風間昶

かざまひさし



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風間昶の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第142回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○風間昶君 公明の風間でございます。よろしくお願いいたします。  昨日も議論になっておりました公務員倫理法について、きょうは新聞各社、きのうの議論を踏まえてさまざまな記事になっているところであります。  そこで、今手元に持っておりますのは、内閣の法律顧問である位置づけだと私は...全文を見る
○風間昶君 独自にやったものではないということですが、独自にやるべきだとは考えなかったわけですか、その時点で。
○風間昶君 今おっしゃった十二項目にわたる禁止事項の中で、オーケーというか容認することは湯茶の提供だけというふうに書いてあるわけですけれども、それだけでいいんでしょうか。法制局長官としての意見を伺いたいと思います。
○風間昶君 議論を聞いていますと、私は、法制局というのは内閣の法律顧問というふうに位置づけているわけですから、しかもそこに次長が出ていらっしゃる事務次官会議の中で、法制局としての意見はなかったのかということを含めてお伺いしているんです。
○風間昶君 わかりました。  それでは、大蔵省に伺います。  大蔵省もやはり大蔵省職員倫理規程というのがあると思いますが、今回逮捕された宮川容疑者あるいは谷内容疑者は一般社会の通念上許されると思って接待を受けたというふうに報道もされておるわけですけれども、そこで、この大蔵省職...全文を見る
○風間昶君 宮川容疑者は一月二十六日の読売新聞の夕刊の取材に、インタビューにこうおっしゃっています。一問一答で、「金融検査部だけがやり玉にあがるのは納得いかない」、「それにしても、なぜ金融検査部だけが」と。まさになぜ自分だけがという心情がこの言葉の中ににじんでいると思うんです。 ...全文を見る
○風間昶君 そこで、この倫理規程があるにもかかわらず問題が発覚したということが本委員会でもずっと議論されているわけですから、きのうも議論になった公務員倫理法について、もし倫理法がつくられたと仮定するならば、禁止行為を列挙している法律の方がいいのか、あるいは遵守行為を列挙した法律が...全文を見る
○風間昶君 答えていらっしゃらないですね。  使いやすいという言葉があれなら、どっちが取り締まりやすいですか、大蔵省の内部で不祥事が起こった場合のことも含めて考えるならば。いかがですか。
○風間昶君 じゃ法制局長官、いかがですか。
○風間昶君 何だかキツネにつままれたような感じでございます。  そこで、今お話があった事務次官検討会というんでしょうか、その検討会が開かれたそうなんですけれども、その取りまとめをされていかれるのは総務庁だと私は思うんですが、法案の原形となるものをいつまでに取りまとめていくのか、...全文を見る
○風間昶君 今できるだけ早い時期にというふうにおっしゃいましたけれども、きょうの日本経済新聞では「今国会に倫理法案」という見出しが躍っているわけです。これに促されるような形になるのかどうかは別にして、これが誘導していくのかどうかわかりませんが、そうなると、総務庁としてはもうちょっ...全文を見る
○風間昶君 そこで、総理、各省庁に倫理規程があるというのも当然あれなんですが、ずっと何省庁かのを見させていただきました。ベースになっているのは、やっぱり厚生汚職からの一昨年十二月十九日のこの事務次官会議申し合わせだと思うんですけれども、中身を見てみますと結構完成度の高い倫理規程だ...全文を見る
○風間昶君 次に、先ほどの久保委員からあった件とリンクするんですが、平成八年三月四日に「住専問題に関する新たな措置について」ということで、「民間金融機関は、今後七年間で一・五兆円規模の経営の合理化・効率化を行い、五千億円程度の税収増をもって国への新たなる寄与を行う。この実施状況に...全文を見る
○風間昶君 先ほど都市銀行の役員報酬だけは出ましたけれども、じゃそれ以外は出ているんですか。
○風間昶君 答えていないんですが、そこで大蔵大臣、銀行がどれだけ反省して経営の健全化に努めてきたのかわからないままにこの三十兆円を投入するというのはどういうことだと、国民はここのところが一番不信あるいは怒りになっているわけですけれども、明確に答えていただきたいと思います。
○風間昶君 御希望を述べられたのか決意を述べられたのかわかりませんけれども、大蔵省に再度、国に幾ら金融機関が寄与したのか調査をすべきだと思いますが、いかがですか。
○風間昶君 今必要なのは不良銀行の救済じゃないわけで、そんな銀行に三十兆円も使うぐらいなら、財投のお金を公的金融機関に入れて貸し渋りに苦しんでいる中小企業にできるだけ融通するということも必要じゃないかと思うんですが、大蔵大臣、どうですか。
○風間昶君 そして、今度は預金保護だけじゃなくて、いつの間にか金融債を保護する必要があるというふうに言っていらっしゃる方がいる。  そこで、金融債の購入比率は個人と法人でどのような割合になっているのか、教えていただきたいと思います。    〔理事永田良雄君退席、委員長着席〕
○風間昶君 そうすると、法人救済の意味合いが物すごく強いですね、今お話を聞くと。五十兆近くが利付債で個人対象の割引債が二十兆となると。預金者保護といっても、結局個人預金者ではなくて競争力を失った企業の延命策にすぎないのではないかと思うんですけれども、どうですか。
○風間昶君 終わります。
03月12日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○風間昶君 公明の風間です。  通告外でまことに恐縮なんですが、大臣にお伺いしたいことが一点ございます。  先ほどもインドネシアの支援の議論がありました。きょうの新聞にも、十四日に総理がインドネシアに行って、十五日に首脳会談と。スハルト大統領にIMF合意に沿った経済改革の実行...全文を見る
○風間昶君 ですから、相談がなくても農水大臣としては総理に何にも言わないんですか。
○風間昶君 先ほども議論になりました財政負担の問題、これありだと思うんです。食管会計が厳しいなら、例えば外務省に米を買ってもらう、それで支援するという方法も私は一つの方法としてはあるんだと思うんですけれども、その辺はどうですか。
○風間昶君 それでは、次に、食品の安全対策について伺いますが、先ほども同僚の和田議員からも御質問があったことでございますけれども、今国会でHACCP法に関する水産加工資金法の審議を行うことになっておりますけれども、確かに水産物は腐るのも速いし、極めて確かな衛生管理というのが必要だ...全文を見る
○風間昶君 それでは、もう一方で、さっきも議論になりましたけれども、遺伝子組みかえ食品についても、科学技術庁がラボラトリーレベルでの評価をし、そして生態系に関しては農水省が環境アセスをやるということ、これについては土の中の微生物だとか虫だとか、あるいは同じ種類のもの以外の近縁種類...全文を見る
○風間昶君 第二点については、確かに、評価はもう終わったんだから、あとは売る側の問題だからということで、もし何かが起こったときに、私どもは安全性は評価したけれども、それは売る側の方に問題があったということにしちゃうわけですか。
○風間昶君 では、一点目の、先ほどの、たんぱく質を調べた、これは恐らくDNAのレベルまでのデータが出ているんだと思うんですけれども、もう一つは新たなアレルゲンが見つかっていないと、この二つだけで、直接ではないにしても行ったところの評価だけで厚生省は済ませるつもりなんでしょうか。
○風間昶君 その調査研究がまだ終わっていないんじゃないですか。
○風間昶君 わかりました。こっちはもう少しデータを集めていますので、また後日お聞きしたいと思います。本日はありがとうございました。  それでは、次に、先ほども議論になっておりましたが、食糧自給率の目標設定について先ほど大臣は、確保を全うするという観点から応分の自給率というふうに...全文を見る
○風間昶君 厚生省さん、結構でございます。ありがとうございました。  なるほど、いずれにしてもトータルでこれからも臨機応変に自給率を設定していくという方向ではあるんですね。  次に、先ほども議論になりましたけれども、四年連続の自主米の価格低落で農家の手取り所得が減る一方だと。...全文を見る
○風間昶君 それは現在の価格政策の枠を出ていないわけで、所得政策に変えるためにシミュレーションをしていることがあるんじゃないでしょうかと聞いているわけですから。どうなんですか。
○風間昶君 先ほどの中山間地に対する直接所得補償も議論になりましたけれども、補償に踏み込むという政治的な決断はもう現実に私はできるんじゃないかと思う。それがいい証拠に、大臣も参加されたOECD農相会合の共同宣言の政策原則の中にもう入っているじゃないですか。生産から切り離された直接...全文を見る
