梶原敬義

かじわらけいぎ



当選回数回

梶原敬義の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第123回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○梶原敬義君 社会党の梶原でございますが、先ほど一河公述人、岡野公述人におかれましては本当に適切な公述をしていただきまして、今感激をしているところでございます。  幾つかお尋ねいたしますが、最初に一河公述人の公述されたことにつきまして関連してお尋ねいたしたいと思います。  今...全文を見る
○梶原敬義君 あとの財政赤字と……。
○梶原敬義君 財政赤字がありますね。大変な財政赤字がありますが、しかし貿易収支は大きな黒字で国際的に批判を浴びているような状況が一方にある。しかし、何も財政にその貿易収支の黒字の部分というのが入ってくるわけではない。  そういう状況の中で、やはり国際貢献にはどんどんお金を使わな...全文を見る
○梶原敬義君 わかりました。  次に、斎藤委員からも質問がありましたが、とにかく先生が言われますように、公共投資もやる、減税もやる一そうすると一体財源をどうするのかという議論になるわけですね。私どもは、とりあえずこのパート減税はこういうときだからこそやろうじゃないか、こう言って...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  それでは、岡野公述人に生活大国についてお尋ねいたしますが、私は生活大国という表現には非常に抵抗があるんです。どうも最近、一般の風潮とすれば、どんどん宣伝が行き渡るものですから、本当に日本は経済も何もすべての面が豊かで大国だなというような...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間がありませんから終わりますが、日本の今のゴルフにしてもレジャーの関係にしても、奥さんは家へ置いておって自分だけ出ていくようなそういう傾向が非常に強いですね。だから、やはり家族で行けるような、金もかからないでやれるような、そういうものが終局の一つの生きがいを取...全文を見る
○梶原敬義君 もう時間ですが、最後に中央と地方の問題で、地方においても県庁の所在地とまた離れたところと違いがあるという御指摘がありました。そのとおりだと思うんです。  問題は、その県庁なら県庁の近くまで来るのは来るんです。そうすると、私は大分市で、大分市の周辺に来ると物すごく込...全文を見る
03月31日第123回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○梶原敬義君 暫定予算の具体的な審議に入る前に、ただいま証人喚問の、証人の出頭を求める動議が出されましたように、これは異例な事態でございます。この暫定予算そのものがやはり本件にかかわる衆議院での審議等で非常におくれた経緯もありますが、自民党総裁の宮澤総理の責任というのは、こういう...全文を見る
○梶原敬義君 ずっとこれ聞いておりまして、総理、やっぱり人ごとのような答弁がずっとありまして失望を感じているんですが、そこのところは今後改めていただきたい、要望を申し上げたいと思います。  さて、暫定予算における質問に入りますが、八年前の五十九年度と比べると同じ日数、十一日間や...全文を見る
○梶原敬義君 歳出総額に対する税収の割合を見ますと、四年度暫定ではわずか〇・三%。歳出超過額五兆四千百八十六億円は大蔵省証券で賄うことにしておりますが、四・五%近い利子を払うことになりますが、六十日間で償還するということになりますと約四百億円の利払いが生じます。もう少し利子のつか...全文を見る
○梶原敬義君 これはたびたび国会でも指摘をされておりまして、発生主義を後で議論しようと思ったんです。今答弁出ましたが、十二月末にその次の次の年の五月まで税収の見込みを立てるなんという、だから大変税収見込みもこれまで狂ってきておりますが、そういう弊害もあるし、できるだけ条件を整えて...全文を見る
○梶原敬義君 次に移ります。  今の景気動向と、きょう緊急経済対策を閣議決定をされたようでありますが、この景気動向と緊急経済対策について、政府から説明を求めたいと思います。
○梶原敬義君 経済企画庁長官は平静を装って今説明をされました。ついこの前、昨年の暮れの補正予算のときにも私は質問をして、このままで大丈夫か、こう言ったら、まあ調整過程だから心配ないと、いわばそういうようなニュアンスの答弁がありました。  私はそのときに、日本の経済運営というのは...全文を見る
○梶原敬義君 緊急経済対策七項目のうちの最初に出ております公共事業の前倒し、これに対しまして四つの点で疑問があるし、質問をしたいと思います。  一つは、これは特に地方自治体の所管が非常に多くなると思うんですが、地方自治体の管理、監督、設計、そういう技術者というのはもう既に仕事が...全文を見る
○梶原敬義君 そういう答弁では納得はできません。後でまた財源問題、税制問題でやりますから、先に移ります。  経済企画庁が平成三年十-十二月期の国民所得統計を発表されましたが、そのときに二年ぶりにマイナス成長というような記事も出ておりまして、その状況の説明をしていただきたいのが第...全文を見る
○梶原敬義君 そうしますと、一月から三月、相当経済成長力がつかないと、今の状況で三・七%の達成というのは難しいと私は見ているんだが、その辺の数字の予測があればお示しいただきたい。
○梶原敬義君 三・七%というのはどういう意味を持った数字か、あと三・五%、今審議中の予算のところで少し質問いたしましたから、三・七%よりも質の問題だと言われることについては後でお尋ねをいたします。  内需主導型の経済のあり方から外需主導のあり方に質が変わってきているような気がし...全文を見る
○梶原敬義君 国際収支がこういう形になれば、まだ貿易摩擦というのはどんどん拡大する、したがってどうするかというのは政府の課題ですが、やはり内需主導型の経済政策をもう少ししっかり継続してとるようなことが大事だと思います。  次に、経済の現状の見方として野田長官は、三月二十一日の本...全文を見る
○梶原敬義君 今、平成四年度予算の審議をしておりますが、経済成長率を三・五%見込んでおられますが、この数字そのものは、先ほど三・七%のときに数字より質だというお話がありましたが、この三・五%の経済見通しはどのような意味を持っておられるのか。
○梶原敬義君 これはまたうまくいかなかったらいかなかったで、さつぎのような答弁を後日されるんですか。
