風間直樹

かざまなおき



当選回数回

風間直樹の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○風間直樹君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成二十七年度補正予算二案に対し、反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、平成二十七年度補正予算が株価対策を主たる理由として打ち出されたものであり、喫緊の政策課題を伴わないことであります。 ...全文を見る
02月17日第190回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○風間直樹君 お二方、今日はありがとうございます。  私からは、荒井参考人にまず二点お尋ねをしたいと思います。  最初は、荒井参考人のレジュメの中で、参議院に行政監視調査局を置く、衆議院に会計検査院を置くべきであると。この理由をもう少し詳細に伺えれば有り難いと思います。  ...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございます。  先ほど行政監視委員会での御経験に触れられましたけれども、村木事件、それから菅家事件、ああいった冤罪が当時は多発しました。そして、同時に原発事故が起きました。あの年の行政監視委員会ではこういった問題を集中的に取り上げたわけですけれども、当時...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございます。  最後の話は、この参議院に行政監視調査局を置くという御主張につながっているかと思います。  我々も様々な参議院の委員会を通して審議を行っていますが、やはりこの行政機構に対する継続的な中長期の監視をどう行うか、この点で最も感じるのは、マンパ...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○風間直樹君 よろしくお願いします。  今日は、まず集団的自衛権の解釈改憲についてお尋ねをいたします。  法制局長官にお尋ねをいたします。  配付資料の一枚目を御覧ください。内閣法を記載しております。内閣法第四条第二項ですが、「閣議は、内閣総理大臣がこれを主宰する。この場合...全文を見る
○風間直樹君 拍手をするような内容の答弁じゃないですね。  確認しますが、この憲法解釈の変更は内閣の重要政策となり得ると、こういう認識でよろしいんでしょうか。
○風間直樹君 なぜ憲法の基本原理の変更の解釈がこの内閣の重要政策となり得るんですか。基本原理の変更であれば、これは当然、国会の発議を経て国民投票をやらなければいけない、そうではないですか。
○風間直樹君 論理的に破綻していると言わざるを得ません。法制局のOBが嘆く気持ちがよく分かります。  重ねて伺いますが、それでは、憲法が上位なのか、閣議が上位なのか、どちらですか。
○風間直樹君 では、なぜ憲法上規定がない閣議においてそうした解釈改憲ができるんですか。
○風間直樹君 では、憲法の条文上どこに閣議という規定があるか、お示しください。
○風間直樹君 憲法上にはないことを事実上お認めになった発言であります。つまり、閣議の上位に憲法が位置する、閣議で憲法の解釈改憲を行うことはできない、従来の政府解釈のとおりであります。完全に横畠長官の答弁は論理的に破綻していると言わざるを得ない、そのことを申し上げて、次の質問に移り...全文を見る
○風間直樹君 沖縄県が今回の和解勧告文を公表しましたが、それを見ますと、ポイントは以下の四点だと思います。  一、国、自治体が対等、協力関係になることを期待した地方自治法改正、平成十一年の精神に反する状況である。二、オールジャパンで最善の解決策を合意し、米国に協力を求めるべきで...全文を見る
○風間直樹君 今官房長官おっしゃるように、国としては前任の仲井眞知事時代の沖縄県の決定に基づいて法律による解決を裁判所に求めてこられたのだろうと思います。ただ、今回の和解勧告文を読むと、裁判所は法律論のみで根本的な解決はできないですよというふうに主張しているように受け止めます。そ...全文を見る
○風間直樹君 裁判所の認識の根底には、地方分権一括法の改正によって国と地方の関係が対等、協力関係に変わったという認識が前提としてあると思います。ですから、この和解勧告文に従って今後国と県が協議を進める上で大切なことはこの点だろうというふうに思います。その点、いま一度官房長官の所見...全文を見る
○風間直樹君 私自身、今回国が和解を受け入れた理由は、国が敗訴する、このリスクを回避するという点にもあったんじゃないかと感じております。  そこでお尋ねをしますが、和解で定めた解決に向けた協議をしないうちに国は是正の指示を出しましたが、理由は何でしょうか。
○風間直樹君 勧告文は、地方、すなわち沖縄の自主性、自立性に配慮するということを暗に求めているわけであります。そうしたことを考えますと、この是正の指示を国がすぐさま出したということは、今後の沖縄県との協議に際して、沖縄県側に対して国の姿勢を疑わせる可能性もなきにしもあらずというふ...全文を見る
○風間直樹君 大臣は、地位協定の現状を沖縄選出の国会議員としてどうお考えでしょうか、改定の必要性についてどう認識されていますか。
○風間直樹君 九五年九月には沖縄の少女暴行事件、そして一九五九年の六月には石川市の宮森小学校に米軍のジェット機が墜落して死者十七名を出す事故が起きております。  こうした沖縄の歴史に鑑みれば、沖縄県選出の大臣には沖縄の有権者より地位協定に関する切実な要望、声が届いていると思いま...全文を見る
○風間直樹君 次の質問に移ります。  両大臣には、お取り計らいで御退席されても結構でございます。
○風間直樹君 委員長のお取り計らいで、どうぞ。  では、次の質疑に移ります。  中谷大臣に伺います。  緊急事態条項についてであります。自民党案九十八条、九十九条の緊急事態条項は明治憲法の緊急勅令、緊急財産処分権と同内容であり、明治憲法下ではこれが濫用され、国民の人権を侵害...全文を見る
○風間直樹君 答弁を拒まれたわけでありますが、先日の大塚耕平委員、福島みずほ委員の質疑に対しても同様の主張をされました。  予算委員会では、衆議院の予算委員会は存じ上げませんが、参議院の予算委員会では何を議論してもよいことになっております。総理は、参院選で改憲の是非を国民に問う...全文を見る
○風間直樹君 今日は自民党草案に関する質疑を多数用意してきておりますが、ここは理事の協議に委ねたいと思いますので、協議をお願いしたいと思います。
○風間直樹君 両党の理事から、自民党草案ではなく一般論として質問をしてはどうかと、こういう御提案がありましたので、それに沿って質問をさせていただきます。中谷大臣、よろしくお願いいたします。  来る参議院選挙でこの憲法改正草案を自民党として掲げて、改正草案を国民に広く告知した上で...全文を見る
○風間直樹君 一般論として、天皇を元首にすべきとお考えでしょうか。
○風間直樹君 一般論として、元首は国政に関する一定の権限を持っているとの認識でしょうか、あるいは持っていない存在との認識でしょうか。
○風間直樹君 一般論として、天皇を元首にすることと国民主権には対立がないとお考えでしょうか。
○風間直樹君 一般論として、天皇を元首にすれば、国民主権、すなわち民主主義が後退するとの認識はお持ちでしょうか。
○風間直樹君 戦前の歴史に鑑みれば、一般論として、天皇を元首にすることは、政治と宗教とを混合し一体化する危険があるという声がありますが、どのようにお考えでしょうか。