○風間昶君 次に、ウルグアイ・ラウンドの対策予算についてちょっとお伺いしたいんですが、六兆百億の資金を投入すると、再来年、十二年まで。回ってみますと、現場の農業者の方から、どれが対策費でどれが要するに予算なのよと、こういう話で全くわからないと。特に、農業者だけじゃなくて、そこに住...全文を見る
○風間昶君 だから、初年度ならまだわかるんですよ。もう半分越えているわけですから、きちっと国民に明示する必要があると思うんですよ。そうでなくても、九兆円の国民負担だの三十兆円の何なのかんだのという話になっているわけですから、もう怒り心頭を超えちゃっているわけですよ、いいだけむしり...全文を見る
○風間昶君 次に国有林野。これは当然、今国会の大きな焦点になって、その審議のときにもまたお聞きしようと思っていますけれども、きょうは、一般会計が債務を承継する二兆八千億というその数が出てきていますけれども、どういうふうな算出根拠に基づくものなのか、一つ伺いたい。  もう一点は、...全文を見る
○風間昶君 これは後日あれします。  最後にもう一点。日韓漁業の問題で、これは日韓漁業協定が終了する場合には国連海洋法条約、直接適用されると思いますけれども、その際やっぱり竹島を含めた二百海里の主張について農水省として、国内だけじゃなくて対アジアを含めてアピールすべき話だと私は...全文を見る
03月13日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○風間昶君 きのうに続きまして、大臣、御苦労さまです。何点か質問させていただきます。  まず、水産加工業者は他産業に比べて極めて零細、規模の小さいところが多いということはもう御案内のとおりでありますが、今回の景気が悪い中で新たな設備投資に踏み切れないでいるところが結構多いんじゃ...全文を見る
○風間昶君 このデータ、安全な食品の提供という対象業者は水産食品加工業だけじゃなくていろんな人が含まれているわけですけれども、もう一つのデータで、これはきのう水産庁からいただいたんですけれども、水産加工業者二百九十八社にHACCPの導入意向をアンケートされたデータをいただきました...全文を見る
○風間昶君 今回のこのHACCP導入の問題で、アメリカの法律にのっとった形で衛生管理基準を決めることになるんですけれども、各国で具体的にHACCPの原則や手順にのっとった形で衛生管理基準がつくられる、各国の実情に応じて具体的にはつくられていくのかなというふうに今思っているわけです...全文を見る
○風間昶君 水産のことだけであれなんですが、要するに現行のアメリカ型と言ったらいいのか、あるいはもうちょっときつい海の上からのHACCP規制を入れるEU型と、日本はそのやり方と同じに本当に初めから終わりまでできるかというとこれは難しいと思うんですね。そうすると、やっぱり各国横並び...全文を見る
○風間昶君 実際には、各加工品目の一工程ごとにおのおの何種類かの安全衛生管理手法があるわけですね。全工程を見てみるとかなりの管理方式があるというふうに考えられるわけでありますけれども、そうすると、同じ加工品をつくる会社であっても、例えば工場によって管理手法は異なると。しかし、どっ...全文を見る
○風間昶君 これは水産加工品だけじゃなくて全体の話になってきますから、そのときにまた議論したいと思います。  次に、今回の貸し付けについて、農林漁業金融公庫を通じて事業費の八〇%が限度額と、事業費そのものには天井がない、だから貸し付けも天井がないと。さっきも話が出ましたように、...全文を見る
○風間昶君 それでは、真珠養殖業の現状について、先ほど同僚議員からも質問がありましたので、問題は養殖事業全般に言えると思うんですけれども、おととしですか、アコヤガイの生産日本一の愛媛県で大量へい死があって百八十億円を超える被害が出ている問題で、翌年、対策費として水産庁に六千百万円...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月24日第142回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○風間昶君 公明の風間でございます。  近年、ダイオキシンによる汚染が全国で深刻な社会問題となっておりまして、国民的にもまた消費者の一人一人にとってみてもかなり関心が高く、ある意味では不安感がかなり増長されていると言っても過言ではないというふうに思います。  そこで、ダイオキ...全文を見る
○風間昶君 そこで、我が国のダイオキシンに対する科学的知見は十分なのかどうか。厚生大臣、現時点でわかる段階でお教え願います。
○風間昶君 質問に答えていない。科学的知見は現時点で十分なんですかと聞いているんです。
○風間昶君 環境庁が「ダイオキシンってなあに?」というパンフレットを出してございます。この中で、「ダイオキシンはがんを起こすのですか。」、「ダイオキシンは赤ちゃんの奇形を起こすのですか。」という質問設定の中で、両方とも、「現在のわが国の通常の環境の汚染レベルではダイオキシンにより...全文を見る
○風間昶君 煙の分だけの話でございまして、問題は土だとか水だとかにも行くわけですから、そこについて、そのことをトータルに勘案して現時点でがんを起こすほどでない、あるいは奇形を生ずるほどではないと言うのならわかるんですよ。そういう説明はないじゃないですか。
○風間昶君 これが一〇〇%ではないということは皆さん思いながら見ているわけですから、書き方一つで逆に不安も大きくなるし、そういう意味でもっと慎重に検討した結果を公表して書くべきだと思うんですけれども、もう一回、環境庁長官。
○風間昶君 もう一点、このパンフレットの中にもう一つ「ひとりひとりができるダイオキシン対策」というのが挟み込まれております。この中で、「特に、塩素が多く含まれているものは、小型焼却炉で処理すると、不完全燃焼によってより多くのダイオキシンを発生する原因となり得る。」というふうに書い...全文を見る
○風間昶君 それだけですか。
○風間昶君 私の家にもラップ、それからビニール製人形、カップめんの容器等々、発泡スチロールのきのう食べた弁当、こういうのもあるわけであります。いずれにしても、塩ビ製品に相当囲まれた生活を我々はしているわけでございます。これが燃やされるとダイオキシンが出るということはもうわかってい...全文を見る
○風間昶君 もう時間がありませんから、今、総理お聞きになって、要するに有害対策として出口の議論ばっかりなんです、焼却炉をどうしたらいいかとか。むしろ入り口の議論をきちっとやらなきゃならないと思うんですが、そこの部分についてどうこれからされようとするのか、総理に伺って、最後の質問に...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月25日第142回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○風間昶君 済みません。突然にあれしまして申しわけございません。牛嶋先生はこれからまだ続けられます。あしたにもまた引き続き議論になろうかと思います。  私は一点、JR債務につきまして、きょうずっと議論になっておりますけれども、牛嶋先生の話の腰を折って恐縮でございますが、確かに先...全文を見る
○風間昶君 東日本、西日本、東海さんはまあまあいいとしても、北海道、四国、九州の三島のJR及びJR貨物は経営成績が極めて芳しくないわけであります。平成十二年度を目途としているところもありますけれども、それぞれ十三年度前後に株式上場を計画しているわけであります。  今回、この負担...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○風間昶君 この連日、ごみ問題ばかりで申しわけございませんが、しょせん人間は生命を終えますとある意味では地球のごみになっていくわけでございますので、避けて通れない問題だと思います。  一つはごみに対する考え方、要するに自分の手元において役に立たなくなったのはごみとしてしまってい...全文を見る
○風間昶君 それでは、文部大臣と建設大臣にもお伺いいたします。
○風間昶君 今お伺いしまして、まさに多種多様なわけです。しかし、おおよそ今の五人の大臣からお伺いできたように、また二十四日、総理もちゃんと紙とプラスチック類と缶と瓶とそして生ごみと五つに……
○風間昶君 電池とその他というふうにおっしゃっていまして、分けられて投げていらっしゃっている。そういう意味で感心をしたわけです。  問題は、一人のそういう努力もさることながら、一人が幾ら努力しても、社会的にごみを出すことに対しての考え方を、インセンティブをつくっていかなきゃなら...全文を見る
○風間昶君 そこで、今もう家庭から出るごみはほとんど容器と包装で占められて、そのうち六割が塩ビ製品でございます。もう至るところに、二十四日も総理がおっしゃったように、便利な塩ビに囲まれた我々の生活、まさにそういう意味では、それを燃やすことによって、あるいは埋めたとしてもそれがまた...全文を見る
