風間昶

かざまひさし



当選回数回

風間昶の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第174回国会 参議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間でございます。  中井国家公安委員長、大変お忙しいところ、わざわざ委員会においでいただきまして、ありがとうございます。  最初に、大臣の方にもお伺いしたいと思っておりますが、いずれにしましても、異状死体の死因究明に関して、大臣も所信表明できちっと究明に...全文を見る
○風間昶君 大臣、それで、大臣も解剖率を今一〇・一%を約半分、五〇%ぐらいに上げたいというふうにおっしゃっておるわけですけれども、これもなかなか容易でないんですね。  一つは、検視の段階で言わば問題になるのは、この検視制度というのは警察が担っているわけです。法的根拠が公安委規則...全文を見る
○風間昶君 それじゃ具体的に、人の死を無駄にしないというのが検視制度の根っこなんですね。ただ、現実的には、これは行政の怠慢といったらそれまでかもしれませんが、私は、警察がいったん事件性がないと判断したら、もう遺族が希望しても解剖してもらえないんです。現実そうなっているんですよ。警...全文を見る
○風間昶君 まさに今大臣がおっしゃったように、死因究明制度の在り方について調査研究を進めますというふうに所信で述べられて、今なおかつ大臣が御発言ありましたように、遺族に対しての説明の在り方も含めて検討をしていくべきだと私は思いますので、是非、大臣のリーダーシップを発揮していただけ...全文を見る
○風間昶君 検察も警察も医療に関係した死亡については、起訴前までは非常に慎重で公正公平にやっているのが実態であります。でも、一度起訴してしまうと、これもう勝負の世界へ入っていくんですね、変な話、言葉は悪いですけれども。特に日本の起訴至上主義ということの下では、勝訴率がまた検事さん...全文を見る
○風間昶君 そこで、足立政務官においでになっていただいて恐縮ですけれども、御存じのように、異状死体の多くというのは、犯罪性がない非犯罪死体でございます。大体、だから行政解剖になっていくわけですけれども、これは自治事務ではありますけど、死因究明の観点からいうと、行政解剖の数をきちっ...全文を見る
○風間昶君 是非、ここは厚労省だけで進む話じゃありません。現場的には一元的に警察が見るわけですから、そことの連携を強く求めたいというふうに思います。  次に、千葉大臣に、冒頭で千葉大臣は、取調べの可視化をまず所信の第一項目に挙げられました。現在、副大臣が中心となって、我が国にお...全文を見る
○風間昶君 初めて具体的に中身の一部も教えていただきました。  問題は、何回かそのワーキンググループを含めて検討会、研究会でやられているということでございますけれども、当然、中間であろうが何であろうが、一定の取りまとめをする必要が出てくると思いますが、この取りまとめの言わば最終...全文を見る
○風間昶君 じゃ、是非大臣も、国家公安委員会、警察庁とも協議をしながら可視化実現に向けてというふうにおっしゃっておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思いますが、ちょっと気になるのは、いわゆる警察庁は警察庁でやっているということで、もう中井大臣はおいでにならないんですけれ...全文を見る
○風間昶君 どっちにしても、どこかでセット論議にならざるを得ない部分も出るんです、現実的には。だから、そのことを全く別にずっと行くという話には私はならないと思うんです。だから、それは当然、手法の問題でいろいろあるんでしょうけれども、どちらにしてもそれとのリンクが強い中で可視化とい...全文を見る
○風間昶君 取締りを強化し、被害児童の保護に全力を尽くしますと述べられていますが、千葉大臣の所信にはこの児童ポルノについては一切言及がございません。非常に私は残念な気がします。それは所掌でないといえばそれまでかもしれないけれども、これまでかつて一生懸命やってきた大臣にしては珍しい...全文を見る
○風間昶君 中身知っていますか。
○風間昶君 御存じだと思いますけど、これ議員立法で、現行の提供や公然陳列などの禁止に加えて、みだりに児童ポルノを持ったり保管をすることを禁止した法律案を出して継続協議になっているわけであります。私は、このことを考えると、やはりこの昨今の実母などによる児童ポルノの販売事件とか何かが...全文を見る
○風間昶君 もう一つ、児童虐待の問題ですけれども、法務省が設置している児童虐待防止のための親権制度研究会で、去年六月から親による子供の虐待を防止する手だて検討して今年の一月に報告書を出されて、二月から法制審に諮問されて今議論をされているというふうに思いますけれども、この一月に報告...全文を見る
