風間直樹

かざまなおき



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風間直樹の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月09日第169回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○風間直樹君 民主党の風間直樹です。  最初にちょっと確認だけさせていただきますが、国交省所管の公益法人で、問題になりました日本観光協会、これ以外に都道府県から出資金を受けている団体があるかないか、御答弁お願いします。
○風間直樹君 済みません、確認します。観光協会は出資金を都道府県から受けていると。ちょっと今聞き取りにくかったものですから、もう一回お願いします。
○風間直樹君 それでは、ほかの団体でその拠出金を受けている団体はございますか、都道府県から。
○風間直樹君 相当出ているんですね。びっくりしました。  これは、日本観光協会は内部留保が問題になりましたが、今おっしゃった法人での内部留保、一番直近の年度末で残高どれぐらいあるんでしょうか。
○風間直樹君 これ、法人数が二百を超えていますので一々お伺いするわけにはいきませんが、例えば一つ二つ名前を挙げていただきたいんですけれども、具体的な。
○風間直樹君 このトラック協会は以前も、全国的なトラック協会なんでしょうか、相当の拠出を受けているということが報道されましたが、これ、ちょっとリストを委員会あてに提出していただけますか。その上で、また後日の決算委員会で審議を深く行いたいと思います。  いずれにしても、これは初め...全文を見る
○風間直樹君 これ、当然二百を超える法人に対して国交省を退職された方々が天下っているわけですね。そこに対して都道府県から拠出金を出してその天下りを支えていると、こういう構図だというふうに理解するんですが、この拠出金というのは都道府県にとっては任意なんでしょうか、それとも事実上の強...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、例えば都道府県の中で自治体の財源も厳しい折もう拠出はやめたいと、こう申し出る都道府県が出てきた場合、それを止める権限は国交省にはございませんね。
○風間直樹君 大臣、これ大変大きな問題だと思います。初めてこの場で明らかになった事実なんですね。これだけ都道府県財政が厳しい折から、こういう拠出金を事実上任意ではなく半ば強制で国交省が各都道府県に対して求めていると。それに応じざるを得ない都道府県の事情もあると思うんです。  大...全文を見る
○風間直樹君 大臣、私もかつて地方議員を務めましたのでこの辺の事情がよく分かるんですが、これ、都道府県の方々にとっては事実上お断りができないんですよ。こういう拠出を国交省からお願いをされたときに、それを断るということは非常に心理的に難しいんです。今回の特定財源の問題あるいはガソリ...全文を見る
○風間直樹君 こういう建前的な構図の中に、やはり私は問題があるんじゃないかなという気がいたします。  この部分は今後より掘り下げをさせていただきまして、今大臣御指摘になった、都道府県が自発的につくっている団体がどういう趣旨の団体なのか、それも調べました上で、また後日お尋ねをした...全文を見る
○風間直樹君 局長、これあくまでも目録ですよね。つまり、両者の間で民営化会社が建設する道路はこことここですと、それを債務返済機構も確認しますという目録ですよね。この目録の内容が、本当に無駄な道路を含んでいないかどうかというチェックが必要ではないかと私は思うんですが、そのチェックは...全文を見る
○風間直樹君 それでは、その限度額として定められた債務、その債務が適切かどうかという判断はどの組織のどの部署でされているんでしょうか。
○風間直樹君 さきの本会議で総理はこのように答弁されているんですね。仕掛かり道路資産も当然に将来償還すべき債務として扱っている民営化の枠組みは、全体として国会の議決を経たところでありますと。これは、私、壮大なからくりだというふうに理解をしているんです。つまり、道路公団を民営化する...全文を見る
○風間直樹君 この四十兆の債務をそれ以上増やしてはいけないという国民的なやはり世論があって、その上で道路公団の民営化がされたという経緯なわけです。しかし、民営化されてみたら、実はその債務の増加を防止する手だてというものが実態的にはなかったというのが、この仕掛かり資産に隠された実は...全文を見る
○風間直樹君 済みません、ちょっと意味が分からないんですが、もう一回答弁お願いします。
○風間直樹君 私がお尋ねしたのは、仕掛かり資産という仕分項目を設定することが法律案の中に当時規定されていたんですかというお尋ねなんです。
○風間直樹君 これ、当時の小泉総理が行われた小泉構造改革の中でも私は最も欠陥品の一つだと思っています。これだけ無駄な道路を造り続ける構図が、まさにあれだけ大山鳴動して置かれた民営化委員会の中で出てきて、そしてそれが決まったと。  この道路公団の民営化問題に当初から深くかかわって...全文を見る
○風間直樹君 この道路建設の総キロ数には限度があるという御答弁でありますが、今回、国会での審議の過程を見ましても、その限度というのが果たして本当に限度なのか、こういう指摘が多々あるところでございます。  もう一点、これは問題があるんですね。つまり、この民営化会社が新規の道路を造...全文を見る
○風間直樹君 そうすると、その限度額を実際工事が終わってみたら超えていたということは一切あり得ないということでよろしいですね。
○風間直樹君 会計検査院にお尋ねをいたしますが、このようにこの債務が一体幾らなのかという実態が、道路民営化会社から債務返済機構に移管されて初めて認識されるという指摘があるわけです。一方で今、国交省局長さんから答弁いただきましたように、いやそうじゃないと、限度額として協定の中に明記...全文を見る
○風間直樹君 これまではないと。では、これから出てくるおそれもあるわけですので、そこは厳しくチェックをしていただくようにお願いをいたします。  その上で、この問題は非常に私今後もウオッチをすべきものだと思いますので、引き続き様々な場で質疑を続けたいというふうに思っておりますが、...全文を見る
○風間直樹君 では、続きまして、費用便益の分析マニュアルについてお尋ねをいたします。  配付しました資料ですが、このマニュアルの一部、維持修繕費の原単価という資料です。ここにおいて、一般国道の直轄の原単位と、ほか一般国道補助あるいは都道府県道の主要地方道、一般、それぞれのこの単...全文を見る
○風間直樹君 これ、平成十年に決められたものが平成十五年に改定されたと、その際の改定案だというふうに伺っているんですが、平成十年から十五年というとデフレ期なんですね。しかし、この一般国道の直轄の欄、上から二つ目に、改定案、二十七という数字と、その下に三一%という変化率が出ています...全文を見る
○風間直樹君 簡潔に。
○風間直樹君 もう時間がないので。
○風間直樹君 ちょっとその御答弁は納得できません。この平成十年から十五年にかけてのみ増えたということも理解できません。これはちょっとおかしいと思いますので、また後刻、委員会で取り上げさせていただきます。  以上、終わります。
