰めて努力をしておるつもりでございますから、先生今おっしゃる効率的に見て...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 詳細はいろいろ局長が御答弁申し上げたようなことであろうと思いますけれども、私も御質問を聞いておりまして思い出しますことは、自身養護学校を見せていただきに行ったことがあります。そうして、あそこで行われておる至れり尽くせりの教育を見て、本当にこういう教育もあ...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 施設の統合の問題は、厚生省で今慎重に検討が進められておると聞いておりますけれども、私どもはそれに付随する養護学校、そこを必要としておる児童生徒の教育のことについては、これはもう十分配慮をして計画を立てていただきたい、このことは強くお願いをし要望をしておる...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 私は、具体的にはそのことを今聞いておりませんけれども、そういうことが起こる可能性があるとすれば、その起こる前に十分話し合いをしていただきたいし、また文部省側としては、そういった反対が起こらぬようによく御配慮を願いたいということを強く要望するものでございま...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 教育の必要性を痛切に感じておりますから、例えば学校とか施設へ来れない人のためには教師の方から出ていって教育を巡回してするというところまで心を配ってやっておりますので、今度の施設の統廃合に伴いましても、それらの子供さんたちに対する教育に悪い影響が出てこない...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 文部省といたしましては、その児童生徒の本当にためになるような教育をして、その児童生徒が社会により早く自立できるような教育、指導をすべきであるという基本は持っておりますが、先生、ただ文部省の場合も、点字をどうしても身につけていただかなきゃならぬという必要な...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、家庭の教育機能というものが、いい悪いは別でございますが、最近低下してきておるとよく言われます。私自身も六人兄弟でしたから、弟とけんかするときは柱や机のない方にそっと投げるぐらいの配慮はしたつもりでございますし、我が身をつねって人の痛さを知...全文を見る
05月07日第104回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(海部俊樹君) 保護者の転勤に伴う高校生の転入学の問題でありますが、転入学試験の実施回数をふやすこと、及び今日までは定員の枠を設けておりましたが、定員を超えても教育上支障のない場合には転入学を認めるようにすること、こういった規則の改正等をいたしまして各都道府県教育委員会...全文を見る
05月08日第104回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○国務大臣(海部俊樹君) このたび政府から提出いたしましたプログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、昨年六月に公布されたプログラムの著作物の保護に関する著作権法の一部を改正する法律により、「プロ...全文を見る
05月09日第104回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○海部国務大臣 私は、大学の入学試験というのは大学教育の一環として受けとめておりたい、こう考えるわけです。ですから、大学の入学試験のあり方というものは最終的にはそれぞれの大学が決定するものであります。  けれども、先ほどの御質問の前半にありましたように、ちょっと言葉足らずで誤解...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のように二十三日に第二次答申を受けまして、政府といたしましては、今月一日に教育改革閣僚会議並びに閣議を連続して開きまして、最大限に尊重するという方針を政府として決定をいたしました。文部省といたしましては、それをさらに具体化していくために、これは非常に幅の広い...全文を見る
○海部国務大臣 私はその方向で検討を進めております。創設をするんです、方向として。
○海部国務大臣 先ほど申し上げましたように、私、個人的には、大学の現在のあり方とか大学の基礎研究の峰をうんと高くするにはまだまだやっていかなければならない問題がたくさんあると受けとめておりますので、臨教審の答申の指摘は私は方向として賛成でありますから、こういったものを置いていかな...全文を見る