○風間昶君 今まさに大臣がおっしゃったように、児童福祉法、児童虐待防止法、これ、児童虐待防止法の附則に三年以内に見直しについて検討して必要な措置を講じると。三年以内ということは来年度末ですわ。二十二年度、二十三年の三月。  だから、それまでに、必ずしも同じ、民法と児童福祉法と児...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月19日第174回国会 参議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、三日前の委員会でもまだ十分理解をすることがちょっとできない部分があったものですから、改めて足立政務官においでになっていただきまして確認をさせていただきたいと思いますけれども。  御存じのように、二十一年の警察の死体取扱いでは、十四万四千三百...全文を見る
○風間昶君 いや、ですから、政務官もお医者さんだから分かるように、現実に私も、表面上何もないのは、結局、犯罪が絡んでいようがいまいが、急性心筋梗塞あるいは急性心不全で済ませちゃっているわけですよ。実際に、じゃ日本人の死亡、死因統計で、百十四万亡くなって、三十数万人ががんで、一位の...全文を見る
○風間昶君 ですから、本当にそれが心不全かどうかということは分からないままで、それを、出てきた死亡診断書の数を統計の中に入れ込んで、私たちは、日本人の死因はがんが一番多くて、次は心臓疾患だ、次は脳血管疾患だとやっているけれども、本当にそれでいいんですかということを、厚生労働省のサ...全文を見る
○風間昶君 まさに政務官がおっしゃったように、死というのは究極の人権侵害なんですよ。そういう言い方もできるわけです。ですから、そういう意味で、私は検視制度の在り方の問題の方がかなり大きいなというふうに思っていまして、つまり再発防止につながっていない今の検視制度になっている。まさに...全文を見る
○風間昶君 私の質問は、解剖さえすればいいんじゃないかというふうに質問したつもりは全くありません。  死因究明制度、死因の究明は大事だから、検視、見ただけ、触っただけの診断では、専門の法医学者ですら四五%前後ぐらいしか正しい診断ができかねないというふうにおっしゃっている方もいる...全文を見る
○風間昶君 ありがとうございました。  ちなみに、法医解剖を、ちょっと話がまた違いますが、経費って一体当たり三十万ぐらい掛かるんですよね。外国はすべてみんな公費でやっているわけですけれども、日本の場合はそうでない部分もあるわけで、これは厚生労働省所管ではないにしても、これからも...全文を見る
○風間昶君 財団法人民事法務協会というのはもう長年ずっと様々なお仕事をされてきて、主に登録業務、登録事務もやっていられたと思いますけれども、この登録事務のコンピューターへ移行作業がたしか去年かおととしをもって終了されているんです。  それで、まずこの財団法人民事法務協会というの...全文を見る
○風間昶君 そうすると、今主たる事業というのは、今大臣がおっしゃったように、交付事務の民間委託事業でございますか。ただ、登記書、まだ残っていると思うんですよね、かなり。この部分も作らなきゃならないんじゃないかと、登記書の作成もやらなきゃならないんじゃないかと思うんですけれども、ど...全文を見る
○風間昶君 なかなか大臣の苦しい答弁、少しずつ伝わってきているんですが、まさにこれ、民主党が事業仕分第二弾の対象にこの民法協会はなっているわけですよ。  それで、今の説明で、主たる事業はコンピューターの移行が終わったけれども登記書の、登記事項の作成にはプロの目が必要だという言い...全文を見る
○風間昶君 大臣はそういう御決意だと思いますけれども、現業の人たちはもっとそれ以上に深刻にとらえているんだと私は思いますよ。だから、そこの部分がきちっと大臣に伝わってないんじゃないかと思うんですけどねという私は感を受けました。  それで、まさにこの官から民の流れの中で、民間委託...全文を見る
○風間昶君 じゃ、次に移ります。  三年前に我が国初めてのPFI刑務所が、まあ刑務所という言い方がいいのかどうか分かりませんが、行刑施設ができました。現在は四つが動いているというふうに承知しています。島根県、栃木県、兵庫県、一番最初は山口県でしたか。  それで、このPFI方式...全文を見る
○風間昶君 その中で、特に過剰収容の問題では女性の過剰な収容のことが極めてクローズアップされたわけでありますけれども、今のは、大臣の御答弁は全体、両性合わせての話だと思うんですけれども、女性の過剰収容を改善していくための早急な対策はどんなことがなされたのか、教えていただきたいと思...全文を見る
○風間昶君 分かりました。なかなか女性の方への対策というのは大変だと思いますが、順次やっていただきたいと思います。  二つ目の規制改革のテーマについては、これは基本的には民間の方々に施設内外での参入というふうにとらえていますけれども、どのぐらい効果、効果というか規制改革がなされ...全文を見る
○風間昶君 どの程度の効果を出しているかと、数で出すのはかなり難しい部分があると思います。三つ目のテーマである行刑改革、これは職員の意識の改革なので、これはもっとより数で表すのは難しいと思いますが、全体的にこの三つのテーマがあってPFIを導入した。そうすると、PFI方式ということ...全文を見る
○風間昶君 終わります、時間ですから。
03月25日第174回国会 参議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、今ほど松岡先生、また丸山先生の質問と同じことになったので繰り返しませんが、いずれにしても裁判官一人当たりの事件担当数は二百七十件ということで、極めて、最高裁の局長さんも繁忙状態という御発言がありましたけれども、まともな判決を下すのであれば、せ...全文を見る
