風間昶

かざまひさし



当選回数回

風間昶の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月11日第135回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○風間昶君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
01月22日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○風間昶君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
02月23日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○風間昶君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。  沖縄の米軍基地問題及び沖縄振興開発に関する実情調査のため、一月十六日及び十七日の両日、成瀬委員長、板垣委員、齋藤委員、橋本委員、武田委員、奥村委員及び私風間の七名が沖縄県に派遣されました。なお、...全文を見る
02月23日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○風間昶君 平成会の風間でございます。引き続きまして、大臣に御質問させていただきます。  さきごろ食料需給表の平成六年度速報が発表になりました。国民一人一日当たりの供給熱量は対前年比〇・三%ふえた、二千六百二十六・六キロカロリーと、ここ十年ほど安定しておるわけですが、穀類の供給...全文を見る
○風間昶君 私の子供も二年生ですが、小学校で直径十五センチぐらいのプラスチックの鉢に米づくりを何かクラス全員でやっていて、またそれを楽しみにしながら見ているという状況であります。今のお話ですと、要するにいろいろ働きかけてやっているということなんだけれども、実は私自身もけさ、きのう...全文を見る
○風間昶君 それは極めて不健康な話でありまして、朝昼兼用で恐らく食べられるんでしょうけれども、忙しい公務の中でありますけれども、ぜひ朝は米でなくても食べていかないと、ちょっと将来的に大臣自身の健康にかかわる問題にこれはなってまいりますので。事ほどさように食べられる方も食べられない...全文を見る
○風間昶君 一般の消費者団体からの参加もあるというふうに聞いておりますので、ぜひ成功裏に終わるように期待申し上げたいと思います。  次に、PL法、それから容器包装リサイクル法が施行になってまだ日が浅いわけでありますけれども、食品産業や農業そのものも安全で地球に優しいものであるこ...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  続いて、先ほど松村先生からも御質問があったんですけれども、ラウンド対策のうちの生糸、繭対策について伺います。  現実の上では、絹製品は中国などとは競争できないほどコストが高くなって先細りの一方であるのはもう間違いないと思うんですね。しかしながら、...全文を見る
○風間昶君 先ほどの具体的、技術的な松村先生の質問も踏まえて、日本の伝統文化としての位置づけもできるこの蚕糸産業がきちっとやっていけるだけの実りある研究をぜひ続けていただけるように御期待申し上げます。  次に、ラウンド対策の中で、酪農家に対してミルキングパーラーや自動サイレージ...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  ぜひこれは借りることですからなかなか伸びないんでしょうけれども、リース料率をきめ細かくやっていただきたいことを心からお願いする次第です。  次に、乳価のシーズンを控えておりますけれども、いわゆる飼料それから肥料、農業機械、農薬などの生産資材のこと...全文を見る
○風間昶君 今、農薬の話を……。
○風間昶君 わかりました。  組織的な話ですが、先ごろというか先月末に総務庁から農業担い手対策に関する行政監察の結果が報告されました。その中で法人化の推進と育成対策について勧告が出されておりますので、この勧告に関連して何点か伺いたいと思います。  まず、法人化を推進する理由は...全文を見る
○風間昶君 聞きますと、要するにこういう制度そのものを知らないから加入できない、知っていたら入ったんですよという声も結構あるわけですね。だからそういう意味では、今、局長おっしゃったように、PRがどこを通じてやられているのか私わかりませんけれども、また窓口がどこなのか、そこの部分を...全文を見る
○風間昶君 同様に、農業生産法人に小規模企業共済制度への加入が可能なのかどうか、これも総務庁から通産省と協議するよう勧告されているわけでありますが、この点が一点。  もう一点は、むしろ農協の共済制度を弾力的に運用することによって解決できるんじゃないかというふうに思うんですけれど...全文を見る
○風間昶君 ですから、同じ仕組みでない、性格を異にしているということを今伺いましたけれども、仕組みを変えていくことができれば可能なんですか。
○風間昶君 次に、農事組合法人については員外従事者の規制を緩和するよう、これまた総務庁から求められていますが、これについてのひとつ御所見を伺いたい、それからもう一点は、非組合員であった人が農事組合法人で従事するのをチャンスとして組合員になるというようなことが現在の枠組みの中で可能...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  いずれにしても、勧告が出ているということは喫緊の問題点になっているということと同時に、課題積み残しというふうにもとられているわけですから、これは外から見てもきちっと今後も運用を含めてやっていただきたいというふうにお願いする次第です。  次に、漁業...全文を見る
○風間昶君 お言葉を選び選び慎重な決意とも言えぬ、何といいましょうか、御決意だというふうに承りました。  排他的経済水域の設定が難航した場合であってもTACの設定については関係国と協議してきちっと決めて資源管理する必要があるわけで、当然なことなんです。特に、排他的経済水域が重な...全文を見る
○風間昶君 今はTACの話ばかり言いましたが、ただ実際上これから動いていく話ですから、また機会を改めて御質問させていただきたいと思います。  北海道近海での韓国船での自主規制違反の実態と処置につきましてどういうふうに対応しているのか、最近の事例を含めて相手方、韓国の方からその後...全文を見る
○風間昶君 ですから、認めているじゃないか、越えているじゃないかというふうに現認したものだけなわけですけれども、それだけでもとにかく、じゃ韓国に対してどうしてくれるのだということの後の作業はどういうふうになっているんですか。
