風間昶

かざまひさし



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風間昶の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。今回の釧路沖地震による被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。  私は、港湾の問題と液状化の問題と地震観測体制の三点にわたって質問させていただきたいと思います。  釧路港は、北海道の東玄関として位置づけることができるんじゃないか、単なる...全文を見る
○風間昶君 大体の概略納得したわけでございますけれども、私も一月十六日、翌日一日目に早速駆けつけまして、そして三週間たった二月七日、それと今回現地参加の形で一カ月後、三回災害特別委員会の先生方と視察させてもらったんですけれども、少なくとも、港湾に関して今お話がございましたようです...全文を見る
○風間昶君 今のお話はわかりました。  じゃ、ベルトコンベヤーに載っけて対応するというふうにお話があったわけですが、ベルトコンベヤー自身もベースが傾いているわけです、海側に。あれも機能しない状況で、つまりアンローダーとコンベヤーとそれから工場と、コンビナートの形式といいましょう...全文を見る
○風間昶君 じゃ、融雪期まではちまちまやっていられないというふうにとらえていいんでしょうか。――ちまちまやると。  そうやると、かえって私は応急復旧費が膨らんでいくのではないかというふうに思うわけです。ですから、本格復旧のめどをきちっと立てていくことが大事だと思うんです。何回も...全文を見る
○風間昶君 積雪地域で厳寒期の地震災害ということ、先ほど何回か井上大臣もおっしゃっておりますけれども、そういう意味で非常に大規模地震の中で我が国は貴重な経験をしたのではないかというふうに思うわけです。  これは国際地震センターというものがあるというふうに聞いているんですけれども...全文を見る
○風間昶君 ぜひとも教えていただきたいと思います。  先ほどからお話あるように、今回の地震の被害のほとんどが液状化現象で説明ができるのではないか。つまり、それで診断できるのではないかというふうに思うわけです。つまり、港湾だけじゃなくて、マンホールの苦情も、それから湿原を横切って...全文を見る
○風間昶君 今大臣からマニュアルが作成されたというふうにお話しいただきました。じゃ、そのマニュアルに従って関係地方自治体を含めた地域がもう液状化マップをつくっているんでしょうか。また、つくっているとしたら、指導監督してくれる国土庁がどの程度その実態を知っているのか教えていただきた...全文を見る
○風間昶君 じゃ、マップは全国的にでき上がってくるというふうに判断してよろしいんですね。もう四年も五年もたってからできてくるということになりますと、またその間に地震が起こってくるということになると大変なことになるわけでございます。ちょっとそのマニュアルの部分を読ませていただきまし...全文を見る
○風間昶君 じゃ、いつまでたってもできてこない可能性があるというふうに考えてもいいわけですか。
○風間昶君 液状化防止対策は、今大臣のお話では既存の大きなものについては困難な部分というか、やられてないところもあるというふうにおっしゃいましたが、実際には釧路の港湾部に関しては、現地の方からは液状化防止対策をやっているというふうに伺ったわけです。  それはどういうのかというと...全文を見る
○風間昶君 じゃ、ちょっと現地の方の話が、私の受けとめが悪かったのか、その辺、液状化対策をしているにもかかわらず被害を受けだということは、見直しが必要ではなかろうかというようなお話があったものですから、ちょっと私が勘違いしていたのか、どちらが正しいかどうかは別にしまして、その辺の...全文を見る
○風間昶君 じゃ、ちょっと話があれしますが、先ほどもちょっとお話しさせていただいたように、被害原因としての液状化を防止する対策、これは防災の立場ですから、もう一つは防災の同じ立場で、地震の予知の問題、全く次元が違うといいましょうか、病気でいえば治療と予防というふうに感じるわけでご...全文を見る
○風間昶君 今回その前兆はなく、また大きな余震もなかったということでございますけれども、いわば予知と液状化との問題というのは、本当におしりと前の話ですからあれなんですけれども、しかし今後行政上、予知連の中で地震観測をしていく上で、液状化のファクターを教訓化していく必要があるんじゃ...全文を見る
03月25日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  午前中から種々の厳しい酪農、畜産の状況をずっとお話を伺っておりまして、私なりに整理をさせていただいて、やっぱり根本の原因は牛肉の輸入自由化によって起こってきたのではないかというふうに思っておるわけです。実際、輸入自由化によって個体価格の...全文を見る
○風間昶君 何月にというふうには言えないけれども、近いうちにということはどういうことなんでしょうか。例えば、病気で言えば、急性感染と慢性感染、普通は一カ月から二カ月を超えますと慢性感染になるわけです。今、大変厳しい状況だということが現実にあるわけで、これは医療界であれば実際失格な...全文を見る
○風間昶君 今三月末ですから、四、五、六と三カ月間ある。もう少し早くしていただきたい。この三カ月の間にやめざるを得ない方々も出てくる可能性が十分過ぎると言っていいぐらいの、とりわけ専業酪農家の多い北海道の実態でございます。どうかよろしくお願いいたしたいというふうに思います。  ...全文を見る
○風間昶君 きちっと何万トンと言うのは難しいかもしれませんが、おおよそのことはわかるんじゃないですか。
○風間昶君 じゃ、後ほど個人ベースで例えば教えていただけるんでしょうか。どうなんでしょうか、それは。——よくわかりました。  次に、我が国においては乳用種から供給される牛肉がかなりの量を占めておるわけであります。まだちょっと勉強不足でございますが、昭和五十八年に酪農振興法が改正...全文を見る
○風間昶君 大まかなその目的はわかりました。  しかし、規模としまして、草地を媒介とする事業あるいは受精卵の移植、生産・消費・流通面から具体的にすべてうまくいっているんですか、これは予定どおり。
○風間昶君 酪農家の方々の負債の問題についてはかねてから取り上げられてきておりますけれども、政府としてその実態についてどのように把握していらっしゃるのか。  また、負債農家についてはいろんな制度資金あるいは特別資金などの手当てがなされているのは承知しておりますが、現実に末端の生...全文を見る
○風間昶君 今伺いますと一戸当たり全国平均で平成三年度で一千百十九万、北海道でその倍になっている。単純に考えれば、数のトリックかもしれませんけれども、この数だけで北海道の人たちは末端の農家まで指導が農協もしくは団体などを経由して徹底してないというふうにとってしまう人だっているわけ...全文を見る
○風間昶君 じかには結びつかないけれども、当然結びついているわけですよ。そう考えるのが普通じゃないですか。
○風間昶君 いずれにしても、この負債の問題というのは我が国のゆとりある酪農・畜産発展のためには避けて通れない、本当に初めから、親の代から借金、ある人によってはもらったままやっているという状況があるわけです。そういう意味でしっかりとここの部分の治療をやっていかないと大変な目に私は遣...全文を見る
○風間昶君 ですから、先ほどもそれを伺いました。現金収支ベースのデータを出してみたらいかがでしょうか。そうすると大変なことがおわかりになるんじゃないかというふうに思うわけです。それはいかがですか、面倒くさくてできないということはないと思うんですけれども。
○風間昶君 じゃ、生産費調査で、例えば政府の調査で平成元年の水準と比べますと三年、四年度はどうなんですか。
○風間昶君 じゃ、所得水準は余り減少してない、大体一千万近くずっとこの数年確保されているというふうにとっているわけでありますか。
○風間昶君 じゃ、平成五年度の見通しはどうなんですか。
○風間昶君 わかりました。  これは私ちょっと勉強不足なので、もう少ししっかり検討してからもう一遍伺いたいと思います。  乳製品のことについて伺いたいと思います。  平成三年度の乳製品の輸入総量は、畜産振興事業団の畜産情報から見ますと、総量四十四万七千トン、特にバターの輸入...全文を見る
○風間昶君 見せますか。(資料を示す)
○風間昶君 倍輸入量がふえた。そうすると、当然在庫が出るわけですよね、オーバーに。通常、在庫量というのは、伺った話によると、消費量の二カ月分が適正というふうに伺っているわけですけれども、新聞によれば、三カ月分もオーバーして、五・一カ月分在庫があるというふうに言われているんですけれ...全文を見る
○風間昶君 じゃ、余っているわけですよね、二・八カ月分。脱脂粉乳という今お話がありましたけれども、バターのことなんですが。
○風間昶君 じゃ、四・五カ月分今現在余っているわけですね。
○風間昶君 じゃ、二・五カ月分オーバーになっているにもかかわらずまた輸入するつもりなんでしょうか。
○風間昶君 じゃ、その二・五カ月分オーバーの分の、先ほどもお話が出ておりましたが、一方で消費を拡大していく具体的な方法は考えていらっしゃるんですか、どうですか。
