梶原敬義

かじわらけいぎ



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梶原敬義の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第102回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○梶原敬義君 最初にお尋ねします。中曽根首相が本年に入りましてすぐ訪米し、またすぐ大洋州に外遊をいたしました。中曽根総理になりまして外遊に次ぐ外遊をされておりますが、この経費、国費から支払われている経費について次の点を明らかにしていただきたいと思います。外遊先の国別、期間、それに...全文を見る
○梶原敬義君 外遊は外遊なりの成果も、ある程度一定の意義があっただろうと思います。しかし、今聞きまして、十回で約六億七千万、これは国民が聞いたらびっくりするような金額であります。一月の十九日の朝日新聞、今持ってきておりますが、「景気上昇の中、倒産最悪」、ちょっと前文を読んでみます...全文を見る
○梶原敬義君 長官、何か記者会見で席を外されるようですが、ちょっとその前に、今いろいろおっしゃられましたのにどうも納得することができません。  まあ、第一点は、我が国は五%の経済成長の維持を図りながら経済運営をやっている云々のお話でありますが、これは政府の経済政策のよろしきを得...全文を見る
○梶原敬義君 次に、昨年の十二月二十八日の朝日新聞の記事によりますと、台湾人の元軍人、軍属、日本軍の軍人、軍属に対する処遇を改善するための調査費が五百万円計上されておるようでありますが、これについて説明をしていただきたいと思います。
○梶原敬義君 この新聞によりますと、元軍人、軍属について死亡者に百万円、生存者にも百万円の一時金を、そしてその対象者については約三万三千人、こういうことがちょっと報じられております。これら台湾人の戦争による犠牲者に対して、日本政府の償いを今日まで放棄をしてきましたが、その何といい...全文を見る
○梶原敬義君 なかなかはっきり理解しにくい点もあるんですが、要するにこれを機会に、ことしの新年度の予算を契機にいたしまして、本格的に元台湾人の軍人軍属の処遇改善等をする方向だということを理解をしてもいいんですかね。
○梶原敬義君 どういうようなことがあったかどうか、もう大筋については、日本兵として戦ったということは大筋においてわかっておるんでしょう。だから、その大筋の問題として一体どうするのか、それはいろいろな問題あるでしょうけれども、その大筋の問題についてひとつ理解のいくような答弁をしてい...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ前向きで検討してください。  次に、平和問題研究会に対して質問をいたします。  これも、この研究会運営に当たりまして国費の投じられた額ですね。これについて具体的に支出項目ごとに説明をしていただきたいんです。
○梶原敬義君 庁費というのは出てこないんですか、そのほかに。
○梶原敬義君 答弁の仕方とすれば、聞いているのは幾らかかっているかと聞いているわけでしてね。だから謝金と旅費とそれから庁費の関係があるけれども、庁費の関係についてはわからぬからという回答をしてもらわなければ、少なく答えられて、いやこれがですよとこういうことでは、ちょっと困るわけで...全文を見る
○梶原敬義君 だから聞いたときに、小さいことを言うようですが、幾らかかっているかと聞いているんですから、それは謝金と旅費とこれだけかかっている、庁費がさらにある、こう答えてもらわなければこれはいかぬのじゃないですかね。わからぬから答えなかったということじゃ話の筋が違うのですね、そ...全文を見る
○梶原敬義君 各省庁の、じゃ、四十五の今大臣レベルの諮問機関がありますね、これで五十七年使っている金額、五十八年使っている金額、これも把握していないというわけですか。
○梶原敬義君 後から行政組織法第八条の審議会との関係で問題出していきたいと思っておるんですが、いずれにしてもこういう私的諮問機関、どこでそういう数とかあるいは金額等掌握するようになっているんですか、政府の機関としてはどの省で、トータル。
○梶原敬義君 しかし、だれが考えても、少なくとも大臣レベルの数と大体要った金額ぐらいはどこかで掌握する必要があるんじゃないでしょうか。会計検査院、その辺はつかんでおりませんか。
○梶原敬義君 ちょっとお願いをしますが、総務庁の方で今わからなきゃ、この四十五の私的諮問機関について一体五十七年、五十八年、五十九年どのように国費を使っているのか、それをひとつ後日でもいいですから調べて報告をしてください、いいでしょうか。
○梶原敬義君 官房長官、政府の私的諮問機関、特に平和問題研究会を問題にして今質問をしておるんです。  一つは、私どもがいろんな一般の市民の皆さんと、国民の皆さんと話をしておりますと、平和問題研究会は私的諮問機関だから首相のポケットマネーであれ金払ったんだろう、そういろいろ言うこ...全文を見る
○梶原敬義君 最後の件につきましてはぜひそういう方向でお願いをいたします。  ポケットマネー云々の問題で、かえってポケットマネーでそういう問題をやれば逆におかしくなる、政治が混乱するんではないかという御答弁でしたね。では総理大臣の諮問機関であります平和問題研究会の十一人のメンバ...全文を見る
○梶原敬義君 物は言いよういろいろありまして、例えば労働界で言いますと、真っ向から今、中曽根総理の、要するに防衛政策、こういうものと反対の立場にある総評の代表あたりが入っておれば、これはトータルで言いますと今言われるようなことも理解はできるんで、例えば学者でも、あるいは今原水爆禁...全文を見る
○梶原敬義君 国政の参考にするというこの考え方、それは理解は一定程度できるんですが、間違った、要するに一つの考え方を持った集団で議論をいたしまして、それは私は総理大臣がそこに出て一人一人の御意見を承って参考にするというのはいい。しかし、それは報告書の形にして、そして、しかも座長を...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと時間が来ておりますが、これまでの国会答弁等によりますと、基本的に詰まった状況の中で皆さんの答弁では、座長を置いたりあるいは紛らわしい答申を受けたりすることは、これはよくない、こういうことなんですよ。にもかかわらず大々的に報告書の形で出ましたよね。そういうこと...全文を見る
○梶原敬義君 最後に、実はいろいろ言われますけれども、中曽根好みの人を集めて、そしてそれがまとまった意見として新聞やあるいはマスコミで発表される。我々はこの一%枠の見直しとか、あるいはその他、問題があると見ているんです、この内容については。しかし、そういうものがこんなに公に国民に...全文を見る
01月23日第102回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○梶原敬義君 最初に外務大臣並びに外務省にお尋ねします。  おととしから去年にかけまして、レーガン大統領、コール西ドイツ首相、胡耀邦中国総書記、韓国の全斗煥大統領等々、各国の首脳、要人を御招待いたしましたが、これにかかわる我が国が負担しました国費の総合計ですね、各人ごとに、これ...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありませんから、四名のことを今聞いたんですから、そのことについて答えてください。
○梶原敬義君 聞いているのは外務省だけで掌握している数字じゃなくて、特に警備当局が非常に全斗煥さんとかレーガン大統領、こういう人がおいでになったときはたくさんかかったと思うんですね。そういうトータルで大体、端数はいいですから、どのくらいかかったか、それを聞いておるんです。
○梶原敬義君 ぜひお願いをいたします。ということは、それは招待するということは効果はいろいろあるでしょう。ただ、国費は一体どのくらいかかるのかというのをやっぱりどこかでつかんでおるはずなんですね。私はそれを内閣に聞きますと、いやそれは外務省と、外務省に聞きましたら、いやそれは警察...全文を見る
○梶原敬義君 次に、外務省に重ねてお尋ねをいたします。  大韓航空機撃墜事件の問題でありますが、この日本人乗客二十八名の遺族に対する補償問題について尋ねたいと思います。  その前に、国会の決議も第百国会で決議をいたしましたが、六項目にわたりまして国会決議を衆参両院とも、内容は...全文を見る
○梶原敬義君 政府の答弁は理解できないことはないんですが、結果として、もう国民の大多数は、結局もう時間がたってまあうやむや、やみの中に真相は葬り去られてしまっていると、こういう受けとめ方がもう大多数だと思うんです、この問題についてはですね。したがって、その点について外務省の率直な...全文を見る
○梶原敬義君 今お答えになりました一、二の点につきましては、これは大体わかるんですよね。第三番目に、航路を逸脱したということに対する真相が、これが結局まあ我々もわからないし、国民も一番結局わからないんですね。だから、これはもうブラックボックスがもうないと、みんな死んだということで...全文を見る
○梶原敬義君 航路のその逸脱については、今の答弁ではソ連の資料がないからわからないということですね、結論は今の答弁は。そうとっていいんですか。
○梶原敬義君 ちょっとわかりにくいんですが、航路の逸脱した原因についてソ連が資料を出せばある程度わかるんじゃないかと言われる、出してみなければわからぬけれども、出してみればわかるんじゃないかと。ソ連がどういうような資料を出せばいいんですか。ソ連が飛行機乗ったんじゃないわけですね。
○梶原敬義君 飛行機を運航しておったのは大韓航空機ですね。そしてインプットミスがあるかどうかとか、あるいはそういうことについてまで、そんなことまでソ連が資料を持っているはずはないわけですね。もしソ連のレーダーで、どういうところをどう飛んでいるかというのはあったかもしれないけれども...全文を見る
○梶原敬義君 幾ら聞いてもなかなかこれはわかりません。ICAOの報告が根拠になっているようなお話ですが、昨年の十二月十四日の北海道新聞、ちょっと今持っておりますが、「ICAO報告は根拠薄弱」、航空委員会が結論を撤回、「人為ミス説は白紙に」、こういうことになっておりまして、今ICA...全文を見る
○梶原敬義君 もうちょっと歯切れのいいお話を聞けるかと思ったんですが、ソ連のことを随分お話がありましたが、アメリカに対しては一体どういうように迫ったのかね。極東米軍のレーダーが大韓航空機があれだけ航路をそれたということをちゃんと握っておったというのが専門家の、知らないはずはないだ...全文を見る
○梶原敬義君 外務大臣、要望しますが、やはりこの問題の真相究明は国会決議をしておりますから、ICAO、ICAOと言わなくて、外務省もやはりアメリカとソ連に対してもう少し正々堂々と、これは真相を知っているのは両方でしょう、ここに対してもう少し本気になって真相究明のやっぱり努力をすべ...全文を見る
○梶原敬義君 聞きましたのは、私は後で韓国政府に対する問題は質問する予定でしたが、過失責任ですね、もうあれだけ航路が、専門家に言わしてみると常識で考えられない、あれだけ航路がやっぱり何回もチェックできるようになっているにもかかわらず、やはりあれだけ航路をどんどんそれていったという...全文を見る
○梶原敬義君 その話になりますとちょっと困るんですが、国会決議によりますと、第四項は「犠牲者の補償については、ソ連政府並びに大韓航空に対し十分な措置を講ずるよう求める」、こうなっているんですよ。今の答弁によりますと、ソ連に責任があるというならソ連で結構なんですよ。ソ連に、二十八名...全文を見る
○梶原敬義君 外務大臣と局長の答弁の内容少しニュアンスが、大分違うんですけれどもね。結局、私がさっき聞いたのは大韓航空機がどんどん航路をそれていったのは、やはり大韓航空機側に何回も、やはり操縦ミスを、航路を変えるようなチェック機関があったにもかかわらず、これICAOでもある程度指...全文を見る
○梶原敬義君 聞いているのは大韓航空機に過失責任が私はあるだろうということで、何回もさっきから言っているんですが、それに対する政府の物の考え方はあるとかないとか、断定はできないだろうがやっぱりそういう方向だというような考え方は出ないのですか。
○梶原敬義君 ソ連に対する賠償請求ですね、これは具体的に私はどういうことをどうしているかというのがわからないんですが、どういうような内容なんですか。
○梶原敬義君 ソ連に対しても大韓航空機側に対してもしっかり、国会決議がありますから、やってもらいたいと思うんです。どうも今までのやり方、もうこれは遺族の会や何かに任せきりで、政府はこんな難しい問題はどうにもならないということで、私は逃げ回っているしかないと思っておるんですよ。そう...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど山田局長の答弁にもちょっとあったんですが、ソ連に責任があるということに随分力点が置かれたんですが、既に韓国人の乗客については二千四百万円ぐらいで何割か、大多数が示談で片づいておるような話も聞いております。だが、やっぱり韓国、大韓航空機に責任が、これは無過失責任...全文を見る
○梶原敬義君 今外務省の方で調査していただいたメモによりますと、支払われたかどうかというのは、はっきりつかんでおりませんか。
○梶原敬義君 どうも支払われたということを私は聞いておるんですがね。これはすぐ調査してくれますか。
○梶原敬義君 四億ドルといいますと大変な金額になりますが、日本円にして大体今の相場で幾らになるのですか。
○梶原敬義君 それじゃ、もし受け取っておれば、あなた、大韓航空機は焼け太りじゃないですか。どうなんですか、この点については。政府もやっぱり遺族の身になって、国会決議もあるんですから、もう少し韓国政府に対しても、四十億ドルの借款をぽんと持っていったり、簡単にああいうことをやりますが...全文を見る
○梶原敬義君 どうも聞いていることは、そういうことを言っているんじゃないんですよ、いいですか。一千億ですか、保険にも入っている。そして幾ら補償を余計もらったって、亡くなった人は返ってくるわけじゃないんですからね。しかし二千四百万やそこらで解決できるはずはないでしょう、常識的に、今...全文を見る
○梶原敬義君 もう多く申し上げませんが、要するにやってください。  それから、ICAOの航空委員会の議事録が運輸省にあるはずなんです。これは外務省の方でひとつ議事録、ちょっと見てみたいんですが、いただきたいんです。いいですね。
○梶原敬義君 はい。
○梶原敬義君 ちょっと時間がなくなりましたので、防衛庁長官にお尋ねをいたします。  加藤長官が大臣に就任をされた後ぐらいだったと思うんですが、防衛費一%問題については何とか守っていくようなニュアンスのお話が新聞で報道をされました。ところが、本年の一月の十八日の千歳での新聞発表、...全文を見る
03月19日第102回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○梶原敬義君 木材製品に関しまして、当初新聞では日米首脳交渉の中で木材製品ということでずっと報道がされました。しかし、ある時期から木材製品の中に紙パルプが入っている、こういうことになってきたようでありますが、その点について通産省はいつ知ったのか、外務省は当初からこの件を知っておっ...全文を見る
○梶原敬義君 通産省は一月の二十八日ですか。
○梶原敬義君 二十八日、そのとき初めて知ったというわけですが、一月の二日にその話は出ているはずですが、なぜそのときにわからなかったのですか。
○梶原敬義君 そうすると、外務省は一月の二日にもうわかっていたわけですね、紙パルプが入るということは。
○梶原敬義君 一月二日にわからないまま持って帰って、それで後から、いやこれは紙パルプが入っているのですよというのはどういうことですか。
○梶原敬義君 要するに、検討品目四分野というのは、とにかく一月の二日の日に大体決まってお持ち帰りになったわけでありますね。したがって、そのときに総理大臣は一応ある程度恐らく木材の中には紙も入るだろう、だけれどもこれは大変重いから持って帰ろうと、こういうことになったのではありません...全文を見る
○梶原敬義君 一方的に新聞によりますとレーガン大統領からこれこれだということで要請があってお持ち帰りになったということですが、これは何でもかんでもトップ同士が話するわけですか。これはいいですよ、これは問題ですよと持って帰る前に、その場で一応の方向づけをしないと、これはやっぱり相手...全文を見る
○梶原敬義君 いや、先ほど外務大臣の答弁は木材製品ということで穐山委員に答えてきましたけれども、これは日本の中でははっきり木材製品と紙パルプというのは言い方が分かれておりましてね、ですから、そういう意味では、何といいますか、あなたたちはフォレストプロダクトの中には紙まで入っていな...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣にお聞きしますが、特にアメリカが関心を持っておりますクラフトライナー、段ボール原紙とクラフト紙につきましては今構造不況でありますね。この状況を、しかもある程度関税については引き下げようとして今国会に出しております措置法、こういう関係について現状を報告をしてい...全文を見る
○梶原敬義君 関税につきましてもOECD、カナダ、これと比べてどうでしょうか。
○梶原敬義君 最後になりますが、そういう状況でありますから、今総理大臣も、皆さんお聞きですが、そういう非常に厳しい段ボール原紙の状況、クラフト紙の状況でありますから、この問題についてはやっぱり国を挙げてちゃんとアメリカには言うべきことは言う、日本の今のこの業界あるいは雇用を守る、...全文を見る
03月28日第102回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○梶原敬義君 先般、通産大臣並びに経済企画庁長官から所信をお聞きいたしまして、さらにこの所信につきまして何度か反復して読みましたんですが、内容は非常に結構でありますが、私は非常に根本的は幾つかやはりどうにもならない、そういう点が落ちているような気がいたしておりますから、以下質問を...全文を見る
○梶原敬義君 先ほどちょっと聞きにくかったんですが、五十九年度の最終実績はどのくらいに落ちつきそうだということですか。
○梶原敬義君 これは三月十六日の日経新聞でありますが、経済企画庁が十五日発表しました昨年十―十二月期の国民所得統計速報云々というところでずっと読んでみますと、五十九年度の実質成長率は五・六%に達する見通しと、こういう記事が載っておりますが、これは間違いですか。
○梶原敬義君 もうきょう三月二十八日ですからあと三日ですね、三日ですから、五・三%ということを長官言い切りましたが、これは五・三が五・五とか五・六になることはないわけですね。
○梶原敬義君 どうも僕は昔から経済企画庁といったらいろいろ尊敬しておったんですが、あと三日後のことが非常に高くなるかもわからぬと、あるいは五・三と、こう言い切っておるが、一体どういうことなんですかね、そこはわからぬということですか。
○梶原敬義君 どうも、随分遠い先のことを見通せといったらなかなか狂うかもわからぬですが、もうここまで来てそれが見通しができないというのは、これはあなたたちが発表しております経済見通しという言葉自体がこれはもうちょっとおかしいんじゃないでしょうかね。長官が先ほど言われました、アメリ...全文を見る
○梶原敬義君 くどいようですが、やっぱり長官はしゃあしゃあと、見通しが狂ったのは、これはアメリカの関係でこうなったんだということでずっと言われましたけれども、私はやっぱりそういう言い逃れというか、言いわけというのは許されることではないと思うんですね。結果がまず大きく違っておりまし...全文を見る
○梶原敬義君 もうこれでこの点については質問打ち切ろうかと思ったんですが、どうもそこまで言われますとね、じゃ五十八年も大幅にまた狂ってるんでしょう、五十九年もでしょう。それから減税効果の問題を言われましたけれども、内需の面で減税を、当初内需の見込みよりも、今先ほどおっしゃられまし...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、ちょっと次に移りますが、六十年度の経済見通しは、長官の所信にありますのは、「政府の諸施策と民間経済の活力とが相まって、実質で四・六%程度の成長」云々と、こうなっておりますが、これは大体もう長官狂わないですね。
○梶原敬義君 次は、今内需のお話が出ましたが、長官が所信で述べられております「国内民間需要を中心とした景気の持続的拡大を図るとともに、雇用の安定を確保することであります。」ということで、「持続的拡大を図る」と。図るということを強調をされておりますが、どうもその中身は、具体的にそれ...全文を見る
○梶原敬義君 今、少し全般的にアメリカの景気に引っ張られて日本の景気がよくなった、特に輸出関連を中心にしていいということを言われておりますが、私も地元に帰りまして、いろいろ中小企業の経営者の皆さんや、そこで働いている人や、あるいはいろんな業界の人と話をするんですが、これは地域的な...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣が一月、二月の例を出されましたが、三月はちょっと厳しいんではないでしょうかね。ですから、季節的なこともあるんではないかと思っておりますが。  いずれにいたしましても、私も帰って、ある小さな信用金庫の理事長さんと話をしておりましたら、どうにもならないと、取引...全文を見る
