梶原敬義

かじわらけいぎ



当選回数回

梶原敬義の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第108回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○梶原敬義君 最初に、日本撚糸工連の問題についてお尋ねをいたします。  昨年、政界を巻き込みました大変大きな問題になった撚糸工連の問題でございますが、繊維業界における設備の共同廃棄事業をその後どういうようにしようとしているのか。  それから、ああいう不正が起こったわけでござい...全文を見る
○梶原敬義君 努力の跡がよく理解できるような気がしますが、今度は産地組合が対象になるわけでございますが、政治家への政治献金ですね、これはしたがって撚糸工連もしてはいけない、それから産地組合もしてはいけないということになっておりますが、この点についてはやはり相変わらずそういうふうな...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありませんから次に移ります、  いわゆるマルコス疑惑の問題でございますが、政府はマルコス疑惑にかかわった企業名あるいは円借款等援助の実態を明らかにする資料を公開し、国民の前に明らかにしなかったわけであります。これはどうしても、今マルコス問題というのは霧の中で...全文を見る
○梶原敬義君 一兆数千億円に及ぶような海外援助、総資金ですね。これは私は後でいろいろと申し上げますが、私が今おる地元というのは東九州ですね。ここは高速道路が一本も走ってないんですよ。それから大分から鹿児島までは単線なんです、国鉄はね。非常に地域開発がおくれているんですね。しかし予...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院にお尋ねをしますが、会計検査院もこの問題についてはもう国会で問題になり鋭意取り組んでおられると思うんですが、検査の実施体制を海外援助に対して一元化するなど組織の強化を図ったというようなそういう新聞記事あるいは関係業界紙の記事にも出ておりますが、具体的に一つ...全文を見る
○梶原敬義君 両大臣、担当ですからお願いをしたいんですが、一つは今検査院が前向きにやっぱり真剣に取り組もうとされている姿を私は理解できたと思うんです。私はできましたが、これに対してやっぱり検査がやれるようにひとつ協力をするように両大臣にお願いをしたいと思います。  それからフィ...全文を見る
○梶原敬義君 企業名の公表について、大臣、過去のフィリピンの。やりますと、こう。
○梶原敬義君 通産大臣ひとつ、通産大臣にも聞いたんですが。過去のフィリピンに援助して、その援助で日本の企業が受注したその企業名の公表については、過去のことだから、もう今アキノ大統領。マルコス時代だからもう関係ないでしょう。だからそのずっと一連の受注企業名の公表についてもう問題ない...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、大臣ね、やっぱり我々も質問に立つときにいいかげんで立っているんじゃないんです。これは常識的に判断をしてやっぱりこれは無理か無理じゃないか考えながら言っているんだから、やっぱり真剣に対応していただいて、事務方云々じゃなくて、やっぱり近く検討して後で返答...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣にひとつ関係して答弁をしていただきたいんですが、私がさっき言ったような内容につきまして今中小企業庁長官から答弁をいただきましたが、そういう方向でさらに通産大臣も前向きに対応するようにひとつ御答弁をお願いしたいと思うんです。  それから、信用保証協会の問題と...全文を見る
○梶原敬義君 よろしくお願いします。  次に、また円が百四十円台に入るとかなんとか、非常に厳しい状況ですが、どこにすぐあらわれるかというと、雇用問題にあらわれて非常に心が痛むんですが、今この円高の状況の中で、一体雇用情勢というのは簡単に言えばどうなっているのか、これを先にお聞き...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  経済企画庁長官、今お話がありましたように、特に製造業がそういう厳しい状況ですが、御承知のように、そこにまつわる末端の下請とか、あるいは納入業者というのはまた大変な状況なんですね。非常に厳しい状況でございます。さらにまた円が急騰しつつある...全文を見る
○梶原敬義君 私は円相場が、円レートが大臣のテレビなんか、新聞の内容を見ますと、非常に百六十円台あるいはそこら辺で安定すれば何とかなるんだというようなニュアンスにとれます。また通産大臣は百七十円ぐらいじゃないとやれないと、こう言っている。私どもは現地を回ってみまして、製造原価から...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間が来たんですが、丁寧な御答弁をいただきましたものですから、ちょっとお許しをいただきまして経済企画庁にお尋ねをし、答弁をいただきたいんです。  六十二年度目標にしている三・五%成長は百六十三円を想定されておりますが、日経あたりの調査を見ますと、円が百五十円の...全文を見る
03月27日第108回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○梶原敬義君 後ほど日米半導体摩擦の問題について少しお聞きしますので、アメリカの経済政策閣僚会議の方針というのが恐らく決まったと思いますが、そのときまでに、あと何分か後ですが、ひとつその内容が明らかにできるように準備をしていただきたいと思います。  最初に、きょうは経済企画庁も...全文を見る
○梶原敬義君 具体的に円高で九百二十七億ドルになったのは一体何ですか、貿易黒字の中身ですね。例えばどういう商品が出て、どういう商品が伸び悩んだのか。
○梶原敬義君 ちょっと経企庁、昭和六十二年度の貿易黒字の見通しを教えてください。
○梶原敬義君 円じゃない。
○梶原敬義君 Jカーブで減ると言うけれども、そう減ってないじゃないですか。どうですか。
○梶原敬義君 日米貿易摩擦の原因になっているのは、やっぱりドルじゃないんですか。円の手取りが減るということが問題じゃないんじゃないですか。
○梶原敬義君 通産大臣、八百十億ドルの見通しというのは、これまた当たるか当たらぬか、今まで余り政府は当たりませんけれども、これは大変な金額ですよ。これは円でもドルでもいいですわ、経企庁いろいろおっしゃいますけれども、これは貿易摩擦の対象になるんですか、ならぬのですか、この額自体は...全文を見る
○梶原敬義君 八百十億ドルの貿易黒字、六十二年度の見通しと言うが、これは国際的に見て、日本の立場じゃなくて、これはどういうことを意味するんですかね、大臣。
○梶原敬義君 私は、二月の二日から十一日の間、特にアメリカの西海岸へ農業問題の視察に行ってきたんです。米と畜産、これはコロラド州のデンバーに行ってきました。それからロサンゼルスのちょっと奥に入ったサンキスト社とオレンジの生産地。ずっと行ってみまして、先ほど経企庁が数量も減っている...全文を見る
○梶原敬義君 先ほど経企庁の話では、Jカーブの効果があらわれて減るだろうと、こういう話でしたが、しかし私が今言いましたように、また今の答弁でありますように、随分経企庁の物の考え方と、あなた方が言っていることと私が見ていることとの差があるような気がしてなりません。今貿易黒字の最大の...全文を見る
○梶原敬義君 だから、価格の問題ちょっと後にしますけれども、それでもこれは新聞の数字、これは間違っておることはないと思うんですが、日本自動車工業会が発表した数字ですが、ちょっと読んでみますと、六十二年一月三十日の記事ですが、   昨年のわが国の自動車(四輪車)輸出は約六百六十万...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、さっき自動車の販売価格の話がちょっと出ましたけど、当然円高で四割なら四割円高とすれば、向こうから見ますとそれは四割ぐらいの価格が上がって当たり前だという感じをしますですね。逆に向こうから入っている、アメリカから日本が買っている製品というのは、円ベースで言いま...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、経企庁さっき言われました数字とやっぱり随分食い違っているんですよ、政府の中で。だからもう少し現実に近い話をこれから進めていっていかなければ私はいけないと思います。  私はこう思うんですよ。円高だから下請工賃やなんか、自動車も電機もVTRもそうなんですが、物す...全文を見る
○梶原敬義君 私は自動車の場合、これは多分半導体もそうじゃないかと思うんだけれども、ちょっと行って聞いてみますと、日本の本田とかトヨタとか、そういうところの企業間競争、輸出業者の二百三十万台の中での勝負、それはNICSの自動車の追い上げもあるでしょうけれども、これは日本の企業同士...全文を見る
○梶原敬義君 内需の拡大の具体策を、きのうからも聞いておりますが、私はやっぱりもう少し示すべきだと思うんです。総理大臣がアメリカに渡る前には何とかやって一人百ドル買えとかあるいは何回も何とか会議をやって、いろいろやったけれども全部失敗しているんですよ、四回。私はいつか、奇妙な行動...全文を見る
05月21日第108回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○梶原敬義君 特許法の一部を改正する法律案につきましては原則賛成でございますので、そういう観点でございますが、以下質問をいたします。直接法案には関係ございませんが、特許行政全般にわたって質問を幾つかいたします。  最初に、我が国の工業所有権制度の歴史、またその変遷と今回の法律改...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと聞き方が悪かったかもわかりませんが、五十年に多項制への移行をいたしましたね、その前に単項制。だから、その制度の変遷についてちょっと年度を追ってお願いします。
○梶原敬義君 多項制移行後の改善の問題については彼ほど質問をいたしますが、昭和五十一年というと、今から大体十年ちょっと前でございますね。十年ちょっとの間に多項制の改正、もう一度改正するという、非常に短い間に同じようなところを二回もいじるということについては、どうもその辺の見通しの...全文を見る
○梶原敬義君 よくわかりました。  ただ、我が国で出願件数が多いということの理由に、研究開発あるいは企業間開発競争、こういう順番をずっと述べられましたけれども、私は多いということに対する答えとしては、何が多いのかというと、やっぱり順番からいきますと防衛出願が多いと。それは前はい...全文を見る
○梶原敬義君 審査官の審査に当たる労働時間の国際的な対比、これはきのうは質問通告をしておりませんが、わかりましたらひとつ教えてください、
○梶原敬義君 今、申しましたのは、それは確かに能力もあるかもわかりませんが、アメリカの特許庁の審査官と日本の審査官の労働時間は週に二時間の差があるということですが、そのくらいですかね。もっと多いんじゃないでしょうか。  私もこの前、アメリカに農畜産物問題で調査にちょっと行ってき...全文を見る