○風間直樹君 憲法審査会について私から一言申し上げます。  現在、憲法審査会は、参議院は丸山委員の発言で止まっています。愛知筆頭の御苦労にもかかわらず、丸山議員が挑発的発言を撤回されません。だから進みません。自民党の皆さんには、丸山議員を説得し、審査会が進むようにしていただきた...全文を見る
○風間直樹君 一般論として、象徴である天皇を元首にすることは、天皇と政治の境界を曖昧にしかねないという声があります。これは天皇の象徴制と矛盾すると考えますが、認識を伺います。
○風間直樹君 一般論として伺います。  現行憲法第三条の国事行為に関する内閣の助言と承認を進言に変えた場合、天皇と内閣の間に憲法上の上下関係が生じ、天皇の権能を強化し、国民主権を後退させるとの指摘がありますが、認識を伺います。
○風間直樹君 一般論として、今回、憲法論議に際していろんな専門家の話を聞いておりますと、この人権という概念、近代市民革命を経て、特定の身分を持った人の特権から一人一人の個人の人権へと発展してきたと、こう伺います。  そういう意味では、個人に着目することこそが近代憲法の本質だと考...全文を見る
○風間直樹君 一般論として、立憲主義からは国民の義務を憲法に明記することは抑制的でなければならないという意見がありますが、どうお考えになるでしょうか。
○風間直樹君 私は、参議院の憲法審査会で野党筆頭幹事を仰せ付かっております。この間、自民党、そして他党とも様々な議論をしてきましたが、率直な感想を申し上げますと、参議院自民党の皆さんの中にもいろんな御意見がある、決して前向きだけではない、憲法改正に際して。例えば、先日、山東議員が...全文を見る
○風間直樹君 東電が炉心溶融したという事実を旧原子力安全・保安院に伝えたのはいつですか。
○風間直樹君 メルトダウンしたという事実を旧原子力安全・保安院に伝えたのはいつですか。
○風間直樹君 原子力規制委員長若しくは経産大臣に伺いますが、旧原子力安全・保安院が、この事実、メルトダウンしたという事実を当時の菅総理、担当大臣に伝えたのはいつですか。
○風間直樹君 メルトダウンの事実を当時の総理と経産大臣にいつ伝えたか、それを把握できていないと。驚くべきことですね。  実は私、当時の状況を昨日まで思い出していたんですが、東電と旧保安院がメルトダウンの事実を官邸に伝えていなかったのではないかという思いを当時ずっと持っておりまし...全文を見る
○風間直樹君 記者会見では、このマニュアルとは別の社内のアクシデントマネジメントの手引に沿い当時事故対応をしていたためという答えを東電関係者がされています。新潟県の技術委員会からは、現場から何も声が出なかったことが恐ろしい、技術者として現場を見ていなかったのか、それとも知らなかっ...全文を見る
○風間直樹君 規制委員長と経産大臣の認識を。
○風間直樹君 この規制委員長の答弁はちょっと余りにも後ろ向きじゃないですかね。原子力規制委員会も当然、原子力基本法の適用を受ける、影響下にあるわけですから、そういう意味では大変残念な答弁だと思います。  東電のトップ三人が強制起訴されました。今後、公開法廷で審理をされます。被災...全文を見る
○風間直樹君 高市大臣は、この平岡副大臣の答弁を踏襲されますか。
○風間直樹君 次の質問に移ります。  オリンピックスタジアムの聖火台についてお尋ねをいたします。  馳文部科学大臣、そして遠藤オリンピック担当大臣にお尋ねします。  設計図上、聖火台が置かれていなかったとのことでありますが、理由は何でしょうか。また、責任の所在はどこにあるの...全文を見る
○風間直樹君 これ、先週の両大臣の記者会見などの内容と今の御答弁、かなり違うんです。  二点お尋ねしますが、馳大臣、四日の閣議後の会見で、建設の事業主体であるJSCが聖火台は競技場外の設置になると思い込んでいたようだとの認識を示されたと報道されていますが、今日の答弁とちょっと違...全文を見る
○風間直樹君 両大臣いずれかにお答えいただきたいんですが、政府が昨年八月にまとめた新たな整備計画にも聖火台に関する記載がなかったわけですけれども、これはなぜでしょうか。
○風間直樹君 責任の所在を伺いたいんですが、競技場の設計図に聖火台を設置せよという指示を出す責任はどなたにあるのでしょうか。
○風間直樹君 で、聖火台を設計図の中に位置付けよという指示を出す責任はどなたにあるんですか。
○風間直樹君 つまり、これまでは私がお尋ねした責任の所在は不明確だったということですね。今回こういう事実が報道されたので、今後、この件をしっかり話し合っていくと、こういう理解でよろしいですね。──はい、分かりました。引き続き、内閣委員会でもこの質疑をさせていただきます。  この...全文を見る
○風間直樹君 大臣、お尋ねしますが、日本の法律は放射能の国際基準に基づいてこの法体系が定められているのではないのですか。この国際基準は、年間の被曝量を一ミリシーベルト以下にするという、これが標準だと思いますが、違いますか。
○風間直樹君 二〇一一年の秋、たしか十一月だったと記憶していますが、私、この場で、当時の野田総理に同じ質問をいたしました。当時、私の下に全国の母親の皆さんから、学校給食で使用する食材、この放射能数値をこの年間一ミリシーベルトという基準を基にして規制してほしいという要望が多数寄せら...全文を見る
○風間直樹君 今回の丸川大臣の発言について、大臣は発言を撤回されたと聞いています。なぜ撤回されたんですか。
○風間直樹君 そうすると、気持ちを考えずに発言されたんですか。
○風間直樹君 今答弁を伺っていますと、大臣御自身の中で、自分が大臣として国民に向けて何を発言すべきなのか、日本の法令、国際標準に基づいてどういった言葉を使うべきなのか、その選択がどうも明確にされていないように感じます。  もう一回お尋ねしますが、なぜ発言を撤回されたんですか。
○風間直樹君 では、発言が間違っていたということをお認めになるわけですね。
○風間直樹君 原発事故当時、我々強く感じましたのは、政治が方針を示さなければ官僚機構が惰性で動くということでありました。  丸川大臣の一連の発言を伺っていますと、大臣自身に環境省というこの官僚機構を動かす方針があるかどうか、非常に不安を覚えます。もし大臣が明確な知識に基づいて方...全文を見る
○風間直樹君 大臣、質問聞いていますか。全く違う答弁を二回されていますよ。  私が聞いたのは、大臣の発言からは、日本の法令全体に対する知識、そして方針が感じられないと。原発事故のときに我々が感じたのは、政治が方針を示さなければ官僚機構が惰性で動く可能性があるということです。環境...全文を見る
○風間直樹君 何を認識しているんですか。
○風間直樹君 いや、大臣、ちょっと言葉が軽くありませんか。質問をしていてむなしさを感じます。  次の質問に移ります。  麻生財務大臣に伺います。日本政府のAIIB加入の是非をめぐる方針について伺います。  現時点で日本政府が加入をしないという方針に変化はないでしょうか。
○風間直樹君 加入に慎重な理由について御認識を伺います。
○風間直樹君 分かりました。ありがとうございます。  次の質問に移ります。  外務大臣にお尋ねをいたします。拉致問題交渉の現状と経緯について確認をさせてください。  配付資料を御覧ください。配付資料の四枚目です。  外務省の田中均元局長は、私が交渉担当者だが、誰かがきちん...全文を見る
○風間直樹君 この二回の公電文に関して、外務省に記録担当者や通訳が取った交渉記録も存在しないというふうに受け取りました。  実は、交渉の関係者にいろいろと聞きますと、田中さんが行った交渉の一部が外務省内で引き継がれていないと、こういう事実を強く感じます。北朝鮮が主張する内容の真...全文を見る