○梶原敬義君 時間があれば本当にいろいろ議論したいんですが、ちょっと先に行きますが、この五%達成に向けて、前半は非常にもともと景気が落ち込んでいるときですからマイナスげた、そういう状況から仮に後半に景気が回復するとしても丘%達成というのは非常に難しい数字だと、民間の調査もいろいろ...全文を見る
○梶原敬義君 最後に、この経済見通しの問題で総理大臣にお尋ねをいたしますが、三。五%というのは税収を見積もる場合もやっぱりそれが基礎になるだろう、経済運営の基礎になる数字で、そして民間企業にとってもそれを基本にする、国民生活もそれを基本にする、非常に大事な数字だと思うんですね。そ...全文を見る
○梶原敬義君 大蔵大臣にお尋ねしますが、平成三年度予算に占める補正後の税収の確保というのは、見込みはいかがなものでしょうか。
○梶原敬義君 ことしのがわからぬで来年度の予算の税収見積もりを議論するのはこれはまた困るんですが、今審議をしておる平成四年度の予算における税収の見積もりというか、その基礎数字というのは確保できるんですか。
○梶原敬義君 これまでたびたび、かつて何年間は、すなわち昭和六十二年から平成二年度までは過小見積もりじゃないかという議論が国会で随分やられましたね。そして、今度は過大見積もりじゃないか、こういう疑問が非常に強いんですが、果たしてその見積もる能力がないのか政策的に見積もりをそういう...全文を見る
○梶原敬義君 税収見積もりをする場合に、源泉所得税について平成四年度分の給与所得額の対前年増加見込みを六%を前提にしているようですが、これは間違いないですか。
○梶原敬義君 ベースアップ、今見てもわかりますように四%台、さらに中小は落ち込む。六%も見て、そこが大体もう過大見積もり。  それから、利子所得に対する源泉所得税は、これも今公定歩合とんどん下がっていますが、これも少し高く見ているんではないですか。
○梶原敬義君 さらに配当所得、それから法人税、これも昨年の予算編成時につくった予算ですから、これも高目に見ておられるんじゃないですか。
○梶原敬義君 総理、大蔵大臣、平成四年度の予算は三・五%の達成も非常にもう無理だという感じがいたしますし、今言いましたように全部もとになる数字を高いところで見込んでやっておりますが、これはもう本予算の前提が狂ってきているんじゃないか、現実離れをした税収見込みになっているんではない...全文を見る
○梶原敬義君 今皆さんのお手元にお配りしておると思いますが、「国税収入の構成比の推移」と「抜本改正による所得税の負担軽減状況」という二つの表、これは大蔵省からいただいた数字ですが、構成比の推移を見ますと所得税の割合が着実に上がっております。一方、法人税は昭和六十二年度をピークに大...全文を見る
○梶原敬義君 次に、所得税の負担軽減の状況がいただいておりますもう一つの表にずっとあります。確かに夫婦子二人の標準家庭における所得税の減税効果という数字は、理論的にはこのように算出をされておりますが、しかしこれに対して各家庭は消費税をまた別に払っておりますからこれは差し引きしなけ...全文を見る
○梶原敬義君 負担率は減少しておるとしても、負担額は非常にふえている。その数字はいただいておりませんが、後日でも結構ですが、負担額の絶対額、これをいただきたい。そして、それをもとに次に質問をしたいと思います。  それからもう一つ、直間比率の問題に対しまして、消費税導入のときに、...全文を見る
○梶原敬義君 サラリーマンは、それにまた社会保険料の負担と税金、いわば重税感というのは非常に強い。今のように景気対策を緊急経済対策の中に幾つか入れた、この中にやっぱり内需拡大をするためにもサラリーマンの減税を本当は織り込んでほしかった、このように思いますが、我が党も提案しておりま...全文を見る
○梶原敬義君 回り回りまして乗数効果みたいなものが出てまだ税収を引き上げる、内需が拡大すればそういう形になりますから、そう言わぬでぜひ検討をもう少し積極的にしていただきたいと思うんです。これは今圧倒的多数の国民の声だろうと思いますし、税制問題やそういう問題につきましては本委員会で...全文を見る
○梶原敬義君 具体的なことをちょっとお尋ねしますが、回収見込みの立たない不良債権が幾らというように報道されておりますが、それをどのようにつかんでおられるのか。それからメインバンクは、金融団はどういうところが中心銀行になっておられるのか。この二つ。
○梶原敬義君 住友、三和、それぞれ貸付金は今幾らあるんですか。
○梶原敬義君 この債務の状況を考えていただかないと、これから佐川がうまくいかなかった場合に一体銀行はどうなるのか、そういうこともなかなか判断できにくい。教えていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○梶原敬義君 私は、東京佐川が原因になって佐川グループというのは今非常に危険な状況だと思うんですね。このまま放置をしておけば、銀行がつかないと全部巻き込んで倒産の可能性もある。そうい状況の中で、今言いましたような数字を政府がつかんでいない、何を一体もとで判断をしていくのか、どうも...全文を見る
○梶原敬義君 それはもうわかっています。
○梶原敬義君 そういうことでやるからどうも信頼を置けないんです。  佐川清さんは社主の相談役になる、これはどういう意味のことですか。持ち株は何%持っておるんですか。
○梶原敬義君 記者会見する前に、運輸大臣、少なくとも六つの合併をさせてくれ、こう言っているんでしょう。記者会見の前に担当役所に相談ないんですか。全くないままやったんですか、あれは。どうなんですか。
○梶原敬義君 大臣は聞いていない、役所にも相談のないまま記者会見をやっているんですか。
○梶原敬義君 運輸省はどうなっているんですかね。こういう大事な問題で、しかも政界まで巻き込んでいろいろな問題が出ようかという、そういう会社が重大な変更を、このままじゃもうつぶれるから佐川清さんに会長を退いてもらって、銀行がそういう要求を出して、やろうとしている。六社の合併について...全文を見る
○梶原敬義君 なかなかこういう状況の中では、物を判断できないし、どうも審議を続けにくいんですが、次に移ります。  佐川急便が中曽根元総理が会長をしております財団法人世界平和研究所に五億円の寄附をしているということにつきましては、これはもう新聞でも報道されておりますから、それはそ...全文を見る
○梶原敬義君 委員長、今の方はどこの方ですか。
○梶原敬義君 所管する官庁の方にお尋ねします、今の問題を。
○梶原敬義君 この財団法人の「財産の管理」第七条によりますと、「基本財産に係る経理は、一般の経理と区分して整理するものとし、その方法は、理事会の議決を経、かつ、総理府、防衛庁、経済企画庁、外務省、大蔵省及び通商産業省(以下「主務官庁」という。)の承認を得て、理事長が別に定める。」...全文を見る
