風間直樹

かざまなおき



当選回数回

風間直樹の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○風間直樹君 最初に、北朝鮮のミサイル発射問題につきましてお尋ねをいたします。  まず、この自衛隊法の八十二条に定められた緊急対処要領についてお尋ねをいたしますが、八十二条の二の三項、「事態が急変し同項の内閣総理大臣の承認を得るいとまがなく我が国に向けて弾道ミサイル等が飛来する...全文を見る
○風間直樹君 防衛大臣に伺いますが、そうしますと、少なくとも国交省あるいは総務省との間であらかじめ時間を設けて連絡を取り相談する必要があると。  北朝鮮が発射時期として明示していますのが四月の四日から八日ということでありますので、もうそろそろこういった連携をされないと間に合わな...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、念のための確認ですが、自衛隊法の八十二条には、あらかじめ総理の承認を得て、これは安全保障関係閣僚会議ということになるんでしょうけれども、そのことと、それから総理の承認を得るいとまがない場合にはと、この二つが規定されていますけれども、今大臣がおっしゃった...全文を見る
○風間直樹君 鴻池官房副長官お越しいただいておりますので、お尋ねをいたします。  今回北朝鮮がミサイルを発射した場合、政府として制裁措置を検討する考えがあると、こういった発言がマスコミに対する取材の一環としていろいろなされております。今日の新聞にも、外務省の齋木局長がそれに類す...全文を見る
○風間直樹君 最近の総理の様々な発言を伺っておりますと相当強い決意をお持ちでいらっしゃるようにお見受けをいたしますが、官房副長官も、総理の身近にいらっしゃって同じような印象を抱いていらっしゃるんでしょうか。
○風間直樹君 それでは、続きまして北方領土の返還交渉につきましてお尋ねをいたします。  去る二月十八日にサハリンにおきまして日ロの首脳会談が行われました。ここでこの領土の返還に向けて交渉を一段と加速していくと、こういった趣旨のやり取りがあったように感じております。この背景には、...全文を見る
○風間直樹君 ロシアの大統領が出したその新たな独創的で型にはまらないアプローチ、この下で作業を行うと。これはどうも内容がはっきり分からないんですけれども、外務省としてはこの内容をどのように分析、解釈していらっしゃるんでしょうか。
○風間直樹君 念のため確認ですが、当然、我が国の政府としては、これまでの日ロ間あるいは日ソ間で合意をされてきたあるいは締結されてきた様々な条約あるいは内容に基づいて、この大統領の言う新たな独創的で型にはまらないアプローチというものへと発展させていくと、こういった考えでよろしいです...全文を見る
○風間直樹君 もう一点、こういう表現が出てくるんですが、麻生総理からは、昨年十一月の首脳会談後にメドベージェフ大統領が事務方に具体的な指示を出されたことはうれしく思うと、こういうふうに述べたという表現が出てきます。  この大統領が事務方に出した具体的な指示の中身というのはどんな...全文を見る
○風間直樹君 同じ文書の中で、両首脳は、この問題を我々の世代で解決すべく、帰属の問題の最終的な解決につながるよう具体的な作業を加速するよう事務方に追加的な指示を出すことで一致したと、こうあります。  日本政府としては、あるいは麻生総理としては、この追加的な指示を既に事務方に出さ...全文を見る
○風間直樹君 ちょっとここで外務大臣にお伺いしたいんですけれども、麻生総理は、御本人が外務大臣在職当時、いわゆる北方領土の面積折半論と、こういった趣旨の発言をなされたことがあります。その上で、先日、二月十九日の衆議院の予算委員会におきまして、これは鈴木宗男議員が質問をされたことに...全文を見る
○風間直樹君 そこは非常に大事な部分だと思っているんですけれども。  さきの二月の十八日の日ロ首脳会談の内容を見てみますと、国境の画定の最終的な解決を図る、そのために双方が交渉し、努力をしていくと、こういうことになっているわけですが、この国境の画定の最終的な解決を図る上で、今後...全文を見る