○風間直樹君 この欠落したとされる二回分の公電の中に、私は推測するんですが、この日朝間、田中さんとミスターXの間で交渉した極めてデリケートな内容が含まれているんじゃないかと感じています。その内容が外務省に引き継がれていないがために、現在の日朝間交渉においても、先方の様々な言い分、...全文を見る
○風間直樹君 引き続き、質疑をさせていただきます。  次の質問に移ります。  閣僚の靖国神社参拝について、昨年中に参拝した高市、岩城の両大臣にお尋ねをいたします。  靖国神社参拝に際して、A級戦犯の靖国合祀及びA級戦犯を合祀している靖国神社を参拝すること、そして合祀以降、天...全文を見る
○風間直樹君 昨年、「昭和天皇実録」が発行されまして、読みました。衝撃を受けました。  この実録の中で、戦争指導者の裁判上の扱いについて、当時の昭和天皇・マッカーサー会談でかなり細密に話し合われたようであります。計十一回会談が持たれています。その結果が東京裁判の判決、サンフラン...全文を見る
○風間直樹君 最後に、この近年の研究成果につきましては、改めて御一読をお勧め申し上げたいと思います。  同時に、天皇・マッカーサー会談の記録につきましては、恐らく第三回目の会談がポイントなんだろうと私自身は感じているんですが、この記録が多分外務省に保管をされているだろうと思いま...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○風間直樹君 よろしくお願いします。  まず最初に、遠藤大臣、今日は予算委員会に続きまして聖火台の件で質問させていただきます。官房長官がこの後見える予定ですので、ちょっと聖火台の質問、途中で一回中断してまた戻る可能性がありますが、よろしくお願いします。  この聖火台の報道、朝...全文を見る
○風間直樹君 この聖火台の設置主体、そして費用負担者、それぞれどなたでしょうか。
○風間直樹君 この競技場の設計がもうできていますので、今後の検討次第で設計の一部変更、これ必要になる可能性が出てくると思うんですけれども、総工費の拡大ですとか工期の延長等、影響がないと言い切れますか。
○風間直樹君 この新しい競技場、屋根が木材なんですよね。我々が慣れ親しんでいる様々な競技場に比べても、木材の使用比率が非常に高いと聞いています。そうすると、そこに後から聖火台の設置を行う場合、例えば消防法上、競技場内に設置ができるのかどうか。あるいは、選手や観客の安全を考えれば、...全文を見る
○風間直樹君 この設計責任者である隈研吾さんとは、大臣、もうこの点については打合せをしているんでしょうか。隈さんの認識では、御自分が作られたこの設計において、聖火台をこの競技場の中に設置しても問題ない認識を大臣に伝えていらっしゃるんでしょうか。
○風間直樹君 つまり、まだ隈さんとは詳細な打合せはされていないということですね。これから打合せをする中で問題がないようにしたいと、こういう認識でよろしいですか。
○風間直樹君 予算委員会でも感じたんですけれども、遠藤大臣がいらっしゃる、それから馳文科大臣がいらっしゃる、組織委員会がある、JSCがあると。どうも四者の間でエアポケットができてしまって、今回、この聖火台の設置については今日まで検討がなされなかった、遅れたのではないかという印象を...全文を見る
○風間直樹君 この聖火台を競技場の外に設置するということも検討されているという報道が出ています。ただ、その報道によると、夏のオリンピックで聖火台がメーン会場の外に設置された例はないと。オリンピックの伝統の継承という観点からも聖火台を競技場の中に設置することへの要請が非常に強いと思...全文を見る
○風間直樹君 予算委員会の質疑でも、具体的な聖火台の設置場所については演出が固まるまでは決定しないという答弁をされています。今日も同様ですね。  その演出の決定は、大臣、いつまでになされるのでしょうか。
○風間直樹君 そうすると、具体的な年月まではまだお決めになっていないということですね。  今回の件を受けて、今、大臣、概略のスケジュールはるる御説明いただきましたが、この決定時期を、オリンピック、IOC等が求める範囲において、時期を早めるということは考えていらっしゃるんですか。
○風間直樹君 朝日新聞の最初の報道が出て以来、大臣がこの件で正式に答弁をされるまでの間に、いろんな国会外での発言が相次ぎました。  私がそうなのかと思ったのは、森元総理がこの件に触れられて、馳文科大臣が悪いんだと、こういう趣旨のことをおっしゃっているんですが、この森さんの御発言...全文を見る
○風間直樹君 今回、予算委員会と二回にわたってこの質疑させていただきまして感じるんですけれども、本来であれば、大臣御説明のように、このIOCの基準等々、もう事前に分かっている話ですから。しかも、開会式、閉会式といったセレモニーとの連動性も先刻承知の話ですよね、当然、政府関係者には...全文を見る
○風間直樹君 今日の御説明を前提とすれば、この新しい競技場の設計、公募が終わって設計案が決まった時点で当然公表し、記者会見もされていると。その場で普通であればこういった御説明を簡単にされるんだろうと思うんですね。聖火台については盛り込んでいないけどこういう理由だと、こういうスケジ...全文を見る
○風間直樹君 それが逆に国民にとってはサプライズだったわけでありまして、今後そういうことがないように、十分関係機関と連携を取って進めていただきたいと思います。  では、次の質疑に移ります。遠藤大臣、ありがとうございました。  続いて、沖縄の基地関係の問題に入らさせていただきた...全文を見る
○風間直樹君 この実録の当該日の最後に、幾つか沖縄メッセージがこれまで記載をされた書籍あるいは記録が列挙されています。それを読みますと、侍従日誌、それから米国国務省の記録、寺崎による「昭和天皇独白録 御用掛日記」、「資料日本占領」、それから雑誌の「世界」、そして書籍である「沖縄問...全文を見る
○風間直樹君 官房長官のその御認識、私も共有するものでありまして、私も去年、沖縄にいろいろ足を運ぶ中で、どうして沖縄の県民がこれだけ様々な負担を負って、それに日々生活上悩み苦しんでいらっしゃるんだろうということを強く感じました。でも、これは、官房長官も島尻大臣も先刻御承知のように...全文を見る
○風間直樹君 昨年、沖縄県内の米軍基地、二十八あるというふうに私は承知をしているんですが、そのうちの約二十の基地を回らせていただきました。実際に米軍基地の中に入って視察をし、司令官と意見交換をする中で私自身も見えてきたものが多々あります。  辺野古、キャンプ・シュワブに行きまし...全文を見る
○風間直樹君 官房長官、国会議員になられてもう何年でしょうか。もう私どもから見ると大先輩でいらっしゃるわけですが、議員になられてから、沖縄を始めとする全国の米軍基地というのは何か所ぐらい視察にいらっしゃったことがございますでしょうか。
○風間直樹君 私も昨年回ってみて思ったのですが、この在日米軍基地、合計で、これは資料請求して確認しましたら、日本全国で八十一か所あるそうですけれども、この八十一か所の中で日米安保条約上の日本防衛義務に当たる部隊というのが一体どこにあるんだろうというのが私の一つの問題意識だったんで...全文を見る
○風間直樹君 在沖の米軍基地というのは、合計、私の承知をするところで約二十八か所。この機能が持つ米軍の展開力というものはすさまじいものがありますね。  例えば北部演習場では、日本国内の米軍部隊のみならず、ほぼ全世界から、全世界に展開している米軍部隊があそこにやってきて、ジャング...全文を見る
○風間直樹君 私は、沖縄を回ってみまして、今官房長官がおっしゃった政府のその説明が果たしてそうなのかなと、本当に米軍自身が将来のプランとしてそこにとどまる計画しか持っていないんだろうかということを実はちょっと疑問に思っています。  といいますのは、先ほど御紹介したこの一九六六年...全文を見る
