梶原敬義

かじわらけいぎ



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開催日 会議名 発言
04月04日第118回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○梶原敬義君 暫定予算の中身の審議に入る前に、総理の政治姿勢を一、二点お伺いしたいと思います。  最初に、総理の憲法観をお伺いいたします。
○梶原敬義君 関連をいたしまして、憲法で定められております二院制、特に参議院についてどのような見方をされておるのか。ややもすると参議院軽視というのがよく言われるんですが、そのことについてお伺いをしたい。  同時に、これは随分わき道に、わき道じゃないですが、次元の違った話になりま...全文を見る
○梶原敬義君 どうも聞くところによりますと、席は大臣がみずから、おれが一番端へ行くとかなんとかで選ばれるようですが、そうでしょう、山本さんも自分で選んで行ったんじゃないですか。まあ参議院を代表して行っているんだから、もうちょっとそこら辺はひとつ遠慮せぬで頑張っていただきたい。 ...全文を見る
○梶原敬義君 第一次海部内閣のときには、選挙前でしたが、女性の大臣が二人おられたんですね。今度選挙が済んで安定多数をとった後はもう一人もいませんね。あれを見ますと、土井さんに対抗する、やはりイメージアップをねらった。女性に対する見方を今言われましたが、どっちかというと利用主義的な...全文を見る
○梶原敬義君 引き続いて総理、憲法のお話は先ほどしっかりしたお話を聞きました。もう一つそれ以前に、国の政治のトップにある人が次々に国民をだますような、あるいはうその政治というのが一番いけない、このように私は思っておる。うそのない政治を最初にやっぱり貫いていただきたい。宣誓まではい...全文を見る
○梶原敬義君 暫定予算に入る前に、総理、先ほど総理の政治姿勢を聞きましたけれども、四月三日の毎日新聞の「近聞遠見」というところに皆さんの先輩の瀬戸山三男元法務大臣が書いている記事を読まれたかと思うんですが、これをちょっと読みますと、リクルート議員の排除については彼はこう言っている...全文を見る
○梶原敬義君 予算の空白について総理にお伺いをしますが、六十三年度が政府の国会審議軽視によって新年度開始後暫定予算の国会提出、審議となりました。今回再び新年度が開始されてからの審議となり、また予算の空白という異常な事態を起こしました。この原因については、政府並びに自民党が財政の憲...全文を見る
○梶原敬義君 暫定予算を五十日間といたしました理由、根拠についてお尋ねをいたします。  いずれにいたしましても、明後日から本予算の審議が始まったといたしましても、あと四十六日ですかしか残っておりません。いろいろ考えてみますと、参議院における審議の時間等も連休を挟んで非常に難しい...全文を見る
○梶原敬義君 審議日程につきましては、これは国会で決めることだからそれは関知しないと。ということは、物理的に見ますと参議院の審議日程というのは非常に難しくなる。一分でも早くということはよくわかりますが、しかしなかなか物理的に推測をすると無理な状況というのは大蔵大臣御承知だろうと思...全文を見る
○梶原敬義君 今回の暫定予算を見ますと、歳出が約十兆二千億円、歳入が二兆九千五百三十六億円、大幅な歳出超過になっております。これは昭和五十三年度福田内閣のときに税収区分の変更をやりまして以降、特にこういう傾向が出ております。いろいろと詳しい数字、データを持っておりますが、時間の関...全文を見る
○梶原敬義君 利息、利率。
○梶原敬義君 大変大きな利息を払ってやっておるということがわかりましたが、この利子についても国民の税金で支払われなければならないということははっきりわかっております。従来から本予算委員会でも、五十三年度に苦し紛れに行いました税収の年度所属区分の変更はもとに戻すべきだという議論が行...全文を見る
○梶原敬義君 当時の渡辺大蔵大臣の答弁というのは、もう一回申し上げますと、財政が健全化した暁には直したらいい、こう言っているんです。要するに、今の答弁では特例公債脱却に力点が置かれますが、将来にわたってこの年度区分の変更の問題については、もとに戻すというのか、あるいはこれはもうず...全文を見る
○梶原敬義君 関連をいたしまして、税収の年度所属区分の変更の弊害ではないかとこのように思うわけですが、税収の大幅な見込み違いがここずっと続いております。五月が出納の整理期間でございますが、前年の十二月に次年度の税収見積もりを立てている。要するに一年先のことを見通して立てる、そこに...全文を見る
○梶原敬義君 発生主義という考え方、年度区分は、年度年度にきちっと処理をするというのと、発生主義という理論的な根拠に基づいているようですが、その点についてはどのようにお考えなんでしょうか。
○梶原敬義君 私の意見を申し上げ、大蔵大臣に答弁をいただきたいんですが、税の自然増収が本年のように順調なときにこそもとに戻す努力を、何らかの形の努力をすべきだと考えております。  さきの補正予算の際にも議論になりましたが、財政法に抵触をするような大型補正予算を組んだりするのでは...全文を見る
○梶原敬義君 これは、優先順位ということは私はなかなか難しいと思うんですね。財政法の問題から見ても大変難しい問題。したがって私は、一回にそういう巨額のものをもとに戻すということは恐らくできないでしょう、だから剰余金なんかを少しずつでも積み立ててそして戻すという姿勢を大蔵省は持ち得...全文を見る
○梶原敬義君 具体的な項目に入りますが、元年度の補正予算には水田農業確立対策費として、二年度から始まる後期対策費の先取り経費ですか、約三百億円が計上されておりました。もう御存じのとおりですが。しかし、五十日間のこの暫定予算にはこのどこを見ても水田農業確立対策費の項目がありません。...全文を見る
○梶原敬義君 そのようにお答えがあるとは思っておりましたが、私は理解できない。前年度の補正予算に次年度の先取り経費を計上することはこれは財政法に違反をしている。これは議論になったところです、よほどのことではないかと。三月三十一日までと四月のこのわずか数日間の間のことであってそんな...全文を見る
○梶原敬義君 なかなか納得ができないんです。したがって、きょうそういう御答弁があるだろうと思いまして、現地の市町村の幾つかに電話をいたしました、一体緊急性があったのかどうなのかということで。やっと三月末ぎりぎりに県を通して大体そういう基金をつくってモデルをつくろうというのが来たと...全文を見る
○梶原敬義君 本来なら、これは補正予算でこういう政策的な経費を入れるということは、今言われましたように一日千秋の思いで各市町村が待っているという状況じゃない。各市町村に聞いてください。ああ来た、県から水田農業確立対策にかかわる基金条例みたいなモデルと一緒に来た、さあ今から農協や皆...全文を見る
○梶原敬義君 暫定予算に戻りますが、リムパックと予算計上の仕方についてお伺いをいたします。  本年はリムパックの年で、その参加経費が暫定予算に盛り込まれていると言われておりますが、本予算の項では防衛本庁の中の「海上自衛隊の運営に必要な経費」の中に入っておりますが、暫定予算では「...全文を見る
○梶原敬義君 従来からというのはよくわからないが、本予算では「海上自衛隊の運営に必要な経費」、その中に入っている。暫定予算では「海上自衛隊の現勢維持に必要な」と表現が違う。従来から違っているというわけですか。
○梶原敬義君 どうしてですか。
○梶原敬義君 しかし、リムパックは海上自衛隊の教育及び訓練にかかわる問題でしょう。変わるというのはおかしいじゃないですか。
○梶原敬義君 これは一緒にする必要、同じ表現をとる必要があるんではないですか。