○風間昶君 まさに大臣が今おっしゃったように、廃棄にかけるコスト分を製品価格に上乗せする、あるいは、きのうもたばこ税の話が出ましたし、温暖化防止条約のための炭素税の話もあるわけでありますから、私はこういう容器の部分については塩素税とでもいうべきものの検討をしてもいいんじゃないかと...全文を見る
○風間昶君 これは、日本子孫基金という団体が出している「ダイオキシンの原因を断つ」ということで、同じラップでも塩素が入っていないものの方を使うべきだと、こういう絵を出しているわけです。(資料を示す)一枚二百五十円のパンフレットです、きょう買ってきたんですけれども。  使ってはい...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。
03月27日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○風間昶君 公明の風間ですけれども、まず、質問通告していないんですが、前回の委員会で農水大臣にもお伺いしました。つまり、総理がインドネシアに行くに当たって、インドネシアの米支援のことについての結果をお伺いしたいことと、先般のハビビ副大統領がおいでになったときの、実際に日本が幾ら、...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  いずれ幾らかというか何がしか決まると思いますけれども。  もう一点。これも通告外で大変恐縮なんですが、先ほど、大木環境庁長官が四月三日から五日までイギリスのケントでG8の環境大臣の会合があると。ここで、テーマが四つぐらいあるんですけれども...全文を見る
○風間昶君 それでは、まず青年就農法について何点かお伺いします。  今回は、農業技術の習得等についての貸し付けというふうになっておりますけれども、農地の取得についても支援措置を、この法案ではできないにしても図ることを検討すべきだと私は思いますが、いかがですか。
○風間昶君 もう一点。農業法人への就職は、お給料をもらえるから、特に経営に自信のない方への有力な就農機会を提供するという側面もあると思うんです。この機会を拡大するための方策を具体的に立てる必要があると思いますが、農業法人、もっと言うと農業法人そのものの設立基準の緩和で農業へ参入し...全文を見る
○風間昶君 先ほどもお話が出てまいりました就農準備学校ですけれども、私の認識は、四十一校ある農業大学校へスムーズに行くための入り口というかそういう位置づけもできるのかなというふうに思っているわけですけれども、この就農準備学校を予算の枠の中で幾つぐらい想定しているんですか。
○風間昶君 もう一つ。本法案はラウンド対策予算の見直しとも言えるというふうに言われているわけですけれども、対策予算が、ラウンドのお金を消化するために必要のないものまで金を出しているという批判も実はないわけではない。すなわち、高齢の認定者の参入にお金を貸し付けて何年やっていただける...全文を見る
○風間昶君 そこで、農家というのは今後、農業経営というか、経営の対策をどうやっていくのかということがまさに急務だと思うんです。  特に、農業簿記について、様式の確立はもちろんされていらっしゃる、また啓蒙普及活動もされていらっしゃるというのもよく聞いているわけでありますけれども、...全文を見る
○風間昶君 年度別で五冊ぐらいつくっていらっしゃるようですけれども、実際にどのように使われているかということを農水省として押さえているかどうかというのが問題で、かなり僕はこれもんだなと思っているのです。どうですか、実態をどうやって押さえていますか。
○風間昶君 かなり粗っぽい答弁ですね。ほとんど経営のことを実際にやっていらっしゃるのは奥さんというか女性だと私は思っているんです、大半が。そうすると、要するに省がつくったマニュアルというのは、一般の家庭の婦人からいうと、何やこれはという文章の羅列が結構多いと私は思うんです。もうち...全文を見る
○風間昶君 今回の新規就農者についての広報予算というのは予算書を見てもよくわからない。一体どのぐらいを考えているんですか。
○風間昶君 具体的にそういう話を聞いているんじゃないんですよ。要するに、新規就農者をどのぐらい見込んでいるのかというある一定のプランというか、それがあって初めて、じゃ、そのためにどのぐらいの予算を使うかという話に私はなるはずだと思う。だから、それがないからこそ、ちりばめられた形で...全文を見る
○風間昶君 失礼しました。一万三千人から一万五千人見込んでいるわけですね。  じゃ、その新規就農者を獲得して拡大していくために農業の魅力をどのように今度PRしていくかということと同時に、農業を取り巻く環境が今どういう状況になっているのかということを開示する必要があると私は思うん...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  次に、主要農作物種子法について伺いますが、いい種であっても普及が図られなければこれまた多くの人が恩恵を受けることができないし、またさりとて余り普及しちゃいますと、例えば北海道のメロンの苗みたいに価格が下がって耕作者の手取りがふえないというジ...全文を見る
○風間昶君 自治省の方においでいただいたのでお伺いしますが、今回のこの改正で補助金を廃止して都道府県の一般財源化をするようなんですけれども、府県の地方交付税交付金算定の基準になります基準財政需要額の決定は何を基準に行われているのか、まず伺いたいと思います。
○風間昶君 そうすると、都道府県は今まで受けていた補助金を今度は交付金で確保し得る話ですか。
○風間昶君 だから、おおむね確保できるというふうにとらえていいんですね。
○風間昶君 今回、主要作物の種子なんですけれども、要は主要穀物に限らないで優良種子についてはとにかく国民的な見地のみならず、人類益の見地からも研究開発して改良、普及していくことが大事だと思うんです。  例えば、鳥取県の園芸試験場で世界じゅうのスイカの種を集めてよりおいしいスイカ...全文を見る
○風間昶君 あなたの今答えているのはジーンバンクの活動状況を言っているのであって、私はそれを聞いているのではないんですよ。世界じゅうのスイカの種を集めて改良、普及していくという事業を国としてむしろ補助金を出してやるべきじゃないかと聞いているんですよ。
○風間昶君 どうもちょっとかみ合わないので、またの機会に質問を譲ります。  災害復旧国庫補助暫定措置法についての位置づけをちょっとお伺いしたいんですけれども、公共事業における災害復旧事業の位置づけ。財政構造改革会議の報告の中で、公共事業について、基礎的、広域的事業を国の直轄事業...全文を見る
○風間昶君 どうしてこういうことを言ったかというと、ちょっと聞いていてください。災害時に農地の果たす役割はすごく私は大事だと思っておるんです。  それで、横浜市で持っている登録農地制度というのがあるんですよ。あらかじめ所有者の了解を得た農地を防災協力農地として登録していただいて...全文を見る
○風間昶君 いや、人ごとみたいに言わないで。じゃ、そういう自治体が名乗りを上げてきたらそれに対して積極的にやるということですか、今のお話は。
○風間昶君 同じことしかあなたは言っていないんです。  それで、災害時において登録農地であってもなくても、要するに広いところへ人々が逃げるのは当たり前なんだ、これはとめようがないわけですよ。そういう場合に、農地にだっと入り込んできたといった場合の損害補償、これは民法の原則に戻っ...全文を見る
○風間昶君 去年も鹿児島県の針原川のところで二十一名の犠牲者を出したわけですけれども、要するに農水省としても基本的な防災政策は当然あると思います。実際にあの修復だってまだ十分されていないわけですよ。基本的な防災計画はどうなっているのかということは国民の前にもやっぱり明らかにしてあ...全文を見る
○風間昶君 基本的な防災対策はどうなっているのかという考え方をお聞きしたんですけれども。お金のことを聞いているわけじゃないんです。
○風間昶君 どうもかみ合わないな。努力しているのはわかっているんだから。  要するに、災害対策というのは基本的に市町村のレベルでやりますね。だけれども、越えてくるわけですよ、当然、境目はないわけですから。そうなった場合に、要するに迅速な国とか県の協力というのを、いわゆる防災対策...全文を見る
○風間昶君 自治省の方、おいでいただいて本当にありがとうございます。  この最後の、国としての災害の支援ということを、課が違うかもしれないけれども、あなたも自治省、国を守る役人のお一人なんですから、今の議論に対しての国の協力の観点からどう基本的に考えているのかを教えてください。...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。
03月30日第142回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○風間昶君 きのうの東京補選のことについて、通告外でございますけれども、自民党さんは勝ったといって喜んでいるのかもしれないが、決してそんなものではないと私は思うんです。自民党さんは得票数においては確かに五万票とった。しかし、自民党さん以外の民友連、共産党さんを合わせると八万票近く...全文を見る