○風間直樹君 官房長官、今いわゆる日米合同の離島訓練というのをやっていますよね。これ、アメリカでやったり、またその他の場所でもやっているのかもしれませんが、これちょっとうがった見方で恐縮なんですが、辺野古に造る新しい基地というのは、日米共同のこの離島演習、訓練に私は非常にふさわし...全文を見る
○風間直樹君 続いて、外務省にお尋ねをします。  この辺野古の新基地が完成して運用が開始された場合ですけれども、基地に関わるホスト・ネーション・サポート、これ年額およそ幾らになるんでしょうか。
○風間直樹君 良しあしは別としてですけれども、大田元知事の御著書の中には、年額でおよそこの部分で二百億円程度という目算が記されていると承知をしております。  次のお尋ねですが、在沖米軍の移転に伴う費用負担、基地の移設・返還に際して費用負担が出るわけですけれども、この諸費用、移設...全文を見る
○風間直樹君 このいわゆるホスト・ネーション・サポートにつきましても、国会にもいろんな意見がありますし、国民の中にも様々な意見があります。私は、日本全国八十一の米軍基地、あるいはキャンプその他の施設で日本政府が負担をし、米側に対して拠出しているこのホスト・ネーション・サポートの費...全文を見る
○風間直樹君 終わります。ありがとうございました。
04月13日第190回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 第5号
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○風間直樹君 今日は川内原発について質問をいたします。  九州電力は、三月二十五日、川内原発の重大事故時の拠点施設について、免震構造ではなく耐震構造にすると正式発表しました。そして同日、規制委宛てに改めて原子炉設置変更の許可申請をしたわけであります。  そこで、規制委員会に伺...全文を見る
○風間直樹君 この問題は、先般のこの委員会で共産党の田村智子委員からも非常に深い質疑がありました。その後の報道ですとか経緯を追ってみますと、どうもこの規制委員会の内部、規制庁の内部、そして経産省、これら関係機関で、果たして国民の安全を守るという観点からこの川内原発の申請についてき...全文を見る
○風間直樹君 この当初計画があって、それを九電が変更してきたと。その際に、計画変更の根拠を提示するよう規制委から九電に求めているわけですが、この変更の根拠は提出されたんでしょうか。
○風間直樹君 今年一月二十六日の新聞各紙を見ますと、原子力規制委員会は二十六日、計画変更の具体的な根拠を示すよう九電に指示したと、こういう報道があるんです。  今御答弁いただいた経緯はそのとおりなんでしょうが、この計画変更の具体的な根拠を示すよう指示したというのは事実ですか。
○風間直樹君 そうすると、それに対する答えというのが、今回新たに三月二十五日に許可申請をされた耐震の施設、それを二年間で建てると、こういう回答だったという理解でいいでしょうか。
○風間直樹君 済みません、よく分からないんですが、三月二十六日の報道では今私が質問でお尋ねした内容が詳しく書かれていると。ところが、実際、じゃ、規制庁、規制委員会が受け取っている九電からの申請にはこの報道内容ほど詳しくは書かれていないと、こういうことですか。
○風間直樹君 時間がないので次に行きますが、免震構造か耐震構造かという相違です。新しい原発の規制基準ではこの相違については審査で考慮されないと、こういう理解でよろしいでしょうか。
○風間直樹君 実は、この点をめぐっては非常に世論の関心が高いんですね。この間の新聞報道を見ましても、各紙、この点を特集記事で紹介しているものもございます。ですので、田中委員長、ちょっとこの点分かりやすく説明をしていただければ有り難いんですが、この新基準には、免震などによって通信、...全文を見る
○風間直樹君 なかなか御理解は難しいんですよね、これ。今の委員長の御答弁で世論が納得するかどうか、甚だ私には確信が持てません。  これも、報道を見ますと、この福島の第一原発の事故現場、既存の免震重要棟では性能も広さも足りず改良と増築を迫られたと、このように言われているところであ...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、この新基準を作成した当時、わざわざ免震等というふうに記載をされた理由は何ですか。
○風間直樹君 これは余りにもお粗末な答弁ですね。そもそも新規制基準を作ったときに免震等というその文字をわざわざ入れたその理由、根拠が、通告をしているのに国会で答弁することがかなわないと。これは、今院内放送を通してこの質疑、国民そしてメディアに流れていますけれども、今回の一連の新基...全文を見る
○風間直樹君 次の質問に移ります。  代替対策所なんですが、今回の九電の三月二十五日の申請を踏まえますと、今後二年間、川内原発ではこの代替対策所で万が一の事故に対応すると、こういった考えでよろしいでしょうか。
○風間直樹君 それでは、この代替の対策所を、田中委員長御自身、あるいは規制委員会の委員の皆さん、あるいは規制庁の方々、これまで現場を視察されたことはありますでしょうか。
○風間直樹君 視察をされた委員長の感想を伺いたいんですが、今後二年間この代替対策所で万が一の事故のときの対応を取ると、それに十分ふさわしい機能を持った施設だというふうに認識されましたでしょうか。
○風間直樹君 そうしますと、今後二年間の間に万が一川内原発で事故が起きた場合、今の田中委員長の御認識だと、長期にわたって九電の社員等が事故対策に当たるには少々手狭であるということは、機能的には足りないということですね。委員長、そういった理解でよろしいですか。
○風間直樹君 先般の田村委員の質疑では、実際その視察をされたという経験を踏まえて、非常に手狭であると、こういう代替施設では、万が一の事故の場合、とてもではないけど長期にわたった対応は難しいと、こういう強い指摘が田村委員からありました。今、田中委員長も、その指摘の一部を事実上お認め...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、田中委員長、これ、どうも国民としては今の委員長の御答弁、納得できかねる部分あるんですが、なぜこの川内原発が、九電が全ての対策を整える前に再稼働を規制委として許したのか。これ、当然国民が持つ疑問だと思うんです。なぜですか。
○風間直樹君 その施設を安全性にかなうように整備するという約束の下で規制委が再稼働の許可をされたということですが、その後、九電が当初の計画、申請したものを覆すという事態になっているわけであります。その後に三月二十五日の申請の再提出に至ったと。  それで、私、今日この質疑をしてき...全文を見る
○風間直樹君 今の委員長の御答弁が正しいかどうかは、理事会宛てに提出される規制庁からの、先ほど私要求の資料を見た上で判断しなければならないと思います。  最後に、経産大臣、そして原子力規制庁に伺います。  原子力規制委員長の命を受けて庁務を管理すると規定されている規制庁長官が...全文を見る
○風間直樹君 規制庁、お願いします。
○風間直樹君 終わりますが、経産大臣、今の御答弁は問題答弁であります。後日また行わせていただきます。  ありがとうございました。     ─────────────
04月28日第190回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○風間直樹君 よろしくお願いします。  加藤大臣、今日は幼稚園、保育園の問題、質問しますが、今日用意した九問は、実は全て幼稚園、保育園、施設の経営者から直接いただいた質問でございます。この幼稚園あるいは保育園から認定こども園に移行した施設の経営者の皆さんが、経営ができない、成り...全文を見る