04月17日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○風間直樹君 一昨日、四月の十五日、厚生労働委員会のメンバーで埼玉県にありますワンビシアーカイブズ倉庫を見学してまいりました。この際、中野社会保険業務センター所長、そしてワンビシアーカイブズの和田副社長に応対をいただきましたことをまずもってこの場をお借りしまして御礼を申し上げたい...全文を見る
○風間直樹君 大変、我々委員共有の非常に強いこれは要請であり、必要性を感じたということでありました。口々に委員の皆さんがそのサンプル調査を求めると。その状況を御覧になっていた岩本委員長御自身が、やはり強くその必要性をお感じになって、非常に強い口調で中野所長に要請をされたわけでござ...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございました。  大臣、これ、いつまでにこれを完了していただくかということをやはり見通しとしてこの場でお示しをいただかないといけないと思うんですね。作業上、二度手間になるわけですから。やはり秋より以前に私はやる必要があるんじゃないかと思いますが、大臣、い...全文を見る
○風間直樹君 それでは確認ですけれども、秋の前ころまでにはそれを終えていただくということでよろしいですね。
○風間直樹君 同時に、この千三百六十五万件の台帳、所長の御説明では基本的にはすべてオンライン化されていると、基本的にはという留保条件が付くんですよ。ということは、台帳の何割が一体オンライン化されているのか、これを調べる必要があると思うんですね。やはりここを調べないと、今オンライン...全文を見る
○風間直樹君 重ね重ねになりますが、ここにある記録は現在年金を受給されている方々の記録なんですね。非常に重要な記録なんです。しかし、今回の視察で明らかになったのはこの記録の中に幾つもの穴があるという実態だったんです。それが今最初に申し上げました、まず一番目が入力ミスが存在している...全文を見る
○風間直樹君 大臣、今の御答弁の中でちょっと事実と違う点があるのではないかと。箱の中で連番の中で抜けている台帳記録なんですが、先日の中野所長の御説明では、喪失した記録もあると。それでよろしいですか。
○風間直樹君 このマイクロフィルムを廃棄したという指摘があるわけですが、この点はいかがですか。
○風間直樹君 そうすると、大臣、今後データベース化するに当たっては、当然、この現存する紙の台帳と、それから台帳は廃棄されてしまったけれどもマイクロフィルムとして残っている記録、この両方をデータベース化するということになるわけですね。確認です。
○風間直樹君 済みません、所長、分かりません、今の御答弁。大臣は、両方をデータベース化するという御答弁なんです。所長は、そうじゃないとおっしゃる。どっちが本当ですか。
○風間直樹君 ちょっと整理してください。まず、千三百六十五万件の埼玉のワンビシの倉庫にある記録がありますね。一方で、その再取得の台帳、結局紙記録そのものは廃棄されてしまったけれどもマイクロフィルムで残っているデータが、台帳があると。この認識はまずよろしいですね。この二つのデータを...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、千三百六十五万件、これは紙台帳で残っているわけですからオンライン化すると、千四百三十万件、紙台帳は残っていないけれどもマイクロフィルム化された記録も今オンライン化が進んでいると、こういうことでございますね。それをそれぞれ結び付けていく、どなたの記録か結...全文を見る
○風間直樹君 念のためお尋ねするんですが、この千四百三十万件の記録、紙台帳はもう残っていないと、これはすべて当時あった紙台帳は間違いなくマイクロフィルム化されたと考えてよろしいですね。もしここに漏れがあったりミスがあったりするとまた大きな問題になりますが、その確認をさせてください...全文を見る
○風間直樹君 この基本的にという留保の言葉が付くときが実は一番危ないときなんです。例外を設けていらっしゃるんですね。これがすべての今日の社会保険事務所におけるあの年金記録の混乱につながっているんですよ。私はここを強く指摘したいと思います。所長、いかがですか。
○風間直樹君 今の質疑を通して分かりましたことは、結局、七十歳以上の方々、厚生年金を御在職中保険料を一生懸命まじめに納めていらっしゃった方々、既に年金を受給していらっしゃる、しかしその受給金額が必ずしもやはり一〇〇%もらえている保証はない、これが改めて分かったと私は思います。これ...全文を見る
○風間直樹君 それなんですけれども、これ、七十歳以上の方々お一人お一人の大変貴重な記録の確認です。そこで確認ができるかできないかによって、その方が受給する毎月の年金の金額が大きく違ってくるわけです。それを果たして受託業者の従業員の方お一人の手にお任せしていいのかという問題が浮かぶ...全文を見る
○風間直樹君 大臣、これ、索出にミスがあったかどうかって分からないんですよ。だって、検証していないんですから、分かりようがないですよね。検証していないのにどうして分かるんですか、ミスがなかったって。
○風間直樹君 それに加えて、データそのものがない可能性も私はあると思うんですけれども、いかがでしょうか。  この索出ミスの責任をだれが負うかという問題は大変重要な問題だと思うんですね。これ、もしあった場合、大臣、先ほどの御答弁でもおっしゃいましたけれども、人間のすることですから...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  今日の質疑で、このワンビシの倉庫にある台帳記録、ここに潜む三つの穴を指摘させていただきました。  まず、すべてがデータ入力、オンライン化されているわけではない可能性があるということ。台帳の中にオンライン化されているものがない可能性があるというこ...全文を見る
○風間直樹君 いや、不思議なんですよね。この制度の導入が強行採決によって決まったのが二〇〇六年ですよね。二年前です。この二年間、厚生労働省が各自治体と連絡を取る時間は十分あったでしょうし、それぞれの自治体によって違う様々な点を確認した上で制度の円滑なスタートを促すという準備の期間...全文を見る
○風間直樹君 いろんな御事情はあったんでしょう。それは拝察いたします。しかし、七十五歳以上の方々全員に加入していただく制度の運営にやはり準備が間に合わなかったということは、これは私は厚生労働省の大失態だと思います。  大臣、私は、大臣は元々国際政治学者でいらっしゃって、私も元々...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。これはテレビ局の映像の取り違えかもしれません。  そこで、この制度の円滑実施ができなかった責任なんですが、大臣、これ今部長から御答弁ありましたように、最終的には去年の十二月から本格的な準備に入ったと、それがこの四月の十五日のスタートに間に合わなかった...全文を見る
○風間直樹君 今朝の産経新聞に、一面ですが、塩川正十郎さんのこれ記事が出ております。御本人が書かれたものですけれども、御自宅に後期高齢者医療制度の通知が役所から郵送されてきた、この一枚の紙切れは私の人生を否定するものでしかなかったと、塩川先生こうおっしゃっているんですね。国が間違...全文を見る
○風間直樹君 それです、はい、五ページです。後ろから二枚目です。  さらに、「私は、下記の医療行為について、受けるか否かについて以下のように希望します。」と。その項目として、まず輸液、希望する希望しない、次に中心静脈栄養、さらに経管栄養、四、昇圧剤の投与、五、人工呼吸器、六、蘇...全文を見る
