風間直樹

かざまなおき



当選回数回

風間直樹の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月31日第168回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○風間直樹君 民主党・新緑風会・日本の風間直樹でございます。  七月の参院選で初当選をさせていただきまして、この委員会が初質問になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。  今日は先般起きました中越沖地震、それから三年前に起きました中越地震にかかわる質問をさせていただこうと...全文を見る
○風間直樹君 三年前の中越地震の際には、私は直接地震を経験いたしました。そのときに私が持ちました率直な疑問が一つございまして、当時被災された多くの方が異口同音におっしゃいますが、普通の地震とはちょっと違う。といいますのは、地下から突き上げられるような強い衝動、これが中越地震で起き...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございました。  今の御説明、要約しますと、一種の潤滑剤として水を地中に注入することによって石油の取り出しを容易にしたり、あるいは天然ガスの取り出しを容易にすると、こういうことかと思います。  実は、これは世界各国で広く行われている手法だというふうに伺...全文を見る
○風間直樹君 今の御答弁の中で、ちょっと数字の確認をさせていただきたいと思いますが、補助金の額は二十六億円ということでよろしいでしょうか。
○風間直樹君 併せてお尋ねをいたしますが、この注入をした箇所の地盤特性について御説明をいただければと思います。
○風間直樹君 続いて、この帝国石油による水の注入についてお尋ねをいたしますが、二〇〇〇年ごろからこれが行われているというふうに聞いておりますけれども、各注入の実施日、それから注入総量、場所、並びに注入箇所の中越地震それから中越沖地震の震源地からの距離をお尋ねしたいと思います。
○風間直樹君 済みません。ちょっと御答弁が聞き取りにくかったんですが、実施の年月日についてもう一度教えていただけますでしょうか。
○風間直樹君 ありがとうございます。  この委員会においては初めて、恐らく新潟県民の皆様にも、この特に帝国石油の水の注入が行われた、しかも二〇〇一年、二〇〇六年と地震に近接した年月日に行われているという事実が分かったということだろうと思います。  委員の皆様のお手元に配付させ...全文を見る
○風間直樹君 今、泉大臣と山本政務官から御答弁いただいたとおり、まだこれは科学的に確認された説ではございません、仮説でございます。  さらに、世界じゅうでこうした実験が行われているわけでありますが、すべての実験場所で地震が起きたということが報告されているわけではございませんでし...全文を見る
○風間直樹君 長岡市でこの実験をまた予定されていると、新聞記事にはそう報道されておりますが、長岡近辺ではこれまで帝国石油さんが石油あるいは天然ガスの採掘をずっとされてきて相当その地盤の大体詳細が分かっていらっしゃると。それがこの地区で経産省さんがこういった実験をされる一つの理由に...全文を見る
○風間直樹君 最後に委員長にお願い申し上げます。  今日申し上げましたこの実験と因果関係の究明のために、参考人招致を要請いたします。  地球環境産業技術研究機構の常勤理事、帝国石油のこの問題の担当副社長、そして静岡理工科大学非常勤講師の山本寛氏の参考人招致を求めます。
○風間直樹君 以上、終わらせていただきます。
11月27日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○風間直樹君 民主党・新緑風会・日本の風間直樹でございます。よろしくお願いいたします。  先般、この厚労委員会で今回の法改正にかかわる参考人招致が行われまして、五名の方に御出席をいただきましたが、私はあの招致が非常に胸に響きました。特に、生熊茂実さん、それから伊藤みどりさん、こ...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございます。私も、自分で振り返ってみると、やはり選挙の落選を経験しておりますので、この浪人中の生活というものが貧乏だったなと、こう思うこともございます。  そこで、今回の改正について私は思うんですが、その法案を作った皆さんも、それから我々委員も、この改正...全文を見る
○風間直樹君 今、冒頭、中央審議会から引上げ額の目安を各地方の審議会に出すという話がございましたが、伺っていまして、この点は非常に大事なのかなと直観をしたんですが、この目安というのは中央審議会の場でどのように作られるのでありましょうか。