○風間昶君 私は安売りのときしかバターは買わないんです。北海道で言いますとスーパーでは二個で五百十円とか、一つ二百二十グラムのときしか余り買わない。そのときまとめ買いするんですけれども、それはそれとしまして、テレビでは余りそのPRを見たことないんですけれども、やっぱり消費者あって...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  今度はまた話が変わりますけれども、労働時間の問題でございますが、酪農家の年間総労働時間というのは、規模拡大をすることで頭数はふえるわ、探らなきゃならないわということで、農水省の統計でも明らかであるわけでありますけれども、専従者一人当たりの年間の労働...全文を見る
○風間昶君 そこまではだれでも納得するわけですよ。だから、どう減らすかというその指導をしていくのが私は農水省の役割の一つではないかというふうに思う。それであってこそ初めて、激励の指導の手を伸べてこそ人材は育っていくのが世の中の道理であるというふうに思うわけです。  私も病院に勤...全文を見る
○風間昶君 モデル地域を選択してやっていらっしゃるように受けとめられましたが、ミルクパーラー方式ですか、そういったハードの投資、それを日本のこれまでの中にそのまま持ち込むというのはちょっと安易ではないかというふうに思うわけであります。何にも具体的なバックグラウンドはありませんけれ...全文を見る
○風間昶君 今のお話にも関連するんですが、要するに北海道の酪農家は一生懸命頑張っていいものをつくっているわけです。例えば、一戸当たりの成牛飼養頭数だってアメリカ、オランダに比べても遜色はないわけで、昭和四十五年から平成二年までの二十年間でどのぐらい規模拡大になったかという倍率にし...全文を見る
○風間昶君 納得しないですよ。だからこそ、こうやって大事な農水委員会が開かれているんだというふうに私は理解しておるわけです。また、そのためにも、その結果を本当に働く酪農家の方々が獲得し得るために、きょうも何人かの酪農家の方々がいらっしゃっているわけです。ですから、そういう意味で、...全文を見る
○風間昶君 農水大臣も同じことですか。じゃ、一蓮托生で同じ御意見なんですね。失礼な言い方をいたしましたが、申しわけございません。  時間がちょっと余っていますけれども、私はこれで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月26日第126回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○風間昶君 公明党の風間です。  まず、沖縄関係についてお尋ねいたします。  昨年、当委員会は、沖縄振興開発特別措置法の一部改正法案の採決に当たりまして附帯決議を行いました。このことは当然北開発庁長官もよく御存じでもありましょうし、その決議に沿って五年度予算について確認したい...全文を見る
○風間昶君 次に、その決議の中に、「沖縄の振興開発の現状にかんがみ、沖縄県及び市町村の財政の厳しい実情を踏まえた適正な負担となるよう特段の配慮をすること。」というふうになっておりますが、五年度予算では、沖縄に対する公共事業の国庫補助負担率については現在の暫定補助率を沖振法の本則補...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。ぜひとも支障を来すことがないようにお願いしたいというふうに思います。  「離島・過疎地域振興対策を講ずること。」ということにつきまして、今回の予算ではさまざまな配慮がなされているというふうに思いますが、特に僻地の医療といいましょうか離島の医療...全文を見る
○風間昶君 全国統計でも、沖縄県全体をとってみましたら、医療施設の数もそれから医師の数も全国の基準よりも結構多いといいましょうか、平均を上回っておるわけで、そういう意味では数の上では多いんですけれども、実際に陸続きの一つの県を考えてみると、そういうのと若干私は違うファクターが余り...全文を見る
○風間昶君 これからの高齢社会に備えて、やはり一番大変な離島地あるいは無医地区の健康のかさ上げを図っていくことが大事ではないかというふうに思いますので、若い方々がボランティアでもとにかく訪問看護、看護といいましょうか訪問介助をするような形でのさまざまな青少年に対する啓蒙もぜひとも...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  この附帯決議と離れますが、もう一点沖縄問題については地元から、また本土から進出していらっしゃる企業の方々からの話もありましたが、沖縄県に行く飛行機の航空運賃、それから本土と沖縄間の電話料金の引き下げなどについても強い要望を受けておるわけで...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  次に、北方関係に移らせていただきます。  最近の日ロ関係の動きを踏まえて、北方領土問 題の解決についての基本的な考え方、また今後の取り組みについてぜひとも鹿野総務庁長官にお伺いしたいというふうに思います。
○風間昶君 今こういうような状況であるならば、やっぱり官民挙げた地道な努力が、また運動が非常に重要であるというふうに考えられますけれども、きょう、予算書を改めて見させていただきまして実はびっくりしたわけです。  北海道の問題だけじゃなくて、要するに日本の国民的な課題であるこの北...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。終わります。
03月29日第126回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○風間昶君 公明党の風間です。  昭和六十二年度から総合勘案方式というのを利用したということですけれども、その理由は一体何なんでしょうか。明確に簡単に答えていただきたい。
○風間昶君 じゃ、今回の恩給の改定率、ベースアップ二・六六%というのは、六十二年度から過去七回、公務員給与の改定率八割、消費者物価上昇率二割の総合勘案方式というふうに今お話にございました。そうすると、計算を実際にやってみましたら、本当に八割と二割の加算方式になるというわけですけれ...全文を見る
○風間昶君 たまたまと言うけれども、七年間そういう形で計算式ができているようにすら思えるわけでございまして、そうすると今後ともその割合を維持していくおつもりなんでしょうか。
○風間昶君 わかりました。でもやっぱりどう見てもベースアップやなんかが一律になっているというふうな気がしてならないわけです。  それで、公務員給与の改定は極端に非常に下位のクラスほど重視されているように思えるわけです。要するに、国家公務員の行政職の俸給表(一)の昨年の改定率は一...全文を見る
○風間昶君 次に、七十五歳以上の方の改定率は一般恩給の改定率の二・六六%を〇・五%上回る三・一五から三・一七%と優遇した理由というのは何か、お伺いしたいというふうに思います。
○風間昶君 たまたま平均年齢が七十五歳だったということなんですか。普通恩給とか普通扶助料の最低保障額の区分というのは一応六十五歳ですよね。一般に高齢者というと六十五歳以上を私ども戦後生まれは想定するわけです。そういう意味で、一つの区分である六十五歳という事実があるんなら、私は六十...全文を見る
○風間昶君 くどいようですけれども、そうすると、来年は七十六・五歳の平均年齢にもしなったら、そういうふうにまたなるんですか、そういうふうに考えてもいいんですか。
○風間昶君 わかりました。  私自身は恩給をもらっているわけじゃございませんので実際に行っていないわけですが、この「恩給のしくみ」というのを読ませていただきましたら、郵便局の窓口で受けなさいと、六日の日ですか、郵政省のいわば独占のように私は思えてならないわけですけれども、私から...全文を見る
○風間昶君 なるほど、そういう問題があるわけですか。  しかし、それは私は郵便局の業務ではなくて、むしろ恩給局の方の役割というふうに思えるわけです。そこさえクリアできれば、今回郵便局の窓口になったという大きな進展を図られたわけですから、ぜひとも今後民間の銀行を含めた金融機関にも...全文を見る
○風間昶君 そう思いまして、二、三人の方々に、実際に札幌市内と札幌市外の方に聞いてみたんです。  郵便局の窓口で、恩給の遺族の方だったんですよ、お一人は。実際に相談されていますかと言ったら、相談をしても十分答えが返ってこないで、結局、北海道の道の恩給部局に照会をしているというこ...全文を見る
○風間昶君 よくかみしめて、かんでください。  総理府にお願いしたいと思いますが、シベリア等戦後強制抑留者の贈呈事業についてお伺いしたいんですが、最後の質問で時間がちょっとオーバーして申しわけございません。あす、あさってがいわば請求期限でありますけれども、恩給不受給者、恩給受給...全文を見る
○風間昶君 そうすると、三割弱の方がこの贈呈事業から外れているわけですよね。これまでテレビなどを通してメディアで随分と総理府の広報活動を私も見ましたけれども、御苦労さまなことだったわけですけれども、六割は超えていると言っても三割の方が受けられないというのは極めて低いと思っておるわ...全文を見る
○風間昶君 質問を終わります。ありがとうございました。
04月08日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○風間昶君 公明党の風間です。  林野二法ということでございますが、ちょっとそれとは直接的関係はないんですけれども、去年のブラジル環境サミットに我が公明党からも高桑、東両議員が参加したことは御存じだと思います。環境保全のために、地球上の森林の維持といいましょうか回復に努力をして...全文を見る
○風間昶君 存じ上げております。応援に行きました、私は。
