風間昶

かざまひさし



当選回数回

風間昶の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月07日第171回国会 参議院 本会議 第2号
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○風間昶君 私は、公明党を代表して、さきの財政演説に関し、麻生総理大臣及び関係各大臣に質問いたします。  百年に一度という今までに遭遇したことのない危機だからこそ、異例となる一月五日に国会を召集し、非常時の経済対策を取ったということは極めて重要と認識しております。したがって、国...全文を見る
03月04日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、去年の十一月、石破大臣がごあいさつをされたときに、昭和六十一年から当選してずうっと農水をやってきたと、政務次官からいろいろおっしゃっていました。その中で、八項目にわたって大臣は一応考えの一端を述べられたんです。余り覚えてないかもしれません、も...全文を見る
○風間昶君 十一月にも大臣は、生産者の方々にとって役に立つ仕事をしたいというふうにおっしゃっていましたんで、極めて私は、それが今のお言葉でも変わらないで今来ているということに安心をいたしました。  それで、先ほど来議論になっておりますが、日本の農業産出額八兆幾らのうち三〇%も、...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。  そういう意味では、緊急対策で去年金利の緩和措置として三・〇%に下げてくれたのは極めてこれは大きかったと思うんですけれども、これは単年度限りなんですよね。これはずっと続けるわけじゃないんですから。少なくとも、だから三・〇とは言わぬけれども、こ...全文を見る
○風間昶君 あと、先ほど来から議論になっております飼料価格安定制度の問題で、飼料価格安定制度そのものは非常にいい仕組みなんですが、ただ、これは特に輸入配合飼料価格がずっとこう上がってきて上がってきて、去年でしたか、どどんと下がったと。下がったといったってまだ高いという状況でありま...全文を見る
○風間昶君 そこで、大臣、この配合飼料価格安定制度で、つまり直前一年間の平均を上回った場合は当然発動されるんだけれども、平均を下回った場合はこれ発動されないわけですよ。谷間になるんですよね、現在のように高値でずっと続いている場合には。生産者は負担は大きいわ、しかもこの価格安定制度...全文を見る
○風間昶君 ちょっと済みません、動向を見ながらということは、下回った場合にはじゃどうするんですか。
○風間昶君 どっちにしても、制度は維持しながらと言っているから、根本的には変えないつもりでいるんですね、じゃ。
○風間昶君 はい、分かりました。  それから、いろんな対策を打ってみても、結局、消費者に消費が拡大していかないと意味がない。先ほど大臣も、生産者側に立てば高く売れた方がいいけど、消費者側に立てば相反して安く物を買いたいという心理が働くわけで、飲用乳の乳価の引上げもされたけれども...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月17日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○風間昶君 公明党の風間です。  MA米の話が出ましたので、事故米の話をちょっと聞きたいと思いますけれども、農水省のホームページ、当時は注目情報の第一項目でトップに上がっていたのが、今、一月の十三日以降更新されていなくて、注目情報からも外れて、現在どうなっているのか、その取組が...全文を見る
○風間昶君 是非、数は極めて少ないけれども、米の保管でカビやあるいは様々な水ぬれや起こるわけでありますから、このことについては、今回の事案を通して本当に安心、安全を担保する意味で、きちっと情報は出しておくということが私は言わば農政に対する信頼感を失わせない一つのキーだというふうに...全文を見る
○風間昶君 今の大臣の三つの基本的な考え方は分かりました。  そこで、このやみ専従問題も起こっているわけですから、組織再編の一環で専門組織をきちっと設けるというのも、私は組織再編の中で大事な観点だというふうに思います。その上に立ったやっぱり労使交渉というのがなっていかなきゃなら...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございます。それは大事なことだと思います。米を拡大していこうというこの政策の中で、幾ら生産者やあるいは事業体に規制をいろんなことをしたり強化しても、運用をする側がしっかりしていなければもう絵にかいたもちになってしまいますし、消費者の側に立った、消費者が安心し...全文を見る
○風間昶君 是非知恵を出していただければ有り難いなという思いを持っています。これ、ずっと続いていかざるを得ないわけです、今のままでは、自治体が。是非お願いしたいと思います。  次に、報道の中で、〇七年度補正予算で計上された地域水田農業活性化緊急対策、五百億円付けていただいて助か...全文を見る
