梶原敬義

かじわらけいぎ



当選回数回

梶原敬義の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第104回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○梶原敬義君 科学技術庁にお尋ねをいたします。  原子力船「むつ」の開発につきましては、昭和四十七年度末までに出力試験等を行って完成をし、以降二年間の実験航海等を行って、五十年度末までにすべての開発業務を終了するという、こういうことになっておりましたが、今日まで延び延びになって...全文を見る
○梶原敬義君 昭和五十九年度までこれは決算済みでありますが、国の使った、この「むつ」にかかった費用は幾らでございますか。
○梶原敬義君 私が調査をしました数字よりは若干多いわけですが、さらに六十年度予算、今進行中でありますがこれが一体幾らで、六十年度見込みを入れますと合計で幾らになりますか。
○梶原敬義君 さらに科学技術庁といたしましては、最終目的を達成するまでに一体幾らを見込んでおりますか。
○梶原敬義君 非常に大変大きな金額になるわけですが、一体それだけ使ってどれだけの効果が今出ているか、中間総括としてひとつお伺いをいたします。
○梶原敬義君 見通しはうまくいきますか。
○梶原敬義君 いい成果を期待したいと思うんですがね、なかなか大変な金額をつぎ込んで、それに対する成果というのはこれは私はやっぱりもう問題にならないんではないかと思っております。  金額で、五十九年度までのこの「むつ」研究開発につき込みました金額、私がざっと調査をいたしました金額...全文を見る
○梶原敬義君 しかも、政府がこれに出している項目といたしましては、出資金、補助金。出資金というのは、本来出資金の概念というのは、何か物が残ったり利益を生んだりそういうことなんですが、出資証券だけ恐らく大蔵省の中に残っておる。これは非常におかしいと思うんですがね、こういう状況で大変...全文を見る
○梶原敬義君 佐世保のことは私も九州ですからよく知っておるんです。現地も私も「むつ」が入るときは行きました。  そこで、保安上とか、あるいは警備員とか建屋とか、こんなものは五千万円なら五千万円の月の係船料の中で言いますと何十分の一ですね。場所も私もよく知ってますよ。これは吹っか...全文を見る
○梶原敬義君 それは契約はマクロにやっているからないと思う。ただ、先ほど言いましたように二千万が五千万にはね上がったと。その中で、そんなべらぼうな金額をと、こう言ったら、いや、その中には保安料も警備員も建屋もいろいろあると、こう言いました。これはもう微々たるものですよ、恐らく。五...全文を見る
○梶原敬義君 どこが一番大きいんですか、どこが。もろもろの経費が大きいんですか。
○梶原敬義君 時間がありませんから、また機会をつかまえて、この問題は全体を私は追及させていただきたいと思うんです。  科学技術庁長官、既に七百五十七億、さらに四百五十億投入、しかも、これは全部金利入れますと二千億近くになりますでしょうね、恐らく。そういうようなむだな、今政府は金...全文を見る
○梶原敬義君 もう終わるつもりでしたが、新しい大臣が前から言われているわかりきったことを私は答弁が出てくるとは思わなかった。幾ら開発だからといって金かければいいものじゃないでしょう、恐らく。一千億といいますと、これは人口五十万ぐらいの都市の年間予算に匹敵するような金額ですよ。これ...全文を見る
○梶原敬義君 日経の昭和六十年十一月十五日の記事を持っておりますが、「放送衛星2号b打ち上げ」「予定通り1-2月」、こういう見出してありますが、ここでNHKの林専務理事の談話が載っておりますが、「進行波管の出力が要求性能百ワットのところ九十ワットしかないという事実は残るが、総合性...全文を見る
○梶原敬義君 宇宙開発事業団は合理的な方法で補てんをするという約束をしたということですが、これは実際できることなんですか、そういう場合に。約束してできるんですか。
○梶原敬義君 修理をするというのでなくて、結局保険で見るという意味ですか、このことは。約束したというのは。
○梶原敬義君 いろいろやる前からうまくいかないことを想定して言うのも縁起のいいことじゃないですから、うまくいくように祈りたいと思うんですね。ぜひやっていただきたい。  ただ、BS2aの場合の故障の責任問題につきましては、先般の決算委員会で郵政大臣は、NHK、通信・放送衛星機構、...全文を見る
○梶原敬義君 ということになりますと、事業団あるいは科学技術庁はこの問題について一体どれだけ責任を感じているのか、これは責任者あるいは大臣から答弁を伺いまして、責任の問題を言ったって、もう使った金はなかなか出てこないわけですけれども、しかし、はっきりけじめだけはつけておかなきゃい...全文を見る
○梶原敬義君 大臣に答弁していただく前にもうちょっと言いますと、六百十億なんですね、やっぱり六百十億ぐらいの金額でしょう、この二つの打ち上げで。六百十億円ですよ。そのうちの六〇%はNHKが視聴料から払うんですね。四〇%は事業団ですよ。どっちにしても国民から吸い上げた金ですよ。だか...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ神様にでも祈ってうまくいくようにしていただきたいと思います。  次に、文部省並びに会計検査院にお尋ねをいたしますが、問題は、マスコミに次々に非常にセンセーショナルに出ております児童生徒数の水増しに対する会計検査院の指摘の問題であります。五十八年度の会計検査院の...全文を見る
○梶原敬義君 今五十八年度の決算をやっておるわけですが、五十九年度の決算報告によりますと、これはまた私の地元の大分県もこの中に幾つか入っておるんですね。私、一応、どうしてこういうことが起こるのか、帰って県の教育委員会や現場の皆さんとも話を聞いて、状況を調査さしていただいたんです。...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院が検査する場合は、トータルでというよりは各学校ごとの学級ごとの数字でいきますから、結局そこを見ればもう法律に照らしておかしいという結論が出てくるわけですから、そこのところをやっぱり考えていかないと、ここの微妙なところは教育委員会と校長との間で、学校との間で...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院もやはり検査をしながら、これは矛盾があると思いながらやっぱりやっておられると思う。だから、文部省もこういうことが若干現地の教育委員会と現場との間で裁量の余地があるように、会計検査院もそういうような指摘はしながら矛盾を感じておるなら、やっぱり文部省とその点に...全文を見る
02月14日第104回国会 参議院 商工委員会 第2号
議事録を見る
○梶原敬義君 法案の中身に入る前に、最初に中小企業団体法に基づく通産省の認可団体、日本撚糸工業組合連合会の不正事件についてお尋ねをいたします。  私は決算委員会にも所属をしておりまして、昨年の九月の二十日と十月の二十三日に、我が党の目黒議員が、本件につきまして並み並みならぬ調査...全文を見る
○梶原敬義君 私は、もうここで言ってもそれ以上突っ込んだ答弁は出てこないと思いますが、ある程度は皆さんが監督責任の義務があるわけですから、東京地検が入らなくても、調べていけば不正融資の問題とかあるいは機械を破砕したような形に、そういうでっち上げの資料をつくったと、そういうことは本...全文を見る
○梶原敬義君 こういう問題が起きておるときに、しかも私が先ほど言いますように、余り調べないまま、これは次々にそういう状況の中で融資をしていく、そういう姿勢に私はやっぱり問題があるんではないかと思うんですが、この点いかがですか。
○梶原敬義君 そうしますと、約百二十三億円の融資をした分については、これにはもう不正はないと、そういうことは言い切れますか。
○梶原敬義君 できればこの点についても後ほど、皆さんがそういうお金を出すようにという決定に至った指導会議、そういう会議の議事録なり、あるいは百二十三億については全然問題がない、調べた結果、調べた後で結構ですが、そういう資料をいただきたいと思うんですが、いかがですか。
○梶原敬義君 時間がありませんから次々移りますが、設備廃棄事業におけるスクラップ単価の決定のやり方そのものに不明朗な点があったのではないかという気がするんです。  小田理事長のやり方というのは、例えば百万円の価値しかない機械を、撚工連の中で相談をして、例えば二百万円の評価にする...全文を見る
○梶原敬義君 そこのところに問題が私は生ずるだろうと思っております。  この数字合っているかどうかまたお聞きいたしますが、撚工連その他スクラップするためのいろいろな業界の二十九団体ありますね、時間ありませんから全部言いませんが、その二十九団体に、昭和四十七年から五十九年までに約...全文を見る
○梶原敬義君 私は中小企業の出身でありまして、厳しくやることによってまじめにやっている中小企業の皆さんを泣かせということを言っているんではありませんが、私はこの二千百十億、撚工連の五百六十億がこのうちへ入っておりますが、このほかにもこの二千百十億の中にはそういうような問題が出てく...全文を見る
○梶原敬義君 まあ優秀な通産省のメンバーが本気になってやれば、これは朝飯前ということはないですが、やれると思います。ひとつぜひお願いをします。  次に、私、ここに当時の経理課長の三谷氏があちこちに金を貸している、その領収証の写し等を持っておるわけであります。名刺の裏に借用書を書...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、きのうNHKちょうど見ておりましたらね、NHKのニュースのときに、通産省の幹部ですか、声を変えて放送記者との間でやりとりをしておりましたが、飲み食いをしたとか、あるいは高価な物を贈ったとか、こういうものを見ているような話がありましたが、こういう事実...全文を見る
○梶原敬義君 それはもうちょっと、事実はないと言いましてもね、私がここで言う以上は――もう言いませんがね、ある程度確証に近いものは持っておりますよ。ですから、困るのはね、いやそんなものはないと、こう言っておいて、後から出たら逃げ場ないでしょう。だから、それはそれで、皆さんのところ...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、遺憾という表現をされましたが、大臣は、今なられましたけれども、結局通産省のトップに立つのは大臣ですから、やっぱり結局監督不行き届きの責任というのは大臣にあるわけですからね。遺憾というより申しわけないと、こういう気持ちを私は本当は率直に聞きたかったわけです。その...全文を見る
○梶原敬義君 次に、この法案の問題に返りますが、円高の問題につきまして、日銀、大蔵省にちょっと先にお尋ねしたいと思うんです。  私は、いろいろと中小企業の皆さん寺とも話をしておるし、いろいろ資料を読んでも、大体望ましい円高の水準というのは二百十円ぐらいではないか、二百十円ぐらい...全文を見る
○梶原敬義君 浜本議員が先ほどからこの問題についてはもう繰り返しやりまして、これはまた同じ問答になると思いますが、今非常に困っているのは産地の輸出業者ですね、それから、電機、自動車、精密機械等の下請あるいは部品納入メーカー、こういう人は、単価は下がり、そして売り上げは伸びないから...全文を見る
○梶原敬義君 労働時間の問題でありますが、ちょっと通産省にその前にお尋ねいたしますが、産業構造審議会がことしの二月六日に「二十一世紀産業社会の基本構想」というのをまとめられております。これをちょっと読んだら、本当にもっともなことを書いておるわけです。  一つは、「可処分所得の増...全文を見る
○梶原敬義君 通産省、さすがに局長よく私はおわかりだと思うんです、状況は。しかし、日銀や大蔵省は、この状況というのは本当に現場に行っていないからわからぬ。私はもう歩き回っているから全部わかる。ですから私は、円高の問題はどこが妥当かどうかというのを議論するときに、一体日本の競争力を...全文を見る
○梶原敬義君 答弁にならぬ。
○梶原敬義君 あのね、円相場は為替市場が決めるという――しかし、その前にもし日本の輸出競争力が非常に弱かったら、そこが結局為替市場決めてくるんだ、長期的に見ると。やっぱり今は日本はドルがどんどんたまって円が強い、そういう状況だから、結局そこが基本になるんでしょう。答弁にならぬです...全文を見る
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました特定中小企業者事業転換対策等臨時措置法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、サラリーマン新党各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    特定...全文を見る
03月05日第104回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○梶原敬義君 地方議員の定数是正の問題について最初にお尋ねをいたします。  東京高裁は、御承知のように、昨年実施された東京都議選挙で葛飾区民の公選法違反としての選挙の無効を求めました訴訟に対して、二月の二十六日、都議会の定数是正は違法と断じ、議員一人当たり格差は一対二までと基準...全文を見る
○梶原敬義君 高裁が指摘をしております人口比例の最大格差が一対二以上の自治体、議会の実態について自治省、一体どうなっているのか。都道府県、政令都市別の状況について自治省にお尋ねします。
○梶原敬義君 そこで、来年の統一地方選挙はもうすぐでありまして、運動にもう実質上は入っているんではないかと思うんですが、各県議会とも定数の配分問題が大変問題になっているようであります、この機会に、この公選法の原則に基づいて、最大格差一対二以下で強力に指導すべきではないか。判決の趣...全文を見る
○梶原敬義君 公選法の精神に沿えばこれは何も地方自治を侵すことにはならない。だからその公選法の精神に沿って、ひとつ相談があればじゃない、もっとやっぱり、選挙の結果も出ているんですから、火事が起こる前にもう火の手が上がるときには早目に消していく、これは同じことですから、ひとつ大臣そ...全文を見る
○梶原敬義君 自治省は要らぬところは頭からがんがん締めつけて、例えば給料が高いとか、それでこういうやらなきゃならぬところはもう相談があったときはというようなやり方で、これは大臣、任期が一年かもしらぬですが、気がついて一年たってみたら何をしておったんだということになるんでしょうね。...全文を見る
○梶原敬義君 ついでに警察庁の関係もお願いをいたします。今のは都道府県の関係ですね。
○梶原敬義君 大蔵省おられますかね。今私が言っていることが理解できるかどうかまずお尋ねをします。それから、もしそういう実態が乖離があるとすれば、大蔵省としては一体それはどういう判断をしているのか、その二点をお尋ねします。
○梶原敬義君 理解をしていただいてありがとうございます。ただ、本当に理解をしているかどうかというのは今の答弁では納得ができない。  あなたは大蔵省の中で働いておりますから、通常の時間で本当は通常でやるというのは原則、これはもう当たり前のことなんです。だれもわかっている。第一、大...全文を見る
○梶原敬義君 それがわからないんです、意味が。意味がわからぬ。もうちょっと具体的に。
○梶原敬義君 だから、あなた頭はいいんでしょうがね、こっちは頭悪いんでよくわからぬのだ、わかるように言ってくれないと。だから、十八時間で全部間に合っているのか合わないのか、もっと余計しておるけど十八時間で、そこでとめているのかどうなのか、そこを聞きたいんですよ、大蔵省の内部のこと...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、もし今言われた十八時間、それ以上やったのはそれは手前が勝手にやったんだ、上からはそれは命令をしてないんだ、あなた勝手にやった、それは知りませんよと、こういうことになるわね。
○梶原敬義君 だから、大した問題じゃないかもしれない、そんなことぐらい仕事したらいいじゃないかという意見もあるかもしらぬ。しかし、実態は一体どうなっているのかが一番知りたいんですよ。あとのことはまた後で国会でも判断すればいいし、いろいろ議論すればいいことだ。だから、実態は差が大蔵...全文を見る
○梶原敬義君 これは私に出してもらうことはない、これは国会全体の問題ですからね、この本委員会にやはり説明をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○梶原敬義君 だから、どこで検討してどういうように対応するのか、それをひとつ最後に。
○梶原敬義君 了解。それではこう理解します。自治省、警察庁は今から聞きますから、大蔵省も先ほど責任持って言った以上私はやっぱり責任を持って対応していただく、ということは内部で相談をされまして、本委員会に対しまして大蔵省の実態は、超過労働とそれに対する支払いの実態は一体こうだと、こ...全文を見る
○梶原敬義君 検討ではだめだ。
○梶原敬義君 次に自治大臣、アメリカでは公務員の皆さんの労働条件等に関しては、公正労働基準法というのがありまして、これは労働長官が担当して、こういう問題についてはいろいろと行政の立場で指導し、判断をしていくわけです。日本にはそういうところがないわけです。だから、各省庁ごとに大臣が...全文を見る
○梶原敬義君 次に行くつもりだったが、ちょっとひっかかるのであります。  ちょっと警察庁の方に聞きますが、今大臣が言われますように、決められた時間で決められた努力でやって一体、相当の開きがあるはずなんですが、それが埋められるのか。あるいは事務の場合はOA機器か何かを入れて解消す...全文を見る
○梶原敬義君 前の方の答え方はもうそれでよくわかってるんです、私は。だけど、改善するような努力、努力と言ったって、一体その改善の努力ができる範囲なのか、聞いてみなきゃわからないんだ。その実態がわからないんですよ。だから、皆さんが努力する、するで一体どのくらい努力ができるのかどうな...全文を見る
○梶原敬義君 だから、私は、そこをどう改善せいということは先の問題なんです。それが改善を、あなた方がOA機器を入れたりあるいはうまいことみんなで能率上げてやれば片づくものなのか、あるいは片づかぬものなのか、その数字を見てみなきゃわからぬわけでしょう、我々の判断。判断ができない。で...全文を見る
○梶原敬義君 自治省もいいですかね。
○梶原敬義君 私はうそを言っちゃいかぬと思うんです。私はうそを言うのが一番悪いと思うんですよ。わからぬならわからぬ、これは困りましたというんならそう言えばいい。なかなか今言えませんと言うならいいけれども、命令をしたから範囲の中でおさまったと私は今とってるんですよ、あなたの答弁から...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がありませんからやめますが、実態だけはひとつ大臣、大臣の任期中に把握をしていただき、そこから判断をしようじゃありませんか。  それから、最後に自治省の方に、資料で結構ですが、今地方自治体でも臨時あるいはパートの職員というのはどんどんふえているか、あるいは傾...全文を見る
03月20日第104回国会 参議院 商工委員会 第3号
議事録を見る
○梶原敬義君 通産大臣と経済企画庁長官の所信表明、施政方針につきましては何回か読ましていただきましたが、私は内容は別としましても、非常によくできていると思うんです。ぜひその実現方を最初にお願いをしたいと思います。  経済企画庁に最初にお伺いしますが、経済成長率等の見通しと実績が...全文を見る
○梶原敬義君 日本語でやってください、私は英語はよくわからぬから。パフォーマンスとか言ったってわからぬ。
○梶原敬義君 そうすると、六十年度の大体見込みと六十一年度の経済見通し四・〇%の内需、外需のその内訳をお願いをいたします。
○梶原敬義君 そこで経済企画庁長官に聞きますが、今言われましたように、経済見通しの中で特に内需を見込んだ分が全部昭和五十五年、特に中曽根総理大臣になってからずうっと見通しと大きな狂いが出ております。しかし、五十九年度だけは例外だと、こう言っておりますが、これはレーガンの選挙を前に...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと、大臣に答弁をいただく前に今局長からお話がありました。  ただ、局長は担当者として見通し、予測能力の問題でその点について今お話がありましたが、しかし、これは閣議でこの「見通し」というのは確認をして、そして予算も編成するわけですから、それは一応出して閣議で予...全文を見る
○梶原敬義君 そう言われますと、私もちょっと引き下がれないんですがね。  結局国際環境が複雑だから政府の計画と実績が違うと、こういうことを今言われましたけれども、しかし、今言われましたように、昭和五十五年からずうっと見まして、政府が立てました見通しよりも内需の落ち込みが大きい。...全文を見る
○梶原敬義君 どうも前からずっと見通しを立てちゃ全部ほとんど狂っている、例外はアメリカの大統領選挙の前後だけですか。ですから、よっぽどこれは本当に真剣になってやらなきゃ、日本のやっぱり特に中小企業、そこで働く労働者、これはもう大変ですからね。特に地域的に東京とか東海とか、有効求人...全文を見る
○梶原敬義君 それは口では、公共事業をそういう過疎地域、あるいは非常に雇用率、中小企業の倒産も多い、あるいは有効求人倍率などでも非常に低い地域には重点配分すると言うけれども、聞いておる範囲においては、それは何かちょこっと継ぎ足したぐらいなもので、大してそれが私が今言っているような...全文を見る
○梶原敬義君 後で数字をまた持っていきますよ。
○梶原敬義君 御発言中ですが、僕が聞いているのは減税の問題と賃上げの問題に絞って。閣議で言っていただくのはもう答弁要らぬと、こう言ったんですから。時間ないんです。
○梶原敬義君 その点はわかります。要するに、減税問題につきましても、私が言いたいのは、内需が非常に落ち込んでおりますね、ずっと落ち込んでいる。しかも国民生活は非常に厳しい。だから減税についても二人の閣僚の大臣は、私が言ってもらいたいというのは、確かにそういう減税は、この前予算委員...全文を見る