○梶原敬義君 リムパックの教育訓練、演習が必要最小限だととるわけにはまいらない。その点については。  時間がないですから次に行きます。  防衛庁の艦船建造費について、平成二年度、最終年度となる継続費の艦船建造については何隻ありますか。
○梶原敬義君 計上していないのが二つありますが、その点についてお尋ねします。
○梶原敬義君 できれば、後でいいんですが、契約内容を示していただきたいとお願いをいたします。  次に、本暫定予算に関しては消費税の関係が歳入歳出とも入っておると思うんですが、どのくらい入っておるんですか。
○梶原敬義君 それはおかしいと思うんだけれども、それはもう時間がないですから後で出してください。  次に移ります。  総理並びに関係大臣に、構造協議の最も新しい進展状況と今後の打開の見通しについて、総理の決意並びに関係大臣の答弁をお願いします。
○梶原敬義君 新聞で報道されているぐらいのことは私は答弁があるだろうと考えておりましたが、今のような答弁では本当に不誠意きわまりない。納得できません。  次に移ります。  消費者物価が次々と上がっております。報道でもずっとされておりますが、これは円安の関係もあるし、消費税の関...全文を見る
○梶原敬義君 総理、物価値上がりの問題についてはこれは大変な問題ですが、総理の考えをお伺いします。
○梶原敬義君 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、ODAに関して少し質問をいたしますが、我が国の対バングラデシュの経済協力の実績について、当面ここ数年のものについて報告をしていただきたいと思うんです。
○梶原敬義君 八九年。
○梶原敬義君 バングラデシュの債務救済無償援助に関して、週刊ポストという雑誌に、三月九日発売、三月十六日発売に掲載されておる問題でございますが、日本が八八年に贈与した債務救済無償援助五十二億三千二百万円のうちの二十五億円を割いて同国が日本から買った救命ボート五百二十隻の入札をめぐ...全文を見る
○梶原敬義君 バングラデシュの日本大使館伊藤公使がこういう状況に対して先方の担当の官房長に対して手紙を出している。私、手紙の写しを持っているが、この点は政府はどうしてこういう手紙を出したのか、外務大臣。
○梶原敬義君 その内容はどういうことですか、照会した内容は。それから、どこどこにその手紙の写しが来ているか、送っているか、それもわかれば。
○梶原敬義君 時間がないですからまた改めてやりますが、外務省は債務救済無償援助については相手国がやることだからこっちは関係ない、こういう答弁ですよ。こういう答弁で、大体貴重な、国のわずかな予算の中から出している援助に対して国民やあるいは我々が今の答弁を聞いて、はいそうですかという...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
04月13日第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号
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○梶原敬義君 二つのことを聞きたいと思います。  一つは、今我が国の外交問題におきまして最大の課題というのは日ソ平和条約の締結ではないか、このように考えるんですね。私はそのように考えておりますが、外務省のお考えを聞きたい。そして、外務次官レベルの作業グループで何回か作業をされて...全文を見る
○梶原敬義君 もう腹を据えて今後やっていただきたいと思うんですが、これまで日ソ平和条約締結の努力に対していろんな障害が言われておりました。  一つは、一体アメリカの意向を無視してやれるのかというようなこともあったと思うんですが、四月三日の衆議院の予算委員会で中山外相は、日米安保...全文を見る
○梶原敬義君 希望でございますが、腰を据えて粘り強く、さらにスピードを速めてやっていただきたい、このように思います。  次に、防衛庁と外務省から先ほど国際情勢やあるいは国際情勢の変化に対する見方をお聞きいたしました。私だけかどうかわかりませんが、非常にニュアンスの違いがあちこち...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がございませんから簡単に申しますと、外務省の佐藤情報調査局長、まあ外務省の情報局長という名がついている以上は、今の防衛庁のような、一方では断定しない、一方ではわからぬ、こういうような話ではちょっと困るんですよね。判断がしにくい、国会でも。したがって御意見を賜...全文を見る
05月16日第118回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○梶原敬義君 きょうは消費税、税制問題と防衛問題、防衛予算の問題を中心に聞きたいんですが、冒頭二つのことについてお尋ねをいたします。  きのうテレビを聞いておりましたら、原爆死没者の数の問題が発表されておりました。きょう新聞を見ましたら、長崎、広島両市の調査よりも厚生省が調査を...全文を見る
○梶原敬義君 総理大臣、厚生大臣、どうしてこんなに国の調査が遅くなったか、この点について さっきお尋ねしましたが、もう一度お尋ねしたいと思います。  それから、総数ではもっと実数はふえるんじゃないか、こういう見方をされてもおりますが、この点について一体さらに調査を進めるのかど...全文を見る
○梶原敬義君 総理、それじゃ私がもう一回言って、答弁してください。  今の話を聞いていますと、これは韓国の皆さんが言っているのと同じように、政府には責任がありませんよと。調査がおくれたことに対して、国会決議があって、それに従ってやったと。今回の調査は多といたしますが、それまでほ...全文を見る
○梶原敬義君 総理にもちょっと聞いたんですよ。
○梶原敬義君 後世に伝えるというだけではなくて、やっぱり現在生きている人あるいは援護を受けないまま亡くなった人、こういう人に対する対応というものをきちっとしていただかなきゃいけないと思うんですが、被爆者援護法を参議院で野党が提案をし、また提案をしておりますが、これは国会でやるまで...全文を見る
○梶原敬義君 しっかりやっていただきたいと思います。  次に移ります。  米の市場開放問題ですが、総理、農林大臣、外務大臣、答弁では国会決議に従ってということをたびたび言われて、決意を聞いております。私も土曜日に選挙区に帰りまして、田舎の農村の人と話をしましたら、このままじゃ...全文を見る
○梶原敬義君 覚悟だけじゃあれです、結果が結局よくないと悪いわけですから、総理、決意を聞かせてください。
○梶原敬義君 本来なら大臣の皆さん一人一人にそのことを聞きたかったんです、閣議で皆さんはやっぱり相談されますから、しかし、時間の関係がありますから次に移りますが、どんなことがあっても米の市場開放はしない、この姿勢を貫いていただきたいと思います。  次に、将来にわたる税、財政運営...全文を見る
○梶原敬義君 出る方は大体わかりました。だから、先ほど言いましたように入る方ですね。非常に情勢が厳しくなる、そういうような大きな財政需要に対して一体どういうように入れていくのか、このことについて聞きたいんです。
○梶原敬義君 財政の中期展望を見ますと、税収の伸びが三年度以降は三ないし五%と落ちている、こういうような形になっております。公共事業の問題にしても、ODAやいろんな予算、防衛予算やら何やらどんどん膨らんできておりますから、こういう税収の伸びが一方で落ちている中で、今言われましたよ...全文を見る
○梶原敬義君 総理、今お聞きになって、要するに公共事業も大変なお約束をすることになるでしょう。それから高齢化社会への対応、それからODAとかあるいは防衛費の問題とか、防衛費の問題やODAは後でやりますが、どんどん伸びている。それに対して、同時に公債依存度を五%に引き下げていく。そ...全文を見る