○風間直樹君 最後に、これ厚労省のガイドラインに沿って出てきている、この資料も私は厚労省からいただいたと、この点を確認させていただきます。
○風間直樹君 終わります。
05月12日第169回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○風間直樹君 今日は甘利経産大臣と初顔合わせさせていただきます。よろしくお願いいたします。  経産省が行っております実験と、それから地震発生の相関関係について今日はお尋ねをさせていただきます。  まず、事実の確認をいたします。  経産省は、現在、二酸化炭素の地中貯留実験、こ...全文を見る
○風間直樹君 この実証実験、これだけ研究論文が世界各地で出ているわけでありますので、十分目を通すことは可能だと思います。それに目を通せば、液体あるいは水、これを地中に注入することが何らかの地震誘発のリスクがあるということは分かるわけでありますので、CO2を入れたときにそれが注入孔...全文を見る
○風間直樹君 これは、これだけ研究論文が出ているにもかかわらず、その可能性を考慮せずに実験を行っていると、これは極めて大きな問題だと思うわけです。その結果、新潟県では二回の大地震が起きたわけですよ。それで家屋敷を失った方もたくさんいらっしゃる、命を落とした方もいらっしゃる。そうい...全文を見る
○風間直樹君 CO2にとどまらず、やはりそれによって押し出された水がどの程度の範囲まで移動する可能性があるのか、その部分についても当然事前の調査をすべきだと思いますし、それをしたのかどうか、後日報告をいただきたいと思います。  大臣、現実に二回の地震が起きております。これは、や...全文を見る
○風間直樹君 大臣、これは従来の地震学説では説明のできない、現時点では、現象なんです。ただし、米国でも日本でも複数の学者の皆さんが様々な調査をされて、注水をしたときには地震を誘発するリスクが非常にあるという研究論文を複数まとめていらっしゃるんです。にもかかわらず、大臣が岩野原CC...全文を見る
○風間直樹君 それでは、その報告書を決算委員会に御提出をお願いしたいと思います。  委員長、お願いいたします。
○風間直樹君 先日、経産省から話を伺いました際に、私は去年の十月三十一日に災害対策特別委員会でこの質問を初めて行ったんですが、それを受けて経産省の方が地震の専門家に私が述べた内容についてヒアリングを行ったと。ヒアリングを行った専門家として四名の方のお名前をちょうだいしたんですが、...全文を見る
○風間直樹君 大臣、海外でもこうした実証実験、プロジェクト、行われております。経産省からいただいた資料の中でも、ノルウェー、カナダ、あるいはアルジェリア、オーストラリアと、CO2を地中に注入する実験を行っていると。  ただ、この岩野原で経産省、RITEが行った実験と根本的に違う...全文を見る
○風間直樹君 過去五年の実験はRITEに委託をしたわけですが、今度行う実験は、事業主体の公募、どんなふうに今進んでいますでしょうか。
○風間直樹君 これ、今年度からの実験の再開始、非常に注目度が高いんです。  まず新潟県では、恐らくほとんどの自治体がしり込みをするだろうと思います。もっと言いますと、もうほとんど反対、うちでは引き受けたくないと、こういう状況なんですね。  この新潟県内での実験、これはもう困難...全文を見る
○風間直樹君 今日、この委員会にも新潟県選出の議員が三人いらっしゃるんですね。私は全国比例ですが、塚田一郎先生、それから近藤正道先生と。塚田先生はまさにこの中越沖地震のときが地元で選挙運動をされていらっしゃいますので、直撃をされて、大変な経験をされたわけであります。近藤先生は去年...全文を見る
○風間直樹君 今私の手元に、このRITEがまとめた報告書がございます。二酸化炭素地中貯留技術研究開発中間評価資料という報告書です。これはA4の資料で相当の枚数があるんですが、八十四ページありますけれども、この資料をつぶさに見ておりますと、実は非常に詳しく出ているんですね、どういう...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございました。終わります。
05月16日第169回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○風間直樹君 今般、道路特定財源が来年度から一般化されるという閣議決定がなされました。これに伴いまして無駄の排除が期待をされるわけでございます。  今回の暫定税率の復活につきましても、国民世論の反対というのは非常に強かったわけですが、その背景には、今国会で道路問題の質疑を行う中...全文を見る
○風間直樹君 この概算要求の査定ですね、例年十月から十二月に行われるということでございますが、この段階で道路事業そのものの評価をより適切に行う、こういう工夫が一層求められるんだろうと思います。今年のこの概算要求の査定からはより査定を厳格に行うと、こういうふうに理解してよろしいんで...全文を見る
○風間直樹君 現在、特定財源の下で公益法人等の形を取り、約五十の企業、団体が道路特定財源にぶら下がっていると、こういうふうに言われております。その中で、例えば今国会における審議の中で様々な無駄が指摘されてきました。公益法人や団体が行う活動の無駄、例えば道路に関する案内を行うという...全文を見る
○風間直樹君 そこで、ちょっと具体的にお尋ねをしたいんですが、実はこの査定の具体的な方法ですとか、どのように行われているかという実態は、ふだん国民はこの査定の時期にテレビのニュースでその冒頭の場面、頭撮りだけを見ていると、実際の中身についてはほとんど分からないと、我々国会議員も同...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  道路事業、道路建設の部分については、かなりぎりぎりの査定をされているんだなという様子が伝わってまいりました。  ところで、予算査定の段階でされるのか、あるいは執行調査の段階でされるのかはちょっと分かりませんが、先ほど私が述べました、例えばみちカ...全文を見る
○風間直樹君 二つお尋ねしたいと思います。  まず、執行調査の時期は例年いつごろ行っていらっしゃるかということ。そしてもう一つは、みちカフェや「みちぶしん」あるいはタクシーチケットの膨大な金額にわたる使用と、こういったことは、これまで執行調査の中で財務省から国交省に、これはどう...全文を見る
○風間直樹君 時期はいかがですか。
○風間直樹君 そうしますと、この執行調査は、人数も三十五人に増やされたということですが、これまでは六人という人数だったわけですから、なかなか人数的な、物理的な制限もあると。また、サンプル調査だと思いますので、そういう意味では取りこぼしも出てくると、こういうことだろうと思います。 ...全文を見る
○風間直樹君 今日は大久保委員がいらっしゃいますのでチケットの例をちょっと挙げますが、昨日の夜の報道ステーションで、国交省の関東整備局ですか、地方整備局に民主党の議員が足を運ばれて、これは事前にアポを取って行かれたというふうに聞いておりますけれども、タクシーチケットの半券ないしそ...全文を見る
○風間直樹君 この概算要求の査定をする財務省にも厳しい姿勢が求められますが、一方、概算要求を出す方の国交省にも同様の厳しい感覚を持って不要なものは削っていただく必要があるんだろうと思います。  今日は、国交省から平井副大臣に御出席をいただいております。以前ニュースで、平井副大臣...全文を見る