○風間昶君 これは私は反論する立場から、もちろんそうなんだけれども、やっぱり政治全体を今動かしている現在の与党の姿が一番大きいと私は思うんだけれども、どうですか。
○風間昶君 それから、きょうの新聞でも出ておりますけれども、先ほども出ておりました特別減税、何遍もお読みになっていらっしゃるんでしょうけれども、「政府・自民党は」と全部書いてある。自民党だけの話じゃないんです。「特別減税 大型三—四兆円検討 政府・自民党」と。これについてはどう思...全文を見る
○風間昶君 大蔵大臣、先ほど勉強をこれからしてまいりますと言ったけれども、総理と同じように勉強しているんですか、今。
○風間昶君 三兆円は必要だと宮澤さんもおっしゃっているし、三ないし四兆円という言葉が確かに躍っているわけで、そうすると、この特別減税でどのぐらい景気回復に役立つと思うのか、経企庁長官の見通しを伺いたい。
○風間昶君 どのぐらい景気に役立つんでしょうかというふうに率直に、私は経済は余り詳しくないからお聞きしているんですけれども、お答え願います。
○風間昶君 よくもしゃあしゃあとそんなことを言えますね。勉強していないんだったら大臣の資格ないですよ。していなくていいんですか。
○風間昶君 きのう、テレビのニュースも見ていらっしゃらないんですか、大臣は。
○風間昶君 総理大臣、いやしくも政府の閣僚のお一人がこういう状態。重いですよ、これ。
○風間昶君 私はそういうプライベートのことを聞いているつもりじゃない。事景気の話に今なっているわけですから、少なくとも日本の景気をきちっと診断して治療に持っていくのが経企庁長官だとするならば、読んでいない、見ていないと言うのはおかしいんじゃないですかというふうに言っているんですよ...全文を見る
○風間昶君 総理も御存じのように、我が会派としては十兆円減税をぜひやるべきだと。そのうち四兆円の消費税二%アップ分については期限つきの商品券、金券で国が都道府県に交付して、そして府県から市町村へ支給して、市町村から国民へ配付する。五百円券もしくは千円券を含めて検討しておるわけであ...全文を見る
○風間昶君 商品券。
○風間昶君 これはまた引き続き議論しなきゃならないことですから、それじゃ乳幼児医療について若干お伺いしたいと思います。  平成八年に、私、三千三百の自治体のおおよそ二千近くにアンケートを送りました。全国の市六百六十、それに東京二十三区、そして町村。そして、何をやったかというと、...全文を見る
○風間昶君 そこは私と若干意見が違いまして、高齢社会ともう一方の車輪というか柱は少子社会の対策だと思うんですね。子供さんが少なくなってくればくるほど少子社会における対策費というのはそう多くならないと思う。むしろ、一人一人の子供に対する手当ての厚さという意味からふえていく基調にある...全文を見る
○風間昶君 少子対策というのは、やっぱり国だけじゃなくて地方においても重要な政策課題で、だからこそ各自治体がさまざまな取り組みをされているわけで、エンゼルプランの地方版についても各自治体で相当進めているところもあるわけであります。  したがいまして、自治省が言われるあるべき財政...全文を見る
○風間昶君 大臣。
○風間昶君 慎重に検討していたら大臣のときにできなくなるよ。ぜひ前向き、もっと前へお願いしたいと思うんです。  乳幼児医療についてですが、実際に窓口になっている市町村では、担当の窓口が医療担当部局と福祉担当部局に分かれていまして、ちっちゃな町や村は一緒になっているところもあるん...全文を見る
○風間昶君 これですよ、これ。保険については何々局、福祉については何々局、国がそういう仕組みになっているから地方はもっとより複雑になっているわけで、あっちへ行っては回され、こっちへ行っては十分でありません、向こうへ行ってくださいと、こうなっているんです。そこをちゃんと、一人の子供...全文を見る
○風間昶君 そうなっていないんですよ、全部が。そこが問題だということでお聞きしているわけです。  そこで、先般も高額医療費の支払いの問題が取り上げられておりました。乳幼児医療につきましても、窓口による支払いが現物給付のところもあれば、そうではなくて償還払いのところもある。  ...全文を見る
○風間昶君 関連質問をお願いします。
○風間昶君 最後の質問になりそうですが、御案内のように交通事故による死亡者は一万人を割りましたけれども、事故そのものはふえているし、けがをした人も百万人近い、九十数万人になっているわけで、そういう中で、自動車事故で脳や脊髄に損傷を受けた、いわゆる脳死ではなくて植物状態の方々、それ...全文を見る
○風間昶君 本来はこの自動車事故対策センターという運輸省所管の法人、OSAが調査をされているようでございますけれども、今厚生省は受け売りのデータなんですが、私が調べたところでは、九六年三月末に、頭部外傷による植物状態の患者さんが約千百人、重症脊髄損傷の患者さんが四百人、現在約千五...全文を見る
○風間昶君 これをもう少し早く私はまだ地方につくってもらいたいと思うんですが、時間になりましたので、御見解あるいは計画を伺って、質問を終わりたいと思います。
○風間昶君 終わります。
04月06日第142回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○風間昶君 通告外でありますけれども、先ほども話題になっておりましたように、総理が海外でさまざまな発言をするのは結構なんだけれども、自分のうちのことを、このまさに今年度の、またあるいは二十一世紀へ大きな期待を持たせる意味での予算の審議中に言っていることはまことに私は遺憾だと思いま...全文を見る
○風間昶君 地元に行きましたら、おれたちは何も悪いことをしていない、どうしてこんなにだんだんぐあいが悪くなるのか、人の健康だけじゃなくて社会がもう本当に不健康だと。ある人は、総理にやめてもらった方が景気回復になるんだけれども、突破口になるかもしれないという意見を言っていたんです。...全文を見る
○風間昶君 それでは、午前中も話題になりましたけれども、新しい二十一世紀初めに、さまざまな世帯の規模が縮小したりあるいは高齢者や若者の一人世帯がふえていく。言葉は余り的確ではないかもしれないけれども、超少子・超高齢社会を迎える中で、家族がかなり崩壊する過程に行っている。あるいは家...全文を見る
○風間昶君 そこで、総理が出された財政構造改革法の考え方、これによって今度の十年度社会福祉施設整備費は九・七%もマイナスになっている。そのため現場では、補助金カットなんかで施設整備に手を挙げる社会福祉法人がもう出てこないのではないかという声があるのも事実であります。  施設関係...全文を見る
○風間昶君 ですから、取り組んでいく気持ち、決意は大いに受けとめられるんだけれども、達成できますか、約束できますか。
○風間昶君 まともに受けとめさせていただきます。  そこで、デイサービスセンターやあるいはデイケアの拡充それから特別養護老人ホーム、老人保健施設それから老人病院、療養型病床群、そういう整備促進、いわゆる施設のサービスの着実な装備に関して、私のとらえるところでは、大ざっぱに言うと...全文を見る
○風間昶君 大蔵大臣、厚生大臣は今そうおっしゃっております。突然振って申しわけないんだけれども、どうですか、今の厚生大臣のお考えに対して、金を出す側の方の面で。
○風間昶君 ありがとうございます。  もう一点、このマンパワーの問題で先日、母子家庭の皆さん方からお話を伺ったんです。特に、離婚した女性が比較的取りやすい仕事というか資格というのは、ホームヘルパーがほとんどのようでございます。しかし、一生懸命研修を受けて資格を取っても今度は年齢...全文を見る
○風間昶君 今、全国で聞いていらっしゃる七十八万か七十九万世帯ぐらいにわたる母子家庭の中で、介護にかかわっていきたいというお母さん方にとってみれば大変力強い大臣からの言葉だったというふうに思います。ありがとうございます。  ところで三月三日、ある新聞の夕刊の社会面トップで問題提...全文を見る
○風間昶君 総理が高齢のお母様のお見舞いをされることは、私は総理自身がみずからに課した義務であろうというふうに感じているし、また非常に美談だとも言えるんじゃないかというふうに思うわけですけれども、これは国民的には、いみじくも総理がおっしゃったように、厚生大臣をやっていたから、ある...全文を見る
○風間昶君 関連質問をお願いいたします。
○風間昶君 終わります。
04月07日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○風間昶君 公明の風間です。  まず、OECD農業大臣会合に三月五日から六日、大臣も出席をされましたけれども、その際に、我が国の主張、一日目ですか、農業の多面的機能を重視すべきという主張をされたということでございますが、やっぱり農地や森林の持っている機能というのは、今さら強調す...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  続いて、この大臣会合に続いての五カ国農相会議、ここでもまた大臣は積極的に食糧安保の見地から国内生産の重要性を御主張されましたね。要するに、私は主要作物だけにとどまらないというふうに受けとめているわけでありますけれども、米の転作についてもその...全文を見る