○風間昶君 そういう体制をとっていかなきゃならぬのはわかるわけですけれども、少なくとも先ほどもお話しさせていただいたように、二十一世紀まであと七年くらいしかない。そういう状況の中で、樹齢がそれこそ国産材を切り出すにはまだ早いという状況の中で、十五年、二十年ぐらいの展望を、厳しい状...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  まさに今大臣おっしゃったように、次代を担う林業者の養成確保、そこに本当に今回の二法の意義はあるというふうに私も思います。そういう意味で、今までもお話しされていました森林の持つ機能が有機的にかつ合理的に発揮できるような形での民有林と国有林と...全文を見る
○風間昶君 森林組合の方々を含めてやってもらうということですね。しかし、全員森林組合に入っているわけじゃないわけで、不在村森林所有者の約半分しかいらっしゃらないわけですよね、組合に入っているのは。だから、入っていない方々にももうちょっと具体的に、強烈な強度な縛りをかけるんでなくて...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  そういった今回の森林組合も含めて林業改善資金制度のことで、必要だから貸してください、じゃお貸ししましょうということで、その仕組みについていろんな団体、森林組合だけじゃなくて関係団体の機構図を見ますと随分といろんな積極的な御参加、御協力で運用されてい...全文を見る
○風間昶君 改善資金の方について、非常に大幅に増加してきている、十一万三千件ということでありますけれども、資金の種類ごとに見てまいりますと、貸付額が六十二年から平成三年の分での資料ですけれども、伸びてきているのと逆に減ってきているのがあるわけですよね。今回制度改正に当たって改善資...全文を見る
○風間昶君 なるほど。  この林業後継者等養成資金のことについて、これが新規参入青年等というふうに枠が拡大されてきているというこの改正法でありますが、後継者が少ないということは先ほどからお話を伺っておりますけれども、実際に今回の新規学卒者だけ見ても、これは即林家になるとは限りま...全文を見る
○風間昶君 例えば、技術指導というと、高性能機械を中心とした機械化促進におけるテクニカルな問題、つまり技能の部分で十分習得しなきゃならないと思うんです、実際にやり出すときに。  高性能林業機械の操作のための例えば研修会とかなんかも考えていらっしゃるんですか。
○風間昶君 それは実際上は都道府県にお任せしてやるんでしょうけれども、そこのところの見通しをきちっとしてないと、例えば一般高校生だって今途中でいろんな問題が起こってやめていく人がいるわけですから、せっかくこの資金を供与して、しかも立派な担い手をつくっていく苦労が途中でおかしくなっ...全文を見る
○風間昶君 お金の問題なんですけれども、よく見ますと、林業後継者等養成資金が六十二年度で二億六千五百万、貸付件数百七十五件、それで、平成三年度で二十件、三千五百万と、もうえらい減りようですよね、たった五年間で。めちゃくちゃひどいなという感じがするんです。要するに、この貸し付けする...全文を見る
○風間昶君 私だって一千万借りられるんならやってもいいと思っておりますけれども、それはともかくとしまして、林業生産高度化資金の方で随分取られていくということになるんでしょうかね。――間違いました。違いますね。  じゃ、その十二・五億の予算の部分は非常に弾力的に行っていくというふ...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  次に、物的担保のことについてお伺いしますけれども、物的担保を今回の改正で、それだけでも借り受けできるというふうになっていくわけですけれども、物的担保を認めるに当たって何らかの基準を設けていますか。つまり、どういうものを物的担保と言うのか、こ...全文を見る
○風間昶君 もうちょっとわかりやすく言ってくれますか。例えば立木、これは物的担保と認められるんですか。
○風間昶君 立木は担保と考えていない。  森林を目的物とする物的担保は考えられていらっしゃるんでしょうか。
○風間昶君 さまざまな状況があると思うんですけれども、細か過ぎてちょっと申しわけありませんが、例えば森林面積、実測で計った場合と台帳が今まで先祖代々続いている森林が違っている場合だとか、隣のところとの境界だとかいろんな問題が出てくることが考えられますよね。その一つ一つについてどう...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  例えば、高額の林業機械などを導入する場合に、法案の六条では「担保を提供させ、又は保証人を立てさせなければならない。」というふうになっておりますけれども、物的担保が優先的になるんでしょうか。それとも保証人による担保が優先するのか、お伺いしたいと思いま...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  僕も、この辺非常に難しい問題なんで、もうちょっと勉強してからまたの機会に聞きますので用意しておいてください。  それでは、林業等振興資金融通暫定措置法について、先ほど谷本さんの方からも少しお話がありましたけれども、三年度から政府が林業事業体の再編...全文を見る
○風間昶君 じゃ、三年から始まって八年までと、折り返し直前まで来ているわけですね。それで十二流域しか進んでいないということは、半分いっていないわけですよね。大丈夫ですか、八年まで。
○風間昶君 ちょっと話があれなんですが、私も実際にこれまで十九年整形外科をやっておりまして、振動障害の患者さんを随分診てきたんです。北海道の場合、特に営林局の縮小等あって、患者さんの側が病院指定をされて休んでいらっしゃって、随分いろんな感じでおつき合いさせていただいているんですけ...全文を見る
○風間昶君 終わります、オーバーしていますのでありがとうございました。
04月13日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  きょうは大変お忙しいところをありがとうございます。  地井教授におかれましては北海道出身だというふうにお伺いしておりますが、漁村集落の位置づけとか、これまでの御研究の中で何編かのリポートを読ませていただきまして、本当に御研究に敬意を表...全文を見る
○風間昶君 大変ありがとうございました。  示唆に富んだお話で、女性の参加について、私も本当に三分の一を占めている女性の方々がもう少し生かされた形で、見える形で獲得できるものにしていかなければならないというふうに思っております。  次に、全漁連の菅原専務にお聞きいたします。 ...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  道指導漁連の稲垣専務にお聞きいたします。  六十一年から漁業後継者の育成指導に当たって、地域漁業者の自主的な活動を促進するために、漁業士制度ですか、私も今は医師でございますけれども、国家試験を受けて医者になる前に医学士という制度、制度と...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  そこで、漁業士といいましょうか青年部の活動と漁業士の方々との密接な連携ということと同時に、漁業士という立場は現在漁業をやっていらっしゃるわけでございますので、私思うには、むしろ大変なお仕事かもしれないけれども、漁協の職員の方がそういうこと...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  終わります。
04月15日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○風間昶君 公明党の風間です。  午前中までのお話を伺っておりまして、私も党を代表して外務省の方にお伺いしたいわけでございますけれども、きょうは大臣が、直接いらっしゃってお聞きしたいところですけれども、お見えになっておりませんのであれでございますが、渡辺外務大臣の突然の辞任によ...全文を見る
○風間昶君 困難な状況があるかもしれないけれども解決していかなければならない問題だと。そんなことはわかっているんですよ。だけれども、そうだとするならば、どうしてああいうことが出てきたのかというのは疑わざるを得ないわけでございます。  三年前の通産大臣時代にもいわば日本の農業を批...全文を見る
○風間昶君 その気持ちがそのままうまく英訳されるかどうか。要するに、きちっとした形で言っていらっしゃることは間違いないんですね、どうなんですか。こちらでの発言と向こうでのいわばトランスレーションされたときの言葉がどういうふうになっているのかは定かではありませんけれども、間違いあり...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。大臣にぜひ誤解のないような発言、注目しているのはこれは日本だけじゃないと思うんです、関税化阻止に向けて日本が今一体となって進まんとしているときでございますので、しかとお伝え願いたいというふうに思います。外務省の方どうもありがとうございました。忘...全文を見る
○風間昶君 非常に総花的といいましょうか、当然それが、今大臣がおっしゃった言葉の一つ一つが新漁政とも言うべきプランの大枠というふうにとらえてよろしいでしょうか。