○梶原敬義君 私はとにかくもう大体皆さんからずっと出そうな話は聞いております。入るのと出るのとのごく近い将来のつじつまはもう合わなくなるだろうと見ているんですよ。その場合に一体どうするかというのを正直に国民の皆さんに話をした上で一体どうですかというような形にならないと、私はやっぱ...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣はいかがですか。
○梶原敬義君 話はちょっとそれますが、小選挙区制でも入れて自民党が衆参圧倒的多数をとるようなことになりますと、どんどんこれはふえていく運命に僕はあると思うんだね。  いずれにしても、消費税は三%で議論をしておりますが、これが一〇%ぐらいになったときに一体、そういうことを想定しな...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣は九年と言いましたけれども、それはわからない。
○梶原敬義君 いやいや、それはわからない。だけれども、歯どめは国会だと、こう言っておりますが、やっぱり問題は、何か財政需要にかこつけて世論を形成し、そういう中で、数といったって野党は数がぎりぎりですからね。そういう状況の中で考えた場合には、そう簡単に——橋本さん、今度こっち側に座...全文を見る
○梶原敬義君 幾ら言っても、この前の税制改革は高額所得者の声が非常に強かったんです、あの税制改革をやる前は。おれはこんな所得があるけどこれだけ引かれるというような、財界の人たちや高額所得者、いろんな人に聞きましたが、そういう人たちの声が非常に響いている、七〇%とか五〇%です。だか...全文を見る
○梶原敬義君 時間の関係でこの問題だけで議論をする暇はないんですが、何でもかんでも税金を一律に取るというやり方よりは、個別列挙型で一体どの品目から取るかというのは、大蔵省の勉強が足らなかった。その点は随分議論をしたんですね、それの方が国民にとっては平等ではないかと。担税力に見合っ...全文を見る
○梶原敬義君 ガソリン税は、ガソリンはアメリカがリッター三十円で八円ですね。たしか日本は五十八円かな。ちょっと今詳しい数字を持っておりませんから申しますと、これ日米内外価格差で言うと最たるものですね。これは比較したら大したことはないと言うけれども、大したことがあるんですよ。
○梶原敬義君 時間がありませんから簡単に申し上げますと、先ほどちょっと言った数字間違っておりましたが、一リットル百三十円で二十リットルを給油した場合二千六百円、ガソリン税が千七十六円かかるんですね。三%の消費税が七十八円かかる。税負担額は千百五十四円。これは大変な金額なんですよね...全文を見る
○梶原敬義君 私は、五十八年に国会に来たんですが、そこから話を今しております。  今もちょっと言われたが、もとが小さいから率が上がっていくのはやむを得ないような意味のことを言われましたけれども、ちょっと言いますと、私は大分県ですが、大分県の平成二年度の予算総額は五千百三十六億で...全文を見る
○梶原敬義君 六十年から行政改革が始まっていますね。それでゼロシーリングが始まって、ほかのところはぎゅうぎゅう締めて地方に負担をかけて、これをずっとやっていった。そして防衛費とODAはこれは例外だということでずっと伸ばしてきたんですよね。これは一年一年見ればそうかもわからぬけれど...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。口先でいろいろ言われても、これはこの流れが変わるかどうかがこれからのやっぱり私は見どころだと思う。  大蔵大臣、そこはしっかり腹を据えて、度胸を決めて、文民統制がきくような予算編成を望みまして、質問を終わります。
05月25日第118回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○梶原敬義君 総理大臣はいないんですね。最初に外務大臣にお尋ねしますが、きょう盧泰愚大統領さんの演説を聞きまして私は非常に感ずるものがありました。苦悩の中から希望を見出そうとして努力をされている、そういう体を張って頑張っている姿というものを感じ取ったんですが、その演説の中身につい...全文を見る
○梶原敬義君 国内の問題ではあっても、あのときの皆さんの答弁あるいは自民党の皆さんの考え方というのは国内でとどまるような議論ではなかった、こう思うんです。  そこで、八八年九月、竹下総理大臣がオリンピックの前に韓国に行きまして、大統領と握手をしながら、大統領が朝鮮半島の緊張緩和...全文を見る
○梶原敬義君 きょうの新聞を見ますと、社会党の土井委員長に対しても、北朝鮮との雰囲気づくりに協力をしてくださいと、このように盧泰愚大統領が話しておる記事が載りましたが、ややもすると政府・与党と外務省だけに閉じこもりがちな外交というのを、もっと積極的に政府がそれぞれ持てるすべての力...全文を見る
○梶原敬義君 確かに外務大臣の姿勢を一貫して予算委員会で見ておりまして感ずるものがあります。どうぞ今言われましたようにしっかりやっていただきたいと思います。  次に、きょうの演説の内容にありましたが、「韓日両国は東北アジアの平和と繁栄のために本格的に努力を傾けていかなければなら...全文を見る
○梶原敬義君 たしかと言われましたが、大体具体的な中身の相談というのは外務省を通じてなかったんですか。日本はどのようにこれからこういう問題に対して対応しようとしているのか、その点あわせて。
○梶原敬義君 だから、たしかとこう言われると、何か風の便りで新聞か何か見て言ったのか、裏で接触があるのか、随分我々国会で物を考えるときは違うんですね。  次に、彼はまた演説の中でこう言っているんです。  「過去の暗い時代、我が民族に強いられたさらに大きな苦悩と試練、その想像に...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  次に、問題がぐるっと変わるんですが、東京に人、物、金、情報、大学も文化も全部集中している。先ほど井上議員からもお話がありましたが、この点について私は若干お尋ねをし、また政府の対応を積極的にお願いをしたいと思います。  昭和六十三年二月...全文を見る
○梶原敬義君 今言われましたように、人口も減っている、そして過疎市町村がたくさん出てきております。鹿児島が一番で、二番が私の地元の大分で、余りいいことではないのですが、三番目が北海道です。四番目が竹下さんがふるさと論を言っている島根です。そういうように、それぞれ大変だからやっぱり...全文を見る
○梶原敬義君 具体的にちょっと東九州のことを申しますと、東九州の場合は、これはもう四国も山陰も共通していると思うんですが、東九州は小倉から大分、宮崎、鹿児島に抜ける鉄道はほとんど単線でございます。大分まで複線の部分が約十三キロありますが、これは単線でございます。どうしてもまだ複線...全文を見る
○梶原敬義君 自治大臣、私が言ったことはよくわかったと思うんです。状況はもう御存じのとおりですが、地方の問題については自治大臣も大事な仕事をされておりますから、ひとつ努力をするように御答弁願いたいんです。
○梶原敬義君 本当にまじめにぜひ考えていただきたい。この公共事業の重点配分は、大蔵大臣、やっていると言っても、なかなかそうはいってないんですよ。ぜひお願いをしたいと思います。  次にODAの関係について若干、本当に簡単ですが、申し上げます。私この前ちょっとやり損ないました、時間...全文を見る
○梶原敬義君 私、国会にできるだけわかるように資料を出してほしいというときはやっぱり協力をしてもらいたいんですが、その辺はいかがでしょうか。
○梶原敬義君 この前私が、四月の四日にバングラデシュの救命ボートの問題で、一番札の金商又一、これは第一部上場株の会社ですかられっきとした会社、これと丸紅と両方が、数社入札をして金商又一が一番安くて一番札、その二・六倍の丸紅が結局受注した、その疑惑について少し質問いたしましたが、時...全文を見る