○風間昶君 いつごろまでにそれはめどを決めるんですか。
○風間昶君 大臣、またお伺いしますけれども、農村地域開発についても、また日本の急峻で狭い土地を利用する小規模経営を余儀なくされているという日本の事情を御説明された上で、条件不利地域、いわゆる中山間の振興施策についても施策を説明したというふうにお聞きしていますけれども、施策をどうい...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、来年カナダで行われる予定のこの会議で、この問題はまた議論になりますか。
○風間昶君 ありがとうございます。  これは新聞記事でありますけれども、三月十三日に、政府はインドネシアや北朝鮮などの食糧危機に対する米支援を迅速に進めるため、一定量の米を国際援助用に備蓄して要請のあった国に振り向けるフードバンク、仮称でありますけれども、設立する方向で検討に入...全文を見る
○風間昶君 要は、備蓄の経費をどうするかということになるわけだと思うんですね。現在、食糧庁の特別会計で賄われているわけだけれども、国際支援に出すということを前提にして考えるならば、私は、農水省は外務省にも応分の負担を求めるべきだと思うんです。  いいですか、大臣、ここは大事なと...全文を見る
○風間昶君 実務的には、大臣ではなくてきっと外務省あるいは大蔵省との折衝で腰折れにならないように指導していただきたいし、実務的な責任者の決意をまた伺いたいと思うんです。
○風間昶君 それは聞いていないんだけれども、腰折れになるなと言っているんですよ。
○風間昶君 次に、国有林野について伺いますが、赤字の林野会計の中でも少しでも足しになればということで売り出されている土地がかなりあるというふうに、インターネットの中にも何千件だかヒットされていますけれども、実際に肝心の物件の売れ行きはどうなんでしょうか。  それで、そのお金が特...全文を見る
○風間昶君 今おっしゃったように、インターネットはまさにわずかな資本で多くの人に情報を与えることができるわけでありまして、申しわけないけれども、林野庁のようにお金のないようなところはこれを最大限に駆使すべきだと私は思っているわけであります。  そこで、もう一つ、緑のオーナー募集...全文を見る
○風間昶君 五十九年からですから、二十五年で、二十五年弱というか四分の一世紀でこのぐらいというのは多いのか少ないのかちょっと判断できかねますけれども、いずれにしてもこの募集単位が五十万とか二十五万というと、えらい高いなと。それは、当初は企業の方々とかがやっていたからなんだと思うん...全文を見る
○風間昶君 じゃ、管理コストがかさむということでの難点の試算をちゃんとされていらっしゃるんですか。
○風間昶君 わかりました。  いずれにしても、もっともっと、より効果的な宣伝をきちっとやっていただきたいなというふうに要望にかえさせていただきます。  次に、中山間地域の広域支援活動事業について。  中山間地域こそが広域的に連携して新たな村おこしが必要だということで、中央レ...全文を見る
○風間昶君 リーダーの交流や講習についてもなされていらっしゃると思うんですが、引き続きこれを何とか成功裏におさめていくように。  今の推進組織の話ですけれども、まだまだ少ないと思うんですね。恐らく二けたぐらいのレベルだと思うんですけれども、目標としてはどのぐらいを考えていらっし...全文を見る
○風間昶君 三けたと四けたでは随分違うんで、じゃ、一億円というのはどういうふうな根拠で出てきたんですか。
○風間昶君 次に、農業者年金の話で先ほども話題になりましたけれども、今回、会計検査院が、移譲後継者というか経営移譲年金の支給をする農業者年金で、保険料が二十六億円未収になっているということを指摘されておりますね。それで、農業者年金基金に改善を会計検査院は求めたと。問題なのは、時効...全文を見る
○風間昶君 年金基金のいわゆる収納推進員の方々が回るわけでしょう。そこで、農業者年金基金の運用が、去年は十六億一千九百九十四万だったのが、ことしの予算はもう四億も減って十二億なんですよ。こんなに減らして、さらに収納員が頑張って集められるかという話ですよ。そこはどう思っているんです...全文を見る
○風間昶君 これもまた機会を見つけてやらせていただきます。  次に、後継者問題について若干お伺いしたいと思います。  今さら指摘するまでもなく、中長期的に見て農業の抱えている最大の課題の一つはこの後継者問題だと私は思うわけです。なぜ農家の子供さんたちが農業を継がないのか。端的...全文を見る
○風間昶君 そこで、今度その新規青年の中にも農家の方の後継者、それから農外から参入する方々の、何といいましょうか、差別というとおかしいんですけれども、経済的な差別から社会的な差別から、格差が生じないようにしなきゃならないと私は思うんです。  一つは農業法人をもっとふやしていくと...全文を見る
○風間昶君 もう時間がありませんので最後の質問ですが、酪農ヘルパーについて伺います。  利用している酪農ヘルパーの利用組合はこの三、四年間、ほとんど三百六十から八十で横ばい状態でございます。九年八月のレベルでは三百九十二利用組合でありますけれども、利用率としてどうも完全に横ばい...全文を見る
○風間昶君 平成二年じゃなくて元年でしょう。
○風間昶君 元年末からじゃないの。
○風間昶君 終わります。
04月08日第142回国会 参議院 本会議 第18号
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○風間昶君 私は、公明を代表して、ただいま議題になりました平成十年度一般会計予算、平成十年度特別会計予算、平成十年度政府関係機関予算の三案に対して、反対の立場から討論を行うものであります。  我が国経済は、金融システムへの不安が増大し、かつてない危機的状況に直面しております。個...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○風間昶君 公明の風間です。  まず、小久保参考人に、先ほどお話しいただいた中で、従来も手順の六から十二までは、この七システムはやられているというお話というふうに承ったんですけれども、そもそもHACCPは、従来の一般管理基準がベースにあって、それでクリアできないものに対してこの...全文を見る
○風間昶君 二つ続けて質問させていただいたのは、要は今まで許可基準があるけれども、ばらばらにやらせていたと、それを連携してやることが大事だという今の参考人の御意見に連動して、そうすると、今度組み合わせがかなりいろいろラップしてくることになるので、そこの部分を具体的に、まさに今、簡...全文を見る
○風間昶君 次に、花岡参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほども出ていましたように、みそとかしょうゆというのはまさに発酵が必ず工程に必要ですよね。そうすると、例えばカビの発生状況などで、ある意味では秘伝の部分というか、技で勝負してきたというか、処理してきた部分が非常に多いと思う...全文を見る
○風間昶君 貴重なお話です。同じ会社の工場で味と風味が違うというのは一つの売りの特徴にもなるかと思いますけれども、今まさにおっしゃった防虫対策、これは虫は単に媒介でありまして、虫の中にむしろ微生物を体内に持っているものもあるわけですから、単純に今、社長がおっしゃった虫の対策で微生...全文を見る
○風間昶君 それでは、森参考人にお伺いしたいんですが、業界ごとにHACCPの認定する団体を指定することになっておりますけれども、問題は、その団体に、言うところの天下りの問題、それから指定団体が今度HACCPを認定する際の認定料、あうんの呼吸でやりとりされるということもあるんじゃな...全文を見る
○風間昶君 それじゃ、同じく森参考人に。  HACCP導入のためのいわゆる低利融資や税制上のインセンティブを与えるものでありますけれども、デファクトスタンダードという言葉があるんですが、事実上HACCPが標準になった場合に、ある意味ではまた規制の意味合いが強くなってくるというこ...全文を見る
○風間昶君 マイナス面を教えていただきたい。
○風間昶君 一言でお三人にお聞きしたいと思います。  今回、HACCP支援法であります。アメリカのHACCP義務法と違うわけでありますけれども、最終的にそこまで今後行った方がいいのかどうか。いろんなファクターがあると思いますけれども、一言ずつ教えていただければ。
○風間昶君 ありがとうございました。
04月24日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○風間昶君 公明の風間です。  ただいまは構造改善局長、大変ありがとうございます。引き続き、今後とも予算の獲得に御努力いただきたいと思います。五千万と六百万じゃ随分違います。よろしくお願いします。  HACCPの件につきまして御質問させていただきます。  一点目は、業界にお...全文を見る