○風間直樹君 大臣今おっしゃった政府の見解、認識ですね、私も事前のこれ調査の段階で事務方にも聞いたんですが、事務方も大臣と同じ認識です。ところが、経営者の皆さんは全く違うんですよ、苦しいと。自分たちもできるだけ地域の子供たちを受け入れたいんだけれども、そうすると自分の施設は経営基...全文を見る
○風間直樹君 加藤大臣にしてはちょっと硬直的な御答弁だと思うんですよね。私、加藤大臣の御答弁、この委員会で毎回拝見していまして、非常に感服をしております。  大臣、どうも政府としてのこの取組姿勢が固いんじゃないでしょうか。これだけ社会問題化している案件です。ということは、やはり...全文を見る
○風間直樹君 今されていないとおっしゃるその経営実態調査、これ加藤大臣の御発意で政府としてされてはいかがでしょうか。加藤大臣ほどの能力があって御経験がある方の発意であれば、私は政府が動くと思います。いかがでしょうか。
○風間直樹君 今日この質疑を終えた後、また私、地元で経営者の皆さんの声も聞きますが、当然経営者の皆さんは今日の御答弁も聞いた上で実態とこう違うぞという意見をおっしゃると思います。  この問題の議論は、当然この内閣委員会だけでは終わりませんので、私、予算委員会の委員でもありますか...全文を見る
○風間直樹君 次の質問です。これは厚生労働省かと思いますが、保育士の処遇改善についてお尋ねをします。  保育士の長時間労働や膨大な事務量、これは政府も認識されていると思うんですけれども、こういった保育所を取り巻く労働環境の整備も同時に重要な課題です。東京都保育士実態調査によりま...全文を見る
○風間直樹君 教諭免許の問題をお尋ねします。  幼保連携型の認定こども園で必要とされている保育教諭、幼稚園教諭免許状と保育士資格の両方を求められているわけですけれども、幼稚園の教諭免許状は十年ごとの更新が必要です。日々多くの子供への対応や膨大な事務に先生方は追われているわけであ...全文を見る
○風間直樹君 二年間で三十時間以上の講習が必要になるんですね。  経営者の皆さんに伺いますと、これだけ多くの負担を課せられると我々が幼保連携型の施設に移行するインセンティブがないんですよと。だから、都心でも免許の返上ということが起こっているわけです。この点のバランスについて、や...全文を見る
○風間直樹君 加藤大臣、幼保連携型のこども園に移行するインセンティブの問題、施設の面積基準や園長の資格要件など、かなり高いんですね。設置者はこの基準を満たす努力しているんですけれども、公定価格は他の認定こども園と同一です。ですからインセンティブがないという声が出てくると。  こ...全文を見る
○風間直樹君 こういう声がありまして、この問題、認定こども園の類型の中で最も設置基準が高い、運用面での基準も突出して高い幼保連携型、しかし、他の類型と基本単価費は同じ、ゼロ歳から二歳、そして三歳から五歳の単価設定も合算されて、未満児保育の運用費用が割り落とされたと。どうも、やはり...全文を見る
○風間直樹君 大臣の今の御答弁のままですと、こういう声が上がっているんです。小規模園では対応可能かもしれないけど、大規模園では難しいです、一定の規模以上からは二人制を認めるよう検討してほしいと。是非御検討いただきたいと思います。  続いて、認定こども園における利用者負担額の問題...全文を見る
○風間直樹君 大臣、最後ですけれども、どうでしょう、今日この議論をさせていただいて、政府としてこの経営実態の調査をやはりやる必要があるんじゃないでしょうかね。でないと、認定こども園へ移行するインセンティブがないという声が経営者から出ているわけですから、私は、政府がこのままの現状で...全文を見る
○風間直樹君 次の委員会でその確認をさせていただきますので、是非取組をお願いします。  ありがとうございました。
05月10日第190回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○風間直樹君 よろしくお願いします。  ちょっと順番変えまして、一番最後の問いからお尋ねをしたいと思うんですが、衆議院でのこの法案の審議の議事録を拝見していまして、ちょっともう少し詰めておいた方がいいという点です。  特定国立研究開発法人の対象法人候補、この選定ですが、総合科...全文を見る
○風間直樹君 これは政府委員の答弁で結構なんですけど、衆議院の答弁では、先ほど言いましたように、事前にその方自身がどこと利益相反があるのかを申告してもらって、利益相反がある場合には審議に参加しない、表決に参加しない、こういう手はずを整えていると。今回、橋本さんの場合には具体的にど...全文を見る
○風間直樹君 私は橋本和仁さんという方は存じ上げませんし、この法律案の審議でお名前も初めて拝見したと。私自身が文系の人間ですので、理系のことには余り詳しくありません。ただ、国会議員の務めとして、衆議院でこういった議論が出ている以上、法案の審議上そのチェックをするというのは重要なこ...全文を見る
○風間直樹君 いや、それはそのとおりなんです。ただ、CSTIのメンバーとして橋本さんがこの物質・材料研究機構の対象法人追加の検討に加わられて、その後、当該機構の理事長になられたということですので、その過程の透明化をこの審議で図りたいというのが私の意図、趣旨です。  いま一度確認...全文を見る
○風間直樹君 利益相反があった、なかったの判断は、政府としてはどういう判断だったんですか。
○風間直樹君 そうすると、これは、この法律案やそれに先立つ閣議決定の内容などに鑑みれば、御本人の判断もこれは当然必要だし、それも大事なことですが、さることながら、政府としてどう判断するかということも、当然その判断、認識を国会から確認をされる、またどういう判断をしたのか求められると...全文を見る
○風間直樹君 ちょっと済みません、私、余りこの質問を長くやるつもりないんですが、まだ御答弁が明瞭にならないのでもう少し確認をします。  まず、ちょっと手順として、順番としてはこういうことだったと思うんですが、衆議院の答弁に基づきますと、まず事前に橋本さん御自身がどこに利益相反が...全文を見る
○風間直樹君 そうすると、橋本さんからこの件での利益相反に関する申告はなかったという理解でいいんですか。
○風間直樹君 ちょっと質問の仕方を変えます、答弁がよく分からないので。  これ、ひょっとするとこういうことですか。CSTIで対象法人を選定する際に、既に内々この橋本さんの物質・材料研究機構への理事長就任が決まっていた、だから橋本さんがこの選定会議では御自身の判断として発言をされ...全文を見る
○風間直樹君 多分、今私が言った推測が当たっているんでしょうね。  この橋本さんが物質・材料研究機構の理事長に就任されたのが今年一月、CSTIにおいて選定をされたのが一月前の十二月ですから、一か月しかない。年末年始の休みを考えれば、当然もう大臣としてはどなたを理事長に指名される...全文を見る
○風間直樹君 これ、政府委員の方の答弁で結構なんですが、総合科学技術会議、あるいは今大臣おっしゃったCSTIというんですか、これはあれですか、国会同意人事の対象となるあれでしょうか、組織でしょうか。
○風間直樹君 そうすると、参考までにこのメンバーの方への報酬は、月額でも年額でもいいんですが、お幾ら支払っていらっしゃいますか。
○風間直樹君 昨年、おととしになりますか、安保関連法案の審議に先立つ集団的自衛権の解釈改憲の閣議決定のときに随分国会で議論したんですが、あのときのいわゆる安保法制懇談会という組織は、これ国会同意人事ではなかったので、メンバー、委員の方への謝金というのが非常に低額な謝金だった、たし...全文を見る