○風間直樹君 平井副大臣、今日例に挙げましたみちカフェ、「みちぶしん」、あるいは膨大な金額のタクシーチケットの使用と、この中には既に廃止された事業もあるやに聞いておりますが、やはり来年度の概算要求では、今国会で指摘をされた様々なこうした無駄、やはり副大臣の指導の下で厳しくチェック...全文を見る
○風間直樹君 この予算編成の在り方について、今月号、二〇〇八年六月号の文芸春秋に大変興味深い指摘がございます。自民党の麻生太郎議員と与謝野馨議員の対談でございますが、この中でこういうことが述べられています。  まず麻生さんですが、今年度予算はこの国会でもみくちゃにされました、そ...全文を見る
○風間直樹君 この共同の予算編成という部分については余り直接的な御答弁はいただけなかったんですが、私も大臣と同じ認識でございまして、やはり諸外国と比べた場合、現在の日本の政府あるいは政治の決断、決定というのはどうしても遅くなりがちだなと思っております。それは決していいことだとは思...全文を見る
○風間直樹君 この落札率と予定入札価格、事前に資料をちょうだいしております。  今日なぜこの問題を取り上げたかといいますと、この日本道路興運株式会社がこれまで様々な問題を指摘されている。その会社が参議院の自動車運転の外部委託を受けたと。ちょっと一般的に見ると、どうなんだろう、何...全文を見る
○風間直樹君 事前にこの問題に関するやり取りを事務局とさせていただいた中で私感じたんですが、まあ恐らく事務局の方も何か悪い意図を持ってここに契約を落としたということはないんだろうと思うわけです。ただ、現在の予算決算及び会計令の中で、当然この法規に従ってこうした契約、外部委託を進め...全文を見る
○風間直樹君 この十九年度の入札ですね、最初四社が参加をされたと。ところが、この予定入札価格に比べて随分高い金額だったから入札を繰り返したと。三回目まで繰り返したところで辞退するところが何社か出て、最終的には一社が最後まで、四回目の入札まで応札をされたと、こういう経緯だと伺ってお...全文を見る
○風間直樹君 かいつまんで私の方から申しますと、最終的にこちらが予定していた価格、これを下回る業者が出てこなかった場合には、一番低い、安い金額で応札した業者と契約をしなくてはいけないと、こういう規則が会計令上あるわけですね。  ここに一つの今の法制度上の矛盾が私はあると考えるん...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  この問題は、多分私は法制度上のエアポケットだろうというふうに現時点では認識をしております。  先ほど私がお尋ねした部分、今ちょっと私から述べますが、会計令の九十九条の二にこのように規定されています。「契約担当官等は、競争に付しても入札者がないと...全文を見る
○風間直樹君 それでは最後に、こうした法制度上の言わば欠陥とも言えるものがございますので、これは同僚議員の皆様に今日指摘をさせていただきまして、私の質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月20日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○風間直樹君 まず最初に、このカンボジア、ラオスの両投資協定に関してお尋ねをいたします。  外務省からいただいたこの協定の資料を拝見しますと、投資家に対するメリットが記載されておりまして、その意義がうたわれておりますが、日本の投資家にとっての意義あるいは投資対象としてのこの協定...全文を見る
○風間直樹君 今御説明いただきましたように、非常に経済成長率が高いと。恐らく、両国とも政治的にも非常に安定をしているということでございますので、今後、現地の様々な企業の成長率も伸びていくんだろうと。そういうところに投資をする日本の投資家にとっても今回の協定の締結というのは非常に意...全文を見る
○風間直樹君 実は、私個人がアメリカ政府の知人、今この状況に大変詳しい知人に聞いたところでは、実は米国の同盟国からこの件での公表を遅らせるように強い要請があったと、こういう話でございました。私の推測では、この同盟国というのはまさにイスラエルそのものであろうと、こういうふうに考えて...全文を見る
○風間直樹君 私は五月の十七日の再放送を見ました。大変衝撃を受けたわけでございます。ちょっとこの番組でも紹介された経緯をざっと申し上げます。  まず、このオシラク原発がフランスの協力で七〇年代にイラクに建設をされたわけでございます。米国が相当外交努力でこの建設を止めようとしたけ...全文を見る
○風間直樹君 私も石破大臣の御認識に全く同感でございます。様々な可能性をやはり政府としてあるいは政治として検討することは当然の責務だろうと思います。  そこで、ちょっとお尋ねをしたいんですが、配付資料の一ページ目、表でございます。  平成五年のノドン1号の発射事件を受けて、当...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  そうしますと、北朝鮮が将来的に核を保有して日本がその射程に入ると、こういう状況が想定されるわけですが、これらの核攻撃を避ける、若しくは抑止する、その方策として現段階で考え得る手段というのはどういうことになるのかなと、これは国民の中にも不安がある部...全文を見る
○風間直樹君 石破大臣の御所見は非常に妥当な、同時に責任のある御答弁だと理解をいたします。  最後に、産経新聞の論説の副委員長、中静敬一郎さんという方のコラムを御紹介したいと思います。配付資料の二ページ目、裏側でございます。読ませていただきます。  日本に一時滞在中の戦略地政...全文を見る
○風間直樹君 そうですね。最後は両大臣にお願いできればと思います。
○風間直樹君 最後に。念のため、私もF15の利用を推奨しているわけでは決してございません。憲法の精神にのっとってこの拉致問題解決、私も目指していきたいと考えます。  ありがとうございました。
05月26日第169回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○風間直樹君 風間直樹です。  先週の宮崎証人への証人喚問の結果を踏まえまして、今日はまず額賀大臣にお尋ねをしたいと思います。  額賀大臣は、二〇〇二年から二〇〇六年までの計五年間、山田洋行から約二百二十万円のパーティー券を購入されていらっしゃいます。この後、山田洋行の事件を...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、大臣の場合は、一般的に御自身の政治資金団体のパーティーに関しては、購入していただいた企業には通常お礼はしていないと、こういうことでございましょうか。
○風間直樹君 私どもの感覚からしますと、これは与党と野党の違いもあるのかもしれませんが、五年で二百二十万円ですから一年間に約四、五十万円のパーティー券、購入していただいたと。こういうところに対しては、普通、何らかの謝意を表すのが通常なのかなと思いますが。  それでは大臣、山田洋...全文を見る
○風間直樹君 山田洋行のグループ企業が運営する平成ゴルフ倶楽部というものがございますが、こちらに行かれたことはございますでしょうか。