○梶原敬義君 第七条は「財産の管理」だから、「承認を得て」云々だから、知らぬということは見ておらぬということだろう。いいかげんな答弁するなよ。
○梶原敬義君 「特定基本財産に係る経理は」となっている、「経理は」と。だから、関係あるじゃないですか。最初のときだけじゃないじゃないですか。「経理」となっているじゃないですか、七条に。
○梶原敬義君 そう書いてないじゃないか。
○梶原敬義君 七条の二、「特定基本財産に係る経理は、一般の経理と区分して整理する」と。
○梶原敬義君 佐川から入っているだろうと言われている五億円は基本財産ではないのか。
○梶原敬義君 この世界平和研究所というのはどういう経緯でどうしてできたのか。今、行政改革で人を減らそうと、こう言っているのだが、一体何人、だれだれが出向しているのか、それとどういう経緯でどうして、金は政府がどのくらい応援しているのか、それをちょっと説明してください。
○梶原敬義君 人件費は。
○梶原敬義君 大体人を食ったような答弁をし過ぎる。前から言っているじゃないか。  では、各省庁ごとに言ってください。
○梶原敬義君 財団法人というのは民間団体。私も決算委員会で竹下元総理のときに、これは純然たる民間団体だということで大分議論して、こういうような法人をつくってどんどん人を出したり、こういうことをやるということは私は今のような時期に考えられないのだけれども、ほかにそういう人を出してい...全文を見る
○梶原敬義君 大体、元来そこは病気で休職したりなんやらした人と我々は見るんですね。こういうのが入っているというのはなかなかわからないんですが、どうもこの予算は、総理大臣、認めるわけにいかないと思うんです、我々の立場からしてこういう団体に。  そこで、もとに返りますが、渡辺郵政大...全文を見る
○梶原敬義君 佐川は先ほど合併の話が出て、まさに回収不能の債権がたくさんある、このままじゃどうしようもない、そういう状況の中で五億円、仮に五億円入ったとすれば、この寄附は返すべきだ。こういう瀕死の状態の企業から五億円、こういう崇高な目的を持っていると言われる世界平和研究所が、返す...全文を見る
○梶原敬義君 今、佐川の許認可をめぐりまして、これは政府の姿勢も問われている。まともなことをやっていて、急激に佐川がああいうようにナンバーツーの貨物運送会社に普通の常識では育つわけがない。許認可をめぐってやっぱり疑惑もささやかれている。  そういう状況の中で、元総理それから有力...全文を見る
○梶原敬義君 当初二百億基金をつくる、その運用で回すと、こういうようなことでしたが、なかなかリクルート問題があって思うとおりに寄附が集まらないということで、中曽根さんが近代政治経済研究所がなんかで三億何千万出した、後藤田さんが幾ら出したと、当初そういうことが報道されておりましたで...全文を見る
○梶原敬義君 四十三億五千万のうちにもし五億ということになると、これは非常に大きな部分を占めますね、占めますでしょう。これはやっぱり問題がある、このように思います。  総理、ずっと聞かれておったと思うんですが、総理の気持ちを率直に聞かせてください。
○梶原敬義君 今はどうでしょうか。
○梶原敬義君 まあ似たようなことでして、リクルートのときも総理は、そのときはそう思わなかったけれども後からそろえて返したと、こういう論理と全く同じじゃないですか。非常に根は似ている。じゃ、いいです。  問題は、佐川清さんや東京佐川の渡辺さんたちに非常に問題があるように言われてお...全文を見る
○梶原敬義君 たくさん質問が残りましたが、世界平和研究所というのは平和のうちに話がいくんだろうと思っていたら、なかなか平和じゃない話が多いものですからまたやりたいと思います。  林野庁、農林水産省、台風十九号の風倒木の二次災害防止に対しまして、林野庁が調査団を派遣したように報道...全文を見る
○梶原敬義君 御苦労ですが、筑後川の上流の大分県の日田郡前津江村、中津江村、上津江村、江がつくところは地すべり常襲地域と聞いておりますが、ここは年間降雨量が四千ミリを超す非常に雨のたくさん降るところでございまして、市町村長皆さん方のお話も聞いておりますが、非常に心配をしております...全文を見る
04月09日第123回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○梶原敬義君 最初に、ペルーのフジモリ大統領が突如憲法停止、国会を解散して非常人権を握ったと伝えられております。背景はよくわかりません、我々も。しかし、大統領による軍事クーデターとも伝えられておるところでございますが、一方では、政治的な行き詰まりを打開する非常措置だということも伝...全文を見る
○梶原敬義君 外務大臣、この前国会でフジモリ。さんの演説を私どもも聞いたばかりでびっくりしましたが、援助もやっておるということで、直接電話を入れて、フジモリさんびっくりしたと、どうしているのか、余りむちゃするなよというぐらいの話はされたんじゃないかと思うんですが、どうですか。
○梶原敬義君 次に移りますが、きょうの新聞で報道されておりますように、米軍機が神奈川県の大和市と横浜市の上空で八日、約一時間半にわたりましてアクロバットの飛行訓練を繰り返して、住民は恐怖におののき、小学校も一時間にわたって授業を中断したと、こういう報道がされておりますが、防衛庁、...全文を見る
○梶原敬義君 これはきょうの新聞です。これは八日です。(資料を示す)
○梶原敬義君 防衛庁というのはまさに国民の安全保障、今のような状況ですとちょっと困るんですがね。  今後、状況を報告していただくということと、もっと厳しい対応、小林議員もこの前からたびたびこの問題を取り上げて、それに対する答弁も本当に聞いておりまして豆腐のようなふわふわした話で...全文を見る
○梶原敬義君 米軍がやれば、日本は米軍に対しては非常にこれまでずっと弱腰ですね、だれが考えても。しっかりそこは言うべきことはやっぱり言ってもらわなきゃ、果たして日本は独立国か、こういうことさえ国民は思います。いいですか。
○梶原敬義君 次に移りますが、宮澤総理、大変お気の毒ですが、支持率がきのうの新聞調査で二二%まで落ちておりまして、不支持は四九%に達したと言われています。各社ともそういう傾向が出ておりますが、一体原因は何だと思われますか。
○梶原敬義君 新聞では、総理の指導力とか政治改革、政治倫理、そういう問題に対する評価がマイナスだというのが伝えられておりますが、私も宮澤総理待望をしておりました一人といたしまして、非常に期待が裏切られた感が強いんです。  予算委員会でずっと接しておりまして、私が感じた総理の一番...全文を見る
