風間昶

かざまひさし



当選回数回

風間昶の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第154回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○風間昶君 今の、ちょっと吉田参考人に、裁判所関与の前に事例に応じてきめの細かい制度を作るべきという基本的課題をお示しいただいたんですけれども、例えば端的に言うと、例として、きめの細かいのをどうするかということについて一つ教えていただきたい、例だけで結構ですから。  それから宮...全文を見る
○風間昶君 そうすると、定義そのものを物すごくきめの細かなやり方に応じた定義にしていかなきゃならなくなってくる話になってくるんじゃないかと思うんだけれども。
○風間昶君 おっしゃるとおり、だから、コーディネートしていくために民間が一生懸命やればやるほど行政の方が少しぐっと引いていく嫌いがあるから、そこのところをどうやってネットワークをつくっていくかということが物すごく大事で、そこの知恵を是非いただければ有り難いということでお聞きしたん...全文を見る
02月27日第154回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、まず駆け込みシェルターについて伺いたいんですけれども、北海道も何か所かあるんですが、いわゆる民間のは。シェルターは、あなたが今後の準備をする間お手伝いします、数週間滞在できます、そしてまた同じような境涯、境遇に遭っている方にも出会うことができ...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、トータルすれば四百十九、四百ちょっとの言わば保護施設、一時保護も含めて今やっているという状況だと思うんですけれども、本当は行政がきちっと、国がこういった民間の部分も含めてやるべきだと思うんですけれども、要するにそういう意味で行政の支援を、今まで作られてい...全文を見る
○風間昶君 そうしたら、掌握している内閣府じゃないの。
○風間昶君 そうすると、厚生労働省が出してくる予算をどういうふうにしていくのかということが、内閣府としては仕事になっていくということなんですね。  厚生労働省、私、きちっと質問通告をしていなかったからあれなんですけれども、本当は二億七千五百万円、新規で今回十四年度予算に盛り込ん...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  被害者は、身体的な暴力を受けることによってドメスティック・バイオレンス法が適用されるけれども、むしろ、実際に相談に来る中にはうつ病、うつ状態になっていたり、あるいはPTSDの状況になってきて、合わさったいわゆる精神的なダメージもかなり実際に...全文を見る
○風間昶君 それも、厚生労働省が一義的に今回の十四年度予算案で心理療法担当職員の配置を、新規に配置するということで六千六百万円の予算の計上を図っているわけですけれども、これは現在六十八名の心理療法士プラスアルファの人件費として考えているのかどうか、伺いたいと思いますけれども。
○風間昶君 分かりました。ということは、六千六百万円分の、何人に相当するのか分かりませんけれども、相当またそういう意味では心のケアも充実していく方向に向かっていくというふうに理解していいわけですね。  そこで、先ほども有村委員からもありましたけれども、母親が暴力を受けているとき...全文を見る
○風間昶君 それでは、対策の一部を伺ったわけですけれども、やっぱり基本的には予防をどうするか、一般的な予防、特殊の予防、あると思うんですけれども、先ほども啓発活動について御報告いただきましたけれども、根本的な問題解決はやっぱり一般啓発、情報公開を含めた予防だと思うんですけれども。...全文を見る
○風間昶君 おっしゃるとおり、軟らかい頭でやっぱりやっていくということが非常に大事じゃないかというふうに思います。  時間も余りありません。先ほどから議論になっておりまして、さっき平成十五年度予算で加害者に対する処遇のプログラムを、予算を付けていくことも検討されているというふう...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○風間昶君 午前中にも同僚の国井委員から議論の対象になりました食品の表示と安全性についてお伺いしたいというふうに思います。  食品も人の生命、健康に直接的に関連している問題でありますから、このたびの様々な事件で正に信頼と安心が今崩れ掛かっている、あるいは崩れている部分もあるとい...全文を見る
○風間昶君 私は、そこの前に至る部分の、リスクというのは、食品は絶対一〇〇%安心なものはないわけです、だからリスクというのはある意味では確率論なんです。そのリスクの部分を評価して管理する、今、農水副大臣お話ありましたけれども、その前の段階でリスクの情報を開示することが大事じゃない...全文を見る
○風間昶君 是非、ですから、そのリスクの情報の事前開示をやっぱりしていくということが人の健康につながり、もって消費者に、保護に当たるという根本の部分を、そういう哲学を持って行政をやらないと、幾らその制度やシステムを変えてもそこを担う人の哲学がないと私は駄目だと思っているんです。 ...全文を見る
○風間昶君 そうすると、育ったところが牛肉の産地表示、がラベルに書いてあるんですね。  それでは、この間、私、ラベルだけ持ってきたんですけれども、買ったやつでですね。牛、牛、牛。秋田県産松尾牛、サーロインステーキ。もう一枚のラベルは、契約肥育、秋田県鷹巣町松尾牧場、黒毛和牛と書...全文を見る
○風間昶君 ですから、その消費者が不便に感じていることを、あなたを含めて役所が認識していないんでないでしょうか。どこで育ったのかということが分かって、なおかつ国産だ、国産といえば日本国内どこでも国産。じゃ、オーストラリアで生まれた牛が日本に輸入されてきて、生きたまま、日本で育った...全文を見る
○風間昶君 何度聞いても、その制度をきちっきちっとやろうとすればするほど消費者にとっては分かりづらくなっていくというそのジレンマをどうやっていくのかということが、今回のこのいろんな、様々な偽装表示事件をきっかけに、すっきり分かりやすい単純なものをやっていくということの原点にやっぱ...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、要は、だから、全部業者任せになっているところがまた正に問題で、これが要するに偽装表示の事件につながっていくというわけで、ここをどうやって解決していくのかというのが大きな問題だと思いますので、時間が来ましたから、これもまた引き続いてやりますけれども、関連質...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○風間昶君 風間でございます。  まず、白書を読ましていただきました。大臣の所信表明の中にも、「障害のある児童生徒に対する教育の充実を図ってまいります。」というふうにございます。白書の中でも、第六節に「障害に配慮した教育」という項目が立てられて中身が述べられておりますけれども、...全文を見る