○梶原敬義君 おっしゃられることはわかるんですが、建設業の関係、確かに非常に厳しいんです。厳しいけれども、やはりそのどこが厳しいかといいますと、大手より小さい中小の建設業が厳しいんです。それで、下請、孫請、その下ぐらいが、もう状況が厳しいものですから、ぐいぐい絞られてきておるんで...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと私気になるんですが、少し中身に入る前に、やっぱりぜい肉という表現は、一生懸命仕事をしてきた人を民間にこうやる。そうすることがぜい肉をとる。ぜい肉というのは、豚の肉を、余分についたのをぜい肉と言うんで、人間の一生懸命やってきた――大臣も、そこで働いている人も、...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、先ほど経済企画庁長官から内需の拡大を具体的に図るということで、幾つかのことをずっと出されたんですが、どうも公共事業の点とハイテク関係の所得税減税、それから中小企業対策に若干の施策と、こういうことでやろうと、こういうことであります。今問題になっているのは日米...全文を見る
○梶原敬義君 僕は、これはぜひ閣僚会議で、中曽根総理大臣にもっと積極的に両大日が物を言っていただきたいと思います。  中曽根総理大臣が財政を改革するために行政改革をやるということで、彼が行管庁長官になったのが五十五年七月で、五十七年の十一月に総理大臣になっておるんですが、五十五...全文を見る
○梶原敬義君 一生懸命福祉や何かを抑えて、ずっと予算を抑えていったけれど、どうしてこんなにふえるかというのは、やっぱり思ったより税収が伸び悩んでおる、そういう面もあるんではないでしょうか。    〔委員長退席、理事前田勲男君着席〕  特に、私は去年の商工委員会でもちょっと数字...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣は、建設大臣になってやったらいいんじゃないかと思うんですが。  それはそれといたしまして、そうは言われますけれども、新日鉄が予測をいたしました「住宅需要を推計」云々というのが、これはことしの三月十四日の日経に出ておりまして、建てかえ需要がこれからあると、こ...全文を見る
○梶原敬義君 経済企画庁というのはどういう仕事をするのか、私もさっきから話を聞いていてちょっとわからなくなったんですが、経済企画庁長官、ですから国の全体の経済の調整を図り、計画を達成するということであれば、やっぱりこういう住宅金融公庫で繰り延べを一千億もやらにゃならぬような状況に...全文を見る
○梶原敬義君 後段の御答弁につきましては理解できますが、前段の個々についてはもう心配ないんじゃないか、充足しているんじゃないかと言いますが、住宅統計調査の資料によりますと、東京都で言いますと、持ち家が百七十六万二千で、借家が二百二十三万八千三百、こういう数字が出ているんですよ。だ...全文を見る
○梶原敬義君 一千億です。
04月02日第102回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○梶原敬義君 通産省にお伺いしますが、石炭鉱業保安確保対策の関係の予算は本年度三億一千八百万円の増で、百十四億五千六百万円になっております。この関係は、私は積極的な意味を持って受けとめたいと思うんですが、昨年の三井三池有明鉱の大災害事故について、何回も去年の商工委員会で質問いたし...全文を見る
○梶原敬義君 一つ要望いたしますが、司法捜査の件ですが、確かに検察庁の支配下でやっておられるようですが、これは長くたってからやるというのは余り意味がありませんし、問題がもううやむやになってしまいますから、これはやっぱりできるだけ急いでいただきたいと思います。  それから酸素マス...全文を見る
○梶原敬義君 三池の問題につきましては、時間がありませんので一応これで終わります。いずれにいたしましても、災害というのは忘れたころやってくるということになりますから、本当にそういう意味では万全を期していただきたいと思います。  次に、リッカーミシンの倒産、会社更生法移行後の問題...全文を見る
○梶原敬義君 消費者保護はわかるんですが、そういう面で商品の引きかえや何かについてはわかるんですが、これは債権が残って、引きかえていなくてまだ残っている場合における、例えば一般債権の扱い、共益債権の扱いにするのか、その辺についてですね。
○梶原敬義君 共益債権になるということで、本当に安心いたしましたですね。やっぱりこれで、掛金を掛けている人は、随分、私どもも何人か会いましていろいろと要請をされておったんですが、これは共益債権になるから、最終的にはもうどんなことがあっても心配することはないだろう、こういうことでい...全文を見る
○梶原敬義君 大臣ね、私は民間の企業でずっと働いておりましたからどうもぴんとこないんですが、確かに忙しいときも忙しくないときもあるでしょうけれども、普通だったら、私は中曽根さん流に民間、民間言うのは好きじゃないですがね、一年間、年々に大体一人当たり平均何時間、こういう数字というの...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっとお願いしたいんですが、要するに、そういうことではなくて、ありのままに一応、去年なら去年、ことしはことし、どのくらいトータルで残業時間があって、それに見合う支給というのは、大体何割ぐらいは支給はもうこらえてくれと、こう言っているのか、それを今度、後でいいですか...全文を見る
○梶原敬義君 実際そう言うてもできないこととできることがあるわけでしょう。実際に働いておりまして、結局はあるところから先はもう足切りかなんかでやっていくのだろうと思いますが、それを悪いとかいいとか言っているんじゃなくて、一体実態はどうなっているのか。じゃ、これからそうするというん...全文を見る
○梶原敬義君 私は四十分までですから、もう時間ないんですけれども、今長官のお話ではちょっとわかりにくいところ多いんですが、要するに二十万件ぐらいの処理能力で、今四十九万九千と二十三万と、この二つでいくと、やっぱり今処理がだんだんおくれているという内容だと思うんです。したがってそう...全文を見る
○梶原敬義君 大臣お答えになる前にちょっと、今の長官のお話では、ペーパーレスで効果があるということですが、いろいろこの資料を見たりやっておりまして、長官も一体どのくらい効果が上がるのかというのは、はかり知れて、読み切れてないと思うんですね。そうそれを機械化するからコンピューター入...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそういう方向で、大臣が在任期間中、それもそう長いことないんですから、ひとつ腹を決めて……。  それはなぜかといいますと、こんなことを言っていいかどうかわかりませんが、やはり過去を見ますと、ずうっと自殺者が出ておりますし、いや、その自殺の原因は仕事に関係ないよと...全文を見る
04月03日第102回国会 参議院 建設委員会 第8号
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○梶原敬義君 私は、先般、商工委員会に所属をいたしておりまして、内需拡大の観点から、特に経済企画庁長官に対しまして住宅政策をもっと積極的に進めるべきではないかという点で強く質問をいたしまして、一定の前進ある大臣の答弁の感触を得たつもりでありますが、きょうは時間が三十分でありますの...全文を見る
○梶原敬義君 今挙げられた数字については、要するに計画戸数も五十七年、五十八年、五十九年とずっと減っておるということですね。  それから補給金については、六十年度予算におきましては一千三十四億円ですか、一応そういう計画になっている、この数字は間違いないですか。
○梶原敬義君 そこで、今、日米貿易摩擦が非常に問題になっておりますし、きのうも河本大臣は、新聞によりますと、この解消というのはやはり内需を拡大する以外は手がないのではないか、こういうようなことも言われた記事が載っておりました。この内需の拡大をする方法といたしましては、やはり大幅な...全文を見る
○梶原敬義君 どうも、私が聞いている内容と少しポイントがずれているような気がいたします。私は、やっぱり今、国民の多くというのは快適な生活を住宅でしたいというニーズが非常に強い。同時に、欧米諸国に比べても日本の住宅というのは見劣りがする。こういうような状況が一方にあると思いますし、...全文を見る
○梶原敬義君 今、一方で住宅金融公庫の計画が一万戸減っておるし、同時に貸出資金の限度額は十万円ぐらいですか伸びているようなんですが、これは手数料やなんか入れますとほとんどゼロに近い。そういう状況の中で、ただ、政策的な手は打たなくて、百二十万、百三十万を期待するというようなことです...全文を見る
○梶原敬義君 無抽せん制の維持で、そして住宅建設が停滞しているという原因については、私は、今国民の実質所得が伸び悩んでおる、可処分所得が伸び悩んでおる、こういうような状況が最大の原因だろうと思うんです。したがって、そういう状況の中で、後から申しますが、私は住宅金融公庫の貸付限度額...全文を見る
○梶原敬義君 住宅金融公庫の方、お見えになっているでしょうか。  住宅金融公庫といたしましては繰り延べが一千億に達しているような状況で、これは当然、今度改正法案が出ているようですから、また後で議論があると思いますが、こういう状況の中で住宅金融公庫が新しく国民に住宅をもっと勧める...全文を見る
○梶原敬義君 総裁が遠慮されておりますけれども、過去に景気刺激のためにやったということをちょっと言われましたが、それだけじゃない。私も住宅金融公庫から昔お金を借りて家をつくってよかったと思っておりますが、非常に大多数の国民はそれによって恩恵をこうむり、それは固定資産税にはね返って...全文を見る
○梶原敬義君 時間が来ましたのでやめますが、経済企画庁長官も、この繰り延べなんかはしない、そして住宅にもう少し資金もつぎ込んで力を入れる、こういうことを閣僚会議の中で言う、通産大臣も手を挙げて、私は建設も詳しいのだということで先ほど商工の予算の委嘱審査のときに言われましたから、建...全文を見る
04月04日第102回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○梶原敬義君 目黒委員の質問に比べてちょっとソフトになるかもわかりませんが、自治省と警察庁にお伺いいたします。  最近、中曽根総理大臣の政治姿勢を見ていますと、何か公務員、官があんまりよくなくて、民間活力とか、民がいいというような政治姿勢がずうっと出ているようで私は鼻についてし...全文を見る
○梶原敬義君 時間がないですから結論だけひとつ。
○梶原敬義君 今の自治省の答弁の中での一人当たり二十四時間で平均二万七千円というのは、二十四時間に見合う分が丸々計算して二万七千円、こう受けとめていいんですか。
○梶原敬義君 ということになりますと、警察庁の場合は、今官房長から答弁ありましたように、実際は超過勤務をやっている半分ぐらいしか支給はできてない、こういうことなんですが、自治省は丸々ということですかね。
○梶原敬義君 ここは決算委員会の場です、警察もいるからかわかりませんが、うそを言われたらちょっと困るんですけれどもね。実際に私が聞いた話では、実際やるけれども支給の見合いというのは丸々は入ってない、こういうことが実態じゃないですか。だから、そこのところは言いにくいと思いますが、そ...全文を見る
○梶原敬義君 それ以上は出しにくいのかと思いますが、私は、今警察庁から言われた、官房長のお話があったのは大体事実だろうと思うんですね。一生懸命頑張っているけれどもなかなか財源の措置がつかない、それだけ国民が、頑張っているんだというのはやっぱり理解をしなければいけない。それを一体今...全文を見る
○梶原敬義君 ですから、自治省の答弁、うそを言っちゃいかぬですよ。大臣、あなたの言うことと違っておりますから。  先ほど聞いておりますのは、労働省に聞いてみても、労働省としては国家公務員の超過労働やそういう勤務状況、条件なんかについては、一々口挟むのは人事院制度があるしできない...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間が来ましたから終わりますが、そこら辺がある程度民間では、ぽっと言えば、それは何ぼ大きな新日鉄でも、トータルの残業時間一体どうなっているなんというのはすぐ出るんですけれども、公務員の場合はなかなか出ないようなシステムになっておりますが、これは封建制の遺物じゃな...全文を見る
04月09日第102回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○梶原敬義君 一点だけ質問し、承ってまいりたいと思います。  今、福間委員から最後に質問があり、要請がありました審査、審判官の職員の問題でありますが、私は「職員年齢構成表」というのを、六十年の一月一日、特許庁の方からいただいておりますが、これで見ますと、総数が千二百七十九名、平...全文を見る
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました特許法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提案いたします。  案文を朗読いたします。     特許法等の一部を改正する法律...全文を見る
04月11日第102回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○梶原敬義君 先ほで対馬委員の質問に対しまして、政府は内需の拡大に力を入れていると、こういう強い表明がなされております。しかし私どもはいつも地元に帰りまして、地元の実態というか、実情はよく本当に全県回りますから承知しているわけであります。今日日本の景気がよくなったという、マクロ的...全文を見る
○梶原敬義君 よくわかりました。  そこで、内需の拡大の手段といたしましては幾つかあるでしょう。しかし主には、一つはやっぱり国民の内需拡大の一番大きな源というのは個人消費ですから、やはり所得をアップをする。所得のアップの仕方とすればベースアップ、あるいは逆にそれができない場合に...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、もう時間ないでしょうから……。  ただ、本当に国民には今言われることが、一生懸命努力をしているということは、非常に多くの中小零細がこれはいつかは火を噴きますよ。今は何か中曽根内閣は支持率は高いかもしれない。それは、高いというのは、背が高くて外国の大統領と並ん...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ内需拡大をするためには、抜本的にポイントを置いて、やはり小さいことじゃなくて大筋、大幹ね、これとこれとこれ、減税と、住宅なら住宅とか、やっぱりびしっと大きな幹を打ち出してね、ひとつそれを政務次官、政府の方針に、ぜひ反映をしていただきたいと思います。  さて、中...全文を見る
○梶原敬義君 当初の目標が十万ですね。本当の計画というか、それはもっと高かったんじゃないですか。
○梶原敬義君 いずれにいたしましても この法律はいい法律ですから、過去一生懸命やったけれども、何かやっぱりどこかに問題があったんだという指摘をぜひさしていただきたいと思います。  私は狭い地元ばかりを例に出して悪いんですが、ちょっと情報がとれないものですからね。私どもの大分県と...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそのようにお願いをしたいと思います。  それから、夜逃げとか心中とかいうのは、地元だったらもうわかるのですよ、新聞にも出ますしね。だから判断は、地元の県か、どこかそこら辺に任せれば心配ないのですよ、これはやはりどこから見ても、この法律を適用できるとかできぬとか...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました中小企業倒産防止共済法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。   中小企...全文を見る
04月18日第102回国会 参議院 商工委員会 第11号
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○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました情報処理振興事業協会等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    情報...全文を見る
04月23日第102回国会 参議院 商工委員会 第12号
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○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党。自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    商工組合中央金庫法の...全文を見る
04月24日第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第6号
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○梶原敬義君 一つだけいいですか。門田参考人が先ほど水力発電のコストが高いと、こういうお話がちょっとありましたけれども、これは改めてダムをつくって発電所をつくるという場合のことを意味しているのか、既存の水力発電もひっくるめて言われておるのか、そこのところをちょっと。
04月25日第102回国会 参議院 商工委員会 第13号
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○梶原敬義君 私は十五分までの持ち時間であります。わずかな時間でありますので、簡単に質問さしていただきます。  最初に、赤澤参考人にお伺いいたします。  要するに、今の対外経済摩擦というのは輸入促進が決め手だ、これが非常に力点を置かれたポイントでありまして、私は地元に帰りまし...全文を見る
○梶原敬義君 きょうは、対外経済摩擦問題について本来質問いたしますが、最初に、昨日起こりました三菱石炭鉱業高島炭鉱の事故について、若干先に質問を通産省の方にさせていただきたいと思います。  死者が十一名、重軽傷者四名という、またも大変な痛ましい事故が発生をいたしましたし、まかり...全文を見る
○梶原敬義君 本商工委員会もあした現地に飛ぶようになっているようでありますが、事故の原因ですね、この段階でなかなかはっきりしたことは言いにくいだろうというのはよくわかりますが、どうもガスの爆発のようなことをNHKでも既に報じられておりますし、その爆発地点というのはもう一カ月間ぐら...全文を見る
○梶原敬義君 もうマスコミがそこまで言っているということは、相当突きとめて、やはりNHKも言ってるんですからだと思いますが、なかなか慎重なところはよくわかるんですが、余り慎重過ぎて、権威のある通産省が、監督権のある通産省がだれよりも早く問題を突きとめて、そして国民にやっぱり明らか...全文を見る
○梶原敬義君 人の面と、もう一つは大幅なベースダウンの提案があったんじゃないか。
○梶原敬義君 私が合理化が提案と言うのは、やっぱり春闘のときに出たんであろうが、出ていないんであろうが、やっぱり我々の一般的なとらえ方というのは、ひっくるめまして人の面とベースダウンの面と、両方とらえておかないと、じゃ春闘のとき話が出たからというとらえ方では間違っておると思うんで...全文を見る
○梶原敬義君 提案と言ったじゃないか。私が聞いているのは提案がどうなのかということですよ。だから、決定しているということを言っているんじゃないんですよ。
○梶原敬義君 だから、そういう答弁の仕方というのはないですよ。合理化提案はどこどこをどうしているかと聞いておるのにかかわらず、いや交渉の中で出たんだ、どういうような内容かと聞いているのに今答えられた。なぜ初めに答えないんですか、そういうことは。そういう態度というのはないですよ。 ...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、私いろいろ言うつもりはなかったんですけれども、やっぱり合理化の提案が出て、そして後どうなるかわからぬ、やっぱり人心に不安がある状態の中で、特に事故というのは、過去の例からもやっぱり起こりやすいんですよね。三池の大牟田の大爆発事故もそうなんですけれども、非常に...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、できるだけそういうような状況があるところにはやっぱり保安はもっと力を入れるべきだという、そういう指導をぜひとっていただきたいと思います。  次に、本題に返りますが、金子経済企画庁長官にお伺いしますが、対外経済対策推進本部というのを全閣僚で設置をさ...全文を見る
○梶原敬義君 できればちょっと河本特命相の役割もひとつ教えていただきたいんですが。
○梶原敬義君 どうも私はわかりにくいんでしようがないんですけれども、そうしたら、対外経済対策推進本部の一番トップには総理大臣がお座りになって、その下に企画庁長官がいらっしゃって、河本さんが事務局か何か担当、これはどうなっているんですか、この組織は。
○梶原敬義君 ちょっとわかりにくかった。  そこで、対外経済対策推進本部の本部長は総理大臣でしょう。そうすると、総理大臣がいないときは、代理は金子企画庁長官になるんですか。それからちょっと聞いたのでは、事務局みたいな担当は河本特命大臣のところだと、こういうように政府の方から聞い...全文を見る