○風間直樹君 非常に重い会議なわけですよね。委員の立場も重いと、国会同意人事の対象になっているわけですから。  私、衆議院の審議から今日の御答弁の流れを聞いていて思うのは、誤解のないように説明をしていきたいと政府はおっしゃるんですが、その説明が誤解を、まあ誤解があるかどうか分か...全文を見る
○風間直樹君 今日、これまでの質疑は、今後のこの法律案、あるいはこれから可決、成立をした場合の法律の運営上一つの、参議院でこういう質疑が行われた、やり取りがあったという記録を残すためにさせていただいたわけでございます。  さて、ちょっと時間がなくなりましたので、質問項目のうち法...全文を見る
○風間直樹君 次の質問ですが、特定国立研究開発法人については国家戦略との連動性を高めるという説明がなされています。国家戦略というのは何を指しているんでしょうか。
○風間直樹君 時間の関係がありますので、先に衆議院の修正案についてお尋ねをしたいと思います。中根衆議院議員、よろしくお願いします。  まず、この法案第六条第二項で、研究者等の給与その他の処遇について、優秀な人材の確保並びに若年の研究者等の育成及び活躍の推進に配慮して行うことを追...全文を見る
○風間直樹君 続けてお尋ねをします。  附則の第五条ですが、この検討規定を修正した理由、御説明お願いします。
○風間直樹君 中根議員、ありがとうございました。議員への質問は以上でございます。ありがとうございました。  残りの時間使いまして、ちょっと先ほどの利益相反の件、気になることをもう一回詰めたいと思います。  ちょっとつらつら考えたんですが、大臣、こういうことなんですかね、ちょっ...全文を見る
○風間直樹君 そうすると、翌月、既に、物質・材料研究機構の理事長に橋本先生が就任されるわけですが、一月前のこのCSTIの会議ではその内定していたという事実はないと、こういうことでよろしいわけですね。  今日、この件議論させていただいて感じたんですが、この利益相反のおそれというの...全文を見る
○風間直樹君 ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
05月26日第190回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○風間直樹君 今日は、道路運送法の特例について、私から主として国交省の宮内政務官に質問をいたします。  この委員会で、この特例について様々な委員の皆様から質問が出てまいりました。衆議院の質疑、会議録も全て拝見しました。ですが、いまだにこの特例を設ける意味が私には分かりません。こ...全文を見る
○風間直樹君 そういう答弁をこの委員会でもこれまで政府が繰り返してきたわけですが、このNHKの報道も裏を取らずに報道しているとは思えないんですよね。過疎地における実証実験が始まりますということまで言っていますので、恐らくそういったところに今回の特例のやはり目的の原点があるのかなと...全文を見る
○風間直樹君 今週号の日経ヴェリタスという新聞を読みました。これも大変高い質の記事がよく出ているので好んで読んでいるんですが、アベノミクスの通信簿が載っていました。これを見ますと、様々な政府の成長戦略の分野において、特に際立って高い得点をアナリストが与えていたのがこの観光の分野で...全文を見る
○風間直樹君 そうすると、政務官、もう一点お尋ねしますが、今回のこの事業の目的、特例における事業の目的というのは、運営協議会等の合意という手続がない場合でも問題なく支障なく自家用有償旅客運送が実施できるかどうかを検証することにあるのかなと私は思っていたんですが、そうではないという...全文を見る
○風間直樹君 次のお尋ねなんですけれども、宮内政務官、今年の二月十五日付けで内閣府の地方創生推進室が作成した国家戦略特区ワーキンググループからの指摘・確認事項、ここで、自家用有償旅客運送の登録は、地域の既存事業者を意思決定に加えるのではなく、区域会議の判断に基づき実施するものとす...全文を見る
○風間直樹君 宮内政務官にもう一回お尋ねしたいんですが、この組織体の話ですね、合意形成を図る。今までは当該市町村やその市町村にあるバス事業会社、また関連者といった運営協議会であったと。今後は合意形成を図るためには国家戦略特区会議、これが合意形成を図る主体となるということですね。 ...全文を見る
○風間直樹君 そうすると、今回のこの特例に基づく事業の結果次第では、この運営協議会等の合意、これを不要とする、事前手続が簡素化された自家用有償旅客運送について全国展開すると、こういったお考えは現状では全くないということでいいですね。
○風間直樹君 私、気になっているのは、この費用、それから収益、この特例に基づく事業者が得る収益なんですが、例えば現行の自家用有償旅客運送、ここでは旅客から収受する対価の基準について決めています。燃料費その他の費用を勘案して実費の範囲内であると認められる等と決められているわけです。...全文を見る
○風間直樹君 利潤は取れないということでよろしいですか。
○風間直樹君 普通、商売をしようという場合は、やはりこれは、この事業もうかると、自分もこの事業をすることで収入が入るというインセンティブが働いて新規の事業に乗り出すのが人間だと思います。  ところが、この特例では実費の範囲だから利潤は得られないと。そうすると、この特例に基づく事...全文を見る
○風間直樹君 何かこの法案が非常に小ぶりな、アベノミクスの成長戦略を担う法案としてはどうもその成果に乏しいようなイメージしか受けないんですね。政府がおっしゃるこの特例の目的が本当にそこに限定されるものであれば、これはどうなんでしょう、先ほどの日経ヴェリタスじゃないですけれども、ア...全文を見る
○風間直樹君 この質疑を通して、この特例の主たる目的の事業的意義の確認、それから、この結果次第で全国展開する考えはあるのかどうか等伺いました。  いずれにしても、私がイメージしていたものと政府の答弁とは違うということでありますので、どれぐらいのその効果があるのか、まだ政府がおっ...全文を見る
○風間直樹君 それでは、総合科学技術会議、CSTIでこの物材機構のスーパー独法昇格を決定したのはいつでしょうか。
○風間直樹君 この総合科学技術会議、CSTIの委員は先般の質疑で国会同意人事であるということでしたけれども、この委員の皆さんの報酬はお幾らでしょうか。
○風間直樹君 これ笑い話ですけれども、先般、官邸での経済状況に関する会議、確認の会議で有名なノーベル経済学賞受賞者がお見えになったときに、その日当が一万円ちょっとだというのでネット上でかなり話題になっていました、何でそんなに有能な方に対して安い日当なのかと。  これは、私よく友...全文を見る
○風間直樹君 そうすると、橋本さんが政府から就任打診を受けたのはいつになりますでしょうか。
○風間直樹君 ここ、極めて大事な点でして、ちょっと後でまたお尋ねをします。  では、橋本氏がこの就任を内諾されたのはいつですか。
○風間直樹君 文科省は、昨年の御用納めはいつでしょうか。
○風間直樹君 そこで、配付資料の二枚目なんですが、この配付資料、「独立行政法人の役員人事に係る任命手続について」という事務連絡でして、内閣官房の行政改革推進本部の事務局長から出されているものです。宛先は各府省の官房長となっています。  この事務連絡の「記」というところの二番目を...全文を見る
○風間直樹君 済みません、一番目の理由は分かったんですが、二番目の理由をもう一回お願いします。
○風間直樹君 それは役所としてそういう判断をされたということですか。それはこの独法通則法の第二十条第三項の規定の趣旨とはどう関係するんでしょうか。