○風間直樹君 そうしますと、そのプレーをされたときのメンバーの中に、例えば山田洋行の関係者やあるいは今回一連の流れで名前が挙がっている秋山さんですとか、さらに大臣と大変親交が深いと言われている金子さんですとか、こういう方がいらっしゃったという事実はございますでしょうか。
○風間直樹君 それでは次に、この財団法人国際研修交流協会の金子さん、専務理事でいらっしゃいますが、この方と大臣は非常にお親しくていらっしゃると、こういう報道がされております。  初めて大臣がこの金子さんとお会いになったのは今から何年ぐらい前なのか、どういう場なのか。多分、学生時...全文を見る
○風間直樹君 大臣とはお幾つ違われますでしょうか。
○風間直樹君 大臣より上でいらっしゃるということでいいかと思うんですが、長年にわたる御関係だというふうに伺っていますけれども、大臣にとって金子さんというのはどのような存在の方なのか。尊敬をしていらっしゃるのは推測できますけれども、大臣にとってはどういう存在の方なのか、御答弁いただ...全文を見る
○風間直樹君 先般の宮崎証人の喚問の席で様々な新しい事実が出てまいりました。その中の一つに、赤坂のスナック「もくれん」で宮崎証人が大臣と会合を持ったと、こういう話が出てまいりました。喚問での話では、額賀大臣、宮崎証人それから守屋さん、そしてもう一方と、計四人で八人ぐらいしか入れな...全文を見る
○風間直樹君 これは、今後、恐らく次第にこのときの情報がいろいろ出てくると思います。  そうしますと、大臣、宮崎証人の証言では、このときにもう一人いらっしゃった方が大臣に携帯電話で連絡をされて、ここにいるから来ませんかと、それで大臣がいらっしゃったと、こういうことでございました...全文を見る
○風間直樹君 恐らく今の答弁を宮崎証人が聞かれたら、もし宮崎証人が先週木曜日におっしゃったことが事実だとすれば、非常に今の答弁が事実と違うのではないかと、当時の宮崎証人の記憶と違うのではないかと、こういう感想を恐らくお持ちになると思います。私もこの委員会室で宮崎証人の発言を一言一...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、この「もくれん」での会合そのものを認識していないと、こういうことだと受け止めます。  それでは、先ほどの平成ゴルフ倶楽部での話の中で、この席で宮崎証人と一緒になったとか、あっ、金子さんですか、宮崎証人と平成ゴルフ倶楽部で一緒にプレーをしたことがあると...全文を見る
○風間直樹君 大臣のような実力政治家になられますと、当然いろんな思惑を持った方が大臣との接触を望んでお近くに来られる、こういうことがあるんだろうと思います。  特に、大臣は防衛庁長官在職中に沖縄の名護市の滑走路の建設案の策定に関して非常にかかわっていらっしゃいます。様々な報道、...全文を見る
○風間直樹君 先日、証人喚問でもう一つ宮崎さんがおっしゃったのは、中国のお客さんを呼んだ席で額賀先生と御一緒したことがあると、このときは二十人ぐらいの席だったと、こういう話だったんですが、これは大臣、覚えていらっしゃいますか。
○風間直樹君 これまで私がお尋ねしたところでは、先週の宮崎証人の発言内容と今の大臣の発言内容にはかなり大きな開きがあるわけです。宮崎証人の場合は、これは当然、議院証言法に基づく偽証罪を適用される、このリスクの下で証言をされていますので、もし今日、大臣がおっしゃったことが事実だとす...全文を見る
○風間直樹君 お尋ねするまでもないと思いますが、金子さんとはお二人でこれまでも食事をされたり話をされるということは頻繁にございますね。
○風間直樹君 大臣、これまで様々な機会に、大臣の政治活動にかかわる疑惑が取りざたをされているわけでございます。  九八年、防衛庁長官在任当時、九八年の十月の十六日だったと思いますが、参議院の問責を受けて、その後、長官職を辞任をされていらっしゃいます。二〇〇〇年には、当時、経企庁...全文を見る
○風間直樹君 最後の仙台防衛施設局の件には触れられませんでしたけれども、これは何か理由があるんでしょうか。
○風間直樹君 今日この場で私が指摘した様々な点についてはすべて否定をされた、こういうことでございます。その結果、先週の宮崎証人の喚問内容とは大きな食い違いを生ずることになりました。宮崎証人は、偽証罪での告発も視野に入れながら、そのリスクを踏まえて答弁をされているわけでございまして...全文を見る
○風間直樹君 政府委員で結構ですから。まず政府委員でも結構です。
○風間直樹君 私が調べた範囲でも、通常、総合商社の場合は、この防衛関連部門の口銭率というのが一番低い、社員一人当たりの利益率と一緒で見ても一番低いと、こういったことでございますので、やはり現状は改善の余地がかなりあるんだろうと。この点は石破大臣に今後の省内での検討を通して改善への...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。その結果は後刻いただきまして、より詳細に検討させていただきます。  大臣、このCO2の地中貯留と地震の因果関係、やはりこれは究明をしておくべきだろうと思います。特に、二〇〇三年から二〇〇七年まで経産省が長岡市内で行った実験に関しては、その後、直接関係...全文を見る
○風間直樹君 この点はまた引き続き確認をしていきたいと思います。  最後に、残された時間で厚労大臣にお尋ねをしたいと思いますが、ねんきん特別便の発送費用、厚労省のミスで相当の再発送が行われております。この再発送に要した費用、御答弁いただけますでしょうか。
○風間直樹君 なぜこういうミスが、私ども民主党も度々の会議で記載の方法を変更すべきだと指摘をしたわけでありますが、それが反映されず税金から持ち出される形になった、起きたのか、大変疑問であります。この点は私もまた厚生労働委員会で追及をしていきたいと思います。  岸田大臣、大変恐縮...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○風間直樹君 本日、この委員会が参議院における事実上の後期高齢者医療制度、そしてその廃止法案の最後の審議の日であります。この制度そして廃止法案はまさに国民注視の内容であり、当然この委員会に対する本日の全国の国民の関心も非常に高いものがあります。  この後期高齢者医療制度について...全文を見る
○風間直樹君 大変責任の重い法案の審議であります。二十五名の定数中、残された十四名の我々委員で真剣な質疑を行い、そして真に国民のためになる制度の確立に向けた議論を行いたいと思います。  また、委員部にお願いをしますが、この委員会継続中の間も、是非与党議員には出席要請を継続して行...全文を見る
○風間直樹君 この推計にやはり大きな疑義がある。そして、その推計の結果出された七割の人の保険料は下がると、こういう結論に対して、高齢者の負担の実情を必ずしも反映していないと、厚労省の担当課長の話がありました。  法案提出者に伺いますが、今の厚労省の説明に対してはどのような認識を...全文を見る
○風間直樹君 確かに、今法案提出者が御答弁のとおりであります。  昨日のニュースを見ておりましても、この調査結果に対する様々な不満の声も聞かれるようです。例えば、昨日の夜のニュースで栃木県の県庁の担当者の声が紹介されていましたが、これから調査をする段階でまだ実態を把握していない...全文を見る
○風間直樹君 実は、この厚労省の調査結果、今日、配付資料で皆様の元には配っていないんです。そこで、今委員長にお諮りをしまして、御用意をお願いできるかどうか御判断をお願いいたします。