○梶原敬義君 はい、わかりました。  もうちょっと、先に入る前にひとつまた整理する意味でお聞きしますが、一月二日に中曽根総理大臣がアメリカに飛びましてロン・ヤス会談をやりまして、四つの荷物を背負うてお帰りになりましたが、あの会談に行くときは、当初は外務省はやっぱり行くべきではな...全文を見る
○梶原敬義君 最近の傾向を見ますと、外交関係でもそうなんですが、何でもかんでも中曽根総理大臣が出ないと日本のことは片づかぬような傾向が出ているような気がしてなりません。我が国が大戦中非常に戦争が厳しい状況に進んでいったときに、いろいろ書かれておりますが、読んでみますと、当時の東条...全文を見る
○梶原敬義君 お言葉を返すようでありますが、トップが何かをやってやり損のうたときは国民全体の運命にかかわってくるわけですね。だから、よそがそうしているから日本もと言ったって、日本にそういうもともと基盤があるかどうかは疑わしい、民主主義もどこまで進んでいるかどうかわ からないとき...全文を見る
○梶原敬義君 先に移りますが、貿易摩擦の原因ですね、なぜこの貿易摩擦がこういうふうに急になったのか。ちょうど、私も国会へ来て間がないのですが、去年の商工委員会等で内需あるいは外需、これが一体日本の経済にどういうように作用するのか、この辺の議論を大分しましたが、外需の面、内需を高め...全文を見る
○梶原敬義君 アメリカの成長が予想を上回る成長だったということですが、私はそう詳しいわけではないんですが、六十兆円に及ぶような減税をやって、そういう状況から見ますと、皆さん専門家が考えればいや随分調子が乗るんじゃないか、そういうことはあらかじめ予測できたことではないかという気がす...全文を見る
○梶原敬義君 どうも順番が気に食わぬのですね、今述べられました順番が。私はやっぱりレーガンの大幅な減税が一番目に来て、そして住宅とか設備投資が出てきたという順番を逆にしてもらわぬと、どうも日本は減税を余りやらぬものだから都合の悪い、ここのところは後ろの方に持っていかれると、どうも...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと私が聞いているところと少し焦点がずれておるんですが、それはそれにいたします。  ただ、通産大臣が中曽根さんの経済政策、勇気ある、正しいということを言っておりますが、しかし、もう総理大臣きのう始まったことじゃないし、三年も四年もやって、その前に行管庁長官もや...全文を見る
○梶原敬義君 どうも大体この関係の数字が六月というのはちょっと遅いような気がしますけれども、これはサミットとか対外関係があって延ばしているということじゃなくて、どうしても物理的にも間に合わないということなんですか。
○梶原敬義君 そうすると、五・三%はまあ間違いないだろう、こういうことですが、しかし、五・三%を予測したのは去年の十月ぐらいでしたか。だから、そこからしますと、もう過ぎ去ったことなんですから、これが五・三にいくのか、五・六にいくのか、五・八にいくのか、大体の勘どころだけひとつ教え...全文を見る
○梶原敬義君 きょう午前中に、参考人の意見聴取で金森さんのお話を聞いたんですが、彼は五・八ぐらいいくんではないか、こういうことをある程度自信を持って言われておりましたが、間違いでしょうか。
○梶原敬義君 もうしかし、ここのところまで来ておりますから、やっぱり五・三と五・八では随分開いておるから、五・八近くにいくのか、五・三に限りなく近いのか、その辺の見通しぐらいは言えないんですかね、ひとつ言ってください。  それから外需の寄与度につきましては、金森さんは二%ぐらい...全文を見る
○梶原敬義君 あなたと話していたら、何問答かわからぬけれども。大体限りなく五・八に近いのか、三に近いのかという問題はそっちへ置いて、数字で寄与度のあらわし方の説明なんで、そうじゃないんで、実際にそういう感触の話をしているわけで、やっぱり大体勘の方が当たりますよ、あなたたちの何かち...全文を見る
○梶原敬義君 今これを私も、絵にかいたのはいいけれど、実際どういうようにこれをやるかというのは随分難しいと思うんです。ただ仮に、よしんばそういうことでどんどん進めるといたしまして、これまでは我が国の国内で調達をしておったものが外から今度はどんどん入るということに恐らくなるんでしょ...全文を見る
○梶原敬義君 だから私は、中曽根総理大臣のやり口というのは非常に危険だと思うんですね。確かに今林業とかあるいは合板とかということは一つの例ですが、これからいきますと、いろいろ、通産大臣も六十社企業の人を集めて買ってくれということですから、恐らく何かやるんでしょうが、そういう人たち...全文を見る
○梶原敬義君 総理大臣がやっていることをそう強調されても、私は耳に入らぬです。仮にそんなら一兆円余分によそから買うとすれば、仮に消費が変わらないとしますよね、今のあれからいきますと、なかなか変わらないでしょう、そう変わらない。日本国内は大変なやっぱり倒産が出たり、あるいは倒産が出...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がだんだん来まして、問題をちょっと絞りたいと思うんですが、ただ消費を拡大するといっても、毎日新聞で書いておりますように、私そのとおりであると思うんですが、「最近の書籍売り上げでハードカバーの本が急減、文庫本に人気があるのも」云々という記事が載っている。また、...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、労働時間の短縮はもうさきに答えていただきまして、私も質問する予定でしたが、ぜひ休日増等労働時間の短縮は諸外国から要請されていることでもあるし、うちの内部のニーズはもっと強いわけですから、ぜひ進めていただきたいと思います。  それから、やっぱり内需...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ最後ですが、やっぱり何といいましても、これは与野党書記長・幹事長会議で出た高度なお話でありますが、重ねてひとつ両大臣から頑張っていただきたいんですが、所得税減税ですね、これはやっぱりできるだけ早くやれるようにひとつお願いをいたしまして終わりたいと思います。 ...全文を見る
05月14日第102回国会 参議院 商工委員会 第14号
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○梶原敬義君 ただいまから派遣報告をいたします。  去る四月二十四日に発生した三菱石炭鉱業株式会社高島炭鉱における災害の実情調査のため、四月二十六日、二十七日の両日にわたって行われました委員派遣について御報告いたします。  派遣委員は、初村委員、田代委員及び私の三名であり、ま...全文を見る
05月16日第102回国会 参議院 商工委員会 第15号
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○梶原敬義君 私は本日は、一つは基盤技術研究円滑化法案と貿易研修センター法の廃止法案の二法案につきまして、同僚の対馬委員の一昨日の質問で若干残っている点がありますので、この点を質問をすることと、もう一点は、一昨日、昨日の審議を聞いておりまして、基盤技術研究円滑化法案についてはどう...全文を見る
○梶原敬義君 今大臣から所感を述べられましたが、両省におきましては、この法律をつくるに当たりまして、非常に長い間の検討期間といいますか、構想段階、そしてある程度構想が詰まって、通産省では産業技術センター構想、それに基づいて法案の作成、そしてそれが十二月二十一日には一本にひっつける...全文を見る
○梶原敬義君 今の御答弁を聞いておりますと、通産省の産業技術センター、この構想というのはたかだか始まって去年の春からです。それから今、奥山局長ですか、郵政省から言われましたが、これは随分長い間検討期間を置いたと、こう言われておりますけれども、これも今のお話聞きますと、我々の一般社...全文を見る
○梶原敬義君 どうも差しさわりがありますから、答弁される内容というのはそれ以上のことは出られないと思うんですね。  私は最近の傾向の悪いところといいますか、国のやり方は、土光さんが第二臨調をやった、それで行革大綱を決めた。財政が悪い、大蔵省が強い、こういう状況の中では、やっぱり...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、ちょっと大きな話ですが、日本という国、日本人をずっと眺めてみますと、もう古代から、昔は中国大陸、朝鮮半島を渡って、仏教、宗教とかあるいは文化とか、あるいは各種生活部面にわたる生産技術やその他というのは、ほとんど日本はやっぱり物まねやってきておったと思...全文を見る
○梶原敬義君 郵政省の局長にエールの交換をやるのも理解できないことはないんですがね、次に移ります。  さて、当面、六十年度予算と六十年度の事業計画、運営というのは大体この法案でわかるんですが、先のことがわからないんですね。先の問題で、先々一体どういう規模でどうするのか、どういう...全文を見る
○梶原敬義君 その点については郵政省の方も同じことだろうと思うんですが、NTTの配当金、要するに三分の一の株式を産投会計に移して、そしてそれから上がってくる配当金、きのう大蔵省の答弁では、一〇%見た場合に年間二百六十億、だから五%と見るとその半分と、そこら辺でふわっとこういう話な...全文を見る
○梶原敬義君 奥山郵政局長の方で、電電の配当の見込み、見通し、これは将来も世話ないと、任しておけと、こういう見通しなのかどうか、ひとつそこだけお聞きしたいと思います。
○梶原敬義君 そうしますと、将来の事業規模とか、あるいは要するに大きな将来の構想なんですが、一体どういうところを構想しているのかさっぱりわからない。アメリカでは、きのうちょっと聞きましたら、NSFですか、これはナショナル・サイエンス・ファウンデーション、このNSF、これは三千三百...全文を見る
○梶原敬義君 それも一応、なかなかこう何回聞いてもわかりにくいからもうその点については終わります。  民間、民間という話がもうしょっちゅう出ますね。民間にやってもらう、特別認可法人で民間でやる。ただ、きょうテレビで神戸市のこのやり方というのが出ておりましたが、いろいろ神戸市は、...全文を見る
○梶原敬義君 局長の前向きの答弁を素直に受けたいと思います。  そこで、この法案のセンター等ができた後は、出資とかあるいは融資の関係について、やっぱり一定程度中小企業にはもう枠みたいなものを初めから与えて、三割とか何ぼとかこう与えておくことが大事ではないかという気がします。そう...全文を見る
○梶原敬義君 繰り返してまた質問をいたしますが、今、局長が公平にやるということでありまして、その公平なやり方というのは、結局基盤技術に関する試験研究に必要な資金の出資及び貸付融資に対してどういうような基準、どういうような形でやるのか、これが結局問題になってくるだろうと思います。そ...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣にお伺いしますが、決意を申し述べていただきたいと思うんですが、いろいろ考えてみますと、行き着く先はどういうところかと、この基盤技術研究円滑化法案の目指した、志している方向とは別かもわかりません、行き着く方向は、大企業といいますか、力のあるところにいろんなスポ...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそういう方向で頑張っていただきたいと思います。大臣の今の考え方をいつまでも生かしていただきたいと思います。  この法案の、この問題について最後ですが、僕は法案の審議の順番がちょっと初めからおかしいなと思ったんですね。これは財源はNTTの配当を充てるということで...全文を見る
○梶原敬義君 どうもそこまで言われますと、はいそうですかというわけにはいかない。しかし実際は、基盤技術研究円滑化法案がなかったら、正直に言いますと、このセンター法は廃止しなかったんでしょう。どうなんですか、そこなんですよ。
○梶原敬義君 終わります。
05月17日第102回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○梶原敬義君 私は、先月の二十四日に発生いたしました三菱石炭鉱業高島砿業所の坑内災害の問題と電力料金の関係につきまして、二つの問題をこれから質問をいたします。  時間が五十分でありますので、まあ質問も要領は得ないところあるかと思いますが、答弁の方もできるだけ核心に触れてひとつお...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそういう方向を貫いていただきたいと思います。  さて、高島炭鉱の事故、災害事故の件でありますが、具体的な質問に入る前に通産省にお尋ねいたしますが、事故の概要とこれまでその後とった経過について簡単に御報告をお願いをいたしたいと思います。
○梶原敬義君 私は、参議院の商工委員会の方で先月の二十六日に現地に調査派遣をされまして行ってきましたから、今局長の答弁を聞いておりまして大体理解ができるわけであります。  警察庁の方で、この問題に対しまして長崎県警がとりました経過並びに今後の捜査方針、その点について一点お尋ねを...全文を見る
○梶原敬義君 私はこれまで商工委員会でも何回か質問をしてきましたし、きのうも商工委員会で集中審議がありました。一々詳しい質問をいたしませんが、要するに私はこの事故は人災だと断定ができると思うのです。  幾つかの要因があると思うのですが、その要因の一つでも気がつき手を打っておれば...全文を見る
○梶原敬義君 次に、私は現地に行きましても、あるいは三井三池有明のあの事故のときもそうなんですが、ちょっと関心を持ったんです。三井の事故のときは災害が発生してそして退避するときに、退避の指令がちぐはぐだったんです、あっちに行け、こっちに行けと言って。そして、しかも時間もかかってお...全文を見る
○梶原敬義君 三菱の場合は、高島の場合は退避指示を出した人は一体だれが出したのか、そして退避指示を出す決断といいますか、判断をしたのはだれなのか、ここのところがわかっておれば教えてください。
○梶原敬義君 ということは所長でございますか。
○梶原敬義君 それは間違いないですか。センターから、そしてセンターが所長に判断を仰いだわけですか。それは間違いないですね。
○梶原敬義君 私は、この所長に調査に行った時点で質問し、話を聞いたんですが、どうも所長の態度というのは人を大きな事故で亡くしておって、非常に不遜なところが感じられました、正直言いまして。私だけじゃなくて、同僚の議員もそういうことで帰ってきたんであります。鉱山の所長というのは一方で...全文を見る
○梶原敬義君 それでは言いますけれども、例えば、今五十七年度の決算をやっておりますが、鉱山保安確保事業費補助金、予算及び決算額、これを見ますと、五十七年度でいきますと、保安専用機器に対して国が補助金を出しているのが、五十七年度予算で百十四億八千六百万、決算が百十億九千四百万、その...全文を見る
○梶原敬義君 だったら鉱山保安法十二条の二の二項ですか、ここを変えればいいわけですよ。いいですか。火事が起こっておりまして、ここで火事が起こっておるときに所長はどこかよそへ行っているかもしれない。それは電話、ポケットベルか何か持っているわけです。火事が起こっているときは、これは危...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと僕の勘違いかもわからぬけれども、三井の有明のときはどこかよそへ行っていたんですよね、料理屋か何か。おらぬときはまたその所長の次にと、こういうことになるんでしょうかね、今、打ち合わせがあってね。ですから、人によってやっぱり三菱の所長だったら、あの男はワンマンで...全文を見る
○梶原敬義君 それではいつまでたってもこれはまた事故起こりますよ。だから、私はあなたのその言っている、高島の問題でいきますと、ちょっと時間がなくなりましたが、なぜ事故が起こった瞬間において、高島の所長に判断を仰いだことが正しかったのかどうなのか、所長はどこにおったんですか、その時...全文を見る
○梶原敬義君 もし所長がトイレでも行って鉱内にはおると、生理上やっぱり所長だってトイレに行くでしょう。トイレに行っている時間だってそれは五分ぐらいかかるかもしれぬ。その五分が命取りになることだってあるわけだ。それはほかのことでもっと外に出ることだってあるでしょうよ。ちょっとそこの...全文を見る
○梶原敬義君 だから自信を持って前の方に答えられるのはいいんだけれども、しかしやっぱり決算委員会の経過もありますし、警告もありますし、そしてそこまで僕は言うつもりなかったけれども、あなたがそこまで言うから言うんだけれども、あなた方は高島で監督官が入って、そして生産再開、会社は急い...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、この問題最後にしますが、やっぱりこれから有明それから高島まだ続く可能性だってあるわけですよ。今非常に考えられるわけですよ、こういう状況というのは。この前有明でまたちょっと自然発火も出かかったし、ですからそういう意味では通産省の監督官だけがやったってこれは...全文を見る
○梶原敬義君 これはあなた方がよくやります諮問、新料金体系研究委員会、向坂正男座長、ここで一定程度検討して、そしてそれをもとにある程度通産省が前に進もうと、こういう方向ではないかと思うんですが、もともとこの料金の問題に対して一般の家庭は、温水器の売り込みのときにえらい一時そういう...全文を見る
○梶原敬義君 聞くところによりますと、やはり相当大口電力を使って事業をやっているところは、これはなかなか電力コストが非常に高いものですからどうかしてくれ、こういうところから、いわば財界の筋からの強い要請というのがあるんではございませんか。
○梶原敬義君 私が今聞いているのはそういうことを聞いているんじゃないです。要望はどこから出たのかという、強い要望はどこにあるのか。
○梶原敬義君 そういう話をすると私もまた時間がないので混乱するのだけれども、ということはどこから出た話ですか、これは。通産省から出た話ですか、そういうのは。
○梶原敬義君 ということは、これは電力会社が例えば夏の甲子園大会があるときあたりは、その瞬間の電力の消費量というのは物すごく高い数字になりますね。それに合わせまして各電力会社というのは設備をいたします。そうすると、それが非常に効率がなかなか高いところに設備をするものですから電力会...全文を見る
○梶原敬義君 大変な問題を持っていることで、僕は反対なんですが、しかし結論を言う前に、結論にいく前に、一般家庭は、もし、あなた今言われることをちょっと考えてみますと、これは季節調整あるいは時間調整やって、年間トータルでいって、使っておりました家庭の電力費、支払い電力料、これは一年...全文を見る
○梶原敬義君 どうもわかりません。  それからもう一つ問題は、こんなことをしたら夜仕事をせいということになりますわな、大体もう。好むと好まざるとにかかわらず昼の料金高いから、夜は安いから夜動けということになりますよね、やっぱり家庭も。大体、ぴんとこないんだけれども、どういうこと...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間が来ましたから。これは反対です。これはこういう方向というのは問題があると思うんですよ、大臣。簡単にフランスでやっておる。もうきのうも一生懸命よその物まねはしないと言って、私どもも法案審議で一生懸命やった。これもフランスの物まねか何か。いいことはまねないで、悪...全文を見る
05月23日第102回国会 参議院 商工委員会 第16号
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○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました半導体集積回路の回路配置に関する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     半導体集積回路の回路...全文を見る
05月28日第102回国会 参議院 商工委員会 第17号
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○梶原敬義君 私はこの法案につきましては原則として賛成でありますが、この法案をちょっと読んでみまして、あるいは衆議院での審議経過等つぶさに検討した結果、幾つか疑問点もありますので、次々に質問いたします。  最初に、この法案の大きなタイトルでありますが、中小企業技術開発促進臨時措...全文を見る
○梶原敬義君 黒田次長の話を聞いておりますと、何かいいような感じを受けるんですが、どうも衆議院の審議を聞いておりましても、初年度適用される数というのは、組合でいうと大体四十ぐらいではないか。そうしますと、個別企業では数というのはごく限られてくるだろうと思うのですね。六百万ぐらいあ...全文を見る
○梶原敬義君 私は、先週地元に帰りましていろいろと調べてみたんですが、県の関係で当面法律ができて考えられるところというと、四つぐらいを県の中小企業振興会の方で言っておりました。私も大体全県内を、選挙区を回っておりますし、もうずっと地元で生まれ育ったものですから、大体のことはわかっ...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、この法律ができれば、これからどんどんどんどん研究開発をあおって、そして進めていく、こういう受けとめ方をさせていただきたいと思います。  それから、通産省の資料をいただきました中に、一つは中小企業と大企業との生産性格差の最近の拡大傾向、それから試験研究費の...全文を見る
○梶原敬義君 生産性の開きにつきまして、局長のお考えは、ちょっと聞き漏らしたかもわかりませんが、技術開発がおくれているという、ここがやっぱりポイントのような、そういうことなんですか、今。