○風間昶君 わかりました。  今度は、韓国船の違法というか自主規制違反操業の話とは違って、十九日から外務省で開いていた第五回日ロ漁業事務レベル交渉が物別れに終わったというふうに新聞に出ておりました。日ロ漁業管轄権の問題で、北方四島での安全操業の話し合いが物別れに終わったという新...全文を見る
○風間昶君 相手が相手だけに本当に大変な作業だと思いますけれども、粘り強くまた真摯に御努力をお願いしたいというふうに思います。  それで、次に林業について伺いたいと思います。  御承知のように、林業は農業以上に担い手不足に陥っているわけであります。しかも絶対数が少ないわけです...全文を見る
○風間昶君 わかりました。ありがとうございます。  大臣、お待たせしました。住専問題を伺います。  住専問題につきましては、先ほども完全母体行の責任と言ってきた系統だけに、協同住宅ローンについてはどこにも迷惑をかけないで処理するという姿勢には感服したわけであります。ところが、...全文を見る
○風間昶君 なるほど。今、この責任問題がぽんぽんボールのやりとりみたいに動いているように国民の目には映るわけであります。昨年の十月に、私は違いますけれども、新進党が母体行責任を明確に提示して、私自身は国民の一人としてやはり責任は完全母体行であるというふうに思っているわけであります...全文を見る
○風間昶君 完全母体行責任ということであれば全額弁済は当たり前と、あと銀行さんよろしく頼みますねと言って手を引くべきだったというふうにも思えるわけですが、全額弁済してもらって五千三百億円出しますというのはやっぱり不自然なわけです。確かに先ほど来話が出ている金融システムの安定、これ...全文を見る
○風間昶君 二点目の、今後も金融不安のおそれがあるならばそのときは協力するんですか。
○風間昶君 私が中金の理事長だったら贈与しないですね。  きょうの産経新聞か何かに出ておりましたが、中金と信連が二千億ずつの負担の割り振りを決めたようでありますけれども、中金が普通の株式会社だったら間違いなく株主代表訴訟になって経営者の経営責任が追及されるわけです。系統は五千三...全文を見る
○風間昶君 今、大臣、まさに信連の経営は協同組合方式というふうにおっしゃったわけですけれども、去年の九月にICA、国際協同組合同盟の創立百周年の記念大会がイギリスで開催されたわけであります、御存じだと思いますが。我が国の農協や漁協も加盟している団体でありますけれども、この同盟が協...全文を見る
○風間昶君 まさに大臣、農家に還元していくという本来目的の中でのさまざまな選択肢があると思うんですけれども、本当にリーダーシップをとっていかないと、次は農協全体の問題信用事業だけじゃなくて、ここにやっぱり日本農業の再生のきっかけに至るべく一つの大きなキーがポイントとしてあるんじゃ...全文を見る
○風間昶君 これは本当に大きな課題であることを大臣も認識され、問題はどうこれからやるかということの政治的な手腕が問われるんではないかと思いますので、全魂傾けて日本農業再生の道へリーダーシップをとっていただきたいというふうに思います。  以上で私の質問を終わらせていただきます。あ...全文を見る
02月23日第136回国会 参議院 本会議 第6号
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○風間昶君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました平成八年度以降に係る防衛計画の大綱と新中期防衛力整備計画について質問いたします。  その前に、過日、北海道後志管内の豊浜トンネルで発生した岩盤崩落事故でお亡くなりになられました二十名の方々の御冥福をお祈りするとともに、...全文を見る
03月26日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○風間昶君 私は、自由民主党・自由国民会議、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新緑風会及び二院クラブの各派共同提案による畜産物価格等に関する決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。    畜産物価格等に関する決議(案)  我が国農業の基幹的部門である...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○風間昶君 私は、ただいま可決されました植物防疫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。     植物防疫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案...全文を見る
04月26日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○風間昶君 平成会の風間でございます。  連日、大臣、大変お忙しいところ恐縮でございますが、持ち時間をフルに使いたいと思いますので、御答弁は簡潔にお願いしたいことをまず申し添えておきたいと思います。  新林業部門導入資金についての融資対象、殊に森林施業の方法に関して具体的に示...全文を見る
○風間昶君 次に、大臣についてお伺いいたします。  林業、木材産業の経営基盤強化についての大臣が定めることとされている基本方針は今回のこの三法案のためのみのためなのか、あるいはこれ以外に考えられる対策をも含めてなされるのかが一点。  もう一点は、策定する際に、現場の林業関係者...全文を見る
○風間昶君 答えになってないんです。要するに、三法案のためのみのためなのか、そうでない、それ以外の対策も含めての基本方針なのかということを聞いておるわけです。
○風間昶君 もう一点答えていません。
○風間昶君 最初からそれを言っていただければ時間を浪費しなくて済むわけです。  次に、県の基本構想が今度つくられているのかどうか。あるいはその実現度といいましょうか、その構想の達成度について林野庁は検査するのかどうか伺いたいと思います。
○風間昶君 そうしますと、都道府県知事の作成する基本構想というのは義務づける必要があるのではないかというふうに思うんですけれども、なぜ義務づけていないのか。例えば東京とか大阪といったところであってもやっぱり山林があり、あるいは林家がいるなら、東京、大阪も構想をつくるべきではないか...全文を見る
○風間昶君 それで、経営改善計画が今度あるわけですけれども、その認定をするということはいわば認定農家の林家版というふうに思いますけれども、じゃ改善したというその指標、それは例えば収益性だとか生産性などの数値的なものなのかそうでないのか、それをひとつ教えていただきたいと思います。