○風間直樹君 ちょっと資料の準備がないまま質問をしました。大変失礼しました。  資料に関係のない質疑から先にさせていただきたいと思います。  三日の質疑で、自民党の尾辻議員から大変示唆に富む内容のお話がございました。このようなお話をされました。今回の後期高齢者医療制度、七十五...全文を見る
○風間直樹君 大臣、そうおっしゃいますが、今七十五歳以上のこの後期高齢者医療制度に移行したお年寄りがこれだけ悲鳴を上げていらっしゃる原因というのは、まさにこの公費の部分の負担が少ないというところにも大きな理由があるんじゃないでしょうか。  本来、この制度設計の当初の考えであれば...全文を見る
○風間直樹君 この議論、また後ほどさせていただきます。  それでは、資料が配付されましたので先ほどの議論に戻りたいと思います。  昨日発表されたこの保険料額の変化に関する調査の結果、国民の実感、お年寄りの実感とどうも、七割の方の保険料が下がるという部分、違うのではないかという...全文を見る
○風間直樹君 この資料は、度々この委員会審議でも我々使っておりますので、御説明をお願いします。
○風間直樹君 それでは私から申し上げますが、まず二方式、市町村数の割合が二・四%、加入者の割合が一四・六%、三方式ではそれぞれ一七・一%、三八・九%、四方式では八〇%、四六・四%と、こういう数字になっておりますね。  つまり、市町村の数とそれに見合う加入者の数、これだけ大きな開...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、今の御説明では、この市町村数、自治体数から加入者数の割合、その調整は加味しなかったという理解でよろしいですか。
○風間直樹君 御答弁の意味が分からないんですね。私が伺ったことにも答えていただいていない。  法案提出者に伺いますが、今の厚労省の答弁についてはどのような評価をされますでしょうか。
○風間直樹君 今の点、そのままお尋ねします。局長、いかがですか。
○風間直樹君 ちょっと不明瞭だと思うんですね。大塚議員、いかがでしょうか。
○風間直樹君 今、大塚委員おっしゃるように、我々ふだんこの話を説明を聞く際にはいつも課長が来られます。課長の話でも理解ができない点が多々ある。今、この二点目のポイント、五ページ目の表三について大塚議員から質問を受けて、私がそれをお尋ねしましたが、局長、これは今の御答弁ではだれも分...全文を見る
○風間直樹君 これはおかしいと思うし、更に不透明度が高まったと思いますね。何でこういうことになるんでしょうか。  大塚委員、何か御所見はございますか。
○風間直樹君 局長、これはまさに今、大塚委員のおっしゃったとおりで、やはりこうした国民に対して説明をし、あるいは国会に対して説明をする資料の中でこういう書き方は私もまずいと思うんですね。その点、認識はいかがですか。
○風間直樹君 どうも責任ある御答弁になっていないんですね。  舛添大臣、責任持ってこの点説明してください。
○風間直樹君 この問題に限らず、今回の廃止法案を野党共同で提出した。この法案審議にはやはり厚労省が持っていらっしゃる様々なデータが根拠として必要なんです。  今朝、私ども、昨日のこの調査結果を受けて、厚労省に、どういう計算、推計を行ったのか、その根拠を示してほしいとお願いをしま...全文を見る
○風間直樹君 局長ね、大臣もよく聞いてください。参議院の委員会での質疑は今日最後なんです。その前日に厚労省がああいった調査を出した。これに国民が驚愕した。私たちはこの内容をしっかり精査する責務があるんです。あなたはその責務を放棄せよとおっしゃるんですか。もしそういうことであれば、...全文を見る
○風間直樹君 私はこれ以上質問をできません。  委員長にお諮りしますが、理事の皆さんで、今私が局長に通告した三点について至急出すように協議をしていただきたい。お願いいたします。
○風間直樹君 それでは舛添大臣、私の今の求めに対していま一度御答弁をお願いします。
○風間直樹君 では、よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。  今回調査は、市町村国保から後期高齢者医療制度に移行した人を対象としていました。この中にサラリーマンの被扶養者だった約二百万人は含まれておりません。この人たちは一〇〇%負担増になるという認識でこれはよろし...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、今回の制度の対象者千三百万人中トータルで保険料が減少する方が何%になるのか、これを計算してみたんですね。すると、昨日の調査では六九%とおっしゃっているんですが、実は五三%に下がるんですよ。さらに、いわゆる天引き増税、つまり、今まで息子さんが親の保険料、...全文を見る
○風間直樹君 それでは、障害者の百万人、この方々はどうなりますか。
○風間直樹君 いや、そうしますと、これ余りにも弱者の方々に対する配慮がないんじゃないですか。障害者は考慮していない、低所得者のうち三九%が保険料増額になる、何でこういう方々に配慮をされないんでしょうか。大臣、なぜですか。
○風間直樹君 これまでの説明を伺っておりましても、私は、国民の生活を守る、健康を守るという政府の責任を果たしていらっしゃらないと思います。  今、私どもは総理に対する問責をどうするかという検討をしておりますが、私自身はこれは十分問責に値すると。まず、議論の根拠となるデータをなか...全文を見る
○風間直樹君 はい、分かりました。  最後に一言申し上げて、質問を終わりたいと思います。  今回、厚労省はモデル調査を行いましたが、私たちはサンプリング調査こそが必要だということを申し上げています。この調査を、サンプリング調査を行うことを最後に強く要望いたしまして、私の質問を...全文を見る
11月17日第170回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○風間直樹君 今日は、まず最初に、都道府県の雇用開発協会の不正経理事案についてお尋ねをしたいと思います。  皆様には、お手元の配付資料、一枚目と二枚目を御覧いただきたいと思います。  今年も検査院によります決算検査報告、今ほぼ取りまとめられまして近々出てくると伺っているんです...全文を見る
○風間直樹君 この不正事案の内容なんですが、まず厚労省からこの機構に対して交付金等として年間約五百億円が出ていると。この五百億円のうち、機構から今度は雇用開発協会に対して委託費として年間七十億円が出ています。この七十億円に係る不正が今回の事案ということになります。  この委託費...全文を見る
○風間直樹君 検査院の調査では、数年前から継続して四十七都道府県の雇用開発協会にこの調査をしてきていると。判明した分、まず昨年報告し、そしてまた今年報告をしたと、こういう経緯であります。  これ、昨年の指摘を受けて既に改善のための具体的措置がとられていると思うんですが、これはど...全文を見る
○風間直樹君 今、監査体制についてのお話がありましたけれども、四十七都道府県の雇用開発協会それぞれで恐らく監査体制の在り方というのは違っていると思うんですね。これだけの不正が指摘されたということは、相当監査体制も私は緩いんじゃないかと考えています。  今お話の中に、この協会の監...全文を見る