○風間昶君 私はそういうことを聞いているんじゃない。そういう指摘に対してどういうふうに思っているのかということを伺っているんです。
○風間昶君 ですから、今、前川さんからも飛び出し発言ありましたけれども、受け付けた数ではなくて、取り扱っていることが三十件が限界だという指摘に対してどう言うのかと、どう思っているのかというふうに伺っているんです。
○風間昶君 そういうことを聞いていません。
○風間昶君 ちゃんと答えてくれませんか、ずらさないで。  委員長、取り計らい、よろしくお願いします。
○風間昶君 法務省としてはどうですか、その指摘に対して。
○風間昶君 分かりました。  いずれにしても、この今の社会、様々な事件が多様化しているのはもう事実で、そういう意味では、医療関係だとかあるいは建築設計なんかでも、数は全体の中では少ないかもしれないけれども、非常にそういう意味で専門的な分野に関する訴訟あるいは事件が、事案が多いわ...全文を見る
○風間昶君 それが今のところ機能しているという判断で受け止めていいんでしょうか。
○風間昶君 いずれにしても、件数が二百七十件、東京地裁の民事部のデータが全国のデータとして使われているわけでありますけれども、先ほど法務大臣が、そうなると粗雑になるのではないかという危惧を持っていると思う人もいるというふうに、今大臣自身が思ったどうかは分かりませんが、そう思ってい...全文を見る
○風間昶君 ちょっと話をずらしますけれども、去年の五月に裁判員制度がスタートしまして、スタートする前に最高裁の方では、去年の一月にこの裁判員制度に関する有識者懇談会を開いたというふうに伺っておりますが、現在、有識者懇談会何回か開かれていると思いますけれども、どんな状態に今なってい...全文を見る
○風間昶君 今まさに局長がおっしゃった、裁判に参加した裁判員経験者の方々からのアンケートを実施して、これは去年の十一月の新聞記事でありますけれども、裁判員のアンケートは、良い経験だったと感じていらっしゃる方は九八%、事前には行きたくないな、指名されても行きたくないなとかと思ってい...全文を見る
○風間昶君 じゃ、この報道は誤りなんですね。二十二年三月末までに最終報告書を取りまとめる予定だというのは、これは記者さんの方のミスリードなんですか、それともそのぐらいにまとめたいというふうに去年の十一月に言ったんですか。
○風間昶君 裁判所は裁判所でやっているけれども、当然法務省サイドでも、去年夏に閣議決定の後、省内で裁判員制度に関する検討会というのが開かれたというふうに聞いていますが、このことについては法務省サイドで今どこまでどうなっているのかということを教えていただきたいと思います。
○風間昶君 そういう中で、裁判員の方々が参画する対象事件、特に複雑困難な事件やあるいは少年の逆送事件やあるいは性犯罪事件については、この対象からどうも外してほしいという声も実は出ているやに聞いております。したがって、範囲の縮小とか対象事件からの除外というのは、運用面でどの程度でき...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  二月の十六日に委員会で茨城農芸学院の視察をさせていただきまして、収容されている少年の約六割が一年で退院しているというふうに伺ったんですが、でも、この今日的な不況の中で、少年院を退院した後、社会復帰で正社員になれるというのはほとんどゼロに近いというふ...全文を見る
○風間昶君 終わります。
03月26日第174回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間でございます。  岡田大臣、貴重な時間の中おいでいただきましてありがとうございます。  岡田大臣にお伺いしたいと思いますけれども、御承知のように、二〇〇六年の北朝鮮による初めての核実験後で国連の決議一七一八、また二〇〇九年の二回目の実験後での採択された...全文を見る
○風間昶君 具体的に、国の、例えば海路とか空路とかを含めて、どのジャンルをどうやっているとかということは把握されていらっしゃらないんですか。
○風間昶君 私が伺っているのはそういう実施要項じゃなくて、制裁の実績はどのようになっているのかということをどのぐらい把握されているのかというふうに伺っているんですが。
○風間昶君 私、副大臣をお呼びしたつもりは全くありませんので、間違わないでください。私は大臣に伺いたいと思っているんです。大臣が把握されているかされていないかということが極めて大事なことだから、私は大臣にお願いをしたわけであります。  それで、今まさに二〇〇九年の国連決議一八七...全文を見る
○風間昶君 この決議の実施に必要な国内法の貨物検査特別措置法、まだ制定されていないのは御案内のとおりでございます。  国連決議の採択には日本は極めて積極的であった。しかし、にもかかわらず、決議の実施という点での、法作りも含めて非常に消極的になっているというふうに思わざるを得ない...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  次に、六者会合について、現時点で私は報道ベースでしかつかんでないんですけれども、先月の二十七日、二十八日と連続して報道が、議長国である中国が本会合開催に向けた予備会合を関係国に示唆している旨の報道があります。六者協議に予備会合案、六者再開進展の兆し...全文を見る