○梶原敬義君 私はそういう面があるのも否定はいたしませんが、狭い範囲で物を言うかもわかりませんが、私は中小企業を大体をもうばあっと見ていますから、頭の中に入っていますから、普通一般的に、東京周辺はどうかわかりませんが、そう大なり小なり差はないと思いますが、中小零細企業というのは、...全文を見る
○梶原敬義君 それから試験研究費については、これもいかに中小企業であっても、企業がもうかっておればやはり次のために、悪くなったときのために手を打つし、やはり研究費というのはもっと私は上がってくる筋のものだと思っておる。先ほど言われましたように、ここのところずっと一六%ぐらいで大企...全文を見る
○梶原敬義君 なかなか、長官とか次長と議論していますと、聞いておると何か引き込まれていってわけがわからぬことになるんですよね。  大臣いかがでしょうか。大臣はやっぱり選挙区のことを御存じで、中小企業の皆さん知っておると思う。大臣になれば選挙区に帰らぬでもいいかわからぬですけれど...全文を見る
○梶原敬義君 どうも大臣の答弁は近ごろ、ずっと黙って聞いておるんですが、優等生答弁になりまして、余り荒っぽさがないんで、近ごろは魅力も感じていないんですが、いずれにいたしましても、私はやっぱり中小企業の皆さんや何かともよく相談しますし、いろんなことを言われて感じているのは、枝葉で...全文を見る
○梶原敬義君 この法案と、先般この委員会でも審議をいたしました基盤技術研究円滑化法、これとの関係もなかなかわかりにくいんですよね。どうもこれが一方で出て、一方でまた中小企業の関係でこれが出たというようなとり方も、しかしどうも今聞いておりますと、経過は別々の経過で出てきているようで...全文を見る
○梶原敬義君 次長、言葉じりをとらえるようですが、向こうの法律とかなんとかいったって、我々議論するときには、大臣が出まして、通産省を相手にして……
○梶原敬義君 あなたたち同じように議論しておって、向こうもこっちも我々にはないんです。  中小企業が一部基盤技術研究円滑化法の対象になるだろうというような表現もちょっとされました。これも、我々も議論するときには、やっぱりこれは大企業のための法律じゃないかと、中小企業はどうなのか...全文を見る
○梶原敬義君 また言葉じりをとらえるようですけれども、中小企業は応用型だと、もともとこの基盤技術とかあるいは研究開発に弱いんだという今言われ方をしましたけれども、それはそうじゃなくて、中小企業はやっぱりみんなやりたいんですよ、だけどやれないんですよ。結局、その日その日どう食うてい...全文を見る
○梶原敬義君 その点につきましては、製品化、販売化につきましては、地方自治体との関係も出てきますので、後に少し残したいと思います。  次に、この法案でありますが、通産省がまず指針をつくって、そして中小企業を誘導するということであります。問題は、私はどの範囲で、一体どういう規模で...全文を見る
○梶原敬義君 私もその新しい技術が進んでいる中で、中小企業がこれにおくれるということを甘んじて見ているということに賛成ではない、そういう意味で言っているわけではない。問題は、後で申し上げますが、なかなか中小企業を取り巻く環境というのは厳しいわけですから、新しい試験研究をやった場合...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。ただ、言いたいことは、これでどんどんあおってやったところが、こういう新しい技術というものは、百のうち一つ成功するかどうかわからない、これは非常に厳しいものだ、甘いところからスタートするのじゃなくて、それはやっぱり基本に行政の立場で持っていただきたいと思...全文を見る
○梶原敬義君 まあこの点につきましては、私帰って県の担当者に聞いたんですが、福岡の通産局で、各県の皆さん集まっていただいて通産省の説明会があったらしい。そのときに、「著しい新規性」についてそれぞれ質問が出たらしいんだけれども、通産省としては、今局長が言われましたように、これで余り...全文を見る
○梶原敬義君 本来なら、もう少し指針の中身がかたまって、我々にも説明をして、そしてこの法律これでいきましょうと、本当はここまでやってほしかったんですが、どう言うてもそうはいかぬ、時間もない、どうもこういうことのようでありますから、これは後でもいいですから、この指針の骨格とかあるい...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそのようにしていただきたいと思います。  次に、資金の確保の点でありますが、これは第六条ですが、「国は、」「技術開発事業の実施に必要な資金の確保に努めるものとする。」、こうなっておりまして、大体中身の説明も事務局から一応聞きました。初年度の予算の関係も大体聞い...全文を見る
○梶原敬義君 これは新技術、技術開発については、お金を用意をしてそれをどんどんつぎ込めば事が解決するようなものではないと思っておりますが、しかし、中小企業にとりましてはやはり今がチャンスだ、時代に乗りおくれるなということで、いわばかねや太鼓で音頭を取ってやるとすれば、やはり問題は...全文を見る
○梶原敬義君 組合で既にこういう技術開発をやってある程度成果の上がっているところとか、あるいはまあ、非常にこれからどうも見通しのいいところとか、そういう事例というのは、各県募集したら百幾つか、百五十か何か手を挙げたということは聞きましたけれども、そんな事例というのは、組合でやって...全文を見る
○梶原敬義君 どうもここのところが非常にあいまいでありまして、手を挙げたけれども、そのうち四十ぐらいというけれど、私はそういうところが、具体的にどんなものがあるのかということがぴんとこないですが、あれば後で教えていただきたいんですがね。  私も帰ってちょっとお話を聞き、調べてみ...全文を見る
○梶原敬義君 言い方にはいろいろあって、そういうことがあるようですけれども、協同組合で試験研究をして物をつくって売っている、あなたが今言われたのは小売やったりいろんなところじゃないですか、協同組合で物をつくって売って、そして研究開発しているところでそんなに税金もまけてほしいと、こ...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっとその法文の解釈、きのう私も課長から聞いたのとちょっとニュアンスが違うのですが、ということは協同組合の組合員であると、賦課金を納めている組合員が個々の企業で技術開発をする場合に、組合費を納めておればその企業はこの租税特別措置法の恩典を受けられる、こういうことで...全文を見る
○梶原敬義君 はい、わかりました。それなら話が合うわけであります。  だから問題は、そういう技術開発をやろうかという組合が幾つかできて、やります。やったときに、償却や何かを、なかなか初めから黒字が、まあ一年間特例措置として繰り延べることはありますが、二年以内にうまくいけばいいわ...全文を見る
○梶原敬義君 問題は、やはりこれは全国に行くわけですから、それぞれ中小企業の経営者の皆さん意欲的な方がおりまして、絶えず何かやろう、やっぱり今苦しいからいろいろ開発しようと、そしてやってうまくいっていない、家も土地も何もぶち込んだ、うまくいかないという例も知っている。そして保証し...全文を見る
○梶原敬義君 これで終わりますが、やはり今なかなかアメリカとの貿易問題も非常に難しくなっておりますし、いろいろ中小企業に対する法律もつくっておられますが、やっぱり今当面緊急の課題というのは、内需がこんなに冷え込んでおる状況ですから、もっと内需が拡大をして、特に衣食住にやっぱり一番...全文を見る
05月30日第102回国会 参議院 商工委員会 第18号
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○梶原敬義君 この関東東北鉱山保安監督部及び同部東京支部の設置に関し承認を求めるの件、これにつきまして大臣の提案理由を先般聞きました。  その提案理由の主なポイントというのは、この提案理由の中に書いてありますが、「鉱山保安行政の効率的推進」と、効率的な推進というところにすべての...全文を見る
○梶原敬義君 それはどうも理屈をつければ理屈はつくわけでありまして、ただその東京と仙台に置いておっても、従前のような方式でも、今言われましたような石油の開発の問題でも、あるいは鉱害の対応でも、全くそう不自由はないような気がするんですが、どうもその理由の方が後から来たような気がして...全文を見る
○梶原敬義君 だから、どっちかといいますと、行革が先に来て、そしてそれに基づいて、それなら何かしなきゃいけないと、そこからいろいろ考えて、しかも、では何か経費が安くなるかといったら、経費は余り安くならないような、小さな政府にどこが一体どう寄与しているのかさっぱりわからないような、...全文を見る
○梶原敬義君 大臣のお考えはよくわかるんですが、立場もよくわかりますが、どうも実際に鉱山の保安行政やなんかやっている、とにかく高島にいたしましても、あるいは南大夕張にしても、事故が続発をしている。しかもその他、数には見えませんが、いろいろな各種の鉱山においても災害が非常に多い。そ...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと中身の問題に入りますけれども、一つは、東京の鉱山保安監督部を格下げをして、仙台の、東北のあっちを部にして、こっちは支部にしているわけですが、そこのところも非常にこれはわかりづらいんですが、この点はいかがでしょうか。
○梶原敬義君 ちょっと、仙台、東京両管内の鉱種別の鉱山数、また休廃止鉱山、これらの数字について、私も持っておりますが、あらまし今少し言われましたが、数の上でひとつ通産省の方から説明を聞きたいと思います。
○梶原敬義君 通産省の事務局からいただきました昭和五十九年十二月末現在の鉱種別鉱山数、これを私の方でいただいておりますが、結論からいいますと、稼行中のものが、仙台が百三十五、東京が二百ですね。これは、数は東京の方がはるかに多いわけですね。それから休廃止鉱山が、仙台が百二十七、東京...全文を見る
○梶原敬義君 それでやると言うんですから、これはまあしようがないわけですがね。  例えば、この行革の一連の動きの中で、福岡と札幌の鉱山保安監督局を、福岡、札幌の通産局にこれを附置するような逆な動きになっていますね。ですから、これも一連の行革絡みの動きの中で、それをやったから高島...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣もなかなかそつがないわけでね、やっぱり答弁にもう少し味を盛っていただきたいと思います。  わき道にそれますが、どうも、中曽根総理大臣が行革行革と、土光さんや財界の皆さんと一緒になって行革を唱えてきている、その行革の中には、いいものと悪いものがやっぱりある。...全文を見る
○梶原敬義君 またちょっとそれますが、ミッテランのことは私も勉強不足でよくわかりませんが、少なくともあれはもう五、六年やっておりますよね。総理大臣、中曽根さんは今三年ですよね。中曽根総理大臣あとそれなら三年も五年もやれるかといったら、これは言うまでもないが、やっぱり内外に相当批判...全文を見る
○梶原敬義君 ということは、従来よりもこれから仕事がどんどんふえるということになるわけですか。
○梶原敬義君 それから、東京の支部の今まで監督部の管轄にありました鉱山の休廃止鉱山、これらの今後の傾向ですが、ふえるのか減るのか、この辺の見通しについて一点お伺いいたします。
○梶原敬義君 だから、トータルでいきますと石油の関係もふえるし、そして稼行中のやつも多い。それなら休廃止鉱の鉱害対策の必要なものもどうかと言ったら、これもふえるだろうと。そういうような状況で、一方、仙台と東京、部と支部と、それで中は何も変わっていない。どうもやっていることがわから...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。
○梶原敬義君 次に移ります。  福岡鉱山保安監督局、この前私は高島の調査に行ったんですが、検査を年何回やっているかと言ったら、何回と、こう答えたんですが、南大夕張と高島との関係で、五十八年、五十九年、大体どのくらい行っているか、数字がありましたら……。
○梶原敬義君 私が今聞いたのは、三菱高島とそれから南大夕張ですね、それをちょっと聞いたんです。
○梶原敬義君 高島につきましては、五十八年二十四回、五十九年二十五回というような数字をちょっと——これは違いますか。
○梶原敬義君 私は、若いとき会社におりまして、ボイラーなんかの検査に通産省が来るというのが事前にわかるわけですね。それで、会社がどうしているかとじっと見ていると、前になって掃除をして、労働基準監督署、鉱山保安監督署も同じじゃないかと思うんですが、巡回のときにはもう相手側にちゃんと...全文を見る
○梶原敬義君 きょうは午後、三菱の南大夕張の件につきましてまた質問しますから、ダブるところがありますから余りこれ以上今突っ込みませんが、どうも数も足らないし、これは石炭だけじゃないですよ、監督行政というのはやっぱり抜き打ちでやるだけの要員もない。本当を言うと、さあ来るぞと準備して...全文を見る
○梶原敬義君 どうも一番気になるのは、この行革の流れの中で、やっぱり何もかもというか、みそもくそもというのですかね、一緒くたにして、人を一律にずうっと減らしていこうと、監督官も減らしていこうと、こういうような形がこれからもどんどん出てくるような気がしてならないんです。  現場を...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、最後にお伺いしますが、監督官は減らさない、事務を減らすと。こういうニュアンスもちょっと受けとめたのですが、まあ減らすなら大臣の数を一つ減らすとか、大きなところから、やっぱり問題のところから逐一やって、そしてやりにくい、難しい問題のあるところからやっていって、そ...全文を見る
○梶原敬義君 私は、五月十七日の南大夕張炭鉱の災害で亡くなられました遺族の皆さんに心からお悔みを申し上げ、さらにけがをされた皆さんには、一刻も早い回復をお祈りしながら、さらにまた、事故発生と同時に速やかに対応いたしました通産大臣初め通産省関係各位の努力と対応に敬意を表しながら、以...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ、大臣のそうした姿勢を、きちっと根底に持ち続けていただきたいと思います。  これから幾つかの点について質問を申し上げますが、我が党におきましては、本委員会の対馬委員が調査に一緒に行きましたものですから、日をかえまして、対馬委員からもう少し詳細な点について質問を...全文を見る
○梶原敬義君 通産省のこれからの例えば捜査等の状況とかあるいは生産再開の問題とか、ここら辺の問題についても若干お尋ねをしたいのであります。
○梶原敬義君 だから、原因の究明、これは聞くところによりますと、いつまでもあのまま現状でほうっておくと、火災の心配があるや何や意見を聞く場合もありますし、原因の究明に対するひとつの時間的な見通し、それから来る生産再開の問題、こういう一連の見通し等について若干言えるなら、もう少し具...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、これから十日とかあるいは一カ月とか一年とか、そういう単位で見るなら、一体どのぐらいのスピードでこれは進むものか、それはいかがでしょうか。
○梶原敬義君 私はまた決算委員会でもやるものですから、きょうはさらっといこうと思ったんですが、どうもそこまでなりますと、ちょっと見通しがわかりにくいんで、もう少し質問いたします。  当初はガスが突出をしたんではないか、こういうことでありましたが、どうもそうじゃない。そうすると、...全文を見る
○梶原敬義君 私は、新聞や何かで読んだぐらいしか、余り深い知識はないんですが、どうも爆発地点も、当初会社あたりが言っていた地域よりは少し違っていると。最後は八片連坑道の辺まで焦点が、今局長言われましたように場所がどうも絞られてきた。そこまでくればガスがどこからどういうようにどうた...全文を見る
○梶原敬義君 私は三池の有明にも行きましたし、高島にも行って、大体操業再開あるいは原因等についてはもう少し、今の時点ではある程度見通しがついておったんですが、どうも今の局長のお話をずっと聞いていてもなかなかこれは見通しかつかない、こういう受けとめ方をしたんですが、そういうことでし...全文を見る
○梶原敬義君 ガス源の究明と火源の究明につきましては、これはきょうここでは、今一生懸命やっておりますから、言えないだろうと思うんですが、事故が起こったのが十七日ですから、もう随分たっておりまして、まあ大体、ここでは言えないでしょうが、少なくともある程度の見通しは持っているぐらいの...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ、この段階で言えることは、原因の究明やなんか今やっていると思うんですが、現地で生々しい作業を一体どのように、どうやっているか、ひとつ報告をしていただいて、そうして私はまあ大体信用しましょう。
○梶原敬義君 着実に調査をやっている、だから結論は速やかに出るだろう、こう理解していいわけですね。その点について、もう一度くどいようですがお答えをしていただきたいと思う。  それから、六十二名の死亡原因について、爆風の風圧によって外傷で亡くなったのか、やけどか、ガス中毒か、この...全文を見る
○梶原敬義君 この辺につきましては質問通告しておりませんでしたけれどもね、ちょっと知りたいんですが、そのCO、一酸化炭素中毒、これは全体で大体推定しますとどのくらいいるんですか。——じゃ、後でいいです。  続けますが、三菱石炭炭鉱側の保安管理体制に、私は先ほど一つ二つ言いました...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、ガス検知器の高さについては、先ほどの局長の答弁では、これは問題はないと、大体それは会社側の過失とかあるいは問題がないというような受けとめ方をしたんですが、結局あれは、坑道の高さは三・五メートルでしたかね、三・五メートル。メタンガスは軽いから上へ上がると。...全文を見る
○梶原敬義君 検知器の設置場所とか高さ等については、事故前に鉱山保安監督局はそれはもう察知をしておったことなのかどうなのかですね、ちょっとその辺について。
○梶原敬義君 今、これは昭和六十年五月十九日の読売新聞を持っております。この見出しによりますと、「警報鳴っても作業 元坑内員証言 避難指令はなかった」と。これは札幌発でありますが、この内容は多分皆さんも読まれたと思いますが、若干ここのポイントだけ読んでみますと、「警告のランプがつ...全文を見る
○梶原敬義君 ガス検知器の問題が、結局爆発と同時にとまったんだろうということのようですが、多分類推しますと、今の言われていることは。問題は、それより前に、早くそれを中央の管理センターに知らして、そして危ないぞと、これがガス検知器でありますが、どうも今まで、この新聞もそうなんてすけ...全文を見る
○梶原敬義君 これは通告しておりませんが、十七日の決算委員会で私は局長とやりとりをいたしましたが、あのときに、生産の責任を持っております鉱山の所長が、保安の関係も一番トップで責任を持っていると。これはどうしてもうまくいかぬのじゃないかということで申し上げたんですが、この東大の外尾...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ私の意見だけ申し上げまして、その点に関して次に移ります。  この外尾教授が言っているのも、結局は、生産の大もと、責任者であります所長が保安をやっている、ここに問題があるということを指摘をしながら、その手段としては、国がもっと責任を持つべきじゃないかという、...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことになりますと、割合近々と、こういうことで中間発表になりますか、中間発表等の取りまとめについては近々という見通しを持っていいわけですね。
○梶原敬義君 わかりました。次に移ります。  今後南大夕張炭鉱が保安の管理上、やっぱりきちっと皆さんから見て保安を確立をしなきゃならない、そういう要点といいますか、ポイントについて幾つか列挙をしていただきたいし、対策を早急にとっていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 わかりました。まあわからぬけれども、わかると言わにゃしようがないですね。  幾つかポイントはあるだろうと思うんですが、これは早急に絞って、手落ちのないように、やっぱり再開するめどがつく前からもう早く準備をするべきだと思いますし、そういう指導を強くする必要があるであ...全文を見る
○梶原敬義君 熱の出るガスマスクですね、これを何人か今回の事故で使った形跡はあるんですか。
○梶原敬義君 そうしますと、CO、一酸化炭素中毒で亡くなった人もおりますし、今度現場から生還された方がおりますね。生還された方でガスマスクを使った人は、私現地へ行っていないでこんなことを聞くのもちょっと聞きづらいのですが、これはいないんですか。
○梶原敬義君 そうすると、ガスマスクの熱の出ない開発を幾つか検討しているということで、この前商工委員会で答弁いただいたんですが、ちょっとこれは通告していなかったんですが、それはどの辺まで今いって、見通しは一体どうなのかですね。
○梶原敬義君 だから、やっぱりこういうやつもどうせ金を使うんだからね、僕は国の予算の使い方の悪いところじゃないかと思うんですが、お金を毎年毎年ちょっとずつ使うんじゃなくて、そこは開発するときは早くばっと、これは戦争をやるときなんか、重点的にこういうところの開発なんかにはやっぱり早...全文を見る