○風間昶君 それに関連してですが、この認定された計画による経営の規模拡大は当然課税特例措置がありますけれども、規模拡大のために土地を売ったりあるいは作業を委託する者にも同様の特例の措置を与えないとインセンティブが弱まるんではないかと思うんですけれども、そこはどうですか。
○風間昶君 わかりました。  次に、北海道の場合でありますけれども、道内の一般民有林の面積百七十六万ヘクタールのうち三七%が不在村森林であるわけです。不在村の林地について集積を拡大していくための方策がほかにも必要ではないかと思うんですが、どうですか。
○風間昶君 わかりました。  次に、林業労働力の確保に関して何点かお伺いしたいと思います。これは労働省も共管ということですので労働省の方にもおいでいただいておりますが、まず都道府県知事のつくる基本計画、今度は基本構想じゃなくて基本計画は、私は義務的なものであるべきだというふうに...全文を見る
○風間昶君 そうですか。わかりました。  基本計画によって今度は指定される林業労働力確保支援センター、これは私は必ずしも県庁所在地にある必要はないのではないかというふうに思うわけです。地域の林産業の中心となる市町村に置くのが私は最も適切ではないかと思うんですが、ここはどうですか...全文を見る
○風間昶君 ということは、各県から上がってきたものを受け入れるということですか。
○風間昶君 支援センターに募集を行わせようとする、つまり、わかりやすく言うと人材紹介とも言えると思いますが、その人材紹介についてのみ職安法上の大きな例外が認められているこの根拠、最大の根拠は何なのかということが一点、これ労働省の方にお伺いしたいと思います。  もう一点、労働省の...全文を見る
○風間昶君 じゃ、状況によってはあり得るというふうに、その含みを持たせていると理解していいんですか。
○風間昶君 それでは次に、無利子貸し付けの就業促進資金、これについて伺います。  日本育英会の奨学金と同様に林産業に一定年数を従事した場合には返済免除とかあるいは猶予とかをする制度を導入すべきだと私は思うんです。  これは、むしろ新規労働者は若年の方よりも今現在もう五十代以上...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、林業作業が危険であることは、一次産業の労働災害の被災といいましょうか事故を見ても、これは日本の急傾斜地あるいは林道の整備がまだ潤沢にいっていないということを考えますならば当然そうだというふうに認識するわけです。  であればなおさら、その事故...全文を見る
○風間昶君 ちょっと話も出しましたが、まさに作業の安全を図る上で、また一方の視点では生産コストの低減を図るために林道などのインフラ整備が大変重要であるわけです。少なくとも今まで年度ごとに、例えば三年度は民有林の林道事業について、山村活性化林道リフレッシュ事業、四年度は防火林道整備...全文を見る
○風間昶君 そうすると、ふるさと林道緊急整備事業を八年度の新規拡充施策としていくわけですね。  まあいわば、素材は同じでも何とかして嫌いな食事を子供に食べさせようという思いでいろいろメニューしているというふうにとられてもしようがないぐらいに林道整備事業がおくれている。  やっ...全文を見る
○風間昶君 その現場を長官はごらんになったわけですか。
○風間昶君 それでは、次に国産材時代を迎えるに当たりまして、平成二年のデータでは林業従事者が十一万人、平成十二年には五万人ぐらいに減るのではないかというふうに試算されているようでございます。林野庁は一方では国産材時代だと、じゃ、これに迎え撃つために必要とされる従事者人口をどのぐら...全文を見る
○風間昶君 それでは次に、木材の安定供給について、私はいろんな視点があると思いますけれども、取ってつけたような形で足りないからどうだとかこうだとかという継ぎはぎ的なことではなくて、いろんな変動するファクターがありますけれども、むしろ二十一世紀前半ぐらいまでの木材の需給の見通しをき...全文を見る
○風間昶君 大臣、それはちょっと逃げの言葉のように聞こえてしょうがないんです。法案が通ってから木材需給の見通しを立てるというふうにもやや聞こえたんですけれども、そうではなくて、新たにこれからいろんな困難な状況があるにしても、改正する法案をどんどんつくるということは、ある意味ではも...全文を見る
○風間昶君 確かに、不確定要素というか不安定要素が余りにも強い部分ですから、なかなか審議をされている中でも結論を出しづらい部分があるかと思いますけれども、鋭意この見通しを立てた上での国産材時代到来に迎え撃つ戦略をぜひ立てていただきたいというふうに思います。  それで、国産材の需...全文を見る
○風間昶君 最後の、後段の質問についてはお答えになっていません。
○風間昶君 よく存じ上げております。  文部省の方にもおいでいただいているんでちょっと文部省さんにもお伺いしたいと思います。  一例としては木造の学校建設が挙げられるかと思います、まさに今長官おっしゃったように。去年は二十七校の小学校、中学校が木造建築としてつくられ、昭和六十...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  いずれにしても、文部省が音頭をとってというよりは、自治体なりなんなりの申請があって初めて動かざるを得ないということでありましょうが、ひとつここは注文なんですけれども、もう少し本当に木の持っているハードな部分とやわらかい部分との微妙なあれを...全文を見る
○風間昶君 文部省さん、もう結構でございます。  ありがとうございました。  それでは次に、木造家屋などの耐火性といいましょうか、さまざまな材質のものができて発展性があるわけですけれども、地方自治体で域内産材を使った場合に補助金を出すような例が、例えば北海道では道南杉商品性向...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、輸入住宅について伺いたいと思います。  通産省さん、おいでになっていただいていますでしょうか。  私は、よくマスコミというか、つまり業者さんが言っている輸入住宅と、消費者サイドに立った輸入住宅とどうも乖離があるような気がしてならないんです...全文を見る
○風間昶君 このことに関して、通告外でありますけれども、農林大臣の率直な御感想を伺いたいと思います。
○風間昶君 大臣、通告外で、しかも与党さんでないと聞かれない中身まで教えていただきまして、本当にありがとうございます。あした万が一、通産大臣に大原農林大臣がなったとしたら、今のお言葉が虚妄にならないようにひとつまた御精励をよろしくお願いしたいと思う次第でございます。  通産省さ...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  もう一点、忘れておりはしないかというのがあるんですが、それはやっぱり木材の価格を上げる努力を、それは林野庁がやるということには即ならないんでしょうけれども、ここの視点を抜いてもらってはやっぱり困るんではないかと思いますけれども、この件に関してはどう...全文を見る