○風間昶君 大臣は六者会合そのものずばりの話をしましたけど、私、伺ったのは、その前の予備会合の関係国へ示唆しているような報道があったが、それはどうなんですかということを伺ったんですが。
○風間昶君 分かりました。  じゃ、恐らく、この報道は二月の末ですから、予測されるのは、いずれにしても、この報道ベースで質問するのはどうかとは思いますが、少なくとも北朝鮮の首席代表が二月の九から十三に中国に行って、武大偉朝鮮半島問題特別代表らと会談したというふうに記載がございま...全文を見る
○風間昶君 私は、その途中のことについて大事だから伺っているんですよ。どのような報告を受けたのかということを含めて、もう一度御答弁いただきたいと思います。
○風間昶君 分かりました。  先ほど来の中井大臣の平壌宣言についての、その後の交渉に支障を来していると、正しい言い方ではないかもしれませんが、そんなふうに私は受けたわけです。それをぶち破らないと駄目だというふうにまさにおっしゃいました。  じゃ、ぶち破るにはどうしたらいいのか...全文を見る
○風間昶君 前段の大臣の御発言、私、全然聞いていませんのであれなんで、どういうぶち破るための方策ありやなしやというふうに伺っていますから、今もがいているって、今、まさにもがいているだけですかね。
○風間昶君 先ほど中井大臣は、拉致対策本部も去年の十月二十七日に開いて四大臣に絞ってスタートしたというお話を得々とされましたけれども、一回もその後開いてないんじゃないですか。  先ほどちらっと塚田先生の御質問に、二十九日に四閣僚の会合をという話がちょっと出ましたけれども、またも...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月06日第174回国会 参議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間です。  午前中の質疑、また今ほどの森さんの質疑をお伺いしまして、相当、済みません、私の質問がラップするものですから、ただ、私は松野先生とか森さんと違ってちょっと専門的でないので、むしろ分かりやすくちょっと説明をお願いしたいなというふうに、御答弁はそうし...全文を見る
○風間昶君 まさに今回は国民の意識、また国民の一部を成される被害者の方々の声ということを今大臣御説明ありましたけれども、去年の十一月に内閣府が死刑制度、公訴時効制度、更生保護に関する国民意識の調査をされておりますが、この中に公訴時効制度に対する意識というのが四項目あったうちの一項...全文を見る
○風間昶君 九月二十九日、ということは、新しい政権になって大臣及び政務の方は替わられたけれども、役所的には替わっていないわけですから、役所の方が仕掛けた話だととらえていいんですか。
○風間昶君 先ほど、松野委員からの質問でも法制審の話を出されまして、十月に法制審の諮問、それから数回行われて、今年の二月の二十四日でしたっけ、答申が出されて、それで法案になったと。法案は三月でしたかね、提出されたのは。甚だ急ぎ過ぎではないかという御意見が松野委員の方からありました...全文を見る
○風間昶君 済みません、数は分かりません、今のお話ですと数は分かりませんが、廃止すべきだというのが前半五月のときは多かったのか、あるいは二回目の十二月のときに廃止すべしという方が多かったのか、教えてください。
○風間昶君 何で集計しないんですか。そういう声があったということだけ、ただ拾い上げただけということですか。
○風間昶君 先ほども森さんあるいは松岡さんからもありましたこの強制わいせつあるいは強姦致死の部分については、極めて強盗殺人や強盗致死に比べて法定刑が軽い、公訴時効廃止の対象にもなっていない。これは女性の立場からするともう到底納得できないという声が多いんですよ。  強姦致死罪の最...全文を見る
○風間昶君 ですから、今後適用していくような議論を開始すべきだと思いますがいかがですかというふうにお聞きしております。
○風間昶君 分かりました。  法案の提案理由で、大臣は、近時、被害者の遺族の方々を中心として、殺人等の人を死亡させた犯罪についての見直しを求める声が高まっておりというふうにおっしゃっています。そして、同時に、今回のこの法律案が出されるに至る経過の理由になっていると私は思いますが...全文を見る
○風間昶君 今一概に言えないがと言いながらも、大幅な検挙率向上とも言えないが可能性としては広がると、こういう御答弁でございました。  一月の末でしたか、メディアの報道で、時効を見直すことで犯罪を許さないという強い姿勢を示すという意義は大きいと、そこでさらに、再犯や類似犯罪を防ぐ...全文を見る
○風間昶君 遺族の方々のまさに悲痛な声というのは極めて重要な意見で、そういう意味でこの法律改正というのは適正だというふうに思うんですが、一方で、だけれども法学の基本に照らして、加害者を裁くときに被害者の状況を考慮するのが正しいのかという意見もあるやに聞いています。すなわち、今回の...全文を見る