○風間直樹君 そうすると、ここにある推薦の求めはしなかったけれども有識者の意見を聞いたりして適任者を選定、確保したと、こういうことですか。
○風間直樹君 そうすると、この平成十一年の独法の通則法との関係をちょっと確認しておきますが、配付資料の一枚目ですね。この役員の任命の第二十条の数字の3というところ、主務大臣は、法人の長を任命しようとするとき、必要に応じ公募の活用に努めなければならない、公募によらない場合であっても...全文を見る
○風間直樹君 これは、どこにそういう規定があるんでしょうか。
○風間直樹君 分かりました。その点は明らかになりました。  では、次の問いですが、これは酒井政務官に対するお尋ねになりますけれども、この総合科学技術会議の委員が、先般の質疑で指摘しましたように、物材機構のスーパー独法昇格を決定する会議に参加されていらっしゃった、橋本さん、参加さ...全文を見る
○風間直樹君 橋本さん御自身が物材機構の理事長として適任かどうかという判断については、確かに非常に才能高い方でいらっしゃいますから適任なんでしょう。その点については異論はないんだろうと思います。  ただ、問題は、この物材機構をスーパー独法に昇格させますかどうしますかということが...全文を見る
○風間直樹君 こういうことですよね。橋本さんは、既にこの当時以前から総合科学技術会議の委員でいらっしゃったと、この事実がまずあるわけです。そうしたところ、文科省の方で、恐らく文科省の発意なのか、この物質・材料機構という独法をスーパー独法に昇格したいというアイデアが持ち上がった、そ...全文を見る
○風間直樹君 森本さん、これ、差し控えるで済まないですよ。だって、この総合科学技術会議は国会同意人事の対象でしょう。そうでなければ答弁差し控えるで私も見逃すかもしれませんが、国会同意人事の対象である会議の委員が加わった会議でスーパー独法の昇格を決めて、その独法の理事長にこの会議の...全文を見る
○風間直樹君 いや、その答弁は苦しいですね。その橋本さんの責任に押し付けちゃっています。それはまずいですよ。やっぱりこの会議は、繰り返しになりますが、国会同意人事の対象の会議ですから、その選任には、当然その人選に当たっては事務方の内閣府も加わっていらっしゃる。その結果選んだ会議の...全文を見る
○風間直樹君 ここはやはり政務の出番かなというふうに思います。役所の答弁も幾つかいただきましたが、なかなか苦しいお立場がかいま見えるわけです。  酒井政務官にお尋ねしますが、内閣府の設置法というのがありますね。この三十二条、ここにこうした国会同意人事案件の様々な規定があるわけで...全文を見る
○風間直樹君 私、今回この質問を先日に引き続いてしましたのは理由がありまして、一つは、先ほど申し上げたように、特に国会同意人事の対象の会議の委員の話ですから、やはり行政を監視する国会の役割としてこの詳細については確認をしておく必要があるということ。  それからもう一点は、日程、...全文を見る
○風間直樹君 最後に、この内閣府の設置法三十二条ですが、やはりきちんと国会に対して説明するためには、独法の昇格決定の会議前に、一旦この会議の委員を利益相反のおそれを招かないために会議から外す仕組みの創設を考慮すべきだというふうに思います。その点の検討を要請しまして、私の質疑を終わ...全文を見る
○風間直樹君 私は、民進党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  規制改革に取り組み、経済社会の構造を改革し、産業の国際的競争力を高めることは、私たちも大変重要だと考えます。しかし、今...全文を見る
10月27日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○風間直樹君 おはようございます。  今日は、九月の日銀の新政策決定を受けて、黒田総裁と岩田副総裁にお尋ねをしていきたいと思います。  まず、岩田副総裁にお尋ねをします。  九月の新政策は、いわゆるリフレ派の皆さんから非常に厳しい批判を浴びています。私、この委員会で、かねて...全文を見る
○風間直樹君 今の答えは日銀の新しい金融政策の御説明でありまして、どう抗弁するんですか、弁明するんですかという私の質問に対するお答えではありませんので、いま一度弁明を伺います。
○風間直樹君 すると、今回の新政策は、これまで岩田さんがリフレ派の旗手としておっしゃってきた、主張してきた内容、お考えと全く整合的である、何ら変わるものではないと、こういう理解でよろしいですか。
○風間直樹君 二〇一三年三月十五日だったと思いますが、黒田総裁、岩田副総裁の就任が国会に同意人事案件として諮られ、可決され、お二人が就任されました。私は、そのときお二人の就任には反対票を投じました。  以来、岩田さんの御主張をこの場でるる聞いてまいりましたが、今日の主張を聞くの...全文を見る
○風間直樹君 先ほども引用した嶋中雄二さんがこういうことをおっしゃっているんですが、安倍政権の掲げる二〇二〇年度名目GDP六百兆円目標を半期ベースで同年度末までに達成するには、一年半のタイムラグを考慮すれば一九年度上期までにはマネタリーベースを平残で六百七十六兆円に拡大させる必要...全文を見る
○風間直樹君 岩田さんの答弁には根本的な矛盾があるんですよ。日銀は長期金利ゼロ%を目標としたわけです、今回の決定で。現状はマイナス水準。したがって、ゼロ%を達成するためには、当然ですが、国債を売らなくては達成できないと。しかし、副総裁の答弁は国債を大量に買うとおっしゃっている。こ...全文を見る
○風間直樹君 この場で度々、複数の委員から、岩田さんの去就についてこれまで質問が出てまいりました。あなたは、就任時、二年以内に必ず二%目標を達成すると断言をされました。さらに、達成できなかったときには自分は職を辞すとまでおっしゃいました。ちょうど二年経過したときに、職を辞すんです...全文を見る
○風間直樹君 そうです。
○風間直樹君 改めてその根拠をお尋ねします。
○風間直樹君 二〇一三年以降、過去三年余りにわたって我々が聞かされ続けてきた理由を今おっしゃいました。しかし、物価は上がっていない。この先一年半で二%に到達するという保証は、今の御答弁を聞く限り、ないのだろうと改めて思いました。  さて、元審議委員の中原さんが、今回の新政策につ...全文を見る
○風間直樹君 そうしますと、十年超の長期金利についてもコントロールできるとお考えなんでしょうか。
○風間直樹君 その理由をお尋ねします。
○風間直樹君 この十年債の利回りですが、現状、〇%を割っている状況です。これを〇%に上昇させるという新政策なわけですけれども、私疑問なことがありまして、政府発行の国債、当然、十年債の金利がゼロ%だということは、政府が国債発行によって資金を調達してもそのコストはゼロだということであ...全文を見る
○風間直樹君 つまり、それはもう日銀の責任じゃないんだと、我々はイールドカーブを管理してこの十年物の長期金利はゼロ%程度まで上げるけれども、それ以上のことは、つまり財政上のリスクについては日銀は責任を負わないと、こういうことでよろしいですか。
○風間直樹君 同様の質問を黒田総裁に伺います。
○風間直樹君 麻生大臣にお尋ねをします。  今の正副総裁の御答弁を踏まえて、財務大臣として今後の国債発行についてどのようなお考えをお持ちなのか、伺います。
○風間直樹君 岩田副総裁への質問に戻ります。  残り任期一年半ということですけれども、あなたは今、二%達成ができると考えるとおっしゃった。ただ、その道筋は見えてきません。任期を迎えたときに二%を達成できていなかった場合、あなたの矜持としてどのような対応を取られますか。