○風間昶君 ですから、具体的にどう取り組もうとしているのかということなんですが。それでも手を挙げないというところに対してどうかというふうに聞いたつもりなんですけれども。
○風間昶君 次に、このたび、一月でしたか、総務庁の行政監察で、JAS制度を昭和二十五年から食品流通局においては採用して食品の品質基準を定めてきていますけれども、一月に総務庁から、三百三十八項目の規格に関して、格付実績がなかったり格付率が低いもの七十一項目を廃止または見直しするよう...全文を見る
○風間昶君 次に、PL法との関係でお伺いしたいんですけれども、でき上がった製品の欠陥によって生命や財産に損害を受けるといった場合に、その救済が目的でPL法がつくられてもう二年たっているわけですね。  この法の四条に「免責事由」があります。「製造業者等は、次の各号に掲げる事項を証...全文を見る
○風間昶君 ですから、PL保険料を軽減するような措置をすべきだということについてはお答えになっていらっしゃらないんです。
○風間昶君 それから、厚生省、農水省の認定を受けてHACCPを導入していく団体、現在幾つぐらい想定されていらっしゃるのかが一つ。  もう一つは、それらの団体に対して、特定JASの場合ですと承認製造行程管理者ですか、農協だとか生産法人、こういうような場合と似てる仕組みになるわけで...全文を見る
○風間昶君 じゃ、もし天下りの人事が見つかった場合は、今の言葉を担保とさせていただきます。  もう一つは、確実な数字が想定できないというふうにおっしゃったけれども、先ほど和田委員の質問で融資枠百億の根拠についてお話がありました。その際に、設備投資動向、設備投資実態、そして三番目...全文を見る
○風間昶君 何だかわからない言葉であれして、私にとってはわからない答弁なんですが、時間がないからまた次回にあれしますけれども。  次に、先ほども話題になりましたけれどもO157、とりわけ二年前はもう九千四百五十一人という患者発生数で、昨年は減っているものの千五百七十六人と。 ...全文を見る
○風間昶君 時間がないですけれども、委員長、これに対して厚生省の反論を聞きたいんです。どうぞ、厚生省。
○風間昶君 時間がないから終わります。これは大事な問題です。一つのものに対して違うわけですから。
04月28日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○風間昶君 公明の風間ですけれども、法案に入る前に農地法の件と関連しますので、お聞きしたいことが一点ございます。  それは、去年の一月三十一日に日本経済新聞に記事が載りましたけれども、代表者がミラーという方で、親会社ミルズ、いわゆるアメリカの第一のショッピングセンター開発のディ...全文を見る
○風間昶君 ですから、だれがどういう方針を伝えたのかということを聞いているんです。特に大使館に対しては。
○風間昶君 この問題、厳密には農業振興の問題だと私は認識しているんですけれども、つまり優良農地を一方では確保保全、もう一つは農村振興と、この二つの側面について密接な関連を有しているので問題提起したわけです。  これよりも以前に青森県の下田町ですか、イオン下田ショッピングセンター...全文を見る
○風間昶君 ですから、下田の方はわかっているんだけれども、今何点か挙げられましたけれども、茨城県の場合は、要するに予想をはるかに超えた規模の、百万平方メートルということは予想もしていなかったはずですよね、農水省は。そのことにびっくりして後からかこつけて理由をつけていらっしゃるけれ...全文を見る
○風間昶君 そういうふうに筋をきちっと通してくれているのかどうかというのが疑問だから問題提起したんです。  通産省の方に来ていただいていますけれども、クリントン大統領が来日したときに、ミラー会長が通産省に大規模ショッピングセンターの件について、亡くなられた塚原通産大臣にも当時さ...全文を見る
○風間昶君 このAMIの進出がうわさされたころから、日本政府の経済見通しとしては、経済は暗やみを抜け始めた時期だというふうに私は思うわけです。したがって、この計画に沿ってショッピングセンターの建設がもしされていれば、もし農水省がオーケーを出して、仮定の話ですから聞いてください。も...全文を見る
○風間昶君 結局、この問題は、農水省が明確な基準を設けてなくて、ケース・バイ・ケースで対処してきたということが若干の混乱を生んだというふうに私は認識しているんです。したがって、地域の景気、消費動向にも配慮した形の転用の許可基準ということでいえば、転用規制をきちっと明確化すべきだと...全文を見る
○風間昶君 いつまでかなんて僕は聞いていないんです。早期に協議を廃止すべきだと思うがどうかと聞いているのです。ちゃんと質問に答えていただきたいと思います。  最後に、大臣、優良農地を確保する一方、農山村振興に必要な農地転用については大胆な弾力的運用を図るというふうにマニュアルで...全文を見る
○風間昶君 終わります。     —————————————
05月22日第142回国会 参議院 本会議 第29号
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○風間昶君 私は、公明を代表して、総理並びに関係閣僚に対して、ただいま議題となりましたバーミンガム・サミット帰朝報告について質問をいたします。  まず、インドネシア情勢。スハルト大統領がついに辞任をいたしました。一連の暴動による死者は五百名を上回り、在留外国人にも被害が拡大する...全文を見る
06月16日第142回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○風間昶君 公明の風間です。  まず、先日の、通産省所管の特殊法人であります石油公団、一兆円を超す損失を出して、なおかつ担当者が自己都合で退職されて四千万円も退職金をいただいていると。このことに関して、おそれがあったときに、総理は記者団の御質問に、情報開示が必要だったかなという...全文を見る
○風間昶君 それで、今現在も同じ認識でございますかということでございます。
○風間昶君 これは通告してないんですが、去年の六月に特殊法人の情報公開について財務諸表の作成及び公開促進法案、いわゆる情報開示を義務づける法律が通りましたね。通ったにもかかわらず、またこういう問題が起こっているということは、昨年六月に通ったこの法律では情報公開は不十分だったという...全文を見る
○風間昶君 そこで、官房長官が六月十日に記者会見されましたね。特殊法人の情報開示の必要性を強調されて、なおかつ石油公団のこの経営状況を報告された通産省の幹部の方に情報公開せい、徹底しなさいと指示されたというふうに記者会見で、私もテレビを見させていただきましたけれども、どういうふう...全文を見る
○風間昶君 今回のこの問題の背景には、私は特殊法人にしみついた欠陥があるというふうに思わざるを得ない。つまり天下りの問題です。  通産省からの天下り、これは石油公団だけじゃなくて個別の石油会社にも及んでいる。先輩方が全部本省をリタイアされてその先に行っているから、ある意味では監...全文を見る
○風間昶君 今の総理のお答えからしますと、特殊法人にもきちっと情報開示を求めていく、しかし今国会で継続になっていくであろう情報公開法案の中には入れていかない。なおかつ、特殊法人にも共通した改善策というよりはむしろ個々の、ある意味では差別的なことになるかもしらぬけれども、具体的に個...全文を見る
○風間昶君 これは一つ一つ洗い出せばかなり大きな問題になりますから、またの機会に譲るとしまして、次に経済対策、午前中からも議論されておりますけれども、消費もかなり減少して低迷している、デフレに陥っているということがもう数字の上で明らかであります。  歴史をひもとけば、明治時代に...全文を見る
○風間昶君 そんなのは私でも答えられます、大臣をやっていなくても。じゃ、それに対してどうするのかということはどうですか。
○風間昶君 トータル八十二兆円ですか、今回で。それで、どうして昨年の暮れもしくは一月ぐらいのときにそれが出てこなかったのか、あなたはそのときは大蔵大臣でなかったかもしれないけれども、どうですか。
○風間昶君 それにしても、為替一つとってみても、思い出すのは、平成七年の三月でしたか、当時、村山内閣のときにこの予算委員会で、東京相場が九十二円三十八銭、四十五銭だったか、ずっと最高値を更新するというような日が続いて、たしか九十円台を割り込んだらどうしますかと私そのとき聞いたんで...全文を見る
○風間昶君 今、四月十五日の時点じゃないんです。もう六月の十六日でございまして、それはそれでいいんですけれども、二カ月前の話はいいんです。  では、さらに円安になっていく危険性があるという中において、大蔵大臣はどうされますか。
○風間昶君 堂々めぐりのようなんだけれども、要するに、このような事態にどういう手を打っていくのかということが伝わってこないから市場が反応しないんですよ。あなたは常識がないんです。どうですか。