○風間昶君 済みません、十分に配慮していかなきゃならないということはどういうことなんでしょうか。済みません、具体的な法律がもし成立したときに、今の大臣のお言葉は具体的にどういうふうにとらえたらいいんでしょうか、私分からないので、教えてくれませんか。
○風間昶君 よく分からないんだな、制度の話になると。分かりませんが、次の問題に行きます、ちょっと納得できていないのであれですけれども。  今回、時効廃止となる範囲に、まだ時効が成立していないのも遡及適用されるということで、時効の廃止や撤廃を運動されている多くの被害者あるいは遺族...全文を見る
○風間昶君 ちょっと待ってください。  少なくとも内閣府のやった世論調査では遡及時効についての問いは発してないわけですよね。今大臣がおっしゃった、進行中のものは遡及適用するという声はあったというふうに。どこからあったんですか、じゃ。
○風間昶君 じゃ、済みません、ちょっと細かなことで、ちょっと僕よく分からないんで教えていただきたいんですけれども、現行の刑事訴訟法第二百五十条改正がポイントなんですが、その第一項に「人を死亡させた罪」って書いてあるんですけれども、人を死亡させたというのは、単純に考えると殺人かなと...全文を見る
○風間昶君 そうしますと、いわゆるひき逃げ、道路交通法百十七条に規定されております救護義務違反の罪は、人を死亡させた罪に当たらないことになるんでしょうか。
○風間昶君 そうすると、この救護義務違反の罪については、ひき逃げということが最初にあるわけですから、その行為の悪質さから考えれば私は公訴時効の見直しすべきではないのかと思うんですけれども、なぜ今回この救護義務違反でひき逃げの犯人に対しては、加害者に対しては見直しの対象に入れなかっ...全文を見る
○風間昶君 もう一つ、過失致死罪についても、人を死亡させた罪であるんだけれどもこれまでと同様の取扱い、見直ししないということになりますけれども、これはどんな理由なんですか。
○風間昶君 人を死亡させた罪でありながら、時効を廃止するものとそうでないものとこういうふうに分けていることが、いわゆる件数が少ないからだとかたまたまのあれだったとかということは、私は余り説得性に、十分なものにはならないんでないかという私は気がします。  そもそも、だから時効を廃...全文を見る
○風間昶君 ですから、狭い範囲の中だけで今回この法改正を無理やりやったというふうに思わざるを得ないような部分があって、もっと広範囲の部分で検討しないといずれ壁に突き当たるんでないかというふうに私は危惧するものでありますが、その部分についてはお考えがありましたらどうぞ。
○風間昶君 分かりました。  次に、先ほど松野委員も、公訴時効は遡及適用する、刑の時効は適用しないということで非常に明確な立て分けをされていましたけれども、公訴時効そのものは国民の関心高いんですが、刑の時効というのはほとんど知られていないように私は思います。そういう意味で、今回...全文を見る
○風間昶君 分からないからあいまいにするんではなくて、分かるような努力をどのようにするかということがまた私はあなたの役割ではないかと思いますが、どうですか。
○風間昶君 この法案の中身の直接的なあれじゃないんですけれども、四百九十九条の改正で、今回、「検察官又は司法警察員」と司法警察員も手続ができるようになったことは、より現場に即した法改正だなというふうには印象を持っています。  たまたま今公安委員長がおいでになったんで、これは通告...全文を見る
○風間昶君 先ほども法務大臣の方からも、事件と無関係な資料は還付する、あるいは森委員の質問にも、捜査コストの観点で適切に処理をしていく工夫が必要だというふうなお話ありました。  どちらにしても、私の印象では、検察が、あるいは警察、検察よりも警察の方が証拠物品はもう莫大に大きいと...全文を見る
○風間昶君 終わります。
04月08日第174回国会 参議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、今日は四参考人、ありがとうございます。  先般の委員会でも政府側にお伺いした件で御意見いただきたいと思いますけれども、強制わいせつ致死、強姦致死については、強盗殺人や強盗致死に比べて比較的法定刑軽いわけで、そういう意味で、公訴時効の廃止の対...全文を見る
○風間昶君 十五年以上ということですか。
○風間昶君 分かりました。  もう一点、済みません。  今回、公訴時効について非常に議論になっているんですけれども、同じように刑の時効についても、やはりバランスを取っていくならば刑の時効の改正も、この法案ではくっついているんですけれども、公訴時効の見直しと刑の時効の対象範囲を...全文を見る
○風間昶君 片山さんでしたか、に伺いたいんですけれども。
○風間昶君 はい。切り離すべきだという御意見を持っていますようですから。
○風間昶君 先ほど、法案が成立した場合の弊害の一つとして、証拠の保全管理体制と証拠の保管について法案とセットでという細井先生の御意見でしたけれども、これは予測するに、役所としては運用上できるんじゃないかというふうに思っている可能性もあるんですけれども、私は、細井先生が今おっしゃっ...全文を見る