○風間昶君 そういう意味で、重度の定義は分かるんだけれども、重度が進んでいるというふうに、これは「重度・重複化」というふうに書いてあるから、後半の部分で重複化が多い方が増えているんだというふうにとらえられればいいんだけれども、重度が進んでいるとなると、これはちょっとゆゆしき問題な...全文を見る
○風間昶君 意見を言うチャンスはたくさんあるんだけれども、その意見が反映されていくような形にしないと意味がない就学委員会だというふうに私は思うわけですから、そこのきめ細かさ、配慮、ここを要望しておきたいというふうに思います。  それで、障害のあるお子さんたちが家庭においてもある...全文を見る
○風間昶君 したがって、厚生労働省ではそういう形でホームヘルパー制度で支援をしているわけでありますけれども、学校に行くまではそういう形のサポーターやあるいは保護者がいるけれども、学校へ行くと、中へ入るともうそこは届かない仕組みになっているわけで、要するに盲・聾・養護学校はある程度...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  今度はハードの部分ですけれども、バリアフリー化の推進があらゆるところで今、むしろバリアフリー化というよりもユニバーサルデザインの考え方を持っていくことが新規の部分ではありますが、しかし既存の部分では直ちにユニバーサルデザイン化は図れないからバリアフ...全文を見る
○風間昶君 話がらっと変わります。  海洋深層水について伺いたいと思います。  海洋深層水は、いずれにしてもかなり深い深度の中で低温でいろんなミネラルも含まれているということで、全国あちこちで今飲用水として商品化しているわけでありますけれども、これは文部科学省が一義的に旧科学...全文を見る
○風間昶君 同じように、九七年から静岡県の駿河湾でもこの深層水が、あちこちに、今北海道でも二町やっていますけれども、羅臼町と岩内町でやっていますけれども、この駿河湾の話でありますけれども、これは旧科学技術庁だけじゃなくていろいろなところが連携してやっていらっしゃるというふうに聞い...全文を見る
○風間昶君 この深層水がアトピー性皮膚炎に効くのではないかということで、今高知では室戸中央病院が高知医科大学と連携してやっているようでありますけれども、このことに関して、アトピー性皮膚炎の治療の一環としての深層水の位置付け、厚生労働省にお聞きしたい。
○風間昶君 時間ありませんから、明日この続きを文部科学省に聞くことにいたします。  終わります。
03月20日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○風間昶君 公明党の風間です。  昨日に続きまして、海洋深層水について文部科学省について伺いたいと思います。  九七年から水深二千五百メーターの深さでの静岡県駿河湾で海洋深層水についての研究がなされているわけでありますけれども、この海洋深層水が、アトピー性皮膚炎に対する効果は...全文を見る
○風間昶君 分かりました。引き続いて、大変な作業だと思いますけれども、やっていただきたいと思います。  次に、ライフサイエンス分野におけることについて科学技術振興調整費という名目で予算が付いているわけでありますけれども、そのうち、文部科学省が杉花粉症の克服についての研究を行って...全文を見る
○風間昶君 分かりました、大体。  それで、学校現場でどのぐらいになっているのかということについて、私は少なくとも、施設整備の関係からくるシックハウスシンドロームについては、罹災、罹患児童の調査をすることになっているようでありますから、この杉花粉症におきましても、学校現場で、な...全文を見る
○風間昶君 八%程度といっても、計算しなきゃならないから、約どのぐらいいるのか教えてください。  それから、はな水じゅるじゅるやっている先生が、はくしょん大魔王がたくさんいる子供たちと一緒にいるという光景も実は予測されるわけだけれども、難しいと思うけれども、現場でどうするかとい...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  次に、国立大学法人制度についてお伺いしたいと思います。  新しい国立大学法人制度について、先般、九月二十七日、中間報告出ました。この中で、二ページ目にありましたけれども、国立大学の法人化が、国立大学だけの改革にとどまらないで、我が国の大学全体の活...全文を見る
○風間昶君 ちょっといま一つぴんと受け止めれないのは、つまり、やはり公立も私立も単独でやっていくことの自主性を重んじるという大臣の今の御答弁は理解できるんだけれども、国公私を通じて、そして第三者評価に基づく重点投資のシステムということは、先に国立大学があって、その後公立、それから...全文を見る
○風間昶君 それでは、その私立大学の経常費に対する補助で伺いたいんですけれども、いずれにしましても今度新規で予算が約六百四十四億の私立大学教育研究高度化推進特別補助というのが立てられました。今までの、じゃ特別補助あったのに何でこういうふうに形をすげ替えて、しかし予算は今までの特別...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  ただ、今まで特別補助であった高度化推進特別経費というのが三百九十億あって、これが今回からなしになるわけですよ。今の副大臣がおっしゃった大学教育高度化推進特別経費というのに名前が変わって、今まで、じゃもらっていたところが新たな競争原理を打ち出すような...全文を見る
○風間昶君 総体的に、ですから名前が変わって、特別補助が残っているのはあるんだけれども、個性化推進特別経費とか生涯学習推進特別経費あるんだけれども、総体的に見れば、とにかく私立大学にそれぞれ競争原理が導入できて、なおかつ独立したというか、専門的なあるいは先端的なこともやるとか、い...全文を見る