○風間昶君 次に、木材の複雑な流通ルート、一昨年、川上から川下へ一体になって取り組んでいって規模拡大を含めてやっていくという流域管理システムの法案が通りましたけれども、本当にそれが現場の地域の隅々まで行き渡っている状況ではとてもないように私は感じます。  したがって、その流域管...全文を見る
○風間昶君 工夫はされていらっしゃると思いますが、ここも大事なポイントになるんじゃないかなというふうに思います。  それでは、林政一般についての問題と、若干北海道のことで恐縮ですが、数点伺いたいと思います。  どちらかというと森林は木材を生産するということが主流で、むしろ森林...全文を見る
○風間昶君 森林交付税の話題もこれありですから、おっしゃるとおり、その仕組みについての議論をきちっとしていく必要があるんではないかというふうに思います。そういう意味で、率直な大臣の御意見、ありがとうございました。  次に、木材を生産する場合でもこの木材のまま使用するんではなくて...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、北海道の話題で恐縮でございますが、昨年度のエゾシカによる造林木被害が三十三億八千四百万円の被害額です。そのうち林業が一億一千五百万円という被害に遭っているわけですが、そのたびごとに、去年は狩猟期間中、雄は十一月十五日から一月十五日、雌は一月六...全文を見る
○風間昶君 もう一点、北海道の道南に知内町という町があるんですが、そこで北海道的には大きな問題になっていますが、日本的にはというか全国的には一昨年の台風十三号で九州、大分、福岡の風倒木被害が同僚の横尾議員によっても問題提起されてさまざまな措置が施されたわけです。北海道も規模は小さ...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。
○風間昶君 私は、ただいま可決されました林業改善資金助成法及び林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新緑風会及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。 ...全文を見る
○風間昶君 私は、ただいま可決されました林業労働力の確保の促進に関する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新緑風会及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。     林業労働力の確保の促進に関...全文を見る
○風間昶君 私は、ただいま可決されました木材の安定供給の確保に関する特別措置法案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新緑風会及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。     木材の安定供給の確保に...全文を見る
04月30日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○風間昶君 平成会の風間でございます。  早速質問に入らせていただきます。  今回の生研機構の業務内容に基礎的試験研究が加わることになりましたけれども、僕はむしろ遅過ぎたぐらいじゃないかというふうに思うわけです。学問の追求の上ではやっぱりベーシックな部分、根っこの部分をきちっ...全文を見る
○風間昶君 今のお話で、私は最も大事なのは現場の農林漁家に所得向上とやる気を起こさせるということでの基礎的試験研究ということを本来目的とすべきではなかろうかというふうに思いますが、そこのところが、お考えにはあるんでしょうけれども、きちっと述べられていないことにやや不満でございます...全文を見る
○風間昶君 わかりました。そうだとすると、かなりその周知徹底に相当きめ細かな日程、スケジュールを組まなきゃならないのではないかというふうに思うわけです。  さて、そうしますと、その間周知徹底させていただいて応募してくると。今度、応募されてきたいわゆる企業やあるいは大学、研究所か...全文を見る
○風間昶君 二点目の審査員体制については農学系だけじゃなくて幅広い研究者、学者さんということでございましたけれども、何名ぐらいの単位でこの選定委員会をやられるのか。そして、幅広いというふうにおっしゃいましたけれども、もう大体当たりをつけていらっしゃると思うので、ここのところのフレ...全文を見る
○風間昶君 それと連動するんですけれども、結局そうすると、その選定委員に選ばれた方々のジャンルがある意味ではこの研究課題になっていきそうな気がしないでもない、危惧と言われればそれまでかもしれませんけれども。  そうすると、そこのところでさまざまなまた、問題は起こらないと思います...全文を見る
○風間昶君 先の話になっちゃったんですけれども、今も御答弁いただいたように、共同研究者、委託研究者の身分の規定といいましょうか、これは非常勤で、給与も研究職の公務員給与を下回らない形での労働条件というふうに今伺いました。  問題は、これはいろんなジャンルにおいてもそうなんですけ...全文を見る
○風間昶君 細かい質問で恐縮ですけれども、それじゃその共同研究については、あくまでも成果は共有にするというふうになっておりますけれども、その成果のいわば利用還元について、農業振興の観点からやっぱり適切な対応が必要だと思いますので、研究成果の情報開示はどのようにしてやられるのか、こ...全文を見る
○風間昶君 それでは、財政業務管理上の点について何点かお尋ねしたいと思います。  従来、生研機構に対してなされた政府出資は産業投資特別会計よりなされておったわけですけれども、今回から一般会計から出資するというふうに明記されておりますが、その最大の理由と意義をお願いいたしたいと思...全文を見る
○風間昶君 今ちょっとお話があったように、要するに実用化にすぐつながりづらいということでありますから、リスクが非常に大きい、あるいはまた研究成果の活用がある期間は見込めないとしたとしても、農業分野への応用を前提としている以上、将来的に収益性があるんじゃないかと、こういう研究になっ...全文を見る
○風間昶君 わかりました。税金として還元するというふうに理解していいわけですね。  それでは、生研機構法の五条では民間からも出資することができるというふうになっていますよね。「資本金は、その設立に際し政府及び政府以外の者が出資する金額」となっていますから、つまり民間からも出資が...全文を見る