○梶原敬義君 次に、ペーパーレス計画ですね。このペーパーレス計画の導入状況、進捗状況といいますかこれについて合いかになっておるか、いつまでに完了するのか、それから必要な資金ですね。それからもう一つは、果たしてこのペーパーレス計画によって審査期間がどれほど短縮できるのかどうなのか。...全文を見る
○梶原敬義君 資金の関係、財政の関係ですが、ペーパーレス計画に要する総資金で約千五百億と言われているんですか、そのうちでソフトの関係、プログラマーやあるいはそのデータベースを打ち込む、そういう面で六百億ですか、そのようにちょっとこの前開きましたが、その点はいかがでしょうか。  ...全文を見る
○梶原敬義君 私は、あなたの下におります皆さんともいろんなその辺の議論をしましてね、長官の言われるのと、実際に現場に携わっている人のニュアンスというのは、私はちょっと違うような感じがしたんですが、まあいいでしょう。  アメリカにおける特許商標庁の審査官の増員について、前の特許法...全文を見る
○梶原敬義君 日本の特許庁の審査官の定員は逆に減っていると思うんですが、その最近の状況ですね。
○梶原敬義君 それから審査官の平均年齢、私も前に質問したことがあるので、三十九歳から四十二、三歳のところが非常にだんごになってどんどん進んでおりますが、もうあれから大分たっておりますが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 日本の審査官は数が減って、一方では出願の数が非常にふえている、滞貨がたまっている。ペーパーレス計画を六十八年までやると、これもやったからといって滞貨がどんどんはけるという見通しはなかなかない。一方アメリカでは、処理能力は日本に比べて落ちる、そして労働時間も向こうは短...全文を見る
○梶原敬義君 大臣の前向きなお考えはよく理解できました。  ただ、長官言われますように、行財政改革の路線の中だからというような、そういうことてくるなら、今度のいわば五兆円の補正予算を組む、組まぬという問題というのは全くおかしいわけでしてね。だから、だれかが言い出して、こういう方...全文を見る
○梶原敬義君 次に、職務発明の件でちょっとお伺いをいたします。  特許法第三十五条、「従業者等は」職務発明については「相当の対価の支払を受ける権利を有する。」云々、こうなっておりますね。電機労連の調査時報、一九八四年の百八十九号によりますと、八十六社の調査のうちで出願登録時に従...全文を見る
○梶原敬義君 しかし、職務発明の問題というのはこれからの問題でございますから、私も勉強してまいりたいと思うんですが、どうも日本の場合は、これからの雇用形態というのも終身雇用制から少し流動化するような状況になるでしょうから、問題はこれから出てくるんではないかと思うんですが、ぜひ検討...全文を見る
○梶原敬義君 前回の改正においても、欧米のように特許請求の範囲には保護を求める事項を記載するかどうかが論点になりました。  今回の改正案の三十六条は、「特許を受けようとする発明の構成に欠くことができない事項のみを記載」するとの文言になっているようですね。PCT条約、特許協力条約...全文を見る
○梶原敬義君 非常にややこしいんですが、さらに今回の改正で、一つの発明について複数の請求項により記載することができるようになるわけですね。別発明については併合要件を大幅に緩和することができるということでございますが、審議会の答申で指摘されております物と改良物の製法、いわゆるコンビ...全文を見る
○梶原敬義君 次に、一つの発明について複数の請求項を記載するということになるわけですから、審査は発明ごとに行うのか、請求項ごとに行うのか、これは微妙なところですが、この点いかがでしょう。
○梶原敬義君 そうすれば、一つの願書に記載できる発明の範囲が広がって、一つの発明について複数の請求項が記載できるということですから、一出願ごとの負担は増加することになると思うし、審査の方もまた忙しくなるんじゃないかと思うんですが、この点はいかがですか。
○梶原敬義君 次に、多項制の改正に当たりまして、出願人、特に個人の発明家とかあるいは中小企業の皆さんに対して周知徹底というのはうまくできるのかどうなのか。  私の地元に、中小企業の経営者の方で幾つか特許を持っている発明家がおるんですけれども、新幹線のパンタグラフというのですか、...全文を見る
○梶原敬義君 上位百社のああいうところは、もうこれは関心を持っているからそんなに問題ないと思うんだけれども、個人の発明家とか出願者とかあるいは中小企業で毎日追われている皆さん方に、よっぽどよくこれが周知徹底するような、そういう努力をぜひしていただきたいと思います。  それから、...全文を見る
○梶原敬義君 次に、国際的な関係について一、二点質問をいたしますが、今回の改正の主要な柱の一つに知的所有権の国際調和が挙げられておりますが、知的所有権の国際調和は、レーガン大統領の年頭教書や包括貿易法案、産業競争力強化提案等でも重要な重点の一つになっておりますが、アメリカ、日本で...全文を見る
○梶原敬義君 アメリカの特許商標庁と欧州特許庁、日本特許庁の三極特許庁首脳定期協議において、国際調和問題についてどのようなテーマが今取り上げられて議論されているのか、その点について。
○梶原敬義君 この種の会議におきまして一方的にアメリカから言われる、それに対応するようなことではなくて、今お話がありましたように、日本の立場から言うべきことは言って、そして相手も改善するところは改善する、そういう成果を得るようにひとつ頑張っていただきたいと思うんですが、大臣いかが...全文を見る
○梶原敬義君 もうこれでやめますが、何回も先ほど言いましたが、私は選挙区においては大体中小企業の皆さんや個人で発明をするような皆さんとたくさんおつき合いがある、それしかないんですが。特許庁のあり方といたしましては、そういう方から見ますと、自分が特許を出願して結論が出るまで五年かか...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 田村通産大臣、本当に厳しい経済情勢の中で大変御苦労さまでございます。  私は、今円高不況で、本当に通産大臣も海外に行ったり、国内で多忙な時期で、国民を代表して頑張っていただいていることについて心から敬意を表しているんです。  けさの新聞で見ますと、朝日、毎日、読...全文を見る
○梶原敬義君 ゆうべ会ったとか合わぬとかというのもコメントをいただけるのかと思ったけれども……
○梶原敬義君 どうも失礼しました。  労働省は何か後で用事があるようでありますから、両大臣の所信表明演説に対する質問をする前に、最近の雇用失業情勢、そして、さらに今百三十円台の円高のもとで一体これから雇用情勢の見通し、見込みはどうなるのか、この点について労働省に最初にお伺いをい...全文を見る
○梶原敬義君 有効求人倍率について、トータルで〇・六三倍というようなその数字は、聞きようによると、私は九州ですが、九州とか北海道とか厳しいところの実感と相当離れているんですよね。この地域性の問題の厳しい状況というものについて、求人倍率等、そういう状況について少し補足をしていただき...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  経済企画庁長官、きのう所信表明あいさつですか演説ですかをいただきまして、何回か読み直しました。通産大臣の所信表明演説にも目を通しましたが、ただいまから、最初に経済企画庁長官にお尋ねをいたします。  昭和六十二年度の経済見通しが三・五%...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、ずっと企画庁長官ではないから、なかなか数字はそう簡単に予測しにくいと思うのですが、三月三十一日に締めてもう六月になろうとしていますから、三月三十一日現在における実績というのは経企庁では相当予測がつくと思うんです。今三%が下がると言われておりますが、大体どの辺ま...全文を見る
○梶原敬義君 事務局の方での見通しもわからないわけですね。
○梶原敬義君 先ほど経企庁長官は、内需はしかし我々が思ったより伸びたんだ、こういうことで何か非常にその辺を誇張されましたけれども、私は今ここに下村治さんが書いた「日本は悪くない」という本を持っているんです。この前ちょっと、ぽっと目に入ったものですから買って読んでみたわけです。ここ...全文を見る
○梶原敬義君 僕は経済企画庁長官とこうして話しておりますと、途中でわからなくなるんですよ、私の方が。聞いていることがもうわからなくなる。だからそれはそれで、後で会議録をよく読まさしていただきたいと思います。  問題は、要するに見通しがこんなに、今までもそうなんですよ、ずっと狂っ...全文を見る
○梶原敬義君 本音はよくわかりました。要するに三・五%はなかなか厳しいという、だから緊急経済対策をやるということのようでありますが、雇用情勢にこれはパーセントが一%も狂ってくると、労働省ちょっと帰りましたが、相当これは響いてきますよね。だから国民に対しては早目に本音をある程度言わ...全文を見る
○梶原敬義君 本当に後塩は効かぬと思いますね。問題は、私はやっぱり遅かったんじゃないかと思うんです。今五兆円投入するなら、もう二、三年前にどうして——三年前の一兆円なら二兆円ぐらいの価値があったかもしらぬ。今になって、増税なき財政再建、行革路線でやるやるとずっと言ってきて、そして...全文を見る
○梶原敬義君 経企庁長官、円高がもしここまでいかなかったらよかったと言われる。しかし、私も民間の出身ですが、目の前で企業の社長が何人も更迭されるのに立ち会ってきました。いろいろなそういう倒産の例も、更生会社も立ち会っていろいろやってきましたが、国の大臣なら見通しがちょっと違ったか...全文を見る
○梶原敬義君 長官のきのうの所信表明の一ページに書かれておるんですが、ここにやっぱりいみじくも物の見方の差があると思うんです。  ちょっと読んでみますと、「我が国経済は、現在、個人消費、住宅投資を中心に国内需要は緩やかに増加する一方、輸出が弱含みであること等から景気は底固さはあ...全文を見る
○梶原敬義君 円レートの問題に移りましたから、質問する予定でしたので今から質問します。  これは二ページにこう書いているんですね。「今後とも各国との政策協調に努めつつ円レートの安定化を図る一方、急速な円高の進展等により影響を受けた地域等に十分配慮しつつ、以下」云々、こうなってい...全文を見る
○梶原敬義君 私は、今の百三十円台、百四十円前後、この辺の円高の今の状況が推移をしたら、それは大変な状況、雇用状況もそうですが、これで生き延びていける企業はどことどこがあるんですか。そして、東京周辺というのはいろいろあるでしょう、しかし地方は一体どうなるんですか、この点どうお考え...全文を見る
○梶原敬義君 通産大臣、場合によれば、今の企画庁長官の答弁は、今のような状況で安定すればまあ何とかなるんじゃないかというニュアンスであったけれども、大臣もそういうお考えですか。
○梶原敬義君 私もそうだろうと思います。  ある電気部品の下請メーカーでございますが、大手の下請をやっているんですけれども、だんだんやっぱりたたかれて、それで農家の婦人労働力を使っておるんですが、もうどこをどうしようとしても最初から採算割れだというわけですよ。もう手がない。取引...全文を見る