○風間昶君 先ほど常識ということで、病理現象に対する御認識はという、その間を抜かしちゃったものですから、ごめんなさい。  日銀総裁がおいでになっていらっしゃいますので、同じことを、市場が反応していないということに対して総裁にも一言コメントをお願いしたいと思います。
○風間昶君 ありがとうございます。  次に、ダイオキシン対策は総理も先ほどから御答弁いただいておりまして、今回の補正予算案のこの部分についても相当、一千億規模の予算を計上してくださいまして、公明としては一歩前進というふうに評価したいんですが、それでも、またぞろWHOも耐容一日摂...全文を見る
○風間昶君 今、厚生大臣から御答弁いただいたんだけれども、日本はダイオキシンの問題についてコプラナーPCBは入っていないんですね。これを対象に入れるべきだと思うんですけれども、厚生大臣の認識、またお考えを伺いたいと思いますが、考えられていますか。
○風間昶君 新聞報道でありますけれども、茨城県の新利根町では、摂南大学薬学部のメンバーにより、ごみ焼却施設周辺住民の血清中のダイオキシンが最高四百六十三ピコグラム、平均でも男性が八十一、女性が百四十九と、こういう値が出ております。要するに人数は少ない、なおかつ国がきちっとやってい...全文を見る
○風間昶君 そういう意味でも、この補正予算の中でちりばめられているダイオキシン関係予算、厚生省分が一番多いわけです。一千二十七億のうち六百七十六億円ぐらいになっているようでありますけれども、具体的な項目の部分については書いてないんですね、今、大臣がおっしゃったようなことが。それは...全文を見る
○風間昶君 それは開発庁とか国土庁とかの部分じゃないんですか。
○風間昶君 もう一つは、周辺住民だけじゃなくて、その施設の事業に従事している方々もこれはかなり私はシビアだと思います。厚生大臣、一回行かれたことはあると思いますが、これは物すごいですよ。もう本当に立っていられないぐらい。  それで、労働者の健康管理の面からいっても施設従事者にき...全文を見る
○風間昶君 いや、違うんです。知見が出てからだったら遅いから、まず従事している人たちの健康調査をすればそれが即知見になるんですよ。それを私は言っているんです。
○風間昶君 ダイオキシンに関する血液の検査はやっていないじゃないですか。
○風間昶君 大臣、その知見は施設従事者を調べればおのずと出てくるんですよ。何の知見が得られればと今おっしゃっているけれども、ごみ施設周辺で従事されている労働従事者の血清中、あるいは尿中のさまざまなものをとればデータは出るんです。そうすると、知見を与える一つの指針を出すヒントになる...全文を見る
○風間昶君 極めて非科学的な大臣ですよ。そのデータがわかったことで、それから知見というのがどんどん調べられるんです。それは科学的な手法として当たり前の話なんだよ。どう思いますか、今のやりとり、総理大臣。
○風間昶君 ですから、そのデータが知見上の指針になるかどうか結果としてはわからない、後の問題だから、だからそのことをおやりになっていただけないかというふうに私は大臣にお願いしているんですよ。
○風間昶君 大臣、年一回健康診断を御自身受けているんでしょう。所見がなくてもそれはそれで正常な所見だとわかるんですよ、何も異常陰影がなくたって。そのことを私は言っているんです。
○風間昶君 ありがとうございます。  そこで、今、日本の青年層を中心にしてかなり政治に関しての不安感、不満、怒り、このことがいわば政治的無関心というふうな層でくくられている感じがしますけれども、青年層の方々にお話を伺うと、要はこれからもう高齢社会に向かっていって自分の親の面倒と...全文を見る
○風間昶君 これは政府の財政出動を伴わない私は消費喚起策だと思っておるものですから、ぜひ御検討いただきたいと思います。  ありがとうございました。
09月24日第143回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○風間昶君 公明の風間です。  大変な時期に中川大臣、御就任おめでとうというか、頑張っていただきたいと思います。  まず、このたびの一連の災害で被災に遭われた方々にお見舞い申し上げますと同時に、残念ながら亡くなられた方の御冥福をお祈りしたいと思います。  毎年毎年天災で何人...全文を見る
○風間昶君 前向きに取り組んでいく姿勢を、決意を御披瀝いただきました。  関連してですけれども、一昨日の大臣からの水害報告で、少なくとも台風第五号による農林水産業被害については被害面積、被害箇所は明示されましたけれども、九月二十一日現在で。もうそれからさらに、この調査のデータは...全文を見る
○風間昶君 なお調査中のところもあるでしょうからまだふえる可能性があると思いますので、大変御苦労だと思いますけれども、とにもかくにも生産者の方々にどういう形でまた支援ができるのかということの観点からも、早急に調査を終えるようにしていただきたいと思います。  それに関連して、台風...全文を見る
○風間昶君 この年内支払いについては一昨日の衆議院の農水委員会でも局長はお答えになっていらっしゃいますけれども、きょうのテレビでこの一連の水害に伴う部分で自治省が、年四回支払いする、支払いというか払ううちの十一月分を繰り上げて、地方交付税繰り上げ交付というニュースが流れていました...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、この間出されました新農基法の答申にも入っております株式会社参入の件、これまでも四議員によってもう議論されましたけれども、耕作放棄とそれから農地の投機を防止するという観点から農業生産法人の株式会社化を支持できると私は思っているわけですけれども、...全文を見る
○風間昶君 今後の検討つで、どういう方向で検討していくということですか。
○風間昶君 何だかよくわからないんだけれども、だまされているような気がしてしょうがないんですが、またこれは議論していかなきゃならないと思います。  一方で、株式会社化によって、耕作者は会社の従業員というかサラリーマンと同じ取り扱いを一般的な見方からするとできると思うんです。トー...全文を見る
○風間昶君 株式会社の農業参入が担い手対策の有望な選択肢の一つであるというふうに思っております。  他方、これまでそういうことが議論はされていたけれども、それができないから、高齢者の方々が、担い手がいたとしても継がせられない、あるいは高齢の担い手の方々ができないというような状況...全文を見る
○風間昶君 いや、それはだから考え方なんだけれども、だって予算は決められているんだよ。新たに株式会社参入のまた予算組みもしなきゃならないわけで、どこから持ってくるの、それは。お金の面でいうと、今まで青年就労あるいは高齢就労者の支援対策をずっと掲げてきて、株式会社化の部分を今度やる...全文を見る
○風間昶君 質問には答えていないけれども、まあいいです、時間がないから。  自給率の目標設定についても議論がありました。目標設定が導入される傾向というか流れにあるというふうに認識しておりますけれども、その際、大臣のまず御認識を伺いたいんですが、大臣自身が自給率という場合にどうい...全文を見る
○風間昶君 ですから、そこからもうちょっと踏み込んで、国民がどのくらいの食料を必要としているのかというのは、例えば農水省で公聴会であろうが何であろうが私はやるべきだと思うんですね。つくる側だけの意見と、それからさまざまな環境問題とかいろんなことで心配されている消費者とが食い違った...全文を見る
○風間昶君 時間がないですから、最後の質問になりますので的確に答えてくださいね。  環境への負荷軽減に配慮した持続的農業ということがこの数年議論されて、それで農水省も形というか名目上は環境保全型農業、環境保全型農業と言っているけれども、極めて国民的にはわかりづらい。すなわち、ハ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
11月06日第143回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○風間昶君 公明の風間です。ちょっとダブるかもしれませんけれども、何点か当局にお伺いしたいと思います。  十月三十日付の新聞報道でありますけれども、もう御承知のように、政府と自民党が協議して、この十一年産の買い入れ価格が一万五千五百二十八円というふうに決まったようでありますけれ...全文を見る
○風間昶君 買い入れ価格の下限はどのぐらいになるかということも伺っているわけでありますけれども。
○風間昶君 わかりました。  次に、先ほどもありましたが、買い入れ数量が三十万トンと決定されたことについて、これも新聞報道で七月ぐらいからずっと追っかけできますと、当初は、政府米の販売が低調だということで、買い入れ数量はゼロになるんじゃないかという七月の報道でありました。七月三...全文を見る