○海部国務大臣 全体の方向としての御議論の中で、教師の資質の向上といいますか実践的な指導力を身にうけていただくということは、今次教育改革の重要なテーマの一つだと考えますし、教育は人なりと言われておりますとおりに、やはり現場を無視した教育改革はないわけですから、教師の資質向上のため...全文を見る
○海部国務大臣 これは、先生御指摘のように、世の中がいろいろ変化はいたしますけれども、変わらざるものは、やはり特に初等中等の義務教育段階においては、将来国民となったときに必要な知識、人間の生き方、他人との共存関係、そういったものを身につけるのが学校の持っておる大きな責務であるとす...全文を見る
○海部国務大臣 医学と教育学のお話は、私も学問的、理論的にお答えする自信の全くない、要するに医学に関しては無知な方でありますからいけませんが、御質問を聞きながらふっと考えたことを率直にお答えさせていただきますと、医学の進歩は物すごく目覚ましい。それは人間にとって少なくともマイナス...全文を見る
○海部国務大臣 御質問がたくさんございましたけれども、最後の点について特に申し上げますと、先生おっしゃるとおりだと思います。  ただ、今のままの状況で何も研修もしないで教壇に立ったらどうなるだろうかということを考えてみますと、現職教員の研修会でさえ、現職になって経験豊かな方でさ...全文を見る
○海部国務大臣 体育局長が詳細御説明いたしましたが、私は、基本的には、プロとアマというそういう言葉の裏にあるものは、やはりお金目当てではないのだ、そして自分の能力をぎりぎり最大限発揮して頑張るのだという、そういったきょうまでのスポーツを盛り上げてきたすがすがしさといいますか、さわ...全文を見る
○海部国務大臣 最初に、私の個人的な考え方を申し述べましたのでお答えさせていただきたいと思います。  放送大学というのは新しい形の高等教育機関で、でき得ればこれがほかの大学とも単位の互換制などを通じて相互依存関係が高まっていけばすばらしいなと思っております。今のところは計画は、...全文を見る
○海部国務大臣 御指摘のとおりだと思いますし、また、私どもも省内でその必要性を感じておりまして、放送大学の今後の整備に関する調査研究、そういったものの御審議を願う協力者会議のようなものを発足させる、先生の御指示のように私どもたまたまそういったことを考えておりましたので、近く協力者...全文を見る
○海部国務大臣 御議論を承っておりまして、私もそういった広がりには心を痛める一人でございます。同時に、基本的には、男女の出会いというものはもっと厳粛なものでなければならないと私は思っておりますので、社会全体の御協力とか家庭の御協力も環境整備の面で必要でありますが、学校教育の場にお...全文を見る
○海部国務大臣 御承知のように、学校教育は児童生徒の発達段階に応じて適切にしていかなければならぬことでありますが、どのレベルのところで教えたらそれが興味に走ってしまうのか、どのレベルのところできちっと教えれば自覚を持ってそういった衝動的な行動に走らないようになるのか、これは専門家...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろ御指摘いただいて、しかも先生御自身が教育者としての御体験を踏まえての御意見でありますし、私も方向としては全く同感でございます。特に健康教育を通じて、その児童生徒の健康、特に女生徒がいろいろな面において衝動的に現象的な行動に駆られて受けております心身の被害の...全文を見る
○海部国務大臣 突然の御質問でしたので、私にはちょっと答える能力がありませんので、よく勉強してまいります。
○海部国務大臣 詳しいお話を承りまして、私も、教育の重要性というのならば、こういうややもすれば本人にとっては非常に不幸な状況の中で、しかも立ち直ろうと思って一生懸命に勉強したその成果が受け入れられるような社会の雰囲気ができていくのがまことに望ましいことでありますので、矯正教育の問...全文を見る
○海部国務大臣 塾が御指摘のように非常にふえてきておる、同時にそれは、児童生徒にとっては補習塾というような形でとらえますと、学校でのおくれを何とかして取り戻すことを願って行く、そういった塾もありましょうし、また今の進学過熱の状況の中で受験の技術的なものを身につけさせるようなそんな...全文を見る
○海部国務大臣 局長がるる申し上げておりますように、率直に申し上げて、いろいろな他の政策との整合性とか情勢の変化があったことは、これは私もそうだろうと思います。しかし、先生御指摘のように、学校給食が果たしております学校教育の一環としての役割、それを通じての教師と生徒との交わりとか...全文を見る
○海部国務大臣 具体的な、どのような話し合い、どのような交渉が行われてきたのかということは、私も、局長から先ほど答弁のありましたのをここで聞いておった限りでありますけれども、やはりPTAの皆さんとかその地域の町内会の皆さんとかあるいは市の当局、関係者みんながやはり話し合いを十分さ...全文を見る