○風間直樹君 確認ですが、つまり、物価が上昇を今後していって、二%には到達していなくても、その時点で、上昇傾向にある場合は御自分の責任は果たされたと、このようにお考えになるということでよろしいですか。
○風間直樹君 つまり、最終的に任期を迎えた時点で二%に達していなかったとしても、それは諸般の経済情勢によるものであって、自分の責任とはならないと、こういうことでよろしいですか。
○風間直樹君 あなたは就任時に、二%を達成する、できなかったときには職を辞するとおっしゃいました。そのときには説明責任というお話は一切されていません。今回、説明責任という話が出てきた、これまでこの委員会でほかの委員の方がお尋ねになっても、あなたは説明責任とおっしゃった、就任時と今...全文を見る
○風間直樹君 岩田さんの御答弁を伺っていますと、説明責任を果たされようということでいろいろ説明を今までされているんですが、その説明内容が、現在と過去、全く整合性がないというのが特徴であります。一年半後、任期を迎えるときにあなたの目標が達成されていればよいとは思いますけれども、そう...全文を見る
○風間直樹君 最近、日銀内部のリフレ派の皆さんの足並みが随分乱れてきているのを感じます。  十月の十二日、原田審議委員が長野の松本で記者会見をされました。その内容、非常に注目をされていたわけですけれども、驚くべき発言をされました。リフレ派のお一人として原田さんがこの日銀新政策に...全文を見る
○風間直樹君 総裁、それは完全に逃げの答弁ですね。  原田さん、この方は審議委員です。先般の国会同意人事で、別の方が国会に提出された経歴に様々な間違いがある、あるいは事実と異なる点があるということで、承認が随分紛糾しました。同じ審議委員の原田さんが、会見でマスコミも唖然とするよ...全文を見る
○風間直樹君 よく分かりました。そうすると、総裁の今の答弁を踏まえれば、この原田さんという審議委員はやはり日銀の審議委員に足る見識をお持ちでないというふうに理解せざるを得ないと思います。我々は、また任期が来て、この方の人事が改めて国会に提出された場合には、今回のこの方の対応を踏ま...全文を見る
○風間直樹君 すると、超長期金利については現状かそれ以下ということでも構わないということでしょうか。
○風間直樹君 日銀がマイナス金利を導入されて以降、金融機関の運用難が非常に強くなったと、特にこの超長期債等で運用している機関投資家の立場が厳しくなったと言われています。今の総裁答弁を伺うと、余りそこに対する配慮は感じられない。超長期債の金利については日銀の操作もそう及ぶ対象ではな...全文を見る
○風間直樹君 どうも総裁の就任当初に比べますと、発言が非常に自信のないものに変わってきています。日銀総裁として我が国の金融政策の操縦桿をしっかり握っていると、こういう感触が伝わってこないわけです。  この辺はマーケット関係者にもやはり共有されている認識でして、例えば日経ヴェリタ...全文を見る
○風間直樹君 同僚の議員の皆さんから総裁のロジックが完全に破綻しているという声が上がっておりますので、指摘をします。  そうしますと、今の長期金利の水準は、総裁、ゼロ%程度の範囲内とお考えなんでしょうか。
○風間直樹君 終わります。
11月22日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○風間直樹君 今日は、最初に日銀に質問させていただきます。よろしくお願いします。  先週、十一月の十七日に日銀が国債の指し値オペを行ったという報道がされました。この指し値オペの目的は何でしょうか。
○風間直樹君 つまり、上がりつつあった金利を下げる目的でされたと、こういうことであります。  ただ、肝腎の応札がなかったという報道なんですけれども、それは事実でしょうか。
○風間直樹君 そうしますと、今後、また同じ指し値オペを行われるのかどうか、応札がなかったとしても継続されるのかどうか、その点はいかがでしょうか。
○風間直樹君 私、国債のオペやったことないのでよく分からないんですが、ちょっと国民の皆さんにもよく分かるように御説明いただければ有り難いんですが、指し値オペを日銀がする、ところが応札がない、金利が下がる、マーケットが日銀の意思というのは大体金利水準この辺にあるんだろうということを...全文を見る
○風間直樹君 分かりました。  次の質問なんですが、先週十七日のこの財金の委員会で質疑に立った委員の皆さんから、現在の日銀の国債保有と、それからこの国債保有が将来的に出す可能性のある日銀の財務上の損失について質疑がなされました。  このときの質疑をちょっと私なりにまとめてみた...全文を見る
○風間直樹君 従来、この財金の委員会で同じような趣旨の質問が出た場合、総裁は同じような御趣旨で答弁されますので、ちょっと私の方で頭の体操のイメージをしてみました。  例えば、国債の額面が百円だとした場合、今、民間の金融機関がこの国債を仮に百五円で購入し、これを日銀が年間八十兆円...全文を見る
○風間直樹君 付利の引上げによって日銀の収益が押し下げられた場合、日銀の財務への影響はどのようにお考えですか。
○風間直樹君 黒田総裁の任期はいつまででしたでしょうか。
○風間直樹君 そうすると、あと一年半程度なわけですけれども、この間五回この二%の物価達成目標の時期を延長されて、国民から見ると、あと一年半の総裁の任期中に二%目標が達成できるのかな、多分無理なんだろうなというのが率直なところなんだろうと思います。そうすると、やはりこの異次元緩和を...全文を見る
○風間直樹君 総裁、そもそもこの長期金利を中央銀行がコントロールすることの是非というのはやっぱりあるんだろうと思います。今は異次元金融緩和という特別な政策下ですから、その下で国益にかなうということで大方の理解が得られているという側面はあるかと思うんですが、ただ、実際これ副作用もあ...全文を見る
○風間直樹君 一つ、ちょっと本質的なことをお尋ねしたいんですが、長期金利というのは、言ってみれば財政規律の弛緩に対する一つの指標であり、警鐘にもなり得るものだろうと思います。  今、世界的に中央銀行がこの大規模な資産の購入という政策を取っているわけですけれども、一方で、アメリカ...全文を見る
○風間直樹君 次の質問に移ります。  今年度決算の発表日について伺いたいんですが、日銀は毎年十一月の終わりに当該年度の中間決算を公表しています。今年度決算の発表日はいつでしょうか。
○風間直樹君 財務省にはもう承認申請をされていますか。
○風間直樹君 財務副大臣、お越しですが、財務省では今どういう状況でしょうか。
○風間直樹君 先ほど御紹介したように、二〇一五年度の決算では約九千億円の償却負担が出たと。これは、マイナス金利を導入したのが今年の二月半ばでしたので、この二〇一五年度末決算が公表されたのがその一か月半後ですか、ということですので、一か月半しかマイナス金利の期間が含まれていないけれ...全文を見る
○風間直樹君 財務省にしても日銀にしても、現段階での御答弁はそういうことになるんだろうと思います。  ただ、今後の出口の戦略を時期尚早として総裁おっしゃいませんが、少なくとも、私は黒田総裁よりも年齢も若いわけですし、総裁の任期到来後も私の任期は参議院議員としてまだ一年あります。...全文を見る
○風間直樹君 ということですので、検査院といろいろやり取りしてみますと、国の行政機関に対して検査院が毎年、日銀含め様々な機関に検査を行っていると。そこからいろんな検査結果が上がってくるんだけれども、その結果を見た上で、この検査結果は国民に対して検査院としてやはりきちんと開示をして...全文を見る
○風間直樹君 はい。  時間が参りましたので、以上で終わります。引き続きの質疑は後刻させていただきます。  ありがとうございました。