○梶原敬義君 私は、表現力とか言葉ではないと思います。もう心だと思います。一言でいい、済まない、おれは努力をすると、それでいい。それが伝わらないので、これからぜひ思い切ってそのことを、国民の前に体をさらしていただきたいと思うんです。  総理大臣とは一体何か、こう考えたら、やっぱ...全文を見る
○梶原敬義君 次に、総理の今度の施政方針演説の目玉は生活大国への前進、こういうことだろうと私は考えますが、以下お尋ねをします。  内政の最重要課題といたしまして、生活大国への前進を掲げられました。その実現に向けて、社会資本の整備、労働時間の短縮あるいは国土の均衡ある発展など六項...全文を見る
○梶原敬義君 総理の生活大国論は、ある程度高成長といいますか、多量生産多量消費型の経済のパターンというものを一つには前提に置かれている。もう一つは、今言われますようにGNPの分配をどうするかという問題、これは今お聞きをいたしました。  ただ、もう少し先のことを考えると、二十一世...全文を見る
○梶原敬義君 通産省にお尋ねしますが、石油の可採年数についてちょっと資料があれば御説明願いたいし、やはり石油に代替するエネルギーというもの、これ原子力以外、自動車とかなんか陸上を走るそういうもの、いずれにしても大事ですから、そういうものに対する予算措置とかあるいは対応は今のような...全文を見る
○梶原敬義君 通産省の方で、今大分出ましたから、権威ある数字を発表してください。
○梶原敬義君 いずれ、今生まれた子が五、六十歳になったら、まだまだあるとしても底が相当見えできますから、やっぱり石油にかわる代替エネルギー等の研究というのは日本だけの問題じゃない、世界のためにももっと真剣に考える必要があるのではないか、そのことを申したいのであります。  次に具...全文を見る
○梶原敬義君 景気の調整弁に住宅が今までずっとなっているんです、結果的にはこれはよくないと私もかねがね言っておるんですが、それが一つと、それから社会主義の国に行きますと、前の社会主義の国は給料の一割が住宅費でしたね、大体ずっと。だから二五%というのは大変ではないでしょうか。  ...全文を見る
○梶原敬義君 私の地元のことも言われましたが、現在四四%と言いますが、いただきました資料によりますと、平成二年度で和歌山は四%、徳島九、三重県が九、島根県が一〇、高知一〇、佐賀二、秋田一四、岩手一七、そういうように非常に低いところがある。高いところでは東京の八八。だから、これが全...全文を見る
○梶原敬義君 とにかく頑張ってください。  次に、生活環境の中で特に交通体系の整備、四全総で打ち出されております一日交通圏構想、これはいつ完成をするのか、これが第一点。第二点といたしましては、国民の負担が非常に高い。航空運賃にしてもJRの運賃にしても、あるいは高速道路を通りまし...全文を見る
○梶原敬義君 次に、財源の問題に入りたいと思うんですが、生活大国という言葉が踊りまして姿がなかなか見えない。しかし、やるとすれば社会資本の整備、この四百三十兆円の公約はやらなきゃならぬ。一体公共投資の財源については、大蔵大臣、どういうめどをつけておられるのか、お伺いします。
○梶原敬義君 もう少しわかりにくいんですが、ODAとか高齢化社会への対応とかで資金需要はどんどんさらに要る、バブルははじけて税収は落ちる、NTTの株はもう売れない、こういう状況ですね。したがって、これは増税でやるのかあるいは建設国債が、そういう国債で賄うのか、それしかないんじゃな...全文を見る
○梶原敬義君 平成七年度を目途に国債依存度を五%以下に引き下げるという再建目標がありますね、財政の。そして、そうする場合に建設国債発行額を毎年度一兆一千五百億円ずつ減額していくという方針がある。これはもう明らかに破綻をしたということですね。
○梶原敬義君 そこはそうだと思いますが、私ども仮に建設国債で四百三十兆円の公共事業を賄っていく、こういうことで試算をしてみましたら、平成九年度には今の百七十四兆円の赤字公債が二百兆円、そして十二年度には二百二十兆円から二百三十兆円ぐらいの規模に膨らむ。政府は、赤字財政からの脱却、...全文を見る
○梶原敬義君 ここはそうは言ってもなかなか国民はだませないと思うんですね。  総理の生活大国づくりをやると言われているその方針を掲げて進む以上は、やっぱり総理は総理なりに頭に財源対策というのがあるんだろう、したがって六項目掲げたんだと思うんですが、総理のお考え、いかがでしょうか...全文を見る
○梶原敬義君 総理はかねがね経済見通しで楽観主義者だ、こう言われておりました。大体高い成長にある程度自信を持っておられるようですが、前提に私はエネルギーや食糧の問題も、言いましたように、あると思います。いずれにしても、国民に負担を強いる場合にはやっぱり政治に信頼がないと、あるいは...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ頑張ってください。  それでは次に、短時間雇用者いわゆるパートタイマーについてお伺いしますが、我が党も、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合の皆さんと一緒に、短時間労働者の通常の労働者との均等待遇及び適正な就業条件の確保に関する法律案、いわゆるパート労働法...全文を見る
○梶原敬義君 この間の要するに雇用者全体の増加率、この間というか昭和五十年、私の数字では三百五十三万人、平成二年が七百二十二万人、非常にふえておりますが、増加率は普通の労働者の場合三三・五%、短時間雇用者は一〇四・五%、非常にふえております。  そこで、パート労働者の男女別、年...全文を見る
○梶原敬義君 しかも、このパートタイム労働者というのは、事業所の中では基幹的な恒常的な労働者と化しているという面が一方では出ております。一方では、労働条件が非常に劣悪である。そういう面につきまして政府としてはどのように認識をされておられるのでしょうか。
○梶原敬義君 婦人少年室を通じて各県で指導をされるということで、今高齢者の問題や大学生の問題が出ましたが、その点はいかがでしょうか。  それからもう一つ、パートタイム労働者の労働条件改善に向けての国際的な動向はどのようになっておるのか。  なお、高齢者の問題につきましては、後...全文を見る
○梶原敬義君 労働大臣と総理大臣にお尋ねし要請をしたいんですが、日本のパートタイム労働者、パートタイマーというのは景気調節弁、あるいは企業の情勢によって絶えず整理の対象に最初になるわけですね。いわば日本の暗い部分だと思うんです。  この点もう少し、今もう私も時間ありませんから非...全文を見る