○梶原敬義君 私たちは乏しい時間と乏しい調査で資料を集めておるんです。だから、ここで言えないにしても、こういう言い方はないでしょう。私どものそれについて本当にそのものが伊藤公使の書簡であるかどうか。私が言っていることがうそだと、うそかどうかわからぬと、感情をあらわにしたむちゃくち...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、これは外交交渉に関係ないと思うんだ。公使が向こうの政府に出して、経済協力局ですか、こことも相談をして出した文書ですね。少なくもそれを外交交渉、こんな文書、問い合わせた文書、それを出せるとか出せないとかいうことが、私はさっきから言うように、一体どうなっているのか...全文を見る
○梶原敬義君 そういうことを言っているんじゃないんです。私は、外務省の公使が出した手紙、向こうから来た手紙を聞いているんじゃないんだ。出した手紙が一体そうなのか、どうなのかということに対して質問している。
○梶原敬義君 だから初めからそう言ってもらえれば。私はこの会議録を読み返して本当に情けなかった。  会計検査院おりますか。このバングラデシュの債務救済無償援助の救命ボートに絡む丸紅の発注と金商又一の発注、二・六倍、この問題については、会計検査院としては当然なかなか難しい面もある...全文を見る
○梶原敬義君 それじゃ次に移ります。  シビリアンコントロールにつきまして、先般総理大臣が私の予算の防衛費の伸びやなんかのグラフを見て、シビリアンコントロールが働くんだと、大蔵大臣は聖域じゃない、防衛費は、こういう御答弁がありましたが、その点について官房長官、我が国における防衛...全文を見る
○梶原敬義君 政治によると。政治によるということは、国会のことを意味されているんですか。政治が最優先と、こう言われましたが、国会のことを意味しているんですか。
○梶原敬義君 国会における、国会のシビリアンコントロールに対する役割みたいなものはどのように考えておられますか。
○梶原敬義君 主に国会、内閣、それから防衛庁内における文官、こういう形になるんだろう。もう少し体系的に頭にすっと入るように私は答弁を期待したんですが、まあやむを得ません。  国会による統制――法律をつくったり、予算の審査をしたり、国政調査をする、これはやっぱり当然だということな...全文を見る
○梶原敬義君 それではお尋ねしますが、イージス艦というのは、本来は航空母艦を守りながら航空母艦が移動するときはついていく、そういう役割が中心だと思うんだが、もう日本は既に六十三年と平成二年度予算化しておりますね。さらにこの前の国会の議論を聞いておりましたら、どうもあとまだ二つか買...全文を見る
○梶原敬義君 もうそういう議論は、私はシーレーン防衛の論争や何かをすると時間がなくなりますからやめますが、イージス艦がこの前ペルシャ湾でイランの飛行機を間違って落とした。むしろそういうようなことで先制攻撃みたいな形で先にやって大きな国際紛争になったらどうするか、その自信はあるのか...全文を見る
○梶原敬義君 その資料をぜひ提出してください。委員長に出していただければ結構です。委員長からいただくように……。  もうわからぬことが多いんです。イージス艦の六十三年度分の契約一千二百二十三億円、その契約の内容を出してほしいということでお願いをしたんですが、三菱重工に三百六十八...全文を見る
○梶原敬義君 米海軍省と直で六百三十二億円、 これは外になかなか出せない技術的な問題でしょう。しかし、その予算をしたやっと契約で出してくれたやつの差の百五十三億円という金額はそんな小さい金額じゃない。なぜそれが出せないんですか。
○梶原敬義君 じゃ内訳を出してください、委員長。
○梶原敬義君 相手先だ。契約をしている相手先だ。金額、中身だ。
○梶原敬義君 金額もわかるだろう。
○梶原敬義君 あなたは通産省におって、そんなことは社会の常識でわかっておるはずじゃないか。今みたいな話をして何ですか。委員長注意してくださいよ、そういう子供みたいな話をされて。
○梶原敬義君 そういうことを言っているんじゃない。何回言わすんだ。中身はいい、金額と契約先を出してくれと。あと幾ら契約してないと。
○梶原敬義君 これは困りますね。一応、防衛局長も答弁しましたイージス艦の目的、そしてどういうような性能を持っているかという大体のところと、今言われました未契約のものと、これはあわせて出してほしい。  なぜ私はそう言うかというと、政府専用機というのが二機、私も六十二年の買う前に決...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣、先般、防衛費はもう聖域ではないという答弁がありましたが、これを見てわかりますように、私は国会へ来たのは五十八年からですが、ずうっと伸びて非常に危惧をしました。その間に今言うイージス艦が二つふえたり、またさらに二つふえようとか、こう言っているんですが、私は、...全文を見る
○梶原敬義君 私は、大蔵省、「平成二年度の概算要求基準」というのを今ここに持っております。「例外事項の増加額」というところで一兆二千二百億円、この中には人件費、年金成熟化、政府開発援助、石油税財源の特会繰入、国際条約の歳出化というところでこれは防衛費が入っております。一方、「削減...全文を見る
○梶原敬義君 時間がありませんから先に移りますが、文民統制で大きな役割を果たすのはやっぱり大蔵省。したがって、どんどんもうこれはとどまるところを知らず上がってくる制服組の要求が中心になるんでしょうが、それに対応するにはやっぱりまず大蔵省が頑張っていただきたい。最初から例外扱いをつ...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
06月21日第118回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○梶原敬義君 通産大臣、本議題に入る前に聞いておきたいんですが、私も先般ずっと予算委員で審議に参加をいたしましたけれども、通産省だけということではないが、やはり資料の国会への提出といいますか、世の中はまさにグラスノスチで情報公開が非常に洋の東西を問わず進んでおりますが、通産行政の...全文を見る
○梶原敬義君 よくわかりました。  特に参議院の場合は、与野党逆転のような状況ですし、そういう意味では、余り今までのように与党の部会とか何かで、そこら辺で話をしておけばもうあとは適当にやれば乗り切れるんだというような情勢では私はなくなったと思います。今大臣からお話がありましたよ...全文を見る
○梶原敬義君 先般、私ども去年の秋に消費税廃止法案を出しまして、その文面や何かに対して随分皆さんからやられましたよ。もしこういう法律をこういうようなタイプで出しておれば、もう本当に一日ももちません、火を噴くように出てくるんですからね。それで、つくづく思いました。憲法というのは国の...全文を見る
○梶原敬義君 次に移りますが、この不正競争防止法改正案の大臣の提案理由を読み返してみましたら、この改正に至った理由、必要性について一つは、「近年、技術革新の著しい進展、経済社会の情報化等を反映して、経済活動において技術上または営業上のノウハウ等の営業秘密の重要性が増大しており、こ...全文を見る
○梶原敬義君 具体的なことについてお尋ねしますが、いろいろアンケート調査の数字やなんかの表やグラフも見せていただきましたが、本法改正に対する産業界における要請といいますか、ニーズといいますか、その実態についてできるだけ簡単にわかりやすく説明をしていただきたいと思います。
○梶原敬義君 知的財産研究所の調査、六百四社の回答状況というのはずっと出ておりますが、これはきのう質問通告をちょっと落としておりますが、これは中小企業の意見がどれだけ反映されているか。六百四社というこの内訳がちょっとわからないんですが、この点はいかがでしょうか。
