風間昶

かざまひさし



当選回数回

風間昶の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○風間昶君 公明党の風間でございますけれども、まず一点目は、農業水利権の問題について伺いたいと思います。  土地改良事業によって農業用水を引く場合には、当然、農業をやっていらっしゃる方々に水利権として負担金が生じるわけでありますけれども、もうずっとこれは言い古されているというか...全文を見る
○風間昶君 まさに、永久に転作する場合には、土地改良区から脱退して負担金の支払いを免れる方法があるわけでありますけれども、その場合も決済金として脱退金を取られる。負担金の五倍から十倍ぐらいというふうに、その地域によって違うらしいんですけれども、取られるところがあると。さっきの五十...全文を見る
○風間昶君 当時の管理課長の中須さん、どうですか。
○風間昶君 いや、質問通告していませんので、あなたには済みません。  あなたはこう答えているんです。「土地改良区等の内部において、法令の定めるところにより定款等を変更して転作等の事情を考慮した賦課基準を設けることもできるものと解する。」と。構造改善局長は現在も有効だというふうに...全文を見る
○風間昶君 なるほど、歩みはゆっくりだけれどもやっていらっしゃるということであります。  もう一つ、同じように負担金ですけれども、水利権の問題と絡んでくるわけです。ダム事業についても、このダム事業も本当に時間がかかって、安全性の観点もあるんでしょうから、工事途中であっても事業費...全文を見る
○風間昶君 将来的にもそう思っていらっしゃるんでしょうか。
○風間昶君 なるほど、一理ありますよね、それも。けれども、引き続き財政当局との交渉は続けていただきたいというふうに思います。  関連して、去年の夏ぐらいから水資源の管理を一元化する法律というか基本法制定の機運が高まっておるようでございまして、建設省が音頭をとっていらっしゃるよう...全文を見る
○風間昶君 ですから、本当に積極的に主張をしていっていただきたいのです。源の部分を相当占める農水省の管轄に入るわけですから、ぜひお願いしたいと思います。  次に、米の関税化について伺います。  結局、去年の十一月の末に政府と自民党と農業団体の間で合意いたしまして、その前には去...全文を見る
○風間昶君 いや、これは聞いたら、予算を修正する必要はない、ちゃんともう入れ込んであるということで、歳出の事項別内訳、項で輸入食糧買入費ということで予算を組んでいました。うまくやったなと思いました。  夏の概算要求のときにはこの関税化受け入れを前提にしたこういう食管予算を組んで...全文を見る
○風間昶君 うまい、まさに。そこがトリックになっているのではないかと私は思います。情報公開法もこれからあれしますから、そこのところをきちっと、今後もこんなようなやり方をやっていると私は農水省つつかれると思いますよ。つまり、米の、食料のさまざまな輸入に頼らざるを得ない日本が少なくと...全文を見る
○風間昶君 そこで、最近認識したわけじゃなくて、当然数年の経緯を経て認識されてきたんでしょうからあれですが、海岸事業における今年度の予算案にどういうふうに反映されているのか、お聞きしたいのです。
○風間昶君 これは従来の設備投資に比べてどのぐらい経費が削減できるのか、あるいは逆に経費がもっともっとかかるのか。簡単でいいですが、教えてくれますか。
○風間昶君 今のデータだけだと一メーター当たり八万円は高いと、百三十八に百四十六ですから。しかし、将来的なことを考えると、コストは今高くなってもさらによくなっていくというメリットの方が大きいという御判断だというふうに理解します。  次に、先ほど久保議員からも質問がありましたけれ...全文を見る
○風間昶君 何も言わないということですか。
○風間昶君 わかりました。  次に、ダイオキシンの問題について若干伺いたいんですが、ダイオキシンの風評被害の話も先般、同僚議員からありましたけれども、出てきた被害というか結果の問題より、むしろ発生させないようにするということの実際上の施策なり方針が当然必要なわけでありまして、発...全文を見る
03月16日第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  まず一点、沖縄振興についてお伺いしたいと思います。  おととしの本委員会の質問でも、沖縄県内の公営住宅と学校プールの整備状況が本土に比べて著しくおくれているということを指摘させていただいた上で、具体的な数値も挙げて指摘させていただきま...全文を見る
○風間昶君 二十年前の話と比較してデータを求めているわけではありませんので、今答弁を伺っていますと、開発庁の方が平成五年、五年ごとだって言うから平成五年のデータしか出ていないと。十年度のデータは今当然集計かけているはずなのに、その説明が全然ないことが極めて、この本委員会のいわば主...全文を見る
○風間昶君 我が党は沖縄全島をフリートレードゾーンに指定するように以前から強く要望してまいりました。これについては政府の賛同を得ないまま現在に至っているわけでありますけれども、そうすると、当面はフリートレードゾーンにかわり得るような優遇税制や優遇金利といったものを駆使して沖縄振興...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  じゃ具体的に、まず沖縄振興開発公庫に対する補給金に八十六億円余りが計上されていますけれども、これは資金運用部やあるいは簡易保険資金からの借り入れに対する利息であろうというふうに推察されるわけでありますけれども、きのうの農林水産委員会でも議論...全文を見る
○風間昶君 企業が沖縄に進出して新たに工場や会社を設立する場合には、例えば土地の取得や建物の固定資産に関して優遇がなされていると思いますけれども、台湾からの企業進出が依然として多いというふうに聞いていますけれども、こういう海外からの企業の誘致に際しての優遇税制というのはどういうふ...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  時間も余りありませんから、次にアメラジアンの問題について、これは昨年の予算委員会におきましても同僚の照屋委員も質問され、また先般の文教・科学委員会でも同僚の松委員が質問させていただいておりまして、ラップするところがあると思いますけれども、説明は要り...全文を見る
○風間昶君 それ以上やっていないと。ということは、今後実態調査をして解明していくことに取り組まないというふうにとらえていいわけですか。
○風間昶君 プライバシーということにかこつけているんではないかというふうに思いますよ。この県教委が調査したデータですら、ある意味では米軍基地内の小学校七つ、中学校二つ、高校二つは米軍からの資料でわかった状況じゃないんですか。
○風間昶君 じゃ何のために文部省が国際化を標榜して、しかもこの重国籍に取り組まなきゃならないという今の流れの中で、文部省が県教委にただほうり投げて、しかも向こう側のデータだけをうのみにして、それで終わらせているということが私は問題だと思うんです。  そこで、最後でありますけれど...全文を見る
03月17日第145回国会 参議院 平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○風間昶君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月17日第145回国会 両院 平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  我が党としても、この今回の平成十一年度一般会計予算外二件については否決をさせていただきました。  理由は、とにかく中低所得者に対する配慮が一切ない、そういう意味では景気に悪影響を及ぼすことはもう間違いない、これが一点。  二点目は、...全文を見る
03月18日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○風間昶君 公明党の風間でございますけれども、まず畜産経営について何点かお伺いしたいと思います。  いわゆるぬれ子の価格について、乳雄子牛について、畜産物価格の動向の資料からいきますと、都府県と北海道の生後七日のぬれ子価格を比べた場合、平成八年まではまさに北海道価格が全国価格よ...全文を見る
○風間昶君 対策についてはどうですか。
○風間昶君 今おっしゃった対策がきちっと生産者の方々に目に見える形でなかったからこそ、大変な負債を含めてあえいでいるという現状は知っていらっしゃるわけですか。
○風間昶君 次に、畜産環境保全施設整備事業で、ふん尿が土の中に入っていかないように堆肥盤設置事業がありますが、しかし予算が足りないものですから、この堆肥盤に対応する屋根が全部設置されないでいると。そうすると、屋根のない箇所は雨水が吸収されないでじゃぼじゃぼというか、ぬかるみ状態に...全文を見る
○風間昶君 今、審議官からお答えになっていただきましたけれども、要するに政務次官にもそのことを、年次繰り延べができないのかというふうに今問うているわけです。とっさのことでありまして政務次官に大変御迷惑をかけていますが、政務次官だっていつまでも政務次官をやっていられるわけじゃないわ...全文を見る
○風間昶君 事業の種類を聞いているんじゃなくて、箇所づけをきちっとすべきではないかと言っているんですよ。
○風間昶君 また、屋根つきのふん尿処理施設、いわゆる堆肥舎について、酪農家、畜産家の方々の固定資産税を減免するような制度を、そういう税制優遇を図るべきではないかと思いますが、どうですか。
○風間昶君 それはそういうことであるならば審議を促進すべきだと私は思います。きちっとそういうことが腹が決まっていればですよ、農水省の。  もう一つ、今回、水産二法が衆議院でも審議されていますけれども、その中にゆとりある養殖という考え方が盛り込まれていまして、つまり生けすの中に魚...全文を見る
○風間昶君 決定権のない審議官の答弁だけれども、本当にいいんですね。やるんですね。  それでは次に、食肉の需給見込みについて。  畜産物の需給見通しによれば、平成五年から十七年にかけて、肉類の需要量は年平均で一・一から一・七一ふえることが予測されています、資料によりまして。一...全文を見る
○風間昶君 じゃ、農政審議会でどういう議論があったんですか。
○風間昶君 これは後できちっと報告していただきたいと思いますが、いかがですか。
○風間昶君 納得できるものではありませんけれども、その努力をぜひしていただきたいと思います。  豚肉と鶏肉の需給見込みがほぼ横ばい状態であるにもかかわらずというかあるんだが、牛肉の消費は伸びていると。単に嗜好の変化という問題で片づけるべきではなくて、じゃどうやって、豚、鶏とのバ...全文を見る
○風間昶君 牛肉の輸入にストップ、歯どめをかけるということが全然伝わってこない。私、結構丁寧にやっているつもりなんですけれども、全然それに答えていないです。  それで、肉類についての関税でありますけれども、いろんなコンセンサスが得られるために努力していると思いますけれども、結局...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月25日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○風間昶君 公明党の風間です。  先ほどの関税化についてお聞きしたいと思いますけれども、三カ国・一地域の部分について新聞報道をもとにして聞くのはいかがかと思いますが、オーストラリアが明確に異議を申し立てた、これは譲許表修正の算定方法に対して異議があるということで申し立てたという...全文を見る
○風間昶君 では、そのことについて選挙のためだというふうに騒がれているような報道については正式にはないということですね。
○風間昶君 それについて、実際に異議申し立ての理由の中にあるかないかは調査していないわけですね。
○風間昶君 それでは、EUの場合でありますけれども、EUは次期WTO交渉をにらんで、最初は日本と同じように連携を図っていくというふうに表明しておりましたのは事実だと思いますが、にもかかわらず譲許表の修正を留保しているというその背景を外務省ではどういうふうに分析しておるんですか。
○風間昶君 熊澤さんは農水省ですよね。外務省としては、だから分析調査を、EUが変わったということについて、一般的留保をするということについて分析中だということですか。農水省は農水省で熊澤審議官が行っていらっしゃると。外務省は外務省でも、では同時並行でやっているということですか。
○風間昶君 過去にEUの加盟国拡大の際に、この譲許表の修正について留保がなされたまま関税化に移行した前例があるというふうに聞いていますけれども、どんな例だったんですか。
○風間昶君 その場合、それぞれ品質が違うお米ですね、今のオーストリアもスウェーデンもフィンランドも。その品質が違う米のことについて問題があるということで、関税率を算定することに問題があるということで留保したまま関税化に移行したということととらえていらっしゃるんですか。
○風間昶君 それでは、農水省に伺いますけれども、この関税の算定方法で、特に品質が違うお米で関税率を算定するということについてはやっぱり疑念があると私は思いますし、そういう表明をされていますけれども、この懸念に対する農水省の考え方を伺いたいと思います。
○風間昶君 わかりました。  もう一回、外務省さんに話を戻します。  この四カ国・地域への我が国の態度の説明、それから何をどう訴えていくのかということがまさに今問われているわけです。そういう意味では、先ほど大臣からも、三月二十四日、きのうの夜、熊澤審議官をEUに派遣したという...全文を見る