○梶原敬義君 もう先に行きますが、私の方から、法制化については宮澤総理、労働大臣とよく相談されて、そういう国際的な環境に来ていると思うので、ぜひやっていただくようによろしくお願いします。    〔委員長退席、理事井上吉夫君着席〕  関連しまして、私はこの前、地元に帰っておりま...全文を見る
○梶原敬義君 九万円で働いても十五万円で働いても二十二万円で働いても、二十万円の年金生活者は、月の話ですが、年金と働いた報酬、対価とは合計するとそう変わらないんです。  では、その三つに分けて具体的に説明してください。
○梶原敬義君 これは労働委員会でも議論されていると思うんですが、こんなばかなことはないんです。九万円仕事した人も十五万円した人も二十二万円した人も、在職老齢年金のもとではもう所得一緒ですね。それはそれなりに年金を守るという哲学があるのかもしれないけれども、普通の人はどうしても納得...全文を見る
○梶原敬義君 掛金を掛けているんだ、みんなずっと。
○梶原敬義君 大臣、今言ったように、九万で働いても十五万で働いても二十二万で働いても手取りは一緒なんです、結局。そう言っているんです、皆さんは。そういう人があなたのその話を聞いて、今のような答弁でみんな納得するか。どうですか。何も貴重な時間そういう議論をするつもりないです。
○梶原敬義君 総理、ちょっと感想を聞かせてください。
○梶原敬義君 だから、いい方法を、合算して税金をかけたりあるいは社会保険料をとったり何かそういう方法をして、そういう矛盾が現にあるんですから、解決をするようにしていただきたいんです、いい方法をね。
○梶原敬義君 それはもう重々承知の上で、しかし先ほど言いましたように、九万働いても十五万働いても二十二万働いてもその人にとって手取りは一緒だというのは、これはどうしても矛盾だと思うんですよ、大変な。そこを言っているわけですから、よろしくお願いします。  次に、総理が五番目に掲げ...全文を見る
○梶原敬義君 ワーストテンを述べてください。
○梶原敬義君 私のところも知事が一村一品とか一生懸命頑張っておりますが、どうしようもならぬのですね。  大分県の場合、高齢化率二〇%以上の市町村が五十八市町村のうちに三十三あるんですね。それから要するに六十五歳以上が二五%を超えるのが五十八のうち七、一番高い大田村というところは...全文を見る
○梶原敬義君 東京を一体どうするかという問題は後に譲るといたしまして、地方の問題は確かに私ども大分市とかあるいは拠点の市がブロックにあるんです。そういうところには仕事があるんですけれども、例えば普通なら三、四十分で来るところを、市部に入ったと同時にもう通勤ラッシュで一時間もかかる...全文を見る
○梶原敬義君 それから、今手元にあります第二国土軸です。  これは東北にもあるし山陰にもあるし、おまえのところこれが通ると悪いよと、こう言われておりますが、この資料の右端にある団体の皆さんが、和歌山を通りまして徳島に抜けて伊予から大分に行くという、もう時間がありませんから簡単に...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
○梶原敬義君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました平成四年度総予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  海部内閣を引き継ぎ、決断と実行を掲げてきた宮澤内閣は、発足当初の待望論や本格政権論が完全に吹っ飛び、発足間際にあった五〇%台の支持率は今や...全文を見る
04月09日第123回国会 両院 平成四年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○梶原敬義君 私は、今度の予算は根底が間違っておるというか狂っていると思う。それは、経済実質三・五%成長を前提にしたような、それがもとになった税収見積もりが基本的にされておる。  少し例を挙げますと、まず、所得税に関する源泉徴収、源泉所得税等を見てみますと、ベースアップ等が六%...全文を見る
04月23日第123回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○梶原敬義君 通産大臣、御多忙の中、中国に行かれたように報道で見かけましたが、通産大臣の目から見た中国の今日の政治経済の情勢といいますか動向について感想を最初にお尋ねしたいと思います。
○梶原敬義君 どうも御苦労さまでした。  二つの法案の中身に入る前に、経済情勢の問題について、経企庁もお見えですから、お尋ねをいたしますが、今日の状況さらにはまた今後の対応等について簡単に要約をしてお答え願いたいと思います。
○梶原敬義君 在庫調整がことしの四-六で見通しがつくんではないか、いやそれは年末までかかるんではないか、こういうような議論がよく聞かれますが、この在庫調整の問題について、一応どのように把握をされておるのかお尋ねします。
○梶原敬義君 通産省にお尋ねしますが、今言われましたように在庫調整が非常に深刻な産業としては一般機械、精密機械、電気機械、それに自動車、紙パ産業、こういうところになっているようでありますし、私も昨日経企庁の方から資料をいただきましてそういう状況を今見ているところでございますが、通...全文を見る
○梶原敬義君 公取との関係もありますが、産業ごとにきめ細かい対応をしていただきたいと思います。  次に、ちょうど経企庁もおられますし、通産大臣、景気対策に絡んで、払いつも言うんですが、景気の調節弁に住宅投資が、絶えず景気が悪くなると住宅を大いに刺激せい、こういうことになり、また...全文を見る
○梶原敬義君 それでは、特定中小企業集積の活性化に関する臨時措置法案に対する質疑を行いたいと思います。  提案理由の説明をいただきました。その中には、「我が国中小企業は、事業所数の約九九%、従業員数の約八〇%」云々ということで位置づけをされております。そしてその後、「しかしなが...全文を見る
○梶原敬義君 くどいようですが、例えば大企業に納める納入会社とか、私のところにも鉄綱会社がいっぱいあります、造船に対する。そういうのもありますが、その親会社と小さい関連業種、事業所との間というのは、どうしても任すとかなんとかいってもやっぱり上部下部の関係にあるんですよ、社会的には...全文を見る
○梶原敬義君 活性化計画を立てて、いわば集積というのは産地と置きかえてもいいということですが、そういう産地の指定をやっていくということですから、この十年間の時限立法の中で、一体この法律ができましたらどのようなことで活性化計画を進めていって、そういう産地の指定というものは今大体頭の...全文を見る
○梶原敬義君 それは、十年で大丈夫でしょうか。
○梶原敬義君 わかりました。  それから次に、手続ですね。この法律の手続の概要について最初に説明をしていただきたいと思いますが、よろしく。