○風間直樹君 舛添大臣、ここまで話を進めてまいりましたけれども、まず明らかなのは、協会の内部監査体制というものをいま一度見直して、実質的な監査が行われる体制をつくるということだと思います。これは協会にお任せすべき事案かというと、私はそうではないと思います。やはりそこに大量の天下り...全文を見る
○風間直樹君 同時に、協会への労働局を中心とした天下りですが、やはり五七%天下っているというのはちょっとこれはやり過ぎじゃないでしょうか。さらに、事務局長が実質ほぼ全員行っていると、労働局からですね。こういう点も見直さなければいけないと思うんですが、大臣はこの協会への天下りについ...全文を見る
○風間直樹君 大臣、この雇用開発協会の件は極めて悪質なケースなんですね。つまり、労働局から多数のOBが入っている。そこで、労働局の不正経理体質まで伝播しているんじゃないかと、こういう疑いが強いからなんです。ですので、他の公益法人や独法とはまた事情が違うと私は思います。この特殊性に...全文を見る
○風間直樹君 さて、もう一点、委託費の問題なんですが、実はこの委託費というのは補助金のように特別法ではなくて使用規定が事実上民法に準ずると、こういう事情がございます。このあいまいさが多額の不正経理を生む原因になっているのではないかと私は思うんですけれども、厚生労働大臣、この点やは...全文を見る
○風間直樹君 官房長官にお尋ねしますが、検査院の決算検査報告でもこの委託費についての指摘というのが最近非常に目立つようになってまいりました。十八年度を例に取りますと十一件、うち不当事項それから処置を講じた事項が計七件、この分にかかわる指摘金額で約五億円、検査院から指摘をされており...全文を見る
○風間直樹君 こうした不正経理の事案が明らかになった場合、検査院に与えられている権限がございます。これは検察への通告という権限でございまして、御承知のとおり、会計検査院法の第三十三条で、検査院は、検査の結果国の会計事務を処理する職員に職務上の犯罪があると認めたときは、その事件を検...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、過去の例を伺いますが、これまでこの三十三条に基づいて検察庁に通告した事例、昭和二十七年以前は約十件あったと、しかし二十八年以降はないというふうに伺っているのですが、その理由について御答弁いただけますでしょうか。
○風間直樹君 先ほど柳澤委員の質疑の中で、検査院法の見直しをしてもう少し大きな権限を検査院に与えることを考慮すべきではないかという御指摘がありました。  私も、この三十三条につきましては、国の会計事務に関してのみ検察に対して通告することができるというのは、恐らくこの条文が制定さ...全文を見る
○風間直樹君 この理由がよく分からないんです。情報管理を徹底して居住者の無用な混乱を避ける目的と今おっしゃいましたが、情報管理というのはどういうことなんでしょうか。
○風間直樹君 これは、やはり今の御説明は十分な説明責任には余りなっていないと言わざるを得ないと思うんです。今年度以降改められたということですので、これはこれで結構ですが、恐らく、私ども今後調べていくと、都市再生機構におきましてもほかの機構におきましても、こういう例がほかにもたくさ...全文を見る
○風間直樹君 こういう指摘を見ましても、この独立行政法人からの天下り職員が公益法人に多数行くというのは、やはり根本的に見直していかなければいけないと思うわけであります。今回の会計検査院の報告を受けまして、天下りと随意契約のその相関性というのは私はこれでもう明白になった、非常に明ら...全文を見る
○風間直樹君 十九年六月の決算審査措置の要求決議に対しまして、政府が本年一月に講じた措置を国会に報告して次の表明をしています。つまり、各法人が随意契約見直し計画の策定過程において、関連法人との契約を含めて徹底的な見直しを行うこと。さらに、その結果、独立行政法人全体で平成十八年度に...全文を見る
○風間直樹君 ちょっと整理をさせていただきます。  そうすると、官房長官としては領収書を整理、調査した上で公表する用意はあるけれども、それを実際公表するかどうかは外交防衛委員会の理事会の判断を待つと、こういうことでよろしいんでしょうか。
○風間直樹君 参議院の予算委員会、開催されましたときには、そうではなくて、できるだけ早く調査をして公表をするとお約束されたんじゃなかったでしょうか。
○風間直樹君 済みません、よく分からないんですが、そうすると、なぜ外交防衛委員会の理事会なんですか。
○風間直樹君 ただ、予算委員会で、官房長官お答えになっていますよね、速やかに取りまとめて公表すると。時期は明示されませんでしたけれども。私どもそれを待っているんですが、それがなぜ外交防衛委員会の理事会になってしまったのか。  逆に言うと、この決算委員会で私が理事の皆さんに理事会...全文を見る
○風間直樹君 外交防衛委員会の質疑録を読んでおりませんので、どういう経緯でそういう形になったのか、ちょっと釈然といたしませんが、では、私の方からも委員長にお願いをいたします。  ここは決算委員会でありまして、やはり国の機関の様々な決算を審査する場でありますから、官房長官のこの問...全文を見る
○風間直樹君 終わります。
12月12日第170回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○風間直樹君 よろしくお願いします。  今日、本題に入る前に、ちょっと二、三分時間を割きまして河村長官にお尋ねをしたいと思います。事務所費の問題です。速やかに終えて本題に入りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。  先般、決算委員会で、私、長官にこの件、質問をさせてい...全文を見る
○風間直樹君 おっしゃっている意味が分かりません。分かりません、何を言っているのか、全く。  つまり、記者会見で公表を約束されましたね、約束されましたね。(発言する者あり)今入ります、速やかに終えて。約束されたということは、政治資金規正法に基づいて疑惑を受けているわけですから、...全文を見る
○風間直樹君 それはあなたが御自身の見識に基づいてされるべきことじゃないですか。我々委員会がやることじゃないんですよ。理事会で対応していないんですよ、今議事録読んだように。対応していないんですよ、理事会では。あなたが判断して公表すべきと約束したんですから公表する、それが筋でしょう...全文を見る
○風間直樹君 答弁に納得できません。(発言する者あり)
○風間直樹君 それでは、長官ですね……(発言する者あり)
○風間直樹君 長官、今日は時間がないということでこれぐらいにしておきますが、後日またやらせていただきますので御覚悟のほどお願いいたします。(発言する者あり)そうじゃない、そういう事実はありませんので、後日これ、またやらせていただきます、バトンタッチして。  それでは、本題に入り...全文を見る
○風間直樹君 明らかにしてほしいと言っているわけではないんです。大臣御自身が御存じかどうかだけを聞いているんです。
○風間直樹君 そうではなくて、ミスターXという方がどういう立場、北朝鮮でどういう所属だったかということは大臣が御存じですかと聞いているんです。
○風間直樹君 官房長官はいかがですか。御存じでしょうか。
○風間直樹君 大変不思議なんです。といいますのは、当時、小泉政権下では川口外務大臣もこれは御存じでした。これは委員会でもそうおっしゃっています。そして、当時の官房長官も御存じでした。外務省では外務次官と当時の局長が御存じだったと、このように報道をされております。  局長、齋木局...全文を見る