○風間直樹君 大臣としては、現時点で日ロ間の国境をどこに引くべきだというお考えはお持ちでしょうか。
○風間直樹君 そうしますと、かつて川奈提案でなされたと、これは巷間言われているんですけれども、択捉島と得撫島の間に国境線を引くというのが一つの選択肢と、このように受け止めてよろしいんでしょうか。
○風間直樹君 分かりました。  では、続きまして、質問を次の項目に移らせていただきますが、北海道の通信基地に配属をされております女性自衛官の任用拒否の問題につきましてお尋ねをいたします。  簡単に経緯を申し上げますが、二〇〇四年、陸上自衛隊に入隊をされた女性自衛官が、翌五年、...全文を見る
○風間直樹君 この事件の調査委員会があるのかどうか、またあるとした場合、そこの報告書といったものが出されているのか、さらに何らかの、こういったセクハラ事件ですから再発防止策が講じられているのかどうか。この三点、お尋ねをいたします。
○風間直樹君 大臣にお尋ねしますが、この女性自衛官の任用継続の拒否につきましては、大臣もその経緯を把握していらっしゃるということでございましたけれども、大臣として継続を拒否することについてそれが正当であると考えていらっしゃるかどうか、またその根拠は何か、お伺いできますでしょうか。
○風間直樹君 これは政府参考人にお尋ねをいたしますが、今回、任用継続をしないという理由が御本人に対しても明らかにされていないということであります。過去に同じように任用継続をしないとされた元隊員の方々たちに対しても同様、御本人にさえその理由は示されなかったんでしょうか。その点、御答...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、大臣、具体的にこういう理由で任用継続をしなかったということを把握していないという事務方の御答弁でございましたけれども、そうしたら大臣としては、あくまでもその経緯のみ承知していらっしゃると、その詳細な内容については承知されていないと、こういうことでよろし...全文を見る
○風間直樹君 参考人にお尋ねしますが、かつて同様のケースで訴訟になった、裁判になったケースというのはあるんでしょうか。任用継続をしないといったことに対して隊員から裁判を起こされたというケースは過去ございますか、ほかのケースで。
○風間直樹君 過去にこの継続任用を志願したけれども任用されなかった人数という資料が手元にあるんですが、平成十五年から十九年までの五年間、航空自衛隊ではお一人のみなんですね。海上自衛隊では六人ということになっています。非常にレアなケースだということであります。  大臣、私からの一...全文を見る
○風間直樹君 時間が参りましたので、終わります。
04月23日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○風間直樹君 この協定の審議、随分続いているわけでありますが、率直に申しまして非常にストレスのたまる審議であります。委員が求めている答弁内容が政府からほとんど出てこない、一体何のためにこの協定を締結するのか、その真意が見えてこないというのがこれまでの審議を見ておりましての私の感想...全文を見る
○風間直樹君 私自身は、今大臣おっしゃいましたように、まず一点は国益の維持だろうと思います。もう一点は、やはり条約の、協定の批准の審議に当たっては、国税の支出に値する内容かどうかということが厳しく審議をされるべきだろうと思っています。  この国益の維持という観点からは、私はこの...全文を見る
○風間直樹君 先日、おととい、大阪の橋下知事が衆議院の総務委員会で、出席をされまして、参考人としてですね、国の直轄事業の地方負担金について廃止を求められました。手元にそのときの新聞記事があるんですが、こんなふうな話をされています。僕みたいに中小企業のおやじ感覚からすれば、あんな請...全文を見る
○風間直樹君 それでは、大枠が決まって、その後細部が決まる都度、日本政府が負担すべき、拠出すべき真水の金額を決めても差し支えないんじゃないですか。
○風間直樹君 政府のお立場では、衆議院で今与党が三分の二を持っている、参議院では与野党が逆転している、しかし条約、協定の批准に限っては、これ逆転していても衆議院さえ通過すればその後所定の日数を経過した上で成立すると、こういうことですから、国会に対して今私が答弁を求めたような内容の...全文を見る