○梶原敬義君 僕は考え方が間違っていると思うんですよ。どこにポイントを置いて判断して対応していくかという観点が違う。国民の立場やあるいは中小企業や、あるいは輸出関連座菜や下請の企業や、倒産するところや、そこに観点を置いて判断するかどうか。それはだから、ポイントが違うから、あなたこ...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありましたち、黒字幅の改善のやり方等についても、私意見があるんですが、後でお聞きをしたいと思うんです、どういうようにやっていくか議論をしたいと思うんです。  ちょっとその前に、円高差益の還元の問題につきまして、先ほど差益が十八兆幾らと、それで十兆八千億ですか...全文を見る
○梶原敬義君 私もそう思います。また、失業問題なんというのは計算できない問題がありますよね。  外債のお話しがありましたけれども、生命保険会社が七社で一兆四千億円の差損ですか、出しているというのが新聞に出ておりました。いろいろ聞いておりますと、約二兆円為替差損が生保で出たと。合...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵省いらっしゃいますか。  そちらからいただいた数字でございますが、「生命保険会社の特別損失等」という題目になっておりますが、昭和六十年度における財産売却損と財産評価損と為替差損を入れまして、九千四百四十三億円、約一兆円近い。それから、六十一年度の見込みとしては...全文を見る
○梶原敬義君 今の断面を輪切りにしてみますと、まあ差益云々の話はありますよね。生保やその他損保も、あるいは証券会社も金融機関も、外債やなんか買っておるでしょうが、そういう面の差損、あるいは売却損、そんなものを見ますと、それは大変な金額に、人によりますと十兆円ぐらいあるんじゃないか...全文を見る
○梶原敬義君 生保の関係で、六十一年度が約二兆円強、あるいは六十年度の九千四百四十三億円というのは、大蔵省にお尋ねしますが、これはもう損金勘定に、各生保は税金の対象にならない特別損益、損失として、経費としてこれは落とせる内容のものですね。
○梶原敬義君 ですから、先で利ざやが幾らになるとかなんとかという問題より、生保とすれば、これは年々処理してしまった問題になるわけですね、この問題は。  だから、私はいろいろなことを言いましたが、今は財産を売却をして何とかつじつまを合わしておりますけれども、こういう状況がずっと続...全文を見る
○梶原敬義君 時間が来ましたのでこれでやめますが、通産大臣、この大臣の所信表明演説の中には、中小企業問題が随分ページを割かれて書いておられます。毎回でございますが、やはり輸出関連産業の下請にしても、あるいは中小企業全般にとっても、いろいろ政策を、いろんなことを手を打つということも...全文を見る
○梶原敬義君 委員長、ちょっといいですか、一つだけ。
○梶原敬義君 労働時間の問題です。労働省お見えですが、アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、カナダの労働時間の日本との最近の比較だけちょっとお願いしたいんです。  それで、長官、通産大臣、お願いしたいんですが、この際労働時間は抜本的にやっぱり短くするような、法律か何かで規制を...全文を見る
05月23日第108回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○梶原敬義君 大蔵大臣、早朝から御苦労です。持ち時間が非常に短いわけでありますので、私も短く質問をいたしますが、できるだけ簡潔に御答弁をお願いいたします。  一つは日本銀行法の関係でございますが、先般日銀の方に私も党の決算部会で調査に行きましたが、そのときに日本銀行法というのが...全文を見る
○梶原敬義君 勅令。
○梶原敬義君 大臣、日本銀行というのは今一番大事な時期でありまして、世界の金融業界の中で大変大事な位置を占めております。それに、勅令ということは読みかえがあったとしても、あるいは東京市というのがずっと出てきているわけですよ。だから、私が言ったのは、一言でいいんですが、このまま放置...全文を見る
○梶原敬義君 だから勅令という言葉はずっと生かすかどうか、これはどうですか。残しておくかどうか。大臣。
○梶原敬義君 これはもう時間がありませんから、あと決算委員会の総括のところでまた詳しく日銀法の問題点については質問を継続していきますので、きょうは留保いたします。  次に、予備費の関係ですが、(その1)につきましては、十二月の末までの分を約一カ月半たったときに提出をしているよう...全文を見る
○梶原敬義君 だから、(その1)については十二月に締め切って翌々月の二月半ばに出せるわけですから、(その1)についてはそういうことをしているんですから、実際やれるんですから、だから(その2)についても三月末に締めたら五月の中旬にはこれは物理的に出せるはずでしょう実際は。予備費の審...全文を見る
○梶原敬義君 ということは物理的には可能だということですね。
○梶原敬義君 時間がありませんから、時間的には可能かどうか、この問題については次回の総括質問で恐らくするようになると思いますので、その点についてははっきり答えられるようにしてください。  次に、予備費の内訳でございますが、伊豆大島噴火に係る緊急観測監視体制等の関係で、政府が出し...全文を見る
○梶原敬義君 今の内容でわかりましたので質問を続けますが、中曽根総理が総理大臣になりまして今日まで、大変外遊といいますか首脳外交の展開が激しいわけでございますが、私はその効果についても必ずしも評価をしておりません。しかし、一体総理がこの予備費から外遊費に充てたこれまでの金額につい...全文を見る
○梶原敬義君 十四億八千九百万円。サミットの場合、サミットが終わるときに次のサミットの開催地というのは決まるわけですね。それで、三回過去も予備費からずっと出していることについて、大蔵大臣、これは当初予算を組む段階でもうわかっているんです。それを三回も予備費から次々に出してきたとい...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ三回のサミットの関係で、予算編成時に次の開催地、日程が決まっていないところを教えてください。
○梶原敬義君 だめですよ。大臣、あなた方が今組んでおります当初予算を組むときも、結局ずれはあるでしょう。前に見込んだやつがちょっと足らなかったり、あるいはふえたりすることがあるでしょう。大なり小なり、ベネチアでやるといったらベネチアまでの経費とか、一番大きいのは運賃でしょう、運ぶ...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、予備費の性格というのは一体どういうことですか、それじゃ。ガンジーさんが亡くなった、チェルネンコさんが亡くなったときに飛んでいく、これは予備費でしょう。あるいは三原山の噴火あたりに緊急に金が要るのは予備費でしょう。しかし、こういうはっきりしたやつまで予備費の概念...全文を見る
○梶原敬義君 今、いいですか、先ほどこの予備費の中で使われている三原山の噴火で、船でこっちに島民を十一月の二十一日に移送したり、あるいは糧食費の主なものやなんかというのは東京都が相当出しているんですね。政府が予備費で出したのは四億八千八百万円。いいですか、地震の予知関係で今予算を...全文を見る
○梶原敬義君 それでは大蔵大臣、何でもやったらそれはいいにこしたことはない、持つものは。だが、今さっき言いましたように地震の予知観測関係の年間の予算が六十一年で五十三億円ですね、五十三億円です。これはひょっとしますと、これがもし間違っておれば、この東京周辺部で大変な大地震を予知で...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと済みません。いずれといっても、次に今度この一カ月以内ぐらいに大蔵省の関係の決算委員会があるわけですよ。それまでに私が言う具体的に今お金の話ですから、一機購入した場合のかかる全部の経費、年間、それを項目別に出してくださいということです。大臣いかがですか。
○梶原敬義君 仮定でいいよ、仮定で。だめだこんなことじゃ。
06月04日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○梶原敬義君 昭和五十九年度の会計検査院の報告等を見てみましたが、自治省、警察庁、法務省、裁判所等につきましては指摘事項がございませんでした。私は、これは大変結構なことだと思っております。  そこで、自治省と警察庁にお伺いをいたしますが、交通反則金の関係でございますが、いろいろ...全文を見る
○梶原敬義君 反則金の収入予算ですね、なかなかこれは難しいと思うんですが、毎年毎年予算の段階で何か基準にして積算をしているんだと思いますが、それは一体どういうようなやり方をされておるのか。  それから、昭和五十九年度の歳入歳出の額、それから特にことしの四月から反則金が大体倍近く...全文を見る
○梶原敬義君 六十年ですね。それから六十二年。
○梶原敬義君 予算を組むわけですから、途中で交通違反の少ない場合、予算を下回るような状況というのは多々出てくるんではないかと思いますが、無理やりにその予算に合わせるような交通違反の取り締まりというようなことを状況を見てやるようなことというのは、そういうようなことはまさかないだろう...全文を見る
○梶原敬義君 昭和五十九年度の歳入歳出の結果、不用額というのが三億三千三百七十五万八百六十八円と、こう出てきておるんですが、この不用額というのは一体どのような処理をするものかお尋ねします。
○梶原敬義君 これは、そうすると国庫に返すとかそういうことではないわけですね、この額については。
○梶原敬義君 ということは、準備金の中に振り込むということですかね。
○梶原敬義君 ちょっと私、そこのところを、五十九年度の会計が六十年度にどうなっているか、そこをちょっと調べておりませんので、後日でも結構ですが、その分がどういうように処理をされておるのか教えていただきたいんです。  次に、反則金を各地方自治体に特別交付する場合の交付基準について...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  次に、第三次交通安全施設整備計画では、交付金が支出される単独事業予算は千九百億円と聞いておりますが、それが六十一年度から発足した第四次整備計画では千三百五十億円というんで、五百五十億円減額をされておりますが、少しこの辺がわかりませんので...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  会計検査院にお尋ねしますけど、反則金の使途につきましては、大体今お話がありましたように、歳入歳出の関係がずっと出ておりますが、これまで反則金の歳入歳出の検査をされたことがあるかどうか。直近の状況についてわかれば御報告をお願い申し上げます...全文を見る
○梶原敬義君 新しい最近のそこら辺のその検査、まあできれば私は一度よく直近でやってもらいたいなと、こう思う節があるんでございます。  次に移りますが、私は今これは昭和六十二年四月三十日の朝日新聞の切り抜きを持ってきておりますが、ちょっと大きな見出しだけ読んでみますと、「反則キッ...全文を見る
○梶原敬義君 法務大臣、お尋ねしますけど、これは反則金というのは、やっぱり罰金を払うことによって交通違反を繰り返さないと、こういう精神が秘められておるわけでございますが、この反則切符支払いの代行業者が、今お話がありましたように全国で二十四社、百十支店、さらにまた拡大しそうな傾向で...全文を見る