○梶原敬義君 指針をつくられる場合に、これは衆議院の方でも随分強い要望があったと思うんですが、こういう進出計画やあるいは活性化計画を立てる場合に、そこで働いている従業員、あるいは労働組合のあるところもあるかもわかりませんが、そういう働いている人たちの将来進む方向がやっぱり雇用とが...全文を見る
○梶原敬義君 当然のことだと思いますが、その指針ができ次第我々にもひとつ、今言われたことがそうなっているかどうか、それをいただきたいと思いますが、ぜひそういう方向でよろしくお願いをしたいと思います。  次に、そういう産地の場合、産地をさらにまたこういう法律等に沿って育成をしてい...全文を見る
○梶原敬義君 なかなか国の指導といっても、通産省というのは通常残業省とかいってとにかくかつては夜遅くまで仕事をされておって、行きますと、皆さんの机の上は資料がいっぱいたまって大変な状況です。そういう状況の中で、今言う中小企業事業団ですか、こういうところを使いながら情報を流すという...全文を見る
○梶原敬義君 これらの措置も組合員や事業者の人がぱっと読んで、我々が読んでもなかなか今聞いてもわからぬのですが、よく説明をしないとおくれをとるようなこともあるんじゃないかと思います。  それから、大体おぼろげに百ぐらい産地を指定するということになるんではないかということですが、...全文を見る
○梶原敬義君 最後に、支援策の中で中小企業近代化促進法ですね、そういうものや、先ほど言いましたような各種の立法の中で似たような支援策がありますね。これと今きょうこの審議している法案の支援策と非常に似通ったのも幾つかあります。そういう場合のどっちをどうとっていったら有利になるかとい...全文を見る
○梶原敬義君 時間がなくなりまして、非常に大ざっぱになりましたが、次に、伝統的工芸品産業の振興に関する法律の一部改正について質問をさせていただきますが、これも先ほどと同じように、なぜ一体今この法律の改正法が出てきたのか、そして、この法律のポイントは一体何か。最初にその二点。
○梶原敬義君 今、指定工芸品というのは数は幾らだったですか。そして、新しい指定の申し込みというか、傾向はあるのかどうなのか。
○梶原敬義君 それでは、次に移りますが、私、去年からことしにかけまして、京都の西陣織ですか、それから鹿児島の大島つむぎと、私の地元の別府の竹細工と、三ついろいろ調査して見てきまして、まあこれを見ますと、仏壇がまたいっぱいあるんですが、たくさん百七十四のうちいろんな工芸品があります...全文を見る
○梶原敬義君 さらにまた、これは具体的なことですが、具体的な施策の中で地域手づくりカレッジが挙げられておりますが、何か平成四年は一カ所ですか、先ほどの答弁ちょっと聞き漏らしたんですが。
○梶原敬義君 ビレッジは。
○梶原敬義君 よかったら、その平成四年一カ所、モデルになりそうなカレッジ、恐らくもう想定されているんでしょうが、大臣、発表できますか。
○梶原敬義君 次に、卸業者、流通業者と伝統工芸品をつくっている生産者と、これはうまくかみ合わせると、いうのはなかなか、私が竹細工を見ましてもなかなか難しいところがあるんですね。中国から安いやつを持ってきて、別府のブランド、名前を張って国内に卸の人が売る。生産者はそういうのを横目に...全文を見る
○梶原敬義君 あと二、三分ですから最後になるかと思いますが、昭和四十九年に伝産法が成立した際に、参議院の商工委員会で「後継者養成のため技能資格制度の創設につき検討する」という附帯決議がつき、昭和五十年度からこの伝統的工芸品産業振興協会による伝統工芸士の認定事業が開始をされておりま...全文を見る
○梶原敬義君 最後に、大臣の決意を聞きたいと思いますが、私は別府の竹細工の場合を想定してみますと、ある民間の卸業者がそういうセンターをつくって、そしてそこに商品を並べ、修学旅行の子供たちが竹細工をつくっている場面とかあるいはそういう商品を見て帰るわけですね。大島つむぎも鹿児島へ行...全文を見る
05月12日第123回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○梶原敬義君 私は、この改正案を読んでみまして、まさに提案理由で述べられておりますように、時を得ているし改正案の内容についてもこういうものだろう、このように思います。  賛成の立場でこれから若干お尋ねをいたしますが、その前に、けさ起きて新聞を見ておりましたら毎日新聞で渡部通産大...全文を見る
○梶原敬義君 さらに事務方にお尋ねしますが、内容の拡充あるいは届け出対象の拡大、このことについて。    〔委員長退席、理事松尾官平君着席〕
○梶原敬義君 第二番目に基金制度のことについてお尋ねしますが、先ほど吉田委員も質問がありまして少し重複するかと思いますが、この三百億円の根拠というのは、年間金利五%で、三、五、十五で十五億円、そういうことで逆算をして出た数字だろう、このように説明を受けたんですが、その根拠について...全文を見る
○梶原敬義君 重ねてそこら辺のことをお尋ねしますけれども、その各社、四十九鉱山ですか、義務者存在分の皆さんに拠出をしていただく場合の、あなたのところは何ぼというように積み上げていくんだろうと思いますが、その根拠みたいなもの、算定方式ですか、そういうものはどのようにお考えなんですか...全文を見る
○梶原敬義君 次に、事前の説明の折には、負担する能力は今のところ各社ともあると、そのように承りました。そして、その助成措置といたしましては税制上の措置に重点を置かれているようでございますが、損金参入、もうかっている場合は確かにそういうことで効果的だろうと思いますが、なかなか水面下...全文を見る
○梶原敬義君 さらに、改正されるこの法案の三つ目の大きな柱といたしましては、指定鉱害防止事業機関制度を創設するということでございまして、先ほども質問がありました資源環境センター云々、この内容を若干もう少し基本的に補足説明をしていただきたいし、副次的な事業として予定をしているような...全文を見る
○梶原敬義君 ぜひ、これはそういう意味からしても幅広く頑張っていただきたい。最初が大事ですから、気合いを入れてやっていただきたいと思います。  それから、指定機関の人的構成はどのように考えておられるのか。また、職員の身分保障等を十分考えていただきたいと思いますが、優秀な職員の確...全文を見る
○梶原敬義君 そこは人にかかわる問題ですから、十分な配慮をぜひ移行過程においてはしていただきたいと思います。  次に、少しホットな金の話に移らせていただきたいんですが、私は今「日経サイエンス」一九九二年一月号を持っておりますが、そこで「菱刈と九州の鉱床」ということで九州大学の井...全文を見る