○風間昶君 先ほども亀井委員の方から、要は現場のニーズにこたえていない、そういう要望にこたえ切れていない部分がそのままどんと予算化されているという嫌いがどうしてもあると私は思います。  その減反に関して、正直者がばか見ているという話さっきされましたけれども、要するに生産現場のニ...全文を見る
○風間昶君 是非スピーディーに、かつ簡素にやっていただきたいというふうに思います。  次に、これは決算委員会マターになりますが、平成十九年度の会計検査院報告が出ました。相変わらず農水省は様々な指摘事項が多いわけでありますけれども、その中の一つで、農業集落排水事業で、その事業計画...全文を見る
○風間昶君 是非そのようにお願いしたいと思います。  大臣、今月の八日にわざわざ札幌においでになっていただきまして、これは農業のシンポジウムですよね、おいでになっていただいて講演をされて、それからパネルディスカッションをやられた。その中で、シンポジウムで大臣は、アメリカの新政権...全文を見る
○風間昶君 次に、先般の愛知県豊橋市での鳥インフルエンザの件で伺います。  愛知県は何かウズラの全国の七〇%を出荷しているということで、なおかつ豊橋市は全国の六〇%という圧倒的なシェアで、何か聞くところによると一日一個しか産まないんですって、卵を。それで一個の卵が三円から五円で...全文を見る
○風間昶君 聞いているのは、子供が鳥に触れるな、触れないなという話じゃないんですわ。要するに、鳥インフルエンザの問題が起こったときに、小中学校で飼っている家禽というか飼育鳥、きちっと、どうなってるのかなと、ちゃんとチェックしているんですかって聞いているんです。
○風間昶君 できることがもうこれぐらいしかできないのかなというふうな思いだからあれですけれども、どっちにしてもこれ、独法の動物衛生研究所が、全国に家畜保健衛生所というのがあって、そこに相談してくださいというのがこれ、小中学校にまいているんですよ、まいているというか配付されているん...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月02日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○風間昶君 公明党の風間です。よろしくお願いします。  ずっと意見を聞いておりまして、まず役所の方に確認をさせていただきたいというふうに思いますけれども、組合は特定の政党のために利用してはならないという、今回その法文上入れることになっておりますけれども、入っていない所管官庁の農...全文を見る
○風間昶君 ということは、今まで法案に明記されていないがために何か問題が起こったとか、あるいはそのことによって弊害が起こったということはないというふうに受け止めていいんでしょうか。
○風間昶君 一方、消費生活協同組合法でその消費生活協同組合を所管している厚生労働省にお伺いしますけれども、ここには明確に特定の政党のために利用してはいけないというふうに明記されていますが、そのこととの関連で、この明記されていることにかかわりなく、厚労省として、農水省に対してと同じ...全文を見る
○風間昶君 そこで、先ほど発議者の方から少し話がありましたが、通知を出したことについての、特定の政党のために利用してはいけないという、そのものじゃありませんけれども、中立性の確保という観点で留意点としていろいろな項目を挙げられておりましたが、どちらにしても、具体的にそういう中で事...全文を見る
○風間昶君 それじゃ、済みません、厚労省に。  先ほどの基本的なお考えを伺いましたけれども、厚労省においてはその通達を発したことがあるのか、あるとするならば、具体的な事例があったから発したんだと思いますけど、その事例というのはどんなのがあったんでしょうか。
○風間昶君 いずれにしても、じゃ農水省所管の農協法には具体的にはない、厚労省所管の生協法にはあるということで、しかし、具体的な法案上に、法案上というか生協法に載っているにもかかわらず具体的な事例が起こった。載っていない法でも事実として、議論になったけれども、郡司さんの方からあった...全文を見る
○風間昶君 一見それは非常に納得してしまいそうなことになりますけれども。  もう一つちょっと伺いたいのは、提案理由説明の中に、消費者生活協同組合法はきちっと法律で明記されている。だから、そういう例がありますからということで、受け止める側は横並びかと、横並びで示すのかという話とい...全文を見る
○風間昶君 それは、その政治的中立を入れることが要するに基本法につながるというような言い方に聞こえるけれども、そうではないと思うんです、本意は。そうじゃなくて、要はそのこと一つ取ってみても、ICAの基本原則で、社会的な差別、あるいは性差、あるいは宗教的な差別、これを侵してはならな...全文を見る
○風間昶君 それは一面的には非常に理解できるわけでありますけれども、だからJAは新しい会員のためのあれも出したし、四年前でしたか、綱領を作って、そして協同組合運動の基本的定義、価値、原則、これはICA声明の第一原則ですけれども、それに基づいて行動しますという新たな綱領を決議して今...全文を見る