○梶原敬義君 答弁要りませんが、私は、今の状況というのは、いわば太平洋戦争前のソーシャルダンピングという指摘をされましたその状況と非常に似ている、等しいというか似ていると思う。今そういう労働時間一つ見ても、あるいは下請や関連企業のことを見てもまさにソーシャルダンピングですよ、よそ...全文を見る
○梶原敬義君 あとのことはいいですから、その差だけちょっと。
○梶原敬義君 どうも農林省ありがとうございました。  いろいろ言うつもりはないんですが、ちょっとその前に、小麦の関係は二百九円と百八十円の差ですかね、今。これはちょっと少ないと思うんですよ。常識で言いますと、この前小麦の値段を上げたのは五十八年二月ですから、その当時の大体二百四...全文を見る
○梶原敬義君 だから、それは普通電力なんか計算するときは、二百四十円と百八十円ぐらいの差で計算しますから、これ二百九円じゃなくて二百四十円でした場合に、これは単純計算すればすぐ出ると思うんですが、どのくらいになるんですかね、これでプラスがあったとかどうこう言うんじゃないですよ、参...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  実は私は、もう少し時間があれば、こういう問題について基礎の数字かなんかも一緒に今ここで議論をしたいんですが、確かに小麦もそういう食管会計の中ではプラス面が出る、牛肉も出る。しかし、なかなかそれが国民生活にプラスにははね返ってこないような仕組みにな...全文を見る
○梶原敬義君 合計をいたしますと、有償資金協力が約四千六百六十七億、それから無償資金協力が、これはやりっ放しですが、約五百四十六億、それから技術協力が三百八十一億、こういうことですね。その合計は幾らになりますか。
○梶原敬義君 通産省もしわかれば、外務省でも結構ですが、フィリピンにこういう援助をしますが、援助をした場合に、結局プロジェクトを組むとかいろんな仕事をするわけですが、必ず日本の企業がほとんどその仕事を注文をとって、受注をして仕事をすると思うんですが、その辺のやり方についてなかなか...全文を見る
○梶原敬義君 企業数。
○梶原敬義君 私は、昭和六十一年二月十四日発行の「週刊東洋経済」、これは外務省からいただいたんですが、「海外進出企業総覧」というのが、これは臨時増刊号ですが、「世界百二十カ国で活躍する日系企業一万社の最新データ」、こういうことで、この中でフィリピンの関係をちょっと見ますと、大変、...全文を見る
○梶原敬義君 経済企画庁が担当しております無償資金協力、こういうものも大変な額になっておりますが、経済企画庁はこの辺は、今そういう状況についてはどう把握されておりますか。
○梶原敬義君 知り得る立場であるとかないとかいったって、これはそれならいいことですか、悪いことですか。その点ちょっと先にお尋ねします。  それから、通産省は、このような問題、国際的な問題になっておりまして、そういう時期に、特に通産省は業界の指導やなんかやっておるわけですが、そん...全文を見る
○梶原敬義君 外務省、通産省、経済企画庁、大蔵省、農林省は、今新しいアキノ政権になって、経済協力のあり方等に対する調査を兼ねて、ミッションを出していると思うんですが、その状況はどうなっておりますか。
○梶原敬義君 それはきのうからの報道との関係の絡みもあって行かれたのかどうか。
○梶原敬義君 これは、私ども決算委員会に所属しておりますから、後日現地にも調査に行って、そして詳しく、あなた方今きれいなことばかり言っておりますが、私は全部調べ上げて問題を浮き彫りにする必要があると思う。これは貴重な海外援助で、こういうあり方についてはマルコス政権の延命のために手...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっといいですか。  外務省の経済協力局長藤田局長以下ミッションを組んで行ったという話、これはきょう立ったのですか。きのう立ったのですか。  ちょっと話ができ過ぎております。これは、計画はいつからあって、何てきよう行ったのですか、これは。
○梶原敬義君 最後になりますが、この問題については、大蔵省も通産省も経済企画庁も関係が大ありでありまして、知らぬ存ぜぬじゃなくて、やっぱり事実かどうかすぐ飛んで行って、アメリカにも行くし、それからフィリピンにも行って、事実サロンガさんの持ついる内容や何かもチェックをして、いや今言...全文を見る
○梶原敬義君 最後。情報をとるのが遅いと言っているのですよ。その情報を早くとるために一体どういう努力をするかというのです。最後に。
○梶原敬義君 それなら何か出してください、持っているものを。
04月02日第104回国会 参議院 商工委員会 第5号
議事録を見る
○梶原敬義君 予算の関係に入る前に、日本撚糸工連の問題について、一、二点最初にお尋ねをいたします。  私は、三月の二十五日に、社会党の日本撚糸工連調査委員会をつくりましたが、その一員といたしまして石川県の金沢市等に赴きまして、わずかな時間でありましたが、幾つかの調査、チェックを...全文を見る
○梶原敬義君 後日私にだけに名前を知らせてもらうというのも、まあそれは結構ですが、やっぱり委員会ですからね、権威ある委員会ですから、委員長以下委員会に出してもらうのが筋でないかと思います。誠意ある対応をお願いをします。  それからもう一つ、ちょっと思い出したんですけれども、さっ...全文を見る
○梶原敬義君 また、撚糸工連問題につきましては、私どもも今いろいろ書類を集めてそれなりに調査をしておりますが、できればもう我々がいろいろするより通産省で先にやって、そしてもうこうだこうだと出してもらえば想像せぬでいいわけですから、ひとつそういう方向でお願いをできればしたいと思いま...全文を見る
○梶原敬義君 そこがわからないんです。出資は、そういう研究会社が幾つかできるとしますね、先に研究会社ができておりまして、それに対して、そこの資本、もう少し内容を、危険分も負担してやろうということで、その後出資する手だってあるんじゃないか。予算を組んだからといって、無理にどんどんつ...全文を見る
○梶原敬義君 私、この予算書の数字はゆうべもらったんですよ。それで、この膨大な資料をゆうべもらって、これは中身全部チェックできないんですよ。する暇ないんです。ただ、多分去年の法案の審議のときに、この相手側に出資する前提は、新会社をつくるということが前提ですか、今既にある、研究して...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ、どこかに今三つか四つの企業がもう既に企業をつくっておる、そしてそれが今新素材の研究を始める、見込みがある。そこが申し入れたときには、そこには出資はしないんですか。
○梶原敬義君 そういうことを言っているんじゃないんです。新しい会社を例えば四月なら四月につくったとする、二つ。しかし、その時点にはまだ通産省からは出資はない。しかし、これは非常に有望なところだから、ひとつこの会社に、要するにセンターから出資をしてほしいと、そういう場合にはしないん...全文を見る
○梶原敬義君 わかっているじゃないか。そうじゃないですか。何言っているんですか、さっきから。  本年度の予算を見ますと、総額、産投出資の合計が二百五億、開銀出資が十二億ということになっております。そのうちに、NTTの株の三分の一の配当を目当てにしている、要するに、産投会計からも...全文を見る
○梶原敬義君 大体NTTの配当というのは、一応百二十五億と五十七億ぐらいをこの六十一年度予算を組むときに大体めどにしているんじゃないですか。
○梶原敬義君 聞くところによりますと、NTTの配当は大体八%ぐらいを想定した場合に二百八億円産投会計に入ってくる。その辺をめどで、事業資金の百二十五億と基盤技術研究促進センターに対する融資の事業資金の五十七億、この辺はそこをめどにしたと聞いておりますが、間違っていますか。
○梶原敬義君 わかりました。理解したというんじゃないですよ。今のこと納得できません。  役員報酬なんかを見ますと、常勤役員で六十年十月から六十一年の三月まで六千三百万円ぐらい、これの二倍以上、それから職員数で五十九、職員も、ほとんど通産省、郵政省あるいは開銀あたりかも全部出てい...全文を見る
○梶原敬義君 何省庁あるんですか。
○梶原敬義君 それで、きのうも予算委員会でたびたび質問があったと思うんですが、その中で、円借款の部分については経済企画庁が中心になってまとめている。ところが、十五省庁の全体の関係は一体どこが掌握しているんですか。
○梶原敬義君 いや、だからちょっとわからないんですが、どうも開発途上国への援助といっても、十五省庁にそれぞればらばらばらばら分かれておりまして、いろいろ聞いても、どこかをつかむのにものすごく時間もかかるし、ややこしいんですよ。これは何かこう、外務省なら外務省が一本にまとめるとか、...全文を見る
○梶原敬義君 経済企画庁長官か大臣か、私今言ったことに対して、もちはもち屋だと言ったってどうもわからぬから、ちょっと答えてくださいよ。
○梶原敬義君 もっともなお話であるようでありますが、それではフィリピンの関係で、これまで各省庁ごとに、一体フィリピンに対する援助はどうなっておられるんでしょうか。六十一年度の予算も入れましてひとつ。
○梶原敬義君 円借款じゃなくて、各省庁のを全部入れて。
○梶原敬義君 ですから、関係している部署の皆さんが、それぞれ関係し合ってやっておる者がなかなかわからないような数字を、これ予算書をぽっと夕べもらって、私全部抜くつもりだったけれども、時間がなくてね。  それで、今フィリピンの問題については、経済企画庁が担当している円借款の問題に...全文を見る
○梶原敬義君 今言われました数字は、各省庁のやつを全部丸め込んでの数字で間違いないですね。それは間違いないですか。
○梶原敬義君 間違ったら、後でまた間違ったと言えばあなたたちはそれで済むかもしれぬけれども、こっちもそのときそのとき真剣にやっていますからね。  それでは、フィリピンの円借款の仕組み、交換公文を交わして、入札をして発注をして、次々に行く仕組みについてはもうそこに問題が出てきてお...全文を見る
○梶原敬義君 撚糸工連の問題の答弁のときとまた同じような答弁のニュアンスが、やっている、やっていると返ってまいりましたけれども、既にきょう新聞にも載っておりますが、私は今、朝日新聞持ってきておりますが、フィリピンの行政管理委員会のダザ委員長代行は、少なくとも五つの日本企業がマルコ...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありませんから先に行きますが、ただ、今言われましたように、フィージビリティースタディーというんですか、そこで一つ問題が上がって、その次に、交換公文のところで相当政府内部でも検討して積み上げた計算をし、そして借款協定を結び、それから入札のところでも三回契約まで承...全文を見る
○梶原敬義君 時間が来ましたから、最後にひとつ通産大臣にお願いをいたします。  先ほど言いましたように、今、日本の政治、経済、社会のやっぱり中枢を握っているのは、戦前の旧憲法あるいは戦前の教育を受けた人たちが一番中心になっておるわけです、いずれにしても。ですから、そういう状況の...全文を見る
04月10日第104回国会 参議院 商工委員会 第6号
議事録を見る
○梶原敬義君 私は、全般的には航空機工業振興法の一部を改正する法律案につきましては賛成の立場でありますが、幾つがこの法案を読みまして気になることがありますので、順次質問をこれからさしていただきます。  まず、通産省にお尋ねいたしますが、我が国航空機工業の位置づけといいますか、こ...全文を見る
○梶原敬義君 次に、ちょっと具体的な問題に入りますが、今大臣が言われましたような方針に沿ってこれから振興を進めていくわけでしょうが、六十一年度一般会計予算では、YXX関係の予算が七億一千三百五十六万円、V二五〇〇関係の予算が三十九億八千六百九十九万円計上されております。  そこ...全文を見る
○梶原敬義君 六十一年度の予算を合計をいたしますと、YXXはしたがいまして七十六億、V二五〇〇については二百八十四億円、こういうことに合計しますとなるわけでありますが、これらの資金は、まあ我々、考え方によりますと、大変大きな額でありまして、一体貴重な国のお金がどのような形で研究開...全文を見る
○梶原敬義君 きょう参考人として、日本航空機開発協会と日本航空機エンジン協会の代表のお二人においでいただいておりますが、この二つの組織につきまして、通産省の方から概略説明をお願いをいたします。
○梶原敬義君 稲葉参考人にお尋ねをいたしますが、V二五〇〇計画は、今説明がありましたように、昭和五十八年三月に協会が正式にできまして、今既に五カ国で共同開発事業としてスタートをしておりますが、現在の開発状況、それから開発に当たって今非常に苦労しているというか、非常に問題になってい...全文を見る
○梶原敬義君 同じく稲葉参考人にお尋ねしますが、我が国の開発プロジェクトチーム、これは国内でもやっているのか、全部海外へ出てやっているのか、その辺はいかがですか。そして何人命これに携わっておるのか。
○梶原敬義君 国内の八十名というのは、もうこのV二五〇〇だけにタッチしているのか、その他の仕事をしながらこれをあわせてやっているのか、この点が一つ。  それからATP、アドバンスト・ターボ・プロップ・エンジンですね、この関係についてあわせてお尋ねしますが、私はまあ新聞情報ぐらい...全文を見る
○梶原敬義君 朝日新聞の六十一年の二月十五日、「力をつけた日本の技術 日米共同の航空機開発」、これは「みんなの科学」という欄ですが、この欄によりますと、「ボーイング7J7の完成予想図」があるわけですが、ATPのエンジンらしきものがこの絵に載っておるわけですね。  それから、これ...全文を見る
○梶原敬義君 V二五〇〇の受注をあらかじめしていると。もう既に三百台のうちに販売しているのがあるのかどうなのか、先の見通しなのかどうなのかですね。それから、開発費というものは莫大にかかるわけですが、一体何台受注をすればこれで大体元が取れるのか、採算がとれるのか、今までの投資が回収...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと通産省、そこを補足していただきたいんですが、通産省としては、時間は今二〇〇〇年というのはわかりましたがね。結局、後でどのくらい投入資金が要るのか聞きますが、何台ぐらい売れば今の相場というんですか、今の競争条件の中で、既に三百台注文を受けて売ったということです...全文を見る
○梶原敬義君 さあそんなに売らなきゃ採算が合わぬというんじゃ、勘ですが、ちょっとぴんとこないんですが、一台幾らするんですか、幾らで見て四千台と言っているんですか。
○梶原敬義君 ちょっと後でまたそこひっかかってきますから、三百万ドルで、今の円相場で四千台売ったときの円に直した金額をちょっと計算しておいてください。  次に、YXX計画について、日本航空機開発協会の長谷川参考人にお尋ねをいたします。  ボーイング7J7機の開発に当たっては、...全文を見る
○梶原敬義君 省エネという言葉が新聞なんかでたびたび出ておりますが、新聞報道の写真の中にもATPエンジンがついた写真がずっと出ていますね。そうしますと、早く日本がやらしてほしいというのに一九九二年にこれを延ばしているということは、エンジン部分にATPエンジンをボーイング社側として...全文を見る
○梶原敬義君 通産省はそこのところをどう見ておられますか。
○梶原敬義君 先ほどV二五〇〇のエンジンは四千台、もっと売れるんじゃないかと、通産省の希望的な観測もあって四千台売ってとんとんぐらいと。数字出ておりましたら、さっきの円に直した金額、ちょっと教えていただきたいんですが。  YXXは、ひょっとしますとこのATPのエンジンを積むかも...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと円の……
○梶原敬義君 稲葉参考人、最低四千台売らなきゃこれはなかなか大変だというような数字で、そういう見通しで、あなたは実業家としてそういう判断をされているのかどうなのか、それが一点。  両参考人にお尋ねいたしますが、今回のこの法改正によって新しい方式ができるわけでありますが、この方式...全文を見る
○梶原敬義君 今長谷川参考人のお話にちょっと出たんですが、通産省にお尋ねします。  YXX計画はもうすぐだと、こういうことですが、これとV二五〇〇計画が、要するに計画がうまくいって実用化されるまで、国の資金があと幾ら必要なのか、これの見通しについてお尋ねをいたします。
○梶原敬義君 今YXXがちょっと聞き取れなかったんですが、合計しますとこれから六百三十八億円。そうすると、V二五〇〇が二百九億円、こういうことでいいんですね。そうすると、YXXは倍以上、三倍ぐらい結局がかるというわけですね、エンジン開発に。わかりました。  次に、今言われました...全文を見る
○梶原敬義君 またその点については後で若干お尋ねします。  次に移ります。  この新しい、今回提案されております改正案の方式でありますが、財団法人でとにかく何か指定機関をつくるということですが、どうも通産省の最近の法律は、法律で大きな骨組みだけつくって、あとは行政でやるという...全文を見る
○梶原敬義君 私が言いたかったのは、ちょっと誤解を招いたと思うんですが、基盤技術研究促進センターの場合、五人の役員の中に何も通産OBが二人、郵政OBが二人も常任に入らぬで、一人、一人にしても、その分あと民間から入れなくても、人数は絞ってもやれるんじゃないか。そうすれば経費も少なく...全文を見る
○梶原敬義君 今まではもうかったときの心配ですから、ぜひもうかるように頑張っていただきたいと思うんです。  最後になりますが、日本航空機製造株式会社の問題について、これは今度は悪いことを想定して質問しますが、これへの出資及び補助金の額について、何年に増大したからというのはもうい...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、きょうは両参考人もおられまして、結局は、航空機の開発事業というのはリスクが非常に大きい、それで国にも力を入れてもらいたい、こういうことですが、やってみたが、日本航空機製造のようになってしまえば、これは皆さん方の会社もそれはひっくり返るかもわかりませ...全文を見る
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました航空機工業振興法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、サラリーマン新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     航空機工業振興...全文を見る
04月14日第104回国会 参議院 決算委員会 第6号
議事録を見る
○梶原敬義君 決算事項に入る前に、羽田農林水産大臣にお尋ねをいたします。  日ソ二百海里漁業交渉の問題でありますが、大臣、大変御苦労さまでした。日本側の粘り強い努力にもかかわらず結果は相当厳しい内容になったようでありますが、その概要とこれから先の見通しの問題、さらには北海道では...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、非常に厳しい状況の報告が今ありましたが、日本側としてはやはりさらにこの割り当て枠の拡大に向けて今後とも来年、再来年と努力をしていただきたいし、今現地の漁業者の不安な状況というのは募っていると思いますから、早急に大臣も現地に赴かれて状況を見て、その中から対策を早...全文を見る
○梶原敬義君 大臣からひとつの決意が表明をされまして、ぜひそのように頑張っていただきたいと思います。  そこで、これは昭和五十九年度の報告書の中に出てくる問題でありますが、青森県の川内農業協同組合が雑穀商から大豆七百俵を買って、それを生産者から販売の委託を受けた形にした。それに...全文を見る
○梶原敬義君 これは大変おかしな問題でありまして、法務省、この問題につきましては私がキャッチしました情報によりますと、昭和六十年十月の多分七日だったと思いますが、川内農業協同組倉の組合員、すなわち農家ですが、十五名が連名で組合長、参事に対しまして補助金の適正化に関する法違反で地検...全文を見る
○梶原敬義君 これは農水省にお尋ねしますが、米の減反のために大豆を農民に植えてもらう、それに対して奨励金を出す、こういうことでしょう。そういうような趣旨でやっているのに、この雑穀商から大豆を買ってきて、そしてそれをいかにも生産者が植えて収穫した、それに対して国の交付金をもらう、こ...全文を見る
○梶原敬義君 例えば、こういう問題の監督責任で考える場合に、農水省における監督責任というのは、例えば交付金を返してもらうとかあるいは今後どうする、そういうようなことにとどまるのか、農水省の担当者皆さん方に対しましては一体どのような、こういう監督責任に対する処置といいますか、対応を...全文を見る
○梶原敬義君 やっぱり、例えばあなたならあなたの責任はこれだけあるんだと。今後起こるとか起こらぬじゃなくて、これに対して責任はこうとりました、こういうようにしましたと、こういうことを聞きたかったわけであります。  もう時間が来ましたからあと申し上げませんが、私は五十八年度の会計...全文を見る
04月17日第104回国会 参議院 商工委員会 第7号
議事録を見る
○梶原敬義君 私は主に、中小企業指導法及び中小企業近代化資金等助成法の改正案について質問をいたしますが、これは内容もそう問題もないし、私ども賛成であります。したがいまして、以下三つの問題について最初にお尋ねをいたします。  一つは撚糸工連の問題であります。もう一つは、中曽根・レ...全文を見る
○梶原敬義君 日本撚糸工業組合連合会に対しましては、これは私も調査に入りましたが、通産省の日常の行政指導、言うなら、もっと本当に目を光らせ、やることをちゃんとやって、チェックをしておればこういうことは防げた、私はこういう感じを強く持っておるんです。相手がでたらめなことをやるから、...全文を見る
○梶原敬義君 管理、監督ができるかできないかという問題については、私は相当大臣は責任逃れをしておる。これは後日やはりこの問題について、もう少し事態が明らかになったときに集中審議でもして、その点については我々も明らかにしていきたいと思っております。  ただ問題は、高沢課長にしまし...全文を見る
○梶原敬義君 今非常に混乱している状況ですから、これ以上突っ込んだ話にはなりませんので、次に移ります。  渡辺通産大臣、中曽根総理大臣は私的諮問機関を大変多用しておりまして、今度の国際協調のための経済構造調整研究会、これも総理大臣の私的諮問機関であります。私は何回か決算委員会等...全文を見る