○風間昶君 では、外務省から。
○風間昶君 そうじゃなくて、だから、ウルグアイとアルゼンチンは外務省を通して外交ルートでやっているというふうに竹中さんの方から今お話があったから、外務省はどうなんですかと聞いているんです、具体的に。
○風間昶君 では、外交ルートではあるけれども、日本国政府としてウルグアイ、アルゼンチンに行ってこの熊澤審議官と同じような形でやるということは具体的には考えていないわけですか。
○風間昶君 最終的には会って我が国の態度をきちっとお伝えしないと、それはもちろん外交ルートは最初にある話ではあるけれども、会ってやっぱり話をしてこないと伝わらないわけでありますから、今の大臣の答弁でぜひその部分をやっていただくようお願いしたいと思います。  次に、アメリカは、こ...全文を見る
○風間昶君 そうすると、厚生省のもとで今やっている食品衛生調査会の表示特別部会というのがございますね。ここも食品の表示制度全般について遺伝子組みかえ食品も含めて検討しているわけですけれども、そことの整合性はどうとるんですか。
○風間昶君 それは省庁が縦割りだから相手もそうなっているんだけれども、最終的には同じ国民に戻ってくる話だから整合性をとっていかなきゃどうにもならないわけですよ。おれはおれ、厚生省は厚生省ではとんでもない話であって、だから国民が迷うわけであります。どうですか。
○風間昶君 先ほどアメリカとの話がありましたけれども、WTO交渉の取引にこれが使われないように、アメリカとの協議の中で日本側の検討を十分しておかないと、これは取引材料にされる可能性があるということを私は懸念しております。そこについてもう少しきちっとした方針を求めたいのですが、どう...全文を見る
○風間昶君 わかりました。そういう意味でぜひこちらの腹はきちっと決めて、取引材料にされないようにアメリカとの協議を強く要望したいと思います。  次に、先ほど国井委員の方からも若干お話がありましたが、農業の多面的機能を認めてそこに財政資金を投入するということは貿易とは全く別の観点...全文を見る
○風間昶君 自信はありますか。
○風間昶君 ああとかううとかという言葉を聞くと若干の不安を覚えるわけでありますけれども、言いたいことはきちっと言っていくということをぜひやっていただきたいと思います。  それでは次に、もし関税化されることが決まった場合の国内対策でありますけれども、先ほど大臣も国民に対する米の安...全文を見る
○風間昶君 見直しは本当に大事なんです。現実に公社で売りに、あるいは貸すにしても、農地を流動化できない状態になって、つまり保証人がばたばた連鎖的になっているものだから、にっちもさっちもいかない状況でいるというのは、もう御承知のとおりだろうと思う、現場の声として。  そうすると、...全文を見る
○風間昶君 この規模拡大で大規模経営に対する支援は今進められておると。一方では、北海道のように専業で、家族経営でいる、いわば小規模、中規模農家、ここの部分についての所得補償に関して伺いたいんです。  新農業基本法におきましては専ら中山間地に対する支援が目いっぱい取り込まれている...全文を見る
○風間昶君 ぜひそこをきちっと、同じアクセントなんです、「等」であったとしてもですよ、いいですね。そこのところを中山間地と同等に考えていかなきゃならない問題ですので、よろしくお願いします。  関連して、農村対策について伺います。  農協について農村対策で果たす役割は極めて大き...全文を見る
○風間昶君 時間がなくて納得できないから、次回の質問でまたもう一遍やります。  終わります。
03月26日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  きょうは大変お忙しいところありがとうございます。  数点にわたって高野参考人と甲斐参考人にお伺いしたいと思います。  高野さんにつきましては、衆議院に続いて参議院でも参考人としておいでいただき、本当に御苦労さまでございます。  先...全文を見る
○風間昶君 全中の自給率の設定のシミュレーションも含めてお願いします。
○風間昶君 ですから、現場の声は全中が聞き取り調査も含めてやっていかないと出てこないわけですね、目標五〇%といっても。そこのところをぜひお願いしたいというふうに思います。  もう一点、きのうも委員会で質問させていただきましたが、農村振興については農協がこれは大変大事な役割を持っ...全文を見る
○風間昶君 それでは、甲斐参考人に対して。  消費者の代表として貴重な御意見を承りました。先ほども、次期交渉に当たって国内の日本型食生活をもう一回きちっと消費者としてもまた主婦連としてもやることが必要だというふうにおっしゃいました。問題は、だからその消費者の声をどのように反映さ...全文を見る
○風間昶君 もう一回、甲斐参考人に。  今、食品に対する安全の観点から表示に対する目安のお話がございました。遺伝子組みかえ食品もいろんな情報がきちっと国民の前に示されていないということも不安の材料になっていると。しかし一方では、お米の方も、稲もゲノム交換で品種改良されているわけ...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。
03月30日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、まず今回の関税化受け入れにつきまして、これは農業新聞に出ておりましたが、早稲田大学の堀口教授が、今回の関税化は「日本にとって不利な条件を減らすための決断で、あの状況ではやむを得なかった。もっと早く踏み切ってもよかった」とおっしゃっている記事が...全文を見る
○風間昶君 そこで、確認しておきますけれども、次期のWTO交渉で本当にミニマムアクセス米がふえることはないのかということなんです。交渉事でありますからあれですが、要するにミニマムアクセス米をふやさないと。先ほど昨年と同じぐらいのSBSの十二万トンの話を伺いましたけれども、ミニマム...全文を見る
○風間昶君 ミニマムアクセス米の在庫処理についての基本的な方針を伺いたいんです。  原則として加工用として使うことになっているわけでありますけれども、一つは在庫処理の基本方針、もう一つはミニマムアクセス米の処理がだぶついた場合に日本の国産米の百五十万トンの備蓄に影響が出るんじゃ...全文を見る
○風間昶君 これもまた新聞報道でありますけれども、昨日、WTO次期交渉に影響する閣僚会議などの外交日程が固まったと、それで五月十一、十二日両日、東京で日本、アメリカ、カナダ、EUの四極通商会議で枠組み交渉の議論が本格化するというふうに出ております。我が国は、そういう意味では農業分...全文を見る
○風間昶君 この場合、農水省としてはどういう立場の方が行かれるんですか。通産大臣が当然、貿易大臣ということでしょうから行かれるんでしょうけれども、農水省としてのかかわりはどういうふうになってくるんですか。
○風間昶君 結局、農業交渉であるにもかかわらず、貿易全体の話になるから通産大臣が行かれると。そうすると、農水大臣は今、審議官か担当の方というふうにおっしゃいましたけれども、大臣の意向というのは行く前の段階だけで終わる話ですか、通産大臣に対して。
○風間昶君 いやいや、なぜそうやって聞いたかというと、外交日程の中で、五月十一、十二日に四極通商会議が行われますね。その後すぐ、六月には農業大臣の会合があるわけでしょう。だから、それとの整合性を含めて、農水省として日本の国益を本当に主張していける通産大臣なりあるいは外務省に託すと...全文を見る
○風間昶君 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  もう一つ、これは鳥取大学の伊東助教授の試算があるわけですけれども、要するに二次関税率が二〇〇一年度以降も毎年二・五%ずつ下がり続ければ二〇〇六年度から米の輸入が可能になる、そうなると、幾ら高関税をかけたとしても寿命は短いのでは...全文を見る
○風間昶君 おっしゃるとおり、本当に政治家としての直接交渉を行わなきゃならないわけですから、英語がわからなかったら、ばかやろう、このやろうとか、もう日本語でいいからがっとやるぐらいの、そういうあれが大事なんです。  それで、農業分野の対応方針の骨子は、またこれも新聞記事で大変恐...全文を見る
○風間昶君 あらゆる機会をとらえてって、じゃそれはどういう機会なの、具体的に言ってください。
○風間昶君 あさってからもうエープリルフールで四月に入る。六月中旬までにまとめるということになると、例えば最低二週間か三週間に一遍は地方公聴会も含めてきちっとスケジュールを立てて、全国的に、それこそ中山間地の方々や平場での専業農家の方々にそういったことをきちっと情報開示していくこ...全文を見る
○風間昶君 何だかよくわからぬな。基本方針だから積極的にかかわっていきたいということだけは何となくうっすらと聞こえてきたけれども。ぜひこれはしっかりと取り組んでいかないと国際合意を形成することが難しくなってくる話だと思いますので、頑張っていただきたいと思います。  国内対策で伺...全文を見る
○風間昶君 もうちょっと突っ込みたいんですけれども、違うことをやりたいものですから。  先ほど郡司さんも質問しておりました全国農村青少年教育振興会のお話でありますけれども、私は、企業に就農戦士をスカウトしていくにはいい機会だと思いますからどんどんやってもらいたいと思うんですが、...全文を見る
○風間昶君 次に、農地法と農協法について若干伺いたいんです。  九八年度の農業白書の原案によれば、農村の振興と農業の有する多面的機能の発揮という項目が第四章に盛り込まれておりますけれども、きのう国会に地方分権一括法案が提出されましたね。その中にも、農地法の農地の権利移転に対する...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月15日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、まず持続性の高い農業生産方式のことについて伺います。  都道府県が策定する導入指針において、私は、化学肥料や化学農薬の削減目標は数値的目標を出すべきだというふうに思うんです。特に、窒素については今土壌中に極めて多く存続しているというか過多の...全文を見る
○風間昶君 ですから、基本的には化学肥料や化学農薬を削減するという方向で持続性のより高い生産方式という法案を出してきたわけでしょう。  今おっしゃったように現実に削減をやっていらっしゃる方もいると。これは都道府県の単独事業としても先進的な事例が出てくることになるんだと私は思うん...全文を見る
○風間昶君 確認しますけれども、持続性が高いということはコストがつくということですよね。どうですか。
○風間昶君 今お話がありましたように、導入に当たって最初は物すごくコストがかかるわけですから、生産者の方がその導入にちゅうちょすることは当然考えられるというふうに思うんです。そうすると、税制や金融面での優遇支援をどうやっていくかということが、殊に農業機械の範囲といいましょうか、種...全文を見る
○風間昶君 今回の法案は専ら生産段階に限って減農薬の目標を打ち出すものでありますけれども、流通の段階では単に減化学農薬だとか減化学肥料といっても府県によって違うわけですね、先ほどのお話ではないですけれども。要するに、それぞれの県ごとというふうに明確にはいかないけれども、独自の農薬...全文を見る
○風間昶君 持続性の高い農業生産方式の導入促進法案について、残っている分を少しやらせていただきます。  いわゆる無農薬農法については、非常に科学的根拠があいまいで、ある意味では玉石混交の感があるわけでありますけれども、今回の法案で言うところのより好ましい農法に関して、無農薬農法...全文を見る
○風間昶君 何か非常に一般論的な話になっているんだけれども、本当に一〇〇%ピュアな無農薬というのはあり得ない、日本の気候条件、風土的な環境条件からいきますと。しかし、減農薬については、ある程度検証されればということですが、その検証すら僕はできていないんじゃないかと思っているんです...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、肥料取締法の一部改正案について伺います。  今回、普通肥料に分類される汚泥肥料や汚泥堆肥は、非常に均質性というか均一性の確保というのは困難だと思うんですね。したがって、その有効成分についても、有害成分についても、商品というか製品がさまざまな...全文を見る
○風間昶君 これは、僕は、ある特殊な作物だけでもいいからきちっと生産の一つ一つのサイクルごとにやっておく必要があるんじゃないかと。先ほども大臣がおっしゃったように、これからJAS法の一部改正で遺伝子組みかえ食品あるいはオーガニック食品、さまざまなことが今度入り込んでくる。そうなる...全文を見る
○風間昶君 今度は保証票について伺いますけれども、保証票は登録期間で三年ごとに更新されていくが、しかし登録期間が今度六年に延長されるものもあるというふうになっていますね。どうしてどんな基準で延長を認めたのか、三から六と倍に、それが一点。当然、規制緩和の観点からは六年に延長されるも...全文を見る
○風間昶君 だから、極端な言い方をすると三年でいいのかということも踏まえて突っ込んで聞いているんです。
○風間昶君 そうしますと、もしこの法案が通りますと、公定規格でそして登録してそれを要するに調べるところ、いわゆる肥飼料検査所というんでしょうか、そこの役割というのは極めて重要なポイントになってくると。  そういうことでいえば、きのう質問通告で教えてもらった、たかだか全国に六カ所...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、家畜排せつ物の管理適正化利用促進法案についてです。  家畜のふん、堆肥については実際上はかなりその切り返しに設備を投入しなきゃならないということで、三カ月以上数回の切り返しを伴う堆積を行うことが望ましいとされているけれども、現実にはこれはな...全文を見る