○梶原敬義君 後で問題になると思いますが、やはりそこが一番心配されるところでありまして、そういう調査の数字というのは、これだけで見ますと、ほうっと言ってびっくりするような全く異議なしという数字ですが、少しそういう中小の心配というのがありますから、この点については後からまた重ねて質...全文を見る
○梶原敬義君 今三つの概念を申されましたが、この概念を読んでみますと非常に腕に落ちないんですね。だから、秘密として管理をされているこの管理の範囲ですね、管理の範囲と言ったら一体どういうことか、これが一つ。それからもう一つは、生産方法、販売方法等の事業活動に有用な技術情報、これまた...全文を見る
○梶原敬義君 なかなかそれだけでわかりにくいんですが、次に移りまして、あとはまた具体的に質問していきます。  営業秘密の範囲ですね、範囲というのは、今言われたような内容では非常に抽象的ですから、とり方によってはどこまでも広がるような気がいたしますが、これは無制限に営業秘密の範囲...全文を見る
○梶原敬義君 この点については庄司委員の方からも後からまたあると思います。  これから恐らく労働力が非常に流動化してくる、果たして終身雇用制度というのがいつまで続くか、こういう情勢を考えた場合に、消滅時効というのは三年、十年と比較的長くなっておりますが、人間の頭の中では、企業秘...全文を見る
○梶原敬義君 営業秘密は特許権等の他の知的財産権とどのように区別をさるべきものか。
○梶原敬義君 本法案で言われているこのノウハウとか営業秘密というのは、我が国において実態として売り買いをされている状況というのは実際に今どのくらいのものでしょうか。
○梶原敬義君 欧米の企業のノウハウ、営業秘密を日本のある企業がどこか何かを介して日本に持ち込んだと、それを差しとめする場合にそのやり方というのは、アメリカの国内法でやれるのか日本の法律でやるのか、その辺は難しいと思うんだけれども、ちょっと聞いておきたいんですが。
○梶原敬義君 次に移ります。  この改正案の一条の二項ですか、「知ラザリシコトニ付重大ナル過失アリテ」というのが出てくるんですが、「重大ナル過失」これほどの程度のことを言っているのか。
○梶原敬義君 なかなかそこは難しくて、それは財力のある強い企業は差しとめ請求、仮処分やなんかですぐやるでしょう。それに対して、いやもうそれを争ってもということになって、小さいところはそれは反論があってもなかなか簡単にはいかない問題があって、この「重大ナル過失」、それは調べればいい...全文を見る
○梶原敬義君 そんなに、憲法の原則まで変えてやるというのではなくて、もっと何かそうじゃないやり方を指導すべきだろうと思います。  次に、具体的に我が国における差しとめの対象となるような不正行為が、さっきちょっと数字が聞きにくかったんですが、厳然として起こっておるのかどうなのか。...全文を見る
○梶原敬義君 中小企業の経営者あたりは、地方の人は時々東京へ出てこなきゃいかぬということで出てきてあっちこっち見て回りまして、そして常日ごろ事業をやっていたりいろんな生産活動をやっていてちょっと行き詰まっているときに、いろんなところへ行ってヒントをぱっと得てきてやるわけね。それは...全文を見る
07月31日第118回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○梶原敬義君 私は大分県の出身ですが、本委員会委員長初め委員派遣をいただき調査をしていただきまして、本当にありがとうございました。また、国土庁長官初め政府関係各省、速やかに現地に入っていただきまして調査あるいは対応をしていただいておりますことにつきまして、大分県民は大変喜んでおり...全文を見る
○梶原敬義君 具体的にお尋ねしますが、激甚災害の早期指定をぜひやっていただきたい。そのためには県の被害調査と関係各省の被害査定、これについて一体いつごろになる見込みか、おおよその見通しを明らかにしていただきたい。また、指定自体のその見通しについてはいかがなものか、お尋ねいたします...全文を見る
○梶原敬義君 だから、その見通しを聞きたいのです、大体のその日程。
○梶原敬義君 大臣、九月中と、まだあと八月もある。お盆前ぐらいに大体対応していただきたいのですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 激甚災害の指定について適用される事項、公共土木、農地、天災融資法の特例、森林災害、中小企業融資の特例云々とこうありますが、どの事項が適用されるという見込みなのか、おおよその見通しでもいいんですが、お聞きします。
○梶原敬義君 そういうことになりますと、それぞれ企業の皆さんや土木関係とかいろいろあるわけですが、少し以下聞いてまいりたいと思います。  自治省におかれましては、七月二十日に一般交付税の繰り上げ交付を実施したということを今お聞きをしましたが、その内容についてお知らせをしていただ...全文を見る
○梶原敬義君 具体的な中身については、きょうはもういいですから、また後で地域別、県別にお知らせしてください。後でいいです。  次に、被災地に対する特別交付税の交付に対しての見通しをお聞きします。
○梶原敬義君 その時期はいつですか。
○梶原敬義君 自治省、ぜひ今回この交付税額は思い切った措置をしていただきたいと思います。  次に、公共施設の災害復旧事業にかかわる起債枠の確保についてどのような措置を講ずるつもりか、お尋ねします。
○梶原敬義君 次に建設省ですが、道路、河川等の災害復旧工事の実施に当たっては、私も稲葉川や玉来川を前回見てまいりまして、そして今回また見てまいりましたが、原形復旧だけではなくて、これは二度とそういう事態が起きても対応できるような大幅な改良工事を実施すべきだとこのように思いますが、...全文を見る
○梶原敬義君 次に、公共土木の災害復旧事業の対象外となっております一件当たり六十万円以下の小規模の災害というのがたくさん出ておりますが、この復旧工事に対する助成、これは何らかの形で対応していただきたいのですが、この点いかがでしょうか。――じゃ、これ私が終わる時間までで結構ですから...全文を見る
○梶原敬義君 大野川流域は随分田畑が河原のようになったり、あるいは表土がはがれてしまったりしておりますが、この地域の減反扱いですね、この点についてぜひやっていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 その点はそのとおりでございまして、大体二、三年ですね、本当に復旧するまではやっぱり二年ないし三年かかる。現地でそういう強い要請を受けましたから、来年度以降の分についてぜひそのように対応していただきたいと思います。  次に通産省の関係ですが、私もよく知っている人が大...全文を見る
○梶原敬義君 その場合に抵当権物件、担保物件がないと金を貸さない、こういうような条件がついたり、あるいは低利といっても六、七%台の金利だったら非常にこれは困るわけで、ですから据置期間と低金利、抵当権物件、こういう障害を超えた弾力的な対応をお願いしたいと思います。いかがでしょうか、...全文を見る
○梶原敬義君 国土庁、農業関係部分に見通しとしては本激甚と。あとについては局地激甚の措置をしていただきたい、このように思うんですが、その点いかがでしょうか。
○梶原敬義君 ぜひそこはきめ細かく現実的な対応をしていただきたいと思います。  次に住宅金融公庫、家を流されたりあるいはもう使い物にならなくなった、住宅金融公庫による災害住宅融資の見通しについてお尋ねします。
○梶原敬義君 どうもその点は速やかな対応をしていただいて本当によかったと思います。  次に、豊後水道等は大変な流倒木のごみが流れ込んで、漁船が出ましてそれぞれ自衛の立場で片づけをしたんですが、このごみ処理に対する国の援助があるのかないのか、その点については私きのうちょっと言って...全文を見る