○梶原敬義君 昭和三十六年の三月二十三日に、参議院の内閣委員会におきまして当時の池田内閣総理大臣の答弁、林内閣法制局長官の答弁、それから昭和三十八年の三月十八日に、行管庁のこれは通達だと思うんですが、「審議会と懇談会の差異について」というのが出ておる。それから一昨年、五十九年の四...全文を見る
○梶原敬義君 私もそう思います。  こういう諮問機関をたくさんつくって、そして、そこで何かをまとめ、世論を形成していくやり方が今後どんどん多用されていけば、これはもう国会は要らぬわけでありましてね。今度の問題は、特に国際経済あるいは日本の経済の問題を一体どうするか、こういう問題...全文を見る
○梶原敬義君 まあ答弁は要りませんが、大いにやると言ったって、これは私的諮問機関ですが、国の金で謝金とか旅費とか全部払ってるんですよね。恐らく一つの委員会に何百万か何千万か知らぬが使っているんですよ。これは私も調べましてね、大いにやるならやってくださいよ。だから、国の金を使わない...全文を見る
○梶原敬義君 また経企庁長官がおるときにこの問題はちょっと突っ込んで聞かしていただきたいと思っております。  ただ一つは、この新聞によりますと、すぐ経企庁はアメリカと電話をしてやりとりをしたというような内容になっておりますが、それは事実関係はあるのかどうなのか、それだけ。
○梶原敬義君 日本の国会の中でいろいろ内需拡大とかあるいはそういう問題を言っても、総理大臣はなかなか聞かない。アメリカから言われるとほいほいほいほい全部聞いてくるといった本当に奇妙な現象ですが、大臣よく閣議でちゃんと抑えていただきたいと思うんですね。  次に移ります。円高差益と...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、おおむね後藤田さんの言っている数字というのは合っているということですね、前提を置けば。
○梶原敬義君 大変結構なことでありますが、そこで円高差益の還元について、もう六月からやると言うのですが、相当検討が進んでおると思いますが、審議会とか何かに数字を出す。その審議会だって資料は外へ出ますからね。だから国会に大体今ここまで来ておりますよと、何も審議会だけに資料を出さぬで...全文を見る
○梶原敬義君 ですから、四兆か五兆かわかりませんが、そういうメリットが出る。その中で一兆円と、これではなかなか内需が回復しない。国民ももっと要望が強いのではないか、そう思うんです。あと前向きな検討を期待をします。  六十年度分の還元については、これも私は還元すべきだと、去年の九...全文を見る
○梶原敬義君 六十年度分というのは、電力会社で言いますと、六十年度九月から三月まで発生している円高差益の分というのは大体幾らと見ているんですか。
○梶原敬義君 問題はどういうような数字をとるかでありまして、多分電力会社あたりも契約のやり方あるいは在庫の見方で移動平均法とかあるいは後入れ先出し法とか、いろいろな払い出しの方法、恐らく原価の計算のやり方があるでしょうが、前に高いものを持っておったから、そして後から安くなったけれ...全文を見る
○梶原敬義君 だから、私は発生ということを言っておるわけですね。発生というのは、そのときから発生をするわけです。それはまた、今度は先になりまして逆に石油が上がったりあるいは円安になったりした時点、もうそのときに厳しくなった。厳しくなったけれども、まだ前に円高差益の分があるじゃない...全文を見る
○梶原敬義君 エネルギー庁ありがとうございました。  それでは、中小企業指導法及び中小企業近代化資金等助成法の一部を改正する法律案に関しまして、以下質問をいたします。  通産大臣に最初お伺いいたしますが、この法律案というのは中身が二つになっております。一つは、もう時間の関係で...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  次に、二つまとめて聞きますが、情報化という表現がたびたび出てくるわけであります。この情報化と言っている中には、私は一つは経営管理といいますか、決算をやったり、賃金を払ったりする、それにコンピューターでやれば便利だと、先々安くつくと、こういうような...全文を見る
○梶原敬義君 前の問題は、もういいです。次にいきます。  一つは、中小企業の情報化を進めていく中で、中小企業地域情報センター、これは公益法人ですが、これを診断、指導機関としてこの法律の中では位置づけようとしておりますが、これは今全国で幾つあって、大体うまくいっているのかどうか、...全文を見る
○梶原敬義君 それから企業の場合、浜本委員からも少しありましたが、中小企業の場合にはなかなか人材がやっぱりいないわけです。もうその日その日一体どう食うか、即戦力ですから。これは養成するのは非常に重要ですが、この施策は一体どうやっていくのか。  それから昭和六十五年には六十万人ソ...全文を見る
○梶原敬義君 どこもここも情報が全部入り合ったら、どっかがまたもうからなくなりますからね。これは難しい問題だと思いますが、ぜひそのように対応していただきたいと思います。  それから、地域情報センターが地域の情報化の中核的機関となっていくためには、その財政基盤の強化というのはぜひ...全文を見る
○梶原敬義君 それは幾らするやつですか。
04月21日第104回国会 参議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○梶原敬義君 最初に、私二十分これから午前中にやるようになりまして、時間がありませんので端的に最初にお答えをしていただきたいと思います。  最初に日本航空の問題でありますが、昭和六十年の十一月の二十九日の本委員会におきまして、私は日本航空の非常に問題のある労使関係、分裂支配を中...全文を見る
○梶原敬義君 この時間、この問題に時間かけるつもりなかったんですが、運輸省の局長が今答弁されましたがね、全く政府は労使間の問題には関係ないと、そういう答弁でしたが、しかし、山下運輸大臣は当時事態を非常に重く見まして、会社にもそれぞれの労働組合にも会っていろいろ話を聞かれたやに報道...全文を見る
○梶原敬義君 違うんだ。法律で言う安全委員会、衛生委員会というのがあるんだ。つくらなきゃいかぬのだ、労使で。それはどうなっているかというんだ。そんな姿勢だから……
○梶原敬義君 職場の安全だって、飛行機が飛ぶときには危ないでしょう、お客乗せて。知らないなら知らないと言ってくれよ。さっきあなたえらい何もかも責任持ってやっているような答弁だったから。
○梶原敬義君 しかし、飛行機の安全の問題というのは、飛行機を操縦するあるいは整備をする労働者のやっぱり健康問題なんかと非常にかかわりがあるんだ。あなた担当なんで、それを知らないというのは、一体飛行機のこの安全の問題についてどう考えておるのか疑わしいですよ。労使問題につきましても、...全文を見る
○梶原敬義君 安全衛生委員会の中に客乗組合とそれから乗員組合——いいですか、局長、もうきょうは答弁いいですから、よく調べてください。要するに副操縦士以下のあのコックピットの中に入る人の意見というのが入るような組織に労使関係がうまくいってなかったのよ、この前までは。入ってなかった。...全文を見る
○梶原敬義君 ところが、これは科学技術庁が、私が質問しました後出していただきました資料によりますと、昭和五十三年の十月から五十五年の三月までは各月四千万円ですね。それから五十五年の四月から五十六年の三月まで各月五千万円。それから五十六年の四月から五十七年の八月まで各月六千万円。こ...全文を見る
○梶原敬義君 それにしてもあなたの計算で単純計算すれば百万円、それが多いときには月六千万円になっていますから、ちょっと警備に人が何人か——私もその現場よく知っているんですよ、あそこは何回も行きましたから。そんなに警備員の人を余分に入れることはないんです、会社の中ですから。それから...全文を見る
○梶原敬義君 じゃ、後からまたお尋ねしますから、ぜひ対応してください。  次に、国鉄問題につきまして、運輸省にお尋ねします。  昭和五十九年、六十年における決算、特に損益の関係が一つ。それから、繰越欠損金が一つ。それから、長期負債が一つ。この三つに分けまして、昭和五十九年、六...全文を見る
○梶原敬義君 私が国鉄監査報告書というのを持っておりますが、これを見ますと昭和五十九年度の利益積立金または繰越欠損金という合計が五十九年が六兆九千五百三十三億円、こういう数字が出ているんですが、さっき言いました十二兆幾らとの差はどういうことですかね。
○梶原敬義君 もう一度運輸省に確認をいたしますが、五十九年度の決算でいきますと、純損益は約一兆六千五百億、それから、繰越損益と特定繰越欠損金、これの合計が約十二兆二千七百五十億で、これがいわば実質的な累積赤字だと、五十九年度でいけば。これが六十年、六十一年度ずっと累増するというこ...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、いろいろなことが重なって国鉄の赤字が結局こうして出たわけでありますが、その大きなものの順番からいきますと、運輸省としては一体、順番からいきまして五つぐらい原因を挙げていただきたいんですが。
○梶原敬義君 大体わかっていますからね。
○梶原敬義君 それはまたちょっと後で議論しますからね。例えば、売り上げがやっぱり伸び悩んだとか、人件費がふえたとか、そういうような要素、だから経営全般のことは。いいですわ。
○梶原敬義君 私はその辺のことは、運輸省、売り上げがやっぱり問題とかあるいは設備投資が問題とか労務費が高いとか、そういうようなことについてはきちっとある程度はもう整理をしておっていただきたいと思うんです。まあ国鉄問題は次々に続きますから、追って質問をいたします。  それから、大...全文を見る
○梶原敬義君 私は、五十八年度の資料によりますと、国鉄の土地の面積六億五千九百二十万四千八十八・五四平方メートル、それからその簿価は五千四百億八千二百六十三万四千十九円、こうなっておるんですが、これは一平方メートル当たり、これを逆に割りますと八百十九円、これ違いますかね、おたくで...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、五十八年度で。
○梶原敬義君 それは、さっき言いました建設仮勘定も入ってという意味ですか。
○梶原敬義君 ということは、私が持っている数字よりちょっと多いわけですが、その建設仮勘定分というのは、五十九年、六十年、いつかは本勘定の方にもう繰り入れしたわけですね。
○梶原敬義君 そこでお尋ねしますが、大体先ほど言いました、私が、建設仮勘定の分は除いて計算しましたら八百十九円、平米当たり、これを今の時価で計算をしますと、大体どのくらいになるんですか。
○梶原敬義君 まじめに答えてくださいよ。  昭和三十年度に一度再評価をしているんですね。だから、その昭和三十年度の再評価につきましては、したがって線路用地についてはしてないと。今の話の前提からいきますとそういうことになるんですが、そういうことですか。
○梶原敬義君 そこで、聞いているんですが、一応どのくらいになるんでしょうかということです、線路も入れて今の時価で評価をすれば。
○梶原敬義君 大臣、国鉄が破産状態で分割・民営化し、そしていろいろ政府資金も出す、国民に負担もしてもらうと、そして六つに分割すると、こういうような非常に大きな国鉄を改革するわけですから、少なくともそれをやるとすれば、その前に国鉄の今持っている現資産というのは実際はこのくらい国民の...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、勝手なところはこれはもう示さないで、そしてやりたいところだけは明らかにしていくというやり方では困るんですよ。そんなことがいつまでも国会で許されるという日本の国会のあり方自体が私は問題だろうと思っております。  私はなぜ聞くかと申しますと、資本金を考えた場合に...全文を見る
○梶原敬義君 答弁の中身に関すること以外は簡単にしてくださいよ。
○梶原敬義君 大臣、新しく六つに分割をするということになりますと、それぞれに資産をつけて民間に移すわけです、主導権を。これは民間経営になるわけですよ。民間経営にする前提として、一体九州の総資産は鉄道も線路も何も入れて時価で何ぼになるか、あるいは北海道で何ぼになるか、そういう計算が...全文を見る
○梶原敬義君 しかし、今、法案の審議をしているときであるし、そして移行しようかという議論をしているときに、あるいは決算委員会で、一体国鉄の資産の中身というのが全体で本当を言うと時価でどのくらいになるものかと、そういうものをやっているときに、二千六百ヘクタールの分以外は知らないと、...全文を見る
○梶原敬義君 幾ら言っても大臣、あなたの言うのは矛盾しているんですよ。いいですか。九州で言いますと二十六線区ですか、さらに途中から廃止するというんでしょう、計画の中では。そうすると、廃止した土地は一体どうするのかという問題が出ますよね。これは、何線を廃止するかわからないけれども、...全文を見る
○梶原敬義君 法案を既に出しておりますからね。いろいろと国鉄再建監理委員会の答申とそれから九経連の考え方、これを精査をしている段階だと、こういうんです。精査をしていろんならもう少し運輸省として我々に納得のいくような数字が出せるんですか、この問題が今言われましたような形になるという...全文を見る
○梶原敬義君 いろいろ勝手に九州の旅客会社は資本金どのくらいするとか、まあいろいろあるでしょう。しかし、私は先ほど言いますように、九州の資本を決めるとすれば、やっぱり民間会社に今度なるとすればですよ、これはやっぱりいざもう全部破産状態にした場合には資産は一体どのくらいあるのかと、...全文を見る
○梶原敬義君 インフレのことを言いますが、昭和三十年以降のこのインフレ状況が小さいと思いますか。これは大変ですよ。そして今国鉄が簿価で言いますと、先ほど言いましたように約八百十九円じゃないですか、私が計算した数字は、平米当たり。これがどうして小さいということ言えるんですか。
○梶原敬義君 これはまた後で続けます。  ちょっともとに返りますが、九経連の試算によりますと、九州旅客会社が五十六年度の赤字というのは三百二十一億、六十二年度が三百六十五億、六十六年度が二百六十一億、そして七十二年度に百三十六億と、まあ少しずつ減りはしておるんですが、その間のこ...全文を見る
○梶原敬義君 シビア。反対じゃないか。
○梶原敬義君 甘くじゃないか。
○梶原敬義君 いや、何でもこう適当に答えればいいというもんじゃないと思うんですよ。三千五百人やっぱり人を減らしてるんですよ、逆に、九経連は。非常に厳しくやっているんですよ。そういう厳しい面はさらに厳しく、今度は監理委員会の分にそれを入れるとそれはもっと厳しくなるんですよ。減価償却...全文を見る
○梶原敬義君 時間がないというのは、あなた、聞いていないことをしゃべって、ポイントをずらして全部しゃべって、本当に私が言っているポイントと全部ずれていますよ、あなたたちの答弁は。そして、時間がないというのはけしからぬじゃないですか。  それで、問題は、北海道から九州まで国鉄は六...全文を見る
04月22日第104回国会 参議院 商工委員会 第8号
議事録を見る
○梶原敬義君 この民活法案につきまして少し勉強したんですが、どうもぴんとこないところが幾つかあります。非常に素朴な質問になるかもわかりませんが、今から質問をさしていただきます。  最初に、特定施設をつくった場合に、これは株式会社で運営するという方向のようでありますが、その場合に...全文を見る
○梶原敬義君 まあそれぞれのケースによって違うと思うんですが、もうかるところは、それは民間だけでやってもそう地方自治体に期待をしないかもわからない。それは恐らく人口の非常に集中しています東京都周辺とか、あるいは大阪周辺、こういうところはそう問題はないと思いますが、私ども地方で考え...全文を見る
○梶原敬義君 局長ね、私はぜひポイントとして考えてもらいたいのは、政策を、中央も地方も一律ですね、これは。仙台というのは新幹線が走りましてね、もうかつての宮城県ではないと思いますよね。だから、非常に地方のことを本当に考えておられるんなら、やっぱり本当に厳しい地域とそうじゃない地域...全文を見る
○梶原敬義君 テクノポリスも、ニューメディア構想とかもまあわかるんですが、そうは言っても、実際はなかなか雇用効果というのはないんですよ、小さくて、少ない。だから、さらにもっといろいろやろうということでしょうから、私は何もそれをやるなということを言っているんではないし、そういう方向...全文を見る
○梶原敬義君 それから、大臣、民間活力、民間経営のノーハウを取り入れるということが非常に大きなウエートになっておるんですが、私は国会に来まして、前々から、私も民間の企業でいろいろ計画を立てたり、企画立案して、もうかることはないかと大分やったこともあるんです。だから、余り民間、民間...全文を見る
○梶原敬義君 そこは大臣、私は、長いお話の中でじゃなくて、一言ちょっと根本が違うところがある。それはなぜかといいますと、もし民間的な手法あるいは一年置きの決算にならされておるというのなら、そうじゃなくて、企業的な頭になってもらうような教育を、大臣からずっと幹部がすればいいし、ある...全文を見る
05月08日第104回国会 参議院 商工委員会 第9号
議事録を見る
○梶原敬義君 私も本法案に入る前に、通産大臣に少し円高とサミットの問題についてお尋ねします。  先ほどからも聞いておりましたが、サミットの成果につきましては、きのう本会議におきましても総理大臣は評価され、大臣も今ある程度評価をされましたが、これは評価は分かれるところでありまして...全文を見る
○梶原敬義君 もう大臣、答弁は要りませんけれども、できないことをアメリカへ行って約束したり、あるいは経構研で、前川さんが新聞で言っておりましたように、日本に反発する勢力が強いから、アメリカの外圧によって農畜産物の輸入とか何かそんなものは、あるいは関税の引き下げとかはもうやっちまわ...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、法案ができまして、例えば市町村が通産省と話をすれば、あとはうまく通産省が窓口になって、郵政省あるいは建設省、運輸省、こういうところと話をしなくても、運輸省にも建設省にも、場合場合にあっちこっちへもう行かぬで、通産省を窓口としてやればいいという、それでう...全文を見る
○梶原敬義君 もう答弁要りませんが、それぐらいならもう別々に、各省庁ごとに今までのようにやったって、そしてあと通産省の福川局長のところを窓口にして調整すると。しかし、各法案を審議する過程においては、これはやっぱり強力に、今後は今までの縦割り行政のややこしいのを改めて、そうするんだ...全文を見る
○梶原敬義君 当面大分の分は消えましたか。
○梶原敬義君 それは六十一年ですか。
○梶原敬義君 私は先ほど、今から質問しようというところまでも答えていただきまして、ありがとうございました。大体このプロジェクトを十年間の臨時措置でやった場合の当面する内需拡大効果、それから波及効果、これを私は今から聞く予定でしたがね。大体答えていただきまして、それを総合いたします...全文を見る
○梶原敬義君 そこで内需拡大効果でありますが、当面、今緊急課題となっております貿易摩擦を解消する上で、目玉としてこういうことを考えた、しかもそれは将来に通ずるものを考えたということで、じゃ当面、貿易摩擦というのは今問題になっているんですよ。今問題になっているのに、今この問題をやっ...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣に聞きますが、今話ししておりましたからちょっと聞き漏らしているんじゃないかと思うんですが、今求められている内需拡大の速効性は、そう、言われているようには私はないと思いますよ。そんなに急に、これ法案通りましたから、もうことし、今ごろからどんどん内需が拡大して、...全文を見る
○梶原敬義君 それで、速効性を持たせるためには、それじゃ一体何があるのかというのを聞きたいんです。これ速効性がないというのは大臣も認めておられるから、今、当面問題になっている貿易黒字、やはりこれを減らす、あるいは対外貿易摩擦の問題を減らし、円高をもうちょっと落ちつけるために何か速...全文を見る
○梶原敬義君 だから、まあ人をかえなきゃだめでしょう、総理大臣の。それはもうやって、企業の社長でも、やってやってうまくいかなきゃ、それは野球だって投手交代しますよ。国民はそれを待っているんじゃないの。いいですか。それで具体的に肝臓を傷めなくても、やっぱり考えなきゃいけないのは、大...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間ですが、大臣は本当に僕はわかっているのか、わかってないのかわからぬ。  日本は外国に比べて、ある程度指数は何もかもいいかもわからぬ。しかし一たんそこの家の主人あるいは共稼ぎしている奥さん、どっちかでも転びましたら、今なんじゃないですか、坂道を重たい荷物引っ...全文を見る
05月10日第104回国会 参議院 決算委員会 第8号
議事録を見る
○梶原敬義君 私は政府の開発援助に対するチェック体制の問題について質問をいたします。時間が非常に短いわけでありまして、私もできるだけ本質に触れて端的に質問をしていきたいと思いますので、核心に触れた答弁を最初にお願いを申し上げたいと思います。  六十一年度の経済協力費は、一般会計...全文を見る
○梶原敬義君 いつか近いうちに総理大臣になろうかという人が、長々と答弁をされまして、中身は何もないんです、今の。だから、それでは困りますから、これからは少し、言葉を選ぶのと核心に触れるのとは違いますから、しっかりした答弁をお願いをしたいと思います。  外務省にお尋ねしますが、昭...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、結局大きな援助の目的というのはその国の、被援助国の民生の安定あるいは国の経済社会の将来にわたっての貢献、これが大きな前提になるだろうと思うんですね。  ところが、マルコスが自分の独裁権力を維持をするために、これはもう非常に利用されたというのはもう公の見る...全文を見る
○梶原敬義君 聞いていることに答えなさいよ、さっきの。僕が今聞いたことに対して。だから、それは僕が聞いた内容については、いやそれは、おれが今聞いたことはだめだというのかどうなのか。