○風間昶君 個人を一億から一億二千万に上げたと胸を張って言える話じゃなくて、そんな一億も借りる人は一個人でいるわけはないんです。せいぜい借りたって二千万ぐらいなんだから、具体的にもうちょっと個人個人だったらどこまでお貸しできるのか、あるいは相手側の状況も見定めなきゃならないけれど...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月27日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、まず杉谷参考人にお伺いいたしますが、今回は卸売業者を法人に限定することになっています。これで本当に業者の財務の健全化に役に立つのかどうかという懸念があるわけですけれども、これはどうでしょうか。
○風間昶君 そうしますと、卸売業者に経営健全化のための改善命令を出すとなりますと、具体的にかなりのところまで踏み込んでいかなければならない話にもなると思うんですが、つまり資本を増強する、一方では人員の整理というところまで踏み込んで指導できるかどうかという問題になりますが、お考えを...全文を見る
○風間昶君 あと、卸売業者の収益性の確保のために、先ほども手数料のお話が出ておりました。  今の体系はまさに従価制ですね。それだけで本当にいいのか、そしてまた市場再編を準備していくためにもこの手数料の体系をどうしていったらいいのかということは、議論されていらっしゃるんでしょうけ...全文を見る
○風間昶君 いつまでも検討しているレベルでない話だと思うんです。ですから、もうちょっと踏み込んで、確かに従量制は従量制のデメリットもあるわけでありますけれども、そうなりますとまた結局、文言上は地域の実態に応じただとか、あるいは種類に応じたとかという話になってしまって、そこをだから...全文を見る
○風間昶君 増田参考人に、先ほどに追加して。  公開の大事な部分は私もそう思うわけでありますけれども、先ほど増田さんのお話ですと、今回の法改正では、とにかく情報の公開についてはこの法案に関して不十分だというふうに私は受けとめたわけでありますけれども、そうなりますと、実際に取引の...全文を見る
○風間昶君 最後に、今後も市場中心の取引が主体になっていくのか、あるいは取引の形態が多様化してきて、市場は何を武器に生き残りを図っていくのかということが問われていく話だと思うのでありますが、今後の卸売市場の果たすべき役割というか地位をどのように考えるのか。一言でおっしゃるのはなか...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。
○風間昶君 公明党の風間です。  今回、原産地表示を規格の内容に含むことが明示されるようでありますけれども、要は原産地表示で付加価値が高まるのは一部のものでしかないというふうに思うわけですが、その有効性についてどうお考えなのか、伊藤さんと齋藤さんにお聞きしたいと思います。
○風間昶君 そこで、今度は格付の話ですけれども、格付を何種類かに分けてやるというものではなくて、一定の規格に合っているか合っていないかという表示では、今度は逆に消費者ニーズに十分こたえていけるのかどうかということがあると思うんです。この部分については、要するに消費者の関心というの...全文を見る
○風間昶君 日本では相当農薬を使用していながらも有機農産物として出ているものも結構あるわけです。それで、厳密な意味では私は有機ではないと思っているんですけれども、その辺の部分は行政にゆだねるしかないわけであります。  そこで、今もお話がありましたが、本物の有機とそうでないのとを...全文を見る
○風間昶君 終わります。
○風間昶君 おくれまして申しわけございません。公明党の風間です。  まず、卸売市場法について、参考人の方々にも伺ったこととラップしますけれども、お伺いしたいと思います。  今回、卸売業者を法人に限定するというふうになっていますけれども、一つは現状では個人と法人との割合がどうな...全文を見る
○風間昶君 今お話しいただいたように、要は、だから法人といっても合名会社あるいは合資会社、有限会社、株式会社、資本力とかあるいは信用に現実に差があるわけです。そうすると、今回の卸売市場法の一つの目的であります財務内容の強化ということが目的であるならば、株式会社に限定して資本規模も...全文を見る
○風間昶君 そうすると、だから株式会社以外の三社の部分についてはどうなんですか。
○風間昶君 ですから、株式会社に限定しないでいく方法ですね、これは。だけれども、実際には何社であろうと、二社であろうと三社であろうと、株式会社以外の部分もありますから、そこも網をかけていくということですね。そこで問題は生じないんですか。
○風間昶君 参考人の方にもお伺いしたんですけれども、卸売業者に対する財政の健全化、ここの部分についての改善措置命令、とにかく早くやるということが大事ですね、しかも的確に。だけれども、食品流通局においてはそれをきちっとやれる方がいるのかどうか。私は十分わかっていませんけれども、全国...全文を見る
○風間昶君 万一、適切でなかった場合に、あなたは責任とれるんですか。
○風間昶君 責任がとれるんですか、ならなかった場合に。
○風間昶君 督促して、だからそれが成就できなかった場合に、あなたは責任とれるんですか。
○風間昶君 それぐらいの強い決意でいらっしゃるということでございますね。
○風間昶君 それでは、卸売業者の営業利益率というのは平成八年度でわずか〇・二四%、しかも中小の業者ほどその利益率が低いわけですけれども、先ほど参考人の方にも伺ったんですが、卸売業者の委託手数料の体系化の問題ですけれども、現在、従価制ですね。野菜で八・五%、果実で七%。当然、青果物...全文を見る
○風間昶君 見直しが必要であるというふうな認識でこちらはとらえていいんですね。
○風間昶君 そのときには、でも、あなたはもういないかもしれないんだよ。
○風間昶君 次に、市場の情報化について伺いますが、本来、市場に多くの情報が集まって、そしてその情報がどこに伝わるかというと、消費者に伝わっていかなければならない話だと思っているわけでありまして、そういう部分では市場をつくる大きな意義がそこにもあると思うんです。  市場外にあって...全文を見る
○風間昶君 これはすごく大事だと思うんです。そうやって売買の注文をオンラインさせていくことで消費者にいち早くまた情報が伝わるというのが、情報公開の立場からいっても大事なことだと思う。  問題は、今度は産地から商品が円滑に発送されなければならないわけですから、新鮮な食料品をきちっ...全文を見る
○風間昶君 いえ、検討される課題でなくて、場内LANの方は十年から設置をやっているわけでしょう。だから、同時並行でやっていくことではないんですかと言っているんです。検討の段階はもう過ぎているんです。
○風間昶君 まさに今、インターネットの普及で、産地と消費者、それから産地と大規模あるいは小規模であっても小売業者、この直接取引がますますふえてくる。そういう中にあって、市場は何を武器にして生き残りを図っていくかというのが問われているわけであります。  そういう意味で、今、大臣が...全文を見る
○風間昶君 生産者に対して税制の優遇を含めたことは考えていますか、その今の中に。
○風間昶君 有機農業をやっていらっしゃる方々の意見が結構そういう部分では大きいんです、支援という観点で。たかだか一%以下の方々、全体の中で、農業生産者の中で。ロット的には非常に小さいんだけれども、しかし小規模多品目をやっていらっしゃる関係で、先ほども参考人からお話を伺って、相当な...全文を見る
○風間昶君 あと、品物の格付という部分でいきますと、一定の規格に適合するか否かという表示では消費者ニーズを反映しないのではないかという、一方では消費者からの声も聞かれます。原産地表示は消費者ニーズを一定程度反映すると、そういう意味では評価が高いんですが、消費者の関心というのは、む...全文を見る
○風間昶君 それはわかりました。  要は、今回のJAS法は今まさにおっしゃったように表示の規制ですね、ある意味では。そうすると、本当にこの有機農業を有効的に日本国民が利用して、そしてその有機農業に対する支援というか位置づけを農水省はこのJAS法の中にただ単に押し込めているのでは...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  格付の問題で地方団体、地方自治体やあるいは民間の格付機関の工夫によって一定の格付や認定が行われていますけれども、府県によって同じ規格であっても認定が得られる場合とそうでない場合とがあるわけで、若干の不便はあるものの消費者のニーズにはこたえているとい...全文を見る
○風間昶君 大臣、最近オーガニック食品というのがはやっているんですね。見たことがありますか。
○風間昶君 それはないですよ。遺伝子組みかえ食品とオーガニック食品というのは全然違うんです。それはとんでもない話です。
○風間昶君 アメリカでは野菜や果物だけじゃなくて、パンにもオーガニック・イースト・ブレッドというふうに売られているのもあるわけで、日本にももちろん入ってきているんですけれども、要するにオーガニックという言葉の定義が、語感からいうと安全でおいしくて自然に近いという食べ物のイメージで...全文を見る
○風間昶君 格付の問題と絡んでくるんですけれども、要するに公平公正をどのように担保するのかというのが大事なので、生産者にも消費者にも最低限わかるような基準を絶対つくるべきだと僕は思うんです。そうすると、今は労働コストがかかっているんだけれども、通常食品よりも値段が高いんです。統一...全文を見る
○風間昶君 次に、特定農産加工法について一、二点伺います。  要は、金融・税制上の支援措置による経営改善を促進するということでこの法案が製造メーカーに殊にかかっていくわけですけれども、低利とはいっても、ばんばん貸してはくれるものの、結局、借金がふえると負債が増大するということに...全文を見る
○風間昶君 特定農産加工業者の指定基準がありますけれども、十二種でしたか、WTOの次期交渉前に日本の農業全体が厳しい状況になっているというのは当然あるわけでありますけれども、その認識のもとに指定の基準を大幅に緩めて、農産物加工業者の底上げ、競争力をつけて底上げを図るということは必...全文を見る
○風間昶君 最後ですけれども。  ですから、農産加工業者の競争力をつけて底上げするための改正が今後必要になってくるのではないかと思うが、どうですかと聞いているんです。
○風間昶君 終わります。
05月13日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○風間昶君 公明党の風間です。  まず、漁船損害等補償法案について伺います。  漁船保険組合の経営状況について、この数年、構造的な赤字体質になっているというふうに思われますが、まず考えなければならないのは、保険の加入隻数をふやすことがやっぱり大事ではないかと思っているわけであ...全文を見る
○風間昶君 その際、現在の漁船保険というのは任意加入になっていますが、漁業者は、強制的という言葉がいいかどうかわからぬけれども、自発的にほとんど入っているということでありますから、ある程度、強制加入を取り入れてもいいのではないかというふうに思ったんですけれども、それは漁業者みずか...全文を見る
○風間昶君 一方で、今度は保険料の未払いというか未納もあるわけで、これは国民健康保険と同じ部分があるんですけれども、保険契約の成立が要物契約から諾成契約に変更された原因は、要するに未納による不払いが何例かあったのではないかと私は思うんですが、そこのところを教えてください。  そ...全文を見る
○風間昶君 この保険料は三年ごとに料率を改定することになっていますね。お聞きしますと、ちょうどことしの秋にまた改定するということになるわけでありますけれども、これは事故があったデータで上げる、上げないというふうに決めると思いますが、ことしの秋の保険料率について、平成八年から一年半...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、そのことによって漁業者に与える影響というのはないと考えていいんですか。
○風間昶君 わかりました。再保険料についても同じことだと思いますので。  それで、再保険そのものについてですけれども、今回、国から中央会に移管された部分が多いわけでありますが、いずれにしても五十一ある保険組合、実際には中央会の経営財政基盤を確固たるものにしなければどうにもならな...全文を見る
○風間昶君 再保険の準備金というか、そんな形で持っていくということなんですけれども、そもそもスケールメリットを考えれば五十一もの保険組合というのは僕は多過ぎると思っているんです。したがって、統合一元化を図っていくということは一挙には無理にしても、これはぜひやっていかねばならない問...全文を見る
○風間昶君 先ほど郡司委員からもお話が出ましたが、もう一回、プレジャーボートのことも含めてなんですが、車の自賠責保険では再保険制度は潤沢といいましょうか、良好に機能しているわけでありますけれども、そういう意味では保険料を引き下げるべきだという声も強くなってきているわけです。  ...全文を見る