○海部国務大臣 現地で十分な話し合いをなされたのかどうか、PTAの皆さんや直接関係する方々にどのような説明が行われたのか、それは十分調査をいたします。
○海部国務大臣 学校給食のきょうまで果たしてきました役割については、現場にお詳しい先生もう重々御理解賜っておると思いますし、私どもも、児童生徒が教師との間あるいは児童生徒相互間で心の通い路を持ちながら、人のために自分は何ができるだろうかということまで考えられるような、そんないい教...全文を見る
05月14日第104回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○海部国務大臣 指摘されておりますこの新聞の報道がそのとおりだといたしますと、せっかく一生懸命測定をしましても、器械そのものが間違っておったというのでは正確な結果が得られないのは御指摘のとおりだと思います。ですから、できるだけ正確なデータが集められるように努力をしなければならぬの...全文を見る
○海部国務大臣 研究し勉強しました結果、こうしたらよりよくなると自信がつけば実行させていただきたいと思います。
○海部国務大臣 各都道府県の教育委員会に配置してあります標準法に基づく教師の数、それからそれをもとに各都道府県が具体的に小学校、中学校に配置される教師の数、それから今文部省が申し上げておりますように、一番正確に児童生徒の数を把握してそれに対応しておるわけですけれども、余り先の長い...全文を見る
○海部国務大臣 公務員試験全体のあり方とか、特に教員の採用試験のときにその資質とかその人の物の考え方をいろいろ聞く、その中に今御指摘のように憲法違反になるような項目があったり、思想、信条を問うてそれによって合否を決めるというようなことはよくないことであるし、また、ないと信ずると局...全文を見る
○海部国務大臣 私は、常識的に考えて、先ほど具体的に例に出されたような問題が口頭試問の中で起こり得るとは思いませんし、起こっても、そのとき自分の信念を曲げて校長の指図に従うと言わなければ採用しないなんという、そんな間違った方針が貫かれているとは思いません。この三、四年特に顕著にな...全文を見る
○海部国務大臣 これはよく実情を聞いてみなければわかりませんけれども、全体の流れとすれば、教育の水準を高めていく努力をして、いろいろな意味で憲法の保障する基本的人権に即した教育をしていかなければならぬというのが、私どもが同和教育に取り組んでおります基本的な考えでございますから、教...全文を見る
○海部国務大臣 ここでこういう御議論のあったことは担当局長に直ちに私からも伝えておきますし、両局長密接に連絡をとってやるように申します。  それから、やはり実情を知りませんと、先生のお話を聞いてそんなことがあるのかと驚いておったのではいけませんから、本当にそういうことがあるのか...全文を見る
○海部国務大臣 問題解決のためにいろいろな手段、方法、アプローチの仕方があろうかと思います。私は今ふっと思いますことは、数年前荒れる学校として代表的に言われた町田市の忠生中学校、ここも校長先生を中心にする教職員の皆さんと付近の親の皆さんが力を合わせて立ち上がって、今日ではすばらし...全文を見る
○海部国務大臣 かねがね臨調あるいは行革審、文教政策に関して財政的な面から非常に厳しい具体の発言があることは先生もよく御承知のとおりであり、また、この小委員会のまとめを見てみましても、文教政策の具体の問題についていろいろな発言がなされてまいりました。私も国会の質疑等を通じて、そう...全文を見る
○海部国務大臣 御議論を承りまして、この飼い犬事件というものと、署名を求めての回覧のやり方が行き過ぎではないかということの二つに分けて考えますと、むしろ、先生が御指摘になっておるのは、明らかじゃない趣意書を多くのところへ回覧したのは行き過ぎではないかというお立場であろうと私は思う...全文を見る
○海部国務大臣 なぜこのような趣意書を配り署名運動が起こったのかつまびらかにいたしておりませんし、また、校長がそのようなことを事実として言ったのかどうかということもよくわかりませんので、この点も含めて事実をよく調査をいたしまして、後刻委員長に私の方から御報告をさせていただきたいと...全文を見る
○海部国務大臣 やりとりをお聞きしておりまして、私も体育局長から我が方の調査の結果というものはもらって目を通し、承知したわけでありますけれども、我が方の物の考え方と、調査に現実に行っていらっしゃった先生の受けとめられた感覚の間にややずれがあるようでございますので、私は、それらの問...全文を見る
○海部国務大臣 第二次答申を受けまして、今月一日に教育改革閣僚会議を開き、引き続いて同日閣議を開きまして、答申を受けてどのように対応するかという政府の基本方針は、この答申を最大限に尊重していく、このように決まりました。  それを受けまして、文部省としては、ただいま直ちに文部省だ...全文を見る