○梶原敬義君 広域地質構造調査で平成四年度七億四千三百万、それから精密地質構造調査で四年度予算額二億九千万、前年より少しずつ減っておりますが、これはいただいた資料で間違いないですか。
○梶原敬義君 時間がほとんどなくなりましたが、そういうように全国的に金属鉱業事業団を通じて通産省の方も今頑張っておられますが、こういう時期ですから、ひとつ渡部大臣、力を入れてもう少し積極的に前にゴーというような形で旗を振ってもらいたいな、このように思いますし、論文を読んでみまして...全文を見る
○梶原敬義君 ありがとうございました。  時間がもう少しありますから具体的にちょっとお尋ねをしますが、先ほど言いました大分県の中西部、特に引治を中心とする金鉱脈の問題は何度も地元の新聞に出ておりましたが、平成四年度、再度精密地質構造調査というんですか、何かそういう調査をやられる...全文を見る
○梶原敬義君 よろしくお願いします。終わります。
05月22日第123回国会 参議院 建設委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会,逓信委員会,土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○梶原敬義君 私は、この法律案が六省庁によりまして東京一極集中から地方の活性化を目指すという積極性については評価をしながら、質問をしてまいりたいと思います。  この法案の背景と経緯について最初にお伺いをしたいと思いますが、まず、その中で特に以下のことについてお答えを願いたいと思...全文を見る
○梶原敬義君 できればもう少しオフィス機能を移すというそういう法律を最初につくろうとしたのが、いわば地方拠点都市の中に埋没した。どっちかというと、地方拠点都市の方が非常に大きな位置を占めて、オフィス構想というのが小さくなっているような感じを受けるわけですね。この経緯等について、事...全文を見る
○梶原敬義君 この産構審の答申にもありますように、これから十年間に東京首都圏で恐らくさらに人口が二百四十万人ふえるだろう。そのうち百万人は東京首都圏外から流入するだろう。そういう状況になりますと、さらに地価の問題、住宅の問題、交通の問題、都市環境全体から見ても東京は大変なことにな...全文を見る
○梶原敬義君 一応理解をいたしますが、そこら辺はこれからの論議の中で少し問題が出てきますから、後に譲りたいと思います。  地方拠点都市法は、当初八十カ所ぐらいの指定を考えているようですが、この地方拠点都市というのは十年ぐらいたってどういう都市ができるのか、どうもなかなかイメージ...全文を見る
○梶原敬義君 多極法の審議をするときにこれは非常にわかりにくかったんです。  議論の中では、多極とは一体何なのか、県庁所在地を多極にするのか、あるいは日本国内の地域を幾つかに絞って極を立てていくのかという私の質問に対しては、それはずっと幾つも立つだろう、そして、ニュアンスとして...全文を見る
○梶原敬義君 法律を審議するときに、こういう法律というのは十年単位ぐらいでやります。もう四年ぐらいたっているんですが、四年ぐらいたってこういうようなことですから、これはどうも、この多極分散型国土形成法というのは一体どこに問題があったのか、その点はいかがなものでしょうか。どこに問題...全文を見る
○梶原敬義君 法律をつくるのはいいですが、この多極分散促進法の問題点やなんかもすっかり洗い出さぬままに、それをほっておいてまた次々どんどん行くというところに、何をしているのか、そういうところがあるんです。それで、今のあなたの答弁では、地方にゆだねていて地方の創意が出てこないからと...全文を見る
○梶原敬義君 多極の極が熊本、大臣のところにもまだ立っておりませんから、これはまたよくその点は分析をしていただきたいと思います。  それでは拠点都市法の問題に入りますが、この法律の特徴は、基本方針を主務大臣がつくり、そして知事が指定し、基本計画は関係市町村がつくるということです...全文を見る
○梶原敬義君 その「極力」というところに非常に微妙さが残るんですが、こうして法律を改めて一歩踏み込んだ以上はできるだけその自主性が貫けるように努力をしていただきたいと思います。  次に、拠点都市はいわば第二の県都を育成するという構想のように私はこれを読ましていただきました。その...全文を見る
○梶原敬義君 そこで、関係して、産業業務施設り地域指定というか、これは八十ぐらいのうちに一体幾つぐらい考えられるんですか。
○梶原敬義君 この法律は、要するに「地域拠点都市地域の整備」と「産業業務施設の再配置」ということになっておりますが、この二つを無理やりにくっつけたような感じがしてならない。異なった性質を持った内容のものを一緒にくっつけたような感がいたします。  そこでお尋ねしますが、通産省はど...全文を見る
○梶原敬義君 しからば、要するに地域は全国くまなく普遍的に考えているということですからそういう立場に立って議論をしたいと思うんですが、いわばこの地方拠点都市法というのは、県庁所在地に一極集中しているので第二の県都を目指すというのが非常にウエートの高い建前にたっております。そういう...全文を見る
○梶原敬義君 例えば静岡県においては、県庁所在地の静岡、それにもう一つ複眼都市みたいな浜松がありますね。浜松周辺たらばまあ言われるようなことはよくわかる。  オフィスアルカディアというのは、例えば九州の果ての大分県とかあるいは宮崎県とか、熊本はどうかようわかりませんが、そういう...全文を見る
○梶原敬義君 私は、けちばかりつけているわけじゃたくて、いかにすれば、多極分散型国土形成法じゃたいが、ああいう形と並んでこれがどんどん広がっていくようになるかということですから、そのように積極的に受けとめていただきたいと思います。  大分市地域といいますか、今、二十三区を想定し...全文を見る
○梶原敬義君 なぜそういうことを言うかといいますと、例えば地方でこの法律に従って指定を受けてオフィス団地をつくるとしますね。団地はつくるが、それは東京二十三区だけを中心にして働きかけをしてもなかなか難しい。そうなると、それはもうどこからでも来てほしいということになる。だから、そう...全文を見る
○梶原敬義君 終わります。
06月06日第123回国会 参議院 本会議 第20号
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○梶原敬義君 私は、ただいま議題となりました議院運営委員長井上孝君解任決議案について、日本社会党発議者を代表して、その提案理由を御説明申し上げます。  去る六月一日、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案など政府提出の二法案と我が党提出の国際平和協力業務及び国際緊急援...全文を見る