○風間昶君 その際、ちょっと関連しますが、先ほど片山参考人でしたか、証拠の部分についてのDNAの話を出されて、第三者が保管できるといったようなお話をされましたけど、これも結局は証拠保全のための第三者委員会なのか何かちょっと分かりませんけど、どのようにお考えなのかを伺いたいと思うん...全文を見る
○風間昶君 それから、済みません、片山参考人にお伺いしたいんですけど、比較的軽い刑期の事件については時効が短い、あるいは短過ぎるという印象が強いというふうにおっしゃっていましたけど、この比較的軽い刑期というのはどういったものを想定されていらっしゃるんでしょうか、お伺いします。
○風間昶君 ということは、十五年では駄目で、もう少し延長した方がいいということになるんですね。
○風間昶君 ああ、そういうことですか。  終わります。
04月12日第174回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間でございます。  先ほど仙谷大臣が、この国会に行政監視が必要だという御発言を加藤委員の質問に対して御答弁されておりまして、まさに国権の最高機関である国会が国民に代わって政府及び官の活動を監視するのが本来の行政監視であるというふうに思いますが、そこで、先ほ...全文を見る
○風間昶君 大臣の一番最初に御発言されたときに、私ちょっと聞き違えたらごめんなさい、あれしていただければと思いますが、国会に行政監視が必要だと。と同時に、国会を監視、チェックする機能が必要だというのは今の大臣のお言葉とも受け止めさせていただいたんですけど、国会が行政監視をするのは...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  じゃ、ちょっとまた引き戻して、主権在民を徹底すべきであるということはまさに大臣もそのとおりだというふうに、私と同じだと思います。  そこで、この主権在民に基づく運営するためには、公務員はまさに全国民に共通する社会一般の利益のために勤務するという、...全文を見る
○風間昶君 今の私のとらえ方がもしあれだったらまた、大臣、お述べいただきたいと思います。  企画立案については中立公正で必ずしもなくてもいい、あるいは一党に、ある党にシフトしなくてもいい、自由度があってもいいというふうな受け止め方で、一方、法の執行をする公務員は独立不羈、中立公...全文を見る
○風間昶君 これは、私まだ十分大臣の御発言把握できていませんので、またの機会に譲りたいと思います。まさに神学論争をやっても余り生産性はないわけであります。  ただ、きちっとやはり規則というか国家公務員法の中に入れ込むことが一つの大きなハードルになっていく、抑止力にもなっていくと...全文を見る
○風間昶君 枝野大臣、済みません、時間がないのでもうあれなんですけれども、一言。  独法通則法の廃止がゴールだというふうなメディアの報道もありますけれども、一言で言うと、この独法のどこに問題があって、なぜ廃止するのかということを是非教えていただきたいと思いますけれども。
○風間昶君 終わります。
04月13日第174回国会 参議院 法務委員会 第10号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。  まず、前回にも質疑をさせていただきました刑の時効についてでありますが、先般の参考人質疑の中で、それぞれ参考人の方々は、お一人は、公訴時効と刑の時効の見直し、この二つは整合性を保つべきだという御意見がありました。また、もう一方、刑の時効と...全文を見る
○風間昶君 今のまたお話伺っていると、非常に丁寧な御答弁ですけれども、見直してもよいのではと、バランスを考慮してという、積極的に見直すという方向ではない感じがするんですけれども、そうなんですか。
○風間昶君 必要性があるからこそ提案されたんでしょうから、もうちょっと力強く意思を持っていただきたいというふうに私は思います。  そこで、この公訴時効の見直しの範囲と刑の時効の範囲、前回も加藤副大臣に御説明をいただきました。何回読んでもちょっと私はなかなか分かりづらいなと思って...全文を見る
○風間昶君 分かりました。だから、要するに範囲が違うんですということなんですね。分かりました。  次に、中井大臣にもおいでになっていただいていますので、お伺いしたいと思います。  その前に、泉政務官にもおいでになっていただきましたので、お伺いしたいんですけれども。  先般の...全文を見る
○風間昶君 そういう意味では、来年四月施行を目指してこの第二次犯罪被害者等基本計画の検討を行われていると思いますけれども、きちっと入れていただきたいのは、やはり被害者団体、被害者団体というか支援団体が十分取組ができるような財政面の援助が一つと、もう一つは、結構ボランティアでやられ...全文を見る
○風間昶君 そこで、今二百八十もの要望をいただいたというお話ですけれども、御党のお得意の仕分作業はどうするんですか。その基準というのはあるんですか。
○風間昶君 先般の参考人のお一人から、各地で被害者支援センターみたいなところがいっぱいできていましたけれども、まだ設立後間もないところが多いですし、早期支援というものはあるわけですが、極めて長い事件をずっと支援を続けるということは現状大変難しいことだと伺っておりますので、是非、こ...全文を見る