○梶原敬義君 国土庁長官、今大蔵省から長々何かよくわからなかったんですが話があり、自治省の話は少しわかりました。大臣、責任を持ってこの国税と地方税の関係については地元の要請にこたえて対応していただきますように御指導願いたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○梶原敬義君 よろしくお願いします。  次に、具体的な話に入りますが、一つは農用地の問題です。  地元の新聞を持っておりますが、少し読んでみますと、大分県の緒方町で農業をやっている七十五歳のおばあちゃんですが、こう書いてある。「水害の後、牛二頭を売りました。大野川のはんらんで...全文を見る
○梶原敬義君 よろしくお願いします。  次に、大分県の竹田市の稲葉川と玉来川の復旧計画について、それが一つ。それからダム、稲葉ダム、あるいは玉来川にもやはりこの際ダムをつくる必要があると思うんですが、これは五十七年の災害に引き続いて大きな災害が起こっておりますから、この点につい...全文を見る
○梶原敬義君 稲葉川のダムはもう早急に計画を早めて対応していただきたいんですが、この点はいかがでしょうか。
○梶原敬義君 ぜひよろしくお願いをいたします。  なお、農林省がやっております大蘇ダム、これはかんがいダムですが、計画だけは早く着手しているんですが、これは時間がかかってしようがない。だから、できればもう多目的ダムとして建設省、農水省も全体が一緒になって何らかの形で、その場所が...全文を見る
○梶原敬義君 いつまでか目標を定めて対応していただかないと、現地の人は過疎に悩む、鉄道が廃止されますとさらに過疎が進んでくる、非常に寂しい不安な気持ちでいっぱいなんです。関係省庁との関係もあるでしょうが、国土庁としてはもっと早目にやるような調整をしていただきたいんですが、大臣いか...全文を見る
○梶原敬義君 引き続いて大臣に要請をいたしますが、今のように運輸省は運輸省、建設省は建設省でばらばらになっておりますから、国土庁がこの復旧についてはまとめ役になって連絡調整をとって、早目に対応していただきたい、このことを重ねて要請をいたします。  そこで、このJR九州という会社...全文を見る
○梶原敬義君 JRの経営安定基金は幾らでしたかね。私が調べておりますが、三千八百九十七億円ですね。ことしの三月の決算で黒字が三十八億円。三千八百九十七億円というのは、五%の金利を見ても百九十八億円ぐらいはその安定基金から持ち込んで、実質は私の方で今ざっと計算して百五十億ぐらいの多...全文を見る
○梶原敬義君 時間が来ましたからもう最後になりますが、来年度、平成三年度の予算にこれは何らかの形で、運輸省、やっぱり今言われたようなことを計上していただきたい、それが一つ。それから、法改正をひっくるめて、こういうふうな場合に分割・民営化のときの参議院の附帯項目の第二番目に指摘して...全文を見る
09月21日第118回国会 参議院 商工委員会 閉会後第1号
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○梶原敬義君 二点ほどお尋ねをいたします。  石油の元売り業者というんですか、メーカーの会計処理方法は後入れ先出し法をとっておりますね。会計処理の方法といたしましては、先入れ先出し法と、移動平均法といいまして、石油会社のタンクの中に前から買った分と後から買った分と全部平均をして...全文を見る
○梶原敬義君 昭和四十九年に先ほど通産省の方からいただきました資料によりますと後入れ先出し法を最初に二社、これはメジャー系統の子会社の元売業者がやって、五十七年に一社、六十二年に三社、六十三年に二社、平成元年度に三社、このようになっておるようでございます。  問題は、先ほど言い...全文を見る
○梶原敬義君 その仮需の問題や何かも価格の決め方の問題にもなると思うんですが、その辺についても後日また通産省の方で資料に基づいて説明して下さい。よろしくお願いします。  次に、全く石油と関係ないんですが、八月一日の新聞と九月十三日の新聞によりますと、APEC、すなわちアジア太平...全文を見る
○梶原敬義君 今の大臣の発言を聞いておりますと、新聞の記事のとおりですね。だから本心が出ていると思う。私は、やっぱり国会決議を守っていただきたいという基本的な考え方に立っておる。  それから、農水省に伺いますが、日本が五百億ドルも食糧を輸入しておって、わずかな米の市場開放に最後...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
11月08日第119回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○梶原敬義君 宮城県及び山形県における産業活動等の実情に関する調査のため、去る九月十七日から十九日までの三日間にわたって行われた委員派遣について御報告申し上げます。  派遣委員は、名尾委員長、前田理事、井上理事、倉田委員、吉田委員、三木委員、池田委員、今泉委員と私、梶原の九名で...全文を見る
11月20日第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○梶原敬義君 防衛庁、外務省に対する決算事項に入る前に、一、二お尋ねをしたいと思います。  最初に外務大臣、サダム・フセイン大統領が十八日に発表いたしましたが、クリスマスから向こう三カ月間に人質全員を釈放するというようなメッセージが伝わっております。一方では、報道がありましたよ...全文を見る
○梶原敬義君 私は、今の海部内閣の外交姿勢を見ておりますと、まさに自主性のない、アメリカ追随、いわばアメリカの意に沿わないことは一切やらない。特に外務大臣よりも総理大臣の姿勢に、私は率直に言ってトップに立つ人の姿勢に問題があると見ておるんですが、これは私だけじゃなくてもう国民大多...全文を見る
○梶原敬義君 国連平和協力法の問題について余り多く、また蒸し返す必要はないと思うんですが、結果的には沖縄の知事選でもあのような結果が出ました。国民はあの大騒動に対して一体何だったのかと、こういう点で総理大臣あるいはこの法律の担当者の外務大臣に対する見方というのはやはり非常に鋭いも...全文を見る
○梶原敬義君 平和協力法をめぐりまして、最終的にやっぱり我が国の憲法の建前から認められるか認められないかという点になったと思うんですね。すなわち、憲法への挑戦であり憲法なし崩し、憲法違反、私はこういう国会の審議を通じての究極的な結論が出たし、国民もそのように思っていると思うんです...全文を見る
○梶原敬義君 では、もう少し詳しく言いましょう。  事件の発端は、八九年十月、福岡市においてジェトロ主催の韓国業者との商談会があった。そのときに、福岡県の宗像市内の社長Aさん五十四歳が韓国人の会社社長の二人から、韓国ではナマコが正月には高く売れるから、フィリピン物を正月に輸入す...全文を見る
○梶原敬義君 それでは続けますが、そして九〇年の三月に参事官と韓国の警察関係者と思われる人が同席のもとで、韓国人社長はそこで八月末に五百万円、十一月末に六百万円を返済する約束をいたしましたけれども、そのとおりにはなりませんでしたが、九月五日に二百万円を送金をした。あとはまだそのま...全文を見る
○梶原敬義君 新聞の報道で、今言ったところは報道されている。公に出ている内容です。この出ているということは知っているんですか。
○梶原敬義君 では、さらに事実関係だけ私の方から言っておきますから、それで言ったことが違うというなら調べて、後で早急にまたこの場でひとつ、決算委員会の場でも結構ですから述べてもらいたい。  十一月の十六日に、毎日新聞の方から参事官本人にインタビューをしておりますね。そして、金銭...全文を見る
○梶原敬義君 今私が言いましたのは、十一月十七日の毎日新聞の、これは西部本社で出している三面記事ですかね、三面記事。これは見ていませんか。