○梶原敬義君 評価活動の対象になってないと言うんなら、ちょっと具体的に言いますと、今回我が党の第三次フィリピン海外援助調査団が、ここにおります委員長を中心にして三名でフィリピンに行ってきたわけでありますが、そこでちょっとあなた、そういう答弁しますと、かあっとなるんですね、私。興奮...全文を見る
○梶原敬義君 これは幾ら言っても、何かやっているやっていると、こういうことなんだが、実際は貴重な海外援助資金がトータルで本当に有効に役立っておるのか、この点については問題があるところなんですよ。  大蔵大臣、その点についてはもっと高い次元で、一体そういうような問題について大蔵大...全文を見る
○梶原敬義君 私はそうだと思います。  それで外務省は、もう一回その点については本当に将来海外援助をずっと続けてさらにいく、そして評価の仕方については今あるような評価のやり方で本当に当初の目的が果たせるのかどうなのか、この点についてもう一度聞きます。
○梶原敬義君 そうすると、今まではなかったということですね、あればやると言うんですからね。今までもし問題があった場合は外務省はきちっと、あなたもここで答弁した以上は責任とるということですね。いいですか。あればと言うんだから。
○梶原敬義君 でたらめじゃないですか、フィリピンの援助問題は。でたらめがあったじゃない。それで、あればというのは句がね、今から。どう責任を感じているの、今の答弁は。納得できぬですよ、委員長。  会計検査院は、お尋ねしますが、五十三年と五十五年の二回、フィリピンの海外援助に対して...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、五十九年度の経済協力評価関係の予算を見ますと、外務省に関係する関係ですが、二億八千万円。ところが会計検査院がさっき言いましたように、会計検査院の予算は多分四百何十万円かで問題にならぬのですよ。今言われましたようなネックもあるわけであります。私は、評価委員会...全文を見る
○梶原敬義君 最後に外務省に聞きますが、交換公文をつくるときに、やはり一番問題は、被援助国と業者の間でそういう問題が発生するわけでありますから、交換公文の沖で共同検査方式をとろうじゃないかと、そういうことをフィージビリティーというんですか、可能性調査、最初のスタートの段階からやは...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、最後にお尋ねしますが、これは我々も海外援助に対しては非常に積極的にやろうじゃないかということできましたけれども、今外務省が言われるような、あくまでこの問題をどこかを隠そう隠そうと、こうしているような姿勢がやっぱりうかがえてしようがないんです。  これは海...全文を見る
○梶原敬義君 外務省はそれをしないと言うんです。
05月13日第104回国会 参議院 商工委員会 第10号
議事録を見る
○梶原敬義君 最初に、円高差益還元の問題についてお尋ねする予定でありましたが、十一時から電力会社その他、通産省の方に申請に来るやに聞いておりますから、十一時十五分過ぎまして正式に通産省受け取りましてから、この問題については後ほど、途中からでありますが、お尋ねをいたしたいと思います...全文を見る
○梶原敬義君 行政改革をなし遂げるためにこういうことをやったようですが、行政改革そのものに対する物の考え方の、我々とすれば意見があるわけでありますが、それはまた後ほど私の方も主張してみたいと思いますが、今後行政改革は、一応行革審等がどうなるかまだわかりません。先般の大臣答弁により...全文を見る
○梶原敬義君 電源開発、電発の関係の法律なんかと消費生活用製品の安全にかかわる問題と、まるっきり違ったものを一緒に出して一緒に審議するというのはなかなか、中身も変わっておりますから非常に困るんですが、大臣、今言われました内容もわからないことはないんですが、行革審がどう言うたがら、...全文を見る
○梶原敬義君 審議官、私が何を考えているかというのは恐らくわかっているはずですが、全く反対というか、私の意と反するような答弁が次々に出てまいりました。  確かに民間能力の一層の活用とか、新規参入業者が入れば活性化する、政府依存体質からの脱却、こういうことを述べられましたが、通産...全文を見る
○梶原敬義君 長々答弁をいただきましてありがとうございました。  ただ、安全協会が現状やってきたことが、あなた今言われますようにどうもだめだと、だからこうするんだということかどうなのか、そこが私はポイントだと。何でも言われたから法律をつくるという考え方、それは私は、悪いならどこ...全文を見る
○梶原敬義君 高圧ガス保安協会の役員名簿を見ますと、会長以下七人、監事を入れまして七名おるわけですが、通産省OBの皆さんが三人、会長以下ですね、会長、理事、理事、こうなっておるんですよ。一方、高圧ガスの保安協会の収入の内訳をいただきましたが、これは年間二十三億ですか、これで先ほど...全文を見る
○梶原敬義君 それは言いますと、仕事分量でいきますと、いろいろ指定機関が入ってきまして競争になってくると、なかなか今まで働いておりました人たちの雇用問題にもかかわってきますが、これらを入れればまあまあやれるというぐらいの仕事量があるんでしょうか。
○梶原敬義君 もう円高問題の件は時間的にはいいですか、まだですか。受け取ったですか。
○梶原敬義君 私はゆうべの朝日新聞を持っております。テレビでも放映をされましたが、電力料金あるいはガス料金の円高差益の還元の問題につきまして、もう正式に業界から通産省は受け取って、これを子として、そしてそういう方針で差益の還元をしていこうということのようでありますが、そういう方向...全文を見る
○梶原敬義君 六月一日の検針分からというのはちょっとわかりにくいんですが、要するに、四月の電力料から、あるいはガス代金も還元するということですか。
○梶原敬義君 そうすると、四月の分についても同じような率で、結局年間通せば還元される、こういうことですね。  昨年の九月二十二日から急激な円高が始まりましたが、それからことしの三月三十一日までの分については、これはもう還元をしない。なぜこういうことになったのか。これはそれなりに...全文を見る
○梶原敬義君 そのように、なかなかこの辺は国民は理解しにくいところなんですね、本当は。だから、よく考えておるということなら、そういうようにやっぱり国民に対しても理解をしていただくように、通産省としてもそれは責任があろうかと思いますから、ひとつそういう方向で頑張っていただきたいと思...全文を見る
○梶原敬義君 電力差益の算出根拠といたしまして、円は百七十八円ではじいておられます。これはいろいろ平均してそうなったんでしょうが、今、百六十円を切ろうかと、こういう時期で、これからの見通しはなかなか定かではありませんが、もしこれがもっと上がりまして百六十円台、百五十円台にずっとな...全文を見る
○梶原敬義君 改定する見込みないと言ったって、これ大幅に上がったら、これから百五十町台、百六十円台と定着すれば、百七十八円というのは、これで改定する必要ないと言ったってそういうわけにはいかないと思いますし、我々もそれは、これから見守り、強く要請をしていきたいと 思っております。...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ、本当に打つ手をぴしゃっと打っていただきたいと思います。  ちょっと時間がなくなりまして、あと大きな問題が三つ残っておるんですが、急いでいきます。  日本電気計器検定所に関する件でありますが、ここも独立採算制でやっておりますし、検定所の業務は、機械化、自動化...全文を見る
○梶原敬義君 この問題で少し準備をしておった んですが、時間がありませんから、最後に私の方からこの問題についてはお願いをしたいと思います。  要するに、その中に問題があるからではなく、臨調答申に沿って活力をということでありますが、私は今の臨調答申そのものが、臨調行革の線で中曽...全文を見る
○梶原敬義君 時間が来ましたが、もう一つだけ、中小企業投資育成株式会社についてお尋ねをします。  この会社を見てみますと、やっと最近になりまして順調に軌道に乗ってきたわけです。収益の内訳を見ますと、配当金よりむしろ持ち株会社の、その中小企業が上場した際に売った株で東京の投資育成...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 参考人の三人の先生方には、貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。座ってやらせていただきます。  今お聞きしました話を中心に、私の方から質問させていただきますが、なかなかこっちも頭が今整理できているわけではありませんので、質問があっちこっち飛ぶかもわかりませ...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、訪問販売協会、小林さんの協会に関する人たちの数は大体どのくらいおるんでしょうか。
○梶原敬義君 小林さんから先ほどありました、私も賛成なんですが、法律をつくったからといって悪いことをする人間をそんなに規制はできにくいと思うんですが、倫理綱領、これをおたくの協会でつくられたのはいつからですか、大体でいいですが。そしてその綱領ができまして今日まで、いろんなトラブル...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、効果というのですかね、それは目に見えてやはりよくなっているということは言えるんでしょうか。
○梶原敬義君 それから、これは直接この法案なんかに関係ないことですが、豊田商法が問題になりまして、おたくの訪販協会の商売にも私は影響があったのではないかと思うんですが、それはどんなでしたですか。
○梶原敬義君 それで、最後の結論のところで少し小林さんのお話があったのですが、豊田商法のようなものについては厳しく法律をつくるなりしてやっぱり取り締まってほしい、こういう御意見がちょっとあったように聞きましたが、その点につきましては、今私どもが審議をしておりますこの特定商品等の預...全文を見る
○梶原敬義君 いずれにしても、皆さんの訪販協会から見ますと、大変迷惑をしたということは変わりないわけですね。
○梶原敬義君 それでは、読売新聞社論説委員をされております国政参考人にお尋ねします。  私は、豊田商事の問題のときに、何回も本委員会でも質問し、通産省にアクションも求めたんです。実は、昭和五十七年ごろからこの豊田商法の問題というのは、本委員会あるいは国会で何回か問題の指摘が出て...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  そこで、法律の専門家でありますし、豊田商事問題を手がけてこられました三木参考人にお伺いをいたします。  私どもも、とにかく今火が燃えているじゃないか、とにかく出資法とかあるいは訪販法とか、いろんなことでなかなか問題があるとしても、やっ...全文を見る
○梶原敬義君 参考までに、三木参考人に少し意見を聞かしていただきたいんです。  やはりいろいろ努力をして、あるいは各県の消費生活センターから中央の国民生活センターへ逐一苦情なんかも情報が入っておった、皆さんも刻々とそういう問題をつかんでおった、そして先ほど言いましたように、政府...全文を見る
○梶原敬義君 よくわかりました。  これから法案の審議に私どもも入るわけですが、具体的に法案の問題に関する点で、最初に三木参考人にお尋ねをいたします。  この審議しようとしている特定商品等の預託等取引契約に関する法律案の中には、業務停止命令等の行政による監督や立入調査が規定を...全文を見る
○梶原敬義君 次に、同じく三木参考人にお尋ねしますが、商品指定制を機動的に運用する、被害の蓋然性があれば指定をするというような、通産省はそういう方針でありますね。これで実際に効果が上がるのかどうなのか、この点についてお尋ねします。
○梶原敬義君 もう一点だけ。  本法案では、営業は自由だと、形式的に自由だが、悪質業者に対しては、場合によっては実質禁止をさせるんだと、こういうようなことになっておりますが、この点についてはいかがでしょうか。
○梶原敬義君 ありがとうございました。  小林参考人か国政参考人、どちらでも結構ですが、広い意味の訪問販売の範疇に入るわけですが、訪問販売というのはアメリカで非常に進んでいるやに聞いております。これまで皆さんの知識の中で、こういう豊田商事みたいなそういう問題があっちであったかど...全文を見る
○梶原敬義君 国政参考人、やっぱりこういう豊田商事みたいなまがい商法というのはこれからも、今言われましたように家具の問題が出たりしますが、日本ではこれから、この法律をつくったからもう起きないというようなことでもない、これは歴史がありまして、ネズミ講が出たり、今度豊田商法が出たり、...全文を見る
○梶原敬義君 三木参考人にもう一度重ねて聞きますが、日弁連の方でこの現物まがい商法に対して、これ新法ではなくて、具体的にどういうように、幾つか皆さんの御意見も我々いただいておりますが、どうすればいいのか、この問題についてもう一度整理をしていただきたいと思います。
○梶原敬義君 最後になりますが、国政参考人にお尋ねをいたします。  参考人の、六十一年三月十三日の読売新聞の「〝現物まがい〟の被害を防ぐには」という論説も読ましていただきましたし、今参考人からの御意見もちょっと聞きましたが、その中で、「ハイリスク・ハイリターン」、リスクは大きい...全文を見る
○梶原敬義君 もうちょっと時間がありますので。  先ほどから、消費者教育のお話がたびたび出てきておりますが、訪販業者の立場で実際にやっておられる中で、日本の消費者というのは、消費者教育が本当にされていないということはもう実感でおわかりになっておられるだろうと、こう思うんです。 ...全文を見る
○梶原敬義君 もうちょっと時間がありますから、もう一度重ねてお尋ねしますが、去年でしたか割賦販売法の改正をやりまして、クーリングオフが一週間になりましたね。今度この法案でも、クーリングオフが十五日ですか、出ておりますが、クーリングオフというのを長くしまして、四日が一週間になったん...全文を見る
○梶原敬義君 私は、法律は政府はよくつくりますけれども、その法律が対象になります一般消費者とかあるいは国民に対しては、なかなか周知徹底されにくい点がある。つくればいいというものじゃないわけでして、その点について非常にもどかしさを感じておるところです。時間が来ましたので、これで質問...全文を見る
05月15日第104回国会 参議院 商工委員会 第11号
議事録を見る
○梶原敬義君 最初に、この特定商品等の預託等取引契約に関する法律案の立法に至る経過について、私も大体まあ聞いておりますが、確認の意味でひとつ整理をしていただきたいと思います。
○梶原敬義君 次に、立法のねらいですね。消費者被害の再発防止、悪質な取引については実質禁止の効果を持つ云々と、こういう説明をなされておりますが、この立法のねらいについて尋ねてみたいと思います。  まあいろいろ読んでみまして、どうも少し力点の置かれ方が中途半端な感じがするんですが...全文を見る
○梶原敬義君 後から少し、御答弁ありました内容について、私の方から具体的に質問をさしていただきます。  そこで、次に移りますが、私の考え方としては、法律がなければやれない、あるいは法律をつくったからどうこうという考え方だけでは、物の対応の処理の仕方というのは絶えず後手後手になっ...全文を見る
○梶原敬義君 企画庁。
○梶原敬義君 先ほどの四十七年は、五十七年の間違いです。  法務省、大蔵省はいかがでしょうか。
○梶原敬義君 ちょっと私も時間の関係で、この種の質問につきましては事前にお伝えすることができなかったのですが、大蔵省は税務調査というのやりますね。いろんな関係で実際にその豊田商事が安心してああいう商売やれるような企業内容であるのかどうなのか、税務調査をやればわかるはずなんですね。...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  公正取引委員会も、これは誇大広告とかそんな関係でも問題の指摘があったと思うのですが、いつごろからこの問題意識を持たれたかですね、この問題についてお伺いします。
○梶原敬義君 そこで、問題の核心に入る前に、この豊田商事の関係で、これは経済企画庁でも通産省でもいいですが、答えていただきたいんです。  今確定している被害者数あるいは被害総額、豊田商事に関してどのくらいになっているのか、あるいは豊田商事の流れをくむ純金ワイド契約あるいは大泉商...全文を見る
○梶原敬義君 豊田商事の場合は、届け出していないのを入れますと千百億というより、実質はもっと大きいものになっていただろうと思っております。これは推測ですが、あのまま仮に、国会でもあるいはマスコミやその被害者の皆さんが、弁護士の皆さんが騒がないで、もうちょっと時間がたっていたら、さ...全文を見る
○梶原敬義君 従いまして、私は昭和五十七年、五十八年前後早い機会にもう少しつかむところをつかんでおれば、お年寄りがなけなしの金を失うとか、あるいは家庭の御婦人に被害がたくさん出るとか、こういうことは相当程度防げたと思っておるんですね。    〔委員長退席、理事前田勲男君着席〕 ...全文を見る
○梶原敬義君 経済企画庁いかがでしょうか。
○梶原敬義君 これは責めるつもりで言っているんではないんですが、言うつもりはないんですが、通産省あるいは経企庁、両方ともそれなりに問題意識を持って対応したお話を今お聞きしました。この点については本当に努力を私は多とするところであります。  ただ問題は、結果でありまして、結局私は...全文を見る
○梶原敬義君 はいそうですかと言うわけにもまいりませんでね。これは法務省、職務執行法がなんかで今大臣答弁されましたが、サミットのときに、警察が通る人通る人を皆あれをしたのは、あくまで任意の協力要請ですよ、あれは。私は多分この問題について、参議院の地方行政があるいは法務委員会が、ど...全文を見る
○梶原敬義君 私も五十七年の暮れから選挙に出るようになりまして、私の大分の事務所の前にちょうどそのころ豊田商事の支所が、支店ではない支店のちょっと下ですが、店を出した。そこのパンフレットが金のきれいなパンフレットで、それがずっと回ってきた。それで、ふうふう言って一回りして帰ってき...全文を見る
○梶原敬義君 もうこれ以上言ったってしようがない。  まあ、福川局長、私は努力を否定しているわけではないんです。だから、これからはやっぱり皆さんだけじゃなくて、各関係する省庁の大臣に集まっていただいて、一晩か二晩、この問題どうするか。今おぼれているじゃないか、これは早う救わにゃ...全文を見る
○梶原敬義君 アメリカの場合は食品、薬品、化粧品法等では、特別の異議申し立てや司法的救済によって消費者の権利を確立している制度があるようでありますが、我が国にはここまで踏み込んで消費者の権利性を承認した立法例はございません。行政側では、消費者に特別に司法的救済を与えると乱訴の弊が...全文を見る
○梶原敬義君 次に、消費生活センターを初めとする行政レベルにおける苦情処理機関の関係でございますが、この活動状況あるいは全国の設置状況、大体中央と地方の連絡調整をどのようにやっておるのか、この点についてお尋ねします。
○梶原敬義君 その調整ですね、中央、地方の調整。
○梶原敬義君 コンピューターで全部結んで、中央の情勢も地方に行くし、地方の情勢もすぐ中央に入るというような形で、これは私はいつか、法案か予算かの審議でやったことがあるんですけれどもね、これはどうなっているんですか。
○梶原敬義君 だから、これをやっぱり一つの方法とすれば、まあ通産省ともタイアップして、これをどう機能を果たさしていくかというのは非常に重要だと思うんですよね。そのような方向で進んでいると思うんですが、それらの予算とかあるいは拡充策、こういうものについてはいかがな方針で進んでおるの...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ強めていただきたいと思います。地方に行きますと、やっぱり地方の消費生活センター、皆さん真剣に仕事しているんですよ。一つの苦情に対応して。だって、地方に行きますと、苦情を言ってくる人はどこのだれそれ、住んでいる人がもうわかるわけですよ。それで、あなたたちだったら、...全文を見る
○梶原敬義君 後で時間があれば、いろんな商法、手口というのを私は出してみたいと思うんです。やっぱりこれは、大臣の答弁じゃございませんが、歌もあると。これはしかし、だれも欲があるから、皆ひっかかる可能性がありますしね。次々に似たようなのがやっぱり出てくると見なけりゃいけない。だから...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、これができれば、摘発する場合、警察にやってもらって、それから後出ていくということではなくて、この行政権限である程度やると、こういうことですね、考え方は。そして、実態をとにかく把握をして、問題の起こらないようにする、こういうことですね。  次に、この木法...全文を見る
○梶原敬義君 これは後で時間があればまた議論したいんですが、自由な営業活動、経済活動を阻害する云々、こういうことですが、どうも私はそんなに金と銀とダイヤモンドですか、ゴルフ会員権、このくらいなら、何もそういろいろ逆に議論することないわけで、問題は、この種の商法というのは、そう国民...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、第七条を見ますと、「主務大臣は、預託等取引業者が第三条から前条までの規定に違反する行為をし、かつ、当該行為を引き続きするおそれがあると認めるとき、又は勧誘者が第四条第一項若しくは第五条の規定に違反する行為をし、かつ、当該行為を引き続きするおそれがある...全文を見る
○梶原敬義君 要するに、消費者への効果ある情報提供というか、これはまあ一番大事なことに恐らくなるでしょうが、新聞、テレビ、あるいは各県の消費生活センター、随分これはまたお金がかかると思うんですよね。まあいろいろやってみても、これは行き渡る方法を組むというのはなかなか難しいと思うん...全文を見る
○梶原敬義君 まあひとつ予算の方も、そういう面ではやっぱり情勢情勢に対応して組んでいかなければいけないと思います。ぜひそのようにしていただきたいのであります。  次に、この法律に対しまして、消費者団体あるいは弁護士会の方からも、いろいろ我々も書類をいただいております。一応目を通...全文を見る