○梶原敬義君 これは商売の方法としては保険業法に当たるのか当たらないのか、その点は一体いかがでしょうか。  それから、法務省にまたお尋ねしますが、反則金の支払い代行業を目的とした会社設立の登記申請があった場合、一体それを法務省としては受理をするのかしないのか。既に今まで登記をし...全文を見る
○梶原敬義君 これは新聞記事によりますと、東京八王子のこの業者は、入会金二千円、年会費六千円を納めれば、何回反則金を払ってもオーケーだと、こういうこと。しかし業界から、この種の商売から見ますと非常にうまみのある商売のようでございまして、反則金支払いの実績は全会員の一二%。だから、...全文を見る
○梶原敬義君 全日本交通安全協会には警察庁の退職者、OBの皆さんが昭和五十八年十四、五十九年十四、六十年十五、六十一年十四、六十二年十五。それから都道府県交通安全協会が、これも警察庁からいただいた数字です、五十九年八月現在二千百五十五、六十年十月現在二千四百三、六十一年八月現在二...全文を見る
○梶原敬義君 それから、財団法人全日本交通安全協会に対する国の一般予算から出ております委託費についてお尋ねしますが、昭和五十九年で言いますと幾らでございますか。
○梶原敬義君 ちょっとその使途について、あらましで結構でございますが御報告をお願いいたします。
○梶原敬義君 全日本交通安全協会は、各種の事業をされて交通安全の啓蒙、啓発、宣伝、その他安全にかかわる事業をずっとやられておりまして、私どもとしては本当に有意義なことをやっておられると思いますが、先ほど十四名警察庁から人も出ておりますから、あるいは国の委託費の関係もありまして、で...全文を見る
○梶原敬義君 私が聞いておりましたのは、委託費という形で国の予算からは出ているということを聞いておったんですが、今のお話では運輸省から補助金が出ているようなお話でしたが、間違いございませんか。
○梶原敬義君 それなら、補助金が出ているものを国会で、中を我々がこうして決算委員会で見るのに資料を出されないという理由はどういうことでしょうか。
○梶原敬義君 同じような内容でこの決算委員会で、私は日本柔道連盟と講道館が非常に一体感がありまして、その辺の決算書類は一体どうなっているのか調べたことがあるんです。当初文部省も、今言われましたようになかなか出しませんでしたが、結局補助金が出ている、それをずっと突き詰めていったら出...全文を見る
○梶原敬義君 警察庁、いいでしょう、その内容は後日で結構ですが、いただいて。
○梶原敬義君 検討してどうするのですか、いつまでどういう検討をするんですか。
○梶原敬義君 七月の二、三日が本院の決算委員会の総括質問ですから、五十九年度の決算が終わるまでに私としては資料を出していただきますように要請をいたしまして次に移ります。  福岡県の苅田町の事件でございますが、ついでに警察庁に先にお尋ねしますが、私もつい一昨日ですか、北九州にも行...全文を見る
○梶原敬義君 私は、福岡県警がやっぱり手ぬるい、これまで手ぬるかった。この点だけはどうしても指摘をしておかなければいけないと、みんなそう思っておるんですからね、地域住民、県民は。この点については警察庁としても深く反省をしていただかねばならないと思います。  自治省にお尋ねをいた...全文を見る
○梶原敬義君 その件につきまして、もういろいろとマスコミで出ておりますが、二日の日ですか、東京地検が再び二度目の福岡県入りをしたと、こういう新聞記事が出ておりますが、その後の福岡入りをした捜査の状況を、できればここで明らかにしていただきたいと思います。
○梶原敬義君 そうしますと、捜査の時期といいますか、今捜査中だと、これはいつまでも時間かけりゃいいというものではないんですが、どのように捜査を進めていこうかと、捜査の方針についてお尋ねします。
○梶原敬義君 それでは、なかなかそれ以上の答えが出てこないと思いますが、花房収入役が、尾形町長が三選を果たした六十年七月の町長選の前後三回にわたり、尾形現代議士の指示で千五百万円、二千万円、千五百万円を口座から引き出して渡したと、こういう供述をしているというような新聞記事が出てお...全文を見る
○梶原敬義君 これ以上なかなかついても出てこないと思いますが、特に警察庁、最近は地方自治体を舞台にした汚職事件というのが非常に頻発をしております。低成長になりまして公共事業の予算も減り、その他民間の土木建築工事も減ったような状況の中で、数少ない公共事業をねらって、そして業者がわい...全文を見る
○梶原敬義君 私も隣県の大分県ですから、九州の福岡がこんな次々にまた問題を起こしておりまして、いいことではないんですが、ぜひ悪の根を思い切って絶っていただくように、さらに全力を挙げていただきたいと思います。  法務大臣にお尋ねしますけれども、苅田町の不正捜査の問題というのは、こ...全文を見る
○梶原敬義君 自治大臣にお尋ねしますけれども、こうして住民税を裏帳簿をつくって、そしてそれをしかも選挙絡みに使うというような疑惑でございまして、想像ができないんでございますけれども、しかし、一連の、昨今の自治体の汚職の問題というのは、今警察庁からもお話がありましたように、次々に出...全文を見る
○梶原敬義君 地元で百条委員会をつくってやろうとしても、本人が出てこないというような状況ですね。やっぱりそういう面では、百条委員会や何かというのは自治省の管轄だと思うんですが、もう少し自治省も東京地検、法務省や警察庁に任せるんじゃなくて、自治省で疑惑解明にできることがあれば自治省...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。ぜひ百条委員会も現地で機能ができるように指導を強めていただきたいと思います。  それで、次に朝日新聞の阪神支局襲撃事件についてでございますが、鋭意警察庁も百五十人の専従態勢をとって犯人逮捕、割り出しに向けて努力をされておられるようでございま...全文を見る
○梶原敬義君 これは言論の自由に対する挑発でありますし、本当に何としても、どんなことをしても私は、総力を挙げて犯人の逮捕をしていただかねばいけないと思うんです。  散弾銃の関係でいろいろと調査を進めておられるようでございますが、新聞や何かを見まして唖然としたんですが、散弾銃の盗...全文を見る
○梶原敬義君 今大体十二番口径の盗難銃というのが百六十八丁ぐらいと推測をされましたが、これをずうっと一丁ごとに、いつどれがなくなったかというのは、多分この捜査、調査を今していると思うんですが、ほとんどこの百六十八丁についてはいつの段階でどういう盗難に遭ったかというのはもう割り出し...全文を見る
○梶原敬義君 いろいろと車の関係とか、新聞で毎日毎日捜査状況が載っておりますが、私はやっぱりこの種の問題は、国民あるいは地域住民が一体どれだけ協力するかということに大きなウエートがかかると思うんですね。兵庫県の県警というのは、余り言っていいかどうかわかりませんが、福岡の話もさっき...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ頑張ってください。  次に移ります。  法務省、私はここに一つの新聞の切り抜きを持ってきておりますが、各社とも出ておりましたが、今持っているのは毎日新聞ですが、JR東海で「社員研修で〝殺人ゲーム〟「人権無視」に急ぎ中止」と、こういう見出しで出ておるんで、ちょ...全文を見る
○梶原敬義君 大臣ですね、一言でいいんですが、やっぱりこれは問題だとあなたは判断されているのかどうか。そして、問題だと思われるなら、やっぱり何らかのアクションをとるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 法務大臣、事実関係をとらえると言ったって、新聞にも出てテレビにも出て、もう何日もたっておるんですからね。きのうも私も夜、法務省の方にもこういう内容については御通知申し上げておりましたから、事実関係の調査というだけではなくて、やっぱり問題だと。大臣、問題だと思いません...全文を見る
○梶原敬義君 次に移ります。  簡易裁判所の統廃合問題についてお尋ねをいたしますが、私の地元も三カ所簡易裁判所がなくなりそうでございますが、裁判を受ける権利、あるいは民事の調停等簡易裁判所がなくなると地域住民は大変困るわけでございますが、一体どういうような観点からこういう方向で...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間が来ましたからやめますが、国民が裁判を受ける権利をより充実をすると言われましたけれども、もう民事にしても我々も裁判にいろいろ立ち会ったことがあるんですが時間がかかってしようがない。途中から裁判官が変わりましてそしてまたやり直し、いろんな手を打たなきゃいけない...全文を見る
06月17日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○梶原敬義君 新聞報道によりますと、四月の二十一日に、JR東海が社員研修でコミュニケーションゲームの問題が出ておりますが、そのスリー・テンというところでだれが生き延びるのか、内容をもう一度、これは先般法務省に対しまして質問いたしましたが、ちょっともう一回内容を読みますと、ほんの偶...全文を見る
○梶原敬義君 そうすると、JR東海以外には、JR各社にはこういうような教育というのはやっているんですか、いないんですか。
○梶原敬義君 私、六月四日の本委員会でこの点について質問をいたしました。そのときに人権擁護局長と法務大臣が答弁されましたが、特に法務大臣は私の質問に対して、「事実関係を調査して厳正な対処をしたい」という答弁が第一点。それからもう一つ私は重ねて言いましたら、法務大臣は、「ゲームにし...全文を見る
○梶原敬義君 今の調査の、調査というのは私は客観性がないとこれはいけないと思うんですが、今のお話では研修員が気楽に何かやってもらうためのというようなことは、この調査というのはもしや一方的に当局側というか経営者側、会社側からだけしか聞いてないことじゃないでしょうか。
○梶原敬義君 私は先般、六月四日の質問では、人権擁護局長ですか、「御指摘の事案につきましては、私どもまだ事実関係を承知しておりませんが、一体どういう研修で、そういった教材がどういう趣旨で使われたかということにつきまして、早速所管局を通じて」。だから、この問題というのは、私はマスコ...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ、総括質問がまたありますから、この問題だけに時間をとったってしようがないんですが、早急にやっぱり教育を受けようとした側の方もなぜ、いわゆる気楽なものならすっといきゃいいわけですからね。教育を受けようとした側からも法務省としては調査をしていただけますか。
○梶原敬義君 調査をしていただきたいと思うんですが、今あなたの最初の答弁では、そう問題意識がないような形でね、これは気楽に何かやってもらうために、そうこの教育には問題がないと、そういう観点からのこの委員会に対する調査に関するあなた方の報告ならば、これは私は片手落ちだと、問題がある...全文を見る
○梶原敬義君 不愉快なと。運輸大臣としては僕はそれだけでは片づけられないと思うんですね。やっぱり運輸大臣としては、その問題については不愉快だと、責任者ですからね、一つ。