○梶原敬義君 最後というのはどの部分。
○梶原敬義君 あなたは、三面のこんな大きな記事で出ているのを、これは十七日の夕刊ですが、それ、見ていないんですか。あなた、こんな重要な問題で、この記事の一番最初に書いている、それを見ていないんですか。
○梶原敬義君 大臣、こういう重要な問題で、外務省の信頼関係がどうなるかという問題で、しかも現地で報道されている内容を調査すると言いながら、しかも三面のこういう大きなトップで書いている記事の一番前に書いているやつを、知らないとは一体どういうことですか。外務大臣、知らないで済みますか...全文を見る
○梶原敬義君 くどいようですがね、事実関係を調べる調べると、こう言っておりますが、私は、事実関係を調べるのはそれでいいからそれは何も言っていませんよ。しかし、少なくとも今ここまで報道されていれば、そういう内容については承知しているかと、こう聞いているんです。あなたは、そういうのは...全文を見る
○梶原敬義君 では、きょうの毎日新聞の朝刊の一面に関係記事が載っておりますが、それは読みましたか。
○梶原敬義君 それでは聞きますがね。この福岡県宗像市のAという社長は、本人に現金を渡すときに、やはりこういうことが世の中にあるのかなということで半信半疑でもあり、その席でテープでちょっと録音しているんですね。その録音の中に、非常に重大なことを言っておりますね。  「テープには「...全文を見る
○梶原敬義君 これはどういうようなことでこのようなことが――テープがあるということですからね、これは。事実関係を調査も何もないです。これは声紋の調査をすればその本人かどうかというのはすぐわかりますよね。  だから、そういう点でこれは私は事実を否定することはできないと思うんですが...全文を見る
○梶原敬義君 そのように言われますと、あなたにも責任ができるわけですよね。私は、事実かどうかと、テープがあると、こう言っている。テープが出てきたらあなた責任とりますか。事実の調査をするという、いつまでにやりますか。
○梶原敬義君 一応私は、外務大臣もいろいろ言っても、テープはあるし、これは動かしがたいことだと思うんですよ。だから、早急に調査をすると。  そして、私はこの参事官だけが悪いんじゃないと思うんですね。これはジェトロが中に入り、あるいはKOTRAも入り、話をして、そういうようなこと...全文を見る
○梶原敬義君 大臣に聞いているんです。
○梶原敬義君 この際、要請しておきますが、当の福岡の宗像市の社長さんやあるいは関係の記事をとった人というのは、やっぱり身辺がこれから非常に厳しくなると思うんですね。その点については政府の方も、万が一にも問題が起きないように十分手を尽くしていただきたい、そのことを要請したいと思いま...全文を見る
○梶原敬義君 防衛庁長官、これは伝えられる新聞の報道ですから、なかなか会計検査院もここでは言いにくいと思うので私が代弁をしたいと思うんですが、  「防衛」めぐり攻防会計検査院VS防衛庁 こういう見出しですが、  検査院はF15Jのほか、一隻三、四百億円する海上自衛隊の最新鋭...全文を見る
○梶原敬義君 会計検査院はもう御承知のように、これは憲法で決まっておるんですが、九十条「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。会計検査院の組織及び権限は、法律でこれを定める。」、こう...全文を見る
○梶原敬義君 この報告書を見ますと、「本件三艦以外の艦船についても同様の事態があると思料されるので、生産明細書等を再調査のうえ国有財産台帳価格を修正すべきものと認められる。」、このように書かれておりますが、それに対する対応と状況はどのようであったのかお尋ねします。
○梶原敬義君 防衛庁の内部監査制度、これがどうして物品管理簿と価格が違っておるような問題を発見できなかったのか。会計検査院が行かなきゃわからないのか。防衛庁の内部監査制度というのは一体どうなっているんですか。
○梶原敬義君 結構なことですが、そこまでやっていてどうして、先ほど言いましたように、会計検査院が外から出ていってわかって、内部でわからなかったのか。
○梶原敬義君 未然防止のためにやるのか、あるいはやった結果是正をやるのか、どっちですか。
○梶原敬義君 そういう内部監査制度というのはおかしいんじゃないかね。まだ総括質問がありますから、防衛庁長官、その内部監査のやり方について、今私、そんな話ではもう納得できませんから、何が一体未然防止で、何をしているのか。そして、内部でやった監査結果というのは一体どこに報告してだれが...全文を見る
○梶原敬義君 あなたの言う、要するに内部監査のやり方というのは、会計検査院で指摘されると困るから、ちょっと妙なことをやっていても、それを途中で是正して外に出ないようにするというやり方のようにもとれるんですよ、実際問題として。  それで、報告は長官まで行くということを聞きましたか...全文を見る
○梶原敬義君 気持ちはわかりますが、そういう防衛庁の内部監査の制度のあり方の問題について、後日で結構ですから、この委員会に一応説明をしていただきたい。要望いたします。  それで、会計検査院からよくやっているというお褒めがあったような御答弁ですが、戦闘機用のエンジンの主燃料ポンプ...全文を見る
○梶原敬義君 もういろいろ言うことないですが、関局長はこの間まで通産省の大臣官房審議官。もう防衛庁でえらい長い昔のことを知っているような御答弁であれですが、これ、ずっと前にやられたことですからね。僕は、こういうことはいっぱいある、氷山の一角と見ているんです。会計検査もそんなに目が...全文を見る
○梶原敬義君 具体的なそういう外務大臣の気迫を受けまして、ちょっと幾つか聞きますが、会計検査院が指摘をしております国際協力事業団、これは外務省にもお尋ねしたいと思うんですが、航空運賃の支払い方法が不経済との事項が指摘されておるのは御承知のとおりだと思うんです。  これはどういう...全文を見る
○梶原敬義君 協力事業団はいかがですか。
○梶原敬義君 協力事業団、やっぱりここまで指摘をされておる、常識で考えて、私はもう民間の貧乏会社で育ち、今貧乏ですが、国のお金というものはやっぱり大事な国民のお金ですから、ここは頭を働かして、どうすればこの六億何ぼかをプラスになるとかならぬとか、そういうことを考えないでやる神経が...全文を見る
○梶原敬義君 次に、これは六十三年度の決算報告を見ておりましたら、おっと驚くようなものがやっぱりあるんですね。今六十二年度の話ですが、六十三年度のにしても。  それはどういうことかといいますと、フィリピン。これは報告書には出ておりませんが、新聞にフィリピンと国が出ておる。通勤輸...全文を見る
○梶原敬義君 いや、具体的な車両の問題だ。
○梶原敬義君 車両の納入業者というのはどこですか。
○梶原敬義君 時間がなくなりましたから、もうあんまり多くは質問できない。  問題は、円借款といえども、有償の貸付資金といっても、七年ないし十年据え置き、そして返済期間が二十五年から三十年、平均金利が八九年で二・六九%、今我が国の予算に係っている金利負担というのは約二〇%係ってい...全文を見る
○梶原敬義君 時間がないですから関連して言いますと、私、予算委員会でもやりましたが、八八年に実施された債務救済無償援助、バングラデシュに対する救命ボートの調達に係る問題も非常に疑惑があるんですね。  これはどういうことかといいますと、債務救済無償援助五十二億のうちの二十五億を割...全文を見る
○梶原敬義君 外務大臣、もう時間がないですから個別のやつは省略いたしますが、先ほどからずっと言っていますように、本当にやっている中身を一々全部洗ったらいろんな問題が出てくるでしょうね。だから、少なくともバングラデシュのあの問題については、外務省としては検査院に全面的に協力をすると...全文を見る