○梶原敬義君 マルチまがい商法について、答申の中には、これは時間もないから別にやろうと、やるべきじゃないかと、こういうように答申の最後に出ておりますが、これはやっぱり早めに法律をつくるかどうするか、問題が起こらないように取り組む必要があると考えておりますが、これに対する姿勢をお聞...全文を見る
○梶原敬義君 そのようにぜひ強くお願いをします。  それからノエビア商法ですね。これも私もちょっといろいろ調べてみましたが、これまた大変なことでありますが、このノエビア商法の実態についてどのように把握をされておるのか。請願が国会に出ておったり、衆議院の商工委員会でも取り上げ、議...全文を見る
○梶原敬義君 業界に参入しまして十年余りで千五百億円程度急激に売り上げるような形になっておりますね。それはやっぱりどこかに問題があるからそういうような形になっておるのではないでしょうか。全然問題がないというとらえ方なのか、やはりこの種の問題は少し疑わしいと、こういう感触なのか、そ...全文を見る
○梶原敬義君 次に、ベルギーダイヤモンド商法ですね、これにつきまして私も少し調べておりますが、もう時間の関係で通産省の方で把握されている点についてお尋ねをします。  疑問が持たれているのは事実でありまして、通産省のOBであります小城剛さん、まあ通産省も何でもOB、OBと、それは...全文を見る
○梶原敬義君 時間が少し切迫をしましたので、ちょっとゴルフの会員権の商法について、これもどうも会員権が特定商品の対象になるというのも、私これもぴんとこないんですが、どうせ対象になるゴルフ場というのは、つぶれるかどうかわからぬようなゴルフ場かもわかりませんが、これは一体どういうこと...全文を見る
○梶原敬義君 だから、私は逆に全部指定をしちゃって、そしてその中から今度は問題のところだけをばんとやるとか、問題が起こったときに指定をするやり方ですね。だから、この政令指定で、あるいは省令指定でやる場合に、消費者被害の実態を踏まえることが非常に大事で、急がなければならないわけであ...全文を見る
○梶原敬義君 次に、本法の第三条、第四条に基づく書面に織り込むべき事項についての省令指定に当たっては、商品または施設利用権の運用方法及び保管状況等、これは集めたお金をどう保管しあるいは運用するかというような問題ですね。さらに、当該預託等取引契約の重要な内容を含ませること等、私はそ...全文を見る
○梶原敬義君 書面交付の場合、参考人の日弁連から来ました弁護士さんのお話では、小さな字を書いても、大きい字を書いても、それはどっちみちそう変わらないだろう、こんなお話もありましたが、私はやっぱり書面交付のときには、あの人若かったから小さい字も見えるんでしょうが、私は余り小さい字は...全文を見る
○梶原敬義君 さらに、訪問販売法と、特にマルチあるいはマルチ類似の取引及び役務提供を考える場合に、先ほど私が言いましたように、これは少し早めに、また本気で手を打っていただかないと、法律がないからやれないと、こういうさっきからの考え方でありますし、どうもたくさん次々に問題が出てくる...全文を見る
○梶原敬義君 消費者保護の立場に立ちます経済企画庁としてはいかがですか。
○梶原敬義君 消費者保護の立場に立って、薬者の手口、それから悪質薬者の氏名の公表、この公表は今までどのくらいやっているのか、この点と、それから消費者啓発活動、この点について、今までの反省の上に立って、もう一度通産省あるいは経済企画庁から決意をお伺いをしたいと思います。
○梶原敬義君 最後になりますが、豊田高萩の場合には、今審議官の答弁では六省庁会議で機動的に対応した、こういうことであります。各省庁、行政の皆さんの立場からしますと確かに機動的であったかもわかりませんが、何回も議論しておりますように、機動的であったかもしれないけれども、ああいう大き...全文を見る
○梶原敬義君 そこまでは、それ以上のことをやっぱり私は前に大臣の答弁を聞いているんですよね。ちょっと後退を——いやそれは本当に困った人があったら、やっぱり各県なり窓口に行ってくれ、できる範囲で対応をしようと、こういうところまで、できる範囲で、それはいろいろ限界はあるでしょう、それ...全文を見る
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました特定商品等の預託等取引契約に関する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、サラリーマン新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特定商品等の...全文を見る
05月16日第104回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○梶原敬義君 私は総理大臣に最初にお尋ねをします。  本決算委員会の審議は五十八年度の決算の審査をやっておるわけでありますが、五十八年度は振り返ってみますと、五十四年秋の第二次石油ショックに伴う経済の停滞がようやく回復に向かい、我が国といたしましては経済財政運営は内需拡大型の政...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありませんから先に移りますが、いろいろやられた結果は、国内的には何とか国民世論を抑えつけたが、貿易黒字のこの累増する状況の中で結局海外から火を噴いた、こういう点について私は、総理答弁ありませんでしたが、率直にやはりバランスを欠いた経済財政運営についての反省を再...全文を見る
○梶原敬義君 答弁は要りませんが、できないことを最後まで――これは日本が第二次世界大戦で、大本営が国民に対しましていつまでたってもまだ神風が吹くということを宣伝しながら、負けていっても負けた現状を国民に知らせなかったその姿勢と非常に似ておるんです。これは私は危険だと思います。ぜひ...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、ちょっと具体的な問題についてお伺いします。  一つは、先ほど私が申し上げました建設省が通産省の新しい本館を建てた工事におきまして指摘がなされております。要するに、これは本決算委員会の十一月二十七日に、同僚の本岡委員が建設省に対しまして質問した内容であります...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、機材を余分に、倍払ったという形なんですが、これは私も、建設省の専門家がそんなミスをするということは単純なミスではないと、私はそうにらんでおります。しかし大臣そう答えられましたが。したがって建設省お聞きしますが、じゃあ契約をする契約書はどっちの金額で契約...全文を見る
○梶原敬義君 そんなことは聞いてない、恥ずかしいとかなんとか。
○梶原敬義君 じゃ、契約は高いやって契約を、ダブル計算したやつでしたということは今わかりました。そうすると、相手側はそんな七千七百万か、あるいはもうちょっとたくさんもらっているにもかかわらず、機材は一つしか入れてないのに、それ黙って受け取ったんですかね。
○梶原敬義君 時間ないですから聞いていることを答えてください。  私が今聞いたのは、相手は機材が、いいですか、本来のこの取りつけ費というのは六千九百六十三万円ですね。ところが、これが一億一千二百八万円になっているんですよ。そして、そっくり金を払った相手先はどこですか。そして、そ...全文を見る
○梶原敬義君 妥当かどうかは、じゃ、これからもう一度やり直さないかぬです。やります、それじゃ。いいですか。  委員長、総理大臣立ち会いですから、建設大臣もおりますから、この問題について後ほどぴしゃっと全部私調べさせていただきますから、全部言うとおり資料を出してください。間違いな...全文を見る
○梶原敬義君 それ以外のことも要求するかもわかりませんですからね。  法務大臣、我々は市民生活の中で、一たん金を受け取って、そして、いや何か悪かったから金返した、これはしかし今そんなことしたって法律違反で処罰されますよね。これはほとんどプロがやったことですから、これは疑惑が晴れ...全文を見る
○梶原敬義君 本件について特段関心を持ちましたぐらいのやっぱり答弁は、出てもいいんじゃないですか。
○梶原敬義君 次に移ります。  私は「むつ」の問題でもう二つ問題があるんです、総理大臣。  一つは、当初百二十億円で「むつ」はもう試験まで全部やってデータも集めて、そして終わりにするということでスタートをしたんでありますが、結局もうそれは大変当初の見通しどおりにはいっておりま...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、それは金があれば別かもわかりませんが、国民生活も非常に厳しい状況の中で、やはり老人保健を引き上げるとか、あるいは医療費の引き上げとか、そんな、国民生活にとりましては大変厳しいことを政府は方針を出して国会で法律をつくりやっているわけです。  そういう状況の...全文を見る
○梶原敬義君 総理大臣、この問題は造船業界や、あるいはこの問題はまだ国民にはっきりわかっておりませんが、こんなことは常識で通るような問題ではないんですよ。いかがですか、総理大臣。
○梶原敬義君 何ぼ何でも一割ぐらいしかかからないものを、幾ら「むつ」にそういう事情があろうがどうだろうが、「むつ」そのものに私は問題があると思うんだけれども、百歩譲ってやろうとしても、今、日本の財政が国債を発行して金利を払っていかなければならぬような状況の中で、幾ら相手がどう言お...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十八年度決算外二件に対しまして、是認しないとともに、委員長提案の警告案に対しましては、賛成の意を表するものであります。  以下、決算外二件に対する反対の理由について申し上げます。  その第一は、防衛費の突出であります。  昭和...全文を見る
05月20日第104回国会 参議院 商工委員会 第12号
議事録を見る
○梶原敬義君 経済企画庁長官、久しぶりです。  日本の最近の経済運営といいますか、一体どっちの方向に、いい方に向かっているのか、悪い方に向かっているのか、国民にとってどうなのか、最近さっぱりわからぬのですが、それは後におきまして、昭和六十年度の経済成長率、貿易収支の状況、それか...全文を見る
○梶原敬義君 四・六%の実質成長の六十年度成長の内需、外需の内訳、わかりましたら……。
○梶原敬義君 住宅の関係ですが、いろいろと昨年度から融資枠をふやしたりあるいは金利を少し下げたり、そんなことがありましたが、そういう関係の影響というのは出ているんでしょうか。
○梶原敬義君 大体これまでのことはわかりましたが、これから先の見通しですね、今の円高の状況を想定しながら、一体どのように日本の経済全般、国民生活が動くのか、その辺の見通しを少し最初にお尋ねをします。
○梶原敬義君 ありがとうございました。  通産省にお尋ねしますが、円高で、通産省で把握をしている景気後退側面とか、あるいは全般的に円高による不況風というものを、また別な角度で通産省の方では把握されているんではないかと思うんですが、今経済企画庁から特にマクロの面でお話がありました...全文を見る
○梶原敬義君 これは経済企画庁か通産省がどちらかわかりませんが、今の円高の状況がこれから続いていった場合に、マクロではいい結果だ、ミクロでは問題がある、そうした場合に、失業者等の予測ですね。要するに失業率、失業者数、これから一年間こういう状況がずっと続いた場合にどのような形でどう...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、我が国の経済全体は去年ごろから少し下り坂に向いていたんじゃないかというような皆さん方の説明がかつてあったやに聞いておりましたが、これ今ずっと聞いておりますと、一体我が国経済はトータルで上を向いていくのか下を向いていくのか、これは非常に判断に苦しむところ...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣にお尋ねしますが、本国会が二十二日で一応会期末が来ておりまして、お互いに切磋琢磨をいたしまして法案やなんかもどんどん審議をしまして、比較的スムーズに進んできたとは思います。  ただ、私どもも国会の審議をする過程の中で、円高あるいは今の貿易摩擦のもとでは、特...全文を見る
○梶原敬義君 円高対策の問題については、私、何回も言いますように、ちょこっと法律をいじって少し金利をどうこうしたぐらいで今の流れがとめられるわけじゃないです。    〔理事松岡満寿男君退席、委員長着席〕むしろやっぱり今やらなきゃならぬのは、もう少し財政支出をしてそして打つしか手...全文を見る
○梶原敬義君 産業基盤が十分でないというところが非常にひっかかるんですが、これは地理的なものでありまして、基盤というよりはもう自然条件、非常に便利が悪いし。そこで、さらにそこに対してほったらかしたような形にすればどんどん格差が加速するだろうと、こう見ておるんです。  私どもは小...全文を見る
○梶原敬義君 国土庁にお伺いしますが、やはりこの際、貿易摩擦でどんどん輸出黒字がふえておりまして、そういう状況の中で、国内を見回して、こういう時期ですから、国土の均衡ある発展を達成するためには、冷めた頭で、冷めたというか、要するによく冷静に見ていただいて、そして先ほど言いましたよ...全文を見る
○梶原敬義君 経済企画庁長官、今幾つかの例を出しましたが、本当に今のような時期ですから、やはりおくれているそういう地域、そこを一体どうするか、これは永遠の課題だろうと思うんですけれどもね。これは東京や首都圏にこれから先もどんどん人口が集中し、ここに人がこれからも恐らく集まるでしょ...全文を見る
○梶原敬義君 最後に、時間が来ましたが、通産大臣、先ほどから何かこじつけて円高法案をつくって、そして解散・総選挙、同時選挙、そういうことを——そういう小手先のことじゃなくて、私は言いましたように、やっぱり今の時期というのは思い切って、例えば地方なら地方がおくれているというなら地方...全文を見る
05月22日第104回国会 参議院 本会議 第19号
議事録を見る
○梶原敬義君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十九年度決算について、中曽根総理並びに関係大臣に質問いたします。  決算事項についての質問に入る前に、総理が強引に挙行しようとしている衆参同日選挙問題について、次のことを質問いたします。  第一に、総理は...全文を見る
08月22日第106回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○梶原敬義君 最初に大蔵大臣にお尋ねいたしますが、政府は予算の編成時におきましては大変気を使うんでありますが、決算の審査におきましては非常に、何といいますか手を抜くといいますか、そういう状況が続いております。今回、五十九年度の決算の総括に入るに際しまして、当然やっぱり総理大臣がこ...全文を見る
○梶原敬義君 最後まで今大蔵大臣の言われた趣旨に沿って努力をしていただきたいと思います。  次に、大蔵大臣の財政、経済運営についてお伺いをしたいと思います。  日経新聞の七月二十四日に「新政策を聞く」ということで写真入りで宮澤大臣の記事が載っております。私は、宮澤大蔵大臣が大...全文を見る
○梶原敬義君 今の御答弁に関係をしたことにつきまして重ねてお伺いをいたします。  公共事業の八〇%前倒しをされまして、一体下期をどうするのかという課題につきまして、いま一歩、下期の補正予算の時期とか規模とか、こういうものに対してもう少し具体的に、今大蔵大臣の頭にあることを率直に...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、先ほど言いました日経の記事を読みますと、大蔵大臣の経済運営、財政運営に対する考え方がにじみ出ておるんですが、減税と増税のトータルの額というのは、とんとんといいますか、イコールといいますかね、こういうようなお考えに一つは立っておられるということ。それか...全文を見る
○梶原敬義君 要するに、総理大臣は間接税を、大型というか中型というか、言い方によりますが、間接税の導入はやらないと、こう言った。しかし、政府税調は最終的にはやっぱり導入の方向を答申をしたと、こうなりまして最終的には政府はやるということになれば、それはしかし国民をだましたことになり...全文を見る
○梶原敬義君 もうこれ以上この問題は言っても先に進まないと思いますので、次にいきます。  所得税減税の問題でございますが、去る三月四日の与野党幹事長・書記長会談で、今国会中に成案を得るという、私も合意文書を持っておりますが、その実現に向けて大蔵省は実務作業をどの程度進めておるの...全文を見る
○梶原敬義君 今のような時期ですから増税、その後減税じゃなくて、減税は減税で約束したことですから、やっぱりもっとスピーディーに進めていただきたい。それが、また今貿易摩擦で問題になっておりますが内需拡大、この内需拡大にも通ずるわけですから、やっぱり早く作業を進めていただきたいと思い...全文を見る
○梶原敬義君 次に移ります。  今、大蔵大臣も御承知のように円高デフレの傾向があって、特に中小企業は直接輸出に関係をしている企業以外でも、中小企業というのは第三次産業もひっくるめまして大変厳しい状況にあります。これは皆様方も選挙をされまして、やはり中小企業の皆さんから強くそれは...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、デノミのことにつきまして新聞でちょっと言っておられるのですが、何か不気味ですが、デノミの準備を大蔵省の方でやっぱり、大蔵大臣はやりませんとこう言っておりますが、その点についてちょっとお伺いをいたします。
○梶原敬義君 わかりました。  次に移ります。人事院と大蔵大臣にお伺いしますが、八月十二日に六十一年度の国家公務員一般職の給与について二・三%の引き上げをする勧告をされましたが、これは昭和三十五年以降最低の引き上げ率で、私は今の時期になぜとこう非常に不満でございますが、人事院総...全文を見る
○梶原敬義君 大物大蔵大臣ですから、もうそう二・三%ぐらいはいろいろ言わぬでやると、こう言ってくださいよ。  次に防衛関係費を中心に質問をいたします。  防衛関係費の関係でございますが、人勧の二・三%の支給を実施をいたしますと当然防衛費、GNP一%を超えることになるわけですが...全文を見る
○梶原敬義君 その点につきましては後でまたお伺いしますが、大蔵大臣にお伺いしますけれども、六十二年度予算の概算要求基準をさきに閣議了解をしたようでありますが、この概算要求基準というのは一体何なのか。要求基準というものは基準より最終予算が決まるときほに下回ることもあるのか上回るのか...全文を見る
○梶原敬義君 ということになりますと、概算要求基準はあくまで基準であって、今度決まりました六・三%は下回るということもあり得ると、当然ですね、そういう判断をしてもいいわけですね。
○梶原敬義君 それでは聞きますが、防衛庁長官、大蔵大臣にお尋ねしますが、六十二年度の防衛費を対前年度比六・三%、非常に突出をさしておるんですが、この点についてはなぜ突出をさせなければならなかったのか、その根拠、理由、これについて簡単にお伺いをしたいと思います。
○梶原敬義君 失礼しました。何に比べてと、私も時間がせくものですから言いませんでした。お互いにやっていることですから言う必要ないと思うのですが言いますと、経常部門は対前年度予算比一〇%マイナス。いいですか、投資部門は五%マイナス、このことを言っているんです。このことに対して六・三...全文を見る
○梶原敬義君 防衛庁長官にお尋ねしますが、六十年度の防衛費の最終額は本年十月に確定をされると、こう聞いておりますが、昨年の秋以降の円の急騰によりまして外国から武器、航空機など装備品購入費が安くなっているはずであります。  しからば、当然六十年度の防衛費は国会で承認をいたしました...全文を見る
○梶原敬義君 六十五億円というのは、時間がなくて資料を全部集められなかったんですが、私の勘ですが、六十年度の予算を編成するときには二百九円、それが今は百五十三円とか百五十四円とかこう言っておりますが、既に六十円近く変わっておるわけです。  そうしますと、私は六十五億というのは非...全文を見る
○梶原敬義君 私、先ほど六十年度のことを聞きましたが、六十一年度も、これからのこと、まあ同じ考え方ですね。  そこで、今言われましたように、契約の三つのパターンがありまして、FMSの関係と一般輸入と国産品中の輸入、この三つ。この三つは、防衛予算の中で占める割合は、人件費が何%、...全文を見る
○梶原敬義君 どっちが。
○梶原敬義君 六・九%という、そういう低い数字になるはずないんじゃないですかね。要するに、人件費や糧食関係、そういう厚生費関係で約五〇%、こう言えば、あとの五〇%は正面装備費やあるいは消耗品費、こうなってくるわけでしょう。そうしますと、まあ少なくともあと残りの五〇%のうちの二、三...全文を見る
○梶原敬義君 それにしても二千三百五億の中に国産品中の輸入は、三菱なら三菱が外貨を払った分が、そういうやつの合計が千二百三十七億というのは、私はちょっと少ないんじゃないかと。これはもう少し後ほどこの数字の内訳を出してください、お願いをいたします。  それから、仮に二千三百五億で...全文を見る
○梶原敬義君 自信持って六十五億とかこう言いましたけれども、ちょっと今それおかしいんじゃないかと思うんです。  それで、六十年、六十一年、それから中期防衛力整備計画十八兆四千億、これが円高によってどれだけ節約をされるか、それが一つと、それから石油の値下がりによって幾ら節約がされ...全文を見る
○梶原敬義君 先ほどもわかりません。
○梶原敬義君 防衛庁長官に重ねてお願いしますが、事務当局は今のような答弁でありましたが、見通しをひっくるめまして、六十年度は見通しはこのくらいになるだろうと、六十一年度の見通しはこのくらいになるだろうと。それで中期防衛計画、今答弁がありましたように六十年度ベースでとこう言う。状況...全文を見る
○梶原敬義君 やはり三割も四割も円高になって今のような状況ががらっと変わった状況で、そして全体の予算をやっぱり抑えてこようとしているときに、防衛力整備計画だけは金額は、あといろいろなことがついておったにしても、十八兆四千億円でぼんと表に出すようなやり方というのはこれはおかしいです...全文を見る