○風間直樹君 この中央審議会から出された目安というのは、その後結果として見た場合、各地方の審議会ではやはり尊重されて、恐らく大体これぐらいの幅でという目安をお出しになると思うんですが、その幅に準じた地方審議会の答申というものが出て、それが決定されると。結果としてそういうことになっ...全文を見る
○風間直樹君 この審議会の委員の方の選任の仕方と、それから改選、これはどのようにされていますでしょうか。
○風間直樹君 今、東京は別としましても、地方、地域は相当景気がやはりまだ良くないと、こういう状況でございまして、この最低賃金の持つ意味というのは非常に大きいわけでありますが、この最低賃金がセーフティーネットとしての機能を果たすという点を考えてみますと、平成十九年度、影響率が二・二...全文を見る
○風間直樹君 先進国と比べてみましても日本の最低賃金低いようでございますので、是非、今お話ございました方向で御努力をお願いしたいと思います。  次に、この労働契約法の就業規則の不利益変更の部分につきましてお尋ねをしたいと思います。  この不利益変更、そして労働契約法、これまで...全文を見る
○風間直樹君 この部分が私は非常にあいまいさを残してしまって、将来問題が出てくる素地となりかねないと思っております。  この法案改正の審議に先立ちまして、我々委員の下には全国から多くの要望あるいは陳情が寄せられました。その中で一つ、この就業規則に関する陳情書というものが今手元に...全文を見る
○風間直樹君 大臣、二つ是非御検討をいただきたいと思うんです。  まず一点は、この労働相談窓口に行かれる方も大変つらいと思うんですが、追い返す方もつらいと思うんですよ。いわゆる追い返しおじさんですね。かなり執拗に労働基準法違反で申告すると言わないと受理されないと。お互いが処理し...全文を見る
○風間直樹君 是非この法成立後、私は非常に良からぬ結果がもたらされないかと危惧をしておりますので、この法内容の周知徹底を図っていただきたい、それを念を押してお願いしたいと思います。  それから、今申しましたように労働紛争処理の体制が著しく不十分であります。また、今回の法改正によ...全文を見る
○風間直樹君 終わります。
12月06日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○風間直樹君 よろしくお願いします。  民主党・新緑風会・日本の風間直樹でございます。今日は外交防衛委員会で質問させていただきたいと思います。  まず最初に、バーレーンに今派遣をされております海上自衛隊の連絡官の役割と地位に関してお尋ねをいたします。  政府資料によりますと...全文を見る
○風間直樹君 この任務を終えられた日取り、これは恐らく旧法が失効した日と同じかと思いますが、その確認と、それから帰国をされた日取りについてお伺いします。
○風間直樹君 他のOEF―MIOオペレーションに参加をしている国は引き続きその任に当たっているわけですから、このバーレーンの司令部にも、これらの国々の連絡員というんでしょうか、そういう方は引き続きいらっしゃると思いますが、現時点でこのバーレーンの本部に要員を出している国、何か国に...全文を見る
○風間直樹君 それでは、このオペレーションそのものに現時点で艦船を出している国、参加している国の数は分かりますでしょうか。
○風間直樹君 七か国が恐らくバーレーンの司令部にもいるという想定が成り立つかと思いますが。  本論に入りますけれども、この日本から派遣をされていた連絡官の方々がバーレーンの司令部で一体何をしていたのか、どのような連絡調整の任に当たっていたのか、実はこのことが必ずしも明らかになっ...全文を見る
○風間直樹君 今大臣おっしゃったことを平たく言いますと、いつどの海域でどの国のどの艦船にあるいは補給艦にどれだけの燃料を補給するかを司令部からあるいは司令官から依頼を受けて日本の防衛省本省に連絡をすると、こういう業務かと思いますが、そうした認識でよろしいでしょうか。
○風間直樹君 このバーレーンの司令部の位置付けでありますが、我々、旧法の下で海上自衛隊の艦船、護衛艦と補給艦をインド洋、まあ限りなくペルシャ湾に近いインド洋に送っていたと。そこで行われるすべての活動というのはこの司令部において決定をされ、調整をされ、そして我が国に対して連絡、依頼...全文を見る
○風間直樹君 このバーレーンの司令部では、司令官の下でその指揮権に基づいてこのコアリッションの活動全体のコーディネートが行われていると、このように考えてよろしいでしょうか。
○風間直樹君 その上でお尋ねをいたしますが、そういたしますと、我が国政府としてはこのバーレーン司令部からの要請、依頼に対し、それは受諾できないと断ったケースというのはございますでしょうか。