○風間昶君 プレジャーボートの話に移らせていただきますが、要するにプレジャーボートによる漁業被害というのは、沿岸だけじゃなくて内水面でも当然起こってくる話だと私は思うんです。  内水面の漁業に関していえば、保険制度のようなものが私は完備されているとは思われないわけでありまして、...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  次に、持続的養殖生産確保法案に移りますが、その前に、先ほども水産政策として大臣の方からは、ことしの夏までに水産基本法をつくるべく今、検討会でやられている、その答申を待っているということでありました。  私は、今回の法案とは別に、今、衆議院で審議さ...全文を見る
○風間昶君 これから衆議院の議論、そしてまたこちらに移ってからの議論にもなると思いますので、そのぐらいにとどめておきます。  今回の持続的養殖生産確保法案で、大臣が基本方針を策定するということになっています。本当に大臣一人でやれるかどうかわからぬけれども、要するに魚種、海域、養...全文を見る
○風間昶君 補佐、大臣を補佐する立場、本当にそうあってほしいなと思います。  それで、漁場の改善計画の策定に当たりまして、改善度合いをはかる指標としてはどういうものが想定されるのか。例えば、海水の水質検査を実施した場合に含まれる物質の総体的な分量などを検査していくといった技術的...全文を見る
○風間昶君 終わります。
05月18日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。きょうはお忙しいところ、ありがとうございます。  まず個別的自衛権について、若干、私自身の考えを整理する意味でも教えていただきたいと思うんですが、法解釈上、個別的自衛権について、今回のガイドラインの法案に加わったものとして、後方地域における...全文を見る
○風間昶君 それは失礼いたしました。  それでは、冨澤公述人にそれ以外に考えられるものとしては何があるのかを教えていただきたいなと思うのですけれども、考えられるものとして。
○風間昶君 私は、もっと自衛隊に何ができるのかということを考えたときに、現実的な場面において、周辺に日本の安全の状況が脅かされるというような状況においては、例えば先制攻撃とかあるいは領空、領海での行動といったことも法解釈上可能ではないかというふうに思ってもいるんですが、その部分に...全文を見る
○風間昶君 それでは、栗山公述人に。  潮という雑誌の六月号に、日本とアメリカの同盟の新たな目標と進路ということについてお書きになっていただいていることについて、先ほどの齋藤議員の質問にもラップしますが、日米のいわゆるパートナーシップということで、栗山さんは、外交問題だけじゃな...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、いわゆる周辺事態、もともとこの事態を回避するための、不穏な事態が起こらないようにするための法案だと私は思っているものですから、まさに先ほど冨澤さんがおっしゃったように、平時のときに周辺事態における情報の収集と交換がいかに効率的に連携をとってやれるかという...全文を見る
○風間昶君 そこで、想定されることでもし万一不幸な事態が起こったと。いろんなことが想定されますが、殊に日本海域において起こった場合に民間の協力が必要だということであります。  憲法二十九条にも財産権のことがきちっと書かれてあります。「財産権は、これを侵してはならない。 財産権の...全文を見る
○風間昶君 終わります。(拍手)
06月03日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、ちょっと前の和田委員の質問ともラップしますが、今回、麦共済に災害収入共済方式が試験導入されることになりました。言うまでもなく、北海道の地元では小麦がもう一大作付地帯になっているわけであります。とにかく、畑作物の中の輪作体系の中で大変重要な位置...全文を見る
○風間昶君 そこの若干が、要するに農家の方々にとってみての若干なのか、農水省が計算しての若干なのか、ギャップがあるとこれはまた大変な問題になりますから、もうちょっとつまびらかにできる部分はしてもらいたいんです。
○風間昶君 理解できる部分とそうでない部分があります。  そこで、災害収入共済方式を試験導入ということで、いつまで試験的にやっているのかということ、これもまた見通しはかなりきついと思いますけれども、では災害収入共済方式を定着させるための要件としてどんなものを想定されているのか、...全文を見る
○風間昶君 具体的に要件は受けとめられなかったんですけれども、いずれにしてもここは団体との連携を外してはできないことでありますから、当分の間のことにつきましても、数年間といっても、なかなか何年度までやりますということは言えないかもしれませんが、ここは定着させるためにも被害率の調査...全文を見る
○風間昶君 同じような答弁がこれで三回続いているわけですけれども、聞いていてそれ以上のものは出てこないのかなと思いました。いずれにしても、共済の方からの麦に対しての支援をどうするかということを伺ったわけですけれども、結論的には農家の方々にとって麦の生産性向上のために国としてどうい...全文を見る
○風間昶君 共済組合の広域合併については先ほども議論がありました。いずれにしても、昭和四十年には三千七百七組合、現在では五百四十五、七分の一程度に減少しているけれども、職員の方については、昭和四十年の二万二千五十名から現在一万六百四十四名と半分にしかなっていない。この間、コンピュ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
06月08日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○風間昶君 公明党の風間です。  まず、我が国の食料需給について伺います。  日本の食生活というのは米から、所得水準が向上してきて米の消費が減少して、輸入飼料穀物に依存せざるを得ない畜産物の消費が増加するという、全体からいくとバランスがいいのかもしれないけれども、我が国の農業...全文を見る
○風間昶君 果物についてはどうですか。果樹について。
○風間昶君 今、コスト面での改善あるいは品質の向上を図ることで国内生産を増加させるという答弁がありましたが、ではコスト削減を具体的にどうやるのか。目標はわかったので具体的な治療法をどうするのかということについて、小麦、大豆、それから牛乳・乳製品、肉類、これについてお答えいただきた...全文を見る
○風間昶君 今、それぞれの品目についての生産向上に対するコスト削減、品質改良、そのまた具体的な方針を述べられましたけれども、何年ぐらいをめどにそういう言葉が出てきたのか、それぞれちょっと教えていただけますか。  要は、基本計画を立てるわけですね。それで、いろんな情勢を勘案して五...全文を見る
○風間昶君 国内生産の増大というか、国内生産の向上といえば従来ならすぐ価格保証という形で対応してきたし、現在でもその方法によって対応していける品目は多いわけであります。しかし、このWTO貿易協定のもとで、要するに価格支持の増加による競争力の維持ができなくなった現在、今おっしゃった...全文を見る
○風間昶君 大臣はおわかりになりましたか。  それでは、野菜の生産についてちょっと伺いたいんですが、野菜も生産は品質面での向上で現状維持というふうにとらえられますけれども、何とかそういう意味で、中長期の野菜の供給安定対策のうち、いろんな技術開発、耐病性にすぐれた品種の育成だとか...全文を見る
○風間昶君 今の片仮名で言ったセル何とかかんとかというのはよくわからないんだけれども、丁寧にもうちょっとわかりやすく教えて。
○風間昶君 わかりました。要するに、形成外科的な手法ですね。  次に、食料自給率について伺いますが、基本問題調査会の意見の中には、食料自給率そのものの議論は余り有益でないという御意見もあったというふうに聞いております。確かに、飼料用穀物は輸入に頼っているわけでありますから、それ...全文を見る
○風間昶君 自給率そのものでありますけれども、近年では供給熱量、つまりカロリーベースの自給率であらわされることが多いわけですけれども、今まで伺ってきた国内生産の向上を通じて、現在、一日一人当たり二千六百キロカロリーでしたか、そのカロリーベースの自給率が、今各品目ごとの生産向上の方...全文を見る
○風間昶君 確かに、非常に難しい問題ですから、可能な限りそれを追求していく方向性が生産者の方にも見えればもっと意欲が出てくるんじゃないかというふうに思うんです。  そこで、今も大臣もおっしゃったように、カロリーベースの自給率は、とにかく現在ある多様な食生活、そして豊かなというか...全文を見る
○風間昶君 それはそれとしていいんですよ、あなたの言うことは。分母をどう考えているのかと聞いているんです。それを答えてください。
○風間昶君 そこで、さっき福島さんからお話がありましたように、食生活の改善、教育の話が出てくるわけであります。食生活の改善がとにかく自給率の向上に大きなウエートを占めていることは、今おっしゃったように国民に改善を呼びかけるということが極めて大事であります。  特に、子供たちに対...全文を見る
○風間昶君 もう一つの食生活の改善教育からすると、食べ物だけじゃない話ですけれども、まさに家庭教育でむだを廃止していく、むだの防止ということが極めて大事であります。日本のほとんどの食品が輸入農産物に依拠せざるを得ない状況の中で、一方では国内生産をきちっと高めていって、日本人のいわ...全文を見る
○風間昶君 もう一つ私が提起したいのは、今回の新農業基本法で、今までは生産者及び供給者のいろんな団体に対しての視点が極めて強かったのが、消費者の視点が盛り込まれたと。そうすると、環境の保全ということが一方で法文にあるわけでありますから、今度は環境の負荷を軽減するという観点で食品関...全文を見る
○風間昶君 容器包装リサイクル法は農水省もたしか共管でしたね。連合審査もあの当時やりましたね。もっと推し進めていくように具体的に、単純に連携をとってなんていうんじゃなくて、主導権を握っていかないと、結局またトレーが九〇%回収されないで土の中に行ったりいろんなところに行ってまたごみ...全文を見る
○風間昶君 頼みます。  もう一点、消費者の関連でいいますと、今回、この法案が消費者選択の幅を広げるということが大きな柱になっているわけでありますけれども、産地表示、それから農薬使用の表示について若干伺いたいと思います。  産地表示については、例えば具体的に魚沼のコシヒカリ、...全文を見る
○風間昶君 質問通告はなかったんですけれども、何で梅干しとラッキョウだけなんですか、それが一つ。もう一つは、農薬使用表示についてるる今述べていただきましたけれども、最初、必要ないというふうにおっしゃった、しかしちゃんと有機表示はやるということも含めておっしゃってくださったけれども...全文を見る
○風間昶君 わかりました。  国内の食料需給について伺いましたので、今度は世界の食料需給の見通しについて、外務省の方にもおいでいただきましたのでお聞きしたいわけであります。  日本の国の食料安保のあり方や世界の食料問題を検討するためには、やっぱり世界の中長期的な需給見通しをき...全文を見る
○風間昶君 農水省は専ら資金協力というよりは技術協力をやっていらっしゃるわけでありますけれども、今の外務省の答弁に対してどうですか。言うことがありますか。
○風間昶君 農水省としては国際貢献の観点から二十一世紀の前半、地域的にはどこを一番このODA分野のターゲットとして絞っていますか。
○風間昶君 これは質問通告はなかったんですが、日ごろのお考えが出るかどうかということで試させていただくために伺いました。アフリカ地域へも私は大変目を向けておかなければならない問題ではないかと思っていますので、一言つけ加えさせていただきます。  北海道の襟裳岬というところがありま...全文を見る
○風間昶君 終わります。
06月29日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○風間昶君 公明党の風間です。  三週間前に食料問題について若干お伺いしたんですけれども、引き続いて食料問題でも世界の食料需給の観点で、きょうは外務省さんにもおいでになっていただいていますので、伺いたいと思います。  今後、人口増加あるいは所得の向上で、主要食料需要というのが...全文を見る
○風間昶君 今のお答えの中で、当面はこれで大丈夫ではないかということですが、実際に戦争状態が日本ではなくてほかのところで起こった、先般の事例もあるわけでありますから、そういう際に、今、日本が考えているODA大綱の中では緊急援助として出動する仕組みになっていないはずですね。ですから...全文を見る
○風間昶君 今の答弁の基本的な考え方は私も賛成でありますから、もっとより具体化していくべきものとしてやっぱり援助大綱を、発動できる大綱をつくっておくべきじゃないかというふうに思っております。  それを広げていくことがある意味では世界の食料安保、あるいは配分機構センターとして具体...全文を見る
○風間昶君 そういうことが起こらないにこしたことはないわけでありますけれども、その際、技術的な問題かもしれませんが、収穫した米を利用しやすくてなおかつ栄養価に富んでいてコストも低い、それから保存性にも富んでいる玄米での粉末体に加工して、世界の途上国への食糧援助に充てるというのも私...全文を見る
○風間昶君 なるほど、わかりました。  技術的には随分できるんじゃないかと思っておるんですけれども、問題は、今コストのお話がありましたから、ここを、だから市場流通をさせていくことの意義というか、今おっしゃったデメリットも踏まえて検討していただきたいというふうに思います。外務省さ...全文を見る
○風間昶君 だから、傾向はどういうふうになっているのかと、認識しているのかと伺っているんです。