○梶原敬義君 そんなことを言ったって理解できない。状況が変化してその状況によって対応していくというんなら、六十二年度の予算の編成六三%、これは突出じゃないと、こう言うんです。しかし、円高メリットによって私はもっと金額は相当出ると踏んでいます、調べりゃわかるんですから。そういう状況...全文を見る
○梶原敬義君 納得できません。時間がないから、納得はできませんが、これはどう考えてもおかしいわけですからね。おかしいですよ。かつて二百三十七円のものが百五十円ぐらいに下がって、二百三十七円の時点ではじいた数字が十八兆四千億ですからね。それをそのままにしておるというのはおかしいじゃ...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、円レートが契約がばらばらするからそれはなかなか定まらぬというような話を今しておりますが、そんな枝葉のことを言っているんじゃないんです。だったら、まあ大体政府間で百五十三円というのは無理だろうと、百六十円かまあ大体このごろ皆さんがいろいろ計画を立てるときに、...全文を見る
○梶原敬義君 私は、六・三%が高いか低いかという議論を考える場合に、あるいは六十二年度予算が決まる場合に、防衛予算が決まる場合に、あるいはその十八兆四千億円の中期防衛力整備計画そのものを見る場合に、やはり今の状況で考えた場合には一体どう判断をするかという点について、これはもう少し...全文を見る
○梶原敬義君 防衛庁長官、これはここではいそうですと言って引き下がるわけにいかぬです。次に総括がありますから、そのときはもう今度は総理大臣に出てもらう。総理大臣は総括には出らぬというんですよ。これはこんな状況なら総理大臣も出てもらわなきゃいけない。あなたたちがこの問題を出さぬなら...全文を見る
○梶原敬義君 だから次に問題を残して移ります。  円高差益の還元につきましては、経済企画庁は「物価レポート'86」を発表いたしましたが、これは七月二十四日ですが、これによりますと、円高や原油価格の低下による効果だけを見ると、四月時点で既に消費者物価は前年水準より三・三%も下落し...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ、今本当に中小企業は困っておりますから、早くやっぱり本格的な手を打っていただきたいと思います。  次に、政府開発援助に絡む国際協力事業団の中堅幹部の汚職事件についてお尋ねをいたします。もう時間がありませんから、警察庁あるいは外務省あわせてお尋ねすることになると...全文を見る
○梶原敬義君 農林省の答弁は、調査団と相手政府の間にはコンサルタント会社の人は立ち会っていないからまあいいじゃないかというような答弁、これはよく調べてみなきゃわからないし、こういうやったことを免罪するような答弁というのは納得できませんから、また後日調べて、これは今度個々の委員会の...全文を見る
09月09日第106回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○理事(梶原敬義君) 以上で内閣官房長官に対する質疑は終了いたしました。  それでは引き続き全般的質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
10月28日第107回国会 参議院 商工委員会 第2号
議事録を見る
○梶原敬義君 先般、通産大臣と経済企画庁長官から所信表明を聞きました。もう前々からちょっと尋ねたいと思っておったんですが、通産大臣は、こういう冊子になったときは「所信表明演説」という表紙がつくんですね。経済企画庁長官は「長官挨拶」、こういう形に表紙がいつもなる、我々がいただくのは...全文を見る
○梶原敬義君 所信表明の中に、通産大臣は「本年度政府経済見通しの四%成長を目指し可能な限りこれに近づけていくことが最重要課題」と、こう言っているんですね。この点について経済企画庁は何にも触れてございませんね。これは四%成長というのは国際的にも日本の一つの公約でしょう、違いますか。...全文を見る
○梶原敬義君 だから、所信表明の中に成長問題を、経済企画庁がどうして大事な問題を触れないのかというこの点について少しお聞きしたいと思います。  それから、緩やかな成長をしていると、こう言われておりますが、いろいろ新聞等を見ますと、ことしの二月に景気は底を打ってやっぱり景気は下降...全文を見る
○梶原敬義君 ないことはないわ、そんなあなた、いいかげんな……。
○梶原敬義君 それは一流新聞ですから……。
○梶原敬義君 景気の問題、底を打ったという問題はどうなんですかね、二月の、さっきの、答えていない。  もう一回。緩やかな上昇、こう言っているけれども、景気は二月に底を打って下降局面に入ったんではないか、この点についてはいかがですかということですよ。
○梶原敬義君 私はちょっとさっき言い間違えましたが、底を打ったんじゃなくて山を打ったということでね。  非常に経企庁強気でございますが、私もここ商工委員会で四年目ですが、経済企画庁の経済予測がさっぱり当たらぬ。私は、昔は経済企画庁といったらよく信頼をしておったんですが、全然当た...全文を見る
○梶原敬義君 このままいくと、大体六十一年度ではどのくらいの見通しになりそうなんですか。
○梶原敬義君 いずれにしても、こんな急激な円高になっても貿易収支はどんどん黒字になって、国際経済摩擦はこれは一向におさまりそうにない。これは大変なことです。  円高の見通しについて、これは大臣、経済企画庁はなかなか見通しは今も自信持っておられる様子ですが、これはどのようにこれか...全文を見る
○梶原敬義君 これはことしの九月十九日の新聞でございますが、ワシントンのブルッキングス研究所の上級研究員であるローレンス・B・クラウス、この人は三年後に一ドル百円時代、こういうようなことをちょっと言っているんですが、やっぱり日本は内需が不十分だ、これは内需が伸びないとそういう状態...全文を見る
○梶原敬義君 あなた方は、景気は上っている、上っているというけれども、どうして一兆一千二百億も税収が不足をするんですか。景気がよくなれば自然に税収も上がるはずじゃないですか。
○梶原敬義君 それではちょっとお尋ねしますが、昭和六十年度、六十一年度の法人の欠損法人の割合というのを、きのうお願いしておいたから、ちょっとそれを。
○梶原敬義君 六十年度も出ていないの。
○梶原敬義君 私は、国税庁統計年報書の五十九年度版を持っておりますが、欠損法人の割合ですね、これが昭和五十五年は四八・二%、法人の中に四八・二%は赤字だ。五十六年が四九・九、五十七年が五三・〇、五十八年が五四・八、五十九年が五五・四。したがって、六十年度は一体五五・四がふえている...全文を見る
○梶原敬義君 東京におるからそんなことばかり言うんですよ。有効求人倍率ですね、要するに求職者の数と求人数との割合、これは去年の、私どもが一年前ぐらいに質問したときには、東京、この周辺でもやっぱり有効求人倍率は〇・八ぐらいだった。今〇・六、大分落ち込んだんですね。その当時私どもの九...全文を見る
○梶原敬義君 お言葉を返すようですが、民活といっても六〇%も地方では赤字企業があって、地方の人はそんなに金ないんですよ。しかも地方で民活やってももうかりませんよ。だから地方については民活、民活といったって、もうやっていますよ、もうかるような話なら。だからそこはちょっと分けて考えて...全文を見る
○梶原敬義君 ここに、しかしこう書いておられますからね。これ「演説」になっていますから、少しそれは困るんですね。  ちょっと変わった観点から質問しますが、為替変動リスクによって為替差損の目減りの問題があっちこっちに少し出てきておりますが、一体為替差損で損をしているところはどこの...全文を見る
○梶原敬義君 失礼ですが、もう時間ないですから、大体そこのところまでわかるんですわ。
○梶原敬義君 そこはわかるんです。だから実態はどういう、特に農協とか公的な部分が、若干公共性のある部分のところが、生命保険や何かが、あるいは地方自治体持っていやしないかと。今トータルで大体どのぐらいのそういう証券や何か、外債や何か買って問題になっているのか。その額と見通し、これは...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。そこの辺は大体私もわかるんですよね。ただ、生命保険会社あたりは、為替損か何かで欠損で落とせばこれはまた税収にも響きますしね、まあそういう状況。時間がありませんから、また後日お伺いします。  最後に一つ。森林河川緊急整備税というのがありますね。これは、...全文を見る
11月20日第107回国会 参議院 商工委員会 第4号
議事録を見る
○梶原敬義君 四十分に時間が短縮をされましたので、できるだけ私も質問内容は簡単に申し上げますが、答弁の方もひとつ要点を中心にまとめて答弁をお願いしたいと思います。  二つの法案の審議に入る前に、石炭の第八次答申について大臣にお伺いをいたします。  千五百万トンからこれは一千万...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、先ほどエネルギー庁の答弁で少し気になるのは、答申を出させる前の下書きは資源エネルギー庁でずうっとやって、ある程度、相当の通産省の考え方が、情勢は当局が一番知っているんですから、一番入ってくると僕は思うんですね。それで、ぐっとアクセルを踏むような形に結...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、この特定地域中小企業対策臨時措置法について幾つか質問をいたします。  最初に、四十カ所というのを漏れ聞いておりますけれども、どうも私どもは、この四十カ所をある市町村あるいは少し地域を拡大した状況の中で、これが果たして...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと離れたところは。ぽんと離れたところは。
○梶原敬義君 いや、ぽつんぽつんとこうあると。
○梶原敬義君 だから、そこはもう永遠の問題ですよね。物すごく困っているんですから、円高で。だから、指定地区から外れた地区の円高で困っている人というのは、平等の観点からいくと、どうしてくれるんだと、これはあると思いますから、まあそう言わぬと前向きに何か考えてください。  それから...全文を見る
○梶原敬義君 聞いていないこともちょっと答えていただきましたけれども、企業誘致と土地の問題というのはまた――私が言ったのは、土地問題を中心に言ったのでちょっと違うんですけれども、ただ、特別償却制度というのは、企業が新しく進出してきて、その間にもうかったときに初めて税金が安くなるわ...全文を見る
○梶原敬義君 また少し、実績についてはどのようになっておるか、詳しいのは後で教えてください。  そこで、今度一千万円の無担保保険の付保限度額、要するに担保なくても一千万円また貸すようにするということでございますが、この点について、先ほど本岡委員からも質問がありましたが、私もちょ...全文を見る
○梶原敬義君 時間が来ましたからやめますが、それは文書か何かで弾力的にやれというのを出してください、そう言うのなら。  そして、そこで一生懸命頑張ってやっていても、これ五割から六割も売り値がダウンする、この円高によって下請やなんかというのは。そういう状況というのはどうにもならぬ...全文を見る
11月21日第107回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○梶原敬義君 最初に文部省の方から入らしていただきます。  昭和五十九年度の決算検査報告書というのを今持っておりますが、ここで文部省に関する会計検査院から幾つかの指摘事項等が挙がっておりますが、この中で、私はことしの一月の二十三日の本院のこの本委員会で取り上げた問題でございます...全文を見る
○梶原敬義君 そういう通達が出て私は一歩前進だと思うんですが、学校の先生の異動の見通し立てるのは、二月三月に配置転換をやりまして、そして四月八日に新学期が発足するわけですから、なかなか一名二名というのは見通しと狂う場合があると思うんですね。そこのところを、狂った場合にあとは校長先...全文を見る
○梶原敬義君 もう予定した時間をオーバーしましたが、要するに少しは、先ほど言いましたように、悪意でやれば別だけれども、そういう若干この見通しが狂った場合においては、見通しというか、四月と五月一日の間にそういう差が出た場合においては、さっき文部省が言ったようなそういう幅というのは、...全文を見る
○梶原敬義君 だから、もう答弁要りませんが、さっき言いましたように、一名ぐらいの狂いというのはやっぱり非常に出てくる可能性がありますから、それをとらえて犯罪扱いみたいな形に持っていくようなやり方というのは、やっぱりいろんな意味からゆがんだ形が出てきますから、文部省と会計検査院と、...全文を見る
○梶原敬義君 答弁要りませんがね、金がないないと大蔵省言っておりますし、税収の大変な落ち込みというのは、大蔵省がここ三、四年から大蔵省を中心とする縮小均衡型を目指した。しかも結果的には縮小均衡じゃなくて、今度は補正予算で財政出動をするような状況なんです。そういう状況をつくり出して...全文を見る
○梶原敬義君 次に、筑波身障者短大に関する問題について若干質問いたします。  視聴覚障害者のための筑波技術短大、これが設立準備中ということを聞いておりますし、昭和五十三年以来、国の予算をつぎ込んでおりますが、開学がおくれている理由は一体何なのか、この点について最初にお伺いします...全文を見る
○梶原敬義君 二点についてお伺いします。  一つは、視聴覚障害者の皆さんや盲学校現場で強い反対があるのではないか。これが第一点。  第二点は、同じ筑波大学の附属盲学校がこれに強く反対しているという事実を私は知っておりますが、この点について文部省はいかに承知をしているか。この二...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、二点についてさらにお尋ねします。  この同盲学校では、高卒者を対象としたはり、きゅう、マッサージ師養成の三年課程のこれは専攻科がありますね。この専攻科を順次短大に昇格をしていくというような、そういう現実的な方法の方がいいんではないかと、こう思いますが、こ...全文を見る
○梶原敬義君 今の答弁で、もう少し高いレベルの短大というお話がありましたが、かつて高等職業訓練所を今のような不況で高齢化社会になって、高齢者の職業訓練転換のために一つは専門学校にして、一つは短大にしたんです。そのときに私もその問題を取り組んだことがあるんですがね。なかなかこれは皆...全文を見る
○梶原敬義君 二つの分裂の問題です。
○梶原敬義君 大臣、ことしの二月二十四日の衆議院の予算委員会で、海部文部大臣は大出議員の質問に対して、「三団体それぞれ来ていただいてこちらの気持ちを伝えて、何とか話し合いをして一本化をして、我が国柔道界のために力を合わせてほしい、こういう指導を行っておる最中でございます。」こう言...全文を見る
○梶原敬義君 アジア大会で負けたのは、今、力の柔道になっているという話が大臣からありましたけれども、私も見てみまして、じゃ力に負けたら、負けた方が正しいような、逆にそんなもし講道館に大臣に御認識があるとすれば、これはさらにまた負けますよね、オリンピックやなんかに出まして。  あ...全文を見る
○梶原敬義君 言葉じりとらえますが、文部省にどれほどの権限があるのかという問題でございますが、文部省になきゃ、それじゃどこにあるのかということですよ、どこに。文部省にある。  文部省は体協を通じて全柔連に補助金を出しておりますね。どのぐらい出しておるんですか、毎年。
○梶原敬義君 大臣、そういうことですよ。だからやっぱり政府の金も突っ込んでおるわけですから、出しておるわけですから、やっぱりもう少し大臣がやらなければやるところがないんじゃないでしょうかね、いかがでしょうか。その点、大臣の前向きな決意が聞けたらと思いますが。  それから体協、柔...全文を見る
○梶原敬義君 その特別会計のここ四、五年の金額をわかるだけ御報告をお願いします。
○梶原敬義君 この財源ですね、これは昇段試験、剣道等に比べて柔道は非常に高いというような指摘をされておりますが、この財源の中にその昇段試験の分も、負担金も入っているわけですか。
○梶原敬義君 昇段試験、例えば初段になった場合に賦課金みたいな形で五千円取っておりますね、それはどこに行っているんですか。
○梶原敬義君 そうしますと、講道館の建設資金の中にそれが入っているんですか、入ってないんですか。
○梶原敬義君 この全日本柔道連盟が集めたお金が講道館の建設費の中に、今言うように建設費の中の一部に行っているということですね、特別会計で。
○梶原敬義君 そうすると、講道館の建設費の中身、内訳を後で出してください。  ということは、柔道連盟、柔道の昇段試験やなんかで集めたお金も、あるいは柔道連盟そのものがいろいろ集めたお金も、講道館そのものはもうチャンポンになっているということですね。
○梶原敬義君 そもそも日本柔道連盟と講道館というのは不離不可分のような関係だというのは今言われておりますね。しかし、講道館というはあくまでもこれはいわば私的な存在ですね。講道館の建物やなんかのその所有権といいますか、最終的には柔道連盟が金をやっぱり集めておるけれども、柔道連盟はい...全文を見る
○梶原敬義君 だからそこはおかしいんじゃないですかね、大臣。柔道連盟が集めた金を一回これは税金隠しのために体協に預けて、それで体協に多分三%かなんかの手数料をそれがためにまた納入をして、そしてそのお金を今度は柔道連盟の特別会計に入れて、特別会計から今度は講道館の方に持っていってい...全文を見る
○梶原敬義君 おっしゃられるのは簡単ですが、これはもう相当前から続いている話でございまして、それはやっぱり、私は今あえてこんなにたくさん時間をとってこう言っているのは、やっぱり早める必要があるだろうと思うんです、急ぐ必要があると思う。この点について、今言われたことについて文部省ど...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院にお尋ねしますが、体協に対する会計検査、これはぜひやっていただきたい。特に今言う柔道の問題についても学生柔道連盟には一銭も金が行ってないんだね、要するに。体協からは柔道連盟へ行っているんですよ。そして聞いてみますと、日本柔道連盟、私は見たわけじゃないんです...全文を見る
○梶原敬義君 それでは文部省お尋ねしますが、会計検査がそこまで及ばぬなら文部省は柔道連盟に六十年度で結局は二千百万くらい行ったんですか——その柔道連盟の会計のあり方、そういうような問題について検査をする能力があるだろうと思うんですが、やっておられるとすればその点についてお伺いをい...全文を見る
○梶原敬義君 では体協に話が行くんですかね。しかしこれだけ衆議院で一回、参議院でも既に取り上げられておって、そういう状況でありますし、今分離の問題も出ておる状況ですから、一般会計を見ますと、先ほど言いましたように非常に柔道連盟の人件費は少ないんです。それはどうしてそんなことでやれ...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど言いましたように、柔道連盟を中心にして集めたお金が、柔道連盟は法人じゃないということで税金隠しして、体協に行って、体協から今度は降りてきて特別会計で処理するような、そういうやり方をとって、しかもその果実といいますか、講道館の私の所有になるような形になっている。...全文を見る
○梶原敬義君 だから、文部省ができるなら体協を通じて今までの分も一度調査を、その辺はやっぱりちゃんと分けるところは分けるように、それは一体どうなっているのか。もうごちゃごちゃじゃなくて、ぴしっとするところはするようにやってもらうことはできないのですか。
○梶原敬義君 それは任意団体だからできないと言うなら法的なできるような手段を講じて内部を調査をするというしかないと思うんだけれども、そういう意味ですか。もうやるならそれしかないというなら考えあるんでしょう、言ってください。
○梶原敬義君 わかりました。  だから、私は頭からやれということを言っているんじゃない。ここまでそういう詰めてきて、やっぱり柔道連盟や、あるいは講道館にもやましいことはないというのなら協力をしていただいて、そして、全部オープンにすればいいじゃないですか。そして、学柔連も問題があ...全文を見る
○梶原敬義君 十九日の臨教審の第三部会にスポーツと教育に関する分科会というのが、これ新聞に報道されておりますが、そこに柔道の斎藤仁選手やその他の選手を呼ばれていろいろ意見を聞かれておるようですね。先ほど大臣もそこにあるようなニュアンスのこともちょっと言われましたが、ここでいろんな...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ、科学技術庁の方に移りますが、またかと言われるかわかりませんが、「むつ」の問題ですね。  結論から言いますと、私はもう「むつ」は早く、金食い「むつ」はもうやめて、何も今から結論も見えているような実験データを、海洋国家だからやるとかなんとか言って、日本が戦争...全文を見る
○梶原敬義君 もう何回も聞いていますからそれはわかっています。だから、建屋の関係で何ぼか、岸壁につないでおく経費が何ぼか、警備費が何ぼか、それで合計して月に六千万円になった。私が言っているのは、大体運輸省があのぐらいの船を一カ月つないでおってもたかだかいって百万円やそこらだと。そ...全文を見る
○梶原敬義君 さきの国会の決算委員会の総括質問のときだったと思いますが、結局科学技術庁の答弁としては、中身はいろいろあるんだけれども、やっぱり最後は交渉事で、長崎県知事が入ってそれで交渉で要するに物は決まったんだと、そういう答弁でしたね。だけれども、今あなたの答弁というのはまあま...全文を見る
○梶原敬義君 これは会計検査院にちょっとお尋ねしますけれども、これは私は弱みにつけ込んだ強奪やと思うんです。  坪内さん、私も九州ですからね。そして、造船のことは私はいろいろ苦労して詳しいんですよ。そして、SSKがやっぱり急激に立ち直った、おかしいなと思った。それは立ち直るです...全文を見る