○風間昶君 分かりました。よろしくお願いしたいと思います。  国家公安委員長について引き続き、先ほども議論になっておりました捜査についてでありますけれども、まさにこの証拠物件の保管、大臣は非常にこのことは悩ましい問題でありますとおっしゃっていますね、この間。都道府県あるいは検察...全文を見る
○風間昶君 前者の立法化の問題については今現在考えていらっしゃらないということで、運用上で間違いが起こらないようにという、努力するというお話でありました。間違いが起こったら困るから立法化すべきだという意見も実はあるわけで、このことについては、起こったら責任取れるんですか、間違いが...全文を見る
○風間昶君 可視化の問題で、先ほど松岡委員からの質問に対しても千葉大臣は、可視化の実現に向けて精査、検討中というお話がございました。公訴時効に関係なくというふうにおっしゃったわけです。可視化についてはいずれにしても早期のまとめに向けて取り組むというお話がございましたが、先般の参考...全文を見る
○風間昶君 ですから、両輪でやるべきかという意見も必要なんですけれども、まずは、可視化が必要だと思いますかという、その可視化の内容をきちっと書いて、そういう意見を聞くと。私は、それは二通りあるんだと思うんであります。  だから、そこはやっていくという、やっていきたいという今あれ...全文を見る
○風間昶君 中井大臣、また泉政務官、御退席、結構だと思います。委員長の方から御指示いただければと思います。
○風間昶君 それでは、公訴時効の、さっきは刑の時効の改正について話しましたので、いよいよ公訴時効のことについてお伺いしたいと思いますけれども。  先般の参考人の方からの御意見で、重篤な障害を負った殺人未遂や傷害については、殺人の場合よりも被害が長引くとも考えられる場合もあって、...全文を見る
○風間昶君 対象範囲の妥当性についてもうちょっと議論をしていくべきだと思っておりまして、つまり、参考人のお一人の方が、子供を産んで処置に困って殺害した女性、あるいは、医師が介護疲れの家族に頼まれて殺してしまったが、その後更生した場合も、同じく死刑、無期若しくは五年以上の懲役に問わ...全文を見る
○風間昶君 公訴時効でない部分でいうと、それは法定刑の在り方の一つとしてこれから検討を、これからというか、今までも検討されてきているんでしょうけれども、していくお考えはありますでしょうか。
○風間昶君 まさに今大臣が性犯罪の話を出したんで、ちょっとこれに関連してまた議論をしたいんですけれども。  平成十六年の改正のときには、強姦罪の法定刑が強盗罪よりも低く維持された理由はあるんだと思うんですけれども、だったら、今回この十六年改正時にできなかった性犯罪に関して、やは...全文を見る
○風間昶君 その際、女性だけでやらないで、男性もちゃんと入れてやるべきだと私は思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  先般、古川委員が質問をされた件、私も関心がありますのでお伺いしたいと思うんですけれども。医療事故によって業務上過失致死の時効時間の延長と、医師法二十四...全文を見る
○風間昶君 終わります。     ─────────────
04月22日第174回国会 参議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、何点か、同じ議論になるかもしれませんけど、確認をしたいと思います。  平成十四年のこの国際受刑者移送法に関する法案の審議に附帯決議が付けられておりまして、第一項目に、「外国で服役している受刑者のための国際受刑者移送制度が、受刑者の改善更生及...全文を見る
○風間昶君 そういう意味では、非締約国の最も多い受刑者を抱えている中国のお話がありましたけれども、今回は二番目に多いタイとの条約部分の議論ですけれども、その次に多いのはフィリピン、それからインドネシアなんですけれども、ここについては今のところ全く考えていらっしゃらないということで...全文を見る
○風間昶君 先ほど附帯決議を読ませていただいたのは、「アジア諸国等に本制度の導入を働き掛けるとともに、」という、まさにこれ、日本がやらないと向こうからはやってくる話じゃ全然ないと思うんです。だから、あえて多いフィリピン、インドネシアに対してはどうなんですかと伺ったんですけれども、...全文を見る
○風間昶君 それから、平成十四年のときの審議のときも議論になりましたけれども、十四歳未満の人たちに対する受入れ移送の問題でありますけれども、今回は十四歳以上となっていますから全く十四歳未満入っていないわけでありますけれども、現実に諸外国では十四歳未満の受刑者がいないということもあ...全文を見る
○風間昶君 次に、受入れ移送の実績で、日本から海外に送る送出移送の方は先ほど大臣の方から百六十九名というお話がありました。逆に、海外から日本に受刑者を受け入れる受入れ移送は二名ということでございました。  そもそも、海外における日本人受刑者の人数が少ないということもあるわけです...全文を見る
○風間昶君 海外にいらっしゃる日本人受刑者が円滑に移送されるような対応をどのように取っていらっしゃるんですかと聞いているんですけど。