○風間昶君 農家が滅んで農業が栄えるというようなことはあり得ないわけでありますから、日本国内の生産量の見通しが立てば、それに必要な農地面積も、そして就業人口というのも当然概算ではじき出せることですね、理論的には。  農地は確保できたけれども、農業人口が減って食料自給はできません...全文を見る
○風間昶君 別発想の問題はどうですか。教えてください。
○風間昶君 新しく農業をやる人に宝くじを出すとか、いろんなやり方が、こそくな手段かもしれないけれども、いろいろあるわけであります。それこそこの間、不登校で高校をやめた人たちとか十数人と話していて、要は、自分で食べるものは自分でつくってみたいという子も結構いたんです。それが直ちに農...全文を見る
○風間昶君 この基本法が成立した後の具体的な実体法の中でやっていきたいというお話であります。  引き続いて、農地法の許可要件、農地の権利取得が認められるにはさまざま条件があります。農地のすべてについて耕作するとか、常時従事するとか、経営状況を含めて居住地から農地までの距離だとか...全文を見る
○風間昶君 もう夏ですよ。  農地の流動化についてもそうなんですが、これまで農地が流動化しなかった背景はさまざまあると思いますけれども、私は、農地価格がほかの土地と同じく高くなってきたということも一つの原因として挙げられるのじゃないかと思っているわけであります。  そういう意...全文を見る
○風間昶君 今、個別の市町村ごとに、しかも賃借の部分に軸足をやや置きながら行くという御答弁がありました。  もちろん、農地の流動化については、農業委員会によるあっせんとか、あるいは掘り起こし活動のほかにも、保有合理化法人が行っていく事業によって農地の権利移動の方向づけや利用集積...全文を見る
○風間昶君 まず、農家負担の低減のお話がありましたけれども、実際上どのぐらい利用されているんですか。制度はあるんだろうけれども、動いていないんじゃないですか。
○風間昶君 わかりました。  それでは、この食料・農業・農村基本法案という法律ですね。食料はわかる、農業もわかる。農村というふうにこの基本法の中に言っているけれども、農村って一体この法案ではどうやってイメージしたらいいのかなということ、どういう地域を指しているのかなということを...全文を見る
○風間昶君 済みません。もう一回言ってくれませんか。
○風間昶君 相当苦心されたお言葉ではないかと思いますが、人口集中地区の指標でありますDID地区というのが平成七年で国土面積の三%にしかならない。DID地区ではない箇所を農村地域とした場合には実に日本国土の九七%が該当してしまうわけであります。この地域には総人口の三五%が居住してい...全文を見る
○風間昶君 さてそうすると、じゃ中山間地域って何なんだということになるんじゃないかと思うんです。  農林統計に用いる農業地域類型の基準指標では、中山間地域というのは平地と山間地との中間的な地域というふうにおっしゃっています。林野率が主に五〇から八〇%で傾斜地が多い市町村、山間地...全文を見る
○風間昶君 一つは、今、条件不利地域の話が出ました。生産性において条件不利というふうにおっしゃった、大臣は耕作放棄地と定住が損なわれるということだけしか挙げていませんでしたけれども、北海道のような、専業農家でも、平場で専業しか生産性を上げられない、これは東北もそうですが、自然的条...全文を見る
○風間昶君 直接支払いでも、確かに定住保障されないし、一部の個人に税金をまたお渡しするというのも行政としても困難だということはわかるんだけれども、この問題はこの次の委員会でまたやらせていただきます。  せっかく通産省さんに来てもらっているので、さっきの農村地域工業等導入促進法、...全文を見る
○風間昶君 極めてそういう意味では、定住条件の整備に対しても大変大事な、地域における就業機会の確保に寄与されているんじゃないかというふうに思います。ただ、昨今は、全体の景気動向からいうと立地企業の数の伸びは鈍化しているんじゃないかと私は推測するんです。だから、今後は地域の特殊性を...全文を見る
○風間昶君 終わります。
○風間昶君 公明党の風間です。  きょうはどうもありがとうございます。  まず最初に、中山間地域の問題でありますけれども、いわゆる中山間地域というのは、山間地あるいは平場の中での位置づけがいろんな統計によっても違ってくるわけでありますけれども、いわゆる農林の関係で言うと、耕作...全文を見る
○風間昶君 住みよい農村をつくるのは、若者だけじゃなくて、女性、高齢者がどうそれぞれ自分の地域に定住していくかという問題になろうかと思います。  そういう意味では、今回の新法案で女性に対する参画のことが明文化されたということは画期的なことで評価できるんですが、しかしながら法律が...全文を見る
○風間昶君 株式会社の参入問題でそれぞれ受けとめられ方がちょっと違うという感じを、参入問題について公述人のそれぞれのお話があったのかなというふうに思っております。  要は、農業生産法人を株式会社に転換したり、あるいは第三セクター、農業に限らず今第三セクター方式は大変厳しい状況で...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。長くなりましたけれども、済みません。
07月01日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
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○風間昶君 お昼を回って恐縮です。公明党の風間です。  まず、おとといちょっと明確にしておかなきゃならないと思って、残った部分についてですが、要するに、この三十五条で言っている「中山間地域等の振興」についての「中山間地域」の、そして「等」の定義で、先般はこの新農業基本法といわゆ...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、いわゆる地域振興五法と言われておる山村振興法だとか過疎法だとか特定農山村法だとかいろいろありますが、この五法で言う中山間地域との整合性はどうなりますか。
○風間昶君 議論がどこで行われているんですか。あなたがそう思っているんですか。
○風間昶君 そこで、今もお話があった直接支払いに行く前に、その前にもう一回ちょっと確認しておきたいんですけれども、私の認識では、「中山間地域等」の「等」というのは生産条件の不利性のある部分、つまりこれは平場でも含まれる、私の認識ではそう思っているわけでありますけれども、条件不利地...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、いわゆる議論になっておるところであります直接支払いは、条件不利性というのが直接支払いの根拠になるわけですけれども、条件不利地域というのは、今、大臣のお話によると、生産性の不利性だけじゃなくて定住も含めたということになると、定住性の条件もよくするということ...全文を見る
○風間昶君 そうすると、直接支払いとの関連でいうと、三十五条の一項よりはむしろ二項の方が支払いの対象範囲ということになっていくというふうにとってもいいわけですか。
○風間昶君 わかりました。これはこれからの、いわゆる直接支払いのことになるとまた議論していかなきゃならない問題だと思います。  もう一つ、多面的機能という観点からいうと、この三十五条で言っている「中山間地域等」は、今、林野行政についてのさまざまな議論がまた一方ではあるわけであり...全文を見る
○風間昶君 そうすると、それは林業基本法、あるいは大臣も所信表明の中で水産業に対する新しい基本法といったような制定も視野に入れているというふうにおっしゃっていましたが、そういうものの方で、つまり林業をやっているところは中山間地域に入るわけでありますね。そうすると、三十五条で言って...全文を見る
○風間昶君 いずれ答えざるを得ないときが来るんだから、今答えてもいいと思うけれども。今は検討中ですから、それはあれにしますが。  では、先ほどの直接支払いと絡んできますが、定住条件を整備していく上でこれまでも農水省がいろんな人、地域あるいはジャンルに対して施策を行ってきているわ...全文を見る
○風間昶君 これも今の道路のことで言えば、北海道なんかでも農道空港がつくられて、当初の目的とはかけ離れたような感もあるわけであります、その地域住民にとってみれば。一方ではちゃんと農産物を運んでいるんですよ。それは僕は否定しませんから。大臣のいるところもあるでしょう。  いずれに...全文を見る
○風間昶君 構造改善局長がお答えすることなのかなと私は今ふっと思った。あなたの頭の構造をまず改善しなきゃならないと思うんですけれども、要するに、例えば農業の土地利用にしても基盤整備にしても、そういう構造改善をやるだけじゃなくて、まさに今、農水省がそういう村づくり、町づくりの観点に...全文を見る
○風間昶君 相当大きな事業を含めてやっていかなきゃならないと思うから、どのぐらいの人数とか規模でやるのか、もうちょっと詳しく教えてください。
○風間昶君 人ががらがらっと動いてまた大きいのがどんとできるというだけに終わらないようにしてほしいと思います、その危険性はあるわけですから。  さらに、定住条件の整備について少し伺いたいと思います。  来年四月からの介護保険の導入に向けて、JAなんかでも介護・福祉サービスを実...全文を見る
○風間昶君 それはどのぐらいあるんですか。
○風間昶君 さらに、定住条件の整備で、マルチメディアが充実してきて、いろいろなインターネットの導入も、聞くところによると、農業者で二万戸近い方々がインターネットを使われているというふうに聞いています。  もう一つは、我が国全体の光ファイバーの整備目標が、現在、都道府県庁の所在地...全文を見る
○風間昶君 ですから、これは農水省さんだけがこうなっていないで、ウイングを広げておくれないようにしないと、せっかくモデル整備事業を起こしたんだけれども、それが利益が少ないとなるとまたここでロスが生じるんじゃないかと僕は思うものですからお伺いしたんです。  さらに、定住条件につい...全文を見る
○風間昶君 引き続いて定住条件の整備でありますけれども、基本問題調査会の農村部会での発言でこういうのがあったそうです。「直接支払によっても定住が保障されるわけではない。また、一部の個人に現金を配分するというのは行政として非常に困難。これらを踏まえると、農地の維持管理等の仕事を行う...全文を見る
○風間昶君 第二十六条に「女性の参画の促進」という項目が入ったのは、私は大変画期的なことであるんじゃないかと思います。やっと男女共同参画を農業の関連のところにも認めてくれたということは大きいことだと思いますけれども、法律ができることと残念ながら旧態依然たる農村での男性社会というの...全文を見る
○風間昶君 こういう男女共同参画の問題についても、農産園芸局長が答弁するというのもまたおもしろいなと思いましたが、男女共同参画室長も兼ねていらっしゃるんだなと思って伺っておりました。  農水省が食料品消費モニターを通して調査したアンケートによりますと、消費者行政に対して食品の安...全文を見る
○風間昶君 そうですね、十六条に入っていました。済みません。  食品の安全性につながるんですが、野菜の栄養価について若干伺いたいんですけれども、今いろいろ野菜が出ていますが、野菜の栄養価を示すデータがあるんです。これは食品成分表と言うんですけれども、これは一体どこがやっているの...全文を見る
○風間昶君 本当にびっくりしました。科学技術庁が今やっていらっしゃるということに敬意を表するというか、歴史的な経過の中でやっていらっしゃる。  そこで、昭和二十五年と二十九年とを比較してもどうもならないんですが、少なくとも最後にちゃんと出ているものが四訂と言われて、一九八〇年で...全文を見る
○風間昶君 まさに、対策は科技庁に求めても大変なことです。ただ、出てきたデータをただ表にしてつくっているだけじゃ、この食品成分表は何も科技庁でやる必要はないんじゃないかと私は思いますよ。むしろ、厚生省とか農水省が食の安全性という観点からもやっていくべきです。仕事をとったら困るかな...全文を見る
07月06日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
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○風間昶君 公明党の風間です。  衆議院に引き続いて総理にこの当委員会においでいただきまして、大変にありがとうございます。  まず初めに、先ごろの集中豪雨による被害を受けられた皆様方には心からお見舞いを申し上げたいと思いますし、一日も早い復旧を祈らずにはいられませんが、現時点...全文を見る
○風間昶君 今ざっとお伺いしただけでも、いずれにしても七百億を超えて八百億近くあるわけであります。  そこで、総理は今度の第一次補正予算をお考えになっていらっしゃるわけですけれども、この補正予算への計上も含めた今回の集中豪雨に対する復旧についての基本方針というものをお持ちだと思...全文を見る
○風間昶君 次いで、今、久保委員からも質問がありましたが、この現行の農業基本法は、ある意味では前文をつけて理念や宣言をより明確にしていますが、個別の政策や法案に対しては余り拘束力を持っていないということがあります。今度の新基本法におきましてもより抽象的で、ある意味では理念や方針と...全文を見る
○風間昶君 せっかく総理にお越しいただいておりますので、農業にとどまらず、広い意味でのバイオアグリ産業が二十一世紀にどうあるべきかという観点で質問をさせていただきたいと思います。  先日の新聞にも出ておりましたように、政府と自民党の間で「バイオ産業育成へ二兆円」、バイオテクノロ...全文を見る