○風間昶君 一言、例えば新農政の場合にも中山間地域対策に重点を絞ってやられるわけだというふうに、それが私は一つの大きな新農政の柱だと思いますけれども、新漁政とも言うべきものに対してはきちっとその部分、例えば単年度でないにしても三年ないし四年ぐらいの間にここのところはきちっとまず整...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。ぜひ絵にかいたもちにならないような、実のあるものにしていけるようなふうにしていただきたいと思いますし、またそういう意味できちっと監視をさせていただきたいというふうに思います。  そういう意味で、担い手の問題でございますが、労働力の確保ということ...全文を見る
○風間昶君 非常に厳しい状況ですよね。年々下がってきている。特に、担い手としては大学よりもむしろ水産高校へ行っていらっしゃる方々が実際的な担い手になることをねらっての高校だというふうに私は思っているわけですけれども、五・三%というのは大変な数で、絶対的に卒業者といいましょうか入っ...全文を見る
○風間昶君 わかりました。どうもありがとうございます。  今度は卒業して実際に担い手として確保していく場合の後継者対策ですが、女性も相当今いろんな形で進出してきておるわけで、私は卒業してすぐ四十八年から五十一年まで三年間、日高の様似という町の診療所に行っておりました。朝大体三時...全文を見る
○風間昶君 北海道の漁協の婦人部会というのが百三十七部会あるわけです。漁組が約百六十ですから漁組の八割以上にあるわけですけれども、百三十七部会、部員数が二万四十四人いらっしゃって、先週の日曜日に日本海沿線にお伺いしたわけですけれども、何人かにお会いして、やっぱり入ってくる婦人部活...全文を見る
○風間昶君 予定の質問になかったことなんですけれども、そういう意味でやっぱり足を現場に運んでいただきたいと思います。そうするとわかりますから。お願いしたいと思います。  次に、養殖のことについてお聞きしたいと思います。  私の札幌のすぐ近くには石狩川が流れておりまして、ヤツメ...全文を見る
○風間昶君 わかりました。これはもうちょっと詰めないと、実際に今おっしゃったように地域地域、その種類によって本当に弾力的につくっていかないと、同じハマチでもこっちの地域とこっちの地域では違うわけですから、そのことをきちっと綿密に立てていかなきゃだめだと、そういう意味できちっとした...全文を見る
○風間昶君 そこで、先日も参考人の方からのお話もありましたが、私も留萌の漁組の職員の方に先週の日曜日に行ってお話をいろいろ伺ってきたわけです。  留萌というところは管内十単協あるわけですけれども、多いところでは四人、少ないところでは一人の組合職員の方がいらっしゃって、合併に対し...全文を見る
○風間昶君 そうなんです。だけれども、一番身分上実際に漁組の活動をやっている職員の方に伝わっていない部分があるということで、そこをきちっとしていただきたいということです。
○風間昶君 よろしくお願いします。  次に、イカゴロの海中投棄の問題でお尋ねしたいと思います。  北海道の道南に上ノ国町というところがあります。平成三年の九月に、上ノ国漁協の組合関係者と地元の水産加工業者がイカのゴロと呼ばれる、要するにワタ、内臓を海中に不法投棄したとして海上...全文を見る
○風間昶君 廃棄物がえさかという問題だということで見解がそれぞれ違うということだというふうに思いますけれども、その問題を追及するんではなくて、実際に貧栄養化のために今まで漁民の方々がイカのゴロだけじゃなくて、いわば小魚も含めて大魚をとるために投げておった事実はあるわけです。しかも...全文を見る
○風間昶君 ぜひとも、今の寿都だけじゃなくて、これは成功しますとといいましょうか学術的にあれしますと、私は日本がそういう部分である意味では先端的な立場をとれる世界に冠たるものをつくっていけるんでないかという思いでおるんです。何しろ生き物相手に、そして動いているものの中で研究するに...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○風間昶君 今のお話を聞いて、本当に一部ほっとするけれども、当面ということの規定が非常に幅のあることで、なかなかくせ者だなというふうに思ったわけでございます。  そこで、国庫負担率の引き下げにつきまして私も質問させていただきたいと思いますが、先ほど来、災害時における農業経営の安...全文を見る
○風間昶君 一つ一つの部分についての説明はわかりましたが、要するに、ほかにも共済の対象となるものがあるわけで、なぜこの三つに最初に絞ってやったのかというその判断は、ですからどういう判断に基づいたのかということを明快に一言でお答えいただきたいと思います。
○風間昶君 もうちょっと奥深いところに私は意図があるんじゃないかというふうな感じがするわけです。つまり、やっぱり国の財政事情というのが一番大きい問題ではないのかなというふうに思うわけです。昨年の末には行政監察局から国庫負担のあり方についての見直しも勧告されているわけですから。 ...全文を見る
○風間昶君 大臣、やめることになるって、その消極的なですね、おれは国を出たら大臣になるという、私は先輩からいろいろ教えられてきたわけです。それが今現実に大臣が私の目の前でそういう言葉を言うということは、日本の農業、畜産を守るという観点に私は立っていないんでないかというふうに思わざ...全文を見る
○風間昶君 力強い、かどうかはちょっとまだ私も不安でございますが、ぜひともきちっと決着をつけていっていただきたいというふうに思います。  そこで、国庫負担率の引き下げをされますと、農家負担というのは経営そのものに、まあ経営に対しての負担の割合というのは大して多くはないにしても、...全文を見る
○風間昶君 大変な額だと私は思うんですよね。規模拡大を目的にしているはずなのに、こんなに農家に災害が起こったときに負担がいくのはおかしいと思いますよ。ですから、対策の部分で言いますと、私がそういう農家であれば何とか勘弁してくださいと、一年間で四万五千円。例えば三年に一度の見直しだ...全文を見る
○風間昶君 ちょっとどうも納得がいかないんですね、そこのところが。国の整合性に支障を来すということをもうちょっと具体的に言ってくれませんか。私はそういう難しい言葉を言われてもちょっとようわからないんですよ。
○風間昶君 しかし、何か言いくるめられてしまっちゃっている感じがどうもしないわけじゃない。要するに終始一貫していないわけですよね。そのこと自体もころっころころっころ、当面とさっきから言っていますけれども、状況に応じて変わっている。きちっとそこのところを言って、またやっていただかな...全文を見る
○風間昶君 なるほど。じゃ、今お話しの政府それから連合会、組合、手持ちの掛金を何とか自分のところにということで事業の意欲を出していただく、それから活性化というふうに理由として挙げられていますよね。今、局長もそういうふうにおっしゃいましたが、事業推進意欲の向上という言葉。  実際...全文を見る
○風間昶君 なるほど、わかりました。  果樹共済の責任分担の見直し、被害が少ない組合については、戻ってくる無事戻しというんですか、無事戻し制度が有効に働けば非常に大きなメリットがあると思いますけれども、これが果樹共済の引受率の向上に大きく寄与するんではないかというふうな期待もあ...全文を見る
○風間昶君 その引受率の向上にだから寄与する見通しがあるということでいいんですね、そういうお返事で。どこまで……(「本当に無事かね」と呼ぶ者あり)本当にそれが心配なんです、もつかどうかということが。書類上の問題じゃなくて、本当にそうなのかなという疑問を持たざるを得ないようなあれで...全文を見る
○風間昶君 その基準に満たない小規模農家を生産組織への加入でカバーできる。先ほど一井委員の方からも加入促進について具体的には何々事業とかと言っていましたけれども、ちょっと私長い言葉だったんで聞き漏らしたんですが、そのほかにいろんな加入促進策をどういうふうに具体的に考えていられるの...全文を見る
○風間昶君 もうちょっと具体的にしていく段取りといいましょうか、だれがそれをやっていくのかということ、都道府県単位なのか、あるいは実行する側のPRを含めたやり方というのがあるんじゃないかと思います。その辺は当然考えていらっしゃると思うんですけれども、これは、例えば労働者で言えば未...全文を見る
○風間昶君 今後ともぜひ加入促進を図っていっていただきたいというふうに思います。  次に、家畜共済の件についてですが、北海道では非常に乳牛の死廃事故がふえておりまして、平成元年に入ってからは十万頭、二年では十二万頭、だんだんだんだんふえていっておるわけでございます。赤字額も、平...全文を見る
○風間昶君 今、対策のことを聞いているわけじゃないんですよ。例えば死亡診断書を書いたら、亡くなった事実を証明する死因とさらにそれを引き起こしている原死因とを書くようになっているわけです。ですから、死廃事故、低品質牛にせざるを得なかった根本の原因をどういうふうにとらえているかという...全文を見る
○風間昶君 だから、その前に私は牛肉の自由化がもっと大きな原因になっているんでないかというふうに思うわけですよ。そこのところをいわば覆い隠しちゃって現実の死廃事故のことだけでやっていっては、これはどうにもならないわけですよ。そこのところの押さえがない限りは、したがって治療も小手先...全文を見る
○風間昶君 ですから、ぜひともそういう意味で農水省が、各関係官庁の連携といっても、食を本当に自給していけるような状況をつくっていく。そして、なおかつ生産性が高まっていって、被害があったとしても頑張ってやっていこうという意欲が起こっていく、そういう生産者の方の気持ちに御自分がまずな...全文を見る