○梶原敬義君 まあ判断はいいんですが、労働省としても、こういう災害がどんどん起こっておるんだから、これはゆゆしき問題だと。どうすればいいのか、やっぱり通産省とか労働省とか言わぬで、やはり早く事故の起こらないように、なくなるように、やっぱり皆さんの専門ですから協力をして、そして大臣...全文を見る
○梶原敬義君 私はそこがこれからの問題を考えるのに非常に重要だろうと思うんですが、わかれば、例えば検知器やガス警報機が働いてそういう事故を避け得たのか、あるいは、人がそこにおって、これは危ないぞといって避け得たのか、何かそこら辺の問題についてわかることを教えていただきたいと思いま...全文を見る
○梶原敬義君 だから、そういう未知のものもいいでしょう、しかし、過去に幾つかの件数の中で、やはり事前に察知をして避け得た、そういうものをもう少し分析して累積をしていって、それで、一体それは人間の目でやったのか、機械でやったのか、ガス検知器や何かそういう機械が作動して避け得たのか、...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ本当に速やかに、鋭くひとつ対応をしていただきたい。  労働省もお見えですが、亡くなられました方の遺族の皆さんの雇用問題、あるいは労災保険あるいは弔慰金等について、直轄とかあるいは下請もおりますし、この辺の問題については差別なく、これは高島でもお願いをしたことで...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ積極的に取り組みをしていただきたいと思います。  もう最後になりますが、詳細の技術的な問題や何かにつきましては、対馬委員が後日やりますので、ここで私終わります。  大臣、問題は、今保安を確保できるかどうか、これはやっぱり大きなポイントになってきているわけであ...全文を見る
06月03日第102回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○梶原敬義君 私は、空の問題と、それから地下の炭鉱の問題と、これから三点にわたって質問をいたします。  時間割りを先に申し上げておきますと、沖縄の那覇空港の問題は、もうトータルで八分、大韓航空機問題を四十分、それから石炭、炭鉱事故の問題を十二分、このくらいでやるしかないわけであ...全文を見る
○梶原敬義君 過去十年の十年というのはどうして十年になったかわからぬけれども、私言いましたかね、十年ということは。  昭和三十五年三月、愛知県の小牧空港で戦闘機F86と全日空のDC3機の事故、三人死亡、八人負傷、これはあるでしょう。
○梶原敬義君 困るじゃないですか、あったやつをないように言っては。  次に、運輸大臣は御存じでしょうか、運輸省の組合であります全運輸の労働組合が世論調査をした記事が、日経の五月二十九日に載っておりますが、この記事を読みますと、このアンケート調査によりますと、那覇空港でニアミスを...全文を見る
○梶原敬義君 私はこの質問を進めるに当たりましては、一応この内容については私の方に来ました事務当局の皆さんにはこの辺のことはやると、質問すると、そういう管制官の世論調査の内容についてもやると、こういうことで言っておったんですが、聞いておりませんか。
○梶原敬義君 だからどうだと言うんですか。問題は私はあると見ておるんですが、問題があると言うんですか、ないと言うんですか。
○梶原敬義君 それじゃ全運輸の労働組合のこの世論調査、アンケートがそういう数字が出ているけれども、それは当局としては見逃してもいい、そう心配にはならない、こういう判断ですか。
○梶原敬義君 あと防衛庁長官、運輸大臣と両方答えていただきたいんですが、やっぱりこういう事故がこれからも起きる可能性があると思うんです、今の世論調査、アンケートの内容からいっても。これは大事な、大変な問題で、起こった後、さあ起こった起こったと言ってやったって間に合いませんから、こ...全文を見る
○梶原敬義君 運輸大臣、私も沖縄へ行って見て戦闘機が飛び立つ瞬間的な速さと民間機とその離着陸の勢いが全然違うんですよ。だからキャパシティー云々ではなくて、実際に世論調査でそういう非常に心配があるということなんですから、これはあなたそんなことを言って事故起こったらどうしますか、これ...全文を見る
○梶原敬義君 どうも政府のやっていることが国民にはわからないというのが、これがもう私は大多数の世論だということ、それは官房長官も外務大臣も御承知置き冒頭に願いたいと思います。  きょうは大韓航空機事件で被災されました遺族の方々もお見えになっております。私は人から頼まれてこの質問...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ具体的なところに入っていきます。  外務大臣にまず最初にお尋ねしますけれども、大韓航空機〇〇七が撃墜をされたといいますか、ミサイルで撃たれた、その時間がどれをとっていいのか、資料はさっぱりわからないわけなんです。ソビエトは、九月一日ですか、日本時間で言いま...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっとこの問題はじゃ後で少し具体的に質問をしたいと思いますが、もう一度確認させてください。  今防衛庁の局長の言われた内容は、もう一回言いますと、日本時間で言いますと九月の一日の午前三時三十八分。これまた初めてですね、こういう数字が出るのは、これまで。防衛庁がロ...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、どっちの時間が間違っているんですかね。ソビエトの通信を傍受したあなた方の発表した数字と、それから随分後の三十八分、約十二分ぐらいこれはずれているんですよ。
○梶原敬義君 運輸大臣が何か席を外される時間が迫っているようでありますので、先に聞きますが、運輸省が、交信を途絶えて最後にワン・ツー・ワン・ツー・デルタか何か聞こえない無線が入ったと。それを解析するとそうじゃないかという、その最後の時間は何時ですか。
○梶原敬義君 そうすると、二十七分十秒と三十八分との間には随分開きがありますが、それは今防衛庁の方で三十八分ということをある程度正確に言われましたのは、その後撃たれてもやっぱり機影をずっとレーダーかなんか追って自信を持って言われているわけですね。そうとってこれはいいですね。
○梶原敬義君 そこまでもうレーダーから消えて、そして運輸省は二十七分十秒ですか、そこでもう交信は途絶えて、そしてあなた方は二十九分ちょっとレーダーから消えて、それから後九分ぐらいはもう何にもないまま結局やっぱり走って落ちたというのを確認をしてなきゃ、私は政府としてはこの三十八分が...全文を見る
○梶原敬義君 ですから、これはやはり素人が見てわからないでしょう。委員長なら委員長の管理下で、やはり専門家に聞いてもらって、この場で、そういう形で使用する。そのほかの目的は何にも考えておりませんから、ひとつそういうことて出してもらう、こういうことでいいですね。
○梶原敬義君 それから、防衛庁に対しまして通信捜索の実施の依頼を、運輸省がどうも交信が途絶えた後、大変だということで出しているんですね。これについては、私の質問では、防衛庁及び米軍横田基地の進入管制所との連絡をだれが、運輸省の管制官のだれがだれにとったのか、これをひとつ出してほし...全文を見る
○梶原敬義君 だから、やったのか、やったと言いおるけれども、それならやったというのはどういうような形でどう連絡したかという、これもはっきりしない。だからもう少し、何もかもわからぬわからぬで肝心なところは来るから、やっぱり少なくともああそうかと、私も国会へ来て二年しかたっていないし...全文を見る
○梶原敬義君 しかし、こんなことを言ったら、質問というのは何の意味があるんですか。少なくとも個人の名前を言えなきゃ、その晩に勤務をしていたチームは責任者がだれで、三交代やっていたのかどうかしらぬけれども、そしてその中で四人なら四人の班があって、そしてその中のだれかがやったとかなん...全文を見る
○梶原敬義君 次に、日本の防空識別圏内もしくは航空管制空域内を出入りまたは飛行する予定の民間航空機のコンピューター・ライトプランは、いかなる法令上の根拠に基づいて航空自衛隊のバッジシステムに提供をしているのか、これが第一点。  それから第二点目としては、この〇〇七が自衛隊のバッ...全文を見る
○梶原敬義君 〇〇七に関しては具体的にどういうように飛行計画を自衛隊の方に何分前に知らしてどうしたのか。
○梶原敬義君 時間が来まして、もうちょっと要点が進みませんが、そこで防衛庁としては、飛行計画が一日の午前一時十三分に防衛庁に運輸省の方から行っているわけです。午前一時十三分に〇〇七が、ここに先ほど資料をお配りをいたしましたが、その中身、大体下に書いてありますが、ナビーを通ってナッ...全文を見る
○梶原敬義君 もう御承知のように、これは衆議院でもたびたび議論をされておりますが、稚内のレーダー、これは識別範囲というのは4.12km(ルートH+ルートh)と、Hは飛んでいる飛行機の目標の高さ、hはレーダーの基地の高さ、それに四・一二掛けて、これはキロ数で、こういうことはあなた方...全文を見る
○梶原敬義君 もう最後になりますけれども、時間が来ましたから。  防衛庁に言いますが、運輸省の方から防衛庁の方に〇〇七の飛行計画を言ったのは午前一時十四分でしょう。これは受理しておるんですよ、受信で。そしてそれは随分前の話です、時間的には。そして飛行機はどんどんどんどん飛んで近...全文を見る
○梶原敬義君 後の時間が入っておりますから、たくさん質問を用意をしておったんですが、それぞれ項目ごとに出しておりますので、先ほど委員長から方向づけをされましたような形で私はやりたいと思いますので、協力をお願いをしたいと思います。  ただ、外務大臣がICAOだけに協力をするという...全文を見る
06月06日第102回国会 参議院 商工委員会 第19号
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○梶原敬義君 経済企画庁にお尋ねいたしますが、五十九年度の我が国の経済成長率、実質経済成長率でいいんですが、もうわかったと思うんですが、幾らでしょうか。
○梶原敬義君 きょうは六月の六日ですよ。三月からもう二カ月過ぎていますよ、二カ月と六日。この見通しも五・三ぐらいだろうというこの五・三というのは、たしか去年の十月ごろ修正した数字なんですね。そのころ五・三あたりの見込みが立って、今正確な数字は出ないにしても、大体見通しが五・三なの...全文を見る
○梶原敬義君 間もなくというのはいつですか。
○梶原敬義君 そうしますと、大体五・三が五・五とか五・八に近づくとか、五・三に非常に近い、こういう感触も全然わかりませんか。
○梶原敬義君 じゃその辺で次に移りましょう。  内需と外需の見方ですが、政府が当初こういうことでいこうという数字がありましたね。それから比較しますと、どういうことになるんですか、見通しとしては。
○梶原敬義君 どうも理解できませんね。もう少し見通しではっきり言えるんじゃないですか。これは対米貿易摩擦の関係があって、余り早く言うべきじゃないという思惑が走っているんではないかという感じをしております。答弁要りませんが。  次にお尋ねしますが、五十九年度の対米貿易黒字は、最終...全文を見る
○梶原敬義君 三百六十とか七十とか、こう言っておりましたが、それとは、ずっと減ってきたということですか。
○梶原敬義君 そうすると、見通しとすれば三百三十八億ドル、約四百億ドルぐらい恐らく五十九年度は対米貿易黒字はなるだろう、そういう見通しでいいんですか。
○梶原敬義君 それでは、六十年度の見通しは大体どういうように立っておりますか。
○梶原敬義君 次に、今の我が国の経済動向ですね、景気動向、この辺について一体どうなっているのか、また先行き見通しはどうなるのか、簡単に御説明をお願いいたします。
○梶原敬義君 そこで、対米貿易摩擦の関係ですが、これから緩やかにまた輸出も拡大をしていく、こういうことのようで、一方アメリカではなかなか景気が厳しくなってきている。これは、このままいくとさらに貿易摩擦が厳しくなってきて対日感情やなんかもまた厳しくなるのではないか、こういう見通しに...全文を見る
○梶原敬義君 アメリカの八五年の第一・四半期の実質成長率が〇・七、年率に直しまして。私、野村週報を持っておりますけれども、これはその中の記事ですが、速報値によりますと、年率一・三という数字が出ておるんですが、これは〇・七の方が正しいんですか。
○梶原敬義君 そこで、アメリカの景気も緩やかに回復するだろうということでありますが、しかし我々が肌に感じているのは、そう簡単に貿易摩擦はなかなか解消できないだろうと見ておるんですが、政府といたしましては、中曽根総理大臣が本部長になってやっておりますが、期限も切られておるようであり...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、最近中曽根総理大臣が、これは新聞ですが、なかなか具体的に進まぬので大分頭にきてハッパをかけたと、こういうようなニュアンスの記事もどこかで見たんですが、私はこの前予算委員会へちょっと行って質問しましたが、例えば紙で言いますと、段ボール原紙とかあるいはライナーな...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、内需拡大の問題ですが、 今通産大臣から内需中心の持続的成長云々というお話がありました。これについてお伺いをしたいと思うんですが、その前に、個人消費が比較的拡大傾向にあるという経済企画庁のお話でありました。ただ、ことし若干ベースアップもありましたけれども、比...全文を見る
○梶原敬義君 やっぱり社会保険料が料率が上がったり、それから年金が先行き不安で改悪の傾向にある、こういう状況がさらに重なっておりまして、それは若干上がったくらいで金を使う気になるような、なかなかそういう雰囲気には、一般勤労国民の立場になりますと、そういう状況ではないというのは、ぜ...全文を見る
○梶原敬義君 私は先般の商工委員会で多分言ったと思うんですが、木材の輸入なんかを見てみますと、昭和五十四年に輸入材が七千六百万立米、これが五十九年は五千九百万立米に落ち込んでいる。七七・七%なんです、非常に落ち込んでいるわけです。だから政府が言うのか、中曽根総理大 臣が言うのか...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと勘違いをされている。通産大臣退席されましたが、私はそういう土木工事をどんどんやるという意味を必ずしも言ったんではないんです、通産大臣に、ちょっとそういう受けとめ方をされたんですが。  例えばの話ですが、東京ではもう、あなたどこから来ているかと言ったら、一時...全文を見る
06月21日第102回国会 参議院 商工委員会 第20号
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○梶原敬義君 豊田商事グループの悪徳犯罪商法について質問をいたします。  大臣途中でちょっと退席されるようでありますので、先に大臣に質問いたします。  何といいましても、今事件が起こって、そして被害者が多数出ております。そして、なけなしの金をはたいて非常に悲嘆の毎日を送ってお...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣、事態の究明、これはもう当然のことであります。ただ、被害者に対する救済については、どうも大臣の答弁は、やはり逃げといいますか、これは民事に頭らなきゃならない、裁判所の判断すること、こういう感じを強く受けるわけであります。  私は、なぜ国に責任があるかという...全文を見る
○梶原敬義君 金子経済企画庁長官、今、村田通産大臣から相談をしてと、そして関係省庁連絡会議は経済企画庁にあるわけでありますが、要するに私は、警察庁に全部資産や何かの調査を任せるとか何かじゃなくて、関係省庁連絡会議の中で、もう一刻も早く国内にある資産あるいは国外に恐らく出ていると思...全文を見る
○梶原敬義君 警察庁お見えですか。  今、両大臣から言われました財産の全貌をつかむのは警察の仕事だと、こういうお話ですが、実際問題としてそういうことでできるんですか、今のような捜査のやり方で、財産の全貌をつかむことが。そこは関係連絡会議の中で相当打ち合わせされてのことだと思うん...全文を見る
○梶原敬義君 だから、いいですか、今、金子大臣が言われました財産の全貌を急いで確認をする、その方法とすれば、もう警察庁にやってもらうしかないというような結論のお話です。  ところが、今、警察庁の保安課長の話では、犯罪を立証するのが警察の仕事だと、ニュアンスが違う。その過程で、そ...全文を見る
○梶原敬義君 重ねて質問を要請したいと思うのですが、金子大臣、警察庁は犯罪を立証するためというのが第一義ですね。その次の資産や何かの 全貌をつかむのは、それはうちの仕事じゃないというようなニュアンスのお話ですが、しかしこれは国として、国は一つですから、やはり連絡会議の中でこの資...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵省に重ねて聞きますが、これは永野さんが殺害をされた後というのは、なかなか真相を究明しにくいと思うのですが、しかしこの会社には必ず税理士、国家試験を通った税理士がおるし、あるいは当然資本金は二億五千万以上で、それから負債総額四百億ですか、公認会計士もつけておらなき...全文を見る
○梶原敬義君 だからそんなことは、もう国は一本ですから、みんなが一緒になってあらゆる手を尽くして、実態把握に対して緊急にやっぱり手を打たなきゃいかぬ。ところが、うちはこれだけ、うちの持ち分はこれ、うちはこれこれ。一体どういうことですか。国民は期待をしておるんですよ、国に対して。ど...全文を見る
○梶原敬義君 公認会計士を置いていたんですか、置いていなかったんですか、この企業は。
○梶原敬義君 私はきのう準備の段階から、時間がないからその辺は早くしてほしいと随分言ったんですが、何もまだわからないんですか。
○梶原敬義君 もう時間ありませんから。私は国に責任はないと言わせませんよ。  私は、ちょっと地元の大分県の状況を調べたんですがね。五十九年の七月に、大分に支店ができているんですよ。そして、すぐいろいろと苦情処理が来ておりまして、それは各県同じだと思うんですが、国の国民生活センタ...全文を見る
○梶原敬義君 警察庁、今そういう内容の形で、企画庁長官言われた線で、やはり事件の立証だけじゃなくて、その辺のことを前向きにやっぱり一緒に仕事をすると、そういうことは強く受けとめてやってくださいよ、いいですか。答弁要りません。
09月03日第102回国会 参議院 商工委員会 閉会後第1号
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○梶原敬義君 両大臣が出席されるまでに三十分ほどかかるということでありますので、先に経済企画庁にお尋ねをいたします。  経済白書をざあっと目を通して、あらましですが読んでみたんですが、その中で一、二点大変ひっかかることがあります。  第一点は、我が国の経済は今はアメリカ主導型...全文を見る
○梶原敬義君 だから、そういう面もわからないことはないんですが、経済白書をずっと読んで、読み方にはいろんなとり方もあるでしょうが、我々が地方で見ている場合、あるいは地方で働いている人や、あるいは中小企業の皆さんや農家の皆さんが、この白書というのはどこか遠いよそのことのような感じに...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、経済白書の中で「対外経済摩擦の強まり」という項目、そこをずっと読んでみますと、「五十七年度から五十九年度までの対米貿易収支差の拡大幅二百十六億ドルのうち、主としてアメリカの急速な景気拡大に伴う日米間の景気局面の相違によって百億ドル、為替レートが競争力...全文を見る
○梶原敬義君 生産性の問題の差という前に、例えば自動車なら自動車の組み立て工場に来るまでに、部品なんかというのは随分人の手を、中小零細の、あるいは家内労働も入れて手を組んでいるところがあるわけなんですよ。そこまで来て、そして部品がそろってやるというならこれは非常に日本は能率がいい...全文を見る
○梶原敬義君 両大臣が見えておりませんので、また別な問題続けますが、経済見通しの改定作業について一体どうなっているのかお尋ねをいたします。  昭和五十五年度は九月、五十六年度十月、五十七年度十月、五十九年度九月、こういうようにそれぞれ改定をしておるわけですが、日経の八月七日の切...全文を見る
○梶原敬義君 その点ですが、やるのかやらないのか、近いうちに。その点だけちょっとお伺いをしておきたいと思います。
○梶原敬義君 決定をしていない、これは三百四十億ドルの経常収支黒字が四百八十億ドルにはね上がるような大幅な見通しが狂って、そしていろんな国民総生産、GNP、防衛費一%問題が議論されるような状況の中で、これは恐らぐ臨時国会で出てくるんではないですか。そういう状況の中で、国民がGNP...全文を見る
○梶原敬義君 金子経済企画庁長官がお見えですけれども、ちょっと経済見通しの改定の問題について今お尋ねをしているんです。  赤羽調整局長は、やるかやらぬかわからぬというようなことで話をしているんですが、これは、これから臨時国会をやるとかやらぬとか、こういう状況に向けて、防衛費一%...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことになりますと、先ほど言いました八月七日の日本経済新聞の切り抜きをちょっと持ってきているんですが、むしろ「十一月までは静かに」と、中曽根総理大臣云々と、こういう文章が載っているんですが、意識的に私はやはり改定作業を延ばしているんじゃないか。どうも今の答弁を...全文を見る