○風間昶君 最後に、世界遺産登録についての対応を伺いたいと思います。  今年四月に世界遺産条約締約国のビューロ会議があって、そして十月には、何ですか、ハンガリーでなくて、どこだっけ、どこかであるんだよね、その世界遺産委員会が開催されるというふうに聞いていますが、日本としてどうい...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月11日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○風間昶君 午前中に引き続き議論をさせていただきたいと思いますけれども、資料によりますと、本当に著作権条約は昭和五十三年から、まあまあ本当に社会的状況の変化に応じて、よくもいろいろこう改正があるなということを感じます。しようがないといえばしようがないんですけれども、いずれにしても...全文を見る
○風間昶君 締結自体が働き掛けを促進するのは間違いないんだけれども、どういうように働き掛けていくのかを含めて対応はというふうに聞いているから、丁寧ではないですね、答弁が。  外務省、一緒にどうせ行くんでしょうから、外務省はどういうふうにしようと思っていますか。
○風間昶君 そこで、ちょっと細かくなりますけれども、著作隣接権に関する条約としては、締約国はレコードの二次使用に関して留保宣言、すなわちある部分については日本が適用しないということを宣言することができるというふうになっていますけれども、今度のWIPO実演・レコード条約においても同...全文を見る
○風間昶君 何を得ようとしているのかということを聞いている。
○風間昶君 何かよく分からないですね。一方的な主張をして、それに代わるものが、日本として戦略がどういうふうに描かれているのかということが今の御答弁ではちょっと何か回りくどくて分かりづらいんですが。  そこで、午前中の議論にありました、三月の十四日に総合科学技術会議でも知的財産の...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  問題は、その著作権制度に関して、情報化の進展した現代において、今、大臣もおっしゃったように、ファイル交換ソフトによる違法コピーの例でも明らかなように国際的な対応が必要でありますから、その今の大臣のコンテンツの保護と円滑流通に関して、これは文...全文を見る
○風間昶君 それでは、そのソフトによる違法コピーについての著作権侵害について伺います。  まず、昨日、おとついでしたか、日本エム・エム・オーという会社が、交換されるファイル、ファイルローグを一般に、いわゆる若い人たちに頒布して、これを使ったファイル交換の仕組みを提供している日本...全文を見る
○風間昶君 そんなこと聞いていないんです。
○風間昶君 今後の行方を見守ると。大臣も同じですか。これは著作権侵害なのか著作隣接権侵害なのかということも含めて、大臣としては認識どういうふうに持っておられますか。
○風間昶君 同じように、この問題だけでなくて、また大変あれですけれども、「千と千尋」の海賊版がかなり東南アジアを中心に出回っていると。つまり、インターネットを通じて国境を越えて今CD海賊版が多数製造販売されているということで、こういうような二国間あるいは多国間で協議を国際的な場で...全文を見る
○風間昶君 大変ありがとうございます。  恐らく物自体は、これは経済産業省が扱うことになるのかなというふうに思うんです、文部科学省が扱うのかどうかちょっと分からないんですけれども。  それで、いずれにしても、文部科学省としても、今、大臣から各国の法制度の監視のことも伺いました...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月25日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、午前中と今の議論を聞いていて感じたことは、やはり日本の高等教育についての、先ほど大臣は五十年先、百年先の人類への知の結集をすることについては大学における役割は自明の理だというふうにおっしゃったけれども、僕はそんな五十年、百年先のことよりも、む...全文を見る
○風間昶君 これはしかし、もう一方では余り今つまびらかにしちゃうと、逆にちょっといろんな支障が出てくるかなという、私がもし与える側になるとすれば、そんなことも今思っております。  それからもう一点、危惧する問題で、やっぱり行政指導が強化されて研究教育の自主性や自律性が犠牲になる...全文を見る
○風間昶君 細かなところまで手は突っ込まないけれども、大どころの学長のところだけは私の権限よと、こういうふうに聞こえるんですね。だから、適切な形でそれは任免するということが極めて大事だと思いますからあれですけれども、いずれにしても、そうなると今度は、今まで文部大臣の権限がかなり強...全文を見る
○風間昶君 先ほども有馬委員の方からお話になってありましたけれども、運営協議会、経営に関する運営協議会の意見が強くなって、教学に関するいわゆる評議会の発言権が弱まるんでないかと危惧する大学関係者もいるわけでありますけれども、両者の間に対立が生じた場合に最終的判断は学長を始めとする...全文を見る
○風間昶君 ですから、それはだから、大学ごとによってこれから変わってくるということにとらえていいんですか。
○風間昶君 もう一方で、我々議員も、議員もそうですけれども、要は大学のことについてある意味では門外ですよね、門の外に僕らいるわけですから。その学外の人を運営協議会に投入するということは、説明責任からいっても大変大事なことだから、大いに私は結構だと思います。しかし、最も重要な需要者...全文を見る
○風間昶君 それもまた各大学の独自性の判断、自主性に任せるというふうにとらえていいんでしょうかね。
○風間昶君 ちょっと話を変えますが、この協議会の「「国立大学法人」像について」の「関連するその他の課題」でいろいろあるんですけれども、グランドデザイン、先ほどのグランドデザインの在り方についても検討しなきゃならないというふうになっていますが、国立大学の場合と同様に、公立大学・公立...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  それでは、先ほども議論になりました地方国公立大学の件についてでありますけれども、地元の子弟の割合が非常に高くて、しかも、これは北海道のある大学でありますけれども、所得階層でいえばそう高くない、低い家庭の子が多いというところもあって、これは国立大学や...全文を見る
○風間昶君 なるほど。  あと、また違う意見ですけれども、専門学部というか、専門分野別に授業料を設定されるということも考えられますけれども、これも問題があると思いますが、この件についての議論はどうでしょうか。