○風間昶君 関連して、今、総理がおっしゃってくださった、バイオ産業育成に五年間で二兆円を投資するとなれば年間四千億でありますけれども、今厳しい財政事情の折からではあるものの、そういう意味では困難性を伴うわけですが、それでも米国の半分程度ですから、より一層の、予算面だけじゃなくて技...全文を見る
07月06日第145回国会 参議院 農林水産委員会公聴会 第1号
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○風間昶君 公明党の風間です。  きょうはお忙しいのにありがとうございます。  まず、山田常務に、先ほどの中川委員からの御質問ともリンクしますが、先ほどおっしゃったことしの米対策に関しての水田の振興計画のいわば見直しといいましょうか、営農システムを披瀝されましたけれども、僕は...全文を見る
○風間昶君 その際、地域の担い手、個人のレベルの方々との連携だけでは今後の農業生産活動はだめではないかと思うんですね。つまり、規模拡大に走っていって、なおかつそれでも難しい部分があって生産法人なりいろんな組織形態もあるわけですし、また自治体は自治体でJAさんの営農状況をじっと横目...全文を見る
○風間昶君 それでは、池谷公述人にお伺いします。  先ほど自然と調和する農業ということの大事さをトキとメダカのデータを示していただきながら必要性を御主張されました。極めて根本の部分だと私は思うんです。  そこで、この法案でも環境という言葉が数カ所出てくるわけです。第三条には「...全文を見る
○風間昶君 解釈の問題もありますけれども、今の池谷さんの御発言は確かに大事な視点だと思います。  そこで、この法律を変える変えないということの問題はまたさておきまして、今お話しされた中には、要するに環境保全者としての農業もさることながら、環境加害者としての農業の反省というか、総...全文を見る
○風間昶君 そうすると、耕さない農業、いわゆる野焼きも含めて、これがまた一つはダイオキシンの発生につながっていくという欠点もあるわけでありますから、そこまで極端でないにしても、そのことも一つは視野に入れるべきだという御主張でしょうか。
○風間昶君 ありがとうございました。終わります。
07月08日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第24号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、いよいよもう総括質疑ということで、今まで議論してきたさまざまなことについて少し整理をしながら伺いたいと思います。  その前に、通告しておりませんでしたけれども、けさの新聞に、さまざまな出版に絡んで二億八千九百万円の印税を各省庁がいただいてい...全文を見る
○風間昶君 それでは本題に入ります。  消費者の嗜好というか、例えば野菜にしても真っすぐで、形、色もいいものをという嗜好が行き過ぎて、結果的に環境に悪影響を与えるような状況で栽培せざるを得ないというのも実態であります。そういう場合、消費者の嗜好に反しても環境を守るべき施策を、こ...全文を見る
○風間昶君 同様の指摘は、この基本問題調査会でもミカンのつや出しのためのワックスがけについても出されておるわけであります。随分と前から、本当に無農薬で野菜を栽培すればキュウリというのはそんな真っすぐになるものでない、トマトの虫食いもいっぱい出るんだというのも事実としてあるわけです...全文を見る
○風間昶君 厚生省さん、わざわざ来ていただきましてありがとうございました。  今の大臣からの御答弁で、子供を中心というか軸に据えた普及啓蒙ということ、これは大事な話だと思います。  それで、ちょっとこれも通告外で大変恐縮なんですが、今、私が注目しているものにペットフードの問題...全文を見る
○風間昶君 余り時間もないですから、端的にお答えください。  食料自給率について前回も、六月八日にお伺いしたんですが、要は、日本は世界一の食料輸入国でありながらカロリー摂取量が高くて食品の廃棄物が多いと。この間も構造改善局長が、日本型食生活を見直して、食品廃棄物を少なくすること...全文を見る
○風間昶君 そうでしたか。そこまでは認識が一致しているんです、どうすればいいのかということで。  ここでも、自給の可能性と現状の消費生活における自給の実態にやっぱり乖離が生じているということですから、食料自給率の分母の部分を、成人ですと一日一人当たり二千六百キロカロリーというふ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
07月27日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第26号
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○風間昶君 公明党の風間です。  まず、現行の農業振興地域法に関して、現行法において農地の壊廃や耕作放棄地が食いとめられなかった最大の原因は何だろうかなと単純に考えたときに、農水省としては、農地利用を規制する法律がなかったとかいろいろあると思うんだけれども、要するに最大の原因は...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、今度の農業振興地域整備法でそれが食いとめられるという確たる保証というか見通し、これがあるからこそ出してきたんだと思うんですけれども、そこについての御自信のほどはどうですか。
○風間昶君 そこで、今出ましたこの農振法だけじゃなくて優良農地の確保という観点でありますけれども、先ほども議論になっておりましたが、食料の自給率の目標設定を当然明確にしなければならない。その時点で、じゃどの程度の農地が必要であるかという推計も出てくるんだと思います。  したがっ...全文を見る
○風間昶君 国土の利用については、国土利用計画法に基づいて策定される土地利用基本計画を上に置いて土地利用規制の基準としていますね。それで、その中で都市計画法や農振法などの個別法で具体的規制を行っているところでありますけれども、その際に、土地利用基本計画そのものを見直す視点が私は出...全文を見る
○風間昶君 本当に減る一方ではないのか。減る一方ではないというふうに今おっしゃったけれども、本当にそうなるのかね。
○風間昶君 いずれにしても、現場においてはほかの土地利用計画の状況を踏まえて関連性を持った農業振興地域整備計画をつくることが必要になりますね。これはもう異論がないところだと思います。  特に、市街化調整区域内の優良農地をどう確保していくかというのが僕は一つの大きな問題点だと思う...全文を見る
○風間昶君 五年間で七、八百万といったら年に百二十万ぐらいでしょうから、何もエンカレッジになっていないじゃないですか。エンカレッジというのは勇気、激励を与えるということですよ。
○風間昶君 まさに前向きな答弁だと思いますので、次に移ります。  今後も、米の生産調整については需給動向を見ながら適切に行っていく必要があろうと思いますが、しかしこれがある意味では農家の生産意欲を減退させて耕作放棄を生む原因になっていたとも一面では診断できるわけであります。 ...全文を見る
○風間昶君 次に、国税庁が一九九八年分の所得税の確定申告状況をまとめた結果が出ていますが、納税者が六百二十二万四千人で、前年に比べて二四・八%減少し、所得金額が四十兆六千四百十一億円で、納税額も二兆九千四百三十億円ということで、前年比で相当減っているわけでありますが、納税者、税額...全文を見る
○風間昶君 それと連動する話ですが、二百六十五万のうち十二万二千人ということでありますけれども、要は、この農業振興地域整備法で農地が確保できても、結果的に、さっきおっしゃった三本柱の農振とそれから担い手の方、担い手をどうきちっと確保するかということが食料需給を円滑にしていくことに...全文を見る
○風間昶君 今回の法案、さっきも構造改善局長が集団的農地、つまり農用地の定義を二十町歩、二十ヘクタール以上のまとまった農地というふうに定義づけておっしゃいました。なぜ二十ヘクタールなのかということ、じゃ二十ヘクタール以上というふうに至った基準があるはずですから、どういう判断をされ...全文を見る
○風間昶君 規模拡大が生産性を向上させるといっても、家族経営では限度があって、適正規模があるはずだという議論はこの委員会でも何回か議論されました。この法案を見ても、個々の農家がどんな経営状態になるのかという具体的なイメージがちょっと浮かんでこないんです。農村の基本になる集落の青写...全文を見る
○風間昶君 そうすると、稲作単一経営で七、八年前でしたか、十ないし二十ヘクタールが望ましいといった形態、あれはどうなるのかということの質問になりますが、これはまた後のあれにします。  やっぱり中山間地域における耕作放棄地は、推計によって異なっているわけですけれども、一説には十八...全文を見る
○風間昶君 終わります。
11月09日第146回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につきまして御報告いたします。  去る十月二十九日までに、世耕弘成君、仲道俊哉君、佐々木知子君、荒木清寛君、円より子君、千葉景子君、海野徹君、大森礼子君及び鈴木正孝君が委員を辞任され、その補欠と...全文を見る
○委員長(風間昶君) 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび法務委員長に選任されました風間昶でございます。  本委員会の円滑また公正な運営に努め、その職責を果たしてまいりたいと存じますので、皆様方の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます...全文を見る
○委員長(風間昶君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に北岡秀二君、塩崎恭久君、竹村泰子君及び魚住裕一郎君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会における付託議案の審査または法務及び司法行政等に関する調査のため、今期国会中必要に応じ、法務大臣官房長但木敬一君、法務大臣官房司法法制調査部長房村精一君、法務省民事局長細川清君、法務省刑事...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認めます。  なお、その日時等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) この際、臼井法務大臣及び山本法務政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。法務大臣臼井日出男君。
○委員長(風間昶君) 法務政務次官山本有二君。
○委員長(風間昶君) 法務及び司法行政等に関する調査を議題といたします。  法務行政の諸施策について、臼井法務大臣から説明を聴取いたします。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) 以上で法務行政の諸施策についての説明聴取は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十分散会
11月11日第146回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  法務及び司法行政等に関する調査並びに裁判官の報酬等に関する法律及び裁判官の育児休業に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 速記をとめて。    〔速記中止〕
○委員長(風間昶君) 速記を起こしてください。  午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩      ─────・─────    午後一時四分開会
○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 本日の調査はこの程度にとどめます。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 裁判官の報酬等に関する法律及び裁判官の育児休業に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  まず、両案について政府から趣旨説明を聴取いたします。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) 以上で両案の趣旨説明の聴取は終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 他に御発言もないようですから、両案の質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(風間昶君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより両案について順次採決を行います。  まず、裁判官の報酬等に関する法律及び裁判官の育児休業に関する法律の一部を改正する法律案について採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います...全文を見る
○委員長(風間昶君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、両案の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十七分散会