○風間昶君 では次に、さっきもインドネシアに対する米の支援の話が出ていましたので。  政府は、六月二十三日に政府米五十万トンの貸借契約を締結されました。そして、十月、先月の二十日に二十万トン分が現地に到着したというふうに報告があって、その二十万トンの現物支給のうち半分をミニマム...全文を見る
○風間昶君 今、私が聞き違えたかもしれませんけれども、では、あくまでも米の種類はインドネシアの意向によって決めだということですか。そのような今ちょっと御発言がありました、インドネシアの意向によってという。
○風間昶君 一方では全農が十万トン買い入れたという数字があるわけですけれども、それとほぼ一致するのではないかというふうに思われます。  そうすると、単純に考えますと、農家が買い入れ枠を確保するために自分たちでこの在庫を買い取ったという図式になるのではないかというふうに疑われるわ...全文を見る
○風間昶君 次に、十一年産米の政府買い入れに関して、産地、品種、銘柄ごとに定める買い入れ割合の上限は、今年産より一〇ポイント下げて五〇%としたという報道がありますが、三十万トンという数字が今年産米の三%程度の数字でしかないのに、なぜ五〇%の上限という決定に意味を設けるのかというこ...全文を見る
○風間昶君 時間がないから、何だかわけがわからない答弁になっているので、これはもう一回やらなきゃならないかと思っています。  もう一つ。ことしの七月でしたか、青森県の中里町で、条例を改正して、米の生産調整に非協力的な生産者に野菜の集荷施設を利用させないようにしたという出来事があ...全文を見る
○風間昶君 大臣、お疲れさまです。いつもの顔色とはちょっと違う、疲労の顔色でありますけれども、まだお若いでしょうから頑張っていただきたいと思います。  三点ばかりお伺いします。  今回の一万五千円台の米価は大規模稲作農家の経営をかなりきつい状況にさせて、ひいては地域経済にも大...全文を見る
○風間昶君 今、大臣がルールの話をされましたけれども、これはやっぱり北海道に限らず、消費者というか国民の目から見ても、片方ではミニマムアクセス米を輸入していて、片方では国産米は三十万トンしか買わないと。これは農家だけじゃなくて消費者にもやっぱりきちっと説明しなきゃならないのじゃな...全文を見る
○風間昶君 大臣、そこまで丁寧に国民の前に、聞かれたら説明できますか。
○風間昶君 そこはやっぱり丁寧に私はやるべきだと思います。  最後に、時間がありませんからあれですけれども、この三十万トンの買い入れ数量は、生産調整を一〇〇%達成して政府への売り渡しが可能な農家一戸当たりどのぐらいの数量になるんでしょうか。
○風間昶君 終わります。
12月03日第144回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○風間昶君 公明党の風間です。  繰り返しになるかもしれません。もう一回ちょっと確認させていただきたいのですが、今回の漁業新協定の基本合意で、本来の排他的経済水域の外側縁、すなわち日韓の中間線を使わないで、これは線は赤色で引いてあるけれども、これは外務省が引いたので、赤線なんて...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、確認ですけれども、今、アジア局長がおっしゃった日韓の間で漁業についてはこの北部大陸棚協定の境界線を用いる、じゃ、その他については日韓の中間線を用いるという合意があったんですか。
○風間昶君 ですから、例えば地下資源とか汚染物質の問題については、じゃ、漁業については北部大陸棚協定の境界線を使うけれども、それ以外の分野については日韓の中間線を使うという合意があったのですかというふうに聞いているんですけれども、それはないんですか。
○風間昶君 いや、僕ちょっと理解度が弱いのかあれなんですけれども、そうすると、漁業分野ではとにかくこの北部大陸棚協定の境界線を使うと。それ以外に、環境問題とか何かが起こって、油の汚染だとか地下資源が出てこの境界線が問題になる場合には、じゃ、今度どこを使うのかということをその都度検...全文を見る
○風間昶君 問題が起こったらまたその都度協議するということなんですけれども、問題が起こらないように協議していかなきゃならないのではないかと思うんですけれども、どうなんでしょうか、そこは。
○風間昶君 一部分の資料なんですけれども、つまり日韓の中間線、排他的経済水域の外側の線と北部大陸棚協定の境界線というのが水域面積として余り変わりないぐらいの地図なんですけれども、これも正確かどうかわかりませんが、大陸棚協定境界線を用いて合理的に決めたというのは、そうすると五十三年...全文を見る
○風間昶君 海洋法条約の定めでは、例えば大陸棚協定による境界線というふうにきちっと決めるということになればいいというふうになっていますね。それで、今度また、話をもとに戻しますけれども、海洋資源の問題とか何かで別の定めがつくられたら本来の経済水域という考え方が何か変わっていくような...全文を見る
○風間昶君 それでは、今回のこの暫定水域は非常に範囲が広過ぎるのではないかと私は思っているんですけれども、それは先ほど久保先生の質問に対して、北東部の方については議論になりましたのでわかりましたけれども、もう一方で、済州島南部の方の暫定水域については当初、境界に関しては余り問題は...全文を見る
○風間昶君 そのことについて、水産庁ではこの南側の方の済州島南部の暫定水域についてはどのように受けとめていますか。
○風間昶君 今、長官がおっしゃったように、まさにこの暫定水域に関しては両国の資源管理、要するに協力が極めて大事でありまして、そうやったとしても遅かれ早かれ資源が枯渇していく可能性はないわけではないわけでありますから、そういう意味で実効性の伴った資源管理をどうやってやるかということ...全文を見る
○風間昶君 それは希望であって、どこまで主張が通っていけるのかというところの獲得した部分とか何かは、今この場では明らかにできることがありますか。
○風間昶君 そこが本当に大事、これからもそこが問題になってくるのではないかと思っておりますので、暫定水域の部分でも引くところは引いてきたわけですから、ぜひここはきちっと押していく必要があるのじゃないかというふうに思います。  次に、TAC法との関係で、今、日本海側における魚種に...全文を見る
○風間昶君 今回の新漁業協定、政治決着が図られたけれども、先ほどからの議論にもあるように、これによって本当に違法操業が減るのか、減らせるのかというのが漁民にとっては大変な関心なんです。お偉いさんが決めたという、それはそれで国と国との交渉だからそうだとしても、現実に生活の場あるいは...全文を見る
○風間昶君 終わります。
12月18日第144回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○風間昶君 公明党の風間です。  まず、本当に今回の関税化受け入れの決定というのはまさに外圧を利用して性急に決定を見たものであって、十分な議論が全然できていない。まさに、今、和田委員もおっしゃったように、政治的な、ある意味では国民に十分な情報を開示しないままぱぱっと決めてしまう...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、今回、総務庁の行政監察の中で、去年の十一月に「新たな米政策大綱」の中で出していた三点の中、生産調整、この部分はまあまあ達成されている、備蓄運営ルールについてはきちっと確立しなければならないというのにもかかわらず、平成十年産で三百四十四万トンもオーバーにな...全文を見る
○風間昶君 関連して国内対策の部分ですけれども、土地改良事業で農家負担分を出したのはいいんだけれども、その後すぐ減反させられて借金だけ残っている、これは現実にかなり全国的にそういう状況が発生しているのは事実であります。  土地改良事業でかなりむだが指摘されているということも国民...全文を見る
○風間昶君 僕は、毎回毎回コストを中心にした考え方で、ある意味ではお涙金ちょうだい式の、そういう構造を改善すべき役割が構造改善局にあるのではないかと聞いているんですよ。もうちょっと心の入った、本当に農の心を知った構造改善をすべきだというふうに主張しているんですよ。
○風間昶君 現実に、ことし一年、局長さん、うそを言わないでほしいんだけれども、現場の農家の方々とそういう話をされたことは御自身ありますか。
○風間昶君 私が言っているのは、農水省構造改善局長室に来た人だけの受け入れの話じゃなくて、あなた自身が現場に行って農家の方と直接話したことがありますかと聞いているんです。
○風間昶君 農水大臣、新農法策定に当たって、恐らく今度もまた大きな議論になると思いますけれども、食料自給率と株式会社の農地取得について、大臣の率直な考えをお伺いしたい。
○風間昶君 もう時間が余りないですから、最後に。  今回、一キロ三百五十円の関税であれば一俵ですと二万一千円になるわけですけれども、税率を決めるのは我が国の主権に属する事項だと思いますけれども、いつまでこの税率を維持するつもりかが一点。  もう一点。WTOの次期交渉で、政府、...全文を見る