○風間直樹君 この旧法の下でオペレーションに参加をしていた海上自衛隊の補給艦でありますが、中東地域のいずれかの港で、伝えられるところでは米軍の施設下にある給油施設から油を入れて、それを洋上で他国の艦船に給油をしていると、このように聞いているところであります。実際に中東地域のどの港...全文を見る
○風間直樹君 日本の海自の連絡官、中には、タンパに行かれた方は外務事務官と任務を併任して行かれたと。政府から出ている情報としましては、行っている先として、まずバーレーン、それからタンパと、こういう名前が挙がっているわけでございますが。  安全保障、軍事問題の素人の私の頭でこのオ...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、例えばこのペルシャ湾ないしインド洋、こうした海域で活動する艦船が港に入る、そして油をそこで受け入れると。その可能性がある場所としては恐らく地図を見ますとUAEあるいはオマーン、こうした場所が可能性が高いのかと思うんですが、このようなUAE、オマーンなど...全文を見る
○風間直樹君 続きまして、この連絡官が駐在をしている法的根拠についてお尋ねをしたいと思います。  この法的根拠は、冒頭触れました政府の答弁書によりますと、ウィーン条約第十条に基づいていると、こういう御答弁になっておりますが、これで間違いございませんでしょうか。
○風間直樹君 それは、後ほど御確認をいただいて御答弁いただけるということですね。分かりました。  そうしましたら、ウィーン条約に基づくのか、あるいは地位協定に基づくのか、その点を後ほどお答えをいただきたいと、このように思います。  続きまして、この新法の国会承認についてお尋ね...全文を見る
○風間直樹君 新法におきましては、その根拠となる条文はどこになりますでしょうか。
○風間直樹君 そうしますと、この新法の中には、またこの新法が仮に国会を通った場合に、再び派遣されるであろうバーレーン司令部での連絡官のその派遣にかかわる根拠というのは必ずしも明示されていないということでよろしいんでしょうか。
○風間直樹君 そこで、この国会承認の問題でありますが、私は今日、このバーレーン司令部の連絡官の存在を挙げて質問をさせていただきましたのは、御承知のとおり、この派遣そのものが現行の憲法下では非常にあいまいな位置付けではないかという指摘がこの間、委員会質疑やあるいは質問主意書によって...全文を見る
○風間直樹君 官房長官、今、前段の私と防衛大臣との質疑の中で、このバーレーンに派遣されている連絡官、その派遣の根拠というのが今回の新法の中でどこに明示をされているんですかとお尋ねしたわけです。それに対して、必ずしもこの新法では明示をしてないんだというお話があったんです。  では...全文を見る
○風間直樹君 果たしてそれでいいのかどうかということをお尋ねしたいと思います。  先ほどお伺いしましたように、今回、この旧法に基づく連絡官の派遣、これは特措法に当然基づくものでございました。それが──特措法に基づくものでいいんですね。違うんですか。
○風間直樹君 そうしますと、確認でありますが、江田憲司衆議院議員が出された質問主意書に対して政府が回答している答弁書の中でこのような表現がありますが、この特措法に基づく協力支援活動に関する連絡調整等を実施するため、いつからいつまでの間、以下の人員を派遣したと。つまり、これは、この...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  そうしたら、防衛大臣、恐縮ですが、先ほどの御答弁をもう一回いただきたいんですが、どの部分に基づいて派遣をしているのか。再確認の意味でお願いいたします。
○風間直樹君 分かりました。  では、この件は後日、これらの連絡官がどういう法根拠に基づいて駐在しているか、その点を御回答いただきましてから、また引き続きさせていただきたいと思います。  次に……
○風間直樹君 それは、お願いします。
○風間直樹君 じゃ、防衛大臣、答弁お願いします。
○風間直樹君 委員会に御報告をお願いできますでしょうか。
○風間直樹君 それで、この連絡官が駐在をする、どういう根拠に基づくかという部分は大変重要な部分かと思いますが、要するにウィーン条約か地位協定なのかという部分ですね。これは、今日同席いただいている政府委員の方もこの場では、お分かりになりますか、お分かりになりましたら御答弁お願いしま...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、念のため確認しますが、海上自衛隊の軍人がバーレーンに外交官の身分で滞在をしている、外交官の身分でこの司令部に入っていると、こういうことでよろしいでしょうか。
○風間直樹君 そうすると、ちょっと複雑で分かりにくいんですが、要は軍人の方が外交官身分を併任し制服を着てバーレーン司令部で連絡官という、連絡調整官という名目で任務に当たっていると、こういう整理でよろしいでしょうか。