○風間昶君 それでは、大学の会計基準についてちょっと数点お伺いしたいと思いますけれども。  国立大学法人も独立行政法人の一種として企業会計原則を踏まえた財務処理されるというふうに思うんですが、そうなると、この大学の経理担当の職員の研修をどうするのかというのが一つあると思います。...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  いずれにしても、行政情報の公開という観点からすると、極めてこれは附属明細書でやっていかなきゃ国民に対しての、国民そのものが納得していただけるような形にしていかないと駄目だというふうに思うんです。  続いて、キャッシュフローについて、運営費交付金に...全文を見る
○風間昶君 三つのやり方の、やり方というか、キャッシュフローの中での投資、いわゆる出資の部分と、それから三番目の財務、いわゆる貸付けの部分でありますけれども、今度国立大学法人になると、その法人がほかの営利法人へ出資することも可能になるわけでありますけれども、どの範囲で可能かという...全文を見る
○風間昶君 それから、国立大学特別会計二兆七千八百二十九億円、これは文部省予算の三〇%近い、三〇パーまでいかないか、二十数%を占める特別会計をどうするのかと。特に、附属病院の問題について、現在三、四割の国庫補助を受けているわけですけれども、独立法人、大学法人となるとコストと収入が...全文を見る
○風間昶君 それでは次に、国立大学法人の再編・統合の在り方についてでありますけれども、現状の統合の合意はほとんど、地域が近いとかあるいは同系の学部の統合ということによるものが結構多いわけでありますけれども、北海道なんかでも大学といいながらいわゆる総合的な大学、本来的なユニバーシテ...全文を見る
○風間昶君 そういった考え方を敷衍すれば、国立大学法人と今度私立大学の提携、あるいは第三セクターに近い多様な大学が存在して競争し合うということも、ある意味では国民のニーズに合致すると考えられますけれども、今回のこの提言の中から、国立大学法人と私学の連携についてどのように規定し直す...全文を見る
○風間昶君 さらに、もうちょっと行きますと、今度、産学協同の流れを推し進めれば、企業など民間の研究所と大学の研究施設が連携をして新たに研究所をつくるということの動きも加速されそうな気がいたします。また、それをしていくことが国際競争力にまた打ちかっていく一つのターニングポイントにな...全文を見る
○風間昶君 最後に、答えられなかったらこれは質問通告していないのでしようがないですけれども、日本の建国の父はだれですかと外国人に聞かれたら、私、実は子供が今二人海外に行っているものですから、それはおまえ、ヤマトタケルノミコトぐらいに答えておけと言ったんだけれども、娘たち二人は困っ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
05月08日第154回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第5号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、平成十二年の十一月に児童虐待防止法が施行されて一年半たったわけでありますけれども、今お話がありましたように、十二年度は全国百七十四か所の児童相談所で二万件近くもの相談、虐待による相談があり、なおかつ児童相談所が虐待を受けている子どもを親から引...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○風間昶君 公明党の風間です。  五月の十日に大臣が国連子ども特別総会に御出席されて演説をされたわけでありますけれども、一字一句大臣は覚えていらっしゃらないと思いますけれども、済みません、笑って済みません。こういうふうにおっしゃっています。   第一に、教育を受けることは子ど...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  そこで、その最後、言葉じりつかまえるわけじゃありませんけれども、「ひたすら善意に基づく「日本の心」が見える協力を」と、こういうふうにおっしゃっていますけれども、具体的に何かイメージをされていらっしゃいましたでしょうか、そのとき。あるいは、今...全文を見る
○風間昶君 正に大臣が述べられたことの原理原則というのは永久不変のテーマであるわけでありまして、教育の制度作りに欠かせない視点だというふうに思います。  今、大臣がおっしゃいました、恵まれている日本の子供たちというふうにおっしゃいました。じゃ、日本の子供たちの教育を受ける権利に...全文を見る
○風間昶君 教育を受ける権利というのは、いわゆる自由権とはやや異なっていて、国や地方自治団体の責務というのを必ず伴うわけでありますけれども、そこに国や地方公共団体、地方自治体が教育にどのように関与すべきかという原点があるわけですけれども。  ちょっと抽象的なことになりますが、初...全文を見る
○風間昶君 その教育内容が子供たちの権利、あるいは子供たちのニーズというか、子供たちの要求と権利は違うのかもしれませんが、置き換えてみたとして、子供たちのニーズにこたえていけれるかどうかということが実は大変大事でありまして、どんな教育をじゃ施すのかというと、結局決めているのは大人...全文を見る
○風間昶君 そういうプロセスの中で、例えばパソコン教育だとかあるいはゆとり教育だとかということが文部科学省やあるいは中教審答申で決めていった、恐らく中教審の委員の方々はITに関してほとんどテクニカルなものを十分持ち合わせていない方もいらっしゃったんだと思うんです。でも、取り入れて...全文を見る
○風間昶君 ちょっと切り口変えますけれども、いわゆる四教科、五教科などの学習、基礎科目の設定とか、あるいはそれぞれの教科で習熟すべき内容ということについて、でも今日的な状況からすると、かなり変えていかなきゃならないような要素もたくさんあると思うんだけれども、そのことについて大臣は...全文を見る
○風間昶君 子供たちの本当のニーズというのは、我々の判断するところとはやっぱり異なるところがあるように思えてならないんですね。そのニーズ自体が時代環境あるいは社会環境によって急激に変化を生じた場合に変わらざるを得ないということでありますから、そうすると教育技法についてもやはり絶え...全文を見る
○風間昶君 そこで、教育技法も問題なんだけれども、教師の役割というのも必然的に変容を迫られるというふうに思うわけで、先ほどの議論の中でも、十年経験者研修、自治体が八割、実際の受講者は全体の七割に止まっている、メニューも受け身で講義形式であったということでありましたけれども、じゃ七...全文を見る
○風間昶君 全部答えてないね。三割受けてない方々についての評価、総括はどういうふうにしているわけですか。
○風間昶君 そんなことは日教組か何かに聞いた方がある程度分かるかもしれないんじゃないの。どうですか。