○風間昶君 いや、駄目だね、やっぱりね。要するに不備が多いんだわ。それは個人的な言葉でありますけれども。  例えば、先ほどから議論になっております協同組合の行う政治活動と政治連盟が行う選挙活動って線引きするのは非常に難しいわけですよ。だから、そういうことについての現実的な議論が...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月14日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○風間昶君 公明党の風間です。  中学生の方々が聞いていらっしゃるので、通告していませんけれども、今日そして昨日、この二日間で御飯を何ぜん食べたか、大臣、副大臣、政務官にそれぞれお伺いしたいというふうに思います。
○風間昶君 ありがとうございます。  まさにお米を含めた日本の食料自給率、このつかさどっている農水省の政府高官がどれだけ食べているかということがまた大きな関心、国民の皆さんにとって関心、笛だけ吹いて踊れと言う人もいますから、そういう意味では是非お米を取っていただきたいというふう...全文を見る
○風間昶君 そういう意味では、昨年の十一月二十五日に農水省の職員の方々の意識改革についてアンケート調査がなされました。そのときに、九割の職員の方が自分自身の意識の改革が必要だというふうに御返事をされて、そして八割の人が意識を変えるだけじゃなくて改革が必要だというふうにアンケートに...全文を見る
○風間昶君 すごく今日は聴取者が多いから大臣は非常に張り切って御答弁されている感じがしますが、いつもそうだと私は思っていますが。  どっちにしても、国がいろんな決まり、規制を強化して、国民の皆さん方にこの食べ物安心です、安全ですというふうに言ったところで、本当に安心につながって...全文を見る
○風間昶君 平成十五年でしたか、あのBSE問題に端を発して食品のトレーサビリティーシステム導入をしていくために、十六年だったでしょうか、ガイドラインを出しました、食品トレーサビリティガイドラインというのが。いろいろ、ですから青果物だとか鶏卵だとか豚肉だとかあるわけですよ、ガイドラ...全文を見る
○風間昶君 一方、米の方では、これも平成十五年から国が、財団法人全国米穀協会を事業主体としてトレーサビリティーシステムのデータベースを作っていただいて活用して、卸売と出荷の流れをやっていただいていると思います。これ十五年からですからもう六年に入るわけでありますけれども、これもたし...全文を見る
○風間昶君 単純に言うと、そうすると、今の民間システムはシステムとしてやっていただきながら、この法を動かしていくという理解でいいですか。
○風間昶君 そこで、今度は業者の方のコンプライアンス向上の問題が、これはやっぱりどんなに法律作っても、稼ぐためには悪の手段を使うというところが出てくるわけでありますからあれですが、食品の信頼確保・向上対策推進本部というのを、これも三年前ですけれども省の中につくって、そして去年の三...全文を見る
○風間昶君 十一団体が計画を作っていただいて今やっているということでありますが、じゃそのセミナー等をやった結果がどういう形になって出てくるかはこれちょっとまだ分からないですが、効果が出てくればいいと思っておりますが、効果が出るようにやっていただいていると思うんですけど、実際に目ぼ...全文を見る
○風間昶君 そこで、この法律が施行されるのは公布の日から一年半と、消費者に直接この産地情報が伝達されるのは二年半ぐらい掛かるだろうというふうに、比較的長い期間を設定しております。その間、ですから政省令で相当細かなところまで周知徹底を図るための作業をしなきゃならないということを考え...全文を見る
○風間昶君 おっしゃるとおりだと思います。生産者、出荷業者、中間流通業者、加工業者、小売販売店、それぞれに対して制度の趣旨をお話しした上で、記録の出入り、言わば内部トレーサビリティーと言うんですかね、入荷と出荷の対応というか引き合わせという、この作業が極めてかぎになる、うまくいく...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  あと、これまた省改革につながる話になるかもしれませんが、食糧法にかかわる米の販売、検査というのは地方の農政事務所がやっておりましたよね。そういう意味では、お得意さんに対して検査も遠慮してしまうという構図であったのも問題だという指摘があります。そこで...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  あとは、情報の収集ということでいうと、先ほどもずっと議論がありました内部告発がなかったらこうならなかったのかもしれないという指摘は当たっていると思いますが、どっちにしても、出てきた情報をどう一元的に管理するかということが極めて大事であります。  ...全文を見る
○風間昶君 そうやって聞くと、今まで一元的に情報を集めていなかったんだなと、どこかここかで要するに情報が分断されていたということなんでしょうね。まあ、がたいが大きい省だからそういうことはあり得る話ですが、ここはきちっとやっぱりやらないと、何のために、幾らいい制度をつくっても情報が...全文を見る