○風間直樹君 分かりました。では、この件は引き続きまたさせていただきたいと思います。  ちょっと時間が足りなくなってまいりましたので、後半、現在進行中の北朝鮮の核の問題についてお尋ねをしたいと思います。  今朝の朝日新聞にまた新たな動きが出ておりました。米朝間で協議をした中で...全文を見る
○風間直樹君 今報道では、この寧辺の核施設については、これは老朽化している核施設だというふうに聞いておりますが、これは破棄すると。その一方で新鋭のウラン濃縮設備、ウラン濃縮施設、これは残るのではないかという報道がなされておりますけれども、この点について何らかの情報はお持ちでしょう...全文を見る
○風間直樹君 これも今日の朝日の報道ですが、米国などは北朝鮮からこの核申告にかかわる第一次リスト、その提出を受けた上で首席代表会合で内容を精査することを想定していると、このように書かれているわけでございます。そうすると、まず北朝鮮が完全な核計画あるいは核施設設備の申告でありますか...全文を見る
○風間直樹君 今御指摘になられましたその核の拡散でありますけれども、日本としてはもう当然この北朝鮮が現在保有をしている、あるいは持っている核にかかわる施設あるいは運搬手段そして爆弾がもう既に開発されているのであれば爆弾、これらすべてが無能力化される、これが日本政府としての北朝鮮に...全文を見る
○風間直樹君 そこで、最近のアメリカのヒル氏の動きあるいはライス氏の発言を見ておりますと、非常に憂慮に堪えないわけであります。どうもアメリカは、この対北朝鮮外交において北朝鮮自身の核の保有についてはこれは黙認をする、であるけれども拡散については絶対に止めると、このような路線にどう...全文を見る
○風間直樹君 シリアに対して北朝鮮が、シリアの核施設の中で使われる何らかの設備の一部だろうと言われておりますが、それを海上輸送したと。九月の三日にそれがシリアに到着し、六日の日に御承知のとおりイスラエルがこれを空爆しているわけでありますが、これについて日本は何らかの情報を持ってい...全文を見る
○風間直樹君 私が今お話ししましたのは、アメリカの新聞で広く報道されている情報でございます。恐らく正確だろうと、このように思います。政府はいかがでしょうか。
○風間直樹君 同時に、テロ国家指定の解除問題が非常に大きな課題になってきております。  福田総理は、さきの訪米でブッシュ大統領と会談をされましたけれども、新聞報道で伝えられるところでは、このテロ国家指定の解除についてはどの程度お二人の間で会談をされたのか、必ずしもつまびらかでは...全文を見る
○風間直樹君 この指定の解除が六か国協議の場に諮られて、そこでの協議の結果なされるのか、あるいはそれよりも日本政府との協議の中でなされるのか、この違いは非常に大きいと思います。  どうも今アメリカ、国務省の動きを見ておりますと、先日スポークスマンがこの解除については六か国協議の...全文を見る
○風間直樹君 外務大臣がおっしゃることは、私は、日本政府の中にこの拉致問題の解決方法、手順に関して明確な戦略がこれまであったのであれば、おっしゃるとおりだろうというふうに思います。  ただ、残念ながら、私も新潟県の出身でございまして、拉致被害者、曽我さんあるいは蓮池さん御夫妻と...全文を見る
○風間直樹君 では、そのてこが近日中に解除されるという報道が盛んになされております。もしかしたら、この指定解除の前のこれが最後の委員会になるかもしれないと私は思っておりますが、これが万一解除された場合、日本政府として、拉致問題解決の具体的な手段あるいは解決策、そのようなものをどの...全文を見る
○風間直樹君 以上、時間が参りましたので終わります。
12月07日第168回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○風間直樹君 民主党・新緑風会・日本の風間直樹でございます。よろしくお願いいたします。  今、この拉致問題の解決と、それから北朝鮮の核能力、核兵器の今後の行方について極めて重要な局面を迎えていると思います。  そこで、早速お尋ねをしますが、十一月二十七日からこの北朝鮮の寧辺の...全文を見る
○風間直樹君 はい、分かりました。  では、この状況確認の結果、視察の結果を御担当の方からお伺いしたいと思います。
○風間直樹君 核心をお尋ねしたいと思います。  この寧辺の施設は既に老朽化をしているということが盛んに報道されております。つまり、もう事実上核を生産する施設としては有効ではないと。その状態が今なおあったのか、それとも、九四年の米朝間での協議の結果この施設が封鎖されて、そしてその...全文を見る