○梶原敬義君 承知しているかどうか、会計検査院から僕は聞こうとは思わなかったけどね。要するに、何でそういうように——強奪ですよ、結局。取られたんですよ、常識から考えられぬようなお金を。その点について会計検査院としてはやっぱり関心を持ってひとつ、今言われましたように中身がもしあると...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、担当は農水省になるんですか。農水省の方、お見えですか。それじゃ農水省の方からこの基金が今一体どうなっておるのか。それから、果実といいますか、それはどうなっておるのか。それから、今後これは一体どうするのか、この点について含めてお願いをいたします。
○梶原敬義君 基金の元金が二十億、それに金利が三億一千五百万、合計しますと二十三億、それに取り崩しが二千百万ということですか。
○梶原敬義君 それがどうして残が二十五億になるんですか。
○梶原敬義君 そうすると、三億一千五百万というのはいつまでの話ですか。
○梶原敬義君 課長、大変失礼だけれども、答弁に立たれるときお答えしますということであなた今立たれたんですよ。お答えしますというなら、なぜ今言う二十五億になる数字を答えてくれぬのですか。要らぬ時間を使うじゃないですか。  「むつ」がもう帰ってしまったにもかかわらず、国のお金をそこ...全文を見る
○梶原敬義君 どっらが担当ですか。農水省が担当ですか、それとも科学技術庁が担当ですか、さっぱりわからぬ。金は農水省だけれども、その話は科学技術庁ということですか。
○梶原敬義君 大臣おわかりのとおりですが、「むつ」が出てもう四年ですか。それで私は農水省が問題かと思ったけれども、あなたのところですがね。なぜ一体今まで関係ないのに「むつ」の風評による魚価安定資金を、「むつ」が入るから魚の値が下がったときの価格保障かなんかそういうことだろうと思う...全文を見る
○梶原敬義君 どういう事情があるならあるという事情を言ってもらわないと、趣旨からいったら全くおかしいわけで、これは長崎県からまた場合によっては取れぬようになるんじゃないですか。そんなことはないと思いますけれども。  それからしかも、安定基金から事務費をやっぱり取り崩しておるんで...全文を見る
○梶原敬義君 それではもう「むつ」の問題は終わります。  それから、通信放送衛星のゆり2aと2bの問題でございますが、2aにつきましては私も何回も質問をいたしまして、しかも故障したにもかかわらず保険は取れないままだというこの点については何回も指摘をさせていただいたのでございます...全文を見る
○梶原敬義君 郵政省から、「BS—2bのCPUの故障について」という七月十一日の宇宙開発事業団と郵政省の資料をいただいておりますが、この中の三項の一でございますが、「関係機関は、CPU部分の故障に起因して、BS—2bの引渡し後放送不能となった場合は、これによって生ずる諸般の問題に...全文を見る
○梶原敬義君 もう念を押す必要もないと思いますが、宇宙開発事業団の言われるように、それは神に祈って事故がないことが一番いいわけでございます。ただ、やっぱり慎重にしていただかないといけないのは、諸般のいろんな合理的なもし問題が起こったとしても、それは宇宙開発事業団が見る場合はこれは...全文を見る
○梶原敬義君 開発事業団とNHKの方、もうこれで、ありがとうございました。  次に少し、これは文部省、科学技術庁と直接関係ないんですが、文部省、科学技術庁の皆さん、公務員の方も関係をしております国家公務員等共済組合連合会に関する問題について質問させていただきます。  これは十...全文を見る
○梶原敬義君 売却の方法は、大蔵省に最初にお尋ねしますが、国の土地を売る場合、あるいはこれは連合会ですから直接国ではないですが、私は会計法の原則が生かされていると思うんですね。会計法の原則というのは簡単に言うと、要するに、地方公共団体とか公益性のあるところについては売買するときに...全文を見る
○梶原敬義君 国家公務員共済組合連合会にはそれぞれ、何といいますか、規約ですか、機関の定めがあると思いますが、今の大蔵省の考え方を大体基本線は精神は踏襲していると見ていいんですか。
○梶原敬義君 私はそこまで聞いてないんだ。あなたのところの会計法の精神を聞いているんです。
○梶原敬義君 後で聞くところまでどんどんいかれましたけれども、私が聞いたのは大蔵省の会計法の精神があなたのところの会計処理に対する土地売却等において、国土利用計画は別ですよ、精神が生かされているかどうなのか。大蔵省どうなんですか、あなたの方が詳しいでしょう、こっちのことは。
○梶原敬義君 そうでしょうよ、私もずっと見て——あとのことは後です、今から質問しますから。  この土地の売却に当たりまして連合会は正規の評議員会なり運営委員会の決議を経て決められたことだろうと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
○梶原敬義君 理事長、緊張しないでください、私もちょっと口が悪いだけですから。  六十年の十月の二十一日の評議員会の議事録とそれから六十年の十一月二十一日の評議員会の議事録、私はいただいております。  そこで、質問に入る前に理事長の評議員会での発言に私は引っかかるところがある...全文を見る
○梶原敬義君 合計で四億。それで簿価は。それに金利やなんかついて売る場合の。
○梶原敬義君 十月の二十一日の皆さんがやられました理事会出席者には衆議院や参議院の方も何人かいらっしゃいますが、これを読んでみまして、私はこれはちょっと問題があるというところがあるんです。この七ページに、評議員が「何故この時期なのか、ということについての議論はあったのでしょうか。...全文を見る
○梶原敬義君 それは今でもそういうお考えですか。
○梶原敬義君 そんなばかなことありますか。あなたは昔大蔵省の関税局長をやっておられたんでしょう。四億二千万で買ったのがいろいろついて、あなたが心配される金利や何かがついて十八億でしょう。これ百八億で売れたじゃないですか。あるいはもっと高いかもわからぬ、実際は。これ以上の資金運用と...全文を見る
○梶原敬義君 私はこれを持つとか持たぬとかという議論をしてるんじゃないんです。あなたがここの中で言っていることが私はどうしても理解ができない。それじゃ、あなたが、プラスになるかマイナスになるかということだけで議論するなら、この土地を例えばもっと前に処分すべきだったというんなら、も...全文を見る
○梶原敬義君 そんなものだめですよ。いろいろして十八億のものが百何億で売れているでしょう。地価の上昇とかそんなもんじゃないじゃないですか。それはもう、この問題残りますよ、そんな答弁では。それはもうあなたの、あえてこれは随契で売ろうとせんがために、事を運ばんがために理屈をつけて言っ...全文を見る
○梶原敬義君 では一ところだけに随契をしたというのはどういう考えが基本に立っているんですか。
○梶原敬義君 国土利用計画法で、届け出をして勧告をすると、こういうことですが、いいですか、今まで国土利用計画法で、私はその土地が世間の相場に比べて何倍も何十倍も高いときは、それは別かもしれない。しかし京都のあの土地は、京都駅からそんなに遠くもないし、大通りにも近い、もうほとんど面...全文を見る
○梶原敬義君 正規の鑑定士に、私は、三社からとったというから三社のを出してくれ、見せてくれと、一社だけじゃないのか、後から二社追加したんじゃないかと、こう言うけれども、いや三社間違いないと言うけれども、三社がどのような鑑定結果をしたかわからぬ。大蔵省もそれは教えてくれない。間違い...全文を見る
○梶原敬義君 それはちゃんと日付と中身というのは出してくれますか、それじゃ。
○梶原敬義君 大蔵省、聞きますが、それじゃそれは、大蔵省は直接管轄ですから、ここに出せぬというなら大蔵省はそれはちゃんと確認しておるわけですね。どうですか。
○梶原敬義君 あなたのところは国家公務員共済組合連合会にいろいろ援助資金も出しておるんですよ。そういう状況で監督官庁であるし、今、理事長の答弁は出せないと言うんだ。あなたのところは、じゃ知っているのかというんですよ。
○梶原敬義君 この問題、時間が来ましたからまたにしますが、理事長はいろいろ、一番高い、一番有利な、しかも国土利用計画法のもとでと、こう言っているけれども、実際は相場は、だれに聞いても、それは倍ぐらいするような相場だと言うんですよ、不動産屋に行っても。そういう状況で、やっぱり国家公...全文を見る
11月25日第107回国会 参議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○梶原敬義君 最初に、二つだけ具体的な問題をお尋ねいたします。  一つは、理事会を通じまして今写真が手元にあると思いますが、長野県の地方交通線の問題です。県内を三分割される長野県で、同一路線が東日本と西日本会社に分割される大糸線について、社会党の調査によれば、今配付させていただ...全文を見る
○梶原敬義君 写真まで十枚こうして見ていただきましたから、この点についてはもうやりますと、できるだけ努力をすると、こういうことをひとつ。
○梶原敬義君 次に、またこれもどうも心配だからということで、質問をするということになりましたら、ひとつ質問をし何とか実現してほしいという要請、強い希望がありまして聞くのであります。  総理大臣が行革を打ち出して、特に福祉がどんどん後退をする、こういう状況の中でございますが、一つ...全文を見る
○梶原敬義君 さて、私は国鉄を根本から変えてしまう六分割、この政府案には反対であります。国土の均衡ある発展を考えた場合には、少なくともNTT並みの公共性を残した企業として存続をさせなければならない、こう考えます。この観点から今から順次質問をしてまいります。  最初に運輸省にお尋...全文を見る
○梶原敬義君 次に、総理大臣は前に通産大臣もなさったことがあるんですが、石油資源の世界の埋蔵量について、一体どのくらいあるんだろうか。そして可採、石油の使える年数というのは一体どのくらいあるんだろうか。これは当然、若干頭の中に入っておられると思うんですが、今急に言ったって無理だろ...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、これから、今現在の見通しとしての可採年数というのは約三十六年。三十六年で石油はなくなるというような数字だろうと思うんです。しかし、新しく発見をしていって、あるいは今発見されておる石油をもう少しうまくくみ上げることができた場合には一体三十六年がどのぐらい...全文を見る
○梶原敬義君 一九九〇年代に入りますと、大体開発途上国がどんどん今消費量がふえておりますから、今だぶついております石油需給というのは非常に逼迫をしてくるだろう、こう言われておりますし、また今長官からお話がありましたように、二十一世紀になりますと、これはもう消費量が二%で試算して非...全文を見る
○梶原敬義君 私は何にもそんなことを言っていないんです。今のようにトラックによる貨物輸送やあるいは自家用車でどんどん油を消費されるような時代というのはやがて近い将来に変わらざるを得ないような、エネルギーの、石油の事情からそういう状況が来る場合に、やはり線路の上を走れば電気を送電し...全文を見る
○梶原敬義君 順次そういうことにならないということを私は質問の中で申し上げていきます。  その前に、これは総理大臣でもあるいは運輸大臣でもいいんですが、三島基金という表現、三島会社、三島基金という表現が出てしようがない。私はどういうことかよくわからないんです、三島というのは。三...全文を見る
○梶原敬義君 私は九州ですがね、九州が島だと言われたことはこれまで聞いたことはない。いつからこの三島という言葉が——北海道と九州と四国。本州は島じゃないのか。これはいつから出たんですか。
○梶原敬義君 これは監理委員会、運輸省は知っておると思うんですが、いつから最初に顔を出したんですか。
○梶原敬義君 総理大臣のアメリカに対する、メキシカンとか、差別があるとかないとかという表現と非常に似ている。中曽根内閣の体質をあらわした言葉だと思うんです。——いや笑い事じゃないんです。これはいつから一体こういうような、明治の時期から使ったことのない言葉が出てきたのか。非常にこれ...全文を見る
○梶原敬義君 いや、それは本当に総理の勘は、フィーリングというんですかね、僕は正常だと思います。だから、そういうわけならこれから一切三島という表現はやめていただきたいんです。いかがですか。
○梶原敬義君 いや、わかりましたというか、それは今までいろいろなところに三島という印刷がどんどん出ておりますが、私ども九州ですが、沖縄を島なんて言いませんよ。九州七県と沖縄と。ですから、これからやっぱり文章を、三島なんというのは——私はむしろ北海道を地下のトンネルを掘って本州とつ...全文を見る
○梶原敬義君 総理大臣、ということになりますと、九州旅客鉄道株式会社になりますと、これは計画書を中身をごらんになったと思いますが、これは私は北海道も九州も同じだろうと思うんですが、こういうようなところは永久に、その会社からの計画はもう消えてしまうわけですね。この点について、いやそ...全文を見る
○梶原敬義君 私は総理大臣のそういう答弁を予測しておりました。これはそういう網をかぶせたような形で抑え込むような物の発想あるいは答弁には、もう前から聞いておりまして私はどうしても納得ができません。  NTTが民営化になるときに私も審議に立ち会ったんですが、総理大臣、NTTの関東...全文を見る
○梶原敬義君 それが違うのですよ。国鉄の場合は、だから、エネルギーの観点からいいましても、将来石油もなくなるような時期にそう代替エネルギーをどんどん車に積んで走れるようなことにはならない。そうしますと、三十年あるいは五十年のそういう中長期の見通しに立った場合に、これは線路の上を電...全文を見る
○梶原敬義君 私はもう全く違わぬと思うんだけれども、総理大臣は本当に真剣に物を考えようという姿勢がないから幾ら話をしてももう、ですから結論から先に言うんです。  国鉄を六つに分割する必要性は私はないと思う。だから、あるとすればなぜそれじゃ六つに分割をするんですか。人もそれなら二...全文を見る
○梶原敬義君 私は、それはいつも大臣が言われておりますからそういう答弁になるだろう、こう思っておりました。  都留重人さんが「世界」の六十一年の十一月号に書いております。「初めに分割・民営化ありき国鉄再建の問題点」、ちょっとこれ、元国鉄総裁磯崎さんの一部書いたことを読ませていた...全文を見る
○梶原敬義君 私が聞いておりますのは、人で言うと確かに地域完結型だというのは、九州でいうと九七、あるいは北海道が九九ですか、四国が九四と、こう言われたんだから、じゃ今度は運賃でいうと、域外に出たもの、売り上げに占める域外の運賃は何%なのか、これを聞いたんですよ。
○梶原敬義君 おかしいじゃないですか。地域完結型だというような言い方でこれは押しまくってきているんですよ。地域で九十何%乗っかるからいいじゃないかと。ところが、私も調べておりますが、時間がないですから全部言いませんが、とにかく特急に乗って新幹線に乗りかえて、あるいは彗星に乗って新...全文を見る
○梶原敬義君 じゃ、今私が言いました、都留さんが言っておる、料金では六〇%云々という、これは違っているということですか。とにかく違っているなら違っているように資料を出してください、この委員会が終わるまでに。早く出してください、できるだけ早い方がいい。いいですか。
○梶原敬義君 十数%じゃない、もっとたくさんになるだろうというのが私の判断です。あんたたちが今言っておるように、九七%の人が乗るからそれで地域完結だったらいいじゃないか、そうじゃないんだ。たくさん料金を使って大阪や東京に来る人だっておるんだ、九州あるいは北海道から。そういう九州域...全文を見る
○梶原敬義君 見通しが違うよ、それは。
○梶原敬義君 それでは続けますが、早急に出していただきたい。  総理大臣ね、勝手過ぎるんですよ。いい材料ばっかりあなたは出して、だからこうこうこうなんだって言ったって、それは悪いところも出して、どうしましょうかと、こういうことにならぬとこれは何のことかわかりませんからね。あと、...全文を見る
○梶原敬義君 私もそういう答弁が返ってくるだろうと思っている。ただ、総理大伍、民間の手法を取り入れるというんならなぜ分割をする必要——せぬでも、本社を東京に置いておって、そしてそれぞれ六つのところに代表取締役の権限を持たしたやつを置いておけば、これは分割をせぬでもいいじゃないです...全文を見る
○梶原敬義君 幾つかのことを言われましたけれどもね、ひっかかるんですが。では、四国や九州や北海道はいろいろ負債を承継せぬならせぬで、そして国鉄一本にすれば同じことじゃないですか。それが一つですね。同じことですよ。  それから国鉄監理委員会が出したからといって、国鉄監理委員会がそ...全文を見る
○梶原敬義君 もう終わりますが、九経連の、総理大臣、試算の仕方というのは、今政府が出しているローカル線をもう六つ廃止するというんです。そして三千五百人さらに人数を減らして、それでも赤字がどんどん続くから、基金の利息で補っても足らぬから基金そのものを返してくれと、こう言っているんで...全文を見る
11月26日第107回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○梶原敬義君 私は、昨年の秋に国会から派遣されまして、フランス、西ドイツ、東ドイツ、それからハンガリー、オーストリア、イギリスを回ってまいりました。二つ目的を持って回ってまいりましたんですが、一つは海外に進出している日本の企業の状況を把握してくるということ、これが一つでございます...全文を見る
○梶原敬義君 在外公館の皆さんの数、一応私は掌握したかったためにきのうお約束をしたんですが、この委員会始まるまでに内訳を出してくれるということになっておったんですが、これはいかがでしょうか。
○梶原敬義君 それは約束を、きのういただけるようにしておったんですが、いただいてちょっと検討しようと思ったんですがね。これから約束を守ってください。  私どもが調査した際も聞きましたし、あっちこっちで聞くんですが、やっぱり肝心なところでは大使館員の数が絶対量が不足しているんでは...全文を見る
○梶原敬義君 これは私の方でちょっとまずかったんですが、質問の通告今さっきしたんですが、円高によって、これは五十九年度決算を今やっているわけでございますが、去年の九月からですか、円高によってどのぐらい実質そういう節約が、人件費じゃないんですよ、人件費部分は別ですが、節約ができる見...全文を見る
○梶原敬義君 その節約の部分というのは剰余金かなんかで最後は出てくるんですか。それとも使ってしまうんですか。
○梶原敬義君 我々が回ってみましてやっぱりちょっと訴えられたのは、建物が雨漏りをする場所があったり、あるいは外から変なのが飛び込んでくる、それをどうシャットアウトするかという問題と、これはいろんな地域でそれぞれ条件が違うと思うんですが、この際大蔵省に返す以外の分はそういうところに...全文を見る
○梶原敬義君 それでは次に移ります。  JICAの汚職につきましては次々と報道されておりますが、その後の経過と、それから対応ですね、どのようにこれからそういう問題をなくしていくか、この点について御報告をお願いいたします。
○梶原敬義君 もう時間がありませんから、事件は具体的にどうなっておるのか、その辺だけ。
○梶原敬義君 また、後ほどで結構ですが、状況を聞かせてください。  次に、大韓航空機問題、これはもう随分昔の話のようなことになるかと思いますが、日本人乗客が二十八名あのときに犠牲になっておりますが、この大韓航空機撃墜事件の真相を究明し、遺族への補償についても国会決議で政府は積極...全文を見る
○梶原敬義君 対馬海流に乗って撃墜された場所よりもちょっと北に上ったところで、ソ連の捜索船がたくさん集まっておったですね。それで、対馬海流というのはずっと上っていきますからほとんどそこで収容しているだろうと私は確信をしているんですが、それがサハリンかどっかで遺留品が保存されている...全文を見る
○梶原敬義君 外務大臣、前の安倍大臣とは何回もこの問題やり合ったんですが、大臣も経過を調べていただきまして、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  それから、答弁要りませんが、ソ連からは真相究明については協力は得られないということでございます。本当に真相を究明している...全文を見る
○梶原敬義君 大韓航空機事件のときに韓国情報がすぐ流れまして、恐らくどっかに、あれは撃墜じゃなくてやっぱり強制着陸させられたんじゃないかというような情報がばんと出ましたね。それから、ラングーン事件の問題についても、これも真相がわかりませんね。これもわかりません。それで、今度の問題...全文を見る
○梶原敬義君 いずれにいたしましても、韓国政府は情報操作を結果的にはしたと言わざるを得ない。この点についてはいかがでしょうか。  そして、一歩間違えばこれはまた第三次大戦に入りかねないような、そういう危険性を持っているような内容でございます。韓国と日本が外交関係を結んでおる、そ...全文を見る
○梶原敬義君 外務大臣、私はやっぱりちょっと外務大臣の答弁としては物足りないんですね。当然ああいう情報を国が流したんですから国会で。だから、韓国に対してはやっぱりちゃんと真相を知らしてくれともっと強力に迫る必要がある。前の安倍大臣だったらそういう答弁しませんよ、この問題については...全文を見る
11月28日第107回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○梶原敬義君 郵政大臣に最初にお尋ねしますが、昭和五十九年度の決算検査報告書における不当指摘事項がございますが、これは検査報告を見てみますと毎年毎年出ていることでございまして、この点について大臣の、一体どういうお考えを持っておられるのか、そしてこれからの対応、対処方についてお尋ね...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院にお尋ねしますが、不当指摘事項を掲記をしておりますが、この経過についてお尋ねをいたします。また、検査率については一体郵政に対する検査率はどうなっているのか。この二点について最初にお尋ねします。
○梶原敬義君 わかりました。次に移ります。  それから、これは同じく五十九年度の決算検査報告書によりますと、「小包集中局等の搬送機械設備の保守業務における保守費の積算を業務の実態に適合するよう改善させたもの」、その金額が約三千三百万円、これまでのままでいけば過大に出すところを三...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院、わずかな検査をする中でこの辺の微妙なところを見つけられて指摘され改善されたということにつきましては、やっぱりさすがにという感がするわけでございます。  郵政省は、日常こういう業務をしておりまして、こういう指摘を受けるということについては甘さがあったのか...全文を見る