○風間昶君 わかりました。ここはもうちょっとこっちも精査してまた後からお伺いしますので、よろしくお願いいたします。  次に、この研究成果が将来商業的に採算がとれる見込みがある場合には、どんどんやっぱり企業化するなり払い下げなんかも含めてやるべきだと思うんですね。  そういう意...全文を見る
○風間昶君 大臣、かなり技術的な議論で恐縮でありますけれども、我が国農林水産業及び農村、山村、漁村が抱える困難な状況を早急に打開するために、バイオテクノロジーの安全性や倫理面での十分な配慮のもとに今回の基礎的試験研究の強化ということが法案としてあるわけでありますから、研究開発をさ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
○風間昶君 私は、ただいま可決されました生物系特定産業技術研究推進機構法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。     生物系特定産業技術研究推進機構...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○風間昶君 平成会の風間です。  ちょっと質問項目が多いので端的にお答えいただきたいと思います。  まず、沖縄開発庁さんにお願いしたいと思いますけれども、今もお話がありましたが、平成三年からのいわゆる三次振計の中に盛り込まれております石垣空港問題について、経緯はもうわかってお...全文を見る
○風間昶君 次に、沖縄の公営住宅の問題でありますけれども、地価は沖縄県の場合は全国平均から見てそれほど高いとは言えないんですけれども、残念ながら県民所得との対比で見てみますと、かなりやっぱり沖縄は地価が高い地域だというふうに認識できるんじゃないかと思います。  そういうような状...全文を見る
○風間昶君 質問にだけお答えしていただければ、その前段、今局長がおっしゃったことは私存じ上げていますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、水資源の確保でありますけれども、これも本当に沖縄は地質の問題もあって、しかも県民一人当たりの降水利用率はある意味では低い、全国でも...全文を見る
○風間昶君 わかりました。ありがとうございます。  次に、先ほども出ていましたけれども、米軍基地の一部本土移転が決まって、その跡地利用をどういうふうにするのかということが、ある意味では県だけの問題ではなくて今後日本全体の米軍基地の跡地にもつながっていく問題だと思います。この県民...全文を見る
○風間昶君 長官、ありがとうございます。長官がお答えになってくださると思っていなかったものですから、ありがとうございます。  それでは次に、戦争中の遭難船舶犠牲者に対する補償問題で、これは大変大きな問題で、厚生省さんにもおいでになっていただいております。所管がどっちとも言えない...全文を見る
○風間昶君 このように両者の言い分が違っているわけですけれども、先ほど長官から慎重な検討を要するということでありますが、これはある意味では抑制方向にならない形での慎重な検討をお願いしたいというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次いで、総務庁、北方対策関...全文を見る
○風間昶君 わかりました。多少風穴があいて去ていますので、そういう意味では拡大に向けてもっと進めていただきたいと思います。  関連して、先ほどPRの部分で、道内の映画館ではほとんど幕間にコマーシャルが入るんですが、先日も有楽町のある映画館へ深夜映画を見に行きましたけれども、都内...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  次に、旧漁業権補償の問題ですが、戦後五十年を経てなお問題は残っておるわけです、これもまた。現行法では旧漁業権者は一代相続できる、元島民は本人限りだと。元島民で旧漁業権者は旧漁業権者扱いになっているわけですけれども、その特別措置法制定時と比べ...全文を見る
○風間昶君 関連して外務省の方に来ていただいていますので、旧漁業権ではありませんからあれですが、貝殻島沿岸の昆布漁で、ロシアに入漁料を払って今現在も続いているわけですけれども、地元の漁業者から、ロシアと外務省、日本国との間の協議の交渉結果の概要を教えてほしいという声があるんです。...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  総務庁長官、一月十一日に長官になられてまだ北方四島にいらしてないんですね。要するに根室までもまだいらしてないんですね、見えるところに。ぜひ根室に来ていただきたいという要望、また橋本総理に対する要望もあるわけです。そういう意味で、閣議のときで...全文を見る
○風間昶君 ぜひ長官まず先に、政局は今安定していますから来てくださいよ。それを言わせていただきまして質問を終わります。
05月07日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○風間昶君 平成会の風間です。  漁業労働者の点について何点かお伺いいたします。  外国人の漁船員混乗の問題が挙がっていますが、現時点では三千四百七十三人の外国人漁船員、混乗率を二五%から四〇%に緩和した、引き上げたというそのメリットは、人件費削減になりますから、その概算は運...全文を見る
○風間昶君 それで、今のお話ですと、漁業労働者を新規に確保するための予算上の、何か新規事業としてあるのかどうかも含めて教えていただきたいんですが。
○風間昶君 漁業者が確保されても残念ながら海難事故がどうしても起こってしまいます。先ほど昼のニュースで、このゴールデンウイークに交通事故死者だけでも二百四十九名の方が亡くなったと。それよりはずっと少ないにしても、海難防止上の問題で、とりわけことしは七月二十日海の日、ここをどう有効...全文を見る
○風間昶君 それぞれが別個にやっているということなんですが、最初にちょっとお話しさせていただいた、七・二〇の海の日に合わせた形のものはそれぞれお考えになっていることがありますか。
○風間昶君 今の運輸省の海上技術安全局の方、だから要するに、七月二十日を海の日というふうに決めたんだから、九月は九月でやるかもしれないけれども、七月二十日の取り組みはどうされるおつもりかと聞いているんですよ。
○風間昶君 ぜひお願いいたします。  それでは次に、漁業協同組合の合併、統合の進捗状況に伴って、漁組に平地あるいは漁組の建物の中にある無線局の統合についての検討もまた漁協の合併に伴ってしなければならないと思うんですけれども、その再編作業というか、プランというか、それをちょっとお...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、北海道の天売島というところがあるんですけれども、ここは本当に小さな島で、五百五十人ぐらいの人口のところなんです。ここに海鳥が八種類いまして、有名なやつがウミガラスで、オロロン鳥というふうに地元では言うんですけれども、この海鳥が海洋環境汚染を知...全文を見る