08月07日第124回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  本日の本会議におきまして建設委員長に選任されました梶原敬義でございます。  これまで私は商工と予算委員会を歩いてまいりましたので、建設委員会は初めてでございます。委...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に井上章平君、岡部三郎君、種田誠君及び山田勇君を指名いたします。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 次に、国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、従来どおり、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ござい...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十五分散会
12月07日第125回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として及川順郎君が選任されました。
○委員長(梶原敬義君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 次に、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。岡部三郎君。
○委員長(梶原敬義君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 次に、住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。山崎建設大臣。
○委員長(梶原敬義君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
○委員長(梶原敬義君) 簡単に申し上げます。  確かに、将来家賃を払えないという心配をされる方が随分いまして、その方々の声を聞いてまいりました。
○委員長(梶原敬義君) それでは、他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十分散会      ————◇—————
12月08日第125回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、及川順郎君が委員を辞任され、その補欠として常松克安君が選任されました。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 大阪湾臨海地域開発整備法案を議題といたします。  まず、提出者衆議院建設委員長古賀誠君から趣旨説明を聴取いたします。古賀誠君。
○委員長(梶原敬義君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
○委員長(梶原敬義君) どうぞ。
○委員長(梶原敬義君) 他に発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(梶原敬義君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  大阪湾臨海地域開発整備法案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(梶原敬義君) 多数と認めます。  よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  本法案につきまして、本日の論議を踏まえ、当委員会としての政府への要望事項がまとまりましたので、この際、委員長から国土庁長官に要望いたします。  一、基本方針...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) ただいまの要望に対しまして、国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。東家国土庁長官。
○委員長(梶原敬義君) 審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午前十一時五十六分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕
12月10日第125回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、中川嘉美君及び白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として矢原秀男君及び常松克安君がそれぞれ選任されました。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する質疑は既に終局しておりますので、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようですから、これよ...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、建設大臣から発言を求められておりますので、これを許します。山崎建設大臣。
○委員長(梶原敬義君) 次に、請願の審査を行います。  第二七号公団住宅の建て替えに関して従前居住者の戻り入居と定住を保障する家賃制度の確立と高家賃化の抑制に関する請願外六十件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでご...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(梶原敬義君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後十時二十六分散会      ————◇—————
12月10日第125回国会 参議院 本会議 第4号
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○梶原敬義君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、大阪湾臨海地域開発整備法案は、大阪湾臨海地域における近年の産業構造の変動等経済的、社会的環境の変化にかんがみ、当該地域及びその周辺の地域における活力の...全文を見る