○風間直樹君 今日、お手元の配付資料にその訳を付けました。配付資料の三枚目からですが、これは、先般私どもこの委員会の委員が沖縄県の米軍基地を視察した際に宜野湾市役所から提供されたもののコピーであります。この資料の一番後ろに部隊名が載った図が掲載されています。こちらを御覧いただきま...全文を見る
○風間直樹君 アメリカの海軍はアメリカの下院の軍事委員会にこの図を含む詳細なデータを提供したと。その理由はなぜかというと、提供を求める関連法令があるからでありますが、突き詰めて言うと、やはり米国民の税金の拠出を伴うからであります。一方、日本政府は日本の国会に対して詳細な移転するユ...全文を見る
○風間直樹君 この真水二十八億ドルの拠出に関しては毎年度予算に計上すると、こういう先ほどの御説明でありましたけれども、そうは言いながらも二十八億ドルの拠出という大枠は今回の協定の批准によって決まると、この点についてはやはり腑に落ちないものを感じるわけであります。  さて、この宜...全文を見る
○風間直樹君 政府側にお配りしてあります宜野湾市の基地渉外課作成の資料、グアム駐留米軍強化の可能性と打たれた資料でありますが、この中に、今我々、恐らく政府もそうだろうと思いますが、日本に残るだろうと想定をしております第三一海兵遠征部隊、海兵隊員約二千名、この部隊が将来的に、英文そ...全文を見る
○風間直樹君 そうです。
○風間直樹君 政府側だけです。ちょっと急だったものですから。これです。
○風間直樹君 資料の配付につきまして手違いがありまして、大変失礼いたしました。  その上で、この三一海兵遠征部隊のグアム政府内部における位置付けについて簡単に御説明をいたしますと、今、梅本局長から御答弁ありましたように、この三一海兵遠征部隊は、基本的には、東アジアで有事が発生し...全文を見る
○風間直樹君 続きまして、協定内容の解釈についてお尋ねをしたいと思います。この点は通告をしてありませんので、ちょっとゆっくりお尋ねをさせていただきますが、協定の八条であります。  協定の第八条、このように書かれています。「アメリカ合衆国政府は、同政府が日本国の提供した資金が拠出...全文を見る
○風間直樹君 つまり、あくまでも資金の拠出の結果造られた施設あるいはインフラストラクチャー、これに変更が生じる場合にということでよろしいですね。
○風間直樹君 続いて、普天間基地のクリアゾーンについてお尋ねをしたいと思います。  先般、この委員会で米軍基地の視察をしました折に、普天間基地も視察を行ってまいりました。私ども委員はバスに乗りまして、この普天間基地の滑走路を囲む外縁部分の道路を一周いたしました。そのときに、小学...全文を見る
○風間直樹君 今いろいろ御答弁いただいたんですが、結果としては事態は改善されていないと思うんですね。  委員の皆さんのお手元に配付資料でこの普天間飛行場のちょっと地図をお配りしております。これ御覧いただきますと、赤丸が公共施設、それから黄色が幼児保育施設、さらに赤の塗りつぶしの...全文を見る
○風間直樹君 外務大臣、今このやり取りをお聞きになっていかがですか。外務大臣の率直な印象をお聞かせください。
○風間直樹君 浜田防衛大臣、日本の航空自衛隊の基地で、国内の、こういう状況の基地というのはありますでしょうか。
○風間直樹君 外務大臣、私この普天間を視察しまして端的に思いましたのは、もしここでもう一度航空機事故が起きた場合、先年、沖縄国際大学にヘリが墜落する事故が起きましたけれども、ああいった事故がこのクリアゾーンないしAPZの中で起きた場合、これは大変なことになるなというふうに感じまし...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございました。  終わります。
04月27日第171回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○風間直樹君 民主党の風間直樹です。よろしくお願いいたします。  今日、まずミサイル発射についてお伺いをしたいと考えております。  今回、私、外交防衛委員会の委員でもあるんですが、委員会審議を通じまして、この北朝鮮のミサイル発射に際して、日米同盟が果たして機能したのかという問...全文を見る