11月12日第146回国会 参議院 本会議 第4号
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○風間昶君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  両法律案は、一般の政府職員の給与改定に伴い、この例に準じて裁判官及び検察官の給与の改定等を行おうとするものであります。  委員会におきましては、両法律案を一括...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  民法の一部を改正する法律案外三案の審査のため、来る十八日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認めます。  なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  民法の一部を改正する法律案外三案の審査のため、本日の委員会に内閣総理大臣官房参事官冨澤正夫君、法務省保護局長馬場義宣君及び厚生省社会・援護局長炭谷茂君を政府参考人として出席を求め、その説明を...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 民法の一部を改正する法律案、任意後見契約に関する法律案、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び後見登記等に関する法律案、以上四案を一括して議題といたします。  四案につきましては先国会において既に趣旨説明を聴取しておりますの...全文を見る
○委員長(風間昶君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十三分休憩      ─────・─────    午後一時開会
○委員長(風間昶君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
○委員長(風間昶君) 簡潔に答弁願います。
○委員長(風間昶君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時四十八分散会
11月18日第146回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  民法の一部を改正する法律案、任意後見契約に関する法律案、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び後見登記等に関する法律案、以上四案を一括して議題といたします。  本日は、四案の審査...全文を見る
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  次に、副島参考人にお願いいたします。副島参考人。
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  次に、永島参考人にお願いいたします。永島参考人。
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  次に、河合参考人にお願いいたします。河合参考人。
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  以上で参考人の意見陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用のところ大変貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。当委員会を代表して厚く御礼申し上げます。  午前の審査はこの程...全文を見る
○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、民法の一部を改正する法律案、任意後見契約に関する法律案、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び後見登記等に関する法律案、以上四案を一括して議題といたします。  ...全文を見る
○委員長(風間昶君) この際、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  民法の一部を改正する法律案外三案の審査のため、本日の委員会に厚生省社会・援護局長炭谷茂君及び自治省行政局選挙部長片木淳君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございま...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 他に御発言もないようですから、四案に対する質疑は終局したものと認めます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三分散会
11月19日第146回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、岡野裕君が委員を辞任され、その補欠として山内俊夫君が選任されました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 民法の一部を改正する法律案、任意後見契約に関する法律案、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び後見登記等に関する法律案、以上四案を一括して議題といたします。  四案につきましては、昨十八日、質疑を終局いたしております。  ...全文を見る
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、任意後見契約に関する法律案の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、後見登記等に関する法律案の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、竹村泰子君から発言を求められておりますので、これを許します。竹村泰子君。
○委員長(風間昶君) ただいま竹村君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、竹村君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、臼井法務大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) なお、四案の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十三分散会
11月24日第146回国会 参議院 本会議 第7号
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○風間昶君 ただいま議題となりました四法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、民法の一部を改正する法律案は、高齢社会への対応及び障害者福祉の充実の観点から、痴呆性高齢者等の判断能力の不十分な者の保護を図るため、禁治産及び準禁治産の制...全文を見る
11月25日第146回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十四日までに、山内俊夫君、吉川芳男君及び魚住裕一郎君が委員を辞任され、その補欠として中島眞人君、佐々木知子君及び荒木清寛君が選任されました。     ───────...全文を見る
○委員長(風間昶君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に荒木清寛君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案外二案の審査のため、来る十一月三十日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認めます。  なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案外二案の審査のため、本日の委員会に警察庁長官関口祐弘君、警察庁長官官房長石川重明君、警察庁刑事局長林則清君、警察庁警備局長金重凱之君、国税庁課税部...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案、特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案及びサリン等による人身被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  まず、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に...全文を見る
○委員長(風間昶君) 次に、同案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員北村哲男君から説明を聴取いたします。衆議院議員北村哲男君。
○委員長(風間昶君) 次に、サリン等による人身被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、発議者橋本敦君から趣旨説明を聴取いたします。橋本敦君。
○委員長(風間昶君) 次に、特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案について、発議者衆議院議員杉浦正健君から趣旨説明を聴取いたします。衆議院議員杉浦正健君。
○委員長(風間昶君) 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時十分まで休憩いたします。    午後零時四十七分休憩      ─────・─────    午後二時十分開会
○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案、特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案及びサリン等による人身被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題...全文を見る
○委員長(風間昶君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(風間昶君) 速記を起こしてください。
○委員長(風間昶君) 答弁はよろしいですか。
○委員長(風間昶君) 三案に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時四十八分散会
11月30日第146回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十五日、荒木清寛君が委員を辞任され、その補欠として魚住裕一郎君が選任されました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に魚住裕一郎君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案、特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案及びサリン等による人身被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  本日は、三案の審査のため、お手元に配付の名簿...全文を見る
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  次に、武井参考人にお願いいたします。武井参考人。
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  次に、三島参考人にお願いいたします。三島参考人。
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  次に、鈴木参考人にお願いいたします。鈴木参考人。
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  次に、大野参考人にお願いいたします。大野参考人。
○委員長(風間昶君) ありがとうございました。  以上で参考人の意見陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、お忙しいところ大変貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。当委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。ありがとうござい...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨一日、阿部正俊君及び竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として森田次夫君及び森山裕君が選任されました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案外二案の審査のため、本日の委員会に警察庁長官関口祐弘君、警察庁長官官房長石川重明君、警察庁刑事局長林則清君、警察庁警備局長金重凱之君を政府参考人と...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案、特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案及びサリン等による人身被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 質問を続けてください。