○梶原敬義君 この点については最後になりますが、長官、先ほど言いましたように、防衛費一%問題をめぐっての議論がどんどん出てきますね、国会でも相当エキサイトするでしょうが。そういう見通しとの絡みからいきましても、これはやっぱりそれに合ったように、経済企画庁としては経済見通しの改定と...全文を見る
○梶原敬義君 次に、市場アクセス改善のためのアクションプログラム――アクションプログラムと言って、何か西部劇に出てくるようなタイトルですが、日本語で言ってもらいたいんですが、アクションプログラムについて質問をいたします。  このアクションプログラムというのをずっと見てみまして、...全文を見る
○梶原敬義君 即効性が難しいということで、私もそう思うし、アメリカもそう思っておるだろうし、先ほど局長から聞きましたが、やっぱり経常収支黒字が四百八十億ドルぐらいになるんじゃないか、こういうことをちょっと今聞きましたが、そういう状況ですから、結局はこれがある程度減らなきゃ、いつま...全文を見る
○梶原敬義君 内需の拡大で、民間活力云々というのがしょっちゅう出るんですが、民間も今まで一生懸命やってきて、それ以上また民間活力をどうして引き出すのか、これは非常に難しいと思うんですが、その中で東京湾に橋をかけたり、あるいは明石大橋ですか、その問題とか、あるいは新幹線整備、こうい...全文を見る
○梶原敬義君 では次に、豊田商事の問題に移ります。  まず、八月の三十一日で債権の届け出を一応締め切りまして、あと受け付けるということでありますが、大体、新聞によりますと、その数字というのは拝見をしておるんですが、政府のつかんでいる豊田商事とグループに対する債権者の数あるいは額...全文を見る
○梶原敬義君 まあちょっとそこを、正確なところまでいかなくても、新聞で発表しているぐらいの数字というのはここで出るだろうと思ったんですが、どうして言えないんですか。期待外れですが。
○梶原敬義君 大体、当初は、国会が終わるときに、この委員会は八月の上旬ぐらいに豊田商事問題でやろうという、そういう状況も企画庁も察知していると思うんです。九月の三日ということは、八月の三十一日に債権の届け出の集計が出るだろう、それを受けて、一体どうするかという問題が出るだろう、そ...全文を見る
○梶原敬義君 もうあなた、質問続けられませんよ、こんなことを言っていて。  いいですか、朝日も読売も数字は一致しておるんですよ。新聞社は、この数字をやっぱり国民に知らそうと思って一生懸命努力して出したんでしょうよ。一致しているんだ。窓口である経済企画庁の皆さんが把握している数字...全文を見る
○梶原敬義君 通産省も経済企画庁もそうなんですが、新聞社がこの数字を出すときには、記者会見か何か、どこかでしているはずです。そうでなきゃ数字がこういうふうに一致するわけはない。そこに、政府としては、どっちでもいいですが、立ち会ったんですか、どうなんですか。
○梶原敬義君 これは大臣、この豊田商事の問題というのは、昭和五十七年の七月六日に、本委員会でも馬場議員が質問をして指摘をしているんですよ。そういうように、結局、そのときそのときあいまいにしてきているから、もうどうにもならぬようになって、大変多くの国民が被害をこうむっている。  ...全文を見る
○梶原敬義君 重ねて、くどいようですが言いますと、じゃこの新聞発表か何か、各社同じ数字が全部出ている。この数字が出た場に、通産省があるいは経済企画庁の担当者がたれか、出先の人か何か、現に立ち会っているかどうなのか、それだけ聞かしてください。
○梶原敬義君 この集計の、これ読売新聞の記事見ますと、「三十一日、締め切られた。大阪地裁民事六部と豊田商事被害者弁護団連絡会議の集計の結果、」云々と、こうなっているのですよ。  それで、各県がどうなっているかと、その数字も出ている。この数字見ますと、大分県で言うと、二百二十二件...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことを聞いているんじゃないんですよ、聞いていることは。  では、破産管財人のもとで確保した資産、要するにそれはたくさんあればみんなにたくさん配れるわけですが、その資産の額というのは、現在のところはどれだけ確保したのか、これはどうつかんでおられますか。
○梶原敬義君 これは、破産管財人は最終的に三十億ぐらいに目標を落としたという記事が載っておりますが、この点についてはどうつかんでおりますか、実態をひっくるめまして。
○梶原敬義君 それも、今の段階もうここまで来たのですから、やっぱりもう少し詰めて、ここで、国会で真剣に審議していものですから、見通しをひっくるめて出してもらいたいなと思ったのですが、国税庁が源泉所得税の関係で押さえている額というのは幾らあるのですか。
○梶原敬義君 では、一般に幾らあると言われておるのですか。――もういいや、新聞でもいいですよ。
○梶原敬義君 今幾らと言われたんですか。
○梶原敬義君 もっと多いんじゃないですかね。  どうも大臣、もうそういう状況で、そういう政府の取り組みの姿勢で、私どもが豊田商事問題についていろいろ言ったって、これはもうどうも手がつかないというんですか、そんな感じで、ちょっと質問する気にはなれないんですが、もっとやっぱり刻々状...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ、大臣の今言われましたような方向で、ひとつ部下といいますか、担当者を叱咤激励をしていただきたいと思います。  この豊田商事問題に関しましては、経済企画庁の中に国民生活センターというがあるんですね。地方には、県なら県の消費生活センターというのがありまして、もう相...全文を見る
○梶原敬義君 通産省は。
○梶原敬義君 私はもっとずっと、三光汽船の問題も質問する予定でしたけれども、こういうところで時間がかかって本当に残念です。  今両方の説明を聞いておりまして、私契約の関係で立入権がない、こういうことですが、国会で五十七年の七月に参議院の委員会でもやっておりますし、私は衆議院でも...全文を見る
○梶原敬義君 貴重な経験で高い月謝というような、それはわかるけれども、自殺者も出ておりまして、何万人にも及ぶような被害を受けた人の救済というか、政府はそれに対するどう手を差し伸べるか、政府として一体どう努力をするか、これはやっぱり最大の課題だろうと思うんですが、これは最後に答えて...全文を見る
○梶原敬義君 国会審議を何と思っておるのかと私は言いたいんです。  やっぱり国会議員というのは行政の皆さんとは違った面もある。それは地域にずっと根を張っているから、動いているから情報は入るわけなんだ。そういう情報を持って国会で判断して、鋭い感覚でとらえて、これはどうもおかしいじ...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、一体何%債権者に、消費者に返せるのか。この問題は非常に見通しが暗い、少ない。これは大変なことだと思うんですよ。だから、これについても政府としてはできるだけの私は努力をしてもらいたいと思うんです。  政府の責任はないかと言ったら、それは私は、世間の...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
10月22日第103回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○梶原敬義君 外務省に最初にお尋ねをいたします。  先般、私ども国会の参議院から自民党の議員が三名、社会党、公明党各一名、そのメンバーでヨーロッパ、東ヨーロッパを回って、一つの目的を持って、日本の対外企業の進出の実態調査を兼ねて回ってまいりました。その際に、西ベルリンで総領事の...全文を見る
○梶原敬義君 前向きに、建設的に考えていくということですが、外務省としては、これら、特に中曽根総理がサミットに行きまして、ボン・サミットにお土産を持っていったような形になっておるんですが、これまでたび重なる要請等もあったようですが、外務省としては、一体それならどういうように政府に...全文を見る
○梶原敬義君 外務省は、今、西ドイツの大使館はボンにありまして、西ベルリンには西ベルリンの領事館がありますが、国有財産であったってそれは処分もできるわけで、ほったらかしておるというのは、処分をすればあなたたちが心配していることは早く解決できるわけで、処分せぬでずつとそのまま来てい...全文を見る
○梶原敬義君 あの建物というのは一九三八年に着工して四二年に完成をした建物で、皆さんは第三帝国様式というような言い方をしておりますが、中へもずっと入ってみましたけれども、確かに横にイタリアのかつての大使館と日本の大使館と威容を誇っておりますよね。大使館にしては、日本とドイツとイタ...全文を見る
○梶原敬義君 そんなに価値のある建物なら、局長にちょっとお伺いしますが、引き取り手がないと言うんなら、外務省としては西ドイツ政府に引き取ってくれ、あのままで復旧してほしい、こういう詰めをしたことはあるんですか。
○梶原敬義君 冗談じゃないですよ。幾ら政府と政府の話だって物を売ったり買ったりするときに値段がつかないことはないでしょう。そういう答弁じゃちょっと納得できぬですよ。
○梶原敬義君 私はベルリンを西ベルリンも東ベルリンもずっと見てまいりましたけれども、あの辺の建物で、幾つかありますが、建築様式で、東ドイツだっていっぱい残っていますよ、西ドイツの中にもいっぱい残っていますよ、石でつくって、これくらいの建物は。あなた見たんですか、中は。これがそんな...全文を見る
○梶原敬義君 時間が過ぎますからもう最後にしますが、外務大臣、もう外務大臣長いわけでして、こんな問題については、私はどうしてもわからぬのだけれども、外務省でもう少し企画立案するなりして、そして外務省がイニシアチブを持って、平和目的で使うなら使うとか、こういうふうな形の物の進め方と...全文を見る
○梶原敬義君 もっとずばっと物はやっぱり言ってもらいたいんですが、経費については、ではこれは外務省の所管なんですか、内閣の所管なんですか、復旧費用は。
○梶原敬義君 まあそこまで言うならお尋ねしますけれども、外務大臣は現地を見ておるんですか、局長。
○梶原敬義君 いつですか。
○梶原敬義君 外務省サイドで諮問委員会とか検討委員会とかつくってやっておるというか、それは非常にいつも、これはメンバーが今言われましたようにどんな人を入れているかよくわかりませんけれどもね、それはきのう皆さんからもらった資料でよくわかりますよね。しかし、それは何年か前に行かれたん...全文を見る
○梶原敬義君 一つは財政問題というんなら、もうやめようと思ったんですけれども、そこまで言いますとね、財政問題があるから外務大臣が前に出れなかったというようなニュアンスだ、僕の一貫した質問に対するあなたの答弁はですね。外務大臣が三十七億ぐらいの、あなたたちが言う、大したことないんで...全文を見る
○梶原敬義君 それは大臣の方はそう答えるんですけれどもね、しかし、このくらいのこの問題を、やっぱりこういう目的で今言われたようなことなら、私はやっぱりもう総理大臣がやると言えば、いや、総理大臣、この問題は外務省でやりますよと、外務大臣が、今度はナンバーツーか何かわからぬけどね、や...全文を見る
○梶原敬義君 防衛庁、非核三原則というのは、私も国会議員になって日が浅いんですが、後でちょっと教えていただきたいと思うんです。非核三原則の経緯とかなんとかも、私はそこはわかっていますから、三つをどうですか。
○梶原敬義君 そうでしょう。そうしますと、持ち込まないということですから、先ほどの外務大臣の答弁では、当然事前協議制であの中には核は積んでいないと思うと、こういう見解ですね。ところが、あの艦船については世界の常識として、結局トマホークなり積んでおる。日本の港に停泊するときはどこか...全文を見る
○梶原敬義君 重ねてお尋ねしますけれども、世論あるいは我々の感じですけれども、大半の人は積んでおると見ておるわけですよ、国民は。外務大臣の奥さんもそう思っているでしょうよ、恐らく。みんなそう思っているんですよ。それで、積んでいない、積んでいないだろう、条約の精神が生かされていると...全文を見る
○梶原敬義君 私もそういう専門家の資料をいっぱい持っておるんですが、時間がありませんからそこら辺のことをほじくりませんけれども、しかし、専門家もそれは積んでおる、こう言っておる、ほとんど。アメリカのあっちこっち、旧将官もこう言っている、マンスフィールドもちょっとそんなようなことを...全文を見る
○梶原敬義君 政府間の約束だからもう何でもそれを信頼するしかないというような言い方です。もう依然として言っていますね、絶えず言っておりますが、まさに、ただそれだけで検証も何もしないということは、もう完全なやっぱり安保条約の中での従属的な、対等関係じゃなくて従属的な関係なんですね。...全文を見る
○梶原敬義君 まあ何ぼ言ったって、この点についてはまさにもう従属以外にはないでしょう。きょう外務省から少し資料ももらったんですが、私は出身が九州の大分ですが、別府湾にもフリゲート艦とかあるいは駆逐艦とか指揮中枢艦とかいっぱい入っておるんですが、この点について資料もいただいたんです...全文を見る
○梶原敬義君 そうでしょう、水かけ論でね。  これは非常に地域の人もやっぱり不安に思っているんですよ。次々に五十八年だけでも六回入っている、五十八年だけでね。七隻か九隻入っているんですよね。巡洋艦、指揮中枢艦その他が入っているんですが、これはもう地域では、やっぱり核を積んでいる...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと私も先ほど言い足りませんでしたがね、時々艦長か何かが市民を呼んでパーティーをやったりするんですよね。だから、そのときに我々の方から希望を出してそういう船を見るように、勝手な好きな者だけ呼ぶんじゃなくて、そういうようなときにはひとつ外務省の方も、そのときには、...全文を見る
○梶原敬義君 まじめに質問しているときにはやっぱりまじめに、そういう前向きでやるとか、そのぐらいのことはもういいじゃないですか、答えていただきたいと思います。そういうように要請をします。  次に防衛庁にお尋ねをしますが、五十八年度決算検査報告というのを会計検査院が出しております...全文を見る
○梶原敬義君 私が聞いたのは、こういうような初歩的なミスが起きて、それは責任はだれがどうとるのかということを聞いたんです。
○梶原敬義君 私はこの問題は責任の問題だけ聞くつもりだったけれども、そこまで言うと、新しい素材ができたからそれで改良した、それを使うようにしたというような今防衛庁長官の答弁だね、そうしたら会計検査院が指摘したこと自体がこれはちょっとずれている、会計検査院の指摘自体がおかしいような...全文を見る
○梶原敬義君 だから責任はだれがどうとるのかと、こう聞いているんですよ。
○梶原敬義君 そういう場合は責任はとらぬのだと、それでこれからようやっていくんだというような解釈ですね。そんなの納得できぬですよ。
○梶原敬義君 そんなことを言っているんじゃないんだ。だれがこういう場合に、そういう初歩的なミスを犯したと会計検査院が指摘されておるものは、これはほかの防衛庁の仕事の中にもたくさんあるんだ、僕は聞いているんだ。そういうようなミスがはっきりしたときには、だれがどういうように責任とるの...全文を見る
○梶原敬義君 それは今後はそうかもしれない。しかし、過去において四千万円損をしているということは取り返しがつかないんだ。その部分について一体どうしているかと言っている、どう責任をとるか言っている。
○梶原敬義君 読み方はいろいろあるけれども、ここに書いているやつをずっと読んだら、いいですか、これは十年間やれるというものをもうやらなくなった、こうなっている。だから、これはもう不経済だと、こう指摘をしているじゃないですか。これ、あなたたちの言うように、いやそれは非常にやわい指摘...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院は技術のことはわからぬ。これは設計したりあるいは土木建築に詳しい人だったら、もっとそれより知っているわけだ。しかし、素人の会計検査院からここで指摘されている。四千万も不経済にしている、こう指摘されているのだから、これは一体どうするのかというんですよ。してな...全文を見る
○梶原敬義君 それは違いますよ。違う、それは、書いている内容は。明らかにそういう指摘をしておるじゃないですか、設計のミスだと。  大臣、その指摘事項をあなた読んでいるんですか。そうしてどうしてそういう答弁になるのですか。
○梶原敬義君 この問題はちょっと理事会で検討してくださいませんか、時間がありません。  三十一ページに会計検査院の指摘では、「本件工事費を約四千五十万円低減できたと認められた。」、こうこうこうすることによってということを書いておりますから、これはあなたたちの言っているのと僕が質...全文を見る
○梶原敬義君 防衛庁にお尋ねしますが、レーダーサイトについて私は防衛庁の方に、日本の防衛庁が設置しておりますレーダーサイトの金額、それから能力、そういうものについてずっと資料を出していただきました。それから、メーカーについても出してもらうように要請をしましたが、どこにどういうレー...全文を見る
○梶原敬義君 今の位置につきましては、事件が起こった後に森空幕長が発表した時間、それから同僚議員の質問主意書に対する六十年五月十四日の政府答弁、これで少し食い違いが出ておりまして、結局今御答弁いただいた内容がこれはもうレーダーに映った動かせない事実だと、こういうふうにとらえていい...全文を見る
○梶原敬義君 稚内、網走、根室のレーダーサイトがいずれにしてもとらえて、三沢のバッジシステムの中に入っておるんだろうが、結局その機影をとらえたレーダーというのはどのレーダーですか。
○梶原敬義君 かねがね疑問を持っておるんですが、固定三次元レーダーというのが一式約二十億円、固定三次元レーダーの改良型が一つが昭和六十年三月三十一日の価格であると思うんですが約二十四億円ですね。これは政府に対する、私の文書で質問した運輸省に対する質問の回答を見ますと、目的は違いま...全文を見る
○梶原敬義君 最後になります。ぜひ委員会の方で今後問題を残していただきたいんですが、大変な金額をかけたレーダーが二百九十六キロしか、いろいろ三次元だということはあっても、しか見えない。これは私はやっぱり理論的に言うと四百四、五十キロは見えなきゃならぬのがそのくらいしか、二百九十六...全文を見る
11月21日第103回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○梶原敬義君 経済企画庁長官がまたすぐ退席されますので、これは順番がかわってややこしいのでやりにくいのでありますけれども、前やってまた後に返ったりしますからよろしくお願いします、  最初に、建設省が今概算要求をしております流水占用料につきまして、それから農林省の水源税、これにつ...全文を見る
○梶原敬義君 今両大臣の前にあります水、これは私はやっぱり天からの授かり物で、それにやみくもに、国民が飲む水に、十分議論もせぬまま水源税あるいは流水占用料をやみからやみの中で税金をかけるようなやり方については、ぜひ閣議でも経済企画庁長官も強く反対をしていただきたいと思うし、通産大...全文を見る
○梶原敬義君 私が聞いているのは、世界の石油資源は私はやっぱり有限だろうと思うんですね。この有限の石油資源が一体五十年、百年先に、あるいはもっと先に一体どうなるのだろうか、世界の需給の関係からして。その辺のことをまず先に聞きたいわけであります。それだけちょっと先に。
○梶原敬義君 国鉄の政策というのは、やはり線路の上を走りますから効率が非常にいいわけでありまして、これはやっぱり百年の計なんということをよく政府の方も言いますが、非常に五十年あるいは百年の時期、タームを区切って、あるいは見渡して判断をしなきゃならない問題だろうと思うんです。今言わ...全文を見る
○梶原敬義君 にっちもさっちもいかなくなったからというのは、私はそれはそれなりにやっぱり歴史があったと思うから、ちょっとこれは長くなりますから省略さしていただきますが、私はやり方はあると思うんですよ。やはり余り何でもかんでも政治路線が走ったり、国が介入したり、政府が介入したりする...全文を見る
○梶原敬義君 例えば新日鉄という巨大な企業を考えてください。各工場が幾つかありますよね。しかし、それを全部工場ごとに本社を持っていきましたら、今言われますように自主努力とか自主性ができるかもしれません。しかし、それぞれ管理部門に一切やっぱりいろいろ税務対策、会計対策、全部やらなき...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど対馬委員からも質問が若干ありましたが、円高問題につきまして、最初に日本銀行の方にお尋ねをいたします。  円高の今後の見通しは一体どうなるのか、それから、日銀が円高維持あるいは円高誘導に向けて介入といいますか、手を出しておりますが、その状況を言える範囲について...全文を見る
○梶原敬義君 一つは、どのくらいが我が国としては適正と判断するか、この点と、介入の問題につきましては、アメリカは相当やった、各国もやったと言うけれども、やっぱり日本の介入も大きいんじゃないですか、その点を少し。今聞いておりましたら、日本は余り、まあ適当だというふうな感じですが、そ...全文を見る
○梶原敬義君 日銀はなかなか腹は痛まないと思うんですけれどもね、何をやろうと。しかし、やっぱり二百四十円台から急に二百二円台になりますと困るところがたくさん出るんですよ。困るところがたくさん出ているのを私も知っておりますし、後から通産省にもお伺いしようと思うんですが、あなた今いろ...全文を見る
○梶原敬義君 そこまで言われますと、前段の方は理解をある程度しますが、対外不均衡の問題が円高によってどのくらいあるかという問題と、円高誘導することによって、それなら対外経済摩擦が一体当面どうなるかという問題と、これはいろいろ見方がありますね。いろいろそれぞれ銀行やなんかも出してお...全文を見る