06月18日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○梶原敬義君 主に三点質問をいたしますが、時間がありませんので、私もできるだけ要点を申し上げますので、率直に御回答をお願いしたいと思うんです。  防衛庁、第一点は北海道の陸上自衛隊上富良野演習場で、本年の三月九日午前九時五十分ごろ、射撃訓練中の二百三ミリりゅう弾砲弾が一発、演習...全文を見る
○梶原敬義君 時間ないから質問に答えてください。
○梶原敬義君 本件については、こういうような事故が起こって七十日たって公に知らせるというような防衛庁のやり方ですね、いつかミサイルが落ちて誤射した内容についても非常におくれたですね。この点について、私時間ありませんからもう追及しませんが、やっぱり今後こういうことのないように対応し...全文を見る
○梶原敬義君 はい、決算時。六十一年度は見込みですね。
○梶原敬義君 だから、私は大体の見通し、推測というのはつくと思います。ここは国会ですからね、そうかたくなに言わなくて、大体三百五十億なら三百五十億相当ぐらいなりそうだというのは、三月三十一日からもう三カ月たとうとしているんですからね、ちょっとだけでいいですからその見通しを言ってく...全文を見る
○梶原敬義君 自民党の首脳が、これはまた新聞情報によりますが、六月の五日に、防衛費が国民総生産GNP比一%を突破することについて、決算時には一%内におさまるのではないかとの見通しを示したとの報道が出ております。ごらんになったと思いますが、この自民党首脳の見通しについて防衛庁の見解...全文を見る
○梶原敬義君 六十二年、予算の見通し。
○梶原敬義君 じゃ、違う角度から聞きますが、自民党首脳が示した一%以内で六十二年度予算はおさまるだろうという根拠は、予算編成時の為替レートが一ドル百六十三円、今百四十五円ぐらいですね、これで約一割ぐらいの円高になっているということが一つと、それから売上税法案、これが廃案になりまし...全文を見る
○梶原敬義君 あのね、経理局長ね、素人みたいなことを言いなさるな。いいですか、売上税の問題が、じゃ今ごろから税制改革協議会や何かで議論をしたとしても、これは仮にどんな状況を想定しても、これは今度税金を払う方は少なくとも六カ月以内で税金を払うような体制というのはとれぬの、これは。い...全文を見る
○梶原敬義君 為替レートが百六十三円から百四十五円になった場合と売上税の計上額を合わせたものが、六十二年度の不用額の大部分を占めるということは大体あなた理解できますか。
○梶原敬義君 だから、私は先ほど最初に年次を追って不用額の総額を聞いたんですね。そうしますと、五十九年が四十九億、六十年が六十五億、そして六十一年の推定が今あなた二百十億と、こう言ったでしょう。だから、私が言った今やっぱり不用額の大宗を占めるものは為替レートの差、それと売上税、こ...全文を見る
○梶原敬義君 そこで大臣ね、為替は非常に見通しが難しいけれども、やっぱり今の状況というのはそう楽観できない厳しい状況です。私は、じゃ幾ら不用になるかというのはあなた方言いませんけれども、単純に計算して円高差益の分を自民党首脳が言ったとおりにならぬと、こう今答弁ありましたけれども、...全文を見る
○梶原敬義君 防衛庁長官、答弁要りませんが、やっぱり、したがってそういう状況ですから、自民党首脳もそう言っているんだ。私も総括、この五十九年度の決算委員会が始まった八月の二十二日に少しこの辺の議論をいたしましたけれども、そういう状況なんですから、やっぱり一%以内におさまるような最...全文を見る
○梶原敬義君 もう僕はそんなことに固執すること自体がおかしいと思うんですよ。逆に二百三十七円が四〇%円が下がった場合は、これはいろいろ言ったって当たらざるを得ないでしょう、恐らく。逆に大変なインフレが来た場合には動かさざるを得ないでしょう、そう言っても。だから、私が言っているのは...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院に要請をしますけれども、どうも防衛庁、そういうところにこだわるところに私は信用ができぬのです、やることに。したがって、航空機その他の海外からの調達による物品等については円高による為替差益、価格低下が生じている、これらの点について、まあ十分にこれまで検査をや...全文を見る
○梶原敬義君 あと残した部分については総括の方でやらしていただきます。  一つだけ総括に繰り越しますことになると思うんですが、官房長官、政府の専用機購入に関して私の意見も申し上げて一言だけ答弁をお願いしたいんですが、大体自民党の首脳と官房長官、宮澤大蔵大臣が入って二機、一機百四...全文を見る
06月19日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○梶原敬義君 大蔵大臣、サミットは大変御苦労さまでございました。また、お帰りになりまして早々、次期総裁選等をめぐりまして何かいろいろ活動をされておられるようでございます。  けさの、十九日の朝の新聞を見ますと、宮澤大蔵大臣が財界の有志と懇談をしてお知恵拝借をされているようでござ...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、ベネチア・サミットについてお尋ねします。  きょうは、大蔵大臣が帰国をされまして国会あるいは国民に対して公式にサミットについて物を言われるのは最初の機会ではないかと思います。したがいまして、国会も国民も大変大きな関心を寄せておるわけでございまして、率直に...全文を見る
○梶原敬義君 経済宣言の中身を読んでみますと、一つは、今御答弁がありましたように、為替相場がさらに相当変動すると世界経済の成長や各国の構造調整にとって逆効果になるとうたわれております。裏を返せば、このままの相場の安定を肯定をした形になっているのではないかと思うんです。今我が国の円...全文を見る
○梶原敬義君 次に、経済宣言は、市場主導による一層の金利低下が有益だと、こういうようなことをうたっておりますが、我が国においてもさらにこの金利を引き下げることを念頭に置いての合意宣言なのかどうなのか、お尋ねします。
○梶原敬義君 わかりました。  次に、各国の役割と責任について、貿易黒字国は物価の安定を維持しながら内需の拡大を強化し、黒字を削減する政策をとるべきだと、こううたっておりますが、我が国の場合、このことがもし実行できなかった場合、近い将来そういうことも予想できないことではございま...全文を見る
○梶原敬義君 次に、為替相場を含む経済指標を使ったサーベイランスを強化をする、こうしておりますが、強化をするということですから、だれがどこをどのような形で監視をして、その強制力というのは一体今回のサミットでどのように変わったのか。アメリカやフランスはこれを強制力のあるものととらえ...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっとわかったようなわからぬようなところもあるんですが、次に移ります。  各国は農業保護政策を順次縮小し、保護措置の不拡大など短期的な対策を実施すると、こうしておりますが、食糧の自由化をさらに拡大することをこのことは意図しているのか。やがて我が国の主食であります...全文を見る
○梶原敬義君 さらに、各国は中所得の累積債務国による経済、構造改革を支援し、世界銀行や民間銀行からの融資をふやすと、このようにうたっておられますが、伝えられるところによりますと、我が国は開発途上国への還元として二百億ドルを考えておられるようでございます。ある程度の合意みたいなもの...全文を見る
○梶原敬義君 最後になりますが、一貫して日本や西ドイツにおいてはやっぱり内需の拡大が非常に今重要な課題になったようでございます。西ドイツの内需の拡大策はいろいろあると思うんですが、私は減税の面で西ドイツというのはいろいろ考えて非常に進んでいるなと思うんです。  私が持っている資...全文を見る
○梶原敬義君 次に、マル優制度廃止の問題がまた新聞をにぎわしておりますが、私は後で佐藤委員や皆さん方が詳しく質問されるようでございますので簡単にいきますが、五月の二十七日の第百八回通常国会が終了と同時に税制改革法案はすべて廃案になりました。それは、衆議院議長のあっせん案に従って税...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと話は横にそれますが、外務省の首脳が、鄧小平さんは雲の上の人だ、こう言って問題を醸し、言わぬでいいことを言って、今度、きょうの新聞ではやめたようになっている。大蔵省の首脳も、これは立法府に問題が移って今一生懸命努力をしようとしているやさきに、こういうようなこと...全文を見る
○梶原敬義君 そういう問題について、あと具体的な問題で少し関係をするものについて質問をしたいと思いますが、次に移ります。  資金運用部資金の貸付額が過大になっているものについて県が一、町が一、村が一、一部事務組合が一の計四県町村等に対する約二十一億円の貸し付けにおいて、これは約...全文を見る
○梶原敬義君 毎年毎年決算委員会でそういう御答弁が繰り返されるのですが、ぜひひとつしっかりやっていただきたいと思います。  租税の徴収に当たりまして、ちょっと具体的な問題について聞きます。  昨年の本院の決算委員会でたびたび問題となりました平和相互銀行問題に絡んででございます...全文を見る
○梶原敬義君 この商品の流れについて把握しておるかという質問でございましたが、これに対しては否定がなかったわけでございまして、事実上の肯定だと私は受けとめますが、それでいいですね。
○梶原敬義君 日本語難しいですからね。  法務省では、この商品の流れについてはもう捜査もされたことですし間違いないと思うんですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 そういうことじゃなくて、商品が八重洲画廊からフォーラム社にやっぱり移動したかどうかということをお聞きしているんです。
○梶原敬義君 国税庁は否定をされなかった、法務省も否定はされなかった、私はこう受けとめて次の質問に移りたいと思います。  売買契約が成立をしたのを当然国税庁としては税務監査をする中ではちゃんと把握をされておると思うんですが、その点は一体いつ成立したのか。それから、昨年五月十二日...全文を見る
○梶原敬義君 次にいきます。  そういう答弁は想定しておるんですが、国税庁は、八重洲画廊が「時代行列」をフォーラム社へ売った事実については、もう一度言いますが、掌握しているのかしていないのか、それが一つ。それから、八重洲画廊の決算月はいつなのか、それをお伺いします。
○梶原敬義君 重ねて国税庁にお尋ねしますけれども、八重洲画廊の昭和六十一年度の二月期における決算ということになりますから、所得の申告についてはもう終わっており、国税庁としてはそれはもう調査も終わっておる段階でしょう。十分な調査を行ったと思いますが、法人所得は幾ら計上されているのか...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、大分姿が出てきたんですが、五十八年、五十九年は公示金額の四千万円までは所得が行っていない。そうすると、この画廊は六十年度にぽっとやっぱり利益が出ているわけですね。しかし私は、この三億五千七百七十七万七千円というのは、巷間伝えられております、たかだかいって、ど...全文を見る
○梶原敬義君 だから、私が聞いている内容の一つは、今まで非常に少なかったが、初めて大きな利益をぽっと出したという動きは、だれがどう言っても、もう流れが一致しているわけです。ただ、ちょっとやっぱりそれでも過少じゃないか、税務調査は十分にやっているかどうかということを私は聞いているん...全文を見る