○風間昶君 もう一つ、済みません、政務官にお伺いしたいんですけれども、先ほど千葉大臣からもタイ自身が受刑者移送条約を締結している国が述べられましたが、その通知についてはほとんどの国が努力義務だということでありました。  私が伺いたいのは、外務省の資料からタイ自身が条約を締結して...全文を見る
○風間昶君 そうすると、分かりやすく言うと、あれでしょうか、今後、今CE条約に我が国は加盟しているわけでありますけれども、加盟してない国とは二国間の移送条約を結んでいくという二本線でいくというふうに考えているんでしょうか。しかも、今の政務官の御答弁ですと、二国間の部分についてはで...全文を見る
○風間昶君 そうすると、先ほど浅野委員からの質問と関連しますけれども、いわゆる非締約国で最も多い中国についても二国間でいく形で今交渉が、三回目の条約締結の交渉の前交渉といいましょうか、そういうお話でありましたけれども、ブラジルについてもイランについても同じように考えていってととら...全文を見る
○風間昶君 委員長、政務官もう結構でございます。
○風間昶君 タイ国内での日本人受刑者に対しての通知の担保をどのようにしていかれるのか。先ほど大臣は通知の徹底をさせたいとおっしゃいましたけれども、ちょっとどうも具体的ではない。それは決意だけでありますので、具体的にはどのようにされるんでしょうか。
○風間昶君 日本国内のタイ人受刑者の対応、今はタイ国内での日本人受刑者の話を聞きましたけど、日本国内にいらっしゃるタイ人受刑者への対応については、これはCE条約の受刑者と同じように通知を行うんですか。
○風間昶君 我が国の移送法というのは、一定期間の刑の執行を送出要件にはしておりませんよね。でも、タイは、国内法では執行済刑期が言渡し刑期の三分の一未満又は四年未満である場合は移送されないということがあります。したがって、こう違うわけで、そうなると、タイにいる日本人受刑者は、タイの...全文を見る
○風間昶君 分かりました。  ちょっと法案と直接関係ありませんが、でもリンクしますので伺いますが、来日外国人の受刑者の大部分は、先ほど三千何十人という、多い、しかもほとんどは未締結国、非締約国であります。相当、ですから、各国と条約を締約するまで時間が掛かりますので、そうなると、...全文を見る
○風間昶君 時間なりましたので終わります。
06月01日第174回国会 参議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。  この法案は、先ほど来話題になっております国際裁判管轄についての規定を決められておりますが、民事訴訟法と民事保全法をどうして一緒にして改正になったのか、つまり何で単行法としてやらなかったのか。デメリットがあるからなんでしょうけれども、それ...全文を見る
○風間昶君 ということは、デメリットはないということですか。
○風間昶君 分かりました。  諸外国の管轄合意条約の批准状況を見ると、二か国が加入すれば発効しますけれども、現在のところメキシコ一か国だけしか加入してない、将来的にどうなのかなと、批准、発効するめどが立っていないんじゃないかというふうに思われます。ただ、アメリカとEUが署名だけ...全文を見る
○風間昶君 非常に寒い答弁でしたけれども、そうすると、批准に向けた取組というのは不断にこれからやっていかなきゃならないと思うんですけれども、その意思は当然おありになるんでしょうねと伺いたいんですが、どうでしょうか。
○風間昶君 包括的な国際条約の締結については非常に困難な状況だということは大臣から今御答弁ありましたけど、そうすると、法執行の実効性高めていくためには、近隣諸国や経済連携の多い国で二国間条約を考える必要があるんじゃないかというふうに思いますが、その部分については御検討されていらっ...全文を見る
○風間昶君 この法律案による改正対象は基本的に財産関係ですよね。だけど、国際裁判管轄で問題になるものとしては、私はむしろ数の上では人事とか家事審判の方が多いような気がしてならないんですよね。この人事関係の事件の方が財産事件の方よりも絶対数は多いと思うんですけれども、そのことについ...全文を見る
○風間昶君 これは、いや、それは政府は難しいでしょうけれども、裁判所は押さえているんじゃないかと私は思うんですけれども。そこはやっぱりもうちょっと、恐らく、推測で物を言うのは確かじゃないからあれだけれども、絶対僕は人事関係の方が多いと思っているんです、案件は。であるならば、やはり...全文を見る
○風間昶君 是非、大臣を続けていかれようという意思があるならやっていただかないと、これは国民の側からすると、国民目線でと言っている大臣からすればやっていただきたいというふうに思います。  それから次に、第三条の五の三項で規定されている知的財産権に関する訴えで、著作権は対象外にな...全文を見る
○風間昶君 もう一つ、三条の九について、現行法では国際裁判管轄に関する規定はないため、特段の事情ということで、当事者間の衡平、裁判の適正、迅速という観点から、私、よく分からないんですけれども、素人で、利益衡量に重きを置いて裁判所の裁量で決められておりますよね。  それで、そのこ...全文を見る
○風間昶君 終わります。