○風間直樹君 今御答弁いただいた内容、まあアメリカの公式的な表明ですが、果たして本当にそうなのかなというふうに思います。  手元に四月十四日の産経新聞の古森義久さんの記事があるんですけれども、このような記述が出てまいります。海上自衛隊の元幹部の発言ということなんですが、日本側の...全文を見る
○風間直樹君 大臣、実は今日は四時から官房長官の記者会見がおありになると、こういうことで私ども質問時間を短縮させていただいているんです。ですので、答弁も恐縮ですが短めにお願いしたいと思うんですが。  私の質問は、安保条約には今回の北朝鮮のミサイル発射事案のような武力による威嚇を...全文を見る
○風間直樹君 ところが、今回、どうも日米安保条約上の抑止の効果というのは発揮されなかったのではないかという感が否めないわけであります。  そこで、改めてお尋ねをしたいんですが、この日米同盟が抑止力として機能するために、私は少なくとも二つの要素が必要ではないかと考えております。す...全文を見る
○風間直樹君 今大臣より、二月ですか、クリントン国務長官との会談時に、いわゆる米国による日本防衛義務を確認されたという御答弁をいただきました。  さて、残り時間があと五分ほどでありますが、拉致問題に入りたいと思います。  先日、私は、アメリカの元国連大使でありますボルトン氏が...全文を見る
○風間直樹君 私は、やはり北朝鮮に対して実りある交渉を行うためには、日本政府としてむちとあめを用意する必要があるだろうと思います。それをつくり切れるかどうかが拉致被害者の帰国を実現できるかどうかに懸かってくると思います。政府においても御検討をいただきたいと思いますし、我々もそこに...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○風間直樹君 おはようございます。  今日は、核実験がございましたので、ちょっと立ってまずさせていただきたいと思います。  昨日、北が核実験を行いました。二〇〇六年に続いて──ああ、座った方がいいですか。座った方がいい。じゃ、座った方がいいという御指導ですので、座ってさせてい...全文を見る
○風間直樹君 今朝の報道によりますと、ニューヨークで国連安保理各国の関係者の非公式協議というんでしょうか、行われて、その後、ロシアの国連代表部の関係者が会見をされたようであります。  この報道によりますと、安保理決議をまとめるということは確認をされたようでありますが、その決議の...全文を見る
○風間直樹君 今朝八時からの私ども民主党の外交防衛部門の部会では、出席された外務省の担当者が、大臣官房参事官の小原さんが、この決議の内容は日本が主導して起草すると、このように発言をされています。ですので、大臣との間にちょっと情報のギャップがあるのかもしれませんが、私は当然、日本が...全文を見る
○風間直樹君 副大臣の個人的なコメントということで今いただきましたので、更にちょっとそこを掘り下げたいと思います。  今、制裁の実効性を持たせることが一つのポイントだと、こういう見解を述べられました。私もそのとおりだと思います。この制裁の実効性を持たせる上で一つのかなめになるの...全文を見る
○風間直樹君 今日はこの後の北方領土関係の質問で谷内政府代表にも御出席をいただいているところであります。この北の核実験については、私は谷内さんには事前通告はしていないんですが、ちょっとお答えいただける範囲で結構ですので、御見解を伺いたいと思います。といいますのは、谷内さんは、外務...全文を見る
○風間直樹君 なかなか慎重といいますか、慎み深い御発言でございますので、またこの件は是非別の機会にお尋ねしたいと存じます。  さて、いよいよ本題に入っていきたいと思います。  今回の核実験に際して、北はアメリカに対して実験の直前に通告をしたと、このように報道されております。恐...全文を見る