○海部国務大臣 教育基本法の精神を踏まえて教育改革は行っておりますし、また、臨時教育審議会の設置法のときにもそのことは繰り返し当時の文部大臣がお答え申し上げたところでありますけれども、戦後の教育の大きな背景、そして指針を示したのが教育基本法でありまして、私は、教育基本法は、その前...全文を見る
○海部国務大臣 後段の御答弁を忘れまして失礼をいたしました。  戦前の教育というのは、一言で表現しますと、富国強兵という言葉がありましたように、全体主義的なそういった思想が非常に背景にあった。時期を分けますと、やはり戦後というのは富国強兵というものは全く考えておらずに、富国より...全文を見る
○海部国務大臣 これは短絡的になるかもしれませんが、全体主義の中で人間一人一人の大切さとかとうとさというものを大切にしようという配慮が戦前の一時期の教育に欠けておったということ、それは御指摘のとおりであり、その反省に立って戦後は一人一人の資質や個性や能力を大切にしていきたい。相性...全文を見る
○海部国務大臣 先生の御議論に反論するつもりは全くありませんし、先ほど私が個性尊重、その重視した姿勢を評価する、こう申しましたのは、個人の尊厳、人間の尊厳、一人一人の人格の尊重ということは当然大前提として含まれておることでございましたから、教育のあり方という場に光を当てて、戦前の...全文を見る
○海部国務大臣 先ほども申し上げましたように、戦前、端的に言えば富国強兵という目標を置いて日本はいろいろな政治も経済も教育も合目的的に進められてきた。その反省に立って、強兵というのはいかに非現実的なものであるか、この目標を否定を明確にしておることは当たり前のことだと思いますが、私...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろな御経験をお持ちの先生のお話ですから、先生の受けとめられ方、それから一貫した御議論の組み立て万、それは私も率直に敬意を表しながら承っておったのでありますが、しかし、私にも私の受けとめ方、考え方がございますので、お言葉を返すようで申しわけありませんが、率直に...全文を見る
○海部国務大臣 いろいろ御指摘をいただいております中で、例えば高校の入学者選抜方法の改革の問題は重要なテーマとして考えて、臨教審の方は引き続き審議を進めていくものの中にきちっと項目を挙げて書いてありますが、これは先生御承知のように、既に文部省でも高校入試の改革は大切だと思っており...全文を見る
○海部国務大臣 最初の、六年制中等学校の設置そのものは、エリート教育になり受験競争を激化し、よくないのではないかという御指摘でございますけれども、私どもの理解では、御議論の中でも、六年制中等学校の特色という中で、第一には、芸術とか体育とか外国語など専門的一貫的な教育訓練を比較的早...全文を見る
○海部国務大臣 学校教育法の規定によりまして、児童生徒の保健管理及び保健指導に従事する学校保健の専門的な教員として養護教諭の制度が発足をし、いろいろな時代の変遷に伴って重要な役割を果たしてきた、これは今先生が御指摘のとおりでございますし、また具体的には、学校保健計画立案への参加、...全文を見る
○海部国務大臣 先ほど申し上げましたように、学校教育法に規定されております本来の職務、学校においての児童生徒の保健管理及び保健指導に全力を挙げていただくことは当然のお願いとして、これは期待をいたしておりますけれども、もう一歩進んで、この二、三年特に新聞報道等において私の承知してお...全文を見る
○海部国務大臣 聞いたことがございます。
○海部国務大臣 私の時間に余裕がございましたら、お話はいろいろな方から聞くようにしておりますし、また、今週末にお許しがいただけて郷里へ帰ることができるといたしますれば、そこで郷里の養護教諭の代表の皆さんとお目にかかってお話をする約束はしてございますので、土曜日にゆっくり承ってこよ...全文を見る
○海部国務大臣 第五次の定数改善計画を六十六年度に達成すべく全力を挙げて努力を続けてまいります。
○海部国務大臣 学問的、理論的にお答えができませんけれども、やはり常識的に「当分の間」というと、そのものを取り巻く背景や状況等にもよりましょうけれども、当分といったら常識的に言うと十年くらいが当分でしょうけれども、しかし政治的には五十年、百年かかることもあるわけでございまして、当...全文を見る
○海部国務大臣 やはり学校において基幹的な職員として仕事を果たしておっていただくわけでありますから、当然児童生徒の目から見れば先生、こういうふうに映っており、そのように呼んでおるのではないかと私は想像をいたしております。
○海部国務大臣 学校事務職員の皆さんは、学校を運営するために基幹的な役割を果たしておっていただく重要な立場の職員であると私も受けとめております。