○風間昶君 もう一つ環境の部分で言うと、襟裳岬のあるえりも町で植林を多くすると漁獲高も上がったということで、要するに山と川と海とは三位一体だということで、町長さんが襟裳砂漠に植林をして、それから漁獲高が上がったという事業がありますけれども、こういった森が魚を育てる植樹運動に対する...全文を見る
○風間昶君 じゃ、将来的にも補助事業を視野に入れていくということはないということですか。
○風間昶君 次に、魚価の安定対策ですけれども、流通コスト削減とともに、魚価安定のために、基金を積んで地域で魚価対策推進協議会というのを設置してほしいというのが全漁連の九六年からの運動方針にもありますけれども、このことについての評価と、それに団体が要望している個々の助成対象事業、こ...全文を見る
○風間昶君 最後に、大臣、ことしイギリスでIWC総会がまた行われますね。つくり育てる漁業という第七番目の項目にもまたありますが、これとは別個に、ことし私も鯨を食べたいんで、一つは大臣はイギリスへ行きますか。もし行かないとしたら、大臣はことし鯨を食べられそうですが。  それを含め...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。終わります。
05月21日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○風間昶君 平成会の風間でございます。  今回の農畜産業振興事業団法について、まずこの新事業団について三点ばかりお伺いしたいと思います。  畜産振興事業団と蚕糸砂糖類価格安定事業団、この二つの団体が統合するということなんですが、それぞれ畜産物あるいは蚕糸・砂糖類の価格安定業務...全文を見る
○風間昶君 それでは、その新事業団は旧事業団の資産をそのまま引き継がれるわけだと思いますけれども、民間の会社であれば当然問題となる合併比率、それについてはどう考えていったらいいのかということが一点。  それから、役員と職員定数の改正に伴うリストラについて、勘定ごとの規模に合った...全文を見る
○風間昶君 特殊法人の統合が国家財政には余り寄与しないというデータもあるわけです。ことしの一月十日付の日本経済新聞の朝刊によれば、今回つくる新事業団についても予算額が両法人合わせて約二十六億円ふえたと、二十五億七千六百万かそんなものでしたか、約二十六億円ふえたというふうに言われて...全文を見る
○風間昶君 何年までどのぐらいかということは、今相当というふうにおっしゃいましたけれども、どういうふうにどのぐらいということは明確に言えないまでも予測は立てていらっしゃるんだと思うんですけれども、そこはどうですか。
○風間昶君 わかりました。  今回の農業白書によりますと、価格政策対象農産物の価格は、昭和五十九年にピークに達した後、現在は昭和五十年初頭の水準に戻っているというふうに白書にも書いてございますが、この間のインフレを考えますと実質的には値下がりだというふうに思うんです。WTO条約...全文を見る
○風間昶君 そこで、ちょっと細かくなりますが、今回対象となる品目は指定食肉と蚕糸及び指定乳製品であります。指定食肉と蚕糸については安定帯価格制度を三十六年からとっておりますし、指定乳製品については安定指標価格制度を採用しておりますけれども、お聞きしますと、もともとは安定帯価格制度...全文を見る
○風間昶君 今の乳価の生産者価格について言いますと、再生産を可能にするという前提のもとで生産費を基準にした価格決定がされているわけですけれども、要するに、農家の経営努力が翌年の生産費に反映して価格が下がるという現象が起こるわけであります。  今までにも何度かお尋ねしておりますけ...全文を見る
○風間昶君 ここで議論してもまた堂々めぐりなんで、また機会を改めてあれしますが、いずれにしても、先ほども大臣おっしゃっておりましたけれども、現状のままでは価格安定制度がかえって効率の悪い農家経営を存続させることになりかねないという批判もあるわけですから、そういう意味では、切り口を...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、繭糸についてお伺いしたいんですけれども、繭糸価格については、養蚕農家の激減という状況の中で、制度そのものがこれ行き詰まりがあったのではないかという反省もあるわけであります。この一年間でさえ養蚕農家数は二八%も減少しておりますので、この原因を分...全文を見る
○風間昶君 それでは、次にサトウキビとてん菜の問題であります。  特に、サトウキビについては沖縄の基幹産業ですから、最低価格を保証していますけれども、これもやはり三年ぐらい据え置いたらどうかという意見があるんですけれども、これまた同じ回答しか返ってこないんでやめますが、てん菜、...全文を見る
○風間昶君 質問を終わります。
○風間昶君 私は、ただいま可決されました農畜産業振興事業団法案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党及び新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。     農畜産業振興事業団法案に対する附帯決議(案)   ...全文を見る
06月05日第136回国会 参議院 海洋法条約等に関する特別委員会 第4号
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○風間昶君 平成会の風間でございます。  きょうはお忙しいところ、三参考人の先生方には貴重な時間をとってくださいまして大変ありがとうございます。  短い持ち時間でありますけれども質問をさせていただきます。私、専門家じゃないものですから、できるだけわかりやすくお話ししていただけ...全文を見る
○風間昶君 引き続き、今の話とちまっと重なる部分があると思いますけれども、東海・黄海・日本海はペルシャ湾あるいは地中海と比べたとき、線引きを考える上での要素、どこに線を引くかというのは先生は裁判官の候補ですから大変言いづらい立場ではないかと思いますので、そういう聞き方ではなくて、...全文を見る
○風間昶君 先生がきょうお話しいただいた中身の主な部分は、先生が書かれていらっしゃる「新海洋法秩序の形成過程」という論文をちょっと読ませていただいたんですけれども、そこにもあるんですけれども、後半の部分で、「条約全体を調和のとれた形でとらえて、海洋の管轄・利用をめぐる対外関係を安...全文を見る
○風間昶君 次に、山本先生と小野先生にお伺いしたいんですが、TACを定める前提として、海洋生物資源の科学的調査方法が当然確立されていなければならないわけで、特に都道府県計画をつくるときに調査方法の基準がばらばらだと、これは大変支障を来すことになるんじゃないかというふうに私は思うわ...全文を見る