○風間直樹君 そうすると局長、外務大臣と官房長官には局長からはミスターXがどういう立場のどういう所属の人物だったかはブリーフィングしていないということでよろしいですね。(発言する者あり)
○風間直樹君 今、これ、どういう意味で質問をしているのかという声がありましたが、大問題なんですよ、実は。つまり、日本の外交の最高責任者あるいは官房長官が、北朝鮮との交渉窓口が過去どういう立場を相手にしていたかということを御存じないということは、実は今後の拉致問題の交渉の持ち方を政...全文を見る
○風間直樹君 外務大臣、私が確認した限りでは、ミスターXというのは当時の北朝鮮の秘密警察の最高幹部だったんですね。当時四十五歳です。六年前ですから、今五十一歳です。あの交渉の責任を問われまして、今、対日窓口からは外されています。しかし、なお今この秘密警察、国家安全保衛部というとこ...全文を見る
○風間直樹君 つまり、八千万円だけ払われて、あとは未払だと、こういうことですね。  これは私も確認をしましたら、農水省がおっしゃるのは一番最初の支払分だけ払ったと。それ以降ずっと滞っていると。これ、債権全部で八十五億円なんですね。つまり、八十五億円の大半が今のところは北朝鮮は支...全文を見る
○風間直樹君 実は、この九五年からの米支援は一つの目的があって行われたというふうに巷間言われております。  その目的は何かといいますと、当時の北朝鮮における対日交渉の窓口であった金容淳書記という方の失脚を防ぐためだと言われているんです。当時、この金容淳書記は、北朝鮮における対日...全文を見る
○風間直樹君 済みません、ちょっと今聞き取りにくかったんですが、局長が交渉相手とされる場合の外交官と、この秘密警察ないし工作機関の担当員との違い、局長から御覧になって何でしょうか、もう一回お願いします。
○風間直樹君 局長のお立場では、過去、おっしゃるように、秘密警察や工作機関の担当者と交渉されたことはないということだろうと思いますので、ちょっとこの問いお答えにくいのかもしれません。  今日、私が大臣それから官房長官、局長に是非お願いをしたいことが一点ございます。  今一例を...全文を見る
○風間直樹君 今長官がおっしゃったような方針で、是非、今後の対北交渉を取り組んでいただきたいと思います。  ところで、気になりますのは、宋日昊大使がいなくなってしまったと。そうするとこの拉致問題の交渉の先方の窓口がどうなるのかという不安を抱くわけでありますが、齋木局長、この点の...全文を見る
○風間直樹君 念のためお尋ねしますが、最後に宋日昊大使にお会いになったのはいつですか。
○風間直樹君 では、次の質問に移らせていただきます。最後の質問になると思います。  二〇〇七年二月十三日の六者協議における成果文書に基づきまして、北朝鮮に対して百万トンの重油がこの六者協議の参加国から供与されると、こういうことになっております。これは日本は留保しているわけであり...全文を見る
○風間直樹君 その点、是非、作業部会で協議をしているということですので、この作業部会、日本の担当者も顔を出されているということですから確認を取っていただきたい、このことをお願いしたいと思うんです。  といいますのは、過去、実はこれ、ちょっと禍根を残すことがあったわけです。九四年...全文を見る
○風間直樹君 終わります。
12月18日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○風間直樹君 おはようございます。  今日は、障害者雇用促進法改正案の質疑をさせていただきます。午後からちょっと空模様が変わるような気配もいたしますが、まずは、さわやかな朝ですので粛々とさせていただきたいと思います。  今雇用情勢が非常に悪化をしておりまして、こういう状況が障...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、百人以下の中小企業、厳密に言うと五十六人以上百人以下につきましても、企業は障害者を雇用する義務を負うという制度の原則がこれはあるわけですので納付金制度の適用対象とするのが適切ではないのかなと、こういうふうにも思うんですが、今回の改正案ではそうなっていな...全文を見る
○風間直樹君 今の景気の悪化の中で、中小企業の経営というのは非常に厳しくなってきていると思うんですね。今お話しいただきましたように、障害者を雇用してもらうと、こういう哲学、原理原則、それに基づくとはしましても、やはり一方で、中小企業の経営、今現状どうなのかと、こういう視点もあるわ...全文を見る
○風間直樹君 このように議論してきますと、中小企業に対しては、この改正案の納付金制度の対象の拡大と、それは必要なんでしょうけれども、またその一方で、障害者を新しく雇い入れる、あるいはその後しっかり職場定着をしていただく、そういうことができるように公的な支援をしっかり行っていくこと...全文を見る
○風間直樹君 今の御答弁にありました中小企業に対する雇入れ制度ですね、この拡充というのは確かにいいことだと思うんです。ただ一方で、これ雇った場合の助成金であるわけですから、ちゃんと雇用を続けると、障害者の方が働き続けられるような支援、これが非常に大事だと、こういうふうに思います。...全文を見る
○風間直樹君 今の御答弁を整理しますと、企業が雇用しなければならないという、こういうベースの方でまず二万人増えると、更に加えて、短時間労働でなら働きたいと、こういう障害者の方々の働き口も同時に増えると、こういうことだろうと思います。  一点確認をしておきたいんですが、障害者雇用...全文を見る
○風間直樹君 今回、これまでカウントされていなかった短時間労働の障害者、この方々も雇用率にカウントされるようになると、これによって、御本人の意向に反して今までフルタイム労働だったんだけれどもそれが急に短時間労働にあなた移ってくださいよと、こういうふうに迫られたり、あるいは短時間労...全文を見る
○風間直樹君 この点は、現実に起こっていることでありますので、くれぐれも御留意をお願いしたいと申し上げたいと思います。  次に、今回の改正案で盛り込まれております雇用率の算定特例について、ちょっと技術的な話も含まれるかもしれませんが、検討してみたいと思います。  従来、この雇...全文を見る
○風間直樹君 この障害者に対する特別な配慮というのは具体的にどういったことを指すんでしょうか。
○風間直樹君 この企業グループなんですが、最近は非常に複層化しているケースもありまして、親会社、子会社、孫会社と、こういう重層的なケースもあるわけです。グループ特例の上に更に別の企業グループ特例が認められる、こういうふうになりますと、末端の孫会社あるいはひ孫会社の障害者雇用の責任...全文を見る
○風間直樹君 今回の改正案の中の中小企業の部分にしても短時間労働の部分にしても、やはりこの障害者の雇用促進に資するだろうというふうに思うんですが、問題点や懸念も払拭されたとまでは言えないだろうと、このように感じております。今後も法律あるいは制度の状況をしっかり検証して私どももいき...全文を見る
○風間直樹君 大臣、できれば、もう年の瀬でありますし、これは、その年を越して、じゃ来年自分がいつ受け取れるんだと、こういう不安を持ったその受給を待っているお年寄り、大変多くいらっしゃるんですね。中には御夫婦で介護をし合っていると、こういうケースもあるようでありますので、やはり我々...全文を見る