○風間昶君 時間がないですから、先ほど大臣は、この公布の日から一年半、消費者へ伝達されるのは二年半だが、これより短くしていく必要があるねというお話をされました。  元々、この事故米の不正規流通問題が発端となっている以上は、一刻も早くこの体制整備をしていかなきゃならないということ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月16日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、大臣、三月十二日の所信の中で水田フル活用への転換元年と、総理もおっしゃっていましたけれども、決意を示して、ただ現実的には米の消費は減少していって、生産者の方も高齢化が進んでいるという中で需要を図っていかなければならないということでありますから...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  これは細かいことかもしれないけれども、結果的に主食用と新規需要米と、本格的に作付けして米の大増産を図るということが目的だから、混ざっちゃえばその意味がなくなるわけでありますので、徹底できればしてやっていただきたいというふうに思います。  それから...全文を見る
○風間昶君 リンゴの八十億円だとかチョコレートの五十億円ぐらいにはまだまだ全然達していないレベルでありますけれども、是非取り組んでいかなきゃならないというふうに思います。それがまた一つの新しい米需要の拡大につながっていく話だと私は思います。  そういう意味で、WTOの関係から直...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  話変わりますが、四月七日の農水省の調査で、現状のままでは耕作に使えない土地が東京都の面積の一・三倍になっていると。そのうちの言わば半分近いのがもう森林化、原野化しているという実態が分かりました。とにかく森林化、原野化して農地に戻すことがもうほぼ不可...全文を見る
○風間昶君 いや、それは知りませんでした。むしろ、だから周知をきちっとしていただきたいと思いますし、農地法のまた審議がこれから始まるわけでありますから、そのときに改めてまた深掘りしたいと思いますので、よろしくお願いします。  あともう一点、先ほど舟山委員の方からも大臣に質問があ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
05月28日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  今日は、参考人の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、御足労をいただきましてありがとうございます。  まず、佐久間参考人に、佐久間さんに、先ほどのお話の中で、新たに対象となる様々な不公正な行為について、例えば不当廉売あるいは優越的地...全文を見る
○風間昶君 終わります。
06月09日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、今回の法改正の目的は、いずれにしても、農地を所有から利用に転じて耕作放棄地を解消するということで、非常に重要なんだと思うんですが、問題は、埼玉県の面積にも匹敵するような耕作放棄地が三十九万ヘクタールもあって、いろんなこの原因が考えられるんだけ...全文を見る
○風間昶君 今までこんな急激に増えてきているわけじゃないわけですから、積み上がって積み上がって今このような状態になってきているわけでありまして、そういう意味では、あなたでなくて、代が替わろうともずっと今まで省としての発生原因の把握と、そしてそれに対する分析をやってきたんだと思うん...全文を見る
○風間昶君 大きく分けてこの三つなんですかね、本当に。  問題は、その受け手がいないということの中に生産調整、つまり減反をきっかけにして急に意欲がなくなっているという方もいらっしゃるし、あるいは転用期待として放棄しているという人もいらっしゃるし、それも非常に、今回、この農地法の...全文を見る
○風間昶君 今までの話は、要するに放棄地になったことの原因を伺って、それでそれを今分析中で、そして現在放棄地になったのをどう解消するかという対処と、もう一つは、恐らくこれからまだ増えてくるだろう放棄地あるいは遊休地、遊休地がそのまま放棄地になっていく場合が多いと思いますけれども、...全文を見る
○風間昶君 大臣、先週、経済財政諮問会議でもきっと議論になったはずです。農政改革もう待ったなしだということが議論になって、新聞報道ですけれども、総理の方から、農政改革に着手すべきだと、具体的に、という指示があったというふうに、報道でしか私存じ上げませんが。  そういう意味で、生...全文を見る
○風間昶君 よく大臣が使うシェーマをもっと積極的に分かりやすく、小学生の方にも分かるように是非作って、しっかり国民の皆さん方に説明をするということが、一つは、全部、食料自給率にも地域のマネジメント、活性化にもつながっていく話ですので、よろしくお願いしたいと思います。  そこで、...全文を見る
○風間昶君 もう少しすっきりした答弁をお願いしたいというふうに思います。  この改正法で、効果測定について、要するに五年後の見直し条項があるんですけれども、附則に、私はもっと速いペースで高齢化やあるいは農村の過疎化、地域崩壊から地域破壊につながっていく流れがざっと行くような気が...全文を見る