○風間昶君 それでは、大日本水産会の佐野会長に。  今のTACの話につながるんですが、TACを導入することで漁獲努力量が上回るといった場合に、休業とか廃業とかあるいは減船とかという事態に至るリスクが当然考えられるわけでありますけれども、そういうある種の混乱なく軟着陸させていくた...全文を見る
○風間昶君 もう一方では、もう一方というか、先ほど会長が、ちょっとTACとは関係ないけれども、以西底びきと遠洋まき網、まさにこれは韓国、中国水域でそれぞれ十数%、二〇%漁業をやっていらっしゃるわけですね。海洋法条約が締結されますと、どっちみち、何年かの短期ではないにしても、十年、...全文を見る
○風間昶君 佐野会長になおお聞きしたいことで、魚価がどんどん下がってきていると。これは一面的には、北海道も当時、ニシン御殿とか斜里、知床にはサケ御殿だとかいろいろ建っているんですけれども、何でこんな昔の網元みたいな屋敷が建つのですかと行って聞いたら、それはもうとにかく一番先に行っ...全文を見る
○風間昶君 今、小野先生のお話が出ましたので、まさに実際に動いていくまでの間のところで今のガイドラインと言っていいのかどうかわかりませんけれども、御検討されるべき課題かと思うんですけれども、先生一言あればお願いしたいと思います。
○風間昶君 引き続き佐野会長に、世界的な関心が公海上のストラドリングストックや高度回遊性魚種の管理に移っていくという先ほどの会長の指摘は私もそのとおりだというふうに思います。  一周おくれのランナーというのは絶妙なのかどうか比喩がちょっとわかりませんけれども、いずれにしても時代...全文を見る
○風間昶君 最後に、同じく佐野会長に、今のストラドリングストックや高度回遊性魚種の管理に移っているという指摘に若干関連するわけですけれども、鯨類についてのお話ですが、まだまだ日本の科学的あるいは理性的な管理体制が理解されていないと。そういう意味で、IWC体制の問題点、若干昨年反捕...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。
06月06日第136回国会 参議院 海洋法条約等に関する特別委員会 第5号
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○風間昶君 平成会の風間でございます。  まず、今回のこの海洋法条約は、海洋全体の法的秩序の確立に資するだけではなくて、海洋国家としての我が国の国益に沿うものであるという評価の中から政府は提出されました。そういう中にあって、参議院でわざわざ特別委員会をつくって審議をしている中に...全文を見る
○風間昶君 そこで、今、外務大臣もおっしゃいましたが、特に韓国、中国との新たな漁業協定、この新漁業協定締結の際の指針はいかなるものかまずお伺いしたいと思いますし、現状の追認であれば漁業者は納得できないと思うんです。特に韓国の違法操業については、TACの管理が沿岸国の義務であること...全文を見る
○風間昶君 外務大臣、今私はさらにもうちょっと中身の上で明確な二国間ルールをつくる必要があるというふうに主張させていただいたわけです。ですから、一般論とか総論の形ではなくて、もう少し具体的に御答弁いただきたいと思います。
○風間昶君 交渉事でございますから、つまびらかにできない部分は多々あるかと思います。  それでは、同じく総理に伺いたいことなんですけれども、五月十日の衆議院本会議のやりとりによりますと、自民党の鈴木議員の質問の中で主張されていらっしゃることでございますけれども、日韓間には領土問...全文を見る
○風間昶君 失礼ですが、その程度の状況把握なんでございましょうか。
○風間昶君 わかりました。引き続き精力的な協議を進めていただくことを祈念するわけでございます。  二国間協定が成立したことを前提での質問ですから、ちょっとそういう意味では推測の段階なんですけれども、もし成立した場合に、我が国がTACの管理について負う国際的責務というのは大変重要...全文を見る
○風間昶君 具体的に、もう少し連絡会議等の設置の中身を農水の水産庁の方からお答えいただきたいと思います。
○風間昶君 わかりました。  次に、大陸棚に関することでお聞きしたいと思いますけれども、本法案の大陸棚の定義によりますと、排他的経済水域の直下の範囲を超えて大陸棚が認められる場合もあるというふうになっていますが、我が国において日本海はあれでしょうけれども、殊に太平洋側は具体的に...全文を見る
○風間昶君 具体的にそのような箇所はあるのかと伺っているんですが、全然把握されていないということですか。
○風間昶君 それでは、それは調査結果を待たなきゃならないということでございましょうから、じゃ日本海側でのことになりますが、日韓、日中、もう一つはロシアとの間でも日本海側での大陸棚の線引きが必要になるというふうに考えられるわけでありますけれども、その際、法案上大陸棚については排他的...全文を見る
○風間昶君 今、日中間の部分については相当詳しくあれしましたが、韓国については差し控えたいということでございますが、どのぐらいになったらある程度のものが見えてくるんですか。
○風間昶君 アプローチされていらっしゃるんですか。その用意があるということですか。
○風間昶君 それではロシアとの関係で、この法案成立は、今、日ロ間の日ソ地先沖合漁業協定がございますね、これに影響を与えるものではないというふうに考えられますけれども、その場合、その地先沖合漁業協定とTACとの関係はどうなるのか、一つは伺いたい。  要するに、ロシア船に対してはT...全文を見る
○風間昶君 すべてがTACの中にということですか。
○風間昶君 次に、海洋生物資源の保存管理法案について、今TACの話になりましたので、TACを定める前提として海洋生物資源の科学的調査方法が当然確立されていなければならないというふうに思うわけです。特に、都道府県計画をつくる際に、調査方法の基準がばらばらだと当然のことながらTAC管...全文を見る
○風間昶君 今度はTACの数量決定のやり方について、農水大臣が国全体の数量を都道府県に割り当てるというやり方は、ある意味では牛乳の生産枠を割り当てるやり方に似ていると思いますけれども、その枠について都道府県間で任意に融通し合ったり、あるいは船舶間で融通し合ったりという事態がもしあ...全文を見る
○風間昶君 水産庁長官にお伺いしますけれども、いわゆる選挙と同じく全国区の魚と地方区の魚がいるわけですよ。県を越えてまたがっていく魚については国である程度基準をつくって管理できるわけです。例えば北海道で言いますと太平洋岸の日高周辺にいるシシャモあるいはハタハタよりも、むしろムツゴ...全文を見る
○風間昶君 ですから、対立した場合に、端的に言って国はどういう調整をするんですかと聞いているんですよ。