○海部国務大臣 附帯決議は、それぞれのときに与野党の皆さんいろいろお話し合いをいただき、指針として委員会でお決めになることでございまして、政府としては、それを最大限に尊重させていただきますと受けとめ、いただいて、それを行政に反映させていかなければならない重要な重みを持ったものだと...全文を見る
○海部国務大臣 おっしゃるように臨教審の答申の中にもいろいろ書いてございますが、臨教審に書いてなくても、乳幼児の教育、就学前の教育の大切なことは私も個人として重要だと考えております。承りますと与野党でいろいろその重要な問題についても御議論を承っておると拝聴しております。
○海部国務大臣 私もよく勉強し研究をさせていただきます。
○海部国務大臣 いろいろ御議論を承り、また採用の数が先生からは物足りないというおしかりを受けるかもしれませんが、年々上がってきておることもまた事実でございますから、この辺を一つのよりどころとして、全体として見れば、やはりその地位にあって職務に励む皆さんが努力をされて、そして資格を...全文を見る
○海部国務大臣 ですから、私もきょうまでの足跡を見て、何とかそれらの方々の努力が報われるような方法で、ここで口で言うだけではなくて現実的に成果が上がるような方法で、今許されるような範囲で考えていきたい。関係者の意見もいろいろ聞いて、この問題が議員立法として提案され、数年来御議論願...全文を見る
05月15日第104回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○国務大臣(海部俊樹君) ただいま、先生の御経験、御体験を踏まえての、情報化社会に対して児童生徒とかあるいは教育に与える影響のいろいろな面、もちろん光の面もたくさんございますが、我々が今憂えて対処しなきゃならぬのはむしろ影の部分で、しかもそれは児童生徒の心身の発達状況の中で悪い影...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 著作物、人間の知的活動の結果生まれてくるものをその人の権利として認めて、権利として大切にしていくということは、著作権法という法律もございます以上これは当然のことだと思いますが、今おっしゃるように、世の中のいろいろな日常の出来事や新しい方法がどんどんできで...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 御指摘のように、臨教審でもその問題は随分議論されました。  それで、長所の面はもうこれは数え上げれば切りがないほど長所はたくさんございましていいんですけれども、問題は、短所といいますか影の部分であって、特に青少年の心理に対してよくない影響を及ぼしたり、...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) よく考えてみます。
○国務大臣(海部俊樹君) 著作権というのも、ここでいろいろ御議論がございますように、文化創造の基盤となっておる人間の知的生産物として大切にされなければならない。権利としてそれは守っていかなければならない。先ほども申し上げましたように、その国の著作権制度を見ればその国の国民の文化普...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) 人間の知的活動の所産を保護するから著作権法という名前の法律でありますし、また文化庁は、その問題につきましては通産省といろいろ事前に公式、非公式にお話を何度もしてきたとは思いますが、守るべきものはきちっと守って、そして文化創造の基盤としての著作権を大事にし...全文を見る
○国務大臣(海部俊樹君) ただいまの御決議につきましては、御趣旨を体しまして、今後努力をいたしたいと考えております。
05月16日第104回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○海部国務大臣 人口構造が変化していきます全体の数字と、またそれぞれの地域、特に大都会なんかにおいてはそれと全く違った動きを示す場合もよくあるわけでして、先生が今具体的に御指摘になったように、分離をしてもまた直ちに分離をした効果がなくなるように急増してきて、プレハブで困っていらっ...全文を見る
○海部国務大臣 官房長から御説明しましたように、最近の文教予算というものの実情は大変厳しいものがございます。先生御指摘のように、ただいま御議論願っておる問題も含めさらに大きく教育全般を考えますと、臨教審の答申も受けて、国民の皆さんのために、児童生徒のために改革しなければならぬ施策...全文を見る
05月22日第104回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(海部俊樹君) お答えをいたします。  アマチュアスポーツに賞金が出るようになった、それを体育協会が認めるような憲章をつくったという点に関しての先生の幾つかの御心配に基づく御質問でございますが、これは御承知のように一九八二年国際陸連が規定を改正いたしましてから、ボスト...全文を見る