○風間昶君 是非お願いしたいと思います。  前回も少しやりましたけれども、福祉と農について、医療を含めて福祉に関して、農業のジャンルで障害者の方やあるいは高齢者のリハビリやセラピーや、そういう関係で雇用とリンクしている流れが相当ありまして、この間静岡県へ行ったときに、株式会社知...全文を見る
○風間昶君 二億。二百億じゃなくて二億。ごめんなさい。  初めての試みだということで若干私も期待感を持っているんですけれども、モデル事業について、具体的にいつからどのように始めていくつもりなのか。また、現実にはやっていらっしゃる方、結構いるんですね、会社で、全国的にもたくさんあ...全文を見る
○風間昶君 じゃ、これは手挙げ方式で、手を挙げてきたら一か所につき百万円で支援していくということなんだと思います。分かりました。  もう一つ、これ四月の委員会で、名前は挙げませんでしたけれども、札幌に「この実会」という授産施設があって、ここが自分の持っている土地の庭先で農産物を...全文を見る
○風間昶君 恐らく、濁していましたけれども、ちゃんと周知徹底していないね、これからやりたいという話だから。それが一点。  それから、社会福祉法人が福祉事業である場合であれ、あるいは営利事業である場合であれ、農地法のこの今回の改正のルールに乗っかっていくと、農業委員会の許可のハー...全文を見る
○風間昶君 それから、そうなると、先ほど局長がPRしたいということだけれども、じゃ、農地法改正で今回通ったら、その部分と、それから今までの知事認可による三条の三の例外規定と二つ路線が、やり方があるわけですけれども、そのPRを、農水省としてはきっと今回の農地法の改正の方のしか私の懸...全文を見る
○風間昶君 分かりました。是非お願いしたいと思います。  昨日の日本農業新聞で、昨日じゃない、ごめんなさい、六月の二日、農作業で死亡された方々が二〇〇七年は約四百人いらっしゃると。これはきっと転落だとか、それから機械に押しつぶされたとか、いろいろあるんでしょう。国の労災保険が適...全文を見る
○風間昶君 そのことについても、JAの全中が行った〇八年度調査、去年の調査、よく聞いていてね、労災保険を扱うつもりはないと回答したJAが五〇%を超えたと。何なんだということになりますから、もう一度きちっと徹底すべきだと思いますが、どうぞ。
○風間昶君 終わります。
06月11日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○風間昶君 公明党の風間です。  清水参考人に、先ほどのお話の中で、株式会社に対する無制限な規制緩和というのはやるべきでないというトーンのお話だったと思いますが、じゃ具体的な規制はどうしていくべき、あるいはいった方がいいというふうにお考えなのか、お伺いしたいというふうに思います...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  松本参考人にお伺いします。  その農業委員会の大変なところは本当に大変なようでありまして、まずは、先ほど武内参考人もおっしゃったように、農業の経営も含めて農業に疎い方もいらっしゃるところもあるというようなあれですけれども、そもそも、一か所四人未満...全文を見る
○風間昶君 先ほど松本さんは、農業委員会の役割が非常に大事になってきて、審査、判断をする透明、公平性を持った物差しというのが大事だという話をされましたけれども、農業委員会のこの許可が一応機能強化されるわけでありますから、そうすると、透明性があって具体性がある判断基準というのを、当...全文を見る
○風間昶君 いや、いいです。時間です。
06月16日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○風間昶君 公明党の風間です。  今ほどの農業委員会の役割について、この間の参考人質疑でも、農業会議所の方々からの要望も、また役割も増えていくことを、お話を伺ったわけでありますけれども、具体的に、新しいこの法律の三条三項で、農業委員会が許可をする判断をするのは、そこにある農地だ...全文を見る
○風間昶君 今はイメージもないわけですね、今の段階では。
○風間昶君 もう一つは、借地料について、言わばあっせんと言うとおかしいんですけれども、助言をしていくときに、市町村と県とそれぞれ農業委員会があるわけでありますけれども、この部分の役割分担というよりも、むしろ町村間で差が、地域の実情に照らしてやるわけですから差が出てくる、それをどう...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  あともう一つ、農業委員会交付金について、相当農業委員会の役割の負担が大きくなってくることを考えると、これまでの農業委員会交付金でいいのかなという私は思いを持っているわけで、これについては弾力的な運用を、交付金の額の問題ですけれども、考えるべきだと思...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  そこで、都市農地であれ条件不利地域であれ、共通しているのはやはり人材育成ではないかというふうに思うわけです。  現在、新規であれあるいは認定者であれ、場所によって違いますけれども、担い手支援センターとか、北海道では担い手育成センターという名前を使...全文を見る