○風間昶君 先日、こんな要望書というか手紙来まして、この法案に反対であろうと思われる組合の方からです。一回読んだだけで、またお聞きになっただけで分からない文脈です。「国会では今、教員免許法と教育公務員特例法の一部改正案の審議がすすめられています。」、ここまでは分かります。「この法...全文を見る
06月24日第154回国会 参議院 本会議 第34号
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○風間昶君 私は、公明党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案について、総理並びに厚生労働大臣に質問をいたします。  現在行われている国民皆保険制度は、昭和三十六年の国民健康保険法改正により達成され、それ以降、社会保障の大きな柱として拡充されてまいりました。そして、現在...全文を見る
06月25日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○風間昶君 公明党の風間でございますけれども、質問通告外ですけれども、先ほどの帝京大学の事前寄附問題でありますけれども、七年間で百四十億円ぐらいの合格発表前の寄附金というふうになって、そのうち財団に流れた七十億円が今回事件になったわけでありますけれども、七年間の百四十億円の事前寄...全文を見る
○風間昶君 はっきりしてから文部科学省が例えば帝京大学に私学助成金をやめるということになるんだと思うんだけれども、今この時点で大臣は、当局者を呼ぶなりなんなりしてきちっとやっぱり把握した上で、所掌大臣として記者会見なりなんなりするべきだと思いますが、いかがですか、大臣。
○風間昶君 それでは法案について伺いますが、先ほど文化財の不正輸出入が二例あったように伺っていますが、要するに今回の法律案でそのような文化財の不正輸出入が歯止め掛かるというふうに考えられるわけでありますけれども、外国の文化財を輸入した場合についてまず伺いますが、善意取得の特則によ...全文を見る
○風間昶君 善意の取得の場合だと、輸入者が確定的に所有権を取得するのは善意だと十年。これは今おっしゃった不動産の善意取得の十年と並ぶわけで、特定外国文化財を不動産並みに保護しようということで理解できると思うんだけれども、悪意で二十年で時効を取得できるというのは、通常の動産の場合と...全文を見る
○風間昶君 次に、文化財が輸出されるケースについて伺いたいと思いますけれども、先ほども大仁田委員の方からデータベース化していないのかということでありましたけれども、全部でこれ資料を見ると一万五千ちょっとの日本の重要文化財、件数があるわけでありますけれども、何でデータベース化ができ...全文を見る
○風間昶君 分かりました。データベース化されているというふうに理解していいわけですね、じゃ。  そうした国内の文化財が盗まれたというふうになったら、文化庁へ報告することになっていますけれども、これはどこが、当該者がやるんですか、届出は。
○風間昶君 分かりました。  我が国の政府が、今度外国の場合ですけれども、被害の通知を行うというふうにこの法案にはなっていますよね。亡失又は盗難に係る届出の公示及び外国への通知に関する規定、この通知を行うのは九十何か国でしたっけね、二か国でしたか、締約国だけなのか、あるいは締約...全文を見る
○風間昶君 そうすると、締約国でない未締約国でかなりの文化財を保存、保護、貯蔵、管理している、例えば大英博物館のようなイギリスとか、あるいはドイツには通知はなされないということになるんでしょうか。
○風間昶君 だから、通知をすることはあり得るという。現実に、例えば日本の浮世絵でも大英博物館に見付かったと、盗まれたということが分かってですよ、二年後ぐらいに。そうすると、通知は一応する、回復請求はどうするんですか。具体的に、想定問答で申し訳ないんだけれども、そうなった場合に、未...全文を見る
○風間昶君 回復請求の費用は相対ですよね。盗まれた人と持っている占有者との間で決めることで、国としては一切かかわらないという立場でいいんですか。
○風間昶君 返還するための外交ルートの交渉は文化庁、国としてはやるけれども、お金は出しませんよと、こういうことですね。はい、分かりました。  それから、重要有形民俗文化財の輸出に関して許可制に変更するということで規制強化したものでありますけれども、これについて事務的にであります...全文を見る
○風間昶君 最後ですが、法案と関係ありませんが、前回、三月に御質問をさせていただきましたが、平泉の中尊寺の件で、五つの日本の鎌倉、彦根城、紀伊山地、石見銀山、そして中尊寺が暫定リストに載って、これから地元のいろいろな教育委員会やあるいは地元の住民の方々の協力を得ながら文化遺産に、...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、まず財務大臣に数点お伺いしたいと思います。  平成十二年の十月でしたか、当時大蔵省の国庫収入の状況、そしてまた昨年の十月の末の財務省になっての状況、そこで十二年、十三年とも前年度余剰金の受入れが予算を大きく上回って、全体としても収入歩合が非...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、今のお答えの成約率、契約率というんでしょうか、それが低くなったこと、それから地価が下落したということでありますけれども、今後もそれは考えられることではあるものの、今後、予算的にじゃどういうふうに対応、対策を取っていくかということが経済財政諮問会議でも、大...全文を見る
○風間昶君 なるほど、分かりました。  平成十一年、十二年度は、私どもの認識では、いわゆるITバブルが発生して、それで崩壊するという現象が起こったことであるという認識ですから、だから一時的ながら法人税収に与えた影響も極めて大きいというふうに思われるわけでありますけれども、財務省...全文を見る
○風間昶君 安定した法人税収を得るための方策は何かということに尽きると思うんですけれども、単純に言うと景気を良くすればいいんだと僕は思うんですが、その景気がなかなか良くならないわけで、じゃどうしたらいいんですかね、大臣。
○風間昶君 正に法人税は景気に左右されやすいわけでありますから、そうなると外形標準課税の議論につながっていかざるを得ないということで、今、正に財政審議会でも議論されているようでありますけれども、これをただ単に財務省として横目で見守っていていいのかという、私はそう思っているんですけ...全文を見る
○風間昶君 よく分かります。しかし、結果として、やっぱり実効税率下げるということと取られちゃうんですよね。そこ、難しいですよね。そこを、だから別建ての議論をちゃんと公開していくということが一つは大事じゃないかなというふうに思いますので、是非そのように進めていただきたいなというふう...全文を見る