○梶原敬義君 検察庁も、この点については十分地検の特捜部は調査をされたと思うんですが、この点については自信を持てますか。
○梶原敬義君 次に移ります。  大蔵大臣、よく聞いておってください、後から聞きますから。  また、昨年五月十二日の本岡質問におきまして、竹下当時大蔵大臣の元第一秘書で後援会の事務所で仕事をしておりました青木伊平さんが本件と絡んで少なくとも一億円を受け取っているのではないかとい...全文を見る
○梶原敬義君 五十七年までは課税所得の公示が一千万以上でございます。そのときは一千六百四十三万六千円の課税所得があったということは間違いございませんか。
○梶原敬義君 そうすると五十八、五十九、六十年は要するに納税額が一千万を超えていないということで、六十一年度についてはいかがですか。
○梶原敬義君 私が資料要求したときに五十八、五十九、六十年までしか教えてくださいませんでしたが、六十一年も課税額が一千万を超えていないということは間違いないですね。
○梶原敬義君 最後に、時間が差し迫りましたので急ぎ急ぎでやりましたが、大蔵大臣、これは疑惑があるんですよ。我々がこの疑惑に対して資料を提供してほしいと言う、あるいは状況はどうだ、商品が動いたか動かないか、これも一切国会に言わない。そして結果的には、傾向としてはやっぱり物が動いたよ...全文を見る
○梶原敬義君 守秘義務はわかります。だから私は、これほど国会で問題になったことでもありますし、国税当局は株式会社八重洲画廊について具体的に調査をし、調査結果には自信を持っていると、この具体的な問題についてはっきり言えますか。
○梶原敬義君 だから、八重洲画廊の個別の調査については、いろいろずっと申告がありますが、ざっとやったのじゃなくて、この国会でも出た問題だから、きちっと中身の問題については十分具体的に精査をしたかどうかということだけもう一度聞きたいんです。
○梶原敬義君 わかりました。また私の方も引き続いて調査を進めていきたいと思っております。  次に法務省にお伺いしますが、私も六月四日の本委員会で質問をいたしました福岡県の苅田町における住民税の不正操作事件について東京地検特捜部の捜査を注意深く国民は注視しておりますし、私も非常に...全文を見る
○梶原敬義君 次に移ります。  昨年の十一月二十一日の本決算委員会で、原子力船「むつ」に係る長崎県の「むつ」風評による魚価安定対策基金のことについて質問をいたしました。この基金約二十億、科学技術庁を通して農林省の予算から出しているんですが、この基金の性格、位置づけ、これをもう一...全文を見る
○梶原敬義君 最後ですが、性格からいって、長崎県がもう今何にも問題がないのにいろいろ言われれば漁協が対策会議をつくって何々するような性格の問題じゃない。こんな問題で何でそんなに時間がかかるのか。何かやましいことがあるんですか。
07月03日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○梶原敬義君 中曽根総理、サミット御苦労さまでした。また、臨時国会を前にいたしまして大変御苦労でございます。  私は幾つか項目を用意をしておりまして、次々に質問いたしますので、的確に御答弁のほどをお願いをいたします。  中身に入る前に最初に、中曽根総理が詠まれたという「くれて...全文を見る
○梶原敬義君 じゃ頑張ってください、暮れるまで。  いつごろ暮れるんですかね。
○梶原敬義君 随分心配しておる方がおられるんじゃないですかね。  ベネチア・サミットにつきまして、日本たたきが余りなくてほっとされているところだと思います。総理を初め政府・与党におきましては、相当成果があったというような評価をされているようでございますが、ミッテラン・フランス大...全文を見る
○梶原敬義君 私は、為替相場の問題については、やっぱり百四十六円とか四十七円では困る、やっぱりもっと百六十円、七十円、そこら辺で安定をしてもらわなければ困る。だから国際公約として現状で相場の安定をもし約束したとすれば、これは問題がある。こういうことを強く総理にただしたいのでありま...全文を見る
○梶原敬義君 その前に、地上発射巡航ミサイルの射程というのは二千五百キロメーター、パーシングⅡというのは千八百キロメーターなんですね。私は、アラスカのどこに総理大臣は配備しようとそういうことを言ったのかどうかわかりませんが、アラスカの一番シベリアの方に近いところを中心にして二千五...全文を見る
○梶原敬義君 核をお互いにゼロにするというその考え方、発想はわかるんですが、総理大臣、時々海外へ出ますと、日本列島不沈空母論が出たり、三海峡封鎖が出ましたり、今度はまたアラスカに配備が出たり、どうもアイデアか何かわかりませんが、突出した話がぼうんと出てくるんです。我が国は非核三原...全文を見る
○梶原敬義君 力の均衡の理論を進めていけば、総理の考えというのはちょっともう少し一歩飛躍すれば、ミッテランの話じゃないが、日本に核装備もやむを得ないじゃないかと、ここに通ずる可能性が非常にありまして、そこが私は危険だと、こう思うんです。  次に移ります。  税制改革とマル優廃...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、マル優廃止の問題については新聞報道やあるいは国対委員長会談の記事なんかも読んでみますと、六十五日の次の臨時国会の会期中ではやっぱりもう無理ではないか、こういう感じに受けとめるんですが、それはそれで総理としては今の御答弁もありましたから、もう抵抗はされな...全文を見る
○梶原敬義君 じゃ大蔵大臣にお尋ねしますけれども、昭和六十一年度決算の剰余金については、私、数字持っておりますが、大体どのくらいになられたのか。それと、所得税減税とマル優の廃止抱き合わせというようなやり方ずっとやられておりますが、所得税の減税というのはたび重なる内需拡大を求めて与...全文を見る
○梶原敬義君 大きな額というのは大蔵省の試算で、これ新聞に出ておりましたが、約二兆三千二百八十六億円ですね、端数を切り捨てまして、そして、地方交付税交付金財源等、特定財源等で五千七百二十九億円、差し引き一兆七千五百五十七億円相当と、こういうことのようでありますから、今言われました...全文を見る
○梶原敬義君 今、農村、農家がつぶれようとしているその状況のことが本当におわかりではないと思います。ぜひその辺のことも早急に総理頭に入れていただいて、いいことばっかり総理は案内しますが、もっと苦しいところもぜひ見ていただきたいと思います。  次に移ります。  参議院決算委員会...全文を見る
○梶原敬義君 それでは決算になじむ問題にちょっと入らしていただきます。  中曽根内閣がスタートされましたのが五十七年の十一月からでございまして、丸々五年になろうとしておりますが、この間における決算審査を通じて感じたことでございますが、会計検査院の指摘事項、会計検査院の報告書を総...全文を見る
○梶原敬義君 そのようにお願いをし、期待をいたします。  次に、中曽根総理の総決算のこれまた一つになるんですが、財政再建対策の失敗の問題でございます。これは私は五十九年度決算に当たっての本会議でも質問をいたしましたが、六十五年赤字脱却の公約を「一九八〇年代経済社会の展望と指針」...全文を見る
○梶原敬義君 総理大臣、ゼロシーリングやその他経費の節減合理化等で随分経費を節約をされたようなお話をされましたが、総理がとってきました総需要抑制の政策、そして財政が収支とんとんになるかというと税収の伸びが非常に落ち込んでこれまで来ました、ここのところは別ですよ。それで税収の伸びが...全文を見る
○梶原敬義君 時間ですのでこれでやめます。  中曽根総理、中曽根総理の民活によって内需拡大をしようとしたそこから、そして国有財産、国公有地を払い下げてきた、民活によってやろうとしたところからこれは上がりかけたんです、もとは。もう時間がありませんから言いませんがね。それから、土地...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、中曽根総理大臣が出席したときにやりたかったんですが、政府専用機をアメリカから二機購入という問題で、私先般質問をいたしましたけどね、今度の臨時国会の補正予算にこの二機購入の問題は予算計上してくるものかどうなのか、それが一つ。それから、大体その予算は幾ら計上す...全文を見る
○梶原敬義君 これは私よくわからないんですが、今度その発注をして何年間かの延べ払いで、そして実際にその飛行機が日本に着くのは、使用開始というのはいつからか、それはいかがでしょうか。
○梶原敬義君 中身になって、どういうことかい。
○梶原敬義君 何言ってるか。購入をする場合に、いつごろめどでこの飛行機が使えるようになるの。買っても何にもならぬじゃないか、使わなきゃ。いつから使うのか。
○梶原敬義君 大蔵大臣、予算を組む場合に、もう六日からの臨時国会で、機種、それはまだかもしれない。しかし、いつごろから使用、これを使うのかどうかね、そんなことがわからぬで、それこそきょう国会で、決算委員会の審査についても総理大臣も協力すると言ったのに、今のような話でどういうことで...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  当初私が何回か質問しましたが、一機当たりの費用は新聞では百四十億円と、こう出ておりましてね、それでそれが二機にしますと二百八十億ぐらいかなあと、こう思っておりましたけれどもね。三百八十八億ということになりますと、相当中の電子部品の装備やなんか入れ...全文を見る
○梶原敬義君 どうして三百八十八億円が出てくるんですか、そしたら。根拠は。
○梶原敬義君 わかりました。その程度でいいんです。  大蔵大臣、新聞の報道によりますと、二機で維持管理費が一年間に約百億円ぐらいかかるであろうと。私は百四十億円ぐらいを前提にして、あらまし資金コストから減価償却、あるいは想定されるパイロットやあるいは乗員、あるいは修理、そういう...全文を見る
○梶原敬義君 私は、ゼロからスタートするんですから、それは二機あった方がいいかもしれませんが、ゼロからスタートすることから考えりゃ一機だって、二機いつももうどこかに置いておくような状態ですから、しかも機種の大きさというのは三百人乗りぐらいの機種を考えておるようでございますので、一...全文を見る
○梶原敬義君 運輸大臣、ということは例えば大分以北、私は四十四億六千八百万と申しましたが、十二億ということですが、これはJR九州でやれといったって金がないから、民間企業というのはやれる限界というのがあると思う。それはJR九州でやれといったってこれから先は無理じゃないかと思う。方法...全文を見る
○梶原敬義君 わかり切って聞いているんですがね。分割・民営化すればこういう状態が来るぞと、永久に日豊線の海岸の交通網というのは、特に鉄道網というのはこういう形になるだろうと、私は地図を置いて見せながら大臣や運輸大臣に質問をしましたね。これが今こうなって地元の皆さんも何か政府にだま...全文を見る
○梶原敬義君 時間があれば運輸大臣と一つ一つ議論をしてみたいんです。随分感覚のずれがあるんです。ただ地元としてはやっぱり大分、宮崎、鹿児島のこの日豊沿線の地域住民としては、どうしてここだけこんなに永久に取り残されなければならないのか、これはあるわけですね。だから、それに対して私は...全文を見る