○風間直樹君 実は今日の、私の手元に読売新聞の朝刊がございます。「核の脅威」という連載を今日から始めているんですけれども、その中で、「途絶えた米軍情報」というタイトルで、こういう記事があるんですね。「「北朝鮮のミサイルや核を巡って、米軍から事前に何の情報もなかったことは初めてだ」...全文を見る
○風間直樹君 私は、明日、参議院の本会議でも代表質問に立つ予定でありまして、この件触れたいと思いますので、それまでにしっかりした情報を把握されて確認をしていただきたい。御答弁を明日の代表質問でお願いしたいと存じます。  さて、今回の核実験によりまして我が国にとっての非常に憂慮す...全文を見る
○風間直樹君 じゃ、外務省お願いします。
○風間直樹君 こうした議論をしておりますとインテリジェンスという言葉が出てくるんですが、私は、このインテリジェンスの上で答弁できないということになると、この国会審議の意味というのは、事外交問題、防衛問題に関してはほとんどないということになるだろうと思っています。  御承知のよう...全文を見る
○風間直樹君 時間が限られておりますので、核実験に関する質問はまた明日の代表質問でさせていただきたいと思います。  次に、谷内政府代表にお尋ねをさせていただきます。  いわゆる北方領土の三・五島論発言に関する質問でありますが、この件につきましては、私の後で民主党の藤田委員が本...全文を見る
○風間直樹君 今年の四月十七日の毎日新聞に掲載されました谷内さんの御発言が波紋を呼んでいるわけであります。今、配付資料として配っていただいております。  この毎日新聞の記事の中で谷内さんはこう発言されています。「私は三・五島でもいいのではないかと考えている。北方四島を両国のつま...全文を見る
○風間直樹君 一つ確認をさせてください。  この毎日新聞のインタビューを受けられた後で、この記事のゲラは谷内さん御本人はチェックをされたのでしょうか、されていないのでしょうか。
○風間直樹君 私の手元に谷内さんの御著書、「外交の戦略と志」がありますが、こちらの九十ページに北方領土問題に関する記述がございます。これを読みますと、ちょっと引用いたしますが、「ひとつの考え方として、四島が日本に返ってくるということで合意できるなら、小さい方の二島」、つまり歯舞群...全文を見る
○風間直樹君 それでは、この後の質問は藤田委員にまた託したいと存じます。  それでは、残り時間を使いまして、本題であります防衛省設置法について防衛省にお尋ねをいたします。  通告をいろいろしておりますが、時間の関係で二点今日はお尋ねできればと思います。一点は自衛隊活動に対する...全文を見る
○風間直樹君 最後に、現在日本が行っている海上警備行動、ソマリア沖のものもございますが、法案の審議がこれから始まります。こうした海賊対処行動につきましても、やはり防衛省・自衛隊から専門の研究者を同行させその行動の記録を取らせるべきだと、このように考えるわけでありまして、いわゆる従...全文を見る
05月27日第171回国会 参議院 本会議 第24号
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○風間直樹君 民主党・新緑風会・国民新・日本の風間直樹です。会派を代表し、議題となりました海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案に関し、質問を行います。  まず、本題に入る前に、二十五日に行われた北朝鮮の核実験に関しお尋ねをいたします。  今回の実験は許されざるもの...全文を見る
○風間直樹君 外務大臣に再質問をいたします。  まず、ASEM外相会合に出席を継続された理由について私はお尋ねいたしましたが、この理由を明確にお答えいただきたいと思います。当日、外務大臣は、羽田か、あるいは成田でしょうか、朝七時半に着く便でお帰りになったと聞いていますが、私は、...全文を見る
06月02日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○風間直樹君 風間直樹です。よろしくお願いします。  今日、私の質問時間はちょっと異例でございまして、十二時までまずやらせていただいて、その後、休憩後、一時から一時四十分ごろになるんでしょうか、その辺までやらせていただきます。午前中の質問は答弁の切りのいいところでいったんとどめ...全文を見る