○梶原敬義君 いや、そのことはもうわかっているんだ、内容は。予算委員会でもやったから。
○梶原敬義君 そういうことを今言っているんじゃないんですよ。外務大臣に、会計検査院が検査をすると言うから、検討してほしいと今言っているんですよ。
○梶原敬義君 あと少し残りましたが、終わります。
11月21日第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○梶原敬義君 きょうは、運輸省、郵政省の本省とその所管する箇所の決算審査でございますが、最初に会計検査院にお尋ねをいたします。  運輸省並びに郵政省等に関しての検査の施行率について、昭和六十二年度はどのようになっているか、お尋ねをいたします。
○梶原敬義君 最初に、運輸省の関係でありますが、昭和六十二年度の会計検査院の決算報告書によりますと、処置済み事項として、「ケーソンの製作の型枠損料及び外足場損料の積算が不適切」、こういう項目が挙げられております。それから二番目に、「航空保安施設等の警備費の積算が不適切」、これも処...全文を見る
○梶原敬義君 若干、指摘された内容についてどこに問題があったのか、その点について。わからなければ、検査院からその点についてちょっと報告していただいてもいいんですが。
○梶原敬義君 次に航空保安施設の警備費の積算の関係で不適切という、この点についても内容について少し。私が説明してまた皆さんから説明を聞くより、どこに問題があってどのように処置をしたのか、その点について、金額等も触れていただきたいと思います。
○梶原敬義君 これは場所はどこですか。
○梶原敬義君 新東京空港というのは成田ですね。
○梶原敬義君 そうすると、会計検査院にちょっとお尋ねしますけれども、ほかにも空港はたくさんありますが、同じようなその種の例というのはなかったんですか。
○梶原敬義君 そうしますと運輸省、羽田の場合は、成田と同じようなケースというのはないんですか。
○梶原敬義君 次に移りますが、運輸省の所管の日本国有鉄道清算事業団、これにつきましては不当事項として指摘されたものが一カ所、そして処置済み事項が二カ所ございますが、この点については、きのう質問をとりに来られたときに、よく見ていただくようにお願いしておきましたが、問題点三カ所につい...全文を見る
○梶原敬義君 あと関係するところは、日本貨物鉄道株式会社の関係で処置要求事項が一項目あります。JR各社では、処置済み、これが一カ所ございますが、この点についてあわせて。
○梶原敬義君 運輸大臣、今運輸省に関係する会計検査院の検査報告で、いろいろと指摘事項、処置要求事項、改善事項とかずっと出ておりますね。これは非常に重大な問題で、また、私は氷山の一角だろうと考えておるんです。膨大な事業の中で会計検査院が検査するには限界がある。その中でこういうものが...全文を見る
○梶原敬義君 次に、郵政省に移ります。  先ほど会計検査院から、検査の施行率についても全体からすると非常にわずかなパーセント、〇・八%でしたか、そういう状況でございますが、何回も同じようなことが繰り返されておりまして、一つは不当事項として、「職員が現金を領得」したもの三十五件、...全文を見る
○梶原敬義君 さらに郵政省の管轄では日本電信電話株式会社、この関係が処置要求事項として一件、処置済み事項として三件挙がっておりますが、この内容についてはもう一々触れなくても結構でございますが、郵政大臣、このようなことが毎年毎年会計検査で次々に、六十三年もいろいろと出てきますが、こ...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひそのように努力をしていただきたいと思います。  ただ、やっぱりお金を扱う職場ですから、誘惑を断ち切るためにハンディーコンピューターみたいなものか何かですぐそれが記録に残り、また相手にその瞬間に受領証を、一々書くのじゃなくて、渡せるような何か工夫をして、今の進ん...全文を見る
○梶原敬義君 豊肥線の災害額、復旧に大体必要 であろうという額、これをあわせて。
○梶原敬義君 運輸大臣は、現地視察をされたのでしたかね。
○梶原敬義君 私も災害対策委員長を何年か前にやったことがあるんですが、ことしの七月三十一日に本院の災害対策委員会がありまして、その席で私も質問をいたしました。  いろいろ考えてみますと、もし仮にNTTのような全国一律のネットワークの会社であれば、これはもう恐らく即座に復旧にかか...全文を見る
○梶原敬義君 大臣、これは運輸省だけでやれるものではない、自治省、建設省、林野庁、それからまた大蔵省、全体に関係する問題で、担当者は非常に苦労していると思うんですね。しかし、いろんな法律の枠等があって、それぞれできることとできないことがありまして非常に難しい、そういう状況でだんだ...全文を見る
○梶原敬義君 鉄道軌道整備法という法律がある、あるいはまた新たに鉄道整備基金の創設を考えているやに聞いておりますが、そういう内容を今言う時期かどうか難しい時期であろうと思いますが、言える範囲におきまして、法律の改正なりあるいは来年度予算要求なりについて。
○梶原敬義君 今自治省のお話が出ましたが、自 治省の方もこれは地方財政の問題との絡みもあり非常に難しい問題で、なかなか物の言いようも難しいと思うんですが、自治省といたしましては、現状その沿線の市町村というのはもう大変な過疎でございます。同時に高齢化が非常に進んでおります。また、...全文を見る
○梶原敬義君 きょうはもう恐らくそれまでしか言えないと思います。  次は建設省の関係ですが、おいでですか。  何カ所か橋の橋脚が倒れたり、大野川の鉄橋と玉来川の鉄橋、河川の上にあった鉄橋が二つとも流されておりますが、これらも一体どこまでが建設省の関係する復旧工事で、どこまでが...全文を見る
○梶原敬義君 農林水産省お見えですか。――農林水産省の関係も何カ所か、大臣、後で集中豪雨の関係の写真をそちらに持ってまいりますが、たくさんあるんです。御協力をいただかなきゃ恐らくうまくいかないところもあると思うんですが、農林水産省としては、林野庁ですか、どのように現地で相談をしな...全文を見る
○梶原敬義君 JRと相談をしながら、この建設省の護岸をやり、あるいは林野庁とも相談しながら今言われたような関係するところを復旧していくというわけですが、復旧の実務は現地、県が中に入ると思うんですが、一体どういうシステムでやっておられるのか。
○梶原敬義君 JRの代表の方にお尋ねします。  現地と今言われましたが、呼吸がぴたっと合って、そして速やかに復旧の体制がとれているのかどうなのか、その点について。
○梶原敬義君 運輸大臣、今お話がありますように、スムーズに進んでおっても来年の十月三十一日までは開通の見込みが立たない。これは前の国鉄だったら恐らくその半分で、来年の梅雨の前ぐらいにはもう工事が終わるぐらいのスピードで当然やっているはずですよ。そういうような状況なんです。しかも、...全文を見る
○梶原敬義君 大野伴睦さんの血を引く人ですから、あの新幹線をやられたその御子息に当たる方が、たった四十七キロ、三十三億の復旧が運輸大臣のときにできないとかめどがつかないとか、これはどうも――だから、もういろいろ申し上げませんが、ぜひ現地を見ていただきたいと思います。  それから...全文を見る
○梶原敬義君 JR九州の方に決意をお聞きしたいんですが、私先ほど言いましたように、経営安定基金というのは、これはやはりそういうことも含めて約三千九百億円が国民の血税から出ているわけですね。そしてしかも、今清算事業団が管理している基金がこれからどんどんおたくの方に、会社の方におりて...全文を見る
○梶原敬義君 時間が参りましたから、最後に運輸大臣に、ぜひ運輸省の担当者、そしてJR、今の決意がありましたが、大臣がそうやらせる、そういう決意をお伺いし、本当に地元に入っていただくこともお願いをして、最後に一言決意を伺いたいと思います。
○梶原敬義君 終わります。