○風間昶君 いや、牛も見られない場所もありますから、そういう意味ではだれでも見ているというわけにはいかないんですが、本当に大変なんですね。ですから、そういう意味でいろんな、昨年の法律の改正に伴って、大学を卒業した新規獣医師だけじゃなくて、もと獣医さんをやっていらっしゃったOBの方...全文を見る
○風間昶君 今のお話は恐らく新規の方に対するあれだと思いますけれども、そうじゃなくて、勤務獣医師OBのための講習会は何回やっていらっしゃいますかというふうに伺ったわけでございます。
○風間昶君 時間が余りありませんのであれですが、もう一方では獣医師確保と同時に、獣医療施設、設備を含めて、その体制を図るために都道府県整備計画というんでしょうか、都道府県計画がその法律としてできたということでございますけれども、診療施設整備計画を含めて都道府県の計画の報告、これは...全文を見る
○風間昶君 せっかく苦労されてつくられたこういういい法律が実行できるような状況をぜひとも急いで実務的にやっていっていただきたいというふうに思います。  ありがとうございました。時間がもうありませんので終わります。
05月26日第126回国会 参議院 本会議 第19号
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○風間昶君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました農業機械化促進法の一部を改正する法律案、農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案、特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律案の三案につきまして、総理並びに関係大臣に...全文を見る
06月01日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  まず初めに、あした、二日ですか、米価審議会で五年産の麦の買い入れ価格が決まるというふうに聞いておりますけれども、それについて若干お尋ねしたいと思います。  麦の政府買い入れ価格、去年は六十キロ当たり九千百十円と据え置かれたものの、ずっ...全文を見る
○風間昶君 ちなみに去年の六十キロ当たり九千百十円だと、その価格水準だと農家の所得確保に十分だというふうに考えておられますでしょうか。
○風間昶君 だから、そういうふうになっていけば再生産は確保できるんです。今の段階で去年の九千百十円だと農家の所得確保に十分だと考えておられるのかどうかというふうに伺っているんです。
○風間昶君 ありがとうございます。  ちなみにあした幾らぐらいになりそうなんですかね。
○風間昶君 それじゃ、ちょっと話を変えて、現在、全国で国内産麦を中心に、それを使ってめん類、あるいはパンはどうなのかわかりませんが、新製品の開発と流通をやられておることは私もお聞きしました。  稲の場合に約三億かけてスーパーライス計画ですか、と同じように小麦を主体とする水田畑作...全文を見る
○風間昶君 ASW、いわゆるオーストラリアン・スタンダード・ホワイトというのは、日本でもつくることできるんですか。
○風間昶君 ありがとうございました。わかりました。  次に、農産物の市場開放問題とも絡む生産政策について伺いたいと思います。  午前中も、また先ほども大塚先生の方からお話しがありましたけれども、二年一月に閣議決定というふうに言いましたら、先ほど大臣は長期見通しの数字を確認した...全文を見る
○風間昶君 そうすると、いろんなファクターがあるにもかかわらず、最大限の可能性が五〇%と。非常に甘いというか、もっと謙虚に五〇プラスマイナス一〇とか一五だったら最低の方をまず出した方が、実際大変な担い手は、低い目標値だったら、ああ俺にもやれるんかなという感じでより頑張ると思うんだ...全文を見る
○風間昶君 ぜひとも、何回も何回も、国民の声として日本の米を本当に守っていってもらいたいという思い、そういう意味ではもう大臣におすがりするしかない、こういう感じでございますので、よろしくお願いします。  次に、新政策で十五万程度の個別経営体と二万程度の組織経営体で稲作生産の八割...全文を見る
○風間昶君 いや、それはもう何回かお聞きしているわけで、だから一遍に平成十年から十一年、十二年ではんとでき上がるわけじゃないはずなんですよね、当然。そうすると、当然その三年ごとぐらいのシミュレートはあっていいはずなんで、それをとにかく最初のワンステップの段階でどのくらいの見通しを...全文を見る
○風間昶君 そうすると、選挙と同じですね。  それはそれとして、要するに担い手が柱だと。その担い手を十分に確保できる見通しとしてさまざまな基金だとかいろんな事業があるわけですけれども、結構これまで何回かごの委員会に出させてもらって、構造改善局長さんあたりからここの例がよかった、...全文を見る
○風間昶君 金銭面だけですわ、そういうことですね。高齢農家の方とかの健康面とかなんかの方はどうなんですか。
○風間昶君 ぜひとも仲よく団結したコミュニティーというのができ上がっていけばいいと思うんですね。だんだんだんだん親子だけじゃなくて三代の日本本来の家族制度のあり方が崩れてきている段階で、ぜひともある意味では日本の文化の伝統をそのまま引き継いでいけるような体制を残すべきではないかな...全文を見る
○風間昶君 都道府県では基本方針、市町村単位では基本構想。大事なことは、県や市町村が一方的にそれを示すだけじゃなくて一農業者あるいは農業関係団体の方々の意見を十分集約して実現可能なものにしていくということが大変大事なことになるんではないかというふうに思うわけです。集落段階で十分そ...全文を見る
○風間昶君 そうすると、相当長い期間かかりますね。三年か四年ぐらいかかるんじゃないですか、どうなんですか。
○風間昶君 わかりました。  それで、新政策というすばらしい夢をベースにしたものによって基本方針、構想ができた。それが新政策にそぐわないんでないかなというようなことが出てきたときに国としてはどういうふうにかかわっていくんですか。
○風間昶君 質問の趣旨がわからないということで、言い方がちょっと悪かったかもしれません。    〔委員長退席、理事永田良雄君着席〕  つまり、新政策にのっとった形で都道府県単位あるいは市町村単位で基本方針と構想をつくりますね。そうすると、地域によってそれぞれ違う部分がたくさん...全文を見る
○風間昶君 何となくイメージ的にはわかりました。でも、きっと全国ばらばらのというか、極端な話、基本構想、基本方針ができてくると思うんですよね。であるならば、じゃ、今度そういうふうになって自由にやってもらって、どんどんつくっていってもらって生産性が高くなるというのはいいんだけれども...全文を見る
○風間昶君 わかりました。それじゃ、これまで農業委員会と市町村段階における農地流動化行政との連携強化はずっとなされてきたというふうに思いますけれども、今回の農地保有合理化法人の活動拡充によってどの程度効果が期待できるのか、一点は。  そして、実際に合理化法人の資格を持つのは、都...全文を見る
○風間昶君 どの程度の効果が期待できるのか、拡充することによって。
○風間昶君 じゃ、その事業の中の一つで農地信託事業に関してですけれども、中山間地域で当面受け手が見つからない場合に活用されるというふうに考えていますけれども、その信託期間の期限はどのぐらいなのか、無制限なのか。まず一点目。  二点目は、その間、管理はどういうふうになるのか。 ...全文を見る
○風間昶君 安全にやっていく、こういうことですね。
○風間昶君 わかりました。  次に、農業生産法人の要件緩和についてお尋ねしたいと思いますけれども、今回の事業要件あるいは構成員要件の緩和は、運用次第では農地法の自作農主義といいましょうか、その部分に大きな影響を与えてくると思いますし、また余り秩序のない農地転用になっていくなどの...全文を見る
○風間昶君 例えば宅配産直業者とかいうのは入るんですか。
○風間昶君 もし関連事業の方が本来事業より主力になった場合、何らかの指導措置が必要だと思うんですけれども、ないとは言えないと思うんですよね。どんどん観光農園が膨らんできてというような場合もあり得ると思うんですけれども、その辺はどうですか。
○風間昶君 わかりました。  今度は拡大される構成員の件について。  範囲は、農地保有合理化法人あるいは農業協同組合、農協連合会のほか、「法人からその法人の事業に係る物資の供給若しくは役務の提供を受ける者又はその法人の事業の円滑化に寄与する者であって、政令で定めるもの」という...全文を見る
○風間昶君 それだけですか。
○風間昶君 その構成員に一定の歯どめがかけられておりますけれども、衆議院でも問題になりましたし、午前中も問題になったわけですけれども、企業参入で、例えば企業が最大出資して少額出資者が農業者である場合とか、企業が出資プラス多くの融資を行っている場合の認識等についてはどういうふうにな...全文を見る
○風間昶君 怖い怖いって、だけれども、知らないうちに農外資本の農業経営になっていく場合もないとは言えないですよね、企業の方が賢いわけですから、どちらかといえば。だからその辺のところは一番やっぱりチェックをしていく。  実際に市町村段階では農業委員会の方々が、ある意味では農業者と...全文を見る
○風間昶君 時間がまだ二分ありますので、中山間地域の振興について最後にお聞きしたいと思いますけれども、やっぱり中山間地域の基幹産業は農林業だというふうに思いますし、国民生活に直接かかわる食料、木材の生産、それからもっと大きく言えば国土あるいは環境保全、こういういろんな多面的な役割...全文を見る