○風間直樹君 大臣、実は国会への報告も大事な私の関心事なんですが、それもさることながら、私のより一層の関心事は、総理に事前に通知をすることによって海賊への対処が間に合うかという点なんですよ、実は。  つまり、これ具体的に想定しますと、ソマリア沖のように既に国会に対して報告がある...全文を見る
○風間直樹君 これ防衛大臣から総理に通知されるわけですので、防衛大臣、この点いかがでございますか、具体的に。
○風間直樹君 実は、私この質問を今日しますのは、二十七日に代表質問をさせていただいたときに、この総理への事前通知を海賊行為への対処前にするんですか、それとも対処後にするんですかとお尋ねしたわけです。そうしましたら、防衛大臣からでしたでしょうか、対処前に通知をいたしますと、こういう...全文を見る
○風間直樹君 事前に要する時間というのはどれぐらい掛かりますか、見込みは。
○風間直樹君 午前中時間がありませんので、この点、引き続き午後お尋ねをします。  今の御答弁ですとちょっとまだ具体性に欠けるかなと私は理解いたしますので、午後、より具体的な御答弁を求めて、午前中終わらせていただきます。
○風間直樹君 それでは、午前中の続きをさせていただきます。  徳地局長、先ほど御答弁をお願いしました内容ですが、より具体的にお願いできますでしょうか。
○風間直樹君 ここで想定されている見込みの時間をお尋ねしても、多分明確な御答弁はないんじゃないかと私は思うんですが、恐らく、今までの例からいきますと、十分や十五分で終わる事例ではないんだろうと、恐らく一時間程度いずれにしても掛かるんじゃないかなと私は考えております。  もし御異...全文を見る
○風間直樹君 この可能性についてはなかなか直接言及をされないんですが、ちょっと別の観点からお尋ねをしたいと思います。  それでは防衛大臣、この自衛隊の部隊の武器使用の基準、これをしっかり示さなければいけないと、こういうふうに御答弁されていますが、この武器使用の基準というのはどん...全文を見る
○風間直樹君 それではちょっと具体論に入って、イメージをより明確にしていきたいと思います。  法制局にお尋ねをいたしますが、一般商船を猛スピードで追いかけている船を発見した場合、それを海賊船とおぼしき船、疑わしき船と、こう現場では判断することになると思うんですが、この疑わしき船...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、今御答弁ではっきりしたのは、立入検査が一つのポイントになると、こういうことでありますね。つまり、疑わしい船がいた場合、警告、何らかの形で警告をする、そこには当然警告射撃という手段も入ってくるんだろうと思います。その結果、船が止まった場合にそこに乗り込ん...全文を見る
○風間直樹君 ここで念のため申し上げておきたいんですが、代表質問でも明らかにしましたように、私の立場は海賊対処の法案は必要だと、こういう立場であります。なぜ今日こういう質問をさせていただいているかといいますと、やはり隊員が対処されるに当たって、その活動の合法的な基盤をしっかり整備...全文を見る
○風間直樹君 大臣、済みません、ちょっと今の御答弁確認させていただきたいんですが、前段の条文、ちょっと該当箇所どことおっしゃいましたでしょうか、わざわざもう一段立てたというのは。
○風間直樹君 そこは結構なんですが、その後で、今回、海賊対処行動を行う自衛隊のために警職法の規定をもう一段別個で立てたとおっしゃった条文、ちょっともう一回、どこか該当箇所を教えていただけますか。
○風間直樹君 御指摘、分かりました。  それで、大臣がおっしゃる論理、これまあ一理あるなというふうに理解をいたしましたが、今回、まず海上警備行動で海自を出したと。  そこで、ちょっと確認をしたいんですけれども、この海上警備行動というのは当然自衛隊法に規定されているわけですが、...全文を見る
○風間直樹君 局長、念のためお尋ねをしたいんですが、この自衛隊法が制定されたのは昭和何年でしょうか。