○梶原敬義君 それからついでですが、九州横断道ですね、長崎から大分に向けての。今日本道路公団が鋭意建設を進めておられますが、特に大分県に入りまして工事が非常におくれておりますが、この関係についてはどのようになっておられるのか。  まあ私は、今のように内需拡大が迫られて、しかも道...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣にお願いをしますのは、もしあれだったら答弁は必要ないかと思いますが、道路も言われますように、もう本当に困るんですよ。  先般十号線というのが大分からちょっと宮崎の方に下ったところでがけ崩れで去年崩れまして、もう両方とも通れなくて、これは建設大臣に決算委員会...全文を見る
○梶原敬義君 次に、農水省にお伺いしますけれども、農業の国営かんがい事業といたしまして大蘇ダムというのを今計画中でございます。これは熊本県の産山村にダムをつくりまして、そのダムの水を引いて、そして畑作に水を供給するという計画でございますが、この計画が非常に私も現地に入りましたら大...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと、その早期完成の目途ですね。
○梶原敬義君 そうしますと、大体六十九年ごろの完成ということで見ていいんですね。
○梶原敬義君 次に移ります。  ちょっと時間がないんで申しわけないんですが、建設省は首都高速道路の通行料金を現行五百円から百円値上げをしようとしておりますが、どうも納得ができないんです。いろいろ決算書類等、少し詳しくは見てないんですが見て、何で五百円でやれないのかという疑問が一...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと時間がないですから要望だけしておきますが、料金の値上げの根拠がちょっとはっきりしないわけですね。だからできれば、なぜ数字上そうなるのか、ここで申請する前に詳しくお聞きしたかったんですが、後でいいですから教えていただきたいと思います。  それから開通ですが、...全文を見る
○梶原敬義君 どうもありがとうございました。  次に柔道問題について文部大臣にお尋ねします。  六十一年の十一月二十一日の本決算委員会におきまして文部大臣に対しまして今全日本柔道連盟と学生柔道連盟が分裂をしている問題について質問をいたしました。その後大臣が鋭意統一に向けて私的...全文を見る
○梶原敬義君 最後に一つだけ。  文部大臣の決意は私は本当に多とするものです。文部省当局の方もやっぱり大臣の決意を受けてしっかりやっていただきたいと思います。  東芝機械のココム違反の問題について、通産大臣、二、三点だけちょっと簡単にしますのでよろしくお願いします。  昨夜...全文を見る
○梶原敬義君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、昭和五十九年度決算外二件に対し是認することができないことを表明するとともに、委員長提案の内閣に対する警告案に賛成するものであります。  反対理由の第一は、五十九年度の財政・経済運営についてであります。  当該年度は、かつて鈴...全文を見る
07月06日第109回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員長に選任されました梶原敬義でございます。  まことに若輩でございますが、災害のないことをお祈りし、委員各位の御協力をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと存じます。  どうぞよろしくお願いいたしま...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に浦田勝君、田代由紀男君、青木薪次君、片上公人君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十五分散会
08月21日第109回国会 参議院 本会議 第6号
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○梶原敬義君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました日本航空株式会社法を廃止する等の法律案につきまして質問をいたします。  二年前の八月十二日は、日航一二三便が群馬県上野村山中に墜落、大破炎上し、乗員乗客五百二十名の死亡事故を起こした、忌まわしい、忘れて...全文を見る
08月26日第109回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十五日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として小川仁一君が選任されました。  また、本日、秋山肇君が委員を辞任され、その補欠として野末陳平君が選任をさ...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和六十二年梅雨前線豪雨及び台風第五号による災害並びに昭和六十二年八月十六日から十九日までの大雨による災害について、政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
○委員長(梶原敬義君) 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
○委員長(梶原敬義君) 発言者、ちょっとわかりやすく、大きく。
○委員長(梶原敬義君) 時間が五分オーバーしておりますので、そろそろまとめてください。
○委員長(梶原敬義君) 本調査に対する本日の質疑柱この程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時八分散会
09月03日第109回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○梶原敬義君 私は、具体的な質問に入る前に、私の立場を四点にわたって最初に明らかにしておきたいと思います。  一つはココムについてでございますが、ココムは米ソ冷戦の遺物であり、ココム自体が外交上の秘密とされ、国際条約、協定という性格のものでなく、その内容も一切公表されていない。...全文を見る
○梶原敬義君 日米安全保障条約が基本にあるわけでございまして、そういう点からいたしますと、アメリカがやはりソ連を仮想敵国として考えているのかどうなのか。この点についての見解というのは、私は一度聞いておきたいと思っておるんですが、その点について外務省は、もう一度、今ちょっとわからな...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、また後ほど時間があればその点についてお伺いをいたします。  次に、この法案改正に至る経緯について、整理する意味でひとつ簡単で要領よく、今日までのことを通産省の方から報告を最初にしていただきたいと思います。
○梶原敬義君 それでは、問題は東芝事件が発端になったわけでございますので、東芝の不正輸出事件の経緯について、若干、日を追って、そうして通産省の対応もあわせて最初にお聞きをいたします。
○梶原敬義君 ありがとうございました。  私は今、文藝春秋の六十二年八月号の写しを持っておりますが、「東芝機械事件・主役の告白これがソ連密貿易の手口だ」ということで、元和光交易モスクワ事務所長の熊谷独、この人がずっと手記を書いておるわけです。  今ずっと経緯をお聞きしましたよ...全文を見る
○梶原敬義君 彼の手記によりますと、この問題の東芝機械が輸出した話のきっかけというのは、大型船舶用スクリューをつくるロボットが欲しい、造船王国日本ではこの種のロボットをつくっているはずだということを、ソ連の技術機械輸入公団の副総裁イーゴリ・アレクサンドロビッチ・オシポフというのが...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、大体文藝春秋も読まれただろうと思うんですが、ここに書いているくだりというのは非常に精密な文章で書かれて、すきのない文章でずっと書かれておりますが、この点については一体どのように、大体真相を書いているという判断をするのかどうなのかお尋ねします。
○梶原敬義君 私、和光交易という会社をしたがって非常に疑問に思ったんです。読みながら、調 べてみたんですが。大体和光交易の概略について株主等も含めましてお願いします。
○梶原敬義君 私は、この会社が正常な会社であるかどうかはなかなか判断に苦しむんですが、丸紅が一八・七五%、安田火災が八・九一で、私の持っている資料で、昭和電工が六・二五、合わせますと約三四%、三分の一強ですね、これはしっかりした企業が株を持っているわけですね。そういう点ではもとも...全文を見る
○梶原敬義君 対ソ貿易の現状ですね、対ソ連貿易の状況、今大体どのくらいの業者が、特に商社が介在をして、それで大体六十一年実績でどのくらいの貿易実績があるのか、その点についてわかれば簡単に。
○梶原敬義君 私は、先ほど最初に申しましたように、制限品目はできるだけ縮小していくべきだという考え方に立っております。  ただ、和光交易のような企業というものが、よく取引して所長がその話に入って、一方でつくっていて横から暴露するような企業というのが、そういう百ぐらいの企業の中に...全文を見る
○梶原敬義君 それから伊藤忠ですね、後から伊藤忠が東芝の要請でかんだのか伊藤忠が先にきたのか、それはよくわかりませんが、東芝、伊藤忠、和光交易と、恐らく三つともその商社は手数料を取って仕事をしていると思うんですが、伊藤忠といいますと、中曽根総理の最高ブレーンであると言われておりま...全文を見る
○梶原敬義君 共産圏向けというのは中国も含んでいますか。
○梶原敬義君 伊藤忠に対しても調査されたようですが、商社にはセールスエンジニアと言うんですか、機械を扱うなら機械専門のエンジニアがおりますね。それが中身を知らぬということはあり得ないし、それを信用するというのがいわば私は業界では常識外れだったと思うんです。いずれにしても、通産省の...全文を見る
○梶原敬義君 ちょっと聞いたところによりますと、これもはっきりしないんですが、審査をする場合は現在も書類審査でとまっておる。物と書類との突き合わせがやっぱり行われてなかった。この点についてはいかがですか。
○梶原敬義君 私は、撚糸工連の問題を議論したときも、なかなか人が足らぬから一々その廃棄機械と申請している数字のチェックができない、こういうことで随分議論があったんですよ、今思い出すんですが。人が足らぬでチェックできなくてこんな大問題になるというんなら、一律国家公務員の人員の削減を...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、私は大企業のなりふり構わない輸出とか、あるいは商売のやり方にやっぱり問題があるなと思うんです。さっき企業のモラルの問題を先に言いましたけれどもね。  ことしの二月の二日から十一日にかけまして、アメリカの西海岸に米と畜産と果樹の関係で私は自費で視察団...全文を見る
○梶原敬義君 だから私は、この際ですからちょっとまた言わしていただきますと、やっぱり労働時間が我が国の場合三百時間から五百時間長いとか、あるいは住宅や何かが非常に厳しい状況、それから輸出企業というのは、本社の内部を合理化すると同時に、下請をまずぶったたくわけですね。そういう状況で...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、ココムというのは非常に秘密組織でなかなか理解ができないんでございますが、このココムについてどんな組織なのか、あるいはその組織運営と性格、それから規制品目をどのように決めておるのか、その辺について外務省の方に最初にお尋ねいたします。