○風間昶君 その点について具体的にどういうふうに考えているのか、最後にお聞きしたいと思います。
○風間昶君 ありがとうございました。  まだ四十秒ありますので、最後に、済みません、大臣。  中山間地域振興について、その運営に当たっての基本的な振興方策、大臣からお考えを伺いたいと思います。
○風間昶君 ありがとうございました。  あしたの生産者麦価、よろしくお願いいたします。
06月02日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  きょうは本当にお忙しいところを五人の参考人の方々においでいただきまして、ありがとうございます。  今、浦田大先輩のお話を初めて私はこの国会に来て農林水産委員会で伺いました。本当にどっちが参考人がわからないぐらいの大変貴重な大先輩のお話...全文を見る
○風間昶君 国に要望することはございませんか。
○風間昶君 もう一点小林参考人に伺います。  中山間の地域特性を生かした戦略的な作物といいましょうか売れる作物、これが大事な視点になっていくんではないかと思うんですけれども、御町ではどのような作物が考えられるのか、また、営農指導や販路の開拓にどういうふうに取り組んでいかれるのか...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  池田参考人にお伺いしたいんですが、これまでもお話を伺って、中山間地域対策の件で、農業者だけの問題では決していないと。中山間地域はいろいろな問題が、規模拡大もそれから土地改良も事業もうまくいきづらい側面があって、条件不利地域でしょうか、その...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  それでは石倉常務に、先ほどもお話ありましたが、生産法人の要件緩和の件ですが、人材の育成、強力なリーダーシップをとる方々の育成というお話がありましたが、むしろ育成の前に人材を発掘することが私は大事じゃないかそういう意味で全中の皆様方のいわば...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  時間が余りありませんから、実際に農業現場にいらっしゃる関川さん、また山口さんに、農業経営の法人化の問題について、実際に農業の現場にいるお立場から法人化というものを今後さらに進めていくことと考えていらっしゃるのか 一言で済まされないかと思いま...全文を見る
06月04日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。関連して質問させていただきたいと思います。  通告はしておりませんが、ふっと今思ったんですが、今回のこのJAS法改正の品質表示、大臣もおっしゃったように、消費者のニーズに応じて消費者の利益を保護するためだという今回の法律、一方では安全で安心...全文を見る
○風間昶君 ニュージーランドのリンゴも危険な可能性があります。  質問通告してなかったんで、申しわけございませんでした。  そこで、今回の特定JAS規格に定められるもののうちあわせて製品検査を行うものは従来のJAS規格に準拠して品質表示基準を示すというふうになっておりますけれ...全文を見る
○風間昶君 もう一点、JAS規格で、消費者の利益の保護のためその特性から見てJAS規格を制定することが困難な品目であって政令指定するものというふうにありますけれども、具体的にどんなものを想定しているんですか。
○風間昶君 ありがとうございました。  次に、JAS法とは関係がありませんが、農業担い手の問題でちょっと大臣も含めてお聞きしたいんですけれども、要するに担い手の確保、これはきのう、きょう、それからその前も含めてずっと新農政についてのいろいろな議論があって、今回三法が通って、実際...全文を見る
○風間昶君 その事業をしていくに当たってはどのぐらいの管理が必要かという、まずその調査をしなきゃならないわけですね、実態はどうなっているのかということも含めて。これは四十七都道府県、全国的にやられているんですか。
○風間昶君 ちょっと待ってください。北海道はやっていないんですか。問題だな。どうなんですか、北海道はやる予定は入っているんですか。
○風間昶君 ぜひ、その前に前向きにという言葉を入れていただきたいと思います。検討するというのはいつになるかわからないことが多いので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、農業従事者自身の健康状況についても担い手対策の一環として農水省でも私は押さえておく必要があるんじゃな...全文を見る
○風間昶君 済みません。  それで、農業従事者の健康調査について、ぜひ農水省でも多少かかわっていっていただきたいというのを要望して、これから私も調べていきますから、ぜひお願いしたいと思います。  三分オーバーしまして申しわけございません。
08月31日第127回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○風間昶君 公明党・国民会議の風間でございます。  このたびの北海道南西沖地震及び鹿児島を中心とした豪雨によって犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災をされた皆様にも公明党を代表して心からお見舞いを申し上げたいと思います。  私も、奥尻を含めた南西沖地震で、翌日...全文を見る
○風間昶君 今大臣からも災害に対する基本的なお考えを伺って、私も大臣と一緒に災害の怖さをまた知らされ、そのことの復興のために頑張っていく決意を新たにした次第です。  そこで、午前中も議論になりましたが、個人の救済に重点を置いた措置についてもやはり検討すべき時期にといいましょうか...全文を見る
○風間昶君 今のお話で、これは全く私的な予測ですけれども、要するに現行法で救済し切れないぐらいのことが出てくるのではないかということがあるものですから、今後、これまでのいろいろな、今局長がおっしゃった五点ばかりの救済手当てで対処し切れない問題が出てくることが予測されるだけに、もう...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  それでは、建設省の方に御質問させていただきたいと思います。  道路の件でございますけれども、今度の南西沖地震についても、奥尻島には結構光が当たっているわけでございます。それだけ南西沖地震といっても奥尻島の被害が甚大であったわけでありますけれども、...全文を見る
○風間昶君 岩内の雷電は十一月中までかかるというふうに初めて伺ったんですけれども、十一月というともう雪が降ってくるんですね。恐らく十一月の中旬以降は降雪でかなり厳しい復旧工事状況になるんじゃないか。もうちょっと早まるようなことは技術的に可能ではないかと思うんですが、どうですか。十...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  もちろん安全を確保しながらやっていただかないと、またそれによって災害が起こると大変な状況になりますので、できるだけ早く進めていただきたいと思います。  もう一点、道路の復旧につきまして、先般鹿児島にお邪魔したとき、午前中にも話題になりました三号線...全文を見る
○風間昶君 今のお話しですと、そういう調査が終わってからでないとどっちに、つまり迂回路をやるのかあるいは現道復旧をするのかという要するに結論は出せないということでしょうか。実際に道路はとまっていますけれども。
○風間昶君 ありがとうございます。御検討されて一日も早い復旧をしていっていただきたいと思います。  次に、自治省の方にお伺いしたいと思いますが、奥尻島で地震が七月の十二日に起きて、十三日の未明といいましょうか四時過ぎに、実は自衛隊の真駒内基地から陸上自衛隊の緊急医療チームが一時...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  その整備がより一層進むように他の省庁と連携を取り合ってさらにその指導強化をしていただければありがたいと思います。  それでは、建設省の防災課の方に、先ほどから話題になっておりますが、今までも日本は歴史上、国の地形状況からいっても、急傾斜地...全文を見る
○風間昶君 何だか学問的なんであれなんですけれども、もうちょっと簡単に、小学生の理科ぐらいの、地すべりとがけ崩れはどう違うのかということをちょっと簡単に教えていただきたいんですけれども。申しわけございません、難しいんですか。
○風間昶君 ありがとうございます。  それでは、現在日本に八万一千八百五十でしたか、急傾斜地崩壊危険箇所のうち、その危険度が著しい区域として、急傾斜地法という法律によって危険区域がまた決められているというふうに伺ったんですけれども、北海道と鹿児島ではその八万一千八百五十カ所の崩...全文を見る
○風間昶君 その北海道千百四十九カ所、鹿児島二千七百九十八カ所のうち、崩れないように防ぐ防止工事などを実施しているのはどのぐらいあるんですか。
○風間昶君 そうすると、北海道では千百のうち二百二十六、鹿児島では約二千八百のうち五百十一。結構実施状況としてはいいものではないというふうな印象なんですけれども、どうなんでしょうか。
○風間昶君 ぜひとも整備を進めていっていただきたいと思います。  工事そのものと直接的な関係はあるかどうかわかりません。一方では危険箇所あるいは危険区域に住んでいる住民の方々への周知、これも大事な私は運動といいましょうか事業といいましょうか、になると思うんですけれども、どんなふ...全文を見る