○風間直樹君 九四年のこのときは凍結という言葉を使っておりましたけれども、この凍結作業のときにそれを担当されたアメリカの北朝鮮担当官ケネス・キノネスという方の証言が新聞に報道されております。ちょっと読ませていただきます。  私たちは九四年に寧辺を初めて訪問した。その際、既に核施...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  そうしますと、今回、四か国の担当者が現地に入られて、公式にこの寧辺の核施設が九四年以降再稼働していたということを確認されたということだろうと思います。  それで、北朝鮮国内の核施設はこの寧辺だけではありませんでして、この施設は既に老朽化をしてい...全文を見る
○風間直樹君 最近の報道ですと、この米朝間の協議が完全な申告という部分をめぐって随分難航しているようですので、恐らく近々の解除があるんだろうと専ら言われていたこの拉致指定国家の解除、リストから外すという部分も先に延びるんだろうと私も考えているところでございます。  今後、この作...全文を見る
○風間直樹君 そこで、大臣の率直な御認識をお尋ねしたいと思います。  今、北朝鮮は既に核弾頭を持ったと、このように考えるのが妥当だろうと私は思います。それに加えて、今回アメリカがテロ国家指定を解除するという、この二つの事実は我が国の外交史上極めて大きな衝撃ではないかと私は考えて...全文を見る
○風間直樹君 一連の米朝間の交渉を見ておりますと、アメリカの暗黙の考え方は、北朝鮮が保有をしている核についてはこれは黙認すると、拡散については絶対に阻止すると、こういうものではないかと私は推測しています。  これは、そうかそうでないかお考えは別にいいんですが、もしそうだとすれば...全文を見る
○風間直樹君 北朝鮮との交渉に戻りますが、昨日、私、外交防衛委員会で質疑をさせていただきまして、高村大臣からるる御答弁をいただきました。  その際、このテロ国家指定を解除した場合、日本の外交手段として北朝鮮に対して一つのてこを失うと、その場合何が残されるのかというお尋ねをしまし...全文を見る
○風間直樹君 実は、日本政府のそうした姿勢が六か国協議という枠組みの中では、大変残念なことでありますが、日本のこの拉致の問題の解決こそが第一だという主張とは裏腹に、他の五か国が、北朝鮮との様々なアメリカの交渉に基づいて日本の主張を、言葉は適当かどうか分かりませんが、置き去りにした...全文を見る
○風間直樹君 公式見解はお聞きしておりません。私が今お尋ねしたのは、こういう発言が米側からあった、それは事実か事実でないか、この点のみお答えください。
○風間直樹君 それは納得できません。ちゃんと事実関係答えてください。そういう確認があったのかないのか、どちらでしょうか。
○風間直樹君 大臣、どちらでしょうか。大臣からお答えください。
○風間直樹君 この件は引き続き当委員会でやらせていただきます。  ただ、そうした政府の姿勢が六か国協議の中で時によって孤立し、拉致問題の事実上の解決ができないという状況になりつつあると、このことだけは最後に申し上げたいと存じます。  ありがとうございました。
12月11日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○風間直樹君 先週に続きまして質疑をさせていただきます。  最初に防衛省の方にお尋ねをしたいんですが、今回、旧法の下でインド洋に海上自衛隊の補給艦を送る際に、護衛艦を同時に派遣をしております。これはイージス艦でありますが、このイージス艦を派遣した時期、そして艦名、さらにどの港か...全文を見る
○風間直樹君 最初のだけで結構です。
○風間直樹君 私、この給油問題ずっと調べてくる中でどうも腑に落ちないことがございまして、この補給艦の活動をやめて帰ってくるということ自体が日米同盟を考慮する上でそんなに大きなダメージになるのか、このことがどうしても腑に落ちませんでした。私が考える中では、これは十分、同盟を毀損とい...全文を見る
○風間直樹君 それでは、これは防衛省にお尋ねするべきかと思います。  大臣ございますか。じゃ、大臣。
○風間直樹君 分かりました。  日本から行っているイージス艦でありますが、これがどこでどのような活動をしているかということは、これまでの国会審議の中では、あくまで補給艦の護衛に当たっているという範囲内でしかお答えがないと、このように承知をしているわけであります。しかし、専門家の...全文を見る
○風間直樹君 今の防衛大臣の御説明ですと、そのまま御説明を受ければ、このディエゴガルシア基地周辺の監視に当たるという、こういう任務でイージス艦を出しているということではないと、このように受け止められるわけですが、それでは、かつて日本から出したイージス艦、その乗組員、艦員がディエゴ...全文を見る
○風間直樹君 今防衛省からあった御説明では私は納得することができないんです。  今回この新法、そしてそれに先立つ旧法、この旧法を実質的に案を作る際にその指揮を執られたのは現在の谷内次官、そしてその下で条文の作成に事実上当たられたのは当時の大江博課長だというふうに私は認識をしてお...全文を見る