○梶原敬義君 大体その辺のところまでは発表されていますからわかるんですが、どういうようにパリのアメリカ大使館で運営をされているのか。それには日本からはだれが出ているのか。本当にこういう品目を検討する際には技術的なことがわからないと、これはなかなかどれを入れるか落とすかわからないと...全文を見る
○梶原敬義君 何言っているの。アメリカ大使館にあると発表されておる。
○梶原敬義君 そんなこと、少なくともこの法律をつくって刑を三年から五年にするのに、どこに事務所があるぐらい、今から行って十六カ国と相談して発表することにして、そしてそれからここに来なさい。何言っているの。
○梶原敬義君 ココムというのは、じゃどこまでがココムのことについては国会に言っていいのか、どこまでが秘密なのか、その線をちょっと。
○梶原敬義君 これはちょっと時間がなくなったけれども、それじゃ、ココムの問題の話し合われた内容等については国会には言えない。そうすると政府はどこの辺まで知っているんですか、内容については。
○梶原敬義君 おれは頭悪いからようわからぬけれども、ということは、政府は一々ココムの皆さんが相談したら、内容や議事録やなんかというのは閣議か何かで報告しているのか、それとも外務大臣だけ知っているのか。
○梶原敬義君 私はココム問題だけでこんなにひっかかるつもりじゃなかったんですが、通産大臣、私はココムというのは毎週ココムの事務局で何か会議をやっているやに聞いているんだけれども、そういう内容というのは、だから通産大臣あるいは外務大臣には逐一少なくとも報告がされているような内容です...全文を見る
○梶原敬義君 外務省、いろいろ品目を決める相談をするときに、それは時々通産省を呼ぶと言うけれども、実際はアメリカの国防総省の意見ある いはアメリカの意見というのが非常にこれは強く出るはずだと私は見ているし、そう聞いておりますが、この点はいかがでしょう。
○梶原敬義君 非常にこれからいろんな高度技術社会になりますと、どれが一体戦略商品になるのか、あるいは一般生活との関係か、普通の民生用の技術やあるいは半導体を組み込んだようなものがひっかかる場合だってある。その判断の仕方が非常に難しくなると思うんです、これからね。ここのところの判断...全文を見る
○梶原敬義君 私は、むしろ東芝が輸出した機械は、それは確かに問題でしょう。僕はだからこれは問題だということでずっとやってきたんですよね。しかしそれより問題は、お互いに潜水艦をいっぱいつくって、それで核弾頭を積んでお互い撃ち合うということが、もちろんその方が問題なんで、私はINFの...全文を見る
○梶原敬義君 アメリカの場合は特認のような形で他国よりも大分処理をやっているようですね。特認の形でですね。その点についてはいかがでしょうか。  それから、ココム委員会の中でフランスや西ドイツというのは、少なくとも日本の外務省出席者よりも、ココムに対して独自の姿勢というのを打ち出...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、今言われましたような具体的な問題をとらえて幾つか私は見ておりますから、ちょっと時間がありませんから用意して質問を出しますから、対応していただきたい。  それから問題は、条約化の動きをアメリカは提起している経過があったと思うんですが、この点はそれならいかが...全文を見る
○梶原敬義君 では、そういう方向で外務省も頑張ってもらいたいと思うんですね。アメリカがそういう動きが出た場合には、十六カ国のうちの幾つかはココム委員会を脱退するところだって出るんではないか、こういうようなこともあって、な かなかこれはアメリカの希望があったとしてもそれはやりにく...全文を見る
○梶原敬義君 ココムの問題については、私はこれは大問題でね。うまくいっている、こう言っているけれども、これは果たしてああいうアメリカのような自由主義社会で、一方でインドですか、武器を売ったりするような国で、どこから技術がどう流れるかなんて、あるいはこの問題は、東芝機械の輸出が、潜...全文を見る
○梶原敬義君 これは通産大臣の法律案の提案理由の中に、「今回の東芝機械の外国為替及び外国貿易管理法に違反した不正輸出事件は、我が国を含む西側自由主義陣営の安全保障に重大な影響を及ぼすおそれのあるものであり、極めて深刻な問題であります。」こうなっているんですね。まさにココムに関係す...全文を見る
○梶原敬義君 我が国の安全にとってそれがどういうような影響を及ぼすことになるわけですか。これを読みかえていくとそういうことになる。
○梶原敬義君 スクリューがそうなったかどうかというのもはっきりしない。それで、しかし非常に重要な影響があるということになるわけですね。  何ですか、ソビエトの潜水艦は一つずつ全部西側陣営というのは捕捉しているわけですか、キャッチしているわけですか。音の話をするから、そこはどうで...全文を見る
○梶原敬義君 随分質問を残しましたけれど、通産大臣、潜水艦、これは非常に極めて重要な深刻な問題であると、安全保障に影響していると、音が小さくなったら捕捉できぬということを言っているようなんですが、これは全潜水艦を捕捉をしているという前提に立って書かれている文章だと思うんですが、い...全文を見る
○梶原敬義君 時間がないですが、要するにソ連の潜水艦の脅威が、それはアメリカにとっては脅威かもしれぬ、しかし日本にとってどのような脅威をこのことによって及ぼしているのか、この点がやっぱり一つは解明をされないと、なかなかこの改正案に、はいそうですかと、これはまあ中身は同僚委員からず...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がないですからやめますが、アメリカをちょっと優位にしておって、絶えず優位にしておって全体を軍縮するという基本的な物の考え方というのが外務省にあると思うんですよ。少しでもアメリカを強くして、そしてそのまま下げていく、絶えず。そういう発想が僕は腹の中はあると思う...全文を見る
09月17日第109回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八月二十六日、小川仁一君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。  また、去る八月二十八日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和六十二年台風第十二号及びその後の低気圧による災害について政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
○委員長(梶原敬義君) 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。     ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十六分散会
11月06日第110回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、重ねて委員長の重責を担うことになりました。  委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。     ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に浦田勝君、田代由紀男君、青木薪次君、片上公人君を指名いたします。     ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和六十二年台風第十九号及びその後の低気圧による災害について政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
○委員長(梶原敬義君) 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。     ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十三分散会
11月27日第111回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま重ねて委員長に選任されました梶原でございます。  委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いをいたします。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に田代由紀男君、星長治君、青木薪次君及び片上公人君を指名いたします。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) この際、奥野国土庁長官及び大原国土政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。奥野国土庁長官。
○委員長(梶原敬義君) 大原国土政務次官。
○委員長(梶原敬義君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十七分散会
12月10日第111回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨九日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として鈴木和美君が選任されました。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十二分散会
12月28日第112回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま重ねて委員長に選任されました梶原でございます。  委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いをいたします。     ─────────────
○委員長(梶原敬義君) それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に田代由紀男君、星長治君、青木薪次君、片上公人君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(梶原敬義君) 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和六十二年十二月十七日の千葉県東方沖の地震による災害について政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
○委員長(梶原敬義君) 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。     ─────────────
○委員長(梶原敬義君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査のため、自然休会中に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十九分散会