○梶原敬義君 そのようにされるということでありますから、私は別にもう申すことはありません。  次に、ラジオの難聴地域の解消問題についてお尋ねします。  特に私どもは、地元に帰りますと車に乗りましてあっちこっち動くわけですが、夕方近くなりますと、NHKのラジオやあるいは民放の地...全文を見る
○梶原敬義君 九州が大陸に近いというお話ですが、今三重県出身の山本委員がおられますが、三重の方も聞きにくいのだという話をきのうちょっと聞きましたけれども、宇宙に衛星を打ち上げて、ゆり2aか2bか、そういう時代でありますが、ラジオが本当に聞きにくいんですよ。そういう状況ですが、ちょ...全文を見る
○梶原敬義君 いや、わかりません。大臣、わかりますか、今の答弁。私は、聞こえぬから聞こえるようにならないかと、こう言っているのです。今のお話を聞いて、できないならできない、できるならできると、もうちょっと確信を得て次に移りたいと思うんですが、大臣いかがでしょうか。
○梶原敬義君 そうすると、要するに努力はされるのでしょうが、もうちょっと聞こえるようになるのはいつごろからなるのですか、時期的に見て、いろいろ努力されて。私も地元に帰って、おいそれは聞こえるようになるぞ、こう言いたいんですが、それはどうなんですか。
○梶原敬義君 きのう私のところに質問をとりにおいでた郵政省の課長補佐が日向の郵便局長をされた人ですが、その人もこの前まで日向におって、日向の奥の方も聞きにくいというんです。それはどこもここも同じだ。だからやっぱり実態を知っておれば、今のようなぬるいというのか熱いというのかよくわか...全文を見る
○梶原敬義君 いや、大臣、長野県は聞こえますか、奥の方は。多分聞こえない。もう少しこれは、もうこれ以上言いませんがね、要するに聞きにくいんですよ。要するに聞きにくい、ラジオね。今みたいにマイカーがたくさん走っているときというのは、やっぱりみんないらいらしながら押して、そして押した...全文を見る
○梶原敬義君 それならお願いをいたします。  次にNTTのテレホンカードのことについてお尋ねをいたします。私もいっぱい持っているんです。それでなぜ私がこの質問をしようかと思ったのは、どうも私はいっぱい持っているんだけれども、幾つかしかやっぱり電話を使ってないんです。これは恐らく...全文を見る
○梶原敬義君 六十一年度の四月―九月の売上実績が約六千百八十六万、そういうことですね。
○梶原敬義君 そして販売額が約四百億円ということですが、これは六十一年度の見通しは、半年でこれだけですから、要するに一億二千万は軽くいくんじゃないかと思うんですが、もっといくんじゃないかと思うんですが、その点の見通しはどう思っておられますか。
○梶原敬義君 私のところの土井たか子さんいっぱい出ておりまして、どんどん売れているようですが、そうすると伸びが四月―九月の伸びよりも、ちょっと一億ぐらいの見通しということは、少し後半に落ちる可能性があるわけですね。
○梶原敬義君 そうすると、この経理処理のやり方ですが、結局売り上げに対して使った分だけを要するにその期の損益勘定で計算をして、使ってない部分は前受金かなんかで未処理でやっていくと、こういう経理処理をずっとやるわけですね。そうでしょう。
○梶原敬義君 そうしますと、これからどんどん未処理分が累増するんではないかという気がしますが、なかなかNTTも現金商売うまいわけですが、この未処理分というのは恐らく何百億かになりますね。これは大体。それはどっかに置いて金利かなんか稼ぐんですか、それとも資金運用に回すんですか。
○梶原敬義君 このテレホンカードの公衆電話収入に占める割合をちょっとお尋ねしたいんですが、まず最初に昭和六十年度の公衆電話の収入、それから六十一年度上半期の公衆電話の収入、これはどうなっておりますか。郵政省の方は数字をつかんでおりますから、郵政省。
○梶原敬義君 NTTの社長にお尋ねしますが、これは田舎に行きましてもいっぱいカード皆持っているんですよ。ところが、かけようたって機械がないで、カードだけ先行っているんです、カードだけが。どうもこんな商売のやり方があるかなと思うんですが、詐欺みたいなものでどんどん先に売っておって、...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、この電話機の設置のピッチというものはこれから私は当然上げていいと思うんです。当て外れかどうかわかりませんが、どんどん売れまして、約三〇%しかそのうち電話をかけていない。残りの約六四%強は結局何にも使っていない金がどんどん入っているんですから、それは電話...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひお願いします。  それからちょっと疑問に思ったんですが、私は全然科学やこういうものには知識がないんですが、どうもこんなもので電話が聞こえるというのがおかしくてしようがないんですけれども。ということになりますと、材質そのものが一体何でできているのか、それをちょっ...全文を見る
○梶原敬義君 厚生省お見えですか。今言われましたように、ただそのくらいか、私も燃やしてみようと思ってまだ燃やしていないのですが、多分これ燃えたら変な煙が出て、においも出るだろうと思うんですが、今NTTから言われましたように自信持っておられますが、厚生省、これは今そのとおりだと言え...全文を見る
○梶原敬義君 今出始めたばかりでこれだけ、ことしで一億超すということですから、これは量にしますともう毎年、毎年こういう状況でいくと大変な量に恐らくなるでしょうから。ただ、物を焼いて煙が出るとかあるいは公害の問題があるとかだけじゃなくて、これはもうあっちこっちに、道路にほうり投げた...全文を見る
○梶原敬義君 これは大きな問題でありますが、郵便貯金の非課税貯蓄制度、これはきょうの新聞にも出ておりますが、相当与党の方でも論戦が闘わされており、その中で相当煮詰まってきているように見受けられるんですが、この点について最初に、新聞等でいろいろ出ておりますから、郵政大臣の方から状況...全文を見る
○梶原敬義君 党税調のことは今お話しになりましたような時点よりももっと具体化しているように新聞で報道をされておりますが、その点について少し差し支えのない程度に、これは大臣がやっぱり一番よく御存じだろうと思うんですが、その点について少し突っ込んで聞かしていただきたいと思います。
○梶原敬義君 具体的に入る前に、もうちょっとざっくばらんに答弁していただきたいんですが、今郵便貯金というのは総額で幾らあるんですか。それが国民一人当たりに直しますとどのくらいなんですか。
○梶原敬義君 九百万ではないですね。九十万ですね。間違いないですか。わかりました。  私は、やっぱり現行制度を基本的に守る、そしてさらに悪用する者を完全にシャットアウトするような方法をきちっとやれば何にも問題はないと思うんですが、郵政省の方ではこれはやっぱり言われるところ、その...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことになれば、もう郵政省としてはやっぱり既定方針どおりに頑張れるわけですからね。さっき言われましたように、私は問題ないと思うんです。  しかし、このきょうの新聞を見ますと、こうなっているんですよ。「政府・自民党は二十七日、郵便貯金の非課税制度を廃止し、利子...全文を見る
○梶原敬義君 それは、郵政省の事務当局はそうかもわかりませんが、やっぱり大臣は自民党員でありますし、党議でこれはやっていることですから、その辺については大臣の方から若干動きについては、これは幾ら今あなたがそう言われましてももう何日かしますと結論が出ることですから、見通しは違うと思...全文を見る
○梶原敬義君 何か演説は聞きましたが、中身がどうもわかりませんし、ついに時間がなくなりまして、非常に遺憾です。問題は、私は悪用を防ぐ制度を郵政省の方でちゃんとやれるという本当に自信があるなら、やっぱりこういう制度についてもっと基本的に守るという立場に立って頑張っていただきたいんで...全文を見る
12月10日第107回国会 参議院 決算委員会 第5号
議事録を見る
○梶原敬義君 私、今昭和五十九年度決算検査報告、会計検査院の報告書を持っておりますが、その九十六ページから大分たくさん問題が出ております。時間がありませんから若干まとめて質問をいたします。  五十九年度の農林水産省関係の会計検査院の決算報告に関しては、本年の四月十四日の当委員会...全文を見る
○梶原敬義君 大臣の決意を聞きましたから、ぜひまた引き続いて頑張っていただきたいと思います。  次に具体的な問題について一、二点提起をしてみます。これは同じく会計検査院の報告にあるのですが、三重県の津市で農道の舗装工事で事前に行った調査で路床面のCBR値、強さの値を示しているら...全文を見る
○梶原敬義君 あと手直し。
○梶原敬義君 ことしの四月にも大分この問題については私も議論をしたんですが、会計検査院の検査率が非常に低い中でこういう問題があちこちに指摘されるということは、やっぱりいわば氷山の一角と考えてもいいんではないか、こういう気がする。もっともっと厳密に検査をやればあっちこっちに出る可能...全文を見る
○梶原敬義君 ひとつ、農林漁業金融公庫の方も大変でしょうが、やっぱり問題のないようにこれから対応をしていただかないと、また来年こうして次々に言わなきゃなりませんので、頑張っていただきたいと思います。  さらに、関連するんで引き続いて、これは五十九年度決算ではないんです、六十年度...全文を見る
○梶原敬義君 農林水産省にお尋ねしますが、この検査院の指摘事項、要するに改善の処置要求、これをどう受けとめておられるのか、それから、これからどうしようとしているのか、この点についてお伺いします。
○梶原敬義君 食管会計の状況につきまして、勘定ごとに五十九年度、六十年度――六十一年度は見通しになりますが、最初に一体どうなっているのか、その点についてお願いをいたします。
○梶原敬義君 輸入小麦ですね、輸入小麦につきまして五十九年、六十年、六十一年ごとの基本になります為替レート、これは一体どうなっているんですか。
○梶原敬義君 七月ですね。
○梶原敬義君 大臣にお尋ねをしますが、輸入小麦の円高差益の還元についていろいろ新聞では読みますが、特に十一月十七日の新聞では「消費者麦価引き下げ」というような見出しで「差益還元、年明けにも」というのが出ておりますが、私は当然早くやっぱり還元をして、これはぬれ手でアワみたいなもので...全文を見る
○梶原敬義君 円高差益という場合に、私どもが会計年度にとらわれず去年の九月から一体どれだけこの円高によって輸出商品が打撃を受けているのか、あるいは逆に言うと、輸入商品はどれぐらい下がっているのかと、それを見た場合に、大体今で言いますと二百四十円ぐらいのものが結局輸出手取りというの...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ、この一年間に、例えば去年の今ごろから、去年のG5以降一年間に買った小麦の価格というものの金額がありますね、払っていた金額が。そうしますと、さっき私、農水省の担当者の皆さんから大体小麦をどのくらい一年に買っているのかと、こう聞きましたら、まあ千七百六十億円買...全文を見る
○梶原敬義君 国民から見ますと、要するに食管会計がどうあろうとそんなことは余り関係ないんです。要するに小麦は、これは電力もそうなんですよ、電力も何も全部そうなんですよ、油も。一体今までこのぐらいであったのが円高でどのくらい安うなったのかというのが問題なんです。だから、そこで考えて...全文を見る
○梶原敬義君 農林省の皆さんと話をしていると、私はちょっと頭がおかしいのかなと思うんですが、私も商工委員会におりまして、電力やガス、その料金の値下げについては厳しく注文をつけているんです。そのときにはやっぱり当初は幾らだったと、二百四十円と、それを基準にしてどれだけ安くなったかと...全文を見る
○梶原敬義君 これは決算委員会で、防衛庁のやっぱり武器、弾薬関係の購入費、その辺で一体どれだけ円高で節約できるかといって厳しい議論をしたんですよ。その場合やっぱりもっと、今優しく言っていますけれども、本当は激しい議論をしているんですよ。それでまた民間の皆さんにもやっぱり還元をすべ...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、大臣がこの臨時国会の予算委員会で、同僚の井上議員の質問に対しまして、パンの売り値に対する小麦粉の大体原価というものは二四%というような御答弁がありましたですね。大体それは間違いないんですか。
○梶原敬義君 私も製パン業者に電話を入れて、大体小麦粉の売上原価に占める割合等も聞いてみまして、まあ農水省、大臣が言われるような数字だろうと思うんですが、私は、食パンを六枚買ってみたんですよ、食パンをですね。二百円でスライスが六スライスで、六つに切って二百円で、それで大臣の答弁で...全文を見る
○梶原敬義君 本当に、さっき言いましたように二百六十億を基礎に考えれば、やっぱりちょっと消極的になるんでしょうが、国民の立場からしますと、要するに、出すだけ出して、それからどこにどう行こうが別として、出すだけ出して、そして、円高差益はもう全部出したぞ、そしてどこもここも出せ、そう...全文を見る
○梶原敬義君 だからそういうためには、またも とに返りますが、ぬれ手にアワで入ったような円高で入った小麦の五百億ぐらいというのは全部出して、米は違うんだと、ぬれ手にアワじゃないんだと、やっぱりそういう勝負をしなきゃ、これは逆にそこをどんどん突かれていったら、これは米までも今の世...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ頑張ってください。  最後に、森林・河川緊急整備税、この問題について私は反対です。去年も反対をしまして、今度は農林省と建設省がタッグマッチを組んで、そして頑張っておりますが、私はこれは大型間接税導入が今ささやかれておりまして、大変厳しいこれから闘いになるわけで...全文を見る
12月12日第107回国会 参議院 決算委員会 第6号
議事録を見る
○梶原敬義君 昭和五十九年度の会計検査院によります決算検査報告における建設省、日本道路公団、首都高速道路公団並びに沖縄振興開発金融公庫についての不当指摘事項及び意見表示または処置を要求した事項について、建設大臣並びに沖縄開発庁長官はどのように考え、反省をしておられるのか、最初にお...全文を見る
○梶原敬義君 開発庁長官、受けたようでございますがというのは、言葉じりをとらえるようでありますが、受けておるんですね。だからそういうような認識で答弁をされるというのは非常に遺憾でありますから、反省を求めたいと思います。  特に建設省における関係で、私もこれで三回目で言うんですが...全文を見る
○梶原敬義君 次に建設省並びに住宅金融公庫にお伺いいたしますが、住宅の各年度ことの総着工数、うち木造住宅それから木造率につきまして、各年度といいましても昭和四十五年、そして五十五年、六十年、六十一年見込み、これについて最初にお聞きいたします。
○梶原敬義君 それは木造率も同じ程度というわけですか、四七・二%。
○梶原敬義君 同じような質問ですが、住宅ストックの推移と木造住宅の木造率ですね、昭和五十三年と五十八年ぐらいしか資料がないんではないかと思うんですが、もし最近のがあればそれも一緒にお願いをいたします。
○梶原敬義君 非常に、今御説明がありましたように、木造住宅の着工数もどんどん減っておりますし、あるいは総ストックも非常に落ちているわけなんですね。この点について、後から少しお願いをしたいんですが、問題は、今非常に国内の林業も厳しい状況でありまして、このままいくとどんどんまた減って...全文を見る
○梶原敬義君 次に、全国で今持ち家を希望している世帯数あるいは人口、あるいは改造を希望している数、こういうものがありましたら、なければまた後ほどでいいんですが、ありますか。
○梶原敬義君 ありがとうございました。  建設大臣、宣伝の仕万というのはやっぱり今一番テレビがいいわけでございますから、NHKや何かテレビに出まして、やっぱりこの辺の住宅金融公庫の仕組みとか、あるいは改造の問題とか、そういうのを皆さんによくわかりやすく、余り変なことを言わぬで、...全文を見る
○梶原敬義君 建設大臣、今お聞きになったとおりでありますが、私は、きのうですが、住宅金融公庫の事務方の皆さんにこの質問をするにつきましていろいろ資料をいただいておりましたが、そのときにいただいた資料を後ほど申し上げまして参考にしていただきたいんです。  問題は、今、日本の住宅を...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、私も原稿なしでほとんどやっていますから、今の答弁では大臣の持ち味が消えますんですよね。  だから、大臣ね、ちょっとの一般会計の金で非常に大きな誘発効果があるんですね、さっき言いましたように。やっぱり一兆円の事業に対して二十四億ちょっとでね、ということですから...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ、大物建設大臣ですから、目に見えたひとつ形にしていただきたい。これはやっぱり急いだ方がいいと思うんですよ、今のような時期、大変な状況ですからね。お願いをいたします。  それから新宿の、問題変わりますが、西戸山のタワーホウムズ、これは中曽根民活で肝いりで始めたも...全文を見る
○梶原敬義君 いや、タワーホウムズだけに限って答弁してください。
○梶原敬義君 私、まあ言い方がまずかったのかもわかりませんが、あの物件が財テクの対象にならないように、公の金が入っておりますから、してほしいと、そういうように要請したつもりです。
○梶原敬義君 会計検査院にお願いをしたいと思うんですが、やっぱりあの物件については最初から疑問があった物件でありまして、土地の払い下げの時期から。だから、今度は住宅金融公庫が一世帯当たり三千万も入るわけですから、この物件がやっぱり財テクの対象になったり、要するにせいぜい悪用されな...全文を見る
○梶原敬義君 次に、国土の均衡ある発展について質問をさしていただきます。  第四次全国総合開発計画が、これはちょっとおくれておりますが、国土庁長官並びに建設大臣に国土の均衡ある発展という観点かち最初にお尋ねをいたします。  国土の均衡ある発展とはよく皆さん方言われますが、建設...全文を見る
○梶原敬義君 これはまあ一つの例だと思うんですが、私は九州ですから九州のことを申し上げますが、今ここに地図を持っておりますが、特に九州の東海岸というのは小倉から大分を通り宮崎に抜けまして鹿児島に行く国道三号線が走っておりますが、これはもう二車線なんですね。物すごく今大変なんです。...全文を見る
○梶原敬義君 四全総の全国総合開発計画調査審議経過報告書というのを、これは十二月に国土審議会計画部会のものをいただいているんです。これを読んでみますと、やたらと二十一世紀と東京圏という言葉が冒頭からもうどんどん出てくるんです。なぜもっと北海道や九州やあるいはまあその他本州の中でも...全文を見る
○梶原敬義君 いや、大変な決意を聞きましたから、よくわかりました。  ただ、雇用情勢で言いますと、私、この前、福岡県の調査をしたんですが、北九州市が人口百万ですが、有効求人倍率が何と〇・二一なんです。今日本全体で〇・六三ぐらいでしょう。〇・二一です、有効求人倍率が。要するに、人...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと最後になりましたが、ひとつ九州横断道長崎—大分間の進捗状況と完成時期、これをちょっと言っていただいて、そしてもっと早めていただきたいというのが一つ。それから東九州高規格縦貫道は四全総に入れていただきたいのですが、これは入れますというのをひとつ答えてください。...全文を見る
12月18日第107回国会 参議院 商工委員会 第5号
議事録を見る
○梶原敬義君 労働省の課長、何か会議が入っておるようですから、先に労働省にお尋ねをします。  私の経験からしますと、私はいろいろこういう関係や労使問題なんかにタッチしたのが昭和三十六年ぐらいからですが、この今日の雇用情勢の厳しさというのは、私の経験では今度ほどこういう厳しい状況...全文を見る
○梶原敬義君 先ほどから、通産省もサービス業への労働力の移転の問題を言われておりました。ただ、製造業の場合というのは、これまでは比較的雇用が安定しておりまして、要するに就業規則、労働協約、その中には退職金等もあるような比較的恵まれているというか、安定をしておったのが、今やっぼり労...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありませんからお願いをしておきますが、やっぱり就業規則とか労働協約とか、労働基本権のうち、年次有給休暇とか、そういうものがないところにどんどんどんどん労働力が今移動していると思うんですよ。労働省、その辺一度調査をしていただけませんか、私もまた何かの形でお伺いを...全文を見る
○梶原敬義君 企画庁長官、時間ないようでありますから、一つだけお伺いをしたいと思います。  先ほど福間議員からも質問出ましたが、経済成長率四%達成について、これは私も先般ここで質問をいたしましたが、一体、四%達成に向けて、私は、その努力をして本当に四%達成をしてもらいたいんです...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣おられますから、私は、中曽根さんもおられて、ちょっと言いにくいんでありますが、中曽根内閣の経済財政運営というのは、やっぱり大変問題が次々に出てきているわけです。結局あげくの果ては急激な円高で、今日もうどうにもならないような状況なんです。そういう状況の中で、昭...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと私、時間がなくなりましたから、最後は一つだけ経企庁、通産大臣にお願いをしたいんですが、四全総の関係で中間報告を読みましたら、どっちかというと東京、首都圏を中心にウエートが移っているような気がしてなりません。先ほど労働省言いましたように、北海道にしても九州にし...全文を見る