○風間昶君 今お聞きしますと、一万三千人もの方々がその相談に参られて四百十三名の方が実際に新規に就農されているということでありますと、今回のこの二十一年度補正予算で、先ほど、大臣も午前中お話しされました農の雇用事業、ここの部分で、参考人質疑の中でも、農業者が経営感覚を身に付けてい...全文を見る
○風間昶君 先ほど主濱委員も御質問されておりました耕作放棄地の原因について、大きく三点ぐらい、引受手、それから就労人材、そして土地条件ということが挙げられておりましたけれども、私も前回伺ったわけでありますけれども、とりわけ条件不利地域、中山間地については非常に借り手がなかなか見付...全文を見る
○風間昶君 耕作放棄地の解消については、私は、悲観的な見方をすれば、中山間地は結局受け手がなくてどうしようもならない状況になるところは避けられないんではないかというふうに思います。つまり、土壌がもう極めて劣化したりあるいは原野化しているのは、先ほど主濱議員の質問に十四万ヘクタール...全文を見る
○風間昶君 そこで、先ほど主濱委員の質問に対して、センサスでは三十八・六万ヘクタール、四月八日の現地調査では二十八万ヘクタールと。この十万近い、十万ヘクタール近い差があるわけですけれども、どっちを向いて、解消に向けて目標をどっちに向けているのか、ちょっと教えてください。
○風間昶君 そうすると、今のお話からいくと二段階に考えているというふうに考えていいんでしょうか。どっちにしても、手を加えれば耕作可能になるところをまずやって、それからその後残りって今おっしゃっていましたけど、そんなもの、あなた、五十年掛かってもできる話じゃないんですよ、冗談抜きに...全文を見る
○風間昶君 ああとか、おおとか、ううとか、動物園じゃないんだよ、ここは。何言っているんですか、あなた。  これは大きな問題ですよ。あなたが定年退職後どこに行っているか分からないけども、辞めるまでの間にどういうふうな目標を持って大臣の下でやっていくのかという、そういうあなた自身の...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  農地法とは直接関係ないんですけれども、去年の春も世界市場の食料価格が五五%上がって、このところ、FAOのホームページ見たり、最近の報道でも、ロイター通信では、トウモロコシ、小麦を含めて二五%ぐらい上がっていっているという状況で、そういう意味では、原...全文を見る
○風間昶君 極めて、そういう意味では、この上昇基調にある食料価格だけじゃなくて、言わば商品価格全体がそのような状況になってくると、ある意味ではまた日本国内が厳しい状況になってくるということなので、本当になかなか農水省だけじゃできない話かもしれません。外務省も当然絡んでくるんでしょ...全文を見る
○風間昶君 今大臣から小麦の話出ましたけど、日本は御承知のように五百万トン輸入しているわけですよね、アメリカ、カナダ、オーストラリアから。これでロシアから来ると、来るというか、輸出したいということで日本が受けるとなると、国内の小麦、それでなくても水田をフル活用して小麦の生産に力入...全文を見る
○風間昶君 つまり、五十万トン今生産して、需要もそのぐらいあるということでありますけれども、だからフル活用によって更に増加した分はそのまま生かして、輸入の五百万トンのうちその増えた分を減らすとか、そういう考え方はあるんですか、ないんですか。
○風間昶君 分かりました。  それでは、最後に、この間労災保険のお話を伺いましたが、雇用保険の件について、これもまた新規就農者を増やしていこうという中で雇用制度を確立していくことが求められているわけでありますが、雇用保険制度では農業の分だけ特例になっていまして、御承知のように従...全文を見る
○風間昶君 終わります。
07月02日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○風間昶君 公明党の風間です。  まず最初に、太平洋小型かじき等流網連絡協議会というのがあって、小型のカジキマグロを漁をされている方々で要望がありましたことで、北海道の襟裳岬の周辺海域で漁をされているわけですけれども、禁止区域が実は期間限定であるんです。こういうもの御存じだと思...全文を見る
○風間昶君 したがいまして、四十八年に制定されて、周りの状況が変化しているというにもかかわらず規制は変わっていないと。結果的にそれが漁業者の経営を悪化させているということの原因にもなっているし、私は見直しした方がいいんじゃないかというふうに思っています。  見直しができないと言...全文を見る
○風間昶君 できるだけ、ですからそういう意味では去年の八月にも気仙沼で水産庁の方が出席して打合せ会議も開かれて、その後、岩手県の小型カジキ流し網漁業者とも協議した上でこういう要望が出てきているということは御存じのとおりでしょうから、最終的にきちっとソフトランドできるような調整をし...全文を見る