○風間直樹君 石破大臣は私の先輩でもいらっしゃいますし、大変その知識と能力には日ごろ敬服しているところでございます。ただ、残念ながら、私は防衛省という組織全体は、今現在様々な事件が起きておりますように、なかなかこれは国民の信頼、全幅の信頼を受けるところにはならないと、こういうふう...全文を見る
○風間直樹君 先ほど白委員が質疑をされましたこの補給艦の航泊日誌の問題、極めてゆゆしい問題でありますが、やはり大臣なりあるいは副大臣、政務官の皆さんがしっかりとしたシビリアンコントロールを徹底しなければいけないと、こういう認識で日々の政務に臨んでいらっしゃることは間違いないと、こ...全文を見る
○風間直樹君 それでは、次の質問に移らせていただきます。  先週のこの委員会での質疑の中で、防衛省から御回答をいただく予定になっていたバーレーンの駐在連絡官の法的な地位につきまして、調査の結果の御回答をこの場でいただければ幸いです。
○風間直樹君 分かりました。  つまり、このバーレーンでの調整に当たっていらっしゃる連絡官は自衛官、そして外交官、双方の身分を持っていらっしゃると、こういうことでよろしいでしょうか。
○風間直樹君 ありがとうございます。  このバーレーン司令部に関しましては、今年の九月二十一日、小野寺外務副大臣が訪問されまして、その視察訪問された結果をニューヨークで記者会見を開かれてお話をされているところでございます。  実際バーレーンに小野寺副大臣が行かれましたのは、九...全文を見る
○風間直樹君 そうですか。分かりました。  そこで石破大臣にお尋ねをしたいんですが、この連絡官、自衛官、外交官、両方の身分を持つ方ということですので、オペレーションルームでの様々な連絡官が見聞された情報も、当然重要情報は大臣の下に届くシステムになっているかと、このように推察をい...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  この給油に関する旧法を審議をしました際に、小泉総理がなかなか印象的な答弁をされています。平成十三年の十月五日、衆議院の予算委員会でありますが、当時自由党の中井洽委員の質問に対しましてこのような答弁を...全文を見る
○風間直樹君 小泉総理がかつておっしゃった、前文がうたっている国際貢献の言わば理念とでもいったものでしょうか、日本が世界各国から信頼される国として国際社会の中でその地位を占めていきたいと、こういう部分、それと九条に記されております武力の行使はこれを認めないという、ここから集団自衛...全文を見る
○風間直樹君 石破大臣にはるる御答弁をいただいておりますので、せっかくですから、江渡副大臣そして秋元政務官はこの点についていかがでございましょうか。
○風間直樹君 随分簡単な御答弁で、日ごろ思っていらっしゃることが十分に御答弁いただけたのかどうか、ちょっとそう思いますが。  今官房長官から二つ触れていただきましたが、この給油・給水活動というのは武力行使に当てはまらないと、それからそれを行うのが非戦闘地域であると、この二つの考...全文を見る
○風間直樹君 そこで疑問なんですが、この戦闘行為なり戦争というものは、あらかじめそれが起きそうだと予測ができることもあれば、偶発的に発生することもございます。偶発的に発生することがあるということを考えれば、将来においても戦闘行為が行われることがないと認められるということは、単に日...全文を見る
○風間直樹君 大臣が御想定されていますように、私自身も補給艦そのものが戦闘行為に巻き込まれる可能性というのはほとんどないんだろうなと、極めて小さいだろうなと、こういうふうに思っております。一方で、冒頭お尋ねいたしましたように、イージス艦も派遣していると。これは補給艦の護衛が主目的...全文を見る
○風間直樹君 重ねて恐縮ですが、私もこういうケースには余りなじんでいないものですからお尋ねをさせていただきたいと思いますけれども。  この正当防衛、緊急避難で対応が可能であると。一義的には逃げるということなのかなというふうに思うわけであります。ただ、万が一、自衛隊が逃げようと思...全文を見る
○風間直樹君 ここまで細かいことをお尋ねするのもどうかと思いますが、例えば、かつて中国大陸に日本の陸軍が行っていて、そこで中国側から銃撃を受けて、それが日中戦争のそもそもの発端になったと、こういうこともあるわけでございますが、今大臣が御答弁いただいた中で、避難しつつ応戦する中で、...全文を見る
○風間直樹君 石破大臣が今お述べいただきましたその決意、是非防衛省内部で厳格なシビリアンコントロールを期待しまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。