風間直樹

かざまなおき



当選回数回

風間直樹の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月21日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○風間直樹君 よろしくお願いします。  このハーグ条約の締結に際しましては、この条約が原則子供を元住んでいた国に返還すると定めていることから、懸念を示す声も出ております。  日本政府においては、二〇一〇年二月に、当時の鳩山総理が岡田外相と千葉法務大臣にこの条約の締結に向けた検...全文を見る
○風間直樹君 大臣、我々民主党は、この条約の審議、いたずらに止める気ございません、毛頭。ただ、当時大臣はたしか自民党の衆議院の国対委員長をされていたのではないかと思うんですが、その当時、この条約の審議を国対委員長というお立場で、慎重というか、お止めになっていたその真意は何だったん...全文を見る
○風間直樹君 いろいろな事情はあったんでしょうけれども、当時は進まなかった、そして今国会に持ち越されたと、こういう経緯でございます。  国内の諸法案につきましては、それぞれいろんな政党の立場もありますし、利害の対立もありますから、そこは慎重な審議をすることが必要な場合もあります...全文を見る
○風間直樹君 政務官、よろしくお願いします。  私も、このハーグ条約に該当する案件、自身の問題として抱える女性の皆さんの声も聞いてみましたが、DV被害者というのは本当に気の毒なお立場に置かれているということを感じました。暴力からの逃げ場がない、離婚しても逃げられない、誰に相談し...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございました。  そうした政府の基本的見解、先ほど同様、諸外国に対しても十分な理解を求めるようにお願いをしたいと思います。  ハーグ条約に関する質疑はここで終えさせていただきます。  続きまして、対北朝鮮外交についてお尋ねをいたします。  さきに飯...全文を見る
○風間直樹君 それに対して大臣はどのような意見を、あるいはコメントをおっしゃったんでしょうか。
○風間直樹君 私、昨日の決算委員会で委員として出席をしておりまして、安倍総理がこの質問を受けて答弁されるその様子を間近で拝見をしておりました。総理の表情とお言葉から非常に多くのものを示唆を受けました。特に私が強く感じたのは、我が国の同盟国、アメリカ、そして韓国との間にこの北朝鮮を...全文を見る
○風間直樹君 昨日の安倍総理の答弁をちょっと私なりに決算委員会の場でメモを取っていたんですが、こういうことをおっしゃいました。  九三年以来、自分は対北朝鮮の政策にかかわってきたと。その中で、度々北朝鮮にはだまされてきたと、そういう強い悔しさを総理はにじまされました。その上で、...全文を見る
○風間直樹君 大臣はケリー長官との会談で温度差をお感じにならなかったのかもしれませんが、今私がお尋ねしたのは、日本の対北朝鮮上の国益と米国のそれとの間には大きな相違があるのではありませんかという質問です。  米国の国益というのは、対北朝鮮上では、一つはミサイルに関する安保上のリ...全文を見る
○風間直樹君 私、参議院議員になる前に新潟県の県会議員をしておりました。九九年の当選です。めぐみさんの拉致が国内で公になったのが恐らく九九年か二〇〇〇年だったと思います。それ以降、新潟港に入ってくる万景峰号という北朝鮮の船の入港問題を始め拉致問題の解決にかかわってまいりました。現...全文を見る
○風間直樹君 小泉訪朝後、約十年にわたって拉致問題がほとんど動きませんでした。私は、常々、なぜ動かなかったんだろうと、十年間のこの結果が出なかったという意味での停滞の理由は何なんだろうということを考えてきたんですが、恐らくポイントは、今申し上げた関数を解くことができなかったと、日...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございます。  この表に他の先進国の外務大臣の年間外遊日数も記されておりますが、同じ議会制民主主義の国であるイギリスの場合、二〇一〇年は六十六日、二〇一一年、八十七日、二〇一二年が百十五日、二〇一三年一月から四月末までが三十二日と、一般的に日本に比べると...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございます。  これも、イギリスとの比較を配付資料の三枚目にとじたんですが、外務省の資料であります。イギリスの場合は、一番にありますように、海外渡航に当たって議会による事前承認を必要とする旨の規定はなく、事前承認の慣行についても確認されていないと。じゃ、...全文を見る
○風間直樹君 我々国会の役割として、やはり大臣始め、これは外務省、防衛省いずれもですが、政務三役の皆さんができるだけ働いていただきやすい環境を整えるということも大事なことじゃないかと思います。  特に私が三役在任中に強く思ったのは、皆さん現在そうでいらっしゃいますけれども、日々...全文を見る
○風間直樹君 昨年、玄葉大臣の北京外遊当時、あのときは中国の外相との会談が目的で行かれたと思うんですけれども、たしかチャーター機の利用代が、議事録に残っていると思いますが、一千二百万円程度だったかと記憶をしております。今の黒江さんの御答弁ですと、商業便の利用とそれからチャーター機...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございます。  事前にお尋ねしたところでは、過去、外務大臣のみが利用するということでこの政府専用機を使った例はたしか一例だけあるというふうに伺いました。いずれにしても、政府専用機の外相による利用というのは今はさほど容易ではないということだと思います。これ...全文を見る