○風間昶君 恐らく船内に閉じ込められている可能性が極めて高いから、通常水死すると、夏場ですと十日ぐらいで腸の中のガスが発酵して浮力が付いてきて上がってくるのが大体なんですけれども、恐らく閉じ込められているから、だから、したがって、その漁船のところまでたどり着けるかどうかという技術...全文を見る
○風間昶君 次に、この二十一年度補正予算について伺いますが、前回か前々回の委員会でも、十九年度補正予算で計上されたうちの金が何億しか使われなくて、あとはもう丸々国庫返納になったという話を、地域水田農業活性化緊急対策五百億、百十八億しか使われていなくて返したと。まだ調べたらありまし...全文を見る
○風間昶君 ですから、単年度でないから使い勝手が良く数年にわたるということでの今お話ですけれども、弾力活用ということは言葉はいいけれども、本当に必要なところに必要な形で基金を造って使っていただくということにしなきゃならないわけで、そういう意味では、私どもも、五月の十二日でしたか、...全文を見る
○風間昶君 会計検査院の指摘を受けないように自分のところできちっとチェックをしていくということも、また農水省改革のやらなきゃならないことなんですよ。よろしいですね。是非やっていただきたいと思います。  それで、別の問題ですけれども、先々週か、農林水産知的財産保護コンソーシアム、...全文を見る
○風間昶君 終わります。
07月07日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第23号
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○風間昶君 公明党の風間でございます。  先ほど鈴木委員の質問の中に、どんどんどんどん手を挙げてきたらどういうふうになるんですかという質問に対して数井部長は、厳しくというか計画をきちっと精査させてもらうというお話をされていましたが、私はそれを聞いていて、おいおい、ちょい待てよと...全文を見る
○風間昶君 だから、具体的にどのように取組をしていくのかと。ただ単に広報だけじゃこれは進んでいかないわけですよ。そういうことを聞いているわけだけれども、十分な答弁が返ってきていないのが一つ。  もう一点、この法案の対象の方々は、先ほども議論ありますように、一万三千の全国の商店街...全文を見る
○風間昶君 その辺は、だから今答弁がございましたように、弾力的に前向きに進めていっていただきたいというふうに思います。  あと、先ほどエコポイントの制度の話が若干出ましたけれども、交換商品カタログを見ますと、自治体や商工会などが発行する地域クーポン券が対象になっていますけど、こ...全文を見る
○風間昶君 次に、もう一つこの実効を担保していく上で大事な点は、私は地方の経産局の役割が極めてこれから大きくなるというふうに思います。商店街支援全国センターだけでは絶対できる話じゃないので、そういう意味で、ずっと見ていますと、各地方公共団体の首長さんがえらいエネルギーを持っている...全文を見る
○風間昶君 具体的にかなりきめ細かにやっていかないと本当に実が上がらないと私は思いますので、より一層の本省からのアドバイスを、後押しをお願いしたいというふうに思います。  それから、先ほど、商店街における現状を政務官がおっしゃっていた、魅力ある店舗が少ない、高齢化に伴う後継者難...全文を見る
○風間昶君 きちっとチェックをしていくということは、報告書が支援センターから上がってくるということが前提だと思うんですけれども、そこがどうなっているのかということと、もう一つは、多年度にまたがる基金の執行について、もし未執行で予算が残ってしまうような場合は、私はきちっと国庫返納に...全文を見る
07月09日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第24号
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○風間昶君 公明党の風間ですけれども、三条にクラスター弾の製造禁止がありますが、現在、クラスター弾は製造されていないというふうに承知していますけれども、製造に当たった企業については、この製造禁止をされたことによって、ほかに、じゃ何がその会社ができるのかということがあると思うんです...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  最近では、中小企業を中心に、防衛産業というか防衛部門からの撤退が始まって、恐らく考えられることは、今度、大きな企業の方も撤退が予測されるわけでありますけれども、この防衛生産関連の技術って、いったん切れちゃうと大変な、基盤を回復することが困難になって...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  これは極めて大きな課題だと、要するに省にとっても大きな課題と、省というだけじゃなく日本にとって大きな課題。物づくりのある意味ではその一つの先端を行っているところでございますので、是非よろしくお願いをしたいというふうに思います。  次に、この法案と...全文を見る