○風間昶君 日本の公会計制度というのには単年度主義、単式簿記、現金主義が採用されて、決算の軽視ということも問題点としては挙げられるわけでありますけれども、公会計制度改革というのはもう国際的に流れになっているわけであります。正に、欧米諸国では複式簿記それから発生主義の導入をベースに...全文を見る
○風間昶君 今、副大臣からお話しいただきましたけれども、いずれにしましても、何というか、ぶつ切りで情報公開されてもなかなか国民にとってみれば結び付けれない状況ですから、いつなら、いつまでぐらいに日本としての、我が国の公会計制度改革のまとめをするのか、そして、そのまとめをどういう形...全文を見る
○風間昶君 できるだけ早くというのは、極めて受け取る側によっても発言する側にとっても温度差がある問題でございますけれども、年内と考えていいんでしょうかね。
○風間昶君 大臣もふくよかな笑いを込めてこちらを見ていますけれども、どうですか、大臣。
○風間昶君 分かりました。  それでは、文部科学大臣にもおいでになっていただいていますので、カネミ油症について若干お聞きしたいと思います。  御案内のように、昨年の十二月の十一日、この決算委員会で同僚議員がカネミ油症の原因につきまして、今まではPCBだけというふうに言われてお...全文を見る
○風間昶君 誤解を招くような記述があればそれを訂正していくというより、むしろ予防的に、新しい事実が分かったわけですから、科学的にきちっと知見として出たわけでありますから、そのことについてやはり情報提供をそれぞれの教科書発行者にしていくということが、ある意味では文部科学省の役割の最...全文を見る
○風間昶君 そうするとあれですね、いずれにしても、厳しい財政事情の中で一人でも多くの方々が高等教育を受けられるように有利子奨学事業が拡充されてきているということであると思うんですけれども。  日本育英会が行ってきました公的な育英事業というのは、育英会という名前そのものが廃止され...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  今後、金利上昇の局面にあっても奨学生の支払う利息が高くなっては困るわけです、合わせて。そのことについてもよろしくお願いしたいなというふうに思います。  通告してなかったんですけれども、今度独立行政法人になると、奨学事業だけじゃなくて留学生...全文を見る
○風間昶君 終わります。ありがとうございます。
07月18日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、午前中の帝京大学の問題について伺っておりましたけれども、率直に言って、まだ文部科学省の腹がぴしっと据わって決まっていないなという印象を若干受けました。まだこれから解明しなきゃならない部分が相当あるからだと思いますが、いずれにしましても、高等教...全文を見る
○風間昶君 仮定の話はすべきでないんでしょうけれども、仮に帝京育英財団が得た所得、収益事業の所得として認定された場合、財団は本来の目的の寄附行為に反して収益事業を行っていたということになるわけであります。この場合は極めて財団のというか帝京大学の責任は重いというふうに言わざるを得な...全文を見る
○風間昶君 今お話の出ておりました学校法人運営調査委員会があるわけでありますけれども、この調査委員会の三十名以内というふうに定数を決めておるわけでありますけれども、法曹関係者、公認会計士を含めて何人いらっしゃるんですか。
○風間昶君 この方々は、任命になったのはちょっと分からないんですけれども、附則で任期が決まっておりますよね、附則でね。この附則を見ますと、「この規程の実施後最初に任命される運営調査委員の任期は、第四条の規定にかかわらず、平成十四年七月三十一日までとする。」となっているんです、この...全文を見る
○風間昶君 この調査委員の方々の役割が、文部大臣の命を受けて任命されて、学校法人の経営について特に指定された事項に関する調査、指導、助言に当たるというふうになっているわけでありますから、この調査委員会の方々と文部科学省と、しかるべき機関となるとどこになるか分かりませんが、具体的に...全文を見る
○風間昶君 私学は、国や自治体の機関ではないけれども、事業そのものは非常に公共性が高いわけでありまして、だから各種の助成金が受けられるというふうに理解しているわけでありますけれども、問題は、こういう同様の事件をどうやって再発防止できるかということも重要なんで、それがある意味では学...全文を見る
○風間昶君 おっしゃるとおり、官僚の方々がこういうところにきちっと力を発揮するようにしてもらいたい。笑わないで聞いてよ。そう思います。是非、今後の事態打開のためのというか、きちっとした事実解明をした上での厳正なる処分ということをやっていただきたいというふうに思いますし、そのことを...全文を見る
○風間昶君 把握していないって、だってお金出しているんでしょう、国費で。違うんですか。
○風間昶君 なるほど。  そうすると、国土交通省若しくはJRさんが認めてくれれば、予算措置として必要ないということで定期が交付されるということでいいんですか。
○風間昶君 それでは、小学生、中学生、全体は分からないというふうにおっしゃったけれども、ちょっとそれはまずいなと思うんだけれども、一回やっぱり調査すべきだと思うんですね。  それで、要するに、小学生、中学生に定期の交付ができて高校生にできていない、できない理由というのは何なんで...全文を見る
○風間昶君 次に、僕が聞こうと思っていたのは、高校に行かないで中学卒業と同時に仕事をして、バイトでも何でもして、今度学校へやっぱり行きたいなといってフリースクールに通う場合には、学籍もちろんないわけで、義務教育も終わっちゃっているからもちろん校長の承認も得られないということになる...全文を見る
○風間昶君 いや、学校教育の位置付けの中に入っていないということが大きな僕は壁になっているなというふうに思います。  それで、事業者の方の判断でやれるんだったら、むしろフリースクールを各種学校や専修学校並みに位置付けるような価値観を持つことも一つの画一式にならない個性を重視した...全文を見る
○風間昶君 分かりました。引き続き、いろいろ基盤整備、これにかかわる基盤整備をしてからまた議論したいと思います。  次に、午前中にも議論のありました学校の施設整備についてですけれども、非常に寒い結果でありまして、耐震性に問題があるという結果が出たわけでありますけれども、親の願い...全文を見る
○風間昶君 おっしゃるとおり。自治体に任せるというならもっと文部科学省が学校施設整備費を予算を獲得しなければならない、こういうことになるわけでありまして、少なくとも児童数の減少率よりも施設整備費の減少率の方が大きいということはどうなのかなというふうに私は思います。すべての公立施設...全文を見る