○風間昶君 自分の住んでいるところ、例えば風間が住んでいるところが危険箇所というふうに公表されたらどうするかと今考えたんですけれども、その住民の方々のいろんな御意見とか何かも当然あると思うんです。その辺は今までトラブルになったことはないんですか。
○風間昶君 わかりました。  じゃ、また戻りますけれども、急傾斜地の崩壊防止工事について事業費の二〇%が受益者負担、残りの二分の一が都道府県で二分の一が国の補助で行われているというふうに承知していますけれども、これはいろんなケースがあるんじゃないかと思うんです。例えば、風間の裏...全文を見る
○風間昶君 時間ですので終わります。  ありがとうございました。
10月22日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  初めて私は畑農林大臣にお会いし、またこの委員会で大臣のこれまでのお話を伺って、私も何点かお伺いしたいと思います。  まず水産庁の方に、今のお話なんですが、十月十七日から開始したと見られるロシアによる日本海への放射性廃棄物の投棄問題で、...全文を見る
○風間昶君 概略はわかりました。  いつからというのは十一月一日からですか十一月からということは。
○風間昶君 もうちょっと、大和雄、隠岐島というのはちょっとわからないんですけれども、要するに日本海の日本のところから何キロぐらいのところを水産庁が調査をされるんですか。
○風間昶君 今のお話ですと、日本海産魚介類、私たちは日本海の魚を食べさせてもらっているわけで、非常においしいわけですけれども、一方、廃棄物は拡散はしていくものの、日本海はやっぱり半閉鎖的な状況ですから蓄積していくと思うんですね。  ちょっと物の本を見ますと、放射能の量だけを測定...全文を見る
○風間昶君 何といったって、やっぱり一番心配なのは海洋投棄の環境への影響でありますけれども、直接的には身近に私たちが食べる魚、市場に出回ってくる魚、日本海産の魚に影響が本当にあるのかないのかということでありますから、これは少なくとも前回の春の放射能対策本部ですか、あのときにやった...全文を見る
○風間昶君 非常に希望にあふれる、今までにないものを、何か星を持って農政に当たっていきたいという大臣の心構えをお伺いしまして、アイデアがあればどんどんこちらの方からも出していきたいと思いますので、よろしく御指導をお願いします。  次に、共済金の年内支払いについてお伺いします。 ...全文を見る
○風間昶君 ですから、単純に考えますと、連合会が今おっしゃった認定結果を検定する坪刈りですか、坪刈りまでしなくても検見だけでもわかるのではないかと僕は単純に思ったんですけれども、それはどうなんですか。それはやっぱり法律上はきちっと検見をして、そして坪刈りをして検定をきちっとしなけ...全文を見る
○風間昶君 僕は省略してもいいと思ったんですけれども、そんなものではないんですね。甘えはきかないんですね、お金の問題だから。わかりました。  であるならば、なおさら物すごい人的コスト、いわゆる事務費の補助、これはかかると思うんです、どれぐらいかかるかわかりませんけれども。五十五...全文を見る
○風間昶君 ですから、その財政当局の壁が厚いというふうな記事も大臣の言葉として出ておりました。政府が出したトータルして八項目の中で冒頭に、共済金の年内早期支払いと、しっかりと全国に出回っていますから、あの記事は。ぜひとも大臣に頑張っていただきたい。大蔵省との折衝に全力を挙げてもら...全文を見る
○風間昶君 大変ありがとうございます。  きのう農水省の方のお話ですと、通達は出したと。通達は出したということで、その後は努力をしていくつもりだという状況でお話を承っておったんですけれども、やっぱり大臣にも、長年地方の実態も、大臣は御経験がおありですから農民の方々の心を知ってい...全文を見る
○風間昶君 出稼ぎ労働の話になりましたものですから、労働省の方にも来ていただいているんですが、農業者だけではなくて、全国の出稼ぎ労働者の実態は傾向としては年々下がってきているんじゃないかと思うんですけれども、今新しいデータで何人ぐらいいらっしゃるんですか。
○風間昶君 じゃ、出稼ぎ労働者の中で農家の方の出稼ぎの実態はどのぐらいいらっしゃるか、割合と数。
○風間昶君 農家の方が出稼ぎに行っている業種はどういうところが多いんですか。
○風間昶君 数と割合を聞いたのは、実は今月の七日、八日に横浜で日本農村医学会という学会があって、そこでのさまざまなパネルディスカッションだとか、講演の中で出稼ぎ者の健康診断あるいはデータ発表がございまして、出稼ぎ前に比べて出稼ぎに行っているときは血圧が上がっているのが一般的だと。...全文を見る
○風間昶君 やっていらっしゃらないのだったらぜひやるべきで、現場に医者が行くとかということはなかなか難しい場合もあるものですから、それだったら例えば保健婦さんでもいいわけですし、あるいは健康教育をきちっと少なくとも一回、東北、北海道の方がいらっしゃっているところは一カ月では済まな...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。
10月25日第128回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○風間昶君 外務省に、今小林さんが問われたことと重なっている部分があるんですが、私も公明党の立場としてもお伺いしたいので、ぜひ外務大臣にお答え願いたいと思います。  十三日に採択された東京宣言のわずか四日後にロシアが日本海に、第九海域ですか、投棄した事実はもう本当にショックでご...全文を見る
○風間昶君 そういう状況でインタープリットしながらやっていかれるんでしょうけれども、向こうの外相の反応はそのときはどうだったんでしょうか。
○風間昶君 やっぱり最も心配なのは環境への影響だというふうに思うわけですけれども、何といってもロシアのいわゆる経済海域ですから日本が入れない状況で、ロシアの協力なしには全貌が明らかになってこないというふうに思うわけです。やはり先ほどの御答弁でもきちんとした調査をやっていく、それで...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  ぜひ先ほど官房長官がおっしゃったような、ロ ンドン条約の会議の席上でも日本が前向きにイニシアチブをとっていっていただきたいというふうに思います。  それでは、決算審査と会計検査院の協力についてお伺いしたいと思います。三年度決算審査の冒...全文を見る
○風間昶君 例えば、じゃ公共工事の契約の実態がどのようになっているかということについて入札制度のあり方を検討する場合に、必要な情報であると思うんですけれども、そういう場合に会計検査院が実態調査を提供して、それを参考にして国会がまた議論を進めるというふうな方法も場合によっては必要な...全文を見る
○風間昶君 さらに積極的に進めていってほしいということを要望したいと思います。  次に、きょうは全般的な質疑ということですので各省共通の問題についてお尋ねしたいと思います。  それは外国旅費の問題でございますけれども、きょうは大蔵大臣また厚生大臣、建設大臣においでいただいてお...全文を見る
○風間昶君 特定の指定都市といった場合に、海外の。
○風間昶君 それは実際に指定都市に宿泊される料金ですね。
○風間昶君 私が調べた限りでは、パリとかニューヨークとかロンドンといった指定都市に宿泊すると役所から旅費として支給される宿泊料は、大臣が三万二千二百円、局長クラスの方が二万五千七百円、課長が二万二千五百円、課長補佐だと一万九千三百円というふうになっております。  ところが、現地...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、ゼネコンの問題についてお伺いしたいと思いますけれども、いわゆるゼネコン問題が自治体の首長やゼネコンの首脳らの逮捕でさらに追及が今進められている状況で、いわば談合体質が明らかになってきております。そこで、私も同じふるさとでございますが、旭川の市...全文を見る
○風間昶君 大手で組織する日本建設業団体連合会は、条件つき一般競争入札の導入を求めている一方で、中小企業の全国建設業協会あるいは全国中小建設業協会は、そういう一般競争入札をやっても不正防止できるとは思わないという声もあるというふうに聞いておりますけれども、その導入によって自治体の...全文を見る
○風間昶君 もう一点、入札結果の公表について、昨年の中建審でも「全入札者及びその入札金額を公表することが望ましい。」というふうに記載されていますが、しかし実際に公共工事の入札実態調査によると、市町村で、市では比較的公表されていますけれども、町村では特に公表していないところの割合が...全文を見る
○風間昶君 次に、骨粗鬆症対策について厚生大臣にお伺いしたいと思います。  この骨粗鬆症、骨がすかすかになって骨折しやすくなるという状態でございますけれども、公明党の市川書記長が衆議院の予算委員会でも取り上げて、厚生省としても平成六年度から婦人の健康づくり推進事業の中に、各県二...全文を見る
○風間昶君 大臣の力強い御決意を伺いました。  そこで、骨密度を測定する機械も、実は今まではレントゲンで測定しておったんですけれども、放射線の出ない超音波のいわば簡易スピード骨密度測定機というのが今アメリカから出てきております。日本でも技術的にノウハウは持っていますのでつくるこ...全文を見る
○風間昶君 前向きな大臣の御答弁、ありがとうございました。  時間ですので、終わります。