○委員長(風間昶君) 時間をオーバーしていますので、簡潔に願います。
○委員長(風間昶君) 他に御発言もないようですから、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案及び特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案に対する質疑は終局したものと認めます。  なお、特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案...全文を見る
○委員長(風間昶君) 福島瑞穂君。
○委員長(風間昶君) これより両案並びに修正案について討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(風間昶君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  まず、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、竹村泰子君から発言を求められておりますので、これを許します。竹村泰子君。
○委員長(風間昶君) ただいま竹村泰子君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 多数と認めます。よって、竹村泰子君提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、臼井法務大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) 次に、特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案の採決を行います。  まず、橋本敦君提出の修正案の採決を行います。  本修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 少数と認めます。よって、橋本敦君提出の修正案は否決されました。  次に、福島瑞穂君提出の修正案の採決を行います。  本修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 少数と認めます。よって、福島瑞穂君提出の修正案は否決されました。  次に、原案全部の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、両案の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時四分散会
12月03日第146回国会 参議院 本会議 第10号
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○風間昶君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案は、無差別大量殺人行為を行った団体が現在も危険な要素を保持していると認められる場合、当該団体に対しその活...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、佐々木知子君、森田次夫君、森山裕君及び中島眞人君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君、阿部正俊君、竹山裕君及び中曽根弘文君が選任されました。     ...全文を見る
○委員長(風間昶君) 民事再生法案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) 次に、同案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員上田勇君から説明を聴取いたします。衆議院議員上田勇君。
○委員長(風間昶君) 以上で本案の趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律案を議題といたします。  発議者衆議院議員亀井久興君から説明を聴取いたします。衆議院議員亀井久興君。
○委員長(風間昶君) 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。  暫時休憩いたします。    午前九時四十一分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕
12月10日第146回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律案の審査のため、本日の委員会に国税庁次長大武健一郎君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取する...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 他に御発言もないようですから、本案に対する質疑は終局したものと認めます。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、中曽根弘文君及び吉川芳男君が委員を辞任され、その補欠として亀井郁夫君及び久野恒一君が選任されました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) これより討論に入ります。──別に御意見もないようでございますので、これより直ちに採決に入ります。  特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 民事再生法案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時四十七分散会
12月13日第146回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  民事再生法案の審査のため、本日の委員会に労働省労政局長澤田陽太郎君及び労働省労働基準局長野寺康幸君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取すること...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 民事再生法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時七分休憩      ─────・─────    午後一時三十五分開会
○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、民事再生法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) 他に御発言もないようですから、本案に対する質疑は終局したものと認めます。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、江田五月君、亀井郁夫君及び久野恒一君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君、斉藤滋宣君及び森下博之君が選任されました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 本案の修正について橋本敦君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。橋本敦君。
○委員長(風間昶君) これより原案並びに修正案について討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  まず、橋本敦君提出の修正案の採決を行います。  本修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 少数と認めます。よって、橋本敦君提出の修正案は否決されました。  それでは次に、原案全部の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、竹村泰子君から発言を求められておりますので、これを許します。竹村泰子君。
○委員長(風間昶君) ただいま竹村泰子君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、竹村泰子君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、臼井法務大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 電気通信回線による登記情報の提供に関する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(風間昶君) お持ちの時間を超過しております。
○委員長(風間昶君) 他に御発言もないようですから、本案に対する質疑は終局したものと認めます。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十九分散会
12月13日第146回国会 参議院 本会議 第13号
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○風間昶君 ただいま議題となりました特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、支払い不能に陥るおそれのある債務者等の経済的再生に資するため、民事調停法の特例として特定調停の手続を定め...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十三日、阿部正俊君が委員を辞任され、その補欠として脇雅史君が選任されました。  また、本日、斉藤滋宣君及び森下博之君が委員を辞任され、その補欠として阿南一成君及び吉川...全文を見る
○委員長(風間昶君) 電気通信回線による登記情報の提供に関する法律案を議題といたします。  本案につきましては、昨十三日、質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  電気通信回線による登記情報の提...全文を見る
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、竹村泰子君から発言を求められておりますので、これを許します。竹村泰子君。
○委員長(風間昶君) ただいま竹村泰子君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(風間昶君) 全会一致と認めます。よって、竹村泰子君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、臼井法務大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。臼井法務大臣。
○委員長(風間昶君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午前十時十二分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕
12月14日第146回国会 参議院 本会議 第14号
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○風間昶君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、民事再生法案は、経済的に窮境にある債務者について、その事業または経済生活の再生を図るため、現行和議法を廃止し、新たな再建型倒産処理手続の基本法を定めようとする...全文を見る
12月15日第146回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○委員長(風間昶君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十四日、脇雅史君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君及び江田五月君が選任されました。  また、本日、阿南一成君が委員を辞任され、その補欠として岡野...全文を見る
○委員長(風間昶君) 民法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者千葉景子君から趣旨説明を聴取いたします。千葉景子君。
○委員長(風間昶君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) これより請願の審査を行います。  第四六七号治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定に関する請願外二十六件を議題といたします。  今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会...全文を見る
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  法務及び司法行政等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(風間昶君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(風間昶君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十二分散会