○梶原敬義君 先般、当院の山内先生を団長にいたしまして、私、先ほど言いましたようにフランスから西ドイツ、東ドイツ、ハンガリー、オーストリア、イギリスをずっと見てまいりました。特に海外に進出している日本の企業を各国二つずつぐらい見てまいりました。よく言われていますように、向こうの労...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそういう方向で、結局、私も県に、調査をして、どういうところが被害が出るか、きょうの質問もありますから調べたら、大きなところばかり電話で県の方も調べていまして、その下請のところのは全然来ていないんです。それはだめじゃないですかと言ったら、いやちょっともう間に合わぬ...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひお願いをしたいと思います。  ただ大臣、言葉じりをとらえるようでありますが、財政上手が打てないということをよく言われますが、私は大分前の委員会でも住宅問題を取り上げてきました。私ども土地を買って家を随分前にやりましたが、全部借金で買ったんです。やって今振り返っ...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、時間がなくて済みません。ちょっと一つだけ。  総評で五千万署名というのをやりまして、私どもの地元では有権者約九十万に対しまして十九日現在五十六万人が署名している、ダブリを省いても五十万はいっているんですよ、きちっとやっていますからね。非常にそういう意味ではこ...全文を見る
11月26日第103回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○梶原敬義君 最初に通産大臣にお尋ねしますけれども、民間活力による内需拡大の観点から、政府は電力業界に対し三年間で約一兆円の設備投資の追加を要請しているようでありますが、電力業界とこの話はどこまで具体的に詰まっているのか、それを最初にお尋ねいたします。
○梶原敬義君 それは大体わかりましたが、話は話で、あとはいやなかなか事情がということになる可能性だってありますから、それはそういうことならそういうことで、前提が前提ですから、通産省がちゃんと約束したことはしたように監視を厳しくしていただきたいと思います。  次に、具体的な問題に...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど福間委員への答弁で、当分の間というのは一体五年ぐらいを考えているのか、十年をめどなのか、もっと青天井でいくのか、どうもそこのところがわからないんですけれども、やはり社債発行限度暫定措置法が当分の間だから当分としたというのは、それはそうかもしれないが、実際にこれ...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、資源エネルギー庁の方で事前に説明を受けたんですが、経済成長率を向こう四年間四%、それに伴う電力量の伸びが三%、こういうことで設備投資を想定をして資金計画も立てておられますが、この資金調達の試算の説明によりますと、一つは自己資金で半分、半分は外部資金で...全文を見る
○梶原敬義君 ということは、これは電力会社の皆さんの計画と通産省の計画をすり合わしてああいう数字がぴしゃっと出たということではないんですね。
○梶原敬義君 理解いたします。  次に移りますが、電力料金の地域差、これについてお尋ねします。  現在九電力と沖縄にも電力会社ありますが、それぞれ地域差があるわけですね。私はもう電力がそれぞれ融通し合って、電線でつながっておるんですから、ちょっとあっちに住んだために電力の値が...全文を見る
○梶原敬義君 大体格差が縮まってきたということについては理解いたします。しかし、ここにこういうノー下がありますよね、あるいはチョコーレートでも、米の値段でも、大体北海道でも九州でも東京でも、ノートの値段は一緒ですよね、チョコレートもね。森永のチョコレートでも二百円は二百円ですよ、...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、近ごろの答弁は魅力ないんですよね、枠から出ないもんですからね。自主的な努力といいますけれども、国鉄の料金であれば、これはバスやあるいは車と競争するし、あるいは飛行機との競争がある、それから船との競争がある。電力料金というのは一定の国の方針がありまして、要するに...全文を見る
○梶原敬義君 どうせこれは規制緩和の問題なんかのときにまた引き続いて出ると思いますが、今部長から言われましたように、本当に慎重に検討していただきたいと思います。  それに関係するんですけれども、ボトムとピークのこれをならすということで、私も先般参議院から派遣されましてずっとヨー...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ大臣、その辺の検討をしてみてください。  次に移りますが、これは石炭問題ですが、六十年の十一月十六日の新聞発表によりますと、今、朝日の切り抜きを持ってきておりますが、電事連の会長が、六十五年度をめどに現在国内炭を買っている量をさらに三分の一減らすと、こういう意...全文を見る
○梶原敬義君 よろしくお願いします。  最後になりますが、円高差益の問題に関係しまして重ねて意見を申し上げ、質問をしたいと思います。  私は地元のある人と一時間話したんですが、県南の、かつて商工会議所の会頭をしたり、自分のところも中小企業でそういう電力を使っている会社ですが、...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
11月27日第103回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○梶原敬義君 流水占用料に関連をして質問をいたします。  建設大臣、中曽根総理大臣の政治姿勢というのは増税なき財政再建だと、こういう姿勢を貫こうと、こういうのがキャッチフレーズで始まったわけですが、これは、流水占用料というのは事実上の大衆課税じゃないですか。国民はそうとるんです...全文を見る
○梶原敬義君 だから、僕は結論をちょっと聞いておるんです。一方には片や水源税というのを農林水産省が用意しておる、片や流水占用料を用意しておる。一方は立米当たり一円二十銭、一方は一円、合計二円二十銭ですか、これを全部一級河川の水は皆かかるというのですから、これは事実上のだれがどう言...全文を見る
○梶原敬義君 私が言っていることは農業用水だけのことを言っているのではありません。生活用水全般あるいは工業用水、それから農業にかかる問題、全般を言っているわけですから、農業だけあなた方が手を打てばあとはいいというようなこと、そういう勘違いされてもらうと大変困ります。それから党と政...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと最後に。  先ほど菅野委員から示されましたパンフレットの件ですが、どこの地建でどこでどういうようにどう出しているか。何のために出しているか。その数字は後日でいいから当委員長あてか、あるいは私か菅野委員あてに出していただきたいと思うんですが。
11月29日第103回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○梶原敬義君 昭和五十八年度決算検査報告書というのを会計検査院からいただいておりますが、この報告書の労働省に関係する不当事項の指摘が六項目にわたってなされております。項目だけ読みます。  一〇三で指摘されている事項は、「身体障害者職業訓練校の運営委託に当たり、委託費の精算が適切...全文を見る
○梶原敬義君 これは会計検査院が幾つかあるうちの抜き打ちみたいな形で、サンプルみたいな形でやった中で洗い出たものですから、いわば氷山の一角のようなとらえ方もできるわけですが、これはやっぱり国のお金でありますから、日ごろから慎重にやっているといっても、これはもうごく一部だと、こう見...全文を見る
○梶原敬義君 私は、しかもこれは下請関連の労働者にたくさん出ているやに、聞いておりますが、行政改革が言われ出しまして、人が多いとか、あるいは下請でやらせるとか、こういうような傾向がずっと出ていると思うんですが、労働省としてはこれからこういうところを事故のないように、特に死亡災害と...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ早急にやっていただきたいと思います。  それから労働大臣、先ほど言いましたが、行政改革、行政改革ということで言われておりますが、一方ではこういう清掃作業に従事している労働者あるいは民間の下請の労働者が非常に労働災害、傾向的に先ほど言われましたようにふえている。...全文を見る
○梶原敬義君 次に移ります。  労働大臣の名誉にかけても、私次のことはなかなか勇気が要って聞きづらいことでありますが、名誉のために真相を明らかにしていただきたいと思います。  十一月二十八日の朝刊あるいは二十七日の毎日新聞の朝刊等によりますと、新聞を持ってきておりますが、見出...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、現金の授受は知らないけれども、あとのことは一応そういうことは認めるわけですね、新聞に載っている記事。
○梶原敬義君 あなたは担当の課長じゃないですか。
○梶原敬義君 そうですか。事情を聞いているというのはどなたから事情を聞いているんですか。
○梶原敬義君 当日のパーティー、十月二十日の東京新宿京王プラザホテルで開かれたこのパーティーには、厚生省のあなたか、あなたの部下かわかりませんが、その現場に居合わせているんではないですか。
○梶原敬義君 聞いていることを答えてくださいよね。大臣もおられて、そこで表彰を次々にやられるときに、厚生省の皆さん、あなたかあなたの部下かがその会場にいたかいないかということを言っている。
○梶原敬義君 違う、そのことを言っているんじゃない。
○梶原敬義君 現場に出席をしておりまして、一一労働大臣賞を渡すときにいたということなんだから、これは数はあなたたちは山野副理事長を呼んで聞くまでもなくて、現場で確認していることでしょう。
○梶原敬義君 その労働大臣表彰をしている場面に厚生省の方が、あれ労働大臣賞が出るのか、おかしいなというようなことはないんですね、現場におって、だれか、あなたじゃないがあなたの部下か厚生省の方が。
○梶原敬義君 いたのかいないのかということを聞いているんです。先ほどはいたということを聞きまして、後はいなかったと言う、どういうことですか。
○梶原敬義君 ちょっと委員長、さっきの違いだけ、時間食い込みますから速記をとめて聞いてください。
○梶原敬義君 出席はしていないけれど、しかしその大臣賞を渡す現場は見ているんですか、見てないんですか。出席ということはそれならいいですわ。しかし、その場面で。
○梶原敬義君 そんならそれと言って答えてください。しかし、後でその現場におったということになりましたらどうするんですか。間違いないですね。
○梶原敬義君 後で実際に現場にいたということがわかった場合はどうするんですか。あなたは知らないというんですか、いないというんですか、どっちですか。
○梶原敬義君 そんならそれで初めから言ってくれりゃいいじゃないですか。危ない橋渡らない方がいいですよ。  厚生省、聞きますがね、美容協会、環境衛生同業組合、そういうところは厚生省の担当ですね、環境衛生の。ところが、これ大臣表彰をそこで、たとえ私的であっても大臣表彰されるというこ...全文を見る
○梶原敬義君 厚生省といたしましては、そういうことになりますと、労働大臣であろうが運輸大臣であろうが何々大臣であろうが、大臣の肩書を使って私的な表彰を出すということについては、それは知らぬ、我々に関係することじゃない、いわばどうぞやっても結構ですと、こういうお考えですか、今の。
○梶原敬義君 ケース・バイ・ケースなら、今までそれじゃ美容関係でこういうような表彰をされたことはかってあるんですか。要するに、ほかの大臣が、厚生大臣以外の皆さんが何か大臣賞を出したことがあるんですか。
○梶原敬義君 いや、あなたは時と場合によってはほかの大臣がやってもいいということを今言われているの。あなたの厚生省にかかわるそういうところの表彰をほかの大臣が、よその厚生大臣じゃない大臣がやってもいいと、ケース・バイ・ケースだとこう言われておるならば、かってそういうケースはあった...全文を見る
○梶原敬義君 私も時間がないからきつい質問になりますけれども、素直に答えてくださいよ。そうこれが問題だと言っているんじゃない、大臣も後から答弁もあるだろうと思う。結局問題があるかどうかは後の話ですからね。  次に、その前に労働大臣、新聞の内容によりますと、これはゴルフのコンペに...全文を見る
○梶原敬義君 だから、ということになりますと、何か少し関係があれば大臣表彰はそれぞれ違う立場の省庁でも、大臣は自分の大臣の名前を使って判を押してやれるという見解に立っておられるわけですね。
○梶原敬義君 そうしますと労働大臣、これは公人として出したと受けとめていいんですか、私人としてやったんですか、どっちですか。
○梶原敬義君 衆議院議員山口敏夫は私人でしょうね。しかし、労働大臣とつけばあなた政府の労働省のトップですね。もらう人はあなた個人から私人でもらったという受けとめ方をしているんですか。そうはしないでしょう。あくまで労働大臣の肩書を持った労働省のトップの労働大臣からもらった、こう受け...全文を見る
○梶原敬義君 私はたから、そういう答弁をされると思いましたから、委員部を通じまして内閣官房長官に来ていただいて、それで内閣として、一体それぞれの大臣があなたのような形で理屈をつけてやれば何ぼでも、今まで厚生大臣賞とかなんとか、決まった手続して県まで上げて文書で出してやる手続を省い...全文を見る
○梶原敬義君 新聞記事の中に、こう書いているじゃないですか。「山野副理事長らは、金の動きについて「授賞式のお祝いや協賛などの意味で五万円や十万円、二十万円、中には百万円を出してくれた人もいる」」こういうことを言ってますよね。そういうお祝いのときに、何か受賞式かパーティーのお祝いに...全文を見る
○梶原敬義君 大臣ね、あなたその労働大臣賞にかかわったことはないと、お金や金品は動いてないと、こういうことをあくまで言っておられますが、私はこう言っている以上ある程度つかんでいることは、これは言いませんが、ありますよね。だから、あなたがそう言う以上、あなたの名誉のためにも、ここで...全文を見る
○梶原敬義君 厚生省、今大臣の話ありましたが、こんな話は新聞に出て時間かけていけば、それは出るものも出なくなりますよ。早くしてください、いいですね。
○梶原敬義君 法務省、おいでですね。  お尋ねいたしますけれども、労働大臣の印鑑をたとえ私的でも、公的なものじゃなくてもつくって押して、労働大臣表彰ということを受ければ、これは受けた人たちはこれはもう政府の労働大臣からもらったんだと、国からもらったんだと、こう受け取るのが我々の...全文を見る
○梶原敬義君 そういう事実が新聞にもう出ておりますが、法務省としてはそれの調査を早急に、厚生省は今言いましたように非常に時間はかかりますが、やはり調査を始めると、こういうことにはなりませんか、事実の関係。
○梶原敬義君 そうしますと、確かに大臣賞についてお金が何ぼか要ると。それに出したという事実が一つでもあれば検察庁としては動くということですね。
○梶原敬義君 最後に委員長にお願いをしたいんですが、きょうは官房長官がおりません。私は基本的に、大臣が自分の担当省庁以外のところに何何大臣だれだれとそこに印鑑をついて表彰をするようなそういうことというのはかつてなかったと思いますし、今労働大臣はそれはケース・バイ・ケースでやれるよ...全文を見る
○梶原敬義君 時間がなくなりましたから、次に移ります。  非常に短い時間で日航の労使問題についてここで質問し、そして日航の労使関係を私はどうしてもよくしていただきたいと思うんですが、時間が非常に不足すると思いますが、労働省にきょうは幾つかお願いをしたいと思うんですが、本当に前向...全文を見る
○梶原敬義君 私は日航のこれまでの歴史というのは、やっぱり昭和四十年前後を境にいたしまして、分裂支配といいますか、やはり今労働組合が資料三にもありますように四つありまして、機長会というのが別にありまして、入れると五つぐらいになる。ぱらぱらになっているわけですが、徳川幕府が世の中を...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ、今前向きの発言が、私は前向きにとった点幾つかありますから進めていただきたいと思います。  安全の問題について基準局長から少し話がありましたが、ちょっとまだ認識が足らないんではないか。  一つは、スチュワーデスさんなんかいる客乗の組合の皆さんが一二三便の事故...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと時間オーバーして申しわけありませんが、ちょっと大臣、気になるんですね。今でもやっぱり私は会社の皆さんからも意見も聞いているんです。組合の皆さんともずっと会って、それぞれ会って聞いたんです。しかし、じっと見ておりますと、今一番、言われましたように大事な時期なん...全文を見る
12月09日第103回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○梶原敬義君 きょう、私は二つの問題で質問をいたします。  最初に放送衛星BS2aの故障問題についてお尋ねをいたします。故障の原因とその後の経過について簡単に御報告をお願いします。
○梶原敬義君 BS2bに十分反映させるということですが、マスコミや何かの情報を見ますと、BS2bにも既に打ち上げる前に欠陥部分が指摘されているようですが、その点はいかがですか。
○梶原敬義君 今九十ワットに出力が落ちているということですが、しかしうまくいくだろうというようなお考えですが、これは承っておきます。どうせ来年の一月ぐらいに打ち上げるんでしょうから、そのときにやっぱり悪かったら、これはあなたがそう言っているんだから、また後、私も国会のこの場で議論...全文を見る
○梶原敬義君 六百億円、私は六十年の三月二十五日の衆議院の逓信委員会の会議録を持っておりますが、大体六百十億のように承っております。  それで問題は、NHKが通信・放送衛星機構に対して幾らで出して、そして通信・放送衛星機構は宇宙開発事業団に幾らで出して、宇宙開発事業団は東芝に幾...全文を見る
○梶原敬義君 聞いていることが違うんです。NHKが通信・放送衛星機構に幾らで出して、通信・放送衛星機構は宇宙開発事業団に幾らで出して、宇宙開発事業団は国からの予算も入れて幾らで東芝に出している、そこを言ってくださいと言っているわけです、
○梶原敬義君 通信・放送衛星機構というのは百人ぐらい職員がおりますけれども、NHKが受けたまま、そのまま開発事業団に渡すというような意味に聞こえたんですが、それが一つ。それから、東芝に二百六十二億払っているというのは今わかりました。それから諸経費ですか、打ち上げ以外に百六億という...全文を見る
○梶原敬義君 それが一億ということですね。
○梶原敬義君 会計検査院にちょっとお尋ねをいたしますが、大体今お金の流れはわかりましたが、そのようにチェックを一体会計検査院としてしているかどうか、特に東芝に払った二百六十二億、その内訳、あるいはロケットの二百三十一億、打ち上げその他百六億、これは大変な金額でありまして、会計検査...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院に要望いたしますが、NHKは既に三百十六億払い込んでおりますし、ほとんどもう大半が払い込まれておるような状況ですから、全部済んでからとは言わず、やはり経過措置として十分検査をしていただきたいと思います。さらにゆりBS2aですか、これは打ち上げて故障が起こっ...全文を見る
○梶原敬義君 答弁になっておりません。どこに責任があるかということについて何にも答えてない。
○梶原敬義君 六百十億円という金はあなた方大した金じゃないと思うかもしれません。しかし、私は地方に帰りまして地方の人口約三十万の都市の一年間の一般予算、会計予算なんですよ、これは。一年間ですよ。これをどこかやっちゃって、どこか故障したときは、いや、何かどこかわからぬと。しかし、実...全文を見る
○梶原敬義君 これはもう関係、関係と言わぬで、私にあるならあるといって言えはすっきりするんじゃないですか。でなければ、関係と言うんなら、そんならどこがどうとるのか、ただ言うだけで、結果的にはNHKと国民がこの金払っているわけじゃないですか。  それから、大蔵省ちょっと聞きますが...全文を見る
○梶原敬義君 本来こういうかすみのように消えていって、それで何か特許がどうやこうやこじつけりゃ、補助金だって交付金だって、国の関係でやった分はそれは国がやるわけですから、これは検討してください、大蔵省で。出資金という形で、これは実態に合わないと思うんですよね。どんどん出して、今七...全文を見る
○梶原敬義君 建設省お見えですか。先般、朝日新聞にトップに次々と出たんですが、建設省が十三台ファクシミリを買った。そのファクシミリの一台の値段というのが市場価格の七五%引き、こういう非常に異常な価格で契約をしているわけです。これは、建設省の会計課長とリコーの浜田社長が覚書に基づく...全文を見る
○梶原敬義君 市場価格というのは、本省が入れましたリファクス2317HS、これが一台百九十八万、これが市場価格でありますが、一台当たりの価格が四十九万五千円。それからリファクス2317H、十二台、一台当たり価格が百十八万、これが二十九万五千円。このようなことでいいわけですね。