○風間昶君 安全性が確保されたら今度は中身の問題になっていくんだけれども、学校を本当に子供たちの発達の場としての環境整備の一つに、やっぱりIT化の問題があるというふうに思います。  今年三月末の内閣府の調査で世帯当たりのパソコン普及率は五七・二%というから、まあ十世帯に六世帯は...全文を見る
○風間昶君 それでもう一つ、インターネットの接続料金のことで、平成十二年のときの、森当時の内閣のときですが、IT技術の推進のところで、これ日経の記事ですけれども、教育現場では学校のインターネット利用料金が引き下げられ、授業などで本当にインターネットを使いやすくなりますというふうに...全文を見る
○風間昶君 おっしゃるとおり、先ほど話を出しました横須賀市では、小学校四十八校、中学校二十五校、養護学校一校、聾学校一校、高校三校が市の教育研究所の中にある教育情報センターを軸にして情報ネットワーク基盤整備事業をやっているんですね。ですから、これをモデル的に各地でやはりもっと積極...全文を見る
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  まず、財政の健全化についてお伺いをしたいというふうに思います。  私の記憶では、橋本内閣のときには、財政健全化について、国民負担率の議論で、負担率が五〇%を超えないようにという目標の下に議論をしておったというふうに記憶しておりますが、...全文を見る
○風間昶君 民間研究所の試算でも、二十一世紀政策構想フォーラムというところが出しているので、プライマリーバランスを対GNP比で二%の黒字にするのを目標にしていると。八年間で、二〇〇一年から二〇〇八年度まで公共投資を手法としては毎年五%ずつ削減、更に社会保障の伸びを抑えて消費税率を...全文を見る
○風間昶君 私は今、来年度予算の編成について財務大臣にお聞きをしたわけですけれども、もうちょっと先の先を見ていくと、もう間違いなく人口が減ってきて、現在のままですと二〇二〇年前後ですか、ピークが二〇一八年ごろというふうに言われておりますので、人口減少が、もう減ってくるのを見ながら...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  次に、農業問題についてお伺いしたいというふうに思います。  まず、平成十二年度においていわゆる主業農家と準主業農家を合わせた基幹的農業従事者が五〇%の大台を超えたということは、高齢率がそれだけ超えたということは大変な今、人の部分で言うと...全文を見る
○風間昶君 社会構造の変化が大きな要因だというふうに今、大臣のお答えでありますけれども、だからもっとスピーディーに手を打たなきゃならないというふうに私は思うんです。  そこで、人の問題、今伺いましたから、今度は、いずれにしても、このまま黙っていれば、黙っていなくても、もっとスピ...全文を見る
○風間昶君 今、大臣がおっしゃったことは、農家、農村が優先だと。つまり、意欲のある経営体中心にして日本の農を、農業をきちっと温存していく。しかし、そういう中にあって、水利用、土地利用の、団体がおっしゃっている懸念はあるものの、うまく活用した形で都市と農村の共生というか連携を作って...全文を見る
○風間昶君 今、大臣から農地法、農振法についての言及がございましたので、確認の意味で伺いますけれども、農地がいわゆる投機の、売買の対象になって優良農地が減少するということは、これは断固阻止しなきゃならない。お互いに共有できる問題だと思います。しかし、そのためには、農地法による権利...全文を見る
○風間昶君 国土交通副大臣に質問していないんだけれども、今ちょうどおいでになっているから、今お伺いしたいんだけれども、農水大臣から国土再編法、仮称、こういう話が今出ました。唐突な質問ですけれども、どう思いますか。
○風間昶君 ありがとうございます。済みません、副大臣。  次に、学校教育について伺います。  水田にはいやしの効果があって、水田の土を樹木に塗ったら木がよみがえったという報告もあるようであります。田植えを含めた稲作の作業に小学生、中学生が参加することによって、一部ではあります...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  そこで、農水省に伺いたいんだけれども、現在、農地の貸借には農業委員会の許可が必要となっていますが、要するに減反などの対象になった遊休地、遊休農地を学校に貸す場合、貸借であれば農業委員会の許可が必要なんでしょうか、ちょっと教えていただけますか。
○風間昶君 農地を活用した体験型学習が今、小学校の六六%、中学校の二六%に行われているということですけれども、やはり文部科学省と農水省がきちっと協議会を開いて、実務的に教育委員会あるいは全中、農業団体に落としていく場合に協力してやっぱり臨んでいかないと、片っ方だけが進んで片っ方だ...全文を見る
○風間昶君 ちょっと飛ばして、産業廃棄物問題、少しお伺いしたいと思います。  八十二万立米という膨大な産業廃棄物が、四国の豊島を上回る廃棄物が青森県と岩手県に不法投棄されているのが見付かりました。私も今年の五月の十一日に視察をさせていただいて、ちょうど小雨だったから、現地の人に...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  終わります。
09月11日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、引き続いて午前中と今の池口議員の質問に関連してですが、この環境サミット、国連環境開発サミットの件でお伺いしたいと思います。  後戻りになるかもしれませんが、先ほど午前中の議論の中で、大木大臣は日本としての存在感を十分に示せたとおっしゃいまし...全文を見る
○風間昶君 概括的にいただきましてありがとうございます。  ただ、先ほど来の議論からも気になっているのは、大木大臣は貧困の問題を先ほど解決することが非常に大事だと。そのために日本として何ができるかなということを私なりにも考えておるわけでありますけれども、世界連帯基金の問題でも先...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  ただ、国内的には新大綱ができて、ステップ・バイ・ステップ方式で、国際合意で決められた第三期間までの期間が決められて、そして大まかな第一期間で自主的取組、先ほど大木大臣もおっしゃいました、第二ステップで環境税、税を含めた必要な新たな対策導入等実施する...全文を見る