10月28日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○風間昶君 公明党・国民会議の風間でございます。  きようはわざわざ総理に出席していただいての農水委員会でございますので、重なる部分があるかと思いますが、お聞きしたいと思います。  先ほど総理から、農業は日本の文化であり、そして国の一番の基本だというお言葉をいただきました。先...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  もう一点。先ほど来政府として例外なき関税化は反対である、基本方針を遵守して、貫いてまいりたいという総理の御決意を伺いましたが、これまで減反したり復円したり、いわば猫の目農政と言われてきた現状があって、私自身は、機械化によってスケールメリットをねらう...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  それでは、関税化を拒否しているといいますか関税化に反対している国は現在十数カ国というふうに伺っておりますけれども、現時点でどこだというふうに掌握されているのか。また、それらの国々との連携をどう考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
○風間昶君 終わります。
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○風間昶君 公明党・国民会議の風間でございます。  まず最初に、フロンの問題についてお伺いしたいと思います。  御承知のように、日本は特定フロンの生産・消費量とも世界第二位で、世界の一〇%以上というふうに言われておりますし、第一世代のフロンにかわる代替フロンも世界二位の生産量...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、日本では洗浄用が一番多いというふうになるわけですね。全体として六万ODPトンですかというと、いわばこれまでの世界の中に放出された一千五百万トンのどのくらいの割合になるんでしょうか。これは単純に計算していいんでしょうか。
○風間昶君 後でどのくらいの割合なのかをきちっと教えていただきたいと思います。  そこで、特定フロンを大気中に放出しないで確実に回収する必要があるというふうに思いますけれども、回収装置の設置を含めて、回収の現在の状況はどうなっておりますか。
○風間昶君 自動車のカーエアコンなんかでも一年半から二年で自然に抜けていくわけですよね。だから二年ぐらいたつとクーラーの効き目が悪くなる。一般の乗用車でもそういう状況なんでありますので、もう少しきちっとした形の回収装置、例えばすべての修理工場なりなんなりに設備をきちっと設けるとい...全文を見る
○風間昶君 一九九五年末までのフロンの全廃をにらんでの代替フロンへの転換も図られているというふうな情報がありますし、最も多く使われているフロン12あるいは11、それから113については代替フロンが研究されているというふうに伺っていますけれども、その転換状況はどういうふうになってい...全文を見る
○風間昶君 洗浄用はどうですか。
○風間昶君 発泡剤用はどうですか。一つ一つあれしないで、全部きちっと答えてくださいよ。
○風間昶君 ありがとうございました。初めから教えていただければよかったんですけれども。  随分と代替フロンへの転換が進んでいるというふうに思いますけれども、問題は、二〇二〇年にも代替フロンの原則全量規制というふうに決められているように伺っておりますわけで、そういう意味でフロンを...全文を見る
○風間昶君 ぜひとも関係省庁協力のもとで、いわば公明党もかねてからオゾン層を破壊しない第三世代のフロンの開発を主張してきておりますし、そういう意味で、通産省が平成二年度からですか、究極の物質なるものづくりに着手されたというふうに伺っていますけれども、ちょっとその辺のさわりも含めて...全文を見る
○風間昶君 環境庁長官、ありがとうございました。とどめまして申しわけございませんでした。  それでは次に、三連休構想について。  過日総務庁長官が閣僚懇談会で打ち出したことで、その最大のねらいは何なのかということと、もう一点、実現するとなると結構功罪ありでハードルが高いかとい...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  それでは、地方分権について自治省にお伺いしたいと思います。  分権については、もう随分前から各地でまた政府筋からもいろいろ議論があって、しかし総論賛成で各論になると云々という部分があって、特に印象としては受け皿としての地方自治体からの要...全文を見る
○風間昶君 午前中も話題になりましたけれども、地方行政委員会で自治大臣が所信に述べていらっしゃった「広域連合及び中核市に関する答申」の早期制度化ということと、今回の行革審の最終答申で述べております大綱方針及び基本法、これとの関係はどうなっているのでしょうか。
○風間昶君 時間もなくなってしまったので、自治省は各省庁の中でも最も地方分権の推進派というふうに私も認識しておりますし、その指導的立場であるからこそ問題点をもっと追求していきたいと思っておるのですが、もう時間がないのでまた次回に譲りたいと思います。  例えば、地方自治体への管理...全文を見る
11月10日第128回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○風間昶君 公明党・国民会議の風間です。  きょうは沖縄問題ということでございますので、米軍基地内のPCBについてお尋ねしたいと思います。  御承知のように、分解しづらく非常に毒性が高くて蓄積性が高いPCBを含む危険廃棄物が在日米軍基地内に放置されて、一九八六年に沖縄の嘉手納...全文を見る
○風間昶君 もう一度確認しますけれども、変圧器は撤去された、撤収されたということですか。
○風間昶君 土壌は撤去済みということですね。
○風間昶君 ただいま外務省から、変圧器と土地の部分について、土は完了したということございました。  防衛施設庁の方にお伺いしたいんですが、米軍基地内の環境汚染について、特にそこで働く日本人の基地従業員の方々の健康への影響ということを県民の方々も非常に心配されていらっしゃるという...全文を見る
○風間昶君 御存じのように、PCBは四十三年にカネミライスオイルで問題になって、あの当時一万四千人が発症しまして、現在も、現時点で死亡された方を除きまして千六百人ぐらいの患者さんがいらっしゃるわけですね、このカネミオイルの件に関しては。そのように、もう二十年たっても蓄積しているこ...全文を見る
○風間昶君 ぜひともそれをお願いしたいというふうに思います。  次に、沖縄米軍基地で防衛施設庁が設置した変圧器、つまり日本が設置した変圧器の中に当然入っていてはおかしいはずのPCBが混入していたという問題で、米軍からの通報がどういうふうにあったのかという問題と、それからそれに対...全文を見る
○風間昶君 沖縄に四十八、岩国に五十七、間違いないんですか。
○風間昶君 そのほかの例えば横田とかについては情報はないんですか。
○風間昶君 交換をされた八十一基の変圧器は、どこにだれが保管しているのか、ちょっともう一回お聞かせ願いたいと思います。
○風間昶君 非常にこの問題については解けづらいという部分もありますし、大変私は重要な問題だというふうに思えてなりません。  それで、今回のこの基地内の危険廃棄物による環境汚染問題について、今御答弁ありましたように、日米合同委員会でアメリカ側から情報提供があって、政府としてそれに...全文を見る
○風間昶君 終わります。
11月30日第128回国会 参議院 本会議 第8号
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○風間昶君 私は、日本社会党・護憲民主連合、日本・新生・改革連合、民社党・スポーツ・国民連合の御了承をいただきまして、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました財政演説につきまして、今後の経済政策並びに当面する政治課題とあわせ、細川総理並びに関係大臣に質問をいたします。...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  今のお話の続きにもなると思いますけれども、私自身も米の関税化反対を貫いてきた一人として、このたびの例外なき関税化を阻止する方法の一つがミニマムアクセスであって、八党合意、国会決議には反しないとする意見には反対の立場から、重なり合うかと思...全文を見る
○風間昶君 先ほども申し上げましたように、要するに乳製品なども含めた関税化は私は反対でございます。もしそういう事態になった場合に、もう本当に十五日まであと何日かしかない状況の中で一体どの程度の関税率を盛り込むのか、それが要するに焦点になっていく話だと思います。  政府は輸入量を...全文を見る
○風間昶君 じゃ、二十一品目すべて関心を持ってやっているということですか。それでいいんですね。とりたてて米以外のもので大きく変わるということは考えていないということですか。平等にということですか。
○風間昶君 その中でも交渉が困難になっているというのはどういう品目があるんですか。
○風間昶君 乳製品というのは、このIQ制度を実施している現在においても、御承知のように、円高などの影響で国内生産の四〇%近くに輸入がふえている。関税化はこうした輸入をさらにふやすことに拍車をかけるということはもう間違いない。そういう意味で北海道では、昭和三十年代の前半は六万三千も...全文を見る
○風間昶君 終わります。