○梶原敬義君 もしここで明らかにできるならば、あとはどことどこの社から見積もりをとったのか。それから、普通は見積もりというのは同じ日に出すのが大体普通の常識ですが、その見積もりをとった日にちは同じ日にとっているのか、差があるのか、その辺はいかがですか。
○梶原敬義君 見積もりを違う日に、何日かの間にとっておる。そうすると、リコーの見積もりはその三社のうちで一番早いのか、真ん中なのか、一番後か、この三つに分けられると思うんですが、いかがですか。
○梶原敬義君 これはおかしな話でありまして、それは五割、六割の見積もりがあるという状況の中で、そこでもし情報が相手の業者に流れておるとすれば、それをさらにくぐって安いところで見積もりをするということはあり得ることですが、そういうことはないですか。
○梶原敬義君 じゃあ今まで建設省はこれこれに対する見積もりというのは絶えず幅を持って見積もりをとっているわけですね。これいかがですか、そのほかのことも。
○梶原敬義君 物品の購入でも、十三台まとめて買う、しかも、建設省の下には地建があり、地建の下には各事務所がずっとあります。これは大変な将来に対する需要が潜んでおるわけです。そういうような重大な、本省と地建の間にリコーならリコーの線で結ぶということは、それはやがては端々に非常に影響...全文を見る
○梶原敬義君 私は九州ですがね、出身は。では、あなたがこの十三台契約した後、九州地建では新しいファクスを、リコーのファクスを買っていますね。あなた方からいただいた数字でも四台ありますね。その四台の価格は幾らですか。
○梶原敬義君 おかしいじゃないですか。本省と地建の間よりも、建設局と事務所、例えば大分なら大分の工事事務所と九州の地建との間のファクスの方が高いということはどういうことなんですか。それが一つですね。そんなことはないです。  それから、あなた方が買いましたリファクスの2317のH...全文を見る
○梶原敬義君 だからね、これはおかしいですよ。本当に疑惑を持たれたってしようがない。本省と地建の間で安く、七五%引きで、そして、それから何カ月もせぬでそう変わらない九州が今度は七十万八千円、こうなっている。それから、レンタルでやっているのも、やっぱりそんな高い値段に計算しますとな...全文を見る
○梶原敬義君 じゃ、九州地建が買った四台が本当にそんなに新機種かどうか、それを証明する、そしてあなた方が前に買った十三台の分とどれだけ機種の陳腐化が出ているのか、それらひとつ、今ここではあれでしょうから、資料としていただきたい、要請をしたいと思います。  それから、次に移ります...全文を見る
○梶原敬義君 資料がないのに何で説明できるの、何で理解ができるの、こっちが。
○梶原敬義君 じゃ、それを証明してくれればいい。
○梶原敬義君 では、六十年の六月から発売をしたというようなそういうカタログか、何かそういうよくわかるものを、どうせそれを買うときには、皆さん受け取るときは検査をするんですから、それを出してください。それから、さっきあんたたちが買った十三台のやっと比較できるようにひとつ出してくださ...全文を見る
○梶原敬義君 公正取引委員会にお尋ねをしますが、これ公正取引委員会、公正取引法の不当廉売、今言いますように見積もりを時間的に差をつけてしておる。そして結果、一番最後の部分が非常に安い、そしてあとのところは高く入っていると、こういうような形について公正取引委員会としては独禁法の関係...全文を見る
○梶原敬義君 通産省お見えですか。  このリコーの価格ですね、製造原価と販売価格、これまあ製造原価でいいわけですが、これは一体皆さんの常識ではどう見るのが正しいんですか。もし七五%ぐらい引いてもそれでやれるというんなら、それはもっと国民大衆に私はどんどん売ってもらわなきゃいかぬ...全文を見る
○梶原敬義君 製造原価はそれは機密でしょうが、しかし専門にやっておりましてかなりきついかどうかというぐらいのことはわからないの、通産省では。大体の線はわからないんですか。
○梶原敬義君 公正取引委員会にお尋ねしますけれども、通産省の見方、専門的に見ている見方でそういうことなんですね。私は問題は、それなら安いから、それだけ安くしたらそこで飛びつく、そこで買うと今言う。そうすると後々、例えば建設事務所が幾つかあると、本省と地建の間に入っている線はあと何...全文を見る
○梶原敬義君 会計法からいきましても、あるいは常識からいっても、東京都の場合は年間そういう物品の購入件数は二千万件か何かたくさんある。だけれども、五割引、五割以下でたたくというか値引きしたやつを買っている例というのは一件もないです。私も知っている、地方へ帰っても、地方の自治体は、...全文を見る
○梶原敬義君 そこまで気になるんでしょうね、あなたが言うということは。それは言外に、こういう覚書が行けば、どこどこへ入っているか、それは非常に重みを持つわけですよ、あなたが言う、言わぬにしても。だから軽々にそういうことはやっちゃいけませんよ。  それから建設省に聞いているのは、...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。それじゃもう一度言いますが、見積もりをとる場合に、これからは、僕はそういうことを言うんなら同時見積もりを、何月何日何分までに見積もりは出してくださいと、同時見積もりとらないとあなたが言っているようなやり方なら、もし情報がばれた場合には、これはあなたが言...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそのようにしてください。  ただ、そうすると言ったって、今疑惑を持たれるようなことが多過ぎる。私はさっきも言いましたように、ずっとこれは疑惑を持たれてしようがない、一般の国民はそう判断する。労働省はこの前つぶれたリッカーミシンとの間で何か金のやりとりがあってみ...全文を見る
12月10日第103回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○梶原敬義君 最初に、石油需給の中長期の見通しについてお尋ねいたします。  石油需給は、このところ緩和基調で推移して、少々浮かれている感がありますが、振り返ってみますと、ここ十年ちょっとの間で二度の厳しい石油ショック、石油危機に見舞われております。省エネや石油代替エネルギーによ...全文を見る
○梶原敬義君 いわば中期の見通しと申しますか、あと五年先ぐらいには石油需給がタイトしてくるんではないか、需給が非常に逆転してくるんではないかと、こういうお話であったと思います。  この暫定措置法の期限との関係で、この問題については後に残したいと思いますが、長期の見通しにつきまし...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣、いずれにいたしましても、本当にもう地球ができて長い間埋蔵された貴重な資源を、これはもうあとたかだか五十年もたったら、石油資源もなくなるという大変なことに恐らくなるだろう、私はもっと前に危機が来るんではないかと思っておりますが、そういう心理状況というのは異常...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと観点が変わって、本法案とそれますが、先般の商工委員会での一般質問のときに、国鉄問題との絡みで、見通しをひっくるめまして質問を申し上げましたが、旅客一人当たりのエネルギーの消費原単位というものをちょっと見てみますと、国鉄の場合、線路を敷いて、国鉄で行く場合に人...全文を見る
○梶原敬義君 私の言いましたことが舌足らずで、少し理解がされていない点があるのではないかと思いますが、鉄道というのは、石油の少ないときに、ずっと世界のあちこち線路が走ったと思うんですが、これは将来石油がなくなるあるいは非常に高くなるときには、これはまた昔と同じような方向に変わる。...全文を見る
○梶原敬義君 くどいようですが、だから民営に移るということは議論があるところですが、分割してしまってもう国の手も離れてしまうと、それぞれ地域、地域で九州なら九州、北海道は北海道で、やりたいほうだいのことをそこの経営を主体に置いてやるわけです。将来のことは余り考えず、そのときの経営...全文を見る
○梶原敬義君 もう一度具体的にちょっとお尋ねしますけれども、届出制にすることよりも登録制の方が厳しいという感じがしますが、逆に言うと規制緩和になる、こういうことですが、ちょっとそこのところがどうもわかりにくいんです。もう一度石油業法の改正によらない理由ですね、そこのところ、もうち...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  そこで、石油需給が不透明だと、先ほど長官からも説明がありましたが、まあ九〇年代に入りますと状況は変わってくる、こういう状況を想定をしながら、この政府案においては廃止期間が五年で私は出てきたものだろうと考えております。その点についてはそういう理解を...全文を見る
○梶原敬義君 私は、そういう意味では、五年間の措置というのは、やっぱり読みの上に立った立派な提案であると思うんですが、今でも通産省としてはそのお考えは変わりませんか。
○梶原敬義君 なかなか部長のところで答えにくいと思うんですが、通産大臣、閣僚会議でも合意をして、情勢を勘案した上で出してきましたこの暫定措置法の、特に期間というような問題ですが、その修正に対して、大臣としても修正の動きは衆議院で察知しておったと思うんですが、大臣が真剣になって答弁...全文を見る
○梶原敬義君 私が聞いているのは、大臣がやっぱり法案審議の中で、いやこれは自信を持って出したんだということで、大臣の努力の度合いをひとつ聞いたわけでありますが、ちょっとその辺が落ちておりますから聞きたいと思います。  もともと、この法案というのは、石油の需給が緩和しているときの...全文を見る
○梶原敬義君 どうもそれはこじつけの釈明だと思うんですね。しかし、IEAの需給見通しが根底にあってあなた方はやったと言っている。しかし、それ以外の、いや、もっと需給は九〇年代に入っても緩和するのじゃないかというような、あるいは予測するような資料があるんなら国会に出していただいて、...全文を見る
○梶原敬義君 この石油資源というのは、ずっと振り返ってみますと、日本で言いますと昭和三十年以降急激に消費が高まったわけでして、世界的に見ましてもここ五十年ぐらいからずっと消費が伸びた。その間に世界の埋蔵資源の半分まではいきませんが、今ある埋蔵量の計算では、三十二年とか三十六年しか...全文を見る
○梶原敬義君 暫定期間の問題につきましては、衆議院の会議録を読んでみますと、確かに質問が出ているんです。それに対する答弁の内容についても、大臣今言われましたが、大臣として責任を持って提案した法案に対する対応の仕方として、私はあの会議録を読んでみまして、どうも責任を果たしていない、...全文を見る
○梶原敬義君 どうも最後のことは、私はやっぱり本音をちょっと言っていただかなければいかぬと思うんです。全く業界は、これまで消費地精製主義で地域に根をおろして、雇用も確保してずっとやってきたわけでありましてね、そういう石油業界のことも非常に頭のどこかに大きなウエートを占めているんで...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣にお尋ねしますけれども、これはちょっと違った観点でありますが、経団連やあるいは財界の首脳の皆さんは、農畜産物の輸入の自由化あるいは輸入枠拡大の問題については非常に積極的な発言をよくされます。農村の皆さんは非常に神経をその都度とがらせるわけでありますが、私は矛...全文を見る
○梶原敬義君 最近の通産大臣の答弁は、もう非常に一つの枠から出られなくなりまして、優等生答弁で、しかし優等生答弁ということはどうかといいますと、一つの発想なり創造性なり、本当に一体何が正しいのかという未来に対する挑戦が私は欠けることにもなると思いますし、少し不満であります。  ...全文を見る
○梶原敬義君 供給計画並びに輸入量につきましては、私は、それが海外からそういう数字をいろいろ言われる前に、輸入量等をやはり担当する商工委員会なりに早目に、我々に、国会に先に出してもらう、そういうことをお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 そういうようなことを言っているわけではないんです。窓口はあけたけれども、結局締めてみますと一%かあるいは〇・五%かわかりませんわね。これは精製業者が我が精製設備の稼働率を高めることによってコストがぐんと下がりますから、そこは計算も恐らくあるでしょうね。だから、今言う...全文を見る
○梶原敬義君 需給の関係、だから値段というのは一体何は輸入されるのかということを抜きにしては考えられませんから、これは後の議論になると思います。  次に移りますが、通産省が政策誘導によりまして、よりましてというか、私はそうとるんですが、業界の体質強化を目指して再編あるいは集約化...全文を見る
○梶原敬義君 これは公正取引委員会とも関係をするわけでありますが、元売を七グループ、精製会社五グループですか、そういう方向での集約化が恐らく通産省誘導のもとで進んでくるだろうと考えますが、一九九〇年代に、皆さんの見通しでも石油需給は非常に逼迫してくる、あるいはまた逆転してくる可能...全文を見る
○梶原敬義君 私は、これは大体、そういうように幾つかに集約すれば力がついできますから、そういうような形に往々にして打って出るというのはたやすく想定できるわけですから、公正取引委員会としては、今言われたように、本当に腹を据えて今後の対応をぜひしていただきたいと思います。  通産省...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  次に、若干具体的なところに行きますが、今全国にガソリンスタンドが約六万あると言われておりますが、非常にある意味では過当競争といいますか、大変それぞれが厳しい経営環境に置かれているようであります。  私も、この法案を審議するに当たりまして、私の地...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそういう方向でやっていただきたいと思います。  小売業者が困っております一つは、支払い条件の問題であります。元売業者への支払い条件というのは、月末締めで翌月十日ないし二十日、遅いところで月末、大体たかだかいって四十日ぐらいしか仕入れて売る期間というのはないよう...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと本法案から横にそれますが、通産大臣にぜひ聞いていただきたいと思います。  私は一昨年ですか、帰って新聞を読みましたが、私の大分県でもスピーカーのメーカーの工場閉鎖がもう既に一つ出ております。それから私の友人がやっております会社で、スピーカーのフレームを多量...全文を見る
○梶原敬義君 工業出荷額の割合が高いというのは、これは物の見方でありまして、逆に言いますと、やっぱり農山村が非常に厳しい、あるいはサービス業も非常に厳しい状況なんです。まあそれはそれだけにいたします。  円高差益の問題というのは、今資源エネルギー庁長官が言いましたように、これは...全文を見る
○梶原敬義君 電力、ガス会社と石油会社とは、ちょっと区別して考えるべきだということは、私は理解します。  特に、石油精製業やあるいは元売業というのは、非常にここのところ赤字を出しておりますから、それは今のところはそう急に物を言うつもりはありません。しかし電力やガス、これは逆に円...全文を見る
○梶原敬義君 円高差益の問題というのは、自然に円高がもたらされたわけではない、要するに今言われますように、政策的に、国の政策で介入をしてもたらされておるわけでありますから、その点についてはそういう観点から、この円高差益の問題の還元について、一体どこにどうすれば一番いいのかというの...全文を見る
○梶原敬義君 そのまた「中期的」というのがちょっとわからぬのですけれどもね。五年か十年か、限りなく五年に近いのか、その辺はいかがでしょう。
○梶原敬義君 これまたもとの期間の問題に返りますが、私は需給の見通しからいっても、どうしても暫定措置法の期間を五年を十年というのは、 これは問題がある。予測が外れたとしても、そのときにまた国会で相談をすれがいいことでありますから、それを十年にしたということ、これが一つ。  そ...全文を見る
○梶原敬義君 民主主義のルールで決まったからしようがないといっても、私はやっぱり業界の皆さんも相当根回しされたと思うんですがね。それは業界にとりましたら、長ければ長いほどいいでしょうけれども、そういうものではない。私はやっぱりこれから石油業界のあり方については厳しく監視をしていか...全文を見る
○梶原敬義君 了解するかしないかはもう後の判断ですが、大臣として、本法律案を作成して提案する過程で、閣議決定もあるし、あるいは臨時行政改革推進審議会の答申を受けて、閣議の方針で、とにかく非常に中長期、十年もたたぬうちにできるだけ早く見直したいと、こういう閣議決定に大臣も参画をして...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、どなたがお答えになってもいいですが、この法案は五年を限度として廃止するという、これについては自信を持って法案を国会に出したのかどうか、それだけ聞いて終わります。
○梶原敬義君 もうやめるつもりだったけれども、自信を持って出したかどうかということを聞いておるんであります。
○梶原敬義君 終わります。
12月12日第103回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○梶原敬義君 渡辺議員には御苦労さまです。  私も雇用問題とかあるいは業界のことを全く考えていないということではないから、あらかじめその点については誤解のないようにしていただきたいと思います。  渡辺議員は、石油関係に非常に詳しいようなお話を先ほど聞きまして、大臣からもそんな...全文を見る
○梶原敬義君 じゃ、この委員会で我々が自民党とも合意した、大体の了解に達した資源というのは、大体今発見されている埋蔵量というのは、掘っても三十五年、三十二年から三十六年ぐらいの間だろう、こういうところでお互いに一致したと思うんです。そして、新しい井戸を発見していって資源を発見して...全文を見る
○梶原敬義君 この法律をつくるときには、今石油がだぶついておる、国際石油が。だからそういう時期に臨時措置法としてつくったのだというのが法の趣旨ですね、つくるときの。ところが一九九〇年、あと五年もしますと、これはIEAでも言っているように緊迫してくると、石油需給が。そうしますと、五...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ、何かのほかの数字出してください、あなた、それを超えるような。
○梶原敬義君 じゃ、それはそれでちょっとおきます。それは大変問題だと思うんですけれどもね。  それから、本法の改正の問題ですね。石油業法の改正の問題については、閣僚会議で行革審のその方針も受けとめて、五年から十年の間を、通産省の答弁では限りなく十年に近いのかと言ったら、いや本法...全文を見る
○梶原敬義君 時間がないから、舌足らずで申しわけございません。いいですか。このもとの法律の石油業法を、それは通産大臣も入った中で閣僚会議で行革審で出てきた方針で、これを見直すという方針を内閣で決めているんです。そしてそれに対しまして、一体いつごろ見直すのかということに対する期限の...全文を見る
○梶原敬義君 もう一回整理をします。もうそれは渡辺議員はちょっと答弁が混乱をされております。  通産省、この臨時措置法というのは、国際石油がだぶついているとき、そこでつくるんだと、こういうニュアンスの答弁がずっと何回もあったんですが、ここをもう一度やってください。そうし たら...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣、IEAやなんかの最後のくだりのお話をずっとして、見通しの問題をごまかされたんですけれども、最後にわからないところは国会の判断に従うと、国会の判断に従うということですね。そうしますと、渡辺議員の国会の判断、やっぱり一体需給がどうなるのかという問題についても、...全文を見る
○梶原敬義君 神様じゃないからわからぬといっても、じゃここで、そういう衆議院で判断をしたというのなら、少なくとも単純な我々に、だからこうこうこうなっているから五年を十年にしたんだよと、本当に理解のできるように私は言ってもらえば、そう何もいろいろ言うわけないんですよ。わからぬじゃな...全文を見る
○梶原敬義君 今言うような、国会が最高権力というんだったら、あなたの能力が足らないんだよ。
○梶原敬義君 結論だけを……
○梶原敬義君 もうやめますが、ただ結論だけを、何となくぱっとした政治判断で十年がいいだろうというしか、もうあなたの答弁一貫して中身がないんだ。それはしかし、あなたが代表して来ている以上は、あなたが率先してずっと根回ししてやった以上は、もうちょっとしっかりした答弁をしなきゃ、それは...全文を見る
○梶原敬義君 言ったよ。
○梶原敬義君 言った、言った。
○梶原敬義君 速記録に残っているから……
12月13日第103回国会 参議院 本会議 第8号
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○梶原敬義君 ただいま議題となりました許可、認可等民間活動に係る規制の整理及び合理化に関する法律案につきまして、日本社会党を代表し、反対の討論を行います。  議題となりました法律案は、二十六本の法案を一括まとめたものでありますが、二十六法案のうち二十二本については行革審答申関係...全文を見る