○風間昶君 条約発効には三十か国が締約することになっていますけれども、まだ三分の一ぐらいの国しか締約、条約が発効されていませんけれども、そういう意味で、先ほども議論がありました、日本がイニシアチブを取ってどういうスタンスで署名国参加の働きかけをするのかということが極めて重要だと思...全文を見る
○風間昶君 具体的に、例えば今年度あるいは来年度、いろんな会議があるわけでありますけれども、きちっとその獲得目標を掲げていらっしゃるんですか、どうなんですか。
○風間昶君 まだ政務官の方では把握十分されていない感じが私は今の答弁で感じましたけれども、やっぱりきちっとターゲットを絞っていくということが大事じゃないかというふうに思います。そういう上に立って様々な国際会議があるわけでありますから、当然そこに臨んでいくというふうにしていくべきで...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○風間昶君 公明党の風間です。  まず、大臣は所信で、昨年発生した事故米穀について、一連の問題は消費者の食に対する信頼性を著しく損ないましたというふうにおっしゃいました。そこで、それ以上どうするともこうするとも言っていないんですけれども、信頼を失ったということは認識されているん...全文を見る
○風間昶君 ということは、まだ信頼回復はできていないという御認識をお持ちだというふうに受け止めさせていただきます。  それから、ちょっと話が全く違いますが、ローマのFAOの本部で世界サミット、行われております世界食糧会議。ここで宣言が出されております。  大臣は所信で、世界の...全文を見る
○風間昶君 今の大臣のお話、じゃ農業投資に対して省としての具体的な取組ということはまだ詰まっていないという判断ですか。それが一つ。  もう一つは、まさに今、大臣自らが御出席したかったということで御発言でありました。前回、たしか石破大臣は行かれたというふうに思います。顧問という方...全文を見る
○風間昶君 お言葉返しますが、具体的に相談はありませんでした、政務三役の方の出席に関して。私はこの委員会の理事ではございませんからそうなのかもしれませんけれども、むしろきちっと、(発言する者あり)私、いや、国対って今言いましたけど、国対にも来ていません、はっきり言って。だから、そ...全文を見る
○風間昶君 それでは、今後、ですからそういう意味ではきちっと大事な会合は、日本としてもやっぱり主張していただかなきゃならない、これは私どもとしても非常に大事だと思っていますから、あらかじめちょっと連絡をいただければ有り難いなというふうに、官邸任せということだとまた大臣の立場はどう...全文を見る
○風間昶君 次に、大臣がこの十月の十七日に名古屋の卸売市場を御視察した際に、大手スーパーによる農産物の産地直送販売に対して懸念を示したという報道がございまして、そのときのあれですけれども、まず、どんな発言をされたのか、報道でしかありませんので、大臣から直接伺いたいと思います。そし...全文を見る
○風間昶君 印象はどうだったんですか。
○風間昶君 大臣が所信で、農業農村の六次産業化ということをおっしゃって、これは大きな目玉になっていると思いますけれども、この間私は子供に一足す二足す三だから六だといって言ったんだけれども、そういう考えでいいんですか。どう思われますか。
○風間昶君 そうすると、先ほどの名古屋の市場視察での御発言、市場を経由しないことについて多少消費者にとっていいことなのかという疑問を呈したような御発言というのは、今の六次産業化の政策の方向性とやや違うんでないかというふうに私は思いますが、そういうふうに受け止められないですか。
○風間昶君 農商工連携と似たような私は感じだと思います。それは今までも取り組んできたわけでありますね、省としても。  農業の側からの六次産業化ではなくて、二次産業、三次産業、つまり大手の業界による農業の囲い込みであるならば、これは許される話じゃないと思うんです。ですから、恐らく...全文を見る
○風間昶君 次に、郡司副大臣に伺います。  米の戸別補償制度について少し教えていただきたいと思うんですけれども、二十三年度から本格実施ということで先ほど大臣もおっしゃっていまして、じゃ本格実施に向けた制度設計は二十二年のモデル事業が終わらないとできないのか、できるのか、並行して...全文を見る
○風間昶君 副大臣、済みません、ちょっと私、整理がまだ十分今の御答弁でできないものですから伺いますが。  総括、いわゆるその中間まとめができないようなスケジュールになったら、もうこれはモデル事業じゃなくて先行実施になっちゃうと私は思うんですけれども、そういうことがないようにこの...全文を見る
○風間昶君 今の八割、十割というのはまさにこの一昨日の委員会でも、全中からの政策提言の中で質問があって、それでまた政策をお持ちになった全中に対しては、その後の大臣の記者会見でも、非常に前向きに考えていただいているということはいいことだということで一定評価みたいな形の発言がありまし...全文を見る
○風間昶君 あと細かな問題で、また郡司副大臣、済みません。  米以外の部分については、麦や大豆について、基本的には二十三年度からの本格実施の際にどういうふうにしていかれるのか、これを今の段階でどう考えていらっしゃるのか伺いたいのと、もう一つは、もしやるとなれば、その部分でのモデ...全文を見る
○風間昶君 終わります。