○風間直樹君 この歴代内閣の歴史認識、私も今回の安倍総理の答弁を受けていろいろと調べてみたんですけれども、全く同一ではないんですよね。内閣としては同一の歴史認識を表明されていますけれども、個々の総理が国会の場で答弁された内容を拝見しますと、それぞれ御自身の主観というものが当然です...全文を見る
○風間直樹君 それではお尋ねしますが、安倍総理はこうおっしゃっています。侵略という定義は学界的にも国際的にも定まっていない、国と国との関係において、どちらから見るかにおいて違うと。外務大臣の侵略に関する認識は総理と同じでしょうか。
○風間直樹君 ここが非常に微妙な波紋を国際社会、特に米国に対しては感じさせるのだろうと思います。侵略ということを一度も否定したことはないという文脈がどのように我が同盟国で受け取られるかと、この点を安倍内閣の皆様にはいま一度御認識をいただきたい。  多分この答弁資料は、総理のもの...全文を見る
○風間直樹君 私、今の大臣の御答弁は政府の国会の場での共通の答弁だと思うんですが、答弁されていることと、実際、今総理以下、対応されていることが違うんじゃないかという危惧を持っているんです。  それは、今日配付したこの産経新聞の記事なんですけれども、四月二十四日の記事、例の海自艦...全文を見る
○風間直樹君 岸田大臣の御答弁は、極めて原則論、抽象論が多いんです。これ、外務大臣という立場上仕方がないかもしれませんが、私が聞いたことに対しては、なかなか応じた答弁が返ってきません。  そこで、小野寺大臣に同じお尋ねをいたしますが、この産経新聞に記されている内容を大臣としては...全文を見る
○風間直樹君 中国公船による度重なる侵入には大きな目的があると思います。それは、この海域の実効支配、その既成事実を淡々と積み重ねていくということだと私は考えています。向こうが実効支配という既成事実を積み重ねようとしたときに、当然我が国がそれを海保を当たらせて抑える、抑止をしていく...全文を見る
05月24日第183回国会 参議院 本会議 第22号
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○風間直樹君 民主党・新緑風会の風間直樹です。  会派を代表して、平成二十三年度決算について質問いたします。  さて、冒頭、昨日の東京株式市場における株価暴落は、アベノミクスが実体経済の成長を伴っていないバブルであることが露見したのだと思います。通告はしておりませんが、総理の...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第2号
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○風間直樹君 民主党の風間でございます。  私から成田参考人にお尋ねをしたいと思います。  今日御説明をいただいた中で、閣議至上主義というお話をいただきました。私も憲法の七十二条及び内閣法の六条に象徴される、総理が閣議を経ないと行政各部に対してほとんど何の指揮監督もできないと...全文を見る
○風間直樹君 時間が十分にあれば、今、参考人おっしゃった点踏まえて今日は深く議論を進めたいんですが、時間が十分という制約がございますので、内閣法の六条を中心に私の問題意識をまずお話ししたいと思います。  御案内のように、六条では、「内閣総理大臣は、閣議にかけて決定した方針に基い...全文を見る
○風間直樹君 まだ時間はありますか。
○風間直樹君 はい。  ありがとうございます。非常に興味深い御指摘をいただいたと思います。  当調査会では、御案内のとおり、議院内閣制における内閣の在り方という論点に基づいてこれから一年間議論するわけですが、私は、非常事態におけるやはり総理の指揮監督権というものを強化しなけれ...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○風間直樹君 今日は、米国債について質疑をさせていただきたいと思います。  日中両国政府による米国債の保有、それぞれ相当量の米国債を日中両政府とも保有しているわけですが、この保有が日中間の安全保障環境にどういった影響を与えているのかという、こういう観点から質疑をしたいと思います...全文を見る
○風間直樹君 大臣御指摘のとおりであります。  さらに付言すれば、それぞれの国別の額としてここに出ている数字は、例えばA国が当該A国内でこの米国債の売買を行わずに、他国においてこのA国が保有する米国債の売買を行った場合は、その第三国における売買としてこの統計上出てくるということ...全文を見る
○風間直樹君 私、最近、米国の国会議員ですとか米国の政府関係者と安全保障にかかわる議論をしておりまして、これはもう麻生大臣も先刻御案内のとおりでありますが、どうもこの日本と中国の特に尖閣をめぐる様々なやり取り、動きに関して、彼ら米国サイドの人たちの歯切れが悪いということを強く感じ...全文を見る
○風間直樹君 配付資料の一枚目にグラフが出ておりますけれども、日中の保有する米国債の推移をグラフ化したものですが、これを見ると、大体二〇〇七年から二〇〇八年にかけて、日本と中国の米国債の保有額が逆転していると。どちらが一位でどちらが二位ということに余り意味はないと思います。それぞ...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございました。  今日、私が質疑させていただいた問題認識は、今後また様々な場で大臣とも意見交換させていただき、御指導いただきたいと思っております。  ありがとうございました。