○風間昶君 わかりました。  今度は漁業団体から沖合底びきの許可権限を大臣から都道府県に移譲してくれという要望が相当来ているわけですけれども、これはもし都道府県の計画がきちんと整備されたらすぐやるべきだと思うんですが、どうですか。
○風間昶君 沖合底びき網の漁というのは、平成四年にモデル事業がスタートしましたね。それでことしの三月で終わりました。恐らくその結果が、解析が出ると思うんですけれども、北海道四海域での操業パターンモデルが示されることになっているというふうに聞いていますが、来年沖合底びき許可の一斉更...全文を見る
○風間昶君 全体の、今度は沖合、沿岸含めての漁家の話ですけれども、日本の漁家の持っている潜在漁獲能力というのはまさにTACを大きく上回っていることはもう明らかだと私は認識しているわけです。やはりこのTAC法案をきちっと成立させていくということの観点でいうと、漁獲能力についてはやや...全文を見る
○風間昶君 だから、理解するんだけれども、整合性がないんじゃないですかと、大きく見た場合に。一方ではどんどんお金をやって、そして支えておきながら、一方では今度はきちっと資源を守るという観点から漁獲量を少なくさせるということなんですから。
○風間昶君 次に、TACで規制される魚種について伺ったので、特定魚種について伺いたいと思います。  これは外務省管轄になるのかもしれませんが、いわゆるカツオやマグロ、カジキなどの高度回遊性魚種、沿岸国と漁業実績国が直接または適切な国際機関を通じて協力、特にマグロはそうですね、協...全文を見る
○風間昶君 だからつくるべきだと思うんだけれども、その中で日本としてどういうふうなスタンスでいるのかということですよ。
○風間昶君 今度の六月二十四日からイギリスで開かれる予定のIWC総会について伺いたいと思いますけれども、アメリカ側がマカインディアンのためのコククジラ五頭の捕獲を要求するらしいですけれども、だとすれば、旧来から日本が要求している沿岸のミンク五十頭についても私は認めるべきだと思うん...全文を見る
○風間昶君 現状認識はわかっているんだから。
○風間昶君 昨日の参考人質疑の中でも参考人がまさにおっしゃっていました、日本の科学委員会での評価は大変なものだ、しかしIWC総会での日本の立場はさんざんだるものがある、科学委員会での評価をどうIWC総会につなげていくのかがキーになるだろう、政府に要望したいということがあればまさに...全文を見る
○風間昶君 私は、ただいま可決されました排他的経済水域及び大陸棚に関する法律案、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律案、海洋生物資源の保存及び管理に関する法律案及び水産資源保護法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、...全文を見る
06月18日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○風間昶君 平成会の風間です。  まず外務大臣に、大臣が所信を述べられたのは二月のたしか二十三日でございました。それでその後、四月十七日に日米安保の共同宣言が出されましたけれども、そういう意味で日米安保体制は新時代を迎えたと言っても過言ではないと思いますが、この二月二十三日時点...全文を見る
○風間昶君 次に、外務大臣、自民党の元法務大臣が先日、慰安婦は商行為だという発言をされました。総会後の会見で、従軍記者や従軍看護婦はいたが従軍慰安婦はいない、商行為に参加した人たちだ、戦地で交通の便を図っただろうが強制連行はなかったという発言をされたのは御存じのとおりだと思います...全文を見る
○風間昶君 同じく、その北方問題の早期解決という観点から、総務庁長官にもコメントをいただきたいと思います。
○風間昶君 それでは次に、在沖米軍の本土移転に当たって、新聞情報ですけれども、基地の整理、統合、縮小に当たっては七千億から一兆円経費がかかるというふうに政府から与党に説明があった報道がありましたけれども、その経費、なぜ日本負担になったんですか。条約上の義務から生じているんですか、...全文を見る
○風間昶君 その際日本負担となるその経費を、これも新聞情報ですけれども、四月十七日の毎日新聞に載っているんですけれども、防衛費とは別枠で支出する案が有力というふうに書いてありますけれども、じゃ移転したその跡、残った土地、つまり跡地を更地にする造成費用などについては、沖縄振興開発の...全文を見る
○風間昶君 聞いたのは、造成費用についてその跡地を更地にするような、そのことに関してはどうですかというふうに聞いているんです。
○風間昶君 次に、当委員会、一月十六日、沖縄県にお邪魔したときに要望事項がたくさんありましたが、自由貿易地域制度の拡充強化についての要望がございました。  やっぱり我が国の経済の活性化の方策として、沖縄にタックスヘーブンを考慮したフリー・トレーディング・ゾーンを建設してほしいと...全文を見る
○風間昶君 次に、ロシアにおいての初めての大統領直接選挙で、結果は見えていそうでまだ結論出ていないと思いますが、エリツィン現大統領が再選に向けた政策綱領の中で、現存する国境は変わらない、ロシアの領土は売らず、貸すこともしないというふうに指摘されているわけですけれども、時事通信がこ...全文を見る
○風間昶君 時間がないんですけれども、総務庁長官に最後に、北方領土視察、歴代の総務庁長官は、最近では平成五年の石田長官、平成六年山口長官、平成七年江藤長官、それぞれ就任後二カ月後、三カ月後に北方領土の視察に行っていらっしゃるんです。まさに総務庁というのは、行政監察と北方領土問題の...全文を見る
○風間昶君 まず自分のことを先に、長官のことを。
○風間昶君 終わります。
06月19日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○理事(風間昶君) 成瀬委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。委員長の辞任の件についてお諮りいたします。成瀬委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。   ...全文を見る
○理事(風間昶君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  これより委員長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(風間昶君) ただいまの照屋君の動議に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(風間昶君) 御異議ないと認めます。よって、委員長に楢崎泰昌君が選任されました。(拍手)     —————————————    〔楢崎泰昌君委員長席に着く〕