○風間直樹君 ありがとうございます。  そうしますと、昭和二十九年当時の我が国の状況を、私はまだ生まれていませんので振り返ってみることはできないんですが、恐らく戦後九年ですか、自衛隊が最初、警察予備隊として発足したのが、その二十九年の少し前ですから、当時の我が国あるいは政府、国...全文を見る
○風間直樹君 大臣おっしゃることは私も同感でありまして、私も地元に陸上自衛隊の駐屯地がありますが、よくお邪魔しますけれども、シビリアンコントロールも十分徹底されていると、そういうふうに思っております。  ただ、私は、自分自身が政治家として、これ分かりませんけれども、将来、自衛隊...全文を見る
○風間直樹君 終わります。     ─────────────
06月18日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○風間直樹君 民主党の風間直樹です。  総理に質問をさせていただきますのは、先月、五月二十七日のこの海賊対処法案の参議院での審議入りの本会議以来でございますが、よろしくお願いいたします。総理とは余り私、御縁がこれまでございません。おととしの参議院選挙でただいま質問に立ちました谷...全文を見る
○風間直樹君 今大臣の御答弁にありましたが、この海警行動、私当初、一九五四年制定の自衛隊法でこの海警行動が設置されたのかと思っていたんですが、そうではないんですね。一九五二年の海上警備隊の創設時にこの海警行動が設置をされています。つまり、今から五十七年前ということです。  ここ...全文を見る
○風間直樹君 今の総理の御答弁ですと、国内における陸上自衛隊の出動か、あるいは海外における海上自衛隊の出動による警察権の行使かと、この部分に注目をしてそして区別をすべきだと、こういう御答弁だったと思いますが、これは政府におかれましてもいま一度整理をされるべきではないかということを...全文を見る
○風間直樹君 六月十一日の当委員会での金子大臣の御答弁も今と一字一句同様でありました。  総理の認識をお伺いします。
○風間直樹君 この点については、私は当然、国会という国権の最高機関がそうした議決をした場合には撤退をさせるべきだと思います。政府にも当然その認識を持っていただくべきだと考えております。  さて、法案上、海賊対処法に基づく海賊対処行動発令後の国会報告についてお尋ねをいたします。 ...全文を見る
○風間直樹君 政府案に基づく国会報告を前提とすれば、今、加納副大臣がおっしゃいましたように、適宜適切な期間を設けて国会に報告を少なくともされるべきだと、私もそのように考えるわけであります。  さて、先ほど申し上げましたように、私ども民主党の参議院第一期生はおととし七月の参議院選...全文を見る
○風間直樹君 今、大臣から補給に限定はしていないという御答弁でありましたが、端的にお答えをいただきたい。  では、そのほかにどのような任務を付与しているんでしょうか。
○風間直樹君 実は、この質問をしております理由は何かといいますと、自衛隊が海外に派遣される、アラビア海に派遣される、この自衛隊の活動目的あるいは活動の詳細が実は国会に十分報告されていないのではないかという疑念を私が持っているからであります。  政府にお尋ねをいたします。この旧テ...全文を見る
○風間直樹君 今、外務大臣御答弁いただきましたが、どうも今の大臣の御答弁、あるいはこの旧テロ特措法、補給支援法の制定当時の国会での議論見ておりまして、私は真実が国会に報告されていないのではないかという気がいたします。そこで、その例証を一つお示ししたいと思います。(資料提示)  ...全文を見る
○風間直樹君 両大臣、それぞれお立場もあり、なかなか苦しい答弁だと思います。しかし、やはり先ほど申し上げましたが、条約局の条約課長が、当時の、この旧テロ特措法を起案したその当事者がこう記しているということを、やはり政府は、両大臣はほおかむりはできないと、私はこう思います。  今...全文を見る
○風間直樹君 今、海警行動を基にこの陸自中央即応連隊を派遣したという御答弁でございました。  海警行動には、先ほど来麻生総理が御答弁されていますように、国会関与規定非常に薄いんであります。今回、この中央即応連隊を、陸自の部隊を派遣したことについては、国会に対して報告がこれまでの...全文を見る
○風間直樹君 終わります。