○風間昶君 次に、先ほども質問がありました青森県と岩手県の田子町。青森県ですか、田子町は。産廃処理施設の問題で、八月の八日にも大臣に私、質問をさせていただきまして、その三日前でしたか、大臣は視察をされて、そこで大臣が摘発が遅れた原因について二点述べられていました。一つは、物理的に...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  確かに不正にやられれば、切符であろうが何であろうが、もう役に立たなくなっちゃうわけですけれども、そこをまただからチェックするのが環境省の役割だといえば役割なんで、工夫をしていただければ有り難いなというふうに思います。  それからもう一つ、...全文を見る
○風間昶君 次に、産業廃棄物の問題でもう一つ問題のところがあって、この間行ってきたんですけれども、要するにコンクリート、アスファルトを一定程度に破砕して、それを物として販売する破砕業者が新たに工場を造る場合、地域住民にとってみれば、製造段階で粉じんがたくさん出ますから、その処理が...全文を見る
○風間昶君 ですから、一つ一つの処理施設が法律や条例の判断基準に基づいて設置されたとしても、そのような施設が集積することによって周辺の住民の健康を含めた受忍限度を超えてしまう事態も予想できるわけでありますから、そういうような事態に至らないような歯止めになる法整備の必要性があると思...全文を見る
○風間昶君 それでは、国土交通省にお伺いします。  長野県の知事の不信任案については、あの県のダム建設をめぐる価値判断の対立が最大の原因だったわけでありますけれども、同じようにダム建設をめぐる知事部局の考えと住民の考えの間に溝があった例が報道されているようでありまして、この間ち...全文を見る
09月25日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。昼に掛かると思いますが、よろしくお願いします。  まず、行政と事業体が自立していないと言われてもおかしくない、つまり、要するに行政と事業者の役割分担がきちっとなっていないという意味では、今日の決算委員会が、BSEの問題が惹起された農林水産省...全文を見る
○風間昶君 そこで、ちょっと具体的に入りますけれども、農業における経営リスクの問題について伺いたいんですけれども、農業生産法人が実際に経営に入っていく場合でのリスク管理ですけれども、何といったって、農産物というのは取れるか取れないかという収穫量の増加に伴って価格が動いていくという...全文を見る
○風間昶君 そういう意味で、金融市場では先物取引なんかでリスクを軽減するようになっているわけで、将来的に下がりそうな資産については売り立てておくということで、価格が下落した場合には利益をちゃんと発生する仕組みがあるわけでありますけれども、農産物の方の先物取引も、北海道の十勝では小...全文を見る
○風間昶君 もう一つ、農業経営においては、天気というのはもういかんともし難い問題でありますけれども、ただ、天候リスクの軽減も、今の金融工学によって商品開発進んでいるわけですよね。  例えば気温債券というのがあるんですが、夏の天気が悪くて気温が低いとクーラーの売行きが鈍って、そこ...全文を見る
○風間昶君 農業簿記についてはちょっと次にやりますから。  東電の事故の問題についてお伺いしたいと思いますけれども、いずれにしても、消費者、国民は極めて不安状況に今、新たに六十七か所もまた中部の方で炉心の隔壁のひびがあるということが見付かって、何といいましょうかね、私も九月の十...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  まず、本日午前中に同僚の国会議員が暴徒によって刺殺されました。正に、暴力による言論の封殺、民主主義に対する挑戦であります。怒りを感じるわけでありますけれども、二時間少したった今現時点で、事実の確認と捜査状況を国家公安委員長、質問通告して...全文を見る
○風間昶君 速やかに犯人逮捕に全力を挙げていただきたいことを心からお願いを申し上げる次第でございます。  それでは次に、今国会においては特殊法人等の独立行政化法案も主要な論点でありますけれども、これにつきまして日本育英会についての質問をしたいというふうに思います。  先日、日...全文を見る
○風間昶君 もう一つ学校の問題でございますが、子供が一日の大半を過ごす生活の場が学校であります。と同時に、学校というのは地域コミュニティーの核とも言えると思います。ある意味では地域の象徴的な建物でありますから、だから本来、学校というのは、ただ単に教育の場というだけじゃなくて、例え...全文を見る
○風間昶君 それでは、午前中からも議論になっておりました不良債権処理問題について伺いますけれども、いずれにしても、銀行は不良債権の処理をしていると思うんですけれども、国民の方には見えていません。新規に不良債権がどんどこどんどこ増えていって、結果的には不良債権は減っていないし、貸出...全文を見る
○風間昶君 経営者の責任をどう問うていかれるのかということについてはどうでしょうか。
○風間昶君 私、北海道出身ですから申し上げますけれども、北海道拓殖銀行が結果的にはつぶれたわけですけれども、このとき政府は何もしてくれなかったんですね。つまり、公的資金を投入しなかったわけです。これは、北海道拓殖銀行がつぶれたというのは、もちろん経営者責任もあるんだけれども、東京...全文を見る
○風間昶君 不良債権の処理の過程で避けて通れないというのは、いわゆる三十社とも言われる問題企業群をどうするかということもあると思います。特に建設、不動産、流通の三分野が、バブル期の不動産投資というよりも投機に失敗してその後遺症を引きずっている例が非常に多く見られるわけであります。...全文を見る
○風間昶君 いずれにしても、不良債権の処理、待ったなしです。総理も、この二年間、平成十六年までが政府にとっても日本経済にとってもある意味ではラストチャンスと考えるわけでありますけれども、その二年間での最終決着に向けて、総理の御決意を伺いたいと思いますが。
○風間昶君 総理今おっしゃったように、今月中に政策を発表される予定ということでありますが、その内容の発表をめぐっては議会軽視という問題もありました。そしてまた、昨日は衆議院で問責決議まで提出するというのもありました。それは改革を停滞させるだけで何のメリットも私はないと思いますけれ...全文を見る
○風間昶君 経済が非常事態にあるのに政界には言いっ放し症候群が蔓延しているという声をこの間中小企業の経営に悪戦苦闘している友人が言いました。要するに、今国民が政治に求めているのは当事者能力ではないんですか、言いっ放しの評論だけで事態は一向に前に進まない、現場主義をきちっとやっぱり...全